地域別・地デジ、BS/CSテレビアンテナ故障と修理工事の実例解説。突然テレビが映らなくなる原因とその対処法とは?

2023年01月08日

テレビアンテナ設置は、2023年(令和5年)現在でも、地上波デジタル放送(地デジ)、衛星放送(BS/CS放送)の各チャンネルをご覧になる方法の主流となっております。

多くの人にアンテナ設置が選ばれる主な理由は、新築の住宅へといったん設置すれば10年以上の長期にわたって、安定してテレビ放送をご視聴になれる上、NHK受信料や衛星放送の有料チャンネルなどを除き、地デジやBS放送の、さまざまな放送局や番組のご視聴に、いっさい料金がかからない点だといえます。

ただアンテナを設置されるご自宅周辺の電波環境や、台風銀座、豪雪地帯、また海沿いなど自然環境の厳しさによっては、アンテナでのテレビ電波受信にさまざまな問題が起こることもございます。

例えば、これまでは通常にテレビ番組を見ることができたご家庭で突然、テレビ画面に「e1」「e2」などのエラーコードが表示され、テレビ放送の映像が何も映らなくなるなどの事態も考えられます。場合によっては修理費などで思わぬ出費が生じることもございます。

そのため人によっては、無理にテレビアンテナを設置するより、アンテナ不要のケーブルテレビ(CATV)などの契約を選ぶ方が、安定してテレビを視聴できるのではないかと考える方もおられることと存じます。

そこで当コラムでは、日本国内でも、テレビ電波の受信にさまざまな条件が生じる地域別に、各種アンテナでのテレビ放送に発生しやすいトラブルと、それを改善、解決する修理などの方法。また修理費用を保険で賄える事例。さらにはトラブルを避けやすいアンテナ機種や設置方法の選び方などの対策について、2023年の最新となる情報を元に、徹底的にご説明、ご紹介してゆきます。

自然環境や電波環境など、それぞれの要因からアンテナトラブルが生じやすいといわれるエリアで、テレビアンテナの設置をお選びのお客様には、ぜひ当コラムの内容を参考に、各種トラブルを避け、安定したテレビ電波受信を実現できるアンテナ設置の方法をお試しいただければと思います。

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現在の主要テレビアンテナ機種(地デジ・衛星放送)

まずは現在、アンテナ取付に用いられる地上デジタル放送(地デジ)用のUHFアンテナ、また衛星放送用のBS/CSアンテナ、それぞれのタイプ一覧について、概要や特性の比較、メリット、デメリットなどをご説明いたします。

・八木式アンテナ。(地デジ)

今でも住宅の屋根の上に多く見られる、魚の骨に似た古典的な地デジアンテナです。
壁面やベランダの内外などにも取り付け可能ですが、屋根の上などの高所に設置されることで高い受信感度を確保できる。魚の骨の横棒にあたる「素子(エレメント)」の数により、機種ごとに受信性能を調整でき、どのような地デジ電波状態のエリアでも幅広く対応できる特徴があり、地デジアンテナではもっとも受信感度の高い機種になります。また実売価格の相場ももっとも低価格になります。
一方で主に屋根の上に設置されて目立つことから、住宅の外観や景観を乱してしまう他、風雨などに影響されやすく、経年劣化が進みやすい弱点もございます。

デザインアンテナ。(地デジ)

2009年(平成21年)頃に普及した第2世代といえる、アンテナの機器部を薄型のボックスに収めた、平面で軽量の地デジアンテナです。
主に住宅の壁やベランダの内外に設置され、条件が許せば屋内や屋根裏空間などへの取り付けも可能です。
壁面などに設置されるため住宅の外観を乱さない他、雨や風などにも影響されにくく、経年劣化を抑えられてトラブルを避けやすい特徴がございます。近年ではもっとも人気のある地デジアンテナ機種ですが、一方で八木式アンテナよりは受信感度が低くなり、電波状態が悪いエリアや、高層建築の近隣や住宅密集地など周りの環境によっては使用できないこともございます。

ユニコーンアンテナ。(地デジ)

比較的、細菌となる2017年(平成29年)に登場した第3世代にあたる、ポールの先にほぼ円筒状のアンテナ本体を設置した、最新鋭のスタイリッシュな地デジアンテナです。

ユニコーンアンテナは日本三大アンテナメーカーのひとつ「マスプロ電工」社の製品であり、名称も同社の登録商標となっております。このモデルは屋根の上や屋根板の張り出し部(破風)、壁面などに設置され、デザイン性の高さから住宅の外観を乱さない上、その形状から雨や風に影響されにくいため経年劣化も進みにくく、トラブルを避けやすい。高い位置に設置されることで一定の受信感度を確保できる、などの特徴がございます。

