新築住宅でテレビアンテナ工事の流れは? 即日工事、相見積もりで安くて高品質の工事を依頼できる業者の種類、費用相場も紹介!

2024年11月14日

新築のお住まいを建てられた、購入された方が、お引っ越しされるまでに行われる必要のある、重要な作業のひとつが、テレビの視聴環境を整えることです。

最近では、ご家庭でTVの番組を視聴する方法にも、ケーブルテレビ(CATV)、インターネット回線を利用した光テレビを導入する選択肢もございますが、受信環境に問題のない一般住宅であれば、やはり地デジ放送、衛星放送(BS放送、CS放送)を受信できるテレビアンテナの設置が、NHK受信料や有料チャンネルを除けば、毎月の視聴料金なども不要で、工事の初期費用の外にランニングコストもかからずリーズナブルとなる、今でもベストな方法です。

しかしアンテナ工事をご依頼されるにあたって、まずどのような業者に依頼すればいいのか。また依頼から実際の工事に至るまでの手順や手続き。それにかかる日数や時間、そして工事の費用などについての情報が少なく、信頼できる業者選びが難しいと思われる方も多いのではないでしょうか?

アンテナ工事業者にもさまざまな業種から会社、業者があり、それぞれ対応できる工事内容やサービス、工事の品質や料金に違いがございます。そのため、同じアンテナモデルを使った、ほぼ同内容のアンテナ工事であっても、担当する業者によっては、工事費用に数万円レベルの差が出る場合もございます。

お客様としては、多くの業者からサービス内容や技術、価格で最適と思われる業者を選ぶことは難しい一方、やはりアンテナ機材、技術力とも高品質のアンテナ工事を、低価格で請け負ってくれる業者にご依頼なさりたいことと存じます。

そのような場合に、お役に立てる対処法が「相見積もり」です。複数の業者に見積もりを依頼し、それじれに現場の電波調査から、お客様のご要望に沿ったや設置方法の最適なプランと、その見積価格を提示してもらいます。

お客様にとっては、見積り内容にご納得がいった場合に、業者と本契約を結んで、工事に入る流れになるため、複数の業者から提案を受けて、施工内容、工事費用とも、もっともお得と思われる業者を選ぶことができます。

ただ一方で、お客さまの側にも、アンテナ工事業者に相見積もりをご依頼になる上で、ご理解、ご判断が必要となる点もございます。

アンテナ工事以外にもさまざまな作業、お手続きで多用な新築住宅へのお引っ越し前、相見積もりをスムーズに進めるためには、各業者に現地調査、見積もりを依頼するスケジュールを組むことも重要です。そのためには、業者の作業にどの程度の時間がかかるか、把握されておくことも重要でしょう。

また業者によっては、電波調査や見積りだけで、現地に出張する場合の出張費、工事をキャンセルした場合のキャンセル料などを請求されるケースもございますので、出張料、キャンセル費などを含めて、電波調査、見積り料金が無料の業者をお選びになる必要もございます。

さらにお引越し前でお忙しいお客様にとっては、本契約後の即日工事を含め、早急に工事を請け負ってもらえるか、という点もとても大切なことでしょう。

そこで本記事では「相見積もり」を前提に、相見積もりに加えるのに適したアンテナ工事業者の選び方。各業者による電波調査や見積りをスムーズに進める手順。工事を依頼する業者の選び方。そしてご契約から実際の施工までの流れについてご説明いたします。

さらに、それぞれの段階で、段取りを手際よく進めつつ、より高品質で工事費用のご負担も抑えることができ、その他のサービスも充実した工事を依頼するため、知っておかれるべきポイントもご紹介いたします。

実際に相見積もりを行われるかどうかは別にして、当コラムでは、ご新居で必要となる主なアンテナ工事やアンテナのタイプ、および工事を依頼できるアンテナ工事業者の種類。そしてアンテナ工事の専門業者に工事をご依頼になる場合の流れや、必要事項、注意すべきポイント等についても、一覧で解説しております。

ご新居ではじめてテレビアンテナ設置の工事を行われるお客様におかれましては、当コラムの情報を参考に、最適のアンテナ工事業者と、もっとも高品質で低価格となるアンテナ工事をお選びいただければ幸いに存じます。

新築物件で必要となるテレビアンテナ本体と機材とは?

新築の戸建て住宅、または建売住宅がお客様にお引き渡される時点で、お住まいに設置されている、テレビアンテナに関係する設備としては、主に屋外に取り付けられたアンテナからケーブルを屋内配線に引き込む、カバーの施された住宅の穴「引き込み口」もしくは外部配線を接続して屋内につながる「引き込み線」

そしてハウスメーカーによって場所は異なりますが、住宅内の屋根裏、天井裏。または住宅のアンテナ配線やインターネット回線、電話回線などを一ヵ所にまとめる弱電盤こと屋内のマルチメディアボックス、屋外ボックスなどに設置されている「分配器」です。

この分配器からは、住宅でテレビを設置する各部屋の壁に配備されたアンテナコンセントまで伸びる同軸ケーブルが接続されています。

この分配器に、引き込み口、引き込み線を経由して伸びる、テレビアンテナからのアンテナケーブル(同軸ケーブル)、またはケーブルテレビ、光テレビの配線を接続することで、テレビの映像信号(電波)が各部屋まで送られ、テレビ放送を視聴できる仕組みになっています。

このように最小限の配線設備しか用意されていない理由は、そのお住まいでテレビ放送をご覧になる方法が、アンテナの設置であっても、またはケーブルテレビや光テレビであっても等しく対応できるように、という理由になります。

またハウスメーカーや工務店によっては引き込み口、引き込み線の代わりに、工事のオプションとして、屋根の上に、屋根の構造と一体化して、内部にアンテナケーブルを通すこともできる、アンテナ設置用のマストを設置できるケース。逆に分配器が設置されておらず、アンテナ工事業者に別途、追加設置を依頼する必要が出るケースもございますので、詳しくはお住まいを建築、販売したハウスメーカーなどにご確認くださいませ。

新築の住宅における、テレビアンテナを含むアンテナ配線の構造、アンテナの他に設置される主な機材については、以下の各コラム記事でもご説明しておりますので、よろしければご確認ください。

・戸建住宅におけるテレビアンテナ配線を徹底解説!

・戸建ての家へのテレビアンテナ設置と配線、周辺機器の取り付け工事を行う費用の相場とは? 料金の安い業者の選び方も解説

・戸建て住宅で地デジテレビアンテナを取り付ける工事に必要な配線とは? 設置にかかる費用の相場、料金や業者選びの方法も解説!

