風でテレビが映ったり映らなかったりする原因は?すぐできる対処法とアンテナ不具合の確認、業者選びまで全解説!
外で強い風が吹いている日や、台風の日などに、お住まいで急にテレビが映らなくなることがあります。
お住まいでそのような事態が発生すると、多くの方は動揺してしまうものです。
見たい番組があるのにテレビ画面が暗いままでは、大きなストレスを感じるはずです。
特に風の強い日に「テレビ画面が映ったり映らなかったり」という不安定な状態は、症状が不気味な上、その原因もわからず不安になるものです。
このような問題ではテレビ本体の故障(寿命)を疑う方も多いかもしれませんが、実は屋外のアンテナに原因があるケースがほとんどです。
この記事では、アンテナ専門業者である「あさひアンテナ」が監修した正確な情報により、風が強い日にテレビが映ったり映らなかったりする症状をはじめ、気候や自然災害の影響でテレビ画面に問題が出ている場合に、すぐできる対処法をわかりやすく解説します。
記事内では、テレビが正常に映らない原因の特定から自力でできる応急処置、業者へ依頼する際の費用相場やポイント、今後の強風などによる不具合を防止できるアンテナ工事の方法までを網羅しました。
また、戸建て住宅にお住まいの方では、ご加入中の火災保険を活用してアンテナ修理費用を抑える、お得な方法についてもご紹介しています。
本記事は技術系の知識を持つプロのライターが執筆しており、専門知識がなくてもわかりやすい内容にまとめていますので、まずは落ち着いて記事を読み進めてみてください。
この記事を最後までお読みいただければ、いま抱えている強風時などのテレビトラブルを解決し、天候を気にせず視聴できる環境を手に入れることができます。
現在のご自宅の状況と照らし合わせながら、適切な対処法を見つけていきましょう。
なぜ?風が吹くとテレビが「映ったり映らなかったり」する原因
外で風が強い日のみテレビの映りが不安定になるのには、明確な理由があります。
屋外で主に屋根の上などに設置されているテレビアンテナは、常に自然の猛威にさらされているためです。
電波の安定受信のためには、障害物の影響が少ない高い位置が適しています。
しかし同時にアンテナが風や雨、雪などの影響も受けやすくなり、風そのものの物理的な力や、強風に伴う雨などの悪天候が、アンテナ本体や電波状態に影響を与え、電波の受信を妨げてしまうのです。
これらアンテナや電波が風雨によって受ける要因が単独で、あるいは複数の要因が絡み合うことで、テレビ電波の受信障害が発生します。
特にお住まいのテレビで、風が強い日などにテレビが問題なく映る状態と、映らなくなる状態を短期スパンで繰り返すときは、風の影響で、電波を正常に受信できる状態と、受信が悪化する状態の間を行ったり来たりしていると考えられます。
この項目では、まずテレビが「映ったり映らなかったり」する具体的な原因をひとつずつ見ていきましょう。以下の一覧を、一通りご確認ください。
※上記は強風や悪天候がテレビ電波の受信に与える主な悪影響の例です。
このように、強風時にはさまざまな要因がテレビの受信環境を脅かします。
一時的な電波やアンテナの不具合であれば天候の回復とともに直ることもありますが、そうでない場合は注意が必要です。
もし強風などでアンテナ設備に物理的なダメージがあった場合は、自然に直ることはありません。
それどころか放っておくと完全にテレビが映らなくなる、さらにはアンテナの倒壊や落下などの事故を引き起こす恐れもあるため、早めの状況確認が大切です。
以下ではそれぞれの原因について、さらに詳しく掘り下げていきましょう。
風によるアンテナの向きのズレ・固定不良
強風によるテレビトラブルでテレビが映らない原因としてもっとも多いケースが、アンテナの「向きのズレ」です。
テレビの電波を正常に受信するためには、受信性能を発揮するアンテナの正面を正しい方角(電波塔や静止衛星の方向)へ正確に向ける必要があります。
特に衛星放送用のパラボラアンテナは非常にデリケートです。
電波をキャッチする皿のような部分(ディッシュ・放物面反射器)の上下、左右を静止衛星の方向(東経110度)へ正確に合わせる必要があり、数ミリ角度がずれただけでも、まったく電波を受信できなくなることがあります。
地デジ用のアンテナも、近隣の電波塔の向きへ正面の左右を合わせ、すべてのチャンネルがバランスよく受信できるよう微調整する必要があります。強風で固定部分が緩み、向きがズレると受信レベルが低下してしまいます。
以下は、主要なテレビアンテナモデルにおける角度のズレやすさをまとめた一覧です。
※上記はアンテナ機種別に風の影響への強さを挙げた一覧になります。
ある程度、老朽化したテレビアンテナが強風で煽られると、本体や固定具の劣化により、一時的に最適な角度から外れてしまうことがあります。
しかし風が止むと元の位置に近い状態へ戻るため、「風でテレビが映ったり映らなかったりする」という現象が起きるのです。
風が吹くたびに映像が途切れ、テレビ画面にブロックノイズが出たりする場合は、固定金具が緩んでいる可能性が高いと考えられます。この状態を放置すると、最終的にはアンテナが倒壊して屋根を傷つける危険性もあります。
そして安全のため、屋根の上など高所にあるアンテナを自分で直そうとするのは絶対にやめましょう。まずは専門業者にご相談ください。
ケーブルの劣化・断線(無風の日に映らない理由にも)
屋外から室内へとテレビ電波を送っているアンテナケーブル(同軸ケーブル)の問題も、映像が不安定になる大きな原因です。
長年、外気にさらされたケーブルは、表皮の部分が紫外線や雨風によって徐々に劣化していきます。
強風でケーブルが激しく揺さぶられると、劣化した部分に負荷がかかり、内部の線が切れかかってしまいます。わずか1ミリ程度の微細な断線でも、電波は不安定になります。
風でケーブルが揺れるたびに、切れた線がくっついたり離れたりするため、映像が途切れるのです。
また同軸ケーブルは断面が円形を保っていないと電波の送信に問題が出ます。風の影響でケーブルが強く曲がるなどしても、映像信号の品質が落ちて、テレビの映りが悪い原因となる場合があります。
以下、アンテナケーブルの問題で、風の日にテレビが映ったり映らなかったりするケースの、主な要因の一覧です。
※上記はアンテナケーブルの不具合がテレビ画面の乱れを起こす主な事例です。
実は、この「ケーブル内部が切れかかっている」状態が、意外な現象を引き起こすことがあります。それは「無風の晴天の日に急にテレビが映らなくなる」という不思議な現象です。
これは、気温の変化によってアンテナケーブルの内部(銅など柔らかい金属)が膨張したり収縮したりするためです。寒い朝はケーブルが縮んで切断箇所が離れ、日中に温まると膨張してふたたび接触することがあります。
風がない日でもテレビ映像が途切れる場合は、ケーブルの断線を疑ってみてください。
大雨や強風など気象条件による「電波減衰」
ご自宅のテレビアンテナや配線部などの設備に異常がなくても、天候そのものが空間を伝わるテレビ電波に悪影響を与えることがあります。
大雨や雪、濃霧などが発生すると、空中の水分がテレビの電波を吸収し、場合によっては乱反射させてしまいます。
この現象は「降雨減衰」「降雪減衰」と呼ばれ、アンテナまで届く電波の強度が一時的に弱まる原因となります。
地デジ電波の場合も、雨や雪などでは電波レベルの低下が起こります。これを避けるためには、あらかじめ減衰を見越して余裕のある受信レベルを確保することが必要です。
そして、直進的で波長の短い電波を使うBS/CS衛星放送は、地デジ放送よりも降雨減衰の影響を受けやすい性質があります。