総じて、八木式アンテナとデザインアンテナのメリットを兼ね備えたアンテナ機種と言えます。
ただ、八木式アンテナの高性能機種に比べるとやや受信性能が低く、電波状態が悪いエリアでは使用できないケースもございます。また最新機種であるため、本体価格の相場や取り付け工事費用が、地デジアンテナではもっとも高額になります。

BS/CSアンテナ。(衛星放送用)

人工衛星から送信される衛星放送(BS/CS放送)の電波を受信するためのパラボラアンテナです。
主な取付位置は屋根の上、壁、ベランダの内外などですが、人工衛星が位置する東経110度(南西方向)に向けることができ、山地や建物、また樹木や電柱など衛星放送の電波を遮断する障害物がない位置に取付を行う必要がございます。またBS/CSアンテナには、衛星から受信した12GHz(ギガヘルツ)帯と呼ばれる高周波数帯の電波を、アンテナのコンバーター部で、ケーブル(アンテナ線)で送信しやすいMHz(メガヘルツ)帯の電波へと変換するため、電源の設定が必要となります。

現在のBS/CSアンテナは、基本的に衛星放送の4K、8K放送である「新4K8K衛星放送」に対応できる2K4K8K対応型になりますが、2018年(平成30年)以前のモデルでは2K対応型が多くなります。

この2K、4K、8Kへの対応を除けば、BS/CSアンテナは基本的にどのメーカーの機種でも、設計や構造、受信性能はほぼ同じになります。ただディッシュ(円盤部)の大きさで受信性能が異なる他、さまざまな工夫で耐風性を高めた高耐風モデルなども存在します。

ディッシュ部の大きさによる種類では、ディッシュの直径センチを表す数値で、一般戸建て住宅向けの45型をはじめ、集合住宅における共同受信用として使用される、小規模なアパートなど向けの50型、60型、75型。大型マンションなど用の90型、120型などがございます。

各アンテナ機種の詳細は解説すると長くなりますので、ここでは設置位置や耐久性を中心に、簡単にまとめました。

地デジ放送や衛星放送の電波の性質から、各アンテナ機種の詳細については、詳しくは以下の各コラム記事をご参照ください。

地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

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台風多発地域や豪雪地帯、潮風が吹く海沿いで多いアンテナトラブルとは?

主に屋根の上に八木式アンテナ、BS/CSアンテナを設置しているご自宅では、大型台風や豪雨、豪雪などが発生した際に、ご自宅内でテレビ画面が映らなくなる、あるいは音声や画像の状態が悪くなるといった不具合が起きることがございます。その原因には「悪天候による地デジ、BS/CS電波状態の悪化(電波障害)」「風雨などの影響によるアンテナ機器のトラブル」の二通りの要因が考えられます。

地デジやBS/CSのテレビ電波の強度(レベル)は、天候によっても左右されます。
地デジ放送の映像信号を送る地デジ電波は、日本各地の要所に数多く設置された、地デジの送信所、中継局などの電波塔から周辺のエリアへと送信され、地デジアンテナへと届いています。

地デジ放送が映るかどうかは、この地デジ電波のレベルによっても左右され、電波塔からの距離や、電波を遮断する障害物の有無などにより、エリア別に「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」の順に、地デジ電波の強度に変化が出てまいります。
また電界地域別の地デジ電波レベルも、一年の四季を通じて多少の変動がある他、豪雨や豪雪などの悪天候時には低下してしまいます。
そのため特にご自宅の周辺が中電界から弱電界地域で、テレビアンテナで受信できる地デジ電波が、テレビのご視聴に必要なギリギリのレベルである場合などは、季節や気候の影響による一帯の地デジ電波レベルの低下、いわゆる電波障害によって、地デジ放送のテレビ画面が乱れるケースもございます。
この場合の対策には、高性能型の地デジアンテナへの交換や、テレビ電波を増幅するブースターの設置という方法がございます。
ただ現在のご自宅では、テレビアンテナ機器に、すでにアンテナの真下などに高性能の屋外用ブースターが設置されているケースが大半になりますので、その場合は一度、ブースターのレベルを調整して電波の増幅度合いを高める。また別個に室内用ブースターやラインブースターを設置して電波増幅を補完するといった方法をとるといいでしょう。
BS放送、CS放送の映像信号を送る衛星放送の電波は、宇宙空間に位置する人工衛星から直進的な高周波数帯(12GHz帯)の電波が送信され、地上のBS/CSアンテナへと直接、届いています。

