テレビアンテナ故障で修理にいくらかかる? 工事の方法と業者の選び方、費用相場と火災保険の適用で0円にする方法について解説
忙しい朝の時間帯から、夜の家族団らん時。また一人暮らしの方がお住まいで少し休息する際など、平穏な日常を彩るものと言えば、やはりテレビ放送ではないでしょうか?
現在では地デジ(地上デジタル放送)の他、BS放送、CS放送などの衛星放送も普及し、専門性の高いさまざまなチャンネルや番組も楽しめます。
朝の時間帯には、その日のニュースや話題、天気予報などを確認できる他、家族そろってテレビ番組を楽しむのも、今ではごく普通の光景です。またお一人で好きな映画やアニメ、スポーツ中継などをゆっくりご鑑賞されたい方も多いことでしょう。
現在では録画機器も発展して、各局のテレビ番組を一定期間、すべて録画できる全録レコーダーなどの機器もございます。そのためテレビは実質的にリモコンひとつで、いつでも好きな番組を見ることができる機器になっています。
現在では地デジや衛星放送の各チャンネルを視聴する方法も、ケーブルテレビ(CATV)、光テレビなどが登場していますが、テレビアンテナの設置は、NHK受信料、BSやCSの有料チャンネルを除けば、設置後、長年にわたって無料でテレビ放送を視聴できる、非常にリーズナブルな方法です。
そのため現在でも、特にマイホームの戸建て住宅では、ご自宅に地デジアンテナやBS/CSアンテナを設置される方が多くなっております。
ただ一方で、テレビアンテナは基本的にお住まいの屋根の上などをはじめ、テレビ電波を安定して受信できる、高い位置に設置されることが多くなります。
そのため住宅に設置されたテレビアンテナは、多くの場合、風雨にさらされ続ける他、雪の多い地域では積雪や凍結、海沿いの地域では潮風、また自然の豊かな地域では野鳥などの影響を受けることもあり、当初はしっかり丈夫に設置されても、徐々に経年劣化が進み、その耐久力は低下していきます。
アンテナの耐用年数(寿命)は機種によっても異なりますが、短いものでも10年程度です。また10年を過ぎたアンテナもすぐ使えなくなるわけではなく、経年劣化の度合いが少ないなど、場合によっては20年以上にわたって問題なく使用できることもあります。
ただ耐用年数を過ぎたアンテナは、設置当初に比べて、耐久力はどうしても悪くなります。そのためサビの進行などによる部分的な故障や、雨風などの影響でアンテナ角度が狂うことによる受信不良などの故障、トラブルが生じやすくなります。
特に屋根の上でマストの先に立てられるアンテナでは、台風や大雪、地震などの影響で、マストごと傾き、倒壊する。さらに屋根からアンテナが落下するなどで、家財などへの大きな被害、ひいては大変な人身事故につながる危険もございます。
そこで今回の当コラムでは、アンテナを修理、交換すべき場合について、修理、交換の目安から、テレビが正常に映らない場合、アンテナ故障の他に考えられる原因と、その見分け方や対処法。またアンテナ機種別の生じやすい問題や、トラブルが生じにくい機種と設置方法。アンテナ修理、交換に最適な工事業者など、アンテナ修理、交換で参考となる情報の概要を一覧でご紹介いたします。
さらには、ご自宅のテレビアンテナが故障して、修理や交換をご依頼になる場合に、火災保険を利用して、修理費用を実質「0円」にする方法や、その手続きに対応できるアンテナ工事業者などのお役立ち情報もご説明いたします。
ご自宅のテレビアンテナがかなり古く、トラブルが心配な方から、故障や受信トラブルが起こって早急な修理や交換をお求めの方まで、当コラムの情報をご確認いただければ、もっとも適切かつ、費用も抑えられる問題の解消、対処法をご検討いただけるでしょう。
テレビアンテナの修理、交換が必要な例とは?
ご自宅に地デジ、BS/CSなどのテレビアンテナを設置して、地デジや衛星放送をご覧になっているお住まいで、テレビアンテナの修理や交換が必要になるパターンは、おおむね二種類が考えられます。
ひとつは、テレビ放送のご視聴に支障のあるなしを問わず、お住まいに設置されたテレビアンテナが、アンテナを立てるマスト(支柱、ポール)ごと倒れている。また傾きが見られる。全体的にさびつきが激しい。マストを固定するステー(支線)が切れているなど、トラブルや老朽化が明確に見て取れて、対応の必要がある場合。
もうひとつは、アンテナの見た目に問題はなくとも、お住まいで地デジや衛星放送のテレビの映像が乱れる。またエラーコードやメッセージが表示されて映らなくなる、などの場合です。
前者の場合は、放置すると状態が悪化し、いずれテレビ放送が受信できなくなる危険性もある他、屋根の上では屋根材を傷つける。また屋根の上や外壁から脱落したアンテナの落下で、大変な事故も想定されるため、早急な対応が必要です。
そしてテレビ視聴ができない後者の場合も、お早めに視聴環境を回復するため、迅速な対処を要するのはもちろんのことです。
ただ後者の場合には、テレビが正常に映らない原因として、アンテナ本体のトラブル以外にも、いくつかの可能性が考えられます。
この考えられるトラブルの原因については次項で詳しくご紹介しますが、テレビ放送が正常に映らない場合には、まずトラブルの原因を的確に特定して、アンテナの修理、交換を行う必要があるかどうかを判断された上で、適切な対処を取ることが重要です。
その他、アンテナを交換する例としては、現時点で特に問題はなくとも、アンテナが耐用年数を過ぎているなどで、早く対処しておく。特に現在のアンテナ機種より見た目がよく対候性が高い機種や、新しいテレビ放送にも対応できるモデル等に交換する例が考えられます。
テレビ放送が正しく映らない原因とは?
