室内や屋根裏のテレビアンテナ設置工事でDIYで取り付けやおすすめ施工業者選び、費用などを解説

室内対応のアンテナを選ぶ際のポイントとは？

室内に対応できる地デジアンテナでも、屋外屋内兼用アンテナ、室内アンテナの据え置き型アンテナ、ペーパーアンテナでは、その特徴や性能が異なります。ご自宅の電波状況や設置場所、デザインや重視するポイントなどをご考慮の上、最適な室内対応アンテナをお選びください。

室内対応アンテナを選ぶ際の、主なポイントは以下の通りとなります。

• 素子数相当：上記した地デジアンテナの受信性能を示す数値。主に屋外屋内兼用アンテナで表記されることが多くなります。
• 動作利得：同じく地デジ電波の受信性能を示す数値。室内アンテナなど素子数表記がないモデルで使用され、単位である㏈の数値が高いほど、受信感度が高くなります。
• ブースター内蔵型：室内対応アンテナ本体にブースター（電波の増幅器）を内蔵したモデル。本体価格がやや高額で電源も必要になりますが、電波レベルが安定しやすくなります。
• 形状：アンテナの種類や主な設置場所によってさまざまな形状があります。設置するお部屋の条件に適したものがおすすめです。
• デザインやカラー：アンテナ本体のデザインや、機種によってはカラーバリエーションも豊富です、お住まいのインテリアに調和するデザインをお選びください。
• 価格：ご紹介した性能や機能、特徴によって本体価格が異なってまいります。

以下に、室内アンテナの主な種類と特徴をまとめました。

種類	特徴	メリット	デメリット
屋外屋内兼用アンテナ	室内と屋外の両方で使用できる地デジアンテナ機種	室内用アンテナの中では受信性能が高く丈夫	室内用アンテナとしては大型
室内用据え置きアンテナ	室内専用の据え置きできる地デジアンテナ	スタイリッシュな形状であまり場所を取らない	受信性能が低く受信が安定しにくい
室内用ペーパーアンテナ	壁や窓に貼り付ける形の薄型アンテナ	部屋の中でも目立たず場所を取らない	受信性能が低く使用できない場合もある

設置するお部屋の環境に適した特徴の室内アンテナをお選びの上で、快適なご利用とテレビのご試聴をお楽しみください。

室内アンテナのご利用が難しいエリアの地デジアンテナ工事は、当あさひアンテナまでご相談ください！

上記の通り室内アンテナなどの機種は、受信性能の弱さから、強電界地域以外の、電波レベルがやや低くなるエリアでは使用できません。該当するエリアでは、屋外用の地デジアンテナを設置する必要が生じます。

屋外用の地デジアンテナでもっとも受信感度が高く、弱電界地域などでも受信レベルが安定しやすい機種が、主に屋根の上など高い位置のマストに設置される、魚の骨に似た「八木式アンテナ」というモデルです。

当あさひアンテナでは、DXアンテナ製の高品質20素子モデル「UA20」本体と基本設置具、同軸ケーブル、防水処理の料金も含めた八木式アンテナの基本設置工事を、22,000円（税込み24,200円）からの工事費用で承っております。

他にも現場の受信環境に応じた、8素子、14素子などのモデルや高性能パラスタックアンテナ、ローチャンネル用のモデル。また自然環境に強い塩害用、雪害用、ステンレスなどのモデルもご用意しており、お客様のさまざまな現場環境に最適となる八木式アンテナ工事をご提案いたします。

八木式アンテナの各機種や設置方法などの詳細は、以下の各コラム記事でもご紹介しております。

・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ（八木アンテナ）」とは？特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説！

・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは？ アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説！

・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強？ 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較＆おすすめの選び方紹介

・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは？ アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説

・安く高性能な地デジ用UHFテレビアンテナの選び方は？ 八木式アンテナの素子数や設置の高さ、業者の工事費用、料金相場も解説

・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説

・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは？ テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説！

