練馬区大泉町｜アール不動産の新築に「地デジアンテナ工事」
練馬区大泉町の新築物件に、八木アンテナの設置にお伺いしました。
落ちついた佇まいの瀟洒なお宅は、アール不動産さんが扱われる物件です。
お客さまの第一希望はデザインアンテナの設置でしたが、電波状態を測定した結果、電波取得に優れた八木アンテナを設置することに決定致しました。
八木アンテナは全方向に向けられますので、電波の緩衝地帯でも心強いです。
八木アンテナは、東北帝国大学工学部の八木秀次博士により、およそ百年前に発明されました。
特許が認められたのは1926年。基本的な仕組みはほとんど変わっていないのに、いまだに高い指向性を誇る優れモノです。
1928年にニューヨークの学会で八木博士が論文発表をした際には、世界の研究者たちが「今日は八木ショックデーだ！」と絶賛するほどの、センセーションを巻き起こしました。ところが時代の先を行きすぎて、日本では認められませんでした。
1939年に第二次世界大戦が勃発。イギリス軍の快進撃が始まりますが、その影にはレーダーの存在がありました。イギリスの最先端レーダーには八木博士の技術が使用されていたのです。
戦後、八木博士の優れた発明のおかげで、世界がテレビを楽しめるようになりました。
アンテナ工事ですが、あらかじめ地上でアンテナ本体を組み立て、アンテナを持ってお屋根に上がり、ワイヤーでしっかり固定して設置します。
次に電波を計測し、方向を決定します。
アンテナ線は、軒先スターターに隠すように這わせ、きれいに施工していきます。
お屋根が化粧スレート屋根でしたので、作業しやすく、スムーズに工事が完了致しました。
アンテナ工事はお屋根の上で行われますので、お客さまに目で見て確認していただけませんが、弊社の職人は細部にまで気を配り、きれいな仕上がりを心がけています。
アンテナの寿命は職人の技術によって左右されます。
お客さまに長くお使いいただくために、技術の向上を目指し、日々研鑽を積んでいきます。
新築のステキなお家での新生活。心が弾みますね。
キレイに映るテレビが、お客さまの日々を豊かに彩ってくれますように！
