地デジアンテナ工事の完全ガイド!初心者でも失敗しない取り付け方法と費用の相場、料金を安くするポイントは?

2025年05月10日

現在の日本でもっとも一般的なテレビ放送と言えば、アンテナや受信機器をもっているだけで、基本的に誰でも無料で視聴できる地上デジタル放送、いわゆる「地デジ放送」ですね。

特に新築の戸建て住宅でテレビ放送をご覧になるためには、基本的にテレビアンテナの設置工事が必要となります。その場合も、まず基本のアンテナとして地デジアンテナを設置した後、衛星放送用のBS/CSアンテナなど、他に必要なアンテナを追加で設置することになります。

また、すでに地デジアンテナがあるお住まいでも、設置から10年以上が過ぎていると、アンテナが古くなって地デジの画面が乱れる、映らなくなる。またアンテナ本体がさび付いて傾く、場合によっては倒れてしまうなどの問題が起こることもあり、この場合には、地デジアンテナの修理や交換などが必要になってきます。

さらにお住まいにアンテナを取り付けるにあたっては、アンテナを取り付けることで住宅の見た目が悪くならないか。工事で壁などに傷がつくのではないか。また台風や雪などが多い地域では、アンテナがすぐ壊れるのではないかとご心配な方もおられるでしょう。

地デジ放送をきれいに、快適に見るためには、お住まいの環境に適したアンテナ取り付け工事が必要になります。ただ、お客様の中には「アンテナ工事は本当に必要なのか?」「アンテナの種類が多くて選び方がわからない」などの疑問、お悩みをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

このコラム記事では、地デジアンテナ工事の必要性から、主な地デジアンテナの種類と特徴、現場に適した選び方と費用相場など、初心者の方でも地デジアンテナ取り付けに失敗しないための情報を徹底解説いたします!

年間施工実績およそ6000件を誇る当「あさひアンテナ」が、さまざまな現場での施工の実例、その経験に基づき、 あなたに最適の地デジ受信環境を実現するため、全力でサポートいたします。

地デジアンテナの基礎知識に加えて、DIYでアンテナを設置する注意点や、アンテナ工事なしで地デジ放送を見る方法、 おすすめ業者の情報まで、アンテナ工事に関する情報もご紹介いたしますので、アンテナ工事に関する疑問は、この記事をお読みいただければすべて解決します。

本記事の情報を参考に、適切な地デジアンテナ工事と、快適な地デジご視聴環境を手に入れていただければ幸いです。

地デジアンテナ工事は本当に必要か? その仕組みとメリット・デメリットを徹底解説!

インターネット環境をはじめ、さまざまな技術が発展している2025年(令和7年)現在でも、地デジ放送を視聴するために、地デジアンテナ工事は本当に必要なのでしょうか?

この項目では、まずは地デジ放送の仕組みと、アンテナ設置以外で地デジ放送と同じ番組コンテンツ、チャンネルなどを見る方法。そして地デジアンテナ工事のメリット・デメリットを比較検討していきます。

本項目をご参考に、ご自身の条件で最適な選択肢を見つけてください。

地デジ放送の仕組み:アンテナなしで見る方法もある?

地デジ放送(地上デジタル放送)とは、東京都墨田区の東京スカイツリーをはじめとする、日本国内の要所に設置された、地デジ電波塔から周辺の一帯に、地デジ電波であるUHF(極超短波)の470MHz(メガヘルツ)から710MHzまでの周波数帯を送信している地上波テレビ放送です。

昭和期にスタートした日本で最初のテレビ放送であり、2000年代初頭に地デジ放送へと転換された、現代でいうアナログ放送とは、放送内容や主なテレビ局、チャンネルに違いはありません。

アナログ放送と地デジ放送の違いは、アナログ放送が、テレビの映像信号をそのまま電波の強弱に変換して送信していたのに対し、地デジ放送(デジタル放送)では、映像信号をいったん「0」「1」のデジタル信号へと変換し、この信号を地デジ電波の波長に変換して送信しています。

この地デジ電波を、周辺の住宅などに設置された地デジアンテナでキャッチし、ケーブルを通じてテレビ(地デジ受信機器)まで送られた地デジ電波(デジタル信号)を、テレビ映像へと変換し、映し出すというのが地デジ放送の仕組みになります。

地デジ放送では、かつての地上アナログ放送に比べて、映像信号をデジタル化で圧縮できるため、アナログ放送時代より少ない周波数帯で、より大容量の情報を送信することが可能になりました。そのためアナログ放送に比べて、ハイビジョンの高画質・高音質で、データ放送や双方向通信などの多様なサービスも提供できるのが特徴です。

