川崎市幸区北加瀬の新築戸建てにテレビアンテナ工事にお伺いしました。

オフホワイトにブラウンの木目調外壁が組み合わせられたシックなお家です。
三階建てでスマートな外観です。

お客さまのご要望はデザインアンテナの取り付けで、屋内への設置をご希望です。

お客さまから大人気の屋内アンテナ設置ですが、自然環境の影響をほぼシャットアウトできますので、アンテナの老朽化が防止できて、アンテナ本体の寿命も長くなります。

屋外設置の場合、歳月とともに風雨によるアンテナの劣化が進行しますが、老朽化した状態で台風や地震などに見舞われると、倒壊や屋根からの落下などのリスクも生じます。
屋内にアンテナを設置すれば、自然災害の影響をカットできるため、アンテナ倒壊の危険性はほぼ無くなります。

さらにアンテナ本体や配線、機器などをすべて屋内に配置することで、自然環境の影響を受けずにすみますので、経年劣化を軽減できます。アンテナ本体だけでなく、屋外に設置される配線、機器なども耐用年数が大幅に伸びることが期待できます。

また、屋内へのアンテナ設置であれば、外からアンテナや配線がまったく見えないため、住宅および外観への影響がゼロになります。

弊社では追加料金なしで屋内設置工事をさせていただいております。電波さえ取れれば最もおすすめの施工法です。

電波方向にかなり高いマンションが建っていて、電波が取れない可能性があるかと思ったのですが、試しに逆に向けてみたところ、電波がうまく入りました。

屋根裏で電波を測ったところ、70デシベル超えの良好な数値が計測されました。
レベルチェッカーにはMERの測定機能がついています。
MER（変調誤差値）とは電波品質を示すModulation Error Ratioの略です。放送局から送信されたテレビ信号と、受信した実際の信号の振幅・位相との差を数値化したもので、25デシベル以上あると受信良好な状態ということになります。

MERの数値は各局によって若干バラつきはありましたが、MAXで30デシベル取れていましたので全く問題ありません。デザインアンテナ設置可能です。

屋根裏にブースター電源、分配器等、すべて揃っていましたので、屋内設置は万全です。

お客さまにその旨お伝えし、アンテナ設置位置を屋根裏に決定しました。
書面にて工事内容と保証内容についてご説明させていただき、ご了承をいただきましたので工事に取りかかります。

断熱材の施された屋根裏に器材を運び込みます。
屋根材にビスを打ち込み、電波塔や中継局の位置を確認し、そちらへ向けてデザインアンテナ本体を取り付けました。
さらにアンテナとブースター及び分配器を接続します。

アンテナ本体の角度を調整し、受信できる電波レベルがもっとも高くなる方向に向けてアンテナを固定し工事を完了させました。

ブースター電源と分配器は天井裏に設置されていましたので、そちらからブースター本体へ電気供給を行いました。

ブースターは電波の増幅装置です。電波が弱い地域や、遠くの放送局からの信号を受信する際に信号を増幅して、画質や音質をよりクリアにします。また、複数のテレビを設置している場合、信号を分配するときに生じる減衰を補います。
通常のアンテナ工事においては、ブースター設置がほぼ必須となっております。

アンテナ工事後は、作業場所の周囲をチェックして問題がないかを確かめます。
お引越しを終えた後には、テレビを設置する帯域の放送に合わせるために、チャンネル設定をする必要があります。
テレビのリモコンを使用して「チャンネルスキャン」と「地域設定」を行います。
当社のウェブサイト、「エラーコードE201、E202、E203」に各主要テレビメーカーの初期設定の手順が詳細に記載されていますので、ぜひご活用ください。
アンテナ設置終了後は、お家の各お部屋にあるテレビ、またはアンテナコンセントできちんと受信できているかを確認します。
お客さまより最終的なご確認をいただきましたので、アンテナ工事の完了とさせていただきます。

お客さまはお若いご夫妻で、工事に際しては奥さまが対応してくださいました。
お母さまもお手伝いにいらっしゃっていました。
生後間もない赤ちゃんがかわいらしく、笑顔にほっこりさせていただきました。

すでにお引っ越し済みでテレビがありましたので、チャンネルスキャンまですべてやらせていただきました。

ステキな新築のお家で、きれいに映るテレビをお楽しみくださいませ！

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テレビアンテナ工事の費用と相場：2024年版 業者選びと料金解説

