新築戸建て住宅への地デジ、衛星放送用テレビアンテナ設置工事でアンテナ取り付けが可能な住宅の位置を全解説!(後編)

2023年03月07日

新築戸建て住宅に地デジ、衛星放送用のテレビアンテナを設置する場合に、取り付け工事が可能な住宅内の場所とは? 本記事では住宅に各種アンテナを設置できる場所をすべてご紹介し、アンテナの種類、機種ごとに受信感度が安定する、アンテナの設置の最適の場所を解説いたします。

新築戸建て住宅のマイホームを建てられた際に行うべき工事のひとつが、ご新居でテレビ放送を視聴するための工事です。
現在ではテレビアンテナ設置の他にも、ケーブルテレビ、光テレビなどによるテレビ視聴も可能ですが、衛星放送の有料チャンネルやNHK受信料を除けば、永続的に無料でテレビ放送を視聴できるテレビアンテナは、現在でも主流のテレビ視聴方法です。

ただ新築物件に地デジ、衛星放送のテレビアンテナを設置するにあたっては、現場の受信環境、周辺環境をはじめ、新築物件の外観や外装に影響を与えたくない、受信が安定して長持ちするアンテナが欲しいなど、さまざまな要望に応えることができるアンテナ機種、および設置位置を選択する必要がございます。
そこで本コラムでは、新築戸建て住宅に各種テレビアンテナを設置するにあたり、設置が可能となる住宅内の場所、位置と、そのメリット、デメリットについて、2023年(令和5年)度の最新情報に基づいてご説明いたします。

なお当コラムは、「新築戸建て住宅へのテレビアンテナ工事」についてご説明するコラム「前編」「中編」「後編」のうち「後編」にあたるコラム記事になります。これは新築戸建て住宅にテレビアンテナを設置するにあたっては、必要事項を一からご説明すると、情報量が非常に多くなるためです。
新築住宅にテレビアンテナを設置する第一歩となる、テレビアンテナ設置とケーブルテレビ、光テレビの比較。そして新築物件の場合、アンテナ工事にあたって必要となる、アンテナ本体だけでなく配線や必要な機器の設置といった、全体的な工事についてのご説明は、以下の「前編」にあたる記事でご説明しております。
新築戸建て住宅における地デジ、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の種類と費用は? 必要な各種工事から相場まで徹底解説!(前編)

そして新築住宅の環境や条件に合わせた地デジ、衛星放送のテレビアンテナの機種、モデルの選び方については「中編」にあたる以下の記事でご説明しております。
新築戸建て住宅に設置する地デジ、BS/CSテレビアンテナの性能や機種の選び方は? 工事の費用相場も業者別に解説(中編)

これらの記事に一通り目を通していただくことで、新築物件へのテレビアンテナ設置について、必要な基礎知識から、アンテナ本体モデル、設置位置の選び方まで、的確にご理解いただけることと存じます。

【戸建て住宅に地デジ、衛星放送のテレビアンテナを設置する上での基礎知識】

ここではまず、新築の戸建て住宅でテレビアンテナを設置する場所を選ぶ際に、必要となる基礎知識や注意点についてご説明いたします。

(地デジアンテナの場合)
戸建て住宅への地デジアンテナ設置では、基本的に近隣の電波塔に正面(受信性能が高い側)を向けてアンテナを設置することになります。したがって、近隣で電波塔の方向に高層建築物などの大きな障害物がある現場では、いわゆる強・中・弱の電界地域に関係なく受信できる地デジの電波状態が悪くなります。ただ現場によっては、地デジ電波が高層ビルなどにぶつかって方向が変わった「反射波」が強くなることもあり、必ずしもアンテナを電波塔の方向に向けるとは限らないケースもございます。
他にも地デジ電波には、地上から高度が上がるにつれ、数メートルおきに電波レベルが強まったり弱まったりを波のように繰り返す「ハイトパターン」と呼ばれる性質がございます。また地デジ電波の大半は地面に対して水平の波長を描く「水平偏波」ですが、一部の地域では混信を避けるため、地面に垂直の波長を描く「垂直偏波」を送信していることもあり、このようなエリアでは、垂直偏波に対応できるアンテナの設置、または垂直偏波用のアンテナモデルを選ぶ必要がございます。
地デジ放送や地デジアンテナの設置に関する基本的な情報については、当コラムの「前編」「中編」および、以下の各コラム記事をご参照ください。
地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識
地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?
地デジアンテナを設置する高さの設定で重要となるハイトパターンとは? 地デジ電波を受信するために適切なアンテナの高さとは?

