新築戸建てテレビアンテナ設置工事を頼むべきおすすめ業者はどこか？依頼できる業者の種類と違いを徹底解説。費用の相場も紹介

2024年08月25日

21世紀もほぼ四半世紀に近い、2024年（令和6年）現在でも、マイホームとして戸建て住宅を建てられた方が、お住まいで地上デジタル放送、衛星放送でテレビの番組を見る方法としては、住宅に地デジアンテナ（UHFアンテナ）、BS/110度CSアンテナ（パラボラアンテナ）のテレビアンテナを取り付ける（新設）工事を選ばれる方が大半だと存じます。

近隣のケーブルテレビ局からお住まいまで直接、映像信号を送るケーブルを引く「ケーブルテレビ（CATV）」や、インターネットなどの光回線を利用して、光ファイバーケーブルでテレビ信号を送信する光テレビ（ひかりTV）などのテレビの視聴方法に比べて、テレビアンテナの設置は、NHK受信料や衛星放送の有料チャンネルを除けば、月額のテレビ視聴料金などがご不要で、大きな災害などのトラブルがない限り、少なくとも10年から十数年、長ければ20年以上にわたって、安定してテレビ放送が視聴できるという点が魅力であり、特に戸建てのマイホームにはうってつけの方法といえます。

そのため、これまでお住まいでケーブルテレビや光テレビをご利用になっていた方が、それらを開拓して、テレビアンテナ工事を行うという事例も多く存在します。

他にもお住まいに地デジアンテナ一基を設置して、地デジ放送のみをご覧になっていたお住まいで、衛星放送や地方チャンネルをご試聴になるため、テレビアンテナを増設したい。

さらには長年、使用していたテレビアンテナが老朽化して倒れる、傾くなどの老朽化が見られる。受信不良などの不具合、故障が生じるなどの場合も、既設のアンテナを撤去、処分して新しいアンテナを設置する工事が必要となります。

そして一般住宅にお住まいの方が、これらの工事を行う場合については、アンテナの設置位置や簡単な工事であれば、ご自宅でDIYにて施工できるケースもございますが、屋根の上にテレビアンテナを設置する危険を伴う工事や、住宅の各部屋にケーブル配線を施す大掛かりな工事などでは、やはりプロの電気工事、アンテナ工事などの業者に依頼する必要がございます。

ただ、一般の方がテレビアンテナ工事を依頼できる業者や会社、店舗など事業者にもさまざまなものがございます。

例えば、新築や既存のお住まいに各種のテレビアンテナを新設、増設、また古いアンテナと交換する場合であれば、お近くの家電量販店や、ホームセンターで必要なアンテナを購入して、その店舗でアンテナ工事を申し込む方法がございます。

また特に戸建てのお住まいを新築された際には、家を建てたハウスメーカー、工務店にアンテナ取付工事をセットで依頼できるケースもございます。

さらに、お住まいのリフォームやお引っ越しの際には、リフォームや引っ越しの専門店に、オプションでアンテナ工事を依頼できるケースもございます。

そして、アンテナ取り付けから不具合時の修理。また古いアンテナの撤去や交換、ブースターなど周辺機器の設置、交換など、細かな工事を幅広く依頼できる業者としては、各種の電気工事を依頼できる近隣の町の電器店、また当あさひアンテナのようなアンテナ工事の専門業者が挙げられます。

そこで今回の当コラムでは、主に戸建て住宅での各種アンテナ工事を大前提に、アンテナ工事を依頼できる各種の業者について、業者の特性によるメリット・デメリットから、対応できる工事の種類。得意とする工事や、ご予算に応じた費用の相場などについて徹底的に比較してゆき、優れたアンテナ工事業者を考えてゆきます。

本コラムをお読みいただくことで、お客様それぞれのアンテナ工事のニーズに応じて、工事費用も安く抑えられる、最適のアンテナ工事業者をお選びいただくことができれば、幸いに存じます。

新築などの戸建て住宅で必要となるテレビアンテナ工事の種類を紹介！

前書きでも少しご説明いたしましたが、一般の戸建て住宅などのお住まいで、テレビアンテナ工事が必要となるパターンについては、大きく２通りに分けられます。

第一は、新築のお住まいを建てられた、また建売物件などを購入された方が、ご新居にアンテナを新規で設置される例です。

新築住宅がオーナー様に引き渡される時点でのテレビ配線は、多くの場合、一般的に屋根裏や天井裏の空間、あるいは屋内や屋外の配線ボックスに設置された「分配器」から、各部屋にある「アンテナコンセント」までの配線になります。

新築住宅にテレビアンテナを設置した場合、その配線の先に、受信した電波レベル（電波強度）を増幅する「ブースター」を設置し、さらにその配線を分配器に接続することで、分配器を通じて各室のアンテナコンセントまで十分な電波が届き、テレビ放送を視聴できることになります。

そして新築物件の場合、お引っ越しで新居にて新生活を行われる前までに、テレビアンテナ工事を完了しておくことが必要です。そうでないと、新しい家で生活をはじめてからも、アンテナ工事が完了するまで、テレビを視聴できない日が続いてしまうことになります。

そのため、特に新築物件へのアンテナ工事では、物件のお引き渡しからご入居の前までに、ご都合のいいスケジュールで、業者に連絡してから早急な工事、できれば依頼からの「即日工事」が可能な業者に依頼することが重要と言えます。

第二は、すでにテレビアンテナに設置されている既存の住宅で、衛星放送用や地方チャンネル用など、既設のアンテナでは受信できない放送に対応する別のテレビアンテナを増設する。または既設アンテナの老朽化や故障などの不具合で、まず古いアンテナを取り外して撤去、処分し、同種類の新しいアンテナへと交換する例です。

