日本オーガニックアーキテクチャー株式会社様のオーガニックハウスにおける各種テレビアンテナ設置工事について
日本オーガニックアーキテクチャー株式会社様のオーガニックハウスにおける各種テレビアンテナ設置工事について
21世紀は、高度な情報化社会です。スマートフォンの普及によって、人はどこにいてもほとんどの場合、その場でインターネットからさまざまな情報にアクセスできます。しかしそのような現代社会でも、テレビはいまだに大きな地位を占めています。
日本で地上波テレビ放送の本放送は1953年(昭和28年)2月1日にはじまり、2021年(令和3年)現在で68年の歴史を持っています。地上波のテレビ放送が、地上波アナログ放送から、2011年(平成23年)7月24日に、地上波デジタル放送(地デジ)へ完全に切り替わってからもすでに約10年の歳月が過ぎています。
この68年の間に、テレビ放送はBS/CS衛星放送の視聴や、フルハイビジョンから4K8Kの高画質化、またデータ放送によりニュースや天気予報などの確認、アンケートや懸賞への応募など、放送中のテレビ番組への参加も可能となるなど、数々の進化を遂げています。
テレビ本体も、ただアンテナ取り付けによりテレビ電波を受像するだけのブラウン管テレビから、いまや薄型で大画面も可能な液晶テレビとなっています。その役割もテレビ番組の視聴だけでなく、ゲーム機や各種録画機器、スティック型パソコンなど、さまざまな機器との接続も可能となりました。インターネット回線と接続することにより、スマートフォンによる遠隔からの操作や録画予約も可能。スマートフォンやタブレットの機能をテレビで共有したり、テレビ機能を手元の端末で共有することもできるようになりました。
しかし現在でもテレビ事態の主な使い道といえば、地上波デジタル放送をはじめとするテレビ放送の視聴ではないでしょうか?
特に地デジは基本的に無料で視聴でき、最新のテレビドラマ、アニメ、バラエティ番組などから報道番組まで、自宅にてスイッチひとつで自由に視聴できる利便性に変わりはありません。特に災害時などには、テレビはもっとも身近で確実な情報源のひとつになります。
ただご家庭で地デジ、BS/CSなどのテレビ番組をご覧になるためには、各種テレビアンテナの設置工事も必要でございます。現在の日本では大半のご家庭において、すでにテレビアンテナ設置がなされていると思われます。
しかしご自宅を新築なさる際や、建売住宅、中古物件へのお引越し、またリフォームなどの際には、あらためてテレビアンテナ工事が必要となります。ご新居であればもちろん、中古物件やリフォームの場合も、現在のテレビアンテナの老朽化、旧式化や、リフォームされた家屋に最適なアンテナへの交換などで、あらためてテレビアンテナの点検や再設置などが必要なことも多くございます。
基本的に一般のご自宅に設置するテレビアンテナでは、東京スカイツリーなどの地デジ電波を送信する放送局から、NHK、広域民放などの地上波デジタル放送を受信する地デジテレビアンテナが必要です。さらにBS、CSなどの衛星放送もご覧になりたい場合は、BS/CS110度アンテナも設置する必要がございます。
ただどちらのアンテナも、お客様のご要望を踏まえ、現場ごとに、アンテナ工事のプロによる地デジや衛星放送の電波強度、ご自宅で受信できる地デジ中継局や電波が届く方向など、基本事項の確認が必須となります。さらに優れたアンテナ職人の施工技術による、確実で安定した地デジ、衛星放送の受信性能と、アンテナ本体の長寿命、高い耐久性などの条件を満たす高品質なアンテナ工事も必要です。
今回は、日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんが提供する注文建築の戸建住宅ブランド、オーガニックハウスでマイホームを建てられるお客様が、同時に各種テレビアンテナの設置工事をお任せになる場合についてご説明いたします。
日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんは、現在、愛知県名古屋市中区に本社を置き、住宅フランチャイズ形式で住宅ブランド「オーガニックハウス」ブランドの住宅を提供する会社になります。
設立は2004年(平成16年)1月26日で、その特色は、米国フランク・ロイド・ライト財団とのライセンス契約・合弁事業契約を締結して、アメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトが提唱した「有機的建築」の理念を継承した住宅造りを日本で進めていることです。
