アンテナがずれた?テレビが映らない原因と自分で向きを調整する安全な方法・修理工事の費用相場を解説
さっきまでキレイに映っていたテレビの画面に突然ブロックノイズが走ったり、真っ暗になった画面に「E202」などのエラーコードが表示されたりすると、とても不安になるものでしょう。
特に台風や強風の翌日などにこの症状が出た場合「風の影響でアンテナの角度がずれたのかもしれない」と考える方も多いかと思われます。
そしてアンテナがズレた問題の修正を専門業者に依頼すると、高額な修理費用がかかるのではないかというご心配から、まずはご自分で直せないかとインターネットを検索して、この記事を見つけた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アンテナのずれが原因でテレビが映らなくなったとお疑いの際の、正しい確認手順を解説します。
実は、急なテレビ画面の不具合は、室内の簡単な作業だけで費用をかけず、すぐに解決できるケースも少なくはありません。
また、本当にアンテナがずれて問題が出ていた場合には、ご自分でも直せる安全な範囲と、プロに任せるべき危険なケースの境界線を明確にお伝えします。
さらに修理を業者に依頼する場合の費用相場や、信頼できる優良業者の選び方まで、詳しくまとめました。もしアンテナがずれた原因が自然災害であれば、ご加入中の火災保険を適用して実質ほとんど無料でアンテナを修理できる可能性についても解説しています。
本記事は、アンテナ工事の専門業者である「あさひアンテナ」への取材データと、同社の豊富な施工事例にもとづく、正確な情報をまとめています。
想定外のお怪我やトラブルのリスクを避けつつ、可能な限り安く迅速に、そして何より安全に、元の快適なテレビ視聴環境を取り戻してください。
「アンテナがずれた」と疑う前に!室内でできる3つの確認・応急処置
特に台風や強風などが起きたタイミングでテレビの映りが悪い状態になると、多くの方は、真っ先に屋根の上のアンテナ角度がずれたなどのトラブルを疑いがちです。
しかし、高額な修理費用を覚悟して業者を呼ぶ前に、室内の機器を確認してみてください。
実は、お住まいで急にテレビが映らなくなる原因は、ケーブルの接触不良やテレビの一時的なシステムエラーなど、ごく初歩的で簡単に解決できる問題であることも多いのです。
このセクションでは、テレビの画面トラブル時に、まずは余計な費用をかけずに、ご自身で今すぐできる3つの応急処置をご紹介します。
以下の表は、テレビ画面が乱れた、映らない際に、室内で確認すべきポイントをまとめたものです。
※上記はテレビ画面トラブルでも初歩的な要因の主な事例です。
最初にこれらのチェックを行うことで、初歩的な問題であればすぐに解決できる上、無駄な出張費や修理費用などを支払うリスクを回避できます。
①アンテナケーブルの緩み・抜けがないかチェックする
お部屋の掃除の際や、ペットやお子様がケーブルに触れた拍子に、ケーブルの接続部がゆるんでしまうことはよくあります。
まずは壁にあるアンテナコンセント端子からテレビ、そして途中を経由するレコーダーなどの機器のケーブル接続をたどってみましょう。
以下のチェックリストに沿って、順番に確認を行ってください。
※上記は室内アンテナケーブルの主なチェックポイントです。
これらの不具合を解消し、すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認したら、あらためてテレビの電源を入れてみてください。
これだけでテレビ映像が元通りに映るケースも珍しくありません。
②テレビを再起動し、B-CASカードを挿し直す
現在のテレビは、テレビ放送を映す以外にもインターネット接続やHDD録画などのさまざまな機能をもつ一種のコンピューター機器です。したがって、テレビの内部でこれらの機能を制御するシステムエラーが起きていると、テレビ放送を正しく表示することができなくなります。
このような場合は、パソコンやスマートフォンと同じように、テレビも完全な再起動を行うことで症状が改善するケースが多くなります。
またテレビやレコーダー機器本体に挿入されている「B-CASカード」は、デジタル放送の映像信号を解読するために必要なICカードです。
B-CASカードのバージョンアップ版である「ACASチップ」を内蔵する近年のテレビ機器を除くと、このB-CASカードの未挿入や接触不良、カード本体の故障などで、テレビ放送が映らなくなることもあります。
