現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!

2023年07月21日

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現在の、衛星放送を除く地上波のテレビ放送といえば「地デジ」すなわち地上デジタル放送です。いまや地デジと言えば、BS放送、CS放送などを別にすれば、日本国内であれば誰でも無料で気軽に視聴できるテレビ放送の代名詞となっております。
そして現在、ある程度の年齢の方であれば、地デジ以前の地上波テレビ放送であった「アナログテレビ放送」から、地デジ放送へと切り替わった時のことをご記憶の方も多いのではないでしょうか?

今では市販されるテレビ機器も、4Kテレビ、8Kテレビを含め、地上デジタル放送の2Kフルハイビジョン(FHD)を楽しめるものであることが大前提となっております。戸建て住宅などへのテレビアンテナ工事においても、まず地デジ放送を受信するための地デジアンテナ(UHFアンテナ)取り付けを基本として、必要に応じて衛星放送用のパラポラアンテナ(BS/CSアンテナ)を設置することになります。

ただ、2023年(令和5年)現在では、地デジ放送のスタートから20年近く、アナログ放送から地デジ放送へと完全転換されてからも、10年以上がすぎており、若い世代の方には、地デジ放送がはじまった頃のことをよく覚えていない。さらにはお子様であれば、生まれる前にアナログ放送が終わっていたという方も多くなっております。

いまでは、そもそも地デジ放送がいつ始まったのか。なぜ従来のテレビ放送から地デジ放送に転換されたのか。また地デジ以前のテレビ放送とは一体どんなもので、地デジ放送ではどこが変わったのか、よくわからないという人も多いことでしょう。

そこで当コラムでは「そもそも地デジ放送はそもそもいつからはじまったのか?」という基本的なポイントをはじめ「地デジ放送はそれまでのテレビ放送とどう変わったのか?」「なぜ地デジ放送へと転換されたのか?」などの疑問。また地デジ放送を含む、テレビにおけるデジタル放送の仕組みと、それ以前のアナログ放送との違い。さらには衛星放送におけるデジタル放送など、地デジをはじめとする、テレビのデジタル放送についての基礎知識をご説明いたします。
当コラムをご一読いただければ、地デジ放送やデジタル放送の基礎知識だけでなく、日本におけるテレビ放送の歴史についても、一通りご理解いただけることと存じます。

地デジ放送前史・アナログテレビ放送とは?

現在の地デジ放送がいつスタートしたか。またそれまでのテレビ放送との違い。地デジ放送へと転換された理由については、地デジ放送以前の日本の地上波テレビ放送であった「アナログテレビ放送」についてご理解いただく必要がございます。
そこでまずは、日本でテレビ放送がスタートした時点のテレビ放送であり、地デジ放送に転換されるまでの、日本の主なテレ日放送の形式であったアナログテレビ放送について、基本的な知識をご紹介してゆきます。

アナログテレビ放送の時代とは?

日本におけるテレビ放送は、1953年(昭和28年)2月1日にスタートした、NHKの本放送がそのはじまりになります。
当時のテレビ受像機(テレビ本体)は、サラリーマンの平均的な手取り給与か15,000円から16,000円程度だった時代に、200,000円程度と、非常に高価なものでした。
そのため、NHKの本放送がスタートするより前に、日本へのテレビ導入を構想して設立されたテレビ局(会社)、日本テレビ放送網(日本テレビ、日テレ)は、繁華街などにテレビ機器を置いて放送する「街頭テレビ」を数多く設置しました。この街頭テレビが人気を集め、特にプロレスやボクシングの中継では人だかりができるなどして、日本社会にテレビ放送の価値や認知度を高めてゆきました。

やがてテレビ本体も低価格化が進み、1960年(昭和35年)前後には一般家庭にも普及していきました。当時のテレビ放送や機器はモノクロの白黒放送および白黒テレビが主流でしたが、1960年にはテレビ放送のカラー本放送もスタートしております。
当初のカラーテレビは、やはり白黒テレビに比べて非常に高価なものでしたが、こちらも徐々に価格が安くなってゆき、普及が進みます。またテレビ放送も1960年代後半からカラー放送の番組が増加し、1970年代には大半がカラーで放送されるようになっております。白黒制作のテレビ番組は、1977年(昭和52年)9月30日のNHK教育での放送が最後でした。