そのため主な事業内容は、住宅デザイン開発事業として、フランク・ロイド・ライトの「有機的建築」思想を正統に継承した住宅ブランド「オーガニックハウス」の運営、および「有機的建築」を具現化するためのデザイン・設計手法・営業手法・技術手法などのシステムの開発。また文化社会事業としては、フランク・ロイド・ライトに関する啓蒙活動。環境保護団体、人道的NPO団体の支援を行っています。
なお日本オーガニックアーキテクチャーさんでは、フランチャイズ本部として、契約した工務店さんのビジネスサポートを行い、実際の住宅建築は各工務店さんが手掛ける「住宅フランチャイズ」形式をとっています。
フランチャイズ(FC)とは、一般的にはコンビニエンス・ストアや飲食店などで有名ですが、FC本部(フランチャイザー)が加盟店(フランチャイジー)と契約を結ぶことで成立する継続的関係です。FCに加盟した店は全国的な知名度やブランド力を持つ本部と提携して、そのブランド名を使用したビジネスを展開できるため、営業力を強化したい事業者にとっては非常に有効なシステムです。
そして住宅FCとは、地域密着型の工務店が、FC本部にあたる大手建設会社と契約を結ぶことで、そのブランドを使用できると同時に、本部が持つ機材、建材の仕入れ能力や、建築、営業のノウハウを利用できるなど、さまざまなメリットを得られるものです。
日本オーガニックアーキテクチャーさんの場合は、同社がFC本部にあたり、各工務店さんは、住宅ブランドとしての「オーガニックハウス」という名称を用い、本部の流通ルートや施工、営業、経営の技術などを利用することになります。
住宅FCの契約内容は企業によって異なりますが、各工務店さんがFCに加盟する主なメリットには、全国的な住宅ブランドを用いるため、新規のお客様にも信頼されやすい。全国の加盟店からの実績データや、FC本部で確立された建築技術、営業ノウハウ、また一括仕入れによる高品質で安価な部材を活用できる。大規模な広告、宣伝活動も可能となるなどで、大手住宅メーカーとも渡り合える点になります。
一方、FC本部によるルールや規定の遵守や、ブランドイメージを守るといった加盟店としての義務も生じます。
お客様にとって住宅FCブランドでご自宅を建てられることは、実際の施工を行うのは地元について熟知し、きめ細かい対応が可能な現地の工務店ながら、住宅については大手住宅メーカー並みの技術や建材による高品質、低コストを期待できます。
現在、日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんのFC加盟店は、日本全国に存在しており、フランク・ロイド・ライトの「有機的建築」思想を継承した「オーガニックハウス」の注文建築住宅を展開しております。
【日本オーガニックアーキテクチャー株式会社様が提供する住宅「オーガニックハウス」について】
前述のように日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんは、住宅FC形式により、アメリカの偉大な建築家、フランク・ロイド・ライトの思想を受け継いだ「オーガニックハウス」を建設する会社です。
≪フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)とは?≫
フランク・ロイド・ライト(1867年6月8日‐1959年4月9日)はアメリカの建築家で、スイス生まれで主にフランスで活躍したル・コルビュジェ、ドイツ生まれのミース・ファン・デル・ローエと共に、近代建築の三大巨匠の一人に数えられる、世界でもっとも著名な建築家の一人です。日本の歴史でいえば、江戸幕府15代将軍、徳川慶喜が大政奉還を行い、江戸時代から明治時代になる直前に生まれ、明治時代から昭和の前半まで、主にアメリカで活躍した建築家になります。
ライトはその波乱万丈の人生で、一貫して「より豊かな人間性の保証に寄与する建築」「人と自然の調和を目指し、建物と環境とが溶け合うようにフィットする建築」を追求し、その集大成として「有機的建築」の提唱にいたりました。建物の目的に合わせて合理性、機能性を追求する近代的な建築思想を「機能主義建築」といいますが、ライトの「有機的建築」は、まったく正反対の思想です。
ライトは「有機的建築」の理想を追求し続け、生涯で1191の作品を遺し、その中の460作品が実際の建築物となりました。
今日ではライトによる建築物は、ほとんどが建築後100年を超えていますが、現在でも世界各地に300件以上の建築物が現存しています。そのスタイルには変遷もありましたが、基本的にはモダニズムの流れをくみ、幾何学的な装飾と流れるような空間構成が特徴です。またロイドは浮世絵の収集でも知られ、日本文化からも影響を受けていることが指摘されています。