B-CASカードに問題がある場合には、テレビ画面には主に「E100」「E101」「E102」のエラーコードが表示されます。このケースでは、B-CASカードの差し直しなどのチェックを行うことで多くの場合、問題は解決します。
テレビのメーカーやモデルを問わず対応できる、テレビの再起動(リセット)とB-CASカードをチェックする具体的な手順は、以下の一覧の通りです。
※上記はテレビの再起動とB-CASカードのチェックをまとめて行う場合の手順です。なおどちらの手順でもあらかじめ本体の主電源を切ることは必須になります。
この再起動の操作は、テレビ内部のソフトウェアの不具合を解消するのに非常に有効な手順です。
テレビ本体の一時的なフリーズ状態であれば、この手順だけで元通りに直ります。
③テレビ画面のエラーコード(E201・E202など)を確認する
テレビ映像が乱れる状態から、まったく映らなくなり、ブラックアウトした画面の隅にアルファベット「E」と三ケタの数字の組み合わせが表示されていませんか。
これはエラーコードと呼ばれ、テレビがどのような不具合を抱えているかを、テレビ本体が自己診断して、ユーザーに示すサインです。
特にテレビ電波受信に不具合がある場合に表示される、代表的なエラーコードとその意味を、以下の表にまとめました。
※上記は主にテレビまで必要な電波(映像信号)が届いていない場合に表示されるエラーコードです。他にも原因に応じてさまざまなエラーコードが存在します。
画面に「E201」や「E202」が表示されている場合は、電波がテレビまで十分に届いていない証拠です。「E201」は電波レベルの不足、「E202」は電波がまったく届いていない、もしくは極端に微弱であることを示します。
室内のケーブル接続チェックやテレビ再起動を試してもこれらのエラーが消えない場合、屋外のアンテナに問題がある可能性が高まります。
次のステップでは、屋外のアンテナの状態を推測していきましょう。
テレビアンテナの角度がずれる3つの主な原因
テレビアンテナは、地デジ用、衛星放送(BS/CS)用とも、アンテナの真正面側で受信性能を発揮する「指向性(しこうせい)」があります。
そのため、それぞれのアンテナは電波の送信元である地デジ電波塔や、衛星放送の静止衛星に向けて角度調整を行うことが必要なのです。
地デジアンテナは左右の角度(方位角)をおおよそ電波塔の方向に合わせるだけで十分ですが、BS/CSアンテナは方位角と上下の仰角も、静止衛星が位置する東経110度(南西上空)の位置へとミリ単位で正確に合わせる必要があります。
このように、屋外で正確な角度調整を行って設置されるテレビアンテナですが、屋根の上などの位置では、常に過酷な自然環境にさらされています。
設置当初は十分に頑丈なアンテナも、長年の使用による老朽化をはじめ、さまざまな要因で向きが変わってしまうことがあります。
テレビアンテナの向きがずれる主な原因は、大きく以下の3つに分けられます。
ご自宅の状況や直近の出来事と照らし合わせて、原因を推測してみてください。
※上記はアンテナの角度がずれる、また受信不良が起こる主な要因です。複数の要因が重なって不具合が生じる場合もあります。
アンテナトラブルの原因をある程度、特定することで、工事業者に修理を依頼する際にもスムーズに状況を伝えられます。
1. 台風や強風、大雪など悪天候による物理的ダメージ
アンテナの角度がずれた場合、その原因としてもっとも多いのが、自然災害による物理的な負荷です。
屋根の上に設置されている魚の骨のような形をした地デジアンテナ「八木式アンテナ」は、受信感度に優れる半面、風の抵抗を直接受けやすい機種です。
お椀型のディッシュを持つ衛星放送用パラボラアンテナ「BS/CSアンテナ」も、その形状から風の影響を非常に受けやすい機器です。
風雨や雪などの悪天候がこれらテレビアンテナや周辺機器に与える影響を、以下の表にまとめました。
※上記は自然災害の種類で考えられる主なアンテナトラブルの種類です。
特に台風の通過後や大雪の翌日には、アンテナ機材のトラブルに関する業者への相談が急増します。
強風の後、突然テレビ画面にエラーコードが出た場合は、風によるずれを強く疑う必要があります。
2. 設置金具のサビや経年劣化・施工不良による固定力の低下