増設の具体例は、地デジアンテナしか設置されていない住宅に、BS/CSアンテナや、地方局用アンテナを設置するといったパターンです。

また撤去、交換の実例としては、アンテナが故障して受信に問題がある。また老朽化でマストごと傾くなどして、倒壊その他のトラブルのリスクが高い状況。

他にも、2018年（平成30年）以前に設置された、右旋の電波（2K衛星放送）しか受信できない2K（右旋）対応型のBS/CSアンテナから、新4K8K衛星放送の左旋の電波に対応できる。2K4K8K（右旋・左旋）対応のアンテナに交換するパターンも考えられます。

ただ2024年（令和6年）現在、左旋の電波を使用する4K8K放送は、BS放送のNHK BS8Kと、WOWOW4Kなど一部のBS4Kチャンネルのみになり、CS放送では4K放送が行われていません。

現在の主要な4K放送であるBS放送のNHK、各広域民放の4Kチャンネルは、右旋での放送になるため、左旋の放送でご覧になりたいチャンネルがない限り、2K対応型のBS/CSアンテナでも、特に早急に交換する必要はないと言えます。

この場合も、BS/CSアンテナ、地方局用アンテナの追加設置や、2K対応型から2K4K8K対応型への交換であれば、特に急を要さない場合もございますが、できれば早くご覧になりたいという方が多いことでしょう。

そしてアンテナの故障や不具合の場合は、テレビが映らない、画面が乱れるなどの問題があれば、一日も早く修理なさりたいという方がほとんどでしょう。また受信に問題はなくとも、屋根の上などでマスト（支柱、ポール）に立てたアンテナがさび付いている、マストごと傾いている、マストを固定するステー（支線）がゆるみ、切れている、ひいては屋根の上で倒壊しているなどの場合は、いつ致命的な故障が発生するかわからない。ひいては屋根の上で倒れて屋根材などを破損させる。屋根からの落下で大変な物損、人身事故を招くリスクもあるため、早急な撤去と交換が必要と言えます。

いずれにせよ多くの場合、上記の各工事でアンテナ工事業者を依頼する際には、お客様のスケジュールや日程の都合に合わせることができる業者を選ぶことが重要と言えます。

具体的には、依頼した当日に現地の電波調査や工事費用の見積もりを行い、工事内容や見積り価格にご納得いただけた際には本契約を行うことで、依頼日からの即日工事、場合によっては夜間工事にも対応できる業者への依頼が、お客様にとっても最適と言えます。

また業者が事前の現地調査と見積もりを、連絡の当日に実施してくれること。調査や見積りには料金が発生しないという点も重要です。

業者によっては、工事を実施する、しないを問わず、現地調査での現地への出張料。またお客様が工事内容の提案や見積もり内容にご満足いただけず、本契約に至らなかった場合のキャンセル料が発生する業者も存在しますので、このような費用が発生しない業者をお選びになることも大切です。

当あさひアンテナでは、弊社への電波調査、お見積のご依頼があれば、よほど夜遅くでもない限りは、基本的には当日中にご対応いたします。費用も、現地への出張費、キャンセル費なども含めた「完全無料」で実施いたします。

電波調査はお住まいの各部屋や、さまざまな位置で、弊社社員スタッフである優秀なアンテナ職人が、プロ仕様のアンテナレベルチェッカーを用いて、綿密に行います。

そしてお住まいで屋根の上から建物の外壁まで、強い地デジ電波の受信が可能な位置を割り出し、お客様のご要望に一番近いアンテナ工事を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。

実際の施工例としては、全体的に受信レベルが低く、デザインアンテナの設置が難しいと思われた現場において、特定のポイントで受信感度が高くなる位置を特定し、お客様のご要望通り、壁面へのデザインアンテナ設置を実現できた例もございます。

またお客様が弊社のご提案やお見積もりにご納得いただけた場合は、当日中に本契約を結んでいただければ、夜間工事を含めての即日工事にもご対応いたします。

アンテナ工事業者による現場での電波調査、お見積の内容。また地デジ放送、衛星放送の基礎知識については、下記の各コラム記事でも、詳しくご説明しております。

・地デジ放送、衛星放送（BS/CS）テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは？

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは？業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ？デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説！

・衛星放送（BS放送・CS放送）の「テレビ電波」基礎知識

・教えて！BS、CSやスカパーとは？視聴料金からアンテナの選び方、業者による設置工事の費用相場、サポートの方法まで全解説

テレビアンテナ取り付けや関連工事を頼むことができる業者、会社はどこか？

アンテナ工事業者の業種などによっては、対応できる工事に違いがあることもありますが、主にテレビアンテナの新規取付や増設、既設アンテナを取り外しての交換などの工事に対応できる業者は、主に以下の事業者（店舗、業種など）になります。

・近隣の家電量販店、ホームセンター

ジョーシンやケーズデンキ、ヤマダデンキなど、郊外型の店舗が多い家電量販店。また住宅関係の製品を数多く扱う各種のホームセンターでは、地デジアンテナ、BS/CSアンテナなどのテレビアンテナも商品として販売しております。

そして現在では大半の家電量販店で、大画面テレビや冷蔵庫などを購入した際の、ご自宅への商品の配送から、設置や取り付け工事。アンテナやケーブル配線などのセッティングといった、購入した製品をご自宅で使用するための作業、工事に対応するサービスも行っております。

また購入した製品について、メーカー保証より年数の長い長期保証サービスや、購入価格の数パーセントを、同チェーン店でのショッピングに使用できるポイントサービスなどが用意されていることも多くなります。

そしてお住まいの近隣にあるこれら家電量販店、ホームセンターなどの店舗でテレビアンテナを購入した場合には、同じ店舗で、アンテナの取り付け工事を依頼することができます。

