【突然テレビが映らない?】アンテナから配線、テレビまで原因究明と自分でもできる対処法を紹介するスピード診断ガイド

2025年05月04日

「あれ、テレビが映らない……?」

それまで普通にさまざまなテレビ番組を観ていたお住まいのテレビで、 突然テレビ画面が真っ暗になる、 特定のチャンネルだけ映らなくなる、またブロックノイズなどで画面が乱れるといった問題が生じると、 本当にお困りですよね。

ある日突然、お住まいのテレビでそのようなトラブルが生じた場合には、原因が分からず、 あわててしまう方もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、 年間施工実績およそ6,000件を誇る当あさひアンテナが、アンテナ設置のほか、修理、メンテナンスも含めた豊富な施工経験と専門知識に基づき、お住まいで急にテレビが映らなくなる原因を徹底究明し、 お住まいでもできる対処法をスピード診断形式でご紹介いたします。

お住まいに設置されている地デジや衛星放送のテレビアンテナ、アンテナから各部屋のアンテナコンセントや、アンテナコンセントとテレビまでをつなぐ配線部や設置される周辺機器、テレビ本体の設定まで、何が原因かを切り分けて分析し、 症状別に解決策を解説いたします。

お住まいでもできるアンテナやテレビの調整による復旧から、お住まいでは対処が難しい場合の、修理を依頼すべき業者選びのコツまで、 快適にテレビをご視聴できる日常を取り戻すための完全ガイドです。

現在、テレビ画面の乱れや映らない問題にお悩みの方から、もしものテレビ画面に備えての基礎知識まで、ぜひ、当コラムをご一読くださいませ。

テレビ画面が突然真っ暗!考えられる原因と今すぐできるチェックポイント

少し前まで特に問題もなく映っていたご自宅のテレビで、急に画面が真っ暗になって映らなくなる、その中心に奇妙なメッセージが表示されるなどのトラブルが発生すると、やはりあわててしまうと思います。

「まさかテレビが壊れた!?」

そう思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、あわてないでください。

もちろん、設置から10年以上が過ぎたテレビの場合は、内部機器の劣化などにより、故障、不具合が起こるケースもあります。

ただ、テレビ画面がブラックアウトしてテレビ番組が映らなくなるという状況では、その原因は意外と簡単なことで、お住まいでの適切な対処により、すぐに解決できることも多いのです。

ここでは、急にご自宅でテレビが映らなくなったときに、まず確認すべきポイントと、原因を特定するためのチェックリストをご紹介いたします。

まずは確認!テレビが映らない時に確認すべき基本ポイント5選

急にテレビが映らなくなった!

そんなときには、まずは以下の5つのポイントを順番にチェックしてみてください。これらの基本ポイントを確認するだけで、意外と簡単に解決することも多いのです。

チェックポイント 詳細 解決策
電源 テレビ本体とコンセント、電源タップの電源は入っていますか? 電源が正しく入っていない場合は、きちんと電源を入れ直してください。
配線 アンテナコンセントからのアンテナケーブル、機器同士を接続するHDMIケーブルなどはきちんと接続されていますか? ケーブルが緩んでいる場合は、しっかりと差し込み直してください。断線している場合は、ケーブルの交換が必要です。
B-CASカード テレビなど受信機器の「B-CASカード」は正しく挿入されていますか? B-CASカードを抜き差しし、接触不良がないかを確認してください。カードが汚れている場合は、柔らかい布で拭いて正しく挿入してください。
アンテナレベル テレビのアンテナレベル(テレビに届いている電波レベル)は十分ですか? テレビの設定画面から地デジ、BSなどのアンテナレベル画面を表示し、確認します。低い場合はアンテナの調整などの対処が必要です。
チャンネル設定 テレビのチャンネル設定は完了していますか? 引越し後やテレビの買い替え後など、チャンネル設定が済んでいない場合は、初期設定を行ってください。

※上記は考え得る主な原因と対処であり、上記以外の原因でテレビが正常に映らなくなる場合もあります。

テレビ本体の不具合でテレビが映らない場合やその対処法については、以下のコラム記事でも詳しく解説しております。

・テレビ本体の不具合・故障とその原因、症状別の対処法と修理費用

【原因特定!】映らない状況別チェックリスト(真っ暗/一部チャンネルのみ/ノイズ)

上記の基本ポイントを確認しても状況が改善しない場合は、テレビが映らない状態の別に原因を特定していきます。

テレビが映らない症状別の主な原因と、チェックポイントは以下の通りです。

状況 考えられる原因 チェックポイント
画面が真っ暗 電源トラブル、アンテナケーブルの断線、テレビ本体の故障。 別のコンセントで試す。
アンテナケーブルの交換。
他のテレビで確認。
一部チャンネルのみ映らない チャンネル設定の問題、アンテナの向き、電波障害。 チャンネル再設定。
アンテナの向き調整。
ブースターの設置。
画面にノイズ/映像が乱れる 電波干渉、アンテナの劣化、ケーブルの接触不良。 周辺機器の電源を切る。
アンテナの交換。
ケーブルの交換。
「E201」などのエラーコードが表示される テレビ等の自己診断エラーコード発生。 エラーコードが示す内容に応じて対処。

現在の地デジ放送、衛星放送で、テレビ画面が乱れる、正常に映らないパターンは、ほとんどの場合、上記の4パターンのどれかになります。

お住まいでテレビが正常に映らない場合の、主なチェック方法、ご自宅でも可能な対処や、エラーコードの意味とそれぞれの対処法などについては、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・テレビ画面の乱れでアンテナを修理する前に自分でできる対処の方法を解説。業者に工事を依頼する費用の相場も紹介【最新版】

・テレビアンテナ修理の依頼前に簡単に自分で調整できること

・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは?

