業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!
21世紀現在も、日本国内におけるテレビ放送の主流、地上デジタル放送(地デジ)用のアンテナの中でも、現在、もっとも人気を集めている機種が「デザインアンテナ」になります。
従来の古典的な地デジアンテナモデルである「八木式アンテナ」の次に登場した、第二世代モデルともいえるデザインアンテナは、受信感度では八木式アンテナに一歩譲るものの、その形状はパネル状の薄型軽量で壁面にも設置できるため、住宅の外観性や周辺の景観などの美観を乱さない、さらに風雨や積雪など自然環境の影響も受けにくく、耐用年数が長くなるなど、従来の地デジアンテナに比べるとメリットが豊富で、ある程度、地デジ受信環境に恵まれたエリアには最適の地デジアンテナ機種といえます。
近年ではデザインアンテナにもさまざまなモデルが登場しており、本体はある程度のサイズがある分、地デジ電波状態がやや悪いエリアでも利用できる、26素子相当やブースター内蔵などの高性能機種か。また逆に電波状態が良好なエリア専用のモデルとして、デザインアンテナの中でも特に外観性(見た目)を重視した、コンパクトなモデルなども存在します。
そして、中でも2024年(令和6年)現在で、小型デザインアンテナモデルでも最高峰と呼べるのが、日本三大アンテナメーカーのひとつ、マスプロ電工から発売されている「スカイウォーリーミニ」です。
ここではマスプロ電工社の業界最小デザインアンテナ「スカイウォーリーミニ」について、その小さなアンテナ本体に秘められた、さまざまな性能に関する情報や概要をご紹介いたします。地デジの電波状態が強いエリアにお住まいで、より外観性に優れたデザインアンテナをお求めのお客様には、ぜひご一読いただきたいコラムでございます。
デザインアンテナとはどんな地デジアンテナ?
デザインアンテナとは、かつての主なテレビ放送であった、地上波のアナログテレビ放送から地デジ放送へと完全に転換される少し前、2009年(平成21年)から2010年(平成22年)頃に、急激に普及しはじめた地デジアンテナです。
それ以前の主なテレビアンテナといえば、アナログ放送時代から使われていた、屋根の上に設置される魚の骨に似た八木式アンテナか、衛星放送用のパラボラアンテナであるBS/CSアンテナのみでした。
しかし2011年(平成23年)のアナログ放送から地デジ放送への完全移行を控え、当時、それまでのアナログ放送用のVHFアンテナから、地デジ用UHFアンテナへの転換(交換工事)が進んでいた時期に登場し、地デジアンテナの第2世代モデルとして注目されたのが、このデザインアンテナです。
デザインアンテナとは、アンテナ本体の機器部を主に薄い長方形のボックス状のケースに収めることで、それまでにない薄型で平面軽量のデザインを実現したテレビアンテナ(地デジアンテナ:UHFアンテナ)です。
その形状や、主に住宅の壁面、ベランダの手すり部などに設置されることから、平面アンテナ、壁面アンテナ、薄型アンテナ、フラットアンテナ、ケースアンテナ、ボックスアンテナなどとも呼ばれます。
デザインアンテナの魅力は、従来の八木式アンテナにはないデザイン性の高さと、風雨など自然環境への強さです。
それまでテレビアンテナといえば、衛星放送用のパラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)を除けば、現在でいう八木式アンテナしか存在せず、特に住宅街などでは、一般住宅の瓦屋根の上に、魚の骨のようなアンテナが並んでいるのが、昭和のごく日常的な風景でした。
しかし21世紀になってから10年、平成も後半になると、社会も大きく変化してゆきます。インターネット社会の到来をはじめ、従来のガラケーと呼ばれた携帯電話に代わってスマートフォンも普及するなど、文化や生活様式も洗練され、戸建て住宅のデザインもモダンになってゆきました。
それにつれて、住宅の屋根の上に建てられる、デザイン性がなく昭和感ただよう八木式アンテナは、スタイリッシュな住宅の外観にそぐわないと思われる方も多くなってゆきました。
そこに登場したのが、このデザインアンテナです。住宅の壁面に設置できて、同じメーカーの同モデルでもカラーバリエーションが豊富なことから、住宅の色合いに合わせた本体色を選ぶことで、現代的な住宅デザインの一部にも見えるデザインアンテナは、折からのアナログ放送から地デジ放送への転換による地デジアンテナへの交換需要とあいまって、主に大型の電波塔に近く、高いレベルの地デジ電波を受信できる都市部や住宅地などで広まってゆきました。
なお、地デジ放送や地デジ電波の基礎知識。現在の地上デジタル放送と旧来のアナログ放送の違い。また地デジ用とアナログ放送用のテレビアンテナの違いについては、以下の各コラム記事に詳しい解説がございます。
・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識
・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!
