地デジや衛星放送のテレビアンテナ工事費用がいくらかわかる「見積もり」とは? 業者、会社ごとの設置費用の相場や選び方を解説

2023年02月15日

地デジ、衛星放送など各種テレビアンテナ設置工事で、施工を担当する会社、業者が事前に工事の費用を提示する「見積もり」について、お客様にもっとも高品質、低価格な工事をお選びいただくため、各種工事の一般的な価格相場と、適切な見積もりを提示する優良な会社の選び方を詳しく解説する記事です。

 

現在では、いわゆる工事、作業などの「見積もり」というと、どなたもその意味はご理解しておられるでしょう。

広義ではさまざまな物事に対して、その大きさや量、また価格などにおおよその見当をつけること。目分量で検討をつけることといった、つまりは「見積もった」行為の結果を表す意味になります。

転じて、例えば機器、設備などを導入する工事を行う場合などに、担当業者が、使用する機材の数量や費用と、それを設置する工事費用その他、必要となる費用の総額を算出した「見積書」を作成する行為を「見積もり」と呼びます。

 

一般戸建て住宅で見積もりを行うケースには、新築住宅の建設やリフォームから、エアコンなど住宅内に取り付ける大型機器の導入といった、さまざまな機材、作業が必要となる工事の前に、使用する機材や行う工事の費用を計算し、工事の総額を割り出す場合になります。

そして一般住宅での工事で「見積もり」が必要となる作業のひとつが「テレビアンテナ工事」です。

 

一口にテレビアンテナ工事といっても、新築物件に配線や機器を含めてすべてのアンテナ設備を設置する場合と、既存住宅のアンテナを新しいものに交換する場合とでは、必要な工事と費用は大きく変わってきます。さらに工事内容はまったく同じでも、工事を行う住宅や、現場の電波条件、周辺環境などによっても工事内容は大きく変化し、見積もりの内容にも反映されます。

 

当コラムでは、テレビアンテナ工事の「見積もり」について、業者への依頼の方法から、業者別の対応の違い。また無料で見積もりを行ってくれる業者から、いわゆる「相見積もり」によって優良な業者を選ぶ方法まで、2023年(令和5年)度の最新情報に基づいて徹底的にご説明いたします。

なおアンテナ工事業者が見積もりを行う際には、多くの場合、現場のテレビ電波の強度(レベル)や、地デジ電波の方向を確認する「電波調査」もセットで行われます。業者の電波調査に関しては、当コラムの姉妹記事に当たる、

地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

をご参照ください。

両記事をお読みいただくことで、業者による電波調査と見積もりの流れ、そしてお客様の側での具体的な対応について、ご理解いただけることと存じます。

アンテナ工事が実質0円!

【戸建て住宅へのアンテナ工事で必要となる工事の種類】

基本的にアンテナ工事の見積もり価格、その総額に大きく影響するのは、工事に使用するアンテナ本体のモデル(最新、高性能機種ほど価格が高くなる)と、その他、必要な工事、機器の数になります。

 

(新築戸建て住宅のアンテナ設置の場合)

新築物件の場合は、ハウスメーカーのオプションにテレビアンテナ設置がある場合などを除き、基本的にお引き渡しの時点では、テレビアンテナの配線を含む設備は設置されていません。屋外に設置したアンテナの配線を屋内に引き込む、引き込み口や引き込み線が設置されているのみになります。

そのためアンテナ設置工事に際しては、地デジ、BS/CSなど必要なアンテナ設置、およびアンテナから引き込み口を経由して、屋内の各アンテナコンセントへの配線。および配線部に設置されるブースター、分配器など各種機器の費用の総額となります。

いわばアンテナ設備を整える初期費用となるため、アンテナ設置費用の総額となる相場は、地デジアンテナ設置のみで、使用する機種にもよりますが5万円から8万円程度。地デジアンテナとBS/CSアンテナの双方を設置する場合は、7万円から12万円程度になります。

 

(既存住宅のアンテナ交換、追加設置の場合)