衛星放送の電波は高周波数帯の分、波長が25ミリ程度と短いため、地上で豪雨、豪雪などが発生した場合には、衛星放送の電波が波長の幅に近い雨や雪に吸収される。また乱反射が発生するなどして、ご自宅のBS/CSアンテナで十分な電波を受信できなくなり、ブロックノイズなど画面の乱れや映像のエラーが発生してしまいます。これを「降雨減衰」「降雪減衰」といいます。

悪天候によるBS/CS放送の電波の乱れ(電波障害)を回避することは難しく、基本的にはしばらく時間をおいて天候の回復を待つ以外に、対処はございません。
ただ一般的な戸建て住宅向けである45センチ型のBS/CSアンテナではなく、50センチ型、60センチ型など、電波をキャッチする部分が大きく、受信感度が高くなる大型のBS/CSアンテナを用いていただければ、悪天候による受信不良を抑えることは可能ですが、一方でディッシュの大型化により、風雨によるアンテナ角度のズレなどのトラブルが生じやすくなります。

そしてもうひとつ考えられる要因が、雨風や雪などにより、アンテナ本体が物理的なダメージを受けているというケースです。
特に屋根の上に八木式アンテナ、BS/CSアンテナを設置してから長い年数が経過しているご家庭の場合は、アンテナが風雨による影響を受けがちになります。
通常のテレビアンテナはプロの工事業者によって頑丈に設置されており、一度や二度の台風、豪雪、地震などでそう簡単に破損するものではございません。ただ長年、これらのダメージを少しずつ受け続けることで、経年劣化により耐久性が下がってくるのも事実です。

設置から年数が経って老朽化が進んだアンテナでは、長年の風雨などによる負担がかかってくることで、アンテナを固定する金具やワイヤーが緩んでくる、部分的に壊れる、切れるといった症状も発生し、大きな自然災害などが発生した際には、弱くなっている箇所からアンテナが傾く、折れるといった事態も考えられます。

そこまで大きな破損ではなくとも、アンテナ角度のズレや部分的な破損など、いくつかの要因によりアンテナが受信性能を失う、すなわち寿命を迎えることもございます。

いずれにせよ、台風や地震、大雪などが発生したときにテレビ画面の乱れが生じ、自然災害が落ち着いた後も乱れが回復しない場合は、アンテナ本体がダメージを受けて破損している可能性が高くなります。したがってご自宅のテレビアンテナに傾いている、倒れてるなど何らかの異常が発生していないか、早急にアンテナの状態を目で見て確認しておく必要がございます。
八木式アンテナは基本的に、屋根の上に、四本の脚でマスト(支柱)を支える「屋根馬」という器具を設置し、そのマストの先端にアンテナ本体を取り付けまます。BS/CSアンテナも設置する場合は、同じマストの下部に設置されることになります。そして屋根の四方から張った支線(ステンレスワイヤー)で屋根馬やマストをしっかりと固定します。
しかし前述のように、これらのアンテナや設置具は、歳月が経つと老朽化の進行により、自然環境によるダメージを受けた際に倒れやすくなります。特にご自宅の八木式アンテナ、BS/CSアンテナが古いものである場合は、大きな自然災害の直後には、テレビ映像が映る具合に関係なく、アンテナが倒れるなどのトラブルが発生していないか、確認されることをおすすめします。
八木式アンテナ、BS/CSアンテナとも、一般的な寿命は10年程度とされており、アンテナ機種の中では大型で重量がある部類になるため、比較的、倒壊が発生しやすいといえます。
もし屋根の上でアンテナが倒れている場合は、屋根から落下することも考えられます。その結果、重大な人身事故、物損事故につながる危険もございますので、早急に撤去、処分および、再度、新しいアンテナを設置し直していただくなどの対処を行われる必要が生じます。

特にご自宅が海沿いの地域である場合などは、潮風による影響を受けてサビやすくなり、老朽化の進行が早まりますので注意が必要です。

アンテナが倒れた場合の対策については、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

屋根の上でテレビアンテナが倒れたときのアンテナ修理工事(前編・原因と対処)

屋根の上でテレビアンテナが倒れたときのアンテナ修理工事(後編・修理と対策)

アンテナが倒れたときの対策

地デジや衛星放送のテレビアンテナが折れた、倒れたといったトラブルが起こる原因と早急な修理を行うための工事方法を徹底解説!

