東松山市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
東松山市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは埼玉県東松山市はじめ、埼玉県内において各種アンテナ工事の豊富な経験と実績がございます。東松山市にお住まいで、地デジ、BS/CSなど各種アンテナの新規設置、修理や交換などをお考えの方は、まずはお気軽にご相談だけでも、当あさひアンテナに、お電話やメールでご連絡ください。
東松山市は埼玉県のほぼ中央に位置する市で、古くから松山城の城下町、また街道沿いの宿場街として栄え、明治維新後は商業地としても発展した地です。現在でも企業や大型の商業施設が多く、近隣の町や市から人が集まる、周辺地域の中心都市になっています。
東松山市の面積は65.35平方キロメートルで、県内の市町村では11番目の広さになります。また市の人口は2019年(令和元年)11月1日時点で90,398人。うち男性が45,511人、女性が44,887人になります。また市内には40,495世帯が暮らしています。埼玉県内の区と市町村の中で、東松山市はおよそ31番目の人口数になっています。
東京都隅田区にある東京スカイツリーから東松山市までは、およそ47キロから57キロ以上の距離になります。東松山市からスカイツリーの間に高山などの遮蔽物は特に存在しないため、NHKや広域民放であれば十分に受信できる範囲内です。しかし現場の環境によっては、電波の受信やアンテナの設置について条件や制約が生じるケースもございます。
当あさひアンテナでは、東松山市全域でのアンテナ工事に対応しております。東松山市にて各種アンテナ工事をお求めのお客様は、まずは東松山市はじめ埼玉県全般での作業経験が豊富で、県内の各地域ごとの特性を把握した職人の手による安心確実な施工をお約束する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)またはホームページからのお問い合わせフォームへとご連絡ください。
【追記】令和元年9月から10月にかけて相次いだ台風や豪雨により、埼玉県はじめ全国各地で多大な被害が発生いたしました。被災された埼玉県はじめ各地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。東松山市でも大きな被害が発生し、11月現在でも市の公式サイトが緊急災害情報用のトップページになっているなど、大変な事態が続いていることに弊社一同、心を痛めております。東松山市はじめ、被災された地域の一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げると同時に、弊社からも微力ながら復旧に貢献すべく、できる限りのご支援を行ってゆきたく思っております。
東松山市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
東松山市での地デジアンテナはどのようなタイプが向いていますか?
- A
現在、ご家庭で主に用いられているテレビアンテナで、地デジ用のアンテナは主に、八木アンテナとデザインアンテナです。
八木式アンテナ、または八木アンテナとは、魚の骨のような形で、主に家屋の屋根の上に見られる昔ながらのアンテナです。日本ではテレビ放送がスタートした1953年(昭和28年)当時から現在まで使い続けられている機種であり、時代につれて素材の強度などは向上していますが、基本構造は現在でも変わっていません。それほど基本設計に優れており、2019年現在でも高性能を誇る地デジアンテナです。特にスカイツリーから50キロ前後の距離がある東松山市では、屋根の上などの高所に設置し、確実に電波を受信できる八木式アンテナが頼りになります。一方、八木式アンテナは、主に屋外の高所に立てるため、自然環境の影響を如実に受け、歳月につれて確実に老朽化が進んでいく弱点もございます。現在の八木式アンテナの平均寿命はおよそ10年程度ですが、耐用年数はご自宅の周辺環境によっても大きく変化します。デザインアンテナは、壁面アンテナ、平面アンテナ、フラットアンテナとも呼ばれ、主に家屋の外壁に設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。メリットは家屋の外観を損なわない点、経年劣化や故障のリスクを軽減できる点、修理やメンテナンスが簡単な点になります。また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当であり、八木式アンテナと比べても受信性能にほとんど差はごさいません。ただデザインアンテナは八木式アンテナに比べて設置位置が低い分、わずかながら受信感度が低くなる傾向もございます。また自宅と放送局の方向などによっては、設置できる壁面の向きや位置などに制約もございます。アンテナ本体価格や工事費も、八木式アンテナに比べてやや割高となります。
