【テレビが映らない?】受信できない原因を5分で診断!エラーコード(E202)の対処法からアンテナなしの視聴方法まで解説

2026年04月28日

「昨日まで普通に映っていたテレビが、急に映らなくなった」
「ブラックアウトした画面に『E201』と表示される」
「引越し先でテレビを繋いだけど、チャンネル設定がうまくいかない」
など、アンテナやテレビなどの機材が故障していなくても、テレビ放送がうまく受信できなくなるといったトラブルは、どこのお住まいでも起こりうる厄介な問題です。

いまこの記事をお読みの方の中にも、テレビ画面に表示されている「E202」などのエラーコードを前に、途方に暮れている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、すぐにアンテナやテレビなどの専門業者へとご連絡になる必要はないかもしれません。
実は、テレビ画面のトラブル、特に受信トラブルについては、ご自身で簡単に試せる対処法がたくさんあるのです。

この記事は、アンテナ工事のプロであり、受信トラブル対応にも豊富な経験を持つ「あさひアンテナ」の解説と監修に基づいて書かれた記事です。
執筆担当者もアンテナや放送などの基礎知識を持つプロのライターが担当しており、現場経験豊富な専門家による正確かつ詳しい解説を、一般の方にもわかりやすくまとめています。

そんな本記事の主なテーマは、
「いま受信トラブルでお困りの方のための早わかり対策」
です。
具体的には、テレビ放送が正しく受信できない原因の診断から、ご家庭でもできる具体的な対処法、さらにはこれから新しいお住まいでテレビ設置をお考えの方のための、アンテナを使わない新しい視聴方法まで、専門家の知見に基づいて解説します。
この記事を一通りお読みいただければ、専門業者に頼らなくとも、あなたの力でテレビの受信トラブルを解決できる可能性が見つかるかもしれません。

【まず試して】テレビ放送が受信できない!5分でできる簡単チェックリスト

お住まいで地デジや衛星放送などテレビ画面の映りが悪いとき、それがテレビ本体の故障などでなく、テレビ側でテレビ電波がうまく受信できていない問題であれば、その原因は意外と簡単なことかもしれません。
アンテナトラブル、電波環境や受信障害の問題など専門的なことを調べる前に、まずは以下のチェックリストを上から順に試してみてください。
お住まいのテレビで画面が映らなくなる問題は、その大半のケースがケーブル接続や機器のささいな不具合によって起こるもので、以下のごく基本的な確認作業で問題が解決することも多くなります。

チェック項目 具体的な確認方法
1. テレビとレコーダーの再起動 テレビの主電源スイッチを切った上で、電源プラグをコンセントから抜き、数分ほど待ってから再度プラグを差し込んで主電源を入れてみてください。
2. B-CAS/miniB-CASカードの確認 B-CASカードを一度抜き、ICチップの汚れを乾いた布で拭いてから、正しい向きで奥までしっかり挿入します。
3. アンテナケーブルの接続確認 壁のアンテナ端子からテレビ・レコーダーまでの配線が、緩んだり抜けたりしていないか確認します。またケーブルを強く折り曲げていたり、家具などの下敷きにしたりしていないかという点も要確認です。
4. チャンネルの再スキャン(再設定) リモコンのメニュー画面から「チャンネル設定」「初期スキャン」などを選択し、お住まいの地域のチャンネル情報を再取得します。
5. 入力切替の確認 リモコンの「入力切替」ボタンを押し、テレビの入力が「地上デジタル(地デジ)」などに正しく設定されているか確認します。

※上記はテレビ画面が正常に映らないときの基本的なチェックポイントです。

エラーコードが表示された?番号別の原因と対処法を解説

上記の簡単チェックリストを試しても改善しない場合、テレビ画面に表示されているエラーコードが大きなヒントになります。
エラーコードとは、何らかのトラブルでテレビ画面を正常に映し出せない場合、テレビ機器がその原因を自己診断して、対応するコードを表示することで、テレビが映らない原因をユーザーに知らせる機能です。このエラーコードは、テレビのメーカーやモデルは違っても、コードの内容はほぼ共通しています。
ここでは、特にテレビの電波状態が悪いなど受信トラブルの場合に表示されることが多い3つのエラーコードについて、その原因と対処法を詳しく解説します。

E202:信号が受信できません/アンテナの接続や設定をご確認ください

一般的なテレビのトラブルでよく見かけられるエラーコードが「E202」です。
これは、テレビのチューナーまで、テレビ電波が正常に届いていないことを示しています。具体的にはテレビまで電波がまったく届いていないか、極めて微弱である場合に表示されます。
テレビの電波は、通常は電波塔や静止衛星から送られ、お住まいのアンテナでキャッチされた後、宅内のケーブル配線部を通じてテレビまで送られています。
そのため「E202」が表示された場合、これら電波が送られる経路のどこかに問題があると考えられ、想定される原因は多岐にわたります。
まずは考えられる原因を、ひとつずつ確認していくことが大切です。
以下、「E202」が表示された場合に想定される要因の主な一覧です。