自然災害でアンテナトラブルが発生した場合の対応

風雨や雪、地震などでアンテナトラブルが発生した場合には、ご自宅で加入されている「火災保険」の保険会社へ連絡を行う一方で、アンテナ業者にも修理の依頼を行う対処法がおすすめとなります。
これは、火災保険には通常「風災保証」が付帯しており、住宅および住宅設備(テレビアンテナ含む)が、風雨や雪、雹、雷、隕石、外部からの落下物など、自然災害によって損壊した場合は、修理費用が保険の補償対象になるためです。
ただし地震による住宅および施設の破損については、付帯する地震保険に加入されている場合を除き、火災保険では補償の対象外となりますのでご注意ください。

またアンテナ業者、会社にアンテナ修理を依頼される場合には、火災保険についても対応が可能な業者をお選びになり、火災保険(風災保証)によって修理費用をまかないたい旨をきちんと伝えてください。保険への対応を行っていない業者や、対応できる業者でも火災保険についてのご希望を伝えていない場合は、修理の際に保険を請求するため必要となる資料などが作成されず、結果的に火災保険が請求できなくなる場合もございます。
実際に火災保険を請求する前には、まず火災保険に対応できるアンテナ工事業者に直接、連絡をして、故障したアンテナや建物の状況などを確認してもらいます。プロのアンテナ工事業者は、アンテナや建物の状況を確認した後、アンテナ修理の調査報告書、見積書、施工前の現場写真など、必要な保険請求書類を作成しつつ、アンテナの修理を進めます。
お客様は、加入されている保険会社に、電話で被災の状況を説明して保険の請求を行ってください。その後、アンテナ業者が作成した保険請求書類を保険会社に提出することになります。なおアンテナ工事業者によっては、保険の専門知識をもつスタッフが、保険会社との交渉についても対処法を教えてくれるなど、さまざまなサポートをしてくれるケースがございます。
テレビアンテナのトラブルでは、正常にテレビを見ることができる状態へと早急に復旧できるよう、迅速に修理を進める必要があるため、アンテナ修理の終了後、修理代金については、いったんお客様がお支払いになる必要がございます。
その後、場合によっては第三者機関に所属する保険鑑定人が現地調査を行うなどの手続きを経て、保険請求書類の妥当性を確認したのちに、保険会社より支払われる保険の金額が確定し、お客様の口座へと振り込まれる流れとなります。

以上の手続きが、災害によってアンテナトラブルが起きた際に、早急にテレビご視聴環境の復旧を行いつつ、保険によって修理費用の保証も受けるための手順となります。なお当あさひアンテナは、上記したアンテナ修理時の火災保険適用に、すべてご対応しております。
もし自然災害により突然のアンテナトラブルでお困りの際は、火災保険への対応を含めて安心のご対応をお約束する、当あさひアンテナへといつでもお気軽にご相談いただければ幸いです。

また火災保険を用いたアンテナ修理については、下記の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・火災保険の適用範囲と天災時のアンテナ修理

・「アンテナが倒れた場合の対処法!火災保険で無料修理」

自然災害によるアンテナトラブルを防止する対策

前述のように、屋根の上への八木式アンテナ、BS/CSアンテナの設置は、受信感度を確保できる半面、風雨の影響をもっとも受けやすくなる工法でもございます。
弱電界地域など現場の地デジ電波状態によっては、八木式アンテナを屋根の上に設置する以外の選択肢が少なくなることもございますが、地デジアンテナの機種やモデル、また設置位置の工夫によっては、風雨の影響を避け、経年劣化によるトラブルのリスクを軽減できることもございます。

前述した地デジアンテナの次世代機種「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」は、形状や設置位置の多彩さから、風雨の影響を大幅に抑えることができます。またBS/CSアンテナでは、ディッシュ部に風を通す無数のパンチングホールを設置する。また各接続部などの強化により、耐風性を格段に向上させたモデルもございます。
BS/CSアンテナの高耐風モデルについて、詳しくは下記のコラム記事をご確認ください。
台風対策に最適! 究極の高耐風BS110度CSアンテナ「BC453SG」(DXアンテナ)

またアンテナの設置位置に関しては、八木式アンテナやBS/CSアンテナでも、サイドベースなど専用の設置具を利用することにより、壁面やベランダの内外などに設置することも可能です。このような設置位置であれば、風雨などを避けやすく経年劣化を軽減できる。またメンテナンスなども簡単になるといったメリットがございます。
ただこれらの設置位置に関しては、ベランダや壁面が地デジの中継局やBS/CSの人工衛星の方向を向いている。現場の電波状態から屋根の上よりやや低い位置でも十分な受信感度を確保できる、といった条件が必要となります。