・UHFアンテナとは地デジテレビアンテナのこと? VHFアンテナとの違いや設置方法、古いアンテナや端子の交換方法も解説!
・VHFアンテナとは? UHFアンテナとは? 基礎知識とアナログテレビアンテナの問題点
・UHFアンテナとは何か? VHFアンテナとの違いやテレビアンテナ各機種について徹底解説!
ちなみに、戸建住宅などの外壁に設置される、一般的なデザインアンテナ本体のサイズは、メーカーやモデルによってもやや異なりますが、縦の長さは60センチ程度。横幅は約20センチから25センチ程度。奥行きは設置用の金具なども含めて十数センチ程度になります。大半の機種はこの範疇で、受信性能が大きいモデルは、やや大型となります。
現在では、いわゆる「景観地区」などでは、景観性を保つため八木式アンテナの屋根の上への設置が規制されることもございますが、そのような地区でもデザインアンテナであれば問題なく設置できます。
また八木式アンテナでは、ときにアンテナの一部が隣家の敷地にはみ出してしまう「越境問題」が起こることもございます。しかしデザインアンテナでは、その心配はまず考えられません。
景観地域、越境問題については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・テレビアンテナの隣家への「越境問題」対策
・「景観地区」「美観地区」などでテレビアンテナは設置できる?
さらにデザインアンテナのもうひとつの魅力は、その形状から風雨などの自然環境に強く、経年劣化が進みにくいという点です。
従来の八木式アンテナは、主に屋根の上に設置されるため、電波塔からの地デジ電波を遮る周辺の障害物などに影響されにくいことに加え、素子が露出した素子アンテナである。素子数別のモデルが豊富で高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)やローチャンネル用アンテナなども存在する。指向性が高いなどの要因から、受信感度は他の地デジアンテナ機種と比べても高い半面、その形状もあって風雨や積雪、また海沿いの潮風や野鳥などの影響を如実に受けてしまい、老朽化が進みやすいというデメリットがございました。
八木式アンテナの耐用年数は、一般的な自然環境でも10年程度になります。また八木式アンテナは機器部が露出した独自の形状や、指向性が高い(アンテナの正面側で受信性能が高くなる一定の範囲(半値幅)が狭い)ため、アンテナ角度のズレで、電波塔の方向が半値幅から外れると電波の受信レベルが低下するなどの要因から、特に台風や大雪などの影響による受信トラブルが生じやすいという弱点もございます。
特に台風の多いエリアや豪雪地帯などでは、八木式アンテナでは毎年のようにアンテナトラブルが生じて、実質的な寿命が10年以下になるという例も珍しくはございません。そして八木式アンテナが老朽化すると、屋根の上での倒壊、さらには屋根からの落下により、大きな事故につながる危険性もございます。
対してデザインアンテナは、設置される位置が主に壁面で、さらにアンテナ部がケースに収められた平面型の形状から、風雨や雪など自然環境による経年劣化の進行を、大幅に抑えることが可能でます。
また台風などの激しい風雨や豪雪などにも、大きなダメージを受けることはございません。したがって台風や大雪で位置がずれることによる受信の不良、さらには破損、落下などのトラブルが発生する可能性も低くなっております。他にも、設置位置が壁面など比較的、低い位置のため、メンテナンスなども簡単になります。
さらにデザインアンテナであれば、住宅の屋根裏(天井裏)空間に設置することで、住宅の外観にまったく影響を与えず、天候や自然の影響をほとんど受けなくなる設置工法も可能です。
ただこの工法に関しては、現場が電波塔に近く高い電波レベルを受信できる強電界地域であることをはじめ、ご自宅の屋根裏部屋の形状や、屋根材や断熱材などがテレビ電波を反射、吸収してしまう素材であるなど、現場の条件によっては屋根裏での地デジ電波受信が困難となるため、不可能となるケースもございます。
特に屋根に太陽光パネルを設置しているお宅や、冬場に雪が多く積もるエリアの方などは、それらの要因で電波が遮断されてしまうため、屋根裏へのアンテナ設置が難しくなります。
デザインアンテナその他のモデルの屋内、室内への設置に関しては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる?
・徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は?
・室内設置におすすめ地デジテレビアンテナの選び方とは? 人気デザインアンテナ屋根裏取り付けで失敗しない工事方法、費用を解説
・フィルム型アンテナとは何か? 地デジテレビ用でおすすめ、最強の室内アンテナの選び方。ランキングで人気の高性能商品も紹介!
