【プロが解説】台風後にテレビでBS放送が映らない?BSで「E202」エラーが出る原因と安全な対処法・アンテナ修理ガイド
お住まいのエリアを台風や強風が通った後、テレビをつけると、中央に「E202」などの記号とメッセージが表示される見慣れない画面になることがあります。
特に地デジは問題なく映るのに、BS放送だけが急に映らなくなると、何があったのかと動揺してしまうものです。
BS放送でテレビ画面が映らなくなり「E202」というエラーコードが表示されても、その理由がわからず、どうしてよいか戸惑う方も多いことでしょう。
しかし早く直したいからといって、ご自分でアンテナのある屋根の上やベランダの高所などに上るのは大変危険ですので行わないでください。
本記事では、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の解説に基づき、台風など強風の後に、急にBS放送の画面が映らなくなる問題について、アンテナの専門知識がない方にもわかりやすく、その原因や安全な対処法を解説します。
本記事を一通りお読みいただければ、急にBS放送が映らなくなった原因の特定から安全なセルフチェック法までが明確にわかります。
また、アパートやマンションなどの集合住宅での正しい対応手順も把握できます。
さらに、適切な依頼先や修理費用、火災保険の活用法についても詳しく解説しています。
以下、本記事の概要を一覧でまとめました。最短かつ安全に、ご家庭のBS放送、テレビ環境を復旧させるためのガイドとしてお役立てください。
※上記は本記事で解説する内容の主な概要です
地デジは映るのに…台風・強風後に「BSだけ」映らなくなる原因
地デジアンテナに比べて、BSアンテナは強風や雨、雪など気象の変化に非常に弱いという特性を持っています。
なぜならば、BS放送は地上からはるか遠く、およそ3万6千キロ上空の宇宙空間にある人工衛星からの、微弱な電波をキャッチしているからです。
地上にある電波塔から電波を受け取る地デジ放送とは、根本的に仕組みが異なります。
その電波やアンテナの特性のため、台風の強風や大雨の影響をダイレクトに受けてしまいやすいのです。以下、地デジ放送と衛星放送の主な違いをまとめました。
※上記は地デジ・衛星放送(BS放送)の主な特徴を比較した一覧です。
このように、BS放送の受信には極めて繊細な環境が求められます。
したがって台風の通過後にBS放送(衛星放送)だけが映らない状態になるのは、決して珍しいトラブルではありません。
次の項目からは、BS放送が受信できなくなる具体的な3つの原因について詳しく見ていきましょう。
なお、衛星放送にはBS放送だけでなく、「スカパー!」などのCS放送も存在します。
このBS放送とCS放送の仕組みの違いは、使用される人工衛星(BS放送衛星、CS通信衛星)の違いだけで、放送の仕組みや使われる電波の種類はほぼ共通しています。また使用されるパラボラアンテナも、現在は大半がBS、110度CSに対応できる「BS/110度CSアンテナ」になっています。
本記事はBS放送を前提に解説していますが、CS放送(特に110度CS放送)で同様のトラブルが生じた場合も、記事内の解説で対処することができます。
【原因1】ミリ単位のズレが致命傷!パラボラアンテナの向きの変化
BS放送を受信するお皿のような形をしたパラボラアンテナは、角度調整が命です。
宇宙空間で、空の一点に静止して見えるBS、CSの静止衛星に向けて、仰角(上下)や方位角(左右)を正確に合わせる必要があります。
この角度調整を正確に行うことで、ディッシュ(皿の部分)の内側で直進性の強い電波を反射させ、正面の一点に集めて、その一点に固定された機器で受信する仕組みです。
そして台風の強風によってアンテナの固定金具が緩むと、この角度がずれてしまいます。
BSアンテナの向きにわずか数ミリのズレが生じただけで、反射した電波の焦点が、受信する機器(一次放射器)から外れてしまい、電波を受信できなくなるのです。
以下、BSアンテナで仰角、方位角がズレた場合に生じる不具合の一覧です。
※上記はBSアンテナの角度のズレで考えられる主な症状です。
BS放送に限らず、テレビ側で電波を正しく受信できなくなると、テレビは「E202」というエラーコードを表示します。
これは「テレビに電波がまったく届いていません(または極端に弱くなっています)」というテレビからのメッセージです。
台風の後にこのエラーが出た場合は、まずBSアンテナでディッシュのズレを疑うのが一般的な判断です。
【原因2】大雨で電波が弱まる「降雨減衰」による影響
台風通過中や、局地的な大雨の際に起こりやすいのが「降雨減衰」という現象です。
静止衛星から送られるBS放送の電波は、周波数帯が12GHz帯と非常に高い電波です。
この電波は、波長の幅が25ミリと短く、光に近い直進性を持っていて、静止衛星から日本全域に照射されるような形で送られています。
この電波は衛星放送のような長距離送信に適している半面、障害物に遮られやすい性質があります。
そのため12GHz帯が山や建物、樹木などにぶつかるとその先に届かなくなるだけでなく、雨粒が25ミリに近くなる豪雨でも、電波が吸収され、乱反射が起こります。
その結果、BSアンテナに届くまでに電波の力が極度に弱まり、BS放送の映像が乱れる、映らなくなるなどの問題が起こります。
同様の現象は大雪でも起こり、その場合は「降雪減衰」と呼ばれます。
- 降雨減衰の特徴
- 大雨や雷雨のときに突発的に発生する。
- 雨が弱まれば自然に復旧する可能性が高い。
- 地デジには影響が出にくい。
降雨減衰が原因であれば、天候が回復するのを待つだけで問題は解決します。
焦って設定を変えたりせず、雨雲が通り過ぎるまでしばらく様子を見てみましょう。
雨が上がってもBS放送が映らない場合は、アンテナのズレなど別の原因が考えられます。
【原因3】アンテナの倒壊や周辺機器・ケーブルの物理的損傷
台風など非常に強い暴風が吹いた場合、お住まいにあるアンテナを支えるマスト自体が根元から折れたり倒れたりすることがあります。
また、強風で飛んできた看板や木の枝などが衝突し、アンテナが物理的に破損するケースも少なくありません。特にBSアンテナにはコンバーターという電子機器が付属しており、この機器内に水が入ると故障してしまいます。
また、屋外でアンテナの近くにあるブースター(電波増幅器)に雨水が浸入し、ショートして故障することもあります。
以下、台風などの暴風雨などで考えられるアンテナの物理トラブルの一覧です。
※上記は自然災害で考えられる主なアンテナ破損の事例です。
このような物理的なアンテナ損傷が起きた場合、自然に直ることは絶対にありません。
室内やテレビ側での操作や設定変更では対処できないため、アンテナ本体をはじめ部品の交換や再設置が必須となります。
被害状況を直接、自力で確認するのは危険です。地面やベランダなど安全な位置からアンテナを視認し、破損しているようならすぐにプロの業者までご相談ください。
「E202」が出たら!今すぐ自分でできるチェック項目と安全な復旧方法
風雨などの最中や通り過ぎた後、テレビの画面が映らなくなり「E202」のエラーコードが出ても、すぐに専門業者を呼ぶ必要はありません。
このエラーは単にテレビ自身が自己診断機能を発揮し「テレビに電波が届いていない」という事実を知らせているだけの状態です。
実は「E202」エラーに関しては、室内で安全に確認できる応急処置を行うだけで、復旧するケースも多く存在します。
以下、セルフチェックの手順を簡単にまとめました。
※上記は「E202」などでテレビが映らない場合の基本的な対処法です。
まずは落ち着いて、リモコンやテレビ本体を使った簡単なチェックから始めましょう。
これからご紹介する3つのステップを順番に試してみてください。
ステップ1:テレビの「アンテナレベル」で受信状況を把握
最初に、テレビのリモコンを使って「アンテナレベル(受信強度)」を表示させます。これはテレビまで実際に届いている電波の強度を、メーカー別の方法で表示するものです。
そのためテレビのメーカーによって操作は異なりますが、多くは「設定」や「メニュー」画面から確認できます。
この数値を確認することで、テレビまで電波がまったく来ていないのか、電波が弱まっているのかを切り分けられます。
- アンテナレベルの数値による判断基準
- 数値が「 0 」の場合:ケーブルの断線、アンテナの倒壊、機器の故障の可能性が高い。
- 数値が基準値未満(例: 30 など):アンテナの向きのズレ、降雨減衰の可能性が高い。
- 数値が基準値以上:テレビ本体の不具合やB-CASカードの接触不良を疑う。
電波が少しでも届いている場合は、天候の回復で直るか、アンテナの向き調整で改善します。
まったく数値が出ない場合は、アンテナに大きな物理的トラブルが起きている可能性が濃厚です。
この数値をメモしておくと、後で業者に相談する際にもスムーズに状況を伝えられます。
ステップ2:テレビの再起動とB-CASカードの抜き差し・清掃
テレビが正常に映らない場合、長時間の使用などで、テレビ内部の基板やシステムが一時的に誤動作を起こし、エラーを出しているというケースもあります。
パソコンやスマートフォンの不具合を解決する場合と同じように、まずは完全な再起動を行ってみましょう。
最初にテレビ本体の主電源スイッチで切り、壁のコンセントから電源プラグを直接抜きます。具体的な手順は以下の一覧の通りです。
※上記はテレビ本体の再起動とB-CASカード清掃の基本的な手順です。
テレビやレコーダーの通電を断ち、内部の基板やOSがリセットされることで、一時的な不具合であれば解消されます。
また、テレビなど受信機器に挿入されているB-CASカードは、デジタル映像信号の暗号化を解除するという重要な役割を持っているICカードです。
このB-CASカードの金属部分(ICチップ)が汚れると、接触不良を起こしてエラーが出ます。また台風の気圧変化や湿気が影響して、一時的な読み込み不良を引き起こすことも多いです。その場合には、上記の清掃と差し直しが有効なのです。
なお近年の4K/8KテレビではB-CASカードの代わりに、同じ機能をもつACASチップを内蔵したモデルもありますが、このタイプのテレビであれば再起動だけで対応できます。
上記の簡単な手順だけで、嘘のようにテレビの不具合が解消され、元通り映るようになるケースは珍しくありません。
ステップ3:室内にあるアンテナケーブルの接続・緩みを確認
台風の強い風で建物全体が揺れると、室内のアンテナケーブルが緩むことがあります。
また、窓を閉めたり掃除をしたりした際に、無意識にケーブルに触れてしまうこともあります。
テレビの背面や壁面のアンテナコンセント端子に、BSアンテナからのケーブルがしっかりと挿さっているか、以下のポイントを参考に確認しましょう。
- ケーブル確認の重要ポイント
- 壁のアンテナコンセント端子にプラグが奥まで挿し込まれているか。
- テレビの「BS/110度CS入力」端子に正しく接続されているか。
- レコーダーを経由している場合、入力と出力の端子が逆になっていないか。
- 端子の中心にある細い金属の芯線が、折れたり曲がったりしていないか。
ネジ式のプラグの場合は、緩みがないように最後までしっかりと回して固定します。
ペットがケーブルを噛んでいたり、家具で踏みつけて断線していたり、一点を強く折り曲げたりしていないかも確認してください。
これら室内のケーブル配線に問題がなければ、いよいよ屋外のアンテナ設備に原因があると考えられます。
【重要】自力での屋根上・ベランダ高所作業は命の危険!絶対にNG
上記した室内のチェックで改善しない場合でも、自力で屋根の上にあるアンテナを見に行くのは絶対にやめてください。
素人が脚立を使って屋根に上ったり、身を乗り出してベランダのアンテナを触ったりすることは非常に危険です。