余談ですが、現在では、出身地である鳥取県境港市の人気観光地「水木しげるロード」や、NHK朝ドラ化などにもなった、妻の武良布枝さんの自伝エッセイ「ゲゲゲの女房」でも知られる国民的漫画家の一人、水木しげるさんの作品でも、もっとも有名な人気作が「ゲゲゲの鬼太郎」です。

この「ゲゲゲの鬼太郎」は、1968年(昭和43年)に初のテレビアニメ化が行われ、以降、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代と、ほぼ十年おきに新シリーズがテレビアニメ化されております。各シリーズは、水木しげるさんの原作漫画をベースに、放送された時代の空気や時事風刺なども取り入れて、現在では幅広い世代に人気を博しており、それまでは怪談などの題材であった「妖怪」を、日本人にとって親しみやすい人気キャラクターへと変貌させた、まさに国民的な人気アニメと言えます。

現時点での最新作は、2018年(平成30年)から2020年(令和2年)にかけて放送された第6シリーズで、主人公、鬼太郎の声を沢城みゆきさん、目玉の親父の声を初代鬼太郎である野沢雅子さんが演じた他、庄司宇芽香さん演じる猫娘のデザインがモデル風美人になる。また人間側のオリジナルキャラクター、藤井ゆきよさん演じる中学生の少女、犬山まなの登場なども話題になりました。

内容的にも約半世紀の歴史を生かして、不老不死である妖怪の視点から、昭和から令和まで五十年間の日本社会の変化を描く。歴代の猫娘を演じた声優が集うなどのエピソードが制作され、2023年11月には、同シリーズをベースに、水木しげるさんの生誕100年記念作品であり、鬼太郎の誕生秘話を描く劇場版「鬼太郎誕生・ゲゲゲの謎」の公開も予定されております。

このテレビアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」も、1971年(昭和46年)より放送された第2シリーズ以降はカラー放送になっておりますが、第1作のみ白黒放送であったことも、その歴史を物語っております。ちなみに各シリーズは基本的に、それぞれの時代における「ゲゲゲの鬼太郎」として作品世界に関連性はなく、レギュラー声優陣も異なっております。ただこの第1、第2シリーズのみは同一世界観の連続シリーズとなっており、メインキャストの声優も、初代鬼太郎の野沢雅子さん。第5シリーズまで目玉の親父を演じ続けた田の中勇さんなどをはじめ、ほぼ共通しております。

また当時のテレビ機器本体は、基本的にブラウン管を用いたテレビでした。ブラウン管とは、漏斗のような形をした大型の真空管のことで、漏斗状の細い側から放射された電子ビームが、漏斗状の底部(テレビ画面)に映し出される装置です。

ブラウン管の名称の由来は、発明者であるドイツの物理学者、カール・フェルディナント・ブラウンであり、使用される真空管の「陰極線管(cathode-ray tube)」から「CRT」とも呼ばれました。そのため「ブラウン管」と言えば、特にアナログ放送時代のテレビ、またテレビで放送される芸能界など華やかな世界の代名詞でもありました。

法で裁けぬ悪を闇に裁く殺し屋「仕置人」「からくり人」「仕事人」などの生き様を描いて昭和期に一世を風靡し、令和現在もキャストを一新したシリーズが続いている人気テレビ時代劇「必殺シリーズ」の劇場版第2作は「必殺!ブラウン館の怪物たち」というタイトルですが、このタイトルも、テレビ界を指す「ブラウン管」のもじりであり、現在でも人気の明石家さんまさん、笑福亭鶴瓶師匠、西川のりお師匠をはじめ、当時の「ブラウン管の中の怪物」たちが大挙ゲスト出演する怪作になっております。

ブラウン管式のテレビは、その形状からブラウン管を収める大きな箱型になり、重量もありました。また映像を映し出される画面が、突き出す形で軽く円形を描いていたのも特徴です。また90年代頃までは、テレビ機器だけでなく、パソコンの画面や、ゲームセンターのゲーム筐体にもブラウン管が使用されており、主にCRTディスプレイと呼ばれました。インターネット上の動画投稿サイトである「YouTube」の名前も、英語でブラウン管を示す「tube」が由来です。