主な原因 対処法
アンテナ設備の不具合 アンテナの向き(適切な角度)がズレている、またアンテナ本体やケーブルが劣化・破損している可能性があります。
ケーブルの接続不良 壁の端子やテレビ、レコーダーの接続部でケーブルが緩んでいるか、抜けている場合があります。またケーブルの折り曲げや圧迫による断線も考えられます。
電波が弱い/強すぎる お住まいの地域(電界地域)や周辺環境によって、受信する電波が基準値に満たない、または強すぎる場合があります。
放送局側のトラブル 放送局側で放送が休止していたり、機材トラブルが発生していたりする可能性も考えられます。

※上記は「E202」が表示された場合に考えられる主な要因です。

まずは、前述の「5分でできる簡単チェックリスト」を再度お試しください。
それでも改善しない場合は、お住まいのアンテナ本体や周辺機器に問題がある可能性が高いため、専門業者へのご相談をおすすめします。

E201:アンテナレベルが低下しています

「E201」は、電波の受信レベルが不安定になっている状態を示します。詳しくは、テレビまである程度の電波は届いているものの、レベルが弱く、鮮明な映像を映し出すためには映像信号の精度が不足している状態です。
このエラーコードが表示される状態になると、テレビ映像が映ったり消えたりする、またブロックノイズやフリーズが発生したりするのが特徴です。
他にもほぼ同じ状態を示すエラーコードとして「0020」が表示されることもあります。
このエラーコードは、特に天候の悪さで電波状態が不安定になっている場合に表示されやすいエラーコードです。
以下、「E201」が表示される場合に考えられる主な要因をご紹介します。

主な原因 対処法
悪天候の影響 大雨や大雪、強風などによって電波が減衰したり、アンテナの向きがわずかにズレて受信感度が低下している可能性があります。天候の回復を待つか、改善しない場合は方向調整を検討します。
一時的な電波障害 近隣工事や大型車両の通過などで一時的に電波が遮られている可能性があります。時間を置いて改善するか確認し、継続する場合は設置環境の見直しを行います。
ケーブルや機器の劣化 アンテナケーブルや分配器の劣化・接触不良により信号が弱くなっている可能性があります。接続確認や必要に応じて交換を行います。
ブースターの不具合 ブースターの故障や電源不良により電波が十分に増幅されていない状態です。電源確認・交換を検討します。

 

※上記は「E201」が表示される場合に想定される主な要因です。

天候が原因の場合は、回復を待つことで自然に解消されることが多くなります。
地デジ電波は気候や悪天候に影響を受けて電波レベルが低下することがあります。この場合は、アンテナの適切な性能や設置位置の選択、ブースター設置などで、あらかじめ余裕のある受信レベルを確保しておくことが対策になります。
衛星放送の場合は、一定以上の豪雨、大雪により電波が遮られる「降雨減衰」「降雪減衰」が起こります。この場合の基本的な対処は天候の回復を待つことです。また戸建て住宅ではやや大型で受信感度の高いBS/CSアンテナを使うことも対策になります。

また障害物については、地デジ放送の場合は、アンテナの正面側(電波塔の方向)すぐ近くにビルなどの建物ができると、電波が遮られて受信レベルが低下することがあります。
衛星放送の場合は、南西上空に静止して見える人工衛星(静止衛星)から直進的に送られる電波をBS/CSアンテナでキャッチしているため、この静止衛星とアンテナを結ぶ直線状に、建物や樹木、クレーン車などわずかな障害物ができただけでも電波が遮られ、受信レベルが大きく低下します。

いずれにせよ、頻繁に「E201」エラーが発生する場合は、これらの要因のほか、アンテナの性能不足や設備の劣化、またはその複合的な要因が考えられます。

E203:このチャンネルは現在放送を休止しています

「E203」が表示される場合は、基本的にはテレビやアンテナの故障、もしくは受信障害などではありません。
選択したチャンネル(放送局)が、メンテナンスや番組編成の都合、局側のトラブルなどで放送を休止している状態を示しています。
他のチャンネルが問題なく映る場合は、特に心配はありません。
以下、「E203」が表示される主な原因の一覧です。

主な原因 対処法
放送休止中 放送局が深夜のメンテナンスなどで、一時的に放送を停止しています。
契約していないチャンネル ケーブルテレビや衛星放送などで、視聴契約をしていない有料チャンネルを選んでいる可能性があります。

※上記は「E203」が表示される一般的な要因です。

このエラーコードが表示される場合は、放送局の公式サイトや電子番組表(EPG)で、放送スケジュールを確認してみてください。
契約状況が不明な場合は、契約しているサービス事業者へ問い合わせてみましょう。

またこれらエラーコードは、あくまでテレビの自己診断機能によって表示されるものです。そのためときにわずかな診断ミスが生じることもあります。
特にここでご紹介した3種類のエラーなど原因が似ているコードでは、例えばアンテナの不具合により電波が届いていない場合でも「E203」が表示されるなど、正確なコードが表示されないