テレビのアンテナ修理はどこに頼む?工事の費用相場・自分での対処方法・おすすめ業者の選び方・火災保険まで完全解説ガイド
「ある日突然、いつも見ていたテレビが映らなくなった」
「テレビの画面にモザイクのような乱れが出ている」
「特定のチャンネルだけでテレビ映像が正常に映らない」
「台風のあと、テレビ画面に『E202』と表示されてチャンネルが映らなくなった」
「テレビが映らないと思ったら、屋根の上でアンテナを立てているマストが傾いている」
「屋根の上のアンテナが完全に倒れてしまっている」
お住まいのテレビやアンテナについて、このような経験はありませんか?
急にテレビが見られなくなったご不便はもちろん、お住まいのアンテナを確認して明らかに故障していると「アンテナの修理っていくらかかるんだろう?」「実際の工事はどこの業者に頼めばいいのか?」「このまま放置したらどんな状態になる?」「早急に修理してもらうにはどんな業者に頼めばいい?」といったご不安でいっぱいになることでしょう。
特に、お住まいのアンテナが、ご自宅の方では手の届かない屋根の上などの場所にあると、どうしていいか分からず途方に暮れてしまう方も多いかと思われます。
もしいま現在、ご自宅で上記のような問題が起こってしまって、お悩みの方がおられましたら、どうかご安心ください。
この記事に最後まで目を通していたければ、皆様のアンテナトラブルに対するご不安はスッキリと解消されるはずです。
本記事では、まずは現在の主なテレビ放送である「地上デジタル放送(地デジ放送)」「衛星放送(BS放送、CS放送)」について、その放送の仕組みや電波の性質をご説明し、アンテナの大きな破損以外の要因で、受信が大きく低下してしまう例についてご紹介していきます。
続いて、地デジや衛星放送の基礎知識に基づき、お住まいのテレビが映らない原因をご自分で切り分ける簡単なチェック方法から、修理のご依頼に信頼できる業者の見つけ方、気になる修理費用の相場、そして知らなければ損してしまうアンテナ修理に火災保険を活用する方法まで、アンテナ修理に関するすべての情報を網羅しています。
この記事では、まずはご自宅で素早く問題を解決できるケースをご紹介。さらに業者への修理依頼に当たって、質の低い工事で不当な高額請求を行う悪質な業者を避け、優良な業者へご依頼するために注意すべきポイントも解説しております。
この記事の情報は、一日でも早く快適なテレビライフと、トラブル再発がなく長持ちするテレビアンテナを取り戻すための羅針盤となることでしょう。
この記事をお読みの上、適切な情報に基づいて、ご自宅のアンテナトラブル問題を解決してください。
放送別に解説・テレビ電波の受信レベルが弱まる要因とは?
一般的には、お住まいで急にテレビが映らなくなると、その原因として、テレビそのものの故障、もしくはお住まいに取り付けられているアンテナ本体の故障と思われる方も多いでしょう。
そして、テレビ放送が映らない以外に、テレビそのものの動作に問題がなければ、あとはアンテナの故障しか考えられないように思えます。
しかし、テレビが映らなくなった原因が、必ずしもアンテナ機器の故障とは限りません。
ご存知の方も多いでしょうが、日本で普段、多くの人が見ているテレビ放送には、大きく分けて「地デジ放送」「衛星放送」の2種類があり、それぞれ電波を送る放送システムや電波の性質がまったく異なります。
主な違いを簡単にまとめると、以下の通りです。
- 地上デジタル放送(地デジ放送):近隣の電波塔から送られてくる電波を受信。
- 衛星放送(BS/CS):宇宙にある人工衛星から送られてくる電波を受信。
まずはこのテレビ放送の仕組み、電波の違いを理解して、どちらの放送でトラブルが生じているかを見極めることが、トラブル解決への第一歩です。
地デジ放送、衛星放送は、それぞれの放送形式や電波の特性によって、受信レベルが弱まる原因も変わってくるのです。
この項目では、ご自宅のテレビが映らない原因を探るための基礎知識として、この2つのテレビ放送の仕組みや、その電波の性質やアンテナで受信する基本から見ていきます。
地上デジタル放送の仕組み・電波から受信レベルが弱まる原因を解説
地上デジタル放送(地デジ放送)は、首都圏、関東地方の東京スカイツリーのような地域の主な電波塔(送信所、基幹局、親局)、およびその周辺に要所にあり、その電波をキャッチして増幅し、周辺に送る多数の中継局(サテライト局)によって、日本国内の大半のエリアを放送圏内としてカバーしています。
この電波塔から送信される電波は「UHF(極超短波)」という種類の中でも、周波数帯は470MHz(めがへるつ)から710MHzまでのものが使われています。波長の幅は、約40センチから60センチ程度で、このUHFにデジタル化されたテレビの映像信号を乗せて、各家庭の地デジアンテナからテレビまでに届けられています。
このUHFは、ある程度、波長の幅があるため音のように広がりやすく、ビルなどの小規模な障害物であれば、乗る越えて広がる性質(回折)があります。一方で、発信元(電波塔の先端)から距離が離れるほど、音が小さくなっていくように、電波の強さ(レベル)が弱まっていく性質もあります。
