テレビアンテナの修理を業者に頼む方法と費用の相場は? アンテナ修理の種類と火災保険に対応もできる最適な業者の選び方も解説
2024年(令和6年)には、世界情勢や円安をはじめとする数々の要因から、さまざまな製品、サービスの値上げが社会的な問題となっております。
そのため、新築や季節のお住まいに、新しくテレビアンテナを設置するアンテナ工事の料金についても、主に使用するテレビアンテナ本体や、機材の価格が上がっていることによって、以前に比べると、全体的に値上がりしている傾向がございます。
2024年現在での、主なテレビアンテナの、種類、機種別の取り付け工事の費用相場については、前回のコラム記事(以下リンク掲載)で詳しく解説いたしました。
・戸建て住宅でのテレビアンテナ基本設置工事の費用相場は? 料金を抑えることができる業者の選び方も紹介【2024年度最新版】
今回の記事では、設置からの年月による経年劣化や、大きな自然災害の影響などで、アンテナに故障、不具合が生じた場合の、修理や不具合の工事に必要な料金について、工事内容や適した業者の種類などを含めてご説明してまいります。
お住まいの屋根の上や壁などに設置されている地デジ、BS/CSのテレビアンテナは、日常生活で、様々なテレビの番組をご覧になるために欠かせない機材、設備ですが、このアンテナ本体やケーブル接続部などに故障、不具合が生じると、テレビの映りが乱れる、映らないといった、とても不便な問題が生じることになります。
そしてテレビアンテナは主に屋外の高い位置に設置されているため、台風をはじめとする強風や豪雨、積雪や海沿いの潮風などの影響を受けて、素材そのものや接続部などの耐久力の低下、サビなどの腐食といった老朽化が進んでいくことも避けられません。
このような老朽化によりテレビアンテナで考えられるトラブルとしては、アンテナの部分的な破損で受信性能が低下する。ケーブルや特に接続部に水がしみ込むなどの腐食、サビで、屋内のテレビなどに十分な電波(映像信号)が届かなくなる。
そして実際に多い例としては、近隣の地デジ電波塔や、衛星放送の静止衛星の方向へと正確に向けた地デジ、衛星放送のアンテナが、経年劣化や風雨などの影響により、徐々に電波塔や人口英背尾の方向から角度が外れてしまい、十分な電波の受信ができなくなるというトラブルです。
特に金属製のマスト(支柱、ポール)を使って屋根の上に立てるといった形で設置されているテレビアンテナは、マストなどの固定具ごと老朽化することで、屋根の上で傾く、倒れる、ついには屋根の上から落下するという大きなトラブルが発生するリスクも考えられます。
実際には、テレビの画面が乱れる、また「E101」「E201」のエラーコードが表示されてテレビ放送が映らなくなるなどのトラブルの要因には、アンテナやその付近の配線だけでなく、テレビから各お部屋までを結ぶ配線部や、その間に設置されたブースターの増幅部、電源部、分配器、混合器や分波器などのトラブル。また各お部屋のアンテナコンセントからテレビまでをつなぐ配線部、テレビそのものやB-CASカードなどに不具合が生じている可能性も考えられます。
不具合の原因がテレビ本体や室内配線の場合は、テレビの主電源を切り、電源プラグも抜いてしばらく置く「リセット」を試みる。B-CASカードやケーブルをいったん外して、接触部の汚れを落とすなどしてしっかり接続し直すといった対処法もございます。
しかし、特に屋根の上などに設置されたテレビアンテナでは、アンテナ全体のサビや破損、マストごと傾いている、倒れているなど、明確にトラブル、故障が目視できる場合でも、一般の方が修理やアンテナの交換に挑むには、安全面や技術的な点で大きな問題があるため、アンテナ工事を専門とする業者に修理を依頼することがベストの対処といえます。
アンテナ工事の専門業者に修理を依頼した場合には、業者によっては連絡から即座に現場へと駆け付けてくれての現地調査。またはお電話などで、お住まいのテレビなどに生じている不具合の状況を伝えることで、テレビアンテナだけでなく、配線部やその間にあるブースターなどの機器、室内配線やテレビなど受信機器本体まで、どこに不具合が生じているか、たちまち特定できます。
そしてもちろんトラブルの原因に応じた、アンテナなど機器の修理、交換にも対応できるため、できるだけ早急にテレビをご覧になりたいお客様にとっても、迅速かつ確実な復旧が期待できます。
さらに、アンテナ故障の原因が、台風や地震、大雪など想定外の自然災害、もしくは近隣での爆発など事故だった場合には、アンテナ修理の費用に、お住まいで加入されている火災保険が適用されるケースもあり、ご家庭で予想外の修理費の負担を抑えられることがあるのも重要なポイントと申せます。
今回のコラム記事では、アンテナ本体のトラブルでお住まいのテレビに受信不良が生じている場合や、屋根の上のアンテナの傾き、倒壊で、お住まいの破損から重大な事故のリスクがあるなどでお悩みの際に、アンテナ工事業者に修理やアンテナ交換を依頼する場合の、症状別の料金相場の一覧や、ご依頼の手続き。業者別のメリット、デメリット、注意点などを詳しく解説いたします。
またネットの口コミなども参考にした、お住まいのアンテナ修理に対応でき、価格が安く施工技術が優良な業者。アンテナの修理費用に火災保険を適用したい場合に、直接、手続きをサポートしてくれる業者などのお役立ち情報などもご紹介いたしております。
アンテナトラブルでお困りの際には、当コラムの情報をご参考に、信頼できる業者をお選びいただき、費用、工事のタイミング、施工の質やその他のサービスともに、ご満足いただける修理を実施していただければ幸いです。
お住まいに既設のテレビアンテナで修理を依頼すべき実例とは?
