BS/110度CSの「右旋」「左旋」の違いとは?4K8K放送を見るために必要なアンテナと機器を徹底解説!

2026年08月19日

現在、家電量販店などで購入できるテレビ機器で、一定以上の画面サイズの製品は、ほとんどが従来のハイビジョン画質を越える4K・8Kテレビになっています。
4Kテレビは従来のハイビジョン画質の4倍、8Kテレビはさらにその4倍(ハイビジョンの16倍)の高精細画質になる上、色彩や色調、また動画表現もより鮮明になっています。
そのため、新築やお引越し、テレビの買い替えなどを機に4Kテレビを購入し、まずはBS放送やCS放送で、高画質な4K放送を視聴することを楽しみにされている方も多いでしょう。

しかし、衛星放送で4K8Kを見るために、BS/CSアンテナや受信設備についてインターネット検索などで調べると、よく「右旋」「左旋」という言葉が出てきます。
4Kや8Kの受信に関連する重要なポイントであることは分かっても、専門用語が難しくて、ご自宅のBS/CSアンテナ環境で本当に4K放送を視聴できるのか、ご不安に感じられるかもしれません。
そこでこの記事では、衛星放送における「右旋」と「左旋」の基本的な違いを詳細かつ分かりやすく解説します。
そしてその知識に基づき、衛星放送の4K8Kチャンネルを受信・視聴するために必要な条件やアンテナ設備、ご自宅で4K8Kチャンネルが視聴できるかどうかをチェックするポイントについても、一般の方にもわかりやすくご紹介します。

また「あさひアンテナ」の豊富な施工実績に基づき、4K8K放送を視聴する設備を整えるにあたって、無駄な出費を抑える方法もご紹介します。
本記事を最後までお読みいただければ、右旋・左旋とは何かの基本が理解できて、確実にご自宅のご視聴環境を、4K8K放送に対応する形に整えることができます。

衛星放送の電波「右旋(うせん)」「左旋(させん)」の基本的な意味と違いとは

衛星放送における「右旋」「左旋」とは何か、そしてその違いを理解するには、まず衛星放送の仕組みや電波についての基本を把握しておくとわかりやすくなります。
この項目では、まずは衛星放送の基礎知識について簡単にご説明した上で、その知識を基に「右旋」「左旋」について、詳しく解説していきます。

衛星放送の仕組みと「右旋」「左旋」の電波とは

衛星放送とは、文字通り、宇宙空間にある人工衛星から、地上までテレビ電波を送信する仕組みのテレビ放送です。
正確には地上の放送局から送信(アップリンク)した電波を、人工衛星で増幅・周波数変換し、日本全域など、地球上の広範囲に送信(ダウンリンク)します。
この仕組みにより、地上波放送に比べて広範囲に効率よく大量の情報を送信できる、地上の災害や障害物などに影響を受けにくいといったメリットがあります。

この衛星放送に使われる人工衛星は、地球の赤道軌道上、約3万6千キロ上空を地球の自転と同じ速さで周回しているため、地上からは空の一点に静止して見える「静止衛星」というものになります。
BS放送では放送衛星、CS放送では通信衛星が使われていますが、どちらも主要な放送に使われる静止衛星は東経110度(南西方向の上空)に位置し、日本のすべての地域に衛星放送の電波を送っています。
したがってBSアンテナの向きは、この静止衛星の方向にディッシュを向けて精密に調整する必要があります。この角度調整から、ミリ単位で角度のズレても衛星放送が受信できなくなる場合もあるため注意が必要です。

この静止衛星からの電波は、衛星放送の仕組みから、長距離でも安定して送信できる性質を持っている必要があります。そのため、非常に周波数帯が高いマイクロ波のSHF(センチメートル波)のうち、12GHz前後の周波数帯が使われています。
12GHz帯とも呼ばれるこの電波は、波長の幅が25ミリ前後と短く、進行方向に対して非常に直進性が強いものです。そのため衛星放送には適しており、静止衛星から日本全域に光を当てるような形で、この12GHz帯が送信されています。

そして日本で衛星放送がスタートした当初から現在まで、主要な衛星放送の電波・12GHz帯として使われてきたのは、右回り(時計回り)の螺旋を描いて送信される「右旋円偏波(うせんえんへんぱ)」と呼ばれる電波です。
これまでは、衛星放送の電波といえば右旋円偏波であったため、特にその名称が強調されることはありませんでした。