(衛星放送用BS/CSアンテナの場合)
衛星放送用のBS/CSアンテナでは、人工衛星が位置する東経110度などの方向へと、アンテナのディッシュをを正確に向ける必要があることはもちろん、人工衛星とアンテナを結び、電波が伝わる空間上に障害物がある場合なども、電波が遮断されて受信不能になることが多くなります。
特に衛星放送の電波は波長が25ミリ程度と短いため、高層建築物や山地などをはじめ、樹木や茂った葉、工事現場のクレーン車、洗濯物などのささいな障害物にも影響を受けやすい性質がございます。
そのためBS/CSアンテナの設置に当たっては、現在、東経110度の方向に障害物がないことはもちろん、この先、季節や歳月の変化などによって、障害物の発生が考えにくい場所を選んで設置する必要がございます。
なお、東経110度の側にある建物など障害物の高さについては、アンテナの設置位置を起点とする障害物の高さに比べ、アンテナと障害物が1.5倍以上、離れていれば、受信について特に問題は生じません。例えばBS/CSアンテナより6メートル高い建物がある場合、その建物とアンテナに9メートル以上の距離があれば、衛星放送の受信には問題がなくなります。
他にも、当コラム姉妹記事の「前編」「後編」でもご説明した通り、衛星放送の電波は、人工衛星からの距離が遠くなる日本国内でも北部や南端部、離島部などではやや電波が弱まり、大型のBS/CSアンテナが必要となる。また雨天や降雪時などでは衛星からの電波が乱れ、受信状態が悪化するなどの特性がございます。
衛星放送の電波、BS/CSアンテナに関する基本的な解説については、当コラムの姉妹記事、また以下のコラム記事をご確認ください。
衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識
BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識
雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?
衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで徹底解説!

【テレビアンテナ設置位置1:住宅の屋根の上、または破風板】

ここからは、新築戸建て住宅でテレビアンテナを設置できる各位置と、位置ごとに適したアンテナ機種や設置方法、メリット、デメリットについてご説明してまいります。
2023年現在でも、戸建て住宅で地デジ、BS/CSアンテナを設置する場所といえば、屋根の上が主流といえます。
これはマスト(支柱)の高さ調整も含め、アンテナの高度を確保できることで、周辺の障害物に影響されにくくなる。さらに地デジ、BS/CSアンテナとも、360度への角度調整が行いやすくなり、安定した受信感度を確保できるというメリットが大きいためです。
特に弱電界地域などでは、屋根の上にパラスタックアンテナなど受信性能の高い八木式アンテナを設置する以外に、地デジアンテナ設置の選択肢がないというケースもございます。
屋根の上への設置に使用されるアンテナモデルは、地デジアンテナでは主に八木式アンテナ、ユニコーンアンテナが主になり、BS/CSアンテナは同じマストの下部に設置されます。デザインアンテナを屋根の上のマストに設置することもございますが、その場合は、メリットである外観性や風雨などへの強さがやや低下いたします。
また住宅によっては屋根の上に「スッキリポール」と呼ばれるアンテナ設置用のポールが用意されていることもあり、このポールを用いれば、ポール内部にアンテナ配線を通すことで、風雨によるトラブルの起こりにくい配線も可能になります。
屋根の上にアンテナを設置するデメリットとしては、風雨や屋根の上への積雪などの影響を受けてアンテナの経年劣化が進みやすく、寿命が短くなりトラブルが生じるリスクも高まる。住宅の外観性に影響を与えやすい。屋上フロアのある陸屋根などを除けば、トラブル時の調整、修理やメンテナンスを業者に依頼しなければならないなどの点が挙げられます。
特に屋根の上への積雪が多い地域などでは、屋根の上にアンテナを設置すると、アンテナへの積雪の影響で受信不良が発生する、またアンテナ本体や配線部などのトラブルの原因となるといったことも考えられます。
また屋根の上にアンテナを設置する場合には、屋根の棟(屋根の面が合わさった部分)でも頂点となる部分に「屋根馬」と呼ばれる四脚の固定具を置き、その中心にアンテナを設置するマストを立てて、四方からステンレスワイヤーなどの支線で固定するという方法を取ります。そのため、片流れ屋根や段違い屋根など、屋根の形状によっては屋根の上へのアンテナの設置が難しくなることもございます。
その場合は、屋根の張り出し部である破風板、また段違い屋根の段差部などに「サイドベース」と呼ばれる設置具を設置することで、高度を確保して各種アンテナを設置することもできます。ただサイドベースの設置には、壁面などにビス穴を開ける必要が生じます。
総じて、特に地デジの電波状態や周辺環境の問題から、屋根の上にアンテナを設置する必要が出る場合は、現場の気候なども踏まえてトラブルが発生しにくい頑丈なアンテナ設置や、屋根周辺での設置位置の工夫、また対候性の高いアンテナ機種を選択するといった判断も必要となってまいります。
屋根の上への設置に適した各種アンテナモデルについては、以下の各コラム記事をご確認ください。
地デジテレビアンテナの長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?
高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説
地デジアンテナの最先端、ユニコーンアンテナとは? 特徴、メリット、工事費用の相場まで徹底解説!
台風対策に最適! 究極の高耐風BS110度CSアンテナ「BC453SG」(DXアンテナ)