・新築戸建て住宅にテレビアンテナを設置する時に必要な機器と工事とは? その種類と費用の相場をすべて解説します

新築戸建て住宅に設置されるテレビアンテナの種類

この項目では、一般的な住宅で必要となるテレビアンテナ本体について、設置の必要性が高い順に、その主な種類と共に解説してゆきます。

1:地デジアンテナ(UHFアンテナ:設置必須)

地デジアンテナは、現在の日本で主なテレビ放送である、地上デジタル放送(地デジ放送)を受信するためのアンテナです、地デジ放送は、日本国内の要所に設置された電波塔から地デジ電波を送信している基幹的なテレビ放送で、日本国内であれば、地デジアンテナやワンセグ・フルセグ機器の利用で、不特定多数の誰もが無料で自由に視聴できます。地デジ放送に使われる電波が、UHF(極超短波)のうち、470MHzから710MHzまでの周波数帯であることから「UHFアンテナ」とも呼ばれます。

地デジ放送の電波は、電波塔の先端から周辺エリアにUHFの電波を送信しているため、電波塔からの距離や、各現場の周辺で電波を遮る障害物の影響などにより、各お住まいでも、受信できる電波のレベルや、使用できるアンテナの機種、受信性能。適した設置位置などが異なってまいります。

現在の主な地デジアンテナ機種は、地デジアンテナ第1世代、テレビ放送の初期から使われる古典的アンテナで、主に屋根の上のマスト(支柱、ポール)に固定される魚の骨のような形状。

地デジアンテナ機種では受信性能が一番高く、設置費用も比較的、安価。そして素子数(受信性能)別のモデルが多いため、もっとも幅広いエリアで利用できる半面、現在では設置のデザイン性が悪く、風雨など自然環境による経年劣化が進みやすい弱点もある「八木式アンテナ」

地デジアンテナ第2世代で、主に壁面に設置される長方形パネル状の薄型アンテナであり、設置の美観を重視して、雨風などによる経年劣化にも強く寿命が長い半面、八木式アンテナより受信感度がやや弱く、現場の電波レベル(強度)や周辺環境によっては設置できないこともある「デザインアンテナ(平面アンテナ)」

地デジアンテナ第3世代で、屋根の上のマストに立てられるシンプルなポール状のアンテナであり、デザインアンテナと同じメリットを備えながら、高所設置による受信感度の高さで、周辺環境からデザインアンテナが設置できない現場でも対応できる。ただ一方で受信感度は八木式アンテナにはやや及ばず、最新モデルのため設置費用もやや割高になる、マスプロ電工製「U2CN」こと「ユニコーンアンテナ」の三種類になります。

それぞれメリット・デメリットがあり、お住まいにおいて、どのアンテナ機種、モデルで対応できるかについては、現場の電波状態、周辺環境によっても異なるため、後述する「電波調査」によって、お住まいの現場で到達する地デジ電波が高い場所や、電波の方向、品質を確認して、現場でも対応可能で最適となるアンテナ機種や設置位置を割り出す必要があるのです。

当あさひアンテナでは、八木式アンテナ設置に、DXアンテナ製、軽量で強風や水、サビにも強い高品質20素子モデル「UA20」本体と屋根馬、マスト、ステーなど基本的な設置具、同軸ケーブルと、防水処理の料金も含む基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からの価格で承っております。

デザインアンテナでは、サン電子製、別売りの背面スッキリカバーをセットにして、裏面の機器や配線部もスッキリ整理できる最新モデル「WG-20」全5色のカラーバリエーションと、基本の設置具や部材、白と黒2色の同軸ケーブルをセットにした基本設置工事を、28,000円(税込み30,800円)からで承っております。

また通常モデルでは、DXアンテナ製20素子「UAH201」を4色のカラーバリエーションで。強電界地域用で、室内設置も可能なコンパクトモデルでは、マスプロ電工製の業界最小級モデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」を2色のカラーバリエーションでご用意し、上記と同じアンテナ本体、必要な部材の価格も含む基本設置工事を、25,000円(税込み27,500円)からで承ります。

ユニコーンアンテナでは、白または黒のアンテナ本体と基本設置具、同軸ケーブルなどもセットにした基本設置工事を、業界最安値に挑む「キャンペーン価格」で承っております。

他にも当社では、八木式アンテナでは、受信性能の異なる各素子数モデルや、高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用。対候性の高いステンレス製や雪害用、塩害用モデルなど。

デザインアンテナでは受信性能の高い26素子相当モデルもご用意しているため、お住まいの電波環境、自然環境に応じた、最適のアンテナ工事をご提案いたします。

地デジ放送の基礎知識や、上記の各地デジアンテナ機種についての詳細は、以下の各コラム記事でも解説しております。

・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!

・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!

人気のデザインアンテナおすすめ製品をすべて紹介&性能も解説!デザインアンテナ工事の費用やそのメリット・デメリットとは?

 

・デザインアンテナ取り付けにおすすめの現場とは? メリットとデメリット、失敗しない工事業者の選び方と費用、料金の相場も紹介

 

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは? 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

2:BS/CSアンテナ(パラボラアンテナ:衛星放送の視聴に必須)

上記の地デジアンテナとは別に、衛星放送(BS放送、CS放送、新4K8K衛星放送)をご覧になる場合には、別途にパラボラアンテナであるBS/CSアンテナを設置する必要がございます。

衛星放送とは、赤道軌道上の宇宙空間で、日本の地上から見て東経110度(南西方向)の上空に位置するBS放送の放送衛星、CS放送の通信衛星から、周波数帯が高く光のような直進性をもつ「12GHz帯」と呼ばれる電波が地上まで届いています。

BS/CSアンテナは、円盤状のディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナで、このディッシュの上下、左右の角度を東経110度へと正確に向けることができ、その方向に12GHz帯の電波を遮る山地や建物、また樹木や枝葉、電柱や電線などわずかな障害物も存在しない、という条件が揃っていれば、どの現場でもおおむね受信に問題は生じません。

ただBS/CSアンテナは、上記した地デジアンテナの設置に加えて、衛星放送をご試聴になる場合に追加設置されるアンテナであり、主な設置位置は、配線をまとめやすいよう、地デジアンテナに近い位置で、周辺の障害物に影響されにくいよう、できるだけ高い位置に設置されることが多くなります。

当あさひアンテナでは、新築などのお住まいに上記した各地デジアンテナとセットで同時にBS/CSアンテナも取り付ける工事には、DXアンテナ製の45型、新4K8K衛星放送にも対応する高品質2K4K8K対応モデル「BC45AS」本体と、基本の設置具、同軸ケーブル、防水処理の料金も含めた基本設置工事を18,000円(税込み19,800円)からで承っております。

またDXアンテナ社、受信性能は同等のBS/CSアンテナで、パンチングメタル仕様のディッシュ、接合部の強化により、激しい台風でもトラブルを防止できる、業界最強級の耐風性能もつ高耐風モデル「BC453SG」による、同等の基本設置工事は「特別価格」で承ります。

他にもブラックのカラーバリエーションモデル、マンションなど集合住宅向けの共同受信用も含めた、ディッシュが大型のBS/CSアンテナもご用意しているため、さまざまな現場のBS/CSアンテナ設置にご対応できます。

衛星放送やBS/CSアンテナについて詳細は、以下の各コラム記事をご確認ください。

・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

・教えて!BS、CSやスカパーとは? 視聴料金からアンテナの選び方、業者による設置工事の費用相場、サポートの方法まで全解説

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!