なお当時のブラウン管テレビ、アナログ放送の画面解像度は、画面に水平、また垂直の白黒の縞模様を表示して、何本を表示できるかで表される「水平解像度」「垂直解像度」で表されました。一般的にはブラウン管テレビの水平解像度330本から350本。垂直解像度は480本程度でした。この画質を、現在の画素数による画面解像度で表現すると、640×480、約310,000画素になり、この形式の画質や放送を、標準画質(SD画質)、標準放送(SD放送)と呼びます。

ブラウン管のテレビは、その構造から画面の大きさは37インチ程度が限界でした。90年代頃より液晶画面のテレビも登場し、ある程度の大画面化も実現しておりますが、アナログ放送の時代は、まだまだテレビと言えばブラウン管の方式が主流でした。

なおテレビのチャンネルを変える方法としては、昭和期はテレビ本体についたダイヤル式の部分を回すことで、各テレビ局のチャンネルに合わせておりました。そのため現在でも年配の方では、テレビのチャンネルを変えることを「チャンネルを回す」ということもございます。他にも、本体についたボタンでチャンネルを変えるテレビなども登場しています。

また今日の形に近いテレビのリモコンが普及しはじめるのは1980年代のことですが、それ以前にも、有線方式や光、超音波などでテレビのオンオフやチャンネル操作を行えるテレビが存在しました。

アナログ放送の音声に関しては、技術的には、テレビ電波で主音声と副音声を送信することで、2chステレオ音声が可能となっておりました。1970年代前半には、NHKで何度か実験的にステレオ放送が行われましたが、テレビ機器の側がステレオ(音声多重)に対応している必要もあって、当時はテレビ放送の完全カラー化やカラーテレビの普及が優先され、ステレオ放送の実用化は少し遅れました。

その後、日本テレビが最初にステレオ放送の免許を取得して、1978年(昭和53年)より、いくつかの番組でステレオ放送を開始し、アナログテレビ放送でも、徐々にステレオ放送や音声多重放送が普及していきます。
ちなみに、最初期にステレオ音声化されたテレビ番組のひとつが、当時の人気アニメ「ルパン三世(第2シリーズ)」です。
1979年(昭和54年)9月4日放送の、ルパンの相棒で凄腕のガンマン、次元大介と殺し屋ストーンマンとの決闘を描く第99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」でステレオ音声が採用されて以降、103話より155話までがステレオ音声で製作されています。

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アナログテレビ放送時代の電波とテレビアンテナとは?

今日のアナログテレビ放送も、現代の地上デジタル放送も、基本的な仕組みは同じ「地上波放送(地上波テレビ放送)」になります。
地上波放送とは、地上に設置された電波塔などの施設から、周辺の地域に放送電波を送信する形式のテレビ、ラジオなどの放送です。アナログテレビ放送の時代は、東京都港区に位置する東京タワーをはじめ、日本各地に多くの電波塔が設置されることで、日本国内のほぼ全域で、テレビ、ラジオの受信が可能となっておりました。

アナログテレビ放送の時代に使用されていたテレビ電波は、VHF波(超短波)とUHF波(極超短波)の二種類でした。
詳しくご説明すると、日本のほぼ全国で視聴できたNHK、広域民放のチャンネルには、VHF波でも90MHzから108MHzのローバンドおよび170MHzから222MHzのハイバンドの周波数帯が使用されておりました。
そして、東京都の東京MX、千葉県の千葉テレビ(チバテレ)など、一部の都府県で個別に存在し、その都府県を放送エリアとする独立放送局の地方チャンネルでは、UHF波のうち470MHzから770MHzの周波数帯が使われていました。

今日のデジタル放送では、映像信号をデジタル信号に変換して送信しております。しかしアナログ放送の時代は、映像信号をそのまま電気的信号の強弱に変換し、それを電波の強弱として送信していました。
テレビ放送に限らず「デジタル」と「アナログ」の違いとは、おおよそのことはご存じの方も多いと思われますが、デジタルとは流動的なものを一定の数値で区切る正確性のあるもので、アナログとは流動的なものをそのまま表す曖昧さを備えたものです。