【テレビアンテナ設置位置2:住宅の壁面や軒下など】

近年ではデザインアンテナの普及によって、壁面などへアンテナを設置するケースも多くなっております。デザインアンテナの他にも、前述したサイドベースを使うことで、八木式アンテナやユニコーンアンテナ、BS/CSアンテナの壁面設置も可能です。八木式アンテナについては軒先設置用の形状をしたモデルも存在します。
また軒下部分にも各種アンテナを設置することができ、八木式アンテナについては、軒下からの吊り下げ設置も可能です。
壁面や軒下にアンテナを設置するメリットは、屋根の上ほどではないものの、ある程度の高度を確保できて、テレビ電波の受信感度が高くなりやすい点。また風雨や積雪などの影響も避けやすくなる点が挙げられます。デザインアンテナやユニコーンアンテナでは住宅の外観性を重視した設置もできます。
一方で、これらの設置方法では、設置する方向にしかアンテナを向けることができず、屋根の上ほど角度調整の自由度がなくなります。
そのため壁面などへのアンテナ設置の場合は、地デジアンテナは現場に地デジ電波が届く方向、BS/CSアンテナは東経110度(南西方向)を向けられる方向の壁面側に設置する必要がございます。場合によっては、地デジとBS/CSアンテナの設置位置が離れてしまうこともございます。
またやはり屋根の上に比べるとやや設置位置が低くなるため、周辺の障害物などに影響を受けやすく、高層建築の付近や住宅密集地などでは受信が難しくなるケースが考えられます。
他にも八木式アンテナの場合、サイドベースなど専用の設置具の費用が加算され、設置費用が割安になるというメリットが失われる。各アンテナの設置具を取り付けるため、新居の壁にビス穴を開けなければならないという問題も出てまいります。
基本的に壁面や軒下、破風板などへの設置は、住宅のデザイン性や対候性を重視する場合の設置方法になりますが、その設置位置で十分な電波レベルを安定して受信できるかどうかを、あらかじめしっかりと確認しておく必要がございます。
壁面などへの設置に適したデザインアンテナについては、以下の各コラム記事で詳細をご説明しております。
地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!
台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

