台風後にテレビが映らない?「E202」エラーの原因と今すぐ自分でできる対処法・アンテナ工事業者の選び方も解説!
これから夏本番、暑くなると同時に、台風も多くなる時期です。
一般的に日本の台風シーズンと言えば7月から10月の間で、特に8月から9月にかけては、台風の数も多く、勢いも激しくなります。
このような台風の影響には、公共交通機関の停止からお住まいの被害、場合によっては避難まで、さまざまなものが考えられます。
そしてその強弱に関係なく、台風が通過した直後、一般のお住まいで多く見られる影響が、テレビをつけたら、真っ暗な画面に「E202 受信できません」という表示が出て、テレビ放送が映らなくなるというものです。
ようやく台風が落ち着いて、正確な台風情報を確認しようとニュースのチャンネルに合わせたり、好きなテレビ番組を録画しようとしたりしたところ、「E202」のせいで視聴や録画ができない事態になると、台風の他にもご不安が増えてしまいます。
「台風でテレビが壊れたのだろうか?」「でも台風で室内のテレビに影響があるの?」「気圧や湿度の影響かも」「修理にはいくらぐらいかかるだろう?」「テレビの買い替えが必要になるかも?」
など、台風の最中にさまざまな疑問が浮かんで、動揺してしまうかもしれません。
特にマンション、アパートなどの集合住宅にお住まいの場合、原因が分からず不安になる方も多いでしょう。
しかし、台風後のE202エラーはテレビの故障ではなく、多くの場合はご自身による基本的な手順で解決できる可能性もあります。
本記事では、台風のあと、テレビ画面に「E202」などのエラーコードが出てテレビが映らない事態について、専門知識がない方でも今すぐ無料で試せる具体的な解決手順を分かりやすく解説します。
この記事の内容は、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」への取材に基づいており、台風によるテレビ受信トラブルに対して、安全かつ迅速にテレビを視聴できる日常を取り戻すための正しい知識をお伝えするものです。
記事をお読みいただくことで、無駄な出費を抑え、業者の依頼時にも詐欺業者から身を守るための対策も身につきます。
台風後や強風時に出たE202などテレビ画面のトラブルであわてている方は、まずは深呼吸をして、本記事で紹介する手順をひとつずつ確認していってください。
まずは落ち着いて!E202エラーの正体と台風後に多発する理由
テレビが突然、正常に映らない状況になると、テレビが壊れたという考えが真っ先に浮かび「高額な修理代がかかるのでは」と不安になるものです。
しかし、まずは慌てずに、テレビ画面に出ている「エラーコード」の意味を正しく理解することが大切です。
エラーコードとは、電波受信の問題や機材の不具合などでテレビ画面が映し出せなくなったとき、テレビ機器がその原因を診断し、対応するエラーコードでユーザーに知らせてくれる機能です。
つまりエラーコードが出ている場合は、テレビ本体が故障している可能性は低いとも言えるのです。
最初のセクションでは、画面に表示される「E202」エラーの基礎知識と、台風という外的要因との関連性をわかりやすく解説します。
エラーが出る原因を正しく知ることで、解決への第一歩を踏み出しましょう。
「E202(信号が受信できません)」とは?テレビ本体の故障なの?