波長の短い(25ミリ程度)の電波が大粒の雨や雪にぶつかると、吸収や乱反射が起こりやすく、BS/CSアンテナで十分に受信できなくなるのです。一定以上の豪雨・大雪で受信障害が起こるのは、衛星放送の仕様のようなものだといえます。
悪天候時に特定のチャンネル(特にBS/CS放送)だけ映らなくなるのは、この電波の減衰現象が起きているためです。
以下、気候条件が電波やテレビ映像に与える主な影響の一覧です。
※上記は気候・天候がテレビ映像を乱してしまう主な事例です。
また、大気の状態が急激に変化すると「フェージング」という現象も起こります。
これは、気温や湿度の変化によって電波が屈折し、受信状態が不安定になる現象です。
これらの風を伴う天候による電波障害で、テレビが映ったり映らなかったりする場合は、設備の故障ではないため修理の必要はありません。
多くの場合、天気が回復して雨や霧が晴れれば、自然と元の通りにテレビが映るようになります。
まずはあわてずに、天候が落ち着くまでしばらく様子を見てみましょう。
アンテナかテレビ本体か?故障の見分け方とエラーコード
風の日などにテレビが映ったり映らなかったりすると、多くの人は「テレビ本体が壊れたのではないか」と考えがちです。
しかし、強風の後にテレビ画面の不具合が起きたのであれば、アンテナ側に何か問題が起きている可能性も高くなります。
誤った判断で無駄な出費や手配を避けるためにも、テレビが正常に映らない原因がどこにあるのかを見極めることが重要になります。
この項目では、ご家庭でもすぐに実践できる簡単な故障箇所の見分け方をご紹介します。
テレビ画面に表示される「エラーコード」の意味を知ることも、原因特定の大きなヒントになります。まずは以下の一覧表をご確認ください。
※上記はテレビ画面が正常に映らないときの基本的なチェックポイントの一覧です。
これらのポイントを一通り確認するだけでも、トラブルの全体像や、具体的な原因のポイントが見えてきます。
テレビの寿命かと疑ってすぐに買い替えてしまう前に、まずは落ち着いてお住まいの状況を整理しましょう。
特に、複数台のテレビがあるご家庭では、非常に簡単な方法で原因を切り分けることができます。
テレビ画面に表示されているメッセージも見逃さずにチェックしてください。
次の項目から、具体的な見分け方の手順を詳しく解説していきます。
お住まいにある複数台のテレビで症状が出るか確認する
家にテレビが複数台ある場合、原因を特定するもっとも確実で簡単な方法があります。
それは、画面トラブルが起きているテレビだけでなく、他の部屋のテレビもつけてみることです。
すべてのテレビで同じように、風のときに「映ったり映らなかったり」する症状が出ているかを確認してください。
もし家中のテレビすべてに同じ不具合が生じているなら、屋根の上のアンテナや大元のケーブル配線に異常が起きている証拠です。
テレビアンテナが倒れていたり、電波を増幅するブースターが故障したり、分配器の前の配線が途切れていたりする可能性が高いと言えます。
以下、複数台のテレビの状態から考えられるトラブルの主な事例です。
※上記は症状別に考えられる主な原因とその対処法です。
逆に、リビングのテレビは映らないのに、寝室のテレビは問題なく映るケースもあります。特定の1台だけに症状が出ている場合は、屋外のアンテナ設備は正常に機能している可能性が高くなります。
その場合は、映らないテレビ本体の故障や一時的な不具合か、そのテレビに接続されているケーブルの接触不良が原因だと考えられます。
室内の壁にあるアンテナコンセント端子からテレビまでの配線が抜けていないか、まずは確認してみましょう。テレビ本体の再起動やB-CASカードのチェックも有効です。
このように、複数台のテレビの状況を比べるだけで、アンテナ業者を呼ぶべきかどうかの判断がつきやすくなります。
「E201」「E202」「E203」などエラーコードの意味は?
