テレビを視聴する方法「テレビアンテナ」「光テレビ」「ケーブルテレビ」はどう違うの?

2022年07月05日

現在、戸建て住宅のご家庭で地上波デジタル放送、衛星放送のテレビ放送を視聴する方法は、専用のテレビアンテナを設置し、それぞれのテレビ電波を受信することがもっとも一般的といえます。しかし最近では、地上波放送されたテレビ番組を、インターネットの見逃し配信で試聴できるサービスなども広まっています。

さらに「光テレビ」「ケーブルテレビ」によるテレビ視聴サービスも、現在ではかなり一般的になっています。光テレビ、ケーブルテレビとも基本的に月額料金が必要ながら、アンテナ不要で地デジと衛星放送、双方のチャンネルを視聴できる。インターネットや固定電話、スマートフォンなどのサービスをまとめて利用できるなど、さまざまなメリットも聞かれます。

一方、アンテナによるテレビの視聴は、CSの有料チャンネルなどを除けば、基本的に無料で試聴できるのが大きな魅力です。
近年では一般のご家庭で、ご自宅でのテレビ視聴はもちろん、インターネット、スマートフォンなどのご利用も、ごく普通になっています。それらすべてをまとめれば、ケーブルテレビや光テレビの方がリーズナブルという話もよく聞かれます。
アンテナでのテレビ視聴と、光テレビ、ケーブルテレビの総合的なサービス、どちらがお得かお悩みの方も多いのではないでしょうか?

ここでは地デジ、衛星放送の各チャンネルを視聴する方法として「アンテナ設置」「光テレビ」「ケーブルテレビ」それぞれの基礎知識や特色。メリット・デメリットを徹底解説します。当コラムをお読みいただければ、お客様それぞれの環境、条件で、もっともお得なテレビ視聴方法がおわかりになると思います。

【テレビ放送の種類について】
まず2022年(令和4年)現在、主にテレビアンテナの設置および、光テレビ、ケーブルテレビの契約によって試聴できるテレビ放送の「地上波デジタル放送(地デジ)」各放送局や、BS、CSの「衛星放送」について、それぞれの違いや特徴、視聴できるチャンネルについてご説明します。
なお現在では、「Amazonprime(アマゾンプライム)」「Netflix(ネットフリックス)」など、ネット配信で数々の映画やテレビ番組、オリジナルコンテンツ(番組)などを視聴できるネット配信サービス。また「TVer(ティーバー)」など主に地デジで放送されたテレビ番組を、インターネットを通じて試聴できるサービスもございますが、これらはテレビ放送とは別として省略します。

(地上波デジタル放送)
地上波デジタル放送、いわゆる地デジ放送は、現在もっとも一般的なテレビ放送といえます。
地デジ放送は、各ご家庭の住宅や、集合住宅の各棟に設置された「地デジアンテナ」により、日本国内の各地に設置された地デジ放送の「中継局」から送信される地デジ電波を受信し、テレビ放送をご視聴になる方法です。
地デジの中継局は、例えば関東地方であれば、東京都墨田区押上の東京スカイツリーが、東京都の西端部を除く大半から、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨木県、栃木県、群馬県の多くのエリアにあたる「関東広域圏」に地デジ電波を送信している他、関西では大阪府と奈良県の境界、生駒山に位置する大阪局から、大阪府のほぼ全域と、京都府、奈良県、兵庫県の一部の広域に地デジ電波を送信しています。
他にも地デジの中継局は日本国内の要所に数多く設置されており、日本国内でも人口の多い主要市街地、住宅地などの一帯では、ほとんどの場合、アンテナによる地デジ電波の受信によって地デジ放送をご視聴になれます。
地デジ放送によってご視聴になれるテレビ放送局(チャンネル)は、おおむね以下の3種類です。

・NHK総合テレビジョン、NHK教育テレビジョン(eテレ)
これは日本放送協会による、日本国内の公共放送にあたるチャンネルで、いわゆる「NHK」として知られています。
報道番組やドキュメンタリー、ドラマなどの各種番組を放送する「NHK総合」と、教育放送であるNHK教育(eテレ)から成り立っています。またNHK総合には神奈川県の横浜局、大阪放送局など、日本各地の主要エリアごとの放送局があり、各地域で放送される番組などの内容はほぼ同じながら、ローカルニュースなどは、エリアごとに独自の番組が放送されます。

・広域民放
これは一般的なテレビ局として知られる、民間放送局の各チャンネル全般を指します。
例えば東京都を中心とする関東広域圏では、どれも東京都に本社を置く、日本テレビ放送網(日テレ、NTV)、テレビ朝日(テレ朝、EX)、TBSテレビ(TBS)、テレビ東京(テレ東、TX、12チャンネル)、フジテレビジョン(フジテレビ、CX)の、キー局(基幹局)と呼ばれる民放局が存在し、関東地方ではそれぞれのチャンネルで、各局の放送を視聴できます。
同じように関西エリアでは、準キー局と呼ばれるキー局の系列局として、TBS系列の毎日放送(MBS)、テレ朝系列の朝日放送テレビ(ABC)、フジテレビ系列の関西テレビ(カンテレ、KTV)、日テレ系列の読売テレビ(ytv)の4局がある他、広義には大阪府の地方局、テレビ大阪もテレ東系列として準キー局に含まれることがあり、関西地方ではそれぞれのチャンネルで試聴できます。
他にも愛知県名古屋市に所在し、愛知県とその周辺一帯で試聴できるフジテレビ系列の東海テレビ放送、日テレ系列の中京テレビ放送、TBS系列のCBCテレビ、テレ朝系列の名古屋テレビ放送(メ〜テレ)、テレ東系列のテレビ愛知も、広義の準キー局に含まれることがあります。
これらのキー局の各局は、日本各地の都道府県などエリアごとに系列局を持ち、キー局および準キー局で制作したテレビ番組を、日本各地に位置するキー局の系列局で放送しています。これをテレビ局、テレビ番組の「全国ネットワーク」と呼びます。
日本各地のキー局の系列局としては、例えばテレ朝系列では、青森県の青森朝日放送、静岡県の静岡朝日テレビ。フジテレビ系列では岡山県の岡山放送、佐賀県のサガテレビなど、各キー局ごとに日本各地に分布しており、日本各地でキー局とほぼ同じ番組を放送しています。
ただ各地方の系列局によって、番組の放送時間の違いや放送されない番組などもある他、系列局で独自のローカル番組やローカルニュースなどを制作、放送しているなど、各系列局ごとの放送内容の違いも多くあります。また地方によっては、特定のキー局の系列局そのものが存在しないこともございます。

・地方局(地方チャンネル)
これは日本の各都道府県に存在する、上記の広域民放局の全国ネットワークに属さないテレビ局のことです。これらの放送局を「独立放送局」と呼び、主に各都道府県の地方局(地方チャンネル)が該当します。
地方チャンネルの具体例としては、例えば、千葉県の放送局である千葉テレビ放送(チバテレ、CTC)、兵庫県の放送局であるサンテレビジョン(サンテレビ、SUN-TV)などがあり、日本国内では一部を除いた各都道府県に、それぞれの地方局が存在しています。
これらの地方局は、主に放送エリアにあたる都道府県内に自局の地デジ電波を送信する中継局を設置しており、例えばサンテレビであれば兵庫県内のほぼ全域と、同局の地デジ電波が届く大阪府の一部地域など、放送エリアの都道府県内および、隣接する都道府県の一部で受信、視聴が可能になっております。
これらの地方局では、主にその地域のローカルニュースや、地元のスポーツ、伝統行事、イベントなどの中継、地元紹介型のバラエティ番組など、地元密着型のテレビ番組を制作、放送している他、古いテレビドラマや時代劇、海外ドラマや映画、また俗にUHFアニメと呼ばれる深夜帯の新作アニメ番組などを放送しています。
他にもキー局のネットワーク体制とは別に、複数の地方局が協力関係を結んで、各局による制作や、共同制作したテレビ番組を、協力する各地方局で放送するという、ネットワーク関係に近い共同製作機構を形成していることもあります。

なおこれらの地デジ放送については、日本国内の主要地域に中継局が設置されているため、国内の大半の市街地、住宅地など、人口が多いエリアであれば、そのエリアごとの地デジ放送が受信できます。ただ前述のように、地域によっては広域民放の系列局、すなわち視聴できるチャンネルが少ないケースもございます。
さらに日本国内でも山間部や人口の少ない過疎地域などには、地形に遮られる形で地デジ電波が届かない、近隣に地デジ中継局が存在しないなどの理由で、地デジ電波が届かず、地デジ放送そのものが視聴できないエリア(難視聴地域)も存在します。

(衛星放送)
衛星放送とは、地上から遠く離れた宇宙空間、赤道上空およそ35,786キロの地点に浮遊し、地球の自転に合わせて周回軌道を回り続ける人工衛星(静止衛星)から、地球上に放送電波を送るテレビ放送です。
衛星放送の特徴として、人工衛星の静止軌道からは、地球のほぼ半球が常に一定の方向で捕捉され続けるため、地上の電波塔を利用する地上波デジタル放送に比べて、非常な広範囲におけるテレビ電波の送信が可能となります。
このような性質から、衛星放送は地上において山や建物など障害物が多い地域でも電波が乱れない。大容量の情報を効率よく広域に送信できる。また地球上で起こる災害などにも影響を受けにくいといった特徴もございます。

日本国内での衛星放送については、「BS放送」「CS放送」の2種類があり、どちらもご自宅に「BS/CS110度アンテナ」および「BS/CSチューナー」またはチューナーを内蔵したテレビ、レコーダーなどの機器を設置することでご試聴が可能となります。
BS放送、CS放送の違いは、以下の通りになります。

・BS放送
BS放送とは「Broadcasting Satellites放送」の略であり「放送衛星」を利用した衛星放送になります。BS放送は一般家庭で視聴されることを目的とした衛星放送です。現在では東経110度に打ち上げられた放送衛星が運用されています。
BS放送をご視聴になるためには、BS/CS110度アンテナの設置と、BSチューナーが必要となりますが、現在のテレビ、レコーダーなどの大半には、最初からBSチューナーが内蔵されています。BSチューナー内蔵の機器には、それを示すロゴマークが表示されています。
一般市長を目的にしたBS放送には「NHK-BS1」「NHKBSプレミアム」や「BS日テレ」「BS朝日」「BSフジ」「BS-TBS」「BSテレ東」など。NHKや各広域民放キー局のチャンネルがあり、これらはアンテナや機器の設置により無料でご視聴いただけます。
他にもBS放送には「WOWOW」「BSスカパー!」など、有料の専門チャンネルが多数あり、これらはチャンネルごとに契約を結んで月額料金を支払うことにより視聴できるようになります。

・CS放送
CS放送は「Communication Satellites放送」の略であり、BS放送の放送衛星とは異なる「通信衛星」を利用した放送のことです。
CS放送は当初、ケーブルテレビやマンション、アパートなどの事業者、企業の利用を想定していたものですが、1989年(平成元年)の放送法の改正により、一般家庭でも視聴できるようになりました。
現在、CS放送でご視聴できるテレビ放送のサービスには、110度CSデジタル放送「スカパー!」と、124/128度CSデジタル放送「スカパー!プレミアムサービス」の2種類が展開されています。なお110度と、124/128度は、それぞれ使用している通信衛星の位置を示しています。
CS放送の特徴は、その多チャンネル性にあります。映画、アニメ、テレビドラマ、海外ドラマ、スポーツ、音楽、お笑いなどの幅広い専門チャンネルはもちろん、例えば「時代劇専門チャンネル」「日本映画専門チャンネル」「ホームドラマチャンネル」「東映チャンネル」「アニマックス」など、各ジャンルでもより細分化されたチャンネルが存在します。
ただ各チャンネルは大半が有料チャンネルであり、ご視聴のためには「スカパー!」「スカパー!プレミアムサービス」それぞれの基本料金および、各チャンネル単にの月額契約料金、または数チャンネルパックの契約料金が必要となります。

110度CSデジタル放送「スカパー!」を視聴するためには、BS放送と共用になるBS/CS110度アンテナの設置および、CS110度(スカパー!)チューナーが必要ですが、現在のテレビやレコーダーの大半には「スカパー!」チューナーも内蔵されています。そのためこのような機器があれば、BS/CSアンテナの設置だけで、BS放送およびCS放送「スカパー!」の両方が視聴できることになります。
2022年現在の「スカパー!」サービスには、ハイビジョン59チャンネル、標準画質12チャンネル、4K放送9チャンネル、データ放送3チャンネルの、計83チャンネルが存在します。

124/128度CSデジタル放送「スカパー!プレミアムサービス」は、「スカパー!」とは通信衛星の位置が異なるため、ご視聴のためにはプレミアムサービス専用のアンテナおよび専用チューナーの設置が必要となります。ただ一台のアンテナで、BSおよび110度CS(BS放送およびスカパー!)、124/128度CS(スカパー!プレミアムサービス)をすべて受信できる「3波対応アンテナ」も用意されているため、このアンテナを用いれば、一台でBS、CSすべての衛星放送を受信できることになります。
「スカパー!プレミアムサービス」の特徴は「スカパー!」を越える多チャンネルと、全局ハイビジョン放送である点です。2022年現在、同サービスでは、4K放送1チャンネルを含む140のハイビジョン放送チャンネルと、100チャンネルのラジオ放送が存在します。

