埼玉県さいたま市大宮区のテレビアンテナ設置工事・修理

はい。テレビ埼玉（テレ玉、TVS）とは、埼玉県内を対象にした地方チャンネル（地方局）であり、その地デジ電波塔は埼玉県内にしかなく、基本的に埼玉県内の全域と、埼玉県と隣接する都県でも、その電波が届く近隣のエリアのみで受信できます。
大宮区を含むさいたま市一帯では、テレビ埼玉の電波は、大宮区から見てちょうど北側に位置し、同じさいたま市桜区の鴨川近くに立っている、高さ173メートルの浦和局（平野原送信所）からの電波を受信できます。この浦和局と大宮区の中心部である大宮駅までの間は、9キロ程度しか離れておりません。そのためテレビ埼玉の電波は、主に20素子（相当）の地デジアンテナ機種を用いることで、大宮区のほぼ全域に渡って十分な電波レベルで受信可能です。
ただ大宮区内では、NHK、広域民放の電波は、東京都墨田区押上にあり、大宮区域から見ると南東方向に位置する、高さ634メートルの、日本最大の電波塔、東京スカイツリーから受信しています。
双方の電波塔は角度的には大きな開きではないため、双方の電波を一基の地デジアンテナで受信することは不可能ではございませんが、アンテナの設置に緻密な調整が必要となることが考えられます。
と申しますのも、地デジアンテナにはアンテナの真正面側で受信性能がもっとも向上し、底から角度がズレていくほどに受信感度が低くなる「指向性」という性質があるからです。
この指向性の範囲は、アンテナの真正面、受信性能が最大レベルになる角度を起点に、アンテナ角度をずらして受信性能が最大値の約半分になる角度を示す「半値幅」で示されます。
この半値幅は同じ受信性能（素子数・素子数相当）の地デジアンテナでも、アンテナ機種の形状や設計によっても変化し、受信性能の高い機種ほど半値幅が狭まります。
したがって大宮区において、地デジアンテナでも屋根の上に設置される魚の骨の形をした古典的モデルで、受信性能が高く半値幅が狭い八木式アンテナを設置する場合には、やや方向、距離の差がある東京スカイツリーと浦和局の双方の電波を半値幅の範囲に収め、双方の受信レベルが最大になる角度にアンテナ正面を調整する必要が出るのです。
デザインアンテナやユニコーンアンテナは、八木式アンテナに比べると半値幅は広く、角度調整は簡単になりますが、同じ受信性能（20素子相当）でも受信感度がやや弱くなるという面もございます。
また大宮区は、埼玉県内でも最大の都市部であり、駅前を中心に大型商業施設などの高層ビルが多く見られるほか、駅から離れた周辺の住宅地などにも高層マンションがいくつも存在します。
地デジ電波は、上記した電波塔の先端から周辺のエリアまで、周囲に広がるような形で送信されていますが、山地や高層ビルなどの障害物には遮られる性質もございます。
ビルなどの小規模な障害物であれば、地デジ電波はある程度は乗り越えて向こう側で広がりますが、ビルの影に当たる直近の地域などでは、受信できる電波レベルが低下することもございます。
したがって県内でも都市化が進んでいる大宮区の場合、お住まいのすぐ近くに高層マンションがある、または住宅密集地などの環境の場合、地デジ電波が遮られてしまい、スカイツリーのNHKと広域民放、浦和局のテレビ埼玉、双方を受信するためには、地デジアンテナの機種や設置位置に制限が出る場合もございます。その点はどうかご了承ください。
※ここでご説明した、地デジ電波塔からの距離などによる受信できる地デジ電波レベルの違い（電界地域）や、地デジアンテナの受信性能（素子数・素子数相当）、指向性などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
・徹底解説！強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は？
・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは？ 自分で方角を調整する方法も解説！
・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か？ 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説！

さいたま市でも大宮区で東京MXを受信することは、基本的に不可能ではございませんが、現場によってはさまざまな条件が生じ、場合によっては受信が難しくなることもございます。
東京MXとは上記したテレビ埼玉と同じく、東京都の地方チャンネルであり、やはり東京スカイツリーをはじめ東京都内の電波塔から送信されており、東京都内と隣接する県の境界付近で受信できます。