・ハウスメーカー、工務店

これは主に、新築の住宅を建てられた場合に限られますが、建築を担当したハウスメーカーや工務店が、アンテナ工事も引き受けてくれることがあります。

この場合、新築住宅を建築する打ち合わせや依頼の時点で、ハウスメーカーがオプション工事として用意している、アンテナ工事のパターンの中から、お客様がお選びの上、依頼することになります。

・リフォーム業者、引っ越し業者

すでに長年、お住まいになっている既存住宅の老朽化が進み、リフォーム業者にリフォームを依頼する場合、その一環として、古くなったテレビアンテナの交換、また既設のものとは別のテレビアンテナ追加設置を依頼できるケースもあります。

またご新居を新築された際には、当然ながら、前のお住まいからの引越し作業を行うことになります。この引っ越し作業を依頼する引っ越し業者が、引越しに伴う各種電気製品のセッティングなど、オプション工事の一環として、テレビアンテナ工事を引き受けくれることもあります。

特に引越し業者の場合、前のお住まいに設置されていたテレビアンテナを取り外し、新しい家に取り付けるアンテナ移設工事を引き受けてくれる場合もあるのが、大きな特徴と言えます。

・町の電器店

お住まいの近隣に、昔ながらの商店街があれば、その中に、やはり昔ながらの個人経営である電器店、電気屋さんがあるかもしれません。

現在では大手家電量販店やインターネットの通販に押されていますが、それでも地元密着型で、近隣のお客様にとっては、購入した製品の取り付けやアフターサービス、修理、ライトの交換など、軽微で細々とした電気工事を全般的に依頼できる、長年の付き合いで信頼できる業者として頼られている面もあります。

かつてこのような電器店は、松下電器（現・Panasonic）やソニーなど、特定の家電製品メーカーと提携してその商品を販売する特約店の形式が大半でした。

メーカーを問わない大量仕入れにより価格の安さで勝負する家電量販店に対し、このような店は、安さでは及ばないものの、特約するメーカーの保証を中心に、購入後の部品交換、修理やメンテナンスなど、購入後も長年にわたってきめ細かな、安心のアフターフォロー対応をしてくれること。また家電メーカーが行う、太陽光発電システムの設置やリフォームなど、大掛かりなサービスの窓口、相談役になっている部分もあります。

ただ家電量販店もアフターサービスを充実させている近年では、このような町の電気店は、各家電量販チェーン店のフランチャイズ店として、各家電量販店と同様の品ぞろえや価格、サービスを提供していることもございます。

他にも、全国の個人経営の電器店がネットワークを結び、提携、協力することで、個人店ながらお客様により効率的で高品質なサービスを提供していることもございます。

いずれにせよ、このような個人経営である町の電器店では、近隣のお客様から、さまざまな家電関係の工事や取り付け作業、その他の相談を受付するべく、電気工事の免許や技術も持っているため、もちろん店舗でテレビアンテナを購入し、設置を依頼することもできます。

・アンテナ工事の専門業者

これは当あさひアンテナをはじめとする、主にインターネット上に公式サイトを開設して、ネットを通じて営業するタイプの、アンテナ工事に特化した専門業者になります。

詳しくは以下の項でご説明しますが、これらの業者は基本的にアンテナ工事の専門業者であることから、アンテナ工事に特化した技術を磨いており、アンテナの設置や受信レベルの安定など、基本的な技術はもちろん、見た目や耐久性の重視、アンテナ配線部の施工も丁寧など、高い技術力を持っております。

また業者の数が多くサービス競争も激しいため、多くの専門業者が、前述した電波調査や見積りから、高品質なアンテナや機材をセットにした、完全自社施工による低価格の工事費用。また工事後の数年レベルでの保証やアフターサービスなど、各種サービスも充実しております。

対応できる工事の種類も、さまざまなアンテナ機種の取付や交換だけでなく、ブースターなど関連する機器の工事。修理や角度調整。高所作業や屋内設置などの特殊な工事。さらにはケーブルテレビ（CATV）や光テレビからアンテナへの乗り換え。災害や事故などでアンテナが破損した場合の、火災保険で修理費用を賄う手続きのお手伝いなど幅広くなります。

実際の工事の流れに関しては、工事前の相見積もり、見積もりからの即日工事や、工事完了後の、作業を行った部分の掃除、すべてのチャンネルでの受信状態の確認。工事料金のお支払いも現金での決済だけでなく、クレジットカードなどの各種カード、電子マネーにも対応しているなど、お客様の利便性を最優先にしたサービスを実施しております。

注意すべき点としては、上記のサービスはすべての専門業者が行っているわけではなく、中には施工技術やサービスの品質が低く、料金の設定が高い。悪質な例では施工の際に低品質な機材を使用し、お客様に無断で、必要のない機材や工事を追加するなどして、不当な高額料金を請求する業者も存在します。

そのため、ご要望に応じたサービスを用意しており、施工やサービスの品質が高く、料金も低価格の、良心的で優良な業者を、お客様の側でお選びになる必要があるという点です。

各アンテナ工事業者のサービス比較とおすすめ専門会社を選ぶ方法

この項では、上記した各種のアンテナ工事業者について、対応できる主なアンテナ工事の種類と、具体的な工事の内容。また依頼、申し込みからを工事を進める流れやスケジュールをご説明し、そのメリット、デメリットを分析、お客様にとって適した工事業者を考えてゆきたいと思います。

・家電量販店、ホームセンター

（対応できるアンテナ工事）

これらの店舗で対応できるアンテナ工事は、基本的にその店舗で購入したテレビアンテナや周辺機器の取り付け。または店舗で取り付けたアンテナに故障や不具合が出た場合の修理、調整などの作業になります。

