BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~
現在、マイホームを新築されるなどして、新しくテレビアンテナ工事をお考えの方には、テレビアンテナの種類の違いについてお悩みの方もいらっしゃるでしょう。インターネットなどで調べると、テレビアンテナといっても、従来の屋根の上にアンテナ設置を行うものだけでなく、さまざまな形状、タイプの機種が見られて、戸惑われることも多いのではないでしょうか。
ここで簡単にご説明いたしますと、現在のテレビ放送は、基本的に地上デジタル放送(地デジ)と衛星放送(BS/CS放送)の二種類であり、一般的な住宅向けテレビアンテナの種類は地デジアンテナ(UHFアンテナ)と、衛星放送用のBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)に大別できます。
現在、アンテナ機種として存在する、魚の骨に似た昔ながらの形状の「八木式アンテナ」や、壁面などさまざまな位置に設置できる平面型で人気の高い「デザインアンテナ」やポール型の「ユニコーンアンテナ」は、すべて地デジ放送を受信するだけの地デジアンテナになります。
同じように衛星放送用のBS/CSアンテナは、衛星放送のみを受信するテレビアンテナであり、一般的なご家庭へのテレビアンテナ工事は、主に地デジアンテナ設置とBS/CSアンテナ設置になります。もちろん双方をセットにしたテレビアンテナ設置も可能です、
BS/CSアンテナは、一部の例外を除けばいわゆるパラボラアンテナの一種類のみで、基本的な構造などはどれも同じものになります。ただその中でも、メーカーごとに工夫を凝らしたものも存在します。
当コラム記事では、BS/CSアンテナの構造や性能から、市販されているアンテナの種類。またご自宅でアンテナ設置が可能な場所やおすすめの設置位置。購入時や設置工事の価格相場から設置の際の注意点まで、BS/CSアンテナについての基礎知識をご説明いたします。BS/CSアンテナの設置をお考えの方であれば、当コラムをお読みいただくことで、BS/CSアンテナに関して一通りの情報は得られることと存します。
なお、戸建て住宅へのBS/CSアンテナ設置では、一般的にまず適切な地デジアンテナ機種を取り付けた上で、衛星放送が必要なお住まいのみ、BS/CSアンテナを追加設置する形になります。
地デジ、BS/CS各種アンテナの特徴と比較、設置費用などについては、以下のコラム記事に総合的な解説がございます。
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また地デジアンテナ各機種別の詳細や特性、おすすめの設置位置などについては、以下の各コラム記事をご参照ください。
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衛星放送用BS/CSアンテナで受信できる放送の種類
衛星放送用のアンテナは主に「BS/CSアンテナ」と呼ばれる通り、現在の日本では、衛星放送としてBS放送、CS放送の2種類がよく知られております。
衛星放送とはその名前通り、地球の上空、約35,786キロの宇宙空間、赤道軌道上で、地球の自転に同期して周回している人工衛星から、テレビなどの各種電波を送信している放送形式です。地上からは、この人工衛星が、常に上空の同じ一点に静止して見えるため「静止衛星」とも呼ばれます。
人工衛星からは、常に地球のほぼ半球側、特定の方向を補足しているため、例えば日本の衛星放送であれば、一基の人工衛星から日本全体を照らすスポットライトのような形で電波を送信することにより、日本国内の全域へと衛星放送の電波を送信することが可能です。
そのため衛星放送では、地上に設置された多数の電波塔からを放送電波を送信して放送エリアをカバーする、地上波放送の地上デジタル放送のように、強電界地域、中電界地域、弱電界地域など、地域ごとに受信レベルが大きく異なることはございません。
BS、CSの衛星放送では、一基の人工衛星で、日本国の全域などの広域に、効率よく大容量の情報を送信できる。地上の建物や地形などの障害物、また災害などに影響されず、安定した放送を行うことができるなどのメリットがございます。
なおBS放送、CS放送とも、衛星放送の電波には、マイクロ波の一種「SHF(センチメートル)波」のうち、12GHz(ギガヘルツ)前後の電波(12GHz帯)が使用されております。この電波は波長の長さが25ミリ前後と非常に短くなります。周波数の高い(波長の短い)電波は性質が光に近くなるため、非常に直進性が高く、エネルギーを集中させやすいため、衛星放送の電波には適しているのです。
日本の衛星放送の電波やその送信形式については、以下のコラム記事でも詳しい解説しております。
