新築でテレビアンテナ工事を依頼すべき業者はどこ? サービスから費用の相場、工事を無料で頼める業者まで、選び方を徹底解説!

2024年05月17日
あさひアンテナ アンテナ工事 無料相談

念願のマイホームを建てられ、ご新居へのお引っ越しを控えておられる方が、快適な新生活を送るためには、その前にさまざまな作業や手続き、工事などが必要となります。

中でもお引越しまでに、ご新居で整えておくべき重要な工事が、インターネットなどに使用する回線の整備と、テレビの視聴環境を整えることです。

現在では、お住まいにおいてインターネット環境は必須の設備と言えます。またテレビ放送も日常の一部であり、お引越しの後、少しでもインターネットやテレビが利用できない期間があれば、大変な不便を強いられることになります。

戸建て住宅でテレビを視聴する方法には、ケーブルテレビ(CATV)や光回線を利用した光テレビ(ひかりTV)なども存在し、それぞれ独自のメリットもございますが、やはり戸建て住宅のご新居では、いったん設置すればNHK受信料や有料チャンネルを除いて多くのチャンネルや番組を無料で視聴でき、10年以上にわたって安定して使用できるテレビアンテナの設置が、もっともコストパフォーマンスの高い方法と言えます。

また新築住宅ではなく、現在、すでにテレビアンテナを設置しているお住まいでも、設置から十数年が過ぎ、アンテナの耐用年数が過ぎて経年劣化によるアンテナのトラブルや故障が発生して、アンテナの修理や交換を行う必要が出てまいります。

そしてこのような新規テレビアンテナ取り付け工事や、アンテナの増設。老朽化したアンテナの撤去と交換。修理などの作業の際には、アンテナ工事を取り扱う業者に、工事を依頼する必要がございます。

しかし各種アンテナ工事に対応する業者にも、当あさひアンテナのようなアンテナ工事の専門業者をはじめ、さまざまな業種が存在します。

その業種によって、対応できるアンテナ工事の種類や料金の相場、また工事の進め方や施工、サービスの品質まで、さまざまな違いが出てまいります。

当コラムでは、新築や既設の戸建て住宅で必要となる、アンテナの新規設置や増設、交換、修理などの各種アンテナ工事の主な種類や概要と、それらの工事に対応できるアンテナ業者について、それぞれの特徴や料金相場、サービス内容など関連の情報を詳しくご説明し、オススメできるアンテナ工事業者をご紹介してゆきます。

さらに当あさひアンテナでは、新築住宅へのテレビアンテナ設置や、ケーブルテレビ、光テレビからの乗り換えをご検討のお客様に対して、地デジおよびBS/CSアンテナの設置工事費、インターネット回線の解説工事費が「実質無料」になる、お得な工事もご案内しております。

お住まいにてアンテナ取り付けをはじめとする各種アンテナ工事をご検討の方、さらにはアンテナ取り付け費用をできるだけ抑えたい等、さまざまなご希望をお持ちの方には、ぜひ本コラムのお役立ち情報をご参考にしていただき、低価格で高品質な施工を実現できる業者を探す方法、さらには実質無料でアンテナを設置する方法についてご確認くださいませ。

アンテナ工事業者が対応できる主なアンテナ工事とは?

今、もし新築や既存の住宅において、テレビアンテナの新規設置や交換、修理などの作業が必要になった場合に、工事を依頼できる業者は、主に「アンテナ本体や機材を購入できる家電量販店やホームセンター」「住宅を建てたハウスメーカー、工務店、またはリフォーム業者」「町の電気店」。そして当あさひアンテナのような、インターネット上にホームページを掲載する「アンテナ工事の専門業者」等になります。

これら各業者によるアンテナ工事の内容や詳細については、後の項で詳しくご説明いたしますが、ここではまず、一般的な戸建て住宅で必要となり、各業者に依頼できるアンテナ工事の種類について、工事のジャンル別で、その内容な対応できる主な業者などについて一覧で解説してまいります。

お客様満足を大切に あさひアンテナ

テレビアンテナ新規設置工事とは?

ここでは、アンテナ設備のない既設住宅や、すでにアンテナが設置されている既存の住宅に、新しくテレビアンテナを設置する場合の、設置されるアンテナの種類別の工事。またそれに伴って必要となるケースがある工事。また各工事に対応できる業者についてご紹介します。

テレビアンテナ設置1:地デジアンテナ基本設置工事

現在の日本で、もっとも基本的なテレビ放送である地上デジタル放送。いわゆる地デジ放送を受信する、地デジ用アンテナを設置する工事です。

地デジ放送では、日本でも全国の要所に設置された地デジ電波塔から、その周辺エリアに地デジ電波を送信することで、日本国内でも多くの人が居住する、ほとんどのエリアにテレビ電波を送信している「地上波放送(地上波テレビ放送)」になります。

地デジ放送は、現在の日本において、非常時の緊急情報などを送信する役目もある基幹的な放送であるため、NHKの受信料を除けば、日本国内では地デジアンテナやワンセグ・フルセグ機器を用いることにより、不特定多数の誰でも視聴できます。

この地デジ用の電波は、UHF波(極超短波)と呼ばれる電波のうち、470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯が使われており、その波長の幅は、約40センチから60センチ程度です。

したがって住宅などに設置される地デジアンテナ機種もすべて、地デジ電波であるUHF波の周波数帯に対応する「UHFアンテナ」になります。

このUHF波は、空間を伝わる際に減衰しやすく、地デジ視聴に十分な電波が到達するのは、おおむね電波塔から視界で見渡せる範囲になります。そのため地デジ電波のレベル(強度)は、電波塔からの距離などの影響から、エリアによって異なってまいります。

この受信できる地デジ電波レベル別のエリアは、電波レベルを示す単位「㏈(デシベル)」を基準に、一般的には強電界地域(受信レベルが80㏈以上)、中電界地域(受信レベルが80㏈から60㏈)、弱電界地域(受信レベルが60㏈以下)の三通りに分けられています。

他にも地デジ電波は、山地や建物などの障害物に遮られる性質があり、ビルなどであれば乗り越えた先で広がって届きますが、ビルの影に当たる直近部や、住宅密集地で家と家の間などの狭い空間には届きにくくなります。一方で一般的な住宅で、建材や屋根材、断熱材が電波を遮らない素材であれば、屋根や壁を通してある程度は屋内にも地デジ電波が届きます。

また一年を通した気候や天候(雨などの水分)にも影響を受け、同じ場所でも年間を通して6㏈程度の変動が生じる他、雨などの際には受信レベルが大きく低下することもございます。

そのため、戸建住宅に設置される地デジアンテナは、現場の電界地域や周辺環境、また気候や天候などによる電波レベルの変動も踏まえて、アンテナ機種や受信性能別のモデル、また受信しやすい設置位置を選ぶ必要がございます。

現在、戸建住宅に設置される主な地デジアンテナ機種は「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の三種類になり、それぞれ受信性能や外観、設置位置などに特徴がございます。

これら各機種の特徴や設置方法、工事価格の相場などは、以下の別項目で詳しくご紹介いたしますが、基本的に新築住宅のテレビアンテナ工事では、まずこれらの機種から最適なものを選んだ「地デジアンテナ工事」が基本の工事となり、その他、必要やご要望に応じて、BS/CSアンテナ設置や、住宅に合わせたアンテナ配線部の機器など、追加の工事を加算してゆく形んなります。

なお、各アンテナ工事業者による、地デジアンテナなど各種アンテナ取り付け工事では「基本設置工事」「標準取り付け工事」などの呼び方で、料金や施工内容、使用するアンテナ機材について表記しております。

この「基本設置工事」とは、通常は地デジアンテナ本体をお住まいに設置し、アンテナから電波を送るアンテナケーブル(同軸ケーブル)のみで配線を行うだけの、基本的な工事になります。

そのためお住まいの条件によっては、地デジアンテナ基本設置工事の他に、受信したテレビ電波を増幅するブースター(増幅器)など、アンテナ周辺機器の追加設置工事が必要になるケースも出てまいりますのでご注意ください。

また地デジアンテナの設置工事が必要になるケースとしては、新築住宅へのアンテナ設置はもちろん、すでに地デジアンテナが設置されている住宅で、アンテナの故障や老朽化、またより性能の高いアンテナ機種への変更のため、アンテナの交換を行うといったケースが考えられます。

地デジアンテナ設置に関しては、もっとも基本的な工事であるため、上記したほとんどのアンテナ工事業者が対応しております。ただ最新モデルや一部の設置位置など、やや難しい施工の場合は、アンテナ工事の専門業者以外の、一部業者では対応できないケースもございます。

地デジ放送の基礎知識や電波の性質、また使用できる主な地デジアンテナ機種については、以下の各コラム記事にもそれぞれ詳しい解説がございます。

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は?

・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

・地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?

・地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?

・地デジ強電界地域の調べ方とは? 強電界地域用テレビアンテナ機種の選び方、適したアンテナ取り付け工事の進め方も徹底解説

・中電界地域と強電界、弱電界地域の電波レベルの違いとは? 該当する地域の調べ方、適した地デジテレビアンテナの選び方も解説

・地デジの弱電界地域に最適なテレビアンテナの種類と取り付け工事の選び方とは? 強・中・弱の電界地域の調べ方も徹底解説

・ご要望別・地デジアンテナの機種と設置の方法

・屋外用地デジアンテナで最強と呼べるランキングでも人気おすすめモデルの選び方は? アンテナを室内空間に設置する方法も紹介!

・戸建て住宅のテレビアンテナ工事で人気のアンテナ機種は? 料金や工事費用の相場、失敗しない業者の選び方も解説!

・通販で買える新築戸建てにおすすめ地デジ用UHFアンテナの高性能機種は? 素子数や外観などの選び方、可能な工事の費用も解説

・地デジテレビアンテナの種類とは? 地上デジタル放送用UHFアンテナの特徴とモデルの違い、適した工事の選び方を解説!

・地デジ用テレビアンテナ各種類の違いと選び方とは? 戸建て住宅への設置や交換する方法、工事費用はいくらかの相場も解説!

・地デジ用テレビアンテナの種類と選び方とは? アンテナ本体の特徴と価格、設置の費用、業者による工事料金の相場まで解説!

