江東区 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
江東区 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
当あさひアンテナでは、東京都江東区におけるアンテナ工事にも豊富な実績と経験がございます。江東区にお住まいで、地デジ、BS/CSなど新しいテレビアンテナの設置や、アンテナの故障による修理、交換をお求めの方は、ぜひ当あさひアンテナにご連絡ください。
東京都江東区は、東京都の特別区で、23区東部に区分されています。区の面積は2024年(令和6年)4月1日時点で42.99平方キロメートルです。これは2020年(令和2年)6月1日に、新しくできた中央防波堤埋立地の一部が「海の森」地区として江東区に帰属したことによるものです。
江東区の面積は東京23区の中では6番目の広さになりますが、現在でも埋め立て地の開発が進んでいるため、今後、区の面積は徐々に広がっていくものと考えられます。
2019年(令和元年)4月時点での区の面積は40.16平方キロメートルであったほか、2022年(令和4年)時点では、埋立地の開発などの状況から、現在よりわずかに広い43.01平方キロメートルであったこともございます。
また2024年9月1日時点での人口は、住宅基本台帳による人口総数は541,016人。うち男性が265,267人、女性が275,749人です。また区内には293,479世帯が暮らしています。ちなみに2019年5月時点での区の推計人口は520,651人で、269,735世帯が暮らしていました。区の人口は、近年も徐々に増加を続けていることがわかります。
江東区は江戸時代からの埋立地であり、近隣の台東区や墨田区と並んで、東京の下町として代表的な区域として、全国でも知られております。区域内には深川、亀戸などが含まれ、現在でもあちこちに江戸情緒が見られる一方、海に囲まれている豊洲やお台場など埋立地には、ダイバーシティ東京やららぽーと豊洲など、最先端の施設が並ぶおしゃれで都会的な雰囲気もございます。
江東区は東京スカイツリーが屹立する墨田区に隣接しており、スカイツリーから亀戸駅の近辺まではほんの2キロ程度、亀戸でも墨田区との境界部ではスカイツリーまで1キロを切る直近のエリアです。
また区内では上記の通り、近年、区域に加えられた最南端の海の森の一帯も、スカイツリーからは14キロ程度と近距離で、スカイツリーを視認できます。
総じて江東区は、墨田区をはじめ、台東区や葛飾区と共に、スカイツリーのお膝下といえる直近のエリアで、関東の広範囲をカバーする、拠点と言える電波塔のスカイツリーから送信されるNHK、広域民放、東京MXの電波状態は非常によい区域になります。
ただ、やはり高層ビルの近隣や住宅密集地など、地デジ電波が遮られやすい環境によっては、電波障害が発生して、受信感度が低下する事例もある他、逆に地デジ電波レベル(強度)が強すぎることで、かえってテレビ画面の映像が乱れる事例もございます。
当あさひアンテナでは、東京都江東区では、全域における各種テレビアンテナ工事に対応しております。江東区で地デジ、BS/CSアンテナの新規設置や修理、交換など、テレビアンテナについての各種の関連工事をお求め、ご検討の際は、現地での作業経験が豊富で、高い施工技術と、江東区におけるノウハウの蓄積をもつ専門店、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)またはホームページからのお問い合わせフォーム、LINEアカウントまで、どうぞお気軽にご一報ください。
江東区 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
東京都江東区の住宅で使う地デジアンテナには八木式アンテナが最適ですか?
- A
八木式アンテナとは、魚の骨のような形で、主に屋根の上に立てられたマストの先に設置される、昔ながらのテレビアンテナです。
八木式アンテナは百年近い歴史を持ち、アナログ放送の時代から、主なテレビアンテナであるVHFアンテナ、UHFアンテナとして使われてきたほか、現在でも地デジアンテナ(UHFアンテナ)として現役で使われています。しかしその基本的な構造は、開発された当時から変わっていません。それほど基本設計に優れ、現在でも、地デジアンテナ機種の中では、トップといえる最高クラスの受信性能を誇る地デジアンテナです。
現在のUHFアンテナとしての八木式アンテナは、矢印のような形の支柱に、短い横棒であり、地デジ電波を受信するパーツである素子(エレメント)がいくつもついた構造になっています。
八木式アンテナの場合、受信できる電波の周波数帯は、この素子の長さや間隔で調整できます。そのため、主なテレビ電波としてVHF(超短波)が使われていたアナログ放送の時代に比べ、より波長の短いUHF(極超短波)が使われているため、現在の地デジアンテナとしての八木式アンテナ(UHFアンテナ)は、アナログ放送時代のVHFアンテナに比べて小型化が実現しています。
八木式アンテナで受信性能を発揮するアンテナ正面は、矢印型とは反対側の先端にあたります。この先端から続く本体の横棒部分(導波器、ディレクター)には素子が並んでおり、素子数が多い(受信性能が高い)ほど、このディレクター部分が長くなります。
横棒でも一番奥に当たる部分には、同軸ケーブルが接続された黒い箱状の給電部と一体化した複数の素子である放射器(輻射器、ラジエーター)があり、導波器を伝わった地デジ電波はここに集められ、給電部を通じてケーブルから屋内に送信されます。
背後にある魚の骨のような部分は反射器(リフレクター)といい、導波器を通り過ぎる電波を放射器に反射させると同時に、アンテナの工法から届くノイズ(雑音、余計な電波)を反射して遮る役割を持っています。
八木式アンテナの受信性能は、導波器の素子数に、放射器、反射器をそれぞれ1素子と数えた「素子数」で表記され、主に強電界地域向けの8素子、強から中電界地域向けの14素子、中から弱電界地域向けの20素子が存在します。
上記の通り、素子数が多いほど導波器の部分が長くなり、そのサイズはメーカー、モデルにもよりますが、20素子で140センチ前後。14素子で100センチ前後。8素子で60センチ前後になります。また縦幅、横幅はほぼ反射器の大きさになり、縦50センチ、横35センチ程度ですが、8素子モデルは反射器が長めの反射素子1本のみになるため、縦の高さ6センチ程度になります。
他にも、素子部にⅩ字型の固定具を取り付け、上下左右に素子パーツを並べた上、27素子、30素子などのモデルもある高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)なども存在し、このアンテナであれば、最大で実質100素子以上になり、遠く離れた電波塔の非常に微弱な電波も受信可能になります。
また高性能アンテナであれば長さが50センチ強の、5素子程度のモデルでも、通常モデルの14素子程度の受信性能を確保できるため、アンテナの小型化にも利用されます。
さらに八木式アンテナには、地デジ電波であるUHF波(極超短波)の470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯をすべて受信できるオールチャンネル用の他に、やや低めの周波数帯にしか対応してない分、受信感度が向上するローチャンネル用などのモデルも存在します。
これは素子の長さや間隔を調整することで、受信できる周波数帯も調整できる八木式アンテナのみに存在するモデルです。日本各地のほとんどの電波塔では、実際にはローチャンネル帯(周波数帯の低いチャンネル帯)しか送信していないことが多いため、対応エリアであれば、ローチャンネル用アンテナを使用することで、より受信感度が高くなります。
他にも、八木式アンテナは指向性が高い(アンテナ正面側で受信性能を発揮する範囲が狭い)分、同じ素子数でも他の機種に比べて、受信範囲内の受信感度が高まる。そしてアンテナ正面を電波塔の方向へと正確に向けることで、ノイズを受信しにくくなる点。そもそもの主な設置場所が、周辺の障害物に影響されにくく、受信感度が高まりやすい屋根の上などの高所である点から、ほぼ同等性能の他の地デジアンテナ機種に比べても、受信感度が向上しやすい性質があるのです。
そして八木式アンテナは、設計がシンプルで古くから使われる古典的なアンテナであるため、現在では本体価格、設置具などを含めた設置費用が、他のアンテナ機種に比べて工事費用の金額が割安になるというメリットもございます。
このような性質から、令和現在でも八木式アンテナは、特に電波レベルが弱まりやすい中から弱電界地域や、周辺に地デジ電波を遮る障害物が多い現場などを中心に、安定した受信レベルを確保しやすいアンテナとして、幅広い現場で使われております。
江東区は、前述の通り、東京スカイツリーがある墨田区に隣接する区であり、スカイツリーからの距離は、区内のもっとも近い場所では1キロ未満、埋立地のもっとも遠い場所でも14キロ程度と、直近のエリアに当たります。
東京スカイツリーは、地デジ電波として、NHK、広域民放の電波を、10Kwで東京都から千葉県、埼玉県、神奈川県の多くのエリア、さらには栃木県、群馬県、茨城県の東京寄りの一帯まで、広い範囲に送信しています。
また東京都内の地方チャンネルである東京MXも、3Kwで、西部の山地を除く東京都内の大半のエリアと、東京都との境界に近い埼玉県、千葉県、神奈川県の一部エリアまで送信しています。
東京スカイツリーは高さ634メートルの、日本一の規模を誇る電波塔であることもあり、いずれの電波も、江東区であれば、ほぼ強電界地域(80㏈以上)のレベルで受信できると見られます。
したがって江東区内での地デジアンテナ設置は、八木式アンテナを使用するのであれば、現場の電波レベルや周辺環境に応じて、8素子から14素子の機種を用いて、アンテナの先端をスカイツリーのある北側、現場によってやや東西に角度調整して、最適の受信感度で固定することになります。
ただ、基本的な地デジ電波レベルが強い江東区では、結論として、特に八木式アンテナの受信性能にこだわる必要はなく、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなど、受信性能では八木式アンテナにやや及ばない機種でも、十分な電波レベルを確保できることが多くなります。
地デジアンテナで受信された後、配線ケーブルから屋内のテレビなど受信機器の地デジチューナーに届く地デジ電波は、34dBから89dBの範囲であれば正常な地デジ放送の視聴が可能になりますが、それ以下、または以上になると、画面の乱れや映らないなどの問題が生じます。
実際には地デジ電波は、気候や天候の影響による減衰(電波レベルの弱まり)や、アンテナからケーブル配線部を伝わる間にも一定の減衰が生じるため、地デジチューナーに届く時点で、47㏈から81㏈程度、最低でも40㏈以上であるよう調整されます。なお地デジ電波の㏈の数値は、通常の十進法によるプラスマイナスの計算ではなく、常用対数で表記されるため、例えば100㏈の電波は90㏈の10倍の強さになります。
したがって、江東区内でも、特にスカイツリーに近いエリアでは、受信する電波レベルが強すぎるために、地デジが正常に映らない可能性も出てまいります。
このような場合には、主に八木式アンテナであれば8素子モデルなど、受信性能が低いモデルを使用する。またテレビアンテナの配線部に、電波を適度に減衰させる「アッテネーター(減衰器)」という機器を設置して、電波レベルを調整するといった方法もございます。
江東区で八木式アンテナを使用するメリットとしては、他の機種に比べて工事費用を抑えやすく、受信感度を確保しやすい点です。また江東区には、超高層マンションをはじめとする高層建築も数多く見られます。そして東京スカイツリーから見て、高層マンションなどの影に当たるエリアや、住宅密集地などでは、特に住宅の壁面など低い位置に地デジ電波が届きにくくなり、壁面に設置するデザインアンテナでは対応できないケースがございます。
このような現場では、江東区でも受信環境のいい戸建て住宅の屋根の上に設置できる、八木式アンテナの設置が適しているといえます。
ただ現在の地デジアンテナとしてはやや大型で重量もある八木式アンテナを住宅の屋根の上に設置する場合は、風雨や潮風など自然環境の影響を受けやすいなど、歳月につれて確実に老朽化が進むという弱点もございます。
屋根の上にある八木式アンテナの平均寿命はおよそ10年前後ですが、この年数は現場の周辺環境によっても変化します。近年の八木式アンテナは本体はじめ屋根馬、ワイヤーなどの固定具もステンレス製や防水メッキ加工のものが多く、サビなどにも強くなっておりますが、海に近い江東区、特に湾岸エリアでは、潮風の影響によってアンテナの負担が大きく、結果、通常より錆びやすくなることも考えられます。また大型台風などの通過によって、八木式アンテナが大きなダメージを受けるケースもございます。
他にも、昔ながらの形状のアンテナを屋根の上に立てるため、お住まいの外観や景観など、見た感じに悪影響を与えやすい。アンテナの一部が隣家の敷地に食い込む越境問題が生じることもある。太陽光発電システムを採用しているお住まいでは、屋根の上の八木式アンテナが太陽光パネルに影を落とし、発電に悪影響を与えることもある、などのデメリットが挙げられます。
ただ、江東区は電波状態の良さから、八木式アンテナを屋根の上の他にも、例えばサイドベースという設置具を用いて壁面やベランダの手すりなどへ設置する。ベランダ内部空間へ設置するなど、さまざまな位置に設置できるケースもございます。
テレビアンテナのさまざまな設置場所への取り付けの一覧については、後の項で詳しくご説明いたします。
また最近では八木式アンテナにも、受信性能だけでなく、設計や素材、加工の工夫により、自然環境への耐久性を高めた、ステンレスや高耐食モデル、塩害用、雪害用などのモデルも存在するため、特に江東区の海沿いでは、塩害用モデルの使用で、耐久性や耐用年数を高めることも期待できます。
当あさひアンテナでは、八木式アンテナの基本設置工事について、国産で最大手メーカーのひとつ、DXアンテナ社製の軽量型で、耐水性、対風速性が高く、長寿命が望める20素子相当の最新モデル「UA20」をご用意しており、アンテナ本体や屋根馬、マスト、ステーなどの設置具、同軸ケーブルなど、最低限の設置の配線に必要な機材の価格を含む「基本工事価格」を、22,000円(税込み24,200円)からでお引き受けしております。
ただ地デジアンテナは、設置する現場の電波レベル(電界地域)に適した受診性能(素子数・素子数相当)より高性能なアンテナを使用すると、ノイズを受信しやすくなり、かえって地デジ画面の乱れなどが生じることもございます。
地デジ電波レベルが良好な江東区での地デジアンテナ設置について、当あさひアンテナでは、事前の電波調査とお見積もりを出張費、キャンセル費など含めた「完全無料」でおこなっており、現場の受信環境やご覧になるテレビの台数などに応じて、できるだけシンプルな構成で工事の費用を抑えつつ、強すぎず、弱すぎず、常に安定した受信レベルでテレビが映るアンテナ機種、設置方法をご案内いたします。
八木式アンテナであれば、上記の基本モデルの他に、8素子や14素子、高性能モデル、ローチャンネル用などのモデル。また対候性を重視したステンレス製や塩害用、雪害用モデルなども取り扱っているため、現場の条件に合わせて、最適の受信性能と対候性のモデルをご案内いたします。
東京都江東区で、お住まいの現場に最適な八木式アンテナの取り付けをお求めの方は、まずはご相談だけでも、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)、もしくは公式サイトのメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にご連絡くださいませ。
※八木式アンテナの構造や種類、設置方法などの概要や参考の情報については、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。
・地デジテレビアンテナ界の最長老「八木式アンテナ(八木アンテナ)」とは?特長や設置位置、メリット・デメリットまで解説!