そして地デジアンテナの設置位置で、もっとも自然環境に影響されない位置としては「天井裏・屋根裏空間」挙げられます。
天井裏、屋根裏空間とは、文字通り住宅の屋根の下と居室の上。または二階(上階)と一階(下階)の間の空間のことです。この空間に設置できるアンテナは、基本的に地デジアンテナのデザインアンテナのみになります。
八木式アンテナも設置自体は不可能ではございませんが、大きくて重量もある分、設置の条件が厳しくなり、また設置位置が低くなることや、専用の設置具が必要になるといった問題から、受信性能や設置費用がデザインアンテナと同様になり、屋根裏に設置するメリットがなくなります。またユニコーンアンテナは最新機種で高価になる反面、受信面積の狭さから屋根裏などに設置すると受信感度が低下してしまいます。
BS/CSアンテナは人工衛星が位置する東経110度(南西方向)に向けて設置する必要がある上、アンテナと人工衛星との間に障害物があると受信が困難になるため、屋根裏の設置はできなくなっております。
屋根裏、天井裏の空間にデザインアンテナを設置する場合のメリットとしては、主に以下のものが挙げられます。

・アンテナの劣化や倒壊を防ぐことができ、耐用年数も伸ばせる。

前述のように、屋根の上に設置されたテレビアンテナは風雨により老朽化が進み、強い台風や地震などのダメージを受けると倒壊や、屋根からの落下のリスクが生じてまいります。屋根裏や天井裏への設置であれば、地震を除く台風や豪雪などの影響をほぼ完全に防止できるため、アンテナの倒壊とはまず無縁になります。
そして風雨などを遮断できるということは、経年劣化の進行を大幅に抑えられることでもあり、必然的に耐用年数(寿命)も延びることになります。

・住宅の外観に影響を与えず、外壁も傷つけない。

八木式アンテナは主に屋根の上に設置され、目立つ形状から、景観地区などでの設置は、条例により禁じられていることもございます。デザインアンテナやユニコーンアンテナはデザイン性が高くなっていますが、壁面などへのケーブル(同軸ケーブル)の配線が目立つこともございます。
またデザインアンテナをはじめ、各種アンテナを壁面に設置する場合には、まず壁面にビスで設置具を固定しなければならない他、ケーブルなどの壁面への固定も必要となり、お住まいの外壁に穴を開けることになります。
しかし屋根裏へのデザインアンテナを設置であれば、外からは見えなくなるため景観や住宅の外観にもまったく影響を与えず、外壁を傷つける必要もなくなります。

・鳥や落下物などの被害を受けない。

屋根の上に設置される八木式アンテナの形状は、留まりやすいことから鳥に好まれる形状でもあります。しかし鳥がアンテナに留まることによってズレが生じ、受信不良を引き起こす場合がございます。またアンテナや設置具が鳥のフンを受けることで、腐食が進んでしまうこともございます。
さらに台風や強風などの際は、風雨だけでなく飛来物や、より高い位置からの落下物などがアンテナに当たり、破損やズレなどを起こす可能性もあります。屋内に当たる屋根裏にアンテナを設置すれば、これらの被害を受けることもなくなります。

屋根裏空間にデザインアンテナを設置できる条件とは?

屋根裏や天井裏の空間にデザインアンテナを設置できる条件としては、まず現場が強電界地域であり、屋根裏の空間でも十分な地デジ電波レベルであることが必要です。そして屋根裏空間に設置できるよう、屋根裏へと入ることのできる「点検口」も必要です。屋根裏空間内には、アンテナや配線などを設置するためのスペースとして、少なくとも1立方メートルの空間が必要となります。

また、建材や断熱材、屋根材に電波を通さない金属や金属を含む素材などが使われていないことも条件になります。
お住まいの屋根に太陽光発電パネルを設置している場合は、パネルがやはり地デジ電波を遮断してしまうため屋根裏への地デジアンテナ設置は難しくなります。また水にも電波を吸収する性質があるため、豪雪地帯で冬場、屋根に多くの雪が積もった場合には、地デジ電波を弱めてしまいます。そのため雪の多い地域でも、デザインアンテナを屋根裏に設置することは避けたほうがよいといえます。

なお屋根裏空間などへのデザインアンテナ設置に関しては、アンテナ工事の専門業者で案内している会社が多くなります。検索などで適切な技術を持つと思われる社をお選びいただくとよろしいでしょう。

屋根の上の他にも各種アンテナを設置できる位置、またデザインアンテナの屋根裏設置に関しては、以下のコラムでも詳細を解説しておりますので、よろしければご確認ください。
テレビアンテナ設置場所のポイント(地デジ・BS/CSアンテナ編)

徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる?

徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は?

強・中・弱電界地域や大型のBS/CSアンテナを使う地域で多いアンテナトラブルは?

前述のように地デジ電波の受信エリアに関しては、電波を送信する中継局からの距離や、山林など電波を遮断する地形などの関係により「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」にわけられます。他にも山間部や過疎地帯などで、周辺に中継局がまったく存在せず、地デジ電波がほとんど届かない、地デジの「難視聴地域」なども存在します。
「強・中・弱電界地域」の基準については、公式な定義などは存在しないため、使われる場所によって多少の違いはございますが、一般的には以下のような基準となっております。また強電界地域や中電界地域であっても、中継局の方向を遮断する形で高層建築や山林などが存在する場合は、局地的に電波状態が悪化することもございます。

「強電界地域」は、主に中継局から近距離にあたる地域で、一般的な基準としては、地デジ電波の強度を表す「dB(デシベル)」値で「80dB」以上を示すエリアになります。そのため、使用できる地デジアンテナの種類や設置位置は幅広くなり、屋根裏空間や屋内に地デジアンテナを設置する。また室内アンテナや受信性能がやや低い地デジアンテナを使用しても、十分に地デジ電波を受信できるエリアになります。

「中電界地域」は強電界地域と弱電界地域の中間にあたる地域で、「dB」の値では「60㏈」から「80dB」の範囲となります。
強電界地域に比べると、地デジアンテナの設置位置などにやや制約が生じることはございますが、おおむねデザインアンテナやユニコーンアンテナなども使用でき、住宅の壁面などへの設置も可能となるエリアです。

「弱電界地域」は中継局から遠く離れている地域で、「dB」の値では「60dB」以下となるエリアです。
このエリアでは地デジアンテナに関する制約が厳しくなり、デザインアンテナやユニコーンアンテナが設置できない。壁面などへの設置も行えない、などのケースが多くなります。
基本的に弱電界地域では八木式アンテナの高性能機種や長いマストを使用して、屋根の上の高所に設置する。また受信した電波を増幅するブースターを設置するなど、地デジ電波を安定して受信するため、さまざまな工夫が必要となってまいります。

各電界地域で考えられる問題点

・強電界地域で起こる問題点。

強電界地域はおおむね地デジ電波が強力なため、どのような地デジアンテナ機種、設置位置でも地デジ電波の受信が可能となります。ただ前述のように、現場の近隣に高層建築などがあり、中継局(電波塔)からの地デジ電波が妨害されるような現場では、地デジ電波の受信感度が低下してしまうこともございます。
また、中継局から直近のエリアなどで地デジ電波が強すぎ、テレビ(チューナー)に届く地デジ電波の強度が「90dB」以上になる場合は、電波レベルが強すぎることにより、テレビ画面が映らなくなる、画面が乱れるなどのトラブルが起こり得ます。
その場合は、強電界地域向けに標準モデルより素子数が少なく、あえて受信感度を抑えた地デジアンテナを設置する。またアンテナとチューナーとの間に、地デジ電波レベルを適切なレベルまでに低くする「アッテネーター(減衰器)」という機器を設置するなどの対処が必要となります。

・中電界地域で起こる問題点。

中電界地域は地デジ電波が適度なレベルになるため、基本的にどの地デジアンテナ機種でも設置可能です。ただアンテナ機種は「強・中電界地域用」または「中・弱電界地域用」のモデルを使用する必要がございます。
一口に中電界地域といっても、実際には電波塔からの距離によって、ある程度の電波強度の違いが生じるため、住宅密集地や弱電界地域に近いエリアなどでは、室内アンテナが使用できない。また壁面やベランダなど低い位置や、屋根裏、天井裏への地デジアンテナ設置が難しくなるといったケースもございます。
また中電界地域になると、特にご自宅で複数台のテレビをご視聴になる場合などは、適切なレベルまで電波を増幅するブースターの設置が必須となってまいります。

・弱電界地域で起こる問題点。

弱電界地域は地デジ電波が微弱になるため、より高所に地デジアンテナを設置する必要があります。
電波の弱さからデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどは使用できないケースが多く、多くの場合は八木式アンテナでも素子数が多い高性能モデルを採用して、周辺の障害物などに影響されないよう、屋根の上でも、長いマストを利用して、できるだけ高所に設置する必要がございます。ただこの場合、アンテナが風雨などの影響を受けやすくなってしまうという難点もございます。
他にも弱電界地域では、ほとんどすべての地デジアンテナに、ブースターの設置が必須となります。