既存の住宅に設置されているテレビアンテナが、老朽化や故障した場合に、新しいものへと交換する。また地デジアンテナのみが設置された住宅にBS/CSアンテナを追加設置する場合は、基本的には配線部や機器類などはそのままで、アンテナのみを交換する。または追加設置したアンテナと配線を接続するだけの工事になります。

したがって、工事費用は基本的にアンテナ本体価格を含む基本設置工事費用に、必要な機材、工事の費用が中心となります。

ただアンテナ交換で古いアンテナを撤去する場合には、アンテナの撤去・処分費用が加算されます。またアンテナからケーブル、機器を経由して、テレビなど受信機器に送信される電波の周波数は、地デジ電波が「470MHzから710MHz」であるのに対し、従来の2K衛星放送の電波は「1032MHzから2072MHz」に、2018年(平成30年)にスタートした新4K8K衛星放送の電波は、一部チャンネルを除いて「2224MHzから3224MHz」になります。

そしてアンテナケーブルや、ブースター、分配器などケーブル間に設置される機器も、それぞれの電波に対応する機器があり、地デジなど低周波数用のものは、より高周波数の電波には対応できません。したがって地デジアンテナのみ、または旧式の2K対応BS/CSアンテナを設置している住宅で、4K8K対応BS/CSアンテナの設置、交換を行う場合は、配線部のケーブルや機器も「3224MHz(4K8K)対応型」に交換する必要があり、見積もり費用が高額になってまいりますのでご注意ください。

 

【地デジアンテナ設置工事に使用されるアンテナ機種】

戸建て住宅にテレビアンテナを設置する場合は、まずは地デジ(地上デジタル放送)を受信するための地デジアンテナ設置が基本となります。地デジ放送は、日本の各地に設置された「送信所」「中継局」などの地デジ電波塔から、周辺エリアへと地デジ電波を送信する形式の地上波放送です。

日本国内では大半のエリアで地デジ放送を受信できますが、電波塔からの距離や地形の影響により、各エリアで受信できる地デジ電波のレベルが異なってまいります。そのエリアごとの地デジ電波レベルの違い(㏈(デシベル)単位)により、「強電界地域(80㏈以上)」「中電界地域(80㏈から60㏈)」「弱電界地域(60㏈以下)」に分けられます。また電波塔からの距離、地形などの影響で、一部には地デジ電波が受信できない地域もあり、このような地域は「難視聴地域」と呼ばれます。

そのため地デジアンテナの設置には、現場で受信できる地デジ電波レベルや、地デジ電波を遮断する障害物の有無などの周辺環境に合わせた機種や受信性能(素子数)のモデルを選ぶ必要がございます。

なお戸建て住宅に設置する地デジアンテナは、基本的には一基で十分ですが、NHK、広域民放といった主要地デジ放送とは別に、東京MX、千葉テレビなど、特定の都府県に存在し、その都府県内を主な放送エリアとする「独立放送局」の「地方チャンネル」が存在するエリアで、NHK、広域民放と地方チャンネルの電波塔の位置が大きく異なり、一基の地デジアンテナですべての受信が難しい場合には、地方チャンネルをご視聴するために、別個に地方チャンネル専用の地デジアンテナを設置する必要がございます。

この「地方局アンテナ設置工事」にも、別途費用が発生してまいります。

地デジ電波や各アンテナ機器の詳細については、電波調査についての姉妹記事、および以下のコラム記事でも詳しく解説しております。

地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは?

徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方とは?

以下、地デジアンテナの主なモデルと、その設置工法や工事費用について解説してゆきます、

・八木式アンテナ

矢印型の骨組みにいくつもの短い横棒がつき、魚の骨を思わせる、アナログ放送時代から使われる昔ながらの地デジアンテナです。

主に屋根の上のマスト(支柱)に設置されますが、専用の設置具を使用し、ベランダの内外や壁面、軒下から吊り下げるといった取り付け方も可能です。

八木式アンテナの横棒部分は「素子(エレメント)」と呼ばれ、電波を受信する部分に当たります。八木式アンテナは、強電界地域向けの4素子や8素子から、20素子、28素子。またⅩ字型の金具に複数の素子を設置して、個々の素子の性能を高めたパラスタックアンテナと呼ばれるモデルは非常に受信性能が高い上、最大30素子も可能となり、強・中・弱すべての電界地域に対応できます。

