徹底解説!ケーブルテレビ(CATV)・光テレビの基礎知識と解約してテレビアンテナに乗り換える工事の方法とは?

2022年12月28日

2023年現在、一般の戸建て住宅などで地上波デジタル放送(地デジ)や、衛星放送であるBS放送、CS放送、また新4K8K衛星放送の各チャンネルをご覧になる方法としては、従来の地デジ、BS/CSテレビアンテナの設置だけでなく「ケーブルテレビ(CATV)」「光テレビ」をご利用になる方法がございます。

ケーブルテレビ、光テレビなどのサービスでは、受信できる地デジ電波のレベルが弱い地域、周辺に障害物が多いなどの原因から、テレビ電波が受信しにくく、電波障害が発生しやすいエリアや現場でも、安定して地デジ、BS/CSなどの各チャンネルをご試聴になれる。また毎月の視聴料金は必要なものの、最近ではインターネットその他の各種サービスとセットにして契約されることで、総額では費用が割安になるケースもあるなどのメリットが大きくなります。

一方で新規にテレビアンテナの取り付けを行う場合も、いったん設置すれば、衛星放送の有料チャンネルやメンテナンスなどの費用を除けば、10年以上の長期にわたって、永続的に無料で各種テレビ放送を視聴でき、ランニングコストを抑えられるという大きなメリットございます。そのため現在でも、特に戸建て住宅のマイホームでは、テレビアンテナの取り付けを選択される方が多く、もっとも人気の高い方法になっております。

テレビアンテナとケーブルテレビ、光テレビのどちらがお得であるかは、各ご家庭において、ご利用になる各種サービスや、受信環境などの条件によっても変わってまいります。

ただケーブルテレビ、光テレビのサービス内容や料金などが、考えていたものとは違ってご不満がある、またご視聴になれないチャンネルがあるなどの理由で、これらサービスを解約して、テレビアンテナでのご視聴に乗り換えたいとお考えの方もおられると思います。

しかしケーブルテレビ、光テレビからテレビアンテナに切り替える時には、それぞれのサービスの解約が必要となります。またケーブルテレビ、光テレビなどの解約によより、インターネット回線などその他サービスを解約することになるケースもございます。

そのため、テレビ視聴方法の切り替えに当たって、ご自宅でインターネットが使用できない、テレビが視聴できないといった期間が発生しないよう、インターネットのプロバイダ業者との再契約や、テレビアンテナ工事設置のスケジュール、時期や作業、手続きの流れをきちんと計算して組み立てる必要がございます。

また逆に、あまり早期にテレビアンテナ設置や次のプロバイダとの契約を行ってしまうと、双方の契約が重なってしまい、テレビ視聴方法やインターネット回線が二重になって不要な料金がかかり、無駄が出てしまうなどのケースも考えられます。

そこで当コラムでは、各ご自宅の状況に合わせて、ケーブルテレビ、光テレビからテレビアンテナ取り付けへの乗り換え手順をスムーズに進めて、テレビ視聴やインターネットなどが利用できない不便な期間、または料金の発生するサービス期間が重なってしまうことで無駄な出費を生じさせない一番スマートといえる方法を、2023年(令和5年)現在の最新情報やさまざまな例をベースにしてご説明いたします。

なお当コラム記事では、まずはケーブルテレビ、光テレビの解約と、業者に依頼してテレビアンテナ取り付け工事を行う手順。そして不便や無駄な期間を発生させないための、適切な解約の時期やアンテナ工事依頼の進め方などをご説明いたします。
ケーブルテレビ、光テレビ解約後の適切なアンテナ機種、設置位置などの選び方。また施工技術が高く工事費用も安くなる、優れたアンテナ業者の選び方などについては、当コラムの姉妹記事にあたる、
徹底解説!ケーブルテレビ(CATV)・光テレビからテレビアンテナに乗り換える方法(後編)
でご紹介しておりますので、ご確認くださいませ。