アンテナ本体やそれを支えるマスト・ワイヤーなどの部品(金具)は、長年の雨風や紫外線によって徐々にサビが生じ、金属疲労で劣化します。
アンテナ設置から時間(およそ10年程度)が経過している場合、金具の固定力や強度が弱まっている可能性が高くなります。
アンテナ本体や設置機材の経年劣化による危険サインは以下の通りです。
※上記はアンテナ設置部材の老朽化で考えられる主なアンテナトラブルです。
また、アンテナの施工を行った業者の技術が低かった場合も問題です。
適切な張り方で支線が固定されていなかったため、通常のアンテナ寿命に満たない数年程度でアンテナ全体のバランスが崩れてしまうケースもあります。
築10年以上経過しているお住まいでは、アンテナ本体の経年劣化による角度のズレを疑う必要があります。
3. 鳥の衝突や周辺環境の変化(高層ビル・樹木など)による電波遮断
特に台風や強風もなく、アンテナ設置から日も浅いのに、急にテレビが正常に映らなくなることがあります。
その場合、外部からの予期せぬ干渉が原因かもしれません。
考えられる、周辺環境の影響によるアンテナの不具合を以下の表に示します。
※上記は自然環境、周辺環境がアンテナや電波の受信に与える主な影響です。
近隣に高層マンションが建設されたり、ソーラーパネルが設置されたりすることで、これまでご自宅のアンテナに届いていたテレビ電波が途中で反射するなどして遮断されてしまい、お住まいの受信環境が変わることは珍しくありません。
この場合、アンテナ自体に物理的に角度のズレが生じていなくても、電波の流れが変化することで、アンテナが電波を受信するための「最適な向き」がずれてしまった状態と言えます。
角度がずれたアンテナは自分で直せる?自力修理の判断基準と危険性
アンテナ角度のズレや受信不良の原因が分かると、多くの方が、次は「自分で不具合を直して費用を浮かせたい」と考えるのが自然な流れです。
しかし、アンテナの角度調整は状況によって難易度と危険度が大きく異なります。
自力で修理可能かどうかは、以下の判断基準を参考にしてください。
※上記はアンテナ設置位置別の、自力でDIY修理の可否をまとめた一覧です。
まとめとして、アンテナがベランダの手すりや屋上フロアなど、足場が確保できて安全に作業できる位置にある場合は、自力で角度の調整を行える可能性もあります。
しかし、通常の瓦屋根など屋根材のある屋根の上にアンテナがある場合は、転落のリスクが非常に高いため、決してご自分での作業は行わないでください。
総合的に自身の安全を最優先に考え、少しでも危険がある位置での無理な作業だけは絶対に控えてください。
ベランダなど「足場が安全な場所」なら微調整は可能
手の届くベランダや地上設置のアンテナであれば、方向がずれたアンテナの向きをご自身で微調整できる可能性があります。
ただし、アンテナをやみくもに動かすのではなく、正しい手順を踏むことが重要です。
以下の手順表を参考に、2人1組で作業を行ってください。
※上記は地デジアンテナの方向を調整する主な手順です。
電波塔を向ける方向である「電波塔」の位置を確認するには、近隣のアンテナの方向の他、一般社団法人「放送サービス高度化推進協会(A-PAB)」内の「地デジ放送エリアのめやす」から、近隣エリアの地図上で確認できます。
また、1,000円台からで購入できる、地デジ用の簡易型「アンテナレベルチェッカー」を利用すれば、一人でも手元ですぐにアンテナレベルを確認できるため、角度調整の作業が楽に行えます。
ずれたのが地デジアンテナであればこの向き調整の手順で、受信感度が改善する見込みがあります。
【警告】屋根上の高所作業は転落リスクがあり絶対にNG!
もしお住まいのアンテナが屋根の上に設置されている場合、ご自身での作業は絶対にやめてください。
一般の方が屋根の上に登ることは、想像以上に危険な行為です。
屋根の上などの高所作業における重大なリスクを、以下の表にまとめました。
※上記は一般の方による高所作業で実際に多く見られる事例です。
プロのアンテナ工事業者は、高所作業にあたって専門知識はもちろん、専用の安全帯やヘルメット、滑りにくい靴などの法令に基づく装備を整え、二人以上の体制で適切な足場の確保を行って作業を進めます。
転落事故や家屋の破損リスクを考えれば、アンテナ工事業者に依頼する費用は決して高くはありません。
BS/CSアンテナの向き調整はミリ単位でシビアなため自力では難しい?
