雨や雪が降るとBS、CSの衛星放送が映らなくなる原因と衛星放送用テレビアンテナを調整して映るようにする対処方法とは?

2023年02月26日

衛星放送(BS放送、CS放送)において、雨や雪が降った時にテレビの画面が乱れる、映らなくなる原因、いわゆる降雨減衰、降雪減衰について、BS/CSアンテナを修理する必要はあるのか、また画面の乱れを解消する対処法など、衛星放送で各種の受信不良が発生した際のお客様の疑問に回答し、対処する方法を解説する記事です。。

 

2023年(令和5年)現在では、日本のテレビ放送も地デジ(地上デジタル放送)だけではなく、BS放送、CS放送の衛星放送も、普及率が7割を超えております。一般世帯でも、地上波放送では視聴できない、BS放送のさまざまなオリジナルコンテンツや、個別契約により視聴できるBS放送、CS放送の多彩な専門チャンネル。さらには新4K8K衛星放送を楽しんでおられる方も大勢折られることでしょう。

 

ただ、ご自宅にBS/CSアンテナを設置して、衛星放送のテレビ番組をご視聴になっている際、特に激しい雷雨や雪が降った際に、ブロックノイズによる画面の乱れや、衛星放送が映らなくなるといった事態に見舞われたことはないでしょうか?

そしてBS/CSアンテナが故障したのかと戸惑われた後、天候が回復したらいつの間にか復旧していたということはないでしょうか?

この場合は、ご自宅のアンテナの故障ではなく、悪天候が衛星放送の電波や、ご自宅のアンテナに悪影響を与えた結果である可能性が高くなります。ただ。衛星放送の画面が乱れる原因はいくつも考えられるため、必ずしも天候のせいと断定することもできません。

 

当コラムでは、主に雨や雪などの悪天候の際に、衛星放送のテレビ画面が乱れる場合について、考えられる主な原因と、その対策について解説してまいります。

衛星放送(BS放送、CS放送)の電波とは?

衛星放送は、地球の赤道軌道上、およそ35,786キロ上空の宇宙空間を周回し、地上からは空の一点に静止して見える「静止衛星」から地上の広範囲に電波を送信するテレビ放送です。

日本の衛星放送である、いわゆるBS放送は放送衛星を、CS放送は通信衛星を用いた放送であり、BS放送と110度CS放送「スカパー!」は、どちらも東経110度に位置する人工衛星から電波を送信しているため、一基のBS/110度CSアンテナで両方とも受信できます。

この衛星放送の電波は、BS放送、CS放送とも、マイクロ波の一種である「SHF(センチメートル波)」のうち、12GHz(ギガヘルツ)前後の周波数帯を使用しています。この電波は非常に高周波数帯(電波の波長が短い)のため直進性が強い性質を持ち、波長の長さは25ミリ前後になります。

現在の地デジ放送では、「UHF(極超短波)」のうち、470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯を利用しており、波長の長さは40センチから60センチ程度です。UHFも極超短波の名称通り、波長が短い部類です。これと比べても、衛星放送のSHFは波長がかなり短いことになります。

このように高周波数の電波を利用することで、衛星放送の電波は宇宙空間の人工衛星から長距離を移動して、地上に設置されたBS/CSアンテナに電波を届けることが可能になっております。ただその特性から、衛星放送では、地デジ放送にはないさまざまな要因での受信トラブルも起こり得ます。

以下、特に雨や雪などの悪天候の場合に、衛星放送のテレビ画面にトラブルが生じる要因として考えられる、主に8つの要因と、その対策についてご説明してまいります。

なお衛星放送の電波やBS/CSアンテナについては、以下のコラム記事でも詳細を解説しております。

衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識

衛星放送用BS/CSアンテナの種類と性能とは? 地デジテレビアンテナとの違い、設置工事の方法から機種の選び方まで徹底解説!

衛星放送用BS/CSアンテナと設置工事の基礎知識、7つの注意点を徹底解説!自分でBS/CS用テレビアンテナを設置する方法とは?