このような放送の仕組みや電波の性質により、お住まいのアンテナ、テレビで地デジ電波の受信レベルが弱まる主な原因は、以下の通りです。
※上記は地デジ電波レベル、受信に影響する主な要因です。
アンテナ本体に受信性能を損なうほどの大きな破損はなくとも、上記の要因のどれかひとつ、または複合的に絡み合うことで、地デジ放送の映りを悪くしているケースも多くなります。
一般的に、地デジ電波は、戸建住宅などから見れば高い位置に当たる電波塔の先から、広がるようにして届いています。
そのため一般の住宅では、屋根の上など周辺が開けた高い位置に地デジアンテナを設置するほど、まわりに障害物が見られないことから、受信感度が安定しやすくなります。
近年では設置の見た目や風雨などの影響を避けるため、住宅の壁面やベランダに設置されるアンテナ機種、工法も多くなっていますが、このような低い位置では、上記した電界地域や、近隣のビル、直近の民家など周辺環境の影響を受けて、テレビが正常に映らないほど受信感度が大きく低下することもあるため、このような位置への地デジアンテナ設置は、あらかじめ綿密な電波調査を行うなどの注意が必要です。
衛星放送(BS放送、CS放送)の仕組み・電波から受信レベルが弱まる原因を解説
一方、衛星放送であるBS放送、CS放送は、地球上の赤道より36,000キロ上空の宇宙空間に位置し、地上からは空の同じ位置に静止して見える人工衛星(静止衛星)から、地上に向けて電波を送信しています。
この静止衛星(BSの放送衛星、CSの通信衛星)から地上に送られる電波は、周波数帯が12GHz(ぎがへるつ)前後であることから「12GHz帯」と呼ばれる電波になっています。
この12GHz帯の電波は、UHFに比べて非常に周波数が高く、波長の幅は25ミリ程度になります。そのため直進性が強いなど光のような性質を持ち、BS、CSの各静止衛星から、日本の全域にスポットライトを当てるようにして送られています。
このような放送の形式から、衛星放送は、地デジ放送に比べて、地上の地形や気候、災害などに影響を受けにくく、より多くの情報を効率よく送信できるという特徴があり、日本の全域で安定した受信が可能になっています。
一方で、その放送の仕組みや電波の性質から、衛星放送の受信トラブルは、地デジとは異なる独自の原因で発生するという面もあります。
衛星放送(12GHz帯)の受信レベルが弱まる主な原因を、以下でまとめています。
※上記は衛星放送の電波レベル、受信に影響する主な要因です。
衛星放送は、受信の条件さえ整っていれば、降雨減衰・降雪減衰を除いて、受信できる電波レベルが大きく変動することはありません。
一方で、衛星放送はアンテナの設置場所や向きが非常にシビアであり、静止衛星の方向にある障害物、また激しい雨や雪には弱いことを覚えておいてください。
【症状別】まずは自分でチェック!本当にアンテナ修理は必要?
お住まいで急にテレビが映らなくなったときには、すぐにアンテナ修理の業者に連絡したくなるかもしれません。でも、少しだけお待ちください。
そのテレビ画面トラブルは、もしかしたら専門業者を呼ばなくても、ご自宅での簡単なチェックだけで解決できるかもしれません。
そうすれば、業者への対応で、余計な手間や出費をかけずにすみますよね。
ここではトラブル時、アンテナ工事の業者へと連絡する前に、ご自身で確認できるポイントをステップ形式でご紹介します。
「STEP1」で解決しなければ、「STEP2」で紹介するプロに任せるべき症状に当てはまる可能性が高い、という流れで確認してみてください。
この一手間が、お客様の時間とお金の節約につながるかもしれません。
STEP1:自分で対処できる可能性がある5つのケース
お住まいのテレビ画面トラブルに対して、アンテナや電波に関する専門的な知識や道具がなくても、以下の5つのケースであれば、ご自身で対処できる可能性があります。
テレビにエラーコード(トラブル時にテレビが自己診断で原因を表示するコード)が表示されている場合には、落ち着いて、以下の一覧からひとつずつ確認していってください。
※上記は主なエラーコードの種類ですが、他にもエラーコードは存在します。
その他にも、以下のような単純な見落としが原因の場合もあります。
- 入力切替の間違い
- リモコンの「入力切替」ボタンを押して、テレビの入力が「地上デジタル」や、レコーダーを接続している「HDMI1」などに正しく設定されているか確認してください。
- ブースター電源の不具合
- アンテナの電波を増幅する「ブースター」を設置している場合、その電源部のコンセントが抜けていないか、電源ランプが点灯しているかといった点を確認してください。
これらのチェックを行っても改善しない場合は、次のステップに進みます。
STEP2:プロのアンテナ修理が必要な5つのサイン
ご自身でのチェックで問題が解決しない場合や、以下のような症状が見られる場合は、アンテナ本体や配線部、機器について、専門的な調査や、プロによる修理が必要な可能性が高くなります。
このような場合は、安全のためにも、無理をなさらずプロの業者に相談してください。
※上記は各要因の概要になります。