東松山市でも電波の出力が10kwであるNHKや広域民放であれば、八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらでも受信に問題が出ることはさほどございません。ただ地方局である東京MXは出力が3kwしかなく、電波が届く範囲は、スカイツリーの周辺およそ50キロの範疇になります。東松山市は埼玉県内でも東京MXの電波が届く境界線上にあたり、50キロ圏内である市の南東部であればおおむね受信できますが、西部や北部では受信が難しいケースもございます。そのため東松山市内で東京MXを受信したい場合は、高所に設置する八木式アンテナが有利とも考えられます。
その他、円柱状でスタイリッシュなユニコーンアンテナもお取り扱いがございます。
前述の通りではありますが、八木式アンテナは自然環境によるダメージを受けやすい弱点もあり、受信性能と寿命や故障リスクの軽減、どちらを優先するかなどによって、お勧めできるアンテナも異なってまいります。また現場の条件によって、利用できるアンテナの種類や設置位置などに制約が出ることもございます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナとも、国産DXアンテナ社製の最新モデルをご用意し、八木式アンテナは軽量で耐水性と対風速性が高く、長寿命が望める機種を用い、アンテナ本体価格を含む基本工事価格15000円からでお引き受けしております。デザインアンテナは20素子相当、業界最小クラスの厚さ11.3cm、高さ59cm×幅22cmの薄型モデルをご用意し、アンテナ本体価格を含む基本工事価格20000円からで設置をお引き受けいたします。本体色も4通りございますので、どのような外壁にも調和いたします。
さらに、これら標準機種で安定した受信ができない場合、別途に高性能アンテナのご用意もございますので、どのような現場やご要望にも対応できます。また弊社では地デジアンテナの設置に際して、高性能の電波測定器を用いた現場調査を行い、最適なアンテナの種類や設置位置など、可能な限りお客様のご要望に近い方法をご提案いたします。もしご希望の条件で受信に難が出る場合は、東松山市での豊富な工事経験に基づき、できるだけご要望に近い形で、確実な電波受信が可能な代案をご提示いたします。
東松山市で地デジアンテナの新規設置や交換をお考えの方は、適切なアンテナの種類のご相談も含め、お気軽に当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へとお問い合わせください。
- Q
アンテナブースターとは何ですか。また東松山市での地デジを受信には必要ですか?
- A
アンテナブースターとは、アンテナが受信した電波を増幅する装置のことで、受信ブースター、増幅器、プリアンプとも呼ばれます。アンテナから屋内にある個々の受信機(テレビ)に届く電波が、一定の受信レベルの範囲内にないとテレビ画像は映りません。そのため電波状態が悪い現場では、アンテナが受信した電波を増幅するブースターの設置が必要となります。
また東松山市ではまずありえないケースですが、電波が極端に強い場合も画像が乱れる原因になるため、その場合は電波を適切なレベルまで弱めるアッテネーター(減衰器)という装置を設置します。
電波状態が十分な現場では、ブースターは不要と思われるかもしれません。ただ現場の電波状態は適度なレベルでも、アンテナからテレビまでの間にかなりの距離がある、また一本のアンテナから分配器を通して多数のテレビに受信するような現場では、ブースターが必要となるケースもございます。
というのもアンテナからテレビに届く電波は川の流れのようなのものでして、川が枝分かれするほど支流の水量が少なくなる、また蒸発などで水量が減少するのと同じく、アンテナは十分な電波を受信していても、分配器から複数のテレビに枝分かれする際に、分散された分だけ電波が弱まります。さらにアンテナからテレビまでの距離が長い場合も、徐々に電波は弱まってゆきます。
東松山市は、東京スカイツリーからおよそ50キロ前後の距離に位置し、NHKや広域民放であれば十分に受信できる範囲内ですが、電波出力が弱い東京MXは、市の西部や北部になると受信できないこともございます。
東松山市において東京MXを受信したいお客様や、テレビの台数が多い、アンテナとの距離が遠いなどの現場では、追加工費が加算されることになりますが、ブースターの設置が必要なケースもございます。
基本的にブースターはアンテナの真下に設置することで最大の効果を発揮します。反面、ブースターをアンテナ近くに設置する場合は、まず屋外への設置になるため、アンテナと同じく風雨にさらされ続けることになります。ブースターには屋外用と屋内用があり、屋外用は長年の風雨に耐えるよう、高い防水性能などを備えた頑丈な品になっています。屋内用は文字通り屋内に設置するブースターで、自然環境による劣化や故障のリスクが下がり、設置費用も割安になる利点があります。ただその分、電波増幅の性能は屋外用より低くなります。基本的に屋内用ブースターは、電波の増幅度が低くてもいい現場で使われます。