この項では、すでにお住まいに設置されている、地デジ、BS/CSのテレビアンテナで、アンテナ工事の専門業者に修理を依頼する必要があるケースについて、実例から詳しくご説明いたします。
1:お住まいのテレビで地デジ放送、衛星放送の画面が乱れる。または「E101」などのエラーコードが表示されてまったく映らない。
ご自宅でそれまで問題なく視聴できていた地デジ放送、衛星放送の映像が大きく乱れる。または特定のチャンネルや、すべてのチャンネルがまったく映らないといった問題が生じた場合は、ふだん楽しく視聴しているテレビ番組が見られなくなるため、早急の復旧をお求めの方も多いことと存じます。
お住まいのテレビで、地デジ放送、衛星放送の画面にモザイク状のブロックノイズが入って乱れる場合は、お住まいのアンテナから各部屋のテレビに届く電波レベル(映像信号)が弱まっていると考えられます。
地デジ放送、衛星放送とも、現在の「デジタル放送」では、送信される電波の映像信号が「0」「1」のデジタル信号に変換されており、このデジタル信号は、ある程度のエラーが混ざっていても、一定のレベルであれば、受信機側でデータを修復できるのです。
そのため地デジ放送では、ある程度の電波レベルを確保できるエリアであれば、電波塔からの距離を問わず、どこでもクリアな画質で放送を視聴できるのです。
しかしこのエラー修復機能にも限界があり、映像信号のエラー比率が一定以上を越えると、修復が及ばず、ブロックノイズなど映像の乱れが生じることになります。
なお、テレビなどのチューナー自体に入力される受信レベル(映像信号のレベル)が低下、不足して、地デジ、衛星放送などテレビの映像が乱れる要因としては、アンテナ本体の故障、不具合による受信感度の低下の他、お住まいの近隣に建物などテレビ電波が遮る障害物ができたことによる電波障害。またアンテナから各部屋のアンテナコンセントまでを結ぶケーブル配線。配線の途中にあるブースター、分配器など周辺機器の不具合。そして室内ケーブル配線や、視聴するテレビ本体などの不具合も考えられます。
特に衛星放送については、人工衛星(静止衛星)から届く衛星放送の電波(12GHz(ギガヘルツ)帯)が、光のように直進性が強く、障害物に遮られやすく、その波長の幅が25ミリ程度と短いという性質がございます。
そのため、12GHz帯を受け止めるBS/CSアンテナのディッシュの角度調整が、静止衛星の位置する東経110度(南西上空)の方角から、上下、左右ともミリ単位でも狂うと大きく受信感度が低下するという性質がございます。
またディッシュを向けた東経110度の方向に、樹木の枝葉や洗濯物など、ディッシュ面に影を落とすようなわずかな障害物があっても受信感度が低下するほか、激しい雨や雪で、雨や雪の粒が12GHz帯の波長の幅、25ミリに近くなると、12GHz帯の電波が空中で雨や雪に吸収され、乱反射も発生してBS/CSアンテナの側で受信しにくくなる「降雨減衰」「降雪減衰」も発生します。この降雨減衰、降雪減衰に関しては、天候の回復によって問題も自然と解消されます。
そして、アンテナトラブルをはじめ、上記の要因で、テレビなど受信機器に届く電波(映像信号)が必要なレベルよりも大きく低下すると、テレビ画面がブラックアウトして「E101」などのエラーコードが表示されます。
このエラーコードとは、テレビなど地デジ、衛星放送の受信機器が、チューナーに届く電波レベルの低下の他、さまざまな要因から、テレビ放送を正常に映し出すことができなくなった場合に、機器の自己診断により、その原因を示す記号(エラーコード)と解説文を表示するものです。なおエラーコードの種類や内容は、テレビなど機器のメーカー、モデルなどを問わず、すべて共通しております。
そしてアンテナからテレビなど受信機器に十分な電波が届かず、テレビ放送を映し出せない場合のエラーコードは、主に「E201(テレビなど受信機器に届いている電波レベルが少ない)」。「E202(受信機器に電波がまったく届いていないか、非常に低いレベル)」。「E203(そのチャンネルの電波を送信しているテレビ局が放送休止中)」の三種類が表示されます。
また他にも、例えばテレビなど受信機器のB-CASカードに問題が出ている場合は「E101」「E102」「E103」のエラーコードとメッセージが表示される、他にも配線のショート等、原因に応じてさまざまなエラーコードが存在するため、画面の表示を参考に、お住まいである程度の対策を取ることもできます。
ただ、表示されるエラーコードはあくまで機器が自己診断した結果であり、実際の原因とはやや異なる場合もございますので、その点はご注意くださいませ。
これら「E201」などのエラーコードが表示された場合も上記と同様、アンテナトラブルによる受信性能の低下の他、周辺の電波環境の悪化。アンテナから各部屋のテレビなど機器までをつなぐ配線部の問題などが生じて、テレビまで十分な電波が届いていないことが考えられます。
これらの症状の場合は、例えばトラブルが生じているのはお住まいのすべてのテレビか、または一部のテレビだけか。映らないのは特定のチャンネルだけか、すべてのチャンネルか。お住まいのアンテナで老朽化やマストの傾きなど、外観から見て取れるトラブルはないか。またトラブルが発生しはじめた時期やきっかけ(台風や地震のあと。周辺に高層建築が建てられた。特定の季節や悪天候の際など)などから、おおよその原因を判断できます。
ただ、ご自宅でトラブルの原因を特定すること、またはご自宅での対処が難しい場合は、アンテナ工事業者にお問い合わせの上、業者の現地調査にて正確な原因を特定し、修理を依頼されることがオススメとなります。
なお、お住まいのテレビ画面が乱れる、エラーコードが出て映らないなどの当あさひアンテナのフリーダイヤルにお問い合わせいただければ、アンテナ職人の作業者に同乗するなどの検証で、実地の専門知識を習得したオペレーターがご対応いたします。