しかし近年、4K8K放送のスタートという衛星放送の変化が起きたことで、衛星放送において、右旋円偏波とは別に、新しく左回りの螺旋で送信される「左旋円偏波(させんえんへんぱ)」という電波を導入する必要が出たのです。

「右旋(うせん)」と「左旋(させん)」とは、この右旋円偏波・左旋円偏波の略称で、それぞれの電波による衛星放送を「右旋放送」「左旋放送」ともいいます。

右旋・左旋の電波が螺旋を描いて送信される仕組みを理解するには、電界と磁界の影響など、電波に関する専門知識が必要となりますが、衛星放送の受信に関しては、このような専門用語を覚える必要はなく、使われる電波の種類が2つあると理解すれば十分です。

以下、ここまででご説明した「右旋」「左旋」の違いをまとめたものです

項目 右旋(うせん) 左旋(させん)
読み方 うせん させん
正式名称 右旋円偏波・右旋放送 左旋円偏波・左旋放送
回転方向 時計回り 反時計回り
主な用途 従来のBS/CS放送、一部の4K放送。 新しい4K/8K放送の多く。(主に専門・有料チャンネル)
電波の特徴 以前から使われている一般的な衛星放送の電波。 データ量の多い高画質衛星放送のために追加された電波。

※上記は衛星放送の電波における「右旋」「左旋」の基本的な違いです。

今までのBS放送(右旋)と新しい4K/8K放送(左旋)の違い

デジタル2K(ハイビジョン)放送やアナログ放送時代など、従来の衛星放送は、長年「右旋」の電波だけで提供されてきました。
テレビ放送では、使用される電波の周波数帯を数MHz(衛星放送では34.5MHz)ずつに細かく分け、この分けられた周波数帯を「チャンネル」として各放送局の電波に割り当てています。これが一般的に使われる「テレビのチャンネル」の由来でもあります。

そしてアナログや2K放送時代は、BS放送、110度CS放送(スカパー!)とも、右旋の電波帯域ですべての放送局にチャンネルを割り当てることができました。
しかし、2018年(平成30年)、衛星放送で4K・8K放送がスタート(新4K8K衛星放送)するにあたり、ひとつの問題が発生しました。
4K8K放送の開始に当たり、従来のBS/CS放送のチャンネルとは別に、多くの4K・8K画質のチャンネルが追加されることになりました。しかし、追加される4K8Kチャンネルの数に対し、従来の右旋の電波で使用できる空きのチャンネル(周波数帯)が不足したのです。
そこで、4K8Kチャンネルを増やすにあたって不足する分の周波数帯を追加するために、静止衛星からの12GHz帯として、従来の右旋の電波に加え、左旋円偏波の周波数帯が追加されました。

以下では、ここまでで解説した「右旋」「左旋」の違いを一覧にまとめます。

放送の種類 使用する電波 導入の背景と理由
従来のBS/CS放送 右旋円偏波のみ アナログ時代から使われており、現在も主流の放送方式です。
基本的な4K放送 主に右旋円偏波 従来の右旋の空き容量を利用して、主要なBS民放チャンネルが放送されました。
それ以外の4K/8K放送 右旋+左旋 上記のチャンネルで右旋の容量が限界に達したため、新たに左旋円偏波が導入されました。
左旋円偏波のメリット データ量増加に対応 BS放送・CS放送で扱えるチャンネル数が増え、多くのチャンネルを高画質で同時に放送できるようになりました。

※上記は衛星放送における右旋・左旋の主な違いです。

このように、従来の衛星放送の電波である右旋に対し、左旋は4K・8Kチャンネルとして、衛星放送で扱えるチャンネル数を増やすために追加された電波です。
簡単にまとめると、

  • 右旋(右旋放送):従来のBS/CS放送のチャンネル(2K)と、一部のBS4Kチャンネル。
  • 左旋(左旋放送):上記以外のすべてのBS/CS4K、8Kチャンネル。

ということになります。
厳密には右旋放送の中にも一部の4Kチャンネルが含まれていますが、一般的に左旋放送は衛星放送における4K8K放送とほぼ同じ意味だと考えていいでしょう。

そして右旋・左旋の違いでもっとも重要なポイントは、4K8K放送がスタートする以前のBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)やケーブルなど配線部の機材(2018年以前の機材)は、左旋放送のスタートを想定していなかったため、右旋放送のみに対応するように設計されている(2K・右旋対応モデル)点です。
したがって、衛星放送で右旋と左旋すべてのチャンネル、つまりすべての4K8Kチャンネルを受信するためには、右旋と左旋の双方に対応できるBS/CSアンテナ、および配線部の機材(2K4K8K・右旋左旋対応モデル)が必要になるのです。