テレビ画面が真っ暗になったとき、画面中央に数字の入った記号とメッセージが表示されることがあります。
これらは「エラーコード」と呼ばれ、テレビ画面が映らなくなった時、テレビ機器がその原因を診断し、現在の異常状態(要因)を私たちに知らせてくれるサインです。
特に強風の後に表示されやすいのが、「E202」と「E203」という2つのエラーコードです。
これらのコードが出ている場合、テレビ本体の故障(寿命)ではなく、電波の受信に問題があることになります。
それぞれのコードが持つ意味を理解すれば、より正確に原因を絞り込むことができます。
以下、強風時でテレビが映ったり映らなかったりする場合に見られる主なエラーコードの種類と、その意味の一覧です。
※上記は電波の受信不良に関するエラーコードの一覧です。他にも原因に応じて多くのエラーコードが存在します。
「E201」は、テレビまである程度の電波は届いているものの、レベル不足で映像を再生できない状態です。アンテナ角度の狂いなど比較的、軽度な不具合が考えられます。
「E202」は、テレビまで電波がいっさい到達していないことを示す深刻なエラーです。
アンテナが完全に倒れてしまったり、大元のケーブルが切断されたりしている可能性が高くなります。
一方「E203」は、放送局が深夜帯やメンテナンスなどで放送休止している場合に表示されるコードです。ただ日中など放送時間中に出る場合は、受信不良の状態をテレビが診断ミスしていることも考えられます。
アンテナの向きがずれて電波が極端に弱くなった場合などに、テレビが放送休止と誤認して「E203」が表示されるケースもあるのです。
これらエラーコードの意味を知ることで、アンテナ側に問題があるという確信を持ち、具体的な状況も把握することができるでしょう。
いますぐ試せる!風でテレビが映ったり映らなかったりの際に自分でできる4つの確認・対処法
風の日にテレビが映ったり映らなかったりする原因が、テレビではなくアンテナ側にあると判断できても、すぐに業者を呼ぶのは少し待ってください。
実際の原因がちょっとした接触不良やテレビの一時的なエラーであれば、ごく簡単な手順で、自力で解決できることも多いからです。
この項目では、室内でいますぐ安全に試せる4つの応急処置をご紹介します。
専門的な工具や知識は必要なく、誰でも簡単にできる確認作業ばかりです。
ただし、安全のため、屋根に登って屋外のアンテナ設備に触れることは絶対に避けてください。では、最初に以下の一覧をご覧ください。
※上記はテレビ画面が乱れる際の基本的な対処法です。
これらの対処法を上から順番に試すことで、初歩的なトラブルであればすぐに解消する可能性があります。
例えば強風で家自体が揺れ、室内のケーブルが少しだけ抜けていた、テレビに軽度の影響を与えていたというケースは意外と多いものです。
あわてているときこそ、基本に立ち返って足元から確認することが早期解決への近道になります。
もしこれらをすべて試しても直らない場合は、アンテナ等の設備に問題が起きていると考えられ、本格的な修理が必要だと判断できます。
次の項目で、それぞれの詳しい手順とチェックポイントを確認していきましょう。
再起動・B-CASカードの確認・ケーブルの挿し直し
まずは、テレビ本体のシステムをリフレッシュする「完全な再起動」を行います。
リモコンでテレビの電源を切るだけでなく、テレビの主電源ボタンをオフにし、コンセントから電源プラグを直接抜いてください。
そのまま約1分間(できれば3〜5分間)待ち、完全に内部から放電させてからふたたびプラグを挿し込みます。
次に、テレビの側面や背面に差し込まれているB-CASカード(赤や青のカード)を確認します。これはデジタル映像信号の暗号化を解除する重要なカードで、このカードが刺さっていない、接触不良などの不具合があると、デジタル放送が映りません。
このカードを一度ゆっくりと引き抜き、裏面の金色のICチップ部分を柔らかい布で優しく拭いてから、奥までしっかりと挿し直してください。
具体的な手順は、以下の一覧の通りです。
※上記はテレビ本体の不具合をチェックする主なポイントです。
再起動は、テレビの通電を断つことで内部基盤などをリセットし、一時的な不具合を解消する手順です。テレビ本体の多くの誤動作に対応できます。
B-CASカード清掃は、カードの接触不良を解消するための手順です。ちなみにB-CASカードの不具合では「E100」「E101」「E102」のコードが出ることが多くなります。
どちらもテレビの主電源を切った状態で行う必要があるため、まとめて行うと手間が省けます。
