あきる野市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
あきる野市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは東京都あきる野市はじめ、都内全域での地デジやBS/CSなど各種アンテナ設置工事について、豊富な経験と実績がございます。あきる野市にお住まいで、地デジその他アンテナの新規設置、また修理や交換などをお考えの方は、まずはご相談だけでも当あさひアンテナへ、お電話やメールでお気軽にお問い合わせください。
東京都あきる野市は、東京都の多摩地区西部。都の全体から見て西側の中央部に位置する市です。市の面積は73.47平方キロメートル。2020年(令和2年)5月1日時点での市の推計人口は80,521人で、うち男性が40,162人、女性が40,359人になります。また市内にはおよそ36,047世帯が暮らしています。東京都の市区町村62自治体の中では7番目の広さで、人口数ではおよそ42番目の多さになります。あきる野市は東部から中央にかけては市街地が広がる一方、西部は関東山地にあたり、緑の豊かな街になっています。
東京都隅田区にある東京スカイツリーからあきる野市までは、およそ43キロから61キロの距離になります。スカイツリーからの地デジ電波はNHKおよび広域民放であればほぼ全域、東京MXは市の中央部から東部にかけての地域で受信可能ですが、市域内には山地が多いこともあって、現場の環境によっては、地デジの受信に関して条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、あきる野市全域での地デジその他、各種アンテナ設置工事に対応しております。弊社にはあきる野市をはじめ東京都内全域での作業経験が豊富で、地域ごとの地デジ電波の特性を把握し、現場に合わせた最適なアンテナ設置工事をご提案できる腕のいい専門の職人が揃っております。あきる野市にて地デジ、CS/BSなど各種アンテナ工事をお求めのお客様は、確実な地デジ受信と、丈夫で長持ちするアンテナの設置をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、ホームページからのお問い合わせフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)へとご連絡ください。
「2020年現在の新型コロナウィルス流行に関しまして」
このたびの新型コロナウイルス発生に際しまして、弊社では現場に出向く職人はもちろん、全従業員にマスクと除菌スプレーを配布し、作業車や作業着などの除菌を頻繁かつ丁寧に行う他、従業員各人によるこまめなうがい、手洗いなども徹底しております。また会社としても従業員には業務よりも体調管理を優先し、わずかでも体調に異変がある場合は、安全が確認できるまで休むよう指導しております。
すべては社員の身を守ると同時に、万全を期してお客様をお守りするための、最大限の配慮でございます。現場でのお客様への対応についても、万が一のリスクを避けるため、失礼ながら基本的にマスクを装着したままでご対応させていただいております。申し訳ありませんが、なにとぞご了承ください。
あきる野市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
あきる野市に適している地デジアンテナの機種は何ですか?
- A
現在、ご家庭で用いられる主な地デジアンテナは、八木式アンテナとデザインアンテナです。
八木式アンテナは屋根の上などに見られる、魚の骨のような形の昔ながらの地デジアンテナです。日本のテレビ放送黎明期から使われている機種で、素材や耐久力は時代につれて進歩していますが、基本的な構造は当時からまったく変わっていません。それだけ基本設計に優れており、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇っています。ただ主に屋根の上などに設置される八木式アンテナは風雨などの影響を受けやすく、歳月につれて確実に老朽化が進む弱点もございます。現在の八木式アンテナの寿命は平均10年程度ですが、この寿命は海沿いや豪雪地帯など現場の環境によっても大きく変化します。
デザインアンテナは家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単などのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナになります。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナより設置位置が低い分、わずかながら受信感度も低くなる傾向がございます。アンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になっております。
あきる野市は東京スカイツリーから43キロから61キロ程度と、東京都内では遠距離の地域にあたります。スカイツリーからの地デジ電波は、出力が10kwのNHK、広域民放ならほぼ全域で受信可能ですが、3kwである東京MXは市の中央から東よりの地域でしか受信できません。また市域でも西側の山間部など、スカイツリーからの電波を受信しにくい地域では、青梅中継局や青梅沢井中継局など、スカイツリーと同じ種類の地デジ電波を発信する中継局が設置されています。
あきる野市では、中央から東部の台地であれば、基本的に八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを設置しても、地デジ電波の受信に問題が出ることはさほどございません。ただ市内は地形がやや複雑になるため、丘陵地の付近など現場の条件によっては電波障害などが発生し、地デジアンテナの種類や設置位置などに制約が発生するケースもございます。また西部の関東山地では、デザインアンテナよりもより高所に設置できる八木式アンテナのほうが、受信に有利となることも考えられます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からで設置をお引き受けしております。デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ11.3cm、高さ59cm×幅22cmの薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。
またこれら標準機種で受信が安定しない場合は、別途に高性能アンテナもございますので、山地を含む市内のどのような現場にも対応できます。さらに弊社では地デジアンテナの設置に際し、高性能の電波測定器による現場調査を実施しており、適切なアンテナの種類や設置位置など、可能な限りお客様のご要望に応じた方法をご提案いたします。もしご希望の条件でどうしても受信に問題が出る場合は、弊社の豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い代案をご提示いたします。あきる野市で地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、アンテナ機種のご希望やご相談も含め、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へと、どうぞお気軽にお問い合わせください。
- Q
あきる野市で地デジアンテナを設置できるのは屋根の上や壁面だけですか?