ここでは前項でご説明したアンテナ修理、交換が必要な事例のうち、テレビ放送が正しく映らない原因について解説します。
ご自宅で地デジや衛星放送のテレビ放送が正しく映らなくなる原因には、もちろんテレビアンテナ本体のトラブルも考えられます。
具体的には、アンテナ本体がさび付く、老朽化による変形や破損などで、テレビ電波を正常に受信する機能を失う。またアンテナの角度が狂うことで、テレビ電波を正常にキャッチできなくなっている。
他にもアンテナケーブル(同軸ケーブル)の接続部が抜ける、腐食するなど接触の不良で、電波が正しく送信できていない。または配線などの各部から電波の漏洩やノイズ(関係のない雑音となる電波)の混入が生じているなどが考えられます。
ただ、テレビ画面が正常に映らない症状に関しては、アンテナ自体のトラブル以外に、少なくとも「受信しているテレビ電波の問題」「アンテナ以外の機器の問題」が考えられます。
テレビ電波の問題としては、アンテナの機能に問題はなくとも、地デジや衛星放送の電波が送られる方向に建物などの障害物ができる。またテレビ電波以外で周波数帯の近い余計な電波(ノイズ)を受信しているなど、受信障害によってアンテナ本体が受信できる電波レベル(強度)や品質が低下している。またはテレビ局が放送休止しているなどの理由で、正常なテレビ電波が受信できていない状態が考えられます。
アンテナ以外の機器トラブルとしては、テレビアンテナから各部屋のテレビなど受信機器を接続する同軸ケーブルの劣化で、内部断線による電波の途絶。また電波の漏洩やノイズの混入が生じている。
また各部屋に十分なレベルの電波を送信するため、アンテナが受信した電波を増幅するブースターの故障で、電波が十分に増幅されなくなっている。その他、電波を各部屋に分配する分配器や、一本のケーブルに混合された地デジと衛星放送の電波を再度、二本のケーブルに分配する分配器のトラブル。
また衛星放送の受信不良では、受信した衛星放送の電波を、テレビ電波に適した周波数帯へと変換するコンバーターを作動させる電源設定に問題が生じているなど多数の例が考えられます。このBS/CSアンテナの電源設定については、下記の項で詳しく解説します。
いずれにせよ、周辺のテレビ電波状態やアンテナ本体、またはアンテナ配線部の故障やトラブルにより、お住まいで各部屋に設置されたテレビ(受信機器)まで、十分なレベルの電波が届かなくなる。またノイズ(余計な電波)の混入が多い品質の悪い電波であると、テレビ画面の乱れや映らない問題が出てまいります。
ちなみに地デジ電波などの電波レベルは、基本的に「㏈(デシベル)」の単位で表記されます。
地デジ、衛星放送の場合、テレビ電波のdb数は、0dbから100db程度で表されます。
ただこのdb数は、10を定数とした常用対数で表されます簡単に申し上げますと、db数の違いによる電波レベルの増減は、単純な足し算や引き算ではなく、元の数値より10db増加するにつれ、元の数値の10倍になるという目安で判断されるとわかりやすいでしょう。
そして地デジ放送の場合、安定して視聴するためには、テレビ(受信機器)の地デジチューナーに届く電波レベルが、34dBから89dBの間である必要があります。この範囲から外れると、地デジのテレビ画面に前述のような問題が出てきます。
さらに実際には、現場に届く地デジ電波レベルは、気候や天候などの影響でも変動するため、屋内の各テレビに届く時点で、47㏈から81㏈程度、最低でも40㏈以上になるよう調整する必要があります。
なお衛星放送の電波は、地デジ電波と異なり、日本国内の全域でほぼ安定した同じレベルの電波が受信できるため、地デジ電波ほど㏈数は問題になりませんが、やはり安定した視聴には、地デジ電波とほぼ同等の㏈数が必要です。
テレビアンテナが受信した地デジ電波は、アンテナから延びる一本のケーブルで屋内まで送信され、上記した「分配器」という機器に接続されて、複数のケーブルへと枝分かれし、各部屋のアンテナコンセントまで電波を送ります。
分配器とは、アンテナ側からのケーブルを接続する一個の入力端子と、各部屋へのケーブルに電波を送信する複数の出力端子からなる機器です。この分配器で電波を分配する際、例えば4分配であれば、元の電波レベルを四分の一ずつ各ケーブルに分けるように、電波レベルを等分に分配します。
またケーブルで送信されるテレビ電波は、各機器の端子を経由する際や、ケーブル配線部の長さでも徐々に減衰するため、多くの場合、まずアンテナの近くに、アンテナが受信した電波を、住宅内で必要なレベルまで増幅する「ブースター(増幅器)」を設置し、アンテナで受信できる電波レベルや、ケーブルで送信する際の減衰量なども計算して、各部屋まで十分なレベルの電波が届くよう、大本の電波を増幅します。
なお戸建て住宅で地デジアンテナとBS/CSアンテナの双方を設置する場合、ケーブル配線部のブースターより前に、各アンテナから延びるケーブル(送信される電波)を一本のケーブルにまとめる「混合器」か、混合器と一体化した「UHF/BSCS混合ブースター」を設置します。
また混合器などを使用した場合、テレビなど受信機器の前では、一本のケーブルに混合された地デジ、衛星放送の電波を再度、二本のケーブルに分離する「分波器」も必要になります。
これら配線部に使用される機器、特に電源が必要となる電子機器のブースターは、長年の使用で経年劣化が発生して、機能しなくなる。接続部の劣化で電波の漏洩や混入が起こり、受信トラブルを招くことが考えられます。
他にもテレビ放送が映らなくなる原因には、ごく単純な例として、テレビ(受信機器)本体の劣化による故障や不具合。B-CASカードの不調。アンテナケーブルや電源ケーブルが正しく接続されていないなどの原因も考えられます。
そのためテレビが正常に映らない場合には、すぐにアンテナの修理や交換を行うのではなく、電波やアンテナ機器のどこに問題があるのか、その原因を正確に特定することが大切です。
テレビ放送の受信不良で発生する問題としては、地デジ、衛星放送とも、テレビなど機器に届く電波レベルが必要なレベルよりやや弱い場合には、ブロックノイズなど画面の乱れが生じます。
現在のデジタル放送(地デジ、衛星放送とも)では、0と1のデジタル信号に変換された映像信号にエラーが生じても、一定のレベルであればチューナー側で修復が可能です。そのため一定の受信レベルを維持していれば、受信レベルを問わず、クリアな映像、音声が視聴できるのです。
ただこのエラーの割合が高くなると、徐々に映像の乱れが生じ、一定以上になると画面がブラックアウトしてまったく映らなくなり、テレビ画面に「エラーコード」とメッセージが表示されます。
エラーコードとは、テレビ画面に「E201」「E203」など、エラー内容を示すコード(記号)と、エラー内容を説明するメッセージが表示されるものです。
例えば「E201」とは、テレビに届く電波レベル(電波強度)が低下している場合のエラーコードで、同時に「アンテナの受信レベルが低下しています。」などのメッセージが表示されます。
また「E202」は、テレビ側に電波(映像信号)が届いていないか、微弱で映像信号を確認できない場合のエラーコードです。「信号を受信できません。」などのメッセージが表示されます。
他にも、該当のチャンネル(テレビ局)が放送休止している場合に表示される「E203」。B-CASカードの問題で表示される「E101」「E102」「E103」など、原因に応じたエラーコードが表示されます。