ただ全国に放送されるNHK、広域民放は、東京スカイツリーからの電波であれば、東京都と埼玉県、千葉県、神奈川県の多くのエリア、そして群馬県、栃木県、茨城県の一部エリアまで、広範なエリアで受信できるのに対し、東京都内の地方チャンネルである東京MXの電波は出力が小さく、東京都でも西部の山地を除くエリアと、埼玉県、神奈川県、千葉県でも東京都に近い一部エリアにしか届きません。
さいたま市全域の場合、東京スカイツリーからの東京MXの電波が、一定性能のアンテナを用いれば受信に大きな支障がない80㏈（デシベル）から60㏈の範囲で受信できる「中電界地域」にあたるのは、桜区、中央区、浦和区、緑区などで北端部を除く一帯より南になります。
ただ大宮区は中央区や浦和区に隣接しており、中電界地域に当たるエリアからは直近の区になるため、おおむねスカイツリーからの東京MXについては、弱電界地域（電波強度：60㏈以下）にあたる中でも比較的、受信感度が高いエリアになると思われます。
さいたま市大宮区のような、中電界地域に近い弱電界地域に当たるエリアでは、20素子の八木式アンテナや、一ヵ所の上下左右に複数の素子パーツを設置した高性能素子を使用する、高性能型の地デジアンテナを、屋根の上の高い位置に設置することで、東京MXを受信できる可能性が高くなります。
ただ、上記の通り大宮区は埼玉県内でも第一の都会であり、特に大宮駅前やその付近などは高層マンションなどの高層建築も多いため、その近辺では特に電波障害が発生する可能性が高まります。
そして特に大宮区でも、スカイツリーから遠い北部になるほど東京MXの電波が弱まってゆくため、受信レベルの確保が難しくなり、建物などの障害物に影響を受けやすくなります。
そのため、大宮区内でも現場の条件によっては、東京MXを受信する場合には、使用できる地デジアンテナ機種や設置できる場所が限られること。さらには高性能アンテナほど指向性が高くなるため、NHKや広域民放用の地デジアンテナとは別に、東京MX用、またはテレビ埼玉用に別途、地方局用の地デジアンテナを設置する必要が出るケースも考えられます。
当あさひアンテナでは、さいたま市大宮区の地デジアンテナ設置に当たっては、まず高性能の電波測定器を使った現場調査を行い、地デジ電波が高層ビルなどにぶつかって反射し、方向が変わった「反射波」も含め、東京スカイツリーからのNHKと広域民放、そして東京MX。および浦和局からのテレビ埼玉のすべてのチャンネルを、できるだけ高い電波レベルで受信できる位置を特定し、安定した受信に最適となるアンテナ工事をご提案いたします。
そして特に受信できる東京MXの電波が微弱な場合はアンテナブースターを設置するなど、さまざまな対策を講じて、できるだけ工事のコストを抑えつつ、すべてのチャンネルをご覧になりたいお客様のご要望に対応させていただきます。
ただ大宮区内でも北部に近く、さらに周辺に障害物となる建物が多いなど、スカイツリーからの地デジ電波受信が不利になる現場では、NHK、広域民放やテレビ埼玉の各チャンネルは受信できても、特に受信レベルが弱まる東京MXの電波が受信できないケースも考えられますので、その点はどうかご了承くださいませ。
※東京MXや地方チャンネルの基礎知識、各電界地域向けの地デジアンテナなどについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・地方チャンネル（独立放送局）とはどういうものか？
・東京都のローカル局「東京MX」とはどんなテレビ局か？
・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか？ アンテナ機器の選び方を徹底解説！

デザインアンテナとは、住宅の壁面やベランダへ貼り付けるように固定される、縦長の長方形をした薄型でパネル状の地デジアンテナです。メーカーによってｇは「薄型アンテナ」「平面アンテナ」と呼ばれることもございますが、住宅の見た目や景観に悪影響を与えず、気候などによる経年劣化も抑えて耐用年数が長くなるため、近年では人気ナンバーワンの地デジアンテナ機種になります。
そして現在のさいたま市大宮区でも、大宮駅前に近い都会的な雰囲気、また緑が多い郊外ともども、デザイン性が高く風景にもマッチするデザインアンテナをお求めになるお客様が多くなっております。
当あさひアンテナにおけるデザインアンテナ工事の基本工事料金は、デザインアンテナの本体や設置具、お住まいの色合いに合わせた白黒２色の同軸ケーブルの価格もセットで25,000円（税込み27,500円）からになっております。