ご自分でもできる！室内アンテナ設置方法をステップごとに解説

室内アンテナや屋外屋内兼用アンテナは、使用できるエリアや現場は限られますが、一般の方でもDIYで手軽に設置でき、高額の費用をかけなくとも地デジ放送を視聴できるようになる、非常に便利な製品です。

ここでは、室内対応アンテナの具体的な設置方法をステップごとに解説します。ステップごとの解説を参考に、適切な設置を進めていただければ幸いです。

準備する製品・機材など

まず、以下のものをご準備ください。

• 室内アンテナ本体
• アンテナケーブル（同軸ケーブル）
• マスキングテープなど（アンテナケーブルの固定に役立ちます）
• ドライバーなど工具（必要な場合のみ）

室内アンテナ本体は、家電量販店やオンラインショップなどで購入できます。またアンテナ本体とテレビを接続するケーブルは、屋外屋内兼用アンテナの場合は両端に端子のついたものが付属しているか、室内アンテナではアンテナ本体と一回化して直接、本体から延びている場合もございます。

ただ製品によっては別途、適切なケーブルのご購入が必要な場合もありますので、あらかじめ製品の仕様、付属品などをご確認ください。

室内用アンテナの設置と配線作業

上記の機材が揃ったら、アンテナ本体を用意し、付属のケーブルをアンテナ側の端子に接続、もしくはアンテナと一体化したケーブルの反対側の端子を、テレビなど受信機器の地デジチューナー端子に接続してください。

基本的なアンテナのセッティングはそれだけですが、機種によってセッティングの方法が異なる場合もありますので、本体に付属するマニュアルをよくご確認の上で、製品ごとに適切なセッティングを実施してください、

まずはアンテナ本体に付属のスタンドなどがある場合は設置して、適切な位置に置きます。屋外屋内兼用アンテナや据え置きアンテナであれば置くだけで大丈夫ですが、ペーパーアンテナは窓ガラスや壁などに貼り付ける必要があるため、先にアンテナを張り付けてから、ケーブルでテレビと接続する手順でもいいでしょう。

上記の通り、室内用、屋外屋内兼用アンテナには、ブースター内蔵モデルも存在します。このような機種の場合は、ブースター電源が必要なため、まずはACアダプターや電源プラグをご自宅のコンセントに接続し、ブースターを作動させる作業も行ってください。

次に、テレビのスイッチを入れてテレビ画面を映し出し、映り具合を確認してください。またリモコンを操作して設定画面から、地デジの「アンテナレベル画面」を映し出すという方法もございます。アンテナレベル画面では、インジケーターなどで、アンテナから届いている地デジ電波レベルと、必要な電波レベルの基準が表示されます。

設置場所の選定：電波状況から安定した受信レベルの確認と確保

もし適当な位置にアンテナを設置し、接続したテレビで、地デジ画面などの乱れがなく、問題なく映るようであればそれでいいのですが、実際に画面が乱れる場合をはじめ、特にやや受信性能が弱い室内アンテナでは、季節や悪天候の影響を受けても安定した受信レベルを確保するため、アンテナを設置する場所の選び方が重要となります。

ここでまず確認すべきポイントは、お住まいのもっとも近隣にあり、現場に地デジ電波を送っている電波塔の位置、方向です。この電波塔の場所を確認するためには、上記でご紹介した「A-PAB（一般社団法人放送サービス高度化推進協会）」ホームページ内の「地デジ放送エリアのめやす」が役立ちます。

電波塔の位置を確認できたら、現場に地デジ電波が届いているのはその方向からだとわかります。そして以下のポイントを参考に、室内用アンテナの設置に最適な場所を選んでください。

