家電量販店ノジマ(nojima)のアンテナ工事の費用は? アンテナ工事が安い業者はどこで相場はいくらか選び方を徹底解説

2023年05月22日

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##家電量販店ノジマ(nojima)のアンテナ工事の費用は? アンテナ工事が安い業者はどこで相場はいくらか選び方を徹底解説

関東地方で展開するノジマなど家電量販店を中心に、テレビアンテナ工事を依頼できる各業者について、それぞれの業種での費用の相場と、実際に出来るアンテナ工事やその品質、その他サービスなどを比較し、地デジやBS/CSアンテナの設置など各種アンテナ工事を、もっともお得に依頼できる会社や方法についてまとめ、解説する記事です。

21世紀の現在では、インターネットショップが発展しております。いわゆるネットショップであれば、同じ種類の商品を、さまざまな種類から選択することができ、注文から最速であれば1日で商品が到着する。また価格もおおむね実店舗より割安と考えられております。
そのような時代でも、いわゆる家電量販店チェーンには根強い人気があり、現在でも日本各地にさまざまなチェーン店が実店舗を展開しております。家電量販店では、一か所でさまざまな家電製品を見て回り、実物を確認できる他、同じ製品の購入でも、店舗スタッフの説明により各メーカーの品を比較して、お好みの製品を選ぶことができるなどのメリットがございます。

特にご新居へのお引越しなどで新生活をはじめるにあたって、一度にさまざまな家電製品を揃える場合には、購入の手間がはぶける、まとめ買いによる大幅割引を期待できることもございます。中でもエアコンや大型テレビ、そしてテレビアンテナなど、ご自宅への配送から、住宅内への配置。また取り付け工事などの作業が必要な製品に関しては、家電量販電で購入するのと同時に、配送や工事を依頼できるという点も、家電量販店の大きなメリットのひとつになります。

そんな家電量販店でも、関東地方で有名なチェーン店のひとつが「ノジマ」こと、株式会社ノジマになります。ノジマは「nojima」の店舗名で、関東地方を中心に、オーディオ、ビジュアル機器やパソコン、スマートフォンなどの通信機器を中心にした総合電器専門店と、携帯端末などを中心とした各種店舗をチェーン展開しております。
当コラムでは、ノジマをはじめとする家電量販店でテレビアンテナを購入し、アンテナ工事を依頼することをお考えの方のために、家電量販店としてのノジマの特徴や、その他の家電量販店にはないメリット。またノジマで購入できるテレビアンテナの種類や価格。ノジマに依頼できる各種アンテナ工事の種類や依頼の手順、おおよその工事費用。そしてアンテナ工事の専門会社に依頼する場合との、アンテナ工事内容や価格の比較について、詳しくご説明いたします。

目次

株式会社ノジマとはどのようか企業なのか?

現在の家電量販店ノジマなどを展開する企業、株式会社ノジマは、1959年(昭和34年)に、神奈川県相模原市に発足した「野島電気工業社」が源流になります。その後、有限会社化や株式会社化を経て、1991年(平成3年) には株式会社ノジマに商号を変更します。
また2007年(平成19年)には、新潟県を中心に展開していた家電量販店「真電(しんでん)」を吸収合併しております。
現在のノジマ株式会社は、首都圏から中部、また長野県、新潟県に、家電量販店「nojima(ノジマ)」を展開しております。
家電量販店のノジマの特色は「デジタル専門店ノジマ」「デジタルネットワーク専門店・nojima」などのキャッチフレーズを用いて、デジタルオーディオやパソコン、携帯電話などの製品を積極的に取り扱っている点です。もちろんテレビ本体やレコーダーなどの録画機器、エアコン、冷蔵庫、その他の一般的な家電製品も数多く取り扱っております。
現在、株式会社ノジマが展開する家電量販店その他の店舗は、発祥の地である神奈川県に78店舗。東京都に66店舗。埼玉県に36店舗。千葉県に34店舗。茨城県に6店舗。静岡県に23店舗。山梨県に7店舗。長野県に3店舗。新潟県に10店舗の、計263店舗ございます。
中心となる家電量販店「nojima」は、関東一帯では、単独で店舗を構える例は少なく、大型ショッピングセンターやスーパーなどのテナントとして出店していることが多くなります。また新潟県内では、吸収合併した真電の店舗を元にした「Shinden by nojima(真電)」の表記を持つ店舗も存在しますが、ノジマの店舗と実質的な違いはございません。またデジタルオーディオに力を入れていることから、一部のノジマ店舗内に併設される形で、音響関係機器の専門店「オーディオスクエア」も存在します。
他にもノジマ株式会社では、携帯電話、スマートフォン販売にも力を入れており、各携帯キャリア会社のキャリアショップや、携帯電話の専門店「ノジマモバイル」「ニフティモバイル」などの店舗を展開しており「でんわ館」の名称を掲げる店舗もございます。
またノジマの他、多くの店舗のテナントが入る大型ショッピングモールとしては、国内には「ノジマモール横須賀」「ままともプラザ町田」「ミッテン府中」の3店舗。海外ではシンガポールの「OURTS Singapore」を展開しております。
店舗展開するエリアは限られているものの、このような幅広い商品展開から、ノジマ株式会社としては2020年(令和2年)3月期の連結ベースの売上高は、国内の上場企業が運営する家電量販店の中では5位となっております。
他にもノジマの店舗では、さまざまな先進的な取り組みを行っております。
2006年(平成18年)には、全店舗に電子マネー「Edy」を導入しました。ただ電子マネーの取り扱いは2011年(平成23年)でいったん終了し、2023年現在、一部の店舗を除いて、電子マネーによるお支払いには対応しておりません。
2007年には、当時、暖房機器の不具合による事故が相次いだことから、大手家電量販店の中では率先して、灯油やガスを使用する暖房機器の店頭販売を中止。注文を受けた際の取り寄せと修理受付のみの対応に限りました。なお現在では、通常通り取り扱っております。
2010年(平成22年)には、神奈川県の環境施策「クールネッサンス宣言」に基づいて、県と協定を締結し、LED照明の買い替えを促進するため、特殊電球を除いた白熱電球の取り扱いを中止しています。またエアコン室内機の落下事故防止のため、「壁ロック」と呼ばれる固定具を使用禁止にしています。
2011年(平成23年)には、ノジマのプライベートブランド「EL SONIC」から、業界で初となるLED証明のシーリングライトを発売している他、夏場の従業員の制服として、アロハシャツを導入しています。
このようにノジマでは、お客様の目線や環境保護を第一に、業界を先導する形で、さまざまな先進的、かつユニークな取り組みに挑戦し続けております。
スポーツのスポンサー活動としては、2012年(平成24年)に日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)のチーム「ノジマステラ神奈川相模原」を設立し、現在では日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)入りを果たしております。
他にも、アメリカンフットボールⅩリーグの「相模原ライズ」と命名権契約を結び「ノジマ相模原ライズ」としている他、発足したばかりの卓球Tリーグともタイトルスポンサー契約を結んでいます。また男子フィギュアスケートの鍵山優真選手とは、2022年(令和4年)よりアンバサダー契約を結んでおります。
過去には、プロ野球セントラルリーグの横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)や、サッカーJリーグの横浜FCともユニフォームスポンサーの契約を結んでおります。
またノジマのCMキャラクターとしては「コンさる」こと「ノジマ コンさる」が知られています。コンさるは、コンサルタント(相談役、顧問)にちなんで、メガネをかけスーツとネクタイ姿の、いかにも知的な印象のサル(猿)のキャラクターです。
出身はデジタル一番星で、家族構成は妻と長男、長女。性格は見た目の印象通り、超真面目な理系志向で、デジタル家電の知識は誰にも負けないといいます。特技も名前通り、デジタル家電のコンサルティングで、デジタル家電については私にご相談ください、とのことです。趣味はスポーツ観戦。特に横浜DeNAベイスターズ、ノジマ相模原ライズ、ノジマステラ神奈川相模原、SC相模原の大ファンだそうです。

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ノジマの各店舗で受けられるサービスとは?