テレビアンテナ設置2:BS/CSアンテナ設置工事(新規設置/増設)

現在では地デジ放送の他に、衛星放送も一般のご家庭に広く普及しております。この衛星放送は、地デジ放送とは、放送の形式から使われるテレビ電波の種類までまったく異なるため、衛星放送をご試聴になるためには、地デジアンテナとは別個に、衛星放送用のアンテナであるBS/CSアンテナを設置する必要がございます。

衛星放送とは、地球の赤道軌道上、約36,000キロの上空で周回しているため。地上からは常に上空の一点に静止して見える「静止衛星」から広範囲に電波を送る放送になります。

そのため一基の静止衛星で、日本国内の全域など広範囲へ、大容量の情報を効率的に送信できる。また地上の地形や建築物、災害などにも影響されにくく、安定して放送できるなどのメリットがございます。

なお日本の衛星放送には、「放送衛星(Broadcast Satellite)」を使用して、NHK、広域民放などの無料チャンネルと月額料金制の有料チャンネルが存在し、日本国内の不特定多数を対象とするBS放送。

また「通信衛星(Communication Satellite)」を使用し、CS放送事業者と契約した視聴者のみを対象としている放送で、大半が有料チャンネルながら多チャンネルが特長で、契約視聴者は1チャンネルからお好みで視聴契約できるCS放送の二種類になります。

また2018年(平成30年)12月1日には、このBS放送、CS放送にそれぞれ多数の4K、8Kチャンネルが追加される形で「新4K8K衛星放送」もスタートしております。

このBS放送の放送衛星、またCS放送の主要なサービスである110度CS放送(スカパー)の通信衛星は、日本国内から見て東経110度(南西方向)の上空に位置しております。

これらBS、CSの静止衛星から日本全域に送信される電波は、UHF波より格段に周波数帯が高いマイクロ波でも、センチメートル波(SHF波)と呼ばれる電波です。

日本の衛星放送では、SHF波のうち周波数帯が12GHz(ギガヘルツ)前後で、波長の長さは25ミリ前後である電波を使っており、この電波は「12GHz帯」と呼ばれます。

そして新4K8K衛星放送スタート以前の「2K衛星放送」では、右回りの螺旋を描く12GHz帯の電波「右旋円偏波」が使用されていました。ただ新4K8K衛星放送では、右旋の電波で使用できる周波数帯が不足したため、BS放送のNHK、広域民放の4Kチャンネルを除き、新しく左回りの螺旋を描く「左旋円偏波」を導入し、その周波数帯を割り当てております。

いずれにせよ12GHz帯の電波は周波数帯が高いため、その性質は光に近く、直進性が高くなっております。そのため電波のエネルギーを集中させやすく、宇宙空間の静止衛星から地上までの長距離を送信する電波に適しております。

この12GHz帯の電波を、静止衛星から日本全域をスポットライトで照らすようなイメージで送信していることになりますが、その光のような性質から、光が障害物に当たると影ができるのと同様に、電波が遮られてしまい、BS/CSアンテナの側で受信しにくくなる性質もございます。

他にも、雨や雪の粒が12GHz帯の波長(25ミリ)に近い悪天候では、雨や雪により電波が吸収され、乱反射も発生するなどで、BS/CSアンテナの側で受信不良が起こる「降雨減衰」「降雪減衰」

また日本国内でも、中心部に比べて静止衛星からの距離が遠くなる、日本国内でも北部や南端部、離島部などでは、距離による減衰から12GHz帯の電波のレベルがやや弱くなるといった特性もございます。

この12GHz帯の電波を受信する衛星放送用アンテナ、BS/CSアンテナについては、以下、各種アンテナ機種の項で詳しくご説明いたします。

なおBS/CSアンテナも、現在では広く普及しているテレビアンテナであるため、設置工事に関しては、基本的に上記したどの業者でも対応が可能です。

なお、衛星放送の仕組みやその電波の性質、新4K8K衛星放送の詳細については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・超高画質!4K・8K放送の魅力と工事について

・2K放送と4K、8K放送の違い

・用途・目的別、4Kテレビ、8Kテレビをおすすめできる方

・雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?

テレビアンテナ設置3:地方局アンテナ設置工事

ほとんどの戸建住宅の現場で設置されるテレビアンテナとしては、基本的に上記の地デジアンテナに加え、必要に応じてBS/CSアンテナを設置する、最大で二基となります。ただ現場の条件によっては、もう一基「地方局用地デジアンテナ」が設置されるケースもございます。

地デジ放送で受信できるテレビ放送のチャンネルは、全国的に視聴できるNHK、広域民放と、国内でも主要な都市圏の一部都府県で別個に存在し、その都府県内を放送エリアにしている独立放送局の「地方チャンネル」がございます。

地方チャンネルとは、具体的には東京都の東京MXや埼玉県のテレビ埼玉(テレ玉)、千葉県の千葉テレビ(ちばテレ)、兵庫県のサンテレビジョン(SUN-TV、おっさんテレビ)などになります。

このNHK、広域民放、地方チャンネルとも、すべて上記したUHF波の周波数帯で送信されているため、基本的には一基の地デジアンテナで、すべてのチャンネルを受信できます。

ただ地デジアンテナには、アンテナの真正面に当たる方向でもっとも受信感度が高まり、その方向を中心にした一定の角度の範囲でのみ受信性能を発揮する「指向性」という性質がございます。

したがってアンテナの真横や真後ろなどでは、地デジ電波はほとんど受信できなくなります。この指向性には、地デジ電波レベルを乱す別方向からの余計な電波(ノイズ)を遮断する役割もございます。

また指向性はアンテナの機種や受信性能によっても異なり、指向性が高い(受信できる範囲が狭い)地デジアンテナほど、その範囲に受信感度が集中して高まり、アンテナ正面を電波塔へと正確に向けることで、ノイズも受信しにくくなるのです。

そして地デジ放送は上記の通り、日本各地に設置された、多数の電波塔から周辺に地デジ電波を送信しておりますが、独立放送局が存在する都府県では、都府県内でNHK、広域民放を送信する電波塔と、地方チャンネルを送信する電波塔が別個の場合もございます。

そして地デジアンテナを取り付ける現場の住宅から見て、NHK、広域民放の電波塔と、地方チャンネルの電波塔の方向がほぼ同じ方向にあれば、一基の地デジアンテナでも問題なく受信できることが多くなります。

しかし地デジアンテナの位置から見て、それぞれの電波塔が90度や180度など、極端に違う位置に設置されている場合、双方の電波の方向が、地デジアンテナの指向性の範囲(半値幅)に収まらず、一基のアンテナでは、どちらか一方の電波しか受信できないことになります。

このような条件のお住まいで地方チャンネルをご覧になる場合には、NHK、広域民放の電波塔に向けたメインの地デジアンテナとは別に、地方局の電波塔へと向けた、地方局(地方チャンネル)用の地デジアンテナ設置が別個に必要となるのです。

この地方局用アンテナ設置工事費は、アンテナ取り付け業者に依頼する場合、おおむね地デジアンテナをもう一基設置するのと同等の工事費用で対応できます。

なお当あさひアンテナでは、上記のような理由から、一基の地デジアンテナではNHK、広域民放、地方チャンネルをすべて受信することが難しい現場であっても、現場に届く「反射波(地デジ電波が高層ビルなどにぶつかって反射し、方向が変わった電波)」を利用するなどして、できる限り一基の地デジアンテナで、すべてのチャンネルを安定して受信する方法を追求しております。

ただ、どうしても一基の地デジアンテナで地方チャンネルまで受信することが難しい場合のみ、地方局アンテナの追加設置工事を、アンテナ本体や必要な部材、金具などの費用も含めて、現在、サービス価格である、税込み「15,000円」からでご案内しております。

また地方チャンネルや地デジアンテナの指向性、角度調整については、以下の各コラム記事でもそれぞれ詳しくご説明しております。

・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!

・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!

・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

・東京都のローカル局「東京MX」とはどんなテレビ局か?

・神奈川県のローカル局「テレビ神奈川(tvk)」とはどんなテレビ局か?

・埼玉県のローカル局「テレビ埼玉(TVS)」とはどんなテレビ局か?

・千葉県のローカル局「千葉テレビ(ちばテレ、CTC)」とはどんなテレビ局か?

・群馬県のローカル局「群馬テレビ(群テレ、GTV)」とはどんなテレビ局か?

・東京MXは東京都以外でもテレビで視聴できる? 日本各地でエムキャスなどにより東京MXその他の地方チャンネルを見る方法

テレビアンテナ設置4:既設アンテナ撤去、処分工事

上記の通り、テレビアンテナの設置工事は、アンテナのない新築物件に設置する以外にも、既存の住宅で設置されているテレビアンテナが寿命を迎え。故障、老朽化した際なども、アンテナの交換工事が行われることになります。

この場合、新しいアンテナを設置する前に、既設の古いアンテナを撤去する必要が出てまいりますが、特に屋根の上に設置されている大型の八木式アンテナ、BS/CSアンテナなどでは、その作業にも危険が伴ってまいります。

さらに大型で金属製のテレビアンテナは処分も難しく、お住まいの自治体のゴミ回収ルールなどに沿って、回収料金をご負担の上で処分する必要も出てまいります。

これらの作業も、アンテナ工事の業者にアンテナの交換工事を依頼する場合であれば、一定の費用でアンテナの撤去作業を行い、そのまま古いアンテナの処分までを頼むことができます。

この作業も、テレビアンテナ設置に対応する業者であれば、ほとんどが対応しており、その費用はおおむね5,000円程度から10,000円強になります。

なお当あさひアンテナの場合は、アンテナ設置工事に伴う撤去作業で、全長が最大1.8メートルまでのアンテナであれば、税込み「5,000円」で、アンテナ撤去および、その後の処分までを一貫してお引き受けいたします。

なおアンテナの撤去や交換が必要となる、各種テレビアンテナの寿命や、その見極め方、交換工事の進め方などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・テレビアンテナの寿命と交換時期は? 地デジ・衛星放送別に必要な工事を徹底解説!

・BS/CS衛星放送や地デジ用アンテナの寿命と交換時期は何年? 取り付けから約10年でテレビが映らない時の対処法を解説!

・ご自宅に設置されているテレビアンテナを交換する時とは? 工事にかかる費用の相場はいくらか、また工事を進める方法を解説!

・衛星放送用BS/CSテレビアンテナの寿命は何年? 取り付けから約10年後の交換工事の時期や映らなくなった時の対処法を解説

アンテナ配線部・周辺機器の設置工事とは?

一般の戸建てのお住まいにて、複数のお部屋に設置されたテレビで、安定した受信レベルを確保して地デジ、衛星放送をご覧になるためには、テレビアンテナ以外にも、アンテナと各部屋のテレビを接続するアンテナケーブル配線の間に、さまざまな周辺機器が必要となります。

特に新築住宅では、各種のテレビアンテナだけではなく、テレビアンテナの配線部に必要な機器も設置されていないケースが多いため、テレビアンテナの基本設置費用に加え、機器の設置工事費、その他、必要な機材、工事費がアンテナ取り付け工事費用の総額となります。

また、例えば地デジアンテナのみの住宅にBS/CSアンテナを増設する。旧式の2K対応BS/CSアンテナを、新4K8K衛星放送に対応する2K4K8K対応型BS/CSアンテナに交換する場合には、アンテナ配線部の機器も、追加されるテレビ放送の電波に対応できる機器へと交換する必要も出てまいりますので、ご注意ください。

以下、アンテナケーブル配線部に設置される各アンテナ周辺機器の種類やその役割、業者による設置工事費用の相場などについてご説明してまいります。

なおアンテナ配線部の全体については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・戸建住宅におけるテレビアンテナ配線を徹底解説!

・戸建ての家へのテレビアンテナ設置と配線、周辺機器の取り付け工事を行う費用の相場とは? 料金の安い業者の選び方も解説

・戸建て住宅で地デジテレビアンテナを取り付ける工事に必要な配線とは? 設置にかかる費用の相場、料金や業者選びの方法も解説!

機材設置工事1:混合器・分波器設置工事

「混合器」とは、戸建て住宅に地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置する。また地方局用アンテナが必要な現場など、二基以上のテレビアンテナを設置する場合に、それぞれのアンテナからテレビ電波を送るアンテナケーブルを、一本のアンテナケーブルにまとめる機器です。

この混合器により、その先で必要になるケーブルの長さや周辺機器を抑え、配線をシンプル化することで、アンテナ工事のコスト(工事料金)や、トラブル発生のリスクを軽減できるのです。

この混合器は、テレビアンテナの配線部でも、テレビアンテナにもっとも近く、各アンテナから延びるケーブルの先に設置されます。

そのため地デジアンテナ一基のみを設置する現場では、当然ながら混合器が必要ございません。また地デジアンテナとBS/CSアンテナを設置する現場では、現在ではほとんどの場合、後述するブースターが混合器の機能も備える「UHF/BSCS混合ブースター」が使用されるため、混合器が単体で使用されるケースは、実際にはさほど多くはございません。

また地デジのUHF波と、衛星放送の12GHz帯の電波(が変換された周波数帯)を混合器などで混合した場合、テレビなど受信機器の前でもう一度、双方の電波を二本のケーブルに分け、それぞれのチューナー端子に接続する「分波器」が各部屋に必要になります。ただ、この分波器は一個が数百円程度からと低価格で、ケーブルと一体型の製品もございます。

なおアンテナ工事の各業者が混合器を取り付ける工事の費用は、機材の金額を含めて、15,000円から25,000円程度が一般的な相場です。

当あさひアンテナでは、混合器を単体の設置する場合に、国産大手メーカー製の高品質な機材の代金を含めて、税込み「15,000円」でご案内しております。

混合器や分波器については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

・戸建て住宅のテレビアンテナ工事に必要な配線と分波器の役割とは? 地デジ、BS/CS放送に適した機器の選び方も解説!

