お住まいの中で一部屋だけテレビが映らない不具合の原因と対処法とは?とは? アンテナを修理する工事の料金、費用も解説!

2022年07月11日

「テレビは一家に一台」「お茶の間で一家そろってテレビを見る」「チャンネル争い」……
このような言葉を聞いたことがある方は、おそらく昭和の生まれ、いまではそれなりの年齢になっておられる方だと思われます。

日本においてテレビ放送が始まったのは、1953年(昭和28年)2月1日のことです。その後、1960年代、昭和35年から45年頃にかけては、ほぼ一家に一台といえるほど白黒テレビの普及率が高まり、またカラーテレビも普及しはじめます。
1970年代にはカラーテレビも一般化しますが、まだこの頃はテレビといえば高級品で、一家に一台が普通でした。そのため家族がテレビを設置しているお茶の間に集まって、テレビを見ながらの一家団欒。また家族同士、同じ時間帯で見たいテレビ番組が重なった場合にはチャンネル争いが起こるといった話もよく聞かれました。

その後、1980年代頃には、テレビの小型化、低価格化によって、テレビは一家に一台から一人一台の時代になってゆきます。さらにはテレビ番組を録画できるビデオデッキの普及、ファミリーコンピューターをはじめテレビゲームのブームなど、時代につれてテレビの役割はさまざまに変化してゆきます。

そして21世紀、令和の現在。
地上波のテレビ放送が、従来の地上波アナログ放送から、2011年(平成23年)7月24日に地上波デジタル放送(地デジ)へと完全に切り替って以降、より鮮明なハイビジョン放送やデータ放送なども実現しています。
またBS、CSなど衛星放送の普及や、ブルーレイ、HDDなどによる録画再生環境の変化。さらに4K8Kとハイビジョンを越える超高画質の登場など、テレビをめぐる環境は現在でも進化を続けています。しかしその一方、インターネットの普及による動画配信サイトの人気などによって、いまや地上波テレビ放送の役割はすっかり薄れているともいわれます。

そんな現在でも、液晶で薄型となったテレビの機器そのものは、テレビ放送の視聴だけでなく、ゲーム機やブルーレイ、HDDレコーダーなどのモニター、またインターネットの動画サイトにも対応するなど、さまざまな機能が付与されることによって、現在でも一人に一台といっていいほど普及しております。

そしてご自宅にテレビアンテナ設置さえすれば、基本的にいつまでも無料であり、スイッチひとつでさまざまな番組が見られる地上波のテレビ放送は、やはり現代でももっとも身近な娯楽であり、ニュースなどの情報源でもあるといえます。
ただこのように便利なテレビ放送も、アンテナ機器などの故障によって、急に視聴できなくなることもございます。

もし戸建て住宅において、設置されているアンテナ本体に大きなトラブルが発生した場合には、ご自宅にあるすべてのテレビに電波が届かなくなり、どのテレビもまったく視聴できなくなります。
しかしご自宅にあるテレビのうち、特定の部屋にある一台だけで、アンテナで受信しているテレビ放送が見られなくなった場合は、アンテナ関係の不調を含む、さまざまな原因が考えられます。

ここでは2022年(令和4年)における最新のテレビ放送の環境を前提に、ご自宅のテレビの中で、一台だけアンテナから受信するテレビ放送が映らなくなった場合について、その原因と対策を解説してゆきます。

テレビ画面にエラーコード[E201,E202,E203]
トップページに戻る

戸建て住宅にて複数のテレビでテレビ放送を視聴できる仕組み

ごく基本的なことですが、ケーブルテレビ(CATV)や光回線を利用した光テレビをご視聴されている場合を除いて、基本的に戸建て住宅に設置されているテレビは、それが何台であっても、テレビアンテナが受信したテレビ電波を、アンテナからのケーブルによって各テレビなどのアンテナ端子(電波受信用のケーブル差込口)に送り込み、内蔵のチューナーによって電波をテレビ信号に変換することで、テレビ画面に番組が映される仕組みになっています。

地上波デジタル放送であれば、屋根の上に設置することが多い魚の骨に似た八木式アンテナ、薄型で壁面に設置できるデザインアンテナ、円筒状で高所に設置できて風雨などに強いユニコーンアンテナなどの地デジアンテナ、BS、CSなどの衛星放送であれば、衛星放送用のパラボラアンテナであるBS/CSアンテナをご自宅に設置し、それらのアンテナで受信した地デジ、衛星放送などのテレビ電波を、アンテナから延びるケーブルで各テレビに届けて、地デジ、衛星放送のテレビ番組を視聴することになります。

パンチングメタル素材・耐風速仕様のBS110度CSアンテナはコチラ

通常、ご自宅に設置されているテレビアンテナから、屋内にある複数のテレビ機器などへテレビ電波を届ける仕組みは、主に以下のような構成になっています。

1:テレビアンテナ

・ご自宅に届いている地デジ、衛星放送などのテレビ電波を受信するテレビアンテナです。
現在では上記の通り、地デジアンテナには八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどの機種が存在する他、BS/CSアンテナにもさまざまなモデルが存在します。

テレビアンテナの各機種については、以下の各コラム記事でも御紹介しております。

(八木式アンテナ)

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!
・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!
・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介
・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説
・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説
・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!