ベランダにある安全な場所であっても、衛星放送用のBS/CSアンテナの調整はより難しくなります。地デジアンテナと違って、宇宙空間の赤道軌道上にある人工衛星からの電波を受信するためです。
衛星放送の電波は、東経110度(南西)の空の一点に静止して見える人工衛星「静止衛星」から直進的に送られる電波をBS/CSアンテナで受信します。
そのため、アンテナのディッシュ部分の仰角、方位角を東経110度の方向へと、ミリ単位で正確に合わせる必要があるのです。
東経110度は日本のどこから見ても同じ位置ですが、日本列島は東西に長く、左右にも幅があるため、日本の各エリアでBS/CSアンテナを向けるべき仰角、方位角は異なります。
各地域別でBS/CSアンテナを向けるべき仰角と方位角は、アンテナ会社などの各サイトで確認できますが、アンテナ角度の調整はミリ単位の精度となり、仰角と方位角を合わせる必要がある分、地デジアンテナよりも角度の調整作業は厳しくなります。
BS/CS アンテナの角度調整に関するシビアな特性を、主に地デジアンテナとの比較で、以下の表でまとめました。
※上記は地デジアンテナとBS/CSアンテナの角度調整の難度をまとめた一覧です。
BS/CS アンテナは、上下左右に数ミリずれただけで衛星放送がまったく映らなくなります。また仰角・方位角の双方を調整する分、地デジアンテナに比べて手間も倍以上になります。
地デジアンテナの場合と同様、BS放送用の簡易型アンテナレベルチェッカーがあれば、BSアンテナの向き調整もある程度は楽に進められます。
ただしレベルチェッカーがない場合は、アンテナレベル画面で適切な角度を割り出すのは非常に手間がかかり、また感覚だけで最適な角度を見つけ出すのは不可能に近くなります。
衛星放送が正常に映らない場合は、無理にBS/CSアンテナを触らず、専門業者へとご相談になることをおすすめします。
アンテナがずれたときの修理を業者に依頼する費用相場と選び方
自力でのアンテナ修理やずれた角度の修正が難しい場合、対処法はアンテナ専門業者に依頼することになります。
ここで一般の方が一番心配になる点は、業者を頼んだ場合「具体的にいくら請求されるかわからない」というご不安ではないでしょうか。
しかし費用相場を事前に知っておくことができれば、悪質な業者からの不当な高額請求を避けることができます。
このセクションでは、業者に依頼する際の費用と選び方のポイントを解説します。
まずは、以下の一般的な費用相場をご確認ください。
※上記はアンテナ修理のおおまかな種類別の主な工事費用の目安です。
現場のアンテナ破損具合はどの程度か(角度のずれのみか、アンテナが破損しているか)など、実際の状況によって適切な工事内容は異なりますので、まずは業者から見積もりを取ることが重要です。
アンテナの向き調整・修理・交換にかかる料金の目安
上記の通り、テレビアンテナの修理費用は、実際に生じているトラブルの程度や必要な部材によって細かく変動します。
以下では、詳細な作業内容ごとの費用相場を一覧表にまとめました。
※上記の費用は一般的な目安であり、業者によっては出張費や特殊作業費、足場代などが別途かかる場合があります。
単なるアンテナ向きの再調整だけで済めば、 1万円台で解決できることも多くなります。
しかし、アンテナなど部品のサビや破損、老朽化がひどい場合は、再調整してもすぐにズレの再発やその他の不具合が生じる可能性が高いため、コストパフォーマンス的にも新品交換を勧められることが多くなります。
悪徳業者を回避!長期保証と実績がある信頼できる業者の見極め方
残念ながらアンテナ工事業界には、曖昧な見積もりで粗悪な技術や機材を使用し、必要のない工事の追加、また当初の見積もりにない工事費用の加算などで、不当な高額費用を請求する悪徳業者も存在します。
そのような手法を決して用いない、良心的で安心できる優良業者を見極めるためには、いくつかのポイントをチェックする必要があります。
以下のチェックリストを活用して、信頼できる工事業者を選んでください。
※上記はアンテナ工事業者の優良/悪質を判断する主なポイントです。
例えば、本記事にもご協力いただいた専門業者「あさひアンテナ」は、明瞭会計と長期保証を備えた優良業者のひとつです。
同社の主なアンテナ工事サービス内容としては、
- 現場の電波調査と見積もりは、出張費やキャンセル費などの関連費用を含めた完全無料。
- 料金や施工技術への自信から、他業者との相見積もりにもご対応。また急なトラブル時などの即日工事にも対応可能。
- 精密な電波調査で、不具合の原因からお住まいに最適なアンテナ設置位置、アンテナモデルまで特定。
- 見積もり内容は各項目を詳細にご提示し、工事や料金についてのご質問には、ご理解いただけるよう丁寧にわかりやすくご説明します。
- 見積もりのご提示後に、見積もりにない追加工事・料金を加算することは決してありません。
- 実際の施工は熟練の自社アンテナ職人による完全自社施工で、余計な中間マージンをカットした適正価格ながら、事前の養生と細かな部分まで高品質な施工をお約束。
- 工事後には施工部の清掃と各テレビの受信確認をすべて行った後に、施工完了とします。
- 施工完了後には、施工日から10年の長期保証により、末永い安心もご提供します。
同じ工事に対する適正価格を確認し、工事費用に比べた施工内容が最良の業者を選ぶためには、複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を行う事をおすすめします。
また、上記の一覧も参考に、少しでも業者の態度にご不安を覚えたときは、決してその場で契約せず、他社と比較されることをおすすめします。
【朗報】強風や台風でアンテナがずれた修理は「火災保険」で無料になる?
