徹底比較!新築戸建て地デジテレビアンテナ工事でおすすめアンテナの種類と設置の方法とは? 費用の相場、業者の選び方も解説!

2024年05月28日
あさひアンテナ アンテナ工事 無料相談

戸建て住宅のマイホームへのお引っ越しを控えている方にとっては、住宅のお引き渡しやご入居のタイミングまでに、さまざまな手続きや工事についてご検討の上、完了させておくことが重要となります。

2024年(平成6年)の現在では地デジや衛星放送など、テレビの各チャンネルや番組の視聴方法にも、ケーブルテレビ(CATV)のご契約や、インターネット回線(光回線)を利用した光テレビなどの方法も知られています。

ただ、地デジアンテナや衛星放送用パラボラアンテナなど、テレビアンテナの設置であれば、NHKの受信料や衛星放送の有料チャンネルを除き、設置後は月額の視聴料金などのランニングコストがかからず、毎月、また年間のコストがほとんど不要で、10年以上にわたってリーズナブルに安定してテレビ放送を視聴できる点が、大きな魅力です。

また、すでにご自宅にテレビアンテナを設置されている場合にも、アンテナの老朽化や故障、不具合などの問題が出て、テレビの映りが悪くなったような場合には、既設のアンテナ修理、または古いアンテナを取り外して撤去、処分し、新しいアンテナに交換する必要が出てきます。

他にも、ケーブルテレビや光テレビを解約して新規のアンテナ設置。また近年、衛星放送の4K、8K放送である新4K8K衛星放送のスタートなどに伴い、地デジアンテナのみのお住まいに、衛星放送用のBS/CSアンテナを追加で設置(増設)されることもあるでしょう。

ただこのようなアンテナ工事において、最近では地デジアンテナ、衛星放送用パラボラアンテナにもさまざまな機種、タイプのアンテナが存在し、またそれぞれの機種に適した、多くのメリットを持つアンテナの設置方法も登場しています。

お客様にとっては、適切なアンテナをお選びいただくことで、受信性能はもちろん、アンテナを設置した際の美観や、雨風や強風などにも強く長持ちするなど、さまざまなメリットをご享受いただいてアンテナをご利用できることになります。

その一方で、お住まいでの使用できるテレビアンテナは、現場の状況や環境に適した機種をお選びいただきたく存じます。万が一、現場の条件などに適さないアンテナの機種や設置位置を選んでしまった場合には、安定した受信が難しくなりテレビ画面の映像が乱れる、災害などの影響を受けてアンテナの故障などが発生するなど、大変な損となる可能性も考えられます。

そのような心配を避けて、しっかりと安定した受信でテレビが映るアンテナ取り付けを実現するためには、各種アンテナの特徴や現場の受信環境などの正しい情報を確認し、お家におけるアンテナ工事の方法をご検討の上、選んでいただくことが重要です。

ただ一般の方にとっては、お引越しまでの時間に、ご自分でネットのページや口コミなどを検索でチェックされ、情報を探すことで適切な判断をされることも難しいのではないでしょうか。

そこで今回の当コラムでは、弊社に電話などで寄せられるご相談、ご質問、いわゆる「よくある質問」などを参考に、現在の戸建て住宅に設置できる地デジアンテナ機種の概要や、その設置方法の一覧を、適した現場の環境や、それぞれのメリット・デメリットについて、各カテゴリーでコンテンツ別に解説してまいります。

また、お住まいでのTVアンテナ工事に関連するお役立ち情報として、各種のアンテナ工事にかかる金額や費用の標準となる相場。工務店やアンテナ工事の専門店その他の店や社など、アンテナ工事に対応できる事業者。またそれぞれの事業者で対応できるアンテナ工事の種類や、ブースターはじめ周辺機器の設置など、有料のオプション工事など、チェックすべき重要なポイントについてもご説明いたします。

新しいアンテナの設置から交換、変更まで、お住まいの大切な設備となるテレビアンテナについて、当コラムの情報をご参考に、現地で使えるアンテナ機種や工事の方法から、もっともお得で良いと言えるベストなアンテナ工事を選んでもらえることになれば、弊社としても幸いに存じます。

戸建てのお住まいで使用できるアンテナ機種と工事の方法とは?

以下の項では、戸建て住宅で使用できる主な地デジアンテナの「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の各機種について、さまざまな条件に適したモデルとその設置方法についてご説明してゆきます。

「安定した地デジ受信性能」「取付費用の安さ」をお求めの方に:八木式アンテナ

昭和の昔から、住宅の屋根の上に立てられている、骨組みのような見た目のアンテナ、それが八木式アンテナです。

この八木式アンテナは、今から約100年前の1920年代、大正時代に開発された歴史あるアンテナであり、昭和から平成前期のアナログ放送時代は、地上波放送用のテレビアンテナは八木式アンテナ一種類のみでした。

このように古い機種であるはずの八木式アンテナが、21世紀の令和、地デジ時代である現在も使われる理由は、アナログ放送時代のVHF(超短波)、地デジのUHF(極超短波)など、テレビ電波の波長を受信することに適したアンテナで、住宅に取り付けるテレビアンテナとしてもちょうどいい大きさになること。さらにそれらの受信性能が高いことにあります。

現在の地デジアンテナ(UHFアンテナ)としての地デジアンテナは、矢印のような形の支柱に、短い横棒がほぼ等間隔でついたものになります。

八木式アンテナの正面(地デジ電波を受信する方向)は、矢印型の先とは逆の先端になります。

矢印での長い棒の部分は、地デジ電波を受信して電波を導く「ディレクター(導波器)」と呼ばれる部分であり、いくつもついた短い横棒は、電波を受信する「素子(エレメント)」という部品です。

ディレクターで導かれた地デジ電波は、横棒の奥にある、「ラジエーター(放射器、輻射器)」という部分に集められます。ラジエーターは、同軸ケーブルと接続された「給電部」という部分と一体化しており、集められた地デジ電波は、この給電部を通じて同軸ケーブルから屋内へと送られます。

矢印の先端のような部分は「リフレクター(反射器)」といい、ラジエーターを通り過ぎた地デジ電波をラジエーター側へと反射する。同時にアンテナの前方以外から届くノイズ(地デジ電波の品質を落とす余計な電波)も反射して防いでいます。

八木式アンテナの受信性能は、ディレクターに並ぶ素子の数に、ラジエーターとリフレクターをそれぞれ1素子と数えた「素子数」で表され、さまざまな素子数のモデルが存在します。

地デジ放送は、皆様もご存知の通り、日本各地に設置された地デジの電波塔から、周辺の一帯に地デジ電波(UHFのうち470MHz(メガヘルツ)から710MHzの周波数帯)を送信することで、日本国内でも主要な大半のエリアをカバーする「地上波放送(地上波テレビ放送)」です。

このUHFの電波は電波塔の先端から、周囲の住宅などの下るような形で送信されますが、UHFの性質として、空間を伝わるうち、徐々に減衰(電波レベルの弱まり)が生じます。また山地をはじめ、鉄筋コンクリート製の高層マンションなど、電波を反射、吸収する高層建築などにぶつかると、電波が遮られてしまう性質もあります。

電波塔からの距離や地形の影響から、受信できるおおよその地デジ電波レベル(強度)の「㏈(デシベル)」別で、電波塔の周辺の地域を分類した目安を「電界地域」といいます。

この電界地域に定義はないため、基準や分類が異なるケースもありますが、一般的な基準としては、受信できる地デジ電波が80㏈以上の地域は強電界地域。80㏈から60㏈であれば中電界地域。60㏈以下であれば弱電界地域に分類されます。

以上のような地デジ電波の性質から、地デジアンテナは住宅の中でも、地面から10メートル程度の高い位置に設置するほど受信感度が高まりやすく、逆に壁面などの低い位置に設置すると、周辺の障害物などに影響を受けやすくなるため、受信感度が低くなるケースも出てきます。

そして八木式アンテナは、基本的な設置位置が屋根の上に立てられたマストの先になるため、受信感度を確保しやすくなるのです。さらに八木式アンテナには、他の地デジアンテナ機種に比べて、受信性能が高まりやすい性質があります。

上記の通り、八木式アンテナには、強電界地域向けの8素子、強・中電界地域向けの14素子。中・弱電界地域向けの20素子など、素子数(受信性能)別のモデルが存在します。

他にも特殊なモデルとして、✕のような固定部の上下左右に素子を並べた高性能素子を使うことで、通常モデル4基分の受信性能を発揮する上、27素子、30素子などの多素子モデルもあるため、微弱な地デジ電波も受信できる高性能型アンテナ(パラスタックアンテナ)