一方で、現在では、地デジ放送を受信する以外にも、地デジ放送と同様のチャンネルや、放送コンテンツを視聴する方法も多くなっています。その主な方法は、以下の通りです。

  • ケーブルテレビ(CATV):お住まいのエリアにあるケーブルテレビ会社と契約し、ケーブルテレビ局からお住まいまで直接ケーブルを埋設することで、局にある大型のアンテナで受信した映像信号を、お住まいまで送信するサービスです。元々は地上波テレビ放送の受信困難エリア向けのサービスであり、お住まいにアンテナを設置せずとも、地デジ放送や衛星放送の各チャンネル、またケーブルテレビ局独自のチャンネルなどを視聴できます。ただご視聴のためには、工事の初期費用や、月額の視聴料が発生します。
  • 光回線テレビ:いわゆる「ひかりTV」「光テレビ」などといわれる、インターネット回線に使われる光回線で、地デジ、衛星放送などの映像信号を送信し、ご自宅のテレビで視聴できるサービスです。やはりアンテナなしで地デジ、衛星放送を視聴できるのが特徴で、インターネット回線とのセット契約がお得なケースが多くなります。ただこのサービスも、機材設置などの初期費用や、月額の視聴料などが必要です。
  • インターネットテレビ:現在ではインターネットでも、サブスクリプションの動画配信サイトをはじめ、TverやAbemaTV、各テレビ局の公式サイト、公式YouTubeチャンネルなど、地デジ放送とほぼ同様のコンテンツを配信していることが多く、タブレットやスマートフォン、インターネット接続機能を持つテレビなどのご利用で視聴できます。これらのサービスではリアルタイム配信だけでなく、見逃し配信、有料による過去放送回の配信などのサービスも充実しています。一方で、これらのサイトで視聴できるのは、現在放送中のドラマ、アニメ、バラエティなど主なコンテンツに限られ、再放送やニュース、ローカル番組など、配信されない番組も多いため、地デジのチャンネルとまったく同様に視聴できるわけではない点には注意が必要です。

これらのテレビ視聴方法は、アンテナ工事が不要なため、アンテナ設置に伴うデメリットを抑えることができます。一方で月額料金の発生や、解約の条件、視聴できるコンテンツが限られるなどのデメリットもあります。

ケーブルテレビ、光回線テレビについては、後の項目でより詳しくご紹介しますが、それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルや視聴環境に合わせて、最適な方法をお選びください。

地デジアンテナ工事のメリット:長期にわたって無料視聴

地デジアンテナ工事によって、地デジ放送を視聴する最大のメリットは、長期間にわたって無料で視聴できる。また住宅内にて複数台のテレビで視聴できるという点です。

具体的なメリットは、以下の一覧の通りになります。

メリット 詳細
無料視聴 アンテナ工事の初期費用はかかるものの、一度アンテナを設置すれば、NHK受信料を除き、地デジのご視聴に月額料金は一切かかりません。長期的に見ると、ケーブルテレビや光回線テレビよりもお得といえます。
長期視聴 いったん地デジアンテナを設置すれば、大きな自然災害や想定外の事故などがない限り、短くても10年程度、長ければ20年以上にわたって、安定して地デジ放送を受信し続けることができます。
複数台のテレビで視聴 ケーブルテレビや光テレビの場合、視聴できるテレビの台数に上限があり、複数台のテレビで視聴する場合には、追加料金が加算される場合もあります。一方、地デジアンテナであれば、ブースターの活用などにより、複数台のテレビでも問題なく視聴できる場合が多くなります。

また、日本国内でも地域(都府県)によっては、例えば東京都の東京MXなど、そのエリアでしか視聴できない地方局(地方チャンネル)を視聴できる場合もあります。ローカルニュースや情報番組を楽しみたい方にもおすすめです。

地デジアンテナ工事のデメリット:初期費用・設置場所・景観

一方で、地デジアンテナ工事には、以下のようなデメリットも存在します。

デメリット 詳細
初期費用 アンテナ本体や必要な機材、および取り付けの工事費用がかかります。アンテナの種類や設置場所によって費用の総額は異なります。
設置場所 アンテナ機種や設置する場所によっては、住宅の外観性を損ねる可能性があります。特に屋根上に設置する場合は、外観に影響が出やすくなります。また壁面への設置では、壁にビス穴を開ける必要が出ることもあります。
メンテナンス アンテナは屋外に設置するため、風雨や紫外線による老朽化が進みます。老朽化したアンテナは故障や不具合が生じることもあり、定期的なメンテナンスや交換が必要になってきます。
受信不良 アンテナの周辺に障害物ができる、電波にノイズが混じるなどの受信障害により、地デジが受信できなくなる、画面が乱れるなどのトラブルが発生することもあります。

特に新築住宅の場合、テレビアンテナの設置場所やデザインにこだわる方も多いでしょう。最近ではデザインアンテナなど、デザイン性の高いアンテナも登場しており、外観を損ねずに地デジ放送を楽しむことができます。

一方でデザインアンテナは、八木式アンテナに比べて受信感度が低い場合があるため、設置場所や現場の電波状況を考慮する必要があります。

また、アンテナ工事を業者に依頼する場合、業者選びも重要です。複数の業者から見積もりを取り、費用だけでなく、実績や保証内容なども比較、検討してください。信頼できる業者を選ぶことで、安心してアンテナ工事を任せることができます。

地デジアンテナ機種や業者の選び方については、追って詳しく解説していきます。

【図解】地デジアンテナの種類と選び方:設置場所別おすすめはコレ!

新規に地デジアンテナ工事を行う際、アンテナの機種や設置位置の選択肢が多くて迷ってしまうことはないでしょうか?

