デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説

2023年01月30日

本記事では、地デジ用アンテナの人気機種であるデザインアンテナ設置工事について、その意外な失敗例と、失敗を避けて外観性の高さと確実な受信感度を両立できる、適切な設置方法、工事業者の選び方などをご説明いたします。

現在では、いわゆる地デジ(地上デジタル放送)用の地デジアンテナにも、従来の八木式アンテナだけでなく、デザインアンテナユニコーンアンテナなどのニューモデルも登場しております。
特にデザインアンテナは、薄型で住宅の壁面などに設置できることから、その外観性の良さや、風雨などに影響されにくいといったメリット。さらに設置費用もお手ごろであることから、地デジアンテナでは、八木式アンテナに代わる一番人気のモデルになっております。

ただ優れた点の多いデザインアンテナも、事前にその特性、メリット、デメリットを把握しておかないと、いざ設置してみたら、想定外の事態により、意外な問題が生じてしまい、アンテナ設置に失敗した、ということになってしまうリスクもございます。

当コラムでは、2023年(令和5年)度の最新データに基づき、デザインアンテナの設置にあたって起こりやすい失敗例を元に、その特性の解説から、他の地デジアンテナ機種との比較などを通して、失敗しないデザインアンテナの設置方法についてご説明してまいります。

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地デジアンテナとは? 地デジ放送と衛星放送の違い

地デジ放送とは?

ここでご説明する「デザインアンテナ」とは、地デジアンテナの一種です、地デジアンテナとはその名の通り、地上デジタル放送(地デジ)を視聴するために必要となるアンテナです。
地デジ放送は、それ以前のアナログテレビ放送と並行する形で2003年(平成15年)12月1日に放送をはじめ、2011年(平成23年)7月24日正午に、アナログ放送の終了をもって、日本で唯一の地上波放送となったものです。
このテレビ放送の大転換は、携帯電話の急激な普及などにより、日本社会において必要となる電波の周波数帯が増えたため、それまで大半の周波数帯を使ってきたテレビ放送の電波を、デジタル化によって大幅に削減することを目的にしたものです。
地デジ放送はデジタル化によって、それまでVHF(超短波)とUHF(極超短波)の電波を使ってきたアナログ放送に比べ、使用する電波の周波数帯をUHFの一部周波数帯に削減した一方で、デジタル化により、格段に高画質となる2Kのフルハイビジョン(FHD)放送を実現した他、データ放送や双方向通信の実現など、アナログ放送にないさまざまな高性能を実現しています。

地デジ放送は、地上波の名称通り、日本国内の各地に存在する中継局(電波塔)から周辺地域にUHF帯の地デジ電波を送信し、各戸建住宅などの建物に設置された地デジアンテナによって受信する形式になります。
ただ地デジ電波は、中継局から距離が遠くなるほど電波強度(電波レベル)が低下してまいります。また電波がビルなどの高層建築物、また山地などに当たると遮断されてしまい、中継局からの距離に関係なく、障害物の向こう側ではやはり電波レベルが低下いたします。
このような要因により、地デジアンテナで受信できる地デジの電波レベルが弱くなると、テレビ側で地デジ放送の映像が乱れる、映らないなどのトラブルも起こってまいります。

日本国内でも、受信できる地デジ電波の強度によって、エリアごとに「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」。そして「難視聴地域」に区分けされております。この電界地域には正式な定義はないため、統一された基準などはございません。
ただ一般的には、電波レベルを示す「㏈(デシベル)」の単位にして、その地域で受信できる地デジ電波レベルが、
・強電界地域:80㏈以上
・中電界地域:80㏈から60㏈
・弱電界地域:60㏈以下
とされています。ただ各電界地域でも、場所によってこの範囲内で電波レベルの変動がございます。また強電界地域の中でも、前述のように高層建築や地形の影響で局地的に地デジ電波が弱まり、受信できる電波レベルが80㏈以下になる場合もございます。
他にも、地デジの電波レベルは一年を通じて、気候などの影響でおおよそ「6㏈」前後の変動が生じます。また悪天候によっても電波の吸収や乱れが生じ、地デジの電波レベルが低下することがございます。
なお日本各地の電界地域がどれに当たるかの目安を確認するには、一般社団法人「放送サービス高度化推進協会」の公式サイトにある「放送エリアの目安」ページを利用するのが最適といえます。
なお地デジ電波や電界地域については、以下のコラム記事でもご説明しております。
地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識
地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

衛星放送とは?

