新築のアンテナ工事はどこに頼む? 費用から依頼まで、業者の徹底比較&選び方を解説!
新築戸建て住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼めばいいか? 工事について特にご要望がある方を中心に、会社別の費用相場、対応できる工事など、業者を頼む時の選び方を徹底的にまとめた記事です。
新築物件のマイホームを建てられた際には、ご新居へのお引越しまでに、さまざまな作業や工事が必要となります。
中でも重要な作業のひとつが、地デジ(地上デジタル放送)や衛星放送(BS放送、CS放送、新4K8K衛星放送)のテレビアンテナを設置する作業です。テレビ放送が日常の一部となっている現在、ご新居での新生活を快適にスタートするためには、新居へお引越しされる前までに、テレビアンテナ設置工事を完了させておく必要がございます。
ただマイホームの建設も、テレビアンテナ工事も、現実にはそう頻繁に行う機会があるものではございません。
ご新居を建てられた方にとっては、テレビアンテナ工事はどのような業者に依頼できるのか。設置できるテレビアンテナにはどのような種類があるのか。工事の依頼から完了まで、どのような手順で何日程度かかるのか。必要な工事費用はどの程度か、見当もつかないという方もおられることでしょう。
またご新居へのお引越しには、多くの手間と費用もかかってまいります。アンテナ工事に関しても、ご新居のデザインにマッチして、受信性能も安定し、頑丈で長持ちするアンテナ工事をお求めになるのはもちろんのこと、できれば申し込みから即日で工事を済ませたい。費用もできるだけ抑えたいというのが正直なところでしょう。
そこで当コラムでは、ご新居でのアンテナ設置で必要となる各種工事とその費用相場。工事を依頼できる業者の種類と、各業者における工事の流れやメリット、デメリット。そしてご新居へのアンテナ工事で多く聞かれるご要望別に、最適と言える業者を解説してまいります。
新築物件のアンテナ工事で必要となる工事の種類と費用とは?
通常、新築戸建住宅に設置されているテレビアンテナ設備としては、ほとんどの場合、屋外に設置されるテレビアンテナからのアンテナケーブルを、屋内へと引き込むための「引き込み口」または「引き込み線」。そして屋内へと引き込まれたケーブルを、各部屋のアンテナコンセントへと送るための配線など、最小限のケーブル配線が行われている場合もございます。
ただ基本的に、その他のアンテナ設備、配線は何も用意されておりません。したがって新築住宅への各種アンテナ設置工事では、おおむね以下の工事が必要となります。そして工事費用の総額も、以下の各種工事費用を合計した価格になってまいります。
地デジ、BS/CSアンテナ基本設置
新築戸建て住宅でテレビアンテナ設置工事を行う場合は、まず地デジアンテナの取り付けを基本に、お客様のご要望に応じて、衛星放送用のBS/CSアンテナも追加設置することになります。またNHK、広域民放と、地方チャンネルを送信する電波塔の方向が異なるなど現場の条件によっては、いわゆる東京MXなど、一部都府県のみで放送している独立放送局の地方チャンネルを受信したい場合に、メインの地デジアンテナとは別に、地方局用アンテナを設置する必要がございます。
地デジアンテナの機種には主に、屋根の上に立てられる受信性能が高い古典的モデル「八木式アンテナ」と、デザイン性、対候性が高い「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」があり、現場で受信できる地デジ電波レベルなどの受信環境や、お客様のご要望によって使い分けることになります。またBS/CSアンテナは基本的にパラボラアンテナの一種類のみとなり、地デジアンテナと同じマスト(ポール、支柱)など、その付近に設置されます。
地デジアンテナの基本設置工事(アンテナ設置とケーブルのみの配線になる基本的な工事)費用は、担当する業者や使用する機種によっても異なりますが、一般的な八木式アンテナ、デザインアンテナでは、15,000円から35,000円程度。高性能機種や最新モデルであるユニコーンアンテナではもう少し割高になってまいります。
またBS/CSアンテナの追加設置工費は、おおむね15,000円から30,000円程度になります。
なお地デジ、衛星放送の基礎知識、および各種アンテナ機種については以下の各コラム記事で詳細をご確認ください。
・地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?
・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!
・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!
・台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?
混合器設置
「混合器」とはアンテナミキサーともいい、地デジとBS/CSなど二基以上のテレビアンテナを設置する場合に、各アンテナからのケーブルを一本の同軸ケーブルに混合する装置のことです。この機器を設置することで、それ以降のケーブル配線や設置機器をシンプルにまとめることができ、工事の総合的な費用や、工事後のトラブルのリスクを軽減できます。
混合機の設置工事費は、やはり業者や使用する機材によっても異なりますが、混合器の本体価格を含めて15,000円から30,000円程度です。ただ地デジアンテナ一基しか設置しない場合や、後述する混合器の機能を兼ねる「UHF/BSCS混合ブースター」を設置する場合は、混合器の設置工事は不要となります。
混合器についての詳細は、以下のコラム記事で解説しております。
・地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?
