戸建て新築にテレビアンテナ工事は本当に必要?後悔しないアンテナの種類や視聴方法の選び方を、費用も含めて徹底比較&全解説!

2025年12月28日

いまこの記事にたどり着かれた方の中にも、現在、新築のマイホームを建設中、またはすでに完成している方もいらっしゃるでしょう。さらに2026年(令和8年)からの新生活の準備を進めている方もおいでかもしれません。
ただ、新しいマイホームでの新生活を前に、楽しいことばかりではなく、さまざまな手続きや、ご新居の家具、家電製品、設備などの準備で大変でもいらっしゃるでしょう。

中でも重要な準備のひとつが、お住まいにて地デジや衛星放送のテレビ放送をご覧になる用意です。
引っ越しの作業があらかた片付いて一息ついた時、また準備が整ってこれからお住まいになる時点でテレビが映らないのでは、新生活の幕開けも味気ないものになってしまいます。
「テレビを見る準備はできるだけ早めに完成させて、新居でテレビを設置したらすぐ観られるようにしたい」というのが、多くの方のご希望かと思います。

しかし、一方でご新居でテレビを見る準備を整えるにあたっては、さまざまな疑問やお悩みで戸惑われることも多いのではないでしょうか?

例えば、

「新築のテレビ視聴に、アンテナ工事は本当に必要なのかな?」
「地デジとBSのアンテナ、両方を取り付けるのは手間や費用がかかりそう」
「光回線やケーブルテレビと比べて、どれが一番お得なんだろう?」
「せっかくこだわった新築の外観を、アンテナで損ねたくない」
「でもせっかくの持ち家で、毎月テレビの視聴料金を払うのも不満が残る」

など、特にテレビの視聴方法は一度どれかひとつに決めると、その後はなかなか変更が難しく、最初の選択で後悔したくない項目といえます。
しかし一般の方には、テレビアンテナや光テレビ、ケーブルテレビなどは、その仕組みや料金についても専門用語が多く、情報を集めて理解するだけでも一苦労かもしれません。

しかしそのようなお悩みは、すぐに解決できます。

本記事では、新築のテレビ視聴方法で悩むお客様のために、アンテナから光テレビ、ケーブルテレビまで、テレビを見る仕組みや技術面に詳しいプロのライターが、各視聴方法についての専門的な知識がなくても理解できるよう、わかりやすくご紹介します。

特にテレビアンテナについては、アンテナ工事業者の中でも高い顧客満足度を誇る「あさひアンテナ」の施工スタッフや担当者に取材を行いました。そしてアンテナやその他の視聴方法について、プロの知見と豊富な施工経験に基づく、確かな情報を記事にしています。
あさひアンテナでは、アンテナの取り付け工事だけでなく、光回線やケーブルテレビからアンテナへの乗り換え工事の施工も数多く行っており、アンテナ以外の視聴方法についての知識も豊富かつ正確です。
そのお話を元にまとめているため、本記事の信頼性は非常に高いと言えます。

具体的には、記事内で3つの主要な視聴方法(アンテナ・光テレビ・ケーブルテレビ)の概要や費用、メリット・デメリットを徹底比較し、お客様個々のライフスタイルに最適な選択ができるよう全力で解説し、サポートします。

本記事の「まとめ」まで目を通された頃には、お客様は、テレビ視聴に関する雑多な情報に惑わされることなく、自信を持って「我が家にとってベストなテレビ視聴方法の検討・選択」ができるようになります。
この記事と一緒に、後悔のない最高のテレビ視聴方法を見つけてください。

まずは結論!あなたの新築に最適なテレビ視聴方法は?30秒でわかるタイプ別診断

インターネット上にはさまざまな断片的情報が流れており、どれが正しいのか判断が難しいものです。
そこでテレビのご視聴方法については、多くの情報を比べる前に、まずは以下の簡単な診断でご自身のタイプを確認してください。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたにぴったりの視聴方法が見えてきます。