- A
一般的に八木式アンテナや BS/CS110度アンテナ は屋根の上、デザインアンテナは家屋の外壁に設置するイメージがございます。しかし現在ではアンテナの性能向上や施工技術の進歩により、確実な受信性能を維持しつつ、外観の重視やアンテナの経年劣化を抑えて故障を避けるため、家屋のさまざまな位置に設置する工法もございます。
八木式アンテナや BS/CS110度アンテナ では、例えば壁面やベランダの外、内側など風雨を受けにくい位置に設置することで、アンテナ本体への負担を軽減する工法がございます。ベランダ内側への設置では空間を少し消費しますが、その分、経年劣化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただどちらのアンテナも電波の方向に向けることが必須のため、ご自宅の位置や角度、向きなどの条件により、アンテナを設置できる場所に制約がございます。その点はどうかご承知おきください。
またあきる野市内でも西部の山地など降雪が多い地域では、特に八木式アンテナをお使いの場合、アンテナに雪が積もるなどの雪害によって故障の原因となることがございます。臨海部の地域などでは、海からの潮風によって通常より錆びが進行する塩害を受けることもございます。
雪害への対策では、通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、積雪に強い雪害対策用のアンテナを用いる、アンテナ表面に雪が付着しにくい加工を行うなどの手法がございます。さらにアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害および塩害、経年劣化への対策に高い効果が得られます。
また弊社では雪害、塩害や風雨への対策として、固定具やケーブルも錆びに強い抗錆び、対塩害仕様のものを使用する。職人の高い技術により防水テープを隙間なく巻きつけ、接続部からの浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工などで、豪雪地域や臨海部、また台風や強風が多い地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない寿命をお約束いたします。
これら各種工法において特別な技術や別途機材を用いる場合は、相応の追加工費が必要となりますが、機材や作業が通常の設置とほとんど変わらない場合は、八木式アンテナ、 BS/CS110度アンテナ とも基本工事費用の15000円からでお引き受けしております。
壁面に設置するデザインアンテナは、基本的に塩害、雪害を含む自然環境への抵抗力が高くなっておりますが、弊社では基本設置工事で、壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止する施工を行っております。また山地内など、より高所への地デジアンテナ設置が必要な現場では、八木式アンテナではなく、ポールなどの先にデザインアンテナを設置することで、形状的に自然環境からの影響を軽減できるアンテナの設置も可能です。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、自然環境の影響も受けず、経年劣化も最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間に設置する工法もございます。弊社では屋根裏にデザインアンテナを設置する工事も、追加工費不要の基本工事価格20000円でお引き受けいたします。またアンテナ屋根裏設置も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーには、配線などを整理したシンプルで無駄のない施工によって、故障のリスクを軽減し、メンテナンスも簡単になるというメリットもございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるために、どうしても屋外よりは電波状態が低下します。ご自宅の屋根裏空間の形状や断熱材の素材など、条件によっては電波が受信できないため設置不可能なケースや、別料金で高性能アンテナやブースターの設置が必要となるケースもございます。その点は何とぞご了承ください。
- Q
あきる野市で設置してもらったアンテナが故障したときの保証はありますか?