ブースター設置
「ブースター(増幅器)」とは、アンテナが受信したテレビ電波の強度を、必要なレベルにまで増幅する装置のことです。主に中電界地域から弱電界地域など、地デジ電波レベルが弱い現場に設置される他、一基のアンテナから三台以上のテレビなど受信機器に電波を送信する場合にも、十分な電波レベルを確保するため必要となります。そのため現在では事実上、アンテナ工事の際には設置が必須の機器です。
主なブースターには、地デジ用の「UHFブースター」と、地デジとBS/CS(4K8K)に対応する「UHF/BSCS混合ブースター」があり、機器によって設置費用が変わってまいります。
ブースターの設置工事費用は、本体込みの価格でUHFブースターが20,000円から30,000円強、UHF/BSCS混合ブースターが25,000円から35,000円強になります。
ブースターに関しての詳細は、以下の各コラム記事でも解説しております。
・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)
・テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)
・テレビ放送の映りが悪い際にアンテナブースターの交換は必要?
分配器設置
分配器とはアンテナからブースターを経由した一本のケーブルを接続し、複数の出力ケーブルを通じて、各部屋へと等分のレベルに分配したテレビ電波を送信する装置のことです。テレビ電波の強度は主に㏈(デシベル)の単位で表されますが、例えばブースターを経由した150㏈の電波を3分配すると、個々の分配先では50㏈の電波になります。ただ正確にはケーブルの接続部や分配器を経由することで、わずかながら電波レベルの減衰(弱まり)が生じます。
分配器の設置費用は、業者および、使用する分配器の分配数でも大きく変わってまいります。具体的な設置工費は、分配器の本体価格込みで、分配数によって5,000円から30,000円強といった程度になります。
分配器についての詳細は、以下の各コラム記事でもご説明しております。
・ご自宅のすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方を徹底解説!
・アンテナ工事の「分配器」とは何?「分波器」「分岐器」との違い
その他、特殊工事
新築物件にアンテナ設置工事を行う場合、必要となる基本的なアンテナ工事の種類は以上の通りです。ただ業者によっては屋根の上などの高所作業や、壁面や屋内(屋根裏空間)など、特殊なアンテナ設置作業については、別途の作業費が発生する場合もございます。またそれぞれの設置位置において、基本部材以外の設置具などが必要な場合には、部材費用なども加算されます。
他にも、当コラム記事の趣旨とは離れますが、既存住宅のアンテナ交換などでは、アンテナを設置する前に、既存アンテナの撤去および処分作業が必要となります。この作業にも5,000円から8,000円程度の費用が発生いたしますが、取り外しからアンテナ本体の処分までを一貫して業者に任せられるため、手間や費用の面ではお得とも言えます。
一般的には、すでにアンテナ配線が設置されている既存住宅であれば、アンテナ設置工事はアンテナ本体の追加や交換だけで可能なことが多くなります。ただ地デジアンテナのみの住宅にBS/CSアンテナを追加する場合や、旧式の2K対応BS/CSアンテナを4K8K対応型に交換する場合などは、配線部に設置されているブースターや分配器、場合によってはケーブルなども、追加される放送に対応できるものへと交換する必要がございます。
新築物件へのアンテナ取り付けを行う工事費用の総額は?
上記のように、新築物件へのアンテナ取り付け工事に関しては、アンテナ本体だけでなく、各種機材の設置も必要となり、具体的な工事費用の総額は、担当する工事業者やアンテナ本体の種類だけでなく、設置する機材や追加工事などによっても変動してまいります。
ただ、テレビアンテナ本体を屋根の上など通常の位置へと取り付け、ブースター、4分配程度の分配器を設置する一般的なテレビアンテナ工事の場合、工事費用総額の相場はアンテナ機種ことに以下の通りとなります。
・八木式アンテナ(20素子)設置:40,000円から80,000円程度。
・デザインアンテナ(20素子相当)設置:45,000円から90,000円程度。
・ユニコーンアンテナ(20素子相当)設置:55,000円から95,000円程度。
・八木式アンテナ(20素子)+45型2K4K8K対応BS/CSアンテナ設置:80,000円から130,000円程度。
地デジアンテナとBS/CSアンテナをセットで設置する場合には、ブースターなど配線部の機器もBS/CS(4K8K)対応型のものを選ぶ必要があるため、全体的にやや割高となってまいります。またデザインアンテナ、ユニコーンアンテナにBS/CSアンテナを追加する場合は、単独設置の場合の八木式アンテナとの差額を、八木式アンテナ+BS/CSアンテナ設置価格に加算した価格になってまいります。
なお上記の通り、各種アンテナの設置工事に関しては、地デジアンテナの単独設置であれば40,000円程度。地デジアンテナとBS/CSアンテナをセットで設置し、その他の追加工事も発生する大掛かりなアンテナ取り付け作業であれば、業者によって50,000円以上の価格差が出てくるケースもございます。
この価格差は、工事に使用するアンテナ本体など機材の違いだけではなく、主に業者ごとの各種基本工事の価格差や、オプション工事の価格体系の違いなどの積み重ねになります。また下請け業者を使用する会社であれば、アンテナ本体や使用する機材などの種類、品質がほぼ同様であっても、中間マージンが発生することで、工事費用が割高になってまいります。
したがって設置するアンテナ、機材の種類がほぼ同じアンテナ取り付け工事において、工事費用の総額が70,000円の業者と100,000円の業者があったとして、必ずしも工事費用が高額な業者の施工品質が高いとは限りませんので、ご注意ください。
新築物件のアンテナ工事を依頼できる業者とは?