アナログ放送は、流動的な映像信号をそのまま電気信号、電波として送信するためにそう呼ばれます。ただアナログ放送とは、デジタル放送が登場してから、区別のためにそう呼ばれるようになった、いわゆる「レトロニム」にあたる呼称です。アナログ放送が唯一のテレビ放送だった時代は、単にテレビ放送と呼ばれていました。また地上波放送という呼び名も、主に衛星放送が登場してから、区別のために使われるようになった名称です。

アナログ放送では、営巣信号をそのまま電波に変換するため、使用される周波数帯の範囲が広くなります。ただ当時は放送の他に電波の用途が少なかったため、テレビやラジオ放送が多くの周波数帯を占有しても、特に問題は生じませんでした。

アナログ放送では、電波塔からの距離が遠くなるにつれて、電波の品質が徐々に劣化するという性質がございます。ただ受信状態の悪化でテレビ映像が乱れることはあっても、かなりの遠距離まで受信が可能という面もありました。他にも、映像信号がそのまま電波の強弱になっているため、テレビの側で受信の遅延が起こらず、チャンネルの切り替えが早いという特徴もありました。

一方で、電波がノイズの影響を受けやすく、前述した電波の品質劣化。また建物などに反射した電波を、タイムラグが生じた状態で二重に受信するなどで、テレビ画面が二重に移るゴーストや、映像の歪み、不鮮明などが生じやすい。また当時のビデオテープなどで簡単に複製が作れるため、著作権の保護が難しくなるなどのデメリットもございました。

そしてアナログ放送の当時、設置されるテレビアンテナは、NHK、広域民放を受信するVHFアンテナを基本に、地方チャンネルを受信できるエリアでは、UHF波を受信するためのUHFアンテナも設置するというものでした。
アナログ放送で使用されたテレビアンテナは、魚の骨に似た形状の、今日でいう八木式アンテナの一種類のみでした。設置位置も基本的に、建物の屋根や屋上の上に、マスト(支柱、ポール)を立てて固定する形で、電波の波長の幅にあわせて、幅1メートル以上とやや大型で平べったいVHFアンテナを、マストの先端からやや上部に設置していました。

また地方チャンネルを受信できるエリアでは、VHFアンテナの設置位置をやや低くして、マストの先端にやや小型で、現在の地デジ用八木式アンテナと形状にほとんど違いがないUHFアンテナを取り付けていました。

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日本の地上デジタル放送(地デジ)とは?

以上が、地デジ放送以前の、アナログテレビ放送の概要となります。以降では、地上デジタル放送がスタートした時期と、その理由。またアナログ放送時代のテレビ放送から変わった点などについて解説してまいります。

日本のテレビ放送が地デジ化された時期と理由とは?

上記のように、日本ではアナログテレビ放送がスタートして以降、テレビ放送およびテレビ機器は、白黒からカラー化や音声のステレオ化。またテレビ以外のところでは、録画用のビデオデッキや、テレビに接続できるファミコンなどテレビゲーム機の普及など、さまざまな進歩や変化はあったものの、基本的な部分で大きな変化はないまま、ご家庭における娯楽の王様といえる地位を築いてきました。
このアナログテレビ放送に大きな変化が訪れるのが、アナログ放送のスタートから約半世紀が過ぎた、2000年代初頭です。

それに先立つ1990年代、テレビ放送をはじめとする、旧来のアナログ技術からデジタル技術への世界的な転換の趨勢。および携帯電話の急激な普及などにより、社会全体で電波の周波数帯に対する需要が高まっていたことから、放送関係も管轄としていた当時の郵政省(現在の総務省)により、衛星放送(BS放送)および地上波テレビ放送のデジタル化が推進されることになりました。

デジタル放送とは、これまで映像信号をそのまま電波の強弱に変換して送信していたアナログ放送に対し、映像信号を、まず「0」「1」のデジタル信号に変換して、この信号を電波の波長に変換して送信する形式のテレビ放送になります。このデジタル化により、地上波放送では、従来よりも使用する電波の周波数帯を大きく削減しながら、格段に大容量の情報を送信できるようになりました。

そして2000年(平成12年)12月1日からは、従来のBS放送をデジタル化した、BSデジタル放送がスタートしております。なお民間の放送事業者が、契約した視聴者に向けて放送を行う衛星放送のCS放送では、1996年(平成8年)より、各事業者による放送のデジタル化がいち早く進んでおりました。