これらの症状は、放置しておくと状態が悪化して、お住まいの屋根を破損させる、アンテナが落下して大変な二次被害を引き起こしたりするなどの危険性もあります。
できる限りお早めに、アンテナ工事の専門家に、適切な対処をとってもらうことを強くおすすめします。
アンテナ修理の費用はいくら?症状別の料金相場と内訳
上記のステップを経て、専門業者への依頼が必要と判断されたら、気になる点と言えば、やはり工事(修理)にかかる「費用」ではないでしょうか。
アンテナ工事にはいくらくらいかかるものか、一般の方にはなかなか見当がつかないことかと思われます。
実際にはアンテナ修理の費用相場は、故障の原因や作業内容によって大きく変わってきます。
ここではアンテナ修理について、一般的な作業内容ごとの料金相場と、工事の見積もりを見る際に知っておきたい費用の内訳について、詳しく解説します。
事前に工事費用の相場感を把握しておくことで、法外な料金を請求されるなどのトラブルを防ぐことができます。
【早見表】アンテナ修理・交換の費用相場一覧
まずは以下に、主要な修理・交換作業にかかる費用の相場を一覧でまとめました。
ご自宅で生じているトラブルの状況と照らし合わせて、おおよその費用の目安として参考にしてください。
※上記の費用はあくまで目安です。
※高所作業費や出張費などが別途、必要になる場合もあります。
費用の内訳を解説!基本料金以外にかかる追加費用とは
業者から提示された見積書を正しく理解するために、見積もりに記される費用の内訳を知っておくことが、非常に重要です。
一般的にアンテナ修理の見積もり内容は、以下の項目で構成されることが多くなります。
※上記は主な費用項目になります。工事の内容によっては、その他の項目が加算されることもあります。
見積もりを取った際には、「工事費一式」といった曖昧な表記ではなく、これらの項目がきちんと明記されているかを確認しましょう。
項目の内容や価格について不明な点があれば、ご契約される前に、業者に対して納得できるまでご質問されることが大切です。
どこに頼むのが正解?アンテナ修理の依頼先4タイプを徹底比較
「アンテナトラブルについてはわかったけど、結局、テレビのアンテナ修理はどこに頼むべきなのか?」
アンテナ修理を業者にご依頼になる際、多くの方は、この点で悩まれるのではないでしょうか。
現在、アンテナ修理を含めた各種のアンテナ工事を依頼できる業者は、大きく以下4つのタイプ(業種)に分けられます。
それぞれに業種ならではのメリット・デメリットがあるため、ご自身の状況から、修理に当たって何を重視するかによっても、最適な選択肢は変わってきます。
ここでは、4つの依頼先をさまざまな角度から徹底的に比較し、あなたが最適な業者を選ぶためのお手伝いをします。以下、各業者の特長を簡単にまとめました。
※上記は一般的な各業者の傾向になります。
1. アンテナ専門業者:技術力とコスパで選ぶなら本命
当あさひアンテナのような、アンテナ工事の専門業者は、当然ながらアンテナ工事を専門に扱っているため、アンテナに関する専門知識・経験ともに豊富で、さまざまなアンテナの設置からあらゆるアンテナトラブルまで、迅速かつ的確に対応できることが最大の強みです。
専門家として、常に情報を更新しているため、最新の電波状況やアンテナ機材にも精通しています。
また多くの専門業者は、家電量販店などと違って下請け業者を挟まない「自社施工」を行っているため、下請け業者への仲介手数料など中間マージンが発生せず、費用を安く抑えられる傾向にあります。
さらにアンテナについて研鑽し、経験も豊富な業者スタッフのアンテナ職人が工事を担当するため、高い施工技術を期待でき、責任の所在も明確という点もメリットになります。
工事については即日対応してくれる業者も多いため、急なトラブルにも早急な復旧を実現でき、とにかくアンテナトラブルを「安く、早く、確実に」直したい方にとっては、もっともおすすめの選択肢になります。
ただし業者数が多く、業者によって技術力やサービス内容に差がある他、中には質の低い業者も存在するため、ご依頼に当たっては、信頼できる業者をしっかり見極める必要があります。
2. 家電量販店(ヤマダ電機・ジョーシンなど):安心感はあるが割高な傾向
ジョーシンやビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオンなど、誰もが知っている大手家電量販店に工事を依頼できるという安心感は大きなメリットです。
お客様の中には、行きつけのチェーンや店舗を持っている方も多いでしょうし、店舗独自のポイントが貯まったり使えたりするのも嬉しい点でしょう。
なお、アンテナ修理などの工事は、ホームセンターの店舗に依頼することもでき、その場合も特長は家電量販店とほぼ同じになります。
ただ問題点として、家電量販店やホームセンターへの各種アンテナ工事依頼は、実際に工事を行うのは店舗(会社)スタッフではなく、店舗と提携している下請けの業者であることがほとんどです。
そのため、工事費に仲介手数料などの中間マージンが上乗せされ、工事品質とは無関係のところで、専門業者に直接、依頼するよりも費用が割高になる傾向があります。