そのためエラーコードとメッセージ内容は、トラブルの原因を特定する重要な手掛かりになります。ただエラーコードは、テレビなど機器が自己診断により表示するものになるため、実際のトラブルの原因とはやや異なる場合もありますのでご注意ください。
個々のエラーコードの種類は、すべて解説すると長くなるため、この項の最後にご紹介するコラム記事をご確認ください。
またテレビ画面が乱れるトラブルの症状によっても、大まかな原因の判断が可能です。
例えば地デジアンテナとBS/CSアンテナの両方を設置している住宅で、すべての部屋でどちらの放送も正しく映らなくなった場合には、アンテナ配線部のケーブルや機器に問題が生じ、十分な電波が届かなくなっている可能性が高くなります。
同じように、すべての部屋でどちらか一方だけの放送が映らない場合は、映らない側のアンテナや電波に問題が生じている可能性が高くなります。
また特定の部屋でのみテレビ放送が映らない場合は、その部屋のテレビ機器やB-CASカード、配線部などに問題がある。また受信できる電波レベルの低下やアンテナ、ブースターの不調で、全体の電波レベルがやや下がり、特に既存のアンテナから遠く、電波の減衰量が多い部屋で問題が発生していることが考えられます。
これらの手がかりから、ある程度はご自宅で生じたテレビ画面の乱れの原因を特定し、ご自宅での対処により復旧できるケースもございます。
ただ一方で、複数の原因や複合的要因が考えられ、具体的な原因の特定が難しい場合や、屋根の上のアンテナを修理する必要がある場合など、ご自宅での対処が難しいケースも考えられます。
そのような場合は、トラブルの当日など速やかに、信頼できるアンテナ工事の専門業者へとご連絡の上、お早めに原因の特定や対処をご依頼されることをおすすめいたします。
なおご自宅でテレビの画面が映らない、乱れるなどのトラブルが生じた場合、当あさひアンテナのフリーダイヤルへご連絡いただければ、アンテナに関する専門知識の豊富なオペレーターが、まずお客様のご自宅での症状やご視聴環境などをお伺いし、考えられる原因と、ご自宅で可能な対処をご説明いたします。
このお電話口でのご説明で問題が解決できた場合には、料金は頂戴いたしませんのでご安心ください。お電話でのご説明で問題が解決しない。ご自宅での対処が難しい問題の場合は、ご依頼いただければ弊社のアンテナ職人が現地へと駆け付け、原因の特定と、夜間工事にもご対応して最短即日での修理、復旧を実施いたします。
ご自宅でテレビ放送のご試聴に問題が出た場合には、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル、公式サイトのメールフォームやLINEアカウントまで、ご相談だけでもお気軽にお寄せくださいませ。
この項でご説明したエラーコードの種類をはじめ、ご自宅で各種のテレビ受信トラブルが生じた場合、考えられる原因と対処法など関連の情報は、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは?
・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは?E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説
・テレビ放送のアンテナ受信レベルが下がる原因とは? アンテナレベルチェッカーで電波強度を確認する方法とその他の対処法を紹介
・電波障害? テレビが映らない原因はアンテナトラブル? 確認と対処法
・テレビ側で地上デジタル放送(地デジ)のチャンネルスキャンができないときの受信、設定の対処方法
・地デジ用UHFテレビアンテナのレベルが下がる原因と対処法とは? VHFアンテナとの違い、受信感度が高まる工事の方法を解説
・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!
・テレビ放送電波の感度が低くなる原因は? 地デジアンテナの受信レベルを上げるための地デジ電波の基礎知識と工事の対処法を解説
・地デジやBS/CSアンテナで受信感度が落ち突然テレビが映らなくなる原因、受信レベルを上げ映るよう解決する対処法の工事は?
・テレビアンテナの受信レベル低下で地デジやBS放送が突然、映らなくなる原因と、受信感度を上げて解決する工事など対処法とは?
・BS・CS放送がテレビで正しく映らない原因と対処法・アンテナの受信から工事を解説
・自宅で衛星放送のBS放送が映らない原因と対処法とは? テレビ本体やBS/CSアンテナの調整、修理で解決する方法を全解説!
・地デジ放送は映るのにBS/CS衛星放送が映らない場合の対処法
・BS/CS衛星放送は映るのに地デジ放送が映らない場合の対処法
・衛星放送用BS/CSアンテナの受信レベルが急に低くなりテレビ放送が映らない原因とその対処方法、アンテナレベル確認を解説!
・地デジ、衛星放送のテレビアンテナ故障例、テレビ放送が映らなくなった場合に考えられる原因とその対処法は? 必要な工事を解説
・BS放送、CS放送の衛星放送が映らないアンテナトラブルの原因とその対処法について、ご自宅でも可能な方法をFAQで徹底解説
・テレビ本体の不具合・故障とその原因、症状別の対処法と修理費用
テレビアンテナのトラブルの実例とは?
ここまででもご説明した通り、テレビアンテナが設置から耐用年数を過ぎると、長年の自然環境の影響による老朽化などから、各部の劣化による破損、耐久力の低下などが起こりやすくなります。
例えば地デジ電波を受信する素子の破損。BS/CSアンテナのディッシュ部の歪みやコンバーターの故障。またケーブル接続部の劣化などで、アンテナ本体の受信機能が低下する。受信した電波を正常に送信できなくなるなど、アンテナ機能を失う故障が生じると、当然ながら、テレビ放送のご視聴にも大きな支障が出ます。
ただ、現在では日本三大アンテナメーカー(DXアンテナ、マスプロ電工、日本アンテナ)や、この三者に匹敵する大手メーカー、サン電子など、近年の国産大手メーカー製のアンテナ本体であれば、自然環境に対する耐久力も高くなっており、アンテナ機能が損なわれるほどの故障は、よほど老朽化が進むか、激しい災害や想定外の事故でない限り、発生するリスクは低い傾向があります。
ただ設置から長年が過ぎたアンテナでは、アンテナ本体よりも、固定する器具のサビや金属疲労などにより、固定部の耐久力が低下しやすくなります。
そのためアンテナの老朽化に伴うトラブルで、もっとも多いと言えるのが、アンテナ角度のズレによる受信不良になります。
これは地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも性質は異なりますが、どちらも「指向性」が非常に高いアンテナであるため起こりうることです。
以下、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの別に、角度のズレをはじめ、生じやすいアンテナトラブルとその対処、注意点について解説してゆきます。
なお、自然環境の影響によるアンテナトラブルと、その対策となるアンテナ機種、設置の方法については、以下の各コラム記事でもそれぞれ詳しくご説明しております。
・地震や強風でテレビの地デジアンテナが倒れるなどの問題に対処法や対策はある? 修理費用の相場や安い工事業者の選び方も解説!