同じくアンテナ本体や部材の費用を含めた基本工事料金が22,000円（税込み24,200円）からの八木式アンテナに比べるとやや割高になりますが、上記のデザイン性や、経年による故障や老朽化などのトラブルを軽減できる。また太陽光パネルに悪影響を与えないなどのメリットもあり、コストパフォーマンスの高さから、デザインアンテナを選ばれるお客様が多くいらっしゃいます。
当あさひアンテナでは、基本設置工事に使用するデザインアンテナの主要機種として、国産DXアンテナ社製、20素子相当の最新モデルで、業界最小クラスとなる厚さ11.3センチ、高さ59センチ、横幅22センチの薄型モデル「UAH201」をご用意しております。カラーバリエーションも、オフホワイト、ライトブラウン、ブラックブラウン、ブラックの全四色をご用意しておりますので、色合いを合わせてどのようなお住まいの外壁、風景にも調和する施工が可能です。
ただ、さいたま市大宮区の場合、前述のように東京スカイツリーと浦和局の二か所の電波塔からの地デジ電波を受信しており、浦和局のテレビ埼玉、スカイツリーのNHKと広域民放は十分な電波レベルを確保できるのに対し、東京MXの電波レベルはやや弱まります、
デザインアンテナは八木式アンテナに比べると指向性がやや低く、半値幅が広くなるため、東京スカイツリーと浦和局の双方からの電波を受信することに支障はございません。
ただデザインアンテナは同じ素子数相当でも、本体の受信性能が八木式アンテナよりやや低い上、設置位置が低くなることから、周辺に高層建築がある、住宅密集地であるなどの環境では、壁面などの地デジ電波が届きにくいため、設置できないこともございます。
特に大宮区では東京MXの電波レベルが低くなるため、デザインアンテナでは十分な受信ができず、別途にもう一基、東京MX用のアンテナが必要となることも考えられます。
当あさひアンテナではデザインアンテナをはじめ、地デジアンテナの設置に当たっては、事前に綿密な電波調査を行い、特に受信感度のやや弱いデザインアンテナの設置では、できるだけすべてのチャンネルで、気候や天候による地デジ電波レベルの変動にも対応できるよう、余裕ある地デジ電波レベルを確保できる設置位置を確認した上で、施工をご提案いたします。
ただ上記のように、お住まいの周辺環境によっては、東京MXの受信、ひいてはデザインアンテナ設置そのものが難しくなるケースもございます。その場合も弊社では可能な限り、お客様のご要望に近い代案をご提案させていただきますので、まずはアンテナ設置に関するどのようなご要望でも、当あさひアンテナまでご遠慮なくお伝えくださいませ。
※デザインアンテナの特性や各機種、設置の失敗例やそれを避けるポイントについては、以下の各コラム記事でもご説明しております。
・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは？ 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説！
・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは？ アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説
・新築戸建てで人気のテレビ用デザインアンテナのメリット・デメリットは？ 種類や工事費用の相場、失敗しない注意点まで全解説！
・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は？ 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説！

現在の地デジ放送で、テレビ画面に横線や四角いノイズなどが入って画像が乱れる、いわゆる「ブロックノイズ」の症状は、主にテレビのチューナーに届く地デジ電波（映像信号）のレベル（強度）が低下した、またノイズ（雑音、余計な電波）が混じり、チューナーが正しく映像を再現できないことで生じます。
その要因としては、地デジアンテナが電波をきちんと受信できていないことをはじめ、アンテナまで届く電波そのものに電波障害などの問題が生じている。またアンテナと各部屋のアンテナコンセントまでをつなぐアンテナ配線部の問題。各部屋のアンテナコンセントから室内のテレビまでのアンテナケーブルやテレビなど受信機器本体の不具合が考えられます。
また、電波塔から直近などのエリアでは、逆に電波状態が良好すぎて、アンテナが受信する電波が強すぎる場合も、地デジ放送の画面の乱れを引き起こす場合がございます。