そしてお住まいで生じているテレビのご試聴トラブルの、具体的な症状からその原因を推察し、お住まいで対処が可能な場合は、その方法を詳しくご説明いたします。そしてお電話でのご説明でトラブルが解決した場合は、料金はいっさい頂戴いたしません。
またトラブルの原因が、屋根の上などに設置されたアンテナ本体や、屋根裏の配線や機材など、お住まいでの対処が難しい場合には、弊社にご依頼くだされば、最短即日で弊社のアンテナ職人が現場へと駆け付け、正確なトラブルの原因を確認した上で、修理に必要な工事と、そのお見積もり費用をご提示いたします。
お客様が弊社アンテナ職人のご説明にご納得いただき、工事のご契約をいただければ、夜間工事にもご対応して即座に工事に取り掛かり、早急に復旧いたします。
お住まいでテレビご視聴のトラブルが発生した際には、まずは弊社のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまで、ご相談いただければ幸いです。
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2:お住まいのアンテナに大きな老朽化が見て取れ、マストが傾くなどしている。
アンテナの受信性能とは関係なく、家の屋外に設置された既存のテレビアンテナには、基本的に耐用年数(寿命)がございます。
このアンテナの寿命は、設置されるアンテナの機種や設置場所、設置方法。また現場の自然環境などによっても大きく変化しますが、一般的に屋根の上などのマストに固定される大型の地デジアンテナ「八木式アンテナ」や、円盤状のディッシュを持つ衛星放送用パラボラアンテナ「BS/CSアンテナ」の耐用年数は約10年。
パネル状で主に壁面などに貼り付けるように設置され、外観性、対候性が高い地デジ「デザインアンテナ(平面アンテナ)」や、円筒形のポール状で八木式アンテナと同様、屋根の上のマストに設置され、高さにより受信感度を確保できながら、デザインアンテナと同等のメリットも持つ、地デジ「ユニコーンアンテナ」の耐用年数は、約15年から20年程度とされています。
特に屋根の上に屋根馬を置き、各種テレビアンテナを設置するマストを立て、四方からワイヤーなどの支線(ステー)でアンテナごとマストを固定する古典的な設置方法は、技術に優れたアンテナ工事業者の施工であれば、基本的にはそう簡単に倒れることはございません。
ただ、この形式で設置されているアンテナ、特に大型で重量のある八木式アンテナ、BS/CSアンテナの場合は、10年程度でアンテナ本体や設置部であるマスト、屋根馬、ステーなどのサビ、金属疲労の進行による全体的な老朽化から、耐久性が低下してまいります。
アンテナの耐用年数は、その年数を過ぎれば必ず使用不能になるというものでもなく、実際は現場の自然環境や、アンテナ本体の品質にも左右されるため、自然環境が穏やかなエリアでは、上記のアンテナが設置から20年近くに渡り、特に問題もなく安定して使用できている例もございます。
ただいずれにせよ、屋外のテレビアンテナは、長年の使用で確実に経年劣化が進んでいき、耐用年数が過ぎると、自然環境などの影響から、徐々に耐久力が低下してゆきます。したがって台風や大雪が多いなど、自然環境が厳しいエリアでは、上記の年数を待たずしてアンテナトラブルが発生する事もございます。
特に屋根の上のマストへの設置から長年が経過し、耐久性が低下したアンテナは、ステーが緩む、切れる、マストが折れるなどして、台風や地震など、自然災害の影響によって傾く、倒れるなどの問題が生じやすくなります。
このように老朽化したアンテナは、現状では受信性能に問題はなくとも、次に自然災害などの影響を受けた際に、完全に故障してテレビが映らなくなる。もしくは屋根の上で完全に倒壊する、さらには屋根の上から落下するなどのリスクも考えられます。
アンテナの倒壊では、倒れた衝撃やサビが流れることによる屋根材の破損や腐食。屋根からの落下では、家財や車、ひいては人に当たることで重大な事故を招く恐れも考えられるため、老朽化したアンテナについては、早急な対策が必要となります。
お住まいのアンテナで老朽化によるトラブルを抑える対策としては、設置からある程度の年数(寿命に近い年数)が過ぎた時点で、定期的にメンテナンスを行い、耐久力が低下した部品を交換するなどの対処を行うことが有効です。
ただ特にメンテナンスを行っていない屋根の上のアンテナで、アンテナ本体などの全体にサビが目立つ。部分的に破損している。ステーのゆるみや切れている部分が見える。全体にさび付いている。マストや屋根馬が傾いているなどの状態が見られる場合は、相当の老朽化が進んでいると考えられます。
また壁面に設置されたデザインアンテナや、サイドベースで設置されたアンテナなども、同様に外見的な経年劣化がみられる。設置具ごとグラグラしているような感じがある場合が、受信性能に問題はなくとも、ほぼ寿命に近いと考えられます。
お住まいのアンテナにこのような症状がみられる場合も、アンテナ工事業者に依頼して、アンテナの状態を確認し、メンテナンスや部分的な修理から、場合によってはアンテナそのものの交換を行うことが良いといえます。
アンテナ交換の手順や費用などについて、詳しくは後述いたしますが、当あさひアンテナでは、経年劣化が進んだアンテナのメンテナンスやチェックにもご対応しており、アンテナの状態に応じて、設置具を含む部分的な補修や交換から、アンテナそのものの交換まで、現場のアンテナの状態に応じて、それぞれ最適な対処をご案内しております。
お住まいのテレビアンテナに老朽化の兆候が見られる場合には、どうかお気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。
なお、テレビアンテナの老朽化や風雨などによる倒壊、それによるトラブルの実例と、対策、対処法については、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。
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お住まいでアンテナが故障した時に修理を依頼すべき業者とは?