(デザインアンテナ)

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!
・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!
・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説
・デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説
・地デジ用テレビアンテナ「デザインアンテナ」の失敗しない取り付け工事とは? 価格や工事費用、料金の相場や業者選びも徹底解説
・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは? 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説
・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は? 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説!
・人気地デジアンテナ、デザインアンテナのメリットとデメリットとは? その失敗例から、適切な取り付け工事の選び方と費用を解説
・ブースター内蔵の屋外用地デジアンテナとは?テレビ受信レベルが低くなる原因と対処法、低い受信レベルを上げる方法や製品を解説

(ユニコーンアンテナ)

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!
・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説
・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

(BS/CSアンテナ)

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~
・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

2:アンテナブースター

ご自宅に届いているテレビ電波が弱い場合や、ご自宅内にテレビが複数台ある場合などに、屋内のすべてのテレビでテレビ番組が視聴できるよう、テレビ電波を必要な強度まで増幅する装置です。

お住まいで設置するテレビの台数が少なく、周辺のテレビ電波が強力な現場などでは設置が必要ないケースもございますが、現在では、三台以上のテレビを設置する場合にはブースターが必要となるため、ほとんどのご家庭で実質的に設置が必須といえる機器です。

ブースターについては、以下の各コラム記事でもくわしくご紹介しております。

・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】

・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

3:分配器

ブースターを通して強めた地デジ電波を、ケーブルを通して住宅内でテレビがある複数の部屋に枝分かれさせ、等分に分配する装置です。この分配器を設置することで、住宅内でも複数のテレビでテレビ放送を視聴することが可能になります。

ただし分配器によって電波を数等分することで、個々のケーブルに流れる電波はそれだけ弱くなります。そのため、屋内にある個々のテレビで、テレビ番組の視聴に十分なテレビ電波の強度を確保するため、アンテナブースターの設置は事実上、必須となるのです。

分配器については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・1基のアンテナから家にあるすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方、分波器などとの違いを徹底解説!

・アンテナ工事の「分配器」とは何?「分波器」「分岐器」との違い

・テレビアンテナへの分配器の設置で、現場の電波レベルや条件に適した選び方と注意点を徹底解説。分波器や分岐器との違いとは?

・テレビアンテナの分配器の設置・接続、交換方法と注意点

・テレビアンテナの電波を各部屋に分岐する方法は? 分配器と分波器の違い・接続方法や選び方

4:ケーブル

分配器によって各部屋のアンテナコンセントまで分配されたテレビ電波を、アンテナコンセントから各部屋のテレビなどの機器と接続することで、チューナーに届けるケーブル(アンテナケーブル)です。

このアンテナケーブルには「同軸ケーブル」と呼ばれるケーブルが使用されており、テレビアンテナやブースター、分配器など周辺機器の間も、同じ構造のケーブルによって接続されています。

アンテナケーブル(同軸ケーブル)やアンテナコンセントについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!

・テレビ放送や受信機器、設置工事に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と違い、選び方を徹底解説!

・テレビアンテナとテレビを結ぶアンテナケーブル(同軸ケーブル)とは? ご家庭向けケーブルの種類と性能の違いを徹底解説!

・地デジアンテナとテレビを接続するケーブル(同軸ケーブル)とは? 衛星放送でも使えるケーブルの種類や市場や通販の価格も解説

・地デジや衛星放送のアンテナとテレビを接続するケーブルとは? 同軸ケーブルによるアンテナ配線とその工事について徹底解説!

・室内のテレビアンテナケーブルを延長する方法とは? アンテナ線なしのワイヤレスで地デジ、衛星放送を見る方法も解説!

・アンテナコンセントとは?その種類や耐用年数、交換法などを徹底解説!

5:チューナー

テレビやレコーダーなどの機器に内蔵されている、テレビ電波の信号をテレビ放送に変換し、視聴できるようにする装置です。テレビにレコーダーなどの機器を接続している場合は、まずレコーダーのアンテナ端子によってテレビ電波を受信し、さらにレコーダーについているアンテナ出力端子に短いケーブルを装着し、テレビのアンテナ入力端子に接続することになります。

BS/CSなどの衛星放送用アンテナも、基本の構成は同じ形になります。その他の機器として、NHK、広域民放と地方局用で別々の地デジアンテナを設置している場合や、地デジアンテナとBS/CSアンテナなど二台以上のアンテナを設置している場合は、それぞれの電波を一本のケーブルにまとめる「混合器」と、テレビなどでその電波を受信する際に、それぞれの電波を分離する「分波器」の設置も必要となります。

混合器、分波器については、以下の各コラム記事デモ解説しております。

・地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

・戸建て住宅のテレビアンテナ工事に必要な配線と分波器の役割とは? 地デジ、BS/CS放送に適した機器の選び方も解説!