• 窓際：一般的に、窓は薄い窓ガラスで仕切られるため、家の中で地デジ電波がもっとも通り抜けやすい場所です。そのため、電波塔の方向を見渡せる窓に近い位置が、室内用アンテナを設置する位置としておすすめです。ただ断熱性の高い複層ガラスや、金網など金属素材が入っているガラスの場合、地デジ電波が通り抜けにくくなり、やや電波状態が悪くなることもございます。
• 高い場所：地デジ電波は電波塔の先端から届いているため、アンテナも屋外、屋内限らず、高い場所に設置するほど受信しやすくなります。実際に屋内に届く地デジ電波の多くは、屋根を透過した電波になります。そのため室内アンテナも、家具の上や、壁の高い位置など、できるだけ高い位置に設置して、受信レベルを確認してください。
• 障害物の少ない位置：屋根の上にある太陽光パネルや、金属製の家具、家電製品、設備。また大きな水槽など、電波を通しにくいものがあると、その付近では電波を受信しにくくなります。受信レベルが安定しない場合は、このような障害物がないかを確認して、設置位置を工夫してください。
• ベランダなどの屋外：屋外屋内兼用アンテナであれば、ベランダや窓の外など、部屋の外に固定して設置することで、受信感度の向上を期待できます。

上記の項目を参考に、ケーブルが届く範囲で室内アンテナの設置位置をいろいろと変更し、問題なく設置できる場所の中で、地デジのテレビ画面がもっとも安定する、またはアンテナレベル画面がもっとも高くなる場所を特定して、その場所を基本の設置位置としてください。

チャンネル設定と動作確認

上記の作業は、接続するテレビが、すでに現地で地デジ放送の視聴に使われていた場合になります。

もし一度も視聴していない新品のテレビや、引越しなどにより地デジ放送のチャンネルなどが異なるエリアで使用していたテレビを使われる場合には、テレビのチャンネル設定が必要です。

その場合が、テレビのリモコンを操作して、メニュー画面から設定画面を開き「チャンネル設定」または「初期スキャン」を選択してください。テレビの機種やモデルによっては地域設定を求められる場合もあり、その際はお住まいの地域を選択してください。

必要な設定が完了後、設定やスキャンをスタートすると、自動でチャンネルスキャン（その地域で受信できる地デジチャンネルを、テレビのチャンネルに当てはめる作業）が開始されます。スキャンが完了すると、受信可能なチャンネルが一覧で表示されます。

その状態になったら、地デジ放送の各チャンネルをご視聴になり、正常に受信できているかご確認ください。もし画面が乱れる、受信できないチャンネルがある、より高い受信レベルを確保するなどの場合は、前項の手順で、アンテナの設置位置を調整してください。

その後は、必要に応じてアンテナケーブルをまとめ、見栄えやケーブルを引っかけるなどが気になる場合は、壁に沿わせてテープで固定するなどして、アンテナまわりを整理してください。

ここまでの手順を表にまとめると、以下の通りになります。

室内アンテナの設置にあたっては、これらのステップを参考にして作業を進めてください。

デザインアンテナの設置は、当あさひアンテナまでお問い合わせください

屋外に設置できるアンテナの中でも、壁面に設置するデザインアンテナ（平面アンテナ）と呼ばれる機種は、設置の外観性や自然環境への高い耐久性を誇る、現在では一番人気の機種であり、中には屋内設置も可能となるコンパクトモデルも存在します。

当あさひアンテナでは、マスプロ電工製の強電界地域専用、業界最小級コンパクトモデルで、屋内外への設置か可能なスカイウォーリーミニ「U2SWLC3」（本体色２色）の基本設置工事（アンテナ本体、設置具、白黒2色の同軸ケーブル代金込み）を、25,000円（税込み27,500円）からで承っております。

サン電子製の屋外用、最新高性能20素子モデル「WG-20」と背面のブースターやケーブル配線を隠すことができる「背面スッキリカバー」（本体色５色）を合わせた、同様の機材込み基本設置工事も同価格でご提供いたします。

