テレビアンテナ工事の費用はいくらか? 業者による料金の相場と費用を安くできる工事の選び方を解説!

2024年07月03日
あさひアンテナ アンテナ工事 無料相談

現在、戸建のお住まいで地上デジタル放送、衛星放送のテレビアンテナ設置をお考えのお客様も、そのご事情や状況はさまざまでしょう。

新築のマイルームへ引っ越し前にアンテナを取り付けたい。既設のお住まいで老朽化したアンテナを交換したい。既設のアンテナに加え、衛星放送や新4K8K衛星放送の番組を観られるアンテナを増設、交換したい。またケーブルテレビ(CATV)や光テレビから、視聴料金のご無用なテレビアンテナへと乗り換えたいなど……

それぞれのお客様にとって気になる事と言えば、その工事の内容に、どのような種類や手順があり、費用はどの程度の金額になるか。また費用を抑える方法はないか、といった点ではないでしょうか。

特に新築物件へのテレビアンテナ取り付け。既設アンテナの交換や、新しい放送を視聴できるアンテナの増設。またケーブルテレビなどから乗り換え、それぞれでどのような工事、周辺機器が必要か、詳しくわからなくてお悩みの方もおられることと存じます。

そこで当コラムでは、上記のそれぞれの事例ごと、必要なアンテナ本体の取り付け工事や、その他の工事について、一覧でご説明してまいります。できるだけ工事費用を抑える方法や業者の選び方についても参考になる情報をご紹介いたします。

新築住宅で必要なテレビアンテナ工事とは?

新築のお住まいでは、テレビアンテナやその配線については、一部の配線、機器とケーブルの引き込み口。場合によっては内部にケーブルを通すことができるアンテナ用のマストなど、簡単な設備以外は、何も用意されておりません。

これはアンテナだけではなく、ケーブルテレビや光テレビへの対応も想定してのことですが、テレビアンテナを設置する場合には、まず標準のアンテナとして地デジ放送用の地デジアンテナ(UHFアンテナ)を設置し、お客様のご要望によっては、衛星放送用のパラボラアンテナであるBS/CSアンテナも設置します。

場合によっては、地方局用のUHFアンテナを設置する必要が出るケースもございますが、この点については後述する、既設住宅へのアンテナ増設の項で詳しくご説明いたします。

以下では、現在の地デジアンテナ主要機種、またBS/CSアンテナについて、それぞれ特徴や設置方法、設置工事の費用などについて解説します。

地デジ:八木式アンテナ

八木式アンテナとは、主に屋根の上でマスト(ポール、支柱)に固定される、魚の骨に似た古典的なテレビアンテナです。

主な設置位置は屋根の上の他、壁面やベランダの手すりに、垂直にマストを固定できるサイドベースを使用しての取り付け。またベランダ内部や、小型モデルを軒先から吊り下げる方法がございます。

八木式アンテナは、電波を受信する部品で、受信性能の基準でもある素子の数が、モデル別で8素子、14素子、20素子と多数になる他、一ヵ所の上下左右に素子パーツを固定した高性能素子を使用する、高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)も存在します。

地デジ放送は、日本国内の各地に設置された電波塔の先端から、周辺の住宅などの地デジアンテナへ、下るように電波が送られるため、一般的に地デジアンテナを高い位置に設置するほど受信が安定しやすい傾向があります。

また電波塔の周辺でも、距離や地形によって受信できる電波レベルが異なり、電波塔に近く電波レベルが高い順で、強電界地域、中電界地域、弱電界地域と、それ以下の受信範囲外(微弱電界地域)に分けられます。

地デジアンテナの側も、強・中・弱の電界地域に合わせた受信性能の機種が必要ですが、八木式アンテナでは素子数別で各電界地域をカバーでき、高性能アンテナでは微弱電界地域でも使用できます。

また基本の設置位置が高いこと。アンテナの真正面を中心にした一定の角度(半値幅)のみで受信性能を発揮する指向性が高い(半値幅が狭い)分、範囲内の受信感度が向上することから、八木式アンテナは受信性能がもっとも高い地デジアンテナ機種になります。

さらに古典的モデルであるため、現在では本体価格や、設置の費用がもっとも安くなります。

一方で八木式アンテナは、その見た目や設置位置から、住宅の外観や景観に悪影響を与えやすい。また風雨や雪、潮風などの影響を受けやすく、寿命が10年程度と短くなる上、老朽化と指向性の高さにより、角度のズレなどのトラブルが生じやすくなる弱点もございます。

なお八木式アンテナで老朽化を抑えるには、受信感度への影響もありますが設置位置を工夫する。またステンレス製、塩害用、雪害用など対候性を高めたモデルを使用するなどの方法がございます。

各種業者に八木式アンテナの設置を依頼する場合の費用は、20素子の標準モデルと基本的な設置具などの費用込みで、20,000円から30,000円程度が相場です。

当あさひアンテナでは、国産大手メーカー、DXアンテナ製の20素子高品質八木式アンテナ「UA20」本体と、屋根馬やマストなど基本の設置具、同軸ケーブル、防水処理がセットの基本設置工事を、税込み15,000円からでご案内いたしております。

他にも各素子数モデルや高性能アンテナ。ステンレス製や塩害用、雪害用モデルなどもご用意しておりますので、さまざまな電波状態、自然環境の現場にもご対応できます。

なお八木式アンテナについての詳細は、以下の各コラム記事でも解説しております。

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!

・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!

・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!

