横浜市旭区金が谷|ウォームホワイトの外壁に出窓が可愛らしい戸建て「八木アンテナ工事」

2024年04月22日


横浜市旭区金が谷の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

築32年とのことですが、ウォームホワイトの外壁に出窓が可愛らしい、落ち着いた雰囲気のお家です。

お客さまのご要望は八木アンテナ設置です。

八木アンテナは、電波の弱い地域においてもっとも頼りになるアンテナです。
アンテナ本体のスペックをはじめ、総合的な地デジの受信感度について、後続の新モデルと比較しても、もっとも高い受信性能を誇ります。

信号の受信能力が高く、方向性が高いため、望まない方向からの干渉を減らし、特定の方向の信号を強調できます。
これにより、遠くの基地局や中継局からの信号を効率的に受信できます。
ノイズが多い環境や、基地局からの信号をターゲットにするときに頼りになります。
構造も比較的シンプルで、低コストです。

レベルチェッカー(電波測定器)を用いて電波を測ったところ電波が取れました。八木アンテナを問題なく設置できるレベルです。

お客さまにアンテナ設置位置のご相談をしてご了承をいただきました。
書面にて工事内容と保証内容についてご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

屋根上の水平に置ける位置に四脚の金属製の土台「屋根馬」を設置し、そこにアンテナマストを立てて垂直に固定します。
このマストのトップに八木アンテナを取り付けました。

さらに屋根の四隅に専用の金具を取り付け、金具かマストまでステンレスワイヤー製のステーを張って、マストごとアンテナをしっかりと固定します。

屋根の四隅からマストまで4本のステーを張り巡らせ、さらにそのステーの途中から、屋根馬に向けてもう4本のステーをバランスよく張り、合計8本のステーで、アンテナをしっかり固定しました。

高所作業になりますので、安全を確認しながら慎重に施工しました。

アンテナの材料一通り持参 アンテナ工事

ブースター電源は2階室内に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置で、その役割は重要です。通常のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。
電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。

アンテナ工事が完了したら、周辺を調べて問題がないかをチェックします。
お引越しを終えた後にはテレビをその地域の放送波に合わせるために、チャンネルの再設定が必要になります。
テレビのリモコンを使って「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行うことができます。
弊社のウェブサイトには「エラーコードE201、E202、E203」に関する項目があり、そこに各主要テレビメーカーの初期設定の方法が詳細に説明されていますので、どうぞご参照くださいませ。

アンテナ設置終了後は、各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事の完了とさせていただきました。

お客さまはお若いご夫妻で、工事に際しては奥さまが対応してくださいました。
お坊っちゃんがいらっしゃるのですが、とてもおしゃべりがお好きなお子さまです。

いろいろなおもちゃを持ってきてくださって、説明してくださるのですが、そのたびにお母さまにどこかに連れて行かれて、また戻ってきて説明してくださるという、その繰り返しでした。
とてもお可愛くて、ほっこり癒されました。

ご家族さまで仲良く、きれいに映るテレビをお楽しみくださいませ!

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テレビアンテナ工事の基礎知識

地デジ用「八木式アンテナ」の魅力とは?

八木式アンテナとは、地上波テレビ放送(アナログ放送)が始まった昭和の頃より使われる、古典的なアンテナ機種です。
令和の現在も、住宅の屋根の上に屋根馬という器具を置いてマスト(ポール、支柱)を立て、その先に、矢印型の骨組みに短い横棒が多数ついた、魚の骨のような八木式アンテナを設置。ステンレスワイヤーなどのステー(支線)で屋根の四方からマストや屋根馬を固定する形で取り付けられます。
通常この方法では、面が合わさって屋根馬をバランスよく置ける形の屋根にしか設置できませんが、当あさひアンテナでは「水平器」という機器を使用し、屋根馬の脚をバランス良く加工することで、屋根の斜面にマストを立て、各種アンテナを設置することも可能です。
他にも現在では住宅の設備として、屋根の上にケーブルを通せるマストが準備されていることもある他、サイドベースという器具で住宅の外壁やベランダの手すりに設置する。またベランダ内部への設置や、小型モデルを軒先から吊り下げるなどの方法もございます。
八木式アンテナは、短い横棒の部分が地デジ電波を受信するパーツ「素子(エレメント)」になっており、魚の頭とは反対側の先端がアンテナの正面で、電波の受信側に当たります。
この正面から素子が並ぶ部分が、地デジ電波を集めて伝える「導波器」にあたります。導波器の後部、魚の頭にもっとも近い部分の素子が「輻射器」という電波を吸収する素子で、一体化した「給電部」を通じて、同軸ケーブルへ地デジ電波を送ります。
魚の頭は、通り抜ける地デジ電波を輻射機へと反射させ、さらに別方向からのノイズ(余計な電波)も防ぐ「反射器」です。
八木式アンテナはこの構造に加え、導波器の素子数+輻射機1素子+反射器1素子で数える「素子数」がそのまま受信性能を表し、その種類が8素子、14素子、20素子と豊富で、強・中・弱の各電界地域に対応できます。
さらに八木式アンテナは、素子が露出した構造(素子アンテナ)から、他の地デジアンテナ機種より受信性能が向上する。屋根の上など高所に設置される。指向性(アンテナ正面の狭い範囲でのみ受信性能が高まる性質。この性質が高いほど受信感度も向上する)が高いなどの特性があります。
さらに一か所の上下左右に素子を並べて配置することで、通常の八木式アンテナ約4基分の受信性能を発揮する高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)や、受信できる周波数帯を絞ることで受信性能が向上するローチャンネル用アンテナなどのモデルも存在するため、地デジアンテナ機種ではもっとも受信性能が向上する機種になります。
また歴史あるシンプルで設計から、現在では本体価格、設置費用とも、地デジアンテナではもっとも低価格という点も大きな魅力です。
反面、八木式アンテナの弱点は、機器部が露出した形で屋根の上に立てられることから、住宅の外観や景観を乱しやすい。さらに風雨や積雪、海沿いの潮風など自然環境の影響を受けやすく、経年劣化が進みやすいことです。
これらの弱点を抑えるには、目立たず風雨なども避けやすいベランダ内外など、設置位置を工夫する方法もありますが、その場合、屋根の上より受信感度が低下する可能性もあります。
自然環境ついては、設計や素材、表面加工の工夫で対候性を高めた、高耐久型、塩害用、雪害用などの八木式アンテナモデルも存在するため、現場の環境に応じたモデルを選ぶ対策もあります。
したがって現在では、受信環境のいいエリアでは、後述するデザインアンテナやユニコーンアンテナの方が人気を集めております。ただ今日でも弱電界地域などで、なにより受信感度を重視したい場合には、八木式アンテナが最適の地デジアンテナ機種といえます。