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ケーブルテレビ(CATV)・光テレビの基礎知識

まずはじめに、ケーブルテレビ、光テレビの基本的な仕組みの詳細を一覧でご説明いたします。これらをご理解いただくことで、解約の手順も無駄なく進めることができます。

・ケーブルテレビ(CATV)

「ケーブルテレビ」とは、日本各地にあるケーブルテレビのサービス会社(ケーブルテレビ局)が設置した地デジ、BS/CSの大型アンテナから、周辺の対応エリアでご契約、ご加入された世帯の住宅まで直接、アンテナケーブルとしても使用される同軸ケーブルなどを敷設して、それぞれのテレビ放送の電波を送信するサービスです。
主に地デジの難視聴地域をはじめ、テレビアンテナによるテレビ放送の受信が難しいエリア向けのサービスになります。他にもマンション、アパートなどの集合住宅では、テレビの視聴方法が、共用アンテナではなくケーブルテレビになることもございます。

ただ地デジ電波を受信しやすい市街地などでも、テレビ放送と同じ同軸ケーブルを利用したインターネット、固定電話や格安スマートフォン、電気、ガス、保険などの各種サービスをパックにして、低価格で提供している会社もございます。そのため、これらのサービスをご利用になる世帯であれば、多くのサービスをセットでご利用になることにより、各サービスで別々の業者をご利用になる場合に比べて、料金の総額が大幅に安くなる。またお支払先が一本化されることで、手間なども簡略化できるというメリットがございます。

ケーブルテレビのご視聴に必要となるコストでは、まずご自宅にケーブル敷設工事を行うための初期費用と、月々の視聴料金が必要となります。またご自宅にケーブルテレビ局からのケーブルを敷設し、セットトップボックス、保安器などを設置する工事も必要です。

ケーブルテレビでご視聴になれるチャンネルには、該当エリアの地デジ放送(周辺の地方チャンネル含む)およびBS放送、CS放送のチャンネルになり、現在では多くが新4K8K衛星放送にも対応しております。またケーブルテレビ局オリジナルで、そのエリアの情報などを送信するコミュニティチャンネルが存在する場合もございます。なお、ケーブルテレビでご覧になれるチャンネルの数は、契約するプランによって変わってまいります。

ただ後述する光テレビも同じですが、ケーブルテレビ会社によっては、BS放送、CS放送の一部のチャンネルに対応していないケースもございます。そのため、契約を考えている会社が、ご視聴になりたいチャンネルに対応しているか、契約前にきちんと確認しておく必要がございます。

またテレビのご視聴以外のデメリットとしては、現在のケーブルテレビサービスでは、使用されるケーブルの大半が同軸ケーブルであるため、光回線に比べると、インターネットの通信速度が遅くなるという点が挙げられます。一般的なインターネット利用では大きな問題はございませんが、速度が重視されるネットゲームや、大容量のデータをダウンロードするような用途には適しませんのでご注意ください。

総じてコスト面では、ケーブルテレビの初期費用は、地デジ、BS/CSなどのアンテナ設置費用より安い場合が多く、月額料金なども、インターネットなどの各種サービスを利用することで、総額では通常の費用より割安になるケースが多くなります。

・光テレビ

「光テレビ」とは、主にインターネット回線として使用される光回線(光ファイバーケーブル)で、地デジやBS放送、CS放送の映像信号を送信し、テレビ番組を視聴できるサービスです。

業者によって、フレッツTV、ひかりTVなどさまざまな呼び方もございますが、主に光回線を敷設する電話サービスなどの通信会社や、インターネットに接続するプロバイダなどがサービスを提供しており、これらの会社と契約されているお客様が、光テレビの契約も追加されて、光回線に専用のチューナー、アダプターなどを設置することで、地デジ、BS放送、CS放送の各チャンネルがご覧になれます。

光テレビでご視聴になれるテレビのチャンネルとしては、現場エリアの地デジ放送チャンネルをはじめ、BS放送、CS放送の各チャンネルになり、多くのサービスでは新4K8K衛星放送にも対応しております。またサービスによっては、お好みの映画、ドラマなどのお好きなコンテンツを選択して、有料で視聴できるペイパービューサービスなどに対応していることもございます。