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・強風、台風などでアンテナが倒れた修理の対処は? 対策となるアンテナ工事法。火災保険で相場より費用を安くする対処法も解説
・屋根の上の地デジテレビアンテナが強風などで倒れる原因と対処。修理や対策の取り付け工事と費用を相場より安くする方法は?
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・降雪や積雪の影響で地デジ、BS/CSのテレビ放送が映らなくなるトラブル対策になるアンテナ工事の方法とは?
・テレビアンテナが台風などの風で揺れてテレビが映らない対策の工事とは? アンテナが倒れる原因や対処法、修理の費用も解説!
地デジアンテナで多いトラブルとは?
地デジ放送(地上デジタル放送)では、日本国内でも主要な場所に数多く設置されている地デジ電波塔の先端から、地表の空間を通じてその周辺一帯へ送信される地デジ電波を、一般の住宅などに設置された地デジアンテナで受信しています。
この地デジ電波は、UHF(極超短波)のうち470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯の電波になり、その波長の幅は、約40センチから60センチ程度です。
この電波塔からの電波が、地上の空間を伝わって地デジアンテナまで届くため、地デジ放送やそれ以前のアナログテレビ放送は「地上波テレビ放送(地上波放送)」と呼ばれるのです。そのため
地デジアンテナも、上記の周波数帯にあたるUHFの受信に特化した「UHFアンテナ」になります。
この地デジ電波(UHF)には、地上の空間で長い距離を伝わるほど、徐々に電波レベルが減衰(弱まり)していく性質があります。
また地デジ電波は、日本最大の電波塔である東京都の東京スカイツリーの先端など、高い位置から周辺の住宅などにある地デジアンテナまで、多くの場合、上空から下る形で送信されますが、電波が届く範囲でも、その途中で山地などの障害物となる地形に遮られることもあります。
そのため各電波塔から地デジ電波が届く範囲は、電波塔の周辺、または地デジ電波が送信される特定の方向で、山地などの内側にあたる一帯になります。そして電波塔からの地デジ電波が到達する範囲であっても、電波塔から離れるほど、その電波レベルは弱まってゆきます。
電波塔から送信される地デジ電波について、おおよその受信レベルで地域を区分したものを「電界地域」と呼びます。
電界地域の基準は統一されていないため、使われる場所で分類や基準が異なる場合もございますが、一般的には、ある特定の電波塔から送信される地デジ電波レベルが、80㏈以上で受信できれば強電界地域。80㏈から60㏈であれば中電界地域。60㏈以下なら弱電界地域になります。
ただ実際には、空間を伝わる地デジ電波レベルは気候や天候にも影響を受け、一年を通して6㏈程度の変動が生じる他、電波は水分にも吸収されるため、雨や雪などの悪天候では大きく電波レベルが低下します。そのため変動を踏まえた余裕ある電波レベルの確保が必要になります。
また弱電界地域からより遠く、受信レベルが55㏈から40㏈以下になると、一般的な地デジアンテナでは安定した受信が難しく、受信範囲外となる「微弱電界地域」に分類されることもございます。
地デジ電波にはこのような性質があるため、戸建て住宅などに設置する地デジアンテナの側も、各電界地域に合わせた受信性能の機種と設置位置を選ぶ必要があります。
地デジアンテナの受信性能は、機種、モデルごとに、素子(電波を受信する部品)の数を示す素子数。または受信性能を素子数に換算した素子数相当で表され、強電界地域では8素子から14素子(相当)。中電界地域では14素子から20素子(相当)。弱電界地域やそれ以下のエリアでは20素子(相当)や高性能モデルが使用されます。
また地デジ電波は高層ビルなどの建物にも遮られますが、地デジ電波には一定の波長の幅から音のような性質もあるため、ビルなどに遮られても、乗り越えた向こう側で広がって、反対側に電波が届く性質もあります。
ただ地デジ電波が障害物を乗り越える性質にも限界があり、ビルの影に当たる直近の一帯には電波が届きにくく、受信レベルが大きく低下します。同じ理由から強電界地域などでも、住宅密集地で家と家の間の狭い間隔には電波が届きにくく、やはり受信レベルが大きく低下することがあります。
したがって地デジアンテナの設置では、第一に、各電界地域に対応する受信性能、つまり素子数(相当)のモデルを設置すること。そして住宅などの各現場では、周辺に障害物がなく地デジ電波を十分に受信できる位置、具体的には、屋根の上などできるだけ高所にアンテナ取付を行うことが重要になります。
設置した地デジアンテナの受信性能が電界地域に対して低いと、必要な受信レベルが不足することはもちろん、電界地域に対して性能が高すぎる場合も、ノイズを受信しやすくなって電波の品質が下がり、テレビ画面の乱れなどにつながる場合があるためご注意ください。
またアンテナの設置位置は、強電界地域であれば周辺環境にもよりますが、屋根の上だけでなく、住宅の壁面やベランダ、また屋内などにも十分なレベルの地デジ電波が届きやすく、自由度が高くなります。
ただ中電界地域から弱電界地域になるほど、到達する電波レベルが低下し、周辺の障害物や気候などにも影響を受けやすくなるため、屋根の上など電波を受信しやすい、できるだけ高い位置を選ぶ必要が出てきます。
また地デジアンテナを受信に適した位置に設置する場合、基本的に地デジアンテナの真正面を、必ず近隣の地デジ電波塔の方向(電波が届く方向)に向ける形で、方位角(左右の角度)を調整して設置することが必須です。
これは地デジアンテナに、アンテナの真正面側でのみ受信性能が高まる「指向性」があるためです。そのため地デジアンテナでも、本体の真横や後部などではほとんど電波を受信できなくなりますが、この点にはノイズの受信を防ぐ利点もあります。
地デジアンテナの指向性は、アンテナの受信性能や機種ごとの特性により異なりますが、受信性能が高い機種、モデルほど指向性が高く(受信性能を発揮する幅が狭く)なり、また同じ素子数(相当)の地デジアンテナでも、指向性が高いほどその範囲内の受信性能が高まります。
具体的な指向性は、アンテナの受信性能がもっとも向上する真正面を基準に、アンテナの角度を左右にずらして、受信性能が真正面の半分になる「半値幅」という数値で表されます。