現在のお住まいにすでに設置されている地デジ、BS/CSなどのテレビアンテナで、上記したようなテレビ放送が正常に映らない、また老朽化で倒壊などの恐れがある場合に、お客様が修理をご依頼になる業者といえば、そのアンテナの設置工事を担当した業者ではないかと思われます。
もし問題が出たアンテナを設置した工事業者に、長期アフターフォロー制度などが存在し、アンテナ修理や交換などを、無料、または低価格で行ってもらえるのであれば、設置当初の工事業者に修理などをご依頼になるのが、もっとも大丈夫なベストの選択と申せます。
ただ当初、アンテナ設置工事をご依頼になったのが、地元の家電量販店やホームセンター、新築物件を建設したハウスメーカーなど、下請け業者を利用する業者の場合は、店舗、業者の窓口から受け付けた後、当時の業者に連絡を取るのに時間がかかり、依頼の当日など即座の対応が難しい。場合によっては、設置を担当した業者とは別の業者が修理を担当するケースもあり、施工技術が安定しない場合もある。またそもそもの保証期間などが短く、修理費用が実費となるケースもございます。
またこのような業者は、その店舗、業者が取り付け工事を担当した以外のテレビアンテナについては、そもそも修理対応をしていないケースもございますので、その点にもご注意ください。
その下請け業者であることが多い、町の電器店などに修理、交換をご依頼になる場合も、やはり保証期間が短い。特にエアコン工事の繁忙期など、店のスケジュールによっては、早くの対応が難しいなどの問題がございます。
もし上記のような業者に修理をご依頼になり、実際の修理までに日数がかかる。また業者の保証期間などを過ぎており、提示された修理費用の目安が想定より割高、出張などの費用もかかってくるといった場合には、当あさひアンテナをはじめとする、アンテナ工事の専門業者にもご相談くださいませ。
当あさひアンテナでは、アンテナトラブル時の現地調査から、状況に応じたアンテナ修理、交換などの適切な作業内容を、最短で即日、また夜間工事にもご対応しており、急にテレビが映らなくなってお困りの場合でも、早急にテレビがご覧になれるよう、可能な限り最短で効率のいい修理にご対応いたします。
ケース別のアンテナ修理の詳しい施工内容や費用の相場については、次の項でご説明いたしますが、当あさひアンテナでは、お住まいでテレビが正常に映らなくなった、その他、アンテナトラブルのご相談については、前述の通り、弊社フリーダイヤルやメールフォーム、LINEアカウントにご相談いただければ、まずは専門知識を持つ担当者が、お住まいの症状から推定される原因と、その原因に応じた対処法をご案内いたします。お電話などでのご説明でトラブルが解消された場合には、もちろん料金などは一切いただきません。
そしてアンテナトラブルなど、お住まいでの対処が難しいトラブルの場合は、後述する明確な価格体系にて、業界最安に挑戦する費用で、早急に復旧のご対応をいたします。
弊社のアンテナ工事は、修理、交換(アンテナ新規設置)とも、弊社社員スタッフである、経験豊富で確かな技術力を持つアンテナ職人が担当しており、下請けを使わない完全自社施工による中間マージンのカットなどで、高品質の工事を低価格にてご提供しております。
またアンテナ交換を含むアンテナ取り付け工事に関しては、弊社では、八木式アンテナやBS/CSアンテナの一般的な寿命に相当し、業界でも最長クラスと言える、施工日からの「10年間」の長期保証をご用意しており、もし保証期間中にトラブルが発生した場合、弊社フリーダイヤルにご一報いただければ、弊社スタッフがすぐさまご自宅へと駆け付け、保障範囲内のトラブルであれば費用の一切かからない完全無償で、迅速に復旧いたします。
アンテナトラブルの際には、お住まいのアンテナ設置工事を担当した施工業者のほか、当あさひアンテナをはじめとするアンテナ工事の専門業者にもお問い合わせの上、早急な修理対応や工事の費用、保障内容をご比較の上で、安心感がありお得と思われる業者にご依頼いただければ幸いです。
なお、アンテナ工事業者にアンテナ修理を依頼する方法や重視すべきポイント、費用の目安。アンテナ設置の前に必要となる電波調査、工事費用のお見積もりなどについては、以下の各コラム記事で詳しく解説しております。
・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?
・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説
・テレビアンテナが故障したときの修理に対応できる工事業者を比較しておすすめ業者をご紹介! 業者別、修理費用の相場も解説!
・テレビアンテナの修理を自分で行う方法・原因と対処を解説。おすすめ工事業者の比較と選び方、費用の相場も紹介!
アンテナ工事業者が行うテレビアンテナ修理工事の種類とは?