【テレビアンテナ設置位置3:ベランダの内外】

住宅のベランダでは、手すりや柵の部分に専用の設置具を固定し、デザインアンテナや八木式アンテナ、BS/CSアンテナを設置することも可能です。またベランダの内側、手すりの裏や設置したポールに八木式アンテナ、BS/CSアンテナを設置する方法もございます。
デザインアンテナの設置であれば、柵などの色に合わせることで目立たなくなる。また風雨などに影響されにくくなるという、デザインアンテナのメリットを生かした設置が可能となります。策などに設置する設置具では、策を挟んで固定する形のものが多いため、壁などにビス穴を開ける必要もなくなります。
八木式アンテナ、BS/CSアンテナでも、ベランダの内側への設置であれば、風雨などを避けやすくなる他、外部から見えにくくなり、住宅のデザイン性を乱さない設置にもなります。
特にベランダにアンテナを設置するメリットとしては、安全を確保してアンテナ本体に近づけるため、メンテナンスやトラブル時の角度調整などが、ご自宅でも行いやすいという点があげられます。
デメリットとしては、やはりベランダが地デジ電波の方向、衛星放送用の人工衛星の方向を向いていないと電波が受信できない。また住宅周辺の障害物に影響を受けやすくなり、電波が遮断されやすくなるという点が挙げられます。
特にベランダ内部にBS/CSアンテナを設置する場合では、周辺の樹木などだけでなく、ベランダに人が立つ、洗濯物などを干すなどのことでも衛星放送の電波が遮断されることもございますので、注意が必要です。
ベランダ部へのアンテナ設置は、外観性、対候性に加え、メンテナンス性の面でもメリットが多い設置法ですが、やはりベランダで地デジ、衛星放送の電波が安定して受信できるかどうかを、将来的な障害物の発生も考慮して、確認しておく必要がございます。

【テレビアンテナ設置位置4:庭先に設置されたマスト】

住宅本体ではなく、敷地内の庭などにアンテナ設置用の長いマスト、ポールを立て、その先に地デジアンテナ、BS/CSアンテナなどを設置する方法もございます。このようなマストは、住宅のオプションとしてハウスメーカーにより設置される場合もございます。
このようなマストでは、地デジ、衛星放送の受信に適した高度へとアンテナを設置できて、周辺の障害物などにも影響を受けにくくなる。住宅本体への工事が不要となる。またマストの内部にアンテナ配線やブースターなどの設置を行える構造になっていることもございます。
特に屋根の上の積雪に影響を受けなくなるため、雪の多いエリアで、アンテナ設置位置の高さを確保しなければならない場合には適した設置方法になります。
デメリットとしては、アンテナのメンテナンスなどを専門の業者に依頼する必要が出る。またマストの設置自体に、かなりの費用が必要となってくるという点です。
このような形式でのアンテナ設置は、ハウスメーカーにより住宅のオプションとして用意されている場合か、豪雪地帯などで雪の影響を受けず、アンテナの高度を確保するために用いられることが多くなります。
雪が多い地域での地デジ、BS/CSアンテナ設置については、以下のコラム記事で解説しております。
雪の影響でテレビ放送が映らない対策となる地デジ、BS/CSアンテナ工事