ただ近年ではBS放送、CS放送の他にも「新4K8K衛星放送」が登場しており、中には従来のBS/CSアンテナでは受信できない放送やチャンネル、番組なども存在します。
以下、2023年現在での各衛星放送についてご説明してまいります。
(BS放送)
BS放送とは一般家庭での視聴を目的として、東経110度に打ち上げられた「Broadcasting Satellites(放送衛星)」を利用した衛星放送で、名前もその頭文字から来ています。
BS放送は「衛星基幹放送」とも呼ばれ、日本国内の不特定多数を対象とする衛星放送であり、地デジにおけるNHKや広域民放と同じ位置を占めるものです。そのため「NHK-BS1」「BSテレビ朝日」「BS-TBS」など地上波と同じNHK、広域民放のチャンネルが存在します。これらのチャンネルはBS/CSアンテナおよび、BSチューナーなどの機器の設置により、日本全国において無料で視聴できます。なお近年のテレビ、レコーダーなどの機器には、そのほとんどに最初からBSのチューナーが内蔵されております。
他にもBS放送には「WOWOW」「スターチャンネル」「Jsports」などの有料チャンネルも数多く、これらのチャンネルは、個々の契約を結んで月額料金を支払うことにより視聴できます。
(CS放送)
CS放送は、BSの衛星基幹放送に対し「衛星一般放送」とされる衛星放送です。電波の送信に「Communication Satellites(通信衛星)」を利用しており、やはり名称はその頭文字に由来します。
通信事業者を対象としたサービスで、主に視聴者が個々のチャンネルごとに契約を結び、月額料金を支払うことで視聴できる有料放送が中心となっております。
2022年現在のCS放送におけるサービス内容は、
・110度CSデジタル放送「スカパー!」
・124/128度CSデジタル放送「スカパー!プレミアムサービス」
の2種類になっております。
この両サービスは、名称に「110度」と「124/128度」が入っている通り、利用されている通信衛星の種類と位置が異なります。
一般的なBS/CSアンテナは「BS/110度CSアンテナ」とも呼ばれる通り、BS放送と同じく東経110度に位置する人工衛星からの電波の受信を前提にしております。そのためBS放送および、110度CSデジタル放送である「スカパー!」はこのBS/CSアンテナと、対応のチューナーを設置して、「スカパー!」と契約を行うことで視聴可能です。また現在ではテレビ、レコーダーなどの多くに最初から110度CSデジタル放送「スカパー!」のチューナーが内蔵されております。
ただ124/128度CSデジタル放送(東経124/128度に位置する人工衛星から電波を送信する)である「スカパー!プレミアムサービス」は、通常のBS/CSアンテナでは受信できません。
「スカパー!プレミアムサービス」の受信には、BS/CSアンテナとは別に、東経124/128度の人工衛星に対応する専用の衛星放送用アンテナの設置と、対応するチューナーおよび別途契約必要です。ただ現在では「スカパー!プレミアムサービス」および、通常のBS放送と110度CS放送を一台でまとめて受信できるマルチアンテナも存在します。
ちなみに「スカパー!」と「スカパー!プレミアムサービス」の違いは、それぞれのチャンネル数およびハイビジョン放送対応の数になります。
2023年現在、「スカパー!」にはハイビジョン画質59チャンネル、標準画質12チャンネル、4K放送9チャンネルと、データ放送3チャンネルの計83チャンネルが存在します。「スカパー!プレミアムサービス」は、4K放送1チャンネルを含めた、140のハイビジョン放送チャンネルおよび、100チャンネルのラジオ放送が存在します。
両サービスとも、映画、ドラマ、アニメ、スポーツ、ドキュメンタリー、教養をはじめ、時代劇、ミステリーなど、非常に細分化されたジャンルで多くのチャンネルが存在し、お好みのチャンネルを選択してご視聴できます。
(新4K8K衛星放送)
「新4K8K衛星放送」とは、2018年(平成30年)12月より放送開始された、衛星放送における4K8K放送です。対応するチャンネルは、BS放送、CS放送双方の一部チャンネルになり、必要なアンテナ機器および対応チューナー、4K8K対応テレビを設置することでご視聴になれます。ただ現在のいわゆる4K8Kテレビは、そのほとんどに4K8Kチューナーが内蔵されております。
4K、8Kとは、従来のフルハイビジョン放送に比べて、画像の解像度をはじめ、画面の色合い、動きのなめらかさなどが格段に向上して、より本物に近い高画質を実現した映像です。