このように従来の八木式アンテナに比べると、いいことずくめに思えるデザインアンテナですが、必ずしも優れている部分ばかりではございません。
デザインアンテナの弱点としては、八木式アンテナに比べると、同素子数(相当)のモデルでも、やや受信感度が低くなるという点が挙げられます。
地デジアンテナの受信性能は主に、設置された電波を受信するパーツである「素子(エレメント)」の数で決まり、八木式アンテナのように、外見から設置された素子(短い横棒の部分)が見えるモデル(素子アンテナ)は「素子数」。デザインアンテナのように素子が見えないモデルは、受信性能を素子数に換算した「素子数相当」で表されます。
なお同じ素子数(相当)であっても、素子アンテナはそうでないアンテナに比べると、実際の受信性能はやや高めになる傾向がございます。
現在のデザインアンテナは標準機種で受信性能が20素子相当となり、八木式アンテナの標準機種と比較しても、性能的には同等となっております。
中電界地域から弱電界地域など、地デジ電波の強度が低くなるエリア向けには、本体はやや大型になりますが、26素子相当にあたる、高性能デザインアンテナや、各デザインアンテナモデルのブースター内蔵モデルなども存在します。
ただ基本的に屋根の上など、住宅でもっとも高所に設置されるため、周辺の障害物などの影響を受けにくい八木式アンテナに比べると、壁面などやや低く、周辺の環境に影響を受けやすくなる。さらに素子が露出せず、八木式アンテナよりやや指向性が広くなるデザインアンテナでは、受信感度がやや低くなってまいります。
そのため弱電界地域をはじめ、高層マンションなどの建築物の陰にあたる位置や、住宅密集地の壁面に当たる部分など、周辺の地デジ電波環境が悪くなるエリアでは、デザインアンテナが使用できないケースもございます。
また八木式アンテナに比べると、デザインアンテナはアンテナ本体価格や設置工事費もやや割高になってまいります。
以上、必ずしもメリットばかりではないデザインアンテナですが、それでも安定した受信が可能となる強電界地域などであれば、外観性と自然環境への強さ、ともに非常に高い魅力となります。
現在では戸建て住宅への地デジアンテナ取り付け工事の際、デザインアンテナを選択されるお客様が非常に多く、当あさひアンテナでも一番人気の地デジアンテナ機種となっております。
なお、地デジアンテナの受信性能を示す「素子数(相当)」と「動作利得(ゲイン)」。またアンテナの角度調整と受信性能にも影響する「指向性」。日本国内の各エリアでの地デジ受信感度を示す「電界地域」。そして現場の受信環境などによる、デザインアンテナ取り付けの失敗例や、それを避ける方法などについては、以下の各コラム記事でそれぞれ詳しくご説明しております。
・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!
・地デジ用テレビアンテナ工事にて設置する電界地域に最適な受信性能は「何素子数」タイプか? アンテナ機器の選び方を徹底解説!
・地デジ放送用テレビアンテナ、UHFアンテナ機種による素子数の違いとは? 高性能モデルや現場ごとに必要な素子数の機種を解説
・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説
・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!
・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!
・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!
・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方は?
・地デジ強電界地域の調べ方とは? 強電界地域用テレビアンテナ機種の選び方、適したアンテナ取り付け工事の進め方も徹底解説
・中電界地域と強電界、弱電界地域の電波レベルの違いとは? 該当する地域の調べ方、適した地デジテレビアンテナの選び方も解説
・地デジの弱電界地域に最適なテレビアンテナの種類と取り付け工事の選び方とは? 強・中・弱の電界地域の調べ方も徹底解説
・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説
・デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説
・地デジ用テレビアンテナ「デザインアンテナ」の失敗しない取り付け工事とは? 価格や工事費用、料金の相場や業者選びも徹底解説
・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは? 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説
・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は? 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説!
・人気地デジアンテナ、デザインアンテナのメリットとデメリットとは? その失敗例から、適切な取り付け工事の選び方と費用を解説
デザインアンテナ以外の地デジアンテナとは?