ただアナログテレビ放送から地上デジタル放送(地デジ)への転換に関しては、日本全国にてアナログ放送を視聴している各世帯などで、テレビアンテナやテレビ本体を、デジタル放送対応の機器へと交換する必要があるため、まずは従来のアナログ放送を継続したまま、地デジ放送を並行してスタートすることになりました。

そして2003年(平成15年)12月1日の午前11時より、まずは東京、大阪、名古屋の三大都市圏にて、NHK、広域民放の地上デジタル放送が開始されました。その他の道府県でも徐々に放送がはじまってゆき、2006年(平成18年)12月1日には、すべての県庁所在地および近接する市町村の地デジ放送がスタートしています。そのため、現在でも12月1日はデジタル放送の日とされています。

その後、一般世帯などが地デジ受信設備を整える。また日本全国で地デジ電波を受信できるよう、各地の電波塔、中継局などの整備を進めるための移行期間として、しばらくの間、地デジ放送、アナログ放送の双方が並行して放送され続けています。
当時は、一般世帯において、アナログ放送設備から地デジ設備への転換を推進すべく、キャンペーン用キャラクターとして、角がアンテナになった二足歩行する白いシカ(鹿)のキャラクターで、シカが進化した生物だという「地デジカ」が登場し、当時のテレビCMや地上波テレビの人気番組などで活躍していました。

そして2011年(平成23年)7月24日の正午、アナログ放送が完全停波(終了)して、日本の地上波テレビ放送は、地デジ放送へと転換されました。ただその直前の同年3月11日、東日本大震災が発生したことにより、被災した地域である岩手県、宮城県、福島県においては、特例措置として2012年(平成23年)3月31日まで、アナログ放送から地デジ放送への移行が延期されております。
したがって「日本で地デジ放送がはじまったのはいつか?」という問いの答えは「2003年12月1日、午前11時」になります。また地デジへの完全移行(アナログ放送終了)が行われた時期は「2011年7月24日正午(一部地域除く)」といえます。

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地上デジタル放送の電波とテレビアンテナとは?

前述のように、日本の地上波テレビ放送がアナログ放送から地デジ化された要因のひとつは、携帯電話の爆発的な普及により、有限な公共の資源である電波の周波数帯について、それまでアナログテレビ放送が多くを占有していた部分を、大きく削減する必要が出たためです。

現在の地デジ放送では、UHF波のうち470MHzから710MHzまでの周波数帯を使用しています。その波長はおよそ40センチから60センチ程度で、アナログ放送時代に比べると、大幅な削減を実現しております。
また前述の通り、デジタル放送とは、映像信号をデジタル信号に変換し、圧縮して送信しているため、少ない周波数帯で、従来よりも格段に大容量の情報を送信することが可能となりました。そのため地デジ映像ではフルハイビジョン(2K、FHD)の高画質化に加え、アナログ放送時代には存在しなかった、さまざまな新機能が追加されております。この点については、詳しくは次項で解説いたします。

他にもアナログ放送では、前述の通り、電波塔からの距離による電波の弱まりやノイズの混入などにより、受信した映像や音声が乱れることがありました。しかしデジタル放送では、電波にノイズが混入しても、ある程度のレベルであれば、受信した時点でデジタル信号を修復できるため、映像の乱れ、音声の劣化などが起こりにくく、常にクリアな画質、音声での視聴が可能になります。

半面、アナログテレビ放送では画質の劣化は生じるものの、電波が届く限りテレビ放送の受信は可能となるのに対し、地デジ放送ではノイズの混じったデジタル信号が修復できる範囲を超えると映像にブロックノイズが発生し、ノイズの混入度合いが一定以上になるとテレビ画面がまったく映らなくなります。

またデジタル信号化された地デジ電波は、地デジアンテナで受信してテレビなどのチューナーに届いた際、デジタル化された信号を映像へと変換するまでに、一瞬の遅滞が生じます。そのため、地デジ放送ではテレビのスイッチを入れる、チャンネルを変えるなどした際に、テレビ放送の映像が映し出されるまでに、アナログ放送では存在しなかった、1秒弱のタイムラグが生じるようになっています。