・地デジ「八木式アンテナ」に適した住宅の条件とは? アンテナ設置工事の特徴や種類を徹底解説!
・屋外用地デジアンテナは八木式アンテナが最強? 人気のデザインアンテナ、ユニコーンアンテナと特徴比較&おすすめの選び方紹介
・新築戸建てのテレビアンテナ工事費用を安くできて高性能の八木式アンテナとは? アンテナ種類の選び方や業者の料金相場を解説
・安く高性能な地デジ用UHFテレビアンテナの選び方は? 八木式アンテナの素子数や設置の高さ、業者の工事費用、料金相場も解説
・高利得、高性能な地デジ用パラスタックアンテナ徹底解説
・地デジUHFアンテナのオールチャンネル対応とローチャンネル用とは? テレビが映らない原因と受信レベルを上げる対処を解説!
・安く高性能な地デジ用UHFテレビアンテナの選び方は? 八木式アンテナの素子数や設置の高さ、業者の工事費用、料金相場も解説
- Q
東京都江東区で、地デジアンテナのデザインアンテナを設置できますか?
- A
近年の地デジアンテナとして、人気の高いデザインアンテナは、主に家屋の外壁が設置場所になる軽量薄型で、設置の美観に優れる地デジアンテナ機種です。
メーカーによっては平面アンテナ、薄型アンテナ、壁面アンテナ等の名称もある通り、デザインアンテナは基本的に、機器部にカバーが施された縦長の長方形、薄型のパネル状の形状をしており、同じメーカーの同モデルでも、カラーバリエーションに豊富な選択肢がある特徴がございます。
デザインアンテナは、地上波テレビ放送の地デジ化によって、テレビ電波がそれまでのVHFに比べて、波長の短いUHFになったことで実現したアンテナ機種であり、従来のテレビアンテナだった八木式アンテナの弱点をカバーするために登場した地デジアンテナの第二世代機種です。
デザインアンテナの特性は、お住まいの色合いに合わせたモデルを使用することで、住宅に設置しても目立たずその外観にとてもよく溶け込み、お住まいの見た目や景観を乱さない点。
またカバーが施された本体を、外壁に貼り付けるような形で設置することで、風雨や強風、潮風、雪などの自然環境にも強くなり、一般的な耐用年数も15年から20年程度と長くなって、アンテナトラブルも生じにくくなる点です。
これらのメリットに伴う点として、越境問題も生じにくく、太陽光パネルにも悪影響を与えないというメリットもございます。
そのため現在では、住宅の見た目にこだわりをお持ちの方、故障の不安などが少なく安心感あるアンテナをお求めの方など、デザインアンテナであればご満足いただけるお客様も多く、今や人気ナンバーワンで選択してもらえる件数の多い地デジアンテナモデルになっております。
デザインアンテナの主なモデルは、受信性能を八木式アンテナ(素子アンテナ)の各素子数モデルの性能に換算した、20素子相当と、やや大型の26素子相当のモデルですが、他にも、受信性能は3素子相当など低くなる強電界地域専用モデルながら、本体の大きさは通常モデルの半分以下で、付属のスタンドにより家の外だけでなく、室内で窓の付近に据え置き設置もできるコンパクトモデルも存在します。
デザインアンテナの具体的な設置方法は、住宅でも近隣の電波塔の方向を向いた壁やベランダの手すりに専用の固定具を設置し、アンテナ本体の背面にあるマスト固定部を、固定具にはめ込む形で設置して、固定部を軸に左右へと角度調整。受信感度が最大になる角度でしっかりと固定する形になります。
他にも、八木式アンテナと同じく、屋根の上のマストに固定する。また受信できる電波レベルが強い、住宅の建材が電波を通しやすいなどの条件が整っていれば、お住まいの屋根裏空間、天井裏空間に地デジアンテナを設置できる工法もございます。
江東区でのデザインアンテナ設置では、基本的には八木式アンテナと同様、お住まいでも北側を向いた壁面やベランダなどに設置し、現場ごとにもっとも受信感度が高まるように角度を調整した上でアンテナ本体を固定します。
デザインアンテナは八木式アンテナに比べると指向性が低い(アンテナ正面側で受信感度を発揮する範囲がやや広い)ため、そこまで厳密な角度調整は必要ござません。ただ壁面などに設置する場合、スカイツリーとは正反対に当たり、アンテナ方面をスカイツリーに向けることができない南向きの壁面には、設置できませんのでご注意ください。
現在ではデザインアンテナは、そのメリットの豊富さから地デジアンテナの中ではもっとも人気の高い機種になっており、受信環境のいい江東区であればほとんどの現場で、設置に関して大きな問題はございません。
一方でデザインアンテナにはいくつかのデメリットもあり、第一に本体の構造や指向性の広さ、設置位置が屋根より下などの点から、同じ素子数(相当)でも、八木式アンテナに比べると本体の受信性能がやや低くなる傾向がある点。そして基本的な設置位置が壁面などで、屋根の上に比べると低くなる分、周辺の建物など地デジ電波を遮る障害物に影響を受けやすくなり、その点も受信感度に大きく影響を与える点が挙げられます。
そのためデザインアンテナは基本的に、強・中電界地域向けのモデルとあり、弱電界地域など電波レベルが弱いエリアでは使用できないこともございます。さらに電波レベルが良好なエリアでも、高層ビルの影に当たる、住宅密集地などで地デジ電波が届きにくい現場では、設置できないケースも出るという点です。
また八木式アンテナに比べると設置費用が割高になる。住宅の壁面に設置する場合は、お住まいの壁にビス穴を開ける必要が出る点なども、設置に当たっての注意点になります。
江東区は上記の通り、スカイツリーからは近く地デジ電波レベルの強いエリアであり、多くの場合、デザインアンテナでも受信しやすい位置を探すことが簡単で、問題なく受信できるケースが多くなります。
ただ江東区でも、上記の通り、副都心部や臨海部に多く見られる超高層マンションなど高層建築の近隣や、下町の住宅密集地などでは、壁面へのデザインアンテナ設置が難しくなることもございます。
そのような現場でデザインアンテナを設置する場合には、そのメリットはやや損なわれますが。屋根の上のマストなど、設置位置の高さを確保する方法のほか、最新モデルである「ユニコーンアンテナ」を採用するという方法もございます。
ユニコーンアンテナとは、マスプロ電工による地デジアンテナ第三世代モデル「U2CN」の商品名であり、高さ67センチ程度、直径は12センチから14センチ程度の、ほぼ円筒形の地デジアンテナです。
その受信性能は20素子相当。カラーバリエーションはウォームホワイトとブロンズブラックの二種類を選べます。
基本的な設置方法は八木式アンテナと同じく、屋根馬とマスト、サイドベースなどを使って、屋根の上や破風板(屋根の張り出し部)、壁面の高所などで、マストの先に固定し、本体が屋根の上に突き出すようにして設置されます。
ユニコーンアンテナは、マスプロ電工では、デザインアンテナの一種でその進化系とされており、そのスタイリッシュなデザインから、高所の設置でも住宅の見た目や景観を乱さない。風雨などを受け流せる形状から経年劣化も進みにくく、耐用年数もデザインアンテナと同程度になるという、デザインアンテナと同様のメリットを備えています。
さらにユニコーンアンテナは、設置の高さを確保できるため、高層建築の近隣や住宅密集地など、デザインアンテナが設置できない現場でも、対応できるケースが多くなります。
一方で指向性がデザインアンテナよりさらに低い(正面側の受信範囲がより広い)点から、角度調整は行いやすい半面、ほぼ同じ設置位置でも、同素子数の八木式アンテナに比べると受信性能はやや及ばず、基本的にはデザインアンテナと同じ強・中電界地域向けのモデルになります。ただ江東区の場合は、基本的な電波レベルが高いため、ユニコーンアンテナであればほとんどの現場で対応できます。
ユニコーンアンテナのデメリットは、最新モデルであるため、設置費用が他の地デジアンテナ機種に比べてやや割高な点。また純和風建築など住宅の様式によっては、そのモダンなデザインがマッチせず、住宅の外観に悪影響を与える可能性もある点です。
また江東区は電波レベルが高いため、デザインアンテナを屋根裏空間、天井裏空間に設置する工法も可能となるケースが多く、その場合は、住宅の見た目やアンテナの寿命など、よりメリットが高くなります。この屋内設置の方法や詳しいメリット、可能な条件については、少し長くなりますので、後の項で詳しくご説明いたします。
当あさひアンテナでは、デザインアンテナの基本設置工事について、国産DXアンテナ社製の20素子相当機種で、業界最小クラスの厚さ11.3センチ、高さ59センチ、幅22センチの薄型高品質モデル「UAH201」をご用意し、アンテナ本体と設置具、白か黒の同軸ケーブルの価格も含めて、25,000円(税込み27,500円)からの価格でお引き受けしております。アンテナやケーブルの色合いをお住まいに合わせていただくことで、どのようなお住まいの外観にも明確に調和いたします。
またユニコーンアンテナ本体と、基本の設置具、同軸ケーブルなどの費用も含む、ユニコーンアンテナ基本設置工事についても、現在は業界最安値に挑む「キャンペーン価格」で承っております。
他にも、強電界地域用のコンパクトモデルでは、マスプロ電工製の業界最小級モデル、スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」を、やはりホワイトとブラックのカラーバリエーションでご用意しており、アンテナ本体や必要な設置具、ケーブルなどをセットに、上記と同じ基本設置工事費でご案内しております。
江東区であれば電波状態が良好なため、通常モデルはもちろん、コンパクトなスカイウォーリーミニを使用できる可能性も高くなります。
また上記の通り、江東区であっても、高層建築の付近や住宅密集地などでは地デジ電波が遮られ、壁面にデザインアンテナを設置することが難しくなるケースもございますが、当あさひアンテナでは、無料の電波調査でも、お住まいのさまざまな位置で、電波レベルや方向、品質など綿密なチェックを行い、お住まいの壁面にて、ピンポイントで受信レベルが安定した位置を割り出すなどして、可能な限りデザインアンテナの設置にご対応いたします。
また特に十分な電波レベルの確保が難しい場合は、受信性能の高い26素子相当のデザインアンテナもご用意している他、電波を増幅するブースターの設置にもご対応いたします。
東京都江東区でデザインアンテナの設置をお考えの方も、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)、もしくはメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせくだされば幸いです。
※デザインアンテナやユニコーンアンテナの本体や特徴、設置方法などの概要については、以下のコラム記事にも詳しい解説がございます。
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- Q
ッテネーターとは何ですか。また江東区での地デジ受信には必要ですか?
- A
お住まいに地デジアンテナを設置して、地デジ放送を快適に視聴するためには、地デジアンテナから個々のテレビやレコーダー(地デジ受信機器)に届く地デジ電波の強度が、一定の受信レベルの範囲内であることが必要です。
上記した通り、個々のテレビなどに届く電波レベルは34dBから89dBの範囲であることが必要であり、実際的には電波レベルの変動も考慮し、47㏈から81㏈程度になるよう調整されます。
そして一般のご家庭では、一基のテレビアンテナからお住まいの各部屋にあるテレビなど受信機器(アンテナコンセント)まで電波を届けるため、同軸ケーブル(アンテナケーブル)の配線部にはさまざまな機器が設置されます。
まずテレビアンテナの近くに設置されることが多いのは「ブースター(増幅器)」という機器です。
ブースターとは文字通り、アンテナが受信したテレビ電波を、住宅で必要なレベルにまで増幅する装置です。通常の屋外用ブースターは、アンテナの付近に設置され、電波を増幅する本体である増幅部と、屋内に設置されて、電源コンセントから同軸ケーブルを通じて増幅部に電源を供給する電源部に分かれています。
このブースターは、通常は受信できる地デジアンテナのレベルが低くなる中・弱電界地域で、電波レベルを補完するために設置されますが、強電界地域でも住宅内に三台以上のテレビを設置する現場では、電波レベルを確保するために設置が必要なことが多くなり、実質的には戸建て住宅では設置がほぼ必須の機器になっています。
なお、お住まいに地デジアンテナの他、BS/CSアンテナや、地方局用アンテナなど、複数のアンテナを設置する場合には、まずそれぞれのアンテナからのケーブル(送信される電波)を一本のケーブルにまとめる「混合器」という機器を設置しますが、地デジとBS/CSのアンテナ設置では、上記したブースターでも、地デジと衛星放送の電波に対応し、混合器の機能も備える「UHF/BSCS混合ブースター」を使用します。
こうして電波レベルが増幅され、一本のケーブルにまとめられたケーブル配線(テレビ電波)は、次に「分配器」という機器に接続されます。
これはアンテナ側からのケーブル(電波)を、複数のケーブルに分けて、伝送される電波レベルも等分に分配する装置のことです。分配数は、2分配から8分配まで、7分配を除く6種類の商品があり、住宅で必要な分配数に、予備の一分配(端子)を加えたものが使われます。
この分配器を通した電波は、四分配であれば元のレベルから四分の一ずつなど、分配数に応じたレベルで割られる形になって分配されます。
前述の通り、地デジ電波の㏈数は常用対数によって表記されるため、分配されても元の数値より極端に㏈数が下がることはございませんが、主にこの分配器を通しても十分な電波レベルを確保するために、ブースターが必要となります。
この分配器を通じて分配されたケーブルが、住宅内の各部屋にあるアンテナコンセントまで配線されます。このアンテナコンセントとテレビなど受信機器を、室内用のアンテナケーブルで接続することにより、受信機器に電波が届き、テレビ放送が視聴できることになります。
ただ、地デジ電波と衛星放送の電波を混合器で一本のケーブルにまとめている場合は、受信機器の前のケーブルに「分波器」という機器を設置し、あらためて地デジ、衛星放送の電波を日本のケーブルに分けた後、機器側のそれぞれのチューナー端子に接続することが必要です。
また、テレビ電波はこのアンテナケーブル配線や、各機器の端子などを経由する際にも、抵抗で徐々に減衰していくため、特に住宅内でもテレビアンテナから離れた部屋では、その部屋でのみ到達する電波レベルが低くなることもございます。
一般的な住宅では、安定した電波レベルを確保するために、配線部には主に以上のような機器が必要となります。ただ、江東区でも東京スカイツリーからの距離が近いため、逆に受信できる電波レベル90㏈以上と強すぎることで、地デジ画面が映らない、乱れるなどの受信トラブルが起こるケースも考えられます。
この場合に設置するのが、電波を適切なレベルに弱める「アッテネーター(減衰器)」という装置です。
アッテネーターとは、ケーブルの接続部や、ケーブル配線の途中などに接続する、短い筒状の機器であり、この機器を通った電波は、抵抗によって特定のレベルのみ減衰します。減衰数はアッテネーターの製品別に3㏈や6㏈から10㏈、20㏈などさまざまで、現場の条件によって使い分けます。
江東区でも、東京スカイツリーがある墨田区との境界付近になると、スカイツリーとの距離は1キロを切ります。そのため墨田区でも現場によっては、安定した地デジ受信のためにアッテネーターが必要になるケースも出てまいります。
ただ、八木式アンテナであれば8素子モデルなど、受信感度が低いモデルを使用することで、受信できる電波レベルをある程度、抑えることもできます。また近年のテレビ本体などには、アッテネーター機能を内蔵しているモデルもあり、その機能をオンにすることでも、強すぎる電波レベルへの対処が可能です。
実際にはアッテネーターは、メインの地デジアンテナとは別に、地方局用アンテナを設置する現場では、双方の受信レベルに大きな差があっても、受信に問題が出るため、強すぎる側の電波レベルを抑えて、平均化するために用いられることが多くなります。
なお当あさひアンテナでは、地デジアンテナ工事においてアッテネーターが必要な場合は、機器の本体価格を含め、オプション工事費5,000円(税込み5,500円)からで設置をお引き受けしております。
また同様に、ブースターの設置は、地デジ放送用のUHFブースターであれば20,000円(税込み22,000円)、前述のUHF・BSCS混合ブースターであれば25,000円(税込み27,500円)より。混合器は15,000円(16,500円)より。
分配器は一般的には、新築住宅に必要な分配数のものがあらかじめ設置されていることが多くなりますが、もし設置されていない、また交換が必要な場合などは、価格は分配数によっても変動しますが、5,000円(税込み5,500円)からでお引き受けいたします。上記の工事費用は、もちろん国産大手メーカーの高品質機器をセットにした価格になります。
一般的に、新築住宅でのテレビアンテナ工事費用の総額は、必要なアンテナ機種の基本設置工事費用に、上記の必要なオプション機器、工事の費用を加えた価格になります。
特にブースターやアッテネーターが必要な現場では、現場の電波状態に合わせて、適切なレベルに電波を増幅、もしくは減衰させる作業が必須となるため、プロのアンテナ職人による専門知識と技術が必須となります。
もちろん弊社では、地デジアンテナの設置工事に際しては、高性能の電波測定器による現地調査を行い、お客様のご要望に対応しつつ、可能な限り最低限の費用で工事を行うことを第一に考えております。
ブースターやアッテネーターの設置についても、現場の条件ではどのような設置方法でも、受信する地デジ電波レベルに過不足が出るなど、どうしても必要な場合のみご案内いたします。
弊社での地デジアンテナ工事にて、お見積もりでブースター、アッテネーターなど機器の設置が必要となった場合は、まずは弊社の職人にどのようなご質問でもなさってください。
そして各機器の必要性と、弊社が高品質で低価格の工事を提供しているとご理解いただけた時点で、正式にアンテナ工事の本契約をお結びいただければ幸いです。
※テレビアンテナの配線部に必要となる、ブースター、分配器など各機器についてや、配線部の概要については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・テレビアンテナに「ブースター」は必須の機器なのか? その種類と性能、必要なケースを解説【地デジ設置・あさひアンテナ】
・テレビの映りが悪い時に使うアンテナブースターとは? 屋外用・屋内用ブースターの違いと症状別の選び方を徹底解説!
・テレビアンテナへの分配器の設置で、現場の電波レベルや条件に適した選び方と注意点を徹底解説。分波器や分岐器との違いとは?
・テレビ放送(地デジ、衛星放送BS/CS、4K8K)に合わせたテレビアンテナケーブルの種類と選び方、徹底解説!
・戸建ての家へのテレビアンテナ設置と配線、周辺機器の取り付け工事を行う費用の相場とは? 料金の安い業者の選び方も解説
・新築戸建て住宅にテレビアンテナを設置する時に必要な機器と工事とは? その種類と費用の相場をすべて解説します
- Q
東京都江東区で住宅にテレビアンテナを設置できるのは屋根の上や壁面だけですか?
- A
現在でも一般的に、八木式アンテナやBS/110度CSアンテナは屋根の上のマストに固定する。デザインアンテナは外壁に設置するというイメージがあります。
しかし現在では、アンテナ本体の性能向上や施工技術の進歩により、上記のそれぞれの項でもご説明した通り、お住まいのさまざまな位置にテレビアンテナを設置する工法もございます。
八木式アンテナやBS/CSアンテナを屋根の上にマストに設置するのは、すでにご説明した通り、周辺の障害物の影響を避けて、受信感度を高めることと、電波塔や衛星放送の人工衛星に向けた角度調整が行いやすくなるという理由です。
特に衛星放送用のパラボラアンテナ(BS/CSアンテナ)は、電波を送信する人工衛星(静止衛星)が位置する東経110度(南東方向)の上空に、アンテナでも円盤状のディッシュ部の、仰角、方位角(上下、左右の角度)を正確に調整して設置すること。そしてディッシュを向けた東経110度の方向に建物などはもちろん、樹木や電線など、わずかな障害物も存在しないことが必須の条件になります。
そのため地デジアンテナ、BS/CSアンテナとも、高い位置に設置するほど、安定した受信を行いやすくなります。
一般的に、戸建て住宅の屋根の上に、マスト(支柱、ポール)を立ててアンテナを設置する方法は、まず屋根の頂点部に、屋根馬という器具をバランスよく置き、その中央にマストをバランスよく固定し、必要なアンテナを設置。
さらに屋根の四方からマストのステー留め金具まで、ステンレスワイヤーなどのステー(支線)をバランスよく張り、マストごとアンテナをしっかりと固定する方法になります。アンテナケーブルは、屋根や壁の隅を這わせて固定しつつ、住宅に設置された引き込み口、引き込み線を通して、屋内配線に引き込むことになります。
他にも近年の住宅には、屋根と一体化し、内部にケーブルを通すこともできるアンテナ専用のマストが用意されていることもございますが、上記の方法では、屋根そのものは加工せず大半の屋根に対応でき、施工技術の高い業者が担当すれば、そう簡単には倒れることのない丈夫な設置が可能になります。
ただ一方で、この設置方法では、設置から10年以上が過ぎ、アンテナやマストなどの老朽化が進むと、ステーがサビにより切れるなどして、アンテナが傾く、倒れるなどのリスクも生じます。
しかし、電波の受信レベルや角度調整、障害物などの条件さえクリアできれば、テレビアンテナを他の位置に設置する方法もございます。
例えば、板状の設置部にマスト(支柱、ポール)を固定するアームや、L字状のマストなどが設置され、壁と垂直にマストを立てることができる「サイドベース」という設置具を使えば、住宅の壁面、屋根の張り出し部(破風板)、ベランダの手すりなどに、八木式アンテナ、BS/CSアンテナを設置することもできます。
この方法であれば、例えば破風板や壁面でも高い位置の場合は、マストの先のアンテナが屋根の上に突き出す形になるため、受信感度や角度調整が屋根の上と同じように行えるほか、ビスを使って壁にしっかりと老朽化によるアンテナの倒壊などのリスクを軽減できるメリットもございます。
また受信感度がやや低い位置であれば、八木式アンテナやBS/CSアンテナでも、目立たず住宅の外観を乱しにくい上、風雨なども避けて老朽化を抑えやすい設置が実現できます。
ただ、一般的なデザインアンテナの設置も含め、住宅の壁にテレビアンテナを設置する方法では、まず外壁にビス穴を開けて、設置具を固定する必要がございます。
当あさひアンテナでは、デザインアンテナをはじめとするテレビアンテナの壁面設置では、壁面の状態を確認して極細のビスを使い、適切な位置に最小限のビス穴を開けた上で、すべてのビス穴に変性シリコンを注入することで、ビス穴から水がしみ込む事での腐食など、万が一のトラブルをも避ける丁寧な施工を徹底しております。
他にも、八木式アンテナやBS/CSアンテナを、住宅のベランダ内に設置するという方法もございます。
この方法では、ベランダ内の一部スペースを占有するものの、より外部から見えにくくなるため、お住まいの外観に影響を与えにくい上、風雨なども避けやすく、メンテナンスも行いやすくなって、経年劣化やトラブルを抑えやすくもなります。
他にも、江東区でもスカイツリーに近く、電波状態のいい現場であれば、本体が小型になる8素子の八木式アンテナを、ベランダなどから吊り下げる形での設置も可能となります。
ただベランダ内部への設置では、誤ってアンテナに触れると、アンテナの破損や角度のズレ、また特にBS/CSアンテナでは、アンテナの前に物が置かれる、人が立つなどでの受信障害も考えられますので、その点はご注意ください。
またスカイツリーとの距離が近く、電波レベルが強い江東区であれば、上記で少しご説明した、デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置も可能になるケースが多くなります。
これは、電波塔の先端から空間を伝わる地デジ電波には、鉄筋コンクリート製などのビルには、反射、吸収される性質もありますが、一般的な戸建て住宅などでは、一部の建材を除けば、ある程度の減衰は生じるものの、屋根や壁を通り抜けて屋内まで届く性質があるためです。
デザインアンテナを屋根裏などの空間に設置するメリットは、住宅の外観、外装にまったく影響を与えない点。そしてアンテナ本体も風雨などの影響から守られるため、メンテナンスフリーで経年劣化を抑えられ、寿命が格段に長期化する点です。またデザインアンテナであれば、外壁へ設置する場合より、屋根裏の方が高さを確保できるため、受信感度が向上するケースもございます。
デザインアンテナを屋根裏、天井裏に設置する施工が可能な条件としては、まず屋内空間でも十分な地デジ電波レベルを確保できる強電界地域であること。住宅の建材に、電波を反射、吸収する鉄骨やアルミ箔などの金属、ウレタンなどの建材、断熱材が使われていないこと。同じく電波を遮る屋根の上の太陽光発電パネルや、冬場の積雪などがない点。
また屋根裏、天井裏の空間に、デザインアンテナ取り付け作業が行える、最低限でも1メートル四方の空間がある点。作業の担当者が機材を持って出入りできる点検口などがある点です。
なお、デザインアンテナを屋根裏空間などに設置する工事では、業者によっては、デザインアンテナの基本設置工事費に、追加工事費が必要となるケースもございます。しかし当あさひアンテナでは、屋根裏へのデザインアンテナ設置も、追加工費なし、上記の基本工事価格25,000円でお引き受けしております。
また屋根裏や天井裏にアンテナを設置する場合も、弊社のモットー「見えないところも綺麗に」に基づき、見栄えのいい施工を実施しております。このモットーには、配線などを整理した無駄のない施工により、故障のリスクを軽減し、メンテナンスも簡単になるメリットもございます。
屋根裏などの屋内空間に設置される地デジアンテナは、基本的にコンパクトなデザインアンテナが採用されます。八木式アンテナの設置も不可能ではございませんが、本体の大きさから設置できる条件が厳しくなる上、追加の設置具も必要なため、工事費用の総額はデザインアンテナと変わらなくなります。
そのため屋根裏空間などへの地デジアンテナ設置では、デザインアンテナでは受信感度が不足し、八木式アンテナを設置できる空間があるなど、条件が整った現場でしか、八木式アンテナが使用されることはございません。またユニコーンアンテナは、高所に設置されることで受信感度を発揮するモデルであり、受信面も狭いことから、屋根裏空間に設置されることはございません。
前述の通り、江東区は地デジ電波の受信環境が良好なため、地デジアンテナであれば、上記の各機種や設置位置に対応できるケースが多くなります。
またこれらさまざまな位置へのアンテナ設置においては、特別な技術や機材を用いる工事であれば、それに応じた追加工費が必要となることもございますが、機材や手間が通常の設置と変わらない場合は、当あさひアンテナでは、基本工事費用のみでお引き受けしております。
マストと屋根馬を用いた屋根の上へのアンテナ設置についても、通常のアンテナ工事業者では、屋根馬を水平に置くことができる、屋根の頂点部への設置にしか対応できず、片流れ屋根や段違い屋根など、一部の屋根には対応できないこともございます。
しかし弊社では、水平器という機器を用いて屋根馬の脚を加工することで、マストを用いた各種テレビアンテナを、屋根の斜面部に設置する施工も実現できます。
お住まいで、お好みのアンテナ機種を、上記のさまざまな位置へ設置したいとご希望のお客様は、まずは当あさひアンテナまでご相談くださいませ。
弊社による無料の電波調査に基づき、現場の条件で可能な限り、お客様のご要望に対応できるアンテナ工事をご提案いたします。
※屋根裏を含むテレビアンテナの戸建て住宅での設置位置、設置できる方法については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる?