・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは?E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説

・突然テレビ画面が映らなくなったら解決の方法は? 音は出る、E201などエラーコード、アンテナ受信など原因別の対処法を解説

アンテナレベルが低い?レベル確認方法と改善策

アンテナレベルとは、テレビなど受信機器のチューナーに届いた時点の電波レベル(電波の強さ)を示すものです。

地デジ放送、衛星放送とも、現在のデジタルテレビ放送は、映像信号を「0」と「1」のデジタル信号に変換した後、その信号を電波の波長に変換して、地デジ電波塔や静止衛星から送信しています。

このデジタル映像信号を乗せた電波を、住宅に設置されたアンテナで受信し、ケーブルなどを通じて屋内の各テレビに送信することで、テレビなどのチューナーが電波の映像信号を読み取り、映像に変換して、テレビ放送として画面に映し出すのです。

したがって、テレビなどに届く電波レベル(アンテナレベル)が低いと、テレビが映像信号を正確に読み取れなくなり、テレビ映像が乱れる、正常に映らないといった原因となります。

この項目では、テレビ側でのアンテナレベルの確認方法と、アンテナレベルが低い場合の改善策をチェックしてゆきます。

アンテナレベルの確認方法

テレビ本体に届いているアンテナレベルは、テレビのリモコンを使って確認することができます。メーカーによって細かな操作方法や、各画面に表示される名称などが異なりますので、詳しくはお使いのテレビの取扱説明書たや、メーカーの公式サイトなどをご確認ください。

一般的には、どのメーカーのテレビなど受信機器も、おおむね以下のような手順でアンテナレベル画面を確認できます。

  1. テレビのリモコンで「メニュー」ボタンを押す。
  2. 「設定」または「設定メニュー」を選択する。
  3. 地デジないしBSの「アンテナ設定」または「受信設定」を選択する。
  4. 地デジないしBSの「アンテナレベル」または「信号強度」を選択する。

上記の手順で、テレビ画面に、地デジまたはBSのアンテナレベルが表示されます。

画面の表示やアンテナレベルの基準はメーカー、モデルによっても異なりますが、主に帯状のインジケーターや色彩などと数値で、そのテレビに届いているアンテナレベルが表示されます。

アンテナレベル画面の数値やインジケーターなどには一定の基準が表示されており、この基準以上であれば受信に問題はなく、逆に下回ると画面の乱れなどの問題が起こりやすくなってきます。

またアンテナレベル画面はテレビのメーカー、モデルによって異なるため、この基準もやはり異なってきます。このアンテナレベルの数値は、一般的な電波レベルの数値となる「㏈(デシベル)」とは異なりますので、ご注意ください。

アンテナレベルの数値が基準より低い場合は、以下の改善策を試してください。

アンテナレベル改善策

アンテナレベルが低下するということは、シンプルにアンテナから配線を通じてテレビまで届けられる電波の強さが弱まっているということになります。

その原因を大まかに分けると「受信できる電波状態が悪化している」「アンテナに問題が起きて受信感度が低下している」「アンテナからテレビまでに届く間に電波が弱まっている」の三通りになります。

以下、アンテナレベルが低下している場合に、ご自宅で対応が可能な原因と、その対処方法について解説していきます。

  • アンテナの向きを調整する
    地デジアンテナは正面を近隣の電波塔の方向に、BS/CSアンテナは東経110度(南西)方向の上空へと、正確にアンテナの向きを調整する必要があります。この角度がずれていると、アンテナの受信感度が低下します。アンテナの向きを微調整し、最も受信感度が良くなるように調整してください。またアンテナの正面側に伸びた樹木などの障害物があっても電波の妨げになります。ご自宅の庭木などで撤去が可能な場合は、伐採するなどして障害物を除去してください。ただこれらの作業が高所作業になる場合は、無理をなさらず専門業者などにご依頼ください。
  • ブースターを設置する
    ブースターとは、アンテナが受信した電波を増幅する装置です。通常は地デジ電波レベルがやや弱いエリアや、三台以上のテレビを設置する場合に、アンテナの近くに設置されます。お住まいのアンテナレベルが低い場合、ブースターを設置、または増幅レベルを調整することで改善されることもあります。またアンテナから室内のテレビなどの配線が長いほど送信される電波も徐々に減衰(電波レベルの低下)しますので、特定の部屋でテレビ映りが悪い場合には、その部屋に室内用ブースターを設置するという選択肢もあります。
  • アンテナケーブルを交換する
    アンテナケーブルが劣化していると、電波が減衰します。室内でテレビまでをつなぐアンテナケーブルの場合、ケーブルの曲げ半径(曲げていい限度)を越えて強く折り曲げる、物を乗せるなどすると、ケーブルの歪みによる送信不良や断線が起こることもあります。このように劣化したアンテナケーブルは、新しいアンテナケーブルに交換することで、トラブルが解消されて、アンテナレベルが改善される場合もあります。またテレビ放送は、地デジ放送(UHF(極超短波)のうち470MHz(メガヘルツ)から710MHzまで)、右旋・2K衛星放送(1032MHzから2072MHz)、左旋・4K8K衛星放送(2224MHzから3224MHz)の順に周波数帯が高くなり、周波数帯が高いほどケーブルで送信する際の減衰、電波の流出や混入が生じやすくなるため、各放送の周波数帯に適応した品質のケーブル、配線部の機器が必要となります。この放送の周波数帯に対応していない場合も、その放送の画面が乱れる、映らないという原因になります。

他にも、テレビ電波は周辺の建物などの大掛かりな障害物や、既設、悪天候などでもアンテナに届く電波状態が悪化することもあります。このような場合は、アンテナの移設、交換などの対処が必要となり、ご自宅だけでの対応は難しくなります。

ただ悪天候で画面が乱れる場合などは、天候の回復を待つか、ブースターの追加、調整などでアンテナレベルを確保できることもあります。

上記の方法を試してもアンテナレベルが改善しない場合は、アンテナ本体の故障や、周辺環境による電波障害の影響などが考えられます。このような場合は、アンテナ工事の専門業者にご相談になることをおすすめいたします。

アンテナレベルの確認方法については、以下の各コラム記事が詳しい参考になります。

・地デジや衛星放送のアンテナレベルとは? テレビでの受信レベル確認や低下する原因、工事で改善する方法を解説!

・地デジ用UHFテレビアンテナのレベルが下がる原因と対処法とは? VHFアンテナとの違い、受信感度が高まる工事の方法を解説

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

・テレビ放送電波の感度が低くなる原因は? 地デジアンテナの受信レベルを上げるための地デジ電波の基礎知識と工事の対処法を解説

・地デジやBS/CSアンテナで受信感度が落ち突然テレビが映らなくなる原因、受信レベルを上げ映るよう解決する対処法の工事は?

・テレビアンテナの受信レベル低下で地デジやBS放送が突然、映らなくなる原因と、受信感度を上げて解決する工事など対処法とは?

・衛星放送用BS/CSアンテナの受信レベルが急に低くなりテレビ放送が映らない原因とその対処方法、アンテナレベル確認を解説!