「E202」とは、アンテナからテレビまで、もしくは電波塔や静止衛星からアンテナまでなど、電波(映像信号)の経路に問題があることを示すエラーコードです。
よりわかりやすくいうと、テレビのチューナーが、アンテナから接続されるケーブルで、放送電波をまったく受信できていない(もしくは非常に微弱である)状態を表しています。
この場合、テレビ側が映像信号を確認できないため、画面が真っ暗になり、まったく放送が見られなくなることがほとんどです。
しかしご安心ください、このエラーコードが出る場合は、テレビ本体の故障ではないケースが圧倒的に多くなります。
以下の表は、テレビ画面に表示される代表的なエラーコードの違いをまとめたものです。
ご自宅のテレビに表示されているエラーコードと照らし合わせてみてください。
※上記はテレビ画面で表示されることが多いエラーコードです。不具合の原因に応じてその他のエラーコードも存在します。
このように、「E202」はあくまで、テレビのチューナーに「電波が届いていない」というサインにすぎません。テレビ本体の故障である可能性は低くなります。
あわてて新しいテレビに買い替える前に、まずはお住まいのアンテナやテレビに接続されるアンテナケーブル周辺を確認することが重要です。
次の項目では、なぜ台風後にE202、つまり「電波が届かない状態」になりやすいのかを解説します。
強風・大雨など台風が引き起こす複合的な原因(降雨減衰・アンテナ角度のズレ等)
台風後にE202エラーが多発する理由は、主に強風と大雨による複合的な影響です。
特に屋外に設置されているアンテナは、過酷な自然環境のダメージを直接受けます。
専門知識がない方でもご理解いただけるよう、主な原因を以下のリストにまとめました4。
- アンテナ向きのズレ:地デジや衛星放送のアンテナは、正面側を電波塔や静止衛星の方向に向けないと十分に受信できません。長期使用による老朽化に加え、台風などの強風によりアンテナの向きが数ミリ変わると、テレビ電波を受信できなくなります。
- 降雨減衰(こううげんすい):大雨(または大雪)によってテレビ電波が水分に吸収・散乱され、電波(映像信号)が弱まる現象です。
- ケーブルの断線や緩み:強風でケーブルが揺さぶられ、接続部分が抜けたり、劣化して断線したりするケースがあります。
- ブースターの浸水故障:電波を増幅する機器(ブースター)に雨水が侵入し、ショートして壊れることがあります。
- 飛来物による物理的破損:強風で飛んできた物がアンテナに激突し、破壊されるケースも考えられます。
特に衛星放送であるBS/CS放送の電波は、地上デジタル放送に比べて悪天候の影響を強く受けます。
衛星放送の電波は直進性が強く波長が25ミリ程度と短いため、大雨や大雪が電波を遮る「降雨減衰」「降雪減衰」は、台風の際にBS放送やCS放送だけが映らなくなる最大の原因です。
このように、台風後はアンテナ本体や電波の受信に関する複数のトラブルが同時に発生しやすいため、状況をひとつずつ確認する必要があります。
【業者を呼ぶ前に】今すぐ自分でできる!台風後などのE202エラー5つの解決手順
上記の通り、台風後にE202などのエラーコードが出たからと言って「テレビが壊れたかもしれない」と、すぐにお金をかけて専門業者を呼ぶ必要はありません。
家の中で、一般の方でも今すぐ無料で試せる具体的なアクションがいくつか存在します。
ここでは、テレビが映らない、またはエラーコードが出た際に、ご自身でも簡単にできる5つの解決手順をステップバイステップで紹介します。
この項目の内容をひとつずつ順番に試すことで、あっさりと問題が解決するケースも少なくありません。
手順1:テレビのアンテナレベルとエラーコード(E201/E203)を確認する
まずは、テレビの設定メニューから「アンテナレベル(受信強度)」を確認しましょう。
アンテナレベルとは、テレビのチューナーまで実際に届いている電波の強さを数値化したものです。
リモコンの「設定」や「初期設定」ボタンを押し、アンテナ設定の項目からアンテナレベル画面を確認できます。
アンテナレベル画面を出す手順や画面の見方は、テレビのメーカーやモデルによっても異なりますが、この数値によって、現在の電波状況を正確に把握することが可能です。
アンテナレベルとエラーコードから判断できる、お住まいの受信トラブルの状況を以下の表にまとめました。
※上記はアンテナレベルなどから想定される不具合の主な要因です。
アンテナレベルの基準値は、テレビのメーカー(パナソニック、ソニーなど)によっても異なります。
画面上に、テレビ画面を映し出すために必要最小限となる「推奨レベル」が表示されることが多いので、その数値を参考にしてください。
数値が極端に低い、あるいは0の場合は、次の物理的な確認手順へ進みましょう。