またDXアンテナ製の高品質20素子モデル「UAH201」（本体色４色）による基本設置工事は、22,000円（税込み24,200円）からで承ります。

さらに、平面デザインアンテナと同等のメリットを持ちながら、屋根の上など高所のマストに設置することで、周辺環境などから平面型デザインアンテナでは受信が難しい現場でも対応できる、マスプロ電工製のポール状最新モデル、ユニコーンアンテナ「UC2N」による同等の基本設置工事は、現在、業界最安に挑む「キャンペーン価格」にてご案内しております。

他にも、弊社ではより受信性能の高い26素子相当の平面デザインアンテナモデルもご用意しており、やや受信感度が弱い現場でもご対応できます。室内用含むデザインアンテナ各種の設置に関するお問い合わせは、当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

ここでご紹介した、デザインアンテナ各機種の詳細や設置方法、注意点などは、以下の各コラム記事でもそれぞれ詳しくご説明しております。

・地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは？ 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説！

・業界最小デザインアンテナ！マスプロ電工「スカイウォーリーミニ」のメリット・デメリットとは？ 失敗しない取り付け例も解説！

・人気のデザインアンテナおすすめ製品をすべて紹介＆性能も解説！デザインアンテナ工事の費用やそのメリット・デメリットとは？

・デザインアンテナ取り付けにおすすめの現場とは？ メリットとデメリット、失敗しない工事業者の選び方と費用、料金の相場も紹介

・新築戸建てテレビアンテナ設置におすすめのデザインアンテナとは？ アンテナ種類の比較と選び方、業者の工事費用の相場まで解説

・新築戸建てで人気のテレビ用デザインアンテナのメリット・デメリットは？ 種類や工事費用の相場、失敗しない注意点まで全解説！

・デザインアンテナでテレビが映らない、受信レベル強度が低い原因と工事の対処法は？ 費用相場の安いおすすめ業者の選び方も紹介

・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは？ 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説

・地デジ放送テレビ用・デザインアンテナおすすめ機種の選び方は？ 人気ランキングから業者の工事費用、価格の相場まで徹底解説！

・地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは？ 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説！

・外見、寿命、性能すべて優れるテレビアンテナ・ユニコーンアンテナとは？ 特徴とメリットデメリットから設置工事の料金まで紹介

・ユニコーンアンテナの特徴と評判、設置工事の費用とは？ 地デジ用アンテナ各機種のデザインとメリット、失敗を避ける方法を解説

・台風対策に最適！地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは？

室内アンテナは業者に頼む？家電量販店 vs 専門業者！徹底比較

室内に対応できるアンテナの設置を検討する際、やはりもっとも気になる点と言えば、購入した室内アンテナが、現場で安定して使用できるかどうかという点でしょう。

室内アンテナや屋外屋内兼用アンテナは、やはり屋外用の地デジアンテナに比べると受信性能が弱いため、購入して、いざ設置したら、現場の受信レベルや周辺環境、お住まいの建材などの影響で、安定して使うことができず、購入費が無駄になるというケースも想定できます。

そのような場合に備えて、購入に当たり、あらかじめ家電量販店やアンテナ工事の専門店などにご相談の上、安定した受信が可能であるか、受信できなかった場合の対応などを確認しておくのもひとつの方法と言えます。

ここでは、室内対応アンテナの導入に当たり、家電量販店やアンテナ工事の専門業者に頼むことができる対応の例と、それぞれのメリット・デメリットを比較、検討して、お客様にどちらが適しているかご判断いただくための参考となる情報をご提供いたします。

家電量販店で室内アンテナを購入する場合

家電量販店では、室内アンテナ、屋外屋内アンテナを含めたテレビアンテナを店頭で購入でき、購入時に、店舗スタッフに、周辺の電波環境や、購入するアンテナが対応できるエリアなどを相談、確認することもできます。