「知らなかった！　テレビを視聴するには、アンテナが必要なことを」とおっしゃって、お問い合わせをいただくお客様がたくさんいらっしゃいます。集合住宅や賃貸であれば、大家さんが最低限のテレビ視聴環境を整えているため、忘れがちなのがアンテナ設置です。テレビ放送を視聴する方法は4つ。フレッツテレビ、ひかりTV、ケーブルテレビ、そしてアンテナです。この4つの中で唯一テレビ放送無料にするのがアンテナです。アンテナの最大のメリットは「最初の設置費用のみでランニングコストかからない」、すなわち「テレビが無料」と言う点にあります。
この記事では、アンテナ設置の必要性から、料金、相場、業者の選び方に至るまで、必要なポイントをまとめました。

テレビアンテナの必要性と種類

フレッツテレビ、ひかりTV、ケーブルテレビ、そしてアンテナ。テレビ放送を視聴するこの4つの方法の画質にはありません。光回線による視聴方法の方がクリアな画質になるのではないか？　と考えるお客様がいらっしゃいますが、誤解でございます。いずれの視聴方法でも移りに変わりはございません。地デジは4K、8K放送がスタートしていない状況です。したがって、日本全国どの視聴方法でも2K放送です。一方、BSとCS放送の1部のチャンネルは2Kと4K放送同時配信となっております。8K放送はNHK BSのみです。「せっかく4Kテレビを購入したのに、BSとCSを見ないなら、4K画質を楽しめないの？」というお問い合わせをいただきますが、昔と違って、テレビは今やテレビ放送を楽しむだけの時代ではなくなってきています。そう、Amazon Prime、Netflix、Hulu、AbemaTV、Apple TV等のネット動画でも4K画質を視聴することができるのです。

地上デジタルアンテナ（UHFアンテナ）

地上デジタル放送用のアンテナで、UHF帯の電波を受信します。屋根に設置する八木式がポピュラーですが、デザインアンテナに代表される平面アンテナ、ユニコーンアンテナ、それから屋内設置も近年、八木アンテナ以上に人気が高まってきています。受信可能かどうかは、現地の職人の測定結果次第になります。あさひアンテナの電話口でお伝えできるのは、「可能性があるかどうか」ということだけです。確実な事と現地でお伝えいたします。

BS/CSアンテナ

BS放送やCS放送を受信するためのアンテナです。衛星放送を受信するため、方向や角度の調整が重要です。アンテナの反射板の前に遮蔽物があると、受信できない電波の性質となっており、屋内設置は基本的に不可となっております。多くの場合、屋根やベランダに設置します。円盤型の形状のため、風の影響を受けやすいのですが、強風エリアの方には強くお勧めしたいのが、対風速仕様BS/CSアンテナです。対風速70m/s、受信可能風速50m/sとなっております。木造家屋が倒壊するのが風速60m/sと言われておりますので、かなりの強い風に耐えられるアンテナとなっております。外壁に設置する場合は、建物への負荷を軽減する役割も果たしそうです。

アンテナ設置工事の流れ

テレビアンテナ工事専門店に依頼する最大のメリットは「危険作業をお客様がやらなくて済む」という点にあります。アンテナは障害物を交わすため、基本的に高所に取り付けます。危険な高所作業をして、怪我をしては大変です。専門店に任せてしまいましょう。第二のメリットは、「手慣れた職人がきれいに設置できる」こと。アンテナ設置工事は、適切な受信状態を確保するために、専門的な知識と技術が必要です。さて、工事の流れは以下のようになります。

1.問い合わせ
一番流行っているアンテナなど、わからない事は何でも質問しましょう。もちろん、現地でしかわからないこともありますが、「可能性」のお話はできます。あくまで「可能性」なので確実な事は現地でお伝えすることになりますが、いくつかのパターンは提示できるはずです。

2.工事の実施: 電話やメールLINEで概算の見積もり額を確認した後、日程を決めて工事する段取りとなります。職人は現地に到着すると、同時に近隣のアンテナの様子を見て、電波塔のある方向に当たりをつけます。そして、お客様にすぐ様「この辺だったらご希望のアンテナが取り付けられそうです」と提案することができるのです。「電波強度と見栄えのバランスで設置場所を提案」して、許可をいただいたら、即工事が可能です。

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