3:地方局用地デジアンテナ(現場の条件によって地方チャンネルの視聴に必要)

電波塔の先端から発信される地デジ電波を受信する地デジ放送では、現場によっては、NHK、広域民放の電波を送る電波塔と、国内の主要都府県で個別に存在し、その都府県内を放送エリアとする地方チャンネル(東京都の東京MX、埼玉県のテレビ埼玉など)の位置(現場から見た方向)の電波塔が別個である場合もございます。

そして地デジアンテナには、アンテナの正面に当たる方向でのみ受信性能が高まる「指向性」という性質があるため、それぞれの電波塔の方向が大きく異なる場合、一基のアンテナでは各電波塔の電波が、アンテナ正面の受信範囲に収まらず、すべてのチャンネルを受信できない場合もございます。

この場合は、地デジ電波がビルなどの障害物に反射した反射波、ビルなどを乗り越えて広がった回折波など、方向が変わった電波を調べ上げて受信する方法のほか、NHK、広域民放の地デジアンテナとは別に、地方局用アンテナを設置する方法もございます。

当あさひアンテナでは、緻密な電波調査により、どのような現場でも、できるだけ一基の地デジアンテナで、すべてのチャンネルを受信できる地デジアンテナ設置の工夫をしております。

ただどうしても、一基のアンテナですべてのチャンネル受信が難しい現場のみ、地方局用アンテナの設置を、アンテナ本体や部材、ケーブルの価格もセットで、アンテナ機種にもよりますが、22,000円(税込み24,200円)からの価格で承っております。

地方チャンネルやその受信に関しては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

・東京MX、テレビ埼玉など地方チャンネルが映らない原因は?ローカル局を受信するアンテナ工事の方法や費用、業者の選び方を解説

テレビアンテナ設置の際に必要な周辺機器とは?

上記した各種アンテナの他にも、新築戸建て住宅のアンテナ設置では、別途の工事費用で、配線部の周辺機器の設置が必要となるケースもございます。

中でも第一に挙げられるのが、テレビアンテナのすぐ近くでケーブルに接続され、アンテナから送られる電波レベルを増幅する「ブースター(増幅器)」と呼ばれる機器です。

ブースターは主に地デジ電波レベルがやや弱いエリアで設置されますが、地デジ電波レベルが十分な強さを持つ、いわゆる「強電界地域」でも、お住まいに3台以上のテレビを設置される場合には必要となるため、現在の戸建て住宅では実質的に設置が必須となる機器です。

他にも、二基以上のアンテナを設置する場合に、各アンテナのケーブル(送信される電波)を一本のケーブルにまとめる「混合器」。またはブースターと混合器が一体化した機器。

また前述した分配器が設置されていない住宅では、分配器の設置も必要となります。

したがって戸建て住宅で必要なアンテナ工事費用は「設置するアンテナ工事の基本設置工事費」「周辺機器の設置費用」「その他、必要なオプション工事、機材の費用」の総額になります。

当あさひアンテナでは、例えばブースターでは、地デジ電波に対応する「UHF帯ブースター」設置工事は、高品質機材の料金込みで、20,000円(税込22,000円)。地デジと衛星放送の電波に対応し、混合器の役割も持つ「UHF・BSCS混合ブースター」設置は、やはり機材込みで25,000円(税込み27,500円)など、各アンテナ周辺機器の設置も、高品質機材込みの低価格で承っております。

なお、ブースター、混合器など主なアンテナ工事の周辺機器については、前述した配線部のコラムの他に、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】

・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!

・地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

・1基のアンテナから家にあるすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方、分波器などとの違いを徹底解説!

・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!

新築物件での「相見積り」に加えるべきアンテナ工事業者の種類とは?

2024年(令和6年)現在、新築物件へのアンテナ取付工事を依頼できる主な業種は、

・近隣の家電量販店やホームセンターでアンテナを購入し、同店舗に工事を申し込む。

・住宅を建築したハウスメーカー、工務店などに、オプションのアンテナ工事を依頼する。

・お近くの商店街などにある個人経営の電気店に依頼する。

・ネット上に公式サイトを持つアンテナ工事の専門業者に依頼する。

というパターンが主になります。他にも、引越し業者やリフォーム業者が、オプションサービスとしてアンテナの新規設置、交換、移設などを引き受けてくれることもございます。

ここでは以上の選択肢から、相見積もりに適している業者であるかを中心に、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて解説してまいります。

1:家電量販店、ホームセンターのアンテナ工事

家電量販店やホームセンターでは、ご家庭用のテレビアンテナを販売していることが多く、購入と同時にその店舗に工事を申し込むこともできます。

この場合のメリットは、

・使用するアンテナ製品をご自分で確認して選ぶことができる。

・店舗スタッフに製品や周辺の電波環境について詳しく質問できる。

・工事価格の一覧表などがあり、価格体系が比較的、わかりやすい。

・アンテナを購入した店舗でそのまま工事を依頼できる。

・引っ越しに必要な他の家電や設置工事と同時に、アンテナ工事も依頼できて手間が省ける。

などの点になります。

一方でデメリットとしては、このような店舗への依頼で、実際に工事を担当するのは店舗や運営企業ではなく、近隣にある個人経営の電器店など、電気工事の免許をもつ下請け業者になる点です。

そのため、具体的には以下のようなデメリットが生じることが多くなります。

・工事の申し込みからスケジュールの合う下請け業者を手配するため、即日工事が難しい。

・特にエアコン工事の繁忙期などは、下請け業者のスケジュール確保が難しく、工事までかなりの日数が開く場合もある。

・アンテナ工事の現地調査と実際の施工日程が別になることが多い。

・店舗から下請け業者への仲介手数料など、中間マージンが発生するため、工事費用の総額が相場より割高になる。

・下請け業者の利益を確保するため、調査後に工事をキャンセルした場合も、現地への出張費やキャンセル料が発生することが多い。

・下請け業者はエアコン設置など、一般住宅の電気工事を全般的に請け負う業者で、アンテナに特化した業者ではないため、アンテナ工事の施工品質は担当業者によって差が出ることもある。

・そのため、アンテナ工事で対応できるのは基本的な設置方法のみとなり、難しい施工には対応できないケースもある。

・電波調査も使用するアンテナの基本的な設置位置に合わせた簡易的なもので、お客様が設置位置を選択できる自由度が低くなる。

・特に受信感度が低くなりやすいデザインアンテナでは、気候や天候の変化で地デジ電波レベルが変動した際に、地デジ放送の映像が乱れるケースもある。

・家電量販店やホームセンターの店舗と下請け業者は別会社であるため、家電店などのポイントサービス、長期保証サービスはアンテナ工事には適用されないことが多い。

・そのため工事についての保証期間は1年程度など、短くなることも多い。

などの難点が挙げられます。

結論として、主に調査や工事日程の調整が難しい、出張料、キャンセル料が発生するなどの点から、家電量販店、ホームセンターなどは、相見積もりの業者には適さないと言えます。