【症状別】テレビが映らない原因をスピード診断!

テレビ番組や各放送が映らないときは、その症状によっても原因が異なります。

ここでは、症状別に考えられる原因と対策をスピード診断形式でご紹介してゆきます。

なお、以下の項目をより詳しくご理解いただくためには、地デジ放送、衛星放送の基礎知識や、地デジ、衛星放送のアンテナ設置方法を解説した、下記の各コラム記事が参考になります・

・地デジテレビアンテナ工事の基礎知識とは? 現場別・取り付け工事の選び方を紹介、おすすめ業者の比較と費用、料金の相場も解説

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・衛星放送を視聴できるBS放送、CS放送用アンテナ設置工事とは?工事の選び方をケース別に解説、業者による費用の相場も紹介!

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・教えて!BS、CSやスカパーとは? 視聴料金からアンテナの選び方、業者による設置工事の費用相場、サポートの方法まで全解説

 

・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

全チャンネル映らない?考えられる原因と対策

テレビをつけたら、すべてのチャンネルがブロックノイズ、フリーズなどで正常に映らない。またはエラーコードが表示されてまったく映らないときは、焦らずに以下のポイントをチェックしてみてください。

原因 対策 優先度
アンテナの故障・倒壊 お住まいにあるアンテナの向き、状態を確認。明らかに破損している場合は業者に修理を依頼。
ケーブルの断線・抜け テレビとアンテナを繋ぐケーブルがしっかり接続されているか確認。断線している場合は交換。
ブースターの電源OFF ブースターを使用している場合、電源が入っているか確認。
テレビの初期設定未完了 引越し後や新設のテレビなど、テレビの初期設定(チャンネルスキャン)が済んでいるか確認。
B-CASカードの未挿入・接触不良 B-CASカードが正しく挿入されているか確認。抜き差しして改善を試みる。

特にアンテナの故障やケーブルの断線は、テレビが全く映らない原因としてよくあります。このような場合、故障しているアンテナや部位によって、地デジ、衛星放送すべてのチャンネルが映らない場合と、地デジ、衛星放送どちらか一方は通常に映り、一方が正常に映らないといったケースもあります。

まずはアンテナの状態を目視で確認し、異常があれば専門業者に相談してください。

特定のチャンネルだけ映らない?原因と設定方法

地デジや衛星放送などの、特定のチャンネルだけが映らない。

そんな場合には、以下の原因が考えられます。

原因 対策 優先度
アンテナの受信レベル低下 特定のチャンネルの電波が弱い可能性。アンテナの向きを微調整するか、ブースターを設置する。
チャンネル設定の誤り テレビのチャンネル設定が間違っている可能性。チャンネルスキャンを再度行う。
周辺機器との接続不良 DVDレコーダーなどの周辺機器との接続がうまくいっていない可能性。配線を確認する。
放送局側のトラブル 稀に、放送局側のメンテナンスや障害で特定のチャンネルが映らない場合がある。
有料チャンネルの契約ミス 衛星放送の有料チャンネルで、設定や支払い方法のミスで解約されている。

※以上は主な原因であり、他の要因も考えられます。

特定のチャンネルだけ映らない場合、アンテナの受信レベル低下やチャンネル設定の誤りが考えられます。まずはテレビの設定を見直してください。

また地デジ放送の場合、上記した周波数帯を6MHzずつ各チャンネルに配分していますが、電波は周波数帯が高くなるほど、空間の送信やケーブルで減衰しやすくなるため、全体に電波レベルが弱まると、高い周波数帯を割り当てられた一部チャンネルのみ特に受信感度が弱まり、そのチャンネルだけ画面が乱れる、映らないといった状態になることもあります。

また日本国内でもほぼ全域で視聴できるNHK、広域民放と、東京都の東京MX、千葉県の千葉テレビなど、日本国内でも特定の都府県で個別に存在し、その都府県内を放送エリアとして、都府県内の電波塔のみから送信される独立放送局の地方チャンネルは、送信される電波塔が異なる場合もあり、受信できる電波レベルに差が出やすいほか、二か所の電波塔からの電波を受信するために地デジアンテナの精密な調整が必要となり、場合によっては主な地デジアンテナとは別に、地方局用の地デジアンテナを別途に設置する必要が出る場合もあります。

そのため、特に地方チャンネルは電波レベルの違いやアンテナ調整の問題などで、正常に映りにくくなるケースが多くなるチャンネルとも言えます。

画面にノイズが走る/映像が乱れる?原因と改善策

テレビ放送画面のノイズと言えば、砂嵐のような画面や、画面が二重に映る「ゴースト」と呼ばれる現象を思い出す方もおられるでしょう。

ただそれらの映像の乱れは、アナログ放送時代のもので、地デジ放送、衛星放送ともデジタル化した現在では観られることはありません。現在のデジタル放送では、画面がモザイク状に乱れる「ブロックノイズ」や、画面の一部が静止する、映らなくなる「バーストノイズ(フリーズ)」などの現象になります。

これらの症状は、テレビまで一定の電波(映像信号)は届いているものの、電波レベルが低い、ノイズ(雑音となる余計な電波)の混入が多いなどで生じる画面の乱れになります。具体的な原因としては、主に以下のものが考えられます。

原因 対策 優先度
電波干渉 近くに電波や電磁波を発する機器(電子レンジ、無線LANなど)がないか確認。場所を移動するか、テレビ視聴時は使用を控える。
アンテナの老朽化 アンテナが老朽化すると、角度の狂いや部分的な素子の破損などで受信感度が低下する場合がある。この場合はアンテナの角度調整や交換を検討する。
悪天候 豪雨や大雪、雷雨など、悪天候時は地デジ・衛星放送の電波が乱れることがある。天候の回復を待つ。軽微な乱れではブースターを設置し、衛星放送では大型のBS/CSアンテナを利用する対策も。
ケーブルの劣化 ケーブルが劣化すると信号が減衰、または電波の漏洩や外部からの混入が生じる。特に高周波帯の放送ほど影響を受けやすいため、新しい対応ケーブルに交換する。

地デジ、衛星放送とも、デジタル放送の画面にノイズが走ったり、映像が乱れたりする場合は、主な要因として電波干渉やアンテナの老朽化が考えられます。ブースターを設置している場合は、故障や不具合などで電波増幅レベルが低下、または行われていない可能性も考えられます。

