本庄市児玉町金屋の新築戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

一階がオフホワイト、二階がグレイと、コントラストも鮮やかにくっきりと分けられたオシャレなお家です。クールな色調に清涼感が漂っています。

ハウスメーカーはアーネストワンさん。
地震に強い「安全・快適・耐震設計」の安心住宅を作っていらっしゃいます。スケールメリットを生かした建築材料の一括調達など徹底したコスト管理で、多くのお客さまにお求めいただけるよう、良質で安価な住宅を提供してくださっています。

お客さまのご要望はデザインアンテナ設置とBS/CSアンテナ取り付けです。
BSアンテナを目立たせたくないとのことで、屋内設置をご希望です。

BSアンテナは人工衛星との間に障害物があると映らなくなってしまいますので、屋内設置は不可になっております。

お家の裏手でレベルチェッカーにて電波を測ったところ、50デシベル以上の数値が計測されました。充分デザインアンテナを設置できるレベルで、位置的にBSアンテナも取り付けできます。こちらなら表からまったく見えません。

お客さまにアンテナ設置位置のご相談をしましたところ、ご了承をいただきました。
アンテナの設置場所は、受信状態や外観への影響を考え、さらに配線などを考慮しながら慎重に決めていきます。
書面にて工事内容と保証内容についてご説明させていただき、そちらもご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

 

お家の裏手の壁面の角に直径4.3ミリの極細のビスを打ち込んで、デザインアンテナをしっかり取り付けました。

BSアンテナはその真下に取り付けます。こちらもビス打ちをしてサイドベースを取り付け、BSアンテナを設置しました。

お家の大切な外壁に極力傷をつけないよう留意して施工させていただいております。
ビス穴にはシリコンコーキングを充填して塞ぎ、防水・防錆対策を施しました。

作業中も安全を確認しながら慎重に施工しました。
アンテナやケーブルの施工は信号の受信品質に影響を与えるため、確実な取り付けを心掛けております。

ブースター電源と分配器はユニットバスの天井裏の点検口に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置で、通常のお家のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。
電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。

アンテナを設置し終えたあとは周囲を点検して問題がないか確認します。
お引っ越し後は、テレビの周波数を地域の帯域に合わせるために、チャンネルの割当てが必要になりますので、テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。
最終確認をし、お客さまのご了承をいただきましたので、新築戸建てアンテナ工事を完了いたしました。

お客さまはご年配のご夫妻です。工事には旦那さまが立ち合ってくださいましたが、とてもアクティブなお方でした。
アウトドア系のお車に乗っていらして、お家もアメリカンテイストでまとめていらっしゃいました。

新築のオシャレなお家で、きれいに映る地デジや超高精細のBSスーパーハイビジョン番組をお楽しみくださいませ！
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テレビアンテナ工事の基礎知識

地デジアンテナ「デザインアンテナ」の設置方法

現在、地デジアンテナ機種でもっとも人気の高い機種と言えば、平面型のパネル状の本体を持ち、主に住宅の壁やベランダの手すりなどに設置される「デザインアンテナ」になります。

デザインアンテナの特徴と言えば、住宅に設置しても、家に溶け込むような見た目になり、外観や景観に悪影響を与えない。さらに風雨などにも影響されにくいため、アンテナの寿命が長く角度のズレなどのトラブルも起こりにくい、外観性と対候性の高さになります。

ただその一方、本体の受信性能と設置位置から、他の地デジアンテナ機種に比べると、受信性能が低くなりがちという弱点もございます。

ここではデザインアンテナの主な設置位置と、そのメリット、デメリット。そして設置できる条件などについて解説してゆきます。

デザインアンテナの設置位置：壁面やベランダ

デザインアンテナの形状から、基本的な設置位置は、住宅の壁面、またベランダの手すり部になります。

この位置への設置では、デザインアンテナの本体色を合わせることで、住宅の見た目に調和して家の外観や景観を乱さない。そのため景観地域の景観条例などにも触れず、アンテナの一部が隣家の敷地に侵入する越境問題も生じない。また屋根の上に太陽光パネルがあるお住まいでも、パネルへの悪影響が生じないなどのメリットがございます。

また壁にしっかり固定することで、風雨などにも影響を受けにくくなり、アンテナ寿命が長くなるといった、デザインアンテナ特有のメリットを存分に生かせる設置方法になります。

この場合のデメリット、注意点としては、まず周辺の障害物に影響されやすく、受信感度が低下しやすい点です。

デザインアンテナは基本的に強・中電界地域向けの機種ですが、該当するエリアでも、高層ビルの近隣や住宅密集地など、地デジ電波が遮られやすい環境では、設置できない場合もございますのでご注意ください。

他にも、地デジ電波塔の方向を向いた外壁にしか設置できない。壁面への設置では、壁に固定具を設置するためのビス穴を開ける必要が出る点になります。

そのため、特に外壁へのデザインアンテナ設置では、壁への丁寧な施工を行う業者に依頼されることが重要です。

当あさひアンテナでは、壁面へのデザインアンテナ設置に、極細のビスを使い、ビス穴に編成シリコンを充填することで、ビス穴からの水の浸み込みなどによる腐食を防止する施工を実施しております。

デザインアンテナの設置位置：屋根の上

デザインアンテナを、屋根の上のマストに固定する。または屋根の上で壁面状の場所に設置するという方法もございます。

この場合は、高さを確保できるため、壁面などに比べて受信感度が高まりやすいのがメリットです。

特にマストへの設置では、360度に角度調整を行えるメリットもございますが、一方でアンテナの外観性や、風雨に強く角度のズレが生じにくいといった、デザインアンテナ特有のメリットがやや損なわれる面もございます。

デザインアンテナの設置位置：天井裏空間

デザインアンテナを、お住まいの屋根裏や天井裏の空間に設置することも可能です。

この場合、お住まいの外観や景観にまったく影響せず、アンテナも風雨などの影響を完全にカットできるため、メンテナンスフリーで寿命も大きく伸びる点がメリットです。

特にデザインアンテナでは、壁面より屋根裏空間の方が高さを確保できるため、かえって受信感度が高まるケースもございます。

ただ設置が可能となる条件はやや厳しく、まず強電界地域で、住宅の建材や屋根材、断熱材に、電波を反射する金属や、吸収するウレタンなどが使用されておらず、屋根や壁を通して屋内に十分なレベルの地デジ電波が届くことが重要です。

同じ理由から、屋根の上に太陽光パネルが設置されている。また冬場は屋根の上に積雪がある現場でも、屋根裏への設置は難しくなります。

また、屋根裏などの空間に、デザインアンテナを設置できる十分な空間がある。作業の担当者が屋根裏などに出入りできる点検口などが存在することも必須となります。

他にもデザインアンテナの屋内設置では、やはり強電界地域に限られますが、受信性能が低い分、通常モデルより小型のコンパクトモデルを、室内の窓際などに設置する方法もございます。

デザインアンテナ設置はあさひアンテナにお任せください

当あさひアンテナでは、上記した各位置へのデザインアンテナ設置について、DXアンテナの高品質20素子相当「UAH201」。またマスプロ電工製のコンパクトモデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」をご用意し、アンテナ本体と基本設置具。白黒２色の同軸ケーブルなども含む基本設置工事を、税込み20,000円からの料金でご案内いたします。

特に屋根裏、天井裏への設置では、他業者では追加料金が発生する場合もございますが、弊社では、設置可能な現場であれば、基本設置工事費のみでお引き受けいたします。

各種アンテナ取り付け工事のお問合せは、当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どうかお気軽にお寄せくださいませ。

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