また近年の4K8Kテレビに多い、B-CASカードの代わりに「ACASチップ」を内蔵しているモデルでは、ほとんどの場合、再起動でチップの不具合も解消できます。
最後に、アンテナケーブルの接続状況を念入りにチェックします。
テレビの裏側と、壁のアンテナコンセント端子の両方に接続されているケーブルを確認してください。端子の金属部分が緩んでいないか、奥までしっかりと押し込まれているかを確認します。
ケーブルを指でつまみ、軽く引っ張ってみてスッと抜けてしまう場合は、接続不良です。
またケーブルの一部分を強く折り曲げている、家具や家電の下敷きで圧迫されているなどの状態も、外のケーブルと同じく断線や送信エラーの原因になりますので、見つけた場合は解消してください。
これらの作業を行うだけで、風に関係なく、映ったり映らなかったりして不安定だったテレビ映像がピタリと直ることがあります。
テレビ画面で「アンテナレベル」を確認する手順
室内のテレビ機器の確認が終わったら、実際にどれくらいの電波が届いているのかを数値で確かめます。
テレビには、現在の受信状態を数値やバーグラフで表示する「アンテナレベル」の確認機能があります。
リモコンの「設定」や「メニュー」ボタンを押し、地デジ(UHF)とBS(CS兼用)別に「放送受信設定」や「アンテナ設定」などの項目を探してください。
メーカーによって正確な操作方法や画面の見方は異なりますが、多くの場合、設定メニューの奥に隠れています。
この地デジやBSのアンテナレベル数値を見ることで、現在の受信状況を客観的に判断することができます。
以下は、主要テレビメーカー別のアンテナレベル画面の見方の一覧です。
※上記は各メーカー製の主要モデルの場合のチェック方法です。モデルや年式によっては見方が異なる場合もあるため、詳しくは本体の取扱説明書などもご確認ください。
アンテナレベルの画面を開いたまま、風が吹いている時の数値の変化も観察してみてください。
もし風が吹くたびに数値が激しく上下に変動する場合は、屋外のアンテナが風で揺れている証拠です。テレビ画面では映ったり映らなかったりするはずです。
具体的にはアンテナの固定金具が緩んでいたり、屋外のケーブルが断線しかかっている可能性が極めて高くなります。
逆に、数値が「0」からまったく動かない場合は、ケーブルが完全に切れているかアンテナが倒壊している可能性が高くなります。
このようにアンテナレベルを確認することで、見えない屋外のアンテナ異常をある程度、予測できるのです。
賃貸・戸建て別!風でテレビが映ったり映らなかったりの修理の相談先と費用相場
ここまででご紹介した「ご自分でできる対処法」を試してもテレビが正常に映らない場合は、専門家による点検と修理が必要です。
しかし、いざ専門業者を呼ぼうと思っても、どこに連絡すればいいのか迷ってしまうかもしれません。
実は、最初の注意点として、お住まいの環境(賃貸アパートか、持ち家の戸建てか)によっても相談すべき相手は異なります。
相談先を間違えると、本来払わなくてよい修理費用を自己負担してしまうトラブルにもなりかねません。
ここでは、住居形態別の正しい対応フローと、気になる費用相場について解説します。
以下の一覧表で、基本的な手順を確認してください。
※上記は住居形態別の基本的なテレビトラブル対処の手順になります。
賃貸住宅にお住まいの方は、必ずしも自分で修理業者を手配する必要はありません。
一方、戸建ての持ち家にお住まいの方は、ご自身で信頼できる業者を探して依頼する必要があります。
ただし戸建ての場合でも、条件を満たせば、アンテナ修理に保険を活用して修理費用を大幅に抑えることが可能です。
修理には一体いくらくらいかかるのか、予期せぬ出費への不安を和らげるためにも工事費用の相場を知っておきましょう。
以下でそれぞれのケースについて、具体的な手順とアドバイスをご紹介します。
アパートやマンションは「管理会社・大家さん」へ連絡
アパートやマンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、アンテナトラブル時には個人の判断で動いてはいけません。
まずは、お住まいの物件を管理している「管理会社」や「大家さん」に電話で状況を報告してください。
集合住宅の多くは、建物の屋上に設置された一基の共用アンテナですべての部屋の電波を受信しています。
そのため、お客様のお部屋でテレビが映らない場合、他の部屋でも同じトラブルが起きている可能性が高いのです。
共用アンテナの修理や調整は管理側の責任となるため、原則として費用は管理側が負担します。以下がその基本的なステップになります。