2:ハウスメーカー、工務店のアンテナ工事

新築住宅を建てる際に、建築を担当するハウスメーカーや工務店が、オプション工事としてアンテナ工事を用意していることもございます。

このオプションのアンテナ工事を依頼した場合のメリットは、以下の通りです。

・屋根の上にアンテナ専用のマストが用意されるなど、建築する家にあらかじめアンテナ用の設備が用意できる場合もある。

・建物との調和が取れるよう、ハウスメーカーからアンテナ工事の提案を受けられることも多い。

・お住まいの建築計画にアンテナ工事も組み込めるため、工事のスケジュール調整が行いやすい。場合によってはお引き渡しの時点でアンテナ工事が完了していることもある。

・アンテナ工事費用を住宅ローンに組み込めるため、お支払いの手間が省ける。

ただその一方で、ハウスメーカー、工務店によるアンテナ工事も、実際に工事を担当するのは下請け業者になります。

そのため、工事のスケジュール的なことを除けば、中間マージンで工事費用が割高になる。キャンセル料が発生する。担当する業者で施工技術に差が出て、基本的なアンテナ設置にしか対応できない。保証期間が短い場合も多い。

またアンテナ工事業者への要望を伝えるのに、ハウスメーカーなどを仲介するため、話を通すために手間がかかることが多い、などのデメリットも生じます。

さらにハウスメーカーでのアンテナ工事では、お住まいの建築の打ち合わせ時に、基本的な要望を伝えておくだけで、あとはアンテナ工事についてもほぼお任せになる場合もあり、手間がかからない半面、細かなご要望などはあまり反映されないこともございます。

したがってハウスメーカーなどのアンテナ工事も、相見積りには適さないと申せます。

3: 町の電器店

近隣の商店街などにある町の電器店は、店主など従業員が電気工事の免許や技術を持っており、アンテナ工事をはじめ、お住まいでの各種電気工事を依頼することもできます。

したがって上記した家電量販店やホームセンター、ハウスメーカーなどのアンテナ工事を請け負う下請け業者も、実際はこのような店舗であることが大半です。

家電量販店やインターネット通販が隆盛の昨今でも、このような店舗は地域密着型で、近隣住人の住宅や家族構成などに合わせた、きめ細やかな家電のメンテナンスや製品のおすすめができる、いわば家電の「かかりつけ医」のような役割で、重宝されていることがございます。

このような店舗にアンテナ工事を依頼するメリットとしては、

・周辺エリアの電波状態、受信環境に詳しく、顧客に応じた細かな個別対応ができる。

・工事前や工事後のメンテナンスなどの相談を行いやすく、店舗からその後の状況やメンテナンスについて、適切な時期に連絡してくれることもある。

・地元の人々の紹介などにより、工事費用が割安になるケースもある。

などの点になります。

一方で上記の通り、このような店舗は、上で述べた業者などの下請け業者に当たるため、一部のデメリットが重複するケースもございます。具体的には、

・アンテナ工事の施工技術は店舗によって差が出やすく、またアンテナ工事の知識や機材が古い場合もあり、最新の施工には対応できない場合もある。

・一般的なアンテナ工事費用の相場に疎く、割安で依頼できるケースもある一方、相場より割高な費用になるケースもある。

・現地への出張費や、工事のキャンセル費などが発生する場合もある。

・工事後の保証期間が短いかない場合もあるほか、店主の高齢化や地域の過疎化などにより、閉店、廃業の可能性もあり、工事後の相談先がなくなるケースもある。

などのデメリットが挙げられます。

したがってこのような業者も、相見積もりの業者には適さない場合が多く、もしお加えになる場合には、あらかじめ相見積もりに対応できるか、出張料やキャンセル料など余計な費用はかからないか、などの点をご確認になることが大切です。

4:アンテナ工事の専門業者

アンテナ工事の専門業者とは、当あさひアンテナをはじめ、主にインターネット上に公式サイトを掲載して、フリーダイヤルやメールなどで工事を受け付けている、文字通りアンテナ設置に特化したプロと言える業者です。

そのため、実質的にどれも同じ下請け業者(電気工事全般を担当する業者)とは異なり、アンテナ工事に関しては、電波やアンテナ機器に関する専門知識のレベル、施工技術とも非常に高く、またお客様目線でのさまざまなサービスをご用意している点も特長です。

以下では、主に当あさひアンテナのサービスを中心に、アンテナ工事業者が行っているサービスや、そのメリットをご説明してゆきます。

・当あさひアンテナでは、地デジアンテナでは八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどの各機種、BS/CSアンテナなど各種アンテナ工事を、高品質アンテナ機種や、必要な部材、ケーブルなどをセットにして、低価格の「基本設置工事費」で提供しております。

・また弊社はじめ各専門業者で、アンテナ本体のほか、ブースターや分配器、混合器など、現場によって必要な周辺機器の設置も、すべて高品質機材や必要な部材をセットに、明快な価格体系の低価格で提供しております。

・弊社では、基本設置工事用、アンテナ各機種の標準モデルの他にも、現場の受信感度、自然環境に合わせた小型モデル、高性能モデル。塩害用や雪害用の高耐候モデルなどを用意しており、さまざまな環境の現場に対応いたします。

・その他、アンテナを住宅の壁面、ベランダの内外、屋内空間へ設置するなど、一般的でないアンテナ工事についても、現場の条件で可能なかぎり対応いたします。

・アンテナ新規設置だけでなく、故障への修理対応。またBS/CSアンテナなどの追加設置、老朽化したアンテナの交換などをはじめ、例えば弊社ではケーブルテレビ、光テレビからアンテナへのお乗り換え。アンテナの修理費用に火災保険を適用されたいなど、アンテナ工事に関係するさまざまなご相談に対応しております。

・弊社では、電波調査およびお見積もりを、出張料、キャンセル料なども含む「完全無料」でご対応。他に同様のサービスを行う業者も多くなります。

・弊社はもちろん、多くの専門業者では、相見積もりにもご対応しております。

・弊社や専門業者では、まず現場での電波調査を、お住まいのさまざまな位置で綿密に行い、安定した受信が可能なアンテナ設置の場所や後方を割り出して、その中からお客様のご要望にもっとも適した工事をご提案いたします。

・弊社では、弊社のお見積もり内容にご満足いただければ、本契約からの即日工事、夜間工事にも対応して、早急な工事が可能です。

・一般的な住宅で、アンテナ一基やブースターなどを設置する工事の所用時間は、弊社の場合、約1時間程度。複数のアンテナ設置やその他、機材の設置、オプション工事を加えても2時間前後のスピード施工になります。

・弊社では、実際の施工をすべて弊社スタッフである優秀なアンテナ職人が担当する完全自社施工で中間マージンをカット。高品質の工事を低価格でご提供しております。

・施工に関しては、弊社では、細かなコツを含めたアンテナ工事の専門的な技術で、安定した受信や丈夫で見栄えのいいアンテナ本体設置はもちろん、丁寧な配線や防水処理、屋根裏空間などへの機器設置も、外観も整ってトラブルも生じにくい施工を実施いたします。