光テレビに必要となるコストも、光テレビ用の機材設置。またご自宅で光回線が未開通の場合は、光回線を設置する初期費用と、月額視聴料金が必要となります。

光テレビの初期費用もアンテナ工事の費用より割安であり、特にすでに光回線を開設しているご自宅では、セッティングも簡単で初期費用も低価格になります。光テレビでご視聴になれるチャンネル数も、やはりプランによって違いますが、インターネットの月額料金、その他、提供される各種サービスとセットにすることで割安となることが多くなります。

ケーブルテレビや光テレビを解約してテレビアンテナを設置するまでの手順

ご自宅で今、契約されているケーブルテレビや光テレビを解約して、地デジ、BS/CSのテレビアンテナを取り付け、電波の受信によるテレビのご視聴へと乗り換える場合のポイントは、やはり適切なタイミングで解約と、テレビアンテナ設置工事、また新しいインターネットプロバイダとの契約をほぼ同時に行うこととなります。

冒頭でも申しあげた通り、ケーブルテレビなどの解約や、アンテナ工事を行う時期、またその手順を間違えてしまうと、解約と工事までの前後に空白ができて、ご自宅でテレビ放送を視聴できない、インターネットを利用できないなどの期間が生じてしまいます。
逆にケーブルテレビなどの契約期間と、アンテナ工事などの時期が重なってしまうと、すでにアンテナでテレビ視聴が可能なのに、ケーブルテレビの月額料金が発生して、必要がない利用料金を支払ねばならないなどの、無駄な出費が生じてしまうといった事態も起こり得ます。

そのような問題を防ぐためにも、あらかじめケーブルテレビ、光テレビを解約して、テレビアンテナを設置するまでの手順を、しっかりと確認し、具体的なスケジュールを構築、把握しておく必要がございます。

その具体的な手順としては、主に以下の4段階の項目になります。
・1:ケーブルテレビや光テレビの解約時期を決める。
・2:インターネットの新たな契約先(プロバイダ、回線事業者)を探して申し込む。
・3:テレビアンテナ工事を申し込む。
・4:ケーブルテレビや光テレビを解約する。
以下、それぞれのステップとなる項目について、詳しく解説してまいります。

・1:ケーブルテレビや光テレビの解約時期を決める。

現在、ご契約されているケーブルテレビ、光テレビを解約する時期を決めるためには、まずは事前に、各サービスにおける「違約金」「更新月」を確認しておく必要がございます。

違約金とは、ケーブルテレビ、光テレビなどを契約する際に、お客様の側で一定期間のサービス契約を続けるといった条件が決められていることがあり、その期間外に解約する場合に、サービス会社に支払わなければならない、規定の金額のことです。

一般的には、ケーブルテレビなどのサービス会社では、例えば一年、二年など、お客様で契約を続けなければならない期間を用意している代わりに、その期間中は視聴料金などが割安になるというサービスを用意していることが多くなります。ただ、その期間にいたる前に解約した場合には、違約金が発生してまいります。

この契約期間については、例えば二年契約の場合、契約からちょうど二年(24か月)が過ぎて、契約が切れる月に至った時点で、自動的に契約更新されるというケースが多くなります。
それまでの契約期間が切れて、あらためて契約が更新される月のことを更新月といいます。
またサービスを提供する会社によっても異なりますが、契約してから数カ月程度の短期間で解約するといった場合にも、違約金が発生して、支払わなければならないケースもございます。

この違約金が発生しないようになる手順としては、更新月にあわせて解約することが基本となります。または2年契約など一定期間の利用を継続すれば、それ以降はいつ解約しても違約金がかからないなどのケースもあり、違約金の発生条件については、サービス会社によってさまざまに異なります。

違約金や更新月などの具体的な決まりについては、ご契約した際の書類に記載されておりますが、書類が見当たらない、内容がわかりにくいなど、ご不明な点がある場合は、契約した会社の公式サイトやカスタマーサービスなどに、お電話やメールなどでご確認ください。