即日工事 アンテナ工事 あさひアンテナ

地デジ:デザインアンテナ

デザインアンテナとは地デジ放送の開始後、2009年(平成21年)頃に普及しはじめた第二世代の地デジアンテナ機種で、長方形で平面型の箱のような非常にデザイン性の高い形と、カラーバリエーションの豊富さが特長です。

その形状から住宅の外壁やベランダの手すりへの設置が前提ですが、屋根の上のマストに固定されることもあり、強電界地域で建材が地デジ電波を遮らない住宅であれば、屋根裏や天井裏など屋内空間への設置も可能になります。

デザインアンテナの受信性能は、素子数に換算して20素子相当、26素子相当の他、3素子相当程度で強電界地域専用になりますが、通常モデルより格段に小さく、室内アンテナとして窓の前などへ据え置き可能なコンパクトモデルも存在します。

デザインアンテナの特性は、壁面などの色合いに合わせて設置できるため、家の見た目や景観に悪影響を与えない。また風雨などに影響されにくく、寿命が15年から20年程度と長くなり、トラブルも生じにくい点です。

その長所から現在では人気の高いデザインアンテナですが、本体の指向性の低さ、また設置位置が低いことから、八木式アンテナより受信性能が低くなる弱点もございます。

そのためデザインアンテナは強・中電界地域向けの機種になる上、強電界地域でも高層マンションの近隣や住宅密集地など、低い位置への地デジ電波が遮られやすい現場では、壁などへの設置ができない場合もございます。

特にデザインアンテナでは、事前に現場にて場所ごと細かく丁寧な電波調査を行い、安定した受信を実現できる適切な位置を特定することが大切です。

アンテナ工事業者にデザインアンテナ設置を依頼する費用の相場は、20素子相当モデルで25,000円から35,000円強になります。

なお当あさひアンテナでは、デザインアンテナにDXアンテナ製、高品質20素子相当「UAH201」。また強電界地域専用コンパクトモデルでは、同じく国内大手メーカーのマスプロ電工製、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」を、各カラーバリエーションでご用意して、アンテナ本体と基本設置具。白黒2色の同軸ケーブル代金込みの基本設置工事を、税込み20,000円からでご案内しております。

また弊社では、可能な現場であれば、デザインアンテナの屋根裏、天井裏への設置も、追加工費なしの基本設置工事でご案内しております。

他にもデザインアンテナでは26素子相当モデルもご用意している他、綿密な電波調査により、現場の条件で可能な限り、デザインアンテナ設置にご対応いたします。

その他、デザインアンテナの詳細は、以下のコラム記事でもご説明しております。

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

・業界最小デザインアンテナ!マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは? 失敗しない取り付け例も解説!

・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは? アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説

・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説

地デジ:ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとはマスプロ電工製の独自モデル「U2CN」の商品名で、地デジアンテナの第三世代にあたる、高さ約67センチの、ほぼ円筒状のアンテナです。受信性能は20素子相当で、本体色はツヤがなく落ち着いた白と黒の二色になります。

ユニコーンアンテナは、住宅でも屋根の上のマストの他、サイドベースを用いて破風板(屋根の張り出し部)、壁面の高所など、アンテナ本体が屋根の上に出る位置に設置されます。

ユニコーンアンテナの特性は、そのスタイリッシュな形から家の外観や景観に悪影響を与えにくい。さらに雨風を受け流せるため自然環境にも強く、寿命もデザインアンテナと同等になります。

さらに設置位置の高さからデザインアンテナに比べて受信感度が高まり、デザインアンテナでは対応できない高層建築の近隣や住宅密集地などでも、多くの場合は設置できます。

一方で弱点には、受信性能は八木式アンテナに及ばず、主に強・中電界地域向けの機種になる点。最新喜寿のため、本体価格や設置費用がやや高額な点がございます。

なおアンテナ工事業者によるユニコーンアンテナ基本設置工事の相場は、アンテナ本体や必要な基本部材の費用を含めて、33,000円から40,000円程度になります。

なお当あさひアンテナでは現在、ユニコーンアンテナ本体と設置具、同軸ケーブルを含めた基本設置工事を「キャンペーン価格」でご案内しております。詳細はお気軽にお問い合せください。

ユニコーンアンテナの詳細は、以下の各コラム記事にも解説がございます。

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは? 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは? 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

衛星放送:BS/110度CSアンテナ

衛星放送用のBS/110度CSアンテナは、円盤状のディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナです。衛星放送は、地上からは空の一点に静止して見える「静止衛星」から、太陽光のように直進して届く12GHz帯の電波を、日本の全国に送信しております。

この12GHz帯の電波をディッシュで受け止め、前方の中央に固定された、コンバーターの一次放射器に集める形で反射させます。集められた12GHz帯の電波は、コンバーターでケーブルへの送信に適したMHz帯の電波へと変換されて、ケーブル配線部へと送られます。

戸建て住宅用の一般的なBS/110度CSアンテナは、ディッシュ直径が45センチの「45型」です。ただ他にも主に集合住宅向けの受信性能が高い50型、60型、75型、90型、120型などの大型モデルがあり、戸建て住宅でも、激しい雨や雪で衛星放送の電波が乱れる降雨、降雪減衰への対策や、静止衛星の距離から12GHz帯の電波レベルがやや弱まる地域では、戸建て住宅でもやや大型のモデルが採用されることもございます。

現在のBS/CSアンテナは基本的に従来の2K(ハイビジョン)衛星放送の電波(右旋)と、2018年(平成30年)に開始された新4K8K衛星放送の電波(左旋)に対応できる、2K4K8K対応型です。また家庭用45型の製品では、黒などのカラーバリエーション商品。設計の工夫により強風などに抵抗力を高めた高耐風モデルなどが存在します。

なお新築住宅の場合、BS/CSアンテナは地デジアンテナとセットで設置されるため、ディッシュを東経110度の方向へと正確に向けることができ、その方向に障害物がないという条件が満たされている範囲で、配線などをまとめやすいよう地デジアンテナの近くに設置されます。

戸建て住宅で、地デジアンテナと同時にBS/CSアンテナを設置する基本設置工事では、45型アンテナ本体や設置具、ケーブルなどの価格を含め、15,000円から25,000円強が相場です。

当あさひアンテナでは、地デジアンテナと合わせたBS/CSアンテナ設置では、DXアンテナ製、高品質45型モデル「BC45AS」と設置具、同軸ケーブルの価格込みで、税込み15,000円からでご案内いたします。

また同じくDXアンテナ製、業界最強クラスの耐風性能を実現した高耐風モデル「BC453SG」を用いた同様の工事は「特別価格」でご案内いたしております。

BS/CSアンテナの詳細は、以下の各コラム記事でもご説明しております。

・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

新築住宅で必要となるアンテナ機器とは?

新築物件にテレビアンテナを新設する際には、アンテナ本体だけでなく、配線部および各種機器の設置も別途、必要となります。

アンテナ線である同軸ケーブルは、一般的な住宅で必要となる一定の長さであれば、アンテナの基本設置費用に含まれるケースが多くなります。

主に必要な機材は、アンテナ配線部でに設置され、受信したテレビ電波を増幅する「ブースター」になります。ブースターは中・弱電界地域の他、3台以上のテレビが設置される住宅では必要となるため、実質的に設置が必須の機器となります。

アンテナ工事の際には、アンテナの付近に増幅性能の高い屋外用ブースターが設置され、地デジ専用「UHF帯ブースター」と、地デジ・衛星放送に対応できる「UHF/BSCS混合ブースター」が使い分けられます。

他にも現場の条件では増幅性能はやや弱いものの、設置が簡単な室内用ブースターや、その他のブースターの補足として小型のラインブースターが使用されることもあります。

なおテレビアンテナとブースターを経由した同軸ケーブルは、新築住宅にあらかじめ設置されている「分配器」に接続します。分配器から各部屋までの同軸ケーブルも配備されており、アンテナ側から届く電波レベルを、分配数に合わせて等分に分ける形で各部屋に送ります。

現在のハウスメーカーによる新築住宅では、ほとんどの場合、分配器から先の配線は完備されていますが、工務店によっては分配器が設置されていないこともあり、その場合はアンテナ工事業者による設置が必要となります。

なお当あさひアンテナではブースターの設置工事も、機材本体や調整を含めて、UHF帯ブースターは税込み20,000円より。UHF/BSCS混合ブースターは税込み25,000円よりでご案内しております。

分配器が必要な現場では、分配数によっても価格は変動しますが、分配器本体の価格を含め、税込み5,000円からで設置にご対応いたします。

ここでご説明した機材や、新築物件のアンテナ設置については、以下の各コラム記事にも詳細がございます。

・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】

・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!

・地デジ用テレビアンテナの受信レベルが低くなる原因とは? ブースターによる対処法など受信レベルを改善する工事の方法を解説!

・1基のアンテナから家にあるすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方、分波器などとの違いを徹底解説!

・テレビアンテナへの分配器の設置で、現場の電波レベルや条件に適した選び方と注意点を徹底解説。分波器や分岐器との違いとは?

・新築戸建て住宅にテレビアンテナを設置する時に必要な機器と工事とは? その種類と費用の相場をすべて解説します

既存住宅のアンテナを交換、増設する場合の費用は?

この項では、すでにテレビアンテナやケーブルテレビ(CATV)、光テレビなどで、テレビ放送をご試聴になっているお住まいで、既設のアンテナ交換や、テレビアンテナの増設を行う場合についてご説明いたします。

このような住宅でアンテナ工事を行う主なケースには「テレビアンテナの故障、老朽化による交換」「既設アンテナでは受信できない衛星放送、新4K8K衛星放送に対応するアンテナの増設や交換」「ケーブルテレビや光テレビからテレビアンテナへの乗り換え」が考えられます。

以下では、上記の各パターンに必要となる工事や、その費用についてご説明してまいります。

お住まいの既設アンテナが故障、老朽化した場合の交換

お住まいのアンテナが故障、もしくは屋根の上で倒壊するなどして、テレビ放送が受信できなくなった場合は、すぐにテレビ放送を視聴できるよう、または倒れたアンテナによる屋根の破損、落下による大変な事故を防ぐべく、早急な修理が必要です。

またそこまで大きな故障でなくとも、上記した各アンテナの寿命を超過し、アンテナ本体、マストのさびつきや歪み、傾きや固定するワイヤーのゆるみ、一部が切れているなど、老朽化が見て取れる状態では、アンテナ角度の狂いや故障などのトラブルが発生する可能性が高くなるため、早急な交換がオススメになります。

アンテナ交換の場合、特に屋根の上でマストに固定されているアンテナでは、まず古い既設アンテナの撤去が必要です。また撤去したアンテナが八木式アンテナやBS/CSアンテナの場合、粗大ごみなど、お住まいの自治体のルールによる処分が必要で、処分費用が発生することもございます。

しかし多くのアンテナ工事業者では、主にアンテナの交換に伴う「既設アンテナ撤去工事」を一定の価格で引き受けております。この費用には、アンテナ撤去だけでなく、ご不要となった古いアンテナを業者が持ち帰り、処分する費用も含まれるため、アンテナを処分する手間と費用を省けることになります。

ただ設置されているアンテナが一般的なサイズより大型、アンテナの位置が三階建て以上の高所などの場合は、通常の撤去工事費に加え、高所作業費などの特殊作業費が加算されるケースもございますので、ご注意ください。

このアンテナ交換作業にかかる費用は、基本的にアンテナ撤去費用に加え、新しいアンテナの基本設置工事費になります。アンテナ交換の場合、同じタイプのアンテナであれば、撤去したアンテナと同じ位置に新しいアンテナを固定する作業になり、アンテナ配線部などは流用できることが多いためです。

ただお住まいのアンテナが老朽化している場合、アンテナの設置具をはじめ、配線部のブースター、分配器などの老朽化も予想されるため、場合によってはこれらの交換も推奨され、その費用も発生してまいります。

さらに、例えば八木式アンテナからデザインアンテナなど、アンテナ機種や設置場所を大きく変更する場合も、交換に伴う配線やブースターの再調整など、細かな諸費用が加算されるケースもございます。

ただ、交換するテレビアンテナが、ベランダの手すりに固定されたデザインアンテナ、BS/CSアンテナなど、ご自宅でも交換作業が行えるタイプのアンテナであれば、DIY作業により、アンテナ本体、およびケーブル接続端子や工具など、工事に必要な品の費用のみで交換できることもございます。

なお、当あさひアンテナでは、アンテナ交換工事に伴う、取り外したアンテナの処分を含めたアンテナ撤去作業を、税込み5,000円からでお引き受けしております。

また新しいアンテナを取り付ける工事も、もっともよいと思われる交換方法をご提案しつつ、可能な限り価格を抑えたお見積り費用をご提示いたしますので、老朽化や故障によるアンテナ交換をお考えのお客様は、まずは当あさひアンテナにご連絡いただければ幸いです。

なお、お住まいに既設のテレビアンテナ撤去、および交換については、以下のコラム記事にも詳しい解説がございます。

・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)の交換・撤去(前編・時期編)

・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)およびアンテナ機材の交換・撤去(後編・手順編)

既設アンテナでは受信できないテレビ放送用アンテナの増設、交換

これは、例えば地デジアンテナのみを設置しているお住まいで、衛星放送用のBS/CSアンテナを増設する。現在、受信している地デジのNHK、広域民放とは電波の方向が大きく異なる地方局用地デジアンテナを増設する。

また現在、設置されているBS/CSアンテナが、2018年(平成30年)以前に設置された、新4K8K衛星放送に対応できない2K対応BS/CSアンテナの場合、お住まいに4K、8Kテレビを設置しても、BS/CSアンテナ本体や、場合によっては配線部の機器も、2K4K8K対応のものに交換しないと、新4K8K衛星放送は視聴できないため、アンテナや各種機器の交換が必要となります。

以下、各ケースにおけるアンテナ交換、増設についてご説明してまいります。

まず地デジアンテナのみのお住まいにBS/CSアンテナを増設する場合、地デジとBS/CSアンテナのケーブルを混合して、すべてのお部屋で衛星放送をご試聴になるか、BS/CSアンテナを別個に設置し、地デジアンテナとはケーブル配線を別系統にして、一部の部屋で衛星放送をご覧になるかで、増設の方法が変わってまいります。

地デジアンテナとBS/CSアンテナの配線を混合する場合、現在、地デジ放送をご覧になっているすべてのテレビで、衛星放送も視聴できますが、その分、工事はやや大掛かりになります。

具体的には、例えば八木式アンテナなどを屋根の上のマストに設置しているお住まいでは、同じマストの下部にBS/CSアンテナを固定するなど、地デジアンテナと近い位置にBS/CSアンテナを設置することになります。

そして、まず地デジアンテナとBS/CSアンテナから延びるアンテナケーブルを「混合器」または、前述した混合器とブースターの機能を兼ね備える「UHF・BSCS混合ブースター」に接続して、双方のケーブル(送信される地デジ、衛星放送の電波)を、一本のケーブルにまとめます。

これにより、以降のケーブルの長さや機材などを簡略化して、アンテナ配線工事にかかる総合的なコストを抑えることができるのです。

なお、お住まいの各部屋で衛星放送をご覧になる場合、衛星放送の電波も増幅する必要がありますが、地デジアンテナのみの住宅には、すでに「UHF帯ブースター」が設置されていることが多いため、このブースターを「UHF/BSCS混合ブースター」に交換することになります。

ただ、地デジ放送と衛星放送の電波を混合したケーブルは、テレビなど受信機器の前で、あらためて「分配器」という機器に接続し、それぞれの電波を2本のケーブルに分配。テレビ側の、それぞれのチューナー端子に接続することになります。

この分波器は2分配器と同じ形か、ケーブルが一体化したもので、一個が数百円から1,000円強とさほどの価格ではありませんが、テレビの台数分だけ必要になります。

またテレビアンテナが受信して、ケーブル配線部を送られるテレビ電波は、地デジ放送(470MHzから710MHz)、2K衛星放送(1032MHzから2072MHz)、新4K8K衛星放送(2224MHzから3224MHz)の順に、使用される電波の周波数帯が高くなります。

そのためアンテナ配線部の同軸ケーブル、ブースターや分配器も、より周波数帯の高いテレビ放送をご試聴になる場合、各放送の周波数帯に対応する機器が必要です。

現在の同軸ケーブルや配線部の機器は、ほとんどが地デジ放送と2K衛星放送に対応できますが、配線部の設置があまりに古い時期である場合、地デジ放送にしか対応しない場合もございます。

また前述の通り現在のBS/CSアンテナは、すべてが新4K8K衛星放送に対応の2K4K8K対応型です。

そのため地デジアンテナのみの住宅にBS/CSアンテナを増設する。また2018年以前の旧式で、2K衛星放送しか受信できない2K対応BS/CSアンテナから2K4K8K対応型へと交換する際には、配線部の機器も、電波の漏洩や混入を防ぐため4K8K(3442MHz)対応型に交換されることが推奨されます。

このようにBS/CSアンテナの増設と、配線部の機器を対応機器に交換することで、お住まいの各部屋に衛星放送の電波を届けて、BS放送、CS放送を視聴できることになります。

ただこの場合、BS/CSアンテナの設置だけでなく、配線部の確認と、必要な場合のみ配線部の交換を行うなど複雑な作業になるため、アンテナ工事の専門業者にご依頼されることが基本となります。

一方、BS/CSアンテナを、既設の地デジアンテナとは別に、お住まいのベランダ部などに設置し、配線を直接、近い部屋のテレビなど受信機器に接続するといった、別系統の配線方法もございます。

この場合は当然ながら、BS/CSアンテナと配線を接続した一部屋、またはせいぜい2、3台の受信機器でしか衛星放送を受信できないことになります。

一方、この場合はベランダの手すり部などにBS/CSアンテナを固定してケーブルを室内に引き込み、場合によっては室内ブースターや2、3分配器を経由してテレビなど受信機器に接続することになるため、比較的、DIYも行いやすく、工事費用を抑えることができます。

次に、既設の地デジアンテナとは別に地方局用の地デジアンテナが必要な場合についてです。

現在の地デジ放送で主なチャンネルは、ほぼ日本全国で視聴できるNHKと、全国ネット放送される各広域民放。そして東京圏、名古屋圏、大阪圏の三大都市圏に含まれる一部都府県で別々に存在する独立放送局による地方チャンネル(地方局)になります。

地方チャンネルとは、具体的には東京都の東京MXや、神奈川県のテレビ神奈川(TVK)、千葉県の千葉テレビ放送(ちばテレ、CTC)。岐阜県の岐阜放送(ぎふチャン、GBS)。京都府のKBS京都や、兵庫県のサンテレビジョン(SUN-TV、おっサンテレビ)などになります。

地方チャンネルの放送範囲は、基本的にその独立放送局が所在する都府県内のみですが、実際にはその近隣の都府県で、境界に近いエリアにも電波が届く他、京都府のKBS京都や兵庫県のサンテレビは、実際には大阪府の広範囲でも受信できます。この地方チャンネルもNHK、広域民放も、同じ地デジ電波の周波数帯で送信されるため、基本的には一基の地デジアンテナで全チャンネルを受信可能です。

ただNHK、広域民放と地方チャンネルは、地デジの電波塔でも、別個の電波塔から送信されているケースも多くなります。

そして各お住まいに設置されている地デジアンテナには、前述の通り、アンテナの真正面を中心にした一定の半値幅のみで受信性能を発揮する指向性がございます。

そのため地デジアンテナから見て、NHK、広域民放の電波塔と、地方チャンネルの電波塔が同じ、またはほぼ同じ方向に位置し、双方の電波がアンテナの半値幅に収まる現場では、一基のアンテナですべての電波を安定して受信できることになります。

しかし、特に独立放送局と近隣の都府県などでは、NHK、広域民放の電波塔と、地方チャンネルの電波塔の位置が、現場から見て90度以上の角度差があるなど、大きく離れている場合もございます。

このような現場では、地デジアンテナの角度をNHK、広域民放の電波塔に合わせると、地方チャンネルの電波塔が半値幅の範囲から外れ、受信できなくなります。

したがってこのような現場で地方チャンネルを受信する場合には、主な地デジアンテナ(NHK、広域民放用)とは別に、地方局用の地デジアンテナを設置する必要が出るのです。

ただ実際の地デジ電波は、電波塔の先端から直接、届くものだけではなく、建物などに反射して方向が反射した「反射波」など、さまざまな方向から各種の地デジ電波が届くこともございます。

また八木式アンテナを四方が開けた屋根の上などに設置した場合、基本的な受信方向はアンテナの正面側ですが、後方からの地デジ電波もある程度、受信できる場合もあります。

そのため現場によっては、NHK、広域民放と地方チャンネルなど、まったく方向の異なる電波塔からの電波でも、一基の地デジアンテナで受信できる幸運なケースもございます。一方で、受信したい地デジ電波とは別の地デジ電波が入り混じって干渉を起こし、電波の質が悪化するケースもあるため、注意が必要です。

地方局用の地デジアンテナは、例えば八木式アンテナであれば、NHK、広域民放用のアンテナと、地方局用のアンテナを同じマストの上下に固定するなどして、それぞれ電波塔の方向に角度調整を行い、混合器などでケーブルの接続を行う形になります。

なおNHK、広域民放用と、地方チャンネル用の地デジアンテナを別個に設置する場合、同じ地デジ電波でもそれぞれの電波レベルが大きく違うこともございます。

この場合、そのままの電波レベルをテレビのチューナーなどに送信すると、一部のチャンネルで映像が乱れることにもつながります。そのため、電波が強い方のアンテナやそのケーブルに、一定の電波レベルを減衰させる「アッテネーター(減衰器)」を設置することもございます。

ただメインと地方局用、二基の地デジアンテナの受信性能(素子数(相当))を、受信できる電波レベルに合わせることでも調整できる他、二基のアンテナからのケーブルを混合する混合器には、個別にアッテネータースイッチが付いたものや、各地域に合わせて、受信できるチャンネル(地方チャンネル含む)以外の余計な電波をカットするフィルター機能を備えたものも存在します。

そのため地方局用アンテナの設置工事では、地方局用アンテナ本体の価格を含むアンテナ設置工事の費用と、混合器やアッテネーターなど必要な機器の設置費用が、主な料金になります。

なお当あさひアンテナでは、地方チャンネルの受信に当たっては、NHK、広域民放との電波塔(電波の方向)が異なる現場でも、綿密な電波調査に基づいて、上記した反射波を受信するなどの工夫で、可能な限り一基の地デジアンテナですべての電波を受信できる施工を行います。

ただ、現場の条件からどうしても一基の地デジアンテナではすべてのチャンネルを受信することが難しい場合のみ、地方局用アンテナの追加設置を、アンテナ本体や設置金具などの費用を含む、税込み15,000円からの工事費用でご案内いたします。

また分配器の設置は、税込み15,000円から。場合によって必要となるアッテネーターの設置は、税込み5,000円からで、それぞれ機材の本体価格込みでご提供しております。

なお各種テレビアンテナの増設や必要な機材、新4K8K衛星放送、地方チャンネルについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)の交換・撤去(前編・時期編)

・テレビアンテナ(地デジ、BS/CS)およびアンテナ機材の交換・撤去(後編・手順編)

・ご自宅に設置されているテレビアンテナを交換する時とは? 工事にかかる費用の相場はいくらか、また工事を進める方法を解説!