店舗で購入した以外のアンテナ機材の取り付けや、別業者が設置したアンテナの修理、調整などは、店舗にもよりますが、対応できないケースが多くなります。

（メリット）

まず家電量販店、ホームセンターは、お住まいの近隣に店舗があるケースが多いため、気軽に出向きやすい。そして店舗にて実際にアンテナ商品の実物や性能、価格を確認しながら選べるという点が大きな魅力です。そのため、設置のイメージも想定しやすくなります。

そして店舗スタッフは、テレビアンテナ等、商品に対する知識も豊富で、アンテナ商品に関する詳しい質問をできるほか、お住まいが含まれる周辺エリアの電界地域などの電波状態についても一通りの知識を抑えております。

そしてお気に召したアンテナ商品を購入した後は、購入と同時に、アンテナ工事の申し込みができるため、購入から工事の申し込みまでの手間がかかりません。

さらにこういった店舗では、各チェーン別の会員サービスを用意しているケースが多くなります。

お客様が会員である店舗でアンテナをご購入、またはご購入時に入会されれば、購入料金の一部ポイント還元や、通常価格よりさらなる割引。またメーカー保証とは別の長期保証制度など、さまざまなサービスを受けることができます。

（デメリット）

家電量販店、ホームセンターにアンテナ工事を依頼する場合の注意点は、まず店舗でアンテナを購入する際ですが、店頭に在庫がない機種やモデルのアンテナはすぐに購入できず、取り寄せを待つことになります。

そして店舗のスタッフも、さまざまな商品について幅広い知識を持っている半面、個々の商品に対する知識は基本的なものとなり、例えばテレビアンテナについては、メーカーの公式サイトによるスペックや、当あさひアンテナのコラムなどを読めば把握できる基礎知識。電波環境に関しても、インターネット上のサイトで調べられる電界地域などしか把握しておらず、それ以上の専門知識は乏しいケースも考えられます。

そしてもうひとつ、これらの店舗にアンテナ工事を申し込んでも、実際の工事を行うのは、その店舗や経営会社のスタッフではなく、店舗の近隣にある下請け業者になるという点も重要なポイントです。

つまり各店舗ではアンテナ工事を請け負っているとはいえ、実際は、近隣の下請け業者に仲介する受け付け窓口でしかない、という点にはどうかご注意ください。

下請け業者の特徴は、後の項でも詳しくご説明いたしますが、家電量販店やホームセンターの場合は、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品の搬入、設置、配線やセッティングなどの工事、作業を総合的に行う業者になり、アンテナ工事に特化した専門家ではありません。

そのためアンテナ工事に関しては、担当する業者によって専門知識や施工技術に差が出る。また仲介手数料などの中間マージンが発生する分、工事費用が割高になるなどの特徴があります。

主なテレビアンテナ工事の費用については、家電量販店などの各チェーン店で一覧を表示していることもありますが、これらの工事費用の一覧表は、アンテナ本体の購入代金を含んでいない場合もあるため、ご注意ください。

そして工事の日程も、店舗で依頼を受けてから、複数の下請け業者のうち、スケジュールが開いている業者を選ぶため、チェーン店や個々の店舗にもよりますが、即日工事に対応できるケースは少なくなります。

特に下請け業者の主な仕事はエアコンの設置工事になるため、エアコン工事の繁忙期（６月から８月。また３月から４月にかけて）は、下請け業者のスケジュールが取れず、アンテナ工事の日程が遅れるケースが多くなります。

他にも、現地の電波調査や見積もりの日程と、アンテナ工事の日程が別になって手間がかかることが多い。見積もりの結果によっては工事のキャンセルも可能なものの、キャンセルした場合も数千円程度の出張料やキャンセル料が発生することも多い、などのデメリットもございます。

また家電量販店とフランチャイズ契約を結んでいる下請け業者（町の電器店）などの例外もありますが、基本的に工事を請け受ける店舗と下請け業者は別の業者になるため、アンテナ工事に関しては、工事やその費用が、店舗ポイントサービス、店舗長期保証の対象外になるケースが多くなります。

アンテナ工事料金がポイント還元や長期保証の対象になる場合でも、アンテナ工事の完了後、工事を担当した業者と共に、あらためてアンテナを購入した店舗に出向き、店舗を通じて工事料金のお支払いや手続きを行う必要があるケースもございますので、工事の日程や出張費などを含む料金体系、店舗サービス対応などの詳細は、各店舗へとアンテナ工事をご依頼になる際、詳しくご確認になることをおすすめいたします。

なお、既存の主な家電量販店チェーンのにおけるアンテナ工事の詳細は、下記の各コラム記事でも御紹介しております。

・家電量販店ジョーシンのテレビアンテナ工事とは？新築、既存戸建て住宅のアンテナ工事にて業者の種類と選び方、費用相場を解説

・大手家電量販店・ヤマダ電機（ヤマダデンキ）の地デジ、衛星放送テレビアンテナ工事はお得？工事費用の相場を解説

・ケーズデンキ（K’s）のテレビアンテナ工事とは？家電量販店の設置作業の流れや料金を解説

・大手家電量販店エディオンのテレビアンテナ取り付け工事サービスとは？価格相場やサイト比較でおすすめ業者の選び方を解説！

・家電量販店ノジマ（nojima）のアンテナ工事の費用は？アンテナ工事が安い業者はどこで相場はいくらか選び方を徹底解説

・家電量販店・ベスト電器にテレビアンテナ設置工事を依頼する費用と手順は？価格相場と料金が格安激安の業者も徹底解説！

・ハウスメーカー、工務店

（対応できるアンテナ工事）

これらの業者で対応できるのは、新築住宅の建築、購入に伴う、テレビアンテナや配線部の設置工事。そして自社で設置したアンテナの修理、メンテナンスなどの依頼のみになります。