また下請け業者はエアコンをはじめ、大型テレビや冷蔵庫、洗濯機など各種家電製品の設置、取り付け工事を全般的に請け負う業者であり、アンテナ工事に特化した専門家ではありません。
したがって施工技術や専門知識はアンテナ工事の専門業者に及ばず、対応できない工事が出てくるケースもあるほか、担当する下請け業者によって施工技術に差が出ることもあります。
他にも店舗での受付から下請け業者への連絡に時間がかかり、即日工事が難しく、修理までに日数を要するケースも少なくありません。特にエアコン工事の繁忙期などには、アンテナ工事が後回しにされて、日数が開くこともあります。
さらに工事の契約を行う、行わないとは別に、現地への出張費や、キャンセルした場合のキャンセル費が発生する可能性があることも、注意が必要です。
3. 街の電気屋さん:地域密着だが予約が取りにくいことも
昔から地域に根差して営業している個人経営の電気屋さんであれば、顔なじみで気軽に相談しやすいというメリットがあります。
このような店舗は地元密着型で、近隣のご家庭で使われている家電製品、ご家族の内情まで詳しいこともあり、ご家庭でのさまざまな電気工事に関する、きめ細やかな相談に乗ってくれて、アドバイスしてくれることもあります。
もちろん家電全般の知識、電気工事に関する免許などもあるため、アンテナやテレビ側に関する問題にも対応してくれることが多くなります。上記した家電量販店などの下請け業者も、実際はこのような街の電気屋さんであることが多くなります。
一方で、このような業者は、電気工事全般のプロであり、アンテナ工事を専門としているわけではないため、上記の下請け業者と同様に、アンテナに関する最新の機材や複雑な電波状況への対応力は、専門業者に劣る可能性があります。
また店舗によって施工技術に差が出やすいことをはじめ、料金に関しても、顔見知りの店舗であれば割り引いてもらえることもある一方、アンテナ工事の相場に疎い店舗では、相場より割高になるケースもあります。
このような店舗は、個人経営で人手が少ないため、繁忙期には予約がなかなか取れないといったケースも考えられます。さらに店主の高齢化や後継者不足による閉店や廃業で、相談先がなくなるリスクもあります。
4. ハウスメーカー・リフォーム会社:新築時以外は割高
お住まいが持ち家のマイホームであれば、家を建てたハウスメーカー・工務店へアンテナ修理を依頼できることもあります。また住宅リフォームの際や、過去のリフォームした際のリフォーム会社へ依頼できるケースもあります。
このような業者であれば、お住まいの構造を熟知しているため、アンテナに関する相談も、安心してお任せになれるでしょう。
しかしこれらの業者の場合も、実際の工事は下請け業者が行うため、費用は割高になります。
新築や大規模なリフォームと同時にアンテナ工事を行うのであれば、依頼やお支払いの手間を省けて効率的ですが、アンテナ修理単体での依頼は、費用と時間の面であまりおすすめできません。
【後悔しない】信頼できるアンテナ修理業者の選び方7つのチェックリスト
ここまでの項目では、アンテナ修理の依頼先として、技術力とコストパフォーマンスに優れた「アンテナ専門業者」がおすすめであることをお伝えしました。
しかし、「専門業者」と一括りにいっても、そのサービス品質はさまざまです。
中には、不必要な機材、工事を加算して高額な料金を請求したり、ずさんな工事をしたりする悪質な業者も残念ながら存在します。
そこで、あなたが悪質な業者に騙されず、本当に信頼できるパートナーを見つけるための「7つのチェックリスト」を以下にご用意しました。
アンテナ修理に限らず、アンテナ工事業者を選ぶ際には、必ずこれらのポイントを確認するようにしてください。
1. 複数の業者から相見積もりを取る【必須】
これはもっとも重要なポイントです。
必ず3社以上の業者から見積もりを取り、見積もり料金やサービス内容を、詳しく比較検討しましょう。
上記の通りアンテナ修理の適正価格は、故障の状況やお住まいのアンテナによってさまざまですが、1社だけの見積もりでは、その金額が適正であるのかどうか判断できません。
相見積もりを取ることで、同じ修理の工事に対する費用相場が判断でき、不当に高額な請求を避けることができます。
多くの優良業者は、見積もりや現地調査を無料で行っていますので、そのような業者から相見積もりを依頼する業者を選択すればいいでしょう。
なお、相見積もりではただ料金の安さだけを比較するのではなく、その業者の施工や機材の品質、保証などアフターサービスの内容、またお客様に対する対応の丁寧さなどを総合的に判断されることが重要です。
2. 見積もりの内訳が明確で、追加料金の説明があるか
信頼できる業者は、見積書の内訳を詳細に記載します。
「アンテナ工事一式」のような曖昧な表記ではなく「作業費」「部品代」「高所作業費」など、何にいくらかかるのかが明確にわかる見積書を提示してくれる業者を選んでください。
また、見積もり時点で「見積もり以外の追加料金は発生しない」と明言しているか、あるいは追加料金が発生する可能性のあるケースについて、事前にきちんと説明してくれるかも重要な判断基準です。