2019年(令和元年)7月7日には「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」として、海外にある8件の建築物が世界遺産に登録されています。ライトは日本でも活動し、日本で建築した建造物には「旧林愛作邸」「帝国ホテル新館」「旧山邑邸」「自由学園明日館」があります。
ちなみに帝国ホテル新館は1919年(大正8年)9月に着工されましたが、特に耐震と防火にこだわるライトの完璧主義による予算オーバーから、1922年(大正11年)にライトは完成を見ないまま日本を離れ、日本におけるライトの一番弟子、遠藤新の指揮により、1923年(大正12年)7月に完成します。
しかし落成記念披露宴が開かれる当日のほぼ正午頃、関東大震災が東京を襲います。未曽有の震災と火災の中、帝国ホテル新館は、小規模な損傷はあったものの、ほぼ無傷のまま残っていました。
その後、ライトの帝国ホテル新館は、東京大空襲で大きな被害を受けたものの建物自体は残り、進駐軍の手で修復されます。しかし戦後、老朽化や時代の流れに対して客室が少ないなどの問題から、新本館を建設することとなり、ライトの新館は1967年(昭和42年)に閉鎖され、翌年までに取り壊されています。
しかしライトが設計した新館の玄関部分は、愛知県犬山市の博物館「明治村」に移築され「ライト館」と呼ばれています。また栃木県日光市の「東武ワールドスクウェア」では、縮尺25分の1のミニチュアで往年のライト館全景を再現しています。2005年(平成17年)4月には、帝国ホテル新本館14階の「インペリアルフロア」に「フランク・ロイド・ライト・スイート」が新設され、かつてのライト館のさまざまな部分に施された、独特なマヤ調の意匠やライト独自のスタイルでまとめられた内装、調度品などを忠実に再現しています。
現在ではアメリカに、ライトの生涯にわたる業績のアーカイブズ(保存機関)として「フランク・ロイド・ライト財団」が存在します。同財団は、ロイドの有機的建築の思想と基本コンセプトの普及、および自然環境の保護を使命としています。また「フランク・ロイド・ライト建築学校」では、ロイドの業績と設計思想を継承して、一般の人々も有機的建築を体験し、学ぶことが可能です。
そして日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんもロイドの設計思想を受け継ぐ会社であり、日本で唯一、フランク・ロイド・ライト財団からライセンス認定を受け、ロイドによる有機的建築の思想に沿った家「オーガニックハウス」を造り続けています。
≪日本オーガニックアーキテクチャー株式会社さんの「オーガニックハウス」とは≫
日本オーガニックアーキテクチャーさんは、フランク・ロイド・ライトの有機的建築の思想を受け継いだオーガニックハウスを、日本において提供しています。その思想は、例えば自然の動物や植物などの姿は、自然に適応するためのものであり、その姿には無駄がなく流行に左右されない美しさを持つ「普遍的な形」と捉えるものです。
オーガニックハウスは、ロイドの思想を受け継ぎ、環境に溶け込み、時代を超えて住む人が落ち着いて暮らせる「普遍的な形」の家を、現代の建築技術や、日本の風土や文化も散り入れて、現代の日本に最適の形で実現しております。
オーガニックハウスは、基本的に7つのロジックで造られています。
・自然に寄り添う心地よさ
住宅の中でも外でもない、張り出した庇とウッドデッキの間の空間は、住宅内に自然を取り入れる第二のリビングです。四季の流れを感じて過ごす、本当に豊かな暮らしを感じられます。
・見えない壁
屋内の空間は壁だけでなく、天井や床の高低差と、それによる開放感や圧縮感で仕切ることができます。住宅を箱(部屋)の集合ではなく、流れるようにゆるやかな空間のつながりと考え、オープンでダイナミック、ドラマチックな動きのある設計を行います。
・最良の照明
太陽光は人間に力を与えます。日中は自然光を取り入れ、夜には太陽光にもっとも近い最小限の灯りを用いる緻密な設計で、部屋全体が心地よく柔らかい光で満たされるよう計算します。
・凛としてやすらぐ空間
畳敷きの和室には、凛とした空間、くつろぎの空間という相反した要素が存在します。座る、横になることを前提に重心を低く抑え、和の様式美を踏まえ、外とのつながりや陰影を意識。重厚感と落ち着きのある空間をご提案いたします。
・柔やかさのデザインコード
壁は床、天井は壁の延長と考えて曲線で結ぶことで、室内に連続性と柔らかさを出します。曲線の丸みが適切でないとそれらは損なわれます。すべての空間が心地よくなるよう、空間の大きさやコンセプトに合わせた曲率を決めています。
・円が人を包み込む