衛星放送におけるBS放送、CS放送の違いは、以上の通りになります。
基本的にBS、CSとも衛星放送は地上の障害物に強いため、地形の複雑さなどにより地デジ放送が受信しにくいエリアであっても、日本国内であれば大半のエリアで問題なく受信できます。ただ衛星放送用のアンテナは、BS/CS110度アンテナであれば東経110度の角度に向けるなど、各放送衛星、通信衛星の方向に向ける必要があります。
したがってご自宅から衛星が位置する角度の方向に、山地や建築物などの障害物がある場合は、ポールの先にBS/CSアンテナの設置を行うなど、障害物を避けるアンテナ設置の工夫が必要なケースもあります。
また衛星放送は宇宙空間の人工衛星から放送電波を送信しているため、地球上での豪雨、豪雪などの際には、雨や雪による乱反射で電波が乱れ、画像に不具合が生じたり、受信不能となったりする場合もあります。その点は衛星放送の性質的な弱点になります。

【地上波デジタル放送および衛星放送の各チャンネルを視聴する方法】
前述の地上波デジタル放送、衛星放送で試聴できる各チャンネルの解説では、基本的にアンテナ設置による視聴方法をご説明しましたが、他にも光テレビ、ケーブルテレビでも、ほぼ同じチャンネルを視聴できます。
ここでは、テレビアンテナ設置、光テレビ、ケーブルテレビ、それぞれのテレビ視聴のシステムなどの概要と、その主なメリット、デメリットについてご説明します。

・地デジ、BS/CSアンテナ
個々の住宅にテレビアンテナを設置し、各種テレビ電波の受信によってテレビ放送を視聴することは、21世紀の現在でも、もっともメジャーなテレビの視聴方法となっています。
戸建て住宅であれば、前述のようにNHK、広域民放、地方チャンネルなどの地上波デジタル放送を視聴する場合は地デジアンテナを、BS、CSなどの衛星放送を視聴する場合はBS/CS110度アンテナなどの衛星放送用パラボラアンテナをご自宅に設置し、テレビやBS/CSチューナーなどの機器と接続することで、それぞれの放送が視聴できます。
なおマンションなどの集合住宅では、個々の住戸における地デジ、BS/CSなどのアンテナ設置が難しくなるため、マンションの建設会社やオーナーが各棟の屋上などに大型の共同アンテナを設置しており、各住戸へテレビ電波を送っている。また集合住宅の建物ごと、ケーブルテレビなどのテレビ視聴サービスに加入しているケースが多くなります。

現在、戸建て住宅などに設置される地デジアンテナ機種には、主に「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」の3種類が存在します。
「八木式アンテナ」は、魚の骨のような形で主に屋根の上などに見られる、アナログテレビ放送の時代から使われ続けている古典的なアンテナです。そのメリットはシンプルな構造と高所に設置されることから、現在でも高い地デジの受信性能を誇り、地デジの電波状態がやや悪いエリアでも安定した受信が可能であること。アンテナ本体や設置工事の価格が安いことが挙げられます。
一方、デメリットとしては、高所に設置されるために風雨や、海沿いであればサビの原因になる潮風などの影響を受けやすく、経年劣化が進みやすい。特に台風銀座や豪雪地帯など、自然環境が厳しいエリアではアンテナトラブルが生じやすい。また家屋の外観性や景観などがやや悪くなるといった点が挙げられます。
「デザインアンテナ」は比較的、近年に登場した新しい地デジアンテナで、主に住宅の壁面へ設置する平面軽量のアンテナです。
そのメリットは、壁面に設置し、壁の色に合わせたカラーバリエーションも多いため家屋の外観性を損なわない。形状などから風雨の影響を受けにくく、経年劣化が進みにくい。設置位置が低いことからメンテナンスや故障時の修理が簡単になるなど数多く、近年では人気ナンバー1の地デジアンテナになっています。
逆にデメリットとしては、設置位置の低さからやや受信感度が下がるケースもあり、地デジの電波状態がやや悪いエリアでは使用できない場合もあること。八木式アンテナに比べてアンテナ本体価格や設置費用などがやや割高である点が挙げられます。
「ユニコーンアンテナ」は、ポール型アンテナともいい、もっとも近年に登場した最新鋭のアンテナです。ポールの先に細長い円柱状のアンテナを設置した、棒状のアイスキャンディーなどに似たスタイリッシュなアンテナです。
基本的に高所へと設置されるため、高い地デジ受信性能を誇る他、屋根の張り出し部分(破風)や壁面などへの設置も可能で、そのスタイリッシュさから家屋の外観を乱さない。風雨などが通り抜けやすいことから自然環境に強く経年劣化を軽減できるなど、八木式アンテナとデザインアンテナ双方のメリットを兼ね備えたアンテナになります。
デメリットとしては、最新鋭機種であることから、他の2機種に比べても本体価格が高くなること。同じ条件の現場や設置工法では、八木式アンテナに比べるとわずかながら受信感度が低くなるケースもあることが挙げられます。
また地デジ放送に加えて衛星放送も視聴する場合は、地デジアンテナとは別に、BS/CS110度アンテナや3波対応アンテナなど、適応する衛星放送用のパラボラアンテナを設置する必要があります。