・徹底解説・地デジテレビアンテナを屋根裏設置する工事のメリットとデメリット、施工費用、取り付け可能な条件と対応業者は?
・室内設置におすすめ地デジテレビアンテナの選び方とは? 人気デザインアンテナ屋根裏取り付けで失敗しない工事方法、費用を解説
・なぜテレビアンテナは屋根の上に設置される? 新築戸建て各位置に取り付けるアンテナ種類や工事の流れ、費用の相場について解説
・地デジや衛星放送用BS/CSテレビアンテナのベランダ設置や壁面取付の方法は? デザインアンテナ失敗例や必要な端子も解説
・壁面に設置できる地デジ用テレビアンテナとは? デザインアンテナなど壁に取り付けられる全アンテナと工事費用、失敗例など解説
・地デジ、BS/CSテレビアンテナを住宅の壁面に設置する方法とメリットや注意点とは? 壁面取付に適したアンテナ機種も解説!
・一戸建て住宅へのテレビアンテナ設置工事で、アンテナ取り付けができる場所とは? 工事の費用や流れ、適した工事業者を解説!
・戸建てのテレビアンテナ工事におすすめの場所は? 特徴の比較やアンテナの選び方を解説。業者に依頼する費用、料金の相場も紹介
江東区 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの症状として、突然、ご自宅のテレビで地デジや衛星放送のテレビ番組がまったく映らなくなり、ブラックアウトした画面の中央に 「e201」「e202」「e203」 などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナに何らかのトラブルが発生し、テレビなど受信機器が自己診断機能を働かせて、エラーコードでその原因を示している状態です。
このエラーコードは、テレビのメーカー、モデルなどは異なってもすべて共通の内容になっており、また現在のテレビなど機器では、エラーコードと同時にトラブルの原因を文章のメッセージで表示するものもございます。
そのエラーコードの種類も、トラブルの原因によってさまざまですが、テレビ電波の受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが、映像信号を映像に変換できないレベルで、かなり弱くなっていることを示すエラーコードです。
地デジ放送の場合、このエラーコードが表示されることは少ないのですが、お住まいの地デジアンテナ本体や、アンテナ配線部の不具合。あるいはお住まいのエリアで電波障害が発生するなどして、テレビなどの機器に届く電波レベルが低下している可能性が考えられます。この場合の対処については、次の「e202」の項で詳しくご説明します。
衛星放送のBS放送、CS放送では、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。衛星放送であるBS放送、CS放送は、12GHz帯と呼ばれる、周波数帯が高く、波長の幅が25ミリ程度と非常に短い電波を使用しています。
そのため強い雨や雪などの悪天候では、25ミリに近い雨や雪の粒に12GHz帯の電波が吸収される、また乱反射を起こすことによって電波状態が悪化し、衛星放送が受信できなくなるという弱点(降雨減衰・降雪減衰)がございます。この場合、BS放送では悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わることもあります。
降雨、降雪による減衰は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。
「e202」は、テレビ本体にまったく電波が届いていない、または極端に微弱であることを示すエラーコードです。その原因は、地デジ放送については前述の「e201」の場合も含め、台風や地震などによるアンテナ角度のずれや、マストごと傾く、倒れるといったトラブル。またアンテナ本体やアンテナケーブル、ブースター(増幅器)、分配器など、電波が送られる部分のどこかに故障が発生したことも考えられます。
他にも、単純にアンテナコンセントから室内のテレビまで接続する室内用アンテナケーブルの接触不良という場合もありますので、これらのエラーコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナケーブルとの接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止していることを示すエラーコードです。これは基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。
このエラーコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。
ただエラーコードはテレビ本体の自己診断により表示されるものであるため、アンテナなケーブル配線部の故障などで、正常に電波が届いていない場合でも「e203」が表示されるなど、表示されるエラーコードとトラブルの原因が異なる場合もございますので、どうかご注意くださいませ。
上記のエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビ本体のリセットや、テレビとアンテナケーブルの接続部、端子の状態を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ本体や配線部にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)までご相談ください。まずお電話口にて、エラーコードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。お電話口でのご説明でトラブルが解消された場合は、料金は頂戴いたしませんのでご安心くださいませ。
もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で早急に原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明とお見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約された時点で、はじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金もいっさい発生いたしません。
さらに弊社では、アンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤルへとお気軽にお電話くださいませ。
なお、「e201」「e202」「e203」以外も含めたエラーコードの詳しい内容や、各エラーコードが表示される原因、またその場合の対策、対処法については、以下の各コラム記事でも詳しくご紹介しております。
・アンテナ受信トラブルでテレビ画面に「E201」などエラーコードが表示されて映らない問題の原因と解決する対処の方法とは?
・テレビアンテナで地上デジタル放送が受信できない際の修理とは?E201などが表示されて映らない原因と工事費用の相場を解説
・突然テレビ画面が映らなくなったら解決の方法は? 音は出る、E201などエラーコード、アンテナ受信など原因別の対処法を解説
・徹底解説「B-CASカード(ビーキャスカード)」の基礎知識とテレビ画面に「E101」などのエラーコードが出る原因とは?
江東区 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
江東区 てどんなところ??
東京都江東区は、東京都の都心部でも、隅田川と荒川にはさまれた区域の内、墨田区より東と南側に位置し、海沿いの港や埋立地を含みます。
現在の江東区に当たるエリアは、古くは海面に小島が散在しているだけの場所でした。しかし江戸時代に入ると、埋め立てが進んで新田も開発され、特に深川地区は、江戸時代初期に発生し、江戸城の天守閣や多くの大名屋敷、江戸の町の多くを焼いた、振袖火事の名前でも知られる、1657年(明暦3年)の明暦の大火の後、武家屋敷や社寺が移されることで発展しました。
その中でも亀戸天神のある亀戸や、富岡八幡宮と深川不動堂のある深川は賑わい、深川には木場が作られ、材木商が集まって発展したことから、江戸でも代表的な下町のひとつとなりました。
当時の木場(貯木場)は、時代劇などでもおなじみの通り、山から切り出した材木でいかだを組み、川などを通じて運搬し、そのまま池や沿岸などに浮かべたまま保存されました。この木場は、現在でも深川の地名、木場として残っています。また城東地区も農地として繁栄し、江戸近郊の行楽地としても知られました。
また明治時代以降は、広大な土地と水運を活用して工業化が進み、大規模、中規模の工場や住宅、商店街などが混在する町となりました。中でも深川地区は、関東大震災や東京大空襲などを経て、区画整理が行われています。
今日の江東区は、1947年(昭和22年)には、現在の深川区域にあたり、墨田区の南側に位置する深川区と、現在の城東区域にあたり、墨田区の東側から南に延びる城東区が合併して誕生した区になります。
そのため現在でも、現在の江東区は、深川エリアと城東エリア、そして海沿いで新たに埋め立てられてできた土地となる、臨海部(湾岸)エリアに大きく分けられます。
現在の区名は、合併時に「江」は深川、「東」には城東の意味が含まれるという点などから決まりました。ただ「江東」という言葉自体は、江戸時代から本所や深川の区域、または隅田川の東部を指す言葉として使われていたものです。当時の区名の候補には、他にも「辰巳区」「東区」「永代区」などが存在しました。
今日でも、江戸情緒を現す地名として、時代劇などでもよく聞かれる「深川」の由来ですが、江戸時代初期はただの茅野だった地帯を、摂津国(現在の大阪府)から移住してきた深川八郎右衛門が開拓し、深川村を作ったことです。現在の深川区域は、江東区でも臨海部を除くほぼ西半分になっています。
1659年(万治2年)に両国橋がかけられたことで、この地域の都市化が進み、当時の永代寺の門前は料理屋や茶屋、屋台などが並ぶ繁華街として栄えました。これが現在の門前仲町の元になっています。
ちなみに江戸時代当時の永代寺は、富岡八幡宮の別当寺で、現在の深川公園や深川不動堂にあたる広大な寺院でしたが、明治の神仏分離によって廃寺となりました。現在の永代寺は、旧永代寺の塔頭だった吉祥院が1896年(明治29年)に名前を受け継ぎ、再興したものです。
深川に伝わる江戸文化として現在でも知られるのが「辰巳芸者」です。辰巳芸者とは、深川が江戸の東南、辰巳の方角にあったことから呼ばれるようになった、現地の芸者たちの総称です。
芸者とは酒席で舞や音曲などの芸を披露して座を盛り上げる職業で、通常ば華やかさや女らしさを売りにすることも多いのですが、辰巳芸者は薄化粧に地味なねずみ色などの着物と、当時は男の衣服だった羽織を身に着け、冬でも足袋をはかず裸足で通すというのが特徴でした。その姿から羽織芸者という別名もあります。
辰巳芸者は外見だけでなく、口調も男っぽく、情に厚く気風がいい、芸は売っても色は売らない心意気をもっとも大切にするという性格を持ち、江戸っ子が尊ぶ「粋」の体現者として高い人気を集めました。また芸名も「仇吉」「貞奴」など、当時の男性名を名乗ったのが特徴です。この芸名は「権兵衛名」とも呼ばれ、新人の芸者にはまだ権兵衛名がなかったことから「名無しの権兵衛」という言葉の由来になったという説もあります。このような気風が生まれたのは、深川の客の多くが粋と人情を好む職人層であったためだといわれています。
このような特徴から、アニメや漫画などをはじめとするフィクションにも、辰巳芸者の子孫として、勝ち気でボーイッシュな女子キャラクターが登場することもあります。
そしてフィクションに登場する辰巳芸者として有名なのが、柴田錬三郎さんの晩年の小説を原作とした、渡辺謙さん主演のテレビ時代劇「御家人斬九郎」にて若村麻由美さんが演じた「蔦吉(つたきち)」です。
「御家人斬九郎」とは、祖は松平将軍家と同じ血脈ながら、無役の貧乏御家人であり、岸田今日子さん演じる美食家の母、松平麻佐女を養うため、罪人の首切りや用心棒などの「かたてわざ」(副業)で稼がねばならない松平残九郎家正(通称・斬九郎)が、かたてわざの報酬を得るため、ときに増岡徹さんが演じる幼馴染の北町奉行所与力、西尾伝三郎や、塩見三省さん演じる岡っ引き、南無八幡の佐次に協力して、さまざまな事件に関わるというものです。
テレビドラマ版では、原作の少なさからオリジナルのストーリーが数多く展開され、人情噺から武家社会の欺瞞を描く後味の悪い話まで、さまざまな物語が描かれました。
ただどのような話でも、斬九郎と母の麻佐女、蔦吉たちの、江戸っ子らしいカラっと軽妙なやり取りや、美しい江戸情緒の描写が一服の清涼剤となった、上質な娯楽時代劇となっています。
中でも蔦吉は、斬九郎とは、内心では互いに憎からず思いながらも、互いに江戸っ子であるため、顔を合わせれば互いに意地を張って丁々発止のやりとりをするさまが、若村さんの艶やかさもあってドラマの花となっていました。