また地デジ電波でも低めの周波数帯しか受信できない分、その周波数帯の受信感度が向上し、対応するエリアであれば通常モデルに比べて、同じ素子数でも受信性能が向上するローチャンネル用アンテナなどが存在します。

また八木式アンテナは素子で地デジ電波を受信する「素子アンテナ」です。素子アンテナはその他の構造のアンテナに比べて、指向性の高さも含めて受信性能か高まりやすいのです。

指向性は、地デジアンテナの真正面に当たる方向を中心にした、一定の範囲(角度)でのみ受信性能が高まる性質です。この指向性の角度はアンテナの機種や形状によって異なり「半値幅(もっとも受信性能が高いアンテナ真正面より、アンテナ角度を左右に動かして、受信感度が真正面の半分になる角度を示す数値)」で表されます。

地デジアンテナでも素子数が多く、受信性能が高いモデルほどこの半値幅が狭くなるほか、同じ素子数(相当)でも、半値幅が狭い機種ほど、その範囲内での受信感度は高くなります。

八木式アンテナは、アンテナの真正面が狭い先端になるため、例えば20素子相当のモデルで半値幅が28度から52度など指向性が高く、このアンテナ正面を近隣の電波塔の方向へと正確に向けて、向きを調整することで、ノイズも受信しにくくなり、受信感度が向上するのです。

このように八木式アンテナは古典的なアンテナながら、受信性能に関して有利な要素が多いため、アナログ放送時代からテレビアンテナとして採用され、現在でも地デジアンテナの中では、一番の受信性能を誇る、日本国内でももっとも幅広いエリアで使用できる機種になります。

さらに古くから使われる設計のシンプルなアンテナ機種であるため、現在ではアンテナ本体や設置具の設計や製造工程。また取り付け工事の手順なども完成されており、アンテナ本体の販売価格を含む取り付けの費用が、もっとも低価格に抑えられるという点も大きなメリットです。

このような特徴から、八木式アンテナは現在でも、日本国内ではもっとも広い範囲で利用されており、地デジアンテナとしては最大のシェアを誇る機種になっています。

八木式アンテナをオススメできるお客様やお住まいの条件としては、まず弱電界地域や周辺に電波を遮る建物が多いなどで、受信できる地デジ電波が弱い。または住宅に設置するテレビが多いなどで、安定した地デジ受信レベルを確保したい場合。そしてアンテナの設置費用をとにかく、できるだけ安く抑えたい場合になります。

なお現在、各種のアンテナ工事業者に、基本モデルである20素子の八木式アンテナを設置する工事を依頼した場合、アンテナ本体と屋根馬やマスト、ステー、同軸ケーブルを使用し、その他の機器の取り付けは除く「基本設置工事」の費用は、アンテナ本体や機材の費用も含めて、20,000円前後から30,000円程度が相場になります。

なお当あさひアンテナで、八木式アンテナを屋根の上などの主な位置に取り付ける基本設置工事では、幅広いエリアに対応できる基本の20素子八木式アンテナとして、日本三大アンテナメーカーの一社である大手メーカー、DXアンテナ製の、軽量で耐風性や防水性も高い高品質20素子八木式アンテナ「UA20」本体を使用し、屋根馬やマスト、同軸ケーブルなどの基本部材と、アンテナの防水処理をセットにして、税込み15,000円からでご提供しております。

八木式アンテナ本体ではその他にも、8素子や14素子、パラスタックアンテナやローチャンネル用。ステンレス製や雪害用、塩害用などのモデルもご用意しておりますので、現場の電波レベルや自然環境、お客様のご要望などに対応できる八木式アンテナ取り付け工事をご案内いたします。

八木式アンテナの特徴や各モデル、設置方法。また地デジ放送や電波の基礎知識については、以下の各コラム記事に、それぞれ詳細の解説をご用意しております。

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!

・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!

・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は?

・地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

・地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?

・地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

八木式アンテナのデメリットとは?

~外観的に目立ってしまい風雨などにも影響されやすい~

受信性能が高く設置の費用が安いと、メリットばかりに思える八木式アンテナですが、現在では他のアンテナ機種と比較した場合、いくつかのデメリットも見られます。

八木式アンテナのメリットは、素子などの機器部がむき出しになった古典的な設計と、高い位置に設置することで確保できるものです。ただこの特徴は、一方でデメリットにもつながってくるのです。

逆に言えば、後の項でご説明するその他の地デジアンテナ機種は、受信性能では及ばずとも、八木式アンテナのデメリットをカバーするために登場したとも言えます。

まず住宅でも屋根の上でマストに立てられる、魚の骨のような八木式アンテナは、住宅の中でたいへん目立つことになります。八木式アンテナ本体の大きさは、20素子で、ディレクターからリフレクターまでの長さが140センチ程度。主にリフレクターの大きさになる縦の幅が50センチ程度、横の幅が35センチ程度になります。アンテナ本体は素子数は少ないほど小型化しますが、パラスタックアンテナの多素子モデルはより大型になります。

そのためデザイナーズハウスや注文建築など、特にデザイン性を重視したお住まいでは、屋根の上に建てられた昔ながらの八木式アンテナが、せっかくの住宅のデザインを台無しにしてしまうこともあります。

また八木式アンテナは住宅だけでなく、周辺の景観にも影響を与えてしまうため、景観地域などでは、景観条例により、一定以上の高さに八木式アンテナを設置することが規制されるケースもあります。

他にも、アンテナの一部が隣家の敷地に割り込んでしまう越境問題が生じることもある。屋根の上に太陽光パネルを設置している住宅では、八木式アンテナがパネルに影を落とすことで発電を阻害することもある、などのデメリットも挙げられます。

八木式アンテナのもうひとつのデメリットは、風雨をはじめとする気候や自然環境にも影響を受けやすく、アンテナがダメージを受けて経年劣化が進みやすい。そのため他の機種に比べて耐用年数(寿命)が短くなり、アンテナが倒れるなどのアンテナトラブルが生じやすいという点です。

八木式アンテナが自然環境に受ける主な影響としては、雨風の他、雪が本体にこびりつく。また豪雪地帯では屋根の上の積雪に埋もれ、重量を受ける。海沿いの潮風によりサビが進行する。また野鳥がアンテナに止まり、酸性のフンで金属部が腐食するなどのことが挙げられます。

このような数々の自然環境の影響を受けやすいことから、八木式アンテナの耐用年数は10年程度とされています。これは必ずしも八木式アンテナが10年で使えなくなるということではなく、自然環境の穏やかな地域では取り付けから20年近くたっても安定して使用できるケースもあります。

ただ取り付けから10年を過ぎた八木式アンテナは、その指向性の高さもあり、耐久力の低下からアンテナ角度のズレをはじめとするトラブルが発生しやすくなります。特に台風や大雪が多く、八木式アンテナへの負担が厳しい地域では、10年未満でトラブルが発生するケースもあります。

八木式アンテナは地デジアンテナの中でも、強・中・弱の各電界地域など、もっとも幅広いエリアに対応できる機種でもあり、その分、弱電界地域など一部の地域では地デジアンテナを設置する場合に、八木式アンテナしか選択の余地がない場合も考えられます。

ただ八木式アンテナでも、設置方法の工夫や使用するモデルによっては、見た目や風雨への弱さなどのデメリットを、できるだけ抑えることも可能です。

それらを含めた、八木式アンテナの取り付け方法については、以下の項でご説明してまいります。

八木式アンテナのオススメ取り付け方法

ここでは、八木式アンテナのメリットである受信性能を活かしつつ、そのデメリットである目立つ見た目や風雨からの影響を抑えることもできる、さまざまな取り付けの方法について解説してゆきます。

なお八木式アンテナはテレビアンテナとしては古典的なモデルで受信感度も安定しやすいため、現在ではさまざまなアンテナ工事業者が取り付けに対応できます。

そのため、例えばホームセンターや家電量販店で八木式アンテナの購入と同時に工事を依頼する。新築物件であれば、建設を担当するハウスメーカーにアンテナ工事も依頼する。街の電気店や、当あさひアンテナのようなアンテナ工事の専門業者に取付工事を依頼するといった方法が考えられます。

例えば家電量販店やホームセンターでは身近に店舗があって相談しやすい。ハウスメーカーでは工事料金を住宅ローンに組み込めるなど、それぞれの業者特有のメリットもあります。

ただ、これらの業者の内、家電量販店やホームセンター、ハウスメーカーなどは、工事の窓口であり、実際の工事を担当するのは、街の電気店などの下請け業者になります。

そのため工事費用に、店舗などからの下請け業者への仲介手数料その他の中間マージンが加算され、各種アンテナの工事費用が、ここでご紹介する相場の中でもやや高めの価格になってきます。