アンテナ設置により各種テレビ放送を視聴するメリットは、なんといっても、必要となる費用はアンテナ設置工事の初期費用のみで、その後の各テレビチャンネルの視聴は、BS、CSの有料チャンネルを除けば、基本的に無料で試聴できる点が挙げられます。この点は他のテレビ視聴方法と比べても非常に高いメリットであり、現在でも地デジ、衛星放送の視聴方法として、テレビアンテナ設置の人気が高い理由といえます。
また受信したテレビ番組の録画についても、HDDレコーダーなどの録画機器に内臓されているチューナーで地デジ、BS、CS放送を受信する、または録画機器をチューナーに接続することにより、簡単に可能となります。ただそれぞれの番組は、地デジ、衛星放送の送信局からの設定により、録画できる回数に制限がついていますのでご注意ください。

一方、テレビアンテナ設置のデメリットとしては、地デジアンテナ、BS/CSアンテナの双方を設置する場合、二台の別々アンテナを設置することになり、機種や工法によっては初期費用がかさむケースも出てきます。
地デジアンテナに関しては、中継局から遠く地形が複雑などで地デジ電波が届かない難視聴地域では、そもそもアンテナ設置による地デジ放送の視聴ができない他、地デジ電波状態が悪いエリアでは、アンテナ設置の機種や工法に制約が生じる、また安定した試聴のためには高性能アンテナやブースターなどの機器が必要となり、地デジアンテナの設置だけで工事費用が高額になるケースもあります。
さらに地デジアンテナでも特に八木式アンテナの場合は、台風や豪雪が多いなど自然環境が厳しいエリアでは、その影響によりアンテナの老朽化が進行しやすい、風雪によるトラブルのリスクがやや高まるなどの点も挙げられます。ただこの問題は、デザインアンテナなど自然環境に強い機種や、風雨を受けにくい位置に設置する工法などを採用することで、リスクを大幅に軽減できます、
BS/CSアンテナでは、やはり風を受けやすいパラボラアンテナの形状から、風雨が激しい、豪雪地帯などの環境下ではトラブルが生じるリスクが高まる。現場から人工衛星の位置する東経110度の方向に障害物がある場合は設置が難しくなる。豪雨や降雪などの悪天候下では受信不良が生じるなどのデメリットが存在します。

・光テレビ
「光テレビ」とは、一言でいえば、インターネットの光回線を使ってテレビを視聴する方法です。
近年ではインターネットの回線といえば「光回線」が主流となっていますが、この光回線とは、光を通す繊維である「光ファイバー」を利用してデータを送受信する通信回線のことです。光といえば、この世界でもっとも速度が速いものとして知られています。
したがって光回線の通信速度は、あらゆるインターネット回線の中でもっとも高速であり、また電磁波の影響も受けないため、回線が非常に安定しているのも特徴です。光回線は住宅などにケーブルを伸ばしてインターネットに接続する形式であるため、自宅などでしか使用できませんが、接続が高速で安定しており、通信量も無制限に使用できるのがメリットです。

そしてこの「光回線」を使って、テレビ放送の信号をご自宅まで送信し、自宅で地デジ、BS、CSなどのテレビ放送を視聴できる仕組みが「光テレビ」になります。したがって光テレビを視聴するためには、まず自宅に光回線に引く必要があります。一方、すでに光回線でインターネットをご利用の住宅では、光テレビにも簡単に加入できることになります。

この「光テレビ」サービスを行っている主な会社には、NTT東日本、西日本の「フレッツ・テレビ」や、BIGLOBE(ビッグローブ)の「ビッグローブ光テレビ」など通信会社系のサービスと、コミュファ光の「コミュファ光テレビ」や、eo光の「eo光テレビ」などの電力会社系のサービスが存在します。
基本的にどちらのサービスも、光回線が通っている住宅であればアンテナの設置は無用で、光回線から光テレビ用のチューナー、アダプターなどを通す。または屋内にある複数へのテレビに接続するため、配線や機器設置などの工事を行うことで光テレビを試聴できます。