この項では、アンテナ工事業者が対応してくれる、アンテナトラブルのパターンとその対処法である作業内容、費用の相場についてご説明いたします。実際に起こり得るアンテナトラブルの類例、カテゴリと対処法は、ほぼ以下の例で網羅されていると考えていいでしょう。
なお、アンテナトラブルが生じやすいアンテナのタイプ、設置位置については、やはりやや大型で風雨などに影響されやすい八木式アンテナ、BS/CSアンテナを、屋根の上のマストに固定する形になります。
屋根の上に設置された大型のアンテナは、自然環境の影響を受けやすい上に、トラブルから復旧する工事も高所作業になります。
したがってこのようなアンテナに何らかのトラブルが発生した場合は、屋上フロアにアンテナが設置されているようなお住まいを除いて、決してご自宅でのDIY作業は行われず、専門のアンテナ工事業者に修理をご依頼くださいませ。
1:アンテナ角度調整(症状:アンテナ正面角度のズレ)
戸建て住宅などに地デジ、衛星放送のテレビアンテナを設置する際には、地デジアンテナの正面、BS/CSアンテナの場合はディッシュの上下、左右の角度を、電波を送信する近隣の地デジ電波塔や、衛星放送の静止衛星の方向へと正確に角度調整して向ける作業を行います。
これは、地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、指向性が高いアンテナであるためです。
指向性とは、アンテナの真正面側でのみ受信性能が高くなる、逆に言えばそれ以外の方向ではほとんど受信性能がなくなる性質のことです。
地デジアンテナは、機種の形状や設計、受信性能(素子数・素子数相当)モデルによっても異なりますが、アンテナ真正面の一定角度(半値幅)の範囲でのみ受信感度が向上する性質がございます。
そのため、設置時に近隣にある電波塔の方向に地デジアンテナの正面を向ける形で、角度調整を行う必要があるのです。
地デジ電波塔の先端から送信される地デジ電波は、UHF(極超短波)のうち470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯で、ある程度、音のように広がる性質を持つため、受信する電波塔が一ヵ所の場合は、おおむね正面の方向を合わせるだけで、そこまで正確な角度調整は必要ございません。
ただ、NHK、広域民放と地方チャンネルの電波塔が別など、二か所以上の電波塔から電波を受信する現場では、双方の電波塔を半値幅の範囲に収め、電波塔からの距離(到達する地デジ電波レベル)に応じて、どのチャンネルも十分なレベルでバランスよく受信できるよう、現場の条件に応じた適切な角度調整が必要となります。
衛星放送用BS/CSアンテナの場合は、BS放送の放送衛星、CS放送の通信衛星が位置する東経110度(南西方向の上空ながら、正確な角度は国内のエリアによって微妙に異なる)の方向に、アンテナの円盤状の部分である「ディッシュ(放物面反射器)」の仰角(上下)、方位角(左右)とも、正確に角度調整して固定することになります。
衛星放送では、前述の通り、静止衛星から、地デジ電波より格段に周波数帯が高く、光のように直進性の強い性質を持つ12GHz帯の電波を送信しており、この地上まで直進的に届く衛星放送の電波を、BS/CSアンテナのディッシュ内側に反射させ、その前面に固定されたコンバーターの一次放射器に集中させて受信するという構造になっております。
したがって、東経110度に合わせたディッシュ角度がミリ単位でも狂うと、ディッシュに反射した12GHz帯の電波が一次放射器から外れてしまい、受信感度が大きく低下するという性質がございます。BS/CSアンテナは、地デジアンテナ以上に指向性の高いアンテナであるともいえます。
そして地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、ある程度の耐久力の低下や、日々の風雨などの積み重ね、またやや大きな台風や地震などの影響を受けると、設置当初は正確に調整されていたアンテナ角度に少しずつ狂いが生じ、やがては電波塔や静止衛星の方向から大きく外れて十分な受信感度を失うことで、ブロックノイズやエラーコードが表示されるなど、テレビ放送が正常に視聴できなくなることもございます。
この場合は、アンテナそのものは設置から寿命に至るほど年数がすぎておらず、老朽化がさほど進んでいない状態であれば、アンテナなどの機材を交換する費用をかけず、アンテナの角度を再調整し、しっかり固定し直すことで対応できます。
またアンテナの設置位置が、お住まいのベランダや窓に近い壁面など、比較的、手の届きやすい位置であれば、お住まいで角度を調整し直すことも難しくはございませんが、屋根の上のマストに立てられたアンテナの場合は、アンテナ工事の専門業者にご依頼になることがオススメです。
角度調整の実際の作業は、業者のアンテナ職人が、屋根の上で専用のアンテナレベルチェッカーを用いて、その位置で受信できる電波レベルや、周辺環境の変化などで電波状態が変化していないかなどをチェックします。
そして地デジ、衛星放送とも、その位置での受信に最適となる角度を割り出して、正確にアンテナの角度調整を行った上で、しっかりと固定し直します。
アンテナ工事の専門業者に、角度調整を依頼した場合の費用は、8,000円から10,000円程度が相場となっております。ただ、マストや屋根馬など大きな機材の老朽化が激しく、交換が必要になる場合や、アンテナ位置が三階以上の高さに当たる高所で、三連梯子などの機材が必要となる現場では、高所作業費などの追加工事費が加算されるケースもございます。
なお当あさひアンテナでは、屋根の上などご自宅では対処が難しい位置のテレビアンテナで、アンテナ角度のズレにより地デジ放送などが正常に映らなくなったトラブルで、特に部材を使用せず、方向調整によってテレビの映りを復旧する工事については「8,000円(税込み8,800円)」からの費用で承っております。
地デジ、BS/CSアンテナの指向性と、アンテナ角度のズレなどによって生じる受信トラブル。その対策や対処法については、以下の各コラム記事でも詳細に解説しております。
・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!
・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!
・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!
・地デジ放送のテレビアンテナを地図で正しい電波の向きに調整する方法とは? 自分でアンテナの方向を調整できる設置の位置も解説
・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!
・雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?
・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法
・地デジ、衛星放送でテレビアンテナの向きに適した方向とは? アンテナ機種別の設置位置や自分で角度調整を行う方法も解説!