このような構成であるため、戸建て住宅内でのテレビは、基本的にアンテナ端子(アンテナコンセント)のない、つまり分配器からのケーブルが届いていない部屋では視聴できません。ただ他の部屋のアンテナ端子に小型の分配器をつなぎ、アンテナ端子のない部屋までケーブルを伸ばして、テレビに接続すれば、テレビ放送が視聴できるようになります。

住宅におけるアンテナ配線の全体像については、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・戸建住宅におけるテレビアンテナ配線を徹底解説!

・戸建ての家へのテレビアンテナ設置と配線、周辺機器の取り付け工事を行う費用の相場とは? 料金の安い業者の選び方も解説

・戸建て住宅で地デジテレビアンテナを取り付ける工事に必要な配線とは? 設置にかかる費用の相場、料金や業者選びの方法も解説!

住宅内のテレビで一台だけテレビ放送が映らない原因とは?

このようにご自宅でテレビアンテナによってテレビ番組をご視聴になる場合は、一台のテレビアンテナが受信したテレビ電波を、自宅内にある各テレビに分配することで、視聴できる仕組みになっています。そのため、テレビ電波を受信する大本であるアンテナにトラブルが生じた場合は、通常、住宅内にあるすべてのテレビが映らないことになります。

住宅内に、同じテレビアンテナからテレビ電波を受信しているテレビが複数台あって、その一台だけ、急にテレビ放送が映らなくなった場合は、原因として主に「テレビ本体の不調」「アンテナ関係の不調」「それ以外の機器、設備などの不調」の三通りが考えられます。

テレビ本体が原因で映らない場合

住宅内に複数あるテレビのうち、特定の部屋の一台だけテレビ放送が映らず、他のテレビは正常に映る場合は、そのテレビ本体に何か問題が生じている可能性が高くなります。ここでは、テレビ本体の原因でテレビ放送が映らない場合、考えられる原因をご説明します。

リモコンの電波が届いていない

テレビ番組が映らない場合は、まずテレビ本体の主電源が切れていないかを確認してください。テレビの主電源が切れていると、当然ながらリモコンの電源ボタンを押してもテレビは反応しません。テレビの電源を入れると、主にテレビの前面、画面の下にある電源ランプが点灯します。
そしてテレビ本体の電源を入れなおして、電源ランプがついている状態でリモコンを操作してもテレビが映らなければ、リモコンの故障や電池切れの可能性があります。リモコンの電池を新しいものに交換する、またご自宅に電池の電力測定器がある場合は、電池の電力が十分であるかを確認してください。
電力が十分な電池を入れたリモコンを使ってもテレビが反応しない場合は、リモコン本体の故障という可能性があります、テレビのリモコンは長年使っていると、ボタン部分の劣化、特にボタン部分に使われているゴム部品が、空気中の水分と反応して分解し、ベタベタした状態になる「加水分解」という現象で反応が悪くなることがございます。

リモコンの操作ミス

リモコンで誤ったボタンに触れてしまうなどして、自宅では視聴できないチャンネルを選んでいる可能性がございます。例えば衛星放送用のアンテナが設置されていないご家庭で「BS」「CS」など衛星放送用のボタンを押してしまう。また「ビデオ」「HDMI」など機器に接続する外部入力で、機器が接続されていない端子を選んでいる可能性なども考えられます。
テレビの「画面表示」などのボタンを押して画面を確認し、ボタン操作で「地デジ」や「テレビ放送」など、ご覧になりたいテレビ放送のチャンネルや入力を選びなおしてください。

B-CASカードが認識されていない

テレビ側面には「B-CASカード」という赤、または青色のカードが挿入されています。B-CASカードとは、デジタル放送受信機、つまりテレビやレコーダーなど、地デジ、衛星放送などのチューナーが内蔵されている機器に同梱されているICカードです。「BS・110度CS・地上デジタル対応受信機」には赤色の「BS・CS・地上共用カード」が、「地上派デジタル専用受信機」には青色の「地上デジタル専用カード」が同梱されています。
B-CASカードとは、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送で視聴できる各番組の著作権保護や有料放送、自動表示メッセージ、データ放送などの双方向サービスのために利用されています。そのためテレビなどの機器にB-CASカードが挿入されていない場合、テレビ放送を視聴することができません。
このB-CASカードが挿入されていない、また挿入されていてもテレビなどの機器側で認識できない場合には、テレビ画面に「E100」「E101」「E102」などのエラーコードが表示されるため、そちらを確認して挿入しなおします。一度、B-CASカードを外してICチップ部の汚れを拭うなどして、カードの方向や向きを確認して、しっかりと挿入しなおしてもエラーコードが消えず、テレビが映らない場合にはB-CASカードそのものか、機器側のカード読み取り部が故障している可能性が考えられます。
B-CASカードの何度か挿入しなおしてもテレビ放送が映らない場合は、他の部屋にあるきちんと映るテレビなどのB-CASカードと入れ替えた上で、それぞれのテレビが映るかどうかを確認して、機器とB-CASカードのどちらに原因があるのか確認してください。
他部屋のB-CASカードを使ってテレビ放送が映るようになれば、B-CASカードの不調と考えられるため、B-CASカード再発行の手続きが必要となります。B-CASカードを入れ替えてもテレビ放送が映らない場合は、テレビなど機器本体の故障が考えられます。