かつて地上アナログ放送から地デジ放送に切り替わったときも、従来よりも格段に高画質化された「ハイビジョン映像」が話題となりました。当初のハイビジョン対応テレビの画質は、正方形比率ピクセルにおいて、ピクセル数が横1280×縦720の画面で、0.9メガピクセル(92万1600画素)の動画になる「720p」のものからがハイビジョンに含まれました。この画質はパソコンなどの画面解像度では「WXGA」と呼ばれます。
そしてハイビジョン映像を完全に再現できるのが、正方形比率ピクセルにてピクセル数が1920×1080で、2.1メガピクセル(207万3600画素)の動画となる「1080p」の画質です。この画質はフルハイビジョン、またはパソコンなどの解像度では「FHD(Full HD)」または「2K」とも呼ばれます。2Kの意味は、横の解像度である1920が約2000で、これを「1000」を表す「K(キロ)」の単位で表記したものです。
地デジ化によりハイビジョン対応型のテレビが登場した当初は、FHD対応のテレビはまだまだ高価であり、32型以上の大画面テレビで激しい動きを映した場合を除いて、ほとんど見分けがつかない720pのテレビも多く販売されていました。しかし現在では4K8Kテレビが主流となった現在では、比較的、画面が小さい2K(ハイビジョン対応)テレビでも、FHD画質のものがほとんどになっております。
これに対し、新しく登場した4Kテレビの映像は「2160p」にあたり、画面解像度は3840×2160。画素数8,294,400(約800万画素)の高精細映像です。4Kとはやはり横の解像度が約4000であることに由来し、他にも「UHD」「QFHD」「ウルトラHD(ハイビジョン)」の呼び方もございます。
そして8K映像は「4320p」にあたり、画面解像度にして7680×4320。画素数33,177,600(約3,300万画素)の高精細映像です。やはり横解像度から8Kと呼ばれる他「スーパーハイビジョン」「8K UHD(8Kウルトラハイビジョン)」などの呼称もございます。
映像の精細さを比較すると、4Kは2Kの4倍、8Kはさらにその4倍で、2Kの16倍にあたります。また画像の表示速度では、従来の2K映像は秒間30コマなのに対し、4K8Kは秒間120コマと高速化されているため、動画の動きがよりなめらかになっております。
画質面でも2Kより表現できる色が増え、より色彩が鮮やかになった広色域化に加え、ビット深度の強化によるきめ細かい色彩やグラデーションの表現。明るさを表す輝度なども強化されております。これにより、例えば2K映像で真夏の青空に輝く太陽を映した場合に、細かい色調を表現できず全体が白っぽくなる「白飛び」などが、4K8K映像では起こらず、輝く太陽と広がる青空のコントラストがはっきりと表現できるなど、より現実に近い鮮明な映像が実現されています。
2K(フルハイビジョン)映像も十分に高精細といえますが、特に大画面テレビで視聴した場合など、画面に近づいて見れば、映像を構成する最小単位である「ピクセル」のひとつひとつは見て取れます。しかし4Kや8Kの画面になると、画面に目を寄せてみても各ピクセルの形を判別することは困難で、非常な高精細を実現しているといえます。
さらに4K8Kテレビの多くには、従来の2Kを前提に作られた映像や、フィルム時代の映像などを、4K8Kレベルに補完する映像補完、フレーム補完の機能がついており、古い映像作品を高精細の鮮やかな画質となめらかな動きで観ることもできます。
ただ、特にアニメや映画作品などは、制作された当時の映像技術を前提にした演出などが行われており、特にフレーム補完機能を使った場合、動きのなめらかさからかえって違和感が生じることもございます。その場合はフレーム補完機能をオフにすることもできます。
このように高精細である4K8Kの映像が真価を発揮するのは、大画面テレビになります。従来の2K映像ではテレビの画面が50インチ以上になると、画面にやや不鮮明さが目立つようになります。一方、4K画質の場合、実用的なテレビのサイズは50インチ以上、8Kでは100インチ以上になり、より大画面で高精細映像を楽しめるようになっております。
ただ、新4K8K衛星放送の各チャンネルは、衛星放送において、従来のBS、CS放送で使われてきた右旋円偏波(右回りのらせん状で地上に送られる電波)だけでなく、多くのチャンネルが左回りの螺旋で送信される左旋円偏波で送信されています。これはBS放送、CS放送にそれぞれ4K8K放送対応のチャンネルを追加するにあたり、従来の右旋円偏波だけでは、追加されるチャンネルに割り当てることができる周波数帯が不足したため、新しく左旋円偏波を導入する措置を取ったためです。
また衛星放送の静止衛星から送信される12GHz帯の電波は、右旋、左旋とも、そのままでは周波数帯が高すぎて、ケーブルで送信すると減衰量が大きくなります。