地デジアンテナは、地デジ電波を受信するだけでなく、お住まいの外観にも影響を与えることがあります。また機種や設置方法によって、アンテナの受信感度だけでなく、耐用年数にも大きく影響するため、ご希望や諸条件を踏まえて慎重に選ぶことが重要です。

ここでは、代表的な3種類の地デジアンテナ機種の特徴と、設置場所別のおすすめモデルを図解でわかりやすく解説してゆきます。

八木式アンテナ:最も一般的な地デジアンテナ

八木式アンテナは、魚の骨のような形をしている、アナログ放送時代からの古典的なアンテナで、現在でも戸建て住宅などの屋根の上で、マストに固定されているところを見られる、もっとも一般的な地デジアンテナです。

素子数(受信性能)別のモデルが豊富で、幅広いエリアに対応できる他、高性能パラスタックアンテナローチャンネル用モデルなどもある。基本的な設置位置が高い、指向性が高いなどの要因から、地デジアンテナの中では受信感度にもっとも優れ、地デジ電波レベルが弱い地域でも安定した受信が期待できます。

一方で、機器部が露出した受信性能一点張りのモデルのためが、デザイン性が低く、屋根の上で住宅の見た目を損ねやすい。またアンテナ本体も風雨や積雪、海沿いの潮風などに影響を受けやすく、耐用年数が10年程度と短くなるデメリットもあります。

以下、八木式アンテナのメリット・デメリットをまとめました。

メリット デメリット
受信感度が高く幅広いエリアに対応。 デザイン性が低い。
古典的モデルで比較的、低価格。 風雨などに弱く寿命が短い。
電波の弱い地域でも対応可能。 設置場所を選ぶ。

※上記は主なメリット・デメリットになります。

当あさひアンテナでは、地デジ、BS/CSなど各アンテナ機種の取りつけを、国産大手メーカーによる高品質アンテナ本体や、設置具、同軸ケーブル、機種によっては防水加工もセットにした「基本設置工事」の費用でご案内しております。

地デジアンテナの場合、八木式アンテナでは、DXアンテナ製の高品質20素子モデル「UA20」による基本設置工事を、22,000円(税込み24,200円)からで承っております。

他にも、各素子数モデルやパラスタックアンテナ、ローチャンネル用、塩害用、雪害用、ステンレスモデルなど八木式アンテナ各機種をご用意しておりますので、電波レベルから自然環境まで、現場に最適となる八木式アンテナ工事をご案内いたします。

デザインアンテナ:おしゃれで目立たない人気モデル

デザインアンテナは、縦長の長方形、薄型でスタイリッシュな外観が特徴の地デジアンテナです。壁面やベランダなどに貼り付けるような形で設置され、カラーバリエーションも豊富なため目立ちにくく、建物の外観を損ねたくない方におすすめです。

またその形状から風雨などに強く、耐用年数も15年から20年程度と長くなります。一方で設置位置、本体の受信性能などから、受信感度は八木式アンテナに比べてやや劣るため、電波状況の良い地域での使用に適しています。

デザインアンテナのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
デザイン性が高い。 受信感度がやや低い。
外壁などに設置可能。 八木式アンテナより割高。
風雨などに強く寿命が長い。 壁面設置では壁にビス穴を開ける必要がある。

※上記は主なメリット・デメリットになります。

当あさひアンテナでは、各カラーバリエーション含むデザインアンテナの基本設置工事については、DXアンテナ製の高品質20素子相当「UAH201」による標準の工事は22,000円(税込み24,200円)から。

サン電子製の最新20素子相当モデル「WG-20」に、背面のケーブルやブースターなどをカバーできる別売り「背面スッキリカバー」のセット。また強電界地域専用で、付属の据え置きスタンドにより、室内の窓際などへの設置も可能な、マスプロ電工製の業界最小級コンパクトモデル・スカイウォーリーミニ「U2SWLC3」による工事は、25,000円(税込み27,500円)からで承っております。

他にも弊社では26素子相当のデザインアンテナモデルもご用意している他、デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置も、追加工事費はご無用の、上記の基本設置工事費で承っております。

受信感度の確保が重要となるデザインアンテナ設置も、弊社では緻密な電波調査と合わせて、現場の条件で可能な限り、最適となる施工をご提供いたしております。

ユニコーンアンテナ:見栄えと受信性能を兼ね備える最新モデル

ユニコーンアンテナは、マスプロ電工製「U2CN」の商品名で、ポール型のスタイリッシュな外観が特徴の最新モデルです。

基本的に屋根の上でマストに固定されるタイプのアンテナで、設置位置の高さから受信感度を確保しやすく、一方でデザイン性や耐久力にも優れて、デザインアンテナと同等のメリットも確保できます。

総じて、住宅の見た目を損ねずに安定した受信、アンテナの長持ちを求める方におすすめの機種ですが、一方で最新モデルであるため設置費用が高額。八木式アンテナに比べると受信性能は及ばないなどのデメリットもあります。また比較的、新しいアンテナ機種であるため、取り扱っている業者が限られる場合もあります。

ユニコーンアンテナのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
受信感度を確保しやすい。 工事費用が高い。
設置のデザイン性が高い。 八木式アンテナに比べると受信性能が弱い。
風雨に強く寿命が長い。

※上記は主なメリット・デメリットになります。

当あさひアンテナでは現在、ユニコーンアンテナの基本設置工事について、業界最安に挑む「キャンペーン価格」にて承っております。詳しくは弊社のフリーダイヤルへのお電話。またはメールフォーム、LINEアカウントまで、お気軽にお問い合わせくださいませ。