 

衛星放送の画面が乱れる原因1:悪天候の影響による「降雨減衰」「降雪減衰」

前述のように衛星放送の電波は、波長が25ミリ程度と非常に短いものになります。そして電波には水に吸収されやすい性質があり、地デジ、衛星放送ともに、雨や雪の際には地上の空間を走る電波のレベルがやや低下してしまいます。

普通の雨や雪であれば、衛星放送の電波も大きな影響を受けることはございませんが、雷を伴う豪雨や大雪など、雨や雪の粒が、衛星電波の波長である25ミリに近い大きさになると、電波の吸収や乱反射が起こるようになり、BS/CSアンテナで十分に受信できなくなります。

これにより衛星放送の画面の乱れ、受信不良が発生することを「降雨減衰」「降雪減衰」と呼び、雨や雪の際の受信不良としては、原因である可能性が高いものになります。

降雨減衰、降雪減衰については、戸建て住宅に設置される一般的なBS/CSアンテナである45型(電波を受け止める円盤状の反射器「ディッシュ」の直径が45センチ)ではなく、50型、60型、75型など、やや大型で受信性能が高いものを用いることで、ある程度、軽減できます。

ただBS/CSアンテナが大型になると、風雨の影響を受けたアンテナ角度のズレなども生じやすくなるため、注意が必要です。

なお降雨減衰、降雪減衰は、天候がある程度、収まれば自然に解消されるため、天候の回復を待つことが一番の対処ともいえます。

 

衛星放送の画面が乱れる原因2:BS/CSアンテナに雨水の膜や積雪が生じている

降雨減衰や降雪減衰にいたるほどの雨や雪でなくとも、BS/CSアンテナのディッシュ部に雨水の膜ができる、また雪がこびりつくなどすると、やはり水分による電波の減衰(弱まり)が生じ、受信不良にいたることがございます。

この場合の対処としては、BS/CSアンテナを軒下やベランダの内部など、雨や雪を避けやすい位置に設置する。アンテナ本体にスプレーなどで防水加工を施す。防雪カバーを取り付ける。また雨や雪にも影響されにくい高耐風モデルのBS/CSアンテナや、集合住宅の共同受信用であれば融雪機能付きのモデルを選ぶといった方法が考えられます。

BS/CSアンテナの高耐風モデルについては、以下のコラム記事で詳細を解説しております。

台風対策に最適! 究極の高耐風BS110度CSアンテナ「BC453SG」(DXアンテナ)

 

衛星放送の画面が乱れる原因3:BS/CSアンテナと人工衛星との間に障害物が発生している

一般に電波は、高周波数で波長が短くなるほど性質が光に近くなり、直進性が強くなる一方、障害物などにぶつかると、その場で反射してしまい、障害物の向こう側に回り込む性質が弱くなります。

衛星放送に使われる12GHzのSHF波は、人工衛星から直進的に地上のBS/CSアンテナへと届く半面、障害物には非常に弱くなります。

そのため人工衛星とBS/CSアンテナとの間に、高層建築物や山地などはもちろん、樹木が伸び、葉が茂る。電信柱などが建てられる。さらには洗濯物が干されるなど、ささいな障害物が発生しただけでも、受信不良が発生することがございます。

通常、BS/CSアンテナを設置する際には、現状、障害物がないだけでなく、将来にわたって建築物や樹木の成長など、障害物の発生が考えにくい場所を選ぶことになります。

この場合、受信不良に雨や雪にはさほど関係がないように思えますが、例えばBS/CSアンテナを向けた先で、軒先などから流れ落ちる雨水が滝のような膜を作っている。また正面の建物の屋根に積もった大雪が障害物になっているなどのケースも考えられます。

そしてこの場合の対処は、障害物を排除するか、難しい場合はBS/CSアンテナの位置を変更するしかございません。

なおBS/CSアンテナと障害物の高さの関係として、アンテナの設置位置から計った障害物の高さに比べ、アンテナと障害物の距離が1.5倍以上であれば、その障害物の影響は受けません。例えばBS/CSアンテナより4メートル高い障害物の場合、アンテナと障害物の距離が6メートル以上あれば、特に問題は生じないことになります。

 

衛星放送の画面が乱れる原因4:風雨などによりBS/CSアンテナの設置角度にずれが生じている

BS/CSアンテナは「パラボラアンテナ」とも呼ばれます。パラボラアンテナは、BS/CSアンテナではディッシュと呼ばれる、内側が放物面を描いた反射器で、高周波数帯の電波を正面から受け止め、放物面に反射させて中央部に集中させ、設置された受信機(BS/CSアンテナの場合はコンバーター)に集めるという構造です。