・屋根の上などのテレビアンテナを増設する取り付け方法とは? 工事の流れや費用、業者、部屋の端子のDIY設置方法もすべて解説

・地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!

・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

・「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?!

・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?

ケーブルテレビや光テレビからテレビアンテナへの乗り換え工事

お近くのケーブルテレビ局から直接、ご自宅までケーブルを敷設してテレビの映像信号を送信するケーブルテレビ(CATV)や、インターネットの光回線で映像信号を送る光テレビ(ひかりTV)で各種テレビ放送を視聴されているご世帯も、現在では多くなっています。

これらのご視聴方法はテレビアンテナが不要なため、アンテナ関係のトラブルがなく、テレビ電波の受信レベルが弱い地域でも安定して視聴できる。ネット回線と共用できるなどの利点もございます。

一方、これらの視聴方法には、毎月の視聴料金が発生するため、有料チャンネルやNHKの受信料を除いて視聴料金が必要ない、テレビアンテナに乗り換えたいとのお客様もおられます。

この作業は、単純に申し上げれば、あらためてインターネット回線の契約とアンテナ工事を行ったのち、現在のケーブルテレビや光テレビを解約するという作業になります。

ただこの作業では、日程の調整やタイミングを考えることが重要です。と申しますのも、ケーブルテレビや光テレビには多くの場合、一定の契約期間があり、その期間以外に解約すると違約金が発生するケースがあること。そして調整を誤ると、テレビ放送やネットがご利用できない空白期間が出ることもあるためです。

またケーブルテレビなどを解約すると、インターネットや固定電話なども使えなくなることが多いため、新しいインターネット回線の契約先(回線事業者、プロバイダなど)も決めておきます。

ただ光テレビは光回線の付帯サービスであるため、光テレビだけ解約しても、ネット回線(光回線)は使い続けることができる場合が多くなります。

また、アンテナ工事を行うアンテナ工事業者も決めておきます。できれば即日工事に対応できる業者がいいでしょう。なおアンテナ工事業者の選び方については、次項「テレビアンテナ工事を安くする方法とは?」にて、低価格でサービス品質の高い業者の選び方をご紹介しております。

これら日程をご検討の上、ケーブルテレビ、光テレビの解約月、解約する少し前にアンテナ工事、ネット回線の開設を行っておき、その上で解約の手続きを取ることが重要と申せます。

なお当あさひアンテナでは現在、当社へのアンテナ工事と、当社を通じた超高速光回線へのお申し込みで、最大「85,000円」のキャッシュバックを受けられる大感謝祭キャンペーンを実施しております。

このキャンペーンをご利用いただければ、いつケーブルテレビなどからお乗換えいただいても、ケーブルテレビの違約金、機材撤去などの諸費用、およびアンテナ工事設置工事が、最大の場合「実質0円」でご利用いただけます。

詳しくは上記と同じく、次項「テレビアンテナ工事を安くする方法とは?」にてご紹介しております。

また、ケーブルテレビ、光テレビからテレビアンテナへの乗り換えについては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・ケーブルテレビや光テレビの解約後、テレビアンテナ工事へ乗り換える手順は? どちらがお得かコストや費用も徹底比較!

・徹底解説!ケーブルテレビ(CATV)・光テレビの基礎知識と解約してテレビアンテナに乗り換える工事の方法とは?

テレビアンテナ工事を安くする方法とは?

戸建て住宅で必要となる各種アンテナ工事の、一般的な費用相場は以上の通りですが、ここでは、アンテナ工事を相場より低価格で行う方法について解説してゆきます。

DIYでアンテナ取り付け工事を行う。

ここまでも何度か言及しましたが、比較的、簡単なアンテナ取り付け工事であれば、工事業者に依頼せず、ご自宅にてご自分でDIY取り付けが可能な場合もございます。

この場合は当然ながら、必要な費用はアンテナ本体や取り付け金具、ケーブルや工具などの購入費用のみになりますので、業者に依頼する場合に比べて、必要な費用を抑えることができます。

ただDIYの注意点には、第一に、作業の安全を確保できる場合しか行ってはいけない点が挙げられます。

具体的には、例えばベランダの手すりや、屋上フロアのある住宅など、作業時の足場を確保でき、アンテナ取り付け作業が安全に行える位置になります。

逆に通常の屋根の上にアンテナを取り付けるなどの作業は、大変な危険が伴います。

アンテナ工事の専門業者は、法令に乗っ取り、高所作業などの講習を受けて、安全に関する専門知識と技術を持ったアンテナ職人が、ヘルメットや安全帯など万が一の事故に備えた装備を整え、最低でも二人体制で、高所でのアンテナ工事を行っております。

このような専門的な知識や技術、装備のない一般の方による高所作業は、大変な危険を伴いますので、決して行わないでください。

またDIY設置では、基本的に設置したアンテナから同軸ケーブルを伸ばし、一台のテレビなど受信機器に接続するだけのシンプルな施工(アンテナ工事業者における、各アンテナの基本設置工事)以外は難しくなります。

室内用ブースターと分配数の少ない分配器を使用すれば、2、3台程度のテレビに分配することも不可能ではございませんが、あまり複雑な配線は、失敗のリスクも高くなります。

またご自宅でのDIY設置では、特に地デジアンテナ新規設置の場合、取付位置に十分なテレビ電波が届いているかの判断が難しくなる。取り付けや受信がうまくいかなくとも保証がなく、すべて自己責任になるなどの問題もございます。