機材設置工事2:ブースター設置工事

現在のテレビアンテナ配線では心臓部ともいえる重要な機器が「ブースター(増幅器)」あるいはアンテナブースター、テレビブースターと呼ばれる機器です。

このブースターとは、地デジや衛星放送のテレビアンテナで受信した電波を、住宅内で必要なレベルに増幅する装置になります。

基本的にブースターは、中電界地域から弱電界地域など、受信できる地デジ電波レベルが弱いエリアで、不足する電波レベルを補うために設置されますが、強電界地域でも、住宅内に三台以上のテレビなど受信機器を設置する(三部屋以上でテレビをご覧になる)お住まいでは、すべてのテレビで十分な電波レベルを確保するため、ブースターの設置が必要です。

そのため現在では、戸建て住宅の場合、ブースターは実質的に設置が必須の機器と申せます。

なおアンテナ工事業者がアンテナ取り付け、およびアンテナ配線を行う場合、主に設置されるブースターは「屋外用ブースター」と呼ばれる機種になります。

これはその名の通り、テレビアンテナの真下など、屋外に設置されるブースターで、電波の増幅性能が高いほか、本体に当たる増幅部と、電源を供給する電源部に分かれていること。特に増幅部は風雨などにも強い頑丈な構造であるなどの特徴がございます。

ブースターは、アンテナが受信したテレビ電波だけでなく、混入するノイズも増幅する性質があるため、増幅部はできるだけノイズが混ざらないよう、アンテナの近くに設置されます。

屋根の上のマストに地デジやBS/CSアンテナを設置する場合には、同じマストの下部。1メートルから1.5メートルほど離した位置か、アンテナを屋根裏などの引き込んだすぐ近くの位置などに増幅部が設置されます。これはアンテナとブースターが極端に近すぎても、互いの電波が干渉してノイズが生じる場合もあるためです。

またデザインアンテナの場合は、その構造もあって、アンテナの裏側、ブースター用に用意されたくぼみの部分などに固定されることもございます。

なおブースターは、電気的なエネルギー波である電波を増幅する電子機器であるため、電源が必要となります。ブースター電源は、屋根裏などに引き込まれたアンテナケーブル配線と、電源コンセントに接続した電源部により、アンテナケーブルを通じて増幅部に送られることになります。

ブースター電源部を接続するコンセントは、多くの住宅で屋根裏空間にあらかじめ設置されておりますが、もし電源コンセントがない場合は、工事を行うアンテナ工事業者があらためて設置いたします。

屋外用ブースターの種類には、増幅できるテレビ電波に応じて、地デジ電波のみに対応する「UHF帯ブースター」と、地デジと衛星放送の電波に対応し、混合器の機能も持つ「UHF/BSCS混合ブースター」があり、設置されるテレビアンテナに合わせて使い分けられます。

また屋外用ブースターの他にも、電波の増幅性能はやや低くなる分、低価格かつ設置が簡単で、電波の増幅量が少なくていい現場や、屋内の一部の部屋のみで電波を増幅する場合に使われる「室内用ブースター」や、室内でアンテナコンセントとテレビなど受信機器を結ぶケーブルの間に設置される、小さな筒や箱のような、増幅性能も限られる小型ブースターで、屋外用ブースターの補助として、アンテナからの配線が長いなどから受信レベルが不足する部屋にのみ使用される「ラインブースター(前置ブースター)」などの機器が存在します。

なお一部の大手ハウスメーカーの新築住宅では、このブースターを含めて、そこから各部屋までのアンテナ配線が、すでに配備されている場合もございます。

そして各種アンテナ工事業者が屋外用ブースターを設置する場合の工事料金は、高所への設置や増幅レベル調整の作業費も含めて、UHF帯ブースターで20,000円から30,000円強。UHF・BSCS混合ブースターで25,000円から35,000円前後が相場になります。

当あさひアンテナでは、テレビアンテナ設置工事に伴うブースター設置についても、国産大手メーカー製の高品質ブースター本体や必要な部材、調整作業の費用も含めて、UHF帯ブースターは税込み「20,000円」。UHF・BSCS混合ブースターは税込み「25,000円」でご提供しております。

その他にも室内用ブースターやラインブースターなどもご用意しておりますので、現場の受信環境やテレビの台数などの条件に応じて、最小限の費用でテレビ電波レベルの安定を実現できるブースター取り付けをご案内いたします。

なおブースターの種類や機能、設置や調整の方法などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】

・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

・テレビ放送の映りが悪い際にアンテナブースターの交換は必要?

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

機材設置工事3:分配器設置工事

上記のようにテレビアンテナから電波を送るアンテナケーブルは、複数台のテレビアンテナが設置されても、混合器や混合ブースターにより一本化されます。

この一本のケーブルで送られるテレビ電波を、住宅内の各部屋へと分配する装置が「分配器」です。分配器は、アンテナ側からのケーブルを接続する入力端子が一個。そして各部屋へケーブルを通じて電波を送る複数の出力端子を持つ機器になります。

分配器の分配数(出力端子の数)は、2分配から8分配まで、7分配を除いた6種類があり、通常は、住宅で必要な分配数に、予備の1出力端子を加えた機器が使用されます。

分配器の特性は、入力された電波レベルが、4分配ならそれぞれ4分の1ずつと、分配数に合わせて等分に分配される点です。ただ実際には、電波が分配器やその端子を通る際に、抵抗によるわずかな電波の減衰も生じます。

なお地デジ電波などのレベルを示す「㏈」の数値は、10を底とする常用対数を示しております。簡単に言えば㏈数が高いほど、電波レベルを何乗する数値が増える形で電波レベルが強まっていくという意味になります。例えば20㏈の2倍が40㏈、逆に4等分すればそれぞれが5㏈になるといった単純な計算ではありませんので、ご注意ください。

分配器の種類は、分配数の他にも対応できる電波の種類で、地デジ、BS/CS双方の対応型に加え、現在では。新4K8K衛星放送に対応する「4K8K(3442MHz)対応型」の機器も存在します。

また他にも「一端子通電型(電流通過型)」「全端子通電型(電流通過型)」の違いもございます。

これは、詳しくはBS/CSアンテナの項で後述いたしますが、BS/CSアンテナに設置されるコンバーターには、ブースターの電源部か、テレビなどのチューナー端子から電源を供給する必要がございます。

そしてテレビからコンバーターへの電源供給で、特に各部屋に複数のテレビが設置される場合には、特定の一台のテレビから常に電源を供給するか、各テレビで衛星放送を視聴する際にのみ電源を供給するかで、電源供給の方式が変わり、それに応じて一端子通電型、全端子通電型の分配器を使い分けます。

分配器の一端子給電型は、出力端子の中で一端子のみ通電するもの。全端子通電型はすべての端子が通電するもので、現在では全端子通電型による給電が一般的ですが、一端子通電型は価格が安くなるため、住宅内で衛星放送を視聴するテレビの台数が少ない場合などに利用されます。

この分配器については、現在の大手ハウスメーカーの新築住宅では、住宅内の各部屋にあるアンテナコンセントから、分配器までの設置が完備されていることが多くなります。分配器の主な設置位置は、ハウスメーカーや住宅の仕様によっても異なりますが、浴室にある天井点検口。屋根裏空間。住宅内のマルチメディアボックス。屋外ボックスなどになります。

分配器が設置された戸建て住宅では、テレビアンテナ設置工事は、アンテナ本体とブースターの取り付けだけで完了するケースが多くなります。ただ住宅によっては分配器が設置されていないこともございますので、その場合は、アンテナ工事に伴う分配器の設置も必要となります。

なお分配器の実売価格は、分配数によっても大きく変化いたしますが、分配数が少ないものでは、数百円程度の品も存在します。ただこのような品は耐久性などに問題が多いため、アンテナ工事に伴う分配器は、長期の使用を前提とした、大手メーカー製の高品質機器を使うことが重要になります。

したがってアンテナ工事業者による分配器の設置工事費も、分配器本体の価格込みで5,000円から30,000円強と、使用する分配数によって相場に幅が出てまいります。

当あさひアンテナの分配器設置工事では、国内大手メーカー製の高品質機材の価格も含めて、税込み「5,000円」からでご提供しておりますが、分配器の分配数や種類によっても価格が変動してまいります。その点はどうかご理解ください。

なお分配器の種類などの詳細や、上記した分波器、また分岐器と呼ばれる機器など、類似して間違えやすい機器との違い、区別の方法などは、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・1基のアンテナから家にあるすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方、分波器などとの違いを徹底解説!

・アンテナ工事の「分配器」とは何?「分波器」「分岐器」との違い

・テレビアンテナへの分配器の設置で、現場の電波レベルや条件に適した選び方と注意点を徹底解説。分波器や分岐器との違いとは?

・テレビアンテナの分配器の設置・接続、交換方法と注意点

・テレビアンテナの電波を各部屋に分岐する方法は? 分配器と分波器の違い・接続方法や選び方

機材設置工事4:アッテネーター設置工事

「アッテネーター(減衰器)」とは、テレビアンテナで受信したテレビ電波を弱める(減衰させる)という、ブースターとはまったく逆の装置になります。

本体はアンテナケーブルの間などに設置する小さな筒状のもので、電波が通過する際の抵抗で一定の電波レベルを弱めるシンプルな構造で、電源も必要ございせん。

地デジ電波の場合、テレビなど受信機器に届いた時点の電波レベルが34㏈以上、89㏈以下であれば、安定した視聴が可能になります。しかし33㏈以下や、90㏈以上と強すぎる場合には、画面の乱れ、映らないといった問題が生じます。

実際には気候や天候などによる電波レベルの変化を想定して、テレビなどに届く時点の電波レベルは46㏈以上、81㏈以下、最低でも40㏈以上になるよう調整されます。

ただ最近のテレビ、レコーダーなど受信機器には、届いた電波レベルが強すぎる場合に機器側で適度に減衰させ、調整できるアッテネーター機能を有するモデルも多くなっております。

実際にアンテナ配線部にアッテネーター設置が必要になるケースとしては、地方局アンテナの項でご説明した通り、NHK、広域民放の電波を送る地デジ電波塔と、地方チャンネルの電波を送る電波塔が異なる場合などに、それぞれの電波塔までの距離や出力の差で、チャンネルごとの電波レベルに極端な差が出る場合がございます。

このように同じ地デジ電波でも、チャンネルごとのレベル差が大きすぎると、受信に問題が生じるため、このレベル差を抑えるため、電波レベルが強いチャンネルをやや減衰させることで、チャンネル全体の受信レベルを安定させることは、アッテネーターの主な用途になります。

そのため実際にアッテネーターが必要になる現場は多くはなく、その設置費用は、アッテネーター本体の代金を含めて、おおむね5,000円から8,000円程度が相場になります。