BS/CSアンテナ本体だけでなく、アンテナからテレビまでを結ぶケーブル配線とその間の機材(ブースタ、分配器、アンテナコンセントユニットなど)がどれかひとつでも4K8K(左旋)非対応だと、左旋放送(大半の4K8Kチャンネル)は視聴できないためご注意ください。

右旋と左旋で視聴できるチャンネルの見分け方

上記の項目で、右旋と左旋、およびそれぞれの受信に必要な機材の違いはご理解いただけたかと存じます。それでは、ご自分が見たいチャンネルが右旋か左旋かを見分けるにはどうすればよいでしょうか。

簡単な見分け方として、基本的には、NHKや民放の無料BSチャンネルは「右旋」で放送されています。
一方、BS放送やCS放送などで放送される、映画やスポーツなどの専門的な有料チャンネルの多くは「左旋」です。

以下は、4K8K放送がスタートした2018年時点での、4K8Kにおける主な右旋放送・左旋放送の違いを一覧でまとめたものです。

チャンネルのジャンル 主な放送方式 具体的なチャンネル例
無料のBS民放・NHK 右旋放送 NHK BSプレミアム4K、BS日テレ4K、BS朝日4K、BS-TBS4Kなど。
無料のショッピング等 右旋放送 ショップチャンネル4K、4K QVCなど。
専門・有料チャンネル 左旋放送 WOWOW 4K(一部)、J SPORTS、時代劇+日本映画4Kなどの専門チャンネル。
超高画質放送 左旋放送 NHK BS8Kなど、さらに高精細な映像を提供するチャンネル。

※上記は2018年当時の主な4K8K右旋・左旋チャンネルの違いです。

4K8K放送がスタートした当初は、4K放送のうち、主要な無料チャンネルであるNHKや広域民放キー局の4Kチャンネルには、右旋の空きチャンネル(周波数帯)が割り当てられました。
これらの4Kチャンネルは災害時などに緊急情報を発信する無料の基幹放送局でもあるため、従来の受信設備でも視聴できる右旋放送が優先して割り当てられたのです。

そして、それ以外のBS、CS有料4Kチャンネルや特定企業のショッピングチャンネル、8Kテレビが必要となる8Kチャンネル(「BS NHK8K」1局のみ)など、一部の視聴者向けになるチャンネルについては公共性が低いため、左旋放送が割り当てられました。

したがって、もし衛星放送のうち、無料の民放BS4K番組だけを視聴したいのであれば、お住まいの衛星放送用アンテナ(BSとCSのアンテナ)や設備も、右旋のみの対応で済むことが多いです。
しかし、左旋に該当する映画やスポーツなど、4Kの有料専門チャンネルや、最高画質である8Kチャンネルを見たい場合は、お住まいのBS/CSアンテナ設備で、左旋放送の対応状況を確認する必要があります。
衛星放送で見たい4K/8Kのチャンネルや番組に合わせて、必要となるBS/CSアンテナや設備を見極めることが大切です。

2026年現在のBS/CS左旋チャンネルは?最新情報を解説

前述の右旋・左旋のチャンネル内容は、2018年に4K8K放送が始まった時点のものです。
しかし近年、衛星放送における4K放送を取り巻く状況に大きな変化が起きています。

ここ数年、民間放送局の4Kチャンネルにおいて、製作費の増大による不採算や4K対応コンテンツの数が間に合わないといった問題から、4K放送からの撤退を進める傾向があります。
2026年現在、BS/CSでも有料の4K専門チャンネルはすべて、すでに放送を終了しています。また各広域民放局もBS4Kチャンネルからの撤退を決定し、2027年1月をめどに、4Kチャンネルを終了、4Kコンテンツの提供はネット配信などに移行する見込みです。

このような状況から、前述した右旋・左旋の4Kチャンネルも周波数帯の再編が行われました。
これまで左旋放送だった4Kチャンネルの多くが放送を終了したことで、従来は左旋であったBS4Kチャンネルの「ショップチャンネル4K」「4K QVC」が右旋に移行しました。
その結果、2026年現在、左旋で放送されるチャンネルは、BS放送「NHK BS8K」の1チャンネルのみになっています。