したがって指向性の高い(半値幅の狭い)地デジアンテナ機種を使用して、アンテナの正面側を地デジ電波塔の方向へと正確に向けることで、狭い受信範囲で高い受信性能を発揮し、ノイズも受信しにくくなることから、安定した地デジ受信を実現しやすくなります。
反面、地デジアンテナでも指向性の高い機種は、長年の利用による耐久力の低下や、激しい風雨や地震などの影響などで角度のズレが生じ、アンテナの真正面(半値幅の範囲)が電波塔の方向から外れることで、受信感度が大きく低下して受信トラブルが生じやすくなります。
なお現在の地デジアンテナ機種は主に、戸建て住宅の屋根の上などで、マスト(支柱、ポール)の先に立てられる、魚の骨に似た形状の古典的アンテナ「八木式アンテナ」。
アンテナの機器部を長方形のケースに収めた平面パネル状で、壁面などに固定される「デザインアンテナ」。やはり機器部を円柱形のカバーに収めた形状で、屋根の上などに立てられたマストに固定される「ユニコーンアンテナ」の三種類になります。
八木式アンテナは、電波を受信する素子などの機器部が露出した設計で、アンテナの正面側は、魚の頭の形とは反対側の先端です。そのため屋根の上のマストの先で、先端を電波塔の方角に向けて角度調整を行います。
その形状から八木式アンテナは指向性が高く、屋根の上などの高い位置に設置され障害物に影響されにくいことから、同じ素子数相当の他機種と比べても受信性能がもっとも高く、安定しやすい点が特長で、受信性能を重視する施工に使われます。さらに古典的な機種のため、設置費用も低価格になります。
また8素子、14素子、20素子や高性能モデル(パラスタックアンテナ)など、受信性能別のモデルが豊富で、強・中・弱電界地域や微弱電界地域などでも幅広く対応できます。
一方、その形状と設置の位置、指向性の高さなどから、屋根の上で目立って住宅の見た目や景観に悪影響を与えやすい。そして自然環境の影響による経年劣化が進みやすく、他の機種に比べると、耐用年数(寿命)が10年程度と短くなり、ここまででご説明した、老朽化や角度のズレなどのアンテナトラブルが生じやすい弱点もあります。
弱電界地域など受信レベルが低い地域では、八木式アンテナ以外に地デジアンテナ機種の選択肢がない場合もあります。ただ八木式アンテナにはステンレスモデルや雪害用、塩害用モデルなど、素材や設計、表面加工で耐久性を高めたモデルもあり、このようなモデルの利用により、経年劣化やそれに伴うトラブルについて、一定の対策となります。
デザインアンテナはその形状や設置位置から、設置の見栄えがいい他、風雨などに影響を受けにくく、耐用年数も15年から20年程度と長くなり、老朽化やトラブルも生じにくい点が特徴です。
特に強電界地域で住宅の建材が地デジ電波を通しやすいなどの条件が整っていれば、屋根裏や天井裏空間への設置も可能となり、この場合、自然環境の影響をほぼカットできて、経年劣化やトラブルのリスクも大幅に軽減できます。
デザインアンテナの角度調整は、まず電波塔の方角に向いた壁やベランダなどに固定具を取り付け、そこに設置したアンテナ本体を、電波塔の方角に平面状の正面が向くよう、固定具を軸に左右へと傾ける形で行います。
一方でデザインアンテナの弱点は、受信性能は主に20素子相当と26素子相当で、指向性も低いため本体の受信感度もやや低くなる点になり、主に強・中電界地域向けのモデルになります。
さらに壁面など低い位置に設置されることから、強電界地域でも高層建築の近隣や住宅密集地では、地デジ電波レベルを確保できず、設置できないケースもあります。
そのためデザインアンテナの設置には、前もって綿密な電波調査で、十分な受信レベルを確保できる設置の場所を確認することが重要です。特にアンテナ工事の専門家ではなく、電波調査が不十分な業者がデザインアンテナを設置した場合、気候や天候による地デジ電波レベルの低下で、地デジ放送の画面が乱れるケースもあるため注意が必要です。
ユニコーンアンテナ(マスプロ電工製「U2CN」)は、デザインアンテナとほぼ同等のメリットや寿命ながら、主に屋根の上に立てたマストの先など高い位置に設置することで、デザインアンテナより受信感度が高まり、高層建築の付近や住宅密集地にも対応できるケースが多いモデルです。
角度の調整方法は、屋根の上など見晴らしのいい位置で、アンテナ本体をマストの先に立て、正面に当たる機種名や社名のロゴが入った側を、電波塔の方角へ向ける形になります。
ただユニコーンアンテナはデザインアンテナよりさらに指向性が低いため、やはり強・中電界地域向けで、最新機種でもあるため設置費用が他の機種に比べて割高というデメリットもあります。
総じて地デジアンテナに関しては、現場の受信環境で可能であれば、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナを利用すること。またできるだけ壁面やベランダの内外など、風雨を避けやすく点検も安全に行える位置に設置することが、経年劣化やトラブルを抑える有効な対策となり得ます。
なお当あさひアンテナでは、上記の各種地デジアンテナについて、国産大手メーカー製の高品質アンテナ本体(標準機種)と、必要な基本の設置具、同軸ケーブル、八木式アンテナでは防水処理の価格もセットにした基本設置工事費を、業界最安に挑む価格でご案内しております。
八木式アンテナではDXアンテナ製、軽量で耐風性能も高い20素子モデル「UA20」本体による基本設置工事を「税込み15,000円」から。
デザインアンテナではDXアンテナ製20素子相当モデル「UAH201」か、マスプロ電工製、強電界地域専用コンパクトモデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」による基本設置工事を「税込み20,000円」からでご案内しており、屋根裏、天井裏空間への設置が可能な場合は、追加工事費はご無用の基本設置工事費のみで施工いたします。
最新モデルのユニコーンアンテナは現在、基本設置工事を「キャンペーン価格」でご案内しております。
また上記の標準機種の他にも、各素子数モデルや高性能型、塩害用、雪害用などの高耐候モデル。カラーバリエーションなども用意しており、現場の環境で可能な限り、お客様がご希望になる地デジアンテナ機種や設置工法をご提供いたします。
ここでご説明した地デジ放送の特性や地デジアンテナの機種、設置方法については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は?