まずはアンテナの周辺環境を確認し、電波を遮る障害物などがないかを確認して、角度調整などを行っても改善が見られない場合は、アンテナ本体やケーブルなどの交換を検討ししてください。

アンテナ?配線?設定?テレビ映らない原因を切り分けチェック

上記のチェックポイントデモ解説しましたが、テレビ放送が正常に映らない場合は、原因を特定するために、以下の3つのポイントを順番にチェックしてください。原因を特定することで、適切な対処法を見つけることができます。

  • アンテナ本体
  • 配線・ケーブル
  • テレビ本体の設定

以下の項目では、各ポイントのチェック方法について、より詳しく解説してまいります。

アンテナ本体のトラブル?原因と確認方法

まずは、テレビアンテナ本体に何らかのトラブルが生じていないかを確認しましょう。

アンテナは地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、基本的に屋外へと設置されているため、特に屋根の上など高所設置の場合は、風雨や積雪などの影響を受けやすく、老朽化により故障が起こりやすい部分になります。

考えられるアンテナトラブルの原因

  • アンテナの倒壊・破損:台風や強風などで屋根の上に立てられたアンテナの老朽化(耐久力の低下)が進み、ついにはアンテナがマストごと倒れたり、破損したりすることがあります。
  • アンテナの向きのズレ:長年の老朽化に加えて、強風や地震などで、電波塔や静止衛星に向けられたアンテナの向きがズレてしまい、電波を十分に受信できなくなることがあります。
  • アンテナの老朽化:アンテナの寿命は、一般的な位置への屋外設置であれば、八木式アンテナやBS/CSアンテナで約10年、デザインアンテナやユニコーンアンテナで15年から20年程度が目安とされています。長年使用しているアンテナは、老朽化により部分的な破損や劣化などが生じ、受信感度が低下する可能性があります。

アンテナの設置時期をはじめ、以上の点に注意して、お住まいのテレビアンテナをご確認ください。

アンテナ状態の確認方法

  1. 目視で確認:アンテナが倒れていないか、破損していないかを目視で確認します。
  2. アンテナの向きを確認:アンテナの向きが、電波塔や静止衛星の方向、または周辺の同種のアンテナと同じ方向を向いているか確認します。
  3. 受信レベルを確認:テレビの設定画面から、受信レベル(アンテナレベル)を確認します。受信レベルが低い場合は、アンテナの向きのズレや老朽化が考えられます。

屋根の上でマストに固定されたアンテナ等、ご自分で確認することが難しい場合は、決してご自身で危険な作業は行われず、アンテナ工事の専門業者にご依頼の上、点検してもらうことをおすすめいたします。

なお、当あさひアンテナでは、アンテナを交換する必要のない軽微な故障に対する修理、およびアンテナ交換に伴う既設アンテナの撤去、および処分については、5,000円(税込 み5,500円からでお引き受けしております。

アンテナトラブルに対する修理の費用や、依頼できる業者、ご自宅で可能な対応などについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・テレビアンテナ故障で修理にいくらかかる? 工事の方法と業者の選び方、費用相場と火災保険の適用で0円にする方法について解説

・テレビアンテナが故障したときの修理に対応できる工事業者を比較しておすすめ業者をご紹介! 業者別、修理費用の相場も解説!

・自宅で衛星放送のBS放送が映らない原因と対処法とは? テレビ本体やBS/CSアンテナの調整、修理で解決する方法を全解説!

・地デジ放送は映るのにBS/CS衛星放送が映らない場合の対処法

・BS/CS衛星放送は映るのに地デジ放送が映らない場合の対処法

・地デジ、衛星放送のテレビアンテナ故障例、テレビ放送が映らなくなった場合に考えられる原因とその対処法は? 必要な工事を解説

・BS放送、CS放送の衛星放送が映らないアンテナトラブルの原因とその対処法について、ご自宅でも可能な方法をFAQで徹底解説

・テレビアンテナの修理を自分で行う方法・原因と対処を解説。おすすめ工事業者の比較と選び方、費用の相場も紹介!

・地域別・アンテナ修理事例を徹底解説!

配線・ケーブルのトラブル?断線・劣化チェックと交換

次に、配線やケーブルの部分にトラブルがないかを確認します。

アンテナから各部屋のアンテナコンセントまでの同軸ケーブル配線や、室内でテレビに接続されるアンテナケーブル、その間に設置されているブースターや分配器などの機器は、アンテナからテレビまで十分なレベルの電波を伝送する重要な役割を担っています。

配線やケーブルの劣化や断線は、テレビが映らなくなる主要な原因のひとつです。

配線部のトラブルで考えられる原因

  • ケーブルの断線・接触不良:同軸ケーブルが引っ張られたり、極端な折り曲げ、ものなどの下敷きになるといった要因で、断線したり、ケーブルが歪むことで送信レベルが悪化したりする場合があります。
  • ケーブルの劣化:ケーブルは電気エネルギーである電波をほぼ常時、送信し続けるほか、ブースターやBS/CSアンテナ(コンバーター)の電源を供給する役割もあるため、徐々に経年劣化が進み、ひいては電波の伝送効率が低下することがあります。
  • 接続不良:ケーブルとテレビ、またはアンテナとの接続部分が緩んでいると、電波の漏洩や混入が起こり、電波レベルや品質の低下が起こることもあります。また接続部で静電気による汚れが溜まることも、送信不良の原因となります。

室内のアンテナコンセントから、住宅内で可能な限り、分配器やブースターの周辺、また屋根裏や天井裏にある配線部をご確認ください。

配線トラブルの確認方法

配線部のトラブルを確認する具体的な方法は、以下の通りです。

  1. ケーブルを目視で確認:ケーブルに傷や断線がないかを目視で確認します。
  2. ケーブルを触って確認:ケーブルを軽く揺すってみて、映像が途切れる場合は、接触不良の可能性があります。
  3. ケーブルを交換して確認:別のケーブルに交換してみて、映像が映るようになる場合は、ケーブルの劣化が原因と考えられます。
  4. 接続部分を確認:ケーブルとテレビ、またはアンテナとの接続部分がしっかりと接続されているかを確認します。またテレビなど受信機器や、アンテナコンセント、その他機器との接続部分にホコリが貯まってる場合もありますので、この場合はいったんケーブルを外し、柔らかい布などでプラグ部分の汚れを落としてから、あらためてしっかり接続し直してください。

アンテナケーブルの交換は、家電量販店などで対応する新しいケーブルを購入して、自分で交換することができます。

アンテナケーブルの種類や戸建て住宅における配線部、対応できるテレビ放送(周波数帯)については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しています。

・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!