- A
その点はどうかご安心ください。当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナ、 BS/CS110度アンテナ など、あらゆるアンテナの設置工事において業界最長クラスの、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社がアンテナ設置技術に高い自信をもつ証でもあります。もし保障期間中、万が一にも弊社の施工したアンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)にご一報ください。最短即日で弊社の職人が現場に駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナの設置工事が完了した際、工事を担当した職人が自筆でサインを入れた保証書をお客様にお渡ししております。もしトラブル等でお客様が対応をお求めの際は、基本的にこの保証書をご用意していただきます。ただ、なにぶん10年間の長期保証となるため、お客様が保証書を紛失された場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などを社内でデータベース化して保存しております。
弊社にアンテナ設置を依頼されたお客様で、もし保障期間中にアンテナトラブルが発生して、弊社の職人からお渡しした保証書が見つからないときは、弊社へのお電話の際にその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前やお電話番号、当時のアンテナ工事の内容や施工時期などをお教えください。弊社側のデータベースで確認でき次第、あらゆる保証について、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によってアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。補償される内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ本体の修理だけではなく、修理費用に火災保険を適用したいとお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際、火災保険のご相談もいただければ、保険会社に提出する必要がある、修理報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉も、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。あきる野市にて突然のアンテナトラブルによってお困りの際は、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで完全にお引き受けする、当あさひアンテナにすべてお任せください。
あきる野市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に 「e201」「e202」「e203」 などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
あきる野市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
あきる野市 てどんなところ??
東京都あきる野市は、多摩地域の西部に位置する市です。都域全体では、都の西半分の中央部にあたります。市域は東西に長く、東の端は市域が北側にせり出し、西の端は南北方向に広がっています。市域には西から東に、多摩川系では最大の支流である秋川が流れており、市域の東側の境界を流れる多摩川と合流しています。また市域東部のやや北寄りをやはり東西に流れ、多摩川に合流する平井川。また秋川に合流する養沢川や盆堀川、三内川、他に鯉川や氷沢川などが流れています。
市域は東部から秋川の北側に河岸段丘である秋留台地、草花丘陵が、中央部には五日市盆地が広がり、主に市街地、住宅地や農地になっています。東部には関東山地の一部である山並みが広がり、臼杵山、市道山、刈寄山を合わせた戸倉三山や馬頭刈山、富士見台、金比羅山などが聳えています。
気候は内陸性気候で、年間平均気温は13度前後です。冬場は都心に比べて冷え込みが強く、ほぼ毎日が冬日で真冬日も見られ、山間部の近くでは積雪も多くなります。特に西部では東部より気温が低くなる一方、夏場はあまり暑くはなりません。
市域の歴史としては、1955年(昭和30年)に、市の東部にあたる東秋留村と西秋留村、多西村が合併して秋多(あきた)町が、西部にあたる五日市町と増戸村、戸倉村、小宮村が合併して、新たな五日市町(いつかいちまち)が発足します。1972年(昭和47年)には秋多町が市制施行し、秋川市となります。そして1995年(平成7年)に秋川市と五日市町が合併して、現在のあきる野市が誕生します。
市名の由来は、古来より市域内に「秋留」「阿伎留」(両者とも読みは「あきる」)の地名があったこと、また旧五日市町には阿伎留神社が存在することです。新市名として旧秋川市は「秋留」、五日市町は「阿伎留」を主張し、最終的にはひらがなの「あきる野」表記でまとまりました。