映らないチャンネルを選択している

テレビの画面にエラーコード「E103」「E200」「E203」「E204」「E205」のどれかが表示された場合は、BS​、CS放送などで未契約のチャンネル、または放送局が放送休止中のチャンネルを選択していると考えられます。地デジなど無料放送のチャンネルに変更することで映るようになります。またBS、CSなど月額契約の有料放送では、チャンネルの契約が終了していることも考えられます。その場合はチャンネルの再契約が必要となります。

チャンネル設定がリセットされている。

ご自宅を引っ越しされた、また停電などが発生した後は、テレビ本体など機器の設定がリセットされており、新たにテレビ本体でチャンネルを設定しなおさなければならないケースがございます。テレビなどの機器で地上派デジタル放送を視聴するためには、まずお住いの居住地域ごとの放送局情報を取得する必要があるためです。
テレビなど機器本体の「メニュー」「基本設定」などの本体設定から「チャンネル設定」や「スキャン」などの操作を実行してください。この設定方法は、テレビなど機器のメーカーによって異なりますので、本体に内蔵されているガイダンスの表示や、付属するマニュアル(取扱説明書)、またはメーカーのホームページなどをご確認ください。

テレビなど機器のチャンネル設定については、以下のコラム記事にも詳しい解説がございます。

・テレビ側で地上デジタル放送(地デジ)のチャンネルスキャンができないときの受信、設定の対処方法

プラグやケーブル接続に問題がある

テレビなど機器の裏側に接続されている、アンテナのケーブル接続に問題がないかを確認します。テレビにはアンテナや各機器など、複数のケーブルが挿入されており、それらのケーブルに抜けがある、差し込みが甘い、また間違った差し込み口に挿入されているなどの場合、テレビ放送が映りません。掃除などの際に抜けている可能性もございます。またテレビなども長年、使用しているとケーブルの接続にゆるみも出てきます。
アンテナのケーブルにゆるみや抜けなどがないかを確認して、一本ずつ奥までしっかりと差し込みなおします。またケーブルの接続部にほこりがたまっていると接触不良の原因にもなるので、こまめな掃除も大切です。一度外してプラグの先端や本体側の接続部を掃除用のクロスなどで拭ってください。
またテレビが映る部屋のケーブルを、映らないテレビなどに接続します。この際は必ず同型のケーブルか確かめてから接続してください。差し替えてテレビが映るようになれば、映らない部屋のケーブルが断線していると考えられます。また断線ではなくてもケーブル端子は曲がりやすく折れやすいため、異常が見て取れる場合はケーブルの買い替えが必要となります。

テレビが故障している

正常に映るテレビを映らないテレビがある部屋に持ち込んで、室内のアンテナケーブルに接続します。持ち込んだテレビが問題なく映った場合は、問題はテレビ本体にあると判断できます。上記すべての事柄を確認して問題が認められない場合は、テレビ本体が故障している可能性が考えられます。テレビの寿命は10年前後が一般的です。修理か買い替えを検討しましょう。

テレビの故障や寿命については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・テレビ本体の不具合・故障とその原因、症状別の対処法と修理費用

・テレビ画面の映りが悪くなる原因とその対策

テレビ以外に映らない原因がある場合

テレビ本体に問題が見られない場合は、アンテナ関係が周辺の機器、設備などの問題だと考えられます。主な原因には以下のものが考えられますが、テレビ本体に問題がない場合は原因の判断が難しくなるので、基本的には専門の業者や電気屋さんなどに点検、修理を依頼することをおすすめします。

レコーダーなどテレビに接続している機器に問題がある

ブルーレイ、HDDレコーダーなどの録画再生機器をテレビに接続している場合は、その部屋のアンテナケーブルをレコーダーのアンテナ端子に接続し、レコーダーのアンテナ出力端子から短いケーブルでテレビのアンテナ端子に接続する。あるいはその逆になります。
テレビをレコーダーなどに接続している場合、テレビ本体のチューナーによってテレビ放送が視聴できる他に、テレビの外部出力をレコーダーに接続している端子に合わせることで、レコーダーのチューナーが受信するテレビ放送を見ることもできます。
ただ、アンテナからのケーブルには問題がなくとも、レコーダーからテレビにつながっている(またはその逆)ケーブルに問題がある。またレコーダー側でB-CASカードの差し込みなど上記の問題が生じている場合は、テレビまたはレコーダーどちらか一方での、チューナーによるテレビ放送が視聴できなくなることがございます。
その場合は、テレビとレコーダーとの接続状態、機器の状態などを確認して、テレビの外部入力を切り替え、テレビ本体、レコーダー、それぞれのチューナーでテレビ放送が視聴できるかを確かめてください。

電源コンセントに問題がある

ごく基本的なことですが、テレビの電源コードがコンセントから抜けていれば、テレビは映りません。あまりに当たり前すぎる話と思われるかもしれませんが、基本的なことほど、かえって盲点となるケースもございます。
またコンセントに何らかのトラブルが生じて電気が流れていない場合も、当然、テレビは映らなくなります。該当するコンセントを他の電気製品と接続してきちんと使用できるかを確認し、コンセントに問題がないか確かめてください。
他の電気製品が使用できなければコンセントの配線に漏電などが発生している可能性があり、出火など大きな事故のリスクも生じるため、早急に専門の業者へと修理を依頼してください。