したがってBS/CSアンテナは東経110度の人工衛星の方向へと正確に向け、電波を正面から受け止める必要があり、この角度がミリ単位でもズレると、電波が集中する焦点もコンバーターからズレてしまい、受信感度が大きく低下することになります。

特にBS/CSアンテナはディッシュが風を受けやすい形状から、風雨や雪の際には、アンテナ角度のズレが起こりやすくなります。またこの場合は、風雨が収まった後も、受信不良は回復しないケースが大半となります。

この場合は、BS/CSアンテナの角度を確認し、正しい角度へと再調整し、しっかり固定する必要がございます。

BS/CSアンテナの角度調整に関しては、以下のコラム記事に詳しい解説がございます。

BS/110度CSアンテナで安定して衛星放送を受信できる設置の場所とアンテナの向きや角度を正確に調整する方法

 

衛星放送の画面が乱れる原因5:元より衛星放送の電波レベルが低いエリアである

衛星放送の電波は、人工衛星から日本国全体を照らす懐中電灯のような形で、日本全体に直進的な電波を送信しています。

したがって日本国内でも中心部では人工衛星からの距離が短いため電波レベルが強く、国内の北部や南端、離島部など端に近づくほど、電波レベルは弱くなります。

このように日本国内でも中心から遠いエリアで、45型のBS/CSアンテナを使用している場合は、受信できる電波レベルが弱まり、雨やy器などの影響を受けた際には、降雨、降雪の減衰にはいたらずとも、電波レベルの低下と重なって受信不良が発生することもございます。

このようなエリアでは、一般戸建て住宅でも50型、60型、75型などやや大型のBS/CSアンテナを設置することにより、受信できる電波のレベルが向上し、受信状態の安定につながります。

 

衛星放送の画面が乱れる原因6:BS/CSアンテナのコンバーター部にトラブルが発生している

BS/CSアンテナでは、ディッシュに反射した12GHz帯の衛星電波をコンバーターに集め、いったんMHz帯の電波に変換してから、ケーブルで屋内のテレビなど受信機器へと送信されます。これは12GHz帯の電波をそのままケーブルで送ると、減衰量が多くなり、正しく受信できなくなるためです。

そしてこのコンバーターは電子機器であるため、電源が必要となります。その電源は、アンテナケーブルから逆方向に通電する形で、アンテナ配線部に設置されたブースター、またはテレビやレコーダー側のチューナー端子から給電されています。

このコンバーター部に故障が発生している。またブースター電源や、チューナー側から送電するケーブル、分配器などのトラブルで正しく給電されておらず、コンバーターが作動していないといった事態が発生すると、コンバーターで周波数変換された電波がテレビなど機器側に送られず、衛星放送を受信できないことになります。

この場合は雨や雪と直接の関係はございませんが、雨や雪がトラブルの要因となっているケースもございます。

そしてこの場合の対処は、アンテナ本体やブースターの修理、交換。配線部のチェックやメンテナンスになります。

なおコンバーター部への給電方法や、給電方法による分配器の使い分けについては、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

BS/CSアンテナには電源が必要? テレビから衛星放送用アンテナに電源設定を行う方法

 

衛星放送の画面が乱れる原因7:BS/CSアンテナ本体やケーブル配線の機器が新4K8K衛星放送に対応していない

これも天候にはさほど関係なく、一部のチャンネルが視聴できないだけの問題になりますが、2018年(平成30年)にスタートした衛星放送の4K8K放送「新4K8K衛星放送」をすべてご視聴になるためには、4K、8Kテレビだけでなく、BS/CSアンテナや、アンテナ配線部の機器にも、4K8K対応型のものが必要となります。

新4K8K衛星放送は、既存のBS放送、CS放送に新しく複数の4K8Kチャンネルを追加したものですが、それまでの衛星放送に使用されていた、右回りの螺旋を描く「右旋円偏波」では、4K8Kチャンネルに割り当てられる周波数帯が不足しました。

そのため右旋の電波で残っていた周波数帯にBS放送のNHK、広域民放の4Kチャンネルを割り当てた他は、新しく右回りの螺旋を描く「左旋円偏波」を導入して、残りの4K8Kチャンネルを割り当てました。

ただ2018年以前に使用されていた2K対応型BS/CSアンテナでは、右旋の電波しか受信できないため、左旋の電波を使用する大半の4K8Kチャンネルは視聴できないことになります。