質問 はい いいえ
Q1. テレビ視聴に月額料金を払いたくないですか? →Q2へ →Q3へ
Q2. 新築の外観デザインをできるだけ損ないたくないですか? タイプA タイプB
Q3. インターネットの安定性と速度をもっとも重視しますか? タイプC タイプD

※上記は基本的な条件に基づく診断になります。

【診断結果】

  • タイプA:デザイン重視・コスト派のあなた
    • おすすめ:デザインアンテナ or ユニコーンアンテナ
    • 初期費用はかかりますが、月々の支払いは0円(NHK受信料除く)です。
    • 外壁に馴染むスタイリッシュなアンテナを選べば、新築の美しい外観を保てます。
  • タイプB:コスト最優先・性能派のあなた
    • おすすめ:八木式アンテナ
    • 初期費用をもっとも抑えられるアンテナ機種で、受信性能も優れているため安定して受信できます。
    • 地デジアンテナの設置はどの機種でもランニングコストは0円で、長期的に見てもっとも経済的な選択です。
  • タイプC:ネット環境重視・安定派のあなた
    • おすすめ:光回線テレビ
    • 高速なインターネット回線とセットで契約できます。
    • アンテナ不要で外観はすっきり、天候にも左右されず安定した視聴が可能です。
  • タイプD:全部おまかせ・地域密着派のあなた
    • おすすめ:ケーブルテレビ
    • テレビ・ネット・電話などをまとめて契約したい場合に便利です。
    • 契約局によっては地域独自のチャンネルを楽しめることもあります。
    • アンテナが不要なため、住宅の外観がすっきりして風雨などの影響も受けなくなります。

新築でテレビを見る方法は3つ!それぞれの特徴をサクッと理解

上記の診断でご自身のタイプがわかったところで、それぞれの視聴方法の基本的な仕組みと特徴を整理しておきましょう。
新築住宅でテレビアンテナ工事をはじめテレビを視聴する方法は、主に以下の3つに分けられます。

視聴方法 仕組みの概要 特徴
テレビアンテナ 電波塔から送られてくる電波を、自宅に設置したアンテナで直接受信します。 ・一度設置すれば月額料金は不要。
・インターネット契約に縛られない。
・天候の影響を受けることがある。
・アンテナが住宅の見た目に影響することもある。
光回線テレビ インターネットで利用する光ファイバー網を使って、テレビ信号を受信します。 ・アンテナ不要で外観がすっきり。
・天候に左右されず安定した視聴が可能。
・インターネットとのセット契約が基本。
ケーブルテレビ 地域のケーブルテレビ局が引いた専用のケーブル網を通じてテレビ信号を受信します。 ・アンテナ不要で外観がすっきり。
・地域密着の番組が充実している場合がある。
・ネットや電話とまとめて契約可能。

※上記は各テレビ視聴方法の主な比較ポイントになります。

以下の項目では、各視聴方法について詳しく解説していきます。

【徹底比較】アンテナ・光テレビ・ケーブルテレビ|費用・メリット・デメリット

それでは、3つの視聴方法をさまざまな角度から詳しく比較していきます。
ご自身の希望と照らし合わせながら、最適な選択肢を見つけてください。

初期費用と月額料金で比較!15年間のトータルコストは?

テレビの視聴方法は、持ち家の戸建て住宅の場合、10年以上にわたって長く利用し続けるものです。
そのため、初期費用だけでなく、月々の支払いを含めた長期的な総費用で比較することが非常に重要です。

ここでは、各視聴方法を15年間利用した場合のトータルコストを試算してみました。
まずは以下の一覧をご確認ください。

視聴方法 初期費用(目安) 月額費用(目安) 10年間の総費用(目安) 15年間の総費用(目安)
テレビアンテナ 50,000円 0円 50,000円 50,000円
光回線テレビ 20,000円 800円 116,000円 164,000円
ケーブルテレビ 30,000円 6,000円 750,000円 1,110,000円

※上記は一般的なモデルケースであり、プランやキャンペーンによって変動します。

この表からわかるように、長期的に見るとテレビアンテナの設置が圧倒的に経済的となります。
初期費用はかかりますが、その後のランニングコストが一切かからない点は大きな魅力と言えるでしょう。(NHK受信料は発生しますが、その点についてはすべての視聴方法で条件は同じです)