別のハウスメーカーが建築した住宅のアンテナ取り付け、交換、修理などの各種工事には対応できないことが大半となりますので、ご注意ください。

（メリット）

新築住宅を建てる際に、建築前の打ち合わせの時点で、あらかじめアンテナ工事を依頼できるため、立てられる住宅に適したアンテナ工事を選ぶことができます。

アンテナ工事のスケジュールに関しても、業者にもよりますが、住宅が完成してお引渡し前、またお引き渡しの直後などで、お引渡し前にアンテナ工事が完成している場合もある他、お引き渡し後でもお客様のご都合に合わせやすくなります。

さらに、アンテナ工事費用も、住宅の代金として住宅ローンに組み込めるため、料金のお支払いの手間も省くことができます。

（デメリット）

ハウスメーカーにアンテナ工事を依頼する場合も、実際の工事を引き受けるのは、家電量販店などの場合と同じ、ご家庭の電気工事全般を引き受ける下請け業者になります。

そのため、工事のタイミングは調整しやすいものの、やはり中間マージンの発生により工事費用がやや割高になる。担当する下請け業者によって施工技術に差が出るなどのデメリットは存在します。

またアンテナ工事に対するご要望、ご注文などは、お客様からハウスメーカーに連絡して、ハウスメーカーから実際の工事を担当する業者に取り次ぐ形になるため、連絡に手間がかかり、正確に伝わりにくくなるといった難点もあります。

アンテナ工事で重要となる即日工事への対応や、業者ごとのアンテナ工事費用、価格の比較については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる？依頼可能な業者と方法・費用

・新築のお宅でテレビアンテナ工事の費用はいくら？料金の相場からアンテナ工事を無料で頼める業者の選び方までお得な情報を解説

・アンテナ工事の料金はいくら？業者ごとの相場、必要な工事の選び方

・テレビアンテナ工事の費用はいくらか？業者による料金の相場と費用を安くできる工事の選び方を解説！
・地デジ用テレビアンテナの本体価格と業者に依頼した場合の工事料金の相場とは？適切な地デジアンテナ選びと費用の相場を解説！

・リフォーム会社、引っ越し会社

（対応できるアンテナ工事）

リフォーム会社では、お住まいのリフォームを依頼した際に、リフォームプランの一環として、既設アンテナの交換や増設を引き受けてくれることがあります。アンテナの新設などの工事のみを単独で依頼できるかどうかは、業者によって異なります。

また引越し業者の場合は、引越しに伴うオプション作業の一環として、新居への各種テレビアンテナの設置工事を依頼できる場合もあるほか、引っ越し前の住宅に設置されていたテレビアンテナを取り外し、ご新居まで持ち運んで取り付ける、アンテナの移設に対応してくれるケースもあります。

なお、設置後の不具合に対する保証や修理、調整などの対応は、業者によっても異なりますので、ご確認などの注意が必要です。

（メリット）

これらの業者の場合は、主にリフォームやお引越しの日程に合わせてアンテナ工事を行うため、特にご新居へのお引っ越しに伴うアンテナ工事のスケジュール調整が行いやすくなります。

またアンテナの移設であれば、前の住宅にあるアンテナやブースターが比較的、新しい場合は再利用ができ、アンテナ購入の費用が不要になる分、アンテナ工事の費用を抑えられる場合もあります。

（デメリット）

これらの業者の場合も、実際にアンテナ工事を担当するのは、各業者とは別個の下請け業者になります。

そのため、やはり担当する業者によって施工技術に差が出る。中間マージンの発生により工事費用が割高になるといったデメリットが生じます。

また引っ越し業者によるアンテナの移設についても、前のお住まいとご新居で受信できる地デジ電波レベルや、受信環境の違いから、特に壁面に設置するデザインアンテナなどでは、受信性能が不足してご新居では使用できないというケースも考えられます。

さらに移設工事の費用も、比較的、低価格で、現場に適した新品のアンテナ本体や必要な機材をセットにした基本設置工事を行ってくれる業者に比べると、費用総額の差が少ないケースもあります。そのため、移設では受信性能が現場に最適とは限らない、古いアンテナを再利用する分、コストパフォーマンスでは不利になることも考えられます。

新築住宅でのテレビアンテナ工事に適した業者の選び方については、下記の各コラム記事でも一覧で詳しくご紹介しております。

・新築でテレビアンテナ工事を依頼すべき業者はどこ？サービスから費用の相場、工事を無料で頼める業者まで、選び方を徹底解説！

・新築などの家屋でテレビアンテナ工事を頼む際のおすすめ業者はどこ？依頼の流れから費用の相場まで、業者の選び方を徹底解説！

・新築のアンテナ工事はどこに頼む？費用から依頼まで、業者の徹底比較＆選び方を解説！

・新築のテレビアンテナ工事をどこに頼むか。おすすめの業者の選び方・相場比較・依頼できる施工の種類・費用を解説

・町の電器店

（対応できるアンテナ工事）

おおむねアンテナの新規設置や増設。既設アンテナの修理や調整。また故障、老朽化したアンテナの撤去と交換など、戸建て住宅で必要となる各種のアンテナ工事に対応が可能です。

ただ、実際にどのようなアンテナ工事に対応できるかについては、店舗によっても異なるため、あらかじめご確認になることが重要です。

（メリット）

このような個人経営の町の電器店の特徴は、地元でもご近所一帯のご家庭に密着する営業スタイルです。

多くの場合、店舗の経営者などが電気工事に関する各種免許を所持しており、ご家庭の電気工事に対応できるため、近隣のお客様から見れば、ただ家電を購入するだけでなく、購入後の修理やメンテナンス、その他、家電製品に関する相談を、身近な店舗へと気軽に持ち込むことができます。