現在の日本において、地デジ放送と並ぶテレビ放送となるのが、衛星放送です。
ここでは主題とはあまり関係しないため簡単な解説にとどめますが、衛星放送は、地上から約36,000キロ上空の宇宙空間、周回軌道上に位置して、地球上からは空の一点に静止して見える「静止衛星」からテレビ電波を送信する放送形式です。
人工衛星から電波を送信するため、地上波放送に比べると、地上の建築物や地形、災害などに影響されず、広範囲へと効率的に電波を送信できるという特徴がございます。
現在の日本の衛星放送には、放送衛星を用いた「BSデジタル放送」。通信衛星を用いた「CSデジタル放送」があり、2018年(平成30年)には、これらの放送に4K8Kチャンネルを追加した「新4K8K衛星放送」もスタートしています。
なお衛星放送を受信、視聴するためには、地デジアンテナとは別個のパラボラアンテナであるBS/CSアンテナの設置が必要となります。

衛星放送やBS/CSアンテナについては、以下のコラム記事でも詳細を解説しておりますので、ご参照ください。
衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識
BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識

現在の地デジアンテナの種類は?

現在、戸建住宅などで設置される地デジアンテナの機種には「デザインアンテナ」の他「八木式アンテナ」「ユニコーンアンテナ」の計3機種がございます。またこれらの機種の中にもさまざまなモデルが存在します。
また室内に設置することで、地デジ電波を受信できる室内アンテナも存在します。このようなアンテナは設置か簡便で取り扱いしやすいというメリットもございますが、半面、室外設置用のアンテナに比べると受信性能が非常に低く、基本的に強電界地域でしか使用できない。受信が安定しない場合もある。一台のテレビにしか接続できないといったデメリットもあり、基本的に簡易的な地デジアンテナと言えます。

新築にアンテナ工事

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地デジアンテナ「デザインアンテナ」とは?

デザインアンテナは、八木式アンテナであれば骨組みのように露出しているアンテナ素子などの機器部分を、薄型で主に長方形のケース(ボックス)に収めた地デジアンテナです。設置位置は主に住宅の外壁になることから、壁面アンテナ、平面アンテナ、ボックスアンテナ、フラットアンテナなどの呼び名もございます。
デザインアンテナは、アナログテレビ放送と地デジ放送の転換期に当たる2009年(平成21年)頃より、旧来の八木式アンテナにはないメリットの多さから、急激に普及しはじめた地デジアンテナの第二世代と言えるモデルです。
2023年現在ではデザインアンテナも各メーカーから販売されており、形状やカラーバリエーションなども非常に豊富なため、地デジアンテナの中では一番人気を誇っております。以下、デザインアンテナのメリット、デメリットをご説明いたします。
なおデザインアンテナ、そして後述するユニコーンアンテナについては、以下のコラム記事でも詳細を解説しております。

地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

この最小デザインアンテナがすごい!スカイウォーリーミニ(マスプロ電工)

デザインアンテナのメリット

・住宅内で設置できる場所が多い。
デザインアンテナは、地デジアンテナの中でもコンパクトな形状をしており、その形状から基本的な設置位置は、住宅の壁面になります。
他にもベランダの手すりや柵部分の他、条件が許せば屋根裏、天井裏空間などの屋内にも設置可能です、
これらの設置位置により、主に屋根の上に設置された八木式アンテナに比べ、外観性、対候性などの点で格段に向上しております。

・屋根裏空間などに設置できる場合もある。
上記の通り、デザインアンテナを住宅の屋根裏、天井裏などの空間に設置できることもございます。この場合は風雨などの影響をほぼ完全にカットできて耐用年数が伸びる他、住宅の外観や外壁にも何の影響がないといったメリットがございます。
ただ屋根裏設置に関しては、現場の電波状態が良好で、住宅の建材や屋根材、断熱材などが地デジ電波を通しやすい。また屋根の上に電波を遮断する太陽光パネルや冬場の積雪などがなく、一年を通じて屋根裏空間での地デジ電波状態が安定しているといった条件が必要となりますのでご注意ください。
デザインアンテナの屋根裏空間への設置については、以下のコラムにも情報がございます。
徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる

・外観性、デザイン性に優れる。
デザインアンテナはその形状や設置位置から、住宅のデザイン性や、周辺の景観とのミスマッチが起こりにくくなっております。カラーバリエーションも豊富で、住宅の外観に違和感なく溶け込みます。また八木式アンテナで起こり得る、景観地域や高さ制限がある地域では設置できない。アンテナの一部が隣家の敷地にはみでるなどの問題も、デザインアンテナではまず考えられません。

・劣化や損傷のリスクが低く耐用年数が長くなる。
デザインアンテナは、本体部がケースに収められている上、壁面などに設置されることから、風雨や雪、また鳥が留まるなどの影響を受けにくくなっております。そのため経年劣化が進みにくくトラブルも生じにくいため、高寿命が期待できます。
デザインアンテナの寿命は、設置位置や環境などによっても変化しますが、おおむね10年から15年以上といわれております。

デザインアンテナのデメリット

・受信性能や設置位置の関係で、受信性能が下がるケースもある。
デザインアンテナの受信性能は、主に「素子数相当」で表されます。これは八木式アンテナで外部から見て取れる「素子数」に換算した受信性能です。デザインアンテナの受信性能は「20素子相当」から「26素子相当」が最大となり、おおむね強電界地域から中電界地域であれば使用できます。
ただ同素子数のモデルでも、八木式アンテナに比べるとやや受信性能が低めになる他、設置位置の低さから障害物などの影響も受けやすくなります。そのため地デジ電波の状態が悪いエリアや、建築物など障害物の付近。住宅密集地などでは、デザインアンテナでは十分な受信性能を確保できず、使用できないケースもございます。

・設置工事の相場が八木式アンテナよりやや高くなる。
デザインアンテナは、構造がシンプルな古典的アンテナの八木式アンテナに比べると第2世代にあたるため、本体価格は八木式アンテナよりやや高めになります。そのため設置工事にかかる費用も、必然的に八木式アンテナよりは高くなります。
またデザインアンテナの屋根裏設置も、当あさひアンテナのように通常のデザインアンテナ設置費用と同じ価格で施工する業者も存在しますが、業者によっては追加工事費が加算されることもございます。

・壁面への設置では壁に穴を開けることになる。
デザインアンテナを壁面に設置する場合には、まず壁面に設置具を取り付ける必要があり、その際、取付のためのビス穴を壁に開ける必要がございます。そのため新築住宅などで壁を傷つけたくない場合には、ご一考が必要となります。

 

 

地デジアンテナ「八木式アンテナ」とは?

八木式アンテナとは、戸建住宅で主に屋根の上に設置される、全体的には矢印か魚の骨のような形をした、古典的な地デジアンテナです。
八木式アンテナは大正時代、1920年代に開発されたアンテナであり、現在ではすでに100年近い歴史があることになります。
アナログテレビ放送の時代は、テレビアンテナとしてはこの機種のみであったため、アンテナといえばこの形状のイメージが強く、2023年現在でもその受信性能や信頼性から、人気の高い地デジアンテナ機種です。
設置位置は基本的に住宅の屋根の上ですが、他にも設置具を固定することにより、ベランダの内外や壁面、また軒下などに逆さにつるす形での設置も可能です。
八木式アンテナについての詳細は、以下のコラム記事でも解説しております。
地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?