強風で煽られて転落すれば、以下のように大怪我や命に関わる重大な事故につながります。また家屋や家財の破損、第三者へ被害を与えることでの賠償問題が生じるケースも珍しくはありません。
※上記はご自分でアンテナ確認を行う場合に考えられる主なリスクの例です。
BSパラボラアンテナの角度調整は、専用の測定器を見ながら仰角、方位角をミリ単位で調整する専門技術です。
素人が手探りで動かしても、正確な位置に合わせることはほぼ不可能です。
ご自身とご家族の安全、大切なお住まいを守るためにも、屋外の高所作業は必ずプロの業者に任せてください。
【賃貸・集合住宅】アパートやマンションでBSが映らない時の正しい対応手順
アパートやマンションなどの集合住宅、賃貸物件にお住まいの場合は、持ち家とは異なる特有の対応フローが存在します。
この場合は台風の後、急にテレビでBS放送が映らなくなっても、慌てて自分で修理業者を呼んではいけません。
アパート・マンションにおけるBSアンテナ修理費用の負担をめぐって、後から大きなトラブルに発展するリスクがあるからです。
以下、戸建ての持ち家と賃貸物件での主な対処法の違いを一覧にまとめました。
※上記は持ち家・賃貸でのアンテナトラブル時の基本的な対処の違いになります。
集合住宅では、問題の出ている設備が誰の所有物であるかによって、その責任の所在が大きく変わります。
まずは落ち着いて、現在、お住まいの賃貸物件でのテレビ受信環境がどのようになっているかを確認することが大切です。
まずは「共用アンテナ」か「個別設置」かを確認する
集合住宅や賃貸物件の場合、まず初めにご自分のお部屋でBS放送を受信しているアンテナが、物件全体の共用設備なのか、個人の設備なのかを確認します。
建物(各棟)の屋根などに大型のパラボラアンテナがあり、そこから棟内の全室に電波を分けているのが「共用アンテナ」です。
一方、自室にあるベランダの手すりなどにご自分で取り付けたものが「個別設置」のアンテナであり、自室のテレビのみに電波を送っています。
以下、これらアンテナの見分け方の目安です。
- アンテナ種類の見分け方と確認方法
- 個別設置:自分のベランダに自室用のBSアンテナがある場合は自己責任。
- 共用アンテナ:自分の部屋の外にアンテナがなく、壁の端子から受信している場合。
- 隣人への確認:BS放送のトラブルが起こった場合、隣や上下の部屋の住人にもBS放送が映るかどうかを聞いてみる。
同じ棟の他の部屋でも一斉にテレビが映らなくなっているなら、共用アンテナや共用ブースターの故障で間違いありません。
自分の部屋だけが映らない場合は、室内の端子やケーブル、または自室用のアンテナに問題がある可能性が高まります。
この状況をあらかじめ把握しておくと、次の連絡ステップが非常にスムーズになります。
勝手な業者手配はトラブルの元!管理会社や大家さんへ連絡を
共用アンテナに問題がある場合、その修理を手配し費用を負担するのは大家さんや管理会社です。
入居者が勝手に業者を呼んで修理をさせてしまうと、後から費用を請求しても全額自己負担になる場合があります。
まずは速やかに、賃貸契約書に記載されている管理会社または大家さんに電話をかけて、不具合を伝えてください。以下はその主な内容になります。
※上記は賃貸物件、集合住宅のテレビ画面トラブルで管理会社などに伝える際の基本的な内容です。
管理会社へと状況を正確に伝えれば、すぐに提携している電気工事会社やアンテナ業者を手配してくれます。
共用設備の自然災害による故障については、入居者に修理費用の支払い義務はありません。
必ず管理会社の指示に従い、業者が到着するのを安全な室内で待つようにしてください。
専門業者へ依頼!気になる修理費用の相場と火災保険の活用
ここまでの記事でご紹介した、ご自分でできる対処法を試しても直らず、目視でBSアンテナが壊れているのが明らかな場合もあります。
その場合は、速やかにアンテナの専門業者に修理を依頼する必要があります。