またアサリ(浅蜊)やアオヤギ(青柳)などの貝類と野菜を煮込んだ汁をご飯にかけるか、具として入れ炊き込みご飯にしたものは、海沿いなど貝の産地でよく見られる料理ですが、代表格である深川の名を取って深川めし(深川丼)と呼ばれ、現在でも深川界隈の名物になっています。
そして近年では、2018年(平成30年)に、東京都中央卸売市場のひとつで、中央区にあった築地市場から、深川地域内の豊洲市場への移転も知られています。
豊洲は位置的に臨海地域や、独立した豊洲地域に含まれることもありますが、現在では豊洲市場に隣接して、豊洲千客万来などの商業施設も開設され、東京都の新しい名所となっています。
樋口彰彦さんの漫画作品でテレビアニメ化もされた「江戸前エルフ」は、江東区に隣接する中央区月島に存在する設定の、高耳神社のご祭神である高耳毘売命こと、徳川家康に召喚されたエルフ(海外ファンタジーなどに登場する不老不死で容姿端麗な種族)ながら、現代のオタク趣味にどっぷりはまったひきこもり気質のエルダ(エルダリエ・イルマ・ファノメネル)と、高耳神社の15代巫女である女子高生の小金井小糸、そして月島に暮らす人々(氏子)たちとの日常。また現在、大阪、金沢、仙台にある、同じくエルフを祭神とする神社のご祭神や巫女との交流を、江戸蘊蓄などを交えて描く作品です。
したがって作品の主な舞台は月島の一帯になりますが、主な登場人物のひとりで、小糸の妹であり、小学生ながら料理が上手な小金井小柚子は、自転車で月島から豊洲市場に通い、その食材の目利きと愛らしさで、豊洲市場の人々をうならせているという設定です。余談ですが作中では、築地から豊洲に移転したことで、自転車で向かう距離が少し遠くなったことにも触れられています。
深川地区の祭事としては、富岡八幡宮の祭礼で毎年8月15日前後に行われ、江戸三大祭のひとつとして知られる深川祭があります。各町の町神輿が練り歩くのも祭りの見所で、江戸時代にはあまりの人気で、集まった観客により永代橋が崩落したこともあります。別名に深川八幡祭、また夏の盛りに行われ、観客が担ぎ手に水をかけることから水掛け祭とも呼ばれます。
区のほぼ東半分である城東区域の中心となるのが、墨田区とも隣接する亀戸です。亀戸で「かめいど」という読みはよく難読地名の例とされます。江戸時代初期はこのあたりが亀に似た島だったことから、亀島、亀ヶ島、亀津島などと呼ばれていました。やがて土砂の堆積で陸続きになってからは亀村になり、これが現地にあった臥竜梅亭の井戸「亀ヶ井」と混同され、一帯が「亀井戸」と呼ばれるようになり、のちに「井」が取れて読みだけが残ったとされています。
ちなみに臥竜梅亭とは、江戸時代、亀戸天神から北東へ400メートル弱の位置、田畑が広がる一帯に、
臥龍梅と呼ばれる農家の梅があり、本所の呉服商、伊勢屋彦右衛門が風雅を好んでこの地に別荘「清香庵」を造り、庭園の梅を楽しんでいました。
この梅は成長し、およそ150メートルにわたって、龍が地面に臥すような形で四方に枝を伸ばす奇木となり、地に着いた枝が根を生じ、そこから新しく枝を出す形で、周りに広がってゆきました。
「水戸黄門」としても知られる常陸水戸藩の第2代藩主、徳川光圀(水戸光圀)も、この梅の評判を聞いて現地を訪れ、竜が臥しているような姿に感嘆して、その木に「臥竜梅」の名を与えました。
また1724年(享保9年)には、米将軍、または暴れん坊将軍として知られる江戸幕府八代将軍、徳川吉宗が、鷹狩の途中、この地に立ち寄り、土に入った枝がふたたび地上に這い出る姿を、生命の循環になぞらえ「世継ぎの梅」と名付けて賞賛しています。そのため臥龍梅は将軍家の御用木となり、伊勢屋の子孫は代々、この地に住んで農業を営み、臥龍梅を育て続けました。
1792年(寛政4年)頃には、元の臥龍梅は枯死しますが、枝から次々と根を出してゆき、二代、三代の臥龍梅が咲きました。また梅見の客が増えるにつれ、梅の木もその数を増やし、ついには数百本となり、茶屋を立てて客をもてなすようになりました。これが臥龍梅亭、または亀戸梅屋敷の発祥です。
亀戸梅屋敷は、当時も数多くの浮世絵の題材となり、中でも1857年(安政3年)に歌川広重が描いた「名所江戸百景」の「亀戸梅屋敷」は海を越え、オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホが1887年(明治20年)により「日本趣味:梅の花」として模写されています。
この亀戸梅屋敷は、明治時代まで梅見の名所として賑わいましたが、1910年(明治43年)の水害により、梅の木が枯死したことで廃園となりました。
現在はその跡に「臥龍梅跡」の石碑と案内板、そして一本の梅の木が植えられています。また近隣には「亀戸梅屋敷」の名前を受け継いだ、商業・観光施設も存在します。
現在の亀戸は、亀戸天神社(亀戸天神)を中心に、繁華街やオフィス街、商店街や住宅地が適度に入り混じった下町情緒あふれる町になっています。また隣接する墨田区錦糸町と共に「錦糸町・亀戸副都心」を構成しています。
亀戸天神社は、菅原道真公を祭った学問の神様として知られる神社で、受験シーズンには受験生の絵馬で溢れます。また境内には亀のいる池や男橋、女橋のある太鼓橋、由緒ははっきりしませんが、塩を塗りこむ石像「おいぬさま」などの見所があります。太鼓橋は歌川広重の絵にも描かれ、また花の時機には梅まつり、藤まつり、菊まつりが行われます。
城東区域の祭事には、毎年、1月24日、25日に行われる亀戸天神の祭礼「鷽替え神事」があります。これは縁起物である木彫りの鷽(ウソ。スズメ目アトリ科ウソ属の野鳥)を昨年のものから新しいものへと交換する神事で「昨年の悪いことがウソ(鷽)となり、本当の吉に取り(鳥)替える」という言い伝えに基づいていて、毎年、朝から長い行列ができる人気のある行事です。
亀戸の名物はたくさんございますが、通常の大根より小ぶりながら、ビタミンCの含有量が二倍になる亀戸大根。江戸時代の1805年(文化2年)から続く和菓子の老舗「船橋屋」の名物である元祖くず餅。
また近年では町内の老舗が発祥で、薄皮で野菜の歯ごたえが特徴。店によってはメニューが焼き餃子と飲み物(酒類含む)だけのこともある亀戸餃子や、やはり名店が発祥で、新鮮で質のいい亀戸ホルモン。江戸みそなどブレンドしたみそ(味噌)を生地に練り込んで焼き上げた、みそパンなども新たな名物になっています。
他に江東区のイベントとしては、8月上旬に行われる江東花火大会や、区内の地区ごとに夏から秋にかけて、それぞれ近隣の公園などで行われる江東区民まつりなどがあります、
湾岸エリアは、城東地域の新砂、深川地域の塩浜、豊洲より南の区域になり、正確にはそれぞれ深川区域、城東区域に含まれますが、この一帯は主に明治以降にできた埋立地になるため、別の区域として扱われることもあります。
なお、江東区の湾岸エリアを含む、東京港の一帯は「お台場」とも呼ばれますが、これは、港区の台場と品川区の東八潮、江東区の青海から成り立つ埋立地「東京港埋立第13号地」のうち、北部の商業地を指す地名です。同埋立地の南部全域にあたる青海三丁目、四丁目は含まれません。
ただ広義には、隣接する「東京港埋立第10号地」の北部を含む「東京臨海副都心」全体や「東京港埋立第13号地」全体を指すこともあります。
お台場という名称は、1853年(嘉永6年)の、ペリー艦隊による「黒船来航」による開国要求に対し、幕府が埋め立てで築造した海上砲台、品川台場(御台場)に由来しています。
この臨海エリアでも、青海および有明の北地区と南地区、そして港区の台場は「臨海副都心」として、亀戸と共に多くの都市機能が集結しています。青海には複合商業施設とオフィスビルであるダイバーシティ東京や大観覧車を中心にした娯楽施設のパレットタウン、日本科学未来館などがあり、有明には、年2回行われ、のべ50万人以上が来場する世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット」はじめ、東京モーターショーや東京国際ブックフェアなど、数々のイベントが行われる東京国際展示場(東京ビッグサイト)などがあります。
またこの湾岸エリアは、かつては工業地帯や労働者の住まう小規模な住宅町が多かったのですが、現在では豊洲はじめ、タワーマンションなどが見られる高級住宅街になりつつあり、海沿いであることから有明西ふ頭公園やアーバンドッグららぽーと豊洲など眺めのいい公園や商業施設も多くなっています。なおこの地域にある「辰巳」は、皇居の南東に位置することからついた地名であり、江戸時代の深川を指す「辰巳」と直接の関係はありません。
江戸情緒あふれる深川や亀戸から、時代の最先端を行く湾岸エリアなど、多彩な顔を持ち、下町ライフと都心ライフを一緒に味わえる江東区は、数々のフィクション、コンテンツの舞台やロケ地にも選ばれています。
深川に関連するフィクションは、探すと枚挙にいとまがありませんが、江東区出身の作家、宮部みゆきさんの「ぼんくら」は、江戸時代の深川を舞台に、タイトル通り“ぼんくら”と呼ばれる同心、井筒平四郎が活躍する時代ミステリで、「日暮らし」「おまえさん」のシリーズ作がある他、岸谷五朗さん主演でドラマ化もされています。
また十津川警部シリーズなど、数々の二時間ドラマで知られたミステリ作家、西村京太郎さんの初長編で、骨太の社会派推理小説である「四つの終止符」も、当時の亀戸、大島の工業地帯を主な舞台氏にしています。
他にも三浦哲郎さんの自伝的作品で、芥川賞受賞作「忍ぶ川」が深川を舞台にしており、東京の下町を描いた作家、芝木好子さんの「洲崎パラダイス」は、歓楽街であった昭和期の洲崎を舞台にしています。
これらの作品はすべて映像化されており、「四つの終止符」は、田村正和さん主演の映画「この声なき叫び」はじめ「影なき殺意」のタイトル含めて、二度のテレビドラマ化。「忍ぶ川」も栗原小巻さん、加藤剛さんによる映画の他、複数回のテレビドラマ化もされています。
「洲崎パラダイス」は「洲崎パラダイス赤信号」のタイトルにて、川島雄三監督、三橋達也さん、新珠三千代さん主演で映画化されています。
テレビドラマでは、倉本聰さん原案、脚本で、平成の終わりに惜しくも亡くなられた名優、萩原健一さん主演で、1975年から1977年(昭和50年から52年)にかけて放送された「前略おふくろ様」は、深川の料亭を舞台に、萩原さんが純朴で照れ屋な板前の青年を演じた青春ドラマです。この作品で萩原さんと、寡黙な板前を演じた梅宮辰夫さんが従来のアウトローのイメージを払拭した他、新人女優だった桃井かおりさん、大部屋俳優だった川谷拓三さんの知名度も高めました。
出版社「暮らしの手帖社」を創業した大橋鎭子さんをモデルに、高畑充希さん主演で製作された2016年(平成28年)のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の前半では、戦前から戦中の深川、木場の様子が活写されます。
福山雅治さんの連続ドラマ初主演作である、1995年(平成7年)の「いつかまた逢える」では、主人公の住まいとして、門前仲町駅に近い牡丹二丁目のほか、永代橋やホテルイースト21東京がよく劇中に登場しています。
そして海沿いになる湾岸エリアは映画の舞台としてもよく利用され、1995年(平成7年)の平成ゴジラ最終作「ゴジラvsデストロイア」では、メルトダウン寸前となったゴジラと、かつて初代ゴジラを葬ったオキシジェン・デストロイヤーから生まれた完全生命体、デストロイアとの対決で東京ビッグサイトか破壊され、最終決戦地には有明が選ばれています。
また放送当時、正確な監修の警察描写で一大ブームを巻き起こした刑事ドラマ、映画作品で、2024年現在も新作映画「室井慎次」による再始動が予定されている「踊る大捜査線」シリーズは、主な舞台が江東区を含むお台場エリアで、登場する架空の所轄署、湾岸署の外観とエントランスは、湾岸エリアの潮見にあった(現在は移転)各種システム構築会社、内田洋行潮見オフィス(潮見コヤマビル)がロケ地となっています。
他にも映画では、本広克之監督、金城武さん主演の「スペーストラベラーズ」では、当時の陸の孤島の景観がみられる江東区の臨海部を主な舞台にしています。山田洋二監督による「学校」四部作の三作目「学校Ⅲ」も、江東区の亀戸、大島を舞台にしており、亀戸商店街も映っています。
漫画、アニメ作品では、アニメ化、実写化もされた藤島康介さんの漫画作品で、墨田区錦糸町にあるという架空の警察署「墨東署」を舞台に、辻本夏美巡査、小早川美幸巡査の婦人警官コンビを中心に描かれる明朗なコメディ作品ながら、精密な警察描写でも知られる人気作「逮捕しちゃうぞ」では、墨田区の他、隣接する江東区の城東地区も、主役コンビが翔ける舞台となっています。
ルーツさん原作、Piyoさん作画による「てーきゅう!」は、亀戸にあるという設定の、亀井戸高校テニス部の四人の女子の物語ながら、ほとんどテニスとは関係ないドタバタを描くスーパーハイテンションギャグコメディです。
同作は三分間枠ながらテレビアニメ化された他、舞台化もされており、スピンオフ作品の「高宮なすのです!」や、桐沢十三さんが作画を担当した「うさかめ」なども亀戸を舞台としています。