なお八木式アンテナのメリット、デメリットは以下の通りになります。

八木式アンテナのメリット

・地デジ電波の受信性能が高く、幅広いエリアで利用できる。
八木式アンテナの骨組みに見える、多くの短い横棒は「素子(エレメント)」と呼ばれ、この素子数が多いほど地デジ電波の受信性能が高くなります。八木式アンテナはこの素子が露出していることから「素子アンテナ」とも呼ばれます。
素子アンテナは、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナのような素子が見えないアンテナに比べると、同じ素子数(相当)のモデルでも、受信性能がやや高めになる特徴がございます。
さらに八木式アンテナでは設置できる素子数も幅広く、各電界地域に適した素子数のモデルが存在します。
各電界地域に適した八木式アンテナの素子数は、
・強電界地域向け:4素子から8素子
・中電界地域向け:14素子から20素子
・弱電界地域向け:20素子から28素子
ですが、このモデルの他にも、X字型の器具に、上下2個の素子を設置した「パラスダックアンテナ」というモデルも存在し、30素子の高性能化も可能となっております。
さらに設置位置が主に屋根の上になるため、周辺の障害物に影響されにくいこともあり、古典的なモデルながら、現在の地デジアンテナ機種の中では、もっとも高い受信性能を誇るモデルになります。弱電界地域などでは、地デジアンテナの設置については、高性能の八木式アンテナを屋根の上に設置する以外の選択肢がないこともございます。

・地デジアンテナでは設置にかかる費用がもっとも低価格になる。
八木式アンテナはシンプルな設計で、長い歴史をもつモデルであるため、アンテナの製造や設置の技術が完成されております。そのため製造や設置のコストも低く済み、本体価格や設置工事費のコストが、現在の地デジアンテナではもっとも低価格になります。

八木式アンテナのデメリット

・経年劣化やトラブルが生じやすい。
八木式アンテナは主に屋根の上に設置されます。そのため雨風や雪、また海沿いであれば潮風などに影響されやすくなります。また鳥が留まる、フンをするなどの鳥害を受けることもございます。
そのため長年の使用により、これら自然環境の影響による経年劣化。また経年劣化によるアンテナ角度のズレや傾き、倒壊などのアンテナトラブルが生じてくることもございます。八木式アンテナの寿命は10年程度とされていますが、自然環境などが厳しいエリアではそれ以下の年数でトラブルが生じることもございます。

・デザイン性に乏しい。
八木式アンテナは昔ながらのアンテナであるため、今日の目線で見ればやや外観性が悪いことは否めません。デザインアンテナなどに比べると、設置によりデザイン性のある住宅の外観を乱してしまうことから避けられることもございます。
また日本国内の景観地域などでは、景観を保つために、建物のデザインや高さなどに条例で制限が設けられていることもございます。
このような地域では「建物の高さはアンテナも含めて何メートルまで」などの規制が存在することもあり、八木式アンテナが設置できないというケースも発生してまいります。他にも八木式アンテナの一部が隣家の敷地にはみ出す「越境問題」が発生することもございます。
なお「景観地域」や「越境問題」に関しては、以下のコラム記事でも解説しております。
「景観地区」「美観地区」などでテレビアンテナは設置できる?
テレビアンテナの隣家への「越境問題」対策

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地デジアンテナ「ユニコーンアンテナ」とは?

ユニコーンアンテナは、マスト(支柱)の先に、高さ70センチ程度の円筒形に近いコンパクトなアンテナ本体を設置した地デジアンテナです。日本の大手アンテナメーカー「マスプロ電工」さんが2017年(平成29年)に販売した機種で、地デジアンテナでは第三世代にして最新モデルになります。
型番名は「UC2N」で、本体部は光が反射しにくい「ウォームホワイト(WW)」と「ブロンズブラック(BB)」のカラーバリエーションもございます。なお素子数は「20素子相当」になります。
設置位置は屋根の上の他、専用の設置具を使用して、壁面の高い位置や破風板(屋根の張り出し板)などにも設置できます。

以下の項では、ユニコーンアンテナのメリット、デメリットを解説いたします。

なおユニコーンアンテナについては、前述および以下のコラム記事でも詳細をご説明しております。

地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

ユニコーンアンテナのメリット

・地デジ電波の受信感度が高い。
ユニコーンアンテナは、本体の受信性能は20素子相当ながら、屋根の上など比較的、高い位置に設置されるので、周囲の障害物に影響されにくく、地デジ電波を受信しやすくなっております。そのためデザインアンテナが設置できない現場でも、ユニコーンアンテナであれば設置できることがございます。

・デザイン性が高く住宅の外観を乱しにくい。
ユニコーンアンテナはそのデザイン性とカラーバリエーションによって、住宅の各部に設置しても目立ちません。ほとんどの住宅であればその外観へと自然に溶け込み、住宅の見た目を乱すことはございません。