手順2:テレビの再起動とB-CASカードの抜き差し・清掃を行う
テレビの電波状況に問題がない場合でも、テレビ本体の一時的なシステムエラーが原因でテレビが映らない、誤動作が起こるなどのことがあります。
現在のテレビは、スマートフォンやパソコンと同じように多機能化した一種のコンピューター機器であるため、動作に不具合が出たときは、パソコンなどと同様に「再起動」することで直るケースが多いです。
また、デジタル放送を受信するために必要な、著作権保護のための映像信号の暗号化を解除する「B-CASカード」の接触不良もよくある原因の一つです。
以下の手順に沿って、再起動とカードの手入れを行ってください。
- テレビの電源を切る:リモコンではなく、テレビ本体の電源ボタンを使って主電源を切ります。(リモコンではテレビの通電は完全にオフになりません)
- コンセントを抜く:テレビの電源プラグをコンセントから抜き、そのまま約1分間ほど放置します。
- B-CASカードを抜く:テレビの側面や背面にあるB-CASカードをゆっくり引き抜きます。
- ICチップを拭く:カード裏面の金色のICチップ部分を、乾いた柔らかい布で優しく拭きます。
- カードを戻し電源を入れる:カードを正しい向きでしっかり奥まで挿入し、ふたたびプラグをコンセントに挿して電源を入れます。
B-CASカードをテレビ本体に挿入する際は、裏表や前後の向きを絶対に間違えないよう注意してください。
向きを間違えると「E100」などの別のエラーが発生してしまいます。
また近年の、B-CASカードを使わず「ACASチップ」を内蔵している4K/8Kテレビの場合は、テレビの再起動だけで十分です。
再起動とカードの清掃が終わったら、ふたたびテレビが映るか確認しましょう。
この手順で、テレビ内部の一時的な不具合のリセットや、B-CASカードの接触不良であればほとんど解消されるはずです。
手順3:室内アンテナケーブルの緩み・抜けをチェックする
台風の強風などで家全体が揺れたり、テレビ周りを掃除・模様替えしたりした際に、ケーブルが緩むことがあります。
テレビ裏側の接続部や、室内のアンテナコンセント、途中を経由する機器など接続されるケーブルがしっかりと接続されているか、すべての箇所を目視と手で確認しましょう。
特に、ネジ式で固定するF型コネクタは、日々のちょっとした振動などの積み重なりで、徐々に緩んでしまうことが多い部品です。
アンテナケーブルの接続部について、確認すべき重要なポイントを以下のリストにまとめました。
- 壁のアンテナ端子:壁から出ている端子に、ケーブルが奥までしっかりと挿し込まれているか確認します。
- テレビ背面の入力端子:地デジ用とBS/CS用の端子に、それぞれ正しくケーブルが接続されているか確認します。
- レコーダーなど機器を経由している場合:壁からレコーダー、レコーダーからテレビへの接続がすべて正常か確認します。
- 分配器の接続部:複数の部屋でテレビを見ている場合、分配器の配線が緩んでいないかチェックします。
- ケーブルの物理的な損傷:ケーブル自体に家具が乗って潰れていないか、一部が急に折り曲げられていないか、ペットに噛まれて断線していないか確認します。
ケーブルを一度すべて抜き、カチッと音がするまで、あるいはネジが止まるまで確実に挿し直してください。
ほんのわずかな緩みが原因で「E202」エラーが出ているケースは非常に多く見られます。
室内の角などでケーブルを曲げる際は、固有の「曲げ半径」に応じて緩やかに曲げ、もしケーブル内部の銅線が折れ曲がっている場合は、新しいケーブルへの交換が必要です。
手順4:チャンネルの再スキャン(地域設定の再設定)を試す
台風による停電や一時的なテレビ電波の乱れ、テレビ本体の不具合などによって、テレビのチャンネル設定が狂ってしまうことがあります。
これは、テレビ設置時にテレビ側で確認した、受信できるチャンネル周波数帯のチェックと記録が狂ってしまい、テレビが現在の地域で受信できる電波(チャンネル)を正しく認識できなくなっている状態です。
この場合、リモコン操作で「チャンネルの再スキャン(初期スキャン)」を行い、チャンネル設定をやりなおすことで復旧できます。
メーカーによってチャンネルスキャンの名称は異なります(チャンネルサーチ、チャンネル設定など)が、基本的な手順は以下の通りです。
- リモコンの「設定」や「メニュー」ボタンを押して設定画面を開きます。
- 「初期設定」または「放送受信設定」などの項目を選択します。
- 「チャンネル設定」から「地上デジタル」または「BS/CS」を選びます。
- 「初期スキャン」または「再スキャン」を実行し、完了するまで数分間待ちます。
- 途中でお住まいの地域の郵便番号などを求められた場合は、正しく入力します。