お住まいのエリアにおける電界地域を確認する方法

ご自宅で新しく地デジアンテナの設置、または別の機種や設置位置への交換をご思案されていて、ご自宅の環境がどの電界地域がご確認されたい方には、主に以下のような方法がございます。

・レベルチェッカー(電波測定器)のご利用。

レベルチェッカーとは、その地域の地デジ、BS/CSの電波の強度や、方向などが測定できる装置です。
主に地デジアンテナ工事の専門業者などが使用する機器ですが、インターネットの通販サイトなどをご利用になることで、一般の方でもご購入できます。ただ価格は安くとも数千円程度になり、使用頻度の低い一般の方にはコストパフォーマンスの悪い方法になります。
さらに電波などに関する専門知識がなければ、レベルチェッカーが示す数値の意味も正確には理解できないことが多くなります。そのため、さほど現実的とは言えない方法になります。

・2:周辺の住宅に設置されている地デジアンテナを確認する。

前述のように、各電界地域に合わせて使用される地デジアンテナの機種も変わってまいります。
例えば強電界地域では八木式アンテナでも短い横棒にあたる「素子数」が少ない小型モデルや、デザインアンテナが使われていることが多くなります。逆に弱電界地域では、ほとんどが大型で素子数の多い高性能モデルの八木式アンテナとなり、屋根の上でも高いポールの先端に設置されていることが多くなります。
ただこの方法では中電界地域との境目などが見分けにくく、ご家庭ごとのテレビの台数などの視聴環境、ブースターの利用などによっても、使用される地デジアンテナの機種が変わってまいりますので、この方法は大まかな目安ぐらいであるとご理解ください。

・3:周辺の家電量販店やホームセンター、町の電器店に問い合わせる。

ご自宅の近くにある家電量販店、または商店街にある町の家電店などに、問い合わせてみるという方法です。
家電量販店やホームセンターではそのエリアで使われるアンテナが購入されることも多いため、担当の店員が周辺の地デジ電波状況を把握しているケースが多くなります。
また町の家電店では、そのエリアのテレビアンテナ設置工事を引き受けることが多いため、やはりそのエリアの電波状態などに詳しいことが多くなります。ただいずれにせよ、アンテナ工事業者ほどの、正確な専門知識はもっていない可能性もあるので、やはり参考程度に考えておくことをおすすめします。

・4:ワンセグ放送を受信してみる。

スマートフォンなどのワンセグ受信ができる機器をお持ちの場合は、ワンセグ放送を受信することで、そのエリアの地デジ電波の強度を判断することができます。地デジ電波とワンセグの電波は同じ中継局から発信されるため、ワンセグを安定して受信できるエリアでは、地デジ電波も快適に受信できるといえます。
ワンセグを使って地デジの電波状況を確認する場合には、お住まいの中でも複数の場所を変えて確認をし、どの場所でも安定してワンセグが受信できるどうかを調べます。ワンセグが受信しにくい場所が多い場合は、一帯の電波状況が弱いとも判断できます。
ただしワンセグの電波は、地デジ電波に比べると弱い電波でも受信できるため、これも目安程度に考えておくのがよいでしょう。

・5:インターネットのサイトで確認する。

インターネット上には、放送サービスの安定的な運用と、普及、発達に努める、また放送や関連サービスや高度化を推進することを目的にする「A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)」の公式サイトがあり、このサイト内に日本全国の地デジ中継局や、その受信範囲を確認できる「地デジ放送エリアの目安」というページがございます。
このページで確認したい地域や住所、郵便番号を入力すると、日本全国の地図からその一帯にある地デジ中継局と、中継局から受信できる地デジ電波のエリアを調べることができます。
ただしこのサイトで確認できるのは、大まかな強電界地域の範囲のみで、高層建築物や山林などの影響により、部分的に地デジ電波レベルが低下している場所までは確認できません。そのため、これも目安として考えておくのがよいでしょう。

・6:アンテナ工事業者に測定を依頼する。

アンテナ工事の専門業者は、アンテナ工事前の電波調査時に、高性能のレベルチェッカーを使用して現場の電波状態を測定します。
専門の知識を持った職人が、屋根の上や屋内外の要所で電波状況を確認して、より正確な地デジ電波状況を判断してくれます。そのため、この方法がもっとも正確で確実な測定方法といえます。
あさひアンテナをはじめ、アンテナ工事業者には、現地に出張しての電波調査。およびお見積もりを無料で実施する業者も存在します。地デジアンテナ設置や交換などの工事をお考えの方には、まずはこのような業者に電波調査をご依頼されるのも良いと申せます。

アンテナトラブル以外の要因でテレビ画面の乱れが生じる可能性は?