・風雨などへの抵抗力が高い。
テレビアンテナを屋根の上など高所に設置すると、風雨や雪、また鳥が留まるなどの影響を受けやすく、老朽化やトラブルの原因になります。しかしユニコーンアンテナはポール状の形から風雨などを受け流しやすいため、経年劣化やトラブルの発生を抑えることができます。
ユニコーンアンテナについては近年に登場したモデルであることから、正確な寿命についてはまだまだ不明な部分もございますが、おおむねデザインアンテナと同じ10年から15年以上だと見られております。

・太陽光発電との相性がよい。
ユニコーンアンテナは、同じく屋根に設置される八木式アンテナと比べて、太陽光発電との相性がよくなります。
屋根の上に八木式アンテナを設置している住宅で、太陽光発電を導入した場合、八木式アンテナが太陽光パネルに影を落とし、発電効率を下げてしまう。強風で倒れたアンテナによりパネルが破損してしまう。アンテナに留まった鳥などによってパネルに害が及ぶなどの懸念が生じてまいります。
対してユニコーンアンテナであれば、スリムな形状から、太陽光発電と併用しても、このようなトラブルが起こりにくくなっております。
また地デジアンテナとBS/CSアンテナをセットで設置する場合も、ユニコーンアンテナの場合は、マスト部分にBS/CSアンテナを設置することでシンプルな設置が可能となります。

ユニコーンアンテナのデメリット

・アンテナ設置費用がもっとも高額になる。
ユニコーンアンテナは最新モデルであるため、他の二機種に比べると本体価格が高くなり、その分、設置工費も他の機種に比べるとやや高額になってまいります。

・電波の受信性能では、八木式アンテナにやや及ばない。
ユニコーンアンテナは八木式アンテナと同様、設置位置が高いため、受信感度が高いモデルになります。
ただ本体の受信性能は20素子相当であり、素子アンテナである八木式アンテナの20素子モデルや、それ以上の高性能モデルに比べると受信性能は及びません。基本的にユニコーンアンテナは強電界地域から中電界地域向けのモデルであり、弱電界地域では使用できないケースも多くなります。

・デザイン的にマッチしない建築物も存在する。
ユニコーンアンテナはその洗練された形状から、住宅の外観やデザインを乱しにくいアンテナモデルですが、例えば純和風建築の家など、住宅のスタイルによっては、住宅とアンテナのデザインがマッチしないこともございます。

デザインアンテナのおすすめ設置位置

ここでは、デザインアンテナが設置される主な位置をご紹介し、そのメリットやデメリット、注意すべきポイントなどを解説いたします。

設置位置1:住宅の壁面

住宅の壁面は、デザインアンテナをつける位置としては主流の位置です。外壁に穴を開ける必要が出るのはデメリットですが、その分しっかりと固定でき、太陽光発電の邪魔にならないメリットもございます。なお壁面設置やデザインアンテナに限らず、地デジアンテナは地デジの電波が届く方向に向ける必要があるため、設置できる壁面の方向などは限られてまいります。

設置位置2:ベランダの内外

ベランダにデザインアンテナを取り付けるメリットとしては、設置後のメンテナンスなどが安全に行いやすい点。また比較的、設置作業が簡単となるため、ご自宅でのDIY設置も可能になる点です。
デメリットは、DIY設置の場合はやはり一定の手間がかかり、失敗した場合の保証もない点。屋根の上よりは設置位置が低くなるため、高層建築物の付近や住宅密集地などでは受信が難しくなるケースもある点などがございます。またアンテナを固定するベランダの柵などに、一定の強度が必要となる点にも注意が必要です。

設置位置3:住宅用引込柱

住宅用引込柱は、住宅内ではなく、住宅の敷地内に立てるポール(柱)です。このポールを設置し、電線から出ているケーブルや電気配線をポールへと引き込み、ポールから地中を通して屋内に配線を送ります。外から配線が見えないため、家の外観が向上する。電線が自宅の木に引っかかるなどのトラブルを防ぐことができるといったメリットがございます。
住宅用引込柱は、一般的には「すっきりポール」と呼ばれることもございます。「すっきりポール」とは、大手総合家電メーカー「Panasonic」さんが提供する住宅用引込柱の商品名です。一般的な住宅用引込柱の中でも、この商品のシェアが非常に高いため、他社製品であっても「すっきりポール」と呼ばれることが多くなります。
住宅用引込柱へのデザインアンテナの設置は、住宅本体の構造上、壁面への設置が難しい場合などに有効です。また、柱の高い位置に設置することで地デジ電波を受信しやすくなります。
一方、注意点やデメリットとしては、住宅用引込柱が隣地との境界ギリギリに設置されている場合は、デザインアンテナで「越境問題」が生じないよう注意する必要がある点。また住宅用引込柱の導入について高い費用が掛かるという点です。