他にもこのような下請け業者は、アンテナ工事だけでなく、エアコン設置やパソコンの配線など、ご家庭におけるさまざまな家電製品の搬入や取り付け工事など、家電や電気に関する工事を全般的に引き受ける業者になります。

したがって特にアンテナ工事に特化した技術の高さはなく、基本的なアンテナ取り付けの工事には対応できるものの、担当する業者によってアンテナ工事技術のレベルが異なってまいります。

そのため業者によっては、高所作業やさまざまな位置への設置など難しい施工を苦手とする。壁面のビス穴や配線などの処置が丁寧ではない。電波調査も簡易的で、受信できる電波レベルが必要な最小限レベルに近いなどの難点が生じることも考えられます。

対してアンテナ工事の専門業者であれば、業者にもよりますが、優良な業者であれば、完全自社施工による中間マージンのカットや、アンテナなどの機材をメーカーから直接、一括で大量仕入れすることで大幅な値引きを実現するなどの工夫により、アンテナ本体や基本的な部材の費用をセットにした基本設置工事の料金が、相場でも安い範疇の価格になります。

さらにアンテナ工事のプロとして、事前の電波調査やお見積もりが無料で、綿密な電波調査によって現場の電波状態、特に十分な地デジ電波を確保できる位置を徹底的に確認。お見積もり後の即日工事にも対応できます。

さらに電波調査の結果に基づいて、壁面や高所、屋内への設置など、現場の条件が許すかぎり、さまざまな施工に対応できる上、アンテナ工事に特化する業者ならではの施工技術も高品質で、配線やお住まいへの加工などを含む施工も丁寧です。

また工事後も、業者によって異なりますが、おおむね5年以上の長期保証が用意されているため、工事後も長期にわたってご安心いただけます。

なお上記の各業者におけるアンテナ工事や費用相場の詳細。またアンテナ工事のプロと言える専門業者のサービス内容や優良な業者の見分け方などについては、以下の各コラム記事でそれぞれ個別に詳しくご説明しております。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・新築などの家屋でテレビアンテナ工事を頼む際のおすすめ業者はどこ? 依頼の流れから費用の相場まで、業者の選び方を徹底解説!

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方
・地デジ用テレビアンテナの本体価格と業者に依頼した場合の工事料金の相場とは? 適切な地デジアンテナ選びと費用の相場を解説!

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

・新築のアンテナ工事はどこに頼む? 費用から依頼まで、業者の徹底比較&選び方を解説!

・新築のテレビアンテナ工事をどこに頼むか。おすすめの業者の選び方・相場比較・依頼できる施工の種類・費用を解説

・新築住宅のテレビアンテナ設置工事の種類や業者の選び方、費用を解説!【地デジ・あさひアンテナ】

・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

・家電量販店ジョーシンのテレビアンテナ工事とは? 新築、既存戸建て住宅のアンテナ工事にて業者の種類と選び方、費用相場を解説

お客様満足を大切に あさひアンテナ

1:屋根の上への八木式アンテナ取り付け

八木式アンテナの基本的な取り付け方法は、昔から知られている通り、屋根の上にマスト(支柱、ポール)を立てて、その先に固定するという形です。

具体的には、屋根の上でも面が合わさる頂点に「屋根馬(やねうま)」と呼ばれる、マストの台となる四脚の器具をバランスよく置き、その中央にマストを立てて固定します。

そして屋根の四方にステーアンカー(釘のついた支線止め)を設置するか、雨どいの金具などを利用して、四方にステンレスワイヤーなどのステー(支線)を取り付け、屋根馬に伸ばして張ることで、屋根馬やマストをバランスよく固定。マストの先端に八木式アンテナを設置するという形になります。

この方法であれば、高さを確保できることに加え、アンテナを360度に角度調整できることから、電波塔の方向を捕らえやすくなり、地デジの受信感度が安定することを第一に、アンテナ取り付けの設備などがない、さまざまな屋根材を用いた一般の住宅でも、ほとんどの場合はアンテナを設置できる。同じマストにBS/CSアンテナや、必要な場合は地方局(ローカル局、地方チャンネル)用アンテナ等、複数のアンテナをまとめて設置できるといったメリットもあります。

また近年の住宅では、あらかじめ屋根の上に、屋根と一体化して、内部に同軸ケーブルの配線を通すこともできる、アンテナ用のマストが取り付けられていることもあります。

一方、この方法では、どうしても住宅で一番高く、目立つ位置にマストを立てて八木式アンテナを取り付けることになるため、アンテナが屋根の上で目について家の見た目などに影響する。また風雨などに影響されやすい分、経年劣化が進みやすくなるという、八木式アンテナ特有のデメリットも大きくなるという難点も生じます。

また屋根馬を用いたアンテナ設置では、平面状の屋根が一方に傾く片流れ屋根。屋根の面が合わさる部分に段差のある差し掛け屋根など、一部の屋根の形状では、バランスよく屋根馬を置くことができないため利用できないという問題もあります。

ただ当あさひアンテナでは、屋根の斜面に当たる部分でも、水平器という機器を使用して、斜面の角度に合わせてマストが垂直に立てられるよう、屋根馬の脚を適切にカット。切った足の先端にカバーを取り付けて屋根に置き、ステーを用いて固定することで、屋根の斜面でも八木式アンテナなどを安定して設置する技術を持っております。

この工法であれば、頂点部のない屋根にもアンテナを立てられるだけでなく、屋根の上でも、住宅を外から見た際の、裏手や死角に当たる位置にアンテナを立てることで、八木式アンテナの受信性能を損なうことなく、住宅の外観に影響しにくい設置が可能となります。

さらに屋根の四方から張るステーも、マストを固定する四本のステーの途中から、もう一本のステーを伸ばし、屋根馬を固定するという工法で、多少の風雨などにはびくともしない、頑丈なアンテナ設置をお約束いたします。

他にも、アンテナに鳥が留まる鳥害を避ける方法としては、八木式アンテナに結束バンドをいくつも巻き付けるなど、鳥よけグッズを使用するという対処法も考えられます。

なお、テレビアンテナを屋根の上をはじめ、住宅の各位置に設置する方法とその実例。地デジアンテナの角度調整。屋根の上に設置するメリット・デメリットや適した機種などについては、以下の各コラム記事でも詳細を解説しております。

・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!

・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!

・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!

・なぜテレビアンテナは屋根の上に設置される? 新築戸建て各位置に取り付けるアンテナ種類や工事の流れ、費用の相場について解説

・戸建て住宅のテレビアンテナ取り付け工事で、アンテナを設置できる場所とは? その費用からメリット・デメリットまで徹底解説!

・一戸建て住宅へのテレビアンテナ設置工事で、アンテナ取り付けができる場所とは? 工事の費用や流れ、適した工事業者を解説!

2:壁面やベランダへの八木式アンテナ取り付け

八木式アンテナは、屋根の上以外の位置にも取り付けることが可能です。その場合の主な設置場所は、住宅の外壁や、ベランダの手すり部になります。

具体的な取り付け方法は、壁などに取り付ける板状の固定部から直角に、マストを固定できるアームや、L字型になったマストが伸びている「サイドベース」という設置具を使用し、そのマストの先端に八木式アンテナを取り付けることになります。

壁面などへの取り付けであれば、八木式アンテナでも外見的に目立たない、また風雨などを受けにくい位置を選ぶことで、見た目への悪影響や、経年劣化をある程度、抑えることができます。特にベランダの手すりへの設置では、手が届きやすく、アンテナのメンテナンスも行いやすくなります。

一方で八木式アンテナでも、設置位置が低くなる場合は、周辺の障害物などに影響を受けやすくなり、地デジ電波の受信感度が低くなることがあります。そのため壁面などでも、アンテナの先端を電波塔の方向へ向けることができ、安定した受信感度を確保できると同時に、八木式アンテナのデメリットを抑えることができる位置を確保することが重要となります。

また八木式アンテナに限りませんが、テレビアンテナを壁面に設置する場合に、まず設置具を壁面に取り付けるため、壁にビス穴を開ける必要がありますので、特に新築住宅では注意が必要と言えます。

なお当あさひアンテナでは、後述するデザインアンテナの設置など、お住まいの壁面にビス穴を開ける必要があるアンテナ取り付け工事では、極細のビスを用いて、壁面への加工は最小限にとどめ、ビス穴には変性シリコンを丁寧に充填して、ビス穴から雨水などの浸み込みによる、壁のひび割れや腐食を防止するといった、丁寧な施工を行っております。