家電量販店をはじめとするノジマの各店舗では、製品を購入されるお客様に対して、さまざまなサービスを用意しております。
また現在ではノジマでも公式サイトにてネットストア「ノジマオンライン」を運営し、一部に違いはございますが実店舗とほぼ同等の各種サービスや、ネットストア独自のキャンペーンなども開催しております。
現在では多くの家電量販店でチェーンごとに採用されている、商品購入金額の何パーセントかがポイント還元され、同チェーンでの購入に利用できるポイントカードサービスも、ノジマでは、ヨドバシカメラに続いて、1993年(平成5年)に家電量販店では2番目、郊外型店舗では最初に導入しております。
かつては店舗にて会員カードである「ノジマ・スーパーポイントカード」を発行しておりましたが、現在ではスマートフォンアプリを用いた「モバイル会員」へと移行されています。ノジマで商品を購入した場合の一般的なポイント還元率は3パーセントから5パーセントで、商品によって異なります。また一部店舗や時期によっては、ご来店だけで抽選により一定のポイントが加算されることもございます。
現在ではモバイル会員であれば、店舗のポイントだけでなく「dポイント」も利用可能で、購入時にdポイントカードやアプリの提示で、ノジマのポイントと同じく、dポイントの加算、使用ができます。
またモバイル会員であれば、スマートフォンの端末などに届くバースデー特典や限定クーポン、各店舗チラシの閲覧。また各種の割引サービスの他、一部商品を除いて、ノジマ店舗での買い替えで、古い家電製品の無料引き取りなどのサービスがございます。
そして家電量販店の会員サービスとしてもっとも重要となる、長期保証と大型商品の配送、設置や取り付けなど各種作業も、ノジマではモバイル会員であれば最長10年の長期無料保証をはじめとする各種サポート。また商品の全国無料配送に対応しております。
もちろんテレビアンテナを含むテレビや冷蔵庫、エアコンなど大型機器の住宅への設置、取り付け工事のサービスも、別途費用にてご用意されておりますので、これらの商品を購入された場合には、設置や取り付けを含めてすべて任せることができます。
これらのサービスについては、以下の項で詳しくご説明いたします。
そして、価格やアフターサービス以外の、ノジマ独自の接客時のサービスとも言える方針が「コンサルティングセールス」です。
これは来店されたお客様に、一方的に製品をおすすめするのではなく、まずお客様のニーズを引き出して、製品のメーカーにも忖度することなく、ただお客様のご要望に最適の商品を考えた上でおすすめする、という接客方針のことです。
ノジマの店舗スタッフは、家電のセールスマンではなく「相談員」として、お客様とさまざまな会話をいたします。そして会話の中から、お客様のライフスタイルや、製品をご使用になる場所。製品に対して何を重視され、どのようなものを求めておられるかを伺った上で、専門的な商品知識を駆使し、総合的に判断してもっともお役に立つと考えられる、ピッタリの商品をおすすめいたします。
このようなサービスは、どの家電量販店でも同じでは、と思われるかもしれません。ただノジマでは、他の家電量販電ではできない難しいコンサルティングセールスを徹底するために、その他の家電量販店との決定的な違いがございます。
それは「ノジマは業界で唯一、メーカー販売員がいない家電量販店である」という点です。
メーカーからの派遣販売員とは、各家電製品のメーカーが自社の商品を販売するため、多くの家電量販店に販売員として派遣し、店頭で接客を行うスタッフのことです。つまり家電量販店で接客を行うスタッフの多くは、実際にはその量販店の社員ではなく、各メーカーの社員ということになります。
このような派遣販売員は、確かに家電製品と接客のプロではあります。ただ基本的には自社の商品を販売することを目的とするため、お客様には自社メーカーの商品をおすすめすることになります。店舗側としても接客スタッフが多いと助かるため、現在では派遣販売員が家電量販店の主流となっております。
しかしお客様から見れば、スタッフから特定メーカーの製品をすすめられることになります。そのため、それぞれ独自の特徴や機能を持つさまざまなメーカーの製品から、お客様のご要望に最適の商品を選ぶ、といった選択が難しくなってしまいます。
そこで、ノジマでは店舗にメーカーの派遣販売員をいっさい入れず、すべて自社の社員であるスタッフが接客することで、すべてのメーカーの機器の中から、お客様のニーズに合った製品を公平におすすめする「コンサルティングセールス」の徹底を可能としているのです。

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徹底比較・ノジマとインターネットショップではどちらがお得か!?

現在では楽天市場、Amazonをはじめとする、数多くのインターネットショップが発展しております。またノジマはじめ、多くの家電量販店も、自社のオンラインショップを用意しております。
このようなネットショップでは、ノジマなどの実店舗に比べ、設備費や人件費、在庫管理などのコストを削減できるため、実売価格が安いというイメージがございます。実際に家電量販店の実店舗とネットショップで同じ商品を比較した場合、実売価格ではネットショップのほうが安いというケースも見られます。
ただネットショップでも、すべての商品が実店舗より安いとは限りません。一部の商品については、家電量販店との価格差がほとんど生じないこともございます。また購入の方法によっては、ネットショップより家電量販店のほうか安く購入できることもございます。
他にも、価格だけではなく、ネットショップにはないさまざまなサービス面で、ノジマなどの家電量販電でのご購入がお得と言える要素もございます。
以下の項では、ノジマを中心とした家電量販店とネットショップを比較して、価格面を含めて、どちらで商品を購入される方がお得かを、さまざまな角度から解説してまいります。

ネットショップは本当に安いのか?

実店舗より低価格と思われがちなネットショップですが、特に家電製品においては、ネットショップで低価格になる製品には、一定の傾向がございます。
ネットショップで家電量販店より実売価格が安くなる製品として、主に挙げられるものは、パソコンやタブレット、スマートフォン、ビデオカメラなどのデジタル情報家電やその周辺機器、関連製品。アイロンやドライヤー、電気シェーバー、照明器具など、生活に必要な白物家電(生活家電)のうち、比較的、小型で低価格となり、設置などの手間も少ない品。また画面がやや小さめのテレビやブルーレイ・DVDレコーダー、音響機器など、主に娯楽のため使用される黒物家電と呼ばれる製品のうち、比較的、小型である製品になります。
総合して、比較的、小型でご家庭でも設置などが難しくない製品。また早い場合は数年程度で買い替えられることが多い製品については、ネットショップのほうが低価格になる傾向がございます。
逆に、家電量販店とネットショップで大きな価格差がない商品としては、大型テレビや冷蔵庫、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど、大型で搬入や設置の作業、取り付け工事などに手間かかかり、業者に依頼する必要もある製品。また10年以上など長期にわたる使用が想定される製品などが挙げられます。
またネットショップでは、実売価格が安くなる半面、製品の保証についてはメーカー保証のみで、独自の長期保証や修理対応、また製品の設置、取り付け工事サービスには対応していないことが多くなります。
一方、家電量販店の中でも、特にデジタルネットワーク専門店を称するノジマであれば、パソコンなどの情報機器やデジタルオーディオ機器に力を入れていることもあり、これらの製品でも価格競争に挑んでいる他、長期保証や設定サービスなど、数々のアフターサービスも用意されているため、安心して購入できます。
もちろんそれ以外の家電製品についての配送や設置作業、工事サービス。長期保証なども充実しており、特に長年、使い続けることを前提とした製品では、価格面に限らず総合的なサービスでは、ノジマで購入される方がお得と言えることも多くなります。
なお電子レンジや炊飯器、食器洗浄機など、家電量販店とネットショップでどちらが安いか判断しにくい製品に関しては、実際の双方の実売価格や配送や設置、長期保証その他のサービスを比較して判断されることがおすすめです。

多くの電化製品をまとめて購入するならノジマなど家電量販店のほうが安い?