・テレビ放送や受信機器、設置工事に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と違い、選び方を徹底解説!

・戸建住宅におけるテレビアンテナ配線を徹底解説!

・戸建て住宅で地デジテレビアンテナを取り付ける工事に必要な配線とは? 設置にかかる費用の相場、料金や業者選びの方法も解説!

・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!

・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

・「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?!

テレビ本体の設定ミス?初期設定・チャンネル設定を見直す

アンテナや配線にこれといった問題が見られない場合、テレビ本体の設定ミスが原因である可能性があります。特に、元のお住まいから、地デジ放送の内容が異なるエリアへと引っ越された後や、新しいテレビを購入、設置された際には、初期設定やチャンネル設定が正しく行われていないことがあります。

テレビ本体の問題で考えられる原因

  • 初期設定の未完了:新しいテレビを購入した場合、チャンネル設定をはじめとする、各種の初期設定が完了していないと、テレビが映らないことがあります。
  • チャンネル設定の誤り:チャンネル設定が正しく行われていないと、特定のチャンネルが映らないことがあります。
  • B-CASカードの未挿入・認識不良:B-CASカードが正しく挿入されていない、または認識されていないと、テレビが映らないことがあります。

逆に10年以上、使用されたテレビの場合、老朽化で内部の基盤などが劣化して、テレビ放送が正常に映らなくなる場合もありますので、この場合はテレビそのものの買い替え、交換が必要となります。

テレビ本体の問題の確認方法

テレビ本体の問題を確認する方法は、以下の手順になります。

  1. 初期設定を確認:テレビの取扱説明書、メーカーの公式サイトなどを参考に、テレビの初期設定が完了しているかを確認します。
  2. チャンネル設定を確認:テレビの設定画面から、チャンネル設定(地域設定、スキャン)を改めて行います。
  3. B-CASカードを確認:テレビなどのB-CASカードが正しく挿入されているか確認し、一度抜き差ししてみます。接触面が汚れている場合は、柔らかい布などで汚れを落としてから、あらためて挿入し直してください。

チャンネル設定は、お住まいの地域によっても設定方法が異なる場合があります。詳しくは、テレビの取扱説明書やメーカーの公式サイトをご確認ください。

【自分でできる】テレビアンテナの調整・設定完全ガイド

アンテナ工事の専門業者に依頼せず、自宅でテレビアンテナの角度などを調整できるのかと、疑問に思われる方もおいででしょう。

ただ実際には、ご自宅でのちょっとしたアンテナ角度調整でテレビが正しく映るようになる場合もあります。ここでは、ご自身でできるアンテナ調整と、ブースターやチャンネルの設定その他の手順について、詳しく解説していきます。

テレビアンテナの向き調整:受信レベルを上げる方法

テレビアンテナの向きは、受信感度に大きく影響します。

地デジアンテナでは、近隣の電波塔の方向で、障害物のない向きにアンテナ正面を正確に調整する必要があります。BS/CSアンテナでは、ディッシュの仰角(上下)、方位角(左右)を東経110度の上空で、やはりわずかな障害物もない位置に調整することが重要です。

そのため、台風や強風、地震、またアンテナの老朽化などでその向きがズレてしまうと、受信レベルが低下し、テレビが映らなくなることがあります。

ここでは、テレビアンテナの向きを調整して受信レベルを上げる方法を解説します。

  1. 現在のアンテナの向きを確認:まず、アンテナがどの方向を向いているか確認しましょう。周辺のアンテナを参考にしたり、設置時の写真などを参考にすると良いでしょう。また近隣の地デジ電波塔の位置は、一般社団法人放送サービス高度化推進協会「A-PAB」のホームページ内の「地デジ放送エリアのめやす」ページにて、地図上から日本各地の電波塔の位置と、主な受信範囲を確認できます。衛星放送における日本各地の東経110度の方向は、スマートフォンアプリ「BSコンパス」や各種サイトなどでも確認できます。
  2. テレビの受信レベルを確認:前述の通り、テレビの設定画面から、地デジやBS放送の受信レベル(アンテナレベル)を確認できます。取扱説明書やメーカーの公式サイトなどを参照して、アンテナレベル画面の表示や、その見方などを確かめてください。
  3. アンテナの向きを微調整:アンテナの向きを少しずつ変えながら、テレビのアンテナレベルが最大になるように調整します。角度調整からアンテナレベルへの反映までに数秒ほどのタイムラグがあるため、2人以上で作業し、1人がテレビの受信レベルを確認し、もう1人がアンテナの向きを調整するとスムーズです。また簡易的なアンテナレベルチェッカーを配線部に接続すれば、一人でも受信レベルを即座に確認でき、作業が簡単になります。
  4. アンテナの固定:テレビ側のアンテナレベルが最大になったら、その角度でアンテナをしっかりと固定します。

アンテナの角度を微調整する程度であれば、ご自分でも可能です。特にBS/CSアンテナはミリ単位でも角度が狂ってしまうと、受信レベルが大きく低下してしまうので、慎重に向きを調整する必要があります。

注意点:

  • 高所での作業は危険が伴います。屋根の上など転落の危険がある場所での作業は避け、アンテナ工事の専門業者にご依頼ください。
  • 作業が難しくなる場合は、2人で作業を行ってください。
  • 作業する方の転落に気を付けることはもちろん、アンテナ本体や工具などを落として、人身事故や物損事故が起こらないよう注意してください。作業の完了まで、アンテナ本体には命綱を結び付けておくのがオススメです。

基本的にご自宅でのアンテナ角度調整は、ベランダや屋上フロアなど、足場が確保できて作業の安全を確保できる場合のみに行ってください。

なお、当あさひアンテナでは、高所などに設置されたテレビアンテナの正確な角度調整と再度の固定を、8,000円(税込み8,800円)からでお引き受けしております。

地デジ、BS/CSテレビアンテナの角度調整については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!

・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!

・地デジ放送のテレビアンテナを地図で正しい電波の向きに調整する方法とは? 自分でアンテナの方向を調整できる設置の位置も解説

・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!

・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!