これまでは正常に映っていた地デジ放送の画面が、特に住宅内の特定のテレビ機器のみで急に乱れ出したケースでは、ごく単純な原因として、問題が生じたテレビ本体の不調、またはアンテナコンセントから該当のテレビまで電波を送るアンテナケーブルに劣化や接触不良などの問題が生じている可能性が考えられます。
その場合、まずはご自宅でテレビのリセットを試してみてください。一般的なテレビのリセット方法としては、まずテレビの主電源を切り、電源プラグもコンセントから抜いた状態で10秒以上待ってから、あらためてプラグを差し、主電源を入れ直すという方法になります。
ただテレビのメーカーやモデル、型番によってはリモコンボタンの長押しなど、個別のリセット方法もございますので、詳しくはテレビのマニュアルや、メーカーの公式サイトなどをご確認ください。
また室内用のアンテナケーブルや、その接続プラグ部分もご確認ください。ケーブルの劣化や、接続プラグの汚れが、ノイズの混入の原因になっていることもございます。
テレビとアンテナコンセントの間にブルーレイレコーダーなどの機器を介している場合は、すべてのアンテナケーブルの状態を確認して、接続部の汚れを落とした後、しっかりと接続し直してください。
それで問題が改善しない場合には、ご自宅で問題がないと思われるアンテナケーブルと交換するなどして、ケーブルの状態をご確認ください。
テレビなど受信機器本体やケーブルの状態を確認しても回復しない場合は、お住まい周辺の地デジ電波状態が悪化したか、アンテナ本体やアンテナ配線部などの機材トラブルにより、テレビに十分な強度、品質の地デジ電波が届いていないという問題が考えられます。
地デジの電波状態に関しては、すでに少しご説明した通り、ご自宅の周辺に高層マンションなどの抗争建築物が建てられると、電波塔からの電波が遮られて地デジ電波状態が悪化するケースがあります。
地デジアンテナ本体やケーブル配線部まわりの不調として、アンテナ本体や設置部の老朽化による耐久力の低下と、風雨の影響によるアンテナ位置のずれや部分的な破損、アンテナそのもの傾く、倒れる。
さらには各部屋のアンテナコンセントまで接続するアンテナケーブルやアンテナブースター（増幅器）、分配器など周辺機器の劣化の可能性が考えられます。
いずれにせよこのような事態では、ご自宅のすべてのテレビで画面の乱れなどの問題が生じるケースが多く、プロのアンテナ修理業者による正確な原因の分析と、適切な修理、アンテナの交換など復旧の工事が必須になります。
もし突然、お住まいで地デジ放送のテレビ画面に、ブロックノイズなどの乱れが生じてお困りの際は、すぐに当あさひアンテナのフリーダイヤル（0120-540-527）までご連絡ください。弊社フリーダイヤルは9:00から21:00までご対応しております。
まずはお電話口にて、テレビ本体やケーブル接続の問題など、簡単なトラブルが原因だった場合の、ご自宅でも可能な対処法をご説明いたします。お電話でのアドバイスのみでトラブルが解決した際は、料金は一円たりともいただきませんのでご安心ください。
フリーダイヤルへのご相談の結果、プロのアンテナ職人による現場の確認と、適切な修理が必要だと思われる症状の場合は、ご用命をいただければ、最短即日で弊社社員スタッフの職人がご自宅へと向かいます。そして最短で10分程度の現地調査によって原因を特定し、復旧に必要な工事とお見積もり価格をご提示いたします。
弊社では、アンテナ設置や修理など、各種工事に伴う電波調査など現地調査や、お見積もりの費用は、現地への出張費やキャンセル費などを含めて「完全無料」で実施しております。
お客様が弊社アンテナ職人のご説明と見積もり内容にご納得いただき、正式に工事契約をなさらない限り、料金はまったく発生いたしません。また工事後、最初にご提示した見積り価格以外の料金が追加されることも絶対にございませんので、ご安心くださいませ。
埼玉県さいたま市大宮区にて突発的なテレビ画面の乱れ、アンテナトラブルなどが生じてお困りの際は、安心して当あさひアンテナのフリーダイヤル、または公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にご相談ください。
※地デジ放送などテレビ画面が乱れる原因とその対処法。またアンテナ工事業者による電波調査、お見積もりについては、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。