なお当あさひアンテナでは、アッテネーターが必要な現場における設置工事を、機器本体の価格や適切な調整を含めて、税込み「5,000円」からでご案内しております。

機材設置工事5:アンテナケーブル設置工事

住宅のテレビアンテナから室内のテレビ、レコーダーまで、上記の各種機器を経由して接続し、テレビ電波を届けるケーブルには「同軸ケーブル」と呼ばれるケーブルが使用されます。

業者によるテレビアンテナ基本設置工事の場合、一定の長さまでのアンテナケーブル、主に一般の住宅で必要となる平均的な長さまでの代金は、基本設置工事費に含まれることが多くなります。

ただ住宅の広さや形状などで、それ以上の長さが必要となる場合には、超過分のケーブル代金が加算されることもございます。

また同軸ケーブルにも内部の素材や構造などによる品質の違いがあり、品質に応じて対応できるテレビ電波(地デジ、2K衛星放送、新4K8K衛星放送)にも違いがございます。

そのため、特にアンテナや配線部の設置時期が古いお住まいで、新しく衛星放送用アンテナを設置する、特に新4K8K衛星放送に対応する場合には、ブースターや分配器などの機器だけでなく、アンテナケーブルも衛星放送や新4K8K衛星放送の電波に対応できないケースがございますので、この場合は機器だけでなくケーブルの交換も必要になってまいります。

他にも、特に屋外の配線部などで、ケーブル配線の上に保護用のチューブやカバーを設置するなどの場合にも、それら部材の費用が加算されることがございます。

アンテナケーブル(同軸ケーブル)の構造や品質、種類ごとに対応できるテレビ電波やその見分け方については、以下の各コラム記事でご紹介しております。

・室内のテレビアンテナケーブルを延長する方法とは? アンテナ線なしのワイヤレスで地デジ、衛星放送を見る方法も解説!

・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!

・テレビ放送や受信機器、設置工事に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と違い、選び方を徹底解説!

・テレビアンテナとテレビを結ぶアンテナケーブル(同軸ケーブル)とは? ご家庭向けケーブルの種類と性能の違いを徹底解説!

・地デジアンテナとテレビを接続するケーブル(同軸ケーブル)とは? 衛星放送でも使えるケーブルの種類や市場や通販の価格も解説

・地デジや衛星放送のアンテナとテレビを接続するケーブルとは? 同軸ケーブルによるアンテナ配線とその工事について徹底解説!

即日工事 アンテナ工事 あさひアンテナ

アンテナ修理・調整工事とは?

すでにテレビアンテナが設置されている既存の住宅で、テレビアンテナのトラブルによりテレビ放送が正常に映らなくなった場合、アンテナ本体がさほど老朽化しておらず、トラブルの原因が軽微なものであれば、不具合部分の修理のみで復旧できるケースが多くなります。

これらのアンテナ修理工事に関しては、おおよそ以下の二種類のパターンが多くなります。

なおこれらの修理工事も、基本的にアンテナ設置工事に対応できる業者であれば、同じように対応できるケースが多くなります。ただ家電量販店やホームセンター、またハウスメーカーの場合は、同じ会社や店舗で取り付けたテレビアンテナ以外のアンテナ修理には対応できないケースもございます。

逆にアンテナ工事の専門業者であれば、自社施工でもそれ以外のアンテナでもトラブル時の修理に対応できる他、業者が施工したテレビアンテナであれば、長期保証が用意されているケースも多いため、保証期間中のトラブルであれば無料で復旧対応を受けられるケースも多くなります。

アンテナ修理・調整工事1:既設アンテナ修理工事

例えば地デジ用の八木式アンテナで、素子(地デジ電波を受信するパーツ)の軽微な破損、またアンテナケーブルや接続部の劣化など、簡単な修復や交換で復旧できるトラブルの場合は、既設アンテナを修理する方が、費用を安く抑えることができます。

この場合の修理作業の代金は、トラブルの原因や場所などによっても異なりますが、おおむね業者によって5,000円から10,000円強になってまいります。

当あさひアンテナでは、上記のような軽微なアンテナトラブルでは、そのアンテナ設置が弊社、他社の施工を問わず、税込み「5,000円」よりで修理をお引き受けしております。

なお、トラブルが起きたアンテナが、機種ごとの耐用年数を大きく超過しており、老朽化が進んでいる場合は、一ヵ所を修復しても、その他のトラブルが頻発するケースも考えられます。そのような場合には、アンテナ交換をお選びになる方が、コストパフォーマンスは高くなります。

当あさひアンテナでは、アンテナトラブルの場合、まず既設アンテナの状態を精査して、修理かアンテナ交換か、お客様にとってお得になる方法をご提案いたします。

テレビアンテナの主に物理的な故障や、修理の対処法については、以下の各コラム記事でそれぞれ詳しくご説明しております。

・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは?E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説

・テレビアンテナが故障したときの修理に対応できる工事業者を比較しておすすめ業者をご紹介! 業者別、修理費用の相場も解説!

・地デジやBS/CSアンテナで受信感度が落ち突然テレビが映らなくなる原因、受信レベルを上げ映るよう解決する対処法の工事は?

・テレビアンテナの受信レベル低下で地デジやBS放送が突然、映らなくなる原因と、受信感度を上げて解決する工事など対処法とは?

・BS・CS放送がテレビで正しく映らない原因と対処法・アンテナの受信から工事を解説

・自宅で衛星放送のBS放送が映らない原因と対処法とは? テレビ本体やBS/CSアンテナの調整、修理で解決する方法を全解説!

・衛星放送用BS/CSアンテナの受信レベルが急に低くなりテレビ放送が映らない原因とその対処方法、アンテナレベル確認を解説!

・地デジ、衛星放送のテレビアンテナ故障例、テレビ放送が映らなくなった場合に考えられる原因とその対処法は? 必要な工事を解説

・BS放送、CS放送の衛星放送が映らないアンテナトラブルの原因とその対処法について、ご自宅でも可能な方法をFAQで徹底解説

・地域別・アンテナ修理事例を徹底解説!

・テレビアンテナ修理の依頼前に簡単に自分で調整できること

アンテナ修理・調整工事2:既設アンテナ方向調整

これも上気した通り、地デジアンテナ、特に八木式アンテナ。またBS/CSアンテナとも、指向性が高いため、それぞれ地デジ電波塔や静止衛星の方向へと正確に向ける必要がございます。

一方でこれらのアンテナは、その形状や主に屋根の上などの設置位置から、風雨や雪など自然の影響を受けて、設置から年月が過ぎたアンテナでは設置部などの耐久性が低下してまいります。

そのようなアンテナが台風や地震など、大きな自然災害などの影響を受けると、アンテナの角度が大きく変わってしまい、地デジや衛星放送の電波を受信できなくなることもございます。

このような場合には、あらためて近隣の地デジ電波の方向などを確認し、アンテナ角度を正しい方向へと正確に調整し直す。さらにアンテナの固定部で、場合によっては老朽化した金具を交換するなどして、新品同様の耐久性をも回復し、少なくとも耐用年数を超えるまでは角度のズレが起こらないよう、しっかりと固定し直す作業が必要となります。

このような作業をアンテナ工事業者に依頼する場合は、アンテナの設置位置や機種などによっても異なりますが、おおむね8,000円から20,000円弱の費用になるケースがございます。

当あさひアンテナでは、このようなアンテナ方向調整の工事を、屋根の上など高い位置に設置されたテレビアンテナでも、税込み「8,000円」からでお引き受けしております。

ここでご説明した角度調整など、アンテナの受信不良やテレビ画面の乱れが起こる原因、対処法については、以下の各コラム記事でもそれぞれ個別に詳しくご説明しております。

・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは?

・テレビ放送のアンテナ受信レベルが下がる原因とは? アンテナレベルチェッカーで電波強度を確認する方法とその他の対処法を紹介

・一時的にテレビ画面が乱れる場合の原因と対策・徹底解説!

・電波障害? テレビが映らない原因はアンテナトラブル? 確認と対処法

・テレビ側で地上デジタル放送(地デジ)のチャンネルスキャンができないときの受信、設定の対処方法

・地デジ用UHFテレビアンテナのレベルが下がる原因と対処法とは? VHFアンテナとの違い、受信感度が高まる工事の方法を解説

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

・テレビ放送電波の感度が低くなる原因は? 地デジアンテナの受信レベルを上げるための地デジ電波の基礎知識と工事の対処法を解説

・地デジ、衛星放送で起こりえる電波障害の種類とその対処法

・一部屋だけテレビが映らない不具合の原因と対処法

・地デジ・BS/CS放送のテレビ画面が乱れる原因とその対策

・地デジ放送は映るのにBS/CS衛星放送が映らない場合の対処法

・BS/CS衛星放送は映るのに地デジ放送が映らない場合の対処法

・「700MHz電波障害」とは何か?

アンテナ工事の特殊作業費とは?

設置するテレビアンテナや機材の代金などを含めて、料金が発生する主なアンテナ工事の種類は、以上の通りです。

ただ実際のアンテナ工事では、これらの代金以外にも、追加料金が発生するケースもございます。

まず、アンテナ工事、特に地デジアンテナ工事にあたっては、工事の前に、お住まいに届く地デジ電波状態を確認し、設置するアンテナの機種や、設置の位置を判断する「電波調査」の作業が必須です。

さらにその電波調査の結果に基づき、アンテナ工事の施工内容を判断し、必要となる工事費用をお客様にご提示する「見積もり」も行うことになります。

この見積の金額にお客様がご納得いただき、アンテナ工事の本契約を結んだ後に、実際のアンテナ工事が行われる流れになります。

ただ業者によっては、この電波調査と見積りにも費用が発生することがございます。調査や見積りに必要となる費用は、主に現場への出張料。作業料。また見積もり後に工事契約を結ばず、キャンセルした場合のキャンセル料になります。これらのうち、どの費用が発生するかは業者によって異なりますが、各料金はそれぞれ数千円程度が相場になります。

なお当あさひアンテナでは、お住まいなどでの電波調査、お見積もりについては、出張料、キャンセル料なども含めた「完全無料」の0円にてお引き受けしております。

このお見積もり料金にも、上記した各機材の設置工事費以外の料金が含まれることもございます。

例えばアンテナ取り付け工事では、現場の条件によって、基本設置工事に含まれる各種設置具の他に、特殊な部材が必要となるケースもございます。アンテナケーブルについても上記の通り、基本設置工事費に含まれる一定の長さを超過すると、費用が発生してまいります。

これら追加機材の料金に加えて、アンテナ工事の作業について、特殊な作業や技術が必要となる場合にも、業者によっては特殊作業費などが加算されるケースもございます。

主な特殊作業費は、例えば住宅で言えば三階建て相当など、通常より高い位置の屋根などにアンテナ設置作業を行う場合の高所作業費。また屋根裏、天井裏空間などに地デジアンテナを設置する工事の特殊作業費などになります。

屋根裏空間に地デジアンテナを設置する方法については、後の項で詳しくご説明いたしますが、当あさひアンテナでは、屋根裏、天井裏への地デジアンテナ設置も、追加費用の必要がない、基本設置工事費でお引き受けしております。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事

戸建て住宅に設置されるテレビアンテナの種類は?