曲面をもつ半円形の壁は、住む人を優しく包み、外からは半円形のアクセントになります。内への求心力と外への開放感。円の半径と容積が的確なバランスで、思考力や集中力を高める「籠り感」が得られる、独自のデザインコードに基づいて設計しております。
・五感でわかる心地よさ
自然素材にしかないぬくもりや質感を生かしたい場所には自然素材を使い、機能性が求められる部分には人工素材を使うなど素材の本質を見極め、適材適所で使い分けます。デザインだけでなく、健康や住み心地も考えた家づくりを重視いたします。
「オーガニックハウスのベーススタイル」
オーガニックハウスは、ロイドの設計思想による上記の7つのロジックに基づきつつも、自由設計によってお客様のご希望のマイホームを実現する注文建築住宅になります。オーガニックハウスでは、以下の3つのベーススタイルと、それらの中でもさまざまなラインナップをご用意し、お客様にご満足いただける住まいを提案いたしております。
・普遍の美「CLASSIC」
自然の美しさを取り込み、普遍の美と心地よさが感じられる代表的なスタイルであり、以下の5シリーズがございます。
「KEYSTONE」
ライトが完成させた建築様式「プレーリーハウス」の一邸「イザベル・ロバーツ邸」をモチーフに、プレーリーの基本である十文字の平面を持つシルエットと、大きなガラスの出窓が特徴的なファサード、劇的なキャンチレバーが雄大さを演出します。
「ORKPARK」
ライトが自宅とスタジオを構えた町の名前から命名。1900年代初頭にライトが完成させた建築様式「プレーリーハウス」のエッセンスが濃縮され、ライト自身が「最初の偉大なプレーリーハウス」と呼んだ「ワード・W・ウィリッツ邸」をモチーフにしています。
「MILLRAN」
ライトの代表作のひとつで世界遺産でもある「落水荘(カウフマン邸)」をモチーフに、姿と共に「隅」をデザインすることで、気持ちの良い「場」を創出。「美意識」と共に本当の「心地良さ」の実現を目指して誕生したデザインです。
「OACS#Tradirion」「OACS#Prairie」
自然の恵みを取り入れた、ロハス的な暮らしをデザインしたのが「OACS」です。自然の恵みを上手く取り入れつつ、健康で快適かつ心豊かに過ごせ、地球環境にも優しい住まいになります。デザイン的にはほぼ同じながら「#Tradirion」は光と風、自然を肌で感じることを、「#Prairie」は深い軒による陰影と色調を重視しております。
・優雅な住まい「LAXUARY」
四季を楽しみながら毎日を丁寧に暮らせる住まいです。以下の4シリーズがございます。
「RATTENBURY」
ライトの愛弟子であるジョン・ラッタンバリー氏が基本設計を受け持ち、日本オーガニックアーキテクチャーさん本部が日本向けにアレンジした、ライトのデザイン、思想を正統に継承する住まいです。
「AZALEA」
ライトの愛弟子、天野太郎氏に建築を学んだ、芝浦工業大学教授でもある建築家、堀越英嗣氏による住宅で、ユーソニアンハウスの基本的な形状、L型の平面を持つ斬新な外観デザインで、陰影による水平と奥行きの表現が特徴的です。
「MOONSTREAM」
自然の光と風を感じながら、季節が織りなす空気を感じて、日本人が古くから培ってきた日本の美意識を重んじ、心地よい暮らしを提案するデザインで、世代を超えて住み継がれる家です。
「NOBLESHIP」
外装はレンガ、内装は木材の作りで、直線をベースにしたデザインにより高貴なリズムを創り出す住まいです。
・現代との融合「MODERN」
普遍的な美しさと現代の暮らしの融合。シンプルな形により自然体で心地よく暮らせます。以下の6シリーズがございます。
「INTEGRAL」
白を基調に、自然の光が広がる光の家をデザインいたしました。
「MOLDINA」
立体感の中で団欒を醸し出すデザインの住宅です。
「ARMONY」
穏やかな情緒を感じさせるデザインの住宅です。
「INDI・ONE」
都市の中に「普遍の美」を息づかせるデザインの住宅です。
「ORCS#Usonian」
一般家族のためにコンパクトで魅力的な住宅をデザインした、ライトの「ユーソニアンハウス」から、シンプル、ミニマム、モダニズムの原点となった本質を継承。立体の組み合わせによる機能性と、現代的な感覚や流行も取り入れ、新たなスタイルとなった住宅です。
「ORCS#Japanese」
ライトが愛した和の美しさに漂う不変の価値観と、和のくつろぎとやすらぎを感じられる佇まい。和の風合いと現代のモダンスタイルを融合させたネオ・ジャパンハウスです。
≪オーガニックハウスの住宅性能≫
ライトがデザインや設計思想だけでなく、耐震性、防火性をはじめとする住宅性能にも厳しくこだわったことは、前述の帝国ホテルと関東大震災のエピソードからもご理解いただけると思います。
