テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

2022年08月07日

新しいテレビアンテナの設置や交換などを考えて、インターネットなどでアンテナ工事について調べていると、必ずといっていいほど「ブースター」という言葉に出くわすことでしょう。

それがテレビの電波を強める装置であること、アンテナ設置工事ではほとんどの場合に必要となるものであることなどは、おおよそ理解できると思います。ただ、果たして必ず設置しなくてはならないものなのか、どのような場合に設置しなくてはならないのか、設置にかかる費用はどの程度なのかなど、疑問に思われることも数多いと存じます。

 

当コラムでは、アンテナ機器の縁の下の力持ち「ブースター」について、その役割や設置の必要性、機器の種類から種類別の性能など、4K8K放送への対応を含めた、2022年(令和4年)度の最新データに基づいて、徹底的に解説いたします。

ただブースターについては詳しく解説すると長くなりますので、ここでは「ブースター」というものがどのような機器なのか。アンテナ機器の中でどのような働きをするのか。そして性能や機能別の種類など「ブースターの基礎知識」を中心にご説明します。

 

実際のおすすめメーカーや設置にかかる費用、またブースター機器の選び方。設置方法などについては、コラム後編にあたる、

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

をご参照ください。

新築にアンテナ工事

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まずは当コラムを参考に、ブースターとはどういうもので、どのような種類があるのか、基礎知識をご理解いただければ幸いです。

 

【そもそも「ブースター」とは何か?】

一般の方々で「ブースター」という言葉を、テレビアンテナに関すること以外で聞いたことがあるという人は、意外と多いのではないでしょうか?

例えばスポーツでは、特にバスケットボールやアメリカンフットボールにおいて、特定チームの熱烈なファンのことを「ブースター」と呼ぶことがございます。また人気のトレーディングカードゲームでは、カードデッキをより戦略的にするためのカードセットを「ブースターパック」の名称で販売しております。さらに近年では新型コロナウイルスの流行に伴い、3度目以降のワクチン接種のことが「ブースター接種」と呼ばれることで、この言葉を耳にする機会が増えております。

 

一般名詞的な「ブースター」の意味とは、英語の「boost(ブースト)」に、「~する人、もの」を意味する接尾辞「-er」をつけた「booster」になります。直訳すれば「ブーストする人、もの」という意味になります。

「ブースト」という言葉も、現在では日本語として聞いたことがある方も多いでしょう。一般的には主にプラスの方向で、物事に力を入れる、加える。また第三者に力を貸す、といったニュアンスで使われています。

 

英単語としての「boost」は、動詞として「(人などを背後や下から)押し上げる」「(ロケットなどを)打ち上げる」「(商品などを)持ち上げる」「(物事の価値や程度を)後押しする、引き(吊り)上げる、ふやす」「(士気などを)高める」「(何かを称賛して)応援、後援、推奨する」「(人をある地位などに)引き上げる」「(大々的に)宣伝する」「電圧を挙げる」などで、総じて物理的に人や物を高い位置に追いやる。そこから転じて、有形無形を問わず、人や物事を良い方向へゆくよう力を加える、といった意味になります。また名詞としては「物事を押し上げること」「(価格などの)増加、上昇」「応援、後援、励まし、景気づけ、推奨」などの意味がございます。

 

つまりスポーツチームのファンでは「チームの後援者、支援者」。ワクチンのブースター接種は、1、2回目の接種ですでに備わった免疫力を、より強化、継続させる力を与える接種、といった意味になります。

 

(テレビアンテナの「ブースター」とは?)