しかし、初めて専門業者を呼ぶとなると「修理にいくらかかるのか?」という不安がつきまといます。以下は、はじめて業者を選ぶ際の基本的なポイントです。
- 業者選びで失敗しないためのポイント
- 見積もりが無料で、事前に総額を提示してくれる業者を選ぶ。
- 最低でも 2 社以上 から相見積もりを取り、料金と対応を比較する。
- 「火災保険の申請サポート」に慣れている業者を探す。
実は、台風被害によるアンテナ修理費用を劇的に抑えることができる裏ワザも存在します。まずは一般的な修理費用の相場を把握して、その後に保険を活用する方法を見ていきましょう。
アンテナの向き調整・修理・交換にかかる費用の目安
アンテナトラブルで専門業者に修理を依頼した場合の費用は、その症状や作業内容によって大きく変動します。
アンテナ方向の調整だけで済むのか、新しい部品やアンテナへの交換が必要なのかによって価格帯が変わります。
以下に、主な作業内容ごとの一般的な費用相場をまとめました。
※上記は各種アンテナ工事業者の平均的な費用相場です。
アンテナ本体を丸ごと交換する場合は、古いアンテナの撤去・処分費用なども含まれてきます。
また、広告や見積りの段階で極端に安い金額を提示してくる業者は、後から高額な追加料金を請求する悪徳業者の可能性もあります。
必ず作業を始める前に、現場での正確な見積もり書を作成してもらうことが重要です。
台風被害は「火災保険」の風災補償で修理費用が抑えられるケースも
台風や強風、飛来物によってアンテナが壊れた場合、実質ほぼ無料で修理できる可能性があります。
多くのご家庭が加入している「火災保険」には、「風災補償」が含まれているのが一般的だからです。風災補償とはその名の通り、台風や強風などによる住宅設備(アンテナ含む)の被害に対して受けられる補償のことです。
他にも一般的な火災保険では、地震を除く多くの自然災害や、想定外の事故による損害補償も用意されています。
アンテナ修理費用に風災補償が適用されれば、保険金により、修理に必要な費用を劇的に抑えることができます。
以下、アンテナ修理に火災保険を適用するための主なポイントです。
- 火災保険を適用するための重要な条件
- 経年劣化による故障ではなく、自然災害による破損であること。
- 保険の免責金額(自己負担額)を上回る修理費用がかかること。
- 被害発生から原則として 3 年以内 に保険会社へ申請すること。
保険を申請するには、修理を行う前の「被害状況の写真」が絶対に必要となります。
そのため、業者には修理を依頼する際「火災保険を使いたいので修理前の写真を撮ってほしい」と事前に伝えましょう。
優良なアンテナ業者であれば、見積書の作成や写真撮影など、保険申請のサポートを行ってくれます。
えば本記事にご協力いただいた「あさひアンテナ」では、アンテナ修理と同時に火災保険についてもご相談いただければ、アンテナ修理に伴う修理前後の写真や報告書などの申請に必要な書類をすべて用意してくれます。
また申請時の書類作成や保険会社との交渉についても、保険の専門知識を持つスタッフによる万全のサポートを受けることができます。
今後の台風に備える!BSアンテナを守り安定視聴するための予防策
台風でBSアンテナのトラブルが生じた場合、今回は無事に修理できたとしても、日本に住んでいる以上、台風シーズンは毎年のようにやってきます。
その度にテレビが映らなくなり、業者を呼んで手間や費用が掛かるといったストレスを抱えるのは避けたいものです。
このような場合、以下のようなアンテナトラブルのリスクを抑える、将来に向けた中長期的な対策を講じることで、安定した視聴環境を作ることができます。
※上記は台風・強風によるBSアンテナトラブルを抑えるための主な対策の例です。
次にアンテナを交換するタイミングで、これらの予防策を導入することを強くおすすめします。
以下でそれぞれの対策について、さらに詳しく解説していきます。
悪天候に強い「高耐風アンテナ」への交換や設置場所の変更