オーガニックハウスでは、その精神を受けつき、もしロイドが現在に生きていたなら徹底的に追及したであろう、最新技術による耐久性から快適性まで、さまざまな住宅機能を導入しております。
「構造・強度」(標準仕様)
オーガニックハウスでは、木造住宅の次世代技術「FG-Fシステム」を採用しております。これは「Future Generation」すなわち「将来の世代」に由来する名前で、在来軸組工法にさまざまな「+α」を施した次世代技術により高い耐震性、耐久性を実現した「工業化木造住宅FG工法」の住宅になります。
具体的には、一邸ごとに構造強度を解析し、耐震性、耐風性に優れた安全安心な設計。CAD/CAM連動システムにより建材の高精度な仕口と継手を実現。木材の弱点となる接合部は「接合金物」により構造を強化。基礎部には一面に鉄筋コンクリートを敷き、建物の重量や地震の力を面で受け止める他、地面からの湿気やシロアリにも強い「ベタ基礎」を採用。さらに素材にも耐腐朽性・防蟻性に優れた「米ヒバ」を採用。1階床は105mmの大引と厚さ28mmの構造用合板。2階床は455mmピッチの床梁と厚さ15mmの構造用合板による「剛床」の骨太な構造により、地震などによる建物の変形を抑制するなどの+αが施されています。
FG-Fシステムには、間仕切りのない大空間プランを実現でき、並列駐車できるビルドインガレージや、開放的なオープンスペースを持つ店舗兼用住宅。採光の確保や上空空間の利用。狭小地での建設や耐震補強、増築、リフォームにも対応できるなどの利点もございます、さらに基礎パッキンに摩擦減震装置の「減震金物」を採用。阪神淡路大震災級の800galの大型地震を、300galから400galにまで減震します。
オーガニックハウスは、地震波の最大速度が東日本大震災より速く、建物の被害が大きかった阪神・淡路大震災の地震波により、実物大の耐震実験を実施。結果、構造躯体に大きな損傷はまったく見られず、住まう方の安全はもちろん、住宅の財産価値も守られる、地震後にも住み続けられる家であることが証明されております。
「防耐火性能」(標準仕様)
木は火に弱いと思われがちですが、一定の厚みがある木材は燃えると表面が炭化層を形成し、内部まで燃えにくい構造であり、鉄やアルミより炎による強度の低下が遅い素材だと証明されています。
オーガニックハウスでは、防火性に配慮した内・外装材で家全体を覆い、地震による火災など、近隣からの延焼を防ぎます。室内で火災が発生した場合も、他の部屋への類焼をくい止め、消火活動開始までの時間を確保します。
結晶水が含まれた不燃材の石膏ボード(12.5mm)を全面に貼った「耐火性の高い天井」。耐火性に優れたサイディングの「外壁材」。類焼を食い止める不燃材料の「屋根材」。天井と同じ厚さの石膏ボードを貼った「間仕切材」。耐熱温度がトップクラスのグラスウールを用いた「断熱材」。万が一の際に迅速な対応が可能となる「火災感知報知器」などの火災対策をご用意。防火性に配慮した内・外装材で家全体を覆い、近隣からの延焼を防ぎ、室内での火災でも他の部屋への類焼を食い止め、消火開始までの時間を確保します。
「防劣化対策」(標準仕様)
オーガニックハウスでは、内部結露による木材の腐食やカビの発生を抑える「外壁通気工法」を採用しております。
木造建築の耐久性を保つには、木材を乾燥させ腐食を防ぐことが重要です。外壁通気工法は壁の中の水分を放出し、水蒸気は通しても雨水は通さない「透湿防水シート」で壁の中を乾燥させ、建物の耐久性を飛躍的に高めます。また温度差や壁内の気圧差によって空気の流れを作り、常に木材を乾燥させる工法にもなっています。
「遮音・防音性能」(標準仕様)
音はわずかな隙間から入り込み、また振動として室内に響いたりするものです。オーガニックハウスは高精度の施工技術で高い遮音性を実現し、ご家族のプライバシーと快適な暮らしをお守りします。
オーガニックハウスの外壁は、外壁材と石膏ボードの間に100mm厚のグラスウールを挟んだ二重構造です。外壁材と石膏ボードが低音域の騒音を遮り、グラスウールが中音域の音を吸収する設計で優れた遮音性を実現。幹線道路の騒音にあたる75Dbから35dBをカットし、室内では人が静かだと感じる40dBにまで低減する性能を実現しております。
「空気環境」(標準仕様)
オーガニックハウスでは、建物の高い気密性をベースに「計画換気システム」を採用しております。特に健康面では「清浄」「除湿」「加温」の3つの機能が考えられており、上質な空気を住まい全体に行き渡らせ、夏場の湿気や、冬場のヒートショックの危険性を抑えるなど、一年を通じて快適かつ健康的な生活をお届けします。さらに「高性能フィルター」により清潔で健康的な空気もお届けします。