ルーツさんの単独作品では、女子高生四人組のコメディ「するめいか」や、女子小学生グループを主人公にした「うわばきっず」。古参のゲーム配信者集団を描く「亀戸お遊び組 ~古参ゲーム実況者の交友録~」などの作品も、すべて亀戸を舞台にしています。
長寿漫画「こちら亀有区葛飾公園前派出所」で知られる秋本治さんの作品には、深川の材木店の娘で、女子高生ながらちゃきちゃきの江戸っ子、立花静を主人公にした「東京深川三代目」があり、この主人公は後に「こち亀」にもゲスト出演しています。
【東京都江東区に適したテレビアンテナ工事】
上記の通り、江東区の一帯は墨田区にあるスカイツリーから最短で1キロ以下、もっとも遠い埋立地でも14キロ程度の近距離となり、設置した地デジアンテナをほぼ北方向に向けることで、NHK、広域民放、東京MXのすべてのチャンネルを、十分なレベルで受信できます。
そのため江東区の戸建て住宅にオススメの地デジアンテナとしては、第一にデザインアンテナが挙げられます。上記でご説明した通り、デザインアンテナは住宅の壁面などに設置できる、パネル状の平面型アンテナで、住宅の見た目に影響を与えず、風雨などの影響にも強く寿命が長くなるため、口コミなどでも評判が良い、特に潮風の影響を受けやすい臨海部に近い現場ではオススメのアンテナ機種です。
また江東区であれば、現場の電波レベルやお住まいの条件によっては、よりお住まいの見栄えが良く、アンテナの寿命も延びる、屋根裏や天井裏へのデザインアンテナ設置も可能となるケースがございます。
ただ江東区は電波環境がいい半面、近年では超高層マンションをはじめとする高層建築が数多く建築され、一方で住宅が密集する昔ながらの下町も多いという、都心の最先端と古くからの街並みが同居するエリアになっています。
そのため周辺環境によっては、周囲の建物に地デジ電波が遮られてしまい、デザインアンテナを壁面など低い位置に設置する施工が選べない場合もございます。
そのような現場では、見栄えがやや悪く風雨などにも影響を受けやすい弱点はあるものの、受信性能では最強となる古典的な八木式アンテナ。またデザインアンテナのメリットを確保しながら、高所への設置で周辺環境の悪い現場にも対応できる最新モデル、ユニコーンアンテナをおすすめいたします。
デザインアンテナ設置の失敗例や、それを避ける対策、対処法のポイントについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・デザインアンテナでテレビが映らない、受信レベル強度が低い原因と工事の対処法は? 費用相場の安いおすすめ業者の選び方も紹介
・デザインアンテナ設置にデメリット? 工事の失敗例、費用や特徴、選び方、ユニコーンアンテナとの比較を解説
・デザインアンテナ工事の失敗例とは? メリット、デメリットから取り付け費用まで解説
・地デジ用テレビアンテナ「デザインアンテナ」の失敗しない取り付け工事とは? 価格や工事費用、料金の相場や業者選びも徹底解説
・デザインアンテナ取り付けでテレビ視聴の失敗例とは? 工事の費用やメリット・デメリット、失敗しない設置方法の選び方まで解説
また海沿いに当たる江東区内では、東京スカイツリーからの各チャンネルの他にも、隣接する各県の電波塔から送信される、地方チャンネルが受信できる可能性もございます。
具体的には、千葉県の船橋市にあり、千葉県の地方チャンネル、千葉テレビ(チバテレ、CTC)を送信する千葉局は、江東区から見ればほぼ東側から北西方向にあたり、その電波は隣接する江戸川区の墨田川付近まで、中電界地域のレベルで届きます。
神奈川県の横浜市鶴見区、三ッ池公園内にある横浜局(三ツ池送信所)からは、やはり神奈川県の地方チャンネル、テレビ神奈川(TVK)が送信されており、江東区から見れば南西方向より届く電波は、区内の海の森がある埋立地の南西の端を含め、品川区のあたりまで中電界地域レベルで届きます。
またこのふたつの放送局に比べるとやや遠くなりますが、埼玉県さいたま市桜区に位置し、埼玉県の地方チャンネル、テレビ埼玉(テレ玉、TVS)を送信する浦和局の電波は、江東区の北西方向に位置し、中電界地域レベルで届くのは、都内では練馬区や板橋区、足立区などの一帯になります。
これらの地方局の中でも、特に電波がもっとも近い千葉局に関しては、江東区内でも弱電界地域レベルながら、受信できる可能性が高くなります。
ただ区内から見て、東京スカイツリーと千葉局では、電波塔の方向も、電波レベルも大きく異なるため、江東区で千葉局の千葉テレビを受信するためには多くの場合、スカイツリー用の地デジアンテナとは別途に、千葉局を受信するための地方局用アンテナとして、20素子の八木式アンテナなど受信性能の高い地デジアンテナを、屋根の上などの高い位置で千葉局に向けて設置する必要がございます。
同じように、横浜局のテレビ神奈川、浦和局のテレビ埼玉をご覧になりたい場合も、それぞれの電波塔に向けた地方局用の地デジアンテナが必要となりますが、これらの電波は、千葉局よりもさらに遠くなるため、受信するためには20素子八木式アンテナよりもさらに受信性能が高い、高性能アンテナ(パラスタックアンテナ)が必要になる可能性が高く、また現場によってはどのような方法でも受信不可能であるケースも考えられます。
地方チャンネルや、地デジ電波受信、アンテナ受信性能の基礎知識などの概要については、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。
・地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識
・現在の地上波テレビ放送で地上デジタル放送が開始されたのはいつ? デジタル放送とか何か、その仕組みや特徴も全解説!
・地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは
・地方チャンネル(独立放送局)とはどういうものか?
・東京都のローカル局「東京MX」とはどんなテレビ局か?
・千葉県のローカル局「千葉テレビ(ちばテレ、CTC)」とはどんなテレビ局か?
・神奈川県のローカル局「テレビ神奈川(tvk)」とはどんなテレビ局か?
・埼玉県のローカル局「テレビ埼玉(TVS)」とはどんなテレビ局か?
・地デジ用テレビアンテナ設置の工事で向きや角度を調整すべき方向と「指向性」の関係とは? 自分で方角を調整する方法も解説!
・地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説
・テレビアンテナの性能を決める「素子」とは何か? 地デジアンテナ工事で重要な「素子数」を徹底解説!
上記は、江東区で受信できる可能性のある地デジ電波、および適した地デジアンテナ機種についてですが、江東区でBS放送、CS放送、新4K8K衛星放送などの衛星放送をご覧になる場合には、上記の地デジアンテナ設置とは別に、衛星放送用のBS/CSアンテナを追加で設置する必要がございます。
このBS/CSアンテナは、写真などでもおわかりの通り、大きな皿状のディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナで、日本の地上からみて、東経110度(南西方向)の上空に位置する静止衛星から、非常に周波数帯が高く、光のような直進性で送られる半面、障害物に遮られやすい衛星放送の電波(12GHz帯の電波)を受信しております。
そのため衛星放送を受信するための設置の条件としては、まずアンテナ本体のディッシュを、東経110度の方向へと向けることができ、その方向に山や建物はもちろん、樹木や電線、洗濯物など、電波を遮るささいな障害物もない位置を選ぶこと。そしてディッシュの仰角と方位角(上下、左右の角度)を、日本国内の各エリアで微妙に異なりがある東経110度の方向へと、ミリ単位で正確に向けることが必要となります。
逆に上記の条件さえ満たしていれば、BS/CSアンテナの設置位置は特に選びません。ただ設置の条件から、やはり屋根の上など高い位置に設置されるほど、周辺の障害物を避けやすくなって角度調整も行いやすく、衛星放送の受信には有利となります。
また一般的には、基本的なアンテナである地デジアンテナとセットで設置されるアンテナになるため、アンテナ配線などをまとめやすいよう、八木式アンテナやユニコーンアンテナでは同じマストの下部など、地デジアンテナと近い位置に設置されます。
江東区においても、BS/CSアンテナの設置では、上記の条件さえ整っていれば、特に設置位置は選びません。当あさひアンテナでは、BS/CSアンテナについても、受信に支障がない限りは、壁面やベランダの内外への設置など、目立たない、風雨を避けて経年劣化が進みにくいなど、お客様のご要望に応じた施工にご対応いたします。
ただエリアによっては超高層建築も見られる江東区では、現場の条件によっては、障害物を避けるために、BS/CSアンテナの設置位置に制限が生じる、工夫が必要となるケースもございますので、その点はご承知おきください。
なお、一般的な戸建て住宅で使用されるBS/CSアンテナは、ディッシュの有効直径(12GHz帯の円パを受け止める部分の直径)が45センチの、45型になります。
BS/CSアンテナは、どのメーカー、モデルでも基本構造は同じになるため、ディッシュサイズが同じであれば、受信性能にほとんど差は生じません。また2024年現在、市販されるBS/CSアンテナは、すべて従来の2K衛星放送(右旋の電波)と、4K8K放送の多く(左旋の電波)の双方を受信できる、2K4K8K対応型(右旋・左旋対応型)になっております。
当あさひアンテナでは、前述した地デジアンテナ各機種の設置工事と、合わせてBS/CSアンテナを設置される場合の基本設置工事では、DXアンテナ社の45型、2K4K8K対応、高品質BS/CSアンテナ「BC45AS」本体と基本設置具、ケーブルなどの料金もすべて含めた価格として、18,000円(税込み19,800円)からでご案内しております。
また同じくDXアンテナ製BS/CSアンテナで、受信性能は「BC45AS」と同等ながら、軽量で風を通すパンチングメタル仕様のディッシュや接合部の強化により、業界最強級の耐風性能を実現した高耐風仕様モデル「BC453SG」を用いた基本設置工事については、現在「特別価格」でご案内いたします。
他にも、当あさひアンテナでは、アパート、マンションなど集合住宅の共同受信用を含めた大型モデルなど、各ディッシュサイズのモデルや、ご家庭用45型モデルでは、ブラックのカラーバリエーションなど、さまざまな機種をご用意しておりますので、BS/CSアンテナに関しても、可能な限りお客様のご要望に対応できる工事をご提案いたします。
BS/CSアンテナの概要や衛星放送の詳しい仕組みなどについては、下記の各コラム記事でも詳しくご説明しております。
・BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識 ~全解説・種類や価格相場、地デジ用テレビアンテナ工事との違いとは?~
・台風対策に最適のBS/CSアンテナ設置方法とは? 究極の高耐風BS/110度CSアンテナ・DXアンテナ「BC453SG」
・衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識
・教えて!BS、CSやスカパーとは? 視聴料金からアンテナの選び方、業者による設置工事の費用相場、サポートの方法まで全解説
・BS/CSアンテナの設置方法と工事費用の目安
・衛星放送用バラボラアンテナ・BS/CSアンテナの種類と選び方とは? 地デジテレビアンテナとの違い、家屋への設置工事を解説
東京都江東区に限らず、戸建のご新居にテレビアンテナを設置される場合には、物件のお引き渡しからお引っ越し、ご入居までの間に、適切なタイミングで必要なテレビアンテナ設置を完了しておくことが重要です。
テレビアンテナ工事を依頼できる業者では、家電量販店やホームセンター、ハウスメーカー、工務店などが知られています。
ただ、これらの会社は工事の受付窓口でしかなく、工事を担当するのは、電気工事の免許や資格により、エアコンの取り付けなど一般住宅の電気に関する工事を全般的に引き受けてくれる、町の電器店などの下請け業者になります。
そのため工事費用に、受け付けた店舗からの仲介手数料など、中間マージンが加算され、相場より割高になる。アンテナ工事に特化したプロではないため、担当する下請け業者によって施工技術に差が出る。業者のスケジュールに合わせるため即日工事が難しい。忙しい時期では特に日程が遅くなる。工事費とは別途に、見積もり時の出張料や、工事をキャンセルした場合のキャンセル料が発生するなどのデメリットから、思ったより費用は高額で、施工の品質が低いという事例もございます。
しかし当あさひアンテナでは、アンテナ工事に特化したプロの業者として、現地に出張して、事前の電波調査、お見積りも、出張料やキャンセル料など諸費用も不要の「完全無料」で実施いたします。