さらに素子が露出した「素子アンテナ」である点。高所に設置され、周辺の障害物に影響されにくい点から、現在の地デジアンテナ機種の中では、もっとも受信性能が高い機種になります。

半面、屋根の上に設置される昔ながらの形状で、現在の地デジアンテナではやや大型になるため、その見た目から住宅のデザインや景観を乱してしまう。風雨などにも影響されやすく、経年劣化が進みやすいためやや寿命が短くなるデメリットもございます。

また古典的機種であるため本体価格も低価格となり、標準機種である20素子の八木式アンテナ設置を業者に依頼した場合の、基本的な設置部材などを含めた基本設置費用は、15,000円から25,000円程度となります。

ただ素子数の多い高性能モデルを使用する場合や、屋根以外で専用の設置具などが必要な場合。また業者により高所作業費が発生する場合などは、この価格に追加費用が加算されることもございます。

 

・デザインアンテナ

主にコンパクトな長方形で非常に薄型、カラーバリエーションも豊富と、その名の通りデザイン性に配慮した地デジアンテナです。

主な設置位置は住宅の壁面やベランダの内外になります。また屋根の上に立てられたマストにも設置できる他、屋内で安定した地デジ受信ができる条件が揃っていれば、天井裏や屋根裏空間など、屋内への設置も可能です。

デザインアンテナの特徴は、壁面など設置することで住宅のデザインに調和して目立たず、外観や景観を乱さない。そして風雨などにも影響されにくくなるため、経年劣化の進行やトラブルを抑えることができるというメリットがございます。このような特徴から、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナ機種になります。

一方、受信性能に関しては、外見から素子が見えないため、八木式アンテナの素子数に対応した「素子数相当」で表示され、主に「20素子相当」「26素子相当」の2種類になります。さらに同素数子相当でも、素子アンテナである八木式アンテナに比べるとやや受信感度が低い。壁面などやや低い設置位置により周辺環境に影響されやすいなどのデメリットもございます。

したがって受信性能では屋根の上に設置される八木式アンテナには及ばず、主に設置できるエリアは強電界地域から中電界地域になります。また高層建築物の付近、住宅密集地など、地デジ電波が遮断されやすい周辺環境によっては、設置できないケースもございます。

他にも壁面へ設置する際には、設置具を固定するため壁にビス穴を開ける必要が生じます。

20素子相当の基本モデルにあたるデザインアンテナの、基本部材を含む基本設置費用は、八木式アンテナよりやや割高で、業者によって20,000円から30,000円程度となります。やはり高性能機種の使用や、屋根裏空間への設置など特殊な工法では追加工事費用が加算されることもございます。

 

・ユニコーンアンテナ

大手アンテナメーカー「マスプロ電工」さんが2017年(平成29年)に開発した独自の機種で、ほぼ円筒形のアンテナ本体をポールの先に固定した、シンプルなデザインの最新鋭地デジアンテナです。本体部は落ち着いた色合いの白か黒になり、設置位置は屋根の上に立てる他、専用の固定具により、屋根の羽目板(張り出し部分)、壁面の高所などにも設置できます。

受信性能は「20素子相当」で、デザインアンテナと同じく、強電界地域から中電界地域用の機種になります。ただ高所に設置することで周辺の障害物などに影響されにくいため、デザインアンテナが設置できない現場でも使用できること多くなります。

ただ、やはり素子アンテナである八木式アンテナよりはやや受信性能が低く、八木式アンテナでも20素子以上の高性能モデルには及ばない面もございます。

他にもデザインアンテナと同じく、外観の良さで住宅のデザインや景観を損ねない。風雨を受け流す形状により老朽化も進みにくく、寿命が長くなるなどのメリットもございます。総じて、八木式アンテナとデザインアンテナの長所を兼ね備えた機種と言えます。

ユニコーンアンテナの基本設置費用は、最新モデルだけにやや高額で、基本部材を含め30,000円から40,000円程度となります。

 