上記の、アンテナ工事業者による「テレビアンテナ設置工事」で、家の外に設置される主なテレビアンテナの種類は、地デジアンテナの「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」のうち適したものを一基。そして必要に応じて衛星放送用のBS/CSアンテナを一基。

さらに現場の条件によっては、地方局用アンテナも設置するという形になります。

以下、地デジアンテナの各機種、およびBS/CSアンテナについて、その商品ごとの特徴や工事の方法。費用の相場などについてご説明してまいります。

地デジ:八木式アンテナ

八木式アンテナとは、昭和のアナログ放送時代よりテレビアンテナとして使われ、現在でもよく住宅の屋根の上などに見られる、魚の骨のような形をした古典的な地デジアンテナです。

現在の地デジアンテナ(UHFアンテナ)としての八木式アンテナは、矢印状の骨組みに、短い横棒がいくつもついた形になります。アンテナの正面側(受信側)は魚の頭に見える側とは反対の先端で、この横棒は「素子(エレメント)」と言い、地デジ電波を受信するパーツに当たります。

この素子を利用した「素子アンテナ」は、他の機種よりも受信感度が高まりやすい性質があり、素子の数がそのまま受信性能を示します。八木式アンテナはこの素子数(受信性能)別のモデルとして、主に8素子、14素子、20素子が存在し、強・中・弱の幅広い電界地域にも対応できます。

他にも、Ⅹ字型のパーツの上下左右に、複数の素子パーツを設置した高性能素子を使用し、27素子や30素子などの多素子モデルもあることから、通常モデル約4基分の受信性能を発揮する他、5素子程度でも通常モデル1基とほぼ同等の受信性能になるため、アンテナ本体の小型化にも利用される高性能アンテナ「パラスダックアンテナ」

受信できる地デジ電波の周波数帯(物理チャンネル)を、日本国内の多くのエリアで使われている低めの周波数帯に絞った分、同じ素子数でも受信性能が向上する「ローチャンネル用」「ロー・ミドルチャンネル用」などのモデルもが存在します。

さらに八木式アンテナは、基本的な設置場所が屋根の上などの高所で、地デジ電波を遮る周辺の障害物に影響されにくい。また地デジアンテナ機種でも指向性が高く、20素子モデルで半値幅(もっとも受信性能が高まるアンテナの真正面を基準に、アンテナを左右にずらして受信性能が半分になる角度を示す数値)が「28度から52度」と狭い分、その範囲の受信性能が高まり、アンテナ正面を電波塔の方向へと正確に向けることで、ノイズに影響されにくくなる性質もございます。

これらの特徴から、八木式アンテナは、現在でも地デジアンテナ各機種の中で、受信性能がもっとも高く、地デジ受信が安定しやすい機種になります。

また八木式アンテナは、古くから使用され、設計や取り付け方法が確立された古典的アンテナでもあるため、アンテナ本体価格が安価で、設置費用も地デジアンテナ各機種の中では一番の低価格という特徴もございます。

戸建て住宅の場合、八木式アンテナの主な設置方法は、屋根の上でも面が合わさる頂点部に、「屋根馬(やねうま)」と呼ばれる四脚の土台を置き、そこに「マスト(支柱、ポール)」を垂直に固定。マストの先に八木式アンテナを取り付けます。

次に、屋根の四方へと固定したステンレスワイヤーなどの「支線(ステー)」をマストや屋根馬まで伸ばし、設置具ごとアンテナをしっかりと固定する形になります。

他にも、住宅の壁面やベランダの手すり部などに、設置部から真横に突き出したアームやL字型のマストなどで、マストを垂直に設置できる「サイドベース」という固定具を用いて設置する。ベランダの内部に固定する。8素子程度の小型モデルでは、軒先やベランダから吊り下げるなどの取り付け方法もございます。

近年の住宅には設備として、屋根と一体化し、内部にアンテナケーブルを通すことができるマスト。また敷地の形や気候などの条件から、住宅の敷地内に、電線や光回線などを引き込み、先端にアンテナも設置できる「住宅用引込柱(スッキリポール)」などが用意されていることもございます。

戸建て住宅への八木式アンテナ設置場所は、高い位置を確保することで、アンテナ前方の角度調整も行いやすく、BS/CSアンテナを同じマストに設置できるなどのメリットもございます。

一方で、八木式アンテナのデメリットとして、昔ながらの形状のアンテナが、屋根の上などの高い位置に設置されることから、現在のデザイン性が高い住宅の見た目や周辺の景観を乱してしまう点。

またアンテナ本体や設置具が、台風などの風雨や降雪、海沿いの潮風。鳥の影響による鳥害など、自然環境の影響を受けやすくなり、経年劣化が進みやすく耐用年数(寿命)が短い点が挙げられます。

またそれに伴い、日本国内の景観地域などでは、地域の景観条例などにより、八木式アンテナなどの高い位置への設置が制限される場合もある。アンテナの一部が隣家の敷地にはみ出す「越境問題」が生じることもある。太陽光パネルが設置された住宅では、アンテナがパネルに影を落として発電を阻害することもあるなどのデメリットも生じます。

八木式アンテナを屋根の上など高所に設置する場合の耐用年数(寿命)は10年程度ですが、気候の穏やかなエリアでは、20年近くにわたって安定して使用できるケースもある一方、台風や積雪安堵が多く、環境の厳しいエリアでは、10年未満で老朽化によるトラブルが発生する場合もございます。

また八木式アンテナを高い位置に設置した場合、トラブル時の修理、角度調整などの作業は、必ず業者へとご依頼になる必要もございます。

なお、アンテナ工事の各種業者に、戸建て住宅の屋根の上に八木式アンテナ(20素子通常モデル)を取りつける基本設置工事を依頼する場合、必要となる費用は、業者によっても異なりますが、おおむね20,000円弱から35,000円程度になります。

また壁面やベランダ内外、スッキリポールなどに設置する場合は、基本設置工事費に別途、専用の固定具や特殊工事の費用が加算されるケースもございます。

なお八木式アンテナの弱点である設置の外観性や、風雨などへの弱さを抑える方法としては、壁面やベランダの内外など、目立たず風雨を避けやすい位置に設置する方法もございます。ただこの場合、設置位置が限られ、受信感度がやや低下する場合もございますので、ご注意ください。

また自然環境への対策であれば、八木式アンテナも最新モデルでは、軽量化や表面加工により耐風性や耐水性、防錆性を向上させたモデルもある他、設計や素材の工夫により、潮風や雪、腐食への耐性を高めた雪害用モデル、塩害用モデル、高耐久モデルなどが存在するため、現場の環境に適したモデルを用意することで、経年劣化とそれに伴うトラブルを抑えることに、一定の効果を発揮します。

なお屋根馬を使って屋根の上に八木式アンテナを設置する場合、面と面が合わさる頂点にバランスよく屋根馬を設置する必要があるため、差し掛け屋根や片流れ屋根など、頂点部がない屋根の形状によっては、屋根馬を用いたアンテナ設置に対応できない業者もございます。

しかし当あさひアンテナでは、「水平器」という機器を用いて、現場の屋根の形や角度に応じて屋根馬の足を加工することにより、屋根の傾斜部分でもバランスよく屋根馬を配置し、マストを垂直に立てたう八木式アンテナ設置を実現できる技術がございます。

また八木式アンテナの固定も、まず屋根の四隅からマストまで4本のステーをバランスよく張り、さらにそのステーの途中から屋根馬にも4本のステーを張る、合計8本のステーを的確なバランスで張ることによる、丈夫な設置を実施しております。

他にも、八木式アンテナでも住宅の外観性や、風雨への強さなど、お客様のご要望に対応すべく、綿密な電波調査により、現場の条件で可能な限り、安定した受信が可能な位置を特定して、壁面やベランダ内外などへの設置を工夫いたします。

当あさひアンテナでは、八木式アンテナ本体と、屋根馬やマスト、支線(ステー)などの基本設置具、同軸ケーブルなどの機材、そして防水処理もセットにした基本設置工事では、DXアンテナ製の高品質20素子モデル「UA20」を使用して、税込み「15,000円」からでご対応いたしております。

他にも八木式アンテナでは各素子数モデルやパラスタックアンテナ、ローチャンネル用。またステンレスモデル、塩害用モデル、雪害用モデルなどもご用意しており、さまざまな電波環境、自然環境の現場にご対応が可能です。

なお八木式アンテナ本体の構造や各種モデル、設置方法。また地デジアンテナ全体の受信性能を示す素子数や動作利得などの詳細については、以下の各コラム記事でもご説明しております。

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!

・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!

・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!

・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか? アンテナ機器の選び方を徹底解説!

・地デジ放送用テレビアンテナ、UHFアンテナ機種による素子数の違いとは? 高性能モデルや現場ごとに必要な素子数の機種を解説

・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説

地デジ:デザインアンテナ

デザインアンテナとは、それまでは地上波テレビ放送用のアンテナが八木式アンテナ一種類のみで、アナログ放送から地デジ放送へと転換する過渡期だった、2009年(平成21年)頃より普及しはじめた、地デジアンテナの第2世代モデルです。

「デザインアンテナ」の呼称は、後期には後述するユニコーンアンテナなども含む、デザイン性の高いアンテナの総称でもあります。ただ一般的なデザインアンテナは、縦長の長方形である薄いパネル状のケースに機器部を収めた「平面アンテナ」と呼ばれる機種を指します。

戸建て住宅などにおけるデザインアンテナ(平面アンテナ)の基本的な設置方法は、その形状から、住宅の壁面やベランダの手すり部などに、モデル別に専用の取付具を固定して、デザインアンテナ本体をはめ込む、または背面のマスト固定部などに設置。この固定部から左右に角度調整する形を前提としております。その他、屋根の上のマストや壁状の部分に設置されることもございます。

また強電界地域で、住宅の建材や屋根材、断熱材が地デジ電波を通しやすい。屋根裏などに設置スペースを確保できるなど、屋内にも十分なレベルの地デジ電波が届く条件が整っていれば、住宅の屋根裏や天井裏の空間にデザインアンテナを設置することも可能です。

特に屋根裏へのデザインアンテナ設置は、外壁への設置に比べて高さを確保できるため、現場によっては外壁よりも受信感度が高まるケースもございます。

なお屋根裏や天井裏空間への地デジアンテナ設置では、基本的にコンパクトなデザインアンテナが使用されます。八木式アンテナは本体の大きさから設置できる条件が限られ、専用の設置具が必要になるため設置費用もデザインアンテナと大差がなくなります。

そのためデザインアンテナの屋根裏、天井裏設置では受信性能が不足し、八木式アンテナが設置可能という条件が整っているケースを除き、屋内空間への設置に八木式アンテナが使用されることは少なくなります。

またユニコーンアンテナは受信面積の狭さから、屋内空間への設置には適さず、屋根裏空間などに使用されることはございません。

このデザインアンテナは、従来の八木式アンテナがもつ弱点をカバーすべく登場した機種です。

主な機種は受信性能別で、20素子相当と26素子相当の二種類。また強電界地域向けで受信性能は低くなるものの、通常モデルよりも小型で、付属のスタンドを用いて室内の窓際などにも据え置き設置できる、屋外屋内専用のコンパクトモデルもございます。またそれぞれのモデルで、本体色のカラーバリエーションも豊富になっております。

デザインアンテナのメリットは、本体が小型で軽量になり、壁面やベランダに面で設置できる。さらに多くの本体色から選べるため、住宅の壁面に設置しても家のデザインや周辺の景観と調和し、外観に悪影響を与えにくい点です。

そのため見た目を重視するアンテナ設置に適し、ほとんどの場合、景観地域でも使用でき、越境問題も起こりにくい他、太陽光パネルへの悪影響もございません。

さらにその形と設置方法から、風雨や雪などの自然環境にも影響されにくいため経年劣化も進みにくく、耐用年数(寿命)も長くなり、トラブルも生じにくくなるというメリットもございます。