そのため12GHz帯の電波は、BS/CSアンテナで受信した際、アンテナの「コンバーター(変換器)」という機器部で、MHz帯の周波数帯に変換されますが、この際、従来の右旋円偏波は1032MHzから2072MHzに。左旋円偏波は2224MHzから3224MHzの周波数帯に変換されます。
したがって、右旋円偏波しか使用ていなかった2K衛星放送の時代(2018年以前)に設置されたBS/CSアンテナやその配線部にある、ブースター、分配器などの機器では、左旋円偏波の周波数帯に対応できないケースもございます。
新4K8K衛星放送でも、衛星基幹放送にあたるBS放送のうち「NHK-BS」や「BS日テレ」「BSフジ」など、地デジと同じNHK、各広域民放の4Kチャンネルについては、従来のBS放送と同じ右旋円偏波で送信されてため、2018年以前の2K対応BS/CSアンテナ(現在は製造終了)でもご視聴いただけます。
ただ新4K8K衛星放送ですべてのチャンネルを受信し、ご視聴になるためには、左旋円偏波に対応できる2K4K8K対応BS/CSアンテナが必要となります。さらにアンテナからテレビまでをつなぐ配線やその間の機器も、左旋円偏波が変換された3224MHzまでの周波数帯に対応していない場合や、機器や施工の水準が古く、外部に電波が漏れる場合などは「4K8K(3442MHz)対応」の機器へと交換する必要がございます。
BS/CSアンテナは2K4K8K対応でも、アンテナの配線部に、4K8Kに対応していない機器や、古くて細いタイプの同軸ケーブル。またケーブル芯の線がむき出しになった施工が用いられている場合は、多くの新4K8K衛星放送が電波が漏れて無線LANなどの機器に悪影響を与える、またアンテナの配線などに外部からの電波が入り込み、4K8K放送の映像が乱れるなどのことが起こりえます。
4K8K放送への対応で交換が必要な可能性がある機器は、混合器、ブースター、分配器、同軸ケーブル、直列ユニットもしくは壁面端子、分波器と、関連するほぼすべてのアンテナ機器になります。
新4K8K衛星放送に対応できるBS/CSアンテナや、配線部の機器などについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・新4K8K衛星放送とは? 4K、8Kテレビの購入後に必要なアンテナ工事と費用の相場、おすすめ業者の選び方まで徹底解説!
・「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!
・「新4K8K衛星放送」のご視聴に必要な機器・完全チェック!
・超高画質!4K・8K放送の魅力と工事について
・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!
BS/CSアンテナの種類
基本的に、住宅に設置される形のBS/CS放送用アンテナは、パラボラアンテナの一種類だけになります。
パラボラアンテナとは、皿を上に向けたような形状の「放物面反射器(反射器)」または「ディッシュ(dish)」部の下部からディッシュ中央近くまでに金属製のアーム(支柱)が伸び、先端に電波を集める部分である「一次放射器」と、集まった電波の周波数を変換する「コンバーター」が装着されています。そのためアーム部は「コンバーターアーム」とも呼ばれています。
パラボラアンテナの主体はこのディッシュ部になります。その形状通り英語で「皿」の意味であるディッシュの内側で12GHz帯の電波を受けとめ、反射した電波はディッシュのほぼ中央部に位置する一次放射器に集まり、コンバーターでケーブルへの送信に適したMHz帯の周波数帯に変換されます。このような形式により、高い受信性能と指向性(一定方向への電波に高い受信感度を示すこと)を実現しているのです。
なお、BS/CSアンテナは、周波数帯を変換する電子機器であるコンバーターを作動させるため、アンテナ配線部のブースター電源部、またはテレビなど受信機器のチューナー端子から、アンテナ配線を通じて給電する形で、電源が必要となります
BS/CSアンテナの電源については、以下のコラム記事で詳しく解説しております。
BS/CSアンテナには電源が必要? テレビから衛星放送用アンテナに電源設定を行う方法
このディッシュ部は、電波を反射させる役割を持つことから「反射器」とも呼ばれます。皿の形は内側が放物面になっているためであり「パラボラ(parabolic)」の意味は、英語で「放物線」のことです。さらにパラボラアンテナ自体を、ストレートに「ディッシュアンテナ」と呼ぶこともございます。