・地デジ、衛星放送用テレビアンテナを正しい向きに自分で調整する方法とは? アンテナ角度の調整に必要となる工事の手順も解説
2:アンテナ修理(症状:アンテナ本体や周辺部の軽微な故障)
屋根の上に設置されたアンテナで、ある程度、サビなどの老朽化が進む、また飛来物がぶつかる。アンテナに鳥が留まり、腐食性のあるフンをするなどの影響で、アンテナ全体にはさほど老朽化の問題はなくとも、部分的に破損が生じることで、受信感度に問題が出ることもございます。
特に多いケースとしては、八木式アンテナで、電波を受信するパーツである短い横棒「素子(エレメント)」の一部。また電波を集めてケーブルへと送る給電部が破損して、受信感度が低下する。アンテナと同軸ケーブルを接続する端子部で、テープなどによる防水処理が甘く、内部に雨水か浸み込むなどしてサビ、腐食が発生し、電波の漏洩やノイズの混入で、受信したテレビ電波を十分に送信できなくなるなどの例がございます。
このようにアンテナ本体や周辺部の部分的なトラブルで、アンテナ全体としてはさほど老朽化しておらず、アンテナごと交換するより、破損した部分を補修するほうがコストを抑えられる場合は、素子やケーブル接続部など、問題のある個所を修復する「アンテナ修理」の対応が適しております。
部分的なパーツの交換などを伴うアンテナ修理を、アンテナ工事業者に依頼した場合の工事費用は、おおむね5,000円から10,000円程度が相場になります。またアンテナ修理の場合も、交換する部品の費用がかさむ。また通常より高所作業になる場合には、部材費や高所作業費などが加算されるケースもございます。
なお、当あさひアンテナで、部品の補修、交換などを伴うアンテナ修理工事に関しては「5,000円(税込み5,500円)」からでお引き受けしております。
アンテナ修理を依頼できる業者の種類と、受信レベルが低下した場合の対処法などについては、以下の各コラム記事で詳しく解説しております。
・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!
・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!
・地デジやBS/CSアンテナで受信感度が落ち突然テレビが映らなくなる原因、受信レベルを上げ映るよう解決する対処法の工事は?
・テレビアンテナの受信レベル低下で地デジやBS放送が突然、映らなくなる原因と、受信感度を上げて解決する工事など対処法とは?
・地デジ、衛星放送のテレビアンテナ故障例、テレビ放送が映らなくなった場合に考えられる原因とその対処法は? 必要な工事を解説
3:アンテナ撤去、交換(症状:アンテナ本体や固定部の老朽化)
上記の通り、アンテナ本体や、アンテナを固定するマストなど設置具の寿命が大きく過ぎて、全体的な老朽化が進んでいる場合は、角度のずれや部分的な破損も生じやすくなります。
そしてそのようなトラブルが生じて、角度調整、部分的な修理を行ったとしても、その後も他のトラブルが生じるリスクが高くなり、細かな修理を繰り返すことで、手間や費用がかさんでしまうことも考えられます。
このように耐用年数を大きく過ぎて、全体的に老朽化した既設アンテナは、アンテナそのものを撤去し、新しいものへと交換するほうが、コストパフォーマンスではお得となります。
特に既設アンテナが全体的に老朽化しており、ステーの一部が切れ、マストが傾くなどしていると、いつアンテナが倒れ、屋根から落下するなど、大きな事故にもつながりかねません。この場合も早急にアンテナの撤去、交換が必要となります。
特に屋根の上などに固定された、既設のアンテナを撤去するには、まずアンテナ工事業者に「既設アンテナ撤去」の工事を依頼する必要がございます。
既設アンテナ撤去は、文字通り、屋根の上のアンテナを固定しているステーなどをゆるめて、アンテナ本体や固定部。また屋根の四方に固定されているステーやステー止め金具などを丁寧に取り外し、すべて地面に降ろす工事です。
またアンテナ工事業者にアンテナの撤去を依頼した場合には、ほとんどの場合「アンテナの処分」も工事費用に含まれています。
老朽化したアンテナやマストなど大型の金具は、耐久力の低下などで再利用が難しく、処分するしかありませんが、このような大型の品を処分するには、お住まいの自治体などのルールに則り、粗大ゴミとして処分する必要があり、既定のゴミ捨て場に運ぶ手間や、処分費用が発生いたします。
しかしアンテナ工事業者にアンテナ撤去を依頼した場合は、取り外したアンテナや機材をそのまま持ち帰って処分してもらうこともできますので、古いアンテナを処分する費用や手間を省くこともできます。
既設のアンテナを撤去するに合わせて、新しいアンテナを設置することも必要になります。
このアンテナ設置に必要な費用は、取り外したアンテナに代わって新品のアンテナを設置する作業になるため、アンテナ工事業者であれば、アンテナ本体と、そのアンテナの一般的な設置に必要となる設置具、同軸ケーブルなどの料金をセットにした「基本設置工事費」になります。
基本設置工事費用は、アンテナ工事業者や、使用するアンテナ機種によっても異なりますが、一般的な相場の目安は、
・地デジ20素子八木式アンテナと基本的な設置具(マストや屋根馬、サイドベースなど)、同軸ケーブルをセットにして「税抜き22,000円から28,000円」程度。