電波調査は、技術力の確かなプロのアンテナ職人が、専用のアンテナレベルチェッカー(電波測定器)を用いて現場のさまざまな場所で電波の強さ、品質、方向をチェックし、お住まいで十分な地デジ電波を受信できる位置を特定して、できる限りお客様のご要望に応じたアンテナのタイプや工事を、業界最安に挑む価格でご提案いたします。
また弊社では、弊社含め複数の業者からの見積りを比較できる相見積もり。お引越しなどのご予定に都合のいい、見積り当日からの即日工事など、早くスムーズに工事を進めたいご要望にも対応しております。
弊社が上記の通り、国内一流メーカーの優良な高品質アンテナ、ブースターなど周辺機器、その他、必要な部材などの費用を含めた各アンテナの基本設置工事を、大幅な割引のリーズナブルな価格でご提供できる秘密は、機材の仕入れをメーカーから直接、一括で大量に買い付けるスケールメリットを生かした大幅値引き。下請け業者を使わない完全自社施工による中間マージンのカットなど、専門業者ならではのコストカットを、工事費用に還元し、格安を追及しているためです。
そして実際の施工では、弊社スタッフである、豊富な現場経験と実績、専門知識により、アンテナ工事では細かなコツをも踏まえた一流のアンテナ職人が、耐久力、見栄えの良さなどを備えた工事はもちろん、屋根裏など見えない部分を含めた配線なども丁寧に行う、総合的に品質の高い仕上がりの仕事を実践いたしております。
施工時間も、アンテナ一基のみのシンプルな設置であれば概算で最短30分。複数のアンテナや配線部の施工なども含めた複雑な工事でも、2時間程度と、お客様のご都合に応じた手早いスピード施工を実施いたします。
工事の完了後、お支払いは現金だけでなく、クレジットカードなど各種カード、paypayなど電子マネーの決済にもご対応しており、お客様のお手数を省かせていただきます。
アンテナ工事完了後のアフターフォローも、弊社では、業界最長クラスである工事完了日から「10年保証」の保証期間をはじめ、充実のアフターサービスをご用意しておりますので、施工後も長期にわたるご信頼とご安心を、責任をもって必ずお約束いたします。
その他、弊社では江東区で既存のお住まいにおける、ケーブルテレビ(CATV)やインターネット光回線による光テレビなどの視聴方法から、テレビアンテナへのお乗り換え工事。BS/CSアンテナや地方局用アンテナなど、必要なアンテナの増設。既設アンテナの不具合や老朽化に対するアンテナの撤去と処分および新規アンテナ設置。各種周辺機器の設置や交換。急なトラブルに対するアンテナ修理や角度調整による復旧などの各種サービスや工事もご案内しております。
また、想定外の災害や事故などでお住まいのアンテナが損壊したケースについては、アンテナ修理に伴い、修理費用をご加入の火災保険で賄う手順についてもサポートいたします。
具体的には、専門知識を持つ保険担当のスタッフが、修理に並行して現場の写真をはじめ、保険申請に必要な各種資料をご用意し、保険会社への申請の手順やお手続き、申請書類の作成についても、無償で万全のお手伝いをいたします。
弊社では施工技術に強い自信があり、緊急を要する工事や、施工の特殊さや困難さから、他社で工事を断られた事例に関しても、工事を実現した事例が数多くございます。
そして当あさひアンテナでは現在「大感謝祭」として、弊社にアンテナ工事をご依頼いただく際に、弊社がご案内する超高速のインターネット光回線にお申し込みいただければ、光回線の会社からは75,000円。弊社からは10,000円の最大「85,000円」のキャッシュバック・キャンペーンを実施しております。
本キャンペーンをご利用いただければ、地デジ、BS/CSアンテナ各機種の設置工事、さらに光回線の乗り換え費用なども、最大で実質「0円」にて行っていただけます。
東京都江東区において、現場に最適の高品質なアンテナ取付工事、その他アンテナ関係の各種工事を任せることができる工事業者をお求めのお客様は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いでございます。
なお今回、ここでご説明した以外の、各種アンテナ工事業者の比較や、業者の電波調査、見積についての詳細やお役立ち情報は、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。
・地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?
・地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説
・新築でテレビアンテナ工事を依頼すべき業者はどこ? サービスから費用の相場、工事を無料で頼める業者まで、選び方を徹底解説!
・新築のテレビアンテナ工事を頼む業者はどこ? 取り付け工事別おすすめ事業者の選び方を徹底比較&解説、依頼の費用相場も紹介
・アンテナ工事会社のおすすめの選び方!業者別の特徴や費用相場を比較&解説
・業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事
・テレビアンテナ工事は即日で設置できる? 依頼可能な業者と方法・費用
・新築のお宅でテレビアンテナ工事の費用はいくら? 料金の相場からアンテナ工事を無料で頼める業者の選び方までお得な情報を解説
・新築のアンテナ工事はどこに頼む? 費用から依頼まで、業者の徹底比較&選び方を解説!
・テレビアンテナ工事の専門業者は他の業者とどう違う? 技術から費用の相場まで比較しておすすめ業者の選び方を徹底解説!
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江東区 の場所
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東京都江東区は、東京23区の中央部より東部にあたる区であり、東京湾に面しており、湾岸部の多くは埋立地になっている区です。区の北部は墨田区、南西部は品川区と大田区、東部は江戸川区、西部は中央区と港区に接しており、区の南東部は港にあたり、東京湾が広がっています。
また隣接する区のうち、墨田区以外は河川や海で隔たれているように見えますが、実際は橋などですべての区と接続されており、陸を通っての行き来が可能です。
江東区の紋章は、六方に突起が出た太陽のような円の中、中心より上部にデザイン化された「江東」の文字が入ったものです。この紋章は、区内の小中学校で図工の教材として募集した作品の中から選ばれ、修整を加えて1951年(昭和26年)に採用されたものです。
江東区のシンボルマークは、青の「K」と緑の「O」を組み合わせてデザイン化したもので、青いKは水辺の街として発展する臨海部の区の未来を、緑のOは自然環境と下町の心の温もりをイメージしており、1993年(平成5年)に区民の公募から制定されました。
江東区は、2009年(平成21年)4月には福島県伊達郡川俣町と、同年12月には、平安時代末の奥州藤原氏の本拠としても知られる岩手県西磐井郡平泉町と、それまでのさまざまな交流から友好交流に関する覚書を取り交わして、友好都市となっています。
また1989年(平成元年)4月には、江東区で行われたカナダ展や、中学生の海外短期留学により、双方の交流が増えたことに基づき、カナダブリティッシュコロンビア州サレー市と姉妹都市の提携を結んでいます。
江東区の木は、日本原産のマツ科の常緑高木、クロマツ(黒松)です。この木は古来より長寿の木とされ、盆栽でも親しまれています。北海道を除いた各地に自生し、特に海岸に多く見られます。アカマツ(赤松)に比べると葉や幹が大きく、黒褐色の樹皮で見事な枝ぶりが特徴です。
江東区の花は、ツバキ科のサザンカ(山茶花)です。名優、藤田まことさんの実娘、藤田絵美子さんが歌った、テレビ時代劇「必殺仕事人Ⅴ」主題歌「さよならさざんか」でも知られるこの花は、秋から冬にかけて咲く花木で、樹齢100年を超す古木も見られます。見た目はツバキ(椿、海石榴)に似ていますが、香りがあり、葉も小さく花弁もばらばらに散り、多彩な花の形状や色彩が楽しめます。
また江東区は、東京23区の中でも唯一、区歌を制定していない区です。これは、古くは東京大空襲からの復興を、戦後の高度成長期には、大量消費により都内で増大したごみ処分にまつわる他区との問題(いわゆる東京ゴミ戦争)への対処を優先した」ことが理由とされています。
2015年(平成27年)には、タモリさんがMCを務めるテレビ朝日系列の人気番組「タモリ倶楽部」にて、この問題が取り上げられ、番組内でタモリさん、ミュージシャンのレキシさん、お笑いタレントのマキタスポーツさんによる合作で「江東区歌」が作成されました。しかし江東区では、この楽曲について正式な区歌として採用していません。
また同年には、民間で、作詞、寺崎敏夫さん、作曲、山田現さんにより「江東水彩音頭」が作成され、区制70周年の2017年(平成29年)には「KOTO活き粋体操」の一部に採り入れられるなどして、実質的に「区の推奨歌」のように扱われています。
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江東区 の鉄道路線
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東日本旅客鉄道(JR東日本)
総武線各駅停車(総武本線)
・亀戸駅
京葉線
・越中島駅
・潮見駅
・新木場駅
武蔵野線
・越中島駅
・潮見駅
・新木場駅
東武鉄道
亀戸線
・亀戸駅
・亀戸水神駅
東京地下鉄(東京メトロ)
東西線
・門前仲町駅
・木場駅
・東陽町駅
・南砂町駅
有楽町線
・豊洲駅
・辰巳駅
・新木場駅
半蔵門線
・住吉駅
・清澄白河駅
東京都交通局(都営地下鉄)
都営新宿線
・森下駅
・住吉駅
・西大島駅
・大島駅
・東大島駅
都営大江戸線
・森下駅
・清澄白河駅 - 門前仲町駅
ゆりかもめ
東京臨海新交通臨海線
・東京国際クルーズターミナル駅
・テレコムセンター駅
・青海駅
・東京ビッグサイト駅
・有明駅
・有明テニスの森駅
・市場前駅
・新豊洲駅
・豊洲駅
東京臨海高速鉄道 (TWR)
りんかい線
・東京テレポート駅
・国際展示場駅
・東雲駅
・新木場駅
一般利用不可路線
JR貨物
・総武本線越中島支線
東京地下鉄
・深川車両基地
・新木場車両基地
都営地下鉄
・木場車両検修場
・大島車両検修場
江東区のバス路線
・都営バス
・観光シャトルバス(都営バスに業務委託)
・コミュニティバス「しおかぜ」(都営バスに業務委託)
・ジェイアールバス関東
・東京BRT
・京成バス
・東京空港交通(リムジンバス)
・平和交通
江東区の海上交通
・東京都観光汽船
・東京都公園協会
・オーシャン東九フェリー
江東区のヘリコプター
雄飛航空
・成田ヘリ・エクスプレス
(ヘリポート:東京ヘリポート)
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江東区 の主要道路
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首都高速
・中央環状線:平井大橋出入口‐船堀橋出入口
・7号小松川線:錦糸町出入口
・9号深川線:福住出入口‐木場出入口‐塩浜入口‐枝川出口‐辰巳JCT(湾岸線に接続)
・10号晴海線:東雲JCT‐豊洲出入口
・湾岸線:新木場出入口‐辰巳JCT‐有明出入口‐東雲JCT‐有明JCT‐臨海副都心出入口
一般国道
・国道14号(京葉道路)
・国道357号(東京湾岸道路)
都道
・清澄通り
・三ッ目通り
・四ツ目通り
・明治通り
・丸八通り
・蔵前橋通り
・新大橋通り
・清洲橋通り
・葛西橋通り
・永代通り
・浅草通り
・晴海通り
・東京都道484号豊洲有明線
・東京都道477号亀戸葛西橋線
その他
・東京港臨海道路(計画線)
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江東区 出身の芸能人
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現在の江東区のうち、旧深川区の出身者には、まずは昭和を代表する大スター、若山富三郎さん、勝新太郎さんの兄弟がいます。若山さんと勝さんは、長唄三味線方の師匠だった杵屋勝東治さんの長男、次男として誕生しました。
勝新太郎さんといえば、現代でも高名な人気時代劇「座頭市」はじめ、映画「不知火検校」や「悪名」「兵隊やくざ」シリーズなど数々の人気作で主演を務めた昭和の映画スターであり、また多くの作品で自身が監督を務めたことや、豪快なエピソードでも有名です。女優の中村玉緒さんとはおしどり夫婦としても知られ、後年、中村さんがバラエティ番組に進出した理由は、当時、病床にいた勝さんを元気付けるためだったともいいます。また映画監督としての独特の映像センスは、後に「世界のキタノ」となる北野武監督にも大きな影響を与えています。
若山富三郎さんも神速の居合をはじめ、槍、長巻など数々の武器を駆使する殺陣や、宙返りなどのアクションを得意とし、殺陣の実力は歴代俳優ナンバーワンといわれています。