BS/CSアンテナの例外として、長方形など小型平面のアンテナ本体をスタンドで立てる形式の、アウトドアなどで使えるフラット型のコンパクトなBS/CSアンテナ、車載用の自動追尾機能付きドーム型BS/CSアンテナなどもございますや、もございますが、こういったアンテナは基本的に屋外などでの使用が前提であり、価格もやや高価になります。
以下、BS/CS用のパラボラアンテナについて、販売されている機種における種類の違いやその特徴についてご説明いたします。
(BS/CSアンテナの大きさ)
BS/CS放送用のパラボラアンテナは、大きさにいくつかの種類がございます。主に「45型」「50型」「60型」「75型」「90型」「120型」などで、メーカーにより呼び方が異なることもございますが、表示される数字は同じものです。これはディッシュの直径が何センチであるかを示しております。
BS/CSアンテナは、電波を受け止めるディッシュの大きさがそのまま受信感度の高さにつながります。一般のご家庭用では、十分な受信性能を持ち、取り扱いやすい45型が基本となっております。ただ、より高品質で安定した受信を求める方は、50型、60型をお求めになることもございます。
基本的に日本国内では、45型のBS/CSアンテナで十分な衛星放送の受信が可能となります。しかし前述のように、降雨、降雪では電波が乱れることもある他、北海道や九州、沖縄、離島など、日本の中心から離れたエリアではやや電波が弱くなるケーズもございます。
その場合には、50型、60型のパラボラアンテナを使用することで、エリアや天候を問わず、安定した衛星電波の受信を実現できます。ただ一方で、BS/CSアンテナ本体が大型になると、風雨などの影響も受けやすくなるため、サイズの選定には受信感度とお住まいの環境(風雨や降雪の多さ)などを踏まえてお考えになる必要がございます。
なお75型以上の大型のBS/CSアンテナは、マンションなどの集合住宅における共同受信用のアンテナになります。価格も10万円を超えるものが多い他、大きさや重量からアンテナ設置の条件も一般のご家庭では難しくなってまいりますので、ご家庭での設置には向いておりません。ただ当あさひアンテナでは、マンションなど賃貸物件の業者様やオーナー様向けに、集合住宅用の大型BS/CSアンテナ設置工事にもご対応しております。
(BS/CSアンテナの色)
BS/CSアンテナ本体の色は、基本的に白(ホワイト)になります。これはディッシュの面積が広く、基本的に屋外の南西方向に向けて設置されるBS/CSアンテナは、日中は常に太陽光を受け続けるため、その影響を受けないようにする目的です。
黒をはじめ、白以外の色には太陽光の熱を吸収しやすい性質があり、白以外のパラボラアンテナでは太陽光の影響によりゆがみなどが生じ、衛星電波の受信に支障が生じることや、アンテナ本体の故障の原因となることがございます。
そのため光を反射することで、太陽光にもっとも影響されにくい白がBS/CSアンテナの色に利用されるのです。
ただ現在では太陽光に影響されにくい塗料により、白色のものと同じ太陽光への強さを持つ、黒色をはじめとするカラーバリエーションのBS/CSアンテナも存在します。当あさひアンテナでも黒のBS/CSアンテナをご用意しており、お好みに応じてお選びいただけます。
(BS/CSアンテナの種類)
前述のように現在、一般で販売されているBS/CSアンテナの種類は、大きさと本体色を除けば、基本的にどれも同じパラボラアンテナになります。ただ現在、使用されているBS/CS用のパラボラアンテナとして、主に2点、従来のものとは異なる性能を持つものがございます。
まず一点は、前述の通り「新4K8K放送対応型」であるか否かです。前述のように新4K8K衛星放送は、従来のBS/CS放送とは使用される電波の種類が異なるため、新4K8K衛星放送をご視聴になるためには、4K8Kテレビだけではなく、4K8K対応のBS/CSアンテナおよび対応型のブースターや分配器、ケーブルなどの機器が必要となります。
そして新4K8K衛星放送がスタートする2018年より以前のBS/CSアンテナは、基本的に4K8K放送に対応していないタイプになります。ただ2022年現在、販売されている一般的なBS/CSアンテナは、ほぼすべてが4K8K対応型で、2Kのみに対応するモデルは製造終了になっております。
もう一点は、BS/CSアンテナの「耐風性能」です。パラボラアンテナであるBS/CSアンテナは、その形状から風の影響を受けやすいという面がございます。またアンテナを衛星の方向である東経110度へ正確に向ける必要があり、ミリ単位のズレで受信感度が大きく変化することもございます。
そのため台風や豪雪などに見舞われやすい地域では、アンテナの角度調整など、頻繁なアンテナ修理を行わなければならなくなることもございます。そのようなエリア向けに、ディッシュ部分をメッシュ仕様にするなどの工夫で、風などの影響を受けにくくした耐風仕様のBS/CSアンテナ機種も存在します。