以下、4K8K放送がスタートした初期と、最新の4K8K(右旋・左旋)の状況を一覧でまとめました。

放送状況の変化 過去の状況(導入初期) 現在の状況(最新)
左旋チャンネルの数 今後増えていくと予想されていた。 減少傾向にあり、右旋への移行が進んでいる。
主な左旋チャンネル 複数の有料4Kチャンネル。8Kチャンネル。 NHK BS8Kのみ。
設備交換の必要性 すべての4K放送を楽しむなら必須とされた。 現在は右旋対応の設備だけでも十分に楽しめるケースが多い。
今後の見通し 左旋が主流になる可能性があった。 当面は右旋が主流であり続ける可能性が高い。

※上記は衛星放送における右旋・左旋(4K8K放送)の現状です。

そのため、お住まいに、すでに2K(右旋)対応のBS/CSアンテナ設備があるご家庭では、あわてて左旋対応の設備に交換する必要性が低くなっています。
ただし今後、新たな魅力的な左旋4Kチャンネルが登場する可能性もゼロではありません。
ご自身の視聴スタイルに合わせて、慎重に判断されることをおすすめします。

特に新築物件などでこれからBS/CSアンテナを取り付ける場合には、現在では4K8K対応のアンテナ本体や機材が主流になっていることもあり、将来的なことも踏まえて4K8K(左旋)に対応できる設備をご用意しておくことを推奨します。

自宅のアンテナは左旋・右旋に対応してる?4K放送を視聴するための確認方法

この項目からは、ご自宅の衛星放送用アンテナ・4K8Kテレビ環境で右旋・左旋それぞれの4K8K放送が見られるかどうかを確認する方法を解説します。
見たいチャンネルが右旋か左旋かが分かったら、次はアンテナ設備のチェックです。
現状の設備によって、そのままでも視聴できる場合と交換が必要な場合があります。

以下の一覧で、ご自宅のBS/CSアンテナ設備をご確認ください。

ご自宅の現状 右旋チャンネルの視聴 左旋チャンネルの視聴
従来の右旋BS/CSアンテナがある 民放4Kなどはそのまま視聴可能なことが多い。 アンテナ本体や周辺機器の交換が必要。
アンテナがない(新規設置) 右左旋対応アンテナの設置が必要。 右左旋対応アンテナと対応機器の設置が必要。
ケーブルテレビや光回線を利用 契約プランにより視聴可能。 事業者への確認が必要。(多くは対応プランあり)
マンションなどの集合住宅 共有アンテナの対応状況による。 管理会社やオーナーへの確認が必須。

※上記は住宅の状況別に、右旋・左旋への対応を確認するポイントです。

このように、お住まいが一戸建てか集合住宅かによっても対応方法は異なります。
まずはご自宅のテレビの設定画面などで、BSの4Kチャンネルが映るかどうかを確認してみましょう。映らない場合は、アンテナ本体や設備の交換、また各種の調整が必要になる可能性が高くなります。

右旋の他に左旋も見るために必要な機器(アンテナ・ブースター・分配器など)

もしお住まいで左旋の4K8Kチャンネルを見たい場合は、具体的にどのような機器が必要になるのでしょうか。
まず絶対に不可欠なのが、従来の右旋2K対応BS/CSアンテナではなく右旋と左旋の両方を受信できる「右旋左旋対応(2K4K8K対応)BS/CSアンテナ」です。
さらに、テレビアンテナで受信した電波を各部屋に届けるための周辺機器(配線部のケーブルとその間のブースターなど)の交換も必要になります。

4K8K対応アンテナだけでなく配線部の交換も必要になる理由は、衛星放送の受信形式によります。
前述の通り、現行で静止衛星から送られる12GHz帯の電波は、従来の右旋の電波と、4K8K用に追加された左旋の電波の2種類です。
そして12GHz帯の電波は右旋左旋とも、対応のBS/CSアンテナで受信された後、アンテナに付属する「コンバーター」という機器で、周波数帯をMHz帯へと変換されます。
これは、12GHz帯は周波数帯が高すぎるため、そのままではケーブルでテレビまで伝送することが困難なためです。
コンバーターで変換された12GHz帯は、従来の右旋が1032MHzから2072MHzまでになるのに対し、新しく追加された左旋の電波は2224MHzから3224MHzまでと、より高い周波数帯になります。