これら地デジアンテナの各機種やさまざまなモデルについては、以下の各コラム記事でもご紹介しております。

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【衛星放送用BS/CSアンテナ設置に使用されるアンテナ機種】

衛星放送とは、地球の赤道軌道上に当たる、地上から約35,786キロ上空の宇宙空間で、地球の自転に合わせて移動するため、地上からは一点に静止して見える「静止衛星」から見渡せる、地球のほぼ半球側の広範囲に向け、高周波の放送電波を送信する形式の放送です。

そのため衛星放送は、地上波放送(地デジ)に比べると、地上の建築物や地形などの障害物、また災害などにも影響されにくく、一基の人工衛星で、日本であれば国内全域などの広範囲に放送電波を送信できます。

2023年現在の主な日本の衛星放送は、東経110度に位置する「放送衛星」を利用するBSデジタル放送。東経110度、および東経124度・128度に位置する「通信衛星」を使用するCSデジタル放送になります。さらに2018年(平成30年)には、BS、CS放送に、より高画質となる4K放送、8K放送のチャンネルが追加された「新4K8K衛星放送」がスタートしております。

この衛星放送のうち、BS放送、および主なCS放送である東経110度CS「スカパー!」は、一基のBS/110度CSアンテナで受信できます。また現在のBS/CSアンテナ工事に使用されるのは、大半が4K8K放送対応型ですが、2018年以前に設置された2K対応BS/CSアンテナでは、使用される電波の違いから、新4K8K衛星放送の多くのチャンネルが受信できなくなります。また新4K8K衛星放送を視聴するためには、4K8K対応BS/CSアンテナや、4K、8Kテレビだけではなく、配線部のブースター、分配器などの機器、ケーブルなども4K8Kの電波に対応する機器が必要となります。

BS/CSアンテナは、人工衛星の方向に向けて電波を受け止める円盤状の「ディッシュ」と、反射して集まった電波を集め、テレビ電波に適した周波数に変換する「コンバーター」およびそれを支える「アーム」から成り立つパラボラアンテナです。

業者によるBS/CSアンテナ設置は、主に地デジアンテナとセット、または追加設置になり、設置位置は地デジアンテナの付近が選ばれます。具体的には、屋根の上で八木式アンテナなどを設置するマスト。また設置具を固定したベランダの手すりや内外、壁面などになります。

ただBS/CSアンテナは人工衛星が位置する東経110度へと正確に向ける必要があり、ミリ単位レベルでも角度のズレが生じる。またその方向に建築物や山地はもちろん、樹木などの障害物がある場合も受信感度が大きく低下するため、設置位置は将来にわたって障害物が発生しないと考えられる位置に、正確な角度調整でしっかりと固定する必要がございます。またコンバーターに電源が必要となるため、ケーブルを用いて、ブースターやテレビなど機器から電源設定が必要となります。

戸建て住宅向けの一般的なBS/CSアンテナは、45型(ディッシュ部の直径が45センチ)です。またどのメーカーやモデルも基本的な構造は同じもので、受信性能に大きな差はございません。

バリエーションでは、50型、60型、75型などのディッシュが大型のモデルもございます。このようなモデルは受信性能が高まるため、日本国内でも人工衛星からやや遠くなるため、電波レベルが低下する北部や南端、離島部などに適している他、雨や雪の影響で電波レベルが弱まる「降雨(降雪)減衰」にも強いという特性がございます。ただ大型のモデルは、風雨などの影響で角度のズレなどが生じやすくなるデメリットも生じます。

また本体色は主に太陽光に強い白色系か、特殊な塗装による黒色などのカラーバリエーション。さらにディッシュに風を通す無数のパンチングホールを設置する。各部を強化するなどの工夫をこらした高耐風モデルなどがございます。

BS/CSアンテナの工事を業者に依頼する場合の基本設置費用は、45型の通常モデルで、基本部材を含めて15,000円から25,000円程度となります。大型モデル、耐風モデルなどを用いる場合は、やはり工事費用がやや加算されます。