3:ベランダ内部への八木式アンテナ取り付け

地デジ受信に問題がなければ、八木式アンテナをベランダの内部空間に設置できる場合もあります。

この場合のメリットは、壁面やベランダ手すりへの設置に比べても、アンテナが外部から見えにくくなり、住宅の見た目などへの影響も抑えられて、風雨などの影響も避けやすくなる点です。

そしてメンテナンスもより行いやすくなるため、アンテナの寿命もさらに長くなることが期待できます。

ただデメリットとしては、まずお住まいのベランダが付近の地デジ電波塔の方向を向いていて、ベランダの内側にも十分な地デジ電波が届く環境でないと、設置できません。

またベランダ内部の空間を常に占有してしまうため、ベランダ空間が少し狭くなる。アンテナの前に人が立つ、物が置かれる、特に電波を吸収しやすい水分を含む洗濯物が干されるなどすると、地デジ電波が届きにくくなる。アンテナに手が届きやすい分、誤って触れることでアンテナの破損や角度のズレなどのトラブルにつながることもある、などの問題も考えられるため、ご注意ください。

4:スッキリポールなど専用マストへの八木式アンテナ取り付け

戸建て住宅には、住宅用引込柱(商品名:スッキリポール)という設備が設置されることもあります。

住宅用引込柱とは、住宅の見た目を整えたい。またお住まいの敷地の形などの問題から、電線や光回線、電話回線などを住宅に直接、引き込むことが難しい場合に、住宅の敷地内に立てて外部からの配線を接続し、柱から地中を通じて住宅内に引き込むことができる住宅設備の製品です。

この住宅用引込柱の先端に、八木式アンテナなどのテレビアンテナを設置する方法もあります。

この方法の利点は、住宅そのものの見た目や外装には影響がないこと。そして雪の多い地域で、屋根の上の積雪によるアンテナへのダメージを避けやすいことです。

特に豪雪地帯などでは、大雪で屋根のアンテナが積雪に埋もれると、アンテナが雪に押しつぶされ、落雪に巻き込まれるなどして、一度でアンテナが破損することも珍しくありません。そのため雪の多い地域では、住宅用の引込柱ではなくとも、敷地内にアンテナ用のマストを立てて、その先に八木式アンテナ等を設置するケースも多くなります。

デメリットは、住宅用の引込柱を立てることは大掛かりな施工になるため、設置費用がかさむことです。そのためテレビアンテナを取り付けるためだけに引込柱を設置する例は少なくなりますが、お住まいに住宅用引込柱を設置する場合には、アンテナをまとめて設置することも選択肢のひとつになります。

4:特殊な八木式アンテナモデルの採用

八木式アンテナのデメリットである見た目の悪さ、気候や自然への弱さなどをカバーする方法には、その対策となるモデルを採用するのもひとつの対処法です。

例えば八木式アンテナ独特の見た目を目立たせないモデルには、上記した高性能モデル、パラスタックアンテナの中でも、5素子程度のモデルが存在します。

このモデルで大きさの一例を挙げると、アンテナの全長は56センチ程度で、高さは約27センチ、横幅は約37センチと、通常の八木式アンテナに比べるとコンパクトながら、受信性能は通常モデルの14素子相当に匹敵します。

このようなモデルであれば、上記のような目立ちにくい位置に設置する方法がより簡単になり、お住まいの見た目を整えやすいほか、小型軽量のため風雨などにも影響されにくくなります。

他にも強電界地域なら8素子など素子数が少ないモデルを、軒先などに吊り下げるようにした設置もできます。8素子モデルのサイズは、やはり一例として全長が63センチ程度。高さは約6センチ程度。横幅は約34センチと小型軽量で厚みもないため、ベランダの軒先などに設置すれば目立たず風雨の影響も避けやすくなり、さらにメンテナンスも行いやすくなります。

また14素子、20素子など通常モデルの八木式アンテナでも、現在の最新モデルは、軽量化によって耐風性能が高まっているため、実質的な寿命は十数年程度と、長くなる傾向があります。

他にも素子数や受信性能はそのまま、サビに強く見た目が悪化しにくいステンレスモデル。同じくサビに強いメッキを施した塩害用モデル。各接合部の強化で積雪の重みに強く、表面加工や素子を短くすることで雪が付着しにくくした雪害用モデルなど、さまざまな気候に強いモデルが登場しております。

取り付け現場の環境に適した以上のようなモデルを採用して、プロのアンテナ業者が目立たず風雨も避けやすい設置の方法をとることで、現在では八木式アンテナでも、可能な限りお住まいの見た目に影響せず、また環境や気候に影響されにくく、長持ちする取り付けができるようになっています。

「見た目のいい設置」「長持ちする地デジアンテナ」をお求めの方に:デザインアンテナ

アナログ放送の時代から使用されていた八木式アンテナに対し、地デジ放送の受信を前提に開発され、地上波テレビ放送で、アナログ放送からデジタル放送への転換が進んでいた時期の末期、2000年代の終盤に普及しはじめた地デジアンテナの第二世代、それがデザインアンテナです。

デザインアンテナの形状は、高さ60センチ前後、横幅は20センチ強から25センチ前後、厚みは設置具などを含めても十数センチの、長方形のパネル状の地デジアンテナです。

デザインアンテナの構造はメーカーによっても異なりますが、基本的には金属板を用いたスロットアンテナと呼ばれるアンテナを、ケースに収めたものになります。

スロットアンテナは、VHF(超短波)以上の周波数帯の電波に用いられる、導波管や金属板に細長い切り込み(スロット)を設けた構造のアンテナです。

金属板の場合は、金属板で受け止めた電波が中央のスロットに集まる仕組みとなり、その部分に給電部の機能を持つコンデンサー、コイルなどの機器が設置されています。

この金属板の大きさは、受信する電波の波長の幅によって決まるため、各メーカーから発売されるデザインアンテナは、受信性能によりサイズは異なるものの、同性能であれば基本的な大きさにそれほどの違いはありません。

デザインアンテナは地デジ化により、使用されるテレビ電波が、アナログ放送時代のVHFより周波数帯が高い(波長が短い)UHF(極超短波)になり、波長の幅が40センチから60センチ程度になったことで実用化された地デジアンテナとも言えます。

またデザインアンテナは、その形状から住宅の壁面などに設置することが前提となっており「平面アンテナ」とも呼ばれます。他にも、壁面アンテナ、薄型アンテナ、フラットアンテナ、ケースアンテナ、ボックスアンテナなどとも呼ばれます。

なお「デザインアンテナ」という呼称は、平面アンテナの他にも、後述するユニコーンアンテナや、マストの先に、カバーを設置した横長のアンテナを固定する、横型アンテナと呼ばれるモデルなど、外観性を重視した地デジアンテナの総称として使われることもあります。

平面アンテナとしてのデザインアンテナの特徴は、上記の通り長方形の平面型で、同じメーカーの同モデルでも、本体色のカラーバリエーションが豊富なことになります。

性能別のモデルとしては、基本的な20素子相当と、やや大型の26素子相当。また3素子相当や16素子相当など受信性能はやや低いため、強電界地域専用モデルになりますが、通常モデルより本体が小型で、据え置きスタンドを使うことで室内の窓際にも設置できるコンパクトモデルも存在します。

デザインアンテナの特徴は上記の通り、薄型の形状で、お住まいの色合いと本体色を合わせて外壁などに設置することで、住宅に設置しても見た目が調和し、外観に悪影響を与えないこと。

そして壁面に固定されることや、アンテナの機器部がケースに収められていることにより、風雨や積雪など自然環境にも影響されにくくなり、耐用年数(寿命)が長くなるという点です。

それに伴い、景観地域でも問題なく設置でき、越境問題も発生しない。また太陽光パネルがある住宅でも発電への悪影響が生じないなどの点もメリットになります。

デザインアンテナの寿命は、一般的な壁面などへの設置で、15年から20年程度と考えられています。

総じてデザインアンテナは、従来の地デジアンテナであった八木式アンテナのデメリット、見た目の悪さ、風雨への弱さなどをカバーすべく登場した新機種になります。

設置の費用についても、アンテナ工事業者に、20素子相当のデザインアンテナを壁面などに取り付ける工事を依頼する場合、アンテナ本体と設置具、同軸ケーブルの価格をセットにした基本設置工事で、費用の相場は25,000円前後から35,000円程度です。八木式アンテナよりはやや割高ながらお手頃な価格で、寿命の長さからコストパフォーマンスも高い機種といえます。

そのため、現在ではデザインアンテナは、地デジアンテナ機種の中ではもっとも人気の高い機種となっており、特にデザイン性の高いお住まいで、住宅の見た目にこだわりをお持ちの方や、八木式アンテナでは自然環境によるトラブルが起こりやすい地域にお住まいの方に選ばれています。