ここでは、現在、各種テレビアンテナ設置工事を依頼できる一般的な業者について、その特徴とメリット、デメリットなどをご説明してゆきます。
家電量販店、ホームセンター
お住まいの近隣に位置する家電量販店、ホームセンターなどでは、地デジ、BS/CSの各種テレビアンテナやアンテナ周辺機器も販売しており、アンテナ本体を購入すると同時に、設置工事を申し込むこともできます。
家電量販店、ホームセンターなどにアンテナ工事を依頼するメリットとしては、まずアンテナの購入と同時に工事を依頼できるため、あとは見積もり後、工事を行うだけになり、取り付け業者を探す手間が省けるという点。また店舗でアンテナ本体モデルの実物を確認できる点。店舗スタッフにアンテナ本体や地域の電波状態について確認できる点などです。
ただ一方、このようなチェーン店舗にアンテナ工事を依頼した場合、店舗はあくまで受付窓口にすぎず、実際に工事を担当するのは近隣の工務店、電気店など、店舗と提携した下請け業者になります。
そのため店舗から下請け業者への仲介手数料が発生し、全体的な工事価格が割高になる他、実際の施工技術や価格体系、接客態度についても、担当する下請け業者によって差が出てまいり、技術の低い業者であれば、配線などの施工が粗雑、難しい作業に対応できないといったケースも見られます。
スケジュール面では、アンテナ工事を依頼した後の即日工事が難しく、後日、担当業者が現地出張しての見積もり後、見積もり内容に納得して工事を依頼した時点で、あらためて工事の日程を調整いたします。つまり工事の依頼と見積もり日、実際の工事日がそれぞれ別になるため、工事を行える日まで間が空くことになります。さらに見積もり内容にご満足いただけず工事をキャンセルした場合も、多くの場合、訪れた業者に3,000円程度の出張見積り料を支払う必要が生じます。
またこのような下請け業者は、エアコン取り付け工事をメインの作業としています。そのためエアコン工事の繁忙期である6月から8月にかけてはアンテナ工事のスケジュールを抑えられず、設置できる日程が、かなり先になるケースもございます。
他にも工事を行う業者は、家電店などのチェーンとは別個であるため、チェーン店独自のポイント、長期保証制度などのサービス対象外であり、工事の保証期間も短いか用意されない場合が多い。決済も基本的に工事後の現金払いのみで、カードや電子マネーに対応する場合も、工事の前後に店舗へと出向いて決済しなければならないなど、手間がかかることが多いというデメリットもございます。
総じて家電量販店、ホームセンターでのアンテナ工事依頼は、ご自分でアンテナ本体を選ぶことができる、アンテナ購入から工事代までをワンストップで行えるのがメリットですが、一方で工事費用の総額が割高になる。担当する下請け業者によって施工品質などにばらつきが出る。工事依頼から実際の工事日までに間が空くなどのデメリットもございます。
実際の家電店におけるアンテナ工事については、以下の各コラム記事で実例をご説明しております。
・大手家電量販店・ヤマダ電機(ヤマダデンキ)の地デジ、衛星放送テレビアンテナ工事はお得? 工事費用の相場を解説
・ケーズデンキ(K’s)のテレビアンテナ工事とは? 家電量販店の設置作業の流れや料金を解説
ハウスメーカー
ご新居の建設を担当したハウスメーカー、工務店によっては、住宅のオプションにアンテナ設置工事が付属することもございます。
その場合、住宅のお引渡し、またご入居前にはアンテナ工事が完成しているため、アンテナ工事の手配や業者とのやり取りなど、余計な手間を省けるのがメリットです。さらにアンテナ工事料金も住宅ローンに含まれることが多く、お支払いの手間も省けます。
ただ、やはりこのようなハウスメーカーによるアンテナ工事も、実際は下請け業者が担当することが多くなります。
そのためデメリットとして、中間マージンの発生で工事費用がやや割高になる。担当する業者によって施工の品質に差が出る。業者との連絡もハウスメーカーが仲介するため、工事日程の調整や工事への要望、設置後のサポートなどに手間がかかることもあるなどの点が挙げられます。保障に関してもハウスメーカーの住宅保証に含まれる場合などを除き、工事への保証期間が短いか、ないケースもございます。
ハウスメーカーなどにアンテナ工事をご依頼になる場合には、どのような業者が工事を担当するか、その施工品質、またアンテナ工事に関する保証について、あらかじめ確認された上で、ご検討なさることがおすすめです。