・地デジ20素子デザインアンテナと壁面などへの設置具、同軸ケーブルをセットにして「税抜き25,000円から30,000円強」程度。
・地デジ20素子ユニコーンアンテナと基本的な設置具、同傷ケーブルをセットにして「税抜き30,000円から40,000円」程度。
・衛星放送45型、2K4K8K対応BS/CSアンテナと基本的な設置具、同軸ケーブルをセットにして、上記の各地デジアンテナとセットで設置する場合は「税抜き18,000円から23,000円」程度。
になります。
したがって、古いアンテナの撤去、処分および交換(アンテナ新設)にかかる費用は、基本的に上記のアンテナ撤去工事費に、新しく取り付けるアンテナの基本設置工事費用を加えた総額になります。
なお、これまで設置していた地デジアンテナが八木式アンテナであったお住まいでは、受信環境などに問題がなければ、新しいアンテナ機種をデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどに変更することで、より経年劣化に強く、アンテナトラブルのリスクを軽減できることになります。
ただ、アンテナ交換に当たって、基本設置工事に含まれる以外の機材、また高所作業など特殊な工事が必要な場合は、その費用も加算されることになります。
なお、各種テレビアンテナの基本設置工事の費用や、工事の詳細については、前書きでもご紹介した通り、当コラム記事の姉妹記事に当たる以下のコラム、
・戸建て住宅でのテレビアンテナ基本設置工事の費用相場は? 料金を抑えることができる業者の選び方も紹介【2024年度最新版】
で詳しくご説明しております。当あさひアンテナのアンテナ基本設置工事についても、費用から施工技術、手順など詳しくは上記コラム記事で解説しております。
ただ、弊社の各種アンテナ基本設置工事の価格を、簡単にご説明いたしますと、
・八木式アンテナ:DXアンテナ製、高品質20素子モデル「UA20」本体と基本設置具、同軸ケーブル、防水処理をセットにして「22,000円(税込み24,200円)」より。
・デザインアンテナ:サン電子製、高品質20素子モデル「WG-20」本体に、背面の配線や機材を隠して見た目をよりスッキリさせる背面スッキリカバー「BC1」の各5色のカラーバリエーションと、基本設置具、白か黒の同軸ケーブル、防水処理をセットにして「28,000円(税込み30,800円)」より。
・デザインアンテナ:DXアンテナ製の高品質20素子、従来型モデル「UAH201」本体を4色のカラーバリエーションと、上記と同等の設置具や二色の同軸ケーブル、防水加工をセットにして「25,000円(税込み27,500円)」より。
・デザインアンテナ:マスプロ電工製の強電界地域専用コンパクトモデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」本体を、白と黒の2色のカラーバリエーションと、屋外への設置具や室内用据え置きスタンド。白と黒の同軸ケーブルをセットにして「25,000円(税込み27,500円)」より。
・ユニコーンアンテナ:マスプロ電工製「U2CN」本体2色のカラーバリエーションと、基本設置具、白か黒の同軸ケーブル、防水処理をセットにして、業界最安値に挑む「キャンペーン価格」にて。
・BS/CSアンテナ:DXアンテナ社製、高品質45型2K4K8K対応モデル「BC45AS」本体と、基本設置具、同軸ケーブル、防水加工をセットにして、上記の地デジアンテナ基本設置工事とセットの場合は「18,000円(税込み19,800円)」より。
・BS/CSアンテナ:DXアンテナ製の同じく2K4K8K対応45型モデルで、激しい台風などにも高い耐久性を誇る高耐風モデル「BC453SG」本体による、上記と同様の基本設置工事は「特別価格」にて。
他にも、八木式アンテナでは8素子、14素子など各素子数モデルや、高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用モデル。対候性の高いステンレス製や雪害用、塩害用モデル。
デザインアンテナでは、やはり受信感度が高い26素子相当モデル。BS/CSアンテナでは黒のカラーバリエーションモデルや、集合住宅向け共同受信用を含めた、50型、60型、75型、90型、120型の大型モデルもご用意しており、受信性能から設置の外観性、対候性まで、さまざまな現場に応じたアンテナ設置工事にご対応いたします。
お住まいで古いテレビアンテナを撤去し、新しいアンテナに交換する工事については、手順や費用なども含めて下記の各コラムで詳しくご説明しております。
・テレビアンテナの寿命と交換時期は? 地デジ・衛星放送別に必要な工事を徹底解説!
・BS/CS衛星放送や地デジ用アンテナの寿命と交換時期は何年? 取り付けから約10年でテレビが映らない時の対処法を解説!
・ご自宅に設置されているテレビアンテナを交換する時とは? 工事にかかる費用の相場はいくらか、また工事を進める方法を解説!
・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)の交換・撤去(前編・時期編)
・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)およびアンテナ機材の交換・撤去(後編・手順編)
テレビアンテナの修理に火災保険を適応できる条件とその手順とは?