VOC対策では、壁紙などの「EBクロス」は、従来とは異なる材料と、先進の「EBテクノロジー」によるまったく新しい壁紙です。EBテクノロジーとは、電子線(ElectronBeam)を用いて樹脂を高機能化する技術で、耐久性を向上させ傷や汚れに強く、美しさを長持ちさせます。また原材料や生産過程でも、シックハウス症候群の原因とされる「厚生労働省室内濃度指針値策定13物質」を使用せず、CO2排出低減や省エネにも大きく貢献しております。
「温熱環境」(標準仕様)
断熱性能では、天井、壁、床にはそれぞれ適材適所の断熱材を施工。窓には「Low-E金属膜」を施し、熱が逃げやすい窓には空気層を挟んだ二重ガラスなど、適材適所の厳密は断熱対策を実施。「改正エネルギー基準」(住宅性能表示制度の省エネルギー対策「等級4」相当)を標準仕様でクリアしております。家の中の温度差を小さくして、冬場のヒートショックの危険も防止します。
「HEMS」(標準・オプション仕様)
HEMSとは「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」のことです。ご家庭の太陽光発電量や、売電・買電の状況、電力使用量、電力料金などをタブレット端末で常時モニター表示し、エネルギー消費量を可視化して、効率的な節電を可能にします。
オーガニックハウス本部では環境システム会社と技術提携し、電気を主体とした標準仕様のHEMSをベースに、オプションとしてガス使用場所のそれぞれの料金、水道の使用場所別使用量、使用金額などがわかるシステムもご用意しております。
「創エネ環境」(オプション)
太陽光発電システムなどで電気を創り、蓄電池に貯めて使用、さらにHEMSや省エネ機器による節電で、一年を通してのエネルギー収支をゼロ以下にできる住宅を「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」といい、日本政府でも積極的に推進を進めています。
オーガニックハウスでは太陽光発電、蓄電池、HEMSをはじめ、エネファームやオール電化システム、電気自動車のEV給電システムなどをオプションでご用意。電気料金がゼロどころか、余った電気を売ることによりプラスになる住まいも実現できます。
「低炭素住宅」(オプション)
2012年(平成24年)12月に「都市の低炭素化の促進に関する法律」が施行され、認定制度もはじまっています。「低炭素住宅」に認定された住宅は、住宅ローン控除対象借入限度額の上限引上げ、登録免許税の税率の引き下げ、フラット35Sエコ(金利Aプラン)などの優遇や、特例としての容積率の不参入による、より快適な家の実現など、さまざまなメリットを得られます。
オーガニックハウスでは、オプションで低炭素住宅にも対応いたします。
【オーガニックハウス様の戸建住宅におけるテレビアンテナ工事】
このようにオーガニックハウスは、フランク・ロイド・ライトの「有機的建築」の思想を受け継ぎ、最新の建築技術によって再現した住宅になります。自然と調和する快適な暮らしと、耐震性能をはじめとする安心、安全な住宅性能を約束してくれる住まいです。
オーガニックハウスにおける、地上波デジタル放送やBS/CS放送など各種テレビアンテナ工事に関しては、オーナー様のご入居前に、ご要望の工事を、専門のアンテナ工事業者が施行することになります。まずはプランニングの段階で、お客様の地デジ、BS/CSのテレビ(TV)放送や、機種、設置位置などアンテナに関するご要望を確認いたします。
お客様からよく聞かれるテレビアンテナ設置工事へのご要望では、
「受信性能が安定して故障しにくいアンテナを」
「CS/BSのテレビ(TV)放送を観たい」
「アンテナや工事費用を低価格に」
「家屋の外観を崩さないアンテナを」
「屋内の各部屋でテレビ(TV)を観たい」
「テレビ(TV)への配線を目立たなくしたい」
など、さまざまなものがございます。
また首都圏を例に挙げれば、地デジ放送の東京MX、テレビ神奈川(tvk)、千葉テレビ(CTC、ちばテレ)、テレビ埼玉(TVS、テレ玉)など、特定の都道府県を対象にした地方テレビ局(地方チャンネル)のテレビ(TV)番組を、別の都道府県でも視聴することは可能か、というご相談も多く聞かれます。
いわゆる東京MXなどの地方テレビ(TV)局、地方チャンネルは、基本的に東京都内の東京MX、神奈川県のテレビ神奈川など、その都県のみを対象とするローカルテレビ(TV)放送局です。