メリット・デメリットを一覧表で完全比較

費用以外の要素も、快適なテレビライフを送るためには重要なポイントです。
この項目では「お住まいの外観」「視聴の安定性」「視聴できるチャンネル数」など、気になる項目を以下の一覧表にまとめました。

項目 テレビアンテナ 光回線テレビ ケーブルテレビ
長期費用対効果 ◎(もっとも高い) 〇(中程度) △(低い)
外観への影響 △(機種による) ◎(影響なし) ◎(影響なし)
視聴の安定性 △(天候に左右されやすい) ◎(非常に安定) 〇(比較的安定)
チャンネル数 〇(地デジ・BS/CS) ◎(専門ch/VODも豊富) ◎(地域ch/専門chあり)
ネットとの親和性 ◎(好きな回線を自由に選べる) ◎(高速回線とセット) 〇(セット契約が基本)
スマートホーム連携 〇(スマートTV経由で可能) ◎(親和性が非常に高い) 〇(親和性あり)

※上記は各視聴方法の主なメリット・デメリットになります。

【まとめ】結局どの方法がどんな人におすすめ?

これまでの比較を踏まえて、どのような方にどの方法がおすすめかをまとめます。

  • テレビアンテナがおすすめな人
    • とにかくランニングコストを0円にしたい。
    • 長期的に見て総費用をもっとも安く抑えたい。
    • インターネット回線はテレビとは別で自由に選びたい。
  • 光回線テレビがおすすめな人
    • 新築の外観を絶対に損ねたくない。
    • 天候に左右されず、常に安定した高画質で視聴したい。
    • 高速インターネットやスマートホーム連携も重視している。
  • ケーブルテレビがおすすめな人
    • テレビ、インターネット、電話などをひとつの窓口で契約したい。
    • 地域に密着した情報番組やコミュニティチャンネルが見たい。

選択肢①「テレビアンテナ設置」を詳しく解説

ここまでの項目で視聴方法を比較した結果「やっぱり長期的に見てもっともお得なテレビアンテナが良いかも」とお考えの方のために、テレビアンテナ(地デジアンテナ)設置についてさらに詳しく解説します。
住宅向けのテレビアンテナにも、実は多くの種類や選択肢があります。

アンテナの種類と特徴|外観を損なわないおすすめは?

ひと昔前は地デジアンテナと言えば、屋根の上にマストで立てられる「魚の骨」のような形のアンテナ(八木式アンテナ)が主流でしたが、現在はデザイン性の高いアンテナ機種が数多く登場しています。
新築の外観を重視する方には、特に「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」が人気です。

以下、現在の主な地デジアンテナ機種について解説していきます。

種類 デザイン性 受信性能 費用目安(工事費込) おすすめの設置場所
デザインアンテナ ◎(薄型で壁に馴染む) 22,000円~59,000円 外壁、ベランダ、屋根裏
ユニコーンアンテナ ◎(ポール型でスタイリッシュ) 33,000円~68,000円 屋根上、破風板
八木式アンテナ △(魚の骨のような形状) 16,500円~49,000円 屋根上

※上記の一覧は各地デジアンテナ機種の主な比較になります。

特にデザインアンテナは、白や黒、茶色といったお住まいの外壁の色に合わせられるだけでなく、2025年(令和7年)に発売された機種では、新色の「グレー」も登場し、選択肢がさらに広がっています。
家の美観を保ちながら、コストを抑えたい方に最適な選択肢と言えるでしょう。

また従来の八木式アンテナには、その形状と設置位置から、風雨や雪、海沿いの潮風(塩害)、鳥害などに弱いという弱点もありました。
しかしデザインアンテナやユニコーンアンテナは、機器部が薄い箱状やポール状のカバーに覆われている上、壁に設置される、形状が風雨を受け流すなどの理由で、上記した自然環境にも強くなります。そのためトラブルが起こりにくく、寿命も15年から20年以上と長くなる点も、大きな魅力のひとつです。