特に台風の多い地域で新しくBSアンテナを設置する際は、「高耐風BSアンテナ」を選ぶのが最適な対策です。
このタイプのBSアンテナの例としては、DXアンテナ製の業界最強クラス高耐風モデル「BC453SG」が挙げられます。
このモデルには、ディッシュの部分に無数のパンチングホール(小さな穴)が開いています。この穴から風が通り抜けるため、強風による負荷を逃がし、ズレや倒壊を劇的に防ぐことができます。さらにアンテナ本体の軽量化も実現しています。
他にもこのモデルでは、各接合部を強化することで、アンテナ全体の縦揺れ、横揺れによる歪みも抑えることができ、台風などの強風下でも角度の狂いや破損のリスクを大きく軽減できます。
他にも、通常のBSアンテナでも、以下のように設置位置を工夫することで風雨などの影響を抑え、メンテナンスも行いやすくすることができます。
- アンテナを風から守る設置場所の工夫
- 屋根上設置をやめる:もっとも風雨の影響を受けやすい屋根の上から、別の場所へ移設する。
- 壁面設置:建物の外壁に専用金具で強固に固定し、風の抵抗を減らす。
- ベランダの内側設置:手すりの内側に設置し、建物自体を風よけとして利用する。
BSアンテナは、静止衛星のある東経110度(南西上空)の方向に、電波を遮る障害物のない位置に設置する必要があるため、現場の状況によっては、必ずしも希望の場所に設置できるとは限りません。
しかしアンテナ業者に「自宅の条件下でなるべく台風の影響を受けにくい場所にしたい」と相談することは可能です。
物理的な風の影響を減らす工夫が、今後のBSアンテナトラブル回避に直結します。
記事まとめ:定期的なメンテナンスと、光テレビ・ケーブルテレビへの移行検討
屋外にあるBSアンテナは、設置から約10年が経過すると、部品の劣化が進み、トラブルが生じやすくなります。サビや固定金具の緩みを放置していると、少しの強風でも大きな被害を受けることになります。
そのため、定期的に専門業者によるメンテナンスや点検を受けることが非常に重要です。
現在ではBS放送を視聴する方法として、BSアンテナの他にも、以下のような方法が広く利用されています。
※上記はBS放送の各チャンネルを視聴する主な方法の一覧です。
もし、毎年のように台風によるアンテナトラブルに悩まされ、修理費用がかさんでいる場合は、屋外のBSアンテナを撤去して「光テレビ」や「ケーブルテレビ」へ移行するのも有力な選択肢です。
これらは光ファイバーケーブルなどの有線でご自宅まで映像信号を届けるため、台風の影響を一切受けません。
ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、もっとも安心できる視聴環境を構築してください。
また、もしBSアンテナの修理をアンテナ工事業者へとご依頼になる場合は、本記事の監修も担当していただいた「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントまでご相談になることをおすすめします。
同社では事前の電波調査と見積もりを完全無料で実施しており、他業者との相見積もりやトラブル時などの即日工事にも対応できます。
事前の緻密な電波調査により、早急なトラブルの原因特定から、お客様のご要望にもっとも近いアンテナ工事まで、的確に分析し、ご提案いたします。
お見積もりに関しては、詳細な項目でご提示し、業界最安に挑むことはもちろん、お見積もりのご提示後、見積もり外の工事(料金)を決して追加しないこともお約束いたします。
また工事や見積り料金についてご不明な点があれば、担当者が一般の方にもわかりやすい内容で、丁寧にご説明いたします。
実際の工事は完全自社施工により、経験豊富なアンテナ職人による細かな部分まで丁寧な施工を、中間マージンが発生しない適正価格でご提供します。
そして工事の完了後には、業界最長クラスである、工事完了日から「10年」の保証をご用意しています。