当あさひアンテナでは、耐風仕様のBS/CSアンテナとして、ディッシュ部が風を通す無数のパンチングホール仕様。より太いマスト(支柱)と強力なマスト止め金具の採用。ディッシュ下部とコンバーターアームをプラケットで固定し、電波を集める焦点位置のずれを防ぐなどの工夫により、受信可能風速「50m/s」、復元可能風速「60m/s」、破壊風速「70m/s」の高耐風性能を実現した「DXアンテナ社」製の高耐風BS/CSアンテナ「BC453SG」をご用意しており、アンテナ設置工費をセットにした特別価格でご提供しております。ちなみに「BC453SG」と同タイプである通常型BS/CSアンテナの耐風性能は、受信可能風速「20m/s」、復元可能風速「50m/s」、破壊風速「60m/s」になります。
「BC453SG」については、以下のコラム記事に詳しい解説がございます。
台風対策に最適! 究極の高耐風BS110度CSアンテナ「BC453SG」(DXアンテナ)
(BS/CSアンテナでお勧めできるメーカー)
BS/CSアンテナのモデルの違いは上記の通りですが、基本的な受信性能では、ディッシュ部が同じサイズのBS/CSパラボラアンテナであれば、基本的な設計はすべて同じであるため、コンバーターの微妙な性能差などを除けば、どこのメーカーの製品でも、ほとんど違いはございません。
現在の一般ご家庭向けBS/CSアンテナ、4K8K対応型の実売価格としては、通常の45型で7,000円から10,000円を超える程度。50型では13,000円程度からになっております。
ただアンテナの基本性能にさほどの差はなくとも、アンテナ本体の設計や製造の精度、性能の数値には現れないながら、長年にわたり安定した受信性能で使い続けることができる耐久性などの品質で申しあげると、やはり有名メーカーの機種がお勧めになります。
日本でテレビアンテナやその周辺機器において信頼性の高いメーカーと言えば、日本三大アンテナメーカーと言われる「マスプロ電工」社。「DXアンテナ」社、「日本アンテナ」社の三社、および、この三社に次ぐ規模の「サン電子」社になります。
それぞれ日本におけるテレビアンテナのシェアでは一位から四位を占める有名メーカーであり、地デジ、BS/CSアンテナとも、この三社の製品であれば品質的にはまず信頼がおけるといえます。
一般のご家庭におけるBS/CSアンテナの設置位置
先ほども少し言及しましたが、BS/CSアンテナは、受信性能と指向性が非常に高いアンテナになります。そのため衛星放送を受信するには、BS放送、CS放送の人工衛星が位置する東経110度の方向へ、ディッシュ部を正確に向ける必要がございます。東経110度とは、日本の各エリアによって微妙に角度は変わってまいりますが、おおむね南西方向にあたります。このアンテナの角度、特に左右角については、ミリ単位のずれで受信感度が大きく下がってしまうこともございます。
またBS/CSアンテナと宇宙空間の静止衛星との間、12GHz帯の電波が伝わる空間に、わずかでも障害物が存在すると、衛星放送の電波が受信できなくなります。例えばアンテナを向ける南西の方向に山林や高層建築などがあると電波が受信できません。
そのため、BS/CSアンテナ設置の際には、現時点でアンテナを向ける方向に障害物がないだけでなく、将来にわたって建築物が立てられないか、また樹木が伸び、葉が生い茂る。洗濯物が干されるなどの要因によって、電波が遮断されることはないかなども考慮する必要がございます。
またBS/CSアンテナの設置方法とははさほど関係ございませんが、雨や雪の粒が、12GHz帯の電波の波長と同じ25ミリに近くなる、激しい雨や雪などの際には、空中で12GHz帯の電波が雨や雪に吸収される、乱反射が起こるなどによって、BS/CSアンテナで十分な受信ができなくなる「降雨減衰」「降雪減衰」が発生する場合もございます。
降雨減衰、降雪減衰への対策は、基本的に天候の回復を待つか、または前述のように、ややディッシュが大型のBS/CSアンテナを使用するという方法になります。
これらの点を踏まえ、一般の戸建住宅にBS/CSアンテナを設置できる場所としては、上空部分に障害物がない南西の方向という点を大前提に、主に以下のような位置が考えられます。
なお、BS/CSアンテナの設置についての注意点と、風雨などの影響、また寿命などについては、以下のコラム記事に解説がございます。
・BS/CSアンテナの設置方法と工事費用の目安
・BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法
・BS/CSアンテナの角度調整に重要な「指向性」とは? 人工衛星の方向を確認できるスマホアプリ「BSコンパス」も徹底解説!
・雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?
・衛星放送用BS/CSテレビアンテナの寿命は何年? 取り付けから約10年後の交換工事の時期や映らなくなった時の対処法を解説
・屋根の上
住宅の屋根の上へのBS/CSアンテナ設置は、高さが確保できるため、周辺の建築物など障害物に影響されにくく、安定した受信が可能となる。また屋根の上に地デジアンテナとして八木式アンテナやユニコーンアンテナを設置している場合は、同じポールに設置できるためアンテナ関係のまとまりがよくなるというメリットがございます。
一方で、屋根の上へのアンテナ設置は、住宅の外観性をやや損なうことがある。設置位置によっては、アンテナの一部が隣家の敷地にはみ出す「越境問題」が生じることもある。また風雨や雪などの多い地域では、アンテナがそれらの影響を受けやすくなり、アンテナのズレなどによる受信トラブルが生じやすくなる。さらにご自宅での角度調整などが難しく、トラブルのたび、専門業者にアンテナ修理を依頼しなければならないといったデメリットもございます。
・壁面
BS/CSアンテナは、専用の設置具を用いることで、住宅の壁面に設置することも可能です。
壁面に設置するメリットとしては、屋根の上に比べると目立たず、住宅の外観性を損ないにくい。設置位置によっては風雨などが避けやすくなる。設置位置の低さから、比較的、メンテナンスやトラブル時の調整、アンテナ修理が行いやすくなる。などの点が挙げられます。
デメリットとしては、BS/CSアンテナを障害物のない南西方向に向けられる側の壁面にしか設置できない。設置具を取り付けるため壁面にビス穴を開ける必要がある。越境問題が生じる可能性がある。ベランダや窓から遠く高い位置など、設置位置によってはアンテナ修理やメンテナンスがやや難しくなる、などの点が挙げられます。
・ベランダの内外
これはお住まいの、主に二階以上のベランダにBS/CSアンテナを設置する方法です。マンション、アパートなどで、共同受信ではなく、個々の部屋でBS/CSアンテナを設置する場合も、主にこの方法になります。
ベランダにBS/CSアンテナを設置する方法としては、専用金具を用いたベランダの手すりへの設置。ベランダ内の壁面への設置。ベランダの空間に縦の突っ張り棒形式などのポールを立てて設置するといった方法がございます。手すりへの設置の場合、さまざまな設置金具がございますので、よほど特殊な形状のものでない限り、ほとんどの手すりに設置が可能です。
ベランダに設置するメリットとしては、目立たず住宅の外観を損ないにくく、越境問題も生じにくい。なにより手が届きやすいため、ご自宅でもメンテナンスや角度などの調整が非常に簡単になるという点があげられます。
デメリットとしては、ベランダの方向などが、BS/CSアンテナを設置できる条件に一致していなければならない。またベランダ内部や壁面への設置では空間を少し使ってしまう。アンテナの前に人が立つ、洗濯物をかけるなどで受信の妨害になる場合もあるなどの点が考えられます。
・庭先などのポール
庭のあるお住まいなどでは、庭にポールを立て、そこに地デジ、BS/CSアンテナやブースターを設置するという方法もございます。
この方法のメリットは、地デジ、BS/CSのアンテナを一カ所にまとめられる。住宅そのものの外観は損ねない。設置位置が低い場合は比較的、メンテナンスなどが行いやすいなどの点が挙げられます。
デメリットとしては、庭先の空間を一部、消費してしまう。庭先の異物として目立つ。風雨などの影響を受けやすい。ポールの高さによってはご自宅でのメンテナンスや調整が難しくなるといった点になります。
・屋内へのスタンド設置
専用のスタンドにアンテナ本体を立てることにより、BS/CSアンテナを室内に設置することも可能です。
室内設置の場合はスタンドに設置したBS/CSアンテナを、衛星までの方向に障害物がない南西側の窓際に置く必要がございます。また同じスタンドをベランダなどに置いて使うこともできます。
室内設置のメリットは設置金具を取り付ける工事などが不要で、非常に手軽であること。アンテナの位置調整やメンテナンスなども非常に簡単となること。住宅の外観に影響を与えず、越境問題も生じないことなどが挙げられます。
一方、デメリットとしては、窓ガラスの素材などによっては屋内でのBS/CSの受信ができないこともある。アンテナの前に人が立つ、窓の向こうに洗濯物の障害物などが置かれると受信不能になる。アンテナ本体に触ってしまうことで位置がずれ、受信感度が下がるトラブルが生じやすいなどの点が挙げられます。
BS/CSアンテナの室内設置に関しては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。
・BS放送、CS放送を視聴する衛星放送用テレビアンテナを室内に設置する方法とその条件、おすすめの設置用製品とは?