新しくマイホームを建築して引っ越される、実家から独立して新生活をはじめるなどに際しては、新生活に必要な多くの家電製品など生活用品も必要となってまいります。購入する数が多いことから費用もかさむ上、新生活にはさまざまな手続きも必要となることから、家電製品の購入費用、また購入の手間とも抑えたいというのは、誰しもが思われるところだと存じます。
ネットショップでは上記のように、個々の製品では品目によって家電量販店より実売価格が低いこともございます。たださまざまな種類の製品について、多数のショップを比較して最安のものを探すことは、それだけで手間と時間がかかります。さらに配送される商品を何度も受け取らなくてはならない。大型の製品では設置などを自前で行う必要がある。またトラブル時などの保証対応について、商品ごとに異なる購入店をすべて記録しておかなければならないなど、トータルでは非常に手間がかかることも考えられます。
対して、ノジマなど家電量販店の同じ店舗にて、製品をまとめて購入すると、同じ品を揃える総額では、ネットショップで個別に最安価格を調べて買いそろえるよりも、さらに大幅な割安となるケースが多くなります。
これは家電量販店側から見れば、個々の商品よりも、購入されるすべての商品の総額で利益を考えることが可能になるためです。どの程度の割引額になるかは、購入する商品の種類や数、また店舗側との交渉の結果になるため、具体的な数字を上げるのは難しくなりますが、ほぼ同様の商品をネットショップでそろえるよりも割安になる可能性が高くなります。
さらに前述の通り、ノジマが用意しているポイントサービスや長期保証。無料配送や設置、取り付け工事のサービスなどを、購入したすべての商品について受けることができ、多くの場合は購入した品を一括で受け取ることもできる。また店舗にて実製品を確認し、スタッフの説明、特に独自のコンサルティングセールスにより、さまざまなメーカーの性能から使用感までを確認して比較し、最適のものを選択できるなど、家電製品を数多くそろえる場合に伴う、数々の手間を大きく省くことができます。

ノジマ店舗で購入すれば商品の配送やセッティングはじめ各種サポートがある

ネットショップで家電製品を購入する場合、ご注文から製品が届くまでの日数は、各ショップやお住まいの地域、また製品の修理やサイズ、在庫の状況などによっても異なりますが、最近では、当時の一定時刻までに注文すれば即日配送となり、注文の翌日にはご自宅に到着することも多くなっております。
ただネットショップの多くでは、商品の「配送」のみに対応可能な場合が多くなります。配送とはお住まいの玄関先まで商品を届けるまでの作業を指すため、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの大型製品や、エアコンなど設置工事が必要な製品については、お客様の側で別途、設置や取り付け工事を行える業者を手配する必要がございます。さらにお買い替えの場合は、自宅にある古い家電製品の取り外しや搬出、処分などの作業も必要となります。
一部のネットショップでは、搬入や設置、工事などの作業が必要な大型製品を、それらの作業とセットにして販売していることもございます。ただ対応できる商品や、作業料込みの価格が妥当であるか。作業を行う業者の技術は確かか。作業日の調整。もし作業時にトラブルが発生した場合の問い合わせ先や保証など、注意すべき問題点もございます。
また配送料についても、無料であるネットショップが多くなりますが、低価格な商品や、逆に運搬に手間がかかる大型製品などの場合は、配送料が必要なケースもあり、本体価格が割安であっても、総額ではむしろ割高になることもございます。
一方、ノジマでは前述の通り、モバイル会員であれば、一部の商品や地域を除いて、基本的にノジマで購入した商品であれば、全国各地への無料配送が可能となります。商品のサイズやお住まいの形状などで、通常の搬入が難しい場合には、別途、作業の費用や見積もりが必要となりますが、ベランダからの搬入や、クレーンを用いた二階などからの搬入も可能です。
もちろん、ノジマでの大型製品の搬入や住宅内への設置、取り付け工事などに関しても、指定エリア内であれば対応が可能です。
対応可能な工事の具体例としては、大型テレビの搬入や壁掛け工事の他、エアコン、テレビアンテナ、エコキュートなどの取り付け工事。他にも温水便座、照明器具、ドアホン、分岐水栓工事を含む食器洗い乾燥機、換気扇、シーリングファン、太陽光発電システム、IHクッキングヒーターなどの取り付け工事。テレビ端子の交換工事や電圧切り替え工事。レンジフードの工事などに対応できます。
工事のお申し込み、また対応可能であるか、おおむねの価格などのお問い合わせは、ノジマの各店舗へとご相談ください。
またデジタルネットワーク専門店を名乗り、デジタル製品に対して長い実績と経験を誇るノジマでは、パソコンなどの設定やトラブルに関して「リモートサポート」をご用意しております。これはノジマのコールセンターにおいて、オペレーターがインターネットを通じて、お客様のパソコン画面を確認しながらサポートを行うというサービスです。
他にも料金は発生しますが、パソコンや周辺機器、スマートフォンやタブレット、無線LANやスマートスピーカー、IoT家具などのセッティングや不明点について、ほぼ日本全国で最短即日対応、明確な料金体系で、プロの専門家が出張して設定などを行う「あんしん出張設定サポート」も用意されております。
さらにご自宅にある家電製品を新しいものへと買い替える場合には、現在、ご自宅にある古い製品を搬出、処分する必要が生じます。
現在では「冷蔵庫(冷凍庫)」「洗濯機(乾燥機)」「エアコン」「有機EL以外の大型テレビ」の4品目については、1998年(平成10年)に制定された「家電リサイクル法」により、お客様の側でリサイクル費用、リサイクル拠点までの収集運搬費用を負担して、処分しなければならなくなっております。
この費用や手続きなども、ノジマでは、同等の新製品への買い替えでは、配送や設置の際に引き取りを行い、最低限のリサイクル費用と運搬費用のみで回収してもらえます。またノジマでは新製品の購入後には、処分したい製品の回収のみも請け負っております。

ただ新製品の購入時でも、同一品目、同一点数の回収ではない場合、また同等の製品を購入されてから31日以上が過ぎている場合の回収では、既定の金額より収集運搬量が割高になるためご注意ください。
また買い替え時に処分したい同等の製品の種類や製造年代、状態によっては、ノジマでの下取りも可能となります。
家電リサイクル法の対象外である、その他の家電製品を買い替える場合であれば、モバイル会員限定で、同等の商品をご購入の際、または購入から30日以内であれば、購入された数量と同じ台数の処分を頼むこともできます。こちらも製品によっては下取りも可能となります。

ノジマなら最長10年の長期無料保証がつく

ノジマの実店舗で製品を購入した場合、モバイル会員であれば、購入する商品によって、最長10年で製品に応じた年数の長期無料保証サービスを受けられます。
保証の年数と具体的な製品としては、10年無料保証の対象となるのは、税込み110,000円以上の商品で、冷蔵庫およびノジマの指定するエアコンになります。5年無料保証の対象は、税込み55,000円以上のテレビ本体、ビデオカメラ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、オーブンレンジ、電子レンジ、炊飯器、食洗機、エアコン、DVDレコーダー、ブルーレイレコーダーです。3年無料保証の対象は、税込み33,000円以上、55,000円未満の商品で、具体的な品目は、5年保証の対象商品に掃除機を加えたものです。
またノジマのオンラインショップでのご購入であれば、商品代金とは別に既定の保証料金をお支払いいただき「延長保証サービス」にご加入いただくことで、通常は1年のメーカー保証に加え、ノジマからプラス2年または4年の、メーカー保証とほぼ同等の保証を受けることができます。つまり実質的には3年保証、5年保証になります。
延長保証サービスの期間中、購入からの年数に応じて修理限度額は変動しますが、その範囲内であれば何度でも修理サービスを受けることが可能です。また一回の修理費用が限度額を超えた場合には、経過年数に応じて商品金額の範囲内で、代替品をご購入いただくためのノジマオンラインポイントをご提供した上で、保証は終了となります。
さらに自然的な故障に加えて、物損での故障にも対応できる「延長保証プレミアムサービス」のご用意もございます。
一般的なネットショップで同じ製品を購入される場合、機器の保証についてはメーカー保証のみのケースが多くなります。またその他の家電量販店チェーンや、量販店が運営するオンラインショップでも、同じような保証サービスを用意していることが多くなりますが、ノジマの保証は他の家電量販チェーンと比べても長期の部類と言えます。
そのため長年、使い続けることになる大型の家電製品などを購入される場合は、ノジマのような長期保証を用意している家電量販店でご購入されることが、コストパフォーマンスではお得ともいえます。