例えば東京MXは、主に東京スカイツリーから地デジ電波を発信しております。ただし通常のNHKや広域民放の地デジ電波に比べると電波の出力が弱いため、東京MXの地デジ電波はスカイツリーを中心に、神奈川県、、埼玉県。千葉県の、東京寄りの一帯までが受信できる限界になります。また東京都内でも青梅や奥多摩などの南部で、スカイツリーからの東京MXの電波が届きにくい地域には、要所に中継局が設置されています。
ただ各地方テレビ(TV)局の地デジ電波が届く限界に近い地域では、地デジの電波状態が安定せず、安定した受信には高性能アンテナや、地デジ電波を増幅するアンテナブースターなどの設置が必要なケースもございます。
また地デジアンテナは、地デジのテレビ(TV)電波を発信する電波塔に向ける必要がございます。そのため同じ地デジのテレビ(TV)電波でも、NHK、広域民放の地デジ電波を発信するスカイツリーなど主要な中継局と、各地方テレビ(TV)局の地デジ電波を送信する中継局との位置が異なる場合は、各中継局に向けた別個の地デジアンテナ設置が必要となり、工事費用がかさむことも考えられます。
他地域の地方テレビ(TV)局が受信できる地域では、現場によっては地デジ電波が高層ビルなどに反射した「反射波」を利用し、方向の異なる地デジ電波を一台の地デジアンテナで受信できるケースもございますが、どのような現場でも必ず可能とは申せません。
テレビアンテナを設置するご自宅やその場所、立地によっても、地デジ放送、BS/CS放送の受信に関して、さまざまな条件が生じてまいります。例えば「地デジの放送局から距離が遠い」「地形が複雑」「近隣に高層建築がある」などの要因で地デジの電波状態が悪い問題から「海沿いや豪雪地帯のため、サビや積雪によるテレビアンテナの故障が発生しやすい」などの問題もございます。
オーガニックハウスへの各種テレビアンテナ設置では、オーガニックハウスではご入居の前に、当あさひアンテナなど、確かな技術をもつ専門のアンテナ工事業者がアンテナ設置工事を担当し、お客様との綿密な連携により、ご要望に応じたさまざまな工法をご提案いたします。施行に関しても住宅のスタイルや機能との調和を重んじ、地デジや衛星放送の受信感度、デザイン性、耐久性などから、費用面まで、可能な限りお客様のご要望に応じた設置工事を実施いたします。
また現在ではテレビアンテナによる地デジや衛星放送の受信に限らず、ケーブルテレビ(TV)、インターネットの光回線(光テレビ(TV)など)のご利用でも、地デジなどと同じ各種のテレビ(TV)放送をご視聴いただけます。
そのため他地域の地方テレビ(TV)局を視聴したいなどのご要望や、現場の地デジ電波状態などでは、ケーブルテレビ(TV)や光回線をご利用されるほうが安定して多くのテレビ(TV)チャンネルをご視聴できる上、価格もアンテナ工事費用などよりもリーズナブルな場合もございます。その場合はアンテナの設置にこだわらず、ケーブルテレビ(TV)や光テレビ(TV)などの設置工事をご提案しております。
・テレビアンテナの種類
まず現在、ご家庭で用いられる基本的な地デジ用テレビ(TV)アンテナの機種は「八木式アンテナ」と「デザインアンテナ」になります。
「八木式アンテナ」は屋根の上などに見られる、昔ながらの魚の骨のような地デジアンテナです。日本ではアナログテレビ(TV)放送の黎明期から使用されています。素材や耐久力などは時代につれて進化し続けていますが、アンテナの基本設計は開発当時から変わっていません。それほど設計の完成度が高く、現在でも地デジ電波の高い受信能力を誇るテレビ(TV)アンテナです。
特に高所に設置できることもあり、テレビ(TV)放送局から距離が遠い、また地形が複雑な地域でも高い受信能力を発揮する優秀な地デジアンテナです。反面、基本的に屋外に設置される八木式アンテナは風雨などの影響を受けやすく、歳月により確実に老朽化していく弱点もございます。また家屋のデザイン性を重んじるお客様からは、家屋の外観性が悪くなるとのご意見もございます。
「デザインアンテナ」は家屋の外壁などに設置する、平面で軽量薄型の地デジアンテナです。家屋の外観を損なわない、自然環境の影響を受けにくく経年劣化を軽減できる、修理やメンテナンスも簡単など多くのメリットがあり、現在では人気ナンバーワンの地デジアンテナです。薄型でカラーも豊富なため、壁面デザインの一貫としてもマッチいたします。特にデザイン性に優れたオーガニックハウスには、非常に適したアンテナ機種といえます。
また現在のデザインアンテナは基本モデルが20素子相当で、八木式アンテナと比べて地デジ受信の性能にほとんど差はございません。ただデザインアンテナは八木式アンテナよりも設置位置が低い分、地デジの受信感度もやや低くなる傾向がございます。アンテナ本体価格や設置工事費も、八木式アンテナに比べるとやや割高になります。