台風などで急にテレビアンテナが破損してしまい、修理費用にお悩みの方に、知っておくべき有益な情報があります。
実は、台風などの自然災害が原因でアンテナがずれた、または壊れた場合、お住まいでご加入中の「火災保険」が適用できるケースがあるのです。
火災保険という名称ですが、実際には火事だけでなく風水害などさまざまな災害(地震を除く)や不慮の事故にも対応している保険が多く存在します。
火災保険をうまく活用できれば、アンテナの修理を含め、お住まいの修理費用がほとんど無料になる可能性があります。
※上記の保険のうち「地震保険」は火災保険に付帯する別個の保険であり、火災保険とは別契約でご加入になる必要があります。
まずはご家庭で加入されている保険証券をお手元に用意して、ご自身の契約内容をご確認ください。
火災保険の風災補償が適用される条件と注意点
火災保険の「風災補償」を適用するためには、いくつかの条件をクリアする必要があります。アンテナ故障についてすべてのケースで保険金が下りるわけではないため、以下の適用条件と注意点を理解しておきましょう。
※上記は火災保険の申請時に確認すべき主なポイントです。
保険会社は、アンテナ等の「経年劣化」による破損には保険金を支払いません。
そのため、自然災害の直後にアンテナ被害が発生したことをしっかりと証明することが重要です。
スムーズに保険金を請求するための申請のコツと業者サポート
火災保険金の申請には、専門的な書類や現場の証拠写真が必要となり、個人で準備するのは大変です。
スムーズに申請を通過させるためには、火災保険の申請サポートに慣れたアンテナ工事業者を選ぶことがコツです。
業者によるサポート内容と、申請の流れを以下の表にまとめました。
※上記はアンテナ修理に火災保険を申請するための主なポイントです。
アンテナ専門業者の中には、修理工事と並行して火災保険の手続きをサポートしてくれるところがあります。
例えば「あさひアンテナ」では、アンテナ修理と同時に修理前後の現場写真や修理報告書など、保険会社に提出すべき写真や書類をすべて用意してくれます。
また法律や契約の規定から、お客様がご自身で行う必要のある申請書類の作成や、保険会社との交渉についても、問題のない範囲で保険の知識を持つスタッフがアドバイスいたします。
アンテナ修理に火災保険を適用したい場合は、業者選びの際に「火災保険の申請用の写真や見積書を出せますか?」とあらかじめ業者に確認しておくと安心です。
もうアンテナがずれることはない!将来のトラブルを防ぐ根本的な対策
アンテナの角度ずれを修理してふたたびテレビが映るようになっても、また次の台風などで同じトラブルが起きるのではと、ご不安なお客様もいらっしゃるでしょう。
長期的に安定したテレビ視聴環境を維持するためには、アンテナ取り付けに関する根本的な対策が必要です。
このセクションでは、今後数十年、悪天候によるアンテナトラブルで悩まないための予防策を紹介します。まずは以下の一覧をご確認ください。
※上記は風雨などによるアンテナのズレをはじめとするトラブルを解消するための主な対処方法の例です。
お住まいのテレビアンテナがずれた、壊れたなどで修理するタイミングは、ご自宅のアンテナ環境をアップデートする絶好の機会でもあります。
風に強い「デザインアンテナ」への交換や定期メンテナンスの重要性
特に台風が多い地域や強風が吹き抜ける場所にお住まいの方には、平面型で壁に設置できる地デジアンテナ「デザインアンテナ」への交換を強く推奨します。
デザインアンテナであれば壁に面で固定されるため、家の見た目が整う上に風雨などの影響を受けにくくなり、屋根の上で倒壊するリスクもなくなります。
一方で、デザインアンテナは設置位置の低さから、周辺の建物(障害物)の影響で受信レベルが低くなりやすく、高層マンションなどの直近では設置できない場合もあるなどのデメリットもあります。