そしてテレビアンテナに用いられる「ブースター」も、言葉のニュアンスから、どういう役割を果たすものか、おおよそ見当がつく方はいらっしゃるでしょう。アンテナのブースターとは、屋根の上に設置されているテレビアンテナを、天高く打ち上げる装置、のことでは決してございません。

「アンテナブースター」とは、テレビアンテナが受信した電波の強度(レベル)が、テレビの安定した視聴のためには十分でない場合に、電波レベルを増幅する装置のことです。つまりアンテナブースターとは、受信したテレビ電波をブーストする装置のことであり「(電波)増幅器」「テレビブースター」とも呼ばれます。

 

【テレビアンテナに「ブースター」が必要なケースとは?】

このようにテレビアンテナのブースターは、地デジ、BS/CSなどのアンテナで受信できる電波レベルが十分な強さでなく、そのままではテレビ放送の視聴に支障が出る場合に、電波の強さを増幅する装置のことになります。

ただ現在では、現場の電波状態を問わず、ほとんどの場合、一般のご家庭でテレビアンテナを設置する場合に、ブースターの設置は必須となっております。テレビアンテナにブースターを設置しなければならない理由には、主に以下のふたつがございます。

 

(1)現場の電波状態が悪い。

いわゆる地デジ、BS/CS放送とも、特定の現場における電波レベルは、エリアや現場ごとの条件によって異なってまいります。

地デジ、BS/CSそれぞれの電波は、一年を通して気候の影響により電波レベルに違いが生じてまいります。また日本各地に設置されている中継局(電波塔)から電波を送信する地デジ放送では、中継局からの距離や周辺に山地などがあるといった地形により、その一帯で受信できる電波の強度が変わってまいります。

エリアごとの地デジ電波レベルは、一般的に、その一帯で受信できる地デジ電波の強度が「80dB(デシベル)」以上の地域が「強電界地域」。「80dB」から「60dB」の範囲内のエリアであれば「中電界地域」。それ以下のエリアは「弱電界地域」と呼ばれます。

また強電界地域にあたる一帯でも、中継局からの電波が高層建築物に遮られるなどの要因で、極地的に地デジの電波状態が悪くなることもございます。さらに山地に囲まれた盆地、近隣に地デジ中継局がないなどの理由で、地デジ受信が難しくなる難視聴地域も、日本の各地に存在します。

衛星放送であるBS/CS放送は、パラボラアンテナであるBS/CSアンテナの設置により、基本的には日本国内の全域において受信が可能になります。ただBS/CS放送の電波を送信している通信衛星、放送衛星は、赤道の周回軌道上に位置するため、日本国内では北にゆくほど、BS/CSの電波レベルはやや弱まります。他にも離島や周辺地域の地形、建築物などの影響により、特定の現場や地域で受信できるBS/CS電波が弱まるケースもございます。

このようにエリアによって受信できる地デジ、BS/CSの電波レベルが低い場合、また中電界地域など地デジ電波がやや弱いエリアでデザインアンテナを設置したい場合などには、条件に応じて適切なブースターを設置し、アンテナが受信する地デジ、BS/CSの電波レベルを増幅する必要がございます。

 

(2)ご自宅に複数台のテレビを設置している。

たとえば東京都内でもスカイツリーが望めるようなエリアにお住まいの方で、ご自宅にアンテナを設置される際、業者にブースターの設置が必要だといわれたら、不思議に思われるのではないでしょうか。中には不必要な工事を加算することで、テレビ電波ではなく料金をブーストする、悪質な業者ではないかと思われる方もおられるかもしれません。

確かに、残念ながらアンテナ工事業者の中には、不必要な機材や工事を加算することで、不当な高額料金を請求する、質の低い業者も存在します。お客様の側でもそのような業者には、くれぐれもご注意いただきたく存じます。

しかしブースターに関しては、必ずしも強電界地域であれば設置が不要というものではございません。その理由は、現代の戸建て住宅では、ほとんど一部屋に一台といえるほど、屋内に設置されるテレビの台数が増えていることにございます。

通常、住宅に設置された地デジ、BS/CSのテレビアンテナは、分配器という装置を経由して、屋内にある複数のテレビコンセントに接続されます。分配器とは、テレビアンテナから延びてきたケーブルをその入力端子に接続し、分配器にある複数の出力端子からケーブルを伸ばすことにより、テレビ電波を等分に分配する装置のことです。そしてこの分配器を通すことで、アンテナから送信されるテレビ電波の強度は、分配される数で割られる形になって、電波レベルが弱まってまいります。他にもアンテナから送られるテレビ電波は、アンテナからテレビまでの距離が遠い、また途中で複数の機器を介するなどにより、徐々に減衰(弱まる)してゆきます。