八木式アンテナ以外の地デジアンテナとは?

上記の通り、八木式アンテナ以外の主な地デジアンテナ機種は「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」になります。
デザインアンテナ(平面アンテナ)とは、地デジ放送がスタートした後の2009年(平成21年)頃に普及した地デジアンテナ第二世代です。縦長で薄い長方形のケースに、アンテナ機器部を収めたスマートな外観で、同モデルでもカラーバリエーションが豊富になります。
デザインアンテナは専用の設置具により、住宅の壁面やベランダの手すり部などに設置されますが、屋根の上などでマストの先に設置される場合もあります。
また強電界地域で住宅の建材などが地デジ電波を通しやすい。設置できる空間があるなどの条件が整っていれば、住宅の屋根裏空間、天井裏空間などにも設置できます。
そしてユニコーンアンテナは、2017年(平成29年)にマスプロ電工が発売したモデル「U2CN」のことで、地デジアンテナ第三世代に当たります。アンテナ本体はほぼ円筒形(ポール状)で、カバーに隠された下部の固定部により、マストの先に固定されます。
戸建て住宅での設置場所は、八木式アンテナと同じく屋根の上でマストに立てる。サイドベースを屋根の張り出し部(破風板)や壁面に設置してマストに固定するなど、基本的にアンテナ本体が屋根の上にくる形で設置されます。
デザインアンテナの主な受信性能は、20素子相当と26素子相当。それらのブースター内蔵型。他にも3素子相当程度で強電界地域専用ながら、室内の窓際にも設置できるコンパクトモデルも存在します。またユニコーンアンテナは現在、20素子相当のみになります。
デザインアンテナ、ユニコーンアンテナのメリットには共通点が多く、平面状やポール型のスタイリッシュな形状で、どちらも住宅の外観や景観などに影響しにくい。雨風や雪などの影響も受けにくいため寿命が長くなる点がメリットです。
一方、どちらのアンテナも素子が露出していない、指向性も八木式アンテナより低いなどの点から、同じ素子数相当でも、八木式アンテナに比べ受信性能はやや低くなり、基本的に、強・中電界地域用の機種になります。
特にデザインアンテナは設置位置が低いため、周辺環境の影響が大きくなり、強電界地域でも高層建築の近隣、住宅密集地の壁面などでは設置できないことが多くなるなど、設置の条件がやや厳しくなる面があります。
一方、ユニコーンアンテナは設置の高さを確保できるため、同様の条件でも問題なく設置できることが多くなる利点があります。
他にも八木式アンテナに比べ、アンテナ本体や設置の費用が割高で、最新のユニコーンアンテナはもっとも高額になる。デザインアンテナ壁面設置では壁にビス穴を開ける必要があり、電波塔の方向に向いた側の壁面にしか設置できない。ユニコーンアンテナは純和風住宅などにはデザインが調和しない場合もあるなどの弱点が存在します。
総じてこれらのアンテナは、設置の見た目やアンテナの寿命を重視する方におすすめの機種です。特に現場の環境からデザインアンテナが使用できない、受信感度の安定をお求めの場合には、価格はやや高くなりますが、ユニコーンアンテナが適しております。
なお地デジアンテナ各機種については、以下の各コラム記事でもご紹介しております。

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