またブースターを設置すると、電波に混ざったノイズも増幅してしまうため、分配器の近くなどノイズが強い位置に設置すると、テレビ画面が乱れる原因にもなります。そのためブースターの設置は、現場の電波状態、アンテナと屋内のテレビとの位置や距離、台数などの条件によって、室外用と室内用の選択、適切な設置位置など、プロの職人による判断が必要となります。
当あさひアンテナでは、ブースターの設置工事を、高品質ブースターの本体価格を含めて15000円からでお引き受けしております。またアッテネーターが必要な現場では、5000円からで設置をお引き受けしております。
もちろん弊社ではアンテナを設置する際、電波測定器による現地調査で、さまざまな条件からブースターが必須となる場合に限って、設置をお勧めしております。また東京MXなどの地方局をご覧になりたい場合は、アンテナよりもケーブルテレビをご利用されるほうがリーズナブルかつ安定して視聴できることもございます。弊社では常にお客様のご利益を最優先に考え、現場の状況から判断して、確実かつ快適にテレビ電波を受信でき、故障などのリスクも避けた上で、工費も抑えられるコストパフォーマンスの高い工事をご提案しております。
もし弊社でアンテナ設置の見積もりを行い、高性能アンテナ、またはブースターの設置が必要になった場合は、まずは弊社の職人にご遠慮なくどんなご質問でもなさってください。そしてやはりブースターなどが必要で、弊社が最安値で高品質な工事をご提供しているとご納得いただけた時点で、正式にご用命いただければと存じます。
- Q
設置してもらったアンテナが故障したときの保証はありますか?
- A
その点はご安心ください。当あさひアンテナでは、八木式アンテナ、デザインアンテナ、 BS/CS110度アンテナ など、あらゆるアンテナの設置工事において業界最長クラスとなる、施工日から10年間のアフターフォロー体制をご用意しております。これは弊社がアンテナ設置技術に高い自信をもっている証でもあります。もし保障期間中、万が一にも弊社の施工したアンテナにトラブルが発生したときは、すぐ弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)にご一報ください。最短即日で弊社の職人が現場に駆けつけ、補償範囲内のトラブルであれば完全無料で復旧するようご対応させていただきます。
弊社ではアンテナの設置工事が完了した際に、工事を担当した職人が自筆でサインを入れた保証書をお客様にお渡ししております。もしトラブル等でお客様が対応をお求めの際は、基本的にこの保証書をご用意していただきます。ただ、なにぶん10年間の長期保証となるため、お客様が保証書を紛失されることも考えられます。その場合を想定して、弊社でも施工から10年間は、あらゆる工事の現場写真や保証書などを社内でデータベース化して保存しております。
弊社にアンテナ設置を依頼されたお客様で、もし保障期間中にアンテナトラブルが発生して、弊社の職人からお渡しした保証書が見つからないときは、弊社へのお電話の際にその旨をお伝えください。そしてお手数ですが、お客様のお名前、お電話番号、お住まいの地域、当時のアンテナ工事の内容、おおよその施工時期などをお教えください。弊社側のデータベースで該当するデータが見つかり次第、あらゆる保証について、保証書をご提示いただいた場合とまったく同じ対応をさせていただきます。
余談ですが、風雨や雷、雪、雹、隕石、また外部からの落下物など、自然災害によってアンテナが損壊した場合は、火災保険の「風災保証」によって修理費が補償されるケースがございます。補償される内容は保険会社との約款によって異なりますが、当あさひアンテナでは、アンテナ本体の修理だけではなく、修理費用に火災保険を適用したいとお客様のご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をお求めになる際に、火災保険に関するご相談もいただければ、保険会社に提出しなくてはならない、アンテナ修理の報告書、見積書、施工前後の写真など、補償請求書類をすべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉についても、弊社の専門スタッフが全力でサポートいたします。天災によるアンテナトラブルでお困りのときは、アンテナ本体の修理から保険会社への対応までをお引き受けする、当あさひアンテナにすべてお任せください。
東松山市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話ください。
東松山市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
東松山市 てどんなところ??