悪質な業者は、見積もり価格は低価格に見せかけて、工事の際にお客様には無断で、不当に高額な機材、工事を追加して、最終的には高額な料金を請求するという手口を用いることが多いため、この点に対してはしっかりとご確認ください。
お客様のご質問に対する回答が曖昧で、強引に契約を進めようとする業者の場合は、悪質な業者の可能性が高くなるので、決してご契約なさらないでください。
3. アンテナ工事の実績が豊富か(年間施工数など)
その業者の豊富な実績は、多くの顧客から選ばれている証であり、高い技術力と信頼性の証明ともいえます。
業者の公式サイトで、年間の施工件数や具体的な施工事例が公開されているかを確認しましょう。
例えば、当「あさひアンテナ」では、年間6,000件以上の施工実績があります。
多くの現場を経験している業者ほど、さまざまな施工、修理のノウハウを蓄積しており、各種のトラブルに的確に対応できる技術と知識を持っています。
4. 長期的な工事保証(アフターサービス)があるか
アンテナは屋外の高所に設置され、常に風雨にさらされるため、工事後にトラブルが再発することが、絶対にないとは言い切れません。
万が一の事態に備えて、アンテナ工事について、長期的な工事保証が付いているかを確認しましょう。
保証期間は業者によって様々ですが、5年以上の保証があれば安心です。
当「あさひアンテナ」では、工事後に滅多なことでトラブルは生じないという技術力への自信から、業界最長クラスの「10年保証」を提供しております。
5. 口コミや評判が悪くないか
実際にその業者を利用した人の声は、非常に参考になります。
Googleマップの口コミや、様々な業者比較サイト、SNSなどでご依頼を考える業者の評判をチェックしてみてください。
個々の評価は、あくまでそのお客様の一事例にすぎず、個人の主観も入るため、信じすぎるのも問題です。ただ評価全体の傾向を観て、良い評価だけでなく、悪い評価の内容や、それに対する業者の対応なども確認することで、より客観的に業者を判断することができます。
6. 問い合わせ時の対応が丁寧で迅速か
電話やメールで問い合わせた際のスタッフの対応は、その会社の顧客に対する姿勢を表すものといえます。
お客様の質問に対して専門用語を使わず、分かりやすく説明してくれるか、親身になって相談に乗ってくれるか、対応は迅速かなど、コミュニケーションの質も重要なチェックポイントです。
不安な気持ちを抱えている顧客に寄り添える業者を選びましょう。
上記でも申しあげましたが、お客様への対応が粗雑で、質問に対しても正確に答えず、わかりにくい業者は、質が低い業者であると思われるので、ご依頼は避けるべきです。
7. 完全自社施工で工事を行っているか
上記でも触れましたが、下請け業者に工事を丸投げせず、研修を受けた自社のスタッフが一貫して工事を行う「完全自社施工」の業者を選んでください。
自社施工のメリットは多岐にわたります。
- 技術レベルが高い:統一された研修や豊富な現場経験により、スタッフの技術力が安定しています。
- 費用が安い:余計な中間マージンが発生しないため、コストを抑えられます。
- 責任の所在が明確:万が一トラブルがあった際も、迅速に対応してもらえます。
業者公式サイトの会社概要などで、工事に関して「自社施工」を明記しているかどうかを確認してみてください。
修理費用を安く抑えるには?火災保険の活用と注意点
テレビアンテナの修理は、多くの場合は突発的に起こるものであり、その修理費用も想定外の出費になります。
「アンテナ修理で突然、数万円の出費になるのは痛い。少しでも安くならないかな?」
そうお考えになる方も多いでしょうが、そんな場合にアンテナ修理の費用を相場より安くするため、ぜひ知っておいていただきたい方法のひとつが「火災保険」の活用です。
実は、台風や大雪などの自然災害、もしくは近隣のガス爆発や落下物など想定外の事故によって、お住まいのアンテナが故障、破損した場合、ご加入の火災保険を使って修理費用をまかなえる可能性があるのです。
火災保険は、すべての故障のケースで適用されるわけではありませんが、火災保険の対象となる可能性を知らず、修理費用を全額、自己負担してしまうのは非常にもったいないことだといえます。
ここでは、皆様が火災保険を賢く活用するための条件や手順、注意点について詳しく解説します。
自然災害(台風・雪・雹など)による故障は火災保険が適用される可能性
多くの火災保険には、「風災・雹(ひょう)災・雪災」という補償が含まれています。
これは、台風や強風、大雪、雹などが原因で、建物や家財に損害が出た場合に保険金が支払われるというものです。
そして、屋根の上にあるアンテナは「建物付属物」とみなされるため、これらの自然災害による故障は補償の対象となるのです。
他にも上記で述べた通り、近隣の爆発、倒壊など想定外の事故による影響で、お住まいのアンテナが破損した場合も、多くの場合は火災保険の保証対象になります。
以下、保証対象になるケース・ならないケースの主な例についてご紹介します。
ただし、ご加入されている火災保険の契約内容によっても、補償される範囲は異なりますので、まずはご自身の保険証券を確認するか、保険会社に問い合わせてみてください。