デザインアンテナの寿命は、一般的な屋外設置で15年から20年程度になります。

このようにメリットの豊富さから、現在ではデザインアンテナは、地デジアンテナ機種でも一番人気の機種になっておりますが、そのデメリットとして、八木式アンテナに比べると受信性能がやや弱いという点が挙げられます。

デザインアンテナなど、素子アンテナではない地デジアンテナ機種は、受信性能を素子数に換算した「素子数相当」で表しますが、同じ素子数の八木式アンテナに比べると、素子数の範疇で受信性能がやや低くなる傾向がございます。

またデザインアンテナの正面側(受信面)は表側の全体に当たり、その指向性も20素子相当モデルは「75度から86度」とやや低いため、角度のズレに強い半面、正面側の受信性能はやや弱くなります。

このような本体の受信性能に加え、基本的な設置位置が壁面やベランダなど低い位置になることから、屋根の上などの高所に比べ、受信できる地デジ電波レベルが低くなりやすい面もあるため、総合的な受信性能では八木式アンテナより低くなります。

そのためデザインアンテナは、基本的に強電界地域から中電界地域向けの機種であり、弱電界地域では使用できない場合もございます。

さらに強電界地域でも、壁面などへの設置では周辺環境に影響を受けやすく、特に高層建築物の近隣や住宅密集地など、地デジ電波が遮られやすい場所では使用できないなど、設置位置に関する制約が多くなるというデメリットもございます。

他にも壁面への設置では、固定具を設置するため、壁にビス穴を開ける必要が出る。八木式アンテナに比べると、本体価格や設置費用がやや割高であるなどの点もデメリットと申せます。

デザインアンテナ設置を各種のアンテナ工事業者に依頼する場合、20素子相当モデルや設置具、同軸ケーブルなどの費用も含む基本設置工事で、25,000円から35,000円程度が料金の相場となります。

現在ではデザインアンテナも広く利用されているため、ほとんどの業種のアンテナ工事業者で取り付け工事に対応しておりますが、ただ設置工事については、本体の受信性能が弱いことから、事前の電波調査で安定した受信レベルを確保することが重要になります。

特にアンテナ工事の専門家ではない業者の場合、設置後、気候や天候の変化により電波レベルが低下した際に、地デジ放送の画面が乱れるといったケースもございますので、ご注意ください。

当あさひアンテナでは、デザインアンテナ設置について、DXアンテナ製の高品質20素子相当モデル「UAH201」。もしくは強電界地域用のコンパクトモデルとして、マスプロ電工製、屋外屋内兼用モデル「U2SWLC3(スカイウォーリーミニ)」の各カラーバリエーションをご用意して、アンテナ本体と基本的な設置具、白黒2色の同軸ケーブルなどの費用も含む基本設置工事を、税込み「20,000円」からでご案内いたしております。

デザインアンテナの設置にあたっては、まず綿密な電波調査を行い、やや受信感度が弱い現場でも、強い電波が届くスポットをピンポイントで割り出す。場合によっては26素子相当モデルを採用するなどして、現場の条件で可能な限り、安定した地デジ受信を実現できるデザインアンテナ取り付けにご対応いたします。

またデザインアンテナの壁面設置にあたっては、極細のビスを使用し、壁面のビス穴は最小限にとどめ、ビス穴に変性シリコンを注入して雨水などの流入を防ぎ、壁面のひび割れや腐食を予防する丁寧な施工を実施しております。

屋根裏、天井裏へのデザインアンテナ設置も、弊社では追加工事費はご無用の、上記の基本設置工事費のみでお引き受けいたしております。

なおデザインアンテナ本体の種類やその特徴、取り付けの失敗例や、失敗を避ける設置方法などについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!

・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは? アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説

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・人気地デジアンテナ、デザインアンテナのメリットとデメリットとは? その失敗例から、適切な取り付け工事の選び方と費用を解説

地デジ:ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとは、2017年(平成29年)に、DXアンテナ、日本アンテナと並ぶ日本三大アンテナメーカーの一社、マスプロ電工より発売された独自のアンテナモデル「U2CN」の商品名であり、同社の登録商標でもあります。

このユニコーンアンテナは、従来の八木式アンテナ、デザインアンテナとも異なる形や特徴を持つ、地デジアンテナとしては第3世代にあたり、現状では最新の機種になります。

ユニコーンアンテナは、長さ約67センチ、直径は12センチから14センチ程度の、ほぼ円柱型(ポール状)の本体を持つアンテナです。カラーバリエーションは、マットな質感の「ウォームホワイト(WW)」と「ブロンズブラック(BB)」の二色です。

受信面である正面側には、下部にアンテナの機種名、型番や会社名のロゴがあり、直径は左右にやや長く、裏面は切り落としたような平面になっております。

このロゴがある下部はカバーが扉のように開くようになっており、内部に、アンテナケーブルの接続端子と、マストの先端に固定してボルトで締める固定部があります。

ユニコーンアンテナは、固定部でマストの先に取り付け、左右へと角度調整して固定する形になります。

具体的な設置の位置は、八木式アンテナと同じく、住宅の屋根の上でマストの先に設置する。もしくはサイドベースによって屋根の張り出し部(破風板)や壁面の高所などに設置されます。

いずれにせよユニコーンアンテナ本体は、屋根の上から突き出すようにして立つ形で設置されることが基本になります。

ユニコーンアンテナの特徴は、第三世代モデルとして、八木式アンテナとデザインアンテナのメリットを高いレベルで融合した点です。

具体的には、ユニコーンアンテナはそのシンプルでスタイリッシュな外観から、屋根の上などの高所に設置されても、住宅の見た目や周辺の景観に、ほとんど悪影響を与えません。

そのため景観地域でも使用できて、越境問題もほぼ起こらない。太陽光パネルにも悪影響を与えにくいなどのメリットもございます。

そしてその形状から風雨なども受け流せるため、経年劣化を抑えることができ、角度の狂いなどのアンテナトラブルも生じにくくなります。

ユニコーンアンテナの耐用年数(寿命)は比較的、新しいモデルのために実際のデータは少なくなりますが、デザインアンテナと同等の15年から20年程度と考えられています。

さらにユニコーンアンテナは、見た目にこだわりつつも、デザインアンテナに比べると受信感度が安定しやすい点も大きなメリットといえます。

ユニコーンアンテナ本体の受信性能は現在、20素子相当のみで、実際の受信感度は、同じく20素子相当のデザインアンテナを、受信に適した壁に設置した場合とほぼ同等になります。

ただユニコーンアンテナは、設置位置が屋根の上などの高所になるため、壁面などの低い位置より受信レベルがより安定しやすくなります。

上記の通り、デザインアンテナでは強電界地域でも、高層建築の近隣や住宅密集地などでは、受信感度が不足して設置できないケースが多くなりますが、ユニコーンアンテナであれば高さを確保できるため、このような現場でも多くの場合、問題なく設置できます。

総じてユニコーンアンテナは、デザインアンテナとほぼ同等の外観性、対候性を持ちながら、受信感度が安定しやすく、デザインアンテナより幅広い現場で設置できるのが特長です。

一方でユニコーンアンテナのデメリットは、同じ20素子やそれ以上の八木式アンテナに比べると、受信性能が及ばないという点です。

ユニコーンアンテナも素子アンテナではなく、その半値幅も「83度から93度」で、デザインアンテナよりもさらに指向性が低いなどの要因から、20素子の八木式アンテナに比べると、実際の受信性能はやや低くなります。

そのためユニコーンアンテナも、基本的には強電界地域から中電界地域向けの機種であり、弱電界地域では受信性能の不足から使用できない場合もございます。

他にも、ユニコーンアンテナは現時点の最新モデルになるため、他機種に比べて本体価格や設置費用がもっとも高額になる。純和風邸宅などの住宅では、アンテナのデザインがマッチせず、住宅の見た目を崩す場合もあるなどのデメリットも考えられます。

なお現在、ユニコーンアンテナの設置工事を各種のアンテナ工事業者に依頼する場合、その設置費用は、本体価格の影響などから、33,000円から50,000円強が相場となります。

また比較的、新しい機種であることから、アンテナ工事が専門ではない工事業者の場合などは、ユニコーンアンテナの設置に対応できない、また安定した受信感度の確保が難しくなるケースもございますので、ご注意ください。

当あさひアンテナでは、ユニコーンアンテナ本体と設置具、ケーブルなど基本部材をセットにした基本設置工事を、現在、業界最安に挑む「キャンペーン価格」でご提供しております。

もちろんアンテナ工事のプロとして、綿密な電波調査などにより、ユニコーンアンテナでも気候や天候の影響を問わず、安定した受信を実現できる設置工事を実施しております。

弊社のユニコーンアンテナ設置工事については、弊社フリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にお問い合わせください。

その他、ユニコーンアンテナ本体の特徴や設置の注意点、工事費用などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは? 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

衛星放送用:BS/CSアンテナ

上記、衛星放送用BS/CSアンテナ設置の項でご説明した通り、宇宙空間の静止衛星から、光のような直進性で送信される12GHz帯の電波(BS放送、CS放送、新4K8K衛星放送)を受信するアンテナが、いわゆるパラボラアンテナの「BS/110度CSアンテナ」になります。

特にBS放送と110度CS放送(スカパー!)は、それぞれの静止衛星が、同じ東経110度に位置するため、一基のBS/110度CSアンテナで双方を受信できます。

ただCS放送には、東経124度、128度の通信衛星による、124・128度CS放送「スカパー!プレミアムサービス」という放送サービスも存在し、こちらを受信するには、BS/110度CSアンテナとは別にプレミアムサービス専用アンテナか、BS放送とすべてのCS放送を一基で受信できるマルチアンテナの設置が必要です。

一般的な戸建て住宅で使用されるBS/CSアンテナ(BS/110度CSアンテナ)は、大きな皿状の円盤部「ディッシュ(dish:皿)/放物面反射器(反射鏡)」をもつパラボラアンテナです。

このディッシュで12GHz帯の電波を正面から受け止め、ディッシュ前方の一点に集中させる形で反射させます。この電波の焦点に当たる位置には、金属製のアームにより「コンバーター(変換器)」という機器が固定されております。

12GHzの電波は周波数帯が高すぎるため、そのままアンテナケーブルで送信すると、減衰量が非常に大きくなって、正常に送信できません。そこでこのコンバーターの一次放射器に電波を集めた後、内部で12GHz帯からMHz帯の電波へと変換した上で、コンバーターに接続されたアンテナケーブルから、テレビなどの受信機器まで送信するのです。

ちなみにコンバーターは電波の周波数を変換する電子機器であるため、アンテナ配線部のブースター電源部。またはテレビなどの受信機器側で「BS電源設定」により、BS/CSチューナー端子から、配線部を通じてコンバーターに給電する形で、電源が必要になります。この電源設定が正しく行われていないと、衛星放送が映らないため注意が必要です。

BS/CSアンテナ設置の注意点は、ディッシュで12GHz帯の電波を正面から受け止めて、反射した焦点をコンバーターの一次放射器へと正確に集める必要があるため、ディッシュの仰角(上下)、方位角(左右)とも、正確に東経110度の方向へ向けること。

そしてディッシュを向けた東経110度の方向に、山や建物などはもちろん、電柱や電線、樹木や枝葉、洗濯物など、電波を遮るわずかな障害物も存在しないことになります。これらの条件がしっかり満たされていなければ、やはり衛星放送を正常に受信できないことになります。

逆に条件さえ満たされていれば、BS/CSアンテナの設置位置は特に選びませんが、屋根の上など高い位置であれば周辺の障害物に影響されにくく、また角度調整も行いやすくなります。