デザインアンテナも現在では多くのメーカーに広まっているモデルであるため、アンテナ工事の専門業者はもちろん、家電量販店、ホームセンター、ハウスメーカー、町の電気店などで、取り付け工事に対応していることが多くなります。

ただ、デザインアンテナでは特に、事前の電波調査などによる安定した受信レベルの確保と、設置する壁面などの丁寧な可能、処理が重要となります。そのためやはり、アンテナ工事のプロとして電波レベルの調査や施工が丁寧。なおかつアンテナ本体や部材を含む工事費用も低価格になる、アンテナ工事の専門業者にご依頼になることが最適です。

ちなみに当あさひアンテナでは、デザインアンテナの基本設置工事における基本モデルとして、DXアンテナ製の高品質、小型軽量の20素子相当モデル「UAH201」。また強電界地域向けのコンパクトモデルに、同じく日本三大アンテナメーカー、マスプロ電工製の業界最小級モデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」を、各カラーバリエーションでご用意しております。

実際の工事については、上記のアンテナ本体と基本の設置具。白黒2色の同軸ケーブルをセットにして、税込み20,000円からでご案内いたします。

また他にも、デザインアンテナの26素子相当モデルや、平面アンテナとは別に横型アンテナなども準備しておりますので、現場の受信環境などの条件で可能となる限り、デザインアンテナの取り付けにご対応いたします。

デザインアンテナの種類や特徴、各機種などについては、以下のコラム記事にもそれぞれ詳しい解説がございます。

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!

・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは? アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説

・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は? 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説!

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デザインアンテナのデメリットとは?

~受信性能がやや低く設置できる現場が限られる~

上記のように八木式アンテナのデメリットをカバーできるデザインアンテナですが、八木式アンテナに比べて、優れている点ばかりでもありません。

八木式アンテナは受信性能に特化したアンテナとして、昭和のアナログ放送時代から、令和の現在でも広く使用されるアンテナ機種です。デザインアンテナはその弱点をカバーすべく登場した地デジ用アンテナですが、その設計上、受信性能では八木式アンテナに及ばないのです。

デザインアンテナの受信性能は、上記の通り「素子数相当」で表されます。素子数相当とは、素子が外部から見えない地デジアンテナの受信性能を、八木式アンテナのような素子アンテナの受信性能に換算したものになります。

ただ、例えば同じ20素子(相当)の受信性能でも、実際の受信感度には一定の幅があります。そして八木式アンテナ(素子アンテナ)は素子数による受信性能の範囲でも、高めの感度を発揮しやすいのに対し、素子が見えないアンテナは素子数相当でもやや低めの感度になるのです。

またデザインアンテナは、平面状の表側、ほぼ一面が受信面(アンテナの正面)になるため、指向性も、20素子相当モデルで75度から86度程度など、やや広めになり、その点も同じ素子数相当でやや受信感度が低くなる要因になります。

なによりデザインアンテナは設置位置が壁面などになり、屋根の上に比べると低くなることから、周辺で地デジ電波を遮る障害物などに影響を受けやすく、受信感度が低くなりやすい傾向があります。

そのためデザインアンテナは、基本的には強・中電界地域向けの機種となり、弱電界地域では、地デジの受信レベルが十分に確保できないことから、設置できないケースも出てきます。

さらに強・中電界地域であっても、周辺の障害物などから地デジ電波が遮られる現場では、やはり設置できない場合もあるなど、条件がやや厳しく、設置できる現場がやや限定される点もデメリットといえます。

これら受信感度などのデメリットについては、以下の各設置方法に関する項目で、それぞれ詳しくご説明してゆきます。

またデザインアンテナの弱点や設置の失敗例、失敗を予防する対策。地デジアンテナの受信性能を示す素子数(相当)や動作利得などについては、下記の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説

・デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説

・地デジ用テレビアンテナ「デザインアンテナ」の失敗しない取り付け工事とは? 価格や工事費用、料金の相場や業者選びも徹底解説

・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは? 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説

・人気地デジアンテナ、デザインアンテナのメリットとデメリットとは? その失敗例から、適切な取り付け工事の選び方と費用を解説

・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか? アンテナ機器の選び方を徹底解説!

・地デジ放送用テレビアンテナ、UHFアンテナ機種による素子数の違いとは? 高性能モデルや現場ごとに必要な素子数の機種を解説

・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説

デザインアンテナのオススメ取り付け方法

引き続き、デザインアンテナのメリットである外観性や対候性を生かせる各種の設置位置とその設置方法、メリット、デメリットについてご説明してゆきます。

1:壁面やベランダへのデザインアンテナ設置

デザインアンテナの基本的な設置位置は、上記の通り、住宅の壁面や、ベランダの手すり部などに、専用の設置具を固定し、デザインアンテナを取り付ける形になります。

壁面への設置では、壁にビス穴を開けて設置具を固定。ベランダの手すり部では、手すりの形に対応する設置具で、手すりを前後から挟んで固定する形になります。

設置具への固定方法は機種によって異なりますが、設置後、デザインアンテナの正面側を左右に角度調整し、電波塔の方向に向けて固定します。

デザインアンテナのベランダへの設置では、メンテナンスが行いやすく、条件によってはDIY設置も可能になるなどのメリットがあります。逆に壁面では壁にビス穴を開ける必要が出るデメリットもありますが、当あさひアンテナの施工では、上記の通り極細ビスを使用し、ビス穴に変性シリコンを充填する丁寧な施工を実施しております。

壁面などへの設置は、デザインアンテナのもっとも一般的な設置方法であり、外観性や自然環境への強さなど、そのメリットがもっとも高まる方法でもありますが、同時に受信感度の弱点が生じやすい方法でもあります。

まず住宅の壁面にデザインアンテナを設置する場合も、アンテナの正面側を、近隣の電波塔に向ける必要があるため、電波塔の方向を向いた壁面を選ぶ必要があります。

また電波塔から送信される地デジ電波(UHF)は、一艇の波長の幅があるため、建物などの障害物にぶつかっても、その向こう側で広がる音のような性質があります。

ただ、地デジ電波を遮る高層ビルなどの裏側に当たる直近、特に中心部の一帯。また住宅密集地で家と家の間の狭い隙間に当たる部分などには地デジ電波が届きにくくなり、地デジ電波塔に近い強電界地域などであっても、受信できる地デジ電波レベルが極端に低くなることもあります。

したがって周辺の環境がこのような条件に当たる現場では、強電界地域などであっても、デザインアンテナを壁面などに設置することができない場合も出てきます。

さらに地デジ電波は同じ現場であっても、年間を通した気候(空間の状態)の変化によって、6㏈程度の変動が起こる他、電波を吸収する雨や雪などの悪天候でも、電波レベルが大きく低下します。

そのため、特に受信感度が安定しにくいデザインアンテナの壁面取り付けでは、設置時点では十分な受信感度を確保できていても、その後、気候や天候の変化によって地デジ電波レベルが低下すると、テレビ画面の乱れが生じることもあります。

このようなトラブルは、アンテナ工事のプロではない電気店などの下請け業者がデザインアンテナの取り付けを担当した現場で、電波レベルの変動への認識が浅く、地デジ電波レベルの確保が不十分だった場合に発生しやすいトラブルになります。

当あさひアンテナでは、デザインアンテナの設置に限らず、地デジアンテナの取り付けにあたっては、前もってお住まいのさまざまな位置での綿密な電波調査を行い、十分な地デジ受信レベルを確保できる位置を割り出します。

デザインアンテナの場合、現場の受信レベルが低い場合には設置できないケースもございますが、全体的な受信レベルの低さから設置が難しいと思われた現場でも、ピンポイントで十分な受信レベルを確保できる位置を割り出して、デザインアンテナ取り付けを実施できた実例もございます。

その上で、気候、天候による電波レベルの変動も踏まえて、一年を通して悪天候の際にも、安定した地デジ受信を実現できるデザインアンテナの設置をお約束いたします。

またデザインアンテナをはじめ、テレビアンテナをお住まいの壁などに設置する場合の方法や、注意すべきポイントなどについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・地デジや衛星放送用BS/CSテレビアンテナのベランダ設置や壁面取付の方法は? デザインアンテナ失敗例や必要な端子も解説

・壁面に設置できる地デジ用テレビアンテナとは? デザインアンテナなど壁に取り付けられる全アンテナと工事費用、失敗例など解説

・地デジ、BS/CSテレビアンテナを住宅の壁面に設置する方法とメリットや注意点とは? 壁面取付に適したアンテナ機種も解説!