この操作を行うことで、テレビがお住まいのエリアで受信できるテレビ電波を拾い直し、各チャンネルの周波数帯を確認して、最適なチャンネルを再設定してくれます。
テレビを新しく設置した際や、引っ越しで受信できる電波が変わった際などに行う設定と同じですが、トラブル時にも非常に有効な手段です。
再スキャンが終わったら、まずは普段ご覧になっているチャンネルが映るかどうかを確認してください。
手順5:悪天候の場合は天候の回復・インフラ障害の復旧を待つ
もし現在も外で激しい雨が降っていたり、台風が通過中であったりする場合は「待つ」ことが正解です。
大雨がテレビ電波を遮り、テレビの受信障害が生じている「降雨減衰」が原因であれば、ご自身で直すことはできません。
天候が回復し、電波状況が良くなれば自然とテレビが映るようになります。
また、ケーブルテレビや光テレビをご利用の場合には、地域全体で通信障害が起きている可能性があります。
テレビが映らない原因が自宅の設備にあるのか、電波状態を含む地域インフラの問題なのかを見分けるポイントを表にまとめました。
※上記は現場におけるリアルタイムの状況別による判断の目安です。
J:COMやeo光などのケーブルテレビ・光テレビサービスを利用している場合は、スマートフォンで各社の公式サイトを確認しましょう。
「障害・メンテナンス情報」のページに、お住まいの地域が該当しているかチェックします。インフラの障害であれば、事業者の復旧作業が終わるまで待つしかありません。
【集合住宅にお住まいの方へ】台風後などにE202が出た際の正しい対応
お客様がマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいで、台風後にE202が出た場合、戸建て住宅とは対処すべき状況が少し異なります。
基本的に集合住宅では、各棟の屋上にある大型の共用アンテナでテレビ電波を受信しています。またアンテナから各部屋まで電波を送るケーブルやブースターなども共用設備に含まれます。
このように建物全体でアンテナ設備を共有しているため、集合住宅に特有の原因と対応手順が存在します。
ここでは、賃貸・分譲を問わず、マンション・アパートで台風後のテレビ画面に「E202」などのエラーが出た場合に、居住者が取るべき適切な初期行動をご案内します。
間違った対応を取ってしまい大きなトラブルにならないよう、事前に本セクションをしっかりご確認ください。
共用アンテナか個別アンテナかで対応が変わる
集合住宅、つまりマンションやアパートでテレビが映らない場合、まずはご自身の視聴環境を確認する必要があります。
建物全体の共用設備である「共用アンテナ」を使っているのか、自室のベランダ等に設置した私物である「個別アンテナ」を使っているのかで対応が分かれます。
集合住宅では、地上デジタル放送は共用アンテナで視聴していても、BS/CS放送は個別アンテナで見ているというケースも珍しくありません。
それぞれのアンテナの違いと不具合時の対応方法を以下の表にまとめました。
※上記は集合住宅における共用アンテナ、個別アンテナ別の主な不具合例と基本的な対処法の解説です。
共用アンテナの場合、多くの建物では屋上などの立ち入り禁止区域に設備があるため、ご自身での確認は不可能です。
一方で個別アンテナの場合は、ご自身の所有物でありご自身の責任範囲となるため、まずは室内設備の確認から始めます。
台風時にBS/CS放送だけが突然映らなくなり、台風が過ぎた後も復旧しない場合は、ベランダのアンテナの向きが強風でズレた可能性がもっとも高くなります。
全世帯で映らない場合は勝手に業者を呼ばず「管理会社・大家さん」へ連絡を
集合住宅で共用アンテナを利用している場合、原因はマンション・アパートなど建物全体の共用アンテナ設備にある可能性が高いです。
このとき、入居者(ご自身)が自己判断で勝手にアンテナ修理業者を呼ぶことだけは、絶対に避けてください。
勝手にアンテナ工事業者を手配してしまうと、修理費用を全額自己負担しなければならない、さらには入居契約違反等のトラブルに発展します。
以下の手順に従って、落ち着いて行動しましょう。
- 近隣住民に状況を聞く:可能であれば、お隣さんや上下階など、同じ棟の住人にもテレビが映るか確認します。
- 共用部の停電を確認する:廊下の電気が点いているかなど、建物全体の停電ではないかを確認します。
- 管理会社へ連絡する:マンションの管理会社や大家さんに電話し、近隣の状況も含め「テレビ画面にE202エラーが出ている」と伝えます。
- 対応を待つ:管理会社が提携している電気業者を手配してくれるので、調査と復旧を待ちます。
- 掲示板を確認する:すでに他の住人から報告があり、エントランスの掲示板にお知らせが貼られている場合もあります。