【テレビアンテナ設置位置5:屋内空間】

電波状態などの条件が許せば、デザインアンテナ、BS/CSアンテナを屋内空間に設置することも可能です。
デザインアンテナの場合は、前述のようにコンパクトモデルであれば強電界地域用になりますが、屋外屋内兼用で、屋内設置用スタンドが付属するモデルもございます。
また強電界地域で住宅の建材や屋根材、断熱材が地デジ電波を通しやすい。天井裏や屋根裏に十分な空間がある。屋根の上に太陽光パネルや冬場の積雪がないなどの条件が整っていれば、屋根裏空間、天井裏空間へのデザインアンテナ設置も可能となります。
屋根裏空間などへのデザインアンテナ設置は、住宅の外観や外装にまったく影響を与えず、アンテナ本体も風雨などの影響をほとんど受けなくなり、アンテナトラブルを避けられて寿命も長くなるというメリットがございます。
ちなみに八木式アンテナを屋根裏、天井裏空間へ設置することも不可能ではございませんが、本体のサイズから設置できる条件が厳しくなる。設置具などが必要なため工事費がデザインアンテナと変わらなくなる、などの理由から、屋根裏空間などへの設置に使用されることは、あまりございません。またユニコーンアンテナは受信面積の狭さから、屋根裏などへの設置には適しません。
他にも地デジアンテナには、室内に置いて地デジ受信ができる室内アンテナも存在しますが、このようなモデルは受信性能が非常に低く、強電界地域用である上、受信感度が安定しないこともございます。またアンテナ一台につき、一台のテレビ、レコーダーなどにしか接続できない簡易的な地デジアンテナといえ、戸建住宅の新築物件におすすめできるモデルではございません。
BS/CSアンテナでは、住宅内に、東経110度など南西の方向を向いた窓があれば、専用のスタンドを用いた室内設置も可能となります。この場合も同じように、住宅の外観を乱さず、アンテナの経年劣化などが進みにくいといったメリットがございます。
ただ注意点としては、窓の外側、東経110度の方向に障害物がないことはもちろん、窓ガラスが複層ガラスや金属の網入り、不透明なものなどではない、衛星放送の電波を通しやすいシンプルな透明のフロートガラスであることなどの条件が必要となります。
またBS/CSアンテナの室内設置では複雑な配線が難しくなり、基本的にアンテナを置く部屋の付近でしか衛星放送を視聴できない。設置したアンテナに触れることでアンテナ角度のズレが生じやすいなどの問題点もございます。
基本的にBS/CSアンテナの室内設置は、ご自分でBS/CSアンテナを設置する場合の方法として選択されるケースが多く、新築住宅であれば、業者への依頼で地デジ、BS/CSアンテナをまとめて設置することがおすすめといえます。
デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置に関しても、メリットは大きいものの、基本的にBS/CSアンテナは屋外設置になる、また可能となる条件が厳しいなどの点もございますので、アンテナ工事の専門業者にご相談の上、ご自宅の条件で設置が可能かをあらかじめ綿密に確認することが必要です。
室内設置に適したテレビアンテナや、その設置方法については、以下の各コラム記事で詳しくご説明しております。
この最小デザインアンテナがすごい!スカイウォーリーミニ(マスプロ電工)
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【まとめ】

新築戸建て住宅にテレビアンテナを設置する場合に、選ばれることが多い主な設置位置は、以上の通りです。
なお戸建て住宅への地デジ、衛星放送用BS/CSアンテナを設置するにあたっては、当コラムの姉妹記事である「前編」「後編」を含め、以下の各コラムが参考になることと存じます。
新築戸建て住宅における地デジ、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の種類と費用は? 必要な各種工事から相場まで徹底解説!(前編)
新築戸建て住宅に設置する地デジ、BS/CSテレビアンテナの性能や機種の選び方は? 工事の費用相場も業者別に解説(中編)
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新築戸建て住宅への地デジ、BS/CSアンテナ設置に関しては、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)。またはメールフォームLINEアカウントまで、お気軽にご相談ください。
弊社ではご自宅に出張しての電波調査、お見積もりを、出張料、キャンセル料など含む完全無料で実施いたしており、現場の電波状態、周辺環境など条件が許す限り、お客様のご要望に対応するアンテナ設置工事を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。
もし相見積もりの結果、弊社より低価格の見積もりを行った業者が出た場合は、その見積書をご提示いただければ、工事の部材、品質などはまったく同じままで、あらためてよりお安くお見積りさせていただきます。

各種テレビアンテナ工事については、国産有名メーカーの高性能アンテナや各種機材をご用意して、アンテナ本体価格、各種基本部材や防水加工などをセットにした基本設置工事費、および各種オプション工事を、公式サイトにて明記しております。
また弊社では施工技術に対する自信の証として、アンテナ工事の完了後には、業界最長クラスの「10年保証」もご用意しており、末永い安心をご提供いたします。
新築住宅を建てられたお客様におかれましては、アンテナ工事については複数業者との相見積もりの上、弊社がご提案する工事価格と品質にご納得いただければ、当あさひアンテナにご用命いただければ幸いに存じます。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。