ノジマ店舗で実物を確認してコンサルティングセールスで店舗スタッフに相談できる

ネットショップで販売されている商品については、各商品のページで、商品の画像や主な性能、スペック表。またメーカー公式サイトへのリンクなどが掲載されております。したがって一通りの性能は把握できるものの、スペック上の数値や解説だけでは、一般の方には具体的な性能がわかりにくいことございます。
さらに、画面上では実際の製品の大きさや色合い、使用感などは把握できません。そのためネットショップで購入した商品が、想像していた大きさと異なり、設置するつもりだった場所に、うまく設置できないというケースもございます。
しかしノジマをはじめとする家電量販店であれば、店頭で製品の実物を確認できるため、多くのメーカーの製品からご要望に最適の大きさやカラー、使用感のものを選ぶことも可能です。また店舗スタッフは商品知識が豊富なため、商品知識が少ないお客様でも、スタッフがお客様のご要望に適したものを紹介してくれます。
特にノジマでは前述の通り、メーカーからの派遣販売員を入れていない「コンサルティングセールス」に徹しているため、特定のメーカーに偏ることなく、幅広いメーカー、製品の中から、お客様のニーズに適した製品を、公平に紹介してもらえることが期待できます。
このようにお客様の側で下調べなどをせずとも、実店舗で最適の商品を選ぶことができるのが、家電量販店、特にノジマのコンサルティングセールスの最大のメリットだといえます。

ノジマではその他のさまざまなサービス、サポートにも対応できる

その他、家電製品の購入からはやや離れますが、ノジマではその他、お客様のためのさまざまなサービスを提供しております。
例えば、デジタルカメラやスマートフォンの画像データーを、印刷して写真にしてくれる他、まとめて一冊の本にする。Tシャツやマグカップなどのグッズにするといったことも可能な「ネットプリントサービス」。かつてのビデオテープに録画した映像をDVDにダビングする「ダビングサービス」。また子会社であるインターネットプロバイダ、ニフティ株式会社では、プロバイダサービスの他、インターネット上のサイトによる情報提供やスマートフォン用アプリの提供なども行っております。
身近なサービスでは使用済みのプリンタのインクカートリッジや、電池、バッテリー類。古い蛍光灯などを、モバイル会員限定で回収・処分も行っております。モバイル会員限定で、未使用品であれば下取りに対応できることもございます。また有償ながら、スマートフォンやタブレットなどの保護シート貼り付けサービスなどもございます。

ノジマで購入できるテレビアンテナ製品とは?

ノジマでは、各地域にある実店舗、およびノジマオンラインにて、地デジ、BS/CSの各種テレビアンテナ。またブースターや分配器、アンテナケーブル(同軸ケーブル)などのアンテナ関連機器も販売しております。
以下、2023年(令和5年)現在、ノジマで販売されているテレビアンテナ各機種の主な価格についてご紹介してゆきます。
以下の価格は主にノジマオンラインを参考にしたものですが、基本的に実店舗でも大きな差はございません。ただ販売されているモデルについては、オンラインを含め各店舗における在庫の有無などによっても異なってまいりますので、ご注意ください。

ノジマで購入できる地デジアンテナ

地デジアンテナは、日本各地に設置された数多くの電波塔から地デジ電波を受信して、NHK、広域民放、地域によっては地方チャンネルを視聴できる。現在の日本ではもっとも一般的なテレビ放送です。
現在の地デジ電波は、UHF波(極超短波)のうち、470MHz(メガヘルツ)から710MHzの周波数帯のものが使用されております。そのため地デジアンテナは「UHFアンテナ」とも呼ばれます。
この地デジ電波は、日本国内でも電波塔からの距離や、電波を遮断する高層建築や山地など障害物の影響により、受信できる電波の強度(レベル)が変わってまいります。この地域ごとの地デジ電波レベルの㏈(デシベル)数によって、一般的には強電界地域(80㏈以上)、中電界地域(80㏈から60㏈)、弱電界地域(60㏈以下)に分けられます。そして使用できる地デジアンテナの機種やモデル。また住宅で設置できる位置なども、この電界地域ごとに変わってまいります。
現在の主な地デジアンテナには、八木式アンテナ、デザインアンテナなどがあり、それぞれ受信性能や対候性、外観性などに違いがございます。他にも外観性や対候性を重視した特殊な形状のモデルや、強電界地域で使用できる小型の室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナなども存在します。
以下、ノジマで購入できる主な地デジアンテナ機種について解説してまいります。
なお地デジ放送の電波については、以下の各コラム記事で詳しくご説明しております。

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

・地デジ受信に重要な「ハイトパターン」とは? 地デジアンテナは高いところに設置すべきとは限らない?

八木式アンテナ

これは現在でも住宅の屋根の上によく見られる、マスト(支柱、ポール)の先に固定された、魚の骨のような形状のアンテナです。アナログ放送時代から使用される古典的なアンテナ機種で、現在のUHFアンテナでは、矢印のような骨組みに、地デジ電波を受信するパーツである短い横棒の「素子(エレメント)」が多数、設置されたものになります。
この素子数は八木式アンテナでもモデルによって異なり、各電界地域に合わせた8素子や14素子、20素子などの他、Ⅹ字型の固定具に複数の素子パーツを設置した高性能素子を使用し、素子数も27素子や30素子になる高性能アンテナ「パラスタックアンテナ」では、地デジ電波レベルは非常に低い地域でも使用できる他、低素子数でも受信性能が高くなるため、アンテナ本体の小形化も実現できます。
一般的な設置位置は屋根の上ですが、サイドベースなどの設置具を用いることで、住宅の壁面やベランダの内外、軒下から吊り下げるような設置も可能となります。
八木式アンテナはモデルによる素子数の違いをはじめ、素子が露出する「素子アンテナ」であること。屋根の上への設置で周辺の障害物に影響されにくくなることなどから、現在の地デジアンテナでもっとも受信性能が高く、適切な素子数モデルを用いることで、強電界地域から弱電界地域まで幅広く使用できます。また地デジアンテナ機種ではもっとも低価格になります。
その反面、形状と設置位置から、風雨や雪、海沿いの潮風などに影響されやすく、経年劣化が進みやすい。住宅のデザイン性や景観を損ねやすいなどのデメリットもございます。そのため気候が厳しいエリアでは、防雪、防塩などのモデルを用いる対策も必要です。
八木式アンテナや、地デジアンテナの受信性能を示す素子については、以下の各コラム記事で詳細をご説明しております。
・地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?
・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説
・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説
・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!
・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか? アンテナ機器の選び方を徹底解説!
・地デジ放送用テレビアンテナ、UHFアンテナ機種による素子数の違いとは? 高性能モデルや現場ごとに必要な素子数の機種を解説

「DXアンテナ」製

・中電界地域用14素子アンテナ「UA14」:2,937円。(税込)
・中/弱電界地域用20素子アンテナ「UA20」:5,261円。(税込)
・超弱電界用27素子パラスタックアンテナ「UAX27P1」:19,140円。(税込)
日本三大アンテナメーカーのひとつで、業界2位のシェアを誇る「DXアンテナ」社による、品質が高く安心して使用できる、基本的性能の八木式アンテナです。各電界地域に合わせた14素子、20素子の通常モデルと、電波レベルが非常に低い地域でも使用できるパラスタックアンテナになります。

「マスプロ電工」製

・中電界地域用14素子アンテナ「U146TMH」:6,248円。(税込)
・中/弱電界地域用20素子アンテナ「U206TMH」:8,624円。(税込)
・14素子パラスタックアンテナ「LS146」:7,315円。(税込)
・14素子パラスタックアンテナ「LS146TMH」:9,666円。(税込)
・20素子パラスタックアンテナ「LS206TMH」:8,442円。(税込)
・30素子パラスタックアンテナ「LS306TMH」:18,450円。(税込)
同じく日本三大アンテナメーカーで業界トップシェアの「マスプロ電工(MASPRO)」社による高品質な八木式アンテナです。それぞれ各電界地域用に素子数の異なる八木式アンテナ、パラスタックアンテナですが、中でも「TMH」がつく製品は、地デジ電波の周波数帯によるチャンネル区分「13ch~62ch」のうち「13ch~36ch」など、ローチャンネルと呼ばれる帯域に特化したモデルになります。
アンテナは受信帯域を抑えることで、より受信性能が高くなります。なお日本国内の大半のエリアでは、地デジ放送のチャンネルはローチャンネル帯が使用されているため、一部地域を除けばローチャンネル用アンテナでも受信に支障が生じることはございません。