ただ、店舗スタッフは商品知識は豊富でも、アンテナ工事や受信の専門家ではございません。そのため電波状態に関する知識などは、お客様がインターネットで調べることができる範疇とあまり変わらないケースもございます。

特に実際の各お住まいの正確な電波状況は、現地で正確な電波調査を行わない限り、確実なことは言えず、店舗スタッフでも、お客様のお住まいで、確実に室内アンテナなどが使用できるかどうかは、判断できないのが実態です。

そのため、家電量販店で室内用のアンテナをご購入になる際には、あらかじめ店舗スタッフに、もし自宅で使用できなかった場合の返品対応などは可能か、あらかじめお問い合わせ、ご相談になることがおすすめと申せます。

アンテナ工事の専門業者に室内アンテナ設置を依頼できる？

専門業者は、アンテナ工事に関する高い技術力と専門知識を持つプロフェッショナルであり、緻密な電波調査により、さまざまな種類のアンテナ設置工事その他、アンテナの関連工事にも対応できます。

また事前の電波調査、見積もりに関しても、出張費やキャンセル費なども含めて、完全無料で対応してくれる業者も、当あさひアンテナをはじめ存在します。

専門業者はアンテナ工事のプロとして、エリアごとの電波兆体に関してもたいへん詳しく、また電波調査は非常に精密であり、お住まいのさまざまな位置で電波状態を確認し、対応できるアンテナの種類を割り出すことができます。工事後の保証も、例えば当あさひアンテナでは、業界最長クラスの「10年保証」など、数年単位の長期保証をご用意していることが特長です。

ただ、室内アンテナなどは本体価格が低価格で、工事もほとんど必要がないため、アンテナ工事の専門業者では対応を行っていない場合もございます。

そのため、アンテナ工事の専門業者へのお問い合わせでは、まず室内アンテナに対応できるかどうかをご確認の上、お住まいの環境で室内アンテナなどでの安定した受信は可能か。受信できなかった場合は対応してもらえるかについてご確認ください。

なお当あさひアンテナでは、室内に対応できる地デジアンテナとして、前述のコンパクトデザインアンテナ、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」のほか、室内アンテナでは、DXアンテナ製のブースター内蔵型「US120A」「US120AW」や、通常モデル「US10KB」「US10WB」。屋外屋内兼用アンテナも、やはりDXアンテナ製の4素子相当「US210-P」などをご用意しており、ご自宅の受信環境において、これらの機種で安定した受信は可能かという点も含め、お問い合わせを受け付けております。

室内アンテナに関するご相談も、当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にお寄せくださいませ。

なお室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナの各機種や詳細については、以下の各コラム記事にも、詳しい解説がございます。

・面倒な工事も不要！2,000円で地デジ放送を楽しめる「室内アンテナ」について！

・室内アンテナの機種選びと設置の方法

・フィルム型アンテナとは何か？ 地デジテレビ用でおすすめ、最強の室内アンテナの選び方。ランキングで人気の高性能商品も紹介！

・地デジ用で最強のテレビ室内アンテナを選ぶには？ 平面アンテナやブースター内蔵型などおすすめ人気モデルのランキング発表！

電波状態が悪い？室内アンテナで地デジを快適に見るための対策

上記した業者に問い合わせるなどして、実際にお住まいのお部屋で室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナをご使用になった結果、地デジ放送の画面にブロックノイズが生じる、映像が途切れるなど、正常に映らないことも考えられます。

このような場合も、以下の対策を講じることで、室内アンテナでも地デジ放送を快適に視聴できるようになる可能性がございます。

ブースター内蔵モデルの活用

アンテナ本体価格はやや高くなりますが、受信した電波を増幅する装置、ブースターを内蔵した室内アンテナを利用することで、受信できる電波レベルが弱く安定しないエリアでも、地デジ放送の視聴に必要な電波レベルを安定して確保できる可能性がございます。