アンテナ機器の問題の場合

ここまでのポイントを確認して、テレビ本体や周辺の機器、設備などに問題がない場合は、アンテナやそれに関連する部分の問題だと推測できます。アンテナ関係のトラブルでは、以下のケースが考えられます。

分配器の問題

前述のように分配器とはアンテナが受信し、ブースターが必要に応じて増幅したテレビ電波を、ケーブルを通じて住宅内の各部屋に分配することで、一台のアンテナ、ひとつのアンテナ端子から、複数のテレビでテレビ放送を視聴できるようにするユニットです。受信した電波は分配器によって等分に分けられ分配されるため、住宅内でアンテナケーブルに接続しているテレビの台数が多いほど、個々のテレビに流れる電波は少なくなります。ここでは分波器に原因がある場合についてご説明します。

アンテナの分配器は、基本的に生活空間ではなく、見えにくいところに設置されます。設置場所は住居によってさまざまですが、主に、

・ユニットバスの天井点検口の中。
・クローゼットの点検口の中。
・クローゼットや戸棚内の情報分電盤内部。
・屋根裏、天井裏。
・壁プレート(コンセントカバー)の中。
・柱の中。
・軒下。
・外壁のテレビボックスの中。
・屋根のアンテナ付近。

などに設置されます。この中でもユニットバスの天井点検口内に設置されたものは、湿気や熱気により劣化しやすく、また屋外にあるものはケーブルがむき出しになっているため、風雨の影響で劣化し、損傷を起こす可能性があります。
分配器はハーモニカほどの大きさで、薄くて見つけにくいものになります。リフォームや増改築などにより壁のコンセントカバー内部などに押し込められていることもあるため、分配器がどこにあるかわからない場合は、アンテナ工事の専門業者などに確認を依頼しましょう。
以下、分配器のトラブルとして考えられる例になります。

分配器のケーブルが劣化している

分配器から各部屋にテレビ電波を届けるケーブルが劣化していると、テレビに電波が届きにくくなり、テレビ放送が映らなくなる原因になります。分配器に接続されているケーブルに抜けがないかを確認して、少しでも抜けやゆるみが見られれば、接続しなおしてテレビ放送が映るかどうかを確認してください。

「分波器」を使用せずに地デジ放送、またはBS、CS放送を視聴しようとしている

分波器とは、分配器と名前は似ていますが、まったく異なるものです。先ほども少し書きましたが、ご自宅に地デジ、BS/CSなど、二台以上のテレビアンテナが設置されている場合、アンテナの配線をシンプルにして、工事費用や故障のリスクを軽減するため、複数のアンテナの電波を混合器というユニットにより、一本のケーブルにまとめて住宅内の各テレビまで伝達します。
ただ地デジとBS、CS放送の場合、混合器でテレビ電波を一本のケーブルにまとめたままテレビなどに接続すると、どちらか一方、電波が強い方の放送しか視聴することができなくなります。そこでテレビの前で分波器を使用し、それぞれの電波に分けて、テレビ側の専用の端子に接続することで、地デジ、BS、CSのどちらの放送も視聴できるようにします。

合わない種類の分配器を使用し、BS放送を見ようとしている

テレビでBS、CSなどの衛星放送を視聴するためには、衛星放送専用のアンテナが必要となり、そのアンテナに電気を供給する必要がございます。衛星放送を受信するためには、テレビ側からアンテナ側に電気を流す(通電する)タイプの分配器が必要です。
該当する分配器のうち、ひとつは一端子通電型(一端子電流通過型)です。一端子通電型は複数ある端子のうち、ひとつの端子から通電できるものです。このタイプの分配器は信号レベルも安定して、比較的、安価です。ただ住宅内でも複数台あるテレビのうち、衛星放送が視聴できるのは、特定の端子につないだ一台のテレビのみになります。
もうひとつは全端子通電型(全端子電流通過型)です。全端子通電型はすべての端子から通電しており、住宅内にあるすべてのテレビで衛星放送が視聴できるようになります。
ご自宅内の一台のテレビなどでしか衛星放送を視聴しない場合は問題ございませんが、複数のテレビで衛星放送を視聴したい場合は、全端子通電型の分配器を設置しなければ映りません。ご自宅のテレビで、一台を除いて衛星放送だけが映らない場合は、全端子通電型のものに分配器を交換する必要がございます。

分配器自体の劣化

分配器本体の故障によって、一部屋のテレビのみが映らなくなることは珍しい現象であり、専門のアンテナ工事業者でも判断が難しいものになります。ご自宅で分配器が確認できる場合は、映らない部屋の端子を映る部屋の端子へと差し替え、その部屋でテレビ放送が映るかどうかを確認してください。分配器の寿命は10年前後です、差し替えても映らない場合は、新しい分配器への交換をご検討ください。

