青梅市長淵||｜20素子の八木アンテナ工事｜やさしげなクリーム色とダークブラウンのレンガ調外壁のオシャレな戸建て

2025年01月29日

青梅市長淵の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

やさしげなクリーム色の外壁に、ダークブラウンのレンガ調外壁の組み合わせがオシャレです。

お客さまのご要望はデザインアンテナor八木アンテナor高性能パラスタックアンテナ設置です。

電波の弱い地域ですので、最も電波取得に優れた高性能パラスタックアンテナになる可能性が高いですと、お伝えした上でお伺いしました。

レベルチェッカー（電波測定器）を使って電波を測りましたが、やはり壁面では取得できませんでした。
デザインアンテナ設置は難しいですが、屋根上にアンテナマストを突き出して高さを出せば八木アンテナの設置が可能です。

八木アンテナは、今から約100年前の大正時代の1920年代に、八木秀次博士と宇田新太郎博士の共同研究により発明されたアンテナです。
「設置費用が安く受信性能が高い」地デジアンテナとして、第一に挙げられるのが八木アンテナです。

見た目は魚の骨組みのようで、デジタル放送化される前のアナログ放送時代からテレビアンテナとして使用されてきました。
そのため、テレビアンテナとしてこの形を連想される方が多いと思われます。

魚の頭とは反対側の先端が電波を受信します。受信性能は本体に設置された素子の数で変化します。

八木アンテナの主な素子数は8素子、14素子、20素子になります。素子数に応じて受信性能が高くなります。
また、導波器の長さを中心に大型となります。
8素子から14素子が強電界地域、14素子から20素子が中・弱電界地域に対応しますので、もっとも幅広いエリアに対応できる地デジアンテナ機種になります。

ハイスペックにもかかわらず、量産されているために地デジアンテナの中で最も低コストです。
お客さまにアンテナ設置位置のご相談をさせていただき、ご了承をいただきました。

工事内容と保証内容についてもご説明させていただき、こちらもご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

段違いになっている屋根の合掌部分の破風に、極細のビスを打ち込んで、サイドベースを取り付けます。

そこにアンテナマストを立ち上げて高さを出し、八木アンテナを設置しました。

今回は高性能パラスタックアンテナでなく、20素子の八木アンテナを取り付けました。

サイドベースで八木アンテナを設置しますとスタイリッシュな仕上がりになります。

ビス穴には防水・防錆対策としてコーキング処理を施しました。
大切なお家に傷がつかないよう、最大限の注意を払って施工させていただいております。

ブースター電源は室内に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。通常のアンテナ工事においてブースター設置がほぼ必須となっております。

その役割は重要で、電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、電波レベルを安定させます。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検してきれいにし、ゴミが落ちていないか、忘れ物がないか、施工不備がないかなどを確認します。
お引っ越しを終えたあとは、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。
テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト「エラーコードE201、E202、E203」の項目に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用ください。

最後に各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきました。

お客さまはお若いご夫妻で、工事に際しては旦那さまが対応してくださいました。
一見、がっしりしていてコワモテなお方なのですが、とてもお優しくて良い方でした。
「テレビが見られればいいですよ」とおっしゃってくださいました。
大変お世話になり、ありがとうございました。

ステキなお家できれいに映るテレビをお楽しみくださいませ！
トップページに戻る