引っ越し業者
引っ越し業者へのアンテナ工事の依頼は、一般的なアンテナ工事とは異なり、元のお住まいから新居へとお引っ越しなさる際、引っ越し業者へのオプション依頼で、元のお住まいにあったテレビアンテナを取り外し、ご新居へと移設するという作業になります。
この場合のメリットは、元のお住まいのアンテナが比較的、新しい場合には、アンテナ購入費用が不要な分、アンテナ取り付け費用が割安になる可能性がある点。また引っ越し時の家電製品の設置、配線作業などと合わせてアンテナ設置も依頼できるため、引っ越し時の手間が大きく省けるという点です。
デメリットは、やはり引っ越し業者の場合も、アンテナ工事に関しては多くの場合、下請け業者が担当するため、仲介料により費用が割高になる点です。そのため担当する業者により施工品質に差が出る他、場合によってはアンテナの新規設置と大きな価格差がなく、コストパフォーマンスではやや不利になることも考えられます。
さらに元のお住まいと引っ越し先とで地デジの電波状態など受信環境が異なる場合は、受信性能から既存のアンテナが使用できず、アンテナの新規設置になり、費用がかさむケースもございます。
総じて引っ越し業者による「テレビアンテナのお引越し」は、あらかじめお引越し先の電波状態などをしっかりとリサーチなさらない限り、価格的にお得になるかどうかは「賭け」の要素が出てまいりますので、ご注意ください。
町の工務店、電気店
お住まいの地域にある、地域密着型の小規模な電気店などにも、アンテナ取り付けをはじめとする各種電気工事を依頼できます。
このような店舗にアンテナ工事を依頼するメリットは、その地域の電波状態や受信環境などの情報に詳しく、現場に適したアンテナ工事を期待できる。アンテナ工事に限らず、ご自宅の電気関係のメンテナンスなどについて、総合的に相談を持ち掛けやすい。地元の人脈による紹介で、工事価格を値引きしてもらえる場合もあることなどが挙げられます。
一方、このような店舗は、店によって独自に価格を設定するため、店舗側で現在のアンテナ工事価格の相場を把握していない場合、料金が割高になることもございます。またアンテナ工事の専門家ではないため、店舗によって施工技術やアンテナ工事の知識に差があり、新しいアンテナ機種や工法などに対応できないこともある。また近年では減少しつつある個人店舗であるため、店舗の廃業やご自宅のお引越しなどによって相談、サポート先がなくなることも考えられます。
アンテナ工事の専門業者
主にインターネット上に公式サイトを掲載する、アンテナ工事の専門業者に各種アンテナ工事を依頼する方法です。
このような業者も数が多いため一概には申せませんが、優良な業者であれば他業者との競争に打ち勝つべく、高品質なサービスを低価格で提供していることが多くなります。
基本的に専門業者であるため、多くの業者では自社施工を行っており、アンテナ工事の専門知識が豊富で、施工の技術も高くなります。そのためまず、業者に連絡した当日に、現地出張しての電波調査、見積もりが可能で、調査見積もり費用についても出張料、キャンセル料などを含めた完全無料であることが多くなります。さらにお見積もりにご納得いただければ、即日工事も可能です。
また工事に関しても、多くの業者では国産有名メーカーのアンテナ本体や基本部材をセットにしたアンテナ設置工事を低価格でご用意しております。ブースターや分配器など各種機器の設置。アンテナ修理や既存アンテナの撤去と処分など、アンテナ工事で必要となる各種オプション工事も明確な価格体系と低価格でご用意しており、工事費用の総額の目安もつけやすくなっております。
他にも、アンテナ工事の完了後、5年から10年程度の長期保証を用意している。工事の決済方法もクレジットカード、電子マネーなどに対応できる業者が多い。連絡先もフリーダイヤルの他、メールやLINE、チャットなど豊富。その他、お客様にとってもメリットが豊富になっております。
デメリットとしては、上記はあくまで優良な業者の場合であり、中には、施工技術や使用するアンテナ機材などが低品質で、不必要な機材、工事を追加するなどして工事費用を不当に吊り上げる悪質な業者も存在するという点です。そのため、お客様の側で優良な業者を選択し、ご依頼になる必要がございます。
なおアンテナ工事専門の優良業者を判別する方法については、別項で後述いたします。
新築物件のアンテナ工事について多いご要望と、対応できる業者とは?