デザインアンテナ

これは、主に住宅の壁面などに設置される薄型、平面状の地デジアンテナで、2009年(平成21年)頃に普及しはじめた第二世代モデルです。平面アンテナ、壁面アンテナ、フラットアンテナなどの別名もあります。
主な設置位置は、住宅の壁面やベランダの手すりなどですが、屋根の上のマストにも設置できる他、条件が許せば室内や屋根裏空間などの屋内設置も可能です。その形状に加え、同モデルでもカラーバリエーションが豊富で、住宅のデザインや景観を乱さず、風雨や雪などにも影響されにくいため、耐用年数が長くなりトラブルも発生しにくい。ベランダではDIY設置も行いやすいなど、メリットが豊富な人気モデルです。
一方で八木式アンテナに比べると、設置位置の低さに加え、素子が露出しないことから受信性能がやや低くなるデメリットもございます。
デザインアンテナの受信性能は「素子数相当」で表され、主なモデルは「20素子相当」「26素子相当」になります。そのため基本的には強電界地域から中電界地域向けモデルとなりますが、該当するエリアでも、高層建築物の近隣や住宅密集地など、電波が遮断されやすい周辺環境では設置できないケースもございます。また価格も八木式アンテナよりやや割高になります。
なおデザインアンテナとは、広義ではデザイン性に配慮した地デジアンテナ全般を含むため、ポール状のスタイリッシュな形状で高所に設置できる第三世代の地デジアンテナ、ユニコーンアンテナの他、八木式アンテナの表面にカバーを設置した形状のモデルや、その他、デザインを工夫した屋外屋内兼用アンテナなども、デザインアンテナと呼ばれることがございます。
なおデザインアンテナの詳細は、以下の各コラム記事でもご説明しております。
・地デジ用テレビアンテナの一番人気「デザインアンテナ」とは? 特徴から本体価格、工事費用や料金相場、業者選びまで徹底解説!
・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

「DXアンテナ」製

・中/弱電界地域用26素子アンテナ「UAH261-W」:9,581円。(税込)
デザインアンテナでは受信性能が高い26素子相当であり、中電界地域だけでなく、弱電界地域でも使用できるケースがございます。
背面にブースターを設置できる構造で取り付けも簡単。サイズは高さ626ミリ、横幅25ミリ、奥行き123ミリになります。

「マスプロ電工」製

・コンパクトアンテナ「U2SWLC3(BK)」:4,432円。(税込)
・ブースター内蔵コンパクトアンテナ「U2SWLC3B(BK)」:8,271円。(税込)
・20素子相当アンテナ「U2SWLA20(BE/BB/BK)」:10,692円。(税込)
・20素子相当ブースター内蔵アンテナ「U2SWLA20B(BE/BB)」:12,672円。(税込)
・20素子相当垂直偏波用アンテナ「U2SWLA20V」:12,672円。(税込)
・26素子相当アンテナ「U2SWLA26(BE/BB/BK)」:14,652円。(税込)
・26素子相当ブースター内蔵アンテナ「U2SWLA26B(BE/BB)」:17,622円。(税込)
各種デザインアンテナの、コンパクトモデルと20素子相当、26素子相当およびブースター内蔵モデル、カラーバリエーションになります。カッコ内の「BB」などの記号は、同モデルのカラーバリエーションを示し、「BB」がブラックブロンズ。「BK」がブラック。「BE」がベージュ。記号がないものはウォームホワイトになります。
マスプロ電工のデザインアンテナは「スカイウォーリー」シリーズというブランド名を持ち、中でもコンパクトな「U2SWLC3」のシリーズは「スカイウォーリーミニ」の名称で、高さ379ミリ、横幅151ミリ、厚さ最大部99ミリという、デザインアンテナでも業界最小モデルになります。受信性能は3素子相当にブースター内蔵モデルがあるのみで、強電界地域専用のモデルになりますが、室内スタンドが付属するため、電波状態によっては室内の窓際に置くことも可能です。
その他のモデルは、それぞれ20素子、26素子相当とそのブースター内蔵型にあたりますが、「U2SWLA20V」は垂直偏波用のデザインアンテナです。地デジ電波の約90パーセントは、地面に対し水平に波長を描く「水平偏波」ですが、一部地域では携帯電話などとの電波の「混信」を避けるため、垂直の波長の「垂直偏波」が使用されます。アンテナ側では設置の角度を90度傾けることで双方の電波に対応可能ですが、デザインアンテナの場合は外観性や左右角度の調整が難しくなることから、垂直偏波専用のモデルも存在します。
なお各モデルのサイズはブースター内蔵型を含め、20素子相当が高さ577ミリ、横幅210ミリ、奥行き118ミリ。26素子相当および垂直偏波用は高さ620ミリ、横幅240ミリ、奥行き118ミリになります。
スカイウォーリーミニや垂直偏波、水平偏波については、以下の各コラム記事にも詳細がございます。
・この最小デザインアンテナがすごい!スカイウォーリーミニ(マスプロ電工)
・地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?

ノジマで購入できるBS/CSアンテナ

衛星放送とは、日本の場合、地球の上空、宇宙空間で赤道軌道上を周回し、地上からは一点に静止して見える人工衛星「静止衛星」から、日本国内の全域に電波を送信する放送の形式です。
日本の衛星放送には、東経110度の放送衛星を使用するBS放送。東経110度および、124度、128度の通信衛星を使用し、「スカパー!」のサービス名でも知られるCS放送の二種類がございます。また2018年(平成30年)には、双方の放送に4K8Kチャンネルを追加する形で「新4K8K衛星放送」もスタートしております。このうち主要な衛星放送である、東経110度の人工衛星を用いたBS放送、CS放送は、一基のBS/110度CSアンテナでどちらも受信することが可能です。
人工衛星から送信される電波は、マイクロ波の一種「SHF(センチメートル)波」のうち12GHz(ギガヘルツ)前後の周波数帯である12GHz帯になります。その波長は25ミリ前後と非常に短いため性質は光に近く、直進性が非常に強くなります。
戸建て住宅に設置される衛星放送用のBS/CSアンテナは、円盤状の「ディッシュ(反射器)」で12GHz帯の電波を受け止めて反射し、アームによってディッシュの中央部に固定された「コンバーター(変換器)」へ電波を集める構造のパラボラアンテナになります。このコンバーターで12GHz帯の電波を、テレビ放送に適したMHz帯の電波へと変換し、アンテナケーブルで屋内のテレビなど受信機器に送信します。
なおコンバーターを作動させるため、BS/CSアンテナには電源が必要となります。また変換された12GHz帯の電波は、従来の2K衛星放送の主な電波であった右旋円偏波は1032MHzから2072MHzの周波数帯に、新4K8K衛星放送のチャンネル用に追加された左旋円偏波は2224MHzから3224MHzの周波数帯に変換されます。
そのため新4K8K衛星放送がスタートする以前の2K対応BS/CSアンテナでは左旋円偏波が受信できず、また古いブースターや分配器、ケーブルなどの機器では、左旋の電波が変換された周波数帯に対応できないこともあるため、2018年以前のBS/CSアンテナおよび配線設備では、新4K8K衛星放送のすべてのチャンネルを視聴できないことがございます。
ただ現在のBS/CSアンテナは、ほぼすべてが右旋と左旋、双方の電波に対応できる2K4K8K対応型になっております。
このBS/CSアンテナの基本的な設計や構造は、どのメーカー。モデルも同じであるため、モデルによる大きな受信性能の違いは生じません。ただディッシュサイズの違いとして、その直径のセンチ数を示す、一般的な戸建て住宅向けモデルの45型の他、主に集合住宅向けの共同受信用で、住宅の規模に応じて使用される50型、60型、75型、90型、120型の大型モデルがあり、BS/CSアンテナはディッシュが大型であるほど受信性能が高まります。他にも本体のカラーバリエーションや、耐風性能を高めた高耐風モデルなどもございます。
またBS/CSアンテナの商品としては、アンテナ本体は同じモデルでも本体のみの商品と、設置具やケーブルなどの各種部材をセットにした商品なども存在します。
衛星放送の電波やBS/CSアンテナの詳細については、以下の各コラム記事もご参照ください。
・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識
・2K放送と4K、8K放送の違い
・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識
・BS/CSアンテナには電源が必要? テレビから衛星放送用アンテナに電源設定を行う方法