ブースターの活用:電波を増幅して映りを改善

ブースターとは、アンテナが受信したテレビの電波を増幅する装置のことです。地デジ電波塔から遠く、地デジ電波レベルが弱い地域や、住宅内に三台以上のテレビを設置する場合。またアンテナからテレビまでの距離(配線部)が長くて電波の減衰が大きい場合などに有効です。ブースターを設置することで、テレビまで届く電波レベルが高くなり、映りを改善することができます。

ブースターには、アンテナの近くに設置して住宅全体に送る電波を増幅する、増幅性能が高く、アンテナ工事と同時に設置されることが多い屋外用ブースター。増幅レベルはやや低いものの、屋内で簡単に設置できる室内用ブースター。これらブースターの補助として各部屋で使われる、小型で増幅レベルの限られるラインブースター(前置ブースター)などの種類があり、それぞれ地デジや衛星放送、4K8K放送に対応できるものがあります。

基本的にブースターは電波のエネルギーを増幅する装置であるため、電源が必要で、ほとんどの場合はコンセントに接続して使用します。注意点としては、ブースターは電波だけでなく混入するノイズも増幅する性質があるため、ノイズを抑えることができる設置方法や、増幅レベルの調整が必要となります。

ブースターにもさまざまな種類がありますので、ご自宅の環境に合わせた最適な製品をお選びください。

当あさひアンテナでは、アンテナ工事に伴う屋外用ブースターの設置(機材費用込み)を、地デジ用のUHF帯ブースターは20,000円(税込み22,000円)から。地デジと衛星放送(2K4K8K)に対応し、混合器の機能も持つUHF/BSCS混合ブースターは25,000円(税込み27,500円)からでお引き受けしております。

また各種室内用ブースター、ラインブースターなどもご用意しており、現場の電波状態や条件に応じた、最適なブースター設置をご案内いたします。

テレビアンテナ用ブースターについては、以下の各コラム記事にも、種類別などのそれぞれ詳しい解説がございます。

・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】

・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

・テレビ放送の映りが悪い際にアンテナブースターの交換は必要?

・テレビのアンテナブースターガイド:地デジ、衛星放送の電波レベル改善から部材の種類と選び方、設置方法まで

チャンネル設定:スキャン方法と注意点

特に地デジ放送のチャンネルが映らない原因のひとつに、チャンネル設定が正しく行われていない場合があります。お引っ越しやテレビの買い替えなどで、チャンネル設定の地域が変わってしまったり、一からのチャンネル設定を行う必要がある場合に生じやすい問題となります。

ここでは、チャンネル設定の方法と注意点について詳しく解説します。

  1. 取扱説明書を確認:チャンネル設定の詳しい方法は、テレビのメーカーやモデルによって異なります。取扱説明書やメーカーの公式サイトには、テレビごとのチャンネル設定の方法が詳しく記載されています。必ず取扱説明書などを確認しながら、チャンネル設定を行ってください。
  2. 地域設定:最初にお住まいの地域を設定します。地域設定はその地域の地デジ放送チャンネルが設定されるため、この設定を間違えると、正しいチャンネルを受信できなくなります。
  3. チャンネルスキャン:地域設定が完了したら、チャンネルスキャンを実行します。チャンネルスキャンとは、テレビが受信している電波を確認し、受信できるチャンネルを自動的に検索して、チャンネルに当てはめていく機能です。
  4. 不要なチャンネルの削除: チャンネルスキャンが完了して、もし不要なチャンネルがある場合は、そのチャンネルを削除します。

基本的なチャンネルスキャンの方法は以上の通りですが、使用するテレビが新品かチャンネルスキャン炭化によって「新規スキャン」「再スキャン」などを使い分ける場合もあります。

注意点:

  • チャンネルスキャン中は、テレビの電源を切らないでください。
  • チャンネルスキャンに数分から十数分の時間がかかる場合があります。

これらの点に注意して、チャンネルスキャンの完了までお待ちください。

チャンネルスキャンに関しては、以下のコラム記事も参考になります。

・テレビ側で地上デジタル放送(地デジ)のチャンネルスキャンができないときの受信、設定の対処方法

B-CASカードの確認と再挿入:意外と見落としがちなポイント

B-CASカードとは、地デジや衛星放送など、デジタル放送を受信できるテレビなど受信機器に付属し、挿入されているカードのことで、デジタル放送の著作権保護や、その他の機能の情報を記録するために必要なものです。

そのためテレビ機器にB-CASカードが正しく挿入されていないと、テレビの本体がカードを認識できず、テレビ放送が映らない場合があります。

ここでは、B-CASカードの状態確認と再挿入について解説します。

  1. B-CASカードの確認: テレビの背面または側面のスロットに、B-CASカードが挿入されているかどうかを確認します。
  2. B-CASカードの再挿入:B-CASカードが挿入されている場合は、一度取り出して、再度しっかりと挿入します。
  3. B-CASカードの汚れ:B-CASカードの端子が汚れていると、正しく認識されない場合があります。この場合は乾いた布で接触面を優しく拭いてから、あらためて挿入してみてください。

ただ近年の4K、8Kのテレビなど受信機器では、B-CASカードの代わりに内蔵されたチップを使用する機種も多くなっているため、このような機種では、B-CASカードによる問題は起りません。

なお、B-CASカードのトラブルでテレビが映らない場合は、テレビ画面に「E101」「E102」「E103」などのエラーコードが表示されることが多くなります。意外と見落としがちなポイントですが、B-CASカードの確認と再挿入だけでも、映らなかったテレビが映るようになるケースもありますので、ぜひ試してみてください。

B-CASカードについては、以下のコラム記事でも詳しく解説しております。

・徹底解説「B-CASカード(ビーキャスカード)」の基礎知識とテレビ画面に「E101」などのエラーコードが出る原因とは?