そのような場合には、最新型の地デジアンテナであるポール状のユニコーンアンテナ(マスプロ電工「U2CN」)がおすすめです。
ユニコーンアンテナはポール状のアンテナを屋根の上に立てることで、スタイリッシュで家の見た目も整う上に、風雨を受け流せるため影響を受けにくくなります。
メリット面ではデザインアンテナとほぼ同等な上に、設置位置が八木式アンテナなどと同じ屋根の上などの高所になるため、受信感度が安定しやすくなります。
そのため、現場環境でデザインアンテナが設置できない場合でも、ユニコーンアンテナであれば問題なく設置できるケースが多くなります。
他にもBS/CSアンテナの場合は、ディッシュのパンチングメタル仕様で風圧を通す上に軽量化も実現し、さらに各固定部の強化で上下左右への揺れも軽減することで、台風などでも角度のズレや破損などのトラブルが生じにくい高耐風モデル(DXアンテナ「BC453SG」など)が存在します。
また受信感度の問題から八木式アンテナを屋根の上に設置する場合でも、現場の気候・環境に応じた塩害用、雪害用、ステンレスモデルなどを採用することで、自然環境の影響を抑えることができます。
また、テレビアンテナにもモデル別の平均的な寿命があるため、アンテナには定期的なメンテナンスが欠かせません。
以下では、従来型アンテナと最新モデルの比較、およびメンテナンスの目安を一覧表に示します。
※上記はアンテナ各機種の主な特徴と強風などへの耐性になります。
他にも、テレビ電波の受信に支障がなければ、各アンテナを家の壁面やベランダ内外などに設置することで、風雨などを避けやすく、メンテナンスも行いやすいアンテナ設備を実現できます。
特に地デジアンテナの場合、一帯の電波レベルが強い、住宅の素材が地デジ電波を通しやすい、設置スペースや出入り口を確保できるなどの条件は必要ですが、アンテナを屋根裏・天井裏に設置することで、風雨などほとんどの自然環境の影響をシャットアウトできる施工も可能になります。
屋根の上で寿命を迎えたアンテナを放置すると、少しの衝撃でも落下し、深刻な二次被害を引き起こす恐れがあります。
アンテナの修理業者が来た際に、上記でもご紹介した「風に強いアンテナへの交換」も含めて、工事費の見積もりを出してもらうと良いでしょう。
まとめ:アンテナがずれたら無理せず、安全かつ確実なプロへの依頼を!
お住まいで台風や強風の際にテレビが突然映らなくなるとあわててしまうものです。しかしそのようなときこそ、まずは落ち着いて室内のアンテナケーブル確認やテレビの再起動を試してみてください。
それでも画面のエラーコードが消えない場合は、強風や経年劣化によって屋外のアンテナがずれた可能性が高いです。
ベランダなど安全な場所ならご自身でのアンテナ微調整も可能ですが、屋根上の作業や BS/CS アンテナの調整は極めて危険かつ困難です。
以下、本記事でご紹介した不具合の確認と取るべき行動を簡単にまとめます。
この一覧を参考に、適切な対処の行動をとってください。
※上記は本記事の重要ポイントをまとめた一覧です。
ご自身で無理に作業を行っての転落事故や、アンテナ落下による家屋の破損といった取り返しのつかない事態を避けるためにも、アンテナの不具合に気づいたときは、迷わず「あさひアンテナ」などのプロのアンテナ専門業者に依頼しましょう。
同社を始め優良な業者であれば、現地調査や見積もりを無料で行ってくれます。
まずは信頼できる業者に連絡し、安全かつ確実に、普段の快適なテレビ視聴環境を取り戻してください。
「あさひアンテナ」のフリーダイヤルやメールフォーム、LINEアカウントなど、気軽に相談できる窓口へのお問い合わせが、安心への第一歩となります。