埼玉県東松山市は、県のほぼ中心に位置しており、県内での地域区分では、西部地域、または川越比企地域の北端に位置する市です。人口はおよそ9万人で、商業の盛んな年として古くより繁栄を続けています。
現在の松山市にあたる市域は、武蔵国の中央に位置し、古来より軍事上の要所でした。古くは鎌倉幕府最後の年にあたる1333年(元弘3年/正慶2年)に築城されたとされる松山城の城下町として栄えた地です。松山城は正確には比企郡吉見町にあった城ですが、東松山市の市域と隣接する形で存在していました。その頃は現在の松本町から本町あたりが松山新宿と呼ばれ、栄えていたようです。
徳川家康が関東に入国した後、松山城には親藩である松平家広が入城し、松山藩が誕生しますが、その後、移封により松山城は廃城になります。やがて当地は、江戸幕府の親藩や譜代大名が代々、入封する川越藩の領地となります。そして松山新宿は次第に廃れてゆき、現在の本町から材木町のあたりになる松山本郷が中心的な町になっていったといわれます。
江戸時代には、幕府による街道や脇往還の整備が進み、東松山市にあたる地域でも、川越道と日光脇往還道が整備され、現代の東松山市本町にあたる松山宿や、市南部の大字高坂(高坂駅東口周辺)にあたる高坂宿が宿場町として賑わいました。明治維新後は、市域内で元士族による松山製糸工場(後の日本シルク)などの工場や銀行といった起業が相次ぎ、商業地として発展してゆきます。
1954年(昭和29年)に比企郡松山町、大岡村、唐子村、高坂村、野本村が合併して市制施行を行い、東松山市となりました。なお市名は当初、市域の中心である松山町からとって「松山市」になる予定でした。しかし、すでに愛媛県に松山市が存在していたことから、自治省がこれを認めず、東の松山市という意味で「東松山市」の名称になりました。これ以前には、他都道府県で同じ町名、市名になるケースもいくつかありましたが、以降は同じような命名法により、全国的に同名の自治体が誕生しなくなってゆきます。
現在の東松山市は、比企地域の中心都市であり、東武東上線で池袋まで50分程度という利便性から、東京都心のベッドタウンになっています。一方で古くからの商業中心地として、現代でも企業や大型の商業施設などが集中しており、周囲の市町村から通勤や買い物客などが集まる都市にもなっていて、東松山市を中心に東松山都市圏を形成しています。
このように歴史があり、商業地としても栄えている一方、郊外には自然も豊富な東松山市には、名所や観光地も数多くあります。
岩殿にある「埼玉県こども動物自然公園」は、コアラをはじめ、さまざまな動物のいる公園で、乗馬や牛の乳絞りなど、動物と触れ合えるコーナーもあります。汽車型の自動車「彩ポッポ」も人気です。隣接する埼玉県平和資料館には、戦争の悲惨さと平和の尊さを現在に伝える、さまざまな資料が残されています。
大字大谷にある東松山市農林公園は、近年「農とふれあうテーマパーク」をコンセプトに再整備されリニューアルオープンしました。現在はイチゴの摘み取り体験ができる温室や、野菜の収穫体験ができる体験研修農場。また市内農産物を活用した軽食などを提供する丘の上のカフェ、遊具などがあり、今後、さまざまなイベントも企画されています。
箭弓町の箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)にある牡丹園は、およそ3500平方メートルの敷地に1300株の牡丹が咲く広大な花園です。また大字大谷の東松山ぼたん園も、約30700平方メートルの敷地におよそ350種、9100株の牡丹が咲く関東有数の牡丹園で、開花シーズンにはどちらも花を愛でる来客で賑わいます。また箭弓稲荷神社は「やきゅう」の読みから、プロ野球などの野球関係者が多く参拝する神社でもあり「バット絵馬」「ベース絵馬」なども頒布されています。
県の南西部にある物見山は、山麓一帯が物見山公園として整備されており、約4万本のツツジの名所としても知られています。
市内の大きなイベントには、毎年11月の初旬に行われる世界で第2位、日本最大のウオーキング大会である「日本スリーデーマーチ」があります。他にも8月の東松山サンバカーニバル、よさこい陣屋祭り、ひがしまつやま花火大会。10月の野田、上野本、下唐子、西本宿の各地で行われる獅子舞など、伝統から市民による新たなお祭りまで、さまざまなイベントが多い市です。