なお、一般的なブースターは、屋外用アンテナに使用される外付けのブースター機器になりますが、これらの機器は屋外用、室内用やラインブースターとも、室内アンテナや屋外屋内兼用アンテナでは、受信できるレベルに対して増幅性能が強すぎるため、ノイズを増幅するリスクなども考えられ、ご利用はおすすめできません。

アンテナの向きと位置調整

上記のように室内アンテナは、室内の設置位置の違いで受信感度が大きく変わることもございます。そのため上記でもご説明した窓際や高い場所、家具や家電、水槽など電波の遮蔽物がない場所、ベランダなどの屋外に設置位置を変えることで、受信レベルが良好になる場合もございます。

室内アンテナ設置のステップでご説明した内容を参考にして、アンテナをより適切な位置に設置し直してみてください。

周辺環境の確認と対策

室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナの受信状況は、屋外や室内の環境にも影響を受けやすくなります。

例えば、上記でご説明した通り、近隣が高層ビルや住宅密集地である。さらに近隣に新しく建物などが建築された。季節や悪天候などにより電波状態が悪化している。住宅や室内に新しく電波の遮蔽物となる製品、家具などを設置した。また無線LANや電子レンジなどの家電製品を作動させることで、電波や電磁波による電波干渉を引き起こしている可能性も考えられます。アンテナから離して設置しましょう。

これら周辺環境の要因も考慮して、電波を遮るもの、電波干渉を起こす製品をアンテナから遠ざけて移動させる。またアンテナの設置場所を調整することで、電波状況を改善できる可能性がございます。

これらの対処をとっても、どうしても電波状況が改善しない場合は、屋外用アンテナの設置を検討するのもひとつの方法といえます。

よくある質問：室内アンテナに関する疑問を解決！

以下では、室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナや屋内のアンテナ設置に関し、お問い合わせの多い質問に対して、個別に回答してまいります。

Q. 室内にBS/CSアンテナを置いて衛生放送は視聴できますか？

1. 前述の通り、衛星放送の12GHz帯の電波は住宅の屋根や壁に遮られるため、基本的に屋内、室内での受信は難しくなります。

ただひとつの例外が、お住まいの部屋の中に、東経110度の方向を向いて、その方向に障害物がなく、12GHz帯の電波が十分に差し込む窓があれば、専用の据え置きスタンドに立てたBS/CSアンテナを窓際に据え置き設置することで、室内設置により衛星放送を受信できるケースもございます。

この設置が可能になる条件は、BS/CSアンテナのディッシュ全体に十分な12GHz帯の電波が差し込むほどの大きさがある窓で、さらに窓ガラスに、色や模様、歪みがなく、また金属素材や複層ガラスなどが使われていない、12GHz帯の電波を通しやすいシンプルな一枚の透明フロートガラスであるという点です。

BS/CSアンテナは、安全な場所であれば比較的、DIYによる設置も行いやすいアンテナであるため、条件が整った部屋の室内据え置きであれば、ご自分で設置することも可能です。

ただ、この受信方法については、以下のようにデメリットも数多く存在します。

• 窓ガラスを通す分、12GHz帯の電波レベルが減衰する。
• 室内にBS/CSアンテナを設置するため、室内空間を圧迫する。
• BS/CSアンテナを固定できないため、アンテナ角度の狂いによる受信不良が生じやすい。
• アンテナの前に人が立つ、ものが置かれるなどすると電波が遮られる。
• 一基のアンテナを一台のテレビに接続するシンプルな設置しかできない。

総じて、室内の窓際にBS/CSアンテナを設置する方法は、受信が安定しにくいことをはじめ、面倒な点が多くなるため、あまりおすすめできる方法ではございません、

なお当あさひアンテナでは、前述した地デジアンテナ各機種と同時に、お住まいにBS/CSアンテナも設置される場合、DXアンテナ社製の高品質45型2K4K8K対応モデル「BC45AS」本体と設置具、同軸ケーブルの料金も含めた基本設置工事を、18,000円（税込み19,800円）からの工事費で承ります。