以下の項では、新築物件へのアンテナ工事で、実際に多いご要望と、そのご要望に最適と言える業者をご紹介してまいります。
新築物件のアンテナ工事に多いご要望1:できるだけ工事にかかる費用を抑えたい
ご新居へのお引越しには何かと費用がかかることもあり、ご新居のテレビアンテナ工事費用をできるだけ抑えたいというのは、多くのお客様にとって率直なご要望であると存じます。
この場合、家電量販店などはじめ、下請け業者を用いる業者に工事をご依頼されることはおすすめできません。中間マージンの発生により、工事費用の総額が数万円単位で割高になる傾向があるためです。
下請けを用いない業者としては、お近くの町の電気店か、完全自社施工のアンテナ工事業者になります。個人経営の電気店では、工事価格を店主の裁量で大きく左右できるため、地元の人脈などでの紹介により、工事価格を割り引いてもらえることもございます。ただ一方でアンテナ工事価格の相場に疎く、通常より割高な工事費用となることもございます。その他、施工技術やアフターサービスについても、店舗によって大きく変わってくるのが実情です。
一方、完全自社施工のアンテナ工事業者で、各アンテナ工事の価格体系が低価格かつ明確な業者であれば、実際の工事費用も、比較的、低価格に抑えられることが多くなります。特にアンテナ工事業者は、電波調査と見積もりを完全無料で実施する業者が多いため、複数の業者に「相見積もり」を行うことにより、低価格ながら高品質な施工を行う業者を選ぶことが可能となります。
新築物件のアンテナ工事に多いご要望2:依頼の手間や日数を省いて、できれば即日工事を依頼したい
新居へのお引越しではさまざまな手続き、作業が必要となるため、アンテナ工事の手続きや作業もできるだけ簡単に、短期間ですませたいというご要望も、よく聞かれるものです。アンテナ工事に必要な手間を省くという点では、ハウスメーカーのオプションでアンテナ工事を依頼することが、お支払いが住宅の代金に含まれることもあり、もっとも簡単かもしれません。
ただアンテナ工事のオプションを用意しているかはハウスメーカーによっても異なり、用意している場合も、住宅が完成した時点でアンテナも設置されている場合から、住宅のお引き渡し後、ハウスメーカーの下請け業者と相談して、アンテナ工事の作業を進めていくケースもございます。
後者の場合は、通常の業者に依頼する場合と大きな違いがなく、また下請け業者であるため、中間マージンによって費用が割高になる。業者によって施工品質などに差異が出てくるなどの問題もございます。
家電量販店やホームセンターでは、アンテナ購入時に工事の申し込みは可能なものの、即日工事は難しく実際の工事日は後日となり、また見積もりと工事が別日程になる。繁忙期にはアンテナ工事日程が先延ばしになるなどの難点もございます。
優良なアンテナ工事の専門業者であれば、午前中に現地出張調査と見積もりを依頼することで、見積もり内容にご満足いたければ、その場で本契約を行い、即日工事も可能です。お申し込みからアンテナ工事作業が一日で完了するため、お急ぎの方にもおすすめと言えます。
また工事費用のお支払いについても、家電量販店などの下請け業者や、町の電気店などでは現金払いが基本となるのに対し、アンテナ工事の専門業者であれば、クレジットカードや電子マネーでのお支払いにも対応しているため、決済も簡単になります。
新築物件のアンテナ工事に多いご要望3:使用するアンテナ機種を自分で選びたい
特にどの業種とは限らず、工事に使用するアンテナ本体のメーカー、型番などを明記せずアンテナ工事を請け負う業者の場合、海外製などの安価なアンテナ本体を使用することでコストを抑え、利益率を高めているケースもございます。
そのためお客様が、設置するアンテナ本体のモデルやメーカーなどに特にこだわりをお持ちの場合は、家電量販店やホームセンターにて、お好みのアンテナを購入し、その店舗でアンテナ工事を依頼する方法が確実といえます。またインターネットショップなどでお好みのアンテナ機種を購入して、アンテナ工事のみを請け負う工事業者に依頼する方法もございます。
ただ家電量販店などのアンテナ工事では、前述のように工事は下請け業者が担当するため、工費が割高になる。また担当する業者によって施工技術にばらつきが出る。ご希望の施工方法に対応できないというケースも考えられます。またご自宅でアンテナをご用意して、アンテナ工事業者に設置工事のみを依頼する場合は、アンテナ本体をセットにした通常のアンテナ工事価格よりも割高になることもございます。
特に地デジアンテナは、現場の電波状態に適した受信性能を備えているかが重要となり、お好みのアンテナモデルでは、現場の受信環境に適合せず、安定した受信ができなくなるケースも想定されます。
そのため地デジアンテナであれば八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナのうちお好みの機種がある。BS/CSアンテナであればカラーモデルや高耐風モデルをお求めなど、おおまかなこだわりであれば、アンテナ工事専門業者の公式サイトを確認して、お好みの機種を用いたアンテナ基本設置工事を提供する業者をお選びになるとよろしいでしょう。
アンテナ工事の専門業者であれば、低価格で施工品質が高い上、そのアンテナ機種を用いた、現場に最適な設置方法を提案してもらえます。もし現場の電波条件から、その機種では十分な受信が叶わない場合も、アンテナ工事の専門業者であれば、できるだけお客様のご要望に合わせた代案を出すこともできます。