東松山市の名物には「やきとり」があります。東松山市は、北海道室蘭市、愛知県今治市と共に、日本三代やきとりの街と呼ばれています。東松山市の「やきとり」は鶏肉ではなく、豚のカシラ肉(豚のほほとこめかみの部分の肉)を用い、炭火で丹念に焼いて、辛味の利いた独自のみそだれで食べるというものです。
余談ですが室蘭市のやきとりは、やはり豚肉を使い、肉との間には玉ネギを挟んで串に刺して焼き、洋がらしをつけて食べるもので、70年以上の歴史を持つ室蘭市の郷土料理です。今治市のやきとりは「皮付き鶏肉の鉄板焼き」とも呼べるもので、串に刺すのではなく、皮のついたままの鶏肉を細かく切り、鉄板の上にて重りの鉄板で押さながら焼き、タレをつけてキャベツと一緒に食べます。
この東松山やきとりは昭和30年代頃に誕生したもので、それまであまり使い道のなかったカシラ肉を利用できないかという工夫から生まれたものだといいます。このカシラ肉のやきとりとみそだれは、材木町の「大松屋」さんが発祥といわれ、元々はしょうゆダレで焼いたホルモン焼きを出していたのが、食べやすい食材を追求してカシラ肉の利用に至ったそうです。また当初はホルモンのタレを流用していたのですが、タレのしずくが落ちて服を汚さないようにとの気遣いから、粘度があって落ちにくいみそだれが誕生したそうです。
この独自の「やきとり」が周辺に広まり、現在では基本の調理法は同じながら、店によってみそだれの調合や、具材や焼き方、他のメニューにも工夫を凝らしたさまざまな味が楽しめるようになっています。また東松山市には、肉の安定供給や価格の維持などを行うため、全国でも珍しい「東松山焼鳥組合」があり、多くの店が加入しています。また近年では、やきとりに使うみそだれとカシラ肉で仕上げた焼きそば「東松山みそだれ焼きそば」というご当地メニューも誕生し、注目を浴びています。
果物の梨も東松山市、東平の特産品であり、その名前にかけて、市内の「交通事故なしキャンペーン」や、日本スリーデーマーチで配布されるなど、市内のイベントで活用されている他、秋には農園で梨狩りイベントがさかんに行われます。
東松山市内は、都市としての発展や景観、環境のよさから、ドラマなどのロケ地にもよく利用されます。一例としては、2004年(平成16年)の椿隆之さん主演、平成仮面ライダーシリーズ第5弾「仮面ライダー剣」や、2011年(平成23年)の草彅剛さん主演テレビドラマ「冬のサクラ」などが東松山市内で撮影が行われました。小説では、打木村治さんの児童小説「天の園」が、市内の唐子地区を舞台をした作品になっています。
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東松山市 の場所
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埼玉県東松山市は、県のほぼ中央に位置する市です。市域は南北にやや縦長の形から、北西部の四分の一をピザのように切りとった形をしています。また南東側の一部が、少し突き出ている尻尾のようにも見えます。市は北西側の食い込んでいるように見える部分を比企郡滑川町に、北側を熊谷市に、市の東側の、北よりを吉見町に、南よりを川島町に、南側を坂戸市に、南西よりを鳩山町に、西側の中心部を嵐山町に接しています。
東松山市の木は、マツ科のマツ属(タイプ属)の木を示し、市名にも入っているマツ(松)です。木の高さは種類によって10メートルから、50メートル近くになるものもあり、また木の形は、クリスマスツリー型や扇形など、環境によって変わってきます。種類によっては岩や砂ばかりの荒地でもよく育つことから、砂浜や海岸、日本庭園に植樹されて絶景を作り出したり、街路樹や庭木にもよく用いられたりします。また盆栽としても人気がある木です。
市の花はボタン科ボタン属の落葉小低木であるボタン(牡丹)です。市内では箭弓稲荷神社や東松山ぼたん園で親しまれており、その美しさから「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」など、多くの別名を持つ花です。ボタンは古来より薬用とされた他、花そのものも愛されてきました。原種は紫紅の花を咲かせますが、現在は品種改良により、色彩は赤や紫、薄紅、黄や白。形状は一重や八重、千重咲き、また大輪など、さまざまな花が存在します。開花の時期も、4月から5月にかけての春牡丹、春と秋の二季咲きになる寒牡丹などがあります。