さらに同様の基本設置工事で、BS/CSアンテナ本体に、同じくDXアンテナ製で、激しい台風に対する耐久性も備える業界最高クラスの高耐風モデル「BC453SG」を用いる工事は「特別価格」にて承っております。

このBS/CSアンテナの室内設置方法や、BS/CSアンテナの基礎知識、機種などの詳細は、以下の各コラム記事でもご紹介しております。

・BS/CSアンテナ（衛星放送用アンテナ）の基礎知識 ～全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは？～

・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは？ 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」

・新4K8K衛星放送とは？ 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説！

・BS放送、CS放送を視聴する衛星放送用テレビアンテナを室内に設置する方法とその条件、おすすめの設置用製品とは？

・室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説！

・BS/CSアンテナ（衛星放送用）を室内に設置する方法

Q.屋外用デザインアンテナを屋根裏などに設置する方法や条件とは？

屋外に設置される地デジアンテナの中でも、平面型のデザインアンテナは比較的、コンパクトなため、室内アンテナなどと同じ原理で、住宅内の屋根裏、天井裏の空間に設置することも可能です。

そのメリットは、屋外の地デジアンテナと同等の高い受信レベルで、屋内の各部屋に地デジ電波を送信できることに加え、住宅の外見や外装にまったく影響を与えない。アンテナ本体も風雨などに影響されなくなるため、メンテナンスフリーで耐用年数が格段に伸びる点です。

また屋根裏へのデザインアンテナ設置では、外壁への取り付けより高さを確保できる分、受信感度が高くなる場合もございます。

一方で、デザインアンテナを屋根裏などに設置するためには、室内アンテナなどと同様、現場が強電界地域であり、周辺環境などが地デジ電波を遮らないこと。また住宅の建材や屋根材、断熱材などが電波を通しやすく、屋根裏、天井裏に十分なレベルの地デジ電波が届くという条件が必須になります。

住宅の素材などで地デジ電波が遮られる要因には、鉄骨やアルミシート断熱材などの電波を反射する金属素材。また密度が高く電波を吸収するコンクリート素材やウレタン断熱材。屋根の上に太陽光パネルや、冬場の屋根の上への積雪などになります。これらの条件は、室内にアンテナを設置する場合にも問題になりやすいためご注意ください。

他にも、屋根裏、天井裏でアンテナを設置するスペースや、点検口など作業時の出入口を確保できることも重要です。

ただ、デザインアンテナの屋根裏、天井裏への設置では、アンテナ工事業者による緻密な電波調査と専門技術による施工が必要となるため、業者によっては依頼の際に、デザインアンテナ基本設置費用に加え、特殊作業費などが加算される場合もございます。

しかし当あさひアンテナでは、デザインアンテナの屋根裏、天井裏への設置工事も、特別な工事費は加算しない、前述の基本設置工事費（「UAH201」使用／22,000円（税込み24,200円）から）のみでお引き受けいたしております。

またデザインアンテナの屋根裏、天井裏空間へ設置に関する詳細は、以下の各コラム記事でもご説明しております。

・徹底解説！屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる？

・徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は？

・室内設置におすすめ地デジテレビアンテナの選び方とは？ 人気デザインアンテナ屋根裏取り付けで失敗しない工事方法、費用を解説

Q. 賃貸住宅でも室内にアンテナを設置できますか？

1. 借家やアパートなどの賃貸住宅では、屋外に地デジアンテナ、BS/CSアンテナを設置するなど、住宅の加工を伴う工事は、住宅の大家やオーナー、管理会社に許可を得ることが必要であり、実際には難しいことが多くなります。

しかし室内アンテナ、屋内屋外兼用アンテナ、BS/CSアンテナの室内設置などであれば、住宅を加工する必要はないため工事に当たらず、特にオーナーなどの許可などを得ずとも設置することができます。