2:屋根の上へのデザインアンテナ設置。

デザインアンテナを八木式アンテナと同様に、屋根の上のマスト(ポール、支柱)や、差し掛け屋根、越屋根などの壁面部分に設置する方法です。

この場合は、アンテナの高さを確保できることから、八木式アンテナと同様、地デジの受信感度を確保しやすいことがメリットになります。

反面、特にマストに固定する方法では、八木式アンテナほどではないものの、アンテナがやや目立ちやすく、風雨などの影響も受けやすくなり、角度のズレなどが生じる場合もあるなど、デザインアンテナのメリットがやや薄れる面も出てまいります。

また八木式アンテナと同じ高さを確保しても、本体の受信性能から、実際の受信感度は八木式アンテナにやや及ばないことになるため、その点もご注意ください。

3:屋内空間へのデザインアンテナ設置

デザインアンテナはそのコンパクトなサイズから、住宅の屋内空間に設置することも可能です。

これは一般的な住宅の場合、地デジ電波を反射、吸収する素材がない限り、一定の減衰は生じるものの、地デジ電波が屋根や壁、窓を透過して、屋内にも到達するためです。

デザインアンテナを屋内に設置する方法は、上記した、屋内設置にも対応するコンパクトモデルを住宅の窓際などに据え置きする。そして20素子など屋外設置用の通常モデルを、住宅の屋根裏空間、上階と下階の間の天井裏空間に設置する方法です。

ここでは屋根裏、天井裏の空間にデザインアンテナを設置する方法について解説してゆきます。

まず屋根裏などにデザインアンテナを設置するメリットは、住宅の外見や外装にまったく影響を与えずアンテナを設置できること。またアンテナ本体も風雨などの気候や自然環境にほとんど影響されなくなるため、メンテナンスフリーで経年劣化を抑えられて、耐用年数が格段に伸びることになります。

また特にデザインアンテナを屋根裏に設置する場合は、外壁への取り付けより高さを確保できる分、受信感度が高くなるケースもあります。

一方で、デザインアンテナを屋根裏などに設置するためには、現場が一定の条件を満たしている必要もあります。

屋根裏などにデザインアンテナを設置できる条件としては、現場が強電界地域で、住宅の建材や屋根材、断熱材などが電波を通しやすい素材であり、屋根裏などの屋内にも十分なレベルの地デジ電波が届くことになります。

逆に電波が遮られてしまう素材や環境としては、鉄筋などの電波を反射する金属素材や、吸収するコンクリート素材。またウレタンやアルミシートなどの断熱材が挙げられます。

同じ理由から、屋根の上に太陽光パネルが設置されている住宅や、冬場に屋根の上に雪が積もる環境などでも、屋根を通した地デジ電波が届きにくくなるため注意が必要です。

そして屋内に電波が届く住宅であれば、屋根裏空間にデザインアンテナを設置できる、最低でも一メートル四方のスペースが確保できること。また作業の担当者が機材を運んで出入りできる、屋根裏などへの点検口が存在することになります。

ただ、電波が届きやすい窓際へのコンパクトモデル設置を除き、デザインアンテナをはじめとする地デジアンテナの屋内空間(屋根裏や天井裏など)への設置では、電波を通す屋根や壁の素材や厚みなどの違いによって、空間内でも電波の強度や方向などに変化が生じますので、アンテナ工事のプロである業者に依頼して、綿密な電波調査を行うことが必須になります。

なお、屋根裏空間などへの地デジアンテナ設置は、コンパクトでもっとも取り付けやすいことから、基本的にデザインアンテナが選ばれます。

八木式アンテナを屋根裏などへの設置に使用するケースもないわけではありませんが、八木式アンテナは本体の大きさから、設置スペースの条件が厳しくなります。さらに屋根裏への設置では対応する設置具なども必要になるため、設置工事費もデザインアンテナに比べて、ほとんど差がなくなります。

そのため、八木式アンテナの屋根裏、天井裏への設置が行われるのは、デザインアンテナでは受信性能が不足し、なおかつ八木式アンテナを設置できる条件が整っているなどの現場に限られます。

また後述するユニコーンアンテナは、本体はコンパクトながら、やや高価格になることに加え、屋外の高所に設置することで最大のメリットを発揮すること。受信面が狭いことなどから、屋根裏など屋内の設置には適さず、使用されることはありません。

また特にデザインアンテナの屋内設置に関しては、業者によっては基本の設置費用に、特殊作業費などが加算される場合もございますが、当あさひアンテナでは、デザインアンテナの屋内空間への設置も、特別な費用は加算しない、基本設置工事費でお引き受けしております。

デザインアンテナの屋根裏などへの設置を含む、地デジアンテナの屋内設置については、以下の各コラム記事にも詳細の解説がございます。

・徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる?

・徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は?

・室内設置におすすめ地デジテレビアンテナの選び方とは? 人気デザインアンテナ屋根裏取り付けで失敗しない工事方法、費用を解説

即日工事 アンテナ工事 あさひアンテナ

「見た目の良さ」「自然環境への耐久性」「地デジの受信性能」をすべてお求めの方に:ユニコーンアンテナ

受信性能第一で、幅広い地域や現場で使用できる半面、見た目や風雨などへの耐性にやや弱い八木式アンテナ。見栄えがよく風雨などに強い一方で、受信性能がやや低く設置できる地域や現場が限られてくるデザインアンテナ。

このどちらの地デジアンテナのメリットも融合すべく、2017年(平成29年)に、マスプロ電工より発売された同社独自のモデルが、地デジアンテナの第三世代に当たる、ユニコーンアンテナ「U2CN」です。

ユニコーンアンテナは、高さ67センチ程度、直径は12センチから14センチのほぼ円柱状の本体をもった地デジアンテナです。名称の由来は、ギリシャ神話などに登場する伝説の一角獣「ユニコーン」の角に似ていることであり、その名称は同社の登録商標でもあります。

ユニコーンアンテナの正面側(受信面)は、下部に機種名、会社名のロゴが入っている側になります。直径は左右にやや長く、正面側の裏側は、板に押し付けたような平面状になっています。

2024年現在のユニコーンアンテナは、20素子相当の「U2CN」一種類のみですが、本体色はマットな質感の「ウォームホワイト(WW)」「ブロンズブラック(BB)」の二種類になります。

またユニコーンアンテナの内部構造は正確には不明ですが、デザインアンテナと同じスロットアンテナの金属板を筒状にしたもの。あるいは素子をリング状にしたループアンテナをいくつも重ねたスタック型のものだと考えられます。

ロゴの入った本体正面の下部は、カバーが開く形になっており、その中にボルトを用いたマストへの固定部および、同軸ケーブルの接続端子が設置されています。

ユニコーンアンテナはこの固定部を用いて、マストの先に取り付ける形で設置し、マストを軸として本体を左右に回して、正面側を電波塔の方向へ向けて固定されます。

ユニコーンアンテナの設置方法は、八木式アンテナと同様に、屋根の上に固定したマスト。または屋根の張り出し部(破風板)や、壁面でも屋根の真下などの高い位置に設置したサイドベースの先端になります。

ユニコーンアンテナの取り付けは、基本的にアンテナ本体が屋根の上に突き出すような形が前提になるため、上記以外の方法で設置されることは、ほとんどありません。

ユニコーンアンテナの特徴は、上記の通り、八木式アンテナとデザインアンテナのメリットを融合した点になります。

円筒状でつやの無い白または黒のアンテナ本体をマストに立てた外観は、屋根の頂点などに立てられても、塔の先端のようで非常にスタイリッシュな見た目となり、見る人の感覚にもよりますが、住宅の見た目や景観への影響がほとんどなくなります。

そのため景観地域での取り付けや、越境問題の回避にも対応できる他、太陽光パネルにも悪影響を与えにくくなります。また基本がマストへの設置になるため、マストの下部にBS/CSアンテナもセットで設置しやすいという利点もあります。

さらにアンテナの機器部が円筒形のケースに収められている上、防水キャップをかぶせたケーブルの接続部、マストへの接続部もカバー内に隠れるため、風雨などを受け流せて自然環境の影響を受けにくく、耐用年数(寿命)も長くなり、トラブルも生じにくくなります。

ユニコーンアンテナは登場からまだ7年程度であり、正確な耐用年数のデータは少ない状態ですが、その寿命はデザインアンテナと同程度の15年から20年程度と考えられています。

このように外観性と自然環境への強さ(耐用年数)はデザインアンテナとほぼ同等ながら、ユニコーンアンテナは、デザインアンテナより受信感度が高くなりやすく、より幅広い現場で使用できるというメリットがあります。

ユニコーンアンテナの受信感度は、同じくマスプロ電工製の20素子デザインアンテナを、障害物などに影響されず地デジ受信に適した壁面に設置した場合とほぼ同等になります。

デザインアンテナの弱点は上記の通り、そのメリットを十分に発揮できる基本の取り付け位置が壁面などで低くなるため、強・中電界地域であっても、周辺で地デジ電波を遮る障害物に影響を受けやすくなり、設置できないケースも出てくるという点です。

そのためデザインアンテナの設置には事前の綿密な電波調査が必須となりますが、ユニコーンアンテナであれば、アンテナ本体が屋根の上にくる設置が基本であるため、障害物に影響を受ける例が少なくなり、地デジの受信レベルをかなり確保しやすくなります。

したがって屋根より下の低い位置では、十分な地デジ電波が受信できない(つまりデザインアンテナを設置できない)タワー型などのマンションの近隣、住宅密集地など環境が悪い現場であっても、ユニコーンアンテナであれば、デザインアンテナと同等のメリットを保持しつつ、問題なく設置できるケースが多くなります。

ユニコーンアンテナは、デザインアンテナの設置が難しい、または受信感度に不安が残る現場で、デザインアンテナと同等の外観性、対候性などのメリットをお求めの場合に、適した地デジアンテナであると言えます。

ユニコーンアンテナについて詳しくは、以下の各コラム記事でもご紹介しております。

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは? 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

ユニコーンアンテナのデメリットとは?