光テレビで試聴できるテレビのチャンネルは、契約する会社のサービスによってやや違いはございますが、おおむね地デジおよび衛星放送の各チャンネルに対応しております。どのサービスでも、月額料金がおおむね1,000円以下の最安のプランで地デジ、BS放送の無料放送が視聴できる他、追加料金のプランで、各種の有料チャンネルも視聴できるようになります。
光テレビも地デジ、衛星放送と同じく、大半のサービス、チャンネルでレコーダーなどによる録画が可能になっています。また近年では多くの光テレビサービスで、専用チューナーを使用することにより、4K8K放送のチャンネルにも対応しています。

またインターネットプロバイダ業者であるNTTぷららが提供する、ほぼ同様のサービスに「ひかりTV」がございます。ただこれは光回線からLAN配線によって専用チューナーに接続し、テレビ放送を受信する「IPTV放送」にあたり、光テレビとはやや方式が異なります。
ひかりTVでも、地デジ、衛星放送の多くのチャンネルを視聴できる他、テレビ放送以外にも、多くの映画、アニメ、ドラマ作品などのコンテンツから選択して視聴できるオンデマンドサービスなどにも対応しています。さらにアプリケーションを利用することで、スマートフォンやタブレットなどを使って、外出先での視聴も可能となります。

光テレビで地デジ、衛星放送などのチャンネルを視聴するメリットとしては、アンテナの設置が不要で各種のテレビチャンネルが視聴できるため、地デジが受信できないエリアや、受信が困難でアンテナ設置の費用がかさむエリアでも安定して各チャンネルを視聴できる。
他にもアンテナの経年劣化、強風や豪雪地帯でのトラブルのリスクなど、アンテナでのテレビ視聴に伴う問題点が生じず、電波状態の変化にも左右されないため、アンテナ設置に比べて安定して高画質の各種テレビチャンネルが視聴できる。
また、すでに光回線でインターネットを利用している住宅であれば、簡単な工事や機器のセットで試聴できる上、インターネットとの月額料金とまとめて割安で利用できる、などの点が挙げられます。

デメリットとしては、まず地デジやBSの無料放送については、設置後は基本的に費用がかからないテレビアンテナでの視聴と違い、月額料金が発生する。そもそも光回線を設置していない住宅ではまず開設工事が必要な他、サービスによっては、視聴開始にあたって、工事や機器の設置などの作業や初期費用が必要となる。また利用する光テレビのサービスによって、料金体系やサービスの対応エリア、視聴できるチャンネルなどのサービス内容が異なる、などの点が挙げられます。

・ケーブルテレビ(CATV)
ケーブルテレビ(CATV)とは、国内の各地に存在するケーブルテレビ会社がサービスを提供するエリアに、光ファイバーケーブル、同軸ケーブルを敷設して、ケーブルテレビ局内のセンターと、地域内で契約した各家庭をケーブルで接続し、テレビ放送をはじめ、多様なサービスを提供するというものです。略称のCATVとは「Community Antenna TeleVision(コミュニティー・アンテナ・テレビジョン)」の略になります。

ケーブルテレビによってテレビ番組が視聴できる仕組みは、まずケーブルテレビ局の受信点に設置された大型のアンテナで、地上波デジタル放送および、BS放送、CS放送の各電波を受信し、その電波をケーブルテレビ局から、ケーブルを通じて契約している各家庭に送信するという形式になっています。各住戸でのアンテナ設置が難しいマンションなどに見られる、各棟の大型共同アンテナで地デジや衛星放送を受信し、各住戸に電波を送る共同アンテナ形式の大規模なものともいえます。
そのため各ケーブルテレビ会社は、基本的には各都道府県やその中の一部エリアなど、地域密着型の会社が多く、サービスエリアが限られています。全国展開を行っているケーブルテレビ会社も、実際は各都道府県や地域ごとに、その会社の地方局を設置しており、各地方局がその周辺エリアのケーブルテレビサービスをカバーする形になっています。

一般住宅においてケーブルテレビによりテレビを視聴する場合は、そのエリアをカバーするケーブルテレビ会社、ケーブルテレビ局と契約を結び、エリア内のケーブルテレビ局から住宅までケーブルを敷設。そして月額料金を支払うことで、ケーブルを通じて各種のテレビ番組を視聴できることになります。基本的にケーブルテレビは、地デジの中継局から離れた山間部などで、アンテナによる地デジ電波の受信が難しい、地デジ放送の難視聴地域に向けたサービスという性質が強くなっています。
国土が広大で国内全体をカバーする中継局を設置することが難しいアメリカ合衆国などでは、一般家庭でのテレビ視聴方法として、アンテナよりもケーブルテレビが主流となっていますが、近年ではインターネット配信や光テレビなどの躍進により、ケーブルテレビの契約数が減少傾向にあるともいわれています。