設置位置4:屋根の上

同じく電波状態などの条件で壁面などへの設置が難しい場合は、八木式アンテナと同じように、屋根の上のポールにデザインアンテナを設置する方法がございます。この場合のメリットは、八木式アンテナに比べると風雨などに影響されにくい。また地デジ電波の方向へ正確に向けることができるといった点になります。
逆にデメリットとしては、壁面設置の場合に比べると風雨などによる影響を受けやすくなる。目立つことで外観性がやや悪くなるといった点が挙げられます。

設置位置5:屋根裏空間

デザインアンテナの屋根裏空間への設置は、先ほどもご説明いたしましたが、屋内で経年劣化を防げて住宅の外観にも影響しない。設置位置が高いため地デジ電波が受信しやすいなどの点になります。
屋根裏設置に必要な条件としては、建材などで地デジ電波が遮断されず、屋根裏空間でも十分な地デジ電波が受信できる。屋根裏空間にデザインアンテナが設置できる、最低限で一平方メートル程度の空間がある。人が入ることのできる点検口があり、屋根裏空間でアンテナ設置作業が行える、などの点になります。

デザインアンテナ設置について見られる6つの失敗例

ここでは、実際にデザインアンテナを設置した場合に、しばしば起こりうる主な失敗例についてご説明してゆきます。

デザインアンテナの失敗例1:十分な地デジ受信ができない

デザインアンテナは本体の素子数や設置位置から、八木式アンテナなどに比べると受信感度が低下することがございます。そのため設置してみても、十分な地デジ電波が受信できす、地デジ放送の映像が乱れる、映らないなどのトラブルが生じることがございます。
このようなトラブルの原因としては。住宅周辺の地デジ電波レベルや電波の方向を正確に確認せず、地デジアンテナ機種や設置位置を決めてしまったなどのことが考えられます。
このようなトラブルを防ぐためには、専門知識が豊富で事前の電波調査を行うアンテナ工事の専門業者に工事を依頼し、ご自宅にデザインアンテナを設置できるか、適切なアンテナ機種や設置位置を判断してもらう必要がございます。また設置後に、万が一の不具合が生じた場合に備えて、長期のアフターサポート、保証制度を用意している業者を選ぶことも大切です。

デザインアンテナの失敗例2:DIY設置したがうまくいかない

前述のようにベランダ内部などへのデザインアンテナの設置は、DIYでも可能です。
ただご自宅のベランダで十分な地デジ電波が受信できるかの確認や、アンテナ本体の性能などに関する知識は必要となります。そしてもし設置に失敗して地デジ電波が受信できない。アンテナ機器や住宅などを破損してしまうなどの事態にいたっても、すべて自己責任となります。確実なDIY設置の自信がない場合は、専門業者に依頼することが確実と言えるでしょう。

デザインアンテナの失敗例3:衛星放送が受信できない

ごく基本的なことですが、地デジアンテナであるデザインアンテナでは、BS放送、CS放送や新4K8K衛星放送などの衛星放送を受信することはできません。衛星放送の受信のためには別途、BS/CSアンテナや、対応する機器などを設置する必要がございます。
特にブースターや分配器などの機器は、地デジのみに対応するUHF用。地デジと衛星放送に対応できるUHF/BSCS/4K8K対応型などがございます。地デジと衛星放送の双方をご覧になりたい場合には、デザインアンテナと同時にBS/CSアンテナを設置することが必要です。工事の費用や手間などを考慮すると、地デジアンテナとBS/CSアンテナをセットで設置することをおすすめいたします。