テレビ電波が弱い

アンテナが受信しているテレビ電波が弱いなどの要因で、電波がテレビなどの機器まで届いていない場合は、テレビ画面にエラーコード「E201」「E202」が表示されます。この場合は、テレビの「設定メニュー」などから「アンテナレベル」を確認することで、そのテレビに届いている電波の受信状況を確認できます。個々のテレビで受信できるテレビ電波が弱くなる要因としては、以下のものが考えられます。

天候が悪い

悪天候の場合は、周辺一帯のテレビ電波状態が悪化して、テレビなどの機器に届くアンテナレベルも低下して、テレビ放送が映らなくなることがあります。この現象は特にBS、CSの衛星放送で顕著となります。天気が回復した後も、テレビ放送が映らないようであればアンテナ本体の不調を疑います。

アンテナとテレビとの距離に問題がある

アンテナ本体と、テレビなどの機器が遠く離れていると、その間でテレビ電波が減衰してしまい、テレビ放送が映らなくなることがございます。これは地デジでテレビ電波が弱い、中電界地域から弱電界地域によく見られる現象で、アンテナからもっとも遠い部屋のテレビが映らなくなることが多くなります。このような状態は、アンテナブースターの設置により解決できます。
ブースターは「電波増幅器」ともいい、前述のように弱いテレビ電波を増幅するための機器です。分配器は複数のテレビ機器に、テレビ電波を均等に分配するため、端子の数が多いほどひとつの端子に流れるテレビ電波は弱くなり、各テレビにおいてテレビ放送が映りにくくなります。さらにつないでいるケーブルが長いほど、ケーブル内を通るテレビ電波は弱まって(減衰)ゆき、特定の一台のテレビだけ映らないといった現象が起こることがございます。
ブースターを設置することにより電波強度の不足を補強して、安定してテレビ放送を視聴できる状態にできます。テレビ設定のアンテナレベルを確認しながら、ブースターのつまみを操作することで、テレビ電波の強度を調整して、テレビ放送を最適な状態にできます。ただしテレビ電波は強すぎてもテレビ放送は映りにくくなるため、ブースターに自動調節機能がついていない場合は注意が必要となります。

テレビにレコーダーなどの機器を接続している

前述のように、テレビにレコーダーなどの機器を接続していると、テレビ放送の映りが悪くなることがあります。アンテナケーブルとテレビとの間にレコーダーを介することで、距離が遠くなってテレビ電波の減衰により映りが悪くなることが考えられます。
この場合も、ブースターの設置や、機器の接続方法を変えるなどの対策で、状況を改善できます。

アンテナ本体の問題

通常、ご自宅に設置しているテレビアンテナにトラブルが生じた場合は、ご自宅に設置されているすべてのテレビが映らなくなることが大半になります。ただアンテナトラブルにさまざまな条件が重なることで、特定のテレビのみが映らなくなるケースもございます。

アンテナが正確な方向を向いていない

テレビアンテナの向きに問題がある、傾くなどすると、アンテナが受信できるテレビ電波は著しく弱まり、屋内のテレビなどでテレビ放送が映りにくくなります。この場合には、住宅内にあるすべてのテレビの、テレビ放送の映りが悪くなり、さらにアンテナからもっとも遠い部屋のテレビがテレビ電波の減衰により、まったく映らなくなることもございます。
テレビアンテナの異常は外から見て確認できます。地デジアンテナが、地デジ電波を送信する電波塔とは反対の方向を向いている、近所のアンテナとは違う方向を向いているなどの状態であれば、アンテナのずれが原因であると考えられます。またBS、CSなど衛星放送のアンテナは、人工衛星が位置する主に東経110度の方向へと向けます。
これまでは正常な方向を向いていたアンテナの向きも、アンテナ本体の老朽化や、台風や大雪、地震などの自然災害によってずれることがございます。アンテナが室内やベランダなど、安全に調整できる場所に設置されている場合には、ご自宅で調整することも可能です。
ただテレビアンテナは、わずか数ミリの角度の違いにより、映りの良しあしが大きく変わってくるため、慎重に動かす必要がございます。アンテナはすべての部屋のテレビの映りに関係するため、調整しながら全部屋のテレビがきれいに映るかを確認します。すべてのテレビのアンテナレベルが改善されたら、アンテナをしっかりと固定します。
ご自宅での調整が難しい、また屋根の上など、調整に危険が伴う位置にアンテナが設置されている場合は、決してご自身で調整しようとなさらず、アンテナ工事の専門業者にご依頼ください。専門業者はアンテナ、テレビ電波に関する知識や専門技術をもち、電波測定器など専用の機器も用意しているため、確実な改善が望めます。

アンテナの角度調整については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!

・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!

・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!

・地デジ、衛星放送でテレビアンテナの向きに適した方向とは? アンテナ機種別の設置位置や自分で角度調整を行う方法も解説!