なお戸建て住宅では、基本的に現場の条件で適切な機種、設置位置に地デジアンテナを設置した後、必要に応じてBS/CSアンテナを増設することになるため、配線などをまとめやすいよう、地デジアンテナと同じマストや、受信に問題のない範囲で近い位置の壁面や破風板、ベランダの手すり部や内側の空間などに設置されます。

また東経110度の方向を向き、窓ガラスが十分な大きさを持つシンプルな一枚板の透明ガラスであるなど、12GHz帯の電波が十分に差し込む窓であれば、専用スタンドを使って窓際にBS/CSアンテナを据え置き設置する形の室内設置が可能なケースもございます。

一般の住宅に設置されるBS/CSアンテナは、ディッシュの有効直径(電波を受け止める部分の直径)が45センチの「45型」モデルで、現在の機種はすべてが右旋、左旋どちらの電波も受信できる「2K4K8K対応型」になります。また本体色は、太陽光を反射して影響を受けにくい白色系が中心です。

この45型のBS/CSアンテナは、メーカーやモデルが異なっても、基本の設計、構造は同じパラボラアンテナのため、受信性能にほとんど違いは生じません。

ただ他にも、主にアパートやマンションなど集合住宅向けの共同受信用アンテナとして、ディッシュサイズが50型、60型、75型、90型、120型など大型の分、受信性能の高いBS/CSアンテナもございます。

また上記した「降雨減衰」「降雪減衰」への対策や、12GHz帯の電波レベルがやや弱まる地域では、45型よりやや受信性能の高い、50型、60型、75型のモデルが使用されるケースもございます。

その他、一般住宅向け45型2K4K8K対応BS/CSアンテナのバリエーションとしては、太陽光に強い塗料を用いたブラックなどで、住宅の色合いに合わせて外観性を高めることができるカラーバリエーション。またディッシュが軽量で風を通すパンチングメタル仕様。各固定部の強化などにより耐風性能を高めた高耐風モデルなどが存在します。

BS/CSアンテナの弱点としては、形状から強風をはじめとする自然環境の影響を受けやすく、また精密な角度調整が必要なため、角度の狂いによる受信トラブルが生じやすいという点がございます。

屋外に設置されたBS/CSアンテナの一般的な耐用年数(寿命)は約10年程度ですが、BS/CSアンテナの経年劣化や外観への影響を抑え、トラブルを避ける対策としては、壁面やベランダ内外など、風雨を避けやすくメンテナンスを行いやすい位置を選ぶ。また上記した高耐風モデルのBS/CSアンテナを選ぶことが有効です。

なおBS/CSアンテナ取り付け工事のケースとしては、やはり新築住宅に地デジアンテナとセットで新規設置する。また地デジアンテナしか設置されていない既設住宅に増設する。故障や老朽化、旧式のBS/CSアンテナを最新の2K4K8K対応型に交換するなどのケースが考えられます。

特に2018年以前に設置された古いBS/CSアンテナの場合は、右旋の電波しか受信できない、現在は生産終了の「2K対応型」であることも考えられます。

このアンテナでは、当然ながら新4K8K衛星放送の左旋の電波は受信できず、対応する4K、8Kチャンネルが視聴できないため、4K8K放送を視聴するためには、2K4K8K対応型の最新モデルへと交換する必要がございます。

また上記したコンバーターで、12GHz帯の電波をMHz帯へと変換する際、右旋の電波は1032MHzから2072MHz。左旋の電波は、2224MHzから3224MHzに変換されます。

そのため、2K対応型から2K4K8K対応型へのBS/CSアンテナに交換する際には、アンテナ配線部にあるブースターや配線部の機器、場合によってはケーブルなども、左旋の電波が変換された周波数帯に対応できる「4K8K(3442MHz)対応型」の機器へ交換する必要が出てくる場合もございます。

また上記の通り、分配器についても、コンバーターへ給電する方法に合わせて、対応する機器を使用する必要がございます。

各種のアンテナ工事業者によるBS/CSアンテナの基本設置工事費用は、45型、2K4K8K対応の通常型BS/110度CSアンテナ本体、基本設置具や同軸ケーブルなどをセットにして、20,000円から35,000円程度が相場になります。また現在では衛星放送も一般化しているため、ほとんどの業者がBS/CSアンテナ設置工事に対応できます。

ちなみに当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナの通常モデルでは、DXアンテナ製の2K4K8K対応・45型の最新高品質モデル「BC45AS」をご用意し、各種地デジアンテナと併せての設置であれば、アンテナ本体や基本設置具、ケーブルなどの費用も含めて、税込み「15,000円」からの工事費用でご案内いたしております。

他にも風の強い地域でも安定して使用できる高耐風モデルとして、受信可能風速50m/s、復元可能風速60m/s、破壊風速70m/sと業界最高クラスの耐風性能を実現した高耐風BS/CSアンテナ「BC453SG」もご用意しており、このモデルの基本設置工事については「特別価格」でご案内いたします。

他にも弊社では、各ディッシュサイズやカラーバリエーションなどのモデルもご用意しておりますので、戸建て住宅からマンション、アパートなど集合住宅のオーナー様まで、さまざまな現場やご要望のBS/CSアンテナ設置工事にご対応いたします。

なおBS/CSアンテナ本体やバリエーション、新4K8K衛星放送への対応機器、電源設定や角度調整を含む設置の方法などについては、以下の各コラム記事でもそれぞれ詳細をご説明しております。

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

・BS/CSアンテナの設置方法と工事費用の目安

・衛星放送用バラボラアンテナ・BS/CSアンテナの種類と選び方とは? 地デジテレビアンテナとの違い、家屋への設置工事を解説

・衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで解説!

・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

・自分でDIY取り付けも可能? 衛星放送用BS/CSテレビアンテナのさまざまな設置方法と工事を行う際の注意点

・衛星放送用のBS/110度CSアンテナには電源が必要? BS/CSアンテナにテレビなどの設定で電源を供給する方法とは

・BS放送、CS放送を視聴する衛星放送用テレビアンテナを室内に設置する方法とその条件、おすすめの設置用製品とは?

・室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説!

・BS/CSアンテナ(衛星放送用)を室内に設置する方法

・住宅でBS/CSテレビアンテナを屋外の見えない位置に設置する方法は? ベランダ内などに隠して設置できる会社や注意点を解説

・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!

・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!

・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

・「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?!

『超高速光回線との同時お申し込みで、当あさひアンテナの地デジ・BS/CSアンテナ設置工事費が実質無料に!』

上記の各項目でご説明した通り、戸建て住宅にテレビアンテナを設置する場合の最低限の工事費用としては、分配器がすでに設置されている住宅であれば、各種テレビアンテナの基本設置工事費+対応するブースターの設置費用になります。

具体的には、通常モデルの八木式アンテナ、デザインアンテナの設置であれば、ブースター設置の工事費を含めて30,000円台から40,000円台。そこに同じく通常モデルの45型2K4K8K対応BS/CSアンテナを追加設置した場合には、50,000円から60,000円台程度になります。

ただ、ここまでの各項でもご説明した、当あさひアンテナのアンテナ設置工事であれば、これらのアンテナ設置工事費を「実質無料」の「0円」で行える選択肢もございます。

その方法とは、弊社が現在、開催中のキャンペーン「実質0円大感謝祭」にございます。

このキャンペーンは、弊社が提携する「通信速度最大2GB」の超高速インターネット光回線に新規ご加入、お乗換えいただくことで、光回線の接続会社から「最大75,000円」のキャッシュバックが受けられるというものになります。

さらに、当あさひアンテナにテレビアンテナ工事をご依頼いただくことで、インターネットの開通後に、弊社からも「最大10,000円」のキャッシュバックを行います。

つまり、ご新居のアンテナ設置工事および、光回線の工事を、弊社にまとめてご相談の上、どちらもご依頼いただければ、それだけでお客様は、合計で最大「85,000円」のキャッシュバックを受けられることになります。

お客様がすでに別会社のインターネット回線を、何年縛りなどの契約で利用されている場合、光回線へ乗り換えを行われると、契約解除に当たり、解約料その他の料金が発生することもございますが、ご解約に伴う料金についても、すべてキャッシュバックの対象となります。

そのため現在、ケーブルテレビや光テレビなどで、月額視聴料金をお支払いになってテレビ放送をご試聴になっておられる、また同時にインターネット回線を利用されているお客様が、新たな光回線やテレビアンテナへと乗り換える工事についても、実質ほぼ無料で工事を行うことができます。

また、ユニコーンアンテナや高耐風BS/CSアンテナなど、ワンランク上のテレビアンテナを設置されても、弊社のキャッシュバックをご利用いただければ、必要な費用の総額がキャッシュバックの金額を越えたとしても、非常に低価格で見栄えも良く風雨などにも強い、優れたアンテナをご利用いただけることになります。

このキャッシュバックについての詳しい内容、よくある質問のQ&Aなどは、こちらのページにてご紹介しております。

また、ケーブルテレビや光テレビとテレビアンテナによるテレビの視聴方法の違い。またテレビアンテナへのお乗り換えについては、以下のコラム記事にも詳しい解説がございます。

・徹底解説!ケーブルテレビ(CATV)・光テレビからテレビアンテナに乗り換える方法(前編)

・徹底解説!ケーブルテレビ(CATV)・光テレビからテレビアンテナに乗り換える方法(後編)

・テレビ放送の視聴方法3選・徹底比較!(テレビアンテナ・光テレビ・ケーブルテレビ(CATV)

・テレビを視聴する方法「テレビアンテナ」「光テレビ」「ケーブルテレビ」はどう違うの?

・テレビアンテナなして地デジ放送を見る方法とは? 新築戸建てで取り付け工事なしのテレビ視聴を選べるコスパ最強の方法を紹介!

アンテナ工事を依頼できる各業者の違いとは?

ここまでにご紹介した各種のアンテナ工事を頼める主な業者は、最初に申しあげた通り、業種別に「家電量販店・ホームセンター」「ハウスメーカーや工務店」「個人経営の電気店」「アンテナ工事の専門業者」になります。

他にも、引っ越し業者のオプションサービスとして、引っ越し前の住宅に設置されていたテレビアンテナを新居に移設する、または新規アンテナ設置を行うケースもございます。

以下では、各業者別のアンテナ工事に関して、依頼できる主な工事の種類や、そのメリット、デメリットについて解説し、アンテナ工事の依頼に最適な業者を考えてまいります。

家電量販店、ホームセンター

お住まいの近隣にある大手の家電量販店、ホームセンターなどでは、テレビアンテナ本体やブースターなどの機材も販売しており、購入と同時に、設置工事を申し込むこともできます。

このような店舗に依頼できる工事は、主に購入したアンテナや機材の新規設置、増設や交換になります。

ただ既設のアンテナ、周辺機器の修理や調整などについては、その店舗で設置を依頼したアンテナのみか、もしくはまったく対応できないこともございます。

これらの店舗におけるアンテナ工事のメリットは、これらの店舗にアンテナ工事を依頼するメリットは、店舗にてアンテナなど機器の実物を確認して選べること。店舗のスタッフにアンテナ本体や周辺の受信レベルについて質問できること。アンテナなどの購入と同時に工事を依頼できること。

そして店舗が身近にあるため、工事の後も修理やメンテナンスなどの問い合わせを行いやすいことが挙げられます。

ただ注意点としては、このような店舗は工事の受け付け窓口に過ぎず、実際の工事を担当するのは、店舗と提携している近隣の電気店などの下請け業者になるという点が挙げられます。