店舗側から見ても、付き合いの長いご近所のお客様については、購入した製品やお住まいの状況、ご家族の構成なども知悉しているため、大手家電量販店などでは難しい、きめ細かなニーズに合わせた製品やサービスの対応ができ、いわばご家庭にとって「家電製品のかかりつけ医」ともいえる存在にもなりえます。

そのため、家電量販店やネットショップが広まっている現在でも、一般のお客様には、あえて価格は割高になる近所の町の電器店をご利用になる方も多くおられます。

アンテナ工事に関しては、地元エリアでの作業経験が豊富なことから、周辺地域の電界地域、電波の方向などの受信環境に詳しいことも考えられます。費用面でも、長年の付き合いがあるお客様や、そのようなお客様に紹介を受けた場合であれば、価格を割り引いてもらえるケースもございます。

また上記のように、大手家電メーカーの特約店や、家電量販店のフランチャイズ店であれば、店舗を通じてメーカーや量販店からのサービスを受けることもできます。

なお、ここまでの業者でご説明した、アンテナ工事などを請け負う「下請け業者」も、実際はこのような町の電器店であることが多くなります。

（デメリット）

上記の通り、このような町の家電店は、電気工事に関する免許や技術を持っているため、家電量販店やハウスメーカーなどの業者から、電気関係の工事などを請け負う下請け業者であることが多くなります。

つまりこれら町の電器店は、一般住宅の電気工事の全般に対応できる半面、アンテナ工事に特化した専門家ではないという面もあります。したがって町の家電店にアンテナ工事を依頼する場合も、依頼する店舗によって、施工技術に差が出るケースがあります。

町の家電店が、必ずしもアンテナ工事の施工技術が低いわけではありません。ただやはり業者によっては、アンテナ工事の技術や経験が浅く、知識や使用する機材が更新されていない場合もあります。

そのため最新のアンテナ機種や難しい施工には対応できない。電波調査や施工の処理が簡単なものになり、アンテナ機種や設置位置によっては、気候による電波状態の変動などで画面の乱れが生じる。また配線部の処理などが粗雑であるケースも見られます。

料金に関しても、他業種を含む現在の一般的なアンテナ工事の費用相場に疎い場合もあり、上記のように割安で工事を引き受けてくれる場合もある反面、相場より割高になるケースもあります。

また店舗によっては、電波調査や見積りの時点で、現地への出張料や、工事をキャンセルした場合のキャンセル料などが発生することもあります。

そしてこのような個人経営の店舗は、最近ではやはり家電量販店やネット通販の発展、また店主の高齢化や後継者不足により、徐々に数が少なくなっているのが実態です。

したがって近隣の電器店にアンテナ工事などを依頼しても、その後、その店舗が閉店、廃業することで、その後の相談を持ち込めなくなる、個人店ならではのきめ細かなアフターサービスを受けられなくなることもあります。

上記のように、メーカー特約店、家電量販店のフランチャイズ店。また町の電器店同士のネットワークに加盟している店舗であれば、それらの関連店がアフターサービスを受け継いでくれることもありますが、長年のお付き合いによるきめ細かなサービスには及ばないことも考えられます。

新築、中古、既存住宅などでのアンテナ工事の選び方、各業者で対応できる工事や、DIY工事との比較などから、適した業者を選ぶ方法については、下記の各コラム記事がご参考になると存じます。

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方！業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・テレビアンテナ工事の業者と自分でDIY取り付けを比較したおすすめ方法は？事業者の設置費用や作業の流れによる選び方を解説

・新築住宅のテレビアンテナ設置工事の種類や業者の選び方、費用を解説！【地デジ・あさひアンテナ】

・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか？おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較＆解説！

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ？依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説！

比較まとめ：アンテナ工事の専門業者と他の会社との違いのポイントはどこ？

以上、アンテナ工事を依頼できる主な店舗、会社、事業者などのうち、アンテナ工事の専門業者以外で、頼むことができる主な工事や、それぞれのメリット、デメリットについてご説明いたしました。

一通りお読みいただければお分かりになるかと存じますが、家電量販店やハウスメーカーなど、住宅に関する業者にアンテナ工事を依頼する場合、実際のアンテナ工事は、ほぼすべての場合「下請け業者」が担当します。

つまり町の電器店を除く上記の業者はすべて、アンテナ工事の受け付け窓口にすぎず、実際の工事を担当するのは、電気工事士などの免許を持つ、近隣の電器店などの下請け業者になります。

そしてこれらの下請け業者は、アンテナ工事に特化したプロではなく、一般住宅の家電製品、家電設備の設置など、電気工事を全般的に引き受ける業者になります。

このような業者が、必ずしもアンテナ工事の施工技術が低いわけではありません。中にはテレビアンテナに関しても最新の工事技術を研究し、しっかりした施工技術を習得している業者もございます。

一方で、長年、同じ経営者により、その地域で影響を続ける地元密着型の業者が多いだけに、施工の技術や知識も昔のままであるケースもあり、やはりアンテナ工事に特化した施工技術を研鑽し続けているアンテナ工事の専門業者に比べると、平均的な施工技術はやや低くなると申さざるをえません。

そして上記した業者では、アンテナ工事の依頼を受け付けた後、工事を行う現場の近くに所在し、適切な日程に予定が開いている業者へと工事を依頼することになります。

そのため、業者に依頼してからの即日工事が難しい。特にエアコン工事の繁忙期などの時期はアンテナ工事が大きく遅れる。工事料金に仲介手数料などの中間マージンが加算され、割高になる。またお客様の側では、実際の工事を担当する下請け業者を選択できず、実際に工事を任せてみないと施工技術はわからない。また受け付け窓口と実際の業者が別であるため、家電量販店のポイントや保証サービスの対象外になるなど、いくつかのデメリットが生じるのです。