電波は周波数帯が高くなるほど、漏洩やノイズ混入が生じやすくなり、安定した送信のためにはより高い品質(シールド性能など)の機材が必要になります。
従来の2K(右旋)放送時代のアンテナケーブルや機材は、シールド性能に一定の余裕はあるものの、左旋の電波でも高い周波数帯になると、不具合が生じる可能性があります。
またBS/CS対応ブースターも、従来より高い周波数帯に対応できる4K8K用の機器が必要となります。
これらの要因から、衛星放送で左旋含むすべての4K8Kチャンネルを視聴するためには、BS/CSアンテナや4K/8Kテレビだけでなく、アンテナからテレビまでを結ぶ配線部の機材もすべて4K8Kに対応している必要があります。

以下は、左旋の4K8Kチャンネルを受信・視聴するために必要な主なアンテナ設備の一覧です。

必要な機器 役割 交換が必要な理由と注意点
右旋左旋2K4K8K対応アンテナ 右旋左旋の電波を受信する 左旋の電波を受信するための専用設計になっているため必須です。
ブースター(増幅器) 電波レベルを強くする 左旋の高い周波数(3224MHz)に対応した製品が必要です。
分配器・分波器 電波を分ける 電波の減衰を防ぐため、やはり高い周波数対応の製品に交換します。
同軸ケーブル・壁面端子 電波をテレビに送る 古い規格のケーブルでは電波が漏れたり弱まったりする恐れがあります。

※上記は衛星放送で右旋・左旋の受信・送信に必要な機材の具体例です。

現在、市販されているBS/CSアンテナはすべて右旋左旋(2K4K8K)対応モデルになっており、本体やパッケージ、説明書などに「4K8K」のマークが明記されています。
他にも、4K8K・左旋対応の機器選びの際に、ひとつの目安となるのが、「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」です。
このマークは、一般社団法人「電子情報技術産業協会(JEITA/ジェイタ)」の審査により、4K8K左旋放送の受信に十分な性能を持つと認定された機器に付与されるマークです。
またアンテナケーブルなど、左旋の送信でシールド性能だけが問題になる機器には「SHマーク」の代わりに、同じくJEITAの審査でシールド性能の高さが認定された「HSマーク(ハイシールドマーク)」が付与されています。

他にも、アンテナ以外で左旋の電波に対応できる機器は「4K8K対応」「3224MHz対応」などの表記が目安になります。

費用を抑えて失敗しない!将来を見据えた左旋・右旋対応の機器選びと業者選び

右旋放送を見るためとはいえ、BS/CSアンテナ設備の交換には費用がかかるため、できるだけ無駄な出費は避けたいものです。
右旋に対応するための設備を整えるにあたっては、自分に必要な機器だけを見極めることが、コストを抑える第一歩です。
前述の通り、4Kチャンネルでも右旋のチャンネルしか見ない場合は、既存の2K右旋対応アンテナ設備をそのまま使えることもあります。

以下は、ご自宅で4K8K(左旋)対応のBS/CSアンテナ設備を整えるにあたって、コストを抑えるための主なポイントの一覧です。

コストを抑えるポイント 具体的な対策とアドバイス
視聴目的を明確にする どうしても見たい左旋チャンネルがない限り、設備の全面交換は急がない。
必要な機器のみ交換 専門業者に機材の状況を測定してもらい、使える機器は残すよう相談する。
優良な業者を選ぶ 見積もりが明確で、完全自社施工の適正価格、実績が豊富な業者(あさひアンテナなど)を選ぶ。
代替手段を検討する 光回線のテレビサービス(フレッツ・テレビ等)を利用すればアンテナ不要な場合も。

※上記は4K8K放送を視聴するためのコストを抑える主な方法です。

また「左旋放送が終了するから工事は無駄」といった不確かな情報に惑わされないことも大切です。前述の通り、現状で左旋放送のチャンネルが少なくなっていることは事実ですが、2026年現在、左旋放送そのものが終了する予定はありません。
正しい知識を持ち、信頼できるアンテナ工事業者に相談することが成功の鍵です。

本記事にもご協力いただいたアンテナ工事業者「あさひアンテナ」では、BS/CSや地デジのアンテナ工事に対して、お客様の視聴スタイルに合わせた最適なプランをご提案しています。将来の放送状況の変化も見据えて、お客様の最適な選択をサポートいたします。