・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?
・地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?
・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!
・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説
・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!
・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか? アンテナ機器の選び方を徹底解説!
・地デジテレビアンテナの種類とは? 地上デジタル放送用UHFアンテナの特徴とモデルの違い、適した工事の選び方を解説!
・地デジ用テレビアンテナ各種類の違いと選び方とは? 戸建て住宅への設置や交換する方法、工事費用はいくらかの相場も解説!
・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!
・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!
・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!
・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介
・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説
・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!
・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!
・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!
・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは? アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説
・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説
・デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説
・地デジ用テレビアンテナ「デザインアンテナ」の失敗しない取り付け工事とは? 価格や工事費用、料金の相場や業者選びも徹底解説
・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは? 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説
・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は? 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説!
・人気地デジアンテナ、デザインアンテナのメリットとデメリットとは? その失敗例から、適切な取り付け工事の選び方と費用を解説
・徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は?
・室内設置におすすめ地デジテレビアンテナの選び方とは? 人気デザインアンテナ屋根裏取り付けで失敗しない工事方法、費用を解説
・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!
・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは? 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介
・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説
・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?
BS/CSアンテナで多いトラブルとは?
地上波放送である地デジ放送に対し、衛星放送では、地球上から空の一点に静止して見える(実際には赤道軌道上を地球の自転と共に周回している)人工衛星「静止衛星」から、地上の広範囲へと放送電波を送信しています。
衛星放送の電波は、地デジ電波より周波数帯の高いマイクロ波の一種で、波長の幅が10センチから1センチになる「センチメートル波(SHF)」になります。
日本の衛星放送ではSHFでも12GHz前後の周波数帯、波長の幅は25ミリ前後の電波が使われるため、日本では衛星放送の電波は「12GHz帯」とも呼ばれます。
周波数が高く波長の短い電波は、光のように直進性が高い性質を持ち、静止衛星から日本全体に12GHz帯の電波を照射するような形で送信されます。
12GHz帯の電波による衛星放送は、一基の静止衛星から日本全域に、大容量の電波を効率よく送信でき、地デジ電波のようにエリアによる電波レベルの差がほとんど生じず、国内全域をカバーできる。また地上の障害物や気候、災害などにも影響されにくい特性があります。
その一方で12GHz帯の電波は、静止衛星から地上まで光のように直進して届くため、太陽光が地上で物に当たると影ができるように、障害物に遮られやすい性質があります。
地デジ電波と違って12GHz帯の電波は波長が短いため、障害物に遮られると乗り越える性質が弱く、いったん遮られると、その先では電波レベルが低いままになるのです。
また12GHz帯の電波は、多少の風雨では電波レベルに影響を受けにくいものの、雨や雪の粒が波長の幅と同じ25ミリに近くなると、電波が雨や雪に吸収され、空間で乱反射も生じて、アンテナでは十分なレベルを受信できなくなり、受信障害が起こる「降雨減衰」「降雪減衰」が生じることもあります。
この降雨、降雪による減衰(受信不良)への対策は、基本的に天候の回復を待つことになります。
そしてこの12GHz帯の電波を受信するアンテナは、大きな皿のような円盤を持つパラボラアンテナのBS/CSアンテナ(BS/110度CSアンテナ)になります。
日本の衛星放送は、放送衛星を用い、不特定多数を対象にする放送のBS放送。通信衛星を用い、放送事業者と契約した世帯を対象にするCS放送に分かれますが、BS放送、110度CS放送(スカパー!)とも東経110度の静止衛星を使用するため、一基のBS/CSアンテナで双方を受信できます。
このBS/CSアンテナの仕組みは、静止衛星から直進的に送信される12GHz帯の電波を、皿のような円盤「ディッシュ(dish:皿)」または「放物面反射器」の内側で反射し、ディッシュの前面中央に集中させます。
12GHz帯の電波が集まる部分には、金属製のアームの先に、電波を集める一次放射器と、12GHz帯の電波をテレビ電波に適した周波数帯に変換するコンバーターが一体化して設置されています。
12GHz帯の電波は周波数帯の高さから、そのままではアンテナケーブル(同軸ケーブル)で正常に伝送できないため、コンバーターで伝送に適したMHz帯の電波へ変換した後、屋内のテレビ機器のBS/CSチューナーに送信します。
したがってBS/CSアンテナの設置では、ディッシュの仰角と方位角(上下および左右の角度)を、静止衛星の位置する東経110度(南西方向)へ、ミリ単位で正確に角度調整することが必須です。
角度調整が正確でないと、12GHz帯の電波が一次放射器に集まる焦点がずれてしまい、受信感度が大きく低下します。BS/CSアンテナは、地デジアンテナよりさらに指向性が高いアンテナと言えます。