2024年現在、戸建て住宅などで地デジアンテナとして使用されるアンテナ機種には、第2世代にあたるデザインアンテナの他に、その全世代と次世代に当たる2種類の機種が存在します。
それぞれデザインアンテナにはない特徴やメリットがある機種であるため、ここで簡単にご紹介いたします、
八木式アンテナ
八木式アンテナは、先ほどもご説明した通り、屋根の上などに設置される魚の骨のような形をした、昔ながらのアンテナ機種です。
八木式アンテナは、現在からおよそ100年前、大正時代の1920年代に八木秀次博士、宇田新太郎博士の共同研究によって開発された古典的なアンテナ機種で、八木アンテナ、八木・宇田アンテナとも呼ばれています。
その設計の完成度の高さから、日本では1950年代にスタートしたアナログテレビ放送の時代より、テレビアンテナとして使われてきたアンテナ機種です。
当時はNHKや広域民放用のVHF(超短波)アンテナと、東京MXなど日本各地の独立地方局(地方チャンネル)用のUHF(極超短波)の、主に2台の八木式アンテナが設置されるケースが多く見られました。2011年の地デジへの完全移行では、地デジ電波がUHFに統一されたため、現在でもアナログ放送時代のUHFアンテナが地デジアンテナとして流用されていることが多くなっています。
また現在も、地デジアンテナとして新しい八木式アンテナが生産、販売され続けています。このように令和の現代でもテレビアンテナといえば八木式アンテナのイメージが強く、いまでも地デジアンテナの中では最大のシェアを誇っています。
八木式アンテナのメリットは、すでに少しご説明いたしましたが、8素子、14素子、20素子などの素子数別モデルが豊富で、強中弱の各電界地域にそれぞれ対応できる点です。
さらにX字型の固定部の上下左右に素子パーツを固定した「高性能素子」を使用し、27素子や30素子の多素子モデルもあることから、通常モデルの3倍から4倍の受信性能を発揮する高性能型UHFアンテナ(パラスタックアンテナ)というモデルでは、電波塔から遠く離れて受信範囲外にあたる微弱電界地域でも地デジ受信を実現できます。
さらに上記でもご説明した通り、周辺の障害物などの影響を受けにくい高所に設置されることをはじめ、素子アンテナである。指向性が高い。ローチャンネル用などのモデルがあるなどの点から、総合的な受信性能では地デジアンテナ各機種の中でもっとも高性能を発揮します。
したがって弱電界地域など地デジの電波状態が悪く、デザインアンテナでは地デジ受信が難しくなるエリアでも、八木式アンテナの適切な機種、設置位置を選ぶことで、安定した地デジ受信が可能となります。
さらに八木式アンテナは歴史が長く、生産や設置工事の技術が確立されているため、地デジアンテナの中では本体価格、設置工事費とも、もっともリーズナブルな機種になります。
一方でデメリットとしては、やはり機器部がむき出しになった大型の形状と、屋根の上など屋外の高所に設置されることから、風雨や雪など自然環境によるダメージを受けやすい。そしてメンテナンスやトラブル時の修理などが専門業者でないと難しい。さらに住宅の外観性や景観を乱し、景観地区などでは設置できないことがある。隣家との越境問題が生じることもある、などの点がございます。
ただ、現在の八木式アンテナ機種には、素材の改良による軽量型や雪害用モデル、塩害用モデルなど、設計や素材、加工の工夫で、自然環境への現場の対策を施したモデルも存在し、現場の環境に適したモデルを採用することで、自然環境による劣化への、一定の対策になり得ます。
また八木式アンテナを屋根裏空間に設置することも不可能ではございませんが、その形状や重量からより条件が厳しくなる他、壁面への固定具などの機材が必要、また高さが出せないことから、工事費用の総額、受信性能ともデザインアンテナと大差がなくなります。
したがって、屋根裏空間への設置で特に八木式アンテナを選択するメリットがなくなるため、デザインアンテナでは受信性能が不足し、八木式アンテナを設置できる条件が整っているケースを除けば、屋根裏空間への地デジアンテナ設置には、基本的にデザインアンテナが使用されます。
八木式アンテナや各種モデルについての詳細は、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?
・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説
・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!
・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!
・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介
ユニコーンアンテナとは、2017年(平成29年)に、スカイウォーリーシリーズと同じく、マスプロ電工より発売された独自モデル「U2CN」のことです。
ユニコーンアンテナという名称も同社の登録名称であり、地デジアンテナでは第3世代にあたる、現状の最新モデルになります。
ポールの先端に円柱状のアンテナが装着されているスタイリッシュな形状から、ポール型アンテナとも呼ばれます。
本体のカラーバリエーションは落ち着いたブラックとホワイトの二種類で、デザイン性の高さから、広義ではデザインアンテナの一種に含まれることもございます。
このユニコ―アンテナのメリットは、第一に、八木式アンテナと同じく基本的には屋根の上など高所のマストに設置されるため、周囲の建築物に邪魔されず、受信感度の高さを実現できることです。
ユニコーンアンテナの主な設置位置は、屋根の上のマスト、または住宅の屋根の張り出し部(破風板)や壁面の高所などにサイドベースという器具を固定しての設置になりますが、いずれにせよ、アンテナ本体は屋根の上に位置するように取り付けられます。
ユニコーンアンテナ本体の受信性能は20素子相当のみで、基本的な受信性能は、同じく20素子相当のデザインアンテナを、受信環境に恵まれた住宅の壁面に設置した場合と、ほぼ同等です。
ただデザインアンテナは、地デジ電波塔に近く一帯に届く電波レベルは高くとも、高層建築物の近隣や住宅密集地の壁面など、地デジ電波が遮られやすい現場では設置できないケースも出てまいります。
しかしユニコーンアンテナであれば、そのような現場であっても、屋根の上など高い位置を確保できるため、地デジ受信に問題がなくなり、設置できるケースが多くなります。
さらに装飾物のような外観から住宅の外観や景観を乱さず、隣家との越境問題も生じにくい。太陽光パネルがある住宅にも設置しやすい。風雨などが通り抜ける形状により自然環境の影響を受けにくく、老朽化やトラブルのリスクを軽減できる。
またBS/CSアンテナをポール部分に設置することも可能など、総じてデザインアンテナと八木式アンテナのメリットを兼ね備えるアンテナ機種になります。
ユニコーンアンテナの耐用年数(寿命)は、まだ正確なデーターア不足しておりますが、デザインアンテナとほぼ同等の15年から20年程度と考えられております。
一方、ユニコーンアンテナのデメリットとしては、八木式アンテナで同じ20素子モデルに比べると、素子が露出していない。指向性がデザインアンテナよりさらに低いなどの要因から、やや受信感度が低くなる点です。
そのためユニコーンアンテナも、基本的には強電界地域から中電界地域向けのモデルとなり、設置の位置が同じ場合、八木式アンテナであれば十分な地デジ受信が可能な場合も、ユニコーンアンテナでは安定した受信ができない場合もございます。
さらに現在の最新鋭機種であることから、他の地デジアンテナ機種に比べて本体価格、設置工費がもっとも高額になる点が挙げられます。
なおユニコーンアンテナは地デジ電波の受信面積が少ない分、屋根裏空間では十分な受信感度を発揮できなくなるため、基本的に屋根裏空間への設置には使用されません。
なおユニコーンアンテナに関しては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!