他の部屋でもテレビが映っていない場合、共用アンテナやブースターの故障などが疑われます。この修理費用は通常、管理費や修繕積立金から支払われるため、入居者の直接的な負担はありません。
まずは管理会社へ状況を正確に伝えることが、もっとも迅速で確実な解決策となります。
台風後に自分で「E202」を直せない時の判断基準と、気になる修理費用・火災保険
台風後にE202が出て、ご自身で室内ケーブルの確認やテレビの再起動を試しても改善しない場合は、外のアンテナ設備に原因がある可能性が高くなります。
自力での対処に限界を感じた際は、無理をせずにアンテナ修理の専門業者を頼るべきタイミングです。
ここでは、テレビ画面の不具合が解消できない際に、絶対にやってはいけないNG行動と、業者に依頼した際の費用の目安を解説します。
また金銭的な不安を解消するための事前知識として、火災保険の活用についても確認しておきましょう。
ベランダや屋根上の高所作業は命の危険!絶対にやめよう
台風後、E202が出るのは屋根の上にあるアンテナの向きがズレたせいかもしれないと思い、ご自身で直しに行こうとするのは非常に危険です。
特に、屋根の上に登ったり、ベランダの柵から身を乗り出したりする行為は絶対にやめてください。
台風時や強風の直後は、一帯が濡れていることもあり足場が不安定になっているため、落下事故につながるリスクが極めて高くなります。
以下のリストに挙げる行動は、命に関わるため絶対に避けるべきNG行動です。
- 雨上がりの屋根に登る:瓦やスレートが濡れて滑りやすくなっており、滑落の危険性が非常に高くなります。
- はしごを使った単独作業:はしごを支える人がいない状態での作業は、転倒のリスクが伴います。
- 身を乗り出してのアンテナ調整:ベランダの柵から上半身を大きく乗り出すと、バランスを崩して転落するケースが多くなります。
- 濡れたケーブルを素手で触る:雨水で濡れた電気設備を触ると、感電する恐れがあります。
- 強風が吹いている最中の作業:風に煽られて転落したり、飛来物が当たったりするリスクがあります。
特にアンテナの方向調整は、専用の計測器やテレビのアンテナレベル画面を使って電波レベルを確認しながら微調整を繰り返す、繊細な作業です。
ミリ単位の調整が必要なため、素人が勘で動かしても簡単に直るものではありません。
安全のためにも、屋外の高所作業は必ずプロの専門業者にご依頼ください。
台風後のE202で必要なアンテナ修理の費用相場と「火災保険(風災補償)」の活用方法
台風後のE202などアンテナの不具合で専門業者に依頼する際、もっとも気になるのが修理にかかる費用です。
具体的な作業内容によって費用は異なりますが、事前に相場を知っておくことで悪徳業者の高額請求に気づくことができます。
一般的なアンテナ修理の費用相場を、内容別で以下の表にまとめました。
※上記は作業内容別の、業者による工事費用の平均的な相場です。
もし、台風の強風や飛来物によってアンテナが破損した場合、お客様の強い味方になってくれるのが、ご加入されている「火災保険」です。
火災保険には多くの場合「風災補償」などが含まれており、台風による被害の修理費用が補償される可能性があります。主に地震を除く自然災害、および想定外の事故によるアンテナの破損であれば、火災保険を適用できるケースが多くなります。
台風によるアンテナの故障で火災保険を活用するための手順は以下の通りです。
- 保険証券を確認する:ご自身が加入している火災保険に「風災・雹災・雪災」の補償がついているか確認します。
- 被害状況の写真を撮る:修理を行う前に、破損したアンテナや倒れた状態の写真を複数枚撮影しておきます。
- 保険会社へ連絡する:保険会社の窓口に連絡し、台風でアンテナが壊れた旨を伝えて申請書類を取り寄せます。
- 業者に見積もりを依頼する:アンテナ業者に状況を見てもらい、修理の「見積書」を作成してもらいます。
- 書類を提出して審査を待つ:写真と見積書、保険の申請書を提出し、保険金が下りるのを待ちます。
アンテナ修理に火災保険が適用されれば、実質的な自己負担をゼロ、あるいは大幅に減らすことができます。
修理を急ぐ場合でも、必ず「修理前の写真」だけは忘れずに撮影しておきましょう。
また、本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」はじめ、優良なアンテナ修理業者では、アンテナ修理に並行して、火災保険を申請するお手伝いをしてくれる業者も存在します。
たとえば「あさひアンテナ」の場合では、アンテナ修理のご依頼と同時に火災保険についてもご相談になれば、迅速な修理に並行して修理前後の写真や報告書など、火災保険会社に提出すべき写真・書類をすべて用意してくれます。