そのため店舗から業者への仲介手数料など、中間マージンが発生して工事の費用がやや割高になる。工事の依頼からスケジュールの空いた下請け業者を手配するため、申し込みからの即日工事が難しい。

また業者の現地調査、見積りと実際の工事の予約が別日程になり、対応が二度手間になる。見積もりの結果、工事を依頼しなかった場合も、出張費やキャンセル料などが発生するなどのいくつかのデメリットが生じます。

さらにこのような下請け業者はアンテナ工事の専門家ではなく、家電製品の取り付け工事や搬入、電気工事など、店舗からの下請け作業を全般的に引き受けているため、特にエアコン設置の繁忙期などにはアンテナ工事の日程が後回しになり、タイミングが遅れる可能性が高くなります。

そしてアンテナ工事が専門ではないため、担当する業者によってアンテナの施工技術の差が大きく、最新機種や難しい工法には対応できない場合や、アンテナ取り付け部などや配線などの処置が粗雑になる場合。また悪天候などの際には受信感度が低下して地デジ画面が乱れるケースなども考えられます。

他にも、工事の担当は別業者になるため、家電店やホームセンターが用意している長期保証やポイントサービスなどの対象外になるか、受けられる場合も担当業者を伴って店舗に出向き、手続きを行う必要があるなどのデメリットも挙げられます。

ハウスメーカー、工務店

新築住宅であれば、建築を依頼するハウスメーカー、工務店。またはリフォーム業者などが、オプション工事として、アンテナ取り付けを用意しているケースもございます。

この場合は、そのハウスメーカーで新築住宅を建てることが大前提となり、アンテナ取り付け工事や、その後の修理、メンテナンスを依頼できるのは、住宅のオーナー様のみになります。

ハウスメーカーなどにアンテナ工事を依頼するメリットとしては、住宅の建築を依頼すると同時にアンテナ工事も頼めて、工事のスケジュールも管理しやすいため、依頼の手続きや工事の立ち合いなどの手間が省けること。またアンテナ工事の費用も住宅ローンに組み込めることになります。

ただハウスメーカーなどによるアンテナ工事も、多くの場合、やはり実際の施工は、アンテナ工事の専門店ではなく、提携した近隣の電気店などの下請け業者が担当します。

したがって家電量販店、ハウスメーカーへの依頼と同様、手数料など中間マージンの発生で工事費用が割高になる。担当する業者によって施工の品質が変動するなどのデメリットが出てまいります。

またアンテナ工事に関する保証期間も短いことが多い。アンテナトラブル時などの対応については、まずハウスメーカーに連絡し、そこから工事を担当した業者に仲介するため、やりとりに手間がかかるなどの問題も出てまいります。

引っ越し業者

元の住宅からご新居へのお引っ越し作業を行ってくれる引越し業者にも、オプションサービスとして、元のお住まいにあるテレビアンテナの移設作業、また新規アンテナ設置作業を依頼できるケースもございます。

この場合もやはり、その業者に引っ越しを作業を依頼することが大前提となります。

アンテナ移設の場合、元の家に既設のアンテナを取り外し、ご新居に設置するため、アンテナ本体の費用などがかからず、無駄がないというメリットがございます。

ただ一方で、元の住宅とご新居で、地デジ電波の受信環境が異なる場合、移設したアンテナでは安定した受信ができない場合もある。また移設するアンテナの経年劣化が進んでいる場合は、設置してすぐに寿命を迎えてしまい、かえってコストパフォーマンスが悪くなるケースもあるなどのデメリットも考えられます。

また引っ越し業者によるアンテナ工事も、やはり実際の工事は下請け業者が担当するため、上記の家電量販店やホームセンター、ハウスメーカーによるアンテナ工事と同様のデメリットが出てくることも多くなります。

街の電気店

お住まい近隣の商店街などに見られる個人経営の電気店、いわゆる町の電気屋さんは、上記した各業者の下請け業者であることが多く、このような店舗に直接、アンテナ工事などの各種工事を依頼できることもございます。

このような店は地元密着で業務を行うため、周辺一帯の細かな受信環境などに詳しいことが多く、店舗も身近にあるため、工事後の相談も行いやすいことがメリットと申せます。

なお価格面については、中間マージンなどが発生せず、店主の裁量で決められる部分が大きいため、相場より割安になるケースもございます。

ただ一方で、アンテナ工事を専門とする店舗ではないため、アンテナ工事の価格相場にうとく、工事費用の総額ではかえって割高になるケースもございますので注意が必要です。

このような業者は、アンテナや周辺機器の新規設置から増設、交換や修理など、誰でも幅広い工事を依頼できますが、やはりアンテナ工事が専門ではないため、店舗によって施工技術に差が出ます。

そしてアンテナ工事の知識や使用する機材、材料などが古く、最新のアンテナ機種や難しい工事には対応できない場合もございます。

さらに近年、時代の流れから、このような個人経営の電気店は少なくなっており、店主の引退などによる閉店、廃業などで工事後の相談先がなくなるといったことも考えられます。

アンテナ工事の専門業者

当あさひアンテナなど、主にネット上で公式サイトを掲載し、ネットの検索からフリーダイヤルやメールなどで工事を頼むこともできる、アンテナ工事の専門業者に工事を依頼する方法です。

このような業者はアンテナ工事のプロとして特化しているため、新規のアンテナ設置、増設や交換。またブースターなど機材の設置や交換。トラブル時の原因特定と修理、メンテナンスなど、アンテナ関係の工事に幅広く対応しており、どなたでもご依頼になれます。

アンテナ工事業者は数が多いため、業者によってもサービス内容が異なってまいりますが、優良な業者が行っている主なメリットやサービスとしては、まず専門家としてアンテナ工事の専門知識や施工技術や確かで、現場の電波状態を綿密に確認して、安定した受信が可能な限り、お客様のご要望にもできるだけ対応できるアンテナ工事を実施できる。

その電波調査や見積もりも、出張料やキャンセル料もご無用の完全無料。多くの場合、業者への連絡から当日で対応でき、お客様が見積り内容にご納得いただければ即日工事も可能です。

工事の価格面についても、自社施工の業者であれば中間マージンが発生せず、アンテナなど機材の大量仕入れによる大幅値引きなどのスケールメリットを生かして、高品質なアンテナや機材をセットにした基本設置工事を、相場からみても低価格の料金で提供しております。

他にも、工事後の保障やアフターサービスなども5年以上の長期制度が多い。工事料金のお支払いも、現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーなどにも対応しているなど、お客様のメリットを第一に考えた、さまざまなサービスを用意しております。

逆にアンテナ工事業者のデメリットとしては、やはり数が多いため、業者によってサービス内容や品質が異なる点です。中には残念ながら、低品質な機材や施工技術で、相場よりも高額の料金を請求する質の低い業者も存在します。

そのためアンテナ工事の専門業者に関しては、お客様の目で、優良な業者をご判断されることが重要と申せます。

優良なアンテナ工事業者を見分けるポイントとしては、まず公式サイトなどで、上記した各種アンテナ工事やオプション工事など、各種工事の価格体系がわかりやすく、また使用する機材のメーカー、型番なども明記されている。また業者による実際のアンテナ工事の実例も、ブログなどで数多く紹介しており、どのような工事を行っているかをイメージしやすい。

業者への連絡方法がフリーダイヤル、メールなど豊富で明確。無料の電波調査や見積り、さらには他業者との相見積もりにも対応しており、保証期間も長期である。

さらに実際に、良いと思われる複数の業者に相見積もりをご依頼になり、各業者の見積もり内容を比較して、適正な工事の価格や内容を判断する。

また現地調査や見積もりに訪れたスタッフの身だしなみや対応が丁寧で、お客様の質問にわかりやすくきちんと答えてくれるかなども、優良な業者を見極める重要なポイントと申せます。

また、アンテナ工事業者の電波調査や見積もり。業種別のアンテナ工事内容の違い。また優良なアンテナ工事専門業者の見分け方などは、下記の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・新築などの家屋でテレビアンテナ工事を頼む際のおすすめ業者はどこ? 依頼の流れから費用の相場まで、業者の選び方を徹底解説!

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方
・地デジ用テレビアンテナの本体価格と業者に依頼した場合の工事料金の相場とは? 適切な地デジアンテナ選びと費用の相場を解説!

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

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アンテナ工事業者と無料のアンテナ設置・まとめ

アンテナ工事を頼むことができる業者の種別から、依頼できる工事の種類。そしてもっとも高品質でお得なアンテナ工事を任せることができる業者の選び方について、おわかりいただけたでしょうか?

当あさひアンテナでは現在、本文でもご説明した通り、弊社を通じてアンテナ工事と光回線の工事を同時にご依頼いただくことで、光回線の会社と弊社を合わせて、最大「85,000円」のキャッシュバックをご利用いただけるキャンペーンにより、実質ほぼ無料で、アンテナ工事と光回線工事を実施していただけます。

ご新居へのテレビアンテナ設置と光回線の導入、また現在のお住まいでケーブルテレビや光テレビから、テレビアンテナへの乗り換えなどをお考えのお客様は、ぜひ弊社のとてもお得なキャンペーンをご利用いただければ幸いです。

また実際のアンテナ工事についても、本文でご紹介した通り、国産大手メーカーの高品質な地デジ、BS/CSアンテナ各機種。またブースターや分配器などの機材をご用意して、アンテナ本体や基本部材などをセットにした、業界最安に挑むアンテナ基本設置工事、各オプション工事の価格でご提供いたしております。

現地での電波調査とお見積もりも、弊社では出張料、キャンセル料などすべてを含めた「完全無料」で実施しており、もちろん他業者との相見積もりにもご対応いたします。

また相見積もりにて、弊社と同じ内容の工事を、より低価格で見積もりする業者があった際には、その見積書を弊社にお見せいただければ、工事の部材や品質はまったく落とさず、より低価格での再見積もりをご提示いたします。

実際のアンテナ工事では、お住まいのさまざまな位置での緻密な電波調査により、ピンポイントのレベルで安定したテレビ電波の受信が可能となる位置を割り出し、状況に応じたアンテナ機種や設置位置など、可能な限りお客様のご要望に沿ったアンテナ工事をご提案いたします。

施工にあたっては、専門知識と経験が豊富で、高い技術を誇る弊社スタッフのアンテナ職人による完全自社施工を徹底しております。

施工の位置にあらかじめ養生を行い、大切なお住まいをわずかでも傷つけない配慮など、技術力に基づく丁寧な施工で安定した受信性能や見栄えの良さ、風雨などへの強さをもつアンテナ設置をはじめ、弊社モットー「見えないところまで綺麗に」に基づき、屋外の施工はもちろん、屋根裏空間などの配線部も、見た目が整った、わかりやすくメンテナンスも行いやすい、お客様のご期待に沿える工事を実践しております。

施工が済んだ後には、施工箇所の丁寧な掃除に続いて、お住まいの各部屋のテレビやアンテナコンセントで受信状態を確認し、問題ないと判断できた時点で、工事の完了といたします。

工事完了後の料金のお支払い(ご決済)は、現金の他にも、各種クレジットカード、電子マネーなどにもご対応しております。さらに工事後のアフターサービス、保証についても、アンテナトラブルのご心配、ご不安がないよう、業界最長クラスである、施工完了日からの「10年保証」フォローをご用意しており、末永いご安心をお約束いたします。

ご新居への地デジ、BS/CSアンテナ新設から、いまのお住まいでの各種アンテナ交換や増設、修理など、どのようなアンテナ工事に関しても、ご要望のお客様は、まずは信頼と実績を誇る当あさひアンテナのフリーダイヤルへのお電話、公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせ、ご相談をお寄せくださいませ。

アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。