春日部市備後西|クリーム色と薄茶色の外壁が美しい欧風テイストの戸建て「CATVからの切り替え→デザインアンテナ工事」
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春日部市備後西の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。
築15年とのことですが、クリーム色の外壁に薄茶色の腰壁が美しい欧風テイストのお家です。白い窓枠やラインがおしゃれな装飾になっています。
お客さまのご要望はデザインアンテナ設置です。
CATVからのお切り替えをご希望です。
家計費を考えたときに、月々の支払いが必要になるケーブルテレビとのご契約を見直されるお客さまが増えています。
おおよそですが、ケーブルテレビに月額料金5,000円を支払い続けた場合、5年間で約300,000円支払うことになります。
アンテナは初期費用のみお支払いいただければ後は0円ですので、ご契約を続ければ続けるほど、後には大きな差が出ます。
浮いた固定費は有効にお使いくださいませ。
こちらのお家はポラスさんが中央住宅さんという名称をお使いになっていたときの建物です。2階にメディアボックスがあり、その中に屋根裏専用の配線があります。
レベルチェッカー(電波測定器)を使用して電波を測ったところ、60デシベル以上の数値が計測されました。充分デザインアンテナを設置できるレベルです。
お客さまにアンテナ設置位置のご相談をしました。現状、屋内設置がベストと思いましたので、そちらの取り付け方をご案内させていただき、ご了承をいただきました。
アンテナ屋内設置のメリットとして、悪天候に強いということがあります。
屋内にアンテナを設置することで、風や雨、雷による影響を最小限に抑えることができますので本体の劣化を防ぐことができ、アンテナの寿命が延びます。
次のメリットは美観が損なわれないということです。
屋外にアンテナを設置すると、位置によってお家の外観に影響が出ることがあります。屋内にアンテナを設置すればお家の外観を変えずにそのまま保つことが可能です。
書面にて工事内容と保証内容についてご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。
きれいな新築のお家を汚さないように気をつけて、器材を運び込みます。
屋根を支える柱にビスを打ち込み、デザインアンテナを取り付けました。
ブースターと分配器を繫ぎ、アンテナも繋ぎます。
ブースター電源と分配器はメディアボックス内に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。
ブースターは電波の増幅装置で重要な役割を担っています。通常のアンテナ工事においてはブースター設置がほぼ必須となっております。
電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。
アンテナ工事後は、作業場所の周囲をチェックして問題がないかを確かめます。
お引越しを終えた後には、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。
テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト、「エラーコードE201、E202、E203」に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用ください。
アンテナ設置終了後は、各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事の完了とさせていただきます。
工事に際しては落ち着いた感じの奥さまが対応してくださいました。
当然ですが、あまりアンテナのことがおわかりになっていらっしゃらなかったようです。
「工事が終わりました」と申し上げますと、「あれ、屋根の上にはつかないのですか?」
「はい。アンテナ屋内設置ということで承りましたので、アンテナは屋根裏に取り付けてあります」と申し上げますと、
「そうなんですね!」と改めてご納得してくださいました。
アンテナ屋内設置にはかなりたくさんのメリットがあります。
末永くキレイに映るテレビをお楽しみくださいませ!
テレビアンテナ工事の基礎知識
風雨などに強く長持ちするテレビアンテナとは?
地上デジタル放送用のUHFアンテナ、衛星放送(BS放送、CS放送)用のパラボラアンテナなどは、住宅の屋外、特に屋根の上に設置されることが多くなります。それにより電波を遮る周辺の障害物に影響を受けにくくなり、角度調整も行いやすくなるため、テレビ電波の受信感度が高まるのです。
一方、屋外に設置されたTVアンテナは、風雨をはじめ、さまざまな自然環境の影響も受けます。
台風の多い地域ではアンテナのダメージが大きくなる他、海沿いでは潮風による金属部のサビ。雪が多い地域ではアンテナに雪がこびりついてのサビや凍結。積雪に埋もれての圧力などの雪害が、アンテナの負担となります。また野鳥がアンテナに留まる、酸性のフンがアンテナ部品を腐食する鳥害も意外と大きなダメージになり得ます。
このような自然環境の影響によるアンテナへのダメージ、ひいてはトラブルや経年劣化を抑えて耐用年数(寿命)を伸ばせる地デジアンテナ機種には、第一にデザインアンテナが挙げられます。
デザインアンテナとは、2009年(平成21年)頃より普及し始めた、縦長の長方形で薄型の形状をもつ地デジ用UHFアンテナで、主に住宅の外壁やベランダの手すり部に設置される他、受信できる地デジ電波レベルが高く、住宅の建材が地デジ電波を通しやすいお住まいであれば、住宅の屋根裏空間や天井裏空間に設置することで、自然環境の影響をほぼカットし、住宅の外観、外装にも影響しない設置が可能になります。