・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説
・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?
究極のデザインアンテナmini「スカイウォーリーミニ」シリーズとは?
上記のようにデザインアンテナは、弱電界地域や、周囲に高層建築物などが存在して電波が遮断されるなど、地デジの電波状態が悪い現場では使用できないケースもあるというデメリットを除いては、住宅の美観を保つ外観性、雨風などに強い耐久性ともに非常にメリットが多く、主に強電界地域から中電界地域での新規地デジアンテナ設置において、人気ナンバーワンの地デジアンテナ機種になっております。
価格面でも、デザインアンテナと八木式アンテナの価格差は、現在ではそれほど大きなものではなくなっております。
例えば当あさひアンテナでは、地デジ、BS/CSアンテナとも、国産高性能アンテナ本体をセットにした基本アンテナ工事費用でご提供しておりますが、弊社での標準機種価格を例に挙げますと、両機種とも国産一流メーカー「DXアンテナ」社の最新モデルを採用し、八木式アンテナは小型、軽量化により耐風性、耐久性を高めた「UA20」本体および同軸ケーブル、基本設置具、防水加工をセットにした基本工事価格15,000円(税込み)からでご案内しております。
またデザインアンテナでは、厚さ119ミリ、高さ590ミリ、幅220ミリの業界最小クラス「UAH201」を、オフホワイト、ライトブラウン、ブラックブラウン、ブラックの4色のカラーバリエーションでご用意。白か黒の同軸ケーブル、基本設置具、防水加工をセットにした基本工事価格20,000円(税込み)でご提供しており、八木式アンテナとは5,000円の価格差になっております。
ただ基本的にアンテナは面積が大きくなるほど受診性能が高まるため、特に中電界地域から弱電界地域など電波状態が悪いエリアでは、安定した受信のため26素子相当など、やや大型となる高性能機種が必要となってまいります。
弊社での現状の主要機種「UAH201」も、デザインアンテナでは最小クラスの機種でございます。
また地デジ電波状態が悪い、自然環境が厳しいなどのエリア向けに、当あさひアンテナでも、八木式アンテナでは各素子数モデルやパラスタックアンテナ、塩害用や雪害用などのモデル。デザインアンテナの26素子相当モデルやブースター内蔵モデルなどもご用意しております。
一方で、地デジの中継局(電波塔)から近い強電界地域では、さほど大きなアンテナは必要なく、八木式アンテナでも8素子などの小型モデルで対応できることもございます。
そしてデザインアンテナでは、そのメリットを生かしたより小型で目立たず、新築住宅の外観性を乱さない、よりデザイン性の高いアンテナをお求めになる声も多く聞かれます。
そこで「マスプロ電工」さんによって開発されたのが、同社さんのデザインアンテナブランド「スカイウォーリー(SKY WALLIE)」シリーズの中でも最小となる、業界最小サイズ、究極のコンパクトデザインアンテナ「スカイウォーリーミニ(SKY WALLIE mini)」です。
マスプロ電工といえば「DXアンテナ」「日本アンテナ」と並んで「日本3大アンテナメーカー」に数えられる国内の有名アンテナメーカーです。この3社の中でも、日本国内におけるアンテナ本体のシェアでは第1位を誇っております。
そして「スカイウォーリー」シリーズとは、マスプロ電工が販売しているデザインアンテナのシリーズブランドになります。
同シリーズの他機種には、中電界地域向けの20素子相当モデル「U2SWL20」と、そのブースター/BS・CSミキサー内蔵タイプ「U2SWL20B」。同じく強・中・弱電界地域用の26素子相当モデル「U2SWL26」と、ブースター/BS・CSミキサー内蔵タイプ「U2SWL26B」が存在します。
このスカイウォーリーシリーズに新登場した。「スカイウォーリーミニ」の本体サイズは、高さ360ミリ、横幅150ミリ、そして厚さは上部から中央までは55ミリ、下部の3分の1ほどが99ミリと、従来のデザインアンテナに比べて大幅な小型化に成功しております。
スカイウォーリーミニでは、現在、本体色の違いを含めて、4モデルが展開されております。