なお衛星放送、BS/CSアンテナについては、以下のコラム記事でも詳細を解説しております。

衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識

【戸建て住宅のアンテナ設置に必要となる配線部の機器】

戸建て住宅のテレビアンテナ設置工事において必要となるのは、アンテナ本体の設置だけではございません。アンテナと屋内に設置されたテレビ、レコーダーなどの受信機器を接続し、テレビ電波を送信するアンテナケーブルの途中にも多くの機器が設置されます。

新築住宅へのアンテナ設置、またはアンテナの追加設置や交換などで、従来の放送よりも電波の周波数が高くなる衛星放送(BS/CS放送)や新4K8K衛星放送のアンテナを導入した場合は、これら機器の交換も必要となります。

またこれらの機器も、本体の老朽化や、テレビの台数をはじめとする視聴環境の変化により、個々の交換が必要になることもございます。

以下、配線部に設置される主な機器と、業者に依頼した場合の、個々の工事費用について解説してまいります。

 

・アンテナケーブル(アンテナ線)

住宅に設置されたテレビアンテナから各種機器を経由して、屋内のテレビなど受信機器にいたるアンテナケーブルには、主に同軸ケーブルと呼ばれるものが使用されます。

前述のようにアンテナから送られるテレビ電波は、地デジ、右旋の衛星放送(一部4Kチャンネル含む)、左旋の4K8K衛星放送で周波数が高くなってゆくため、同軸ケーブルもそれぞれの電波に対応できるものが必要となります。

衛星放送や4K8K放送など高周波数の電波は、ケーブルで電波を送信する際に減衰(電波レベルの弱まり)が大きくなるため、中心の銅線「内部導体」を覆う「絶縁体」「外部導体」の品質が高く、太めのケーブルが必要となります。

アンテナ設置工事に関しては、多くの場合、基本工事費用に一定の長さのケーブルが付属します。ただ一定の長さを超えるケーブルが必要な場合は、追加費用が発生してまいりますのでご注意ください。

アンテナケーブル(同軸ケーブル)の詳細および、各テレビ放送に対応する種類の選び方は、以下のコラム記事でご説明しております。

テレビ放送や機器に合わせたアンテナケーブル(同軸ケーブル)の種類と選び方、徹底解説!

アンテナとテレビを結ぶアンテナケーブル、その種類と性能を徹底解説!

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・混合器/分波器

混合器とは、地デジとBS/CSアンテナなど、住宅に二基以上のテレビアンテナを設置している場合に、各アンテナから電波を送信するケーブルを一本にまとめる装置のことです。地デジと衛星放送の電波をケーブルを一本化することで、その後の配線の長さや機器を簡略化でき、工事のコストを軽減できます。また混合器で地デジとBS/CSの電波を一本のケーブルで送信する場合は、アンテナコンセントやテレビ、レコーダーなどの前に、双方の電波を再度、2本のケーブルに分離する分波器を設置する必要がございます。

混合器の設置工事費用は、本体価格を含めて15,000円から20,000円程度になります。なお、どちらの機器もテレビ電波が通る部分であるため、周波数の高い新4K8K衛星放送を視聴する場合には、4K8Kの電波(3442MHz)に対応できる機器が必要となります。

混合器・分波器、および後述する分配器については、以下のコラムに解説がございます。

アンテナ工事の「分配器」とは何?「分波器」「分岐器」との違い

 

・ブースター

ブースターは、アンテナが受信したテレビ電波のレベルを、住宅内で必要な水準にまで増幅する装置です。

主に中電界地域から弱電界地域、また強電界地域では三台以上のテレビを設置する住宅などでは、アンテナが受信できるテレビ電波のみでは電波レベルが不足するために設置されます。現在ではどのエリアでもほぼ設置が必須の機器と言えます。

主に利用されるブースターは増幅性能が高い屋外用で、アンテナの真下や屋根裏空間などに設置されます。またブースターには電源部の設置が必要で、BS/CSアンテナの電源部を兼ねることもございます。

機器の種類ではUHF帯(地デジ)用と、UHF・BS/CS対応型。さらに4K8K対応型がございます。また電波の増幅レベルが低くてよい場合に使用される屋内用や、混合器と一体型となったモデルもございます。本体価格込みのブースター設置工事費は、UHF帯(地デジ用)で20,000円から30,000円程度、BS/CS(4K8K含む)対応で25000円から35,000円程度になります。

なお、受信できる地デジ電波レベルが強すぎて画面に乱れが生じる場合や、NHK、広域民放と地方チャンネルの電波レベルの差が大きすぎる場合などは、調整のために、電波レベルを適度に減衰(弱める)させる「アッテネーター」という機器の設置が必要となるケースもございます。アッテネーターの設置費用は、5,000円程度からになります。

ブースターについての詳細は、以下のコラムでもご説明しております。

テレビ放送の映りが悪い際にアンテナブースターの交換は必要?