・地デジ放送、衛星放送（BS/CS）テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは？
・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは？ 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説
・テレビ放送のアンテナ受信レベルが下がる原因とは？ アンテナレベルチェッカーで電波強度を確認する方法とその他の対処法を紹介
・一時的にテレビ画面が乱れる場合の原因と対策・徹底解説！
・電波障害？ テレビが映らない原因はアンテナトラブル？　確認と対処法

ご自宅のテレビで地デジ放送、衛星放送の画面がブラックアウトしてテレビ番組が映らなくなった際、画面の中央に表示される「e201」「e202」「e203」などの記号は、テレビなどの受信機器が自己診断機能によりその原因を分析し、メッセージと共に表示する「エラーコード」です。
エラーコードの種類はテレビのメーカー、モデルなどを問わず共通で、他にも「e101」など多数ございますが、テレビが受信している電波の状態に問題がある場合は、主に上記の三種類のコードが表示されます。
「e201」は、アンテナが受信して、チューナーまで届いている電波レベルが低下したときに出るエラーコードです。特に衛星放送のBS放送、CS放送で、悪天候の際に表示されることが多くなります。
というのも、衛星放送では、宇宙空間に位置し、地上から見れば常に上空の一点に静止しているように見える「静止衛星」から、波長が短く光のように直進的な性質を持つ半面、わずかな障害物にも遮られやすい「12GHz帯」の電波を送信しています。
この12GHz帯の電波の波長の幅は25ミリ前後で、雨や雪の粒がこの25ミリに近くなる豪雨や大雪などでは、12GHz帯の電波が雨や雪にぶつかって吸収される、また電波が乱反射することによって、地上のBS/CSアンテナで受信できる電波状態が悪化する「降雨（降雪）減衰」が発生する弱点がございます。この悪天候による減衰が原因の受信不良であれば、天候の回復によって自然に復旧するのでご安心くださいませ。
「e202」は、テレビのチューナーにまったく電波が届いていない、あるいは極端に微弱となっていることを示すエラーコードです。原因としては、風雨の影響などでアンテナの位置や角度がずれた、マストごと倒れている。また寿命が近づいたアンテナ本体の劣化による受信不良。アンテナケーブル（同軸ケーブル）やブースター、分配器など、アンテナとテレビの間にある機器類の故障で、テレビのチューナーまで電波が届かなくなっている状態が考えられます、
また単純にテレビ本体やレコーダーなどの受信機器と、アンテナケーブルとの接触不良などの可能性もございますので、まず上記のようにテレビなどの機器とアンテナ線との接続をご確認ください。
「e203」は、放送局が放送休止である状態を示すエラーコードです。原因は該当する放送局が、メンテナンスや想定外のトラブルなどで放送を休止している可能性が考えられます。このコードの場合は、当該局以外のチャンネルを確認して、異常なく映れば放送局の問題だと判断できます。
ただ、表示されるエラーコードは、あくまでテレビの自己診断によるものなので、場合によってはアンテナ周辺の故障といったトラブルでも「e203」が表示されるなど、エラーコードと実際の原因が食い違っている場合もあるためご注意ください。
ご自宅のテレビでこれらのエラーコードが表示された場合は、まずブロックノイズの際と同じく、テレビのリセットや、アンテナケーブルの接続端子の確認などの対処をとってください。それでも回復しない場合は、アンテナ本体や配線部などのどこかにトラブルが発生していると思われます。
その場合も、あさひアンテナのフリーダイヤル（0120-540-527）にご一報くだされば、まずお電話口で考えうる対処法をご説明いたします。それで解決しない場合は、ご要請をいただければ、弊社の職人が即日で現地へと向かい、早急に原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのような工事でも上記の通り、出張費、見積もり費、キャンセル費は無料になります。現場に出向いた弊社の職人からのご説明とお見積り価格について、お客様がご納得いただき、正式に契約されない限り、料金は発生いたしませんし、最初にご提示したお見積の額以外の料金は一切ご請求いたしません。万が一、工事の途中で、想定外の問題によりどうしても追加工事が加算される工事が必要になった場合は、工事の前に必ず、その旨をお客様にご相談し、ご了承をいただいた上で施工いたします。