BS/CSや4K/8K放送も見たい!追加で必要なアンテナと費用

地上デジタル放送だけでなく、地上波にはないさまざまな無料チャンネルの他、映画やスポーツ、アニメなどの専門チャンネルが楽しめるBS放送、CS放送を視聴したい場合は、専用の丸いお皿のような形をしたパラボラアンテナ「BS/CSアンテナ」を追加で設置する必要があります。

  • BS/CSアンテナ追加設置の費用目安(工事費込):15,000円~20,000円。

最近では4K/8K放送に対応したアンテナが主流です。
ただし、すべての4K/8Kチャンネルを視聴するには、アンテナだけでなくブースターや分配器などの周辺機器も対応製品(4K8K・3224MHz対応品)に交換する必要がある場合があります。
これは、2018年(平成30年)に4K8K放送が追加される際、従来の右旋円偏波(うせんえんへんぱ)では周波数帯が不足し、新しく4K8Kチャンネル用に左旋円偏波(させんえんへんぱ)を導入したためです。これにより、左旋で送られるチャンネルには、左旋の周波数帯に対応するアンテナや機材が必要になったのです。
一方で2025年現在、左旋放送で放送されている4K8Kチャンネルは、民間放送局の撤退などから減少傾向にあり、現在、放送されている多くの4Kチャンネルは従来の2K対応設備でも視聴可能です。
そのため、これからBS/CSアンテナを設置される場合には、将来性を含めてすべて4K8K対応機材で揃えられることをおすすめします。
ただ従来の2K対応アンテナを交換される場合には、設備全体を4K8K対応型に入れ替えるべきか、お住まいで4K8Kご自身の見たいチャンネルを確認し、必要に応じて専門業者にご相談されるのが良いでしょう。

アンテナ設置の費用相場|本体価格・工事費・追加料金の内訳

テレビアンテナ工事の見積もりを取る際に、何にいくらかかっているのかを理解しておくことは大切です。
一般的な費用内訳は以下の通りです。

項目 費用目安 備考
アンテナ本体 5,000円~20,000円 デザインアンテナなど種類により変動
基本工事費 15,000円~25,000円 設置作業、配線、チャンネル設定など
ブースター設置費 15,000円~25,000円 電波を増幅する機器。複数台のテレビで見る場合に推奨
その他部材費 5,000円~ 分配器、ケーブル、固定金具など
合計(地デジのみ) 40,000円~59,000円 BS/CSアンテナを追加する場合は別途費用

※上記は戸建て住宅へのテレビアンテナ設置で発生する基本的な工事費用になります。

もしもアンテナが故障したら?修理費用と火災保険の活用法

テレビアンテナは屋外で電波を受信し続けるため、長年の使用で徐々に耐久力が低下し、台風や大雪などの自然災害で故障するリスクがあります。
万が一の際のアンテナ修理費用相場も知っておくと安心です。

主なアンテナ修理工事の種類と、費用の目安は以下の通りです。

故障内容 修理費用の目安
アンテナの方向調整・立て直し 5,000円~30,000円
ブースターなど周辺機器の交換 15,000円~40,000円
アンテナ本体の交換 30,000円~80,000円以上

※上記は一般的な業者における平均的な費用の目安になります。

ここで知っておきたいのが、自然災害によるアンテナの故障は多くの場合、火災保険の補償対象になる可能性があるという点です。
ただ地震については、被害が甚大になる可能性から、保証を受けるには別途「地震保険」に加入されている必要があります。
さらに保険内容によっては、近隣からの落下物や爆発など、不慮の事故による破損でも保証されることがあります。
ご自身が加入している火災保険の契約内容を確認し、万が一の際は保険会社やアンテナ専門業者に相談してみましょう。