「DXアンテナ」製

・2K4K8K対応45型BS/CSアンテナ「BC453S」:10,428円。(税込)
・2K4K8K対応50型BS/CSアンテナ「BC503S」:13,653円。(税込)
・2K4K8K対応60型BS/CSアンテナ「BC604S」:83,160円。(税込)
組み立てが簡単な省施工仕様で、ディッシュ表面は汚れを落としやすい高粒子、光沢塗装。地域ごとのアンテナ仰角(上下各)の調整が行いやすい日本地図表示などをもつモデルです。なおディッシュが大型のモデルは受信性能が高くなり、雨や雪による受信不良(降雨、降雪減衰)が抑えられ、衛星放送の電波がやや弱い一部地域にも適しているため、戸建住宅で用いられることもございます。

「マスプロ電工」製

・2K4K8K対応45型BS/CSアンテナ「BC45RL」:7,720円。(税込)
・2K4K8K対応45型BS/CSアンテナ・部材セット「BC45RLSET」:8,435円。(税込)
本体塗装の下地処理や金具部の溶融亜鉛メッキにより高耐候性能を強化したBS/CSアンテナです。角度調整部の金具には地域別の調整用目盛もございます。商品はアンテナ本体のみと、サイドベースやケーブルなどの設置具がセットになったものになります。

ノジマの店舗に依頼できるアンテナ工事の内容と価格

上記のようにノジマでは、店舗で購入したテレビアンテナやエアコンの取り付けをはじめ、さまざまな電化製品の設置、取り付け工事を依頼できます。アンテナ工事に関しては以下の各工事を受け付けており、対応できるのはノジマが指定したエリア内のみとなります。

地デジアンテナ取り付け工事

八木式アンテナやデザインアンテナなど、各種地デジアンテナを住宅やマンションなどに設置する工事です。設置できる位置は、アンテナ機種や現場の電波状態によって変わってまいります。

BS/CSアンテナ取り付け工事

衛星放送用のBS/CSアンテナを取り付ける工事です。設置位置は衛星放送を受信できるよう、アンテナを東経110度の方向へと向けることができ、その方向に障害物が存在しない場所で、基本的には地デジアンテナに近い位置が選ばれます。

地デジ:ブースター工事

ブースターとは、テレビアンテナが受信した電波を、住宅などで必要なレベルにまで増幅する装置のことです。中電界地域や弱電界地域など、地デジ電波レベルが低い現場の他、住宅内にテレビなどの機器を三台以上、設置する場合も、台数分の電波レベルを確保する必要があるため、現在では設置がほぼ必須となっている機器です。
ブースター新規設置の他、現状のブースターでテレビの画面が乱れる。テレビを増設するなどの場合にも、ブースターの調整や交換が必要になってまいります。

地デジ:分配工事

現在では住宅内に複数台のテレビを設置することが一般的です。テレビアンテナから複数のテレビなど受信機器に電波を送る方法は、多くの場合、アンテナから電波を伝えるケーブルを、複数のケーブルへと分岐させ、電波を等分に分配する分配器という機器が用いられます。
新築住宅へのアンテナ設置で、住宅内に複数台のテレビを置く場合には、台数分に予備の1分配を足した分配数の分配器を設置する必要がございます。また既存住宅でテレビやアンテナコンセントを増設する場合には、増設数に合わせた分配器の交換も必要となってまいります。

地デジアンテナ撤去工事

特に屋根の上に設置された地デジアンテナの老朽化による故障や受信不良で、新規アンテナを設置し直す場合には、古いテレビアンテナを撤去する工事が必要となります。その撤去作業を安全に行う工事です。

アンテナの角度調整、倒壊などの修理

テレビアンテナは、風雨や降雪などにより設置した角度がずれてしまうと、テレビ電波が正しく受信できなくなることがございます。特に設置時期が古く、老朽化が進んだアンテナでは、倒壊してしまうケースもございます。
そのような場合に、アンテナを正しい角度に再調整、また立て直すなどして、あらためてしっかりと固定する修理工事になります。

ノジマの公式サイトで解説されているアンテナ工事は、以上の通りです。
BS/CS放送や新4K8K衛星放送に対応できるブースターの設置など、上記にない工事にも対応できるかは、各店舗にお問い合わせください。
なおノジマ公式サイトでは工事価格についての明記はなく、ノジマ店舗において設置場所の状況などを確認した上で、工事費をご案内いたしますとの説明がございます。
実際のアンテナ工事については、使用するアンテナ機種や設置位置、ブースターや分配器であれば、対応できるテレビ電波や分配数などによっても機材費をはじめ、必要となる工事の費用が変動してまいります。その他の家電量販店、ホームセンターなどで、各工事の費用が明示されている場合でも、何円より、という形で、実際の工事費用は状況によって変化します。
そのためノジマでの具体的なアンテナ工事費用は明確ではございませんが、家電量販店やホームセンターに新築物件へのアンテナ工事(ブースターや分配器の設置を含む)を依頼する場合は、地デジアンテナのみであれば50,000円から100,000円程度。地デジとBS/CSアンテナのセット設置であれば80,000円から150,000円程度になることが多く、ノジマの工事も同程度になると考えられます。
各種アンテナ工事の価格については、以下の各コラム記事にも詳しいご説明がございます。
・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事
・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方

ノジマにアンテナ工事を依頼する場合の特徴

ノジマをはじめ、家電量販店の実店舗でアンテナを購入し、アンテナ工事を依頼する場合の、第一のメリットとしては、まずお好みのアンテナ機種をご自分で確認し、選ぶことができる。アンテナの購入と同時に工事を依頼できるという点が挙げられます。
ただ一方で、ノジマに限らず家電量販店へのアンテナ工事依頼では、デメリットを含め、以下に挙げるような特徴もございます。
家電量販店でのアンテナ工事の依頼については、メリットとデメリットを比較された上で、個々のお客様のニーズに適合するかを、よく検討される必要があると申せます。

ノジマのアンテナ工事を施工するのは提携業者になり、中間マージンが発生する

ノジマに限らず大手家電量販店では、同チェーンの店舗やネットストアで購入した製品の、ご自宅への配送や設置。また製品の設置工事を請け負っております。配送については、購入金額やエリアの制限がつくこともございますが、基本的にはどの家電量販店チェーンでも無料配送を行うことが多くなります。
またエアコンやアンテナ取り付けなどの各種工事については、店頭での販売価格が、取り付け工事をセットにした料金である。もしくは本体価格とは別途に工事費用が発生する場合も多くなります。
ただいずれにせよ、ノジマを含む家電量販店での配送や各種工事を行うのは、各量販店の社員スタッフではなく、量販店チェーンと提携した地域の電気店、工務店などの下請け業者や、技術を持つ個人になります。ノジマの場合は、店舗があるエリアである都県のうち、集荷拠点の周辺で、配送、工事の業務委託を請け負う提携業者(法人、個人)を常に募集しております。
つまりノジマなど各家電量販チェーン店の店舗は、お客様から配送、工事を請け負う窓口にすぎず、店舗側で工事を請け負った際に、配送の拠点エリアの近隣で、適した技術を持つ提携業者の中から、スケジュールが空いている業者に作業を依頼することになります。
そして各店舗から業者を選び、依頼する際には、仲介手数料など各種の中間マージンが発生します。そしてこの中間マージンも工事価格に転嫁されるため、家電量販店でのアンテナ工事はじめ各種工事は、自社施工のアンテナ工事専門業者など、施工する業者に直接、依頼する場合に比べると、どうしても工事費用が割高になってしまいます。
さらに実際の工事も、各現場によって必要となる工事が異なるだけでなく、担当する提携業者によって、微妙な価格体系や対応できる工事などに違いが生じます。この点も、家電量販店におけるアンテナ工事価格の費用がわかりにくい一因となっております。