また工事後のアフターフォロー体制も、新規アンテナ設置の際の10年保障をはじめ、十分な保証制度をご用意しております。どのような事態であれ、アンテナトラブルが発生したと思われる際は、どうかお気軽に当あさひアンテナのフリーダイヤルまでお電話くださいませ。
※各種エラーコードの意味や、エラーコードが表示された際の対処法などについての詳細は、以下の各コラム記事にそれぞれ解説がございます。
・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは？
・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは？E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説
・突然テレビ画面が映らなくなったら解決の方法は？ 音は出る、E201などエラーコード、アンテナ受信など原因別の対処法を解説
・地デジ用UHFテレビアンテナのレベルが下がる原因と対処法とは？ VHFアンテナとの違い、受信感度が高まる工事の方法を解説
・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは？ ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説！

一般的に、魚の骨に似た古典的アンテナの八木式アンテナを屋根の上に立てて設置する場合には、まず屋根の上の頂点部に、屋根馬と呼ばれるマスト（支柱、ポール）を立てるための四脚の器具を置き、そこにマストを固定して先端に八木式アンテナを取り付け、先端を近隣の電波塔の方向に向ける形で角度調整を行います。
そして屋根の四方からステー（支線）と呼ばれる丈夫なステンレスワイヤーを伸ばしてマストに固定し、四本をバランスよく緊張させることで、マストや屋根馬ごとアンテナをしっかりと固定します。
別途にBS/CSアンテナを設置する場合には、同じマストの中ほどに固定する他、地デジアンテナ最新モデルのユニコーンアンテナや、前述のデザインアンテナを、同様に屋根馬で設置した屋根の上のマストに取り付けるケースもございます。
現在でもこのような設置方法が多く用いられる理由は、まず地デジアンテナの場合は、高い位置に設置するほど受信感度が確保しやすくなり、地デジ、BS/CSアンテナとも周辺の障害物に影響を受けにくくなって、適切な角度調整を行えること。
また住宅について屋根そのものを加工する必要がなく、一部を除いてほとんどの住宅の屋根に対応でき、十分なアンテナ設置の強度も確保できるという点も挙げられます。
そのため基本的に、施工技術が高い業者により、屋根馬とマストで固定された八木式アンテナは、本来はそう簡単に倒れるものではありません。
ただ、屋根の上などの屋外に立てられた八木式アンテナは、機器がむき出しのやや大型で風を受けやすい構造で、厳しい自然の風雨などにさらされ続けるため、歳月による経年劣化も避けられません。
八木式アンテナの耐用年数（寿命）は平均して10年程度ですが、この年数は台風や雪が多い、海沿いで潮風を受けるなど、現場の周辺環境によっても大きく変動します。
そして寿命が近づいた八木式アンテナは耐久力が低下し、強風などによって倒れる可能性が高くなってきます。また通常のレベルを越えた猛烈な台風や大きな地震など、想定外の自然現象の前には、どれだけ頑丈に施工された、比較的、新しい八木式アンテナでも倒れてしまうケースはございます。
もし屋根の上で八木式アンテナが倒れても、周辺の電波状態がよければ、普段と変わりなく電波を受信できることもございます。
しかしアンテナを屋根の上で倒れたままにしていると、いずれマストや屋根馬ごと屋根から落下し、物や人に当たるなどの重大な事故が起こる恐れもあるため、早急な修理が必要になります。
そのような場合は、当あさひアンテナのフリーダイヤルまでご連絡ください。弊社ではさいたま市大宮区の全域を対応区域にしており、アンテナトラブルに対する修理のご依頼をいただければ、最短即日でご自宅へお伺いいたします。さらに急を要するご要望であれば、夜間工事にも対応いたします。
当あさひアンテナでは、基本設置工事用の八木式アンテナとして、国産DXアンテナ社製の軽量型で、耐水性、対風速性の高い最新式の高品質20素子モデル「U20」を用意しており、アンテナ本体や屋根馬、マスト、ステーなどの基本設置具と同軸ケーブル、アンテナの防水処理の費用を含めた基本設置工事を、上記の通り22,000円（税込み24,200円）からでお引き受けしております。