【豆知識】化学や物理学など他分野で使われる「右旋・左旋」の意味

この記事でご紹介したテレビのアンテナ以外でも、「右旋」「左旋」という言葉が使われることがあります。
実は、化学や物理学、生物学などの分野でも、これらの言葉は重要な意味を持っています。さまざまなジャンルで使われる「右旋」「左旋」に共通しているのは、「非対称性」と「回転」という性質を表している点です。

以下、各ジャンルで使われる「右旋」「左旋」の意味を一覧にまとめました。

分野 右旋・左旋の意味 具体的な例
化学・物理学 光の回転方向(旋光性) 物質に光を当てた時、光の振動面が右や左に回転する性質。医薬品開発で重要。
生物学 殻の巻き方向 カタツムリや法螺貝の殻の渦巻きが、右巻きか左巻きかを表す。
工業・機械 ネジの回転方向 通常のネジは右に回すと締まる「右旋」。特殊用途で左に回す「左旋」もある。
人体・スポーツ 関節の回転方向 骨盤や股関節などのひねる動きを、右旋・左旋と表現することがある。

※上記は様々な分野における「右旋」「左旋」の一例です。

分野は違っても、右回りか左回りかという物理的な現象を指す点は同じです。
電波とは、電界(電圧の周囲の空間にかかる力)と磁界(磁力の周囲の空間にかかる力)が互いに影響することで、光の速さで波長を描いて空間を伝わるエネルギー波のことです。
衛星放送の円偏波は、この電界と磁界の方向から、スクリューのように回転しながら進んでいく電波になります。この電界と磁界の微妙なバランスにより、右旋か左旋かが決まるのです。
このような雑学を知っておくと、難しい専門用語も少し身近に感じられるかもしれません。

まとめ:正しい知識で快適な4K/8Kテレビライフを楽しもう

本記事では、衛星放送の4K8K放送で重要なポイントとなる「右旋」「左旋」とは何か、そしてその違いや対応する受信設備について、2026年現在の最新状況も踏まえてわかりやすく解説しました。
4K8K衛星放送の受信で基本となる電波、右旋円偏波・左旋円偏波の違いと、4K8K放送をご視聴になるための設備の整え方についてご理解いただけたでしょうか。

最後に、今回の記事で解説した重要なポイントを振り返りましょう。
右旋と左旋の違いを理解することで、衛星放送で4K8K視聴の設備を整えるにあたって、無駄な出費を防ぐことができます。
以下の一覧は、ご自宅の視聴環境を整えるためのチェックリストとしてご活用ください。

チェック項目 確認内容と今後のアクション
1. 見たいチャンネルの確認 ご視聴になりたい4K8Kチャンネル・番組が、右旋か左旋かを把握する。
2. 現在の設備の確認 民放の右旋4Kチャンネルなどなら、現在のBS/CSアンテナでも映るかテレビでチェックする。
3. 左旋が必要な場合 左旋放送を見たい場合は、対応アンテナやブースターなどの交換を検討する。
4. 専門業者への相談 確実な工事と費用を抑えるため、「あさひアンテナ」などプロの業者に相談する。

※上記は4K8K放送(右旋・左旋)の視聴環境を整えるための主なチェックポイントです。

2026年現在、最新の4K8K放送(右旋・左旋)状況では、必ずしもお住まいのアンテナ設備を、急いで左旋対応の設備に交換する必要はありません。
しかし、BS/CSアンテナの寿命や新築時の設置など、工事のタイミングは人それぞれです。
もし近々、BS/CSアンテナの設置や交換などの必要があれば、アンテナ本体や設備全体を4K8K(右旋左旋)対応に交換する絶好のチャンスです。
アンテナ交換だけでなく、4K8K右旋左旋に対応できる各種機材の交換も一度にまとめて行うことで、工事の総額費用を抑えることができます。

「あさひアンテナ」では、テレビアンテナ設備の設置や交換など各種工事について、事前のお見積もりから丁寧な施工まで一貫してご対応しております。
同社では完全無料の事前調査とお見積もり、丁寧な調査と詳しい見積もり内容、国内一流メーカーの高品質機材による低価格の工事費用、見積もり後に追加料金を加算しないお約束、完全自社施工で熟練のアンテナ職人による確かな技術と適正価格、そして施工後の10年保証など、アンテナ工事に必要なサービスをすべて高水準でご提供しています。
ご不明な点があれば、ぜひお気軽に「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでもご相談ください。
4K8K放送、右旋と左旋の違いについても正しい知識を持って、素晴らしい高画質のテレビライフを満喫してください。

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。