現在では、弊社をはじめアンテナ工事の専門業者も、各アンテナ機種の基本設置工事を、アンテナ本体や設置具、ケーブルなどの価格をセットにした、DIYの費用に比べてもさほど高額ではない基本設置工事費用でご提供しております。

この価格は、アンテナ本体などの機材をメーカーから直接、一括大量購入するスケールメリットで、一般の方が同じ機材を1セットのみ購入される場合には難しい大幅割引を実現。またその他、業者ならではのコストカットの工夫を、工事価格に反映したものです。

またアンテナ工事の専門業者であれば、ご自宅全体への配線を含め、DIYでは難しいさまざまな施工に対応できることはもちろん、綿密な電波調査に基づく安定した受信レベルや、設置の頑丈さ、見た目のよさなど施工の品質を確保でき、失敗はまず考えられない点。

さらに施工後もおおむね5年以上の長期保証があり、万が一のトラブルにも安心できる点など、DIYとの差額に見合うコストパフォーマンスは十分とも言えます。

DIYでは難しい高度なアンテナ工事をお求めの場合、またDIYに少しでも難しい、ご不安な要素がある場合は、無理にDIY工事を行われず、アンテナ工事の専門業者にすべてお任せください。

DIYのアンテナ工事については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

・DIYで地デジアンテナを設置できるか?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ取り付けを自分でDIY工事する方法とは? 設置の注意点、費用についても解説(基礎知識編)

・地デジや衛星放送(BS放送、CS放送)用テレビアンテナを自分で取り付ける方法とは? 設置工事を進めるポイントと注意点をすべて解説(実践編)

・自分でテレビアンテナ設置工事を行う際の方法と費用の相場は?

・テレビアンテナの配線を自分でDIY設置できる? 取り付け工事に必要な作業と費用を徹底解説!

・地デジテレビアンテナを自分でDIY設置工事する手順とは? 的確な位置や方向への取り付け方と向き調整の方法、その費用も解説

施工品質を確保しつつアンテナ工事料金の総額が安い業者を選ぶ。

アンテナ工事の業者にアンテナ工事をご依頼になる場合、その料金や施工品質は、工事を担当する業者の業種によって変わってまいります。

現在、アンテナ取り付け工事を依頼できる一般的な方法には「家電量販店やホームセンターでアンテナを購入し、店舗で工事を申し込む」「新築物件であれば家を建てたハウスメーカー、工務店に依頼する」「同じく近隣の工務店やリフォーム業者などに依頼する」「近隣の商店街などにある個人経営の町の電気店に依頼する」等のほか、当あさひアンテナのような「アンテナ工事の専門業者に依頼する」ことが、主な選択肢となります。

ここに挙げた業者のうち、例えばケーズデンキやエディオン、ジョーシン、ビックカメラなど家電量販店やホームセンターでは、店が身近でアンテナの現物を確認でき、店舗スタッフに質問できる。家を建てたハウスメーカーであれば、業者を探すなどの手間が省け、料金も住宅ローンに組み込めるなどのメリットもございます。

ただ注意点として、上記の業者のうち、家電量販店やホームセンター、ハウスメーカーや工務店、リフォーム業者などは、工事の受け付け窓口にすぎず、実際の工事を行うのは、町の電気店などの下請け業者になるという点です。

そのため、これらの業者への依頼では、下請け業者への仲介手数料などが発生する分、工事費用が割高になってまいります。

そして当の下請け業者は、上記の元請け業者から、家電製品の設置や取り付け工事、電気工事などを全般的に請け負う業者になります。言い換えれば、特にアンテナ工事に特化した業者ではなく、アンテナ工事に関しては基本的な知識と施工技術しかないケースが多くなります。

そのため、アンテナや電波に関する専門知識の不足から、屋根の上や壁面など基本的な取り付け工事にしか対応できないことも多く、施工技術も担当する業者によってばらつきが出やすくなります。

例えば壁面へのデザインアンテナ設置であれば、余裕を持った受信感度の確保が十分でなく、設置時点では受信に問題はなくとも、気候や天候の変化で地デジ電波レベルが下がった際に、地デジ放送の画面が乱れるケースもございます。

他にも、家電量販店やハウスメーカーへのご依頼では、申し込み当日の即日工事が難しく、特にエアコン工事の繁忙期などでは、予約からアンテナ工事の日程が遅れることが多い。工事をキャンセルした場合も出張料やキャンセル料がかかってくることもある。工事後の保証期間がない、または短いことが多いなどの難点も挙げられます。

対してアンテナ工事の専門業者は、数が多いため一概には申せませんが、優良な業者であれば、アンテナ工事のプロとして、とても高い専門知識と施工技術を備えており、安定した受信感度はもちろん、風雨などに強い頑丈な設置や、配線部を含めた整った施工。さらには設置の場所もベランダ内部や屋根裏空間など、受信が可能である限り、ご要望に即したさまざまな施工に対応できます。

さらに工事費用も、多くの業者が完全自社施工を実施することでの中間マージンのカットや、上記したような数々のコストカットの工夫により、高品質アンテナや機材をセットにした基本設置工事の費用を、低価格でご提供しております。

他にも、電波調査やアンテナ工事のお見積もりが無料。見積もりから即日工事も可能。工事後のお支払いも現金のほか、各種カードや電子マネーに対応5年以上の長期保証が用意されているなど、お客様にとってもメリットが豊富になります。

ただ、アンテナ工事業者も数の多さから、中には施工やサービスの品質がさほどではない業者や、残念ながら、粗悪な機材や不要な工事の加算で、当初の見積りより高額な料金を請求する悪質な業者などもあるため、注意が必要です。

質の低い工事業者を避け、最安値で施工品質の高い優れた業者を選ぶ方法は、出張料やキャンセル料なども含む見積り無料の業者から、複数の業者に見積もりを出す「相見積もり」がオススメです。