設置場所別の選び方:屋根上、壁面、ベランダ

地デジアンテナは、設置場所によって適した種類が異なります。それぞれの場所に適したアンテナを選ぶことで、そのメリットを最大限に引き出すことができます。

基本的に地デジ電波は、一般的な住宅などより高い位置にある電波塔の先端より、音が広がるようにして送信されるため、住宅などでは、屋根の上など高い位置に設置するほど、周辺の障害物などの影響を避けやすく、受信感度が高まります。

一方で、高い位置では、アンテナが目立ちやすく、機種によっては住宅の外観を乱す。風雨などの影響で寿命が短くなりやすい。メンテナンスが困難で専門業者に依頼する必要があるなどのデメリットも出ます。

逆に、住宅の壁面、ベランダなど低い位置への設置では、目立ちにくく住宅の見た目に影響しにくい。風雨を避けやすくメンテナンスも行いやすいため、アンテナの寿命が長くなるなどのメリットが生じます。半面、電波を遮る周辺の建物などの影響も受けやすくなり、現場の環境やアンテナ機種によっては、受信感度が確保できす設置できないケースも出るため、注意が必要です。

以下、主な設置場所に適したアンテナ機種をご紹介していきます。

設置場所 おすすめのアンテナ 理由
屋根の上 八木式アンテナ、ユニコーンアンテナ 高い位置への設置で、地デジ受信感度を確保しやすい。
壁面 デザインアンテナ 外観を損ねずに設置でき、風雨などを避けやすい。
ベランダ デザインアンテナ、八木式アンテナ(8素子小型モデル) 壁面への設置と同様で、さらに設置やメンテナンスも行いやすくなる。

どの地デジアンテナ機種を選ぶべきかお迷いの際は、まずはお住まいのさまざまな位置で、地デジの電波状況を確認し、設置場所の環境や外観へのこだわりなどを考慮してご検討ください。不安な場合は、アンテナ工事の専門業者に、現場の電波調査などを含めて、ご相談になることをおすすめいたします。

地デジアンテナ工事の費用相場を徹底比較!業者選びのポイントも解説

地デジアンテナ工事をご検討になる際、もっとも気になるポイントのひとつが、工事の費用ではないでしょうか。

アンテナ工事の費用総額は、アンテナの種類や設置場所、担当する業者によって大きく異なります。ここでは、地デジアンテナ工事にかかる費用の内訳を詳しく解説し、業者選びのポイントをご紹介いたします。

アンテナ本体費用、工事費用の内訳:基本設置工事、追加機材など

地デジアンテナ工事の費用は、大きく分けて「アンテナ本体費用」と「工事費用」で構成されます。

アンテナ本体費用

アンテナ本体費用は、アンテナの種類によっても大きく異なります。主なアンテナの種類と費用相場は以下の通りです。

アンテナの種類 費用相場 特徴
八木式アンテナ 4,000円~15,000円 一般的な地デジアンテナ。
受信感度は高いがデザイン性は低い。
素子数(受信性能)や対候性などで価格が変動。
デザインアンテナ 8,000円~20,000円 薄型でスタイリッシュなアンテナ。
外観を損ねにくく、寿命も長くなる。
ユニコーンアンテナ 9,000円~25,000円 ポール型のアンテナ。
デザイン性や耐久性と受信性能を兼ね備える。
室内アンテナ 1,000円~10,000円 室内で手軽に設置できるが、受信感度は低い。
簡易的な地デジアンテナとしてオススメ。

※以上の費用は、一般的な目安で、店舗によって異なる場合もあります。

地デジアンテナ工事費用

工事費用は、基本設置工事費に加え、必要に応じて追加される工事、機材費用があります。主な内訳は以下の通りです。

  • 基本設置工事費:アンテナの設置、配線、チャンネル設定など基本的な工事にかかる費用。アンテナ本体や基本機材の費用が含まれる場合もある。
  • ブースター設置費:主に地デジ電波レベルが弱い地域や、三台以上のテレビを設置する住宅で、アンテナが受信したテレビ電波を増幅するブースターの設置、調整費用。ブースターの本体価格を含めて20,000円から35,000円程度。補助として室内用ブースターを設置する場合もある。
  • 分配器設置費:アンテナからのテレビ電波(ケーブル)を、住宅の各部屋にあるテレビに送るために、電波を分配する分配器の設置費用。工事費用は分配器によって変動するが、8,000円から20,000円程度。新築住宅にはすでに分配器が設置されている場合が多い。
  • その他部材費:アンテナマスト、屋根馬、ワイヤー、ケーブルなどの諸機材費用。
  • 出張費:業者によっては現地への出張費がかかる場合があり、おおよそ3,000円から10,000円程度が相場。
  • 特殊作業費:屋根上など高所での作業や、屋根裏空間へのアンテナ設置など、特殊な作業が必要な場合に発生する工事費用。

これら費用の価格体系は、業者によっても異なります。

業者別費用相場:大手家電量販店、地域密着型業者、専門業者

地デジアンテナ工事を依頼できる業者は、大きく分けて以下の3種類になります。

  • 大手家電量販店:ホームセンター、ハウスメーカーなども同様。大手なので安心感がある一方、実際の施工は下請け業者が行うため、即日工事が難しい、出張料やキャンセル料が発生する、工事の技術力にばらつきがあるなどのデメリットがある。
  • 地域密着型業者:主に地元にある町の電気店など、近隣の電気工事全般を請け負う業者。地域事情に詳しく、末永く親身な対応が期待できる。
  • 専門業者:当あさひアンテナのように、アンテナ工事を専門にするプロ業者。アンテナ工事の知識・技術が高く、高品質な工事が期待できる。