ノジマのアンテナ工事技術は提携業者によって異なり、お客様が業者を選ぶことはできない

ノジマを含む家電量販店チェーンの各種工事を請け負う提携業者は、チェーン店によっても対応できる工事は異なるものの、アンテナ工事だけでなくエアコン取り付け、照明機器やエコキュートその他の設置。アンテナコンセントの端子交換や電源部の電圧切り替えなど、多岐に渡ります。
したがって工事を担当する業者は、どの業者もおおむね電気工事や家電製品の設置工事、セッティングに関する知識や技術は全般的に確かだと言えます。また家電量販チェーン店の側も自社の信頼を維持するべく、提携業者の技術や接客力などを重視するため、極端に質の低い業者であることは少なくなります。
ただ逆に言えば、これらの提携業者は、電気関係の全般的な工事に対応できる半面、個々の業者によって各工事に得手不得手があることも考えられ、例えばアンテナ工事など特定の設置工事について、特化した深い専門知識があるとは限りません。
特に家電量販店の各種機器工事は、実際にはエアコン取り付け工事の需要が多く、メインとなっております。アンテナ工事に関しては、お客様に幅広くサービスを提供するための、副次的なものともいえます。
家電量販店でのアンテナ工事は、基本的には店舗で購入したアンテナを取り付ける工事になることもあって、アンテナ取り付け工事を担当する業者も、例えば八木式アンテナでは屋根の上、デザインアンテナは壁面やベランダなど、各アンテナの一般的な設置位置で電波の受信レベルを確認し、問題がなければその場所で設置工事をはじめるなど簡単なものになり、住宅のさまざまな場所で受信レベルを確認して、外観性や風雨を避けやすく、アンテナが長持ちするなどの要素も考慮して設置位置を選ぶといった丁寧な工事は望めないこともございます。
またアンテナ配線部などについても、配線を整理し、カバーなどを施して外見を整え、トラブルも避けるといった丁寧な施工までは望めない。さらに三階建てなどの高所作業やアンテナの屋内設置など、専門技術が必要なアンテナ工事には対応できないことも考えられます。
ノジマでは、メインとなるエアコン工事については、施工前に事前の工事内容説明や、住宅の保護、汚れ防止用のじゅうたんを敷く。壁貫通スリープの設置や真空引きの実施。工事後の清掃や最終チェックなど、丁寧な施工体制を整えております。そのためアンテナ工事に関しても一定の丁寧さを期待できるとも考えられますが、その点は担当する業者によっても左右されます。
そしてノジマなど家電量販店への、アンテナ工事をはじめ各種工事の依頼では、依頼を受けた時点で、スケジュールが空いている業者を手配するため、お客様の側で担当業者を選択することはできません。したがって工事を担当する業者の施工品質については、工事を行うまで予想できないというのが現実になります。

アンテナ設置の即日工事に対応できず、繁忙期は施工が遅れることもある

前述の通り、ノジマなど家電量販店のアンテナ工事は、店舗などで工事を申し込んだ後、店舗側が提携業者を手配する流れになります。また実際に家電量販店でメインとなる工事は、アンテナよりもエアコンの設置工事となっております。
したがって工事依頼からの即日工事は難しく、特にアンテナ工事の場合は、工事の前に現地の電波調査と見積もりを行い、お客様がその結果にご納得いただいた上で工事の本契約を行い、工事の日取りを決めるという流れになります。したがってお客様の側では業者への二度の対応が必要となり、その分、依頼から工事までの日数が開くことになります。
特にエアコン工事の繁忙期になる6月から8月は、提携業者のスケジュールがエアコン工事で埋まってしまい、アンテナ工事などそれ以外の工事に関しては、場合によっては依頼から数週間待ちなど、かなりの日数が開くこともございますので、どうかご注意ください。
また家電量販店にアンテナ工事を依頼した場合には、工事を担当する提携業者の利益を出すため、出張を伴う電波調査や見積もりに料金が発生する場合もございます。また見積もりにご満足いただけなければ工事を断ることも可能ですが、その場合にキャンセル料が発生することもございます。
ノジマの場合、インターネットの口コミでは、出張見積もりを行うだけで2,000円の出張料が発生する。ただしノジマでテレビを購入する場合には見積もり出張料が無料になる、という情報がございます。ただ正確な見積もりなどの料金については、各店舗へのお問い合わせ際に、きちんと確認されることをおすすめいたします。

アンテナ工事価格はポイントサービスや長期保証の対象外になる

ノジマをはじめ各家電量販店チェーンの経営会社と、そのアンテナ工事など各種工事、配送などを請け負う提携業者は、あくまで協力関係にある別個の業者、会社になります。各家電量販店の店舗では、お客様から各種工事を請け負い、その工事を店舗から提携業者に割り振って依頼するという形式であり、双方の経営は別々になり、基本的に資本関係などもございません。
したがってノジマで各種アンテナ機器を購入してアンテナ工事を依頼した場合、その保証は、アンテナ本体に付属するメーカー保証か、モバイル会員限定の無料長期保証になります。ただノジマの無料長期保証は、最短の3年無料保証でも、税込み33,000円から55,000円までの商品が対象であり、テレビアンテナは価格的にも、対象品目でも対象外となります。なおノジマオンラインで購入された場合、多くのテレビアンテナは、代金とは別途に3,000円程度の保証料を支払うことで、3年の延長保証を受けられます。
いずれにせよ、住宅に設置したテレビアンテナにトラブルが生じた場合は、設置位置などからご自宅で対応できる場合などを除いて、業者に作業を依頼する必要があり、アンテナ本体に対する保証とは別に、作業費用などが発生することになります。
またノジマモバイル会員のポイントサービスも、アンテナ工事の費用については別業者になるため対象外であり、工事費用のお支払いも、基本的には工事の完了後、担当した業者へ直接、現金でお支払いすることになります。

プロの専門業者によるアンテナはノジマなど家電量販店とどう違うか?

現在ではインターネットを検索すると、当あさひアンテナをはじめ、数多くのアンテナ工事の専門業者が公式サイトを開いております。
このような業者は、業者によって対応エリアは異なりますが、エリア内であれば、地デジの各機種やBS/CSアンテナなど、各種アンテナの取り付けをはじめ、ブースターや分配器など機器の設置。既存アンテナの修理や交換、また撤去、処分など、戸建住宅や集合住宅で必要となる各種アンテナ工事に対応できることを謳っております。
以下の項では、このようなアンテナ工事の専門業者が提供する一般的なサービスと、ノジマなど家電量販店のアンテナ工事を比較して、双方のメリット、デメリットを解説してまいります。

高品質なアンテナ本体や機材込みの各種アンテナ工事が低価格

アンテナ工事の専門業者では、一般的に地デジアンテナ各機種やBS/CSアンテナ、またブースターや分配器といった機材など、各種の工事ごとに個別に料金を設定してご提供しております。そしてそれぞれの工事料金には、業者側が用意した高品質な各種アンテナや機器、そして必要な設置具やケーブルなどの部材の代金も含まれ、必要な機材代金もすべてセットにした費用となっております。
これら専門業者による各種アンテナの設置工事は、一般的な家電量販店、ホームセンターなどで同様のアンテナ機種を購入し、店舗に取り付け工事を依頼する場合の、費用の総額よりもおおむね低価格となります。
これはアンテナ工事業者が多くの場合、下請け業者などを使わない自社施工でアンテナ工事を行っているため、提携業者を使う家電量販店とは違って中間マージンが発生しないこと。またアンテナ本体をはじめとする各種機材の大量仕入れを行い、スケールメリットによる総額からの大幅な値引きで、個人が店舗で一基のアンテナを購入する場合では難しい低価格化を実現できるためです。
優良な業者であれば、その他、業務の効率化などさまざまな工夫により、施工に必要な経費を軽減し、その企業努力を価格に転嫁するため、国産大手メーカーの高品質アンテナを工事に使用し、さらに各種部材や防水加工などの工事もセットにして、非常な低価格を実現しているのです。
またブースターや分配器の設置、交換や既設アンテナの撤去、処分など、新築住宅に完全なアンテナ設備を用意する、また既存住宅で適切なアンテナ交換や追加設置を行うための各種オプション工事も、明確な価格体系で用意されており、ご自宅で必要なアンテナ工事について、その総額の概算が割り出しやすくなっております。