現場状態の電波状態や、アンテナの老朽化などによるトラブル以外にも、テレビ画面が乱れる、映らなくなるといった、同様のトラブルが出るケースがございます。

具体的な要因の例としては、アンテナ配線部の同軸ケーブルやブースター、住宅内の各部屋へケーブル(テレビ電波)を分配する分配器、アンテナコンセントの寿命や故障といったトラブル。ブースターではショートやノイズの混入。分配器では分配の数が多すぎるといった問題も想定されます。

他にも、ケーブル端子の差し込みにおける接触不良。テレビやレコーダー本体の起動不良や内部の寿命、B-CASカードのトラブルや正常に挿入されていないなどの問題も考えられます。

これらのトラブルへの対処法としては、アンテナ配線部を確認して、必要な機器の更新や調整、設定の変更や修理。B-CASカードの入れ直し。テレビやレコーダーの再起動や買い替えなどが考えられます。

ただいずれにせよ、トラブルの原因によって必要となる対処は異なり、まずは原因を特定することが重要となります。これらの問題が疑われる場合には、まずは当あさひアンテナをはじめ、確かな技術を誇るアンテナ工事の専門業者へと、御相談いただければと存じます。

なお上記の各種機器、およびそのトラブルの対処については、下記の各コラム記事でも詳細を解説しております。

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

テレビアンテナの「ブースター」は必ず必要なのか? 【地デジ設置・あさひアンテナ】

ご自宅のすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方を徹底解説!

テレビアンテナへの分配器の設置で、現場の電波レベルや条件に適した選び方と注意点を徹底解説。分波器や分岐器との違いとは?

テレビアンテナの電波を各部屋に分岐する方法は? 分配器と分波器の違い・接続方法や選び方

地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!

テレビ放送や機器に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と選び方、徹底解説!

部屋にあるテレビアンテナ用コンセントの交換、増設方法は? 工事の方法から耐用年数、端子の種類まで徹底解説!

「B-CASカード」の基礎知識とテレビ画面のトラブル

戸建住宅におけるテレビアンテナ配線を徹底解説!

テレビ本体の不具合・故障とその原因、症状別の対処法と修理費用

地域別・起こりやすいアンテナトラブルまとめ

テレビアンテナ設置は、リモコンのメニューやボタンひとつで、さまざまなテレビ局の番組を無料で視聴できる。もっともお手軽で確実なテレビの視聴方法です、

ただ一方で設置現場の自然環境や電波状態によっては、突然、テレビアンテナが寿命を迎えて、テレビ放送を見ることができなくなる。テレビ画像が乱れて映りが悪くなる。画面に「e1」「e2」その他のエラーメッセージが表示されたままの状態になるなど、さまざまなトラブルが発生することもございます。

想定される各種の自然災害によるアンテナトラブルや、その対応策については、下記の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

テレビアンテナ修理の依頼前に簡単に自分で調整できること

地デジ、BS/CSテレビアンテナの落雷や積雪、鳥の糞害対策は? 映らなくなる原因と防止法、対策となる設置工事

台風や大雪、地震により起こりえるテレビアンテナのトラブルとその対策

雷で起こりえるテレビアンテナのトラブルとその対策

このような問題を改善、解決するためには、そのためテレビアンテナ設置の際に、ご自宅周辺の環境をしっかりと把握し、最適となるアンテナ機種や設置位置のご選択が重要となります。

また当コラム記事で情報をご紹介した、再びアンテナの向きを調整する、端子を接続し直すなどのチェックと対策をお試しいただき、ご自分での作業が難しい場合には、プロであるアンテナ工事の専門会社にご依頼をご検討されるのも、有効な対処法であると申せます。

当あさひアンテナでは、ご自宅の各種環境に合わせたテレビアンテナの新規設置、交換をお求めのお客様のために、ご依頼いただければ無料で現地の電波調査、お見積もりを行っております。

弊社ではお客様のご要望を最優先に、現場の電波状態、自然環境も考慮して、安定した受信性能と自然環境への強さを兼ね備えるアンテナ工事を、コストを抑えて業界最安に挑む価格でご提供しております。
アンテナの新規設置や交換から、アンテナトラブル時の保険対応を含めた早急なアンテナ修理まで、数々の実績を誇る当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)。もしくはメールフォームLINEアカウントまで、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。