そしてBS/CSアンテナの経年劣化などによりディッシュの角度がずれて、受信レベルが大きく低下した場合には、あらためて角度調整を行い、場合によっては固定部の金具を交換するなどして、新設時と同様の耐久力を回復する作業が必要です。
もうひとつ、12GHz帯の電波は上記の通りわずかな障害物にも遮断されるため、BS/CSアンテナを向けた東経110度の方向にわずかな障害物でもあると、BS/CSアンテナの機能や角度調整に問題はなくとも、アンテナに十分な電波が届きにくくなり、受信不良が発生します。
そのためBS/CSアンテナの設置には、ディッシュを東経110度に向ける際に、その方向に電波を遮る建物や山、また樹木や枝葉、電柱、電線、洗濯物などわずかな障害物も存在しない点。またアンテナの設置後に建物や設備が建てられる。樹木が伸びるなど、障害物が発生する可能性が低い位置を選ぶことも重要です。
BS/CSアンテナは、車載用、アウトドア用の特殊モデルや、CS放送でも異なる角度の通信衛星を用いた別サービス用のアンテナを除けば、基本的な設計はどのメーカーやモデルでも同じになり、受信性能にもほとんど差は生じません。
バリエーションとしては、一般住宅用でディッシュ直径が45センチの45型の他、マンションなど集合住宅向けの50型から120型までの大型モデル。また家庭用の45型では、設計の工夫により耐風性能を高めた高耐風モデルが存在します。
また一般の住宅でも、降雨(降雪)減衰への対策や、静止衛星からの距離の遠さで、12GHz帯の電波がやや弱まるエリアでは、50型、60型などやや大型のBS/CSアンテナが使われることもあります。
なお現在のBS/CSアンテナは、従来の2K衛星放送(右旋円偏波)と、新4K8K衛星放送(左旋円偏波)の双方を受信できる2K4K8K(右旋・左旋)対応型になります。
ただ新4K8K衛星放送がスタートする2018年(平成30年)以前のBS/CSアンテナは、左旋円偏波に対応できない2K(右旋)対応型(現在は生産終了)になり、ご自宅に設置されているBS/CSアンテナが2K対応型である場合は、新4K8K衛星放送を受信するためにBS/CSアンテナや、場合によっては配線部の機器などの交換も必要になってきます。
また上記した12GHz帯の電波を変換するコンバーターは電子機器であるため、アンテナ配線部のブースター、またはテレビなど受信機器側で電源設定を行い、チューナー端子から配線を通じて給電する形で電源が必要となります。
この電源設定が正しく行われていない。過給電によるショート。経年劣化による故障などでコンバーターが機能せず、12GHz帯の電波が変換されない場合も、やはり衛星放送は視聴できなくなりますのでご注意ください。
なおコンバーターが故障した場合、共同住宅向けの大型BS/CSアンテナであれば、コンバーターの交換も可能ですが、家庭用の45型モデルでは、交換にかかる費用にほとんど差がないため、アンテナ本体ごと交換することになります。
BS/CSアンテナで多いトラブルも、角度調整が地デジアンテナより厳密であること、またディッシュが風雨などを受けやすい形状から、経年劣化とそれに伴う角度のズレなどになります。
一般住宅のBS/CSアンテナは、地デジアンテナにプラスして、必要に応じ追加設置されるアンテナで、設置位置は主に配線をまとめやすい地デジアンテナの近くになります。
障害物に影響されず角度調整が行いやすい点では、屋根の上などの高い位置が有利ですが、BS/CSアンテナは上記の条件さえ確保できれば特に設置場所を選びません。
そのため窓に近い壁面やベランダの内外などへの設置では、風雨を避けやすくなり、メンテナンスやトラブル時の再調整なども行いやすいため、アンテナの大きな劣化を抑えやすくなります。
他にも、風雨などによるBS/CSアンテナの経年劣化、角度のズレや破損などのトラブルを抑える対策には、上記した高耐風モデルを採用する方法もあります。
なお当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナの基本設置工事に、DXアンテナ製の45型モデル「BC45AS」や必要な部材の費用を含め、地デジアンテナとのセット設置では「税込み15,000円」からでご案内いたします。
高耐風モデルでは、ディッシュに無数の風穴を開けたパンチングメタル仕様や各接合部の強化により、業界最強クラスの耐風性能を実現した、同じくDXアンテナ製45型モデル「BC453SG」の基本設置工事を「特別価格」でご案内いたしております。
衛星放送の特性や電波の性質、またBS/CSアンテナの設置や角度調整、4K8K放送への対応機器、トラブルへの対策などについては、以下の各コラム記事でも詳細をご説明しております。
・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~
・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」
・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!
・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!
・「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?!
・衛星放送用バラボラアンテナ・BS/CSアンテナの種類と選び方とは? 地デジテレビアンテナとの違い、家屋への設置工事を解説
・衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで解説!
・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法
・衛星放送用のBS/110度CSアンテナには電源が必要? BS/CSアンテナにテレビなどの設定で電源を供給する方法とは
・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!
・雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?
・衛星放送用BS/CSテレビアンテナの寿命は何年? 取り付けから約10年後の交換工事の時期や映らなくなった時の対処法を解説
アンテナ修理、交換に適した業者と修理費用に火災保険を適用する方法
ご自宅で屋根の上などのテレビアンテナが倒れる、傾いている、老朽化が進むなどのトラブルが見て取れる。また受信不良が発生している場合に、立て直しなどの修理を依頼すべき業者は、当あさひアンテナのような、優良なアンテナ工事の専門業者がオススメです。
新規アンテナ取り付けを依頼できる事業者では、家電量販店やホームセンターの店舗で購入したアンテナの取り付け工事を依頼する。新築物件ではハウスメーカーなどにオプションのアンテナ設置を依頼する。またリフォーム業者や地元の電気店に依頼するなどの選択肢があります。
ただこれらの業者の場合、家電量販店やホームセンター、ハウスメーカー、リフォーム業者などは工事の受付を行う窓口にすぎず、実際の工事は町の電気店などの下請け業者が担当します。
したがって下請け業者を用いる業者では、仲介手数料などの中間マージンにより工事費用が割高になります。また通常、下請け業者はエアコンの設置など電気工事全般を請け負っており、アンテナ工事の専門家ではないため、アンテナ工事については基本的な設置のみに対応し、トラブルの原因を特定して対処するなど、精密な工事には対処できないこともあります。
そもそもこのような業者では、その業者が設置したアンテナ以外の、一般的なアンテナ修理の工事は受け付けておらず、アンテナ本体の交換にしか対応できないケースも多くなります。
対してアンテナ工事の専門業者では、アンテナ工事のプロとして、テレビ電波の性質やアンテナの性能、配線部の構造まで、専門知識が豊富で、トラブルに際してもその症状に基づき、現場の電波調査からアンテナ、配線部の状態確認までを行い、正確な原因を特定します。