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・前編(基礎知識編)

テレビアンテナの「ブースター」徹底解説・後編(機種選び・設置編)

 

・分配器

分配器とは、混合器によって一本化されたアンテナケーブルを接続し、複数のケーブルに分配する装置です。この装置により、テレビ電波が各部屋のアンテナコンセントへ送られることになります。

分配数は2分配から8分配(7分配を除く)の機種があり、分配先の個々の電波レベルも、3分配ではほぼ3分の1などに分配されます。そのため分配数に合わせて、アンテナの受信性能や受信レベルによる設置位置、ブースターの増幅レベルなども判断する必要がございます。

また分配器にも地デジ・BS/CS対応型と。4K8K対応型がございます。他にもBS/CSアンテナへの電源供給方式で使い分ける「一端子通電型」「全端子通電型」がございます。

分配器の設置費用は、分配数をはじめとする種類によっても大きく変わってまいりますが、おおむね5,000円から25,000円程度になります。なお分配器については、以下の各コラム記事でも詳しく解説しております。

ご自宅のすべてのテレビに電波を送る「分配器」とは? その種類と選び方を徹底解説!

「分配器」の設置・交換方法と注意点

 

(その他の各種アンテナ工事)

上記の機器設置の他、アンテナ工事に際して必要となる各種工事には、以下のものがございます。

 

・旧アンテナの撤去と処分。

これは旧式のアンテナを新しいものへと交換する場合に、現在のアンテナを取り外し、処分する工事費用です。

古いアンテナを処分する場合には、お住まいの自治体の条例などに沿った処分を行わなければならず、粗大ごみなどの処分費用が必要となることもございます。

業者に依頼すれば、不要なアンテナの取り外しから処分までを一括で依頼できて、手間が省けます。この撤去、処分費用は、まとめて5,000円程度になります。

 

・アンテナ修理や角度調整。

ご自宅でアンテナトラブルが生じ、テレビ放送の受信が難しくなった場合、ケーブル部の不調など、軽微な故障であれば簡単な修理で対応できることもございます。さらに風雨などでアンテナの角度がずれ、受信が困難になった場合には、角度の再調整のみで復旧できることが多くなります。

これらの作業も、ベランダなど比較的、安全な場所にアンテナが設置されている場合を除けば、アンテナ工事の専門業者にご依頼になることが安全で確実と言えます。費用は、アンテナ修理で5,000円程度から、角度調整で8,000円程度からになります。

 

・高所作業費、デザインアンテナ屋根裏設置などその他、特殊工費。

業者によっては、屋根の上での作業を行う場合の高所作業費や夜間工事、デザインアンテナを屋根裏空間に設置する場合などに、特殊工費が発生するケースもございますのでご注意ください。

 

【戸建て住宅のアンテナ設置工事と見積もり、電波調査を依頼できる業者は?】

現在、アンテナ新規設置や交換などの各種アンテナ工事、およびその前段階である見積もり、電波調査を業者に依頼するケースは、主に以下のパターンになります。

 

・1:大手家電店、ホームセンターなどでアンテナ本体購入と同時に設置工事を依頼する。

・2:ハウスメーカーのオプションにアンテナ設置がある場合、それを選択する。

・3:町の電器店などにアンテナ工事を依頼する。

・4:アンテナ工事の専門業者にアンテナ本体がセットとなった工事を依頼する。

 

それぞれの業者は独自のメリットがございます。

例えば「1」であれば、店舗のスタッフに地域の電波状態やアンテナについて質問でき、店舗の在庫から直接、好みのアンテナを選ぶことができる。そしてアンテナ購入と同時に工事を依頼できて、工事業者を依頼する手間が省ける。