業者によって費用相場は異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
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業者 費用相場 特徴
大手家電量販店 40,000円~ 安心感があるが、下請け業者を使う中間マージンなどが発生するため、費用は高め。
地域密着型業者 35,000円~ 費用は比較的安く、地域事情に詳しい。一方で店舗によって価格体系が異なるため、割高になる場合もある。
専門業者 35,000円~ 技術力が高く、高品質な工事が期待できる。また完全自社施工や機材の大量仕入れなどで、価格を抑えている業者も多い。

※上記はあくまで目安であり、アンテナの種類や工事内容によって費用は変動します。

見積もり時の注意点:追加料金、保証期間、アフターサービス

アンテナ工事を行う際には、複数の業者に見積もり(相見積もり)を依頼し、比較検討することが重要です。見積もり時には以下の点に注意してください。

  • 見積もりは無料か:見積もり自体が有料(出張費、キャンセル費など含む)の業者もあるので、事前に確認します。
  • 費用の内訳が明確か:基本工事費、部材費、出張費など、見積もり費用の内訳を詳しく確認します。
  • 追加料金の有無:見積もり料金以外に、施工途中で追加料金が発生する可能性があるかを確認します。
  • 保証期間:業者による工事後の保証期間や保証内容を確認します。
  • アフターサービス:工事後のトラブル対応やメンテナンスについて確認します。

相見積もりはただ価格だけでなく、施工や機材の品質、アフターサービスなどの総合的なコストパフォーマンスでご判断ください。

特に、見積もり金額が極端に安すぎる業者には注意が必要です。後から追加料金が発生する、工事の質が低など、悪質な業者である可能性も考えられます。

優良業者を見極めるポイント:実績、口コミ、資格

アンテナ工事の優良な業者を見極めるために、以下のポイントを参考にしましょう。

  • 実績:過去の施工実績を確認してください。実績が豊富であれば、施工に対する評判がいいとも考えられ、安心して依頼できます。中には年間6000件以上の施工実績がある業者も存在しますので、おすすめといえます。
  • 口コミ:インターネット上の口コミや評判を参考にしてください。実際に利用した人の声は、業者選びの参考になります。ただ個々の口コミには主観も入るため、すべてを信じることも禁物です。
  • 価格体系:業者のホームページで、工事の価格体系がわかりやすく、工事に使用するアンテナ本体など機材のメーカー、型番が明確かといった点もご確認ください。これらの点が明確にわかりやすい業者は信頼を置けます。
  • 対応の丁寧さ:見積もり時の対応や説明が丁寧で明確であるかも確認してください。お客様目線で親身になって相談に乗ってくれる業者がおすすめです。

これらのポイントを参考に、信頼できる業者をお選びの上、適正な価格で地デジアンテナ工事を行ってください。

自分で地デジアンテナ設置は可能?DIYの注意点とプロに頼むメリット

地デジアンテナの設置を業者に依頼せず、ご自身によるDIYで行うことは、機材費だけで作業を行えるため、初期費用を抑える魅力的な選択肢となります。しかし一方で、DIYには専門的な知識や技術も必要となるため、注意すべき点も多くなります。

ここでは、DIYによる地デジアンテナ設置の可否や注意点、そしてプロの業者に依頼する場合のメリットについて詳しく解説します。

DIYに必要な工具と材料

DIYで地デジアンテナを設置するには、以下の工具と材料が必要になります。

工具・材料 用途 備考
地デジアンテナ本体 地デジ電波を受信する。 八木式アンテナ、デザインアンテナ、ユニコーンアンテナなど。
アンテナ固定具 アンテナを固定する。 屋根上、壁面、ベランダなど設置場所やアンテナ機種に合わせて選択。
同軸ケーブル アンテナとテレビを接続する。 長さ、品質に注意。
接栓 同軸ケーブルをアンテナやテレビに接続する。 適合する種類を選ぶ。
防水キャップ 接栓の部分を雨水などから保護する。 必須。
レベルチェッカー 電波の受信レベルを確認する。 安定した受信や角度調整のために重要。
電工ペンチ 同軸ケーブルの加工に使用。 必須。その他工具でも代用可能。
ドライバー アンテナや金具の固定に使用。 プラス、マイナス両方あると便利。
レンチ アンテナ固定具などの組み立てに使用。 サイズを確認。
脚立 高所作業に使用。 安全に配慮。
その他 結束バンド、ビニールテープ、軍手など。 作業をスムーズに進めるために。

※上記の機材、道具は一般的に必要なもので、現場の条件などによっても変化します。

DIYの手順と注意点:安全対策と受信レベルの確保

DIYで地デジアンテナを設置する際の手順と注意点は、主に以下の通りです。

  1. 設置場所の選定:電波が受信しやすい場所を選びます。周辺の建物や地形の影響を受けにくい、見晴らしの良い場所が理想的です。ただし作業の安全を確保できるよう、屋根の上など危険な場所での作業は、専門業者にお任せください。
  2. アンテナの組み立て:取扱説明書に従って、アンテナを組み立てます。
  3. アンテナの設置:アンテナ機種や取り付け場所に対応する設置具にアンテナを取り付け、設置場所に固定します。
  4. 配線:同軸ケーブルをアンテナとテレビに接続します。接栓は確実に接続し、防水キャップを取り付けます。
  5. 電波調整:レベルチェッカーを使用し、もっとも地デジ電波が強く受信できる方向(近隣の電波塔の方向)へアンテナの向きを調整します。
  6. 動作確認:テレビのチャンネル設定を行い、アンテナレベル画面を確認するなどして、正常に受信できるか確認します。