デザインアンテナの失敗例4:住宅の壁に穴を開ける必要がある

この点はすでに説明しておりますので、ここでは壁に穴を開けることのリスクをご説明いたします。
ひとつは、住宅の資産価値が落ちてしまう点です。もうひとつは、壁に穴を開けた際の対処が甘いと、そこから雨水のしみこみなどによる腐食などが起こる可能性がある点です。通常、アンテナ工事業者であれば、壁に穴を開けた場合には、シリコンを埋め込むなどの処置を行い、腐食などを防止します。
したがって、デザインアンテナ設置の際には、壁の穴に適切な処置を行う優良な業者を選ぶこと、壁面設置の際に、壁にどの程度の穴を開けるのか、事前に確認して納得した上で工事を依頼すること、また壁面への設置以外の方法を検討するなどが重要となります。

デザインアンテナの失敗例5:業者が無断で八木式アンテナに変更した

本来はデザインアンテナの設置を依頼したにも関わらず、施工を担当した業者が独断で八木式アンテナに変更したという事例もございます。
もし電波状態などの関係で、業者側がご注文の内容を変更するのであれば、まずお客様に相談の上、許可を得るのが当然の手続きと言えます。このような事態を招くのは、そもそも業者としての姿勢に問題がある、質の低いアンテナ工事業者だといえます。
このような業者を避けて、優良業者を選ぶポイントについては、後の項で解説いたしますので、そちらをご参照ください。

デザインアンテナの失敗例6:想定より設置費用が高額になった

前述のようにデザインアンテナは八木式アンテナより本体価格、設置費用がやや高くなる傾向がござます。さらにデザインアンテナ本体の設置費用以外にも、ブースター、分配器など必要な機材の設置。また業者によっては、高所作業費や出張費などが追加で発生する場合もあり、業者の価格表などで想定していたより、設置費用が高額になることもございます。
このような事態を避けるためには、無料の見積もりに対応してくれる業者を選び、デザインアンテナ設置にあたって、あらかじめ必要となる工事費用の総額を割り出してもらうことが重要です。また複数の業者による相見積もりを行うことで、それぞれの工事費用の相場や、各種の工事費用が適正かを判断でき、比較検討の上で最適な業者を選択できます。

デザインアンテナ設置にあたって失敗しない方法

以上、デザインアンテナの設置でみられることが多い失敗例を挙げてまいりました。
そしてここからは上記の失敗例を踏まえ、デザインアンテナ設置に当たって、
・ご希望のアンテナ工事を実現するために選ぶべきアンテナ工事業者はどのような業者か?
・適切なアンテナ業者を見極めるためにはどうすればいいのか?
をご説明いたします。
そして本コラムの結論として、その他「知っておくべき、デザインアンテナ設置で失敗しない方法」を解説いたします。

適切なアンテナ工事業者とは?

・専門知識があり、現場に適したアンテナ工事が可能な専門業者。
失敗例の項でご説明した通り、アンテナ工事に関しては、各種アンテナの性能や特性に関する正確な知識、的確な設置場所の環境を正確に見極める能力など、専門的な知識が必要になります。
このような業者となると、やはりアンテナ工事の専門業者、それも前もっての説明が確かで見積もり通りの内容と価格で工事を行うなど、良心的な施工を心がける優良業者になります。そのような業者に仕事を頼むことにより、アンテナ設置後に十分な地デジ電波が受信できない。想定よりも工事費用が高額になるといった問題が発生する可能性が低くなります。

・顧客の要望を最優先に考える業者。
アンテナ工事業者として専門知識を備えていたとしても、お客様の意向をきちんと確認せず、独断でアンテナモデルや設置位置を決めて工事を進める。当初の説明や見積もりから変更するような業者はおすすめいたしません。
まずアンテナ工事に関してお客様のご要望をきちんと聞き、可能な限りご要望に近いアンテナ工事を提案する。もし現場の条件などでご要望通りのアンテナ工事が難しい場合は、その旨についてきちんと説明するといった姿勢の業者。また実際の施工に関しても、前もっての打ち合わせや見積もり通りの施工を行う。万が一、想定外の事態などで、予定通りの施工が難しくなった場合には、きちんとお客様にご相談を行い、ご納得いただいた上で施工の変更などを行う業者をお選びになることが重要です。
当あさひアンテナでは、このような姿勢を最重視したアンテナ工事を実践しております。

優良なアンテナ工事業者を見極めるポイントとは?