性能別では、通常のUHF(地デジ)アンテナ「U2SWLC3」と、同性能でブースター内蔵タイプの「U2SWLC3B」の2タイプ。
そしてどちらも基本の本体色は微妙にクリーム色がかった温かみのある白色「ウォームホワイト」ですが、両機種とも落ち着いた黒色の「BK」タイプがあり、各機種のカラーバリエーションで、合わせて4タイプになります。
同じくスカイウォーリーシリーズでも、20素子相当の「U2SWL20」は、高さは620ミリ、横幅230ミリに、厚さは118ミリです。大きさ的にはA4サイズの写真集など、大判の本を縦に2冊並べたよりやや大きい大きさです。本体のみの重量は「U2SWL20」で1.7キロ。ブースター内蔵型の「U2SWL20B」で1.8キロになります。
さらに26素子相当の機種「U2SWL26」は性能が高い分、高さ670ミリ、横幅270ミリ、厚さは148ミリと、やや大型になっています。
重量も「U2SWL26」で2.3キロ、ブースター内蔵型の「U2SWL26B」で2.4キロになります。
比較するとスカイウォーリーミニは、A5サイズ、一般的なノートやハードカバーの本を縦に2冊並べた程度の大きさです。本でいえば菊版や四六判などで変わってまいりますが、いずれにせよ2冊並べるよりスカイウォーリーの方がやや小さくなります。
重量も「U2SWL3」が約1.0キロ、ブースター内蔵タイプの「U2SWLC3B」が1.1キロと、非常に軽量です。
スカイウォーリーミニの性能とは?
前述のようにスカイウォーリーミニは、強電界地域での使用を前提に、小型化による外観性の重視に特化したデザインアンテナです。
そのため使用できるのは、アンテナ出力レベル(アンテナが受信して屋内に送り出す電波レベル)が「65dB(デシベル)」以上の強電界地域になります。これより電波レベルが低いエリアでは地デジ電波の受信が難しくなります。
スカイウォーリーミニを使用できる強電界地域のおおよその目安としては、現場から地デジ電波を送信する中継局が視認できるエリアになります。ただ中継局が見える強電界地域でも、高層建築物などの障害物があって見通しが悪い現場では、スカイウォーリーミニでは安定した受信ができないケースがございます。
スカイウォーリーミニの「アンテナ利得」は「3.2㏈」から「4.3㏈」です。
アンテナ利得とは、上記の項目やコラムでもご紹介した通り、アンテナの受信性能を示す指標のひとつです。この㏈数だけを見ると低いものに思えるかもしれませんが、アンテナ利得の数値は、基準となる指向性が皆無、または低いアンテナとの、電波の出力レベルを比較した指標です。
つまりアンテナ利得が「0㏈」の場合は、出力レベルがゼロなのではなく、基準となるアンテナと同レベルであることを意味します。またブースター内蔵タイプの「U2SWLC3B」では総合利得(アンテナ利得とブースター利得の合計値)が「20dB」から「26dB」になります。
アンテナ利得の基準になるアンテナや、その計算方法の解説はやや複雑になるので略しますが、アンテナ利得の数値は、基準となるアンテナとの受信レベルの差を常用対数で表したもので、例えば「3dB」であれば基準アンテナの2倍。「6dB」であれば基準アンテナの4倍。「20dB」であれば基準アンテナの100倍になります。
一般的なブースター非内蔵型の地デジアンテナでは、動作利得はおおむね1㏈から16㏈の範疇で表されます。
またアンテナ利得の性能が高いアンテナは、それだけ指向性(アンテナの正面側で電波の受信感度が高まる範囲)も高く(狭く)なるため、正確な設置が難しくなる、またわずかな方向のズレで受信不良が生じるといった面もあるため、テレビアンテナの場合は、単純にアンテナ利得が高ければいいというものでもございません。
スカイウォーリーシリーズ他機種のアンテナ利得を例に挙げると、例えば20素子相当の「U2SWL20」では7.5㏈以上(実力値で7.7㏈から9.6㏈)。弱電界地域でも使用できる26素子相当の「U2SWL26」では実力値8.4㏈から9.8㏈ですので、スカイウォーリーミニは、強電界地域用の地デジアンテナとしては十分な性能を備えているといえます。
さまざまな設置が可能!「スカイウォーリーミニ」の新機能
強電界地域用の地デジアンテナとしては十分な性能を持つスカイウォーリーミニですが、他にも、デザインアンテナの中でも突出した小型軽量性を生かした、さまざまな新機能を備えています。