火災保険の申請に必要な3つの書類と申請手順
アンテナ工事業者への修理依頼で、修理費用として火災保険を申請する際の手続きは、一般的に以下の流れで進みます。
スムーズに進めるためには、アンテナ修理業者との連携が不可欠です。
- 保険会社へ連絡
- まずは契約している保険会社や代理店に連絡し、アンテナが自然災害で故障した旨を伝えます。
- この後の手続きについて指示を仰いでください。
- アンテナ修理業者へ連絡・書類作成依頼
- 信頼できるアンテナ修理業者に連絡し、現地調査と見積もりを依頼します。
- その際に「加入中の火災保険を修理費用に利用したい」とはっきりと業者へと伝え、以下の3つの書類の作成を依頼してください。
- 被害状況がわかる写真:どの部分がどのように壊れているか、様々な角度から撮影してもらいます。
- 修理費用の見積書:被害の程度と、修理に必要な費用を詳細に記載してもらいます。
- (修理後)修理代金の領収書
- 保険会社へ書類を提出
- 業者から受け取った書類と、保険会社から送られてくる「保険金請求書」を合わせて提出します。
- その後、保険会社による審査が行われ、保険の対象になると承認されれば、お客様の口座に保険金が振り込まれます。
注意点:免責金額と申請期限(被害から3年以内)
火災保険を申請する際には、いくつか注意点があります。
- 免責金額(自己負担額)の確認
- 契約によっては、「免責金額」が設定されている場合があります。これは、損害額のうち自己負担しなければならない金額のことです。例えば、免責金額が3万円で修理費用が10万円だった場合、支払われる保険金は7万円となります。
- 保険の方式(フランチャイズ方式など)
- 古い火災保険の契約に多い「フランチャイズ方式」では、損害額が一定額(多くは20万円)を超えないと、保険金が1円も支払われない場合があります。また最近の火災保険に多い「エクセス(免責)形式」では、査定された損害額から、規定(比較的低額)の免責金額が引かれるという方式になるます。加入されている火災保険の契約内容をよく確認してください。
- 申請期限
- 保険金の請求は、基本的に損害が発生してから3年以内に行う必要があります。災害から時間が経っていても諦めずに、まずは保険会社に相談してみてください。
賃貸住宅(アパート・マンション)のアンテナが故障した場合の費用負担は?
アパートやマンションなどの賃貸住宅にお住まいの場合、アンテナトラブルについては「修理費用は誰が払うの?」という疑問が湧くことでしょう。
結論から言うと、まずは大家さんか管理会社に連絡するのが正解です。
建物全体で利用している共用のアンテナ(屋上などに設置されているもの)は、建物の設備の一部です。
そのため、その維持管理の責任と費用の負担は、原則として大家さん(貸主)にあります。入居者が勝手に修理業者を手配してしまうと、費用を自己負担しなければならなくなる可能性が高いので注意してください。
賃貸住宅でテレビの映りが悪くなった際は、以下の手順で対応しましょう。
- まずは自分の部屋だけの問題か、他の部屋でも同様の症状が出ているか確認する。(可能であれば隣人に聞くなど)
- 原因が共用アンテナにあると思われる場合は、すぐに大家さんか管理会社に連絡し、状況を説明する。
- 修理の手配は、大家さんや管理会社に任せる。
ただし、ご自身でベランダなどへと個別に設置したBS/CSアンテナが故障した場合は、自己負担での修理となります。
DIYでのアンテナ修理は危険!絶対におすすめしない理由
「業者に頼むと高いから、自分で修理できないかな?」
近年ではDIYが流行していることもあり、修理費用を節約したい気持ちから、DIYでの修理を考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、アンテナ修理のDIYは、絶対におすすめしません。
その理由は、ほとんどの場合、費用を節約できるメリットよりも、はるかに大きなリスクを伴うためです。
DIYに伴う主なリスクは、以下の通りです。
- 高所からの転落リスク
- アンテナは屋根の上や2階の外壁など、高所に設置されていることがほとんどです。慣れない高所作業は、転落して大怪我をする、最悪の場合は命を落とす危険性もはらんでいます。
- 屋根や建物の破損リスク
- 専門知識なく屋根に上ると、瓦を割ってしまい雨漏りの原因になったり、アンテナを落下させて外壁や隣家を傷つけたりする可能性があります。修理費用よりも高額の損害が発生しかねません。
- 感電のリスク
- アンテナ設備には、配線部のブースターなど電気を使用する機器が含まれます。配線を誤ると感電する危険性もあります。
- 症状が悪化するリスク
- 適切な知識や専用の測定器がないままアンテナをいじると、かえって電波状況を悪化させてしまうことも少なくありません。
アンテナ設置ではなく故障などトラブルの場合は、複合的な要因のケースもあって、一般の方には正確な原因の特定が難しく、修理のつもりで的外れな作業を行い、リスクだけを背負って何の益もないという結果も考えられます。