またケーブルテレビや、特に光テレビをご契約中の世帯では、テレビ視聴サービスと同時に、インターネット回線も契約しているケースが多いと思われます。
解約の手続きにあたって、もし違約金が発生してしまう場合でも、インターネットプロバイダの乗り換えキャンペーンなどをうまく活用すれば、違約金と同等のキャッシュバックが発生するケースもございます。
詳しくは、新しく契約を予定されているプロバイダなどのサービス内容をご確認されてみるといいでしょう。他にも特にケーブルテレビの場合、固定電話やスマートフォンなど、その他のサービスも解約されることになるケースがあるため、ご利用中のサービスをそれぞれ再契約する必要が出てまいります。ご注意いただきたく存じます。

・2:インターネットの新たな契約先(プロバイダ、回線事業者)を探して申し込む。

上記の通りケーブルテレビ、光テレビの設備については、インターネット回線と一体化しているケースが多くなります。
そのためケーブルテレビや光テレビを解約すると、同時にご自宅のインターネット回線も使えなくなることがございます。

令和の現在では、お仕事の連絡にメールやLINE、またデータのダウンロードなどが日常的に使われるのをはじめ、コロナウィルスの流行以降、テレワークも普及しております。そのため単純な手続きの不備などで、ご自宅でインターネットがご利用になれない期間が生じると、日常生活に不便なだけではなく、実際のお仕事に大変な支障が生じる可能性も出てまいります。

したがって、ケーブルテレビの解約をお決めになった時点で、早めに新たなインターネット回線の契約先(回線事業者、プロバイダなど)を探しておく必要がございます。

ただ光テレビに関しては、主にインターネットの回線サービスやプロバイダが提供する追加サービスになるケースが多いため、光テレビは解約しても、同じサービス会社の光回線によるインターネットサービスは継続できるケースが多くなります。

また現在ではインタープロバイダなどの会社も多岐にわたっており、インターネット事業者をご自分で選ばれる場合は、光回線やホームルーターなど、ご自宅に適したネット環境に合わせて選べるため、無駄がなくなります。

・3:テレビアンテナ工事を申し込む。

ご自宅に各種アンテナ工事を設置する工事を依頼できる業者、会社については、お近くの家電量販店やホームセンター、町の電気店、またアンテナ工事の専門業者などがございます。

アンテナ工事を依頼できる業者については、それぞれの業種によって異なる特徴がございますが、基本的にはお住いのエリアで対応可能な業者の中から、価格や保証期間、施工技術の高さなどを含めたサービス内容、また信頼できる業者であるかなどをご判断の上で、ケーブルテレビ、光テレビの解約日より少し早いぐらいを目安に工事日程を確定してください。

なお、特にプロのアンテナ工事専門業者であれば、日程が合えば、業者に連絡して、現地調査とお見積もりののち、即日工事も可能となるケースがございます。
ただ可能であれば、現地調査や見積もりが無料のアンテナ工事業者を複数、選んで相見積もりをとり、見積もり価格やサービス内容はもちろん、その際の担当者の態度などを含めて、信頼のおける業者を見極められることをおすすめいたします。

また地デジ、BS/CSアンテナとも、ご自宅で適した設置位置、アンテナ機種などは、住宅の立地や形状をはじめ、現場の電波状態や気候などでも変わってまいります。安定した受信性能やアンテナの長寿命を実現するためには、ご自宅の条件に最適となるテレビアンテナや設置工法をお選びになることが重要です。
テレビアンテナ工事の各種業者および、具体的な工事費用、工事の手順などに関しては、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しておりますので、ご参考にしてください。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

・地デジ・BS/CSテレビアンテナ設置工事の手順

・4:ケーブルテレビや光テレビを解約する。

ケーブルテレビや光テレビのご解約については、違約金の発生や、日割りでの料金支払いが可能であるかどうかなどの問題は生じますが、基本的にはいつでも解約が可能となっております。
一方、ご自宅におけるインターネット回線の申し込みは、新たに回線を接続する場合であれば、工事などを含めて1、2週間ほど、繁忙期であれば1カ月以上かかるケースもございます。