またボタンの花はさまざまな文化とも関わりが深く、俳句では夏、初夏の季語になっています。多くの俳句や絵画、文学などの題材になっている他、平安貴族社会の衣服、襲(かさね)の色目の組み合わせで「表が白、裏が紅梅」は「牡丹」と呼ばれていました。食べ物では、ボタンが咲く時期の春の彼岸に供えられ、食されるお餅を「牡丹餅(ぼたもち)」といい、同じ品が秋の彼岸には「おはぎ」と呼ばれます。高知県佐川町の地酒には、田中光顕が命名したという「司牡丹」があります。また「牡丹鍋」は猪肉を味噌味で食べる鍋ですが、この名前は薄切りの肉を牡丹の花のように盛り付けることに由来します。
また「百獣の王」である獅子と「百花の王」である牡丹の取り合わせはよいものとされ、「獅子に牡丹」「牡丹に唐獅子」と呼ばれます。この「唐獅子牡丹」は、工芸品などの題材になる他、男気の象徴として、往年の仁侠映画では、高倉健さん主演「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」などの「昭和残侠伝」シリーズやその主題歌の歌詞。藤純子さん主演の「緋牡丹博徒」シリーズなどでも有名です。
松山市のマスコットキャラは「まっくん」と「あゆみん」です。このキャラは、2011年に一般公募したキャラクター画から、埼玉県比企郡吉見町の日吉正英さんによる原画が選ばれました。原画の説明では、頭には市の木である松をイメージした緑色の頭巾に、市の花であるボタンと、その葉をかたどった羽がついています。身体は市の名物、焼き鳥につけるみそだれの壺になっていて、足にはウォーキングシューズをはいています。このデザインを元に、男の子と女の子、二種類のキャラクターが作られました。
「まっくん」「あゆみん」の愛称は、その後の公募で、東松山市の荒井健さん(当時7歳)、陽香さん(当時6歳)兄妹の案が選ばれました。ちなみに由来は、松山の「松」と、ウォーキングの「あゆみ」を可愛らしい呼び名にしたものだそうです。
この二人の誕生日は、共に愛称が決定した9月5日で、趣味はウォーキングだそうです。また、まっくんの好きな食べ物は焼き鳥と味噌だれ焼きそば。好きな木は松。好きな動物はコアラです。あゆみんの好きな食べ物は梨。好きな花はボタン。好きな動物はペンギンです。
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東松山市 の鉄道路線
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東武鉄道
東武東上本線
・東松山駅
・高坂駅
東松山市のバス路線
・川越観光バス(森林公園営業所)
・東武バスウエスト(川越営業事務所)
・国際十王バス(熊谷営業所)
・鳩山町営路線バス(川越観光バスに運行を委託)
コミュニティバス
・東松山市内循環バス(川越観光バスに運行を委託)
観光バス
・東松山交通
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東松山市 の主要道路
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高速道路
・関越自動車道(東松山インターチェンジ、高坂サービスエリア)
一般国道
・国道254号(東松山バイパス、野本バイパス、唐子バイパス)
・国道407号(東松山バイパス)
県道
主要地方道
・埼玉県道27号東松山鴻巣線
・埼玉県道33号東松山桶川線
・埼玉県道41号東松山越生線
・埼玉県道47号深谷東松山線
・埼玉県道66号行田東松山線
一般県道
・埼玉県道155号さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線
・埼玉県道158号川島こども動物自然公園自転車道線
・埼玉県道172号大野東松山線
・埼玉県道212号岩殿観音南戸守線
・埼玉県道248号石坂高坂停車場線
・埼玉県道249号東松山停車場線
・埼玉県道257号冑山熊谷線
・埼玉県道271号今泉東松山線
・埼玉県道307号福田鴻巣線
・埼玉県道343号岩殿岩井線
・埼玉県道344号高坂上唐子線
・埼玉県道345号小八林久保田下青鳥線
・埼玉県道391号大谷材木町線
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東松山市 出身の芸能人