そしてお客様にトラブルの原因をご納得いただけるよう説明し、復旧に必要な修理や角度調整、アンテナやブースターなど周辺機器の交換のみを、低価格でご提供いたします。
特にアンテナ本体の交換に関しては、復旧が難しい致命的な故障や、老朽化が激しく交換する方がリーズナブルと思われる場合にのみ、ご提案いたします。
例えば当あさひアンテナでは、屋根の上などご自宅では作業の難しいテレビアンテナのトラブルについても、部分的な素子、ケーブル接続部の劣化など比較的、軽微で復旧可能な故障であれば「税込み5,000円」からでご対応いたします。
トラブルの原因が地デジ、BS/CSアンテナ角度のズレである場合は、的確な方向に角度調整を行い、設置部を補強して固定し直す方向調整の作業を「税込み8,000円」でご対応しております。
またアンテナ交換の場合は、交換に際して必要な既設アンテナの撤去、不要なアンテナの処分をセットにしたアンテナ撤去作業を、1.8メートルまでのアンテナであれば「税込み5,000円」で実施いたしますので、基本的なアンテナ交換費用は、撤去費と前述したテレビアンテナの基本設置工事費になります。
なお弊社では、お住まいのテレビアンテナが、弊社の施工であるか否かを問わず、トラブル時の修理にご対応いたします。
ただ弊社が設置したテレビアンテナであれば、弊社では設置の完了日から「10年間」の、業界最強クラスにあたる長期保証をご用意しております。
もし弊社施工のアンテナで、設置から10年以内にトラブルが発生した場合には、すぐ弊社のフリーダイヤルなどへご連絡いただければ、弊社の社員スタッフであるアンテナ職人が即座に現場へと駆け付け、保証範囲内の問題であれば完全無料で、夜間工事にも対応して早急に復旧いたします。
この長期保証は、弊社が施工したテレビアンテナであれば、経年劣化がよほど進行しない限り、滅多にトラブルは発生しないという、施工技術への自信の証でもあります。
また、もしご自宅のアンテナが、台風などの強風や豪雨、積雪、竜巻、また隕石など外部からの落下物、飛来物や爆発事故といった、想定外の事故などで損害を受けた場合には、ご自宅で加入されている火災保険により修理費用が保証されて、ご負担が軽減される場合もございます。
火災保険では多くの場合、火災だけでなく、その他の自然災害による被害も保証する「風災保証」など、各種の災害、事故による被害にも対応しているためです。
ただ地震の場合は被害が甚大になることもあるため、別途、オプションで地震保険などに加入されていない限り、家屋や家財の被害に対して保証を受けることはできません。
実際には、ご自宅で加入している火災保険の契約内容、保証範囲などを確認する必要もございますが、当あさひアンテナでは、上記のような災害、事故などでご自宅のアンテナが破損、故障した場合に、アンテナの修理、交換だけではなく、修理費用に火災保険を適用なさりたいお客様のご要望にも対応しており、修理に並行して、火災保険の保険金を受ける対処も実施しております。
具体的には、アンテナ工事の修理に並行して、施工前後のアンテナや現場など、被害状況がわかる画像や写真、アンテナ修理の調査報告書、見積書、施工前後の現場写真など、保険会社への補償請求に必要な書類を、弊社にてすべてご用意いたします。
保険請求の手順は、修理と補償請求のどちらが先かなどで異なりますが、弊社ではお客様のご希望に合わせ、最適の手順をご案内いたしますので、請求の流れなどはお任せいただければ幸いです。
ただ保険請求書類の作成や保険会社への交渉は、契約や法的な規定から、お客様ご自身で行っていただく必要がございます。もっともそれらのお手続き全般についても、保険の専門知識をもつ弊社スタッフが、可能な限り万全のサポートをいたしますので、お客様にはご安心していただけます。
ご自宅でのテレビ受信トラブルの原因特定から、アンテナ修理、交換などの対処、さらには修理費用に火災保険を適用するご相談についてまで、まずは当あさひアンテナまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
なお、ここでご説明したアンテナ修理に対応できる業者や、修理、交換について、またアンテナ修理で火災保険の適応する方法などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?
・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説
・テレビアンテナが故障したときの修理に対応できる工事業者を比較しておすすめ業者をご紹介! 業者別、修理費用の相場も解説!
・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説
・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方
・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!
・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!
・地デジ、衛星放送でテレビアンテナの向きに適した方向とは? アンテナ機種別の設置位置や自分で角度調整を行う方法も解説!
・地デジ、衛星放送用テレビアンテナを正しい向きに自分で調整する方法とは? アンテナ角度の調整に必要となる工事の手順も解説
・テレビアンテナの寿命と交換時期は? 地デジ・衛星放送別に必要な工事を徹底解説!
・BS/CS衛星放送や地デジ用アンテナの寿命と交換時期は何年? 取り付けから約10年でテレビが映らない時の対処法を解説!
・ご自宅に設置されているテレビアンテナを交換する時とは? 工事にかかる費用の相場はいくらか、また工事を進める方法を解説!
・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)の交換・撤去(前編・時期編)
・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)およびアンテナ機材の交換・撤去(後編・手順編)
・台風などで壊れたテレビアンテナの修理に火災保険の申請を使える場合と、工事費用の目安を紹介。
・地震や台風によるテレビアンテナの故障は火災保険で修理費用が出るってホント?
アンテナ修理の方法と費用・まとめ
本コラムでは、主にテレビアンテナ本体に起こり得る故障などのトラブルと、その対処法についてご説明いたしました。
本文でもご説明した通り、当あさひアンテナでは、お住まいの各種テレビアンテナで、外見からわかる老朽化や、映りが悪いなどの状況が生じた際には、弊社フリーダイヤルなどにご一報いただければ、即日工事、夜間工事も含めて、早急な復旧のご対応をいたします。
弊社ではすでにご説明した通り、弊社取り付けのアンテナでは設置からの10年保証や、アンテナ修理に火災保険を適用する場合のサポートにもご対応しております。
弊社では、アンテナの新規設置から交換、修理。またブースターや分配器など各種機器の設置や交換、調整まで、テレビアンテナに関する工事であれば、どのようなことにも対応できます。
また事前の電波調査、お見積りも、出張料やキャンセル料を含む完全無料でご対応いたします。
実際の施工は、経験と実績の豊富な弊社社員のアンテナ職人が担当し、中間マージンをカットした低料金でご案内しており、故障などトラブル対応では、早急に原因を特定し、確実な復旧と再発を防ぐことを大前提に、必要最小限の内容と費用で丁寧な工事を実施いたします。
復旧にかかる時間は、トラブルの症状や修理、調整の箇所にもよりますが、最短なら30分程度。やや難しい作業でも2時間から3時間程度で完了いたします。
お住まいのテレビアンテナで老朽化や急なトラブルでお困りのお客様は、火災保険の適用も含めて、施工費用を抑え早急な復旧を実現できる、当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、まずはご相談だけでもお寄せくださいませ。