ベランダなど安全に作業できる位置にあるアンテナの角度調整など、ごく簡単な作業であればDIYで対応できるケースもありますが、アンテナ修理について「少しでも費用を安く」と考えた結果、大怪我を追ってしまったり、余計な破損を招いてさらに高額な費用が必要になったりしては本末転倒です。
安全と確実性を第一に考えて、アンテナの修理は専門のプロに任せることを強く推奨いたします。
【アンテナの種類別】よくある故障原因と修理内容
ご自宅に設置されているテレビアンテナの種類、機種がわかると、その故障原因も推測しやすくなります。
ここでは、戸建て住宅に設置される代表的なテレビアンテナの種類ごとに、その特徴とよくある故障の原因、そして主な修理の内容について解説します。
故障の原因をより深く理解することで、業者とのやり取りもスムーズになるでしょう。
以下、地デジ・BS/CSを含めた主なアンテナ4機種について、その特徴や主な故障のケースと対処方法についてまとめました。
※上記は各アンテナの主な特徴と故障事例になります。
八木式アンテナ(魚の骨型):強風による倒壊・方向ズレ
アナログ放送の時代から使われている、地上波放送用のテレビアンテナとしては古典的なモデルであり、2025年(令和7年)現在でも、もっとも普及している地デジアンテナです。
魚の骨のような形状で、主に屋根の上のマストに設置されて、横棒である受信パーツ「素子(エレメント)」の数が多いほど受信感度が高くなります。
八木式アンテナ(八木アンテナ)は昔ながらのモデルですが、本体の構造や性能、また高い設置位置から、現在でも他機種に比べて、受信性能では最高を誇るモデルになります。
一方で、機器部が露出した独自の形状と設置位置から、風雨や雪などの影響を受けやすく、設置からの年月により耐久力が低下しやすくなります。
そのため古くなった八木式アンテナが、台風などの強風で向きがズレる、またマストごと傾いたり、倒壊したりすることが主な故障の原因です。
また屋外に設置されるため、長年の雨風によるサビや腐食といった経年劣化も避けられません。素子やケーブル配線部などの部分的な破損が生じることもあります。
八木式アンテナの修理は、支線を張り直しての立て直しや、測定器を使った方向調整、部分的な補修、古い場合はアンテナ本体の交換が中心となります。
なお一般的な八木式アンテナの耐用年数は10年から15年程度ですが、近年の八木式アンテナには、塩害用や雪害用、ステンレス製など、現場の自然環境に応じた耐久性を持つモデルもあるため、このようなモデルを採用することで、故障のリスクを抑えて寿命を延ばすこともできます。
他にも、現場によってはやや受信感度が低くなることもありますが、壁面やベランダの内外に八木式アンテナを設置することで、風雨を避けやすく、メンテナンスも行いやすくなって、故障などのリスクを抑えることができます。
デザインアンテナ(壁面設置型):周辺環境の変化による受信不良
これは地デジ放送がスタートした、2000年代後半に登場したモデルで、建物の外壁やベランダなどに設置できる、雨水パネルのようにスタイリッシュな箱型の地デジアンテナです。
カラーバリエーションの豊富さもあって、住宅に設置しても外観を損なわず、風雨の影響も受けにくいため、物理的な故障のリスクは非常に少ないのがメリットです。
そのため現在の新築物件では、デザインアンテナは人気ナンバーワンの地デジアンテナ機種になっています。
しかしデザインアンテナには、八木式アンテナに比べて設置位置が低くなり、本体の受信感度もやや劣ります。
そのため、設置に適しているのは、一定の受信感度を確保できる強・中電界地域に限られるほか、対応できるエリアでも、アンテナの近くに高い建物や隣家が建つなど、周辺環境が変化したことで電波が遮られてしまい、受信不良に陥るといったケースが主なトラブル原因です。
またアンテナの受信感度がやや低いため、受信できる電波レベルが必要な水準ギリギリになるケースもあり、事前の電波調査が十分でないと、上記した気候や天候による地デジ電波レベルの変動で、地デジのテレビ画面に乱れが生じることもあります。
この場合の対処法としては、より電波を受信しやすい位置への移設や、電波を増幅するブースターの設置が一般的です。
地デジアンテナ全体に言えることですが、特にデザインアンテナの場合は、事前の電波調査により、多少の受信レベル低下では影響を受けない、余裕のある受信レベルを確保しておくことが重要となります。
ユニコーンアンテナ(ポール型):受信感度が安定し風雨にも強い最新モデル
これは、マスプロ電工から2017年(平成29年)に登場した、ポールのような形状をした地デジアンテナ機種「U2CN」の商品名であり、比較的、新しいタイプ(現状の最新モデル)の地デジアンテナです。
基本的に八木式アンテナと同様、屋根の上や張り出し部(破風板)、壁の最上部などに立てたマストの先に取り付けられます。
アンテナ本体の外観が非常にスタイリッシュなため、高い位置に設置しても住宅の見た目に影響が少なく、さらにポール状の外観から風雨や雪などを受け流せることで、経年劣化も進みにくくなります。
以上のメリットはデザインアンテナとほぼ同等になりますが、さらにユニコーンアンテナは八木式アンテナ同様、アンテナ本体の高さを確保できるため、デザインアンテナの弱点であった受信感度を改善できています。