※上記は集合住宅でアンテナトラブルを解決するための基本的な流れです。
もし管理会社に連絡せずに自分で業者を呼んで修理してしまうと、後からトラブルになる恐れがあります。
「勝手に共有設備に手を加えた」とみなされ、修理費用を請求しても自己負担となってしまうケースが多いのです。さらには賃貸契約違反に問われるリスクもあります。
まずは管理会社・管理者に連絡して、「部屋でテレビが映らなくて困っているのですぐに対応してほしい」と伝えましょう。
ただし、室内にあるテレビ本体から壁の端子までのケーブルに問題があった場合は、入居者の責任となることもあります。
事前に室内のケーブル接続やテレビの状態だけは、前述したセルフチェック項目を参考に、ご自身でしっかりとご確認されることをおすすめします。
戸建てのアンテナ修理費用相場と「火災保険」の活用
戸建て住宅にお住まいの場合は、ご自身でアンテナ専門業者へ連絡して修理を依頼する必要が出ます。
そして気になる修理費用ですが、具体的な作業内容やアンテナの種類、またお住まいの条件によって大きく変動します。
アンテナ角度がズレただけで、ちょっとした向きの調整だけで済む場合もあれば、大きな故障でアンテナ本体の交換が必要になるケースもあります。
以下に、一般的なテレビアンテナ修理の費用相場をまとめましたので、見積もりの際の参考にしてください。
優良な業者は、必ず作業前に明確な見積もりを提示してくれます。
※上記は一般的な業者の平均的な修理費用の相場です。
三階建てなど通常より高い位置にあるアンテナや、通常とは異なる設置方法で取り付けられている場合は、上記費用の他に「高所作業費」「特殊作業費」などが加算される可能性もあります。
特に、戸建ての方がアンテナ修理を行われる際に、必ず知っておいていただきたいのが「火災保険」の活用です。
台風や強風、突風や雹、雪、雷などの自然災害(地震を除く)や予想外の事故によってアンテナが破損したり倒れたりした場合、火災保険の「風災補償」など付帯補償が適用される可能性が高いのです。
火災保険が適用されれば、数万円かかる修理費用が実質無料かわずかな自己負担で解決できることもあります。
アンテナ工事業者へと依頼する前に、ご自身が加入している火災保険の契約内容を確認してみてください。
また「あさひアンテナ」など優良なアンテナ業者であれば、保険申請に必要な被害写真の撮影や見積書の作成も、修理に並行してスムーズに対応してくれます。
特に「あさひアンテナ」では、保険の知識を持つ専門スタッフが、書類作成や交渉についても全般的にサポートしてくれるため、安心して任せることができます。
今後の強風に備える!天候で映ったり映らなかったりを解消するテレビアンテナ根本対策
無事にテレビが映るようになっても、また台風や大雪など毎年の自然災害が来るたびにアンテナが故障するのではないかと、同じ不安を抱えることは大きなストレスになります。
「風が吹くたびにテレビが映ったり映らなかったりするのはもう懲り懲りだ」と思われる方も多いはずです。
実は、テレビアンテナの種類や設置場所を工夫することで、風など自然環境の影響を劇的に減らすことができます。
アンテナを修理や交換するタイミングは、お住まいの受信環境を根本から見直す絶好のチャンスでもあります。
ここでは、天候を気にせず安心してテレビを楽しめるようになるための、テレビアンテナ設置の効果的な対策をご紹介します。まずは以下の一覧をご確認ください。
※上記はアンテナの強風対策としての一般的な方法です。
昔ながらの魚の骨のような形をした「八木式アンテナ(八木アンテナ)」は、受信感度に優れますが、機器がむき出しの大型になり高い場所に設置されるため、風や雨、雪などを正面から受けてしまいます。
しかし最新のアンテナ機種・設備なら、自然環境への対策も施され、強風のリスクを大幅に軽減することが可能です。
少しの初期投資で、今後の何年にもわたる安心を買うことができると考えれば、非常に有益な選択と言えます。
風に強いテレビアンテナ設置にどのような選択肢があるのか、ご自宅の環境に合わせて検討してみてください。
次の項目で、特におすすめの主なアンテナ機種・設置方法を詳しく解説します。
風に強い「デザインアンテナ」や「屋根裏設置」のすすめ
強風対策として現在、もっとも人気を集めているのが、「デザインアンテナ(平面アンテナ)」への交換です。
このアンテナは長方形の薄いスマートな箱型をしており、屋根の上ではなく外壁にピタリと張り付けるように設置します。