他にも細かな注意点が存在しますので、当サイトのDIYに関するコラムなどもご確認ください。

DIYの注意点

  • 安全対策:やや高い場所での作業は事故の危険性があるため、安全帯やヘルメットを着用し、複数人で作業を行うなど、十分な安全対策を講じてください。
  • 電波状況の確認:事前に現場がどの電界地域に当てはまるかなど、電波状況を確認し、十分な受信レベルを確保できる、適切なアンテナの種類と設置場所を選定してください。
  • 水平・垂直:アンテナは水平または垂直に設置する必要があります。傾いていると受信感度が低下する可能性があります。現場の水平偏波、垂直偏波に対応させる必要も生じます。
  • 近隣への配慮:アンテナの設置場所によっては越境問題など、隣家とのトラブルが生じる可能性があります。事前に近隣住民への説明を行うなどの配慮が必要です。

その他、細かな部分にも十分な配慮を行って作業を進めてください。

プロに依頼するメリット:確実な設置、保証、トラブル対応

DIYのアンテナ工事にはない、地デジアンテナ工事をプロに依頼する場合に生じるメリットは、主に以下の通りです。

メリット 詳細
確実な設置 専門知識と技術を持った業者が、電波調査に基づき、最適な場所にアンテナを設置するため、安定した受信が期待できます。
安全性の確保 高所作業など危険な作業を専門業者に任せることで、安全にアンテナを設置できます。
保証 工事後の長期保証が付いている場合が多く、万が一のトラブルにも対応してもらえます。
トラブル対応 電波障害や受信不良など、専門的な知識が必要なトラブルにも迅速に対応してもらえます。
美観 配線やアンテナの設置場所など、美観にも配慮した工事を行ってくれます。

※以上は一般的で、主要なメリットになります。

DIYのリスクと費用対効果

DIYで地デジアンテナを設置する場合には、初期費用を抑えることができますが、以下のようなリスクも考えられます。

  • 設置ミス:アンテナの向きや角度が適切でない場合、十分な受信感度が得られない可能性があります。
  • 事故:高所作業中の事故など、作業者の負傷、機材の破損などのトラブルが生じる可能性があります。
  • 故障:作業中にアンテナや配線を破損させてしまう可能性があります。
  • 保証なし:DIYの場合、上記の問題が生じても、メーカー保証や工事保証は適用されません。

これらのリスクを考慮すると、DIYによる設置は、ある程度の知識と経験がある方向けと言えます。費用対効果を考える場合には、初期費用だけでなく、これらのリスクも考慮に入れる必要があります。

費用対効果

DIYと業者への依頼を費用対効果で考えた場合の比較は、以下の通りです。

DIY:初期費用は抑えられるが、設置ミスや事故のリスク、保証がないなどのデメリットがある。

プロ:費用はかかるが、確実な設置、安全性の確保、保証などのメリットがある。

ご自身のスキルや状況、ご予算などを総合的にご判断の上、最適な方法をご選択ください。

【Q&A】地デジアンテナ工事でよくある疑問を解決!

ここでは、当あさひアンテナに寄せられることの多い、主な地デジアンテナ工事に関するお問い合わせと、その回答をご紹介していきます。

Q. アンテナの寿命はどれくらい?

A. 地デジアンテナの寿命は、アンテナ機種と、設置場所や環境によっても大きく左右されますが、一般的には八木式アンテナで10年、デザインアンテナやユニコーンアンテナで15年から20年程度が目安とされています。

ただ、アンテナは寿命が過ぎれば必ず故障するというものでもなく、八木式アンテナが20年以上にわたって、問題なく地デジ電波を受信できている例もあります。

一方で、沿岸部など潮風による塩害を受けやすい地域や、台風や積雪が多い地域などでは、アンテナ寿命が全般的に短くなる傾向があります。テレビアンテナは定期的なメンテナンスを行うことで、寿命を長くすることが可能です。

Q. 台風や雪のアンテナへの影響とその対策は?

A. 台風や積雪、潮風などは、アンテナの老朽化と倒壊、破損、受信不良などの原因となります。その対策としては、以下の方法が挙げられます。

  • アンテナの固定強化:対候性、防サビ性能が高い支線やワイヤーをしっかりと張り、アンテナが揺れにくいように固定します。
  • 耐候性の高いアンテナを選ぶ:デザインアンテナやユニコーンアンテナをはじめ、八木式アンテナでも塩害用、雪害用など、現場の自然環境に強いアンテナを選ぶと効果的です。
  • 定期的な点検:特に台風や大雪など自然災害の後には、アンテナに異常がないか点検してください。
  • 設置位置の工夫:電波アンテナ機種を問わず、壁面やベランダ内部など、設置位置を工夫することで、風雨などの影響を避けやすくなります。