ただ実際には、以下のようないくつの注意点もございます。

• 管理規約の確認： 賃貸物件によっては、室内用含むアンテナの設置に関する規定がある場合がございます。事前に管理規約を確認して、アンテナ設置が可能かどうかをご確認ください。
• 壁に穴を開けるなど加工しない： 室内アンテナは、基本的に壁に穴を開ける必要はございませんが、壁面にアンテナやケーブルなど機材を固定する必要がある場合は、両面テープなどを利用して、できるだけ住宅に跡を残さない作業を心がけてください。
• 原状回復義務： 賃貸物件の退去時には、設置したアンテナを撤去することをはじめ、原状回復する必要があります。撤去後も設置跡などが残らないように、注意しながら設置してください。

このような点に注意すれば、賃貸物件でも室内でのアンテナ使用に問題が生じることはございませんが、どうしても気になる場合は、念のため、物件のオーナーや管理会社などにお問い合わせくださいませ。

まとめ：低価格かつお手軽な室内アンテナ工事で快適なテレビのご試聴を！

本記事では、地デジの室内アンテナや屋外屋内兼用アンテナ、BS/CSアンテナの室内設置まで、テレビアンテナを住宅の室内で使用する方法について、 利用できるアンテナの種類とメリット・デメリットから設置方法、費用の相場や相談先、電波状況の改善策まで、必要と思われる主な情報を、網羅的に解説しました。

室内アンテナは低価格で手軽に設置できる反面、電波状況によっては十分な受信感度が得られない弱点もございます。 ご自宅の地デジ電波環境やテレビ放送のご視聴スタイルなどに合わせて、屋外、屋内問わず、最適なアンテナをお選びになることが、快適な受信環境で安定したテレビライフを実現するためのポイントと申せます。

そして、もしお住まいの電波状況が不安定な場合や、より安定した視聴環境をお求めの場合は、屋外へのテレビアンテナ設置工事を視野に入れて、アンテナ工事専門業者へのご相談も、選択肢としてご一考くださいませ。

アンテナ工事の専門業者であれば、電波状況の調査から最適なアンテナの選定、設置、調整まで、すべてをプロの高い技術で対応できます。

また屋根裏や天井裏へのデザインアンテナ設置をはじめ、さまざまな機種、位置へのアンテナ設置についても相談可能です。室内アンテナの使用やBS/CSアンテナの室内据え置きについても、豊富な経験と専門的な知識に基づいた、的確なアドバイスを受けることができます。

例えば当あさひアンテナでは、本文でご説明した通り、屋外用である各種テレビアンテナの基本設置工事に、国内一流メーカーのアンテナ本体や機材をセットにした、低価格の基本設置工事でご案内しております。

電波調査、お見積もりは付帯する費用もすべて含めた完全無料で、他業者との相見積りや、お見積もりからの即日工事にもご対応いたします。

弊社は、完全自社施工により年間で約6,000件の施工実績を誇るアンテナ工事のプロ集団として、緻密な電波調査で、お住まいで可能なアンテナ工事の中から、ご希望に沿った工事を業界最安に挑むお見積もり価格でご提案し、実際の施工も、細かな技術の積み重ねで、受信性能から耐久性、細かな部分の見栄えまで、徹底的に丁寧かつ高品質な工事を実践いたします。

また料金のお支払いについては、各種クレジットカード、電子マネーにもご対応。施工後のアフターフォロー体制も、業界最長クラスである「10年保証」をご用意しており、経年劣化による万が一の不具合から、メンテナンスにもご対応いたします。

アンテナ工事のご依頼は、信頼できるプロの専門業者へとお任せになるのが一番です。各種テレビアンテナ工事をお求めのお客様は、まずは当あさひアンテナまで、フリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントなど、お好みのご連絡方法で、お気軽にお問い合わせ、ご相談いただければ幸いにございます。