映画では「緋牡丹博徒」など仁侠ものの脇を固める役から、「子連れ狼」「賞金稼ぎ」「極道」「シルクハットの大親分」シリーズなど、武術の達人からコミカルなキャラクターまで多彩な役どころを演じました。
出演作の中で敵を倒した人数が多い俳優の世界ランキングでは、海外のアーノルド・シュワルツェネッガーさん。チョウ・ユンファさん。シルベスター・スタローンさん。ドルフ・ラングレンさんに次ぐ、第5位(倒した人数226人)に入っているほか、劇中の役どころさながらに「若山組」を率いて数多くの型破りなエピソードでも知られています。
一方、作家の三島由紀夫さんがギリシャ悲劇のようだと絶賛して世間のヤクザ映画への評価を変え、自身の出世作ともなった「博打打ち 総長賭博」や、実際の事件を元に犯罪被害者の父親を演じた「衝動殺人 息子よ」。市川崑監督「悪魔の手鞠唄」で石坂浩二さん演じる金田一耕助の、岡山県における相棒となる磯川常次郎警部など、特別な才能をもたない一般人の悲哀ある演技でも高く評価され、数々の賞を獲得しています。
若山さんと勝さんは、役者としては互いをライバル視しつつも兄弟仲はよく、勝さんは若山さんについて「殺陣はお兄ちゃんに敵わない」「演出やプロデュースでは自分が上だが、演技力ではお兄ちゃんに敵わない」と語っています。また兄弟揃って当時のファミコン、特に「スーパーマリオブラザース」に熱中するという意外な一面もありました。
旧深川区出身の芸能人には、他にも往年の映画スターで、テレビドラマ「ザ・ガードマン」など長年、多くの作品で活躍した俳優の宇津井健さん。「七人の侍」「隠し砦の三悪人」などの黒澤明作品で知られる俳優の藤原釜足さん。「怪奇大作戦」第24話「狂鬼人間」など数々の作品で脇役を演じた大村千吉さん。俳優、声優で、昭和「仮面ライダー」シリーズ、刑事ドラマ「特捜最前線」のナレーターとして有名な中江真司さん。「黒い花びら」で知られた歌手で、俳優としても活躍した水原弘さんなどがいます。
また「東京物語」などを撮影した日本を代表する映画監督の一人である小津安二郎さん。「真赤な子犬」や「ハイカラ右京」シリーズなどを著した推理作家の日影丈吉さんも旧深川区の出身です。
現在の江東区出身者では、俳優では、「その男、凶暴につき」「ソナチネ」など北野武監督作品の常連であり、かつては悪役やアウトロー役で知られ、近年は警察官役も多くなっている寺島進さん。テレビドラマ「青島くんはいじわる」W主演の一人、葛木雪乃などを務める女優、ファッションモデル、タレントの中村アンさん。社会現象も巻き起こした人気ドラマ「おっさんずラブ」主演の春田創一や、「相棒」シリーズのサイバー犯罪対策課専門捜査官、岩槻彬などの役で知られる田中圭さん。庵野秀明監督による実写映画版「キューティーハニー」の主演、如月ハニー/キューティーハニー役をはじめ、多くの作品で活躍する佐藤江梨子さん。「笑点」の座布団運びとして知られ、必殺シリーズ第15作「必殺仕事人」序盤にも出演した山田隆夫(山田たかお)さん。子役時代から活動する鈴木てるえ(鈴木輝江)さん。元宝塚歌劇団花組の男役で、現在も女優として活動する飛龍つかささん。男性アイドルグループ「V6」の元リーダーとして知られる俳優、歌手の坂本昌行さん。鈴木亮平さん主演の映画「HK変態仮面」2部作にて主人公、色丞狂介の母親、色丞魔喜を演じた美人女優の片瀬那奈さん。多くの映画、テレビドラマに出演する谷充義さん。舞台を中心に活動する木場勝己さん。子役として「コメットさん」などの作品で活躍した蔵忠芳さん。1987年(昭和62年)に「仮面ライダーBLACK」主演の南光太郎役でデビューし、1991年(平成3年)のNHK連続テレビ小説「君の名は」の主演でも知られる倉田てつをさんなどがいます。ちなみに倉田さんは江東区のステーキハウス「ビリー・ザ・キッド」東陽町店のオーナーでもあり、同店では「仮面ライダー」にちなんだ「ブラックステーキ」「RXステーキ」という特別メニューも食べられます。
声優では、「昭和元禄落語心中」の与太郎・三代目助六や「ジョーカー・ゲーム」の佐久間中尉。また2005年(平成17年)に声優陣を一新した後の「ドラえもん」の骨川スネ夫役などで知られる人気実力派声優で、主催する劇団「劇団ヘロヘロQカムパニー」の舞台では横溝正史さんの作品に登場する名探偵、金田一耕助も演じている関智一さん。「キン肉マン」のロビンマスクや「ドラゴンボール」のミスターサタン役で知られ、渋く迫力ある声で、数々の悪役や豪快なキャラクターを演じた郷里大輔さんも江東区の出身です。
音楽関係では、「聖母たちのララバイ」などで知られる岩崎宏美さんと、大ヒット曲「タッチ」の他、女優としても活躍する岩崎良美さんの姉妹。やはり姉妹で女優、歌手として活躍する五月みどりさんと小松みどりさん。昭和期に「伊勢佐木町ブルース」「長崎ブルース」などの曲で知られ、女優として多くの映画にも出演した青江三奈さん。アイドルグループ「フォーリーブス」の元メンバーで歌手の他、時代劇「八丁堀の七人」などで俳優も務めるおりも政夫さん。ロックバンド「アーバンギャルド」のリーダーで、作家、詩人、俳優、映画監督など多才を発揮する松永天馬さん。シンガーソングライター、ラジオパーソナリティの光永亮太さん。58歳でプロデビューし「愛のままで…」などの曲で知られる秋元順子さん。「I BELIEVE」などで知られる歌手の華原朋美さん。元「AKB48」メンバーで、AKBグループの初代総監督を務めた高橋みなみさん。「Every Little Thing」のボーカルでシンガーソングライターの持田香織さん。ボーイズグループ「灘康次とモダンカンカン」リーダーを務めた灘康次。パーカッシン演奏者の岡部洋一さん。ヒップホップユニット「RIP SLYME」のメンバーであるRYO-Zさんと、生まれはフィンランド、ヘルシンキで江東区育ちのILMARIさんなどがいます。
スポーツ界では、元プロ野球選手には、出生は青森県で、西武ライオンズやアメリカのメジャーリーグで活躍した松坂大輔さんはじめ、「宇宙人」と呼ばれた井納翔一さん。「栄ちゃん」こと小谷野栄一さん。坪井智哉さん。小杉陽太さん。高田誠さんなど。
サッカー界では、現在はいわてグルージャ盛岡に所属する大久保択生選手の他、元選手では監督を務める金鍾成さん。サッカーコーチを務めるディビッドソン純マーカスさん。北京オリンピックサッカー日本代表も務めた梶山陽平さんなど。
プロレス界では、元選手の井上亘さん。現役選手の越中詩郎選手。小島聡選手。佐藤恵一選手。十嶋くにお選手。望月成晃(望月マサアキ)選手。KAGETORA選手など。
角界では、元力士に小嶋川庄吉さん。鶴渡清治郎さん。大江戸勇二さん。春日竜功隠さん。魁将龍邦昭さん。大翔湖友樹さん。大嶽部屋所属の現役力士、王鵬幸之介関など。
その他ジャンルでは、ピーチバレー選手の長谷川暁子選手。元バレーボール選手の横山雅美さん。WBC世界ライト級ユース王者などの王座に輝いた元プロボクサーの伊藤雅雪さん。2020年東京オリンピック金メダリストであるプロスケートボードの堀米雄斗選手。パラカヌーの瀬立モニカ選手などが江東区の出身者です。
諸分野では、「魔術はささやく」「火車」「理由」「模倣犯」などで知られる現代ミステリの第一人者で、時代小説やファンタジーなども手がける女流作家の宮部みゆきさん。ミュージカル「こんぶくろ池のうなぎ姫」などの作品がある旅行作家、劇作家の山本鉱太郎さん。噺家では、六代目立川談笑師匠。昔昔亭桃之助師匠。三代目柳家東三楼師匠。三遊亭多歌介師匠。タレントでは、90年代から2000年代にかけて活躍するも、芸能界引退後に急逝された亀戸出身の飯島愛さん。またDJ、ラジオパーソナリティの関森ありささん。TBSアナウンサーの小倉弘子さんなど。
漫画家では、「すもももももも~地上最強のヨメ~」「マギ」などの作品がある大高忍さん。「浅草三文オペラ」「真知子」などの作品がある向後つぐおさん。亀戸出身で、特撮ドラマ「ジャンボーグA」などのコミカライズを担当した斉藤まことさんなども江東区の出身です。
江東区 町域別対応エリア
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ア行
- 青海1(アオミ1)、青海2(アオミ2)、青海3(アオミ3)、青海4(アオミ4)、有明1(アリアケ1)、有明2(アリアケ2)、有明3(アリアケ3)、有明4(アリアケ4)、石島(イシジマ)、海の森1(ウミノモリ1)、海の森2(ウミノモリ2)、海の森3(ウミノモリ3)、海辺(ウミベ)、永代1(エイタイ1)、永代2(エイタイ2)、枝川1(エダガワ1)、枝川2(エダガワ2)、枝川3(エダガワ3)、越中島1(エッチュウジマ1)、越中島2(エッチュウジマ2)、越中島3(エッチュウジマ3)、扇橋1(オウギバシ1)、扇橋2(オウギバシ2)、扇橋3(オウギバシ3)、大島1(オオジマ1)、大島2(オオジマ2)、大島3(オオジマ3)、大島4(オオジマ4)、大島5(オオジマ5)、大島6(オオジマ6)、大島7(オオジマ7)、大島8(オオジマ8)、大島9(オオジマ9)
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カ行
- 亀戸1(カメイド1)、亀戸2(カメイド2)、亀戸3(カメイド3)、亀戸4(カメイド4)、亀戸5(カメイド5)、亀戸6(カメイド6)、亀戸7(カメイド7)、亀戸8(カメイド8)、亀戸9(カメイド9)、北砂1(キタスナ1)、北砂2(キタスナ2)、北砂3(キタスナ3)、北砂4(キタスナ4)、北砂5(キタスナ5)、北砂6(キタスナ6)、北砂7(キタスナ7)、木場1(キバ1)、木場2(キバ2)、木場3(キバ3)、木場4(キバ4)、木場5(キバ5)、木場6(キバ6)、清澄1(キヨスミ1)、清澄2(キヨスミ2)、清澄3(キヨスミ3)
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サ行
- 佐賀1(サガ1)、佐賀2(サガ2)、猿江1(サルエ1)、猿江2(サルエ2)、塩浜1(シオハマ1)、塩浜2(シオハマ2)、潮見1(シオミ1)、潮見2(シオミ2)、東雲1(シノノメ1)、東雲2(シノノメ2)、白河1(シラカワ1)、白河2(シラカワ2)、白河3(シラカワ3)、白河4(シラカワ4)、新大橋1(シンオオハシ1)、新大橋2(シンオオハシ2)、新大橋3(シンオオハシ3)、新木場1(シンキバ1)、新木場2(シンキバ2)、新木場3(シンキバ3)、新木場4(シンキバ4)、新砂1(シンスナ1)、新砂2(シンスナ2)、新砂3(シンスナ3)、住吉1(スミヨシ1)、住吉2(スミヨシ2)、千石1(センゴク1)、千石2(センゴク2)、千石3(センゴク3)、千田(センダ)
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タ行
- 高橋(タカバシ)、辰巳1(タツミ1)、辰巳2(タツミ2)、辰巳3(タツミ3)、中央防波堤(チュウオウボウハテイ)、東陽1(トウヨウ1)、東陽2(トウヨウ2)、東陽3(トウヨウ3)、東陽4(トウヨウ4)、東陽5(トウヨウ5)、東陽6(トウヨウ6)、東陽7(トウヨウ7)、常盤1(トキワ1)、常盤2(トキワ2)、富岡1(トミオカ1)、富岡2(トミオカ2)、豊洲1(トヨス1)、豊洲2(トヨス2)、豊洲3(トヨス3)、豊洲4(トヨス4)、豊洲5(トヨス5)、豊洲6(トヨス6)
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ハ行
- 東砂1(ヒガシスナ1)、東砂2(ヒガシスナ2)、東砂3(ヒガシスナ3)、東砂4(ヒガシスナ4)、東砂5(ヒガシスナ5)、東砂6(ヒガシスナ6)、東砂7(ヒガシスナ7)、東砂8(ヒガシスナ8)、平野1(ヒラノ1)、平野2(ヒラノ2)、平野3(ヒラノ3)、平野4(ヒラノ4)、深川1(フカガワ1)、深川2(フカガワ2)、福住1(フクズミ1)、福住2(フクズミ2)、冬木(フユキ)、古石場1(フルイシバ1)、古石場2(フルイシバ2)、古石場3(フルイシバ3)、牡丹1(ボタン1)、牡丹2(ボタン2)、牡丹3(ボタン3)
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マ行
- 南砂1(ミナミスナ1)、南砂2(ミナミスナ2)、南砂3(ミナミスナ3)、南砂4(ミナミスナ4)、南砂5(ミナミスナ5)、南砂6(ミナミスナ6)、南砂7(ミナミスナ7)、三好1(ミヨシ1)、三好2(ミヨシ2)、三好3(ミヨシ3)、三好4(ミヨシ4)、毛利1(モウリ1)、毛利2(モウリ2)、森下1(モリシタ1)、森下2(モリシタ2)、森下3(モリシタ3)、森下4(モリシタ4)、森下5(モリシタ5)、門前仲町1(モンゼンナカチョウ1)、門前仲町2(モンゼンナカチョウ2)
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ヤ行
- 夢の島1(ユメノシマ1)、夢の島2(ユメノシマ2)、夢の島3(ユメノシマ3)
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ワ行
- 若洲1(ワカス1)、若洲2(ワカス2)、若洲3(ワカス3)