・弊社では、施工時、作業する部分はしっかりと養生を行い、ビス穴などで壁面を加工する場合も、極細のビスで最小限の加工に留め、ビス穴に防水用の変性シリコンを注入するなど丁寧な施工を実施。大切なお住まいを汚す、傷つけるような施工は決していたしません。

・アンテナ設置や配線がすんだ後は、弊社では、施工部の清掃と、お住まいのすべての部屋でのテレビの映り具合。テレビを設置していない場合は、アンテナコンセントで専用の機器を用い、受信レベルを確認して、問題がないかチェックした上で、工事の完了といたします。

・施工後、料金のお支払いについては、弊社では現金だけでなく、クレジットカード、電子マネーなどの各種決済にもご対応。お客様の利便性に配慮しております。

・弊社では、施工後にアンテナ工事を担当した職人の自筆サイン入り保証書をお渡しし、業界でも最長クラスである、施工完了日から「10年」の長期保証をご用意しております。また専門業者全体で、おおむね5年以上の長期保証が用意されています。

総じて、アンテナ工事の専門業者であれば、機材を個別に購入、用意して下請け業者を用いる各種業者に比べて、中間マージンのカットによるコストの軽減や、メーカーから直接、アンテナ機材の大量仕入れによるスケールメリットでの大幅値引きを工事費用に還元しているなどの理由から、工事費用の相場が低価格である。

またアンテナ工事の専門家として、さまざまなアンテナ工事の施工に対応でき、細かな施工技術も磨いているほか、業者間のサービス競争により、長期保証をはじめ、さまざまなサービスもご用意されております。

業者によっては、提携するインターネット光回線業者へのご契約と同時に、アンテナ工事を申し込んでいただくことで、各業者からキャッシュバックにより、光回線のお乗り換え費用やアンテナ工事費用が最大で実質「0円」になるキャンペーンを行っていることもあります。

このように、専門業者ならではの、アンテナ工事に特化したメリットが非常に豊富となります。

一方で、アンテナ工事業者にデメリットとしては、上記のような、弊社ではほぼ網羅しているサービスについて、すべての業者が対応しているわけではないという点がございます。

例えばアンテナ工事専門業者の中にも、下請け業者を使って工事代金に中間マージンが加算される業者があるほか、施工技術やサービスが十分でない。中にはアンテナ工事専門や、格安料金を謳いながら、使用する機材や技術の質が低い。見積もりにない工事や費用を無断で加算するなどして、不当な高額料金を請求する質の低い業者も存在します。

したがって、アンテナ工事の専門業者の選定には、お客様の側で優良な業者をご判断され、お選びになることがもっとも重要と申せます。

そして複数のアンテナ工事業者の中から、より優良な業者を選ぶ方法としても、本コラムのテーマである「相見積もり」は適しているのです。

相見積りを依頼すべき業者とその注意点とは?

さて、アンテナ業者に「相見積もり」を依頼する場合、まず対応できる業者は、ほぼ「アンテナ工事の専門業者」一択であることは、おわかりいただけたと存じます。

アンテナ工事業者の中でも、相見積もりに対応できる業者は、その時点で、自社の提供する施工品質やサービス、工事費用について、同業他社に劣らない自信を持っている証と言え、その時点で一定の信頼を置ける業者であるとも言えます。

ただ、相見積もりをご依頼になる場合、その業者が相見積もりに対応しているか。お住まいが業者の対応エリアであるかなどの確認。またお客様の側でのスケジュール調整も必要となります。

以下の項目では、実際に各アンテナ工事業者に相見積もりをご依頼になる上で、作業をスムーズに進める具体的な手順についてもご説明してまいります。

なお、アンテナ工事を依頼できる業者の種類や、工事内容、費用やサービスなどの比較については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。

・新築戸建てテレビアンテナ設置工事を頼むべきおすすめ業者はどこか? 依頼できる業者の種類と違いを徹底解説。費用の相場も紹介

 

・新築でテレビアンテナ工事を依頼すべき業者はどこ? サービスから費用の相場、工事を無料で頼める業者まで、選び方を徹底解説!

・新築などの家屋でテレビアンテナ工事を頼む際のおすすめ業者はどこ? 依頼の流れから費用の相場まで、業者の選び方を徹底解説!

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方

・テレビアンテナ工事の費用はいくらか? 業者による料金の相場と費用を安くできる工事の選び方を解説!

・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用

・新築のお宅でテレビアンテナ工事の費用はいくら? 料金の相場からアンテナ工事を無料で頼める業者の選び方までお得な情報を解説

・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

アンテナ工事で、複数の業者に「相見積もり」を行う際の手順と流れとは?

以下の項目では、主にアンテナ工事業者に相見積もりをご依頼になる場合の手順と流れ、各フェイズでの注意点などについてご説明してまいります。

なお、相見積もりではなく、特定のアンテナ工事業者に、新築物件のアンテナ工事を依頼する場合もほぼ同じ流れになるほか、その他の業者のアンテナ工事の流れもおおよそ同じ形なので、相見積もりやアンテナ工事業者に関係なく、新築のお住まいでアンテナ工事を依頼し、施工するまでの流れを把握する上で、以下の項目をお読みいただければ幸いになると存じます。

相見積もりの手順1:依頼する業者の選定と連絡、スケジュール設定。

最初に、相見積もりを依頼する業者選びをはじめることになりますが、ここにも注意すべき基本的かつ、非常に重要なポイントがいくつかございます。

まずインターネットにて「アンテナ工事業者」などのキーワードで検索すると、いくつものアンテナ工事の専門業者がヒットして、その公式サイト、ホームページを確認できます。

このとき、ヒットした中から優良な業者を判断すべく、公式サイトの内容から確認すべきポイントや項目がいくつかございます。

まずは相見積もりを依頼するため、アンテナ工事の「電波調査」「見積もり」を依頼できるか。それらの作業が「現地への出張料」「工事のキャンセル料」などの各種費用を含めて「すべて無料」であるか。またアンテナ工事の施工は、下請け業者を使わない「完全自社施工」であるか。

そして「相見積もり」を依頼できるかについても、公式サイト上の記載などでご確認ください。これらの項目に対応できる業者であれば、多くの場合、トップページの目立つ位置に、その旨が記されております。

またその他にも、優良なアンテナ工事業者を見極めるポイントは、いくつかございます。

まず公式サイトにて、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの設置や、お住まいでアンテナを設置する位置、工法。またブースターや分配器など周辺機器の設置。オプション工事や交換、修理などの作業費など、工事の価格体系や、工事費に含まれる機材などがわかりやすく明記されており、お住まいで必要と思われる工事をすべて合わせた費用の総額が判断しやすい。

さらに実際の工事で使われるアンテナ本体や機材のメーカー、型番などもすべて明確に記されており、それらがマスプロ電工、DXアンテナ、日本アンテナ、サン電子など、国内の大手一流メーカーの高品質、新型製品であること。これにより、全般的に品質の高い機材で工事が行われることも重要です。