これだけはNG!テレビが映らない場合にやってはいけないこと

テレビが映らなくなったときは、気になってテレビのいろいろな部分を触ってみたくなることでしょう。しかし、誤った部分を触ってしまうと、かえって状況が悪化したり、危険が生じたりする場合もあります。

ここではテレビが映らない時に「これだけはNG!」という行動をまとめました。テレビの受信トラブル時も、以下に記すことは決して行わないでください。

むやみな配線変更はNG:状況が悪化する可能性も

原因を特定せずに、あれこれケーブル配線をいじってしまうのは逆効果です。もしかしたらここが原因かも、と別のケーブルに繋ぎ変えたり、普段使わない端子に接続したりするのは避けてください。 その理由は以下の通りです。

  • 状況がさらに複雑になる:元に戻せなくなる可能性があります。
  • 別の機器に影響が出る:最悪の場合、他の機器も故障する原因になります。

配線を変更する前に、必ず現状の配線をメモに取る、スマートフォンで写真に撮るなどして記録してください。そして、ひとつずつ丁寧に確認していくことが大切です。

感電の危険!雨天時の屋外作業は絶対に避ける

テレビアンテナは屋外に設置されていることが多いため、雨など悪天候の場合に作業を行うのは、下記のようなリスクが生じて非常に危険です。

  • 感電のリスク:濡れた手で電気機器に触れると感電する恐れがあります。
  • 落下の危険:雨で足元が滑りやすくなり、ベランダなどの位置でも、アンテナなど機材を取り落とす、また転倒などから作業者が転落する危険性も高まります。

雨天時などにどうしても早急な作業が必要な場合は、完全に雨が止むのを待つか、アンテナ工事の専門業者にご依頼ください。安全第一です!

高所作業は危険!安全対策を徹底、自信がない場合は業者へ

アンテナの調整や修理は、高所での作業を伴う場合があります。脚立や屋根の上など、不安定な場所での作業は転落の危険が伴います。

  • 安全帯(ハーネス)などの使用:高所作業を行う際は、必ず安全帯をはじめ、ヘルメットなど安全のための装備を着用してください。
  • 複数人での作業:一人ではなく、必ず誰かと一緒に作業を行ってください。
  • 基本的に危険な作業はしない:屋根の上など転落の危険が高い場所での作業は、一般の方は決して行わず、専門業者にご依頼ください。一般の方ではハーネスなど安全具を用意する費用も掛かり、また適切な使用の知識が不足している場合もあります。

基本的に転落のリスクがある、足場の弱い高所などでは、絶対にご自分では作業を行わず、専門業者にご依頼になることをおすすめします。命に関わることなので、安全を最優先に考えてください。

分解・改造は絶対NG!メーカー保証対象外になる可能性

テレビ本体やアンテナを自分で分解したり、改造したりすることは絶対に行わないでください。主な理由は以下の通りです。

  • 故障の原因:精密機器を分解すると、元に戻す手順が解らない、些細な傷などで機能が失われるなどして、元の状態に回復できなくなる可能性があります。
  • メーカー保証対象外:テレビやアンテナの分解や改造を行うと、メーカー保証が受けられなくなる場合があります。
  • 感電などのリスク:テレビなどの機器を分解すると感電の恐れがあるほか、機器の尖った部分などで怪我をする恐れもあります。
  • 法的責任:電波法に違反する行為となる可能性もあります。

もしアンテナやテレビなどの故障が疑われる場合は、メーカーのサポートセンターに連絡するか、購入店や専門業者に修理を依頼してください。

【業者選びのコツ】テレビアンテナ修理・交換で失敗しないために

ご自宅では対処の難しいトラブルにより、テレビアンテナの修理や交換を業者に依頼する際、どの業者に頼めばよいかは、お悩みのポイントだと存じます。

この業者選びを間違えると、質の悪い業者に当たってしまい、高額な費用を請求されたり、ずさんな工事をされたりするリスクも考えられます。

この項目では、テレビアンテナの修理・交換で失敗しないための、優良な業者選びのコツを伝授いたします。

複数業者から見積もりを取る:相場を知り、適正価格を見極める

まずは複数の業者から見積もりを取ってください。1社だけの見積もりでは、価格が適正かどうかを判断できません。少なくとも3社程度から相見積もりを取ることで、相場を把握し、適正価格を見極めることができます。

当あさひアンテナをはじめ、多くのアンテナ工事専門業者は現地調査や見積もりを無料で対応しているので、そのような業者を選んで、気軽に依頼してみてください、あせ

見積もりを比較する際は、料金だけでなく、作業内容や使用する部材、アフターサービスの内容などもご確認の上、コストパフォーマンスでご判断されるすることが重要です。

また見積内容などでご不明な点があれば、必ず業者に質問し、納得できるまで説明を受けましょう。この質問に、丁寧にわかりやすく答えてくれるかどうかも、優良な業者を見極める大きなポイントとなります。

アンテナの修理・交換などにかかる主な費用は、以下の通りです。

チェックポイント 詳細
修理・交換の基本料金 アンテナの種類、設置場所、作業時間などによって変動。
部材費 アンテナ本体、ケーブル、ブースターなど機材の費用。
既設アンテナ撤去費 アンテナ交換で古いアンテナを撤去・処分する費用。
出張費 自宅までの交通費(業者による)。
高所作業費 高所での作業が必要な場合の追加費用(業者による)。
見積もり・キャンセル料 無料の業者を選ぶのがおすすめ。

※上記の費用はあくまで一例です。実際の価格体系は業者によっても異なります。

アンテナ工事業者の電波調査と見積、相見積もりや即日工事などについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・テレビアンテナの修理を業者に頼む方法と費用の相場は? アンテナ修理の種類と火災保険に対応もできる最適な業者の選び方も解説

・新築住宅でテレビアンテナ工事の流れは? 即日工事、相見積もりで安くて高品質の工事を依頼できる業者の種類、費用相場も紹介!

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

見積もり内容をしっかり確認:作業内容・料金の内訳を明確に

見積もりを受け取ったら、作業内容と料金の内訳をしっかりと確認しましょう。「一式」といった曖昧な表記ではなく、具体的な作業内容とそれぞれの料金が明記されているか確認します。

例えば、アンテナの撤去費用、新しいアンテナの設置費用、配線工事費用など、項目別に明確に記載されているかを確認してください。料金の内訳が不明確な場合は、業者に詳細な説明を求めることが大切です。

また、見積もりには保証期間やアフターサービスの内容も記載されているか確認しましょう。万が一、工事後に不具合が発生した場合に、無償で対応してくれるのか、どのようなサポートを受けられるのかを確認しておくことで、安心して依頼することができます。

もうひとつ、見積もりで提示された金額以外に、別途の工事や費用が加算されることはないかも、業者にきちんと確認して、できれば費用の加算がない点について、一筆とるなどしておいてください。悪質な業者は、見積もりでは低価格を提示しておきながら、工事の際に見積もりにない工事や機材を加算するなどして、最終的に高額の費用を請求するという手口をとることが多いため、注意が必要です。