複数の業者による見積もり書の記載を比較することで、各種工事の価格の相場を把握し、それぞれの業者の料金が妥当であるか判断できます。また相見積に対応する時点で、業者が自社の施工や料金に自信を持っている証拠とも言えます。

他にも、問い合わせへの回答が早く入るか、その態度、言葉遣い。見積もりに訪れた業者のアンテナ職人の身だしなみや態度。お客様の質問などにわかりやすく答えてくれるか、強引に契約を求めたりしないか、社のホームページに掲載される値段の体系など内容がわかりやすいかなども、優良な業者を見極める重要なポイントと言えます。

また見積書の価格については、単に価格の安さだけではなく、施工やアフターサービスの内容など、総合的なコストパフォーマンスで判断されることが重要です。

なお当あさひアンテナでは、電波調査とお見積りを、出張料、キャンセル料なども含む「完全無料」で実施しており、もちろん相見積もりにもご対応します。

弊社では常に業界最安の見積もり価格を追求しております。もし相見積もりにて、他社が弊社と同等の工事を、より低価格で見積った場合には、その見積書をメールなどでご提示していただければ、施工や部材の品質はそのまま、より低価格で再見積もりをいたします。

また実際の工事も、当初のお見積り内容と価格のままで行うことを徹底しております。万が一、想定外の事態で工事内容を変更する必要が出た場合も、必ずお客様にご説明し、ご承諾を得た上で実施いたします。

アンテナ工事の相見積もりを行われる際には、ぜひ当あさひアンテナもお加えくださいませ。

なお、アンテナ工事業者による電波調査と見積り、また各種アンテナ工事業者の比較については、下記の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説

・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

・アンテナ工事の料金はいくら? 業者ごとの相場、必要な工事の選び方

・新築、既存住宅のテレビアンテナ工事はどこの業者に頼むか? おすすめ会社の選び方を、費用から依頼の流れまで徹底比較&解説!

・新築物件、中古物件、修理など各種テレビアンテナ工事を頼むおすすめ業者はどこ? 依頼できる業者選びの比較ポイント徹底解説!

・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!

お得なキャンペーンなどを用意するアンテナ工事業者を選ぶ。

上記したアンテナ工事業者の中には、特に現在では新築のお住まいで必須と言える、インターネットの光回線などと同時に申し込むことで、料金の割引などが受けられるキャンペーンを行っていることもございます。

このようなキャンペーンをうまくご利用になることで、通常のアンテナ工事費用よりも、さらにお安くできることもございます。

前の項でも申しあげましたが、当あさひアンテナでは現在「大感謝祭」として、弊社のアンテナ設置工事と、弊社を通じて最大2ギガの超高速光回線にご加入いただくことで、アンテナ工事費用と現在のネット回線などの解約金、違約金、撤去費。また新しい回線の工事費や事務手数料、初月の料金に対して、光回線の会社から「75,000円」。さらに弊社から「10,000円」の、合計「85,000円」のキャッシュバックを実施しております。

このキャッシュバックをご利用いただくことで、地デジアンテナやBS/CSアンテナの設置、2KBS/CSアンテナから2K4K8K対応アンテナへの交換などの工事が実質0円で行える上、現在のネット回線やケーブルテレビの解約に必要な作業費、違約金なども、最大の場合には、やはり実質0円で行っていただけます。

大感謝祭キャンペーンについての詳細は、こちらのページをご確認くださいませ。

アンテナ工事の料金相場と費用を抑える方法・まとめ

戸建て住宅で必要になるアンテナ工事の種類と、費用を抑える方法の概要について、おわかりいただけたでしょうか?

基本的には、新築住宅への各種テレビアンテナ新設はもちろん、既設アンテナの交換や増設。ケーブルテレビなどからアンテナへの乗り換えは、DIYでも可能な簡単な工事を除けば、アンテナ工事のプロである専門業者へお任せになることがおすすめです。

当あさひアンテナでは、ただアンテナ工事をお引受けするだけでなく、お求めのアンテナ工事に合わせた最適な選択もご提案いたします。

ご新居などへのアンテナ新設や機種の変更では、完全無料の綿密な電波調査に基づき、安定した受信を実現できる限り、お客様のご希望に沿う機種や施工法のご提案。ケーブルテレビなどからのお乗換えでは、お客様の契約条件に合わせて、無駄なくスムーズに乗り換えを行うご相談。

また不測の災害や事故によるアンテナの故障であれば、お住まいでご加入の火災保険にて、保険金で修理費用を賄うご相談にも対応しております。

各種アンテナや機器の基本設置工事費、お見積り価格も本文でご説明した通り、国産一流メーカーの機器をセットにした、業界最安に挑む価格でご提供しております。

実際の工事も、弊社スタッフである優れたアンテナ工事職人による完全自社施工で、コストカットを実現しつつ、高い専門知識と経験、実績に基づく技術力で、受信感度からしっかりと丈夫な設置。また配線部を含めて整った見た目や自然環境への強さなど、お客様のこだわりやご要望を最優先に、総合的に高品質な施工を実施いたします。

取り付け後は最終の作業として、お住まいの各テレビやアンテナコンセントで受信状態を確かめ、問題がないことを確認した上で工事の完了といたします。

工事費用のお支払いは、各種の電子マネーやクレジットカードにも対応しております。また弊社では工事の完了日から「10年」の長期保証をご用意しており、お客様には利便性と末永い安心感、ご満足もご提供しております。

新設や交換、増設、修理やメンテナンスなど各種アンテナ工事についてはもちろん、また他のテレビ視聴方法からの乗り換え、火災保険による修理など、アンテナ工事に関連するご相談は、当あさひアンテナのフリーダイヤルへお電話、またメールフォーム、LINEアカウントまで、まずはお気軽にご相談くださいませ。

アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。