現在の地デジ電波の特性としては、電波塔から発信された地デジ電波が高層ビルなどの障害物にぶつかった場合、ある程度はその反対側に回り込むことができます。ただアナログ放送の主な電波であったVHF波に比べると周波数帯が高い(波長が短い)ため、アナログ放送の頃に比べると、高層建築物などにぶつかると電波が反射して方向が変わる割合が高く、向こう側に回りこみにくくなっている面もございます。
また戸建て住宅など一般的な住宅の壁や屋根であれば、電波を反射する金属素材や太陽光パネルなどがない限り、通り抜ける際に一定の減衰(電波レベルの弱まり)は生じますが、屋根や壁を透過して屋内にも届きます。

なお地デジ電波は、電波塔から距離が遠くなることで電波レベルが弱まる他、障害物の影響も受けるため、日本国内でも地域によって、受信できる地デジ電波のレベルに差が出てまいります。この受信できる電波レベルによる地域の区分を「電界地域」と呼びます。

電界地域には正式な定義は存在しないため、使用される場によって基準や分け方が異なることもございますが、一般的には、電波レベル強度を表す単位「㏈(デシベル)」の数値を基準として、受信できる地デジ電波レベルが、80㏈以上のエリアを強電界地域。80㏈から60㏈のエリアを中電界地域。60㏈以下のエリアを弱電界地域と呼びます。

そして地デジ放送では、アナログ放送時代から使用される電波の種類が変わったため、基本的に、受信に使用するテレビアンテナも交換する必要がございました。地デジ放送ではUHF波が使われるため、基本的に地デジアンテナはどの機種やモデルも「UHFアンテナ」になります。したがってアナログ放送時代にVHFアンテナのみを設置していた住宅では、あらためて地デジアンテナ(UHFアンテナ)への交換や追加設置が必要となりました。また地デジ放送では電波の波長が短くなったことから、アンテナの小型化も実現できています。

現在の地デジアンテナの主な機種としては、高い受信性能を誇る従来の八木式アンテナに加え、平面状の薄型で、住宅の壁やベランダなどに設置できるデザインアンテナ。ポール状のスタイリッシュなデザインながら、屋根の上など高所に設置できるため、受信感度が確保できるユニコーンアンテナなども登場しております。
ちなみにアナログ放送時代、VHFアンテナだけでなく、地方チャンネルを受信するための、UHFアンテナも設置していた住宅などでは、その当時のUHFアンテナを、地デジアンテナに転用することが可能でした。そのため現在でも、アナログ放送時代に設置されたテレビアンテナを、現在でもそのまま地デジアンテナとして使用し続けている例も見られます。

ただこのようなアンテナは、場合によっては設置から30年、40年以上が過ぎていることも考えられ、かなりの老朽化が進んでおります。そのため激しい台風や地震などの際には、傾きや倒壊、場合によっては屋根からの落下などの事態も予想されます。

さらにアナログ放送時代のUHFアンテナは、地デジアンテナに比べて、受信できる周波数帯の幅がやや広いことから、現在のスマートフォンなどの電波を受信してしまう可能性もございます。さらにノイズとなるその電波をブースターが増幅してしまうことで、テレビ画面の乱れなど受信障害も発生いたします。これを「700MHz電波障害(通信障害)」と呼びます。
したがって、現在でもアナログ放送時代のUHFアンテナを、地デジアンテナとしてご利用になっている場合は、できるだけ早急に、現在の地デジ専用UHFアンテナへと交換されることをおすすめいたします。

また地デジ放送を視聴できるテレビ本体に関しても、アナログ放送時代のテレビに内蔵されるアナログ放送用チューナーでは、地デジ放送の電波に対応できないことはもちろん、ブラウン管式が主流であったアナログ放送時代のテレビ(アナログテレビ)では、高画質化された地デジ放送の映像をはじめ、追加された機能に対応できませんでした。
そのため基本的にはアナログ放送から地デジ放送への転換に当たっては、ハイビジョン対応型になる地デジ対応型テレビ本体への買い替えも必要となりました。ただアナログテレビに地デジチューナーを接続すれば、画質や一部の機能には対応できないものの、そのままアナログテレビで地デジ放送を視聴することも可能でした。

これら地デジ放送やアナログ放送の電波の性質や、対応するアンテナについては、詳しくは以下の各コラム記事でもご紹介しております。
・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は?