・地デジ、衛星放送用テレビアンテナを正しい向きに自分で調整する方法とは? アンテナ角度の調整に必要となる工事の手順も解説

アンテナ本体が劣化している

主に屋外に設置されるテレビアンテナや、屋外型のブースター、それらを接続するアンテナケーブルなどは、長年、風雨や雪などの自然環境にさらされ続けるため、劣化を避けることは難しくなります。アンテナなど機器の劣化により受信できるテレビ電波が弱まると、アンテナの向きがずれた場合と同じような事態が起こる可能性がございます。
一般的なテレビアンテナの寿命は10年から15年といわれています。アンテナ設置から長い年月が過ぎて老朽化が進んでいる場合は、アンテナ工事業者に依頼して交換を検討しましょう。
なお近年では、壁面に設置できるデザインアンテナや、ポール状のユニコーンアンテナ。またその他のアンテナでも壁面やベランダ内外、屋根裏空間に設置するなどで、自然環境の影響を抑え、経年劣化やアンテナトラブルのリスクを軽減する機種、工法もございます。

アンテナの寿命については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・テレビアンテナの寿命と交換時期は? 地デジ・衛星放送別に必要な工事を徹底解説!

・衛星放送用BS/CSテレビアンテナの寿命は何年? 取り付けから約10年後の交換工事の時期や映らなくなった時の対処法を解説

テレビ画面が乱れる場合に修理を依頼すべき業者とは?

ここまでの内容で一覧にてご説明したような、アンテナや周辺機器のトラブル、または周辺環境の影響による問題で、実際にテレビの映像がブロックノイズなどで乱れる、映らない、エラーコードが表示されるなどのトラブルが生じた場合には、アンテナ工事のプロである専門業者にご連絡の上、トラブルの原因の確認、そして修理を依頼されることが、もっとも安心であると申せます。

アンテナ取り付けなどの工事に関しては、お近くの家電量販店、ホームセンターなど、アンテナ商品を扱う店舗も工事を受け付けており、場合によっては修理の相談などのサービスに対応していることもございます。
ただこのような店舗は作業の受け付け窓口にすぎず、実際に施工を行うのは、店舗の母体である会社などではなく、近隣の個人経営の電気店など、下請け業者になります。

そのため仲介手数料などの中間マージンが発生し、工事費用がやや割高になる。また電話などでの連絡から即日工事が難しい。見積もりと実際の施工が別日程になり、作業まで日数がかかる。また工事を依頼するか否かに関係なく、現地への出張料やキャンセル料が発生する、といった問題が生じます。

特にこのような下請け業者は、アンテナ工事を専門とするプロではなく、各種の家電製品の搬入や取り付け工事などを全般的に引き受ける業者になります。
そのため、エアコン設置やクリーニングの繁忙期などには、アンテナ工事のスケジュールが後回しにされるケースも多くなります。
そしてこれらの業者は、アンテナ工事の専門業者ではないことから、実際に施工を担当する業者によって、施工技術に差が出ることが多くなります。

このような下請け業者では、アンテナの取り付け工事については、基本的な設置工事にしか対応できないことが多くなります。
そのためアンテナの修理に関しても、雨風や竜巻などで壊れ、倒壊したアンテナの撤去と処分、交換などの簡単な工事にしか対応できないことが多く、トラブルの原因が特定できない、難しい問題には対応できないケースも出てまいります。

アンテナ工事の専門業者の修理対応とは?

特にトラブルの原因がはっきりしない、難しいアンテナトラブルの場合には、修理の依頼については、やはり専門知識と経験、作業の実績が豊富なアンテナ工事のプロである、当あさひアンテナのようなアンテナ工事の専門家にご依頼になるのが一番です。

アンテナ工事の専門業者であれば、強風などで高い位置のアンテナが突然、倒れた、傾いたといった、原因が明白で大掛かりなトラブルから、アンテナの部分的な破損や周辺機器が壊れた、さらには周辺の環境の変化による電波障害など、どのようなトラブルであっても、多くの業者が、ご連絡をいただき次第、現場へと迅速に駆け付け、即日対応が可能です。

例えば当あさひアンテナでは、ご自宅でアンテナトラブルが発生した場合、弊社が施工したアンテナかどうかであるに関係なく、ご要望とあれば、お電話当日の夜間工事も含む即日対応で現場へと駆け付け、修理対応をいたします。
弊社ではアンテナ取り付け工事などにあたって。事前の電波調査、お見積もりを、ご依頼いただければ、出張料、キャンセル料を含む「完全無料・0円」でお引き受けしておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

弊社では修理を含む各種アンテナ工事の施工を、下請けを使わない、優秀な弊社スタッフのアンテナ職人による完全自社施工で実施しており、工事のコスト(お客様のご負担)は可能な限り抑えつつ、丁寧で品質の高い施工を実施いたします。

アンテナ修理の場合は、プロの専門知識を用いて、現場で起きている症状から、現場の電波状態、アンテナや機器の状態などを調査により細かくチェックして、早急にトラブルの理由を判定。

原因に応じて、新しいアンテナの立て直しから別機種の取り付け、配線内でトラブルが起きている点だけの修理など、お客様のご希望に応じた復旧の方法とお見積りをご提案いたします。

工事完了後は、お住まいの各テレビで十分なアンテナレベル(受信レベル)が確保できているかを確認して、修理工事の完了といたします。
料金のお支払いも、現金だけでなく、各種クレジットカードや電子マネーにも対応しているため、お客様にお手間は取らせません。