ご自宅でインターネット環境が必要、またテレビ放送を視聴できない期間を発生させたくない場合は、インターネット回線のご契約やテレビアンテナ工事が完了してから、ケーブルテレビや光テレビの解約を行う必要がございます。
テレビアンテナは一度、設置すれば基本的に視聴料金などは発生いたしませんが、新たなインターネット回線やテレビアンテナの設置と、ケーブルテレビ、光テレビの契約期間があまり長く重なってしまうと、どちらか一方、インターネットの場合は両方に、必要のない月額利用料金を支払うことになるケースも起こりえます。

そのため各契約の開始時期や締め日などを確認して、無駄なく余裕ある日取りを割り出しておく。そしてインターネット回線の契約とテレビアンテナの設置日をできるだけ近い日程に設定して、テレビ視聴とインターネット、双方の環境が完成し次第、ケーブルテレビや光テレビのご解約に移るといいでしょう。

ケーブルテレビや光テレビの解約手順と解約時期

前述の通り、インターネットやテレビ視聴の空白期間を出さず、また双方の利用期間が重なることで無駄な料金を発生させないためには、ケーブルテレビや光テレビをご解約される前に、インターネット回線の開通と契約、およびテレビアンテナ工事の契約を結び、工事日程を確定しておく必要がございます。
特にテレビアンテナ工事については、業者によっては即日工事も可能な半面、確実に工事を行える日が限られる場合もございます。そのため、信頼できる業者を選定して、アンテナ工事が可能な日程を確定した後、ケーブルテレビや光テレビの解約を行われるのが安心といえます。
テレビアンテナ工事のお申し込み方法や、おすすめの工事業者などについては後述いたします。まずはケーブルテレビ、光テレビそれぞれの解約手順をご説明いたします。

ケーブルテレビの解約手順

ケーブルテレビを解約するためには、まず解約の申し込みと、その後に撤去工事を行う必要がございます。
撤去工事とは、ケーブルテレビ会社が、それぞれのケーブルテレビ局に設置している大型アンテナから、ご自宅まで敷設されているケーブル配線を撤去する工事です。この作業には契約者であるお客様のお立ち合いが必須となり、別途に撤去工事費も発生いたしますのでご注意ください。

ケーブルテレビの解約手順は以下の通りとなります。
・1:ケーブルテレビ会社へのお電話、またはショップにて解約を申し込み、解約日と撤去工事日を決定します。前述のように、撤去工事には立ち合いが必要となるので、時間に余裕のある日を設定してください。
・2:撤去工事日、ご自宅にケーブルテレビの業者が訪れて、工事を実施します。
・3:この撤去工事が終了すれば、解約手続きが完了となります。
ケーブルテレビのご解約について、注意点としては、撤去工事日には立ち合いが必要な点ぐらいといえます。
解約日と撤去工事日さえ決定すれば、解約が可能となります。

光テレビの解約手順

光テレビの解約方法は、基本的にお電話のみの対応となっております。
通信事業者と直接、光テレビと契約している場合は、光テレビのカスタマーセンターへのお電話で、解約を申し込みます。
ただ光テレビのカスタマーセンターは、問い合わせの数が多いため、電話がつながりにくいケースが多くなります。その場合は、業者の側に、ご都合のいい日程と時刻に業者から電話をかけてもらう「解約コールバック」を予約して、折り返しの電話を待つほうが確実といえます。

解約コールバックは、事業者が用意している公式サイトのフォームに、ご自宅の契約番号やエントリーコードなどを入力する必要があるため、業者と契約されたときの書類を用意する必要がございます。折り返し電話の希望日時や時間も指定できますので、電話を確実に受けられる日時を指定し、あとは解約理由などを選択して、予約は完了します。
その後、折り返しの電話を受ければ、解約は完了になります。通信事業者と直接のご契約ではなく、提携プロバイダを経由して光テレビをご契約していた場合は、プロバイダへのお電話で解約を申し込んでください。