・業者の公式サイトが予備知識なしでもわかりやすいか?
アンテナ工事業者の公式サイトは、アンテナ工事をお考えになるお客様が、まず最初に目にする業者の顔ともいえるものです。
したがって、この公式サイトにおいて、施工できる具体的な工事の内容。また使用する機材のメーカーや型番。各工事の標準価格がわかりやすいなどの点が、その業者がお客様を第一に考えているかどうかを見極める、重要なポイントになります。
逆に専門用語ばかりで具体的な説明がない、機材や工事に関する料金体系が分かりにくい、情報が少ないなどと思われる場合は要注意です。お客様の知識不足につけこみ、独断で粗雑な工事を進め、高額の費用を請求する悪質な業者の可能性もございます。

・お見積もり時などの対応が親切でわかりやすいか?
その業者が信頼できるかどうかを判断するには、無料の電波調査や見積もりなどを依頼して、訪れたスタッフの対応を確認することが一番です。後述する相見積もりに対応してくれるかどうかの他、担当のスタッフにさまざまな質問をして、わかりやすく親切に解説してくれるようであれば、信頼できる業者だと考えられます。
逆に、接客態度に礼節などが感じられず、まだ見積もりの段階で強引に契約を結ぶよう求めてくる。またライバル業者のことを否定するなどの場合には、その業者には要注意だといえます。

・インターネット上の口コミやレビューはどうか。
業者側の話だけで、すべてを判断することは難しいといえます。その話が本当に信頼できるか客観的な判断を下すためには、後述する相見積もりを利用する他、インターネットの口コミやレビューなどを確認するのもひおつの方法です。
ただこの種のレビューも、基本的には個人の感想にすぎません。ひとつやふたつの意見ですべてを信じるのではなく、複数の意見を見て、その傾向を判断するなど、参考程度にとどめておくのが重要と言えます。

その他、デザインアンテナ設置で失敗しない方法

・相見積もりを行う。
よりよいアンテナ工事を実現するためには、複数の業者にアンテナ工事の見積もりを出してもらう「相見積もり」を行うことが有効です。
相見積もりにより、工事価格の低い業者を選べるというのもメリットですが、複数の業者の見積もりを比べることで、工事価格の適正な相場を判断することもできます。
相見積もりに際しては、ただ価格が安いだけでなく、工事や機材の品質、アフターサービスなどの総合的なコストパフォーマンスで業者をお選びになることがおすすめといえます。

・現地の電波調査や見積もりが無料である業者にお願いする。
相見積もりや電波調査は、出張料やキャンセル料なども含めて無料で行ってくれる業者を選びましょう。
このような作業を無料で行い、相見積もりにも対応してくれるということは、それ自体が、自身の施工や見積もり価格に自信を持っている業者である証拠だともいえます。

失敗しない工事・まとめ

デザインアン点設置で失敗しない方法のポイントとしては、
・デザインアンテナの特性を理解し、ご自宅に設置して使えるかどうかをきちんと見極める。
・お客様のご希望通り、的確な調査と施工で確かなデザインアンテナ設置工事を行える業者に依頼する。
の2点が重要といえます。

当あさひアンテナでは、デザインアンテナ設置については通常モデル、高性能モデル、コンパクトモデルなどをご用意しており、すべてアンテナ本体価格、基本部材がセットとなったアンテナ設置工事費を、20,000円(税込み)からでご提供しております。
その他、必要な機材設置やオプション工事も、すべて弊社の公式サイトにて使用する機材、価格体系を明記しております。
また現地での電波調査、お見積もりも、出張料、キャンセル料含む完全無料でお引き受けしております。もちろん相見積もりにもご対応いたします。実際の工事では、当初の見積もり通りの施工をお約束し、お客様に無断での工事内容の変更、また工事や機材を追加するなどのことは決して行いません。さらに工事後の保証は、業界でも最長クラスの、工事完了日から「10年保証」をご用意しております。

デザインアンテナ設置をはじめ、各種テレビアンテナ工事をお琴目のお客様は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)かメールフォームLINEアカウントまで、どのようなことでも、お気軽にご相談いただければ幸いに存じます。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。