また依頼を受けた下請け業者も、工事の本契約に至らずとも、現地調査などの手間をかけた分、必ず利益を確保するため、現地への出張費、キャンセル費などの手数料が加算されます。

これらのデメリットはどのような業種であれ、下請け業者を使用する業者の場合は、避けることが難しい問題になります。

そして、ちょうどテレビアンテナ工事の需要が高まっていた、アナログ放送から地デジ放送の転換期、2000年代から2010年代頃までの期間を中心に、従来のテレビアンテナ工事業者や、工事の形式に対する問題を解消すべく、多くの地域で誕生したのが、アンテナ工事の専門業者とも言えます。

今のアンテナ工事の専門業者は、基本的に下請け業者を使わず、自社で各種テレビアンテナ本体や設置用の金具、同軸ケーブル、周辺機器など必要な機材の仕入れから、実際の施工までをすべて自社で行うことにより、アンテナ本体や周辺機器、基本部材をセットにした各種工事の費用を低価格に抑え、なおかつアンテナ工事に特化することで、施工の品質も向上させております。

以下、当あさひアンテナで実践しているサービス事項の具体例を挙げてゆきますと、まずすべて国産大手メーカー製による高品質の各種テレビアンテナ。ブースター、分配器など周辺機器や同軸ケーブル、固定具など必要な部材もセットにした、アンテナや周辺機器の設置工事を、低価格の基本設置工事費用でご案内している点です。

これは上記の通り、メーカーから直接、一括大量仕入れのスケールメリットによる、一般の方では難しい大幅値引きや、多数の施工実績と豊富な経験、高い技術を誇る弊社スタッフの優秀なアンテナ職人による完全自社施工など、さまざまな企業努力によるコスト削減を、おによる客様への工事代金に反映しているためです。

対応できるアンテナ工事についても、各種アンテナ新規設置、増設。各種周辺機器の設置や調整、交換。修理対応や既設アンテナの撤去、交換などはもちろん、ケーブルテレビ、光テレビからテレビアンテナへの乗り換えや、不慮の災害や事故によるアンテナトラブルで、アンテナ修理費用にお住まいで加入の火災保険を適用するためのご相談など、おおよそお住まいでのアンテナ工事で考えられる、あらゆるご相談に対応しております。

また弊社公式サイトでは、使用するアンテナや機材のメーカーや型番。各種工事別の料金の一覧。さらには弊社にご依頼いただいたお客様のご許可を得た、写真入り施工例のブログを掲載しており、実際の価格体系から工事の仕上がりまで、お客様にイメージが伝わりやすいよう工夫しております。

これは実際の現場において、公式サイトの写真などとは異なるアンテナ機材の使用や価格を提示する事は決してないという証でもあります。

工事前の電波調査、お見積りも、弊社ではご依頼を頂ければ最短即日で、出張費、キャンセル費など各種費用を含む一切の料金を「完全無料」にて実施しております。

電波調査についても、アンテナの専門家ではない電気工事業者に多い、八木式アンテナなら屋根の上、デザインアンテナなら壁面など、設置位置ありきで施工当日の電波レベルが十分かを確認するだけでなく、気候や天候による電波レベルの変動も踏まえて、お住まいのさまざまな場所を調査し、常に余裕ある受信レベルの安定を確保できる位置を、ピンポイントのレベルで特定してゆきます。

簡単な電波レベル確認の場合に起こり得る、季節や天候による電波レベルの変動で地デジ画面が乱れるといった問題が起こらないよう、現場で安定した受信を実現できるアンテナ工事の中から、お客様のご要望にもっとも近い施工方法を、業界最安に挑むお見積もり価格でご提案いたします。

また弊社に限らず、お客様がよりご満足いただける工事をお選びいただけるよう、他業者との相見積りにもご対応いたします。これは弊社のご提案の品質、見積り価格とも、他社にひけを取らないという自信あってのことです。

そして弊社のご提案、お見積もりにご満足いただければ、その場で本契約を結んでの即日工事も、夜間工事を含めてご対応しており、お客様のご都合に応じた迅速なアンテナ工事も可能になります。

施工の品質も、まず施工を行う部分には、作業中に誤ってお住まいに傷をつけることがないよう、きっちりと養生を行います。

そしてアンテナの向き、角度を精密に調整し、受信感度を確保できるご要望通りのアンテナ工事はもちろん、アンテナ取り付けの丈夫さ、配線の丁寧さなど、細かな部分にも気を配っております。屋根裏への周辺機器の施工、配線についても、弊社モットー「見えないところもきれいに」に基づき、全体的にできるだけシンプルで丁寧な施工を実践いたします。

取付作業が完了した段階では、施工部分の丁寧な掃除と、お住まいの各お部屋のテレビ、またはアンテナコンセントにて、すべてのチャンネルで十分な映りや受信レベルを確保できているかチェックした上で、工事の完了といたします。

工事料金の決済は、現金によるお支払いだけでなく、クレジットカードなど各種カード、電子マネーにも対応しており、お客様の余計な手間を省くべく配慮しております。

また弊社ではアフターフォローについても、工事の完了時、担当者が自筆のサインを入れた保証書をお客様にお渡ししており、工事完了日から「10年」の長期保証をご用意しております。

もし保証期間内に万が一、保証範囲内のアンテナトラブルが起こった場合には、弊社フリーダイヤルにご一報いただければ、弊社のアンテナ職人が即座に現場へと出向き、完全無料で責任をもって復旧までご対応いたします。