また通常の屋外設置でも、風雨などに影響されにくいため、角度のズレなどのトラブルが生じにくく、耐用年数も15年から20年程度になります。
さらにその形状と本体のカラーバリエーションの豊富さから、住宅に設置しても目立たず、家のデザインや周辺の景観に悪影響を与えない特徴もございます。
このようなメリットの豊富さから、現在の地デジアンテナでは一番人気のデザインアンテナですが、一方で本体の設計や設置位置が低いことから、現場の周辺で地デジ電波を遮る障害物の影響を受けやすく、受信性能がやや低くなる弱点も存在します。
そのためデザインアンテナは基本的に、一定以上のレベル(強度)の地デジ電波を受信できる強・中電界地域向けの機種になる上、該当する地域でも設置位置の低さから、高層建築物の近隣、住宅密集地など、住宅の壁面まで地デジ電波が届きにくいエリアでは設置できない場合もあるなど、設置の条件がやや厳しいという注意点もございます。
そしてもうひとつ、デザインアンテナと同等の自然環境への強さを誇るのが、2017年(平成29年)にマスプロ電工より発売されたユニコーンアンテナ(U2CN)です。
この機種はマスト(支柱、ポール)の先に固定される、円筒形のスタイリッシュなアンテナになり、基本的には屋根の上や住宅の壁面、屋根の張り出し部(破風板)などに専用の器具でマストを立て、アンテナ本体が屋根の上に来るように取り付けられます。
ユニコーンアンテナもその形状から、高所でも風雨などを受け流しやすいため、自然環境によるダメージを抑えられる上、装飾のような形状で家のデザイン性や景観にもほとんど影響を与えないなど、デザインアンテナとほぼ同等のメリットと耐用年数をもつ機種になります。
さらにユニコーンアンテナであれば、デザインアンテナより高さを確保できる分、周辺環境に影響を受けにくくなり、高層建築の近隣や住宅密集地など、デザインアンテナが苦手とする現場でも、問題なく設置できるケースが多くなるのです。
一方、ユニコーンアンテナの弱点には、次にご説明する八木式アンテナに比べるとやや受信性能が低く、やはり強・中電界地域むけの機種になる。最新機種のため価格や設置費用が他のモデルより高価である。和風建築など住宅のデザインによってはアンテナがマッチしない場合もあるなどが挙げられます。
これらの機種の他にも、地デジアンテナには昭和のアナログ放送時代よりTVアンテナとして使われる古典的機種、八木式アンテナが存在します。
八木式アンテナとは、矢印のような骨組みに短い横棒がいくつもついた、いわゆる魚の骨のようなテレビアンテナ機種です。基本的な設置方法も昔通り、屋根の上に立てたマストに固定する形になります。
八木式アンテナの短い横棒は素子(地デジ電波を受信するパーツ)です。八木式アンテナはこの素子が露出する設計のシンプルな素子アンテナであるため、素子数相当で同等の、他の地デジアンテナ機種に比べても受信性能が向上しやすくなります。
この素子数が8素子、14素子、20素子など豊富で、より多数の素子を使用した高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)なども存在するため、日本国内の大半のエリアで使用できる、受信性能では最強の機種と言えます。
一方で八木式アンテナは、機器部が露出した形状で屋根の上に設置されるため、風雨や雪、潮風、鳥の影響を比較的受けやすく、デザインアンテナとユニコーンアンテナに比べて経年劣化で差が出てくるかもしれません。また住宅の屋根の上なので、普段気にする方は少ないのですが、ご新築のお客様の中には住宅の見た目や景観で好ましくないと考えるお客様も中にいらっしゃいます。お馴染みのアンテナなので気にしない方は全く気にしません。
逆に言えば後続のデザインアンテナなどの機種は、従来の八木式アンテナのデメリットをカバーしつつ、受信性能も高くなるよう改良を重ねたものとも言えます。
八木式アンテナの平均的な寿命は15年程度です。ただ近年では八木式アンテナにも設計や素材などの工夫で耐候性を高めた高耐久、雪害用、塩害用などのモデルも存在するため、現場の環境に適したモデルを使用することで、耐用年数を長くすることもできます。
他にも、やや地デジ受信感度が低くなることもありますが、地デジ電波が届く位置であれば、八木式アンテナを壁面、ベランダの内外などに設置することで、風雨などの影響を避けやすく、また外観的に目立ちにくくすることも可能です。
また衛星放送用のBS/CSアンテナは、上記の地デジアンテナ機種の設置に伴い、必要な場合にセットで追加設置されることになります。ただBS/CSアンテナはパラボラアンテナの形状から風の影響を受けやすく、わずかな設置角度のずれで受信感度が大きく低下してしまいます。
このようなパラボラアンテナの弱点をカバーするモデルには、ディッシュに多数の細かい穴を開け、風圧を通す構造と軽量化を実現した上、各接合部の強化により、通常モデルより格段に耐風性能を高めた、高耐風モデルも存在します。
当あさひアンテナでは、地デジアンテナのデザインアンテナ、ユニコーンアンテナ、八木式アンテナと、BS/CSアンテナ設置に関して、国産大手メーカー製の高品質モデルと基本部材をセットにして、業界最安に挑む基本設置工事の費用でご提供しております。
また各アンテナの高性能モデルや、八木式アンテナ、BS/CSアンテナの高耐久、高耐風モデルなどもご用意しており、設置位置の工夫も含めて現場の条件で可能な限り、安定した受信性能と、自然環境への強さを実現できるアンテナ工事をご提案いたします。
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