他にも、公式サイト内で写真入りのブログなどを用意して、業者による施工の実例やお客様の声が紹介されており、実際の施工をイメージしやすいか。また使用するアンテナや施工内容、手順、また工事後の保証などについて詳しい解説があるかなどもチェックポイントです。特に保証期間の長さは、その業者が自社の施工技術に自信を持っていることを示すバロメーターとも言えます。

他にも、サイト内のコラムやよくある質問、Q&Aなどのページで、アンテナ工事だけでなく、アンテナの種類や構造、電波の受信などについて、適切な工事の依頼や理解にも役立つ知識を得ることができるか、なども、注目すべきポイントになります。

このようなサイトのコラムをお読みになり、地デジ放送や衛星放送を受信する基本的な仕組みや、地デジアンテナ、衛星放送用BS/CSアンテナの構造や機種、モデルなどの種類。その他、ブースターなど必要な機材。さまざまな現場で可能となるアンテナ設置方法の種類などについて、基礎知識を身に着けていただくことで、その後のアンテナ工事の手順についても、より的確に進められるようになります。

また、公式サイトに、業者へ連絡する電話番号(フリーダイヤル)やメールフォーム。チャット、公式LINEアカウントなどが明確に記載され、業者にアクセスする方法が多いことも、業者の信頼性を判断するためのポイントです。

このような業者として基本的な信頼性を判断できる項目の他、ネットでの検索で、意外と見落としがちになるポイントが「その業者がお住まいになるエリアに対応しているか」という点です。

アンテナ工事業者も、日本全国、46都道府県すべてで対応可能という業者は流石に少なく、主に関東地方や近畿地方、中部地方や九州。もしくは本社や本拠地のある都府県の周辺など、対応エリアが限られている業者がほとんどになります。

しかしインターネットで検索すると、お住まいのエリアに関係なく、さまざまなエリアのアンテナ工事業者がヒットすることもあり、例えば東京都にお住まいの方が、出張調査、見積り完全無料で相見積もり可の業者を見つけ、連絡したら近畿地方のみ対応の業者だった、ということもあり得ます。

そのため、ネット上で適切なアンテナ工事業者のサイトを見つけても、その所在地や、対応エリアを確認することも重要です。

このようにネット上で確認した業者から、公式サイトの表記などから信頼が置け、電波調査、見積りが諸費用含めて無料、相見積もり可能で対応エリアも問題のないことをご確認の上、良いと思われる業者をピックアップしてください。

相見積もりも、あまり多くの業者に依頼しすぎると、対応に手間がかかります。お客様がご対応できる日程のスケジュールにもよりますが、一日に多くとも、午前や午後などで時間をずらして2業者の調査を依頼することを目安に、数日のお見積もり期間をかけて4社から6社、多くとも7,8社程度で相見積もりを取るよう、選定の段階で業者の数を絞ってください。

依頼する業者の候補がまとまったら、あらためてお客様ご自身のスケジュールをチェックされ、ご新居で相見積もりに対応できる日程、時間などを決めてください。このとき一覧表のスケジュール表などを作られると便利でしょう。

そしてスケジュールの各日程、各時間に当てはめていくことを想定して、各業者にご連絡ください。

ご依頼はフリーダイヤルでも、メールフォームその他でも大丈夫ですが、お問い合わせの際の注意点としては、念のため、現地調査、見積りが無料で出張料、キャンセル料などもかからないか。相見積もりは可能か。お住まいのエリアに対応しているかなど基本事項の確認。

そしてその業者がお住まいに到着するまでや、電波調査、見積りにかかる所要時間。またお客様がご希望する日程や時間に、業者の側が対応できるかもご確認ください。

各業者が電波調査やお見積もりにかかる時間は、おおむね1時間程度ですが、業者によって違いも出ることや、想定外の事態で作業が遅れる、長引くことも考えられるため、2,3時間の余裕をみておかれたほうがよろしいでしょう。

また業者の側も規模によって職人の人数などに限りがあり、お客様がご希望の日取り、時間にはすでに予約が埋まっていて対応できないケースもございます。

このお問い合わせへの対応も、優良な業者を見分ける重要なポイントになります。

お電話口であれば担当者の質問に対する答えが明快かつ親切でわかりやすい。メールなどであれば返信が迅速で、やはり文面が丁寧でわかりやすい点も、その業者の姿勢を判断する目安になります。

相見積もりの手順2:実際の電波調査とお見積もりの進行。

お選びになった業者に相見積もりを申し込んだ後は、当日、事前に調査を行うご新居でお待ちください。

訪れた業者を迎え入れて、電波調査のため、お住まいの各場所をご案内して、主に現場の地デジ電波状態を確認してもらいます。

アンテナ工事業者の電波調査で主にチェックされるのは、主に現場から近隣の地デジ電波塔までの距離や、周辺の地形、建築物などによって、お住まいの中でも、屋根の上や壁面などの位置によって、現場で受信できる電波レベルが変動しやすく、また別方向から反射波、回折波などが届くこともある地デジ電波の、お住まいの各位置でのレベル、方向や品質などになります。

衛星放送の電波は、前述の通り、東経110度(南西方向)に位置する人工衛星(静止衛星)から、直進的な12GHz帯の電波が地上に届いており、BS/CSアンテナのディッシュ部を正確に東経110度へ向ける。そしてその方向に、電波を遮る障害物がない条件が整っていれば、受信にほとんど問題はございません。

ただアンテナ工事の専門業者では、地デジ放送だけでなく、衛星放送の受信に関しても、常に問題なく安定した受信を実現できるよう、現場で受信できる電波のレベルや品質などを確認いたします。

そしてこれら、専用の高性能アンテナレベルチェッカーを用いた、地デジ、衛星放送の電波チェックの結果に基づき、業者からお客様のご要望に応じた各種アンテナ工事のご提案と、その見積金額をご提示いたします。

相見積もりを行う場合は、各業者が見積もりを出している段階で、特に工事を依頼する業者を決められる必要はございませんが、もし工事をお急ぎの場合は、ご納得できる工事のご提案や、お手頃な見積もり価格を出した業者が出た時点で、相見積もりを打ち切り、その業者に工事をお任せになるのもひとつの選択肢です。

当あさひアンテナをはじめ、即日工事にご対応できる業者では、お見積もりにご満足いただけた時点で、そのまま工事の本契約を結んでいただければ、即座に工事をはじめることもできます。特に当あさひアンテナでは、夜間工事にもご対応しております。

電波調査の手順は、どの業者も同じに思えますが、業者によってチェックの技術や精密さに差が出ることも多くなります。例えば当あさひアンテナでは、壁面へのデザインアンテナ取り付けをお求めのお客様で、他業者の電波調査では、壁面では十分な地デジ電波レベルを確保できずに対応できなかったケースでも、壁面の位置レベルの細かな電波調査を実施することで、壁面でもピンポイントで受信レベルが高まる位置を特定し、デザインアンテナ設置を実現できた事例もございます。

他にも、優れたアンテナ工事業者であれば、現場の電波状態に合わせて、お客様が想定されていたアンテナ機種、アンテナ工事の外にも、お客様のご要望に応じた工事をご提案いたします。