日本国内の各ケーブルテレビ会社で試聴できるテレビのチャンネルは、おおむねサービスエリアの一帯で受信できる地デジ放送のNHK、各広域民放と、そのエリアおよび周辺の地方局。また衛星放送の各チャンネルになります。
他にも各ケーブルテレビ局は、局ごとにサービスエリアが限られる、いわば地元密着型の局であることから、地デジ、衛星放送の各チャンネルとは別に、サービスエリア内などのローカル情報を元にした、ケーブルテレビ局独自の番組を放送する「コミュニティチャンネル(自主放送)」を行っていることも多くなります。

また大半のケーブルテレビ局では、契約することにより、地デジ、衛星放送、独自放送などテレビの視聴だけでなく、テレビと同じケーブルを利用したインターネット、固定電話などのサービスも提供しています。近年では他にも格安スマートフォンや電気、ガス、保険など、さまざまなサービスを提供するケーブルテレビ会社も多くなっています。

ケーブルテレビで試聴できるチャンネルや月額視聴料金などの詳細は、各ケーブルテレビ局によって異なり、その他のサービスとあわせてさまざまなプランが存在します。ただ最安となる基本的なプランでも、おおむねNHK、広域民放、各エリアの地方チャンネルや、BSの無料放送は視聴できるケースが多くなります。他にもBS、CSの有料チャンネルを、ニーズに応じて複数視聴できるプラン。またインターネットや固定電話、格安スマホなど、その他のサービスとセットになったブランなど、多彩なプランが用意されています。
ケーブルテレビでもほとんどのサービスでは、地デジ、衛星放送と同じく、レコーダーなどの機器による番組の録画が可能になっている他、最近では専用チューナーの使用により4K8K放送にも対応しているサービスが多くなっています。

ケーブルテレビでテレビ番組を視聴するためには、やはり契約したプランごとの月額料金が必要ですが、メリットとしてはやはり第一に、地デジ電波の受信が難しい難視聴エリアでも、地デジ、衛星放送をはじめ、さまざまなチャンネルを安定して視聴できる点が挙げられます。
他にもケーブルテレビでしか地デジ放送を視聴できず、その契約が必要なエリアであれば、BS/CS110度アンテナを設置しなくても、同じケーブルテレビから手軽にBS、CS放送の各チャンネルを視聴できる。またケーブルテレビ独自のコミュニティチャンネルや、本来は視聴エリア外である近隣地域の地方局なども視聴できる。さらにインターネット、固定電話その他のサービスを一括料金で利用できるといった点がメリットになります。
またアンテナ設置で地デジ放送が視聴できるエリアであっても、ケーブルテレビ契約の初期費用は、戸建て住宅でも地デジアンテナおよびBS/CSアンテナの設置費用とほぼ同額、またはやや割安であることが多く、さらにマンションなどの集合住宅であれば、初期費用はさらに低価格となるケースもあります。
そのためアンテナ設置の費用が不要で、地デジ、衛星放送の各チャンネルを視聴できる他、月額料金についてもインターネット、固定電話、スマホその他のサービスを総合すれば割安となる。各サービスの支払いを一本化できて簡便になるなどのメリットもございます。

一方、ケーブルテレビのデメリットとしては、サービスエリアが限られており、自宅の位置がサービスエリアから外れていれば利用できない。またサービスエリアでも、地域によってはテレビ以外の一部サービスが利用できないケースがあるなどの点が挙げられます。
他にも近年のインターネット環境の急激な発展から、ケーブルテレビを利用したインターネット回線でも、会社やエリアによっては光回線が整備されておらず、光回線に比べると接続速度が遅いというケースも見られます。

【まとめ】
現代、地デジ放送、衛星放送で送信される各テレビチャンネル。またそれらを視聴できるテレビアンテナ、光テレビ、ケーブルテレビの基本的な構造。視聴方法などは、以上の通りになります。
以下、各視聴方法のメリット・デメリットと、それぞれの視聴方法に適した方についてまとめておきます。