したがって複数のテレビが設置される現在の住宅では、よほど現場の電波状態が強く、また屋内に設置されているテレビの台数が比較的、少ないなどの条件が重ならない限り、ほとんどの場合、ブースターの設置は必須となってまいります。

 

(現場のテレビ電波レベルが強すぎる場合はどうなるのか?)

現場で受信できるテレビ電波のレベルが弱い場合には、テレビ映像に乱れが生じるため、ブースターで電波を増幅しなくてはならない、ということは、一般の方にもおわかりいただけると思います。しかし逆に、現場で受信できるテレビ電波が強すぎる場合にも、画像の乱れや、テレビ放送が映らない、といったこともあるのをご存じでしょうか?

これは特に地デジ放送で、東京スカイツリーなど、大型の中継局がすぐ近くにあるエリアにおいて起こりやすい事態です。

このような場合には、ブースターとはまったく逆に、アンテナが受信する電波を適切なレベルにまで減衰させる「アッテネーター(減衰器)」という装置を設置することで、対処が可能です。

 

【アンテナ用ブースターの特徴とは?】

アンテナに用いるブースターは、UHF(極超短波)の電波を用いる地デジ放送や、従来は主に12GHz帯の右旋偏波と呼ばれる電波を用いてきたBS/CS放送の電波に対応する、高周波用の電波増幅器です。

ブースターで電波を増幅することができるなら、どれだけテレビ電波が弱い地域でも確実に受信できるのではないか、と思われる方もおられるかもしれません。ただブースターは信号(電波)の強度を高めることはできても、信号の品質を高めることはできません。

つまりアンテナが受信した電波にノイズが含まれていると、そのノイズごと電波を増幅してしまうのです。そのため、電波が弱すぎてノイズの割合が高まってしまうと、ブースターで電波を増幅しても正確な信号を受信できなくなり、テレビ放送を視聴できなくなります。

そのため、基本的にブースターは、アンテナが受信した電波の状態(信号品質)がもっともいい状態である、アンテナのすぐ下、またはできるだけ近くに設置されます。

 

また現在のテレビ本体には、本体のメニュー画面などから、テレビが受信している「アンテナレベル」「受信レベル」を確認できる機能がございます。しかしブースターを設置した後、このアンテナレベルを確認すると、設置前とアンテナレベルが変わっていない、または下がっていることもございます。しかし、これは設置したブースターが機能していない、また十分に電波を増幅できてないといったことを示すものではございません。

テレビで確認できるアンテナレベルは、基本的に「信号品質(C/N比)」の換算値を表しています。これは正しい信号とノイズの比率を示すものです。そしてブースターは電波レベル(信号レベル)を増幅するもので、増幅された信号の品質そのものは変わりません。そのため、ブースターはきちんと機能していても、テレビで確認できるアンテナレベルは変化しないのです。ただ、ブースターの設置場所によっては、アンテナレベルが変化することもございます。

 

ブースターの寿命は、後述する屋外用、屋内用をはじめ、機器の種類や設置位置の環境などによっても大きく変化してまいります。

ただ電子機器であるため、長年、使い続けると寿命を迎え、トラブルが発生するケースもございます。

ブースターの寿命はおおむね「10年」が目安とされています。ブースターの設置から10年が過ぎた場合は、特に大きなトラブルなどはなくとも、アンテナ工事業者などに依頼して、ブースターのメンテナンスを行うことをお勧めいたします。

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現在、テレビアンテナに用いられるブースターの種類には、設置位置や形状の違いである「屋外用」「屋内用」「ラインブースター」。そして増幅できる電波の種類である「UHF(地デジ)用」「UHF/BS/CS対応型」「4K8K対応型」などがございます。