なお、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」では、アンテナ修理の際に、火災保険の申請についてのお手伝いも行っています。
例えば、アンテナ修理を行いながら、現場写真や修理報告書などの必要書類を全て用意してくれます。また保険の専門知識を持つスタッフが、お客様の書類作成や保険申請についてもサポートしてくれます。
自然災害などによるアンテナ修理の際には、火災保険のご相談も合わせて、あさひアンテナへとご相談になると安心できます。

選択肢②③「アンテナなし」の方法を詳しく解説

「やっぱりアンテナを設置するのは避けたい」「天候に左右されない安定性が魅力」と感じた方のために、アンテナなしの選択肢である「光回線テレビ」と「ケーブルテレビ」について、この項目で解説します。

光回線テレビのメリット・デメリットと料金体系

光回線テレビは、インターネット光回線を利用してテレビの映像信号を送信し、お住まいのテレビでテレビ放送を視聴する方法です。
アンテナが不要なため、家の外観を気にされる方に最適な選択肢のひとつです。

  • メリット
    • アンテナ不要で、新築の美しい外観を維持できる。
    • 悪天候の影響を受けず、映像が乱れにくい。
    • 高速なインターネット回線とまとめて契約できる。
    • 専門チャンネルやビデオ・オン・デマンド(VOD)が充実している。
  • デメリット
    • 月額利用料が永続的に発生する。
    • インターネット回線の契約が必須となる。
    • 提供エリアが限られている場合がある。

料金体系は、契約する光回線事業者のプランによって異なりますが、インターネット料金に加えて月額800円~3,500円程度のオプション料金がかかるのが一般的です。

ケーブルテレビのメリット・デメリットと料金体系

ケーブルテレビ(CATV)は、地域に根差したケーブルテレビ会社が提供するサービスです。近隣のケーブルテレビ局と契約することで、ケーブルテレビ局からお住まいまで直接、光回線や同軸ケーブルが敷設されます。
このケーブルを通じて、ケーブルテレビ局の大型アンテナで受信した映像信号を、お住まいまで送信する仕組みです。
かつてはテレビ電波の受信が難しいエリア向けのサービスでしたが、現在ではテレビだけでなく、インターネットや固定電話、局によってはスマートフォンや電気、保険などもまとめて契約できる手軽さが特徴です。

  • メリット
    • アンテナ不要で、外観がすっきりする。
    • 地域密着の情報番組やコミュニティチャンネルが視聴できる場合がある。
    • テレビ・ネット・電話などの契約や支払いを一本化できる。
    • 各サービスをまとめて契約することで割引が受けられることもある。
  • デメリット
    • 月額利用料が光回線テレビより高額になる傾向がある。
    • ケーブルが光回線でない場合、インターネット通信速度が劣る場合がある。
    • ケーブルテレビ局によって提供エリアが限定される。

料金はサービス内容によって大きく異なりますが、テレビサービスのみで月額6,000円~9,000円程度が目安となります。

新築のアンテナ工事|いつ・誰に頼むのがベスト?

テレビアンテナ設置を決めたら、次に考えるべきは「いつ」「誰に」工事を依頼するかです。この選択を間違えると、余計な費用や手間がかかってしまうこともあります。
この項目では、スムーズに工事を進めるためのポイントを押さえましょう。

ベストな工事タイミングは「引き渡し後~引っ越し前」一択!

新築住宅のアンテナ工事にもっとも適したタイミングは、建物の引き渡しが完了してから、引っ越しをするまでの間です。
このタイミングがベストな理由は以下の通りです。

  • 入居したその日からテレビを見ることができる。
  • 家具や家電を搬入する前なので、作業がスムーズに進む。
  • 立ち会いの日程調整がしやすい。
  • 引き渡し後であれば、住宅会社の許可なく自由に工事を発注できる。

建物の引き渡し日が決まったら、早めにアンテナ専門業者に連絡し、電波調査や見積もりの予約をしておくと良いでしょう。

依頼先の比較|ハウスメーカー・家電量販店・専門業者の違いは?