このように、既存の地デジアンテナ機種のメリットを兼ね備えているのが、ユニコーンアンテナです。

しかしユニコーンアンテナが、必ずしもすべてにおいて従来の機種に勝るわけではなく、部分的には及ばない点もあります。

まずユニコーンアンテナ(U2CN)の受信性能は現在の時点で20素子相当のみですが、アンテナ本体の受信性能は、同じ20素子の八木式アンテナにはやや及びません。

これは素子アンテナである八木式アンテナに比べると、ユニコーンアンテナは屋根の上など同じ受信条件の位置に設置されても、素子が露出しない形状や受信面の狭さ、またその形状により、半値幅が83度から93度と、地デジアンテナの各機種ではもっとも指向性が低くなることなどから、実際の受信性能はやや低くなってくるためです。

そのためユニコーンアンテナも、主に強・中電界地域向けの機種となり、弱電界地域でも、現場に届く地デジ電波レベルが特に弱いエリアでは使用できないことがありますので、ご注意ください。

また外観性に関しても、ユニコーンアンテナはスタイリッシュながらモダンな印象の外観になるため、例えば純和風建築など家のデザインによっては、高い位置に立てた際に見た目とマッチせず、家の外観に悪影響を与えることも考えられます。

そして、もうひとつのユニコーンアンテナのデメリットが、最新機種であるため、従来の機種に比べると、店舗での購入や、業者取り付け工事を依頼する費用が割高になることです。

ユニコーンアンテナの基本設置工事(アンテナ本体や設置具、ケーブルなどの費用込み)を、各種のアンテナ工事業者に依頼する場合の費用の相場は、33,000円から40,000円程度が平均的です。

なおユニコーンアンテナの取り付け工事は、取り付けの手順そのものは八木式アンテナと大きな違いはなく、本体が小型で軽量な分、より設置作業も行いやすくなります。

ただ八木式アンテナに比べるとやや受信性能が低い最新機種であるため、家電量販店などの下請け業者では、ユニコーンアンテナの性能や特性に対する知識が十分でないことも考えられます。そのためユニコーンアンテナの設置で安定した受信レベルを確保するためには、その性質を知り尽くしたプロのアンテナ工事業者による、綿密な電波調査に基づいた適切な施工が重要になります。

当あさひアンテナでは現在、各本体色のユニコーンアンテナ本体に、マストなどの固定具、同軸ケーブルなど必要な部材の料金も含めた基本設置工事を、業界最安に挑戦する「キャンペーン価格」でご案内しております。

詳しくは当あさひアンテナ公式サイトのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にお問い合わせくださいませ。

衛星放送用BS/CSアンテナの追加設置について

今回のコラムは地デジアンテナが中心になりますが、同じく住宅に設置される、衛星放送用のパラボラアンテナについても簡単にご紹介しておきます。

一般の戸建住宅に設置される、衛星放送用のアンテナは、皿状の円盤であるディッシュ(放物面反射器)と、電波の周波数帯を変換するコンバーター(変換器)から成り立つ「パラボラアンテナ」です。

その本体色は、設置位置から太陽光を受けやすいため、日光を反射する白色系が基本となります。

日本国内の衛星放送では、日本の地上から見て東経110度(南西方向)の上空に静止して見える(実際は地球の自転に合わせて赤道軌道上を周回している)静止衛星、具体的にはBS放送の放送衛星、110度CS放送(スカパー!)の通信衛星から、非常に高周波数帯の電波である、マイクロ波のうちセンチメートル波(SHF)でも、周波数帯が12GHz前後、波長の幅は25ミリ程度の「12GHz帯」と呼ばれる電波を、地上に向けて送信しています。

ただCS放送には他に東経124度、128度の通信衛星を使用した「スカパー!プレミアムサービス」という放送サービスもあり、こちらを受信するためには、専用のパラボラアンテナであるプレミアムサービス専用アンテナ。または上記したすべての静止衛星から受信できるマルチアンテナが必要となります。

この静止衛星からの12GHz帯の電波は、光のような直進性で地上へと届き、その電波を地上に設置されたBS/CSアンテナのディッシュで受け止め、中央に集める形で反射させます。

12GHz帯の電波が集まる地点にはコンバーターが固定されており、この電波を集めます。また12GHz帯の電波は周波数が高すぎるため、そのままでは住宅のアンテナ配線(同軸ケーブル)での送信が難しくなります。

そこでアンテナのコンバーターにて、12GHzからMHz帯の電波に送信した後、ケーブル配線部に送信するのです。なおBS/CSアンテナは、コンバーターを作動させるために電源の設定が必要となります。

基本的に戸建て住宅におけるBS/CSアンテナの設置は、まず上記の地デジアンテナから適切な機種を設置した後、衛星放送を視聴する場合に追加で設置することになります。

BS/CSアンテナの設置で必要な条件は、ディッシュの正面を、仰角、方位角(上下と左右の角度)ともミリ単位の正確さで東経110度の方向へと角度調整すること。そしてディッシュを向けた東経110度の方向に、山や建物などはもちろん、樹木や電線、電柱、洗濯物などのわずかな障害物も存在しないという点です。

これは、静止衛星から地上まで直進的に届く12GHz帯の電波は、光に性質が近いため、わずかな障害物にも遮られやすいこと。そしてこの12GHz帯の電波をディッシュに反射させて正確にコンバーターへと集める必要があるためです。

上記の条件さえ整っていれば、BS/CSアンテナは設置位置を選びませんが、戸建て住宅では基本的に地デジアンテナとセットで設置されるため、施工しやすく配線などもまとめやすい、地デジアンテナのすぐ近くが設置位置に選ばれます。

具体的には、八木式アンテナやユニコーンアンテナとセットの場合は、双方のアンテナを同じ位置にまとめられ、360度の方向へ角度調整も行いやすいよう同じマストに。デザインアンテナの場合は、その周辺で衛星放送の受信に適した壁面や屋根の上などに、BS/CSアンテナが設置されます。

なお一般住宅向けのBS/CSアンテナは、ディッシュの有効直径が45センチである45型が使用され、同じ45型のBS/CSアンテナであれば、メーカーやモデルは異なっても構造はほぼ同じになるため、受信性能などにほとんど違いは生じません。

ただ日本国内でも、静止衛星からの距離がやや遠いため12GHz帯の電波レベルがやや弱まる北部や南端部、離島部など。また雨や雪の粒が一定以上になり、12GHz帯の電波を吸収することで発生する「降雨減衰」「降雪減衰」への対策として、本来は集合住宅の共同受信用である、やや大型で受信性能が高い50型、60型、75型などのBS/CSアンテナを、戸建て住宅で使用することもあります。

なお2024年現在のBS/CSアンテナは、すべて新4K8K衛星放送を受信できる「2K4K8K対応型」ですが、新4K8K衛星放送がスタートする以前のBS/CSアンテナは、同放送を受信できない「2K対応型」になります。

これは、4K8K放送以前の従来の衛星放送では、12GHz帯の電波として右回りのらせん状に送信される「右旋円偏波」が使われていたのに対し、新4K8K衛星放送では、右旋の電波で使用できる周波数帯が不足したことにより、多くの4K8Kチャンネルで、新しく左回りのらせんで送信される「左旋円偏波」が採用されたためです。つまり2K対応型は右旋のみ、2K4K8K対応型は右旋と左旋の双方を受信できるBS/CSアンテナになります。