新築物件のアンテナ工事に多いご要望4:地デジやBS/CS、地方チャンネルも受信したい
アンテナ設置工事の基本として、地デジ放送をご覧になるためには地デジアンテナを一基、衛星放送(BS放送、CS放送)をご覧になるためには、BS/CSアンテナを一基と、通常はご希望に応じて、地デジアンテナのみか、BS/CSアンテナをセットで設置することになります。
なお東京都の東京MX、神奈川県のテレビ神奈川(tvk)など、一部の都府県に存在する独立中継局が、その都府県内を対象に放送する「地方チャンネル」については、基本的に地デジ放送であるため、地デジアンテナの設置で受信できます。
しかし地デジアンテナには、特定の方向のみで受信性能が高まる「指向性」があるため、アンテナの正面側を電波塔の方向など、電波が届く方向へと向ける必要がございます。そして地デジ放送の場合、NHK、広域民放を送信する電波塔と、地方チャンネルを送信する電波塔の方向が著しく異なり、一基の地デジアンテナでは双方を受信できない場合もございます。
その場合は、電波が建物などにぶつかって方向を変えた「反射波」の利用で、一基の地デジアンテナでもすべての放送を受信できるケースもございますが、基本的にはもう一基、地方局用の地デジアンテナを設置する必要がございます。
地デジアンテナとBS/CSアンテナのセット設置に関しては、各種の業者でも対応しておりますが、正確な電波調査に基づく安定した受信性能を実現するためには、やはりアンテナ工事の専門業者に依頼することか確実と言えます。
専門業者であれば、まずは可能な限り一基の地デジアンテナで地方チャンネル含めた全局を受信できる設置を工夫いたしますが、どうしても一基の地デジアンテナで地方チャンネルの受信が難しい場合には、オプション工事で地方局用のアンテナ追加設置も可能です。
地方チャンネル(独立放送局)およびその受信方法については、以下の各コラム記事でも詳細を解説しております。
・東京MXは東京都以外でもテレビで視聴できる? 日本各地でエムキャスなどにより東京MXその他の地方チャンネルを見る方法
新築物件のアンテナ工事に多いご要望5:受信感度が安定するアンテナ工事を求めたい
地デジ放送は日本各地に設置された電波塔から周辺エリアに地デジ電波を送信しており、電波塔からの距離や障害物などの影響により、各地域で受信できる地デジ電波レベルが変化してまいります。そして日本国内の各地域も、受信できる電波レベルごとに、主に「強電界地域(80㏈以上)」「中電界地域(80㏈から60㏈)」「弱電界地域(60㏈以下)」に分けられます。
地デジアンテナは、これら電界地域や、電波を遮断する障害物などの周辺環境に合わせて、現場の電波状態に適切な受信性能をもつアンテナ本体や、障害物に影響されにくい設置位置を選択する必要がございます。
また衛星放送は、人工衛星(静止衛星)から日本国内の全域に放送電波を送信しているため、日本国内の全域で受信可能ですが、衛星放送用のパラボラアンテナを、衛星が位置する東経110度の方向へと正確に向ける必要があり、ミリ単位のズレでも受信感度が大きく低下する他、アンテナを向けた方向に建築物や樹木、また洗濯物などわずかな障害物がある場合も、衛星からの電波が遮断されて正しく受信できなくなります。
したがって地デジアンテナの設置については、まず現場の電波レベルに合わせた性能のアンテナ機種を選ぶ必要がございます。また周辺に高層建築物がある、住宅密集地であるなどの環境では、アンテナを障害物に影響されにくい高所へと設置する必要もございます。
BS/CSアンテナの場合は、アンテナを東経110度の方向へと正確に向けることができ、その方向に障害物がないだけでなく、将来にわたって障害物の発生が予想されない位置に設置する必要がございます。またいずれのアンテナも、電波の方向へと向けた角度のズレにより受信感度が低下するため、風雨などによるズレが生じないよう、頑丈に固定する必要もございます。
安定した受信感度を確保するためのアンテナ工事に関しては、アンテナ工事を専門とする業者でない場合は、一ヵ所での簡単な電波調査により、その設置位置でテレビ放送を視聴できる受信が可能と確認するだけで、アンテナ設置を行うこともございます。
しかし地デジ電波は、一年を通した気候の変化や悪天候などにも影響を受け、電波レベルが変動してしまうため、このような設置では、現場の電波状態の変化により、テレビ画面の乱れなどが生じることもございます。
一方、アンテナ工事の専門業者であれば、現場であるお住まいの各部屋をはじめ、さまざまな位置で電波調査を行い、十分なレベルの電波を受信できる位置を割り出すことで、ご自宅で可能な、さまざまなアンテナ工事をご提案いたします。
どの工事もブースターの設置などを含め、十分な受信感度を確保することを第一とした施工を行いますので、気候や悪天候の影響を受けても、安定した受信を実現できます。
なお各電界地域については、以下の各コラム記事で詳しく解説しております。
・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
・徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方とは?
新築物件のアンテナ工事に多いご要望6:住宅の外装や見た目に影響せず、寿命も長くなるアンテナ工事を!