アンテナ工事は、さまざまな場所(業者や業種)に依頼することができます。
しかし、依頼先によって費用やサービスの質が大きく異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。

以下、主な依頼先別の比較一覧です。

依頼先 料金 専門性 保証 おすすめ度
ハウスメーカー △(割高)
家電量販店 △(割高)
アンテナ専門業者 ◎(適正価格)

※上記は主なポイントの比較になります。

ハウスメーカーや家電量販店にアンテナ工事を依頼すると、実際の工事は下請け業者が行うため、中間マージンが発生し費用が割高になる傾向があります。
また、下請け業者によって施工技術に差が出やすい、家電量販店では依頼から工事までに日数がかかるなどのデメリットも挙げられます。
一方、アンテナ専門業者に直接依頼すれば、余計な費用がかからず、専門的な知識を持った技術者が責任を持って施工してくれるため、もっともおすすめの依頼先と言えます。

失敗しない!優良アンテナ専門業者の選び方4つのポイント

安心して工事を任せられる優良なアンテナ工事の専門業者を見つけるためには、以下の4つのポイントをチェックしてください。

  1. 豊富な施工実績と良い口コミ
    • 公式サイトで年間の施工件数や実際の施工事例を確認しましょう。
    • Googleマップや比較サイトの第三者からの口コミも重要な判断材料になります。
    • 「あさひアンテナ」では、年間6,000件以上の施工実績を誇り、豊富な経験に基づく高い顧客満足度で評価を得ています。
  2. 明確な料金体系と無料見積もり
    • 工事費の内訳が分かりやすく提示されているかを確認します。
    • 見積もり後の追加料金が発生しないことを明言している業者は信頼できます。
    • あさひアンテナでは、事前の電波調査とお見積もりを完全無料で実施し、緻密で正確なお見積価格をご提示する上、見積もり後に追加料金を加算することも決してありません。
  3. 長期の工事保証(8年以上)
    • 工事後のトラブルに対応してくれる長期保証があるかを確認しましょう。
    • 8年以上の保証を提供している業者は、技術力に自信がある証拠です。
    • あさひアンテナでは施工技術に対する自信から、業界最長クラスになる施工完了日から「10年」の長期保証をご用意しています。
  4. 完全自社施工であること
    • 問い合わせから実際の施工まで、すべて自社のスタッフが対応する業者を選びましょう。
    • 下請けを使わないため、余計な中間マージンがかからないだけでなく、責任の所在が明確で、質の高いサービスが期待できます。
    • あさひアンテナも完全自社施工を徹底し、工事費は業界最安に挑みながら、優秀な自社スタッフによる高品質な施工を、責任をもって行っています。

新築のテレビ視聴に関するよくある質問(Q&A)

最後に、新築のテレビ視聴方法に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。

Q. 地デジアンテナ設置の注意点は何ですか?

A. 地デジアンテナを設置する際には、以下の点に注意が必要です。

  • アンテナを電波塔の方向に向ける:地デジの電波は、地域の送信所(電波塔)から送られてきます。またアンテナには正面側でのみ受信感度が高まる「指向性」があるため、アンテナの向きを電波塔の方向に正しく合わせないと、地デジ電波をうまく受信できません。
  • 電波の強さに合ったアンテナを選ぶ:各地域で受信できる地デジ電波は、電波塔からの距離や電波を遮る山地などの影響により、電波の強い「強電界地域」か、中間の「中電界地域」、弱い「弱電界地域」に分けられます。この受信レベルによって、適したアンテナの受信性能(素子数・素子数相当)が異なります。
  • 周囲の障害物を避ける:高層ビルや山、樹木などがアンテナと電波塔の間にあると、電波が遮られて受信が不安定になることがあります。できるだけ障害物の影響を受けにくい高い場所への設置が理想的です。ただ中電界地域より受信感度のいい現場で、周辺に建物などの障害物がなければ、壁などにアンテナを設置しても問題なく受信できます。
  • 気候や天候の影響:地デジ電波の強さは一年を通した気候の変化である程度、変動します。また悪天候の際には電波レベルが大きく低下するため、気候や天候の影響を踏まえた、余裕ある受信レベルの確保が必要です。