したがって古い2K対応BS/CSアンテナを使用している住宅で、新4K8K衛星放送を受信するためには、BS/CSアンテナを2K4K8K対応型に交換する他、ブースターなどの機器を含むアンテナの配線部も4K8K(3442MHz)対応型の機器に交換する必要が出るケースもあります。

また45型BS/CSアンテナのバリエーションとしては、白色系と同じ太陽光への耐性をもつ塗料を用いた黒などのカラーバリエーション。形状から風雨などに弱いBS/CSアンテナの弱点をカバーすべく、風を通す構造のディッシュや各接合部の強化により、耐風性能を高めた高耐風モデルなどが存在します。

なお当あさひアンテナでは、地デジアンテナ取り付けとセットのBS/CSアンテナ設置について、DXアンテナ製、2K4K8K対応45型高品質モデル「BC45AS」と設置具、ケーブルなどをセットにした基本設置工事を、税込み15,000円からでご案内いたします。

またBS/CSアンテナの高耐風モデルでは、業界最高級の耐風性能である、受信可能風速50m/s、復元可能風速60m/s、破壊風速70m/sを実現した、同じくDXアンテナ製の「BC453SG」もご用意しており、同じく基本設置工事を「特別価格」でご案内いたしております。

その他、BS/CSアンテナでは各ディッシュサイズ、黒のカラーバリエーションなどもご用意しており、さまざまな条件の現場、ご要望におけるBS/CSアンテナ設置にご対応いたします。

なお、BS/CSアンテナ本体や衛星放送の仕組み、新4K8K衛星放送への対応、設置の方法などについて、詳しくは以下の各コラム記事でもご説明しております。

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!

・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

・「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?!

・BS/CSアンテナの設置方法と工事費用の目安

・衛星放送用バラボラアンテナ・BS/CSアンテナの種類と選び方とは? 地デジテレビアンテナとの違い、家屋への設置工事を解説

・衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで解説!

・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

・衛星放送用のBS/110度CSアンテナには電源が必要? BS/CSアンテナにテレビなどの設定で電源を供給する方法とは

・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!

・雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?

・衛星放送用BS/CSテレビアンテナの寿命は何年? 取り付けから約10年後の交換工事の時期や映らなくなった時の対処法を解説

戸建て住宅における地デジアンテナ工事の機種と方法・まとめ

一般的なお住まいでテレビアンテナを決める上で必要な知識となる、アンテナの種類や、取り付けの方法については、当コラムで一通りご覧いただける通りになります。

ここでご紹介した三種類の地デジアンテナ機種の違いや比較については、下記の各コラム記事でも、詳しくご紹介しております。

・ご要望別・地デジアンテナの機種と設置の方法

・屋外用地デジアンテナで最強と呼べるランキングでも人気おすすめモデルの選び方は? アンテナを室内空間に設置する方法も紹介!

・戸建て住宅のテレビアンテナ工事で人気のアンテナ機種は? 料金や工事費用の相場、失敗しない業者の選び方も解説!

・通販で買える新築戸建てにおすすめ地デジ用UHFアンテナの高性能機種は? 素子数や外観などの選び方、可能な工事の費用も解説

・地デジテレビアンテナの種類とは? 地上デジタル放送用UHFアンテナの特徴とモデルの違い、適した工事の選び方を解説!

・地デジ用テレビアンテナ各種類の違いと選び方とは? 戸建て住宅への設置や交換する方法、工事費用はいくらかの相場も解説!

・地デジ用テレビアンテナの種類と選び方とは? アンテナ本体の特徴と価格、設置の費用、業者による工事料金の相場まで解説!

・新築のお宅でテレビアンテナ工事の費用はいくら? 料金の相場からアンテナ工事を無料で頼める業者の選び方までお得な情報を解説

・新築でテレビアンテナ工事を依頼すべき業者はどこ? サービスから費用の相場、工事を無料で頼める業者まで、選び方を徹底解説!

ただ、地デジアンテナの種類やその特徴、取り付け方法はご理解いただいても、実際の工事については現場によって条件が変わることもあり、まだまだ難しいポイントもあるかと存じます。

また特に引越しに際してのアンテナ工事では、ご入居までのスケジュールを明確にするためにも、工事を任せる業者について、経験や実績、技術力などが信頼できるか、といった点をはじめ、サービス内容や作業のスピードについても、早い段階で確認しておくことがおすすめです。

具体的には、ご連絡の当日に、初期の作業である電波調査、見積りなどを含めた即日工事が可能か。出張費や契約に至らなかった場合のキャンセル料などの有無。工事にかかる時間はどの程度か。料金の支払いは厳禁だけでなく、クレジットカードなどの決済に対応できるか、工事後の保証期間はどの程度か、などの点を必ず確認して、手間を省いてスムーズに作業が運ぶようにする、段取りがとても重要になります。

もしアンテナ工事に関して、お分かりにならないことがあってお困りの時には、当あさひアンテナのホームページから、フリーダイヤルへのお電話や、メールフォーム、LINEアカウントなどで、お気軽にご相談、お問い合わせくださるようお願いいたします。

当あさひアンテナでは、弊社にご連絡いただければ、現地調査と電波調査を、出張料やキャンセル料なども含まれる完全無料で実施いたします。

現場のお住まいではさまざまな位置やお部屋で、正確な電波の測定を行い、安定した受信を確保できる範疇で、お客様のご希望に最適となるアンテナ機種や工事をご提案いたします。

弊社の具体的な工事については、弊社サイト内のブログで、施工の事例について、たくさんの写真と共に多数ご紹介しておりますので、目次からご希望の工事に近い例を探してご確認いただければ、明確にイメージしていただけると存じます。

また上記でも各種アンテナの基本設置工事に用いる機材、費用をご紹介しておりますが、その他、工事で使用する機材の型番やメーカー、オプション工事を含む工事の価格体系も一覧の表で明朗にご紹介しておりますので、工事にかかる総額も把握していただきやすくなっております。

また見積では相見積にもご対応しておりますので、他社との見積り内容を比較していただいた上で、弊社の見積もり内容にご納得いただけた場合のみ、ご依頼くださいませ。

さらに、もし他業者で弊社と同じ品質の工事が、より低価格のお見積もり価格だった場合には、その見積書をご提示いただければ、弊社の側で、工事の品質はそのまま、より低価格のお見積もりをご提案いたします。

またお引っ越しの予定や急なアンテナトラブルなどで、工事の日程を早く進めたいお客様におかれましては、ご連絡をいただいた当日の、見積りからの即日工事、夜間工事にも迅速にご対応いたします。

アンテナ工事の施工は、弊社の社員スタッフである優秀なアンテナ職人が担当する、完全自社施工を徹底しており、本文でご説明した通り、さまざまな機種のアンテナ工事にご対応いたします。

施工の品質も、安定した受信性能と見栄えの良さ、風雨に強く長持ちするアンテナの設置はもちろん、配線の固定やカバーなどの処理、屋根裏などの施工も含めた、見えない部分にいたるまで丁寧で整った工事を、アンテナ工事のプロとして、誇りと責任をもって実施いたします。

実際の工事は、アンテナ一基など簡単な工事では最短30分から。地デジアンテナとBS/CSアンテナ、ブースターなどの機材を設置する工事でもおおむね2時間以内、特に難しい施工でも3時間でまず完了します。

施工の完了後は、最後に工事を行った部分をきちんと掃除し、お住まいのテレビやアンテナコンセントなどで、十分なレベルの電波が届いているかを確認した上で、工事の完成といたします。

また工事の完了後には、工事を担当した者の自筆サイン入り保証書をお渡しし、業界でも最長のアフターフォロー体制、施工日から10年の長期保証、アフターサービスをご用意しており、工事から長くにわたっての安心感もご提供いたします。

さらに現在、当あさひアンテナでは、弊社のアンテナ工事のお申し込みと、弊社から超高速の光インターネット光線を同時に導入していただくことで、光回線の会社から75,000円、弊社から10,000円で、最大「85,000円」キャッシュバック・キャンペーンも実施しております。

このキャンペーンを適用して頂ければ、各種アンテナ工事が、実質「0円」で可能となりますので、アンテナ工事をお考えのお客様には、ぜひご利用していただければと思います。

工事費用のお支払いについても、各種カードはもちろん、paypayなどの電子マネーにもご対応しておりますので、お客様には余計なお手数をおかけいたしません。

当あさひアンテナでは、アンテナ工事の品質、工事の価格とも、お客様にご満足いただけることを第一に、自社の工事に自信と責任をもってお引き受けしております。

業界でも最高クラスの品質とサービスを誇るアンテナ工事を、業界最安の価格でお求めのお客様には、まずは当あさひアンテナまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。