電波調査や見積もりが完全無料で即日工事も対応可能

前述のように、戸建て住宅などでアンテナ設置工事を行う場合には、まず現場での電波調査、見積もりを行う必要があり、家電量販店やホームセンターなどのアンテナ工事では、見積もり自体やキャンセルした場合に料金が発生することもございます。
一方でアンテナ工事の専門業者では、現場に出向いての電波調査、お見積もりを、出張料やキャンセル料なども含めた完全無料で行うことが多くなります。そしてお見積もり内容にご満足いただければ、多くの業者では即日工事にも対応が可能となります。
特に即日工事が必要でなければ、複数の専門業者に見積もりを依頼し、その結果がもっともよいと思われる業者に工事を依頼する「相見積もり」に対応する業者も多くなります。
相見積もりを行えば、各社の見積もり内容を比較して、工事や価格が妥当であるかを判断できます。さらに工事保価格だけでなく、見積もり時のスタッフの対応や、施工の品質、アフターサービスなども確認でき、総合的にもっとも良質で、コストパフォーマンスも高いと思われる業者を選択することもでき、お客様にとってメリットが大きくなります。
各業者にお見積もりを依頼される際は、まず公式サイトやお問い合わせなどで、現地調査、お見積もりが完全無料か。相見積もりが可能かなどを確認されるとよろしいでしょう。
なおアンテナ工事の各業者による電波調査、見積もりについては、以下の各コラム記事で詳細をご説明しております。
・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジ・衛星放送テレビアンテナ工事の費用がいくらかわかる「見積もり」の方法は? 会社ごとのアンテナ工事相場と優良業者の選び方を徹底解説!

アンテナ工事の専門知識や技術が豊富で多彩な施工にも対応可能

アンテナ工事の専門業者にとって、アンテナの施工技術は、自社の実績に直結するものです。したがって大半の業者は工事を自社施工で行い、高い専門技術と知識を身に着けた社員スタッフであるアンテナ職人が、緻密で丁寧な施工を実践いたします。
専門業者によるアンテナ工事では、安定したテレビ電波の受信は当然の大前提として、まずは現場のさまざまな場所で電波調査を実施して、安定した受信が可能となるアンテナ機種や設置の工法を可能な限り割り出し、お客様のご要望に適した工事をご提案いたします。
お客様にお好みのアンテナ工事をお選びいただき、本契約を経て実際の工事では、風雨などに影響されにくい頑丈なアンテナの固定。可能な限り整理した見栄えのいい配線などで、メンテナンスを行いやすくトラブルを避けうるアンテナの高寿命化や外観性への配慮など、さまざまな面で総合的に優れたアンテナ取り付け工事を実施いたします。

アンテナ工事後に長期保証があり工事費の決済方法もさまざま

アンテナ工事業者では、アンテナ工事の品質以外にも、お客様の利便性を第一に考えたサービスを提供しております。
業者へのお問い合わせ方法も、フリーダイヤルやメールフォームはもちろん、LINEやチャットなどを用意する業者もみられます。また工事後の料金のお支払いも、現金に限らず、カード、電子マネーなどでの決済に対応する業者が多いため、その点も便利になります。
そして工事後の保証期間についても、業者によって5年から10年程度など、長期の保証期間が用意されております。保証期間の長さは、業者の施工技術への自信が反映されているからです。一般的なテレビアンテナの耐用年数は、八木式アンテナ、BS/CSアンテナで10年程度。デザインアンテナやユニコーンアンテナで15年程度といわれております。実際にはそれ以上の長期にわたって使われ続けるアンテナも多く見られますが、耐用年数を過ぎると経年劣化の進行により、トラブルのリスクも高まってまいります。
長期保証のあるアンテナ工事業者のアンテナ工事であれば、災害などによる想定外のアンテナトラブルをはじめ、保証期間中にメンテナンスを行うことにより、耐用年数の間はアンテナのコンディションを維持でき、保証期間後も長期にわたって、安定してアンテナを使用できることが期待できます。

優良な業者の選択はお客様自身で判断される必要がある

以上、多くのアンテナ工事の専門業者が行っているサービスを挙げてまいりましたが、すべての業者がこれらのサービスに対応しているとは限りません。一部の業者では下請け業者を使用するため工事日が割高になるなどのケースもある他、中には施工技術や使用する機材が低品質で、見積もりにない不必要な機材や工事を加算して高額な料金を請求するなど、悪質な業者も残念ながら存在します。
そのため、お客様の側で、優良な業者をご判断され、お選びになる必要がございます。
優良な業者を選ぶポイントとしては、まず公式サイトでサービス内容をご確認の上、工事が完全自社施工である。各種アンテナ工事やオプション工事など、工事費用の体系が明確である。工事に使用するアンテナ本体や機器などのメーカー、型番が明確に記されているといった点が挙げられます。
そして現地調査、お見積もりを依頼された際の対応が素早く丁寧か。またお見積もり当日に訪れたスタッフの身だしなみや態度。お客様のご質問、ご要望に対して、わかりやすく丁寧に対応してくれるかといった点が挙げられます。逆に質問に対するスタッフの答えが曖昧で、強引に契約を進めようとするような業者であれば、避けられたほうがよろしいでしょう。
アンテナ工事業者の選び方については、以下の各コラム記事でも詳しい解説がございます。
・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!
・新築・中古物件・修理などのテレビアンテナ工事を頼む業者のおすすめは? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

ノジマのアンテナ工事・まとめ

家電量販店としてのノジマは、展開している地域は限られますが、ポイントサービスや長期保証といった一般的な家電量販店のサービスはもちろん、独自の試みやサービスによる魅力も豊富な店舗です。
「デジタルネットワーク専門店」として、購入後の設定サービスやリモートサポートなどを含め、デジタル製品に関する独自のサービスをはじめ、家電量販店で唯一、メーカー販売員がいない店舗として、特定のメーカーにこだわることなく、お客様のお話をうかがい、そのニーズに最適と言える製品を、公正におすすめする「コンサルティングセールス」に徹することができる店舗でもあります。
家電量販店の中でも個性派と言えるサービス体制のため、お客様がお求めの製品やご要望によっては、他の家電量販店にはない、確かな満足を得られる店舗とも言えます。

ただ、テレビアンテナ工事に関しては、その他の家電量販店と同じく、下請け業者が担当するため、工事費用がやや割高になる。即日工事をはじめ素早い工事対応や、さほど高品質の工事は期待できないというデメリットもございます。
アンテナ工事を依頼する手間を省きたい場合には、ノジマなど家電量販店への依頼も便利ですが、アンテナ工事の価格や品質にこだわられる場合には、あまりおすすめの選択肢とは申せません。
その他、家電量販店チェーンのアンテナ工事については、以下の各コラム記事でもご説明しております。
・大手家電量販店・ヤマダ電機(ヤマダデンキ)の地デジ、衛星放送テレビアンテナ工事はお得? 工事費用の相場を解説

・ケーズデンキ(K’s)のテレビアンテナ工事とは? 家電量販店の設置作業の流れや料金を解説

・大手家電量販店エディオンのテレビアンテナ取り付け工事サービスとは? 価格相場やサイト比較でおすすめ業者の選び方を解説!

当あさひアンテナでは、各種アンテナおよび機器の設置工事を、国産メーカーの高性能アンテナ本体や基本部材、防水加工をセットにして、業界最安に挑戦する価格でご提供しております。電波調査やお見積もりも、出張費、キャンセル費など含む完全無料でお引き受けいた、相見積もりにもご対応いたしております。
実際の工事に当たっても、綿密な電波調査を実施して、現場において可能か限り、お客様のご要望に最適となるアンテナ工事をご提案いたしており、安定した受信はもちろん、外観性や耐久性にも配慮した、丁寧な施工をお約束いたします。また工事完了後も、業界最長クラスの「10年保証」をご用意しております。

各種アンテナの新規設置から、交換や追加設置、修理、各種機器の設置など、各種アンテナ工事のご相談は、まずは当あさひアンテナまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。