例えば、設置の美観がよく対候性も高くなる、壁面へのデザインアンテナ設置をご希望でも、地デジ受信感度に不安が残る現場の場合は、細かな電波調査により、スタイリッシュなポール状で屋根の上に設置されるものの、デザインアンテナと同等のメリットを確保できるユニコーンアンテナ。また受信性能の高い八木式アンテナを目立たず風雨も避けやすいベランダの内部に設置するなど、現場の受信環境で可能な限り、さまざまな工法をご提案してくれる業者は、信頼が置けると言えます。

また優良な業者であれば、本契約を結んだ場合の、実際の工事の流れもわかりやすく解説してくれます。これらの調査、説明がしっかりしている業者であれば、お見積もりの段階で、アンテナ設置の完成図や、ご覧になりたいチャンネルが確実に映るかなどの点も確認できて、施工の当日にトラブルが起きるリスクも非常に低くなり、安心してご依頼になれできます。

また、このような精密な電波調査と、多彩な工事プランの提案、実際の工事の流れの説明の他にも、訪問した業者スタッフの身だしなみやマナーも、その業者が優良であるかを判断する目安になります、

優良な業者であれば、ただアンテナ工事を行うだけでなく、お客様に不快感を与えない、ご新居を汚さないなどの心配りも忘れず、電波調査、お見積もりの際にも、靴下も含めて新しく清潔な作業着に着替えて出向くなどの配慮を行っているはずです。

またアンテナ工事の施工から、業者のサービス、工事費用、お見積もり価格の内訳や各工事の必要性まで、お客様のどのようなご質問に対しても、優良な業者のスタッフであれば、お客様にご理解いただけるよう、親切かつ、明快に答えてくれるはずです。

特にお見積もりの段階で、業者スタッフにきちんと確認されるべき重要なポイントは「提示されたお見積り金額の他に、実際の工事の段階で費用が加算されることはないか」という点です。

これは、残念ながら悪質なアンテナ工事業者には、お見積もりの段階では他業者の相場よりも低価格の見積もりを出しておきながら、実際の工事の段階で、お客様にご相談なく、不要な機材、工事を加算するなどして、最終的な料金として、不当な高額を請求するという手口を使う例が多いためです。

そのためお客様に置かれましても、提示されたお見積り金額以外の料金が加算されることはないか、という点については、各業者に念には念を押してご確認されるよう、お願いいたします。

したがって、この電波調査、お見積もりの時点で、電波調査の結果が他業者より甘い。また訪れたスタッフの身だしなみや態度に問題がある。お客様の質問に対しても明快に回答せず、特にお見積もり金額以外の料金が発生する可能性を、はっきりと否定しない。また説明が不明確なまま強引に契約を求めてくるなどの場合は、業者の姿勢に問題があると考えられますので、その時点で、工事をご依頼になる候補から外された方がよろしいでしょう。

もちろん、当あさひアンテナでは、上記の通り、お見積もりからの本契約で即日工事にもご対応しておりますが、弊社から無理に本契約を求めることは決してございません。

また原則として、本契約を結んでいただいた以降は、当初のお見積もり金額と、機材などを含む施工内容通りに工事を進め、お支払いの際、お見積もり外の料金が加算されることは決してございません。

なお、アンテナ工事業者の電波調査、お見積もりについては、こちらのコラム記事にも詳しい解説がございますので、業者へのご質問などの参考にしていただければ幸いです。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

相見積もりの手順3:お見積もり内容から実際に工事を依頼する業者の選定。

各業者による電波調査とお見積りが完了したら、お客様の側で、各社の見積書を比較して、どの業者に工事をご依頼になるかの判断です。

この場合、単に見積書の価格を比較するだけでなく、電波調査の精密さやお見積もり時の対応なども含めた業者の信頼性。見積もり内容や、工事後の保証期間その他のサービスなども含む、総合的なコストパフォーマンスで業者をお選びになることがおすすめです。

このときに注目すべきポイントとしては、見積内容の項目と他業者との比較、そして各項目のわかりやすさです。

見積書には、料金が発生する機材、工事の項目と備考などが記されており、優良な業者であれば、使用するアンテナや機材のメーカー、型番や、どのような作業で費用が発生するか、できるだけ明確に記載しているはずです。逆に言えば、そのような点がわかりにくい業者の見積書には注意が必要です。

そして見積もりの金額は、基本的にアンテナ機種、設置位置などがほぼ同じ内容のアンテナ工事であれば、価格帯に大きな差が出ることはございません。そのため各社の見積り料金を比較することで、おおよその工事費用の相場、適正価格が判断できます。

見積もり価格が極端に高い業者は、不必要な工事などを加算して利益を得ているとも考えられますし、逆に極端に安い業者も、機材や施工の品質などを極端に落としているか、工事後に追加費用を加算する業者である可能性も考えられますので、注意が必要です。

また極端な価格差ではないものの、見積り価格がやや割高な業者は、最新のアンテナモデルや機材など、品質の高い機材を使用しているか、細かな特殊工事費が加算されていることが考えられます。

使用するアンテナなどの機材が最新モデルで、その項目の価格が他業者に比べて高く、見積もり価格を引き上げている場合は、アンテナ価格の分だけ、アンテナ本体の性能などにより工事の品質が高まる可能性も考えられます。

他の業者のアンテナなど機材と比較し、インターネットからメーカーのサイトで実際の製品を確認されるなどして、その機能、性能の違いなどから、見積り価格の差が妥当か、コストパフォーマンスは高いかなどを検討されることがオススメです。

もうひとつ、例えば高所作業費、屋内施工費など、機材とは関係のない工事費用の項目が多い場合は、通常のアンテナ取り付け以外の特殊工事費で、別途、費用を加算する業者だと考えられます。

特殊工事費として加算されるケースが多いのは、主に住宅では三階以上に当たる高所にアンテナを設置する場合に加算される「高所作業費」ですが、中には通常の二階の屋根にアンテナを設置する場合にも高所作業費が発生する業者も存在します。

また例えば、デザインアンテナを屋根裏、天井裏などの屋内空間に設置する工事でも、屋外に比べて電波調査や作業などにやや手間がかかる分、特殊作業費を加算する業者が存在します。

このような特殊作業費は、業者によって、まったく同じ施工でも発生する業者と、発生しない業者が存在します。たとえば当あさひアンテナでは、デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置も、特殊工事費を加算しない、デザインアンテナ基本設置工事費のみで承っております。

そのため、例えばアンテナ配線にカバーをかける丁寧な施工のような、特殊工事費が加算される分だけ、明らかに工事の品質が向上するような施工を別にすれば、できるだけ特殊工事費が加算されない業者をお選びになるとよろしいでしょう。

またアンテナ工事以外のアフターサービスも重要なポイントです。お見積もり金額の価格帯がほぼ同じで、大きな差がない業者であれば、価格差より工事後、万が一のトラブルの際には、無償で修理や角度調整を行ってもらえる保証期間の年数や、無料メンテナンスなどのアフターフォローが充実した業者のほうが、技術的にも信頼が置けて、長期的なコストパフォーマンスでお得と申せます。