・地デジ、BS/CSテレビアンテナ
ご自宅に地デジ、BS/CSアンテナを設置し、それぞれの放送電波を受信してテレビを視聴する方法。
(メリット)
・必要なコストは基本的にアンテナ設置の初期費用のみ。一度アンテナを設置すれば、衛星放送の有料チャンネルを除いて、無料で地デジ、BS放送を視聴し続けることができる。
(デメリット)
・地デジ放送と衛星放送の視聴のためには、地デジ、BS/CSそれぞれ別個のアンテナが必要。
・地デジ電波が届きにくく、受信が困難なエリアではアンテナによる地デジ視聴ができない。また電波状態が悪いエリアでは高性能アンテナや機器、特殊な工法などが必要となり、アンテナ設置の初期費用がかさむ。
・アンテナの機種によっては、台風や大雪が多い地域において、その影響を受けた経年劣化の進行や、アンテナトラブルが生じる可能性がある。(ただしこの点については、機種や工法の選択によりリスクを軽減することも可能)
・衛星放送では豪雨、降雪などの悪天候で受信不良が生じることもある。
(テレビアンテナによるテレビ視聴をお勧めできる方)
・基本的に地デジの電波状態がよく、基本的なアンテナ設置で安定して地デジ放送を受信できるエリア。また気候などが穏やかで、アンテナトラブルのリスクが低いエリアにお住まいの方。

・光テレビ
主に住宅用のインターネット回線として用いられる光回線を通じて送信されるテレビの信号を、専用チューナーなどを介して住宅内のテレビに送り、地デジ、衛星放送などのチャンネルを視聴する方法。
(メリット)
・自宅に光回線がある、または光回線を導入すれば、各種アンテナを設置せずとも専用機器の設置や工事などで地デジ、衛星放送の各チャンネルを視聴できる。
・光回線を開通できるエリアであれば、地デジの難視聴エリアや、地デジ電波状態が悪くアンテナ設置に費用がかかるエリアでも、安定した地デジ、衛星放送の視聴が可能。
・気候が厳しいエリアにおける、電波の受信不良、アンテナトラブル、アンテナの経年劣化など、アンテナによるテレビ視聴に伴う問題が発生しない。
・光回線によるインターネットを利用している住宅であれば、インターネット料金とまとめた低価格で試聴できる。
(デメリット)
・光テレビのサービスを行う会社によって視聴できるチャンネルや料金体系に違いがあり、特に衛星放送の有料チャンネルを視聴したい場合、アンテナ設置の視聴に比べて有利とはいえないケースもある。
・マンションや一部エリアなどでは、光回線の設置に対応できないケースがある。
・光回線でインターネットなどのサービスを利用しない住宅などでは、光回線でテレビだけを視聴することにメリットが薄い。
(光テレビによるテレビ視聴をお勧めできる方)
・すでに光回線でのインターネットをご利用、またはご利用を検討中で、アンテナによる地デジ受信が難しいエリアにお住まいの方。またはアンテナなしで手軽に衛星放送をご視聴になりたい方。

・ケーブルテレビ(CATV)
日本各地の対応エリアにあるケーブルテレビ会社と契約して、ケーブルテレビ局と自宅をケーブルで接続し、ケーブルから送られる地デジ、衛星放送の電波を自宅の機器で受信し、テレビチャンネルを視聴する方法。
(メリット)
・地デジ電波の難視聴地域や電波状態が悪いエリアでも、アンテナ設置が不要で地デジ、衛星放送どちらのチャンネルも安定した画質で視聴できる。
・光テレビと同じく、アンテナ設置に伴う問題が生じない。
・周辺地域の地方チャンネルや、ケーブル局の独自放送などを視聴できる場合もある。
・テレビ視聴以外にもインターネット、固定電話、スマートフォンなど、さまざまなサービスがセットになっている。
・地デジアンテナを設置して地デジ放送が視聴できるエリアでも、テレビ放送以外の各種サービスを総合すれば、月額料金が割安となるケースがある。また各種サービスの支払いを一本化できる。
(デメリット)
・光回線が整備されていないサービス会社の場合、インターネットの通信速度が遅いケースもある。
(ケーブルテレビおすすめ)
・地デジの難視聴地域や電波状態が悪く、地デジ受信が不可能、またはアンテナ設置に費用がかさむエリアにお住まいの方。それ以外でも、テレビ視聴の他、インターネット、固定電話、スマートフォンなどの各種サービスを、まとめて割安で利用なさりたい方。

このように、それぞれのテレビ視聴方法には独自の特色やメリットがあり、ご利用される方の環境やニーズによって、最適といえるご視聴方法は異なってまいります。当コラムを参考に、お客様にとってもっともお得で便利なサービスをお選びいただければ幸いです。

トップページに戻る

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー


アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。