地デジ、衛星放送で起こりえる電波障害の種類とその対処法

2022年07月15日

今日の地上デジタル(地デジ)放送が普及する以前、アナログテレビ放送の時代をご存じの方であれば、「電波障害」についてもよくご存じではないかと思われます。画面が何重にもブレて重なるような映像、また砂嵐のように白黒の粒子が激しく乱れる画面など、アナログテレビ特有の画面の乱れは、現代の地デジ放送ではすっかり見られなくなりました。

しかし現在の地デジ放送でも、ときとして電波障害は起こりえます。そして電波障害とは、主にお住まいの周辺環境からの影響により、地デジ、衛星放送などのテレビ電波が十分に受信できず、画面の乱れや映像が映らないという事態が発生する問題になります。
したがって、ご自宅のテレビやアンテナを調整するだけでは解決できないこともあり、解消のためにはさまざまな手続きなどが必要となるケースもございます。

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当コラムでは、そのような電波障害に関して、その原因や、原因ごとの対処法、具体的な対処の内容などをご説明いたします。
ご自宅の電波障害でお困りの際には、まずは当コラムを参考に原因を確認された上、適切な対処法をお選びいただければ幸いに存じます、

【そもそも電波障害とはどういうものか?】
電波障害とは、主に地上に設置された中継局(電波塔)からテレビ電波が送信される、地上デジタル放送(地デジ)において、これまで受信できていたテレビ電波が、何らかの要因で安定した受信ができなくなる現象をいいます。
電波障害が発生した場合、ご自宅のテレビおよび地デジアンテナ、またアンテナとテレビなどを結ぶケーブルや機器には何の問題も生じて生じておらずとも、アンテナより受信できるテレビ電波が弱い、また不要な電波が混じるなどの要因により、テレビ画面の乱れ、また画面がまったく映らなくなるなど、満足なテレビのご視聴が叶わなくなります。

アナログ放送時代のテレビでは、電波障害と言えば「ゴースト」と呼ばれる、テレビの画面が何重にも重なって見えるような画像の乱れがよく見られました。他にも白と黒の細かい斑点状の画面が激しく乱れる「スノーノイズ」、いわゆる「砂嵐」という画面は、現在でもホラー映画「リング」シリーズなどで知られる超常的な存在「貞子(山村貞子)」がテレビの中から現実世界に這い出して来るときの画面として、よく知られています。

しかし2011年(平成23年)7月、地上波のテレビ放送が地デジへと完全に転換されて以降は、このような電波障害の画面はあまり見られなくなりました。というのも、地デジ放送は放送信号をデジタルに変換することで、信号のノイズ、エラーなどの修復機能も高まったため、電波障害が起こる割合もかなり低下したのです。
一方、乱れた画像でもある程度は視聴できたアナログ放送時代と比べ、地デジの場合、電波障害が修復できる限界を超えると、極端な画像の乱れや、動画自体が見られなくなるなど、大きな症状(エラー)となって表れるという側面もございます。
地上デジタル放送の電波障害によるテレビ画面のエラーには、主に、

・ブロックノイズ:テレビ画面にモザイク状の乱れが生じて、何が映っているのかわからなくなる。
・ブラックアウト:画面が完全に真っ黒になり、何も見られない。エラーコードやメッセージが表示される場合もある。
・フリーズ:画面が放送中のある画面のまま静止してしまう。

という、3種類のパターンが見られます。
いずれにせよテレビ番組をご視聴になる上では、致命的なエラーと言えます。特にご覧になりたいテレビ番組がある場合など、早急に復旧したいというのが正直なところではないでしょうか。

【電波障害の原因とは?】
前述のように電波障害の原因は、自宅にあるテレビやアンテナなどの機材の問題ではなく、周辺の電波環境の変化にございます。
その原因としては、主に「障害物」「混信」「気候」の3点が挙げられます。

・建築物や地形などの「障害物」。
ご自宅の周辺で、これまでは何もない見晴らしのいい空間だった場所に、高層マンションなど背の高い建物が建てられたことはないでしょうか。このような場合、中継局から送られてきたテレビ電波が建物に遮断される形になり、急に地デジ電波の受信状態が悪化するケースもございます。これを「遮蔽(しゃへい)障害」と呼びます。
この遮蔽障害は、さほどの高層建築ではない、5階建て程度の高さのビルが建設された場合にも発生する他、背の高い木の植樹、工事によるクレーン車などの停車や設置、また山や林などの地形によっても発生することがございます。
特に衛星放送のBS/CSアンテナであれば、アンテナが向いている方向に、季節によって樹木の葉が生い茂る、洗濯物が干されるなどの場合でも、受信障害が発生するケースもございます。