お住まいで長年、使用していたテレビアンテナで、ある日突然、台風などの影響を受けて、テレビ放送が正常に映らなくなるなどのトラブルや、アンテナが傾くなど、大きな破損の予兆が発生した際には、想定外の修理費用も必要となり、何かと大変なことと存じます。
ただ、特に台風や地震などの自然災害、また周辺からの落下物、飛来物など予期せぬ事故により、テレビアンテナが破損、故障した場合には、その修理や交換にかかる費用を、お住まいで加入しておられる火災保険で補填することにより、ご自宅での負担額を抑えることも可能となります。
以下では、火災保険が適用される理由、適用可能な例、具体的な手順について詳しく解説します。
そもそも火災保険とは、一般的にはその名称通り「火災」に対する損害を補償してくれる保険と思われがちですが、実際には、火災の他、激しい台風、強風などによる風災や、その他の自然災害、また近隣での爆発事故など予想外の事件、事故で、お住まいの家屋や家財などが被害を受けた場合に、その損害を補償される保険になっております。
正確な保証対象、保証範囲については、保険商品の種類や契約内容によっても異なりますが、多くの場合、テレビアンテナも補償対象である家屋の一部とみなされます。
ただ、実際には修理費用のすべてが補填されるとは限らず、契約上の免責金額(保険会社が支払う責任を免除される範囲の金額)や、災害などで破損する前のアンテナの老朽化の度合いなどと、保険会社の現場調査などを元に、実際の保証金額が決定されます。
そのため、アンテナ修理費用を火災保険で賄う場合には、破損前と修理後のアンテナ現場写真や、保険請求の書類など、必要書類を用意し、保険会社と交渉手続きを行うことが必要です。
ただ当あさひアンテナでは、台風や地震、その他の災害、事故で破損したアンテナの修理をご依頼いただく際に、火災保険の適用についてもご相談いただければ、アンテナの修理と同時に、修理費用に火災保険を申請するためのお手続きのご相談や、必要な書類のご用意にもご対応いたします。
災害などで大きく破損したアンテナの場合、ほとんどの場合は、破損したアンテナの撤去と新規設置になりますが、その作業に並行し、損害状況を確認すべく、施工前後の現場写真動画や、周利内容の報告書、修理費用の内訳を記した見積書など、保険会社に提出する必要がある各種の補償請求書類を、すべて弊社の側で万全のご用意をいたします。
また法律や保険契約上の規定から、保険申請書類の作成や、保険会社との交渉は、基本的に契約者であるお客様ご自身に行っていただく必要がございます。
しかし弊社には、保険に関する豊富な知識を持つ専門スタッフが常駐しており、お客様が加入しておられる保険でどこまで修理保証に対応できるか。また申請書類の作成や保険会社との交渉に関しても、万全のサポートをご用意しておりますので、お客様は書類作成、考証とも、特に悩まれることなく、スムーズに行っていただけます。
アンテナ工事費用を火災保険の保険料で賄える条件やその方法、手順などについては、以下の各コラム記事でも詳細を解説しております。
・テレビアンテナ故障で修理にいくらかかる? 工事の方法と業者の選び方、費用相場と火災保険の適用で0円にする方法について解説
・台風などで壊れたテレビアンテナの修理に火災保険の申請を使える場合と、工事費用の目安を紹介。
・地震や台風によるテレビアンテナの故障は火災保険で修理費用が出るってホント?
テレビアンテナを修理する方法と費用、適した工事業者・まとめ
お家のテレビが電波レベルの低下、ノイズの混入などで正常に映らない、アンテナ本体が劣化で倒れそうになっているなど、アンテナトラブルの際に、修理のために必要となる工事の種類と費用の相場。修理に対応できる業者など関連の情報は、以上の通りです。
特に台風や竜巻、雨風や雪などが頻繁にある地域では、歳月を重ねたアンテナが故障する危険があり、ご不安なことも多いかと存じます。
テレビの画像に不調がある場合は、テレビなど機器のリモコンからボタン操作で、メニューや管理の画面から再起動や調整を行う。テレビ本体の電源ケーブルを抜いてしばらく置き、入れ直す。ケーブルやB-CASカードの抜き差しを行うなどで直るケースもございます。
ただ、屋根の上に設置さえたアンテナの修理となると、一般の方では作業にかなりの危険が伴い、失敗の恐れもございますので、アンテナ工事業者にお任せになることをお勧めいたします。
もしアンテナのトラブルで修理や点検をご依頼になる場合には、依頼する先の業者として、東あさひアンテナをはじめ、インターネット上にホームページを掲載している、実績も豊富なプロのアンテナ工事業者もいくつか検索の上、親切さの評価や評判などからご検討いただければ幸いです。
当あさひアンテナでは、アンテナ交換を含めたアンテナ取り付け工事に伴う、事前の電波調査、工事のお見積もりを、出張費、キャンセル費など含めた完全無料で実施しております。
また弊社に修理などを含むアンテナ工事をご相談いただき、弊社のご提案やお見積価格にご納得いただければ、即日工事、夜間工事による早急なご対応をはじめ、お客様のご都合に合わせた日程での工事も可能です。
工事の料金は、下請け業者を使わない完全自社施工で仲介手数料などの中間マージンのカット。アンテナ機材などを大手メーカーから大量一括購入することでの大幅値引きなどにより、高品質アンテナや各種機材の価格を含めた工事を、本文でも御紹介した通り、アンテナ基本設置工事費用を含めた業界最安に挑むお見積り価格でご提案いたします。
弊社のアンテナ基本設置工事費を含む各種アンテナ設置費用の相場や、アンテナ工事費用を抑える相見積もりについては、上記でも記しました、以下の姉妹記事で詳しくご紹介しております。
・戸建て住宅でのテレビアンテナ基本設置工事の費用相場は? 料金を抑えることができる業者の選び方も紹介【2024年度最新版】
・新築住宅でテレビアンテナ工事の流れは? 即日工事、相見積もりで安くて高品質の工事を依頼できる業者の種類、費用相場も紹介!
またお住まいでもさまざまな場所で緻密に電波を測定、チェックすることにより、それまでのアンテナに比べて、設置の美観、また風雨などへの対候性も高く、老朽化を抑えることができてトラブルの生じにくいアンテナ設置もご提案いたします。
実際の施工も、ケーブル部に隙間なく防水テープを張る技術など、細かな施工のコツを数多く体得した弊社のアンテナ職人により、総合的に経年劣化が進みにくい、高品質な施工をお約束いたします。
施工後の大切な保証も、すでにご説明した通り、施工完了日からの10年保証で、ほぼアンテナ寿命と同様の年数まで、末永くご安心いただけます。
突然のアンテナトラブルでテレビが正常に映らなくなってお困りの際や、お住まいのアンテナが老朽化してトラブルがご心配な場合。またその他の各種アンテナ工事のご希望については、インターネットから当あさひアンテナのフリーダイヤル、当サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にご相談いただければ幸いに存じます。