当あさひアンテナでは、前述の通り、アンテナ工事の施工日から10年と、業界でも最長クラスの保証期間をご用意しており、万が一、保証期間内、範囲内のアンテナトラブルが発生した場合には、弊社フリーダイヤルにご一報いただければ、弊社のアンテナ職人が早急に現場へと駆け付け、完全無償で責任をもって復旧いたします。

ここまででご説明したポイントにより、各業者の中から、特に優良と思われる業者を選ぶことができる点が、相見積もりのメリットです。

ただ、相見積もりを行った中でも、優良な業者では価格、施工品質、サービスなどにほとんど差がなく、どの業者をお選びになるか、迷われることもあるかと存じます。

そのような場合、工事を依頼する業者を選ぶにあたって、もうひとつ重要となるポイントがございます。この点については、次の項で詳しくご紹介いたします。

相見積もりの手順4:業者への連絡と再見積もり。

相見積もりにおいては、これまでの項でご説明したポイントや条件などを踏まえて、各業者から見積もり価格、施工や機材の品質、長期保証その他のサービスなど、総合的にもっとも優れていると思われる業者を選ぶことになります。

しかし各業者によって、品質やサービスを含む見積もり内容に大きな差がない場合や、提示された各社の見積もり価格より、さらに低価格を実現する方法として重要なポイントに、業者によっては「再見積もり」を受け付けている点がございます。

再見積もりとは、相見積もりにおいて、ほぼ同等の工事内容で、最安の業者よりやや割高なお見積もり価格を出した業者に、最安業者のお見積り内容を伝えることで、その業者よりも低価格になるよう、あらためて見積もりや計算を行い、より安いお見積もり価格を提示してくれることです。

この再見積もりに応じてくれるかどうかは、業者や工事内容にもよりますが、当あさひアンテナでは、相見積もりで弊社より低価格のお見積もり価格を出した業者が出た場合、その業者のお見積もり内容をメールなどでご提示いただければ、工事の部材、施工品質などはまったく落とさず、該当の業者より低価格なお見積もりを提示できるよう、最大限の努力をいたしますので、再見積もりのお問い合わせも、お気軽にお寄せくださいませ。

この再見積もりも経由して、もっとも低価格で、サービスを含む施工内容が優れていると思われる業者に、ご連絡の上、工事を依頼したい旨をお伝えください。

なお選に漏れた業者には、特にお客様からご連絡をなさらずとも、のちほど確認の電話などご連絡があると存じますが、お客様の側から、メールなどでまとめて、今回は他の業者に依頼することになった旨をお伝えになれば、結果的にはその後のご対応などの手間が省けることになります。

相見積もりの手順5:本契約と実際の工事。

相見積もりで依頼する業者を決められた後は、その業者に連絡して、ご希望の工事日程、時刻などを連絡します。

工事の当日は、お客様も立ち合いのため、ご新居でお待ちください。お客様にお立ち合いいただくのは、想定外の事態などで、業者が独断で作業を進めるわけにはいかなくなった場合に、お客様のご指示、ご判断を仰ぐためでもあります。

工事当日、お客様にご用意いただく主なものとしては、工事代金として必要な現金、契約に必要なハンコなどになりますが、現在では当あさひアンテナはじめ、決済にはクレジットカードや電子マネー、契約書はサインなどで対応できる業者も多くなりますので、業者へとご連絡の際、その業者で実際に必要な品や、対応できるカード、電子マネーなどの種類もご確認ください。

なお業者や工事の日程によっては、業者の側から、お客様の現在のお住まいを訪問して、本契約の手続きを行うケースもございます。

事前、もしくは工事当日に訪れた業者と本契約を結んだ後は、工事の開始です。

前述の通り、工事そのものは、アンテナ1基を取り付けるだけの工事であれば1時間程度、2基以上のアンテナ設置や、その他機材、特殊工事などが加わる場合で長くとも2時間強が一般的です。もしそれ以上の時間がかかる複雑な施工の場合は、お見積もりの段階で、業者から説明がございます。

施工中は、アンテナ工事の流れなどが気になるお客様は、庭先などから施工の様子を確認していただいてもかまいませんし、施工が完了するまで屋内で待機していただいても大丈夫です。

また施工が完了するまでの間に、お出かけいただいても特に問題はございませんが、工事中のもしもの際のご連絡や、工事完了のご報告のため、お客様の携帯電話番号など、ご連絡先は明確にしていただきたく存じます。また工事が完了するであろう時刻には、ご確認のためご帰宅いただければ幸いです。

工事の完了後は、お客様にアンテナ取り付け、配線部の仕上がりや、各お部屋で問題なくテレビが視聴できる(電波が届く)ことをご確認いただき、お客様の側で、特に問題ないとご満足いただければ、工事は完了です。

あとは工事費用のご精算と、業者からのアフターサービスのご説明、保証書のお渡しなどが住めば、工事は完全に終了となります。

ご新居にて、ご希望のテレビ放送も快適にご視聴できる、新生活を迎えていただければ幸いです。

アンテナ工事と相見積もりの手順について・まとめ

インターネット上で数多くのアンテナ工事業者から、的確な業者をピックアップし、スムーズな相見積もりを通して業者を選ぶための手順は、以上の通りになります。

相見積もりを成功させるポイントは、各手順の段階において、本記事でご紹介したポイントについて、きちんとご注意いただくことであるとも申せます。

そしてもし、お客様がご新居へのアンテナ工事について、相見積もりをお考えの際には、ぜひ、当あさひアンテナも相見積もりの一社にお加えくださいませ。

当あさひアンテナでは、本文でもご説明した通り、もちろん相見積もりにご対応している上、電波調査、お見積もりに関しても、出張費、キャンセル費など関連の費用をすべて含めた「完全無料」で承っており、いつでもお客様のお問い合わせをお待ちしております。

また施工は弊社スタッフのアンテナ職人による完全自社施工で、相見積もりに当たっては、価格の安さ、使用する機材や施工の品質とも、他社に負けないお見積もりをお約束いたします。

もし相見積もりの際、弊社と同等の施工、機材品質で、弊社より安いお見積もり価格を提示した業者があった場合には、再お見積もりにも全力でご対応いたします。

もちろん弊社では、新築のお住まいへのアンテナ設置だけでなく、アンテナを既設のお住まいで、BS/CSアンテナや地方局用アンテナの増設。ブースターなど機材の設置や交換。

また老朽化したアンテナを撤去、処分してのアンテナ交換。修復が可能な故障、アンテナ角度のズレなどの不具合への修理など、テレビアンテナに関するあらゆる工事について、新規設置の場合と同じ、高品質の機材と施工技術、そして明確な価格体系に基づく低価格で承っております。

アンテナ工事に関するあらゆるご相談は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル、公式サイトのメールフォーム、弊社LINEアカウントまで、どのようなことでも、お気軽にお問い合わせくださいませ。

アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。