そのため周辺の建物などの影響でデザインアンテナを設置できない現場でも、ユニコーンアンテナでは同等のメリットを備えながら、安定した受信感度も確保できる可能性が高くなります。
ただ実際の受信性能は八木式アンテナには及ばず、デザインアンテナと同様、基本的には強・中電界地域向けの機種になります。また最新モデルであるため、設置費用も高めになる傾向があります。
耐用年数もデザインアンテナと同等と考えられており、また比較的、新しいモデルのため現状では故障例はまだ少なくなっていますが、今後、20年以上の長年の利用により、経年劣化による角度のずれや不具合などが生じる可能性も考えられます。
BS/CSアンテナ(お皿型):わずかな角度のズレで受信不可に
BS/CSアンテナは、上記でもご説明した通り、衛星放送(12GHz帯の電波)を受信するための、お皿のようなディッシュ(放物面反射器)をもつパラボラアンテナです。
宇宙空間の静止衛星から送られてくる12GHz帯の電波を正確に捉えるため、指向性が極めて高く、上下、左右の角度を東経110度(衛星の方向)に正確に合わせる必要があります。このアンテナの向きが数ミリずれただけでも、衛星放送がまったく映らなくなることがあります。
したがってBS/CSアンテナの場合が、台風などの強風や積雪の重み、また経年劣化などで、アンテナ角度がズレてしまうことが、もっとも多い故障原因です。
他にもBS/CSアンテナ本体には、12GHz帯の電波を、適切な周波数帯に変換する電子機器「コンバーター」が設置されています。家庭用の45型BS/CSアンテナでは、このコンバーターが長期の使用により故障すると、アンテナそのものの交換が必要になります。
BS/CSアンテナの修理(角度調整)には、専用の測定器を使いながら、根気よくミリ単位で最適な角度を探すという、非常に繊細な作業が求められます。
なおBS/CSアンテナの設置位置は、12GHz帯の電波が受信できる位置であれば特に選びません。そのためBS/CSアンテナもベランダなどに設置することで風雨などを避けやすくなるほか、、メンテナンスやトラブル時の角度調整を行いやすくなります。
またBS/CSアンテナにも、風圧を通して受け流すディッシュや、全体の構造強化により耐風性能を高めて、強風などでもトラブルが生じにくくなる高耐風モデルが存在します。
このようなモデルの利用も、BS/CSアンテナのトラブル対策としては有効です。
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また古いアンテナの処分も含めた「既設アンテナ撤去」については、全長1.8メートルまでのアンテナであれば、5,000円(税込み5,500円)からでお引き受けいたします。
弊社の主なテレビアンテナ基本設置工事の一例としては、DXアンテナ製の八木式アンテナ「UA20」、デザインアンテナ「UAH201」とも、22,000円(税込み24,200円)からでお引き受けしております。
アンテナ交換工事については、上記の基本設置工事費とアンテナ撤去費用の合計が、主な費用になります。
他にも弊社では、ユニコーンアンテナやBS/CSアンテナ、また各種アンテナの受信性能別、高耐候モデルなど多彩なモデルをご用意しており、さまざまなニーズのアンテナ工事にご対応いたします。
まとめ:アンテナ修理で失敗しないための3つのポイント
この記事では、テレビのアンテナ修理について、テレビ放送の基礎知識に基づく原因の特定から、費用相場、業者選び、火災保険の活用法まで詳しく解説してきました。
最後に、テレビアンテナ修理で後悔しないために、必ず押さえておきたい3つのポイントを、あらためてまとめます。
- まずは自分で簡単な原因を確認する
- 業者を呼ぶ前に、ケーブルの抜けやB-CASカード、テレビの再起動(リセット)など、ご自身でできる範囲のチェックを行いましょう。
- もしこれだけで解決できれば、無駄な出費を抑えられます。
- 業者選びは「相見積もり」と「長期保証」を重視
- 必ず3社以上から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較してください。
- 実績が豊富で、5年以上の長期保証を付けてくれる、信頼できる専門業者を選んでください。
- 自然災害が原因なら「火災保険」の適用を検討
- 台風や大雪などでアンテナが故障した場合は、修理費用に火災保険が使える可能性があります。
- まずは保険会社と、保険申請に対応してくれるアンテナ業者に相談してみてください。
テレビが映らないという突然のトラブルは、誰にとっても不安でストレスの溜まるものです。しかし、正しい知識を持って冷静に対処すれば、最小限の手間と費用で、必ず解決できる問題でもあります。
もし、ご自身での判断に迷われたり、一刻も早く問題を解決なさりたい場合には、当「あさひアンテナ」など、完全自社施工で対応できる工事や長期保証など、サービス内容が充実したアンテナ工事の専門家を頼ってください。
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