アフターフォローの有無を確認:保証期間やサポート体制

アンテナ工事、特に新規設置や交換の場合は、設置すれば終わりではありません。強風や豪雨、地震などの自然災害によって、アンテナが故障したり、向きが変わってしまうこともあります。

そのため、アフターフォローが充実している業者を選ぶことが重要です。保証期間の長さや、どのようなサポートを受けられるのかを確認してください。例えば、無料点検サービスや、電話相談窓口の有無なども確認しておくと安心です。

アンテナ工事の保証期間は、一般的に1年から5年程度が多いですが、業者によって異なります。この保証期間の長さも、その業者の施工技術に対する自信を示すバロメーターとも言えます。

また保証内容も、アンテナ本体の故障だけでなく、設置工事の不備や、自然災害による故障も含まれているかをしっかりとご確認ください。

口コミや評判をチェック:信頼できる業者を選ぼう

業者の公式サイト、およびインターネット上の口コミや評判をチェックすることも、業者選びの重要なポイントです。特に実際に業者を利用した人の声は、業者の信頼性や技術力を判断する上で非常に参考になります。

業者のホームページでは、価格の安さだけでなく、その他、機材設置やオプション工事など、必要となるさまざまな工事に対するわかりやすい価格体系が表記されているか。工事に使用される機器のメーカー、型番なども明記されているか。保証やアフターサービスなどについてもわかりやすいかといった点が、優良な業者を見分けるポイントになります。

その他、業者の公式サイト以外にも、口コミサイト、SNSなどで、依頼を業者の評判を調べてみてください。ただし口コミの中には、個人の主観にすぎず客観性の低い評価や、業者が意図的に書き込んだもの、競合他社による悪質な書き込みも存在するため、個々の書き込みを鵜呑みにせず、複数の情報を総合的に判断することが大切です。

また、業者のホームページでは、実際の施工事例や、お客様の声なども参考にすると良いでしょう。画像入りの施工事例を確認することで、業者の技術力や、どのような工事を得意としているのかを知ることができます。またお客様の声を読むことで、業者の対応や、顧客満足度を知ることができます。

以下の各コラム記事では、アンテナの修理、交換などの場合に適した業者の選び方や、業種別の工事内容などの違いを、詳しく解説しております。

・テレビアンテナの修理を業者に頼む方法と費用の相場は? アンテナ修理の種類と火災保険に対応もできる最適な業者の選び方も解説

・テレビアンテナでブースター、分配器など周辺機器の設置や修理、交換の費用相場は?工事の方法やどこの業者に頼むか選び方も解説

・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

記事まとめ:テレビが映らない場合のスピード診断ガイド

今回の記事では、テレビが映らなくなる様々な原因と、自分でできる対処法を徹底解説いたしました。

お住まいで普段からご覧になっているテレビが突然、映らなくなったときには、あわててしまうこともあるでしょうが、まずは落ち着いて、この記事で紹介したチェックポイントを順番に確認していってください。簡単なトラブルであれば、それだけで復旧できる可能性が高くなります。

アンテナの向き調整や配線のチェックなど、自分でできる範囲で、機材トラブルの改善を試みるのも良いことですが、危険を伴う高所作業や専門的な知識、技術が必要な場合には、ご無理をなさらずプロの業者へとご依頼するのがおすすめです。記事でご紹介した業者選びのコツの部分も、ぜひ参考にしてくださいませ。

またテレビアンテナの受信レベルの低下、テレビ画面が乱れるなどの問題について詳しくは、以下の各コラム記事にある情報も参考になります。

・テレビ放送のアンテナ受信レベルが下がる原因とは? アンテナレベルチェッカーで電波強度を確認する方法とその他の対処法を紹介

・一時的にテレビ画面が乱れる場合の原因と対策・徹底解説!

・電波障害? テレビが映らない原因はアンテナトラブル? 確認と対処法

・BS・CS放送がテレビで正しく映らない原因と対処法・アンテナの受信から工事を解説

・地デジ、衛星放送で起こりえる電波障害の種類とその対処法

・一部屋だけテレビが映らない不具合の原因と対処法

・地デジ・BS/CS放送のテレビ画面が乱れる原因とその対策

もしテレビ画面の乱れなどのトラブルで、アンテナの修理や角度調整、交換などが必要になり、ご自宅での対処が難しい場合は、当あさひアンテナのフリーダイヤルへのお電話、または本サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にお問い合わせくださいませ。

お住まいで急にテレビ画面が乱れる、映らないなどの問題が生じた場合には、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルにご相談いただければ、専門のオペレーターがお住まいのアンテナ設備や受信環境、テレビのご視聴環境などをご確認し、まずは考えられる原因と、ご自宅で可能な対処方法をご案内いたします。

もしお電話での対応のみでトラブルが解決した場合には、料金は一円もいただきませんので、ご安心くださいませ。

トラブルの原因からご自宅での対処が難しい場合には、本文でもご紹介した通り、アンテナ修理、角度調整やブースターなど機材設置による受信感度の強化のほか、アンテナ交換についても、アンテナ撤去費用と、国内一流メーカー製の高品質・地デジ、BS/CSアンテナ本体や基本機材をセットにした低価格の基本設置工事でご案内しております。

また電波調査、お見積もりはご依頼があれば、出張料、諸費用を含めた完全無料で行っております。さらにお客様のご都合によっては、相見積もりや即日工事にもご対応いたします。現在、即日工事をご依頼いただいたお客様には、お得な割引もご用意しております。

電波調査からアンテナ設置、交換や修理まで、実際の施工は細かなコツまで知悉した弊社の優れたアンテナ職人による完全自社施工で、綿密な電波調査によって、余裕のある受信感度を確保しつつ、お客様のご要望に可能な限り対応できる高品質なアンテナ工事を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。

施工完了後、工事費用のお支払いは、現金だけでなく各種カード、電子マネーにもご対応しております。アフターサービスについても、業界最長クラス「10年」の長期保証をご用意しており、お客様には利便性と末永い安心をもご提供しております。

テレビ画面が乱れた、映らない場合のご相談や、復旧のための工事については、まずは当あさひアンテナまでお問い合わせください。

年間施工実績6,000件を誇るプロの経験と専門知識で、お電話口での対処から、実際に必要となる工事まで、即日対応も含めた迅速さと、高品質、低価格の工事でご対応させていただきます。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。