これらの判断を踏まえて、地デジアンテナによる安定した地デジ受信を実現するためには専門的な知識を要するため、プロの業者による電波調査が不可欠です。

Q. BS/CSアンテナ設置の注意点は何ですか?

A. 衛星放送の電波の性質や受信の仕組みは、地デジとはまったく異なります。したがってBS/CSアンテナの設置には、地デジアンテナと異なる注意点があります。

  • 南南西の空が見通せる場所に設置する:衛星放送の電波は、宇宙空間の静止衛星から地上に送られてきます。日本ではこの衛星が南南西の方角(東経110度)にあるため、BS/CSアンテナのディッシュを静止衛星の方向に向け、その方向に建物や樹木など、電波を遮るわずかな障害物もない場所に設置する必要があります。
  • 角度調整が非常にシビア:BS/CSアンテナのディッシュは、上下左右ともに1度単位での精密な角度調整が必要です。この角度が少しでもずれるとまったく映らなくなってしまうことがあるため、設置はプロの業者に依頼されることを推奨します。
  • 悪天候の影響:大雨や大雪の際には、衛星放送の電波が遮られて一時的に受信できなくなる「降雨減衰」「降雪減衰」という現象が起こることがあります。

Q. アンテナは自分で設置(DIY)できますか?

A. 結論から言うと、DIYでの設置はおすすめできません。
アンテナ設置は屋根の上など高所での作業となり、転落事故の危険が伴います。
また、前述の通り、アンテナの設置には電波に関する専門知識や、電波の強度を測る専用の測定器が必要です。
安全かつ確実にテレビを視聴するためにも、専門業者へのご依頼を推奨します。

Q. テレビとインターネット、セットで契約すると本当にお得?

A. 一見するとお得に見えるセット契約ですが、長期的な視点で見ると必ずしもそうとは限りません。
月々の割引額よりも、テレビ視聴にかかるオプション料金の総額の方が上回ることが多いからです。
もっともトータルコストを抑えられる可能性が高いのは、「テレビアンテナを設置(月額0円)し、インターネットはキャッシュバックなどが充実した好きな光回線を別途契約する」という組み合わせです。

Q. 電波が弱い地域(弱電界地域)でもアンテナは設置できますか?

A. はい、設置可能です。
電波が弱い地域では、通常のアンテナよりも受信性能が高い「高性能アンテナ(素子数の多い八木式アンテナなど)」を使用して、できるだけ高い位置に設置したり、、受信した電波を増幅させる「ブースター」という機器を設置したりすることで、安定した視聴環境を整えることができます。
ただし、お住まいの地域の正確な電波状況を把握する必要があるため、まずは専門業者に電波調査を依頼することをおすすめします。

まとめ|後悔しない選択で快適な新築テレビライフを

今回は、新築住宅におけるテレビの視聴方法について、3つの選択肢を徹底的に比較・解説しました。

最後に、この記事の要点をあらためて振り返ります。

  • テレビの視聴方法は「アンテナ」「光テレビ」「ケーブルテレビ」の3択。
  • 長期的な総費用でもっともお得となるのは、月額料金0円の「テレビアンテナ」。
  • 外観や天候による安定性を重視するなら「光テレビ」が有力候補。
  • アンテナ工事は、専門知識と技術力、長期保証のある「アンテナ専門業者」への依頼がベスト。
  • 工事のタイミングは「引き渡し後~引っ越し前」が最適。

お住まいにおけるテレビの視聴方法は、一度決めるとなかなか変えられない重要な選択です。
したがって、視聴方法それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身のライフスタイル、予算、そして新築へのこだわりにもっとも合った方法を選ぶことが、後悔しないための何よりの秘訣です。

なおアンテナ工事のお問い合わせに関しては、まずは顧客満足度も高い優良なアンテナ工事業者「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまでご相談になることを、本記事の筆者からもおすすめします。
他業者との相見積もりでも、あさひアンテナであれば、お客様のご期待に応える提案とお見積もり価格を提示してくれるでしょう。

 

筆者としてもこの記事が、お客様の快適な新築テレビライフのスタートにつながることを願っております。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。