BS/CSテレビ(TV)放送では、従来のハイビジョン(2K)放送だけでなく、現在では超高画質となるスーパーハイビジョン、4K8Kの衛星テレビ(TV)放送に対応した、2K4K8K対応BS/CS110度アンテナがございます。
4K8K放送では、テレビ(TV)受像機、いわゆるテレビ本体も4K8K対応のものが必要ですが、オーガニックハウスの住宅ではBS/CSアンテナ設置工事においても、基本的に2K4K8K対応BS/CS110度アンテナが用いられています。また4K8Kなどは求めないので工事費用を安くしたいとお考えのお客様には、通常の2K対応BS/CS110度アンテナの設置も承ります。
・実際のテレビ(TV)アンテナ工事における各種工法
オーガニックハウスの住宅における各種アンテナ工事で、採用する機種や設置の工法は、お客様のご要望を元に、高い工事技術力を誇る当あさひアンテナなどの専門アンテナ業者が、ご自宅で受信できる地デジ中継局や電波状態などを確認し、各住宅の条件に合わせた、もっとも適切なアンテナ設置工事をご提案いたします。
現場ごとに条件が異なる戸建て住宅のテレビアンテナ取り付けについても、現在では確実な地デジ、BS/CSの受信性能はもちろん、家屋の外観性の重視、アンテナの故障リスクや経年劣化を抑えるなど、さまざまな現場対応力とメリットを持つ工法がございます。
当あさひアンテナでは、オーガニックハウスへのテレビアンテナ設置では、まず家屋の特性や住宅機能、設備などとの調和を重視し、可能な限りシンプルに整理された見栄えのいい工事を心がけます。見栄えのいい施工はシンプルさから安定した受信性能とアンテナの長寿命につながる他、メンテナンスやトラブルの際の修理もスムーズに行えるメリットがございます。
やや大型になる八木式アンテナやBS/CSパラボラアンテナでは、例えば壁面やベランダの外、内側など、風雨を受けにくい位置に設置して老朽化を軽減する工法がございます。
ベランダ内側への設置では空間を少し消費いたしますが、その分、老朽化や故障のリスクを抑えられ、メンテナンスも簡単になります。ただテレビアンテナは基本的に、地デジ電波を発信する放送局や、衛星放送の電波の方向にアンテナを向けることが必須となるため、ご自宅の位置や角度などの条件により、ご自宅内でもアンテナを設置できる場所に制約が生じます。その点はどうかご承知おきください。
またご自宅が海沿いにある場合は、潮風により八木式アンテナやBS/CSアンテナのサビが進み、故障や寿命低下を招く塩害が、積雪の多い地域ではアンテナへの積雪により受信不良や故障、寿命低下を招く雪害が生じることもございます。台風や強風の多い地域では、やはり風雨によるダメージの蓄積もあり、現場の自然環境によってテレビアンテナに影響が発生するケースが考えられます。
自然環境からテレビアンテナを守る対策としては、塩害ではアンテナ本体や固定具、ケーブルなども含めて錆びに強い抗サビ、対塩害仕様のものを使用する。雪害では通常より取付金具の強度(耐荷重)が高く、表面に雪が付着しにくい加工がなされた雪害対策用のアンテナを用いるなどの方法がございます。
さらにテレビアンテナや接続部全体を覆う「レドーム」と呼ばれるカバーを装着することで、雪害、塩害をはじめ、さまざまな自然環境や経年劣化への対策に高い効果が得られます。
また当あさひアンテナをはじめ、アンテナ工事の専門職人は、その住宅の品質にふさわしい高いテレビアンテナ設置技術を備えております。
弊社の場合では、例えば八木式アンテナでは、専門的な技法によりアンテナケーブルや接続各部に防水テープを隙間なく巻きつけ、浸水や塩分による腐食を阻止する緻密な施工を行っており、潮風や強風、積雪などの影響を受けやすい地域でも、通常の八木式アンテナと代わらない強度と寿命をお約束いたします。
壁面に設置するデザインアンテナでは自然環境への抵抗力が高くなりますが、弊社では壁に取り付ける際のネジ穴に防水用シリコンを埋め込み、穴からの浸水などによる腐食を防止するなど、家屋の品質を損ねないアンテナ設置工事を実践しております。
またデザインアンテナでは、ご自宅の外観にまったく影響を与えず、降雪や潮風など自然環境の影響も受けず、経年劣化を最小限に抑える工法として、屋根裏(天井裏)の空間にデザインアンテナを設置する工法もございます。
ただ屋根裏へのデザインアンテナ設置は、屋根という外壁を隔てるため、どうしても屋外より地デジの電波状態が低下いたします。
そのため現場の地デジ電波状態やご自宅の屋根裏空間の形状、断熱材の素材などの条件によっては、設置スペースが確保できない、地デジ電波が受信できないため工事が不可能となるケースや、別料金で高性能アンテナやアンテナブースターなどの設置が必要となり、工事の価格が上昇するケースもございます。その点は何とぞご了承ください。