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埼玉県東松山市出身の著名人には、2015年(平成27年)にニュートリノ振動の発見により、ノーベル物理学賞を受賞した物理学者、天文学者の梶田隆章博士。お笑い芸人で「R-1ぐらんぷり」初代チャンピオンのだいたひかるさん。元テレビ朝日アナウンサーで現在は異動している小久保知之進さん。ラッパーで配信シングルに「最後から二番目のLoveSong」などがある心之助さん。江戸時代初期の旗本、大名で、乱暴狼藉で知られた、いわゆる「かぶき者」の旗本奴であり「夜更けに通るは何者か、加賀爪甲斐か泥棒か」とも歌われた加賀爪直澄などがいます。
スポーツ界では、柏レイソル、徳島ヴォルティス、FC岐阜などで主にディフェンダーを務めた元サッカー選手の小峯隆幸さん。やはり元サッカー選手で、ヴァンフォーレ甲府、東京ヴェルディ、徳島ヴォルティスなどに所属してディフェンダーを務めた青葉幸洋さん。チアリーダーでピラティス・メソッドについても詳しい齋藤佳子さんなどが東松山市の出身です。
東松山市 町域別対応エリア
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ア行
- あずま町1(アズマチョウ1)、あずま町2(アズマチョウ2)、あずま町3(アズマチョウ3)、あずま町4(アズマチョウ4)、石橋(イシバシ)、和泉町(イズミチョウ)、市ノ川(イチノカワ)、今泉(イマイズミ)、岩殿(イワドノ)、大黒部(オオクロベ)、大谷(オオヤ)、岡(オカ)、御茶山町(オチャヤマチョウ)
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カ行
- 柏崎(カシワザキ)、上押垂(カミオシダリ)、上唐子(カミガラコ)、加美町(カミチョウ)、上野本(カミノモト)、葛袋(クズブクロ)、毛塚(ケツカ)、小松原町(コマツバラチョウ)、神戸(ゴウド)、五領町(ゴリョウチョウ)
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サ行
- 幸町(サイワイチョウ)、桜山台(サクラヤマダイ)、沢口町(サワグチチョウ)、材木町(ザイモクチョウ)、下青鳥(シモオオドリ)、下押垂(シモオシダリ)、下唐子(シモガラコ)、下野本(シモノモト)、正代(ショウダイ)、新郷(シンゴウ)、新宿町(シンジュクチョウ)、神明町1(シンメイチョウ1)、神明町2(シンメイチョウ2)、砂田町(スナダチョウ)
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タ行
- 高坂(タカサカ)、田木(タギ)、殿山町(トノヤマチョウ)
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ナ行
- 仲田町(ナカダチョウ)、西本宿(ニシモトジュク)、野田(ノダ)
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ハ行
- 白山台(ハクサンダイ)、旗立台(ハタタテダイ)、早俣(ハヤマタ)、坂東山(バンドウヤマ)、東平(ヒガシダイラ)、日吉町(ヒヨシチョウ)、古凍(フルコオリ)、本町1(ホンチョウ1)、本町2(ホンチョウ2)
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マ行
- 松風台(マツカゼダイ)、松葉町1(マツバチョウ1)、松葉町2(マツバチョウ2)、松葉町3(マツバチョウ3)、松葉町4(マツバチョウ4)、松本町1(マツモトチョウ1)、松本町2(マツモトチョウ2)、松山(マツヤマ)、松山町1(マツヤマチョウ1)、松山町2(マツヤマチョウ2)、松山町3(マツヤマチョウ3)、美土里町(ミドリチョウ)、美原町1(ミハラチョウ1)、美原町2(ミハラチョウ2)、美原町3(ミハラチョウ3)、宮鼻(ミヤハナ)、元宿1(モトジュク1)、元宿2(モトジュク2)
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ヤ行
- 箭弓町1(ヤキュウチョウ1)、箭弓町2(ヤキュウチョウ2)、箭弓町3(ヤキュウチョウ3)、山崎町(ヤマザキチョウ)
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ラ行
- 六反町(ロクタンチョウ)、六軒町(ロッケンチョウ)
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ワ行
- 若松町1(ワカマツチョウ1)、若松町2(ワカマツチョウ2)