本体が風を受け流す形状になっているため、台風が来てもズレたり倒れたりするリスクがほとんどありません。
またカラーバリエーションも豊富で、外壁の色に合わせれば家全体の見た目も非常にスタイリッシュになります。
そのため強風で古いアンテナが壊れたのを機に、デザインアンテナへ乗り換えるご家庭が急増しています。
以下は、風に強い主なアンテナ機種や、設置方法の一覧です。
※上記は一般的なアンテナ強風・自然環境対策になります。
一方で、デザインアンテナの弱点は、設置位置が屋根の上より低くなることから、受信感度が不利になり、周辺に建物などの障害物がある現場では設置できないケースもあることです。
そのような場合にも安心できるニューモデルが、マスプロ電工「U2CN」ことユニコーンアンテナです。
このモデルは、八木式アンテナと同様に屋根の上に設置されますが、ポール状のスタイリッシュな形状で見栄えが良く、風を受け流す形で風雨などにも強くなります。
デザインアンテナとほぼ同じメリットに加え、高所設置により受信感度が安定しやすく、デザインアンテナが設置できない現場でも、ほとんどの場合は対応できるのが大きなメリットです。
またディッシュが風を受けやすいBS/CSアンテナにも、DXアンテナ「BC453SG」など、細かい穴が風を通すパンチングメタル仕様のディッシュや各部の強化で、台風などの強風でもトラブルや故障が生じにくい高耐風モデルが存在します。
受信環境などから八木式アンテナが必要な現場でも、素材や設計に工夫を凝らして対候性を高めた軽量モデル、塩害用モデル、雪害用モデル、ステンレスモデルなどがあるため、現場の条件に応じたモデルを使用することで、風をはじめ自然によるトラブルの可能性を抑えることができます。
さらに究極の強風対策と言えるのが「地デジアンテナの屋根裏設置」です。
文字通り、地デジアンテナ(主にデザインアンテナ)を屋外ではなく家の中(屋根裏空間、または天井裏空間)に隠して設置してしまいます。
アンテナが壁や屋根に守られているため、どんなに強い台風が来ても、大雪が降ってもいっさい影響を受けません。またアンテナによる家屋の見た目や外装への影響もまったくありません。
ただし、屋根裏空間へのテレビアンテナ設置は、
- 地デジアンテナのみ。(衛星放送の電波は屋根や壁に遮られる)
- 地デジ電波が十分に強いエリア。(壁や屋根を通る際に電波が減衰するため)
- 建材が電波を通しやすい。(金属やコンクリート、ウレタン、また太陽光パネルや積雪などは電波を遮る)
- 屋根裏などに十分な設置空間と点検口などの出入り口がある。
といった多くの条件があり、事前チェックが欠かせません。
したがって専門業者による正確な電波測定と高度な設置技術が必要不可欠です。
他にも受信環境が許せば、壁面の低い位置やベランダの手すり、内部空間などを選ぶことで、風などの影響を避け、メンテナンスも行いやすい設置を実現できます。
テレビアンテナの交換をご検討になる際は、「あさひアンテナ」など、これらさまざまなモデルや設置方法の施工実績が豊富な業者へご相談になることをおすすめします。
記事まとめ:風が吹いてテレビが映ったり映らなかったりするときは、まずは原因の特定から
この記事の内容は、いかがでしたでしょうか。
強風でテレビが「映ったり映らなかったり」する原因は、アンテナのズレや配線の緩みなどさまざまな問題が考えられますが、まずは落ち着いて状況をひとつずつ確認していくことが、重要な対処法になります。
まずは他のテレビの状況確認や、室内のケーブルの挿し直しなど、自力でできる応急処置を試してみてください。それでも解決しない場合は、決して無理をせず、プロのアンテナ専門業者にご相談ください。
本記事の監修にもご協力いただいた「あさひアンテナ」は、アンテナトラブルの際にも頼りになる、非常に優良なアンテナ工事の専門業者です。
そのサービス内容の主な特徴は、以下の一覧の通りになります。
※上記はあさひアンテナの基本的なサービス内容です。
「あさひアンテナ」では、テレビトラブルに関するご相談を随時受け付けています。
強風によるアンテナの向き調整から、災害に強いデザインアンテナ・ユニコーンアンテナ・高耐風BS/CSアンテナなどへの交換まで、国産一流メーカー製の機材を使用した幅広いご対応が可能です。
他業者との相見積もりも大歓迎ですので、費用や施工内容に納得いただいた上でご依頼いただけます。
急にテレビが映らなくなってお困りの際、その他アンテナ工事のご相談は、どのようなことでもぜひお気軽に「あさひアンテナ」のフリーダイヤルか、24時間対応のメールフォーム、LINEアカウントまでご連絡ください。