以上は当あさひアンテナにおけるサービスの例ですが、注意点としては、アンテナ工事業者のすべてが以上のサービスに対応しているわけではなく、中には下請け業者を使用する業者や、上記の通りサービスの水準が低い業者。さらには機材や施工品質が粗悪で、不当な高額料金を請求する悪質な業者なども存在することです。

お客様の側で、サービスの質が低い、または悪質な業者を避けて、優良な業者をお選びになる対処法としては、まず公式サイトの解説がわかりやすく、使用する機材や工事ごとの価格体系、また施工例が明確で、実際の工事をイメージしやすい点です。

これらの解説が曖昧で、ただ「激安」を謳う業者は、説明にない追加料金が多く、総額では不当に高額な料金を請求するケースが考えられます。

また公式サイトに書かれている連絡先が明確で、問合せには早急に対応する。その対応の姿勢も丁寧である。相見積もりにも対応できる。見積もりに訪れたスタッフの身だしなみが整っていて、お客様への説明やご質問への答えが礼儀正しく明確でわかりやすいか、などの点も、業者の姿勢を見極めるポイントと言えます。

逆に、訪れたスタッフの工事や価格についての説明が不明確で、他業者の不評を吹き込んで強引に契約を迫るような業者は、まったく信用を置けないため、お断りされることをおすすめいたします。

当あさひアンテナはじめ、アンテナ工事業者が行う工事の内容、用意するサービスや、優良なアンテナ工事業者の選び方などについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う？技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説！

・徹底解説！ケーブルテレビ（CATV）・光テレビからテレビアンテナに乗り換える方法（前編）

・徹底解説！ケーブルテレビ（CATV）・光テレビからテレビアンテナに乗り換える方法（後編）

・台風などで壊れたテレビアンテナの修理に火災保険の申請を使える場合と、工事費用の目安を紹介。

・テレビアンテナ故障で修理にいくらかかる？工事の方法と業者の選び方、費用相場と火災保険の適用で0円にする方法について解説

優良なアンテナ工事業者の選び方・まとめ

アンテナ工事を依頼できる各業者の特徴。特に当あさひアンテナを含むアンテナ工事のプロである専門業者の特色について、おわかりいただけたでしょうか？

最後になりましたが、当あさひアンテナでは、まず地デジアンテナ各機種の基本設置工事として、屋根の上に設置される。魚の骨に似た構造を持つ初期のテレビアンテナで高い受信性能を誇り、素子数別で幅広いエリアにて利用できる「八木式アンテナ」は、DXアンテナ製の軽量20素子相当「UA20」を用いて、屋根馬やマスト、支線（ステー）などの設置具や同軸ケーブル、防水処理を含めて、22,000円（税込み24,200円）からの料金でご案内しております。

またパネル状のカバーに覆われた平面上の薄型で、家の壁やベランダの手すりなどに設置した外観のデザイン性が高く、更に台風や雨風などにもとても強くなることで人気が高い「デザインアンテナ」では、DXアンテナ製の20素子相当高品質モデル「UAH201」。あるいは強電界地域専用のコンパクトモデルに、マスプロ電工製の業界最小モデル「U2SWLC3（スカイウォーリーミニ）」を用いて、各カラーバリエーションのアンテナ本体と基本設置具、白黒２色の同軸ケーブルなどを含めた料金を、25,000円（税込み27,500円）からでご案内しております。

また強電界地域で住宅の建材などが地デジ電波を通しやすいという条件が整っていれば、通常モデルのデザインアンテナを屋根裏、天井裏などに設置する工事も、弊社では追加工事費はご無用の、基本設置工事費のみでお引き受けしております。

さらに現状では地デジアンテナの最新モデルであり、屋根の上などの高所でマストやサイドベースの先に設置される、スタイリッシュな円筒形の形状を持ち、デザインアンテナと同等のメリットを持ちながら、設置場所の高さで受信感度が高くなり、より幅広いエリアで使用できる、マスプロ電工製「U2CN」ことユニコーンアンテナと設置具、同軸ケーブルなどをセットにした工事については、現在「キャンペーン価格」にてご案内しております。

そして戸建て住宅における上記の地デジアンテナ各機種の設置と一緒に、衛星放送用の「BS/CSアンテナ」基本設置工事を行う場合は、やはりDXアンテナ製の2K4K8K対応45型最新モデル「BC45AS」と基本設置具などをセットにした工事を、18,000円,（税込み19,800円）からでご案内いたします。

また同じくDXアンテナ社で受信性能は同等ながら、パンチングホール仕様のディッシュ部や接合部の強化によって、受信可能風速50m/s、復元可能風速60m/s、破壊風速70m/sと、台風時などでもトラブルや破損などが生じにくい業界最強クラス高耐風モデル「BC453SG」を用いた設置は「特別価格」でご案内いたしております。

上記モデルの他にも、八木式アンテナでは、各素子数モデルや高性能型パラスタックアンテナ。雪害用、塩害用などの高耐候モデル。デザインアンテナでは26素子相当や垂直偏波専用モデル。

BS/CSアンテナでは、ブラックのカラーバリエーションや、集合住宅の共同受信用を含む大型モデルなどもご用意しておりますので、現場の受信環境やお客様のご要望に応じて、可能な限り対応できるアンテナ工事をご案内いたします。

なお、ここでご紹介した各種アンテナの概要については、下記の各コラム記事にもそれぞれ詳しい解説がございます。

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは？アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・安く高性能な地デジ用UHFテレビアンテナの選び方は？八木式アンテナの素子数や設置の高さ、業者の工事費用、料金相場も解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは？テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説！

・業界最小デザインアンテナ！マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは？失敗しない取り付け例も解説！

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは？特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説！

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは？特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは？地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

・BS/CSアンテナ（衛星放送用アンテナ）の基礎知識～全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは？～