・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

・地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?

・地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

・地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

・UHFアンテナとは地デジテレビアンテナのこと? VHFアンテナとの違いや設置方法、古いアンテナや端子の交換方法も解説!

・VHFアンテナとは? UHFアンテナとは? 基礎知識とアナログテレビアンテナの問題点

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地デジ放送でアナログ放送時代から変化したポイントとは?

上記のように、地デジ放送ではアナログ放送の時代に比べて、デジタル化により送信できる情報量が格段に向上しております。そのため、ただSD画質のテレビ放送を視聴できるだけだったアナログ放送に比べて、さまざまな新機能が追加されております。

テレビ放送が地デジ化によってアナログ放送時代より変わった点で、最大の特徴と言えるのは、やはりその高精細画質化です。
地デジ放送の画質は一般的に「フルハイビジョン」と言われます。ハイビジョンの定義にはいくつかございますが、地デジ放送のスタートに合わせて急激に普及した大型の液晶テレビは、画面アスペクト比は16:9で、画素数が1920×1080となるフルハイビジョン(FHD)のテレビ。またはやや廉価な1280×720のハイビジョンテレビが中心でした。
フルハイビジョン画質は、水平の画素数が約2000であることから、1000を表す記号の「K」から、2Kとも呼ばれます。ちなみに近年の4K、8Kと呼ばれるテレビは、解像度は4Kが3840×2160。8Kが7680×4320で、2Kのそれぞれ4倍、16倍の画素数になります。4K、8Kの名称も、やはり横の画素数に由来します。
ただ実際の地デジ放送は、1920×1080の画質で撮影した映像の水平方向を圧縮して、1440×1080の画素数で放送しております。そして受信したテレビにおいて、映像の左右を1920に引き延ばす形で表示しています。つまり個々の画素を長方形とすることで16:9の画面を構成しているのです。
したがって、1920×1080の2Kフルハイビジョン画質をそのまま送信しているBSデジタル放送に比べると、やや画質は落ちることになりますが、日常生活の中のテレビ放送としては十分な高画質と言えます。

音声に関しても、前述の通り劣化がほとんど生じません。またアナログ放送の時代では、1.0chモノラルによる二か国語放送、または2.0chステレオの、どちらか一方での放送しかできませんでしたが、地デジ放送では2.0chステレオによる二か国語放送や、5.1chサラウンドによる放送も可能になりました。

地デジ放送ではデジタル化によって送信できる情報量が大容量化したことから「SDTVのマルチ編成」も可能になっております。
これはハイビジョン放送ではなく、放送の映像をSD画質に下げることで、ひとつの放送局(チャンネル)で同時間帯に2番組以上(最大3番組)を放送することが可能になるというものです。

現在ではおなじみの「電子番組表・番組情報」「データ放送」「双方向サービス」も地デジ化により実現したものです。

アナログ放送の時代は、その日から翌日以降、一週間程度にかけて放送されるテレビ番組を確認するためには、その地域の新聞のラジオ・テレビ欄(ラテ欄)や、テレビ雑誌の番組表などを確認する必要がありました。
しかし現在では、テレビやレコーダーなどの電子番組ガイド(EPG)によって、約一週間分の番組表や、各番組の情報を確認できます。またレコーダーなど録画機器では、EPGからの選択によって録画予約を行うことも可能です。このEPG情報は更新頻度が高いため、例えばスポーツ中継の延長や緊急報道番組などで、予約録画した番組の放送時間が変わった場合にも、変更された放送時間に適応しての録画が可能となっております。

データ放送とは、各チャンネル別で、テレビ番組の放送とは別に、さまざまな情報が確認できるものです。テレビ放送の最中に、リモコンの「dボタン」を押すことで、テレビ番組の画面が小さくなり、周辺のフレームにさまざまな情報が表示され、リモコンの操作で確認できるというものです。データ放送の内容は、主にニュース、天気予報などのコンテンツの他、曲ごとに番組やイベントの情報、ミニゲームなど、さまざまなコンテンツを用意しております。