以下、各種類の違いや特徴、用いられる場面などについてご説明いたします。

 

(屋外用/屋内用ブースターの違い)

これは文字通り、ブースターの設置位置が、アンテナの真下にあたる室外か、アンテナの配線を引き込んだ屋内であるかの違いです。

屋外用、屋内用ともに、それぞれ地デジ用、地デジ・BS/CS兼用、4K8K対応タイプなどの種類がございます。

 

・屋外用ブースター

「屋外用ブースター」のメリットは、電波の増幅性能が高いことです。前述のようにブースターは、電波に含まれるノイズごと電波を増幅してしまいます。そのためアンテナが受信したテレビ電波のノイズができるだけ少ない状態で増幅できるよう、アンテナの真下、すなわち屋外に設置できるよう設計されています。またブースター本体(増幅部)と電源部が別個になっています。

屋外用ブースターは、基本的に弱電界地域など、エリア全体の電波状態が悪く、ブースターなしではほとんどテレビ映像が映らないような現場で用いられます。またアンテナの近くに屋外用ブースター1台を設置することで、屋内全体へ供給される電波レベルが安定します。

そのため現在、新しく地デジやBS/CSアンテナを設置する工事では、複数台のテレビを設置しても受信できる電波の安定を図るため、最初から屋外用ブースターを設置することが多くなります。

基本的に、アンテナ工事業者が提示している「ブースター本体価格/設置工費」は、この屋外用ブースターの設置になります。ただ設置位置に関しては必ずしも屋外とは限らず、アンテナの設置位置など現場の条件によっては、屋外のアンテナからケーブルを引き込んだ、屋根裏の点検口付近などに設置されることもございます。

屋外用ブースターは、その設計上、文字通りアンテナのすぐ下の屋外に設置することを前提としているため、風雨にも耐えられるよう防水性能なども備えた、非常に頑丈な構造となっているのが特徴です。しかしその分、価格が高くなるという面もございます。

またアンテナの近くに設置されるため、設置や寿命時の交換などが、アンテナ工事の専門業者でないと難しくなります。

屋外用ブースターの設置工事費用は、地デジ、BS/CS、4K8Kなど、対応できる電波の種類でも違ってきますが、本体価格を含めておおむね20,000円から40,000円近くになります。

地デジ電波の電界地域について詳しくは、以下のコラムをご参照ください。

地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

 

・屋内用ブースター

屋内用ブースターのメリットは、文字通り屋内に設置されるため、設置が簡単で、一般の方でも設置しやすいという点です。設置位置はアンテナから屋内にケーブルを引き込んだ配線の部分、もしくは室内でアンテナコンセントからテレビなどにケーブルを接続する途中に設置することもございます。電源も本体とほぼ一体になっており、安定した環境である屋内、室内に設置されるため、劣化のリスクが少ないという点もメリットになりますが、一方で屋外型に比べると、電波を増幅する強度が低いという面もございます。

屋内用ブースターの設置は、基本的にテレビ放送は映るものの、気候などの影響で映像が乱れることもある。また分配器の使用で電波が減衰している。アンテナから離れた部屋で届く電波が弱くなり、テレビ画像が不安定になるといった場合に使用されます。

屋内用ブースターの価格は、一般的なもので4,000円程度から、多くの種類に電波に対応できる多機能タイプでも15,000円程度です。また基本的に設置も簡単なため、多くの場合、特に業者に設置を依頼する必要はございません。

 

・ラインブースター(前置きブースター)

ラインブースターは、室内用ブースターでも、特にテレビなどの機器の直前に設置される、より小型のブースターです。テレビなどのすぐ前に設置されることから「前置きブースター」とも呼ばれます。

ラインブースターは、主に屋外用ブースターの補助として使われる機器です。前述のように屋外用ブースターは、屋内全体に送る電波を増幅できる強力なブースターですが、あまりにも電波を強く増幅しすぎると、電波に含まれるノイズまでも増幅してしまい、かえって電波の受信に支障が出ます。

