横浜市戸塚区上柏尾町|八木アンテナ+BSアンテナ撤去と新設工事|穏やかな雰囲気をたたえた緑豊かな戸建て
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横浜市戸塚区上柏尾町の戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。
アイボリーの外壁に艶やかなお庭の緑が映えています。
穏やかな雰囲気をたたえたステキなお家です。
お客さまのご要望は八木アンテナ+アナログアンテナ+BS/CSアンテナの撤去と新設です。
現在、屋根上にVHFアンテナ(八木アンテナ)とUHFアンテナ(アナログアンテナ)と、さらにBS/CSアンテナが設置されています。
かなりサビが目立つのと、3メートル越えのアンテナマストに設置されていますので、もしもアンテナが倒壊したときにご近所にご迷惑をかけることになると、ご心配なさっています。
そこで、マストごと全アンテナ撤去を決められました。撤去後に、新たに八木アンテナとBSアンテナを設置されることをご希望です。
まず、レベルチェッカー(電波測定器)で電波レベルを計測します。
これまでは戸塚電波塔から電波を取得しておりました。
TOKYO MXをご覧になりたいとのことでしたので、アンテナはスカイツリーに向けることにしました。
1.8メートルのアンテナマストギリギリで電波を取得することができました。八木アンテナ設置は可能です。
お客さまに工事内容と保証内容についてご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。
屋根上のVHFアンテナ(八木アンテナ) とUHFアンテナ(アナログアンテナ)とBSアンテナをマストごと撤去します。
屋根上のアンカーに繋がれているワイヤーを切断し、ワイヤーとマストをきれいにまとめ、屋根馬もすべて外して撤去します。
このとき残置物がないように注意します。
次に屋根上に屋根馬を設置し、そこにアンテナマストを立てて垂直に固定します。
このマストの先端に八木アンテナを取り付けます。
さらに屋根の四隅に専用の金具を取り付け、金具から屋根馬とマストまで、ステンレスワイヤー製の支線(ステー)をバランスよく張って、マストごとアンテナをしっかりと固定します。
あさひアンテナでは、屋根馬を使ったアンテナ取り付けを行う場合には、屋根の四隅からマストまで4本のステー(ステンレスワイヤー)張り巡らせ、さらにそのステーの途中から、屋根馬に向けてもう4本のステーをバランスよく張り、合計8本のステーで、アンテナを頑丈に固定します。
八木アンテナは最も古くから存在する第一世代のアンテナですが、地デジアンテナの中で最もハイスペックです。
信号の受信能力が高く、方向性が高いため、望まない方向からの干渉を減らします。
BSアンテナは八木アンテナの下部に取り付けました。
方位角は南南西に設定します。人工衛星が浮かぶボルネオ島上空に向けて取り付けます。角度が1、2度でもずれるとアンテナレベルが低くなり、画像の映りが悪くなりますので、慎重に動かして向きを決定します。
仰角は40度に設定します。BSアンテナから空を見上げたときに樹木や建物など障害物が無いことを念入りに確認します。
さらにUB混合ブースターを用いて地デジ(地上デジタル放送)とBS(衛星放送)の信号をひとつに統合し、一本化した配線を引き込み線に接続し、屋内に引き込みました。
地デジとBSの電波は一本化された配線の中に混合された状態で存在します。分配器で枝分かれさせた配線を通じて、各部屋のテレビ端子に電波が行き渡る仕組みになっています。
ブースター電源と分配器はユニットバスの天井裏の点検口に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。
ブースターは電波の増幅装置です。テレビ端子の数(分配数)や電波状況によってはブースターが必要となるケースがあります。
その役割は重要で、電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、電波レベルを安定させます。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに起きる減衰を補います。
アンテナ工事後は、作業場所の周囲を点検してきれいにし、ゴミが落ちていないか、忘れ物がないか、施工不備がないかなどを確認します。
今回は必要ありませんが、テレビを視聴する環境が変わった際には、テレビの周波数を地域の帯域に合わせるために、チャンネルの割当てが必要になります
テレビのリモコンで「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
弊社ホームページの「エラーコードE201、E202、E203」の項目に、主要テレビメーカーの「初期設定の方法」がまとめてありますので、ぜひご参照くださいませ。
アンテナ設置終了後は、各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認した上で、お客さまより最終的なご確認をいただき、アンテナ工事を完了させていただきます。
お客さまは落ち着いた年代のご夫妻で、工事に際しては旦那さまが対応してくださいました。
こだわりの強いお方でしたが、倒壊のご心配等、周囲にご配慮をした上での工事となりました。
どうぞ安心して、きれいに映る地デジや超高精細のBSスーパーハイビジョン番組をお楽しみくださいませ!
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