地デジアンテナの八木式アンテナは、素子数の多いモデルもあることから高い受信性能を誇り、屋根の上に設置することで障害物の影響を避けられるため、弱電界地域でも安定した受信性能を誇ります。一方で古典的な形状から風雨などに影響を受けて老朽化が進みやすく、また住宅の見た目や景観性を乱してしまうという弱点もございます。
近年では壁面に設置できる薄型のデザインアンテナ、スタイリッシュなユニコーンアンテナなども普及しており、形状や設置位置から風雨などの影響を避けて寿命が長くなる上、住宅のデザイン性を重視するお客様にも好まれております。ただこれらの機種は八木式アンテナに比べると、やや受信性能が低くなります。
またBS/CSアンテナは基本的にパラボラアンテナの一種類のみですが、外観性に配慮したカラーバリエーションや、パンチングホール仕様など数々の工夫による高耐風モデルなどもございます。
他にも、八木式アンテナやBS/CSアンテナを、風雨を避けやすく外部からも死角になる屋根や壁面の目立たない位置や、ベランダの内側に設置するといった工法もございます。強電界地域で住宅の屋根材などが電波を通しやすく、屋根裏に十分なスペースがあるなどの諸条件が揃っていれば、住宅の外観や外装にまったく影響を与えず、アンテナも風雨の影響を受けなくなる、屋根裏空間へのデザインアンテナ設置も可能となります。
このような住宅の外観性、アンテナ本体の寿命を重んじたアンテナ設置は、現場の受信環境との兼ね合いもあるため、どのような現場でも可能とは限りません。またアンテナ工事を担当する業者によっては、施工技術の不足から対応できないケースや、特殊工事費がかさむケースもございます。
ただアンテナ工事の専門業者であれば、お客様のさまざまなご要望に応じるべく、高い技術と各種機材を用意しているため、綿密な電波調査により現場の受信環境が許す限り、壁面やベランダ内外、屋根裏空間など、さまざまな位置へのアンテナ設置工事に対応できます。
工事費用に関しても設置位置や必要な機材によっては追加工費が加算される場合もございますが、多くの業者では設置に必要な機材などが大きく違わない限りは、各種アンテナ設置の基本工事費用のみで対応することが多くなります。
また通常のアンテナ設置工事についても、寿命を長くするためには、アンテナの緻密な角度調整としっかりとした固定。配線部に関しても、ケーブルを壁ぞいへと丁寧に固定し、カバーをかぶせるなど、無駄なく丁寧な施工によりトラブルを避ける施工が重要です。
アンテナ工事の専門業者であれば、自社の信用問題として、ただテレビ放送が受信できるアンテナ設置だけではなく、アンテナの固定や配線にも注意を払い、全体的に寿命が長くなる施工を実践する業者が多くなります。専門業者であれば、自社の公式サイトで実際の施工例を紹介していることが多くなりますので、それらの画像を参考にされるのもいいでしょう。
各種アンテナモデルやその性能、設置位置の詳細については、以下の各コラム記事でもご説明しております。
・台風対策に最適! 究極の高耐風BS110度CSアンテナ「BC453SG」(DXアンテナ)
・この最小デザインアンテナがすごい!スカイウォーリーミニ(マスプロ電工)
・UHFテレビアンテナ設置の性能を決める「素子」とは? 地デジアンテナ取り付け工事で高性能になる素子数の選び方を徹底解説
・室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説!
新築物件のアンテナ工事に多いご要望7:万が一のトラブル時に安心して相談できるアンテナ工事を!
プロによる確かな技術で設置されたテレビアンテナであれば、通常の環境下では、そう簡単にトラブルが発生するものではございません。
設置位置や環境にもよりますが、現在の八木式アンテナ、BS/CSアンテナでも設置から10年以上。デザインアンテナやユニコーンアンテナでは15年から20年の寿命を持つと言われ、現実にはそれ以上の長年、安定して機能し続けるアンテナも珍しくはございません。
ただどのようなアンテナでも老朽化は必ず進行する上、自然はときに、人間には想定外の猛威を振るうこともございます。ある程度の年数を経て耐久力の低下したアンテナが、大きな台風や地震などに見舞われる。また飛来物が衝突するなどの事態が発生した場合には、どれだけ頑丈に設置されたアンテナでも角度のズレや破損、ときには倒壊などのトラブルが発生することもございます。
そして前述の通り、家電量販店などの下請け業者や、町の電気店などでアンテナ工事を行った場合には、アンテナに対する保証期間は用意されないか、あっても一年程度。また修理は有償対応になるといったケースが多くなります。
一方、アンテナ工事の専門業者であれば、多くの業者が5年から10年といった長期の保証制度を用意していることが多くなります。これは保証期間の長さが、自社の施工技術への自信を物語るものでもあるからです。
十年以上の長期にわたって使用されることになるご自宅のテレビアンテナ設置では、このように保証期間が長期の業者を選ぶことで、技術に信頼が置ける上、万が一のトラブルの際にも安心できます。またアンテナ工事の専門業者であれば、トラブル時にもフリーダイヤルや公式サイトのメールフォーム、LINEなどで連絡が簡単というメリットもございます。
優良なアンテナ工事業者を選ぶポイントとは?