そのため屋外用ブースターによる電波の増幅は必要最小限にとどめ、分配器を通した先で各部屋へ届く電波の減少や、アンテナやブースターから離れた部屋で、やや電波が弱まるような場合は、必要に応じてラインブースターを設置することで対応します。

ラインブースターは、安いものは3,000円以下からと低価格で、設置も非常に簡単です。

 

(増幅できる電波によるブースター機種の違い)

屋内用、屋外用の他にもブースターには、増幅できる電波が地デジのみ、BS/CS対応型、4K8K対応型などの種類の違いがございます。

そしてそれぞれの機種で、屋外用、屋内用、ラインブースターの違いがございます。

 

・UHF(地デジ)用ブースター

これは地デジ電波として使用されるUHF(極超短波)の電波のみを増幅するブースターになります。

地デジアンテナのみを設置している住宅や、地デジの弱電界、中電界地域など、地デジの電波状態が良くないエリアで使用されます。

増幅できる電波の種類が少ない分、ブースターの中では比較的、低価格になります。

 

・BS/CS対応ブースター/UHF・BS/CS対応ブースター

この機種は文字通り、衛星放送であるBS/CS放送に対応するブースターです。日本国内でも北部や離島など、BS/CS放送の電波状態が弱いエリアや、45センチ型など一般的なBS/CSアンテナを用い、複数台のテレビでBS/CS放送を視聴している場合に設置されます。

このタイプのブースターには、BS/CSの電波のみに対応する機種もありますが、一台でUHF(地デジ)と、BS/CSのすべての電波を増幅できる機種もございます。また屋外用でUHFとBS/CSの双方に対応する機種では、双方のアンテナのすぐそばに設置され、最初に接続される機器になるため、後述する「混合器」の機能を兼ねた機種も存在します、

 

・4K8K対応ブースター

2018年(平成30年)12月より、BS/CS放送において、従来の2Kフルハイビジョン(FHD)の4倍から16倍の超高精細映像である4K、8Kに対応する「新4K8K衛星放送」がスタートしています。

この4K、8K放送がスタートするにあたり、従来のBS/CS放送に使用されていた電波「右旋偏波」では周波数帯が足りなくなり、4K8K対応のチャンネルの多くでは、新しく「左旋偏波」が使用されるようになった他、8K放送では従来よりも高周波帯の電波が使われています。

そのため、多くの4K8Kチャンネルの電波を増幅するためには、ブースターも4K8Kの電波に対応したものが必要となります。

4K8K対応のブースターにも、一台でUHFや通常のBS/CS放送にも対応し、混合器の機能を兼ねる機種が存在します。

ちなみに4K放送でも、BS放送の「NHK-BS4K」「BS-TBS4K」「BSテレ朝4K」など、NHKや各広域民放の無料チャンネルは、従来の右旋偏波が使われているため、2K用のBS/CSアンテナやブースターでも受信できます。

ただしそれ以外の4K8K対応チャンネルを視聴するためには、ブースターだけでなく、BS/CSアンテナも4K8K対応型が必要な他、分配器やケーブルなども、4K8Kの電波に対応するものへと交換が必要となるケースもございます。

4K8K放送やご視聴に必要な機器について、詳しくは以下のコラムをご参照ください。

「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

2K放送と4K、8K放送の違い

用途・目的別、4Kテレビ、8Kテレビをおすすめできる方

 

【まとめ】

アンテナブースターについて、基本的なことはご理解いただけたでしょうか。

前述のように、実際にブースターを設置されるにあたって、おすすめできるメーカーや機器の選び方。設置方法や業者に依頼する場合の費用などについては、本コラムの後編、

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

をご参照ください。

e202の修理方法
また現場の電波状態が原因と思われる画面の乱れなどで、特に屋外用ブースターの設置をお考えの方や、ブースターの故障、老朽化などが原因と思しきトラブルについてのご相談は、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、メールフォームLINEまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いでございます。

 

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。