さらに左旋の電波にも対応できる現在の2K4K8K対応BS/CSアンテナでは、人工衛星からの12GHz帯の電波をコンバーターで変換した際に、右旋の電波は「1032MHzから2072MHz」。左旋の電波は「2224MHzから3224MHz」に変換されます。

そしてアンテナのケーブル配線に設置される、ブースター、分配器の機器も、2K衛星放送時代のものでは、2072MHzまでの周波数にしか対応できないため、左遷の電波は正しく送信できないことがございます。

したがって左旋の電波を含めた、すべての新4K8K衛星放送のチャンネルを視聴するためには、まず2K4K8K対応BS/CSアンテナに加え、ブースターや分配器などの機器、場合によってはケーブルも、4K8K(3442MHz)対応型に交換する必要がございます。

新4K8K衛星放送のご視聴に必要な機器の詳細は、以下の各コラム記事をご確認ください。

「新4K8K衛星放送」ご視聴に必要な機器・完全チェック解説! テレビで全4K8Kチャンネルを見るための機材とは?

テレビ放送や機器に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と選び方、徹底解説!

「新4K8K放送」を視聴するためのアンテナ工事、配線について徹底解説!

 

衛星放送の画面が乱れる原因8:それ以外の要因

雨や雪の影響は別として、その他、衛星放送の受信不良が起こる要因としては「BS/CSアンテナの老朽化による性能低下」「ブースターのトラブルにより衛星放送の電波が必要なレベルまで増幅されていない」「混合器や分配器、分波器など配線部のトラブル」「テレビ、レコーダーなど受信機器本体の老朽化によるトラブル」「受信機器に挿入されているB-CASカードのトラブル」などが考えられます。

この点については、トラブルの原因を特定し、それぞれの部分の修理、交換、整備を行うことなどが対処法となります。

以下、さまざまな要因でのBS/CS放送のトラブルに関する参考コラム記事を挙げておきます。

テレビ放送の映りが悪い際にアンテナブースターの交換は必要?

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

ご自宅のすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方を徹底解説!

アンテナ工事の「分配器」とは何?「分波器」「分岐器」との違い

「分配器」の設置・交換方法と注意点

地デジ用と衛星放送用、両方のテレビアンテナ設置で工事コスト軽減のため必要な機器、混合器、分波器とは何なのか?

テレビ放送や機器に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と選び方、徹底解説!

「B-CASカード」の基礎知識とテレビ画面のトラブル

BS/CS放送がテレビで正しく映らない原因と対処法・アンテナの受信から工事まで徹底解説!

地デジ・BS/CS放送のテレビ画面が乱れる原因とその対策

地デジ、衛星放送で起こりえる電波障害の種類とその対処法

地デジ放送は映るのにBS/CS衛星放送が映らない場合の対処法

テレビ本体の不具合とその原因、必要な修理費用

 

まとめ

雨や雪が降っている際に衛星放送の画面が乱れる、映らなくなる場合の原因として、考えられる要因は主に以上のものになります。

中には雨や雪とは直接、関係のないものもございますが、衛星放送のトラブルは、必ずしも短徳の原因とは限りません。雨や雪などの悪天候で衛星放送の電波状態が低下するのは明らかな事実です。そのため、アンテナ機器の不調などで、衛星放送の受信状態がやや悪くなっていたところに悪天候が重なることで、衛星放送のテレビ画面に不具合が顕在化するといった、複合的な要因も考えられます。

 

ご自宅で衛星放送の受信トラブルなどが発生し、その原因が特定できない菜緒でお悩みの際には、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)かメールフォームLINEアカウントに、すぐさまご一報ください。

弊社では各種テレビアンテナの設置工事だけでなく、アンテナトラブルの修理も受け付けております。ご自宅の各種アンテナが弊社の施工であるか否かを問わず、ご連絡をいただき次第、弊社の職人がすみやかに出向き、夜間工事にもご対応して迅速な復旧をお約束します。

特に弊社施工の現場であれば、工事完了日からの「10年保証」がございます。そのため保障範囲内の問題であれば、修理に関しては完全無料で、確実な復旧を保証いたします。

衛星放送、地デジ放送を問わず、ご自宅で突然、各種テレビ放送が映らないなどのトラブルが発生した際には、当あさひアンテナにすべてお任せいただければ幸いに存じます。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。