・室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説!
・BS/CSアンテナ(衛星放送用)を室内に設置する方法
BS/CSアンテナはご自宅でも設置できる?
近年ではDIYが流行しており、テレビアンテナ工事を業者に依頼せず、ご自宅で設置される方もいらっしゃいます。
BS/CSアンテナは、ご自宅でも事故のリスクが低いベランダ内外や屋内スタンドへ設置できるという条件が整っていれば、ご自宅でのテレビアンテナ取り付けも比較的、簡単なアンテナであるといえます。
ご自宅でベランダにBS/CSアンテナを設置する場合の大まかな流れとしては、まずアンテナを設置したい場所に設置金具を取り付け、アンテナを仮設置する。薄型ケーブルでサッシの合間を通すなどして、アンテナ本体と屋内のテレビなどのBS/CSチューナーを接続する。仮設置したアンテナの角度を微調整してゆき、テレビの画面から、アンテナの受信感度がもっとも高くなる角度を見出して、アンテナ本体を固定するという流れになります。屋内用スタンドにBS/CSアンテナを設置する形であれば、作業はより簡単になります。
ただしご自宅でのBS/CSアンテナ設置については、アンテナ本体価格の他に、ケーブルや設置具なども必要となるため、意外と費用がかさむ。プロのアンテナ工事業者のような高い施工技術は望めない。ブースターや分配器などの設置や屋内への配線は難しいため、基本的に一台のテレビでしかBS/CS放送を受信できない。ご自宅で電波測定器などを用いず、安定して受信できるアンテナの角度を見出す作業には大変な手間がかかる。設置してもうまく受信できない、アンテナや住宅の一部を破損してしまうなどの失敗が、すべて自己責任となり保証がない、などのデメリットもございます。
当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナ設置について「DXアンテナ」社製の4K8K放送対応型最新モデル「BC45AS」本体価格および基本設置具、ケーブルなどをセットにした基本設置工事費を「15,000円(税込)」からでご提供しております。もちろんプロのアンテナ工事業者として、経験豊富な職人の高い技術で、受信性能やアンテナ本体の頑丈さなど、施工品質の高いテレビアンテナ設置をお約束いたします。
さらに当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナを含むあらゆるテレビアンテナ工事について、業界最長クラスとなるアンテナ設置日から10年間の長期保証をご用意しており、総合的なコストパフォーマンスでは、ご自身でBS/CSアンテナ設置を行うよりも大変お得であるという自信をもっております。
できるだけリーズナブルながら、高品質で安定したBS/CSアンテナの設置をお求めのお客様は、当あさひアンテナにご依頼いただければ幸いに存じます。
BS/CSアンテナのDIY設置に関しては、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
自分でDIY取り付けも可能? 衛星放送用BS/CSテレビアンテナのさまざまな設置方法と工事を行う際の注意点
地デジや衛星放送のテレビアンテナ取り付けを自分でDIY工事する方法とは? 設置の注意点、費用についても解説(基礎知識編)
地デジや衛星放送(BS放送、CS放送)用テレビアンテナを自分で取り付ける方法とは? 設置工事を進めるポイントと注意点をすべて解説(実践編)
自分でテレビアンテナ設置工事を行う際の方法と費用の相場は?
BS/CSアンテナの基礎知識・まとめ
BS/CSアンテナについて、アンテナ本体から受信できる衛星放送の種類。設置できる位置まで、ご理解いただけたでしょうか。
当あさひアンテナでは、すでに申しあげた通り、一般住宅向けでは、通常の45型BS/CSアンテナとして白と黒のモデル。また高耐風タイプの4K8K対応型BS/CSアンテナ設置を、アンテナ本体価格込みの基本工事費用でご対応しております。さらに集合住宅向けの大型BS/CSアンテナ設置も受け付けております。
BS/CSアンテナ設置に関するお問い合わせは、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)かメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお寄せください。どのようなご質問にも丁寧にお答えし、アンテナ設置位置についてもご自宅の条件で可能な限り、お客様のご要望に沿えるBS/CSアンテナ設置をご提供いたします。
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