またもしトラブルの発生したアンテナが、弊社が取り付け工事を担当したアンテナであった場合には、弊社による業界最長クラスのアフターフォロー体制「10年保証」のご用意がございます。
この保証体制は、弊社のアンテナ施工技術に対する自信の表れでもございます。

もし弊社が施工したアンテナで、保証期間中にトラブルが発生した場合には、すぐ弊社フリーダイヤルなどにご一報くださいませ。
弊社のアンテナ職人が迅速に駆け付け、保証範囲内のトラブルであれば、完全無料で、即日工事、夜間工事にも対応して、早急に復旧いたします。
アンテナトラブルの際の迅速な原因特定、および修理に関しては、優良なアンテナ工事の専門業者へとご依頼になることがおすすめです。

なお、アンテナ工事業者による電波調査と見積。またテレビ画面にエラーコードが表示されて正常に映らない場合の対策。またアンテナ修理その他の工事に適した業者の選び方は、以下の各コラム記事で詳しくご紹介しております。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは?

・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは?E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説

・テレビ放送のアンテナ受信レベルが下がる原因とは? アンテナレベルチェッカーで電波強度を確認する方法とその他の対処法を紹介

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

・新築などの家屋でテレビアンテナ工事を頼む際のおすすめ業者はどこ? 依頼の流れから費用の相場まで、業者の選び方を徹底解説!

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方
・地デジ用テレビアンテナの本体価格と業者に依頼した場合の工事料金の相場とは? 適切な地デジアンテナ選びと費用の相場を解説!

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

・新築のアンテナ工事はどこに頼む? 費用から依頼まで、業者の徹底比較&選び方を解説!

・新築のテレビアンテナ工事をどこに頼むか。おすすめの業者の選び方・相場比較・依頼できる施工の種類・費用を解説

アンテナ修理に火災保険が適用できる?

もしご自宅に設置されている地デジ用や衛星放送用のテレビアンテナが、台風や大雪、また落雷や雹(ひょう)、隕石、その他、外部からの落下物で破損、故障した場合には、ご家庭で加入されている「火災保険」で、修理費用が保証されるケースもございます。

火災保険とは、実際には火災に限らず、風災保証と呼ばれる台風や強風などによる被害、また大雪、落雷などの自然災害、また近隣の爆発事故など想定外の事故などによって、家屋や家屋に付属する家財などが焼失、破損、損壊などの損害を受けた場合、その被害を補償する保険になります。
家財とは主に住宅に付随して動かせないものを指すため、テレビアンテナも該当するのです。

ただ実際の補償内容については、ご加入されている保険会社の契約内容や、保険商品によっても異なりますので、まずはご自宅の火災保険の内容をご確認くださいませ。

あさひアンテナの火災保険サポート体制

当あさひアンテナでは、台風や強風、竜巻など、火災保険の対象となる自然災害で、お住まいのテレビアンテナが損壊、故障した場合には、弊社へとアンテナ修理をご依頼になる際に「修理費に火災保険を適応したい」旨を申し添えていただければ、弊社にて修理の作業に並行して、お客様が火災保険を申請するために万全のサポートを実施いたします。

具体的には、修理作業の開始から実施に並行して、修理報告書、見積書、施工前後の写真など、保険会社に提出する必要がある「補償請求書類」をすべて弊社にて、万全の形でご用意いたします。

また弊社には、保険に関する専門知識を持ち、お客様の保険会社への申請をサポートする専門のスタッフが常駐しております。そのため、お客様が加入されている保険の内容やご要望に対応して、火災保険の申請を全力でサポートすることも可能です。

ただ実際の火災保険の申請に関しては、ほとんどの場合、契約者(お客様)ご本人が申請されることが契約の条件になっております。
他にも、弁護士法の規定により、保険金請求の申請を代行請求できるのは弁護士のみになっているため、弊社による申請の代行だけは、残念ながらいたしかねます。
もっとも弊社では、詳しい保険の知識がないお客様でも、間違いなく申請を行えるよう、万全のサポート体制をご用意しておりますので、どうかご安心くださいませ。

アンテナ修理に火災保険を適用する方法については、以下の各コラム記事でも、詳しくご紹介しております。

・台風などで壊れたテレビアンテナの修理に火災保険の申請を使える場合と、工事費用の目安を紹介。

・地震や台風によるテレビアンテナの故障は火災保険で修理費用が出るってホント?

・「アンテナが倒れた場合の対処法!火災保険で無料修理」

一部屋でだけテレビが正常に映らない原因・まとめ

テレビアンテナによってテレビ放送をご覧になっているご自宅で、特定の部屋のテレビだけが映らなくなった場合、その原因はテレビ本体や、その周辺の機器、設備などの問題であることが大半になります。
ただ場合によっては、アンテナ本体や、分配器、ブースターなどアンテナに関連する機器の問題であるケースもございます。

ここでご紹介したのは、特定のテレビのみが映らなくなった場合にご自宅で可能な、ごく簡易的な対策です。
原因がアンテナ本体や機材の問題とみられ、ご自宅での対策に危険が伴う、また正確な原因や機器の位置、対策の手順がわかりにくく難しい場合は、当あさひアンテナをはじめとする、アンテナ工事の専門業者にお任せください。

トップページに戻る

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー


アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。