他にも、地上波アナログ放送の頃に見られた電波障害の原因としては、大きな建物にテレビ電波が反射することで起こる「反射障害」がよく見られ、同じテレビ電波を何重にも受信することから、主にゴーストの原因となっていました。
テレビ放送が地デジ化されてからは、この反射障害はほとんど見られなくなりましたが、空港や航空基地の付近など、飛行機がよく発着する付近では、地デジ放送でも飛行機などによる反射障害が発生することもございます。

・テレビ電波以外の電波による「混信」。
これは、お住いの住宅の付近で強い電波が発生しており、テレビアンテナがその電波を受信してしまう「混信」が発生することにより、画面の乱れなどの電波障害が発生しているケースです。
混信の原因となる電波の発生源には、以下のような種類がございます。

・アマチュア無線。
・乗り物。(新幹線、タクシー、トラック、飛行機、ヘリコプターなど)
・照明機器、鉄塔。
・携帯電話やその基地局など。

他にもまた送電線の故障による放電や、家電製品のモーター類から発生する電波によって、電波障害が発生するケースもございます。
混信による電波障害と思われる場合は、ご自宅の周辺にこのような施設、設備がないかを確認する必要がございます。

・台風や豪雨などの「気候」。
中継局から常に送信され続ける地デジ電波も、あるエリアで受信できる電波レベルは必ずしも一定ではございません。一年を通して気候などの影響を受け、多少の変化が生じています。
そして特に、台風や豪雨などの激しい悪天候が生じた場合は、周辺の電波状態も乱れ、電波障害の原因となることがございます。
大型の台風後、テレビ画面の映りが悪くなる。また雨の日になるとテレビにノイズが入るなどの症状では、天候により電波障害が発生しているケースが考えられます。
特にBS/CSなど衛星放送の電波は、強い雨や雪などの場合は、乱反射により電波の乱れが生じ、一時的に受信できなくなるケースが多くみられます。

・地デジ電波が強すぎる。
これは電波障害の主要な原因ではなく、東京スカイツリーなど、大型の中継局に近いエリアで見られるケースですが、地デジ電波の場合、テレビなどの機器に届く電波レベルが極端に強い場合も、電波障害が発生することがございます。
この場合は、ご自宅に設置されている、電波を必要なレベルまで増幅させる装置「ブースター」のレベルを調整して、適切な電波レベルに合わせる。また逆に電波レベルを適度に減衰(弱める)させる「アッテネーター」という装置を設置するなどの対策で、解消することが可能です。

【「700MHz電波障害」とは?】
また、近年、電波障害の原因として多くなっているのが「700MHz電波障害」というものです。
これは、ご自宅のテレビアンテナなどの機器に一定の条件がそろうことで、スマートフォンなどに使われる一部の電波が受信に影響を与えてしまう「混信」の一種です。

かいつまんでご説明すると。700MHz電波障害とは、アナログテレビ時代にテレビ電波として使われていた周波数帯が、地デジ化によって使われなくなり、スマートフォンなどの電波に転用されたことで、古いアンテナ機器がスマートフォンなどの電波に影響を受けて生じる、新しい電波障害のことです。
そもそも、かつてのアナログテレビ放送が地デジに転換された理由が、携帯電話の急激な普及による電波の周波数帯の不足でした。
そこでデジタル化によるデータの圧縮により、アナログテレビより狭い周波数帯で、より大量の情報を送信できる地デジ放送への転換が図られました。これによりハイビジョン化やデータ放送などが実現した一方、これまでテレビ電波として使われていたUHF(極超短波)の700MHz帯のほとんどを空けるなど、周波数帯の削減にもいたったのです。

2011年7月にアナログテレビ放送が終了し、地デジへ完全に切り替わって以降、他に700MHz帯の電波を使っていた業者などとの調整期間を経て、近年になって700MHz帯が、本格的にスマートフォン用の電波帯として使われるようになりました。
一方、アナログテレビ放送時代のテレビアンテナとしてUHF対応のものを設置していたご家庭では、それをそのまま、同じUHFの電波を使う地デジアンテナに利用できました。また日本における地デジ放送のスタートは2003年(平成15年)12月からで、約7年半の間、移行期間としてアナログ放送と並行しており、この間にテレビアンテナを、アナログ放送と地デジの双方を受信できるようにしたまま、今日にいたっている住宅も多く見られます。