市の産業には、市の中部から東部にかけての市街地には商業地が多い他、自然が豊かなために農業や林業も盛んです。また西部では山地を生かしたキャンプ場やゴルフ場、温泉施設などのレジャー産業も豊富です。
あきる野市の特産品には、のらぼう菜(野良坊菜)があります。のらぼう菜は江戸時代初期より、東京都や埼玉県、神奈川県など西多摩地方の山間地域を中心に栽培されてきた、洋種ナタネにあたるアブラナ科の野菜です。元々はオランダの交易船が持ち込んだセイヨウアブラナの一種だったといわれますが、「野良坊菜」の名前を含め、詳しい由来は不明です。
のらぼう菜は耐寒性に優れて生命力が強く、江戸時代の飢饉では、のらぼう菜が人々を救ったとの伝承もあります。ただ収穫後はしおれやすいため大量出荷や長距離輸送に向かず、主に生産地で消費されていました。しかし近年では苦味やくせのない味わいが注目され、品種改良が進められており、多摩地域の新たな名産品になりつつあります。
農業、畜産では他に、秋川トウモロコシとして知られるトウモロコシ(玉蜀黍)。和牛の一品種である秋川牛などもあります。また地元で生産される近藤醸造の醤油や、地酒では野崎酒造「喜正」、中村酒造「千代鶴」などの名産品があります。食品の他には、あきる野の山々で取れる多摩産材を用いた工芸品なども名産です。
ご当地グルメでは、五日市弁の「~だんべえ」から名づけた「だんべえ汁」があります。これは元々、地元で「だんご汁」として食べられていたものですが、市内産の食材に特化し、調理にも工夫を凝らしたものを市内で販売しています。長野県や山梨県など信州の名物として知られるおやきも、あきる野市では中身の異なるものが食べられます。
市内の名所には、山林内の絶景である秋川渓谷や、三ツ合鍾乳洞、大岳鍾乳洞、養沢鍾乳洞など自然を生かした景勝地。二宮神社や阿伎留神社、大悲願寺など歴史の深い寺社などがあります。
市街地には二宮考古館、五日市郷土館などの資料館の他に、私設図書館である少女まんが館があります。事業主、館主は中野純さん、大井夏代さん夫妻で、少女漫画の永久保存を目的として単行本から、雑誌や付録などの貴重な資料を収めています。元々は文筆家である中野さん個人の蔵書、約5百冊からはじまりましたが、愛好家の寄贈などが重なり、現在では6万冊を越える少女漫画や関連書籍を所蔵している他、少女漫画に関するさまざまなイベントも行っています。
市内の祭礼やイベントには、毎年9月の大規模な例大祭である正一位岩走神社例大祭。珍しい六角型神輿が見られる阿伎留神社例大祭。露店で販売されるしょうが(生姜)を食べると一年間、健康に過ごせるとされる、しょうが祭りなどの伝統行事。また7月に行われるあきる野映画祭。8月のあきる野夏まつり。地域活性化のためにあきる野商工会が立ち上げた、和などをテーマにした懐かしい夜の市であるヨルイチなど、市民が工夫を凝らしたイベントも数多くあります。
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あきる野市 の場所
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東京都あきる野市は、多摩地域西部、都の西側の中央部に位置している市です。都内の市ではもっとも西に位置し、都区部からはもっとも遠い市になっています。市の北側は青梅市に面しており、両市にはさまれる形で北側の中央に西多摩郡日の出町が位置します。北西側は羽村市に、東側は福生市に、南側は八王子市に、西側は西多摩郡檜原村に、北西側は同郡奥多摩町に接しています。
あきる野市は中央部から東側にかけて市街地などが広がる盆地、台地と、西部の山地からなる市です。市域には河川や山林など自然が豊富で、農地や景勝地、キャンプ場やゴルフ場など自然を生かした施設も豊富な市です。
あきる野市の市章は、青いアーチの中に赤い丸をおいた、やや右に傾き気味の「A」を思わせる模様の下に、二枚の葉のような緑の模様が入っているものです。これは市の頭文字「A」と木の葉をモチーフに、人と緑が共生する姿と、未来に向けて発展するあきる野を象徴したものです。また青は澄んだ水と空気、赤は市民の情熱とエネルギー、緑は豊かな自然を表現しています。
あきる野市の鳥はセキレイ(鶺鴒)、市の花はキク(菊)、市の木はモクセイ(木犀)です。
セキレイは鳥類の一グループです。標準和名でセキレイと呼ばれる種はなく、和名にセキレイが含まれるのは、スズメ目セキレイ科セキレイ属の種と、スズメ目セキレイ科イワミセキレイ属のイワミセキレイ(石見鶺鴒)1種です。通常、日本で見られるセキレイは、セキレイ属で日本の固有種であるセグロセキレイ(背黒鶺鴒)と、ハクセキレイ(白鶺鴒)、キセキレイ(黄鶺鴒)の3種ですが、他にも旅鳥などで希に見られる種もあります。セキレイ属の鳥は主に水辺に住み、長い尾を上下に振る習性がありますが、イワミセキレイは左右に振ります。この動作からニワタタキ(庭叩き)、イワタタキ(岩叩き)、イシタタキ(石叩き、石敲き)や、日本神話の伝承からオシエドリ(教鳥)、コイオシエドリ(恋教鳥)など、数多くの別名があります。体長や羽の色、鳴き声などは種によって異なりますが、セグロセキレイでは体長は20センチから22センチ、頭から肩、背にかけては濃い黒で、腹部が白、胸部は黒になっています。