なお、光テレビの解約に撤去工事の必要はございませんが、解約の後、ご自宅に設置されていたレンタルチューナーなど、必要な機器一式を光テレビの業者に返却しなければなりません。機器を返却しただけでは解約は成立いたしませんので、返却は必ず、解約の電話をすませた後に行う必要がございます。
機器返却の手順については、事業者からお電話、または郵送、メールなどで案内があるケースが多くなりますが、返却する機器をすべてひとつの荷物にまとめて、光テレビのカスタマーセンターに連絡し「解約したためレンタル機器を返却したい」と伝えてください。
その後、光テレビ側に委託された宅配便の業者などが荷物を取りに訪れるので、荷物を渡せば返却は完了となります。

なお、光テレビのご解約にあたり、注意すべき点は2点ございます。
1つ目は、解約月の利用料金は日割りされないという点になります。解約の日が月(更新日)のはじめで、実質的な利用期間は1日であっても、また逆に月末、ほぼ一カ月近くご利用して、更新日の直前に解約しても、同じ1か月分の利用料金が発生いたします。
そのため、ご解約の場合は、インターネット業者とのご契約や、やテレビアンテナ設置の日程もその少し前に調整して、月末(更新日)の直前、数日前までご利用になってから解約されるのがおすすめといえます。

2つ目は、レンタルチューナーに直接、HDDを接続して、光テレビの番組を録画していた場合、解約してレンタルチューナーを返却した時点で、すべての録画番組が見られなくなるという点です。これは録画したチューナーを経由しないと、HDDの録画が再生できなくなるためです。たとえ同機種の機器であっても、録画したチューナーそのものでなければ再生はできなくなります。

これらの番組を保存しておきたい場合は、チューナーを経由して、パソコンやブルーレイレコーダーにダビングできるケースが多くなっておりますので、そちらに録画しておくといいでしょう。ただ保存する録画番組の数が多いと、特にブルーレイへのダビングにも時間がかかることになります。番組数からダビングにかかる時間も考慮した上で、ダビングが完了した後に解約できるよう、日程を調整する必要がございます。

まとめ

当コラムではケーブルテレビ、光テレビからテレビアンテナでのテレビご視聴へと乗り換える手順について、まずは前編として全体の手順や、ケーブルテレビ、光テレビを解約する方法、その具体的な作業を中心にご説明いたしました。

なお、テレビアンテナの設置に関しては、地デジアンテナでは主に八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナの種類がある他、衛星放送もご覧になる場合には、2K4K8K対応BS/CSアンテナを設置する必要もございます。
アンテナ設置位置も、現場の電波状態をはじめ、住宅のデザイン性、風雨などに強く、修理が必要となる故障が起こりにくい点なども踏まえて、屋根の上や壁面、ベランダ、屋根裏の空間など、適切な位置を選択する必要がございます。
またアンテナ本体の他、電波を増幅するブースター、各部屋へ電波を分配する分配器などの設置を含めた、アンテナ線の配線工事も必要となります。

新しくテレビアンテナを設置する際の、アンテナ機種やアンテナ工事方法、アンテナ工事業者の種類や選び方などについては、冒頭で申しあげた、当コラムの姉妹記事にあたる、
ケーブルテレビや光テレビの解約後、テレビアンテナ工事へ乗り換える手順は? どちらがお得かコストや費用も徹底比較!
をお読みください。

その他、ケーブルテレビ、光テレビに関しては、以下のコラム記事でも詳しくご紹介しております。

・テレビ放送の視聴方法3選・徹底比較!(テレビアンテナ・光テレビ・ケーブルテレビ(CATV)

・テレビを視聴する方法「テレビアンテナ」「光テレビ」「ケーブルテレビ」はどう違うの?

・テレビアンテナなしで地デジ放送を見る方法とは? 新築戸建てで取り付け工事なしのテレビ視聴を選べるコスパ最強の方法を紹介!

またケーブルテレビ、光テレビの解約方法について、不明な点がおありの場合は、これらの視聴方法からテレビアンテナへの乗り換えにも万全のサポートをご用意する、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)。またはメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問合わせ、ご相談ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。