双方向サービスは、地デジ対応テレビ、レコーダーなどのリモコンにある青、赤、緑、黄の4色のボタンを利用して、各テレビ番組が提供する視聴者参加型のクイズやアンケート、投票、プレゼントの応募などを行うことができるサービスです。ただ実際にはテレビなどの機器からテレビ局にむけて電波を送ることはできないため、この機能はテレビなど機器をインターネットに接続することで利用できます。

そして「ワンセグ放送」も、地デジ化されて以降に実現した機能のひとつです。現在の地デジ放送、またかつてのアナログ放送とも、使用される周波数帯を、各放送事業者(テレビ局)へと均等に割り当てており、この周波数帯が物理チャンネルと呼ばれます。
個々のテレビ局に分けられた周波数帯は、さらに14の細かいセグメント(周波数帯)に分けられます。現在の2Kフルハイビジョンに当たる地デジ放送は「フルセグ放送」とよばれ、このうち12セグメントを使って放送されております。

残り2セグメントのうち、1セグメントは実際には使用されず、隣接する物理チャンネルとの混信、干渉などを防ぐため、隙間の周波数帯として利用されております。そして最後の1セグメントは予備的なものであり、これがワンセグ放送に使われているのです。
ワンセグ放送とは、地デジ放送がスタートした2000年代の主流であった携帯電話の端末、いわゆるガラケーや携帯型ゲーム機などを受信器に、QVGA(320×240、320×180)画質で、フルセグと同内容のテレビ放送を行う、いわば手持ちの携帯端末を、携帯テレビ機として使用できる機能です。名称も「ワン(1)セグメント」の略で、低画質のため、少ない周波数帯でも送信が可能になっています。

ワンセグ放送は地デジ放送と同じく、NHK受信料を除けば無料で視聴でき、また当時の主な携帯電話端末は液晶画面が小さかったため、QVGAの画質でも、十分の画質を維持できました。しかし近年では、スマートフォンなどの端末が大画面化し、2Kフルハイビジョンだけでなく、4K画質にも対応するものも多くなっているため、ワンセグ放送に対応する携帯端末機器はほとんど見られなくなっております。

ただワンセグ放送は、使用される周波数帯が少ないため、通常のフルセグ地デジ放送より受信しやすいというメリットがあります。
そのため現在では、通常の地デジ放送が受信しにくい環境や、非常時などの予備的なテレビ放送として、フルセグ・ワンセグ両対応型のポータブルテレビや災害時用のテレビ・ラジオ一体型機器。また液晶モニター付きBD/DVDプレイヤー。カーナビゲーション・システムなどにワンセグ放送が利用されております。

地デジ放送はいつからはじまったか・まとめ

現在の地デジ放送がスタートした時期と理由。そしてそれまでのアナログテレビ放送との違いは、以上の通りになります。
現在では当たり前のものに思える、地デジ放送の画質、さまざまな機能等も、スタートした当時は、テレビ放送の常識や歴史を塗り替えると言っていい、画期的なものでした。現在でも、アナログ放送から地デジ放送への転換を経験された方には、画質をはじめとするテレビの在り方の変化を、よく覚えておられる方も多いのではないでしょうか?

近年では衛星放送で新4K8K衛星放送がスタートし、より高画質で色彩や色調の表現、また動画の動きも精細となった4K、8Kテレビも登場しております。地デジ放送、衛星放送の各チャンネルを視聴する方法にも、アンテナの設置以外に、ケーブルテレビ(CATV)、光テレビなども登場しております。
またテレビ放送ではなく、インターネットなどの動画視聴をメインとしたチューナーレステレビも人気を集めるなど、テレビの世界もさらなる進化を遂げ、アナログ放送から地デジ放送への変化も、テレビの歴史の一ページとなっております。

当あさひアンテナでは、現在の地デジ放送、また衛星放送をご視聴になるための、各種地デジ、BS/CSアンテナ取り付けをはじめ、必要な配線部の設置。またアンテナの修理、交換。さらにはご自宅で急に地デジ、衛星放送のテレビ放送が映らなくなったという、トラブルのご相談まで、アンテナやテレビご視聴に関するご相談に、幅広くご対応いたします。
アンテナ工事のお問い合わせをはじめ、アンテナやテレビのご視聴に関するお悩み等については、当あさひアンテナのフリーダイヤル、めーフォーム、LINEまで、どうかお気軽にご相談くださいませ。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。