セキレイは日本の文化にも関わりが深く、俳句ではセキレイやその別名は秋の季語になっています。また現代剣道の元となった北辰一刀流では、星眼(正眼)の構えで剣先を小刻みに動かすことを「セキレイの尾」の動きと呼び、構えの基本にしています。
キクはキク科キク属の植物で、狭義にはイエギク(家菊)、栽培ギク(栽培菊)を示します。キクは観賞用としても古くから愛されている花です。日本で観賞用の多年草植物として園芸で発展してきた品種を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼びます。日本では奈良時代の末か平安時代の初めに中国から導入されたと考えられており、平安時代に入ってから「古今和歌集」などで歌にも詠まれるようになりました。鎌倉時代のはじめには後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を皇室の家紋としたことから、日本の秋の花として広まりました。また江戸時代には園芸植物として品種改良も進んでいます。
モクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木で、ギンモクセイ(銀木犀)の別名や、キンモクセイ(金木犀)などの品種も知られており、中国名は「桂花」です。幹の高さは4メートルから5メートルで、9月から10月に咲く花は葉の根元にたくさんつき、夜でも木の位置がわかるほどの甘く強い芳香に趣があります。そのため香りを楽しむ庭木としても人気があります。植樹や増殖が簡単なため、昔から庭木や庭園の木として親しまれています。ちなみに中国が原産のモクセイには雄株と雌株がありますが、日本にあるのは雄株のみです。
あきる野市のマスコットキャラクターは「森っこサンちゃん」です。森っ子サンちゃんは、両生類で有尾目サンショウウオ科サンショウウオ属に分類される有尾類、トウキョウサンショウウオをモチーフにしたキャラクターです。
トウキョウサンショウウオは日本の東京都と茨城県、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、福島県の一部などに生息する固有種のサンショウウオで、1931年(昭和6年)に市内の草花丘陵で発見された、市の里山環境の象徴ともいえる生物です。
体長は8センチから13センチ。体側面に入る皺(肋条)は左右に12本ずつで、背面の色は黄褐色や黒など固体による違いが多く、体側面に青白色の斑点が入っている場合もあります。水田や里山の森、渓流などに生息し、目が大きく、胴の長い姿に愛嬌があります。現在でも市内の里山でその姿が見られますが、近年は開発による環境破壊で生息数が少なくなりつつあります。
森っこサンちゃんはサンショウウオの兄と妹ですが、個々の名前はなく、兄妹揃って「森っこサンちゃん」です。兄は頭に草の冠をかぶり、身体には青い河川の流れを描いています。妹は手に葉っぱを持ち、花がついて川が描かれた山型の帽子をかぶっています。
森っこサンちゃんは2011年(平成23年)に、市が郷土の恵みの森づくりを推進するため、トウキョウサンショウウオを元にしたキャラクターと愛称を公募したものです。キャラクターは北海道江別市の八谷早希子さん。愛称は市内、伊奈の今井拓海さんと五日市の酒井琴羽さんの作品が採用されました。サンちゃんの兄と妹は、フィギュアやTシャツ、マシュマロやサブレといったお菓子など各種のグッズ化されている他、2015年(平成27年)には市制施行20周年事業として、いわゆる原付バイク向けにサンちゃんのオリジナルナンバープレートが交付されるなど、市の自然の魅力をPRすべく活躍しています。
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あきる野市 の鉄道路線
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五日市線
・東秋留駅
・秋川駅
・武蔵引田駅
・武蔵増戸駅
・武蔵五日市駅
あきる野市のバス
・西東京バス
・市内循環バス(コミュニティバス)「るのバス」
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あきる野市 の主要道路
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高速道路
・首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
・あきる野IC
一般国道
・国道411号(滝山街道)
都道 主要地方道
・東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)
・東京都道7号杉並あきる野線(睦橋通り)
・東京都道29号立川青梅線
・東京都道31号青梅あきる野線(秋川街道)
・東京都道32号八王子五日市線(秋川街道)
・東京都道33号上野原あきる野線(檜原街道)