最適な自然環境への対策は、現場の条件によっても変わってきますので、詳しくはアンテナ工事の専門業者へとご相談くださいませ。

Q. 4K/8K放送に対応させるには?

A. 2025年現在の地デジ放送では4K、8K放送を行っていないため、地デジアンテナで4K、8K放送を視聴することはできません。現在の4K、8K放送は、衛星放送の「新4K8K衛星放送」になり、視聴のためには、以下の機材が必要になります。

  • 2K4K8K対応BS/CSアンテナ: 従来の衛星放送である2K(右旋)と、大半の4K8K放送(左旋)を受信できるBS/CSアンテナ(パラボラアンテナ)であり、現在のBS/CSアンテナは基本的にこの機種になります。地デジアンテナとは別に設置する必要があります。
  • 4K8K対応ブースター、分配器、ケーブル:衛星放送の4K8K放送(左旋)では、ケーブルで送信される電波の周波数帯が2224MHzから3224MHzと、従来の2K衛星放送より高い周波数帯になるため、既存のケーブル配線部やブースターなどの周辺機器が対応していない場合は、交換が必要になります。
  • 4K/8K対応テレビまたはチューナー: 4K8K放送(映像)を受信し、映し出すことができるテレビ、チューナーが必要です。

BS/CSアンテナの設置に当たっては、地デジアンテナ設置と同時に、アンテナ工事業者に見積もりを依頼し、必要な機材と工事内容をご確認の上で、設置するかどうかを判断されることをおすすめします。

当あさひアンテナでは、地デジアンテナとセットで設置する場合のBS/CSアンテナ基本設置工事では、DXアンテナ社の2K4K8K対応・45型モデル「BC45AS」による工事は18,000円(税込み19,800円)から。 同じくDXアンテナ製で、45型2K4K8K対応の同性能モデルながら、耐風性能については業界最高クラスを誇る高耐風モデル「BC453SG」による工事は「特別価格」で承ります。

弊社では他にもブラックのカラーバリエーションや、各ディッシュサイズのBS/CSアンテナもご用意しておりますので、マンション・アパートなど集合住宅の共同受信用を含めた、さまざまな現場でのBS/CSアンテナ取付にもご対応いたします。

Q. 地デジ電波が弱い場合の対処法は?

A. 電波塔から距離がある、周辺に障害物となる建物や山地があるなどで、現場で受信できる地デジ電波レベルが弱い場合は、以下の対処法が考えられます。

  • アンテナの向き調整:アンテナの向きを微調整することで、受信感度が向上する場合があります。
  • ブースターの設置:ブースターを設置することで、受信した電波レベルを増幅し、安定した受信を可能にします。
  • アンテナの種類変更: 受信感度の高いアンテナに変更することで、電波状況を改善できます。
  • ケーブルの交換: 劣化しているケーブルは、電波の減衰を招く可能性があります。新しいケーブルに交換することで、受信状況が改善される場合があります。
  • アンテナの位置変更: 周囲の建物や障害物の影響を受けて電波が遮られている場合は、アンテナの設置場所を変更することで、受信状況が改善される可能性があります。

上記の方法を試しても改善しない場合、またご自宅で難しい対応については、アンテナ工事の専門業者にご相談になることをおすすめします。

当あさひアンテナでは、国産大手メーカーの高品質ブースター機器による、ブースター本体価格込みのブースター設置工事を、地デジ用UHF帯ブースターは20,000円(税込み 22,000円)から、地デジと衛星放送に対応するUHF/BSCS混合ブースターは25,000円(税込み27,500円)からの基本設置工事費用でご対応しております。

また現場の条件によっては、室内用ブースターや、ほしょ的なラインブースターの設置にもご対応いたしております。

Q. 地方局用の地デジアンテナは必要?

A. 前述した東京MXなど、特定の都府県で放送される地方局(地方チャンネル)は、地デジ放送の一種で、使用される電波の周波数帯も同じなため、基本的にはNHK、広域民放と同じ地デジアンテナで受信できます。

ただ地域によっては、NHK,広域民放の電波塔と、地方チャンネルの電波塔が別個になる場合もあります。そして地デジアンテナには、アンテナの真正面を中心とした一定範囲のみで受信感度が高まる「指向性」という性質があります。

そのため現場から見て、NHK、広域民放の電波塔と、地方チャンネルの電波塔の方向が大きく異なる場合は、主な地デジアンテナとは別個に、地方局用のアンテナを設置することが必要になる場合もあります。

当あさひアンテナでは、一基の地デジアンテナで、NHK、広域民放と地方チャンネルなど、すべてのチャンネル(書く電波塔からの地デジ電波)を受信することが難しい現場でも、地デジ電波がビルなどに反射する、乗り越える際に方向が変わった反射波、回折波などを利用して、可能な限り一基の地デジアンテナですべて受信できる工夫をいたします。

その上で、どうしても一基の地デジアンテナですべての地デジチャンネル受信が難しい場合のみ、地方チャンネル用アンテナの設置を、使用する機種にもよりますが22,000円(税込み24,200円)からで承っております。

アンテナ工事なしで地デジを見る方法|ケーブルテレビ、光回線、インターネットテレビを比較

上記の通り、地デジ放送やそのコンテンツを見る方法は、テレビアンテナ工事だけではありません。ケーブルテレビ、光回線、インターネットテレビなどの選択肢もあります。

この項目では、それぞれの特徴を比較し、お客様のライフスタイルに合った方法を見つけるための情報をご提供してゆきます。

ケーブルテレビ:メリット・デメリット、料金

ケーブルテレビは、ケーブルテレビ会社が敷設するケーブルを通じて地デジ放送や衛星放送の信号を送信する方法です。アンテナ設置が不要なため、住宅の外見や外装を損ねる心配がなく、悪天候などの際も、常に安定した受信が期待できます。

そのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
アンテナ不要で景観を損ねない。 月額料金が発生する。
悪天候など電波トラブルに強い。 地域によっては利用できない場合がある。
多チャンネル視聴が可能。 解約手続きが必要。

必要な料金は、視聴できるチャンネル数のプランやサービス内容によっても異なりますが、月額2,000円から9,000円程度が目安です。

光回線テレビ:メリット・デメリット、料金

光回線テレビは、インターネットなどの光ファイバー回線を利用してテレビを視聴する方法です。インターネット回線と同時に契約することで、高速インターネットとテレビの両方を楽しめます。ケーブルテレビと同様に、アンテナは不要です。

そのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
アンテナ不要で家の見た目を損ねない。 月額料金が発生する。
安定した映像と音声の品質。 光回線エリア外では利用できない。
インターネットとセットで利用可能。 まず光回線の工事が必要。

必要な料金は、光回線の契約プランやテレビ視聴サービスによって異なりますが、月額4,000円から8,000円程度が目安です。光回線もケーブルテレビも、契約するネット速度のプランとテレビのチャンネル数によって月額が変動する場合もあります。

インターネットテレビ:メリット・デメリット、料金

インターネットテレビは、インターネットの配信サイトなどを通じて、テレビ番組や動画を視聴する方法です。

パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで視聴できます。またリアルタイムの番組視聴だけでなく、見逃し配信やオリジナルコンテンツも楽しめます。

そのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
アンテナ不要。 映像品質が通信環境に左右される。
様々なデバイスで視聴可能。 リアルタイム配信がない番組もある。
見逃し配信やオリジナルコンテンツが豊富。 サービスによっては月額料金が発生する。

料金は、無料サービスから月額2,000円程度の有料サービスまでさまざまです。

ライフスタイルに合わせた選び方

地デジアンテナ設置を含め、上記のどの方法をお選びになるかは、お客様のライフスタイルや重視するポイントによっても異なります。

  • 住宅の見た目を重視するなら:ケーブルテレビ、光回線テレビ、インターネットテレビ
  • 多チャンネル視聴を楽しみたいなら:ケーブルテレビ、光回線テレビ
  • インターネットをよく利用するなら:光回線テレビ、インターネットテレビ
  • 初期費用を抑えたいなら:インターネットテレビ(無料サービス)

それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身に最適な方法をお選びください。

まとめ|地デジアンテナ工事で快適なテレビライフを!

本記事では、地デジアンテナの種類や選び方、費用相場、DIYでの設置、そしてアンテナ工事なしで地デジ放送を視聴する方法まで、地デジ放送に関する基本的な情報を、幅広く解説してまいりました。

特に地デジアンテナは種類が豊富な為、工事をお選びの際には、設置場所やデザイン、受信性能などをご考慮し、ご自身のニーズに合った最適な機種、および設置方法をお選びください。

また工事費用の面では、適切な業者選びが重要です。複数の業者から相見積もりを取り、費用の内訳や施工内容、保証期間、アフターサービスなどを細かく比較検討することで、優良な業者を見極めることができます。

DIYでの地デジアンテナ設置も不可能ではありませんが、安全対策や受信レベルの確認など、注意すべき点も数多く存在します。確実なアンテナ設置と充実の保証をお求であれば、アンテナ工事のプロ、専門業者にご依頼になるのがおすすめです。

地デジアンテナ工事以外にも、テレビのご視聴には、ケーブルテレビ、光回線テレビ、インターネットテレビといった選択肢もあります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、ご自身のライフスタイルに最適な方法をお選びください。

地デジアンテナ工事についてもっと詳しく知りたい、あるいは業者選びにお迷いの際には、ぜひ当あさひアンテナまで、お気軽にお問い合わせくださいませ。

豊富な施工経験を誇る専門スタッフがお客様の状況を丁寧にヒアリングし、最適な工事をご提案いたします。

当あさひアンテナでは、完全自社施工をはじめとするさまざまなコストのカットで、弊社スタッフの優れたアンテナ職人による高品質なアンテナ工事を、業界最安に挑む工事費用でご提供しております。

お客様のご要望による電波調査、お見積もりは、出張費、キャンセル費などを含む完全無料で、綿密な電波調査に基づき、現場で可能な限り、お客様のご要望に最適となるアンテナ工事を、低価格のお見積もり費用でご提案いたします。

もちろん実際の工事で、お見積もり以外の料金が加算されることは一切ございません。また相見積もりや即日工事、夜間工事にもご対応いたしております。即日工事をご依頼いただける場合は、お得な割引にもご対応いたします。

工事後のアフターフォロー体制は、業界最長の「10年保証」をご用意しているほか、料金のお支払いも、各種クレジットカード、電子マネーにもご対応して、お客様の余計なお手間をはぶいております。

地デジアンテナ工事をはじめ、各種アンテナ工事をお考えのお客様は、ぜひ当あさひアンテナのフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントから、お気軽にお問い合わせくださいませ。お客様のご要望に最適、かつ業界でもトップクラスの高品質な工事を、最安に挑む価格でご提案いたします。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。