屋根の上でアンテナが倒れる、またはアンテナ本体がさび付き、ステーが切れる、マストが大きく傾くなど、老朽化による大きな不具合が生じている場合のアンテナ工事費用は、上記のアンテナ基本設置工事の費用と、既設アンテナの撤去費用になります。
当あさひアンテナでは、全長1.8メートルまでのアンテナであれば、5,000円（税込み5,500円）からでお引き受けしております。このアンテナ撤去工事には、お住まいの屋根の上からアンテナ本体や固定するステーなどを丁寧に取り外して、一式を地面に降ろすだけでなく、取り外したアンテナ本体や機材を弊社で持ち帰り、処分する費用も含まれておりますので、お客様には取り外した後のアンテナの処分の手間や費用はご無用になります。
なお、倒れた八木式アンテナを改めてしっかり固定し、再設置することも不可能ではございませんが、屋根の上で倒れたアンテナを立て直す工事と、同モデルの新規アンテナを設置する工事では、工事費用にそれほどの差はありません。また倒れたアンテナの再利用では、老朽化や倒壊時のダメージにより、その後も不具合が頻発する可能性が高くなりますので、コストパフォーマンスの面からも、弊社としては新品の八木式アンテナへの交換をオススメいたします。
さらに現場の受信環境などに問題がなければ、アンテナの交換を機に、より設置の見た目が良く、風雨など自然環境にも強くなって、倒壊その他トラブルのリスクを大きく軽減できる、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどに機種を変更されるのもひとつの選択肢になります。
なお、弊社では八木式アンテナを設置する際には、経験豊富な弊社社員スタッフのアンテナ職人が、安定した受信感度の確保はもちろん、屋根の四方からマストのステー金具まで、四本のステーをバランスよく張った後、各ステーの途中から屋根馬の各脚までもう一本のステーを伸ばして固定する、計８本のステーをバランスよく張って設置する工法を用いており、長年の風雨にも耐え抜く強靭なアンテナの設置をお約束いたします。
さらに施工後は八木式アンテナの平均寿命と同じ、業界最長の10年間アフターフォローもご用意しておりますので、設置から10年の間、経年劣化の進行や自然災害などによって再度アンテナが倒れた場合も、補償範囲内であれば無料で完全復旧までご対応させていただきます。
ちなみに風雨や雷、雪、雹、隕石、その他外部からの落下物などの自然現象、不慮の事故で、ご自宅のテレビアンテナが損壊した場合、お住まいで加入されている「火災保険」にて修理費が保証されるケースがございます。そして当あさひアンテナでは、前述のようなトラブルでアンテナ本体が損壊し矢場合には、アンテナ修理だけでなく、修理に火災保険が適用するためのご相談にも対応しております。
弊社にアンテナ修理をご依頼になる際に、火災保険の適用についてもご相談いただければ、修理の工事に平行して、施工前と施工後の写真、その他の各種書類など、保険会社への提出が必要な資料をすべて弊社の側でご用意いたします。
さらに、契約や法律上の規定から、お客様ご自身で行われる必要がある、補償申請書類の作成や、保険会社との交渉についても、保険に関する詳しい知識を持つ弊社の専門スタッフが、全力でサポートいたします。
もし強風や豪雪などの自然現象にて、アンテナが屋根の上で倒れるなど、トラブルが発生したときには、アンテナ本体の修理から保険会社への対応まで、すべて当あさひアンテナへとお任せください。
※強風などの自然災害でテレビアンテナが倒れるなどのトラブルへの対処法、対策や、アンテナトラブルの修理費用に火災保険を適用する方法、手順などについての詳細は、以下の各コラム記事をご確認くださいませ。
・地震や強風でテレビの地デジアンテナが倒れるなどの問題に対処法や対策はある？ 修理費用の相場や安い工事業者の選び方も解説！
・地デジや衛星放送のテレビアンテナが折れた、倒れたといったトラブルが起こる原因と早急な修理を行うための工事方法を徹底解説！
・強風、台風などでアンテナが倒れた修理の対処は？ 対策となるアンテナ工事法。火災保険で相場より費用を安くする対処法も解説
・台風などで壊れたテレビアンテナの修理に火災保険の申請を使える場合と、工事費用の目安を紹介。
・地震や台風によるテレビアンテナの故障は火災保険で修理費用が出るってホント？
・テレビアンテナ故障で修理にいくらかかる？ 工事の方法と業者の選び方、費用相場と火災保険の適用で0円にする方法について解説