基本的には、アンテナ工事の品質や価格の安さをはじめ、工事に対する各種ご要望に対応できるという点では、やはりアンテナ工事の専門業者に依頼することが最適と申せます。
専門業者であれば、施工技術の研鑽や企業努力により、他業者よりも高品質なアンテナ工事を低価格で提供することを追求しております。
さらによりお客様のニーズに対応すべく、さまざまな位置へのアンテナ設置や、ご連絡からすぐの現地調査、お見積もりと即日工事。また多彩な決済方法や長期保証など、家電量販店などの下請け業者では難しいサービスも積極的にご提供しております。
ただ前述のように、専門のアンテナ工事業者もすべてが優良業者とは限らず、中には技術や使用する機材が粗悪で、不当な高額料金を請求する悪質な業者も存在するため、注意が必要です。
このような低質な業者を避け、優良なアンテナ工事業者を選択するポイントには、主に以下の点が挙げられます。
まず業者の公式サイトで、工事に用いるアンテナ本体やブースターなど機材のメーカーや型番。そして各機種アンテナ設置の基本工事費用。その他機材設置などのオプション工事の価格体系が明確であり、上記した必要な工事の総額を概算しやすいかをご確認ください。
悪質な業者は、公式サイトなどでアンテナ設置料金は他業者より低価格を掲げながら、使用する機材やその他オプション工事費用を明確にせず、実際には粗悪な機材を用い、不要な追加工事を加算するなどの手口で、総額では高額な工事費用を請求してまいります。
他にも、業者へのコンタクト方法が、フリーダイヤルやメール、LINEやチャットなど多彩であれば、工事後の問い合わせもしやすく信頼できます。他にも、施工が完全自社施工である。アンテナ設置工事後の保証期間が10年程度と長期。出張料やキャンセル料なども合わせて、電波調査や見積もりが完全無料。相見積もりにも対応可能などの点が、業者の姿勢を見極めるポイントになります。
そして日程などに余裕がおありでしたら、優良と思われる複数の業者をお選びになった上で「相見積もり」を依頼してください。相見積もりは、工事の価格、品質だけでなく、優良な業者を見極める上でも、非常に有効な方法です。
実際に相見積もりを依頼すべく、公式サイトなどから業者に連絡した場合、問い合わせの応答が早く丁寧であるかをはじめ、電波調査と見積もりに訪れた際のスタッフの身だしなみや言葉遣いなどの態度もご確認ください。本当にお客様第一で対応する業者であるかどうかは、このようなところに現れてまいります。
そして実際の電波調査、お見積もり時には、当コラムに記した情報などをご参考に、どのようなご質問、ご要望も、業者のスタッフにぶつけてみてください。優良な業者であれば、どのような問いかけに対しても、丁寧にわかりやすく説明してくれるはずです。逆に、お客様のご質問に対して曖昧な答えしか返さず、ただ契約を進めようとするだけの業者はまったく信用できませんので、避けられることをおすすめいたします。
基本的には、お客様とアンテナ工事業者の間で信頼関係を築けるか、そして業者の側も信頼して頂けるよう努力しているか、という点がもっとも重要といえます。
まとめ
新築住宅へのアンテナ取り付け工事を依頼する業者としては、やはりアンテナ工事の専門業者が、総合的に優れていると申せます。
ただ実際のアンテナ工事については、お客様ごとにさまざまな条件もございますので、ご自身のご判断により、最適と思われる業者をお選びになることがおすすめです。
なお新築住宅のテレビアンテナ設置工事については、以下の各コラム記事も参考になると存じます。
・新築戸建て住宅への地デジ、衛星放送テレビアンテナ設置工事費用の相場とは? 可能な工事の種類についても徹底解説(前編)
・新築戸建て住宅に設置する地デジ、BS/CSテレビアンテナの性能や機種の選び方は? 工事の費用相場も業者別に解説(中編)
・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方
・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!
・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用
・地デジ、衛星放送の各種テレビアンテナ設置工事にかかる時間はどれぐらい? 各種アンテナ工事費用の相場と合わせて徹底解説!
・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説
当あさひアンテナでは、地デジ、BS/CSの各種テレビアンテナ基本設置工事について、国産有名メーカーの高性能アンテナと設置具、ケーブルなど基本部材。防水加工などをセットにして、地デジの八木式アンテナ、BS/CSアンテナは「15,000円(税込)」から、デザインアンテナは「20,000円(税込)」からでご提供しております。
他にも高性能地デジアンテナやユニコーンアンテナ、高耐風BS/CSアンテナの設置も特別価格でご提供している他、ブースターや分配器設置など、各種オプション工事についても、使用する機材を含め、明確な価格体系でご提供いたしております。
実際のアンテナ設置工事に当たっては、現場の電波状態、受信環境が許す限り、お客様のご要望に対応できる施工を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。電波調査、お見積もりも、出張料、キャンセル料などもご無用の完全無料で実施いたします。
もし相見積もりの結果、弊社のお見積もりより低価格の業者が出た場合には、その見積書をご提示いただければ、工事や部材の品質は落とさず、同じ内容の工事をより安くお見積もりさせていただきます。
また工事完了後には、業界最長となる、工事完了日からの「10年保証」のご用意もございます。
新築住宅への各種テレビアンテナ設置をはじめ、アンテナ工事をご希望のお客様におかれましては、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、メールフォーム、LINEアカウントまで、まずはお問い合わせだけでも、お気軽にお寄せいただければ幸いです。