「2」であればやはりアンテナ購入や業者を依頼する手間が省け、住宅の代金と支払いを一括にできる。

「3」であれば、地元の電波状態などに詳しく、近隣で相談しやすい。地域の人脈による仲介で工事価格を割り引いてくれる場合もある。

「4」であれば、専門業者であるため技術が確か。見積もりや電波調査が無料の業者も多い。高品質アンテナ本体を含めた設置工費が低価格。長期保証などの各種サービスが豊富といった点がメリットになります。

ただデメリットとしては、「1」「2」とも、実際の施工は下請け業者が行うため、担当業者によって施工技術に差があり、仲介手数料などで工事費用が割高になる点が挙げられます。また保証期間も短いケースが多くなります。

「3」もアンテナ工事が専門ではないため細心の施工や価格相場に疎く、古い機材や工法を用いて、価格も相場より割高になる場合もある。さらには閉店、廃業で相談先がなくなることも考えられます。

見積もりに関しては、「1」「2」の業者であれば、電波調査や見積もりと施工が別日程であることが多く、即日工事は難しい。施工業者との連絡が店舗やハウスメーカーとの仲介になるため、手間がかかる。決まったアンテナの設置が前提となるため、工法か限られるなどの点がデメリットと言えます。

「3」の業者でも、見積もりと施工が別日程になることもある他、電波調査や見積もりが別費用になる、工事のキャンセル料が生じる場合があるなどのケースもございます。

そして「1」「2」「3」の業者であれば、複数の業者に見積もりを発注し、その結果を比較して依頼する業者を決める「相見積もり」に対応できないケースが大半となります。

「4」の業者であれば、まず現地の電波調査を行い、その結果を元に可能なアンテナ工事を提案するため、アンテナ工事の選択肢が広がる他、出張料やキャンセル料などを含めて電波調査、見積もりが完全無料で、相見積もりに対応する業者が多くなります、

 

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業種別・アンテナ設置工事の標準価格と対応できる工事

 

【アンテナ工事業者に見積もりと電波調査を依頼する場合のポイント】

上記のように、複数のアンテナ工事の専門業者に、電波調査、各種アンテナ工事の見積もりを依頼し、その結果から工事の依頼先を決められることは、メリットが多いように思われます。ただそれは、優良な業者を選ばれた場合に限られます。

アンテナ工事業者も数が多いため、中には施工技術が低く作業の手を抜く。品質の低いアンテナや機材を使用する。お客様に無断で不要な工事、機材を追加するなどの方法で不当な利益を得る悪質な業者も、残念ながら存在します。

ここでは工事前の電波調査や見積もり依頼を通して、信頼できる優良な業者を選択するポイントについてご説明いたします。

 

(現地調査、見積もりが無料の業者を複数選んで相見積もりを行う)

まずはお住まいの地域が対応エリア内に含まれるアンテナ工事業者の中から、出張しての電波調査や見積もりが完全無料の業者を選び、相見積もりを行うといいでしょう。なお電波調査、見積もりが無料の業者でも、現地への出張料や、アンテナ工事の契約に至らなかった場合のキャンセル料が発生する業者もございますのでご注意ください。

これらの費用を含め電波調査、見積もりが完全無料。さらに相見積もりにも快く応じてくれる業者は、自社の技術、価格、機材などのサービスに自信を持っている証拠と言えます。

また業者の公式サイトなどで、具体的な工事内容、機材の説明がないまま低価格だけを掲げる業者は、やはり実際の工事に当たって、さまざまな費用を追加するケースが考えられます。逆に各工事内容の料金体系や、使用するアンテナや機材のメーカー、型番を明確にしており、具体的な工事費用が想定しやすい業者であれば、信頼が置けます。

 

(電波調査、相見積もりの内容を比較する)

電波調査、相見積もりを行った後は、各業者の結果を比較してみましょう。電波調査の結果や、見積もり内容の各工事や価格に大きな差がない場合は、信用できる業者と言えます。