さらに、火災保険の申請書類作成、会社との交渉などについても、保険の知識を持つスタッフがサポートしてくれるため、お客様にとっては、手早いアンテナ修理と同時に、火災保険の申請についても安心して任せることができます。
台風後のE202などの混乱に乗じる「悪徳・詐欺業者」への防御策
台風などの自然災害が起きて、アンテナトラブルが多発する直後は、人々の不安に付け込んだ悪質な修理業者による詐欺被害が急増します。
皆様の「早くテレビを見たい」「修理しないと不安」という心の隙に乗じ、いい加減な工事で法外な修理費用を請求されるといったケースが後を絶ちません。
ご自身の資産と安全を守るため、このセクションにおいて、悪徳業者の手口と防御策をしっかりと学んでおいてください。
優良な業者と悪徳業者を見分けるための重要なポイントを、以下の表にまとめました。
※上記はアンテナ工事の優良業者、悪徳業者を判断する主なポイントです。
特に台風の後などに「近所で工事をしている者ですが、お宅のアンテナが壊れかけていて危険です」と言って突然お住まいを訪問してくる手口には要注意です。
このような業者は、屋根に登った後でわざとアンテナを壊し、高額な修理費を請求することがあります。
絶対にその場でアンテナ確認の許可や、工事の契約、料金のお支払いをせず、「家族に相談してから決めます」とキッパリ断ることが重要です。
テレビアンテナ修理をどこに頼むべきか、業者選びに迷った際は、インターネットなどで確認できる優良な業者から、複数の業者を選んで「相見積もり」を取り、適正価格のチェックと、料金やサービスを比較検討されることで詐欺を防ぐことができます。
記事まとめ:台風後のE202エラーは焦らず順を追って対処すれば解決できる
台風の後、突然映らなくなったテレビ画面に表示される「E202」エラーには、多くの方は動揺してしまいがちです。
しかし本記事で解説したように、その原因の多くはアンテナのズレやケーブルの緩みといった物理的な問題です。
テレビ本体が故障しているケースは少なく、正しい知識を持って、順を追って対処していけば、必ず解決への道が開けます。
最後に、本記事の内容から、問題解決に向けたロードマップを箇条書きで振り返りましょう。
- まずは状況を把握する:テレビのアンテナレベルと表示されるエラーコード(E201やE203との違い)を確認する。
- 室内でできることを試す:テレビの再起動、B-CASカードの抜き差し、室内ケーブルの緩みチェックを行う。
- 天候やインフラの問題を疑う:大雨による降雨減衰や、地域の通信障害の場合は回復を待つ。
- マンションの場合は管理会社へ:共用アンテナの問題が疑われる場合は、勝手に業者を呼ばず管理会社へ連絡する。
- 無理な高所作業は絶対に避ける:屋根やベランダでの作業は命に関わるため、自力での調整は諦める。
- 信頼できる業者に相談する:悪徳業者に注意し、複数の相見積もりを取りながら、必要であれば火災保険を活用する。
台風で考えられる被害は幅広く、精神的にも肉体的にも負担が大きいものです。
だからこそ、台風時に突然発生したテレビのトラブルには落ち着いて冷静に対処することが求められます。
本記事で紹介した手順をひとつずつ実行し、安全を最優先にしながら、一刻も早く普段通りの安心した生活を取り戻してください。
本記事の監修も担当した「あさひアンテナ」は、他業者と全般的に比較しても決して劣る点のない、以下のようなサービスを徹底する優良なアンテナ工事業者です。
アンテナ工事に伴う電波調査とお見積もりは、関連する諸費用を含めた完全無料で行い、お客様が本契約を結ばれるまで料金は一円も発生しません。
また急なアンテナトラブルなどの即日工事はもちろん、他業者との相見積もりにも対応できます。
緻密な電波調査でお住まいにおけるトラブルの原因や可能となるアンテナ工事を的確に割り出し、お客様のご要望に対応できる工事をご提案します。
見積もり内容は詳細な項目まで明確に記し、また見積もりのご提示後、見積もりにない工事や費用を追加することも決してありません。
料金や工事に対するご質問も、担当スタッフがご理解いただけるまで丁寧にわかりやすくご説明します。
実際の工事は、DXアンテナやマスプロ電工、サン電子など国内一流メーカー製の高品質機材を使用し、経験豊富な自社スタッフによる完全自社施工で行います。そのため最高品質の工事を、中間マージンなどのない適正価格でご提供できます。
さらに工事の完了後には、業界最長クラスである「10年保証」もご用意しており、万が一のトラブル再発時にも末長いご安心をお約束します。
急なアンテナトラブルをはじめ、各種アンテナ工事のご相談は、まずは「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまでご相談の上、相見積もりも含めてご検討になることを、筆者からもおすすめいたします。