しかしアナログ放送にも対応するアンテナ機器では、当時はテレビ電波の一部であった700MHz帯のUHF電波にも反応してしまいます。
したがって、そのようなアンテナ機器があるご自宅の付近に、700MHz帯を利用するスマートフォンなどの基地局が設置されると、アンテナがスマートフォンの電波も拾ってしまい、特に電波を増幅させる役割をもつ「ブースター」という機器が反応することで、電波障害の原因になることがございます。これが「700MHz電波障害」と呼ばれるものです。

この700MHz電波障害への対策としては、ご自宅で700MHz帯の電波の影響を受ける旧式のブースターを、現在の地デジ放送に対応する「DHマーク710(デジタルハイビジョン受信マーク710)」のついた新式のものに交換する。また地デジ電波以外の余計な電波をカットする「フィルター」と呼ばれる装置をアンテナに設置する、などの方法がございます。

またこの700MHz電波障害に関して「700MHz利用推進協会」と称する団体が、ご自宅に案内のチラシを入れる。また対策員がご自宅を訪問するなどのケースがございます。
700MHz利用推進協会とは、主な携帯キャリア会社が700MHz帯の電波の利用のため、合同で設立した非営利団体です。
同協会では民法709条「原因者負担の原則」に基づき、スマートフォンの基地局を設置したため、周辺の住宅に700MHz電波障害が発生した場合は、費用などはすべて協会の負担で、該当するご家庭のブースター交換など、電波障害を解消する工事を行っております。
そのためこれらの工事は、ご家庭の側では一円も負担する必要はございません。もし同協会のチラシが届いたエリアで電波障害が発生した場合は、同協会のコールセンター(フリーダイヤル:0120-700-012)にご相談ください。(受付は年中無休、9:00から21:00まで)
ただ同協会とは無関係の団体が、協会を装ってご自宅を訪問し、対策と称して不要な機器を販売するなどの詐欺が行われることもございますので、くれぐれもご注意ください。

【電波障害が発生したときの対処法は?】
電波障害が原因と思われるテレビ映像のトラブルが生じた場合には、対処として、以下のような段階がございます。

(1:ご自宅のテレビ、アンテナなどの確認)
まず、テレビの機器やアンテナなどに問題はないかを確認してください。

・テレビ本体に不調などが生じていないか。
・ご自宅にあるすべてのテレビで同じトラブルが生じているか。正常に映るテレビもある場合は、電波障害の可能性は低い、
・テレビ本体の機能を用いて「アンテナレベル」を確認する。
・テレビやレコーダーなどのケーブル部はしっかり接続されているか、接続部分が汚れていないか。
・B-CASカードはしっかり接続されているか、接続部が汚れていないか。
・アンテナ本体やブースター、分配器などの機器に問題はないか。設置から10年以上が過ぎて老朽化していないか。
・特に台風や地震の後などは、アンテナの位置がずれる、また倒れるなどしていないか。

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これらの点を確認しても特に問題は見られず、ご自宅にあるすべてのテレビでほぼ同じ症状が見られる場合は、電波障害である可能性が高まります。

(2:ご近所の方への確認)
テレビ映像トラブルの原因が電波障害である場合は、ご自宅だけでなく、周辺エリアでもほぼ同様のトラブルが発生することになります。
そのためご近所の方々にも、テレビ画面のトラブルが発生していないか確認してみてください。
主な質問内容としては、

・相手方のテレビの画面に問題はないか。あるとすればどのような症状か。
・その症状が発生したのはいつ頃からか。
・同じ頃に、周辺にビルが建設されるなどの環境の変化はなかったか。
・近所の他の方にも、同じようなテレビのトラブルの話は聞いていないか。

などが挙げられます。またこれらの質問の答えはメモをとっておくといいでしょう。のちの調査時に役立ちます。
ご近所でもテレビ画面のトラブルが生じているようであれば、電波障害の可能性が高くなります。

(3・適切な窓口への相談)
電波障害の可能性が高くなった場合は、推定される原因や、ご自宅のテレビの視聴環境などに応じて、さまざまな相談窓口が存在します。以下、代表的なものを挙げてゆきます。

1:「遮蔽障害」では、お住まいの自治体の建物指導担当課などへ。
これは、近所にできたビルなどの建物のせいで、遮蔽障害が生じていると考えられる場合の窓口です。
建築物が周辺の住宅などに悪影響を受けていると思われる場合は、自治体からその建物の施工主などに指導がゆきます。お住いの市町村の自治体の公式サイトなどを調べて、問い合わせ窓口へご相談ください。