スカイウォーリーミニの本体ケースは、耐久性や耐衝撃性、加工性などに優れた「ABS樹脂」の特性に、弾性や耐候性を強化した「高機能性スチレン樹脂」を加え、より耐候性を高めた「ASA樹脂」を採用しております。それによりデザインアンテナでも最小の形状とあいまって、風雨などの影響を受けにくくなっております。特に電波の受信面に雪が積もりにくいため、積雪による性能劣化も少なくなります。
また本体には「無鉛はんだ」の採用。カドミウム、水銀などを使用しない構造により、EU(欧州連合)の「特定有害物質使用規制(RoHS指令)」にも適合する、環境にやさしい機種になっております。
スカイウォーリーミニには、同シリーズでも初となる「室内用の据置用スタンド」が付属しています。そのため基本的には壁面設置用のデザインアンテナながら、室内への据置きも可能となっております。もちろん壁面取付用金具やマスト固定金具なども付属しているため、壁面をはじめ、ベランダのフェンス、マストなど、家の内外でさまざまな設置場所への取り付けが可能です。
また壁面取付金具は、ちょうど扉のような形状で、アンテナと金具の左右どちらか一方を固定する形になるため、設置位置により右開きか左開き、どちらか90度まで、あわせて180度アンテナ本体の角度を調整できます。
そのため、例えば住宅の正面から地デジ電波が届く現場でも、アンテナ角度を開くことで左右双方の側面への設置も可能となるなど、設置の自由度が高まり、より目立たない位置への設置を実現できます。
デザインアンテナは、ベランダのフェンスなど、安全に設置できる位置であれば、一般の方でも比較的、設置が簡単であることもメリットのひとつです。特にスカイウォーリーミニは小型軽量なため、作業も楽になります。
さらにスカイウォーリーミニでは、マスト固定金具に「蝶ナット」の採用と、特許出願中の「多用途レンチ」の付属により、設置作業がより簡便化されております。蝶ナットを用いることにより、工具を使わずとも、手によって楽に仮締めが可能となっております。
付属の多用途レンチは、これひとつで「F型コネクター」「壁面取付金具」「マスト固定金具の蝶ナット」などをすべて締め付けることができます。そのため工具を別に用意する必要がなく、作業もより手際よく進められます。
またF型コネクターなどの接続部には、特許出願中「新構造の防水キャップ」を採用。従来のようにキャップの端を切る必要がないため、ハサミなどの工具が不要となっています。さらにF型コネクター付のケーブルでも、そのままキャップを通せる構造になっています。
そのため既設のケーブルを再利用する場合も、コネクターを外してからキャップを取り付け、再度コネクターを設置する手間が省け、作業の手間を大きく削減できます。さらに加工が必要ないことから、設置作業時の廃棄物の発生も大きく抑制しております。
スカイウォーリーミニの魅力とは・まとめ
2022年現在、最小となるデザインアンテナ「スカイウォーリーミニ」の魅力を、おわかりいただけたでしょうか?
なお、地デジアンテナ各機種の比較、設置方法のポイントなどについては、以下の各コラム記事でもご紹介しております。
・ブースター内蔵の屋外用地デジアンテナとは?テレビ受信レベルが低くなる原因と対処法、低い受信レベルを上げる方法や製品を解説
・ご要望別・地デジアンテナの機種と設置の方法
・屋外用地デジアンテナで最強と呼べるランキングでも人気おすすめモデルの選び方は? アンテナを室内空間に設置する方法も紹介!
・通販で買える新築戸建てにおすすめ地デジ用UHFアンテナの高性能機種は? 素子数や外観などの選び方、可能な工事の費用も解説
・地デジテレビアンテナの種類とは? 地上デジタル放送用UHFアンテナの特徴とモデルの違い、適した工事の選び方を解説!
・地デジ用テレビアンテナ各種類の違いと選び方とは? 戸建て住宅への設置や交換する方法、工事費用はいくらかの相場も解説!
・地デジ用テレビアンテナの種類と選び方とは? アンテナ本体の特徴と価格、設置の費用、業者による工事料金の相場まで解説!
・地デジテレビアンテナをさまざまな場所に設置する工事と、アンテナの向きや方向を自分で調整する方法とは? 費用の相場も解説!
・住宅に設置された地デジ用テレビアンテナの向き、角度を調整する方向と費用は? 業者に工事を依頼する料金相場と選び方も解説!