またアンテナの設置位置の提案や、見積もりの工事内容などに、他の業者にないものが含まれている場合は、必ずしも不要な工事を加算しているわけではなく、逆に他の業者より技術が高く、独自の優れた工法が可能という場合も考えられます。該当する業者にその工事の意味やメリットなどを確認して、価値があると思われる場合は、その業者を選ばれるのもひとつの方法です。

また見積もり結果の比較に関しては、施工がほぼ同内容、同品質と思われる業者であっても、ただ価格の安さだけで選ぶのではなく、使用するアンテナ本体や機器のメーカーや型番。工事後の保証期間、アフターサービスの充実など、工事費用だけではなく総合的なコストパフォーマンスが高いと思われる業者をお選びになるのがおすすめです。

 

(担当スタッフの態度や質問への対応を確認する)

電波調査、お見積もりでは、アンテナ工事業者のスタッフがご自宅を訪問することになります。その際のスタッフの対応も、その業者が優良であるかを見極める重要なポイントです。

身だしなみや言葉遣いが丁寧であるかをはじめ、上記した業者ごとの電波調査、相見積もりの結果の差異。その他、アンテナ工事に当たって不明な点を徹底的にご質問なさってください。ご質問に対して、スタッフがわかりやすく丁寧に答えてくれる業者は、信頼が置けるといえます。逆に質問への答えが曖昧で、ただ他業者を否定する。また見積もりの途中で強引に契約を勧めようとするような業者は、信頼に値しないため避けるべきだといえます。

また業者によっては、相見積もりの結果を伝えることで、最安価格の業者と同品質の工事を、より低価格であらためて見積もり直して提示するケースもございます。お客様にとっては、工事費用はアンテナ工事についてもっとも重要な要素といえます。価格、品質ともに納得できる見積もり結果が出るまで遠慮なさることなく、どのようなことでも業者にお問い合わせください

 

【まとめ】

実際のアンテナ工事に先んじて行われる「電波調査」や「見積もり」も、ただ業者に任せてその結果のみを確認するだけの場合と、それに応じてお客様から積極的に介入なさる場合とでは、アンテナ工事の品質、価格とも、結果が大きく変わってまいります。

当コラムおよび、姉妹記事である、

地デジ放送、衛星放送(BS/CS)テレビアンテナ工事の現場で必要な「電波調査」の方法とは?

をご確認いただくことで、電波調査および見積もり時の、お客様の側での適切な対応をご理解いただけることと存じます。

 

なお当あさひアンテナでは、各種テレビアンテナ工事について、国産一流メーカーの地デジ、BS/CSアンテナ本体に、さまざまなモデルをご用意し、基本設置部材や防水加工などをセットにした、業界最安に挑む基本設置工事費でご提供しております。

もちろん出張料、キャンセル料など含めた完全無料の電波調査とお見積もりにもご対応しております。さらに相見積もりの結果、もし弊社のお見積もりよりも低価格の業者が出た場合には、その見積書をご提示いただいた上で、弊社にご相談いただければ、機材、施工とも同品質の工事を、より安い価格でご提案いたします。

実際の工事に当たっても、現場の電波状態に応じた、考えられる限りお客様のご希望に沿うアンテナ工事をご提案し、最適と思われる工事をお選びいただけます。ご希望であればお見積もり後からの即日工事にもご対応する他、工事後の保証についても、業界最長クラスとなる、工事完了日から「10年保証」を設定しております。

 

アンテナ新規設置から追加、交換まで、各種アンテナ工事をお考えのお客様は、まずは工事前の電波調査、相見積もりの業者に、当あさひアンテナをお加えいただければ幸いです。専門知識、経験とも豊富で高い技術を誇る弊社の職人が、お客様のご要望に全力でお応えし、必ずやどの業者よりもご期待に沿えるアンテナ工事のお見積もりをご提案いたします。

また弊社では、メールフォームLINEからの「WEBお見積もり」にもご対応しており、ご要望のアンテナ工事やご自宅の条件などに合わせ、ひとまずおおよその価格を把握していただくこともできます。アンテナ工事の電波調査、お見積もりのご依頼については、弊社のフリーダイヤル(0120-540-527)。またはメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 20,000円(税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 15,000円(税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。