2:「混信」では、NHKや総合通信局などへ。
アマチュア無線や飛行機などの乗り物からの電波により「混信」が起こっているとみられる場合には、NHKの相談窓口や総務省管轄の各地の総合通信局に相談します。原因がアマチュア無線の場合は、NHK局員などがその使用者に掛け合い、交渉などの対処を行います。
NHKの主な相談先は、NHK受信相談係ナビダイヤル(0570-00-3434)になります。
また各総合通信局の窓口は、「各総合通信局等の連絡先」で確認できます。該当エリアの窓口にご相談ください。

3:原因がはっきりしない場合は、専門のアンテナ業者に調査を依頼する。
明らかにテレビ画面のトラブルは発生しているものの、原因がはっきり特定できず、電波障害かどうかも怪しい場合は、専門のアンテナ工事業者に調査を依頼するのもひとつの方法です。
例えば当あさひアンテナでは、現場へ出張しての各種調査を無料で実施しており、的確にトラブルの原因を特定。その場で復旧に必要な工事のお見積もりも無料で出させていただきます。そして工事のご契約にいたらなかった場合も、出張料、キャンセル料などは頂戴いたしません。電波障害に限らず、テレビ電波、アンテナ関係のトラブルの際には、お気軽にご相談いただければ幸いです。

4:集合住宅にお住まいの場合は、保守管理会社、施設管理者に調査を依頼する。
お住まいがマンションなど集合住宅である場合は、住まいの賃貸契約書に記されてる保守管理会社の問い合わせ窓口へ。また集合住宅で共同アンテナを利用している場合には、その施設管理会社などへご相談ください。

5:ケーブルテレビや光テレビをご視聴の場合は、契約している会社に調査を依頼する。
ご自宅などのテレビアンテナではなく、ケーブルテレビ、光テレビで各テレビ放送をご視聴の場合は、該当のケーブルテレビ、光テレビサービスの運営会社の公式サイトやパンフレットなどを確認して。それぞれの問い合わせ窓口、サポートページなどへご相談ください。

【建物による遮蔽障害への具体的な対処内容とは?】
電波障害の原因が、ご自宅の近隣にできたマンションなどによる「遮蔽障害」である場合には、前述した民法709条「原因者負担の原則」に基づき、建物の建築主側に対策を行う義務が生じます。具体的には、前述した市町村の自治体の担当課を通じて、遮蔽障害の被害を受けている側と、建築主の側で、その改善方法や費用の負担などについて相談を行うことになります。
といっても現実問題として、建築主側も遮蔽障害を解消するために、建物の取り壊しなどを行うことはできません。そこで、建築主側がある程度の費用を負担して、被害を受けている側が、安定してテレビを視聴できるよう対処を行うことになります。
具体的には、以下の2通りの多雨遺書が多く行われることになります。

1:共同アンテナの設置。
これは、遮蔽障害の原因である建物の屋上に共同アンテナを設置し、そこから電波障害が発生している住宅などまでアンテナケーブルを引くという対処法です。
費用に関しては、当初のアンテナ設置工事については、建築主と利用する各ご家庭での折半。その後の修理や修繕に関しては、各ご家庭が負担する形が一般的です。またさらに電波障害などの問題が生じた場合は、建築主と相談して対処します。

2:ケーブルテレビの利用。
電波障害を受けているご家庭が、アンテナの代わり近隣にあるケーブルテレビ局を利用して各種テレビ放送を視聴する方法です。
この場合は、ケーブルテレビ設置の初期費用は建築主が負担します。その後の電波障害などの問題は、ケーブルテレビ局が対応します。またケーブルテレビの専門チャンネルなどについては、各ご家庭で個別に契約して視聴する形になります。

【まとめ】
電波障害の主な原因やその対処法について、おわかりいただけたでしょうか?
もしご自宅で電波障害と思われるテレビ画面の問題が生じた際には、当コラムを参考にしていただければ、多くの場合、原因の確認や対処が可能になると思います。

ただ、やはり状況によっては、一般の方による原因の特定は難しいこともございます。また飛行機や新幹線などの影響などによる電波障害で、軽度、不定期なものながら長く続く場合などでは、アンテナの方向調整、設置位置の変更、その他の工夫によって解消されるケースもございます。

ご自宅のテレビで電波障害と思われるトラブルが生じているが、近隣に大きな建物などの障害物もなく原因が特定できない。また早急に解消したいと思われるときは、あさひアンテナへご相談ください。
経験と技術を誇る職人がすぐさま現場へと出向き、早急な原因の特定と対処方法のご提示から、再発防止のための工事まで、高品質、低価格のアンテナ工事費用でご提供いたします。電波障害に限らず、各種アンテナトラブルの際には、どうかお気軽にご相談ください。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。