当あさひアンテナでは強電界地域向けに「スカイウォーリーミニ」でもブースター内蔵タイプ「U2SWLC3B」を、黒色タイプの「BK」もご用意して、アンテナ本体と取り付け金具、室内設置用スタンドなどの付属品。白または黒の同軸ケーブル、防水処理を含めたアンテナ設置を、通常のデザインアンテナと同じ、基本工事価格20,000円(税込み)からでお引き受けしております。
ブースター内蔵タイプはアンテナ本体で地デジ電波を増幅できるため、安定した電波レベルの供給が可能となります。ただ基本的に「スカイウォーリーミニ」は強電界地域において、受信性能を損なわない範囲でアンテナの小型化に挑んだ機種になります。
そのためご自宅に設置されているテレビなど機器の数が多く、分配器によってアンテナからの電波が多くの部屋へと等分に分配されるご自宅では、本体に内蔵されているものとは別に、さらにもう一台、別個にブースターを設置する必要が生じるケースもございます。その点はどうかご理解いただきたく存じます。
もちろん、当あさひアンテナでは、アンテナ工事のプロとして、その他の各種アンテナモデル取り付けにもご対応しております。
例えば八木式アンテナの基本設置工事であれば、DXアンテナ製の高品質20素子モデル「UA20」本体と、屋根馬やマスト、支線(ステー)などの基本設置具、同軸ケーブル、防水処理をセットにして「15,000円(税込み)」からでご案内いたしております。
デザインアンテナの通常モデルでは、DXアンテナの高性能20素子相当モデル「UAH201」の各カラーバリエーションでを用意し、アンテナ本体と基本設置具。白黒2色の同軸ケーブルをセットにした基本設置工事を「20,000円(税込み)」からでお引き受けしております。
またデザインアンテナの屋根裏空間、天井裏空間への設置についても、弊社ではオプション工事費などを加算しない、上記の基本設置工事費用でご案内いたしております。
最新のユニコーンアンテナ「U2CN」についても、やはりアンテナ本体と基本設置具、同軸ケーブルなどをセットにした基本設置工事を「キャンペーン価格」でご案内しております。
衛星放送用のBS/CSアンテナでは、DXアンテナ製の2K4K8K対応、45型の高品質モデル「BC45AS」をご用意し、地デジアンテナ各機種を取り付ける際の、追加の設置であれば、BS/CSアンテナ本体や基本設置具、同軸ケーブルなどをセットにした設置料金を「15,000円(税込み)」からでご案内いたします。
さらに高耐風モデルでは、同じくDXアンテナ製で、ディッシュ部に無数のパンチングホールを開けて、軽量化と風圧の軽減を実現したパンチングメタル仕様。また各接合部の強化で全方向へのブレを抑え、業界最高クラスの耐風性能を実現した、45型2K4K8K対応モデル「BC453SG」をご用意し、その設置工事を「特別価格」にてご案内いたします。
なお衛星放送とBS/CSアンテナについての詳細は、以下の各コラムでも解説しております。
・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識
・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~
・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」
以上の一覧の他にも八木式アンテナでは高性能型パラスタックアンテナも含めた各素子数モデルや対候性の高いステンレスモデル、塩害用モデル、雪害用モデル。デザインアンテナでは、26素子相当やブースター内蔵のモデル。BS/CSアンテナでは、集合住宅向けの共同受信用を含む各ディッシュサイズ、ブラックのカラーバリエーションなどもご用意しておりますので、各アンテナ機種において、お客様のご要望に応じた、さまざまなアンテナ設置にご対応できます。
また当あさひアンテナでは、地デジアンテナ設置の際に必要となる、事前の電波調査、お見積もりも、出張料、キャンセル料など各種費用をいっさいご不要の完全「無料(0円)」でお引き受けしております。
お見積については、もちろん他業者との相見積もりにもご対応いたします。
また弊社のお見積もりにご納得いただければ、お見積り当日の即日工事や、夜間工事にも対応できます。
電波調査に当たっては、まずは住宅や建物のさまざまな位置で受信できる地デジ電波レベルを確認し、各種地デジアンテナ機種の設置に適した位置を徹底的に割り出して検討、対応できる地デジアンテナ機種、設置位置の設定から、住宅の見た目や自然環境への強さなど、現場で可能な限り、お客様のご要望に最適なアンテナ工事をご提案いたします。
各種地デジアンテナ工事業者の比較、また業者による電波調査と見積りについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。
・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?
・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説
施工後ののアフターサービス体制についても、業界最長クラスの保証期間であるアンテナ工事施工日からの「10年保証」サービスをご用意しているため、お客様には末永くご安心していただけます。
「スカイウォーリーミニ」の設置をご希望される、またご自宅の環境で設置が可能かを確認なさりたいお客様は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)。またはメールフォーム。LINEなどへ、どうかお気軽にご相談ください。