・東京都道46号八王子あきる野線(滝山街道)
・東京都道61号山田宮の前線
一般都道
・東京都道163号羽村瑞穂線
・東京都道165号伊奈福生線
・東京都道166号瑞穂あきる野八王子線
・東京都道168号東秋留停車場線
・東京都道169号淵上日野線(新滝山街道)
・東京都道176号楢原あきる野線
・東京都道184号奥多摩あきる野線
・東京都道185号山田平井線
・東京都道201号十里木御嶽停車場線
・東京都道250号あきる野羽村線
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あきる野市 出身の芸能人
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東京都あきる野市出身の著名人には、立川市生まれ、あきる野市と武蔵村山市育ちの元グラビアアイドル、女優で、映画「体脂肪計タニタの社員食堂」主演の春野菜々子や「ギャラクシー街道」のレイなどを演じた優香さん。テレビドラマ版の横溝正史シリーズ「本陣殺人事件」「八つ墓村」など、多くの作品に出演した俳優の荻島真一さん。「必殺シリーズ」「太陽にほえろ!」「桃太郎侍」など、主に70年代のテレビドラマへのゲスト出演で活躍した女優の有吉ひとみさん。映画「女子学園 悪い遊び」「不良少女 魔子」など不良少女役を得意とし、やはり70年代の映画やテレビドラマで活躍した夏純子さん。「高杉晋作の歌〜ああ青春騎兵隊〜」などの曲がある演歌歌手の三田りょうさん。4人組ソウルバンド「WONK」のボーカル、長塚健斗さん。落語家で昭和の戦前から戦後にかけて高い人気を得るも、事故により急逝した3代目三遊亭歌笑師匠、および3代目の甥にあたり、その遺志を次ぐべく落語家になった4代目歌笑師匠。北海道放送 (HBC)アナウンサーの堀啓知さん。「タンクタンクロー」などの作品で知られる戦前から戦後にかけての漫画家で、水墨画家としては「阪本雅城」を名乗った阪本牙城さん。宝島社「VOW」の2代目総本部長などを務めた編集者の古矢徹さん。明治時代に貧民層向け学校の校長を務め、その実話が昭和期に小説化された坂本龍之輔さん。歴史上の人物では、江戸時代中期、大岡越前守忠相に才能を見出され、その下で地方巧者として民政、農政に活躍した田中丘隅などがいます。
スポーツ界では、元プロバレーボール選手でバレーボール日本代表も務めた木村沙織さん。その実妹でやはり元バレーボール選手の木村美里さん。トリノパラリンピック大回転銀メダリストで、あきる野ふるさと大使でもあるチェアスキーヤー、森井大輝選手。アイシンシーホースなどに所属した元男子プロバスケットボール選手で、バスケットボール日本代表も務めた網野友雄さん。明治から大正にかけての力士ですが、若くして亡くなった玉ノ川脇太郎さんなどが、現在のあきる野市にあたる地の出身者です。
あきる野市 町域別対応エリア
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ア行
- 秋川1(アキガワ1)、秋川2(アキガワ2)、秋川3(アキガワ3)、秋川4(アキガワ4)、秋川5(アキガワ5)、秋川6(アキガワ6)、秋留1(アキル1)、秋留2(アキル2)、秋留3(アキル3)、秋留4(アキル4)、秋留5(アキル5)、網代(アジロ)、油平(アブラダイ)、雨間(アメマ)、五日市(イツカイチ)、伊奈(イナ)、入野(イリノ)、上ノ台(ウエノダイ)、牛沼(ウシヌマ)、小川(オガワ)、小川東1(オガワヒガシ1)、小川東2(オガワヒガシ2)、小川東3(オガワヒガシ3)、乙津(オツ)
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カ行
- 上代継(カミヨツギ)、切欠(キッカケ)、草花(クサバナ)、小中野(コナカノ)、小峰台(コミネダイ)、小和田(コワダ)
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サ行
- 三内(サンナイ)、下代継(シモヨツギ)、菅生(スガオ)、瀬戸岡(セドオカ)
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タ行
- 高尾(タカオ)、舘谷(タテヤ)、舘谷台(タテヤダイ)、戸倉(トクラ)、留原(トトハラ)
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ナ行
- 二宮(ニノミヤ)、二宮東1(ニノミヤヒガシ1)、二宮東2(ニノミヤヒガシ2)、二宮東3(ニノミヤヒガシ3)、野辺(ノベ)
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ハ行
- 原小宮(ハラコミヤ)、原小宮1(ハラコミヤ1)、原小宮2(ハラコミヤ2)、引田(ヒキダ)、平沢(ヒラサワ)、平沢西1(ヒラサワニシ1)、平沢東1(ヒラサワヒガシ1)、深沢(フカサワ)、渕上(フチガミ)
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ヤ行
- 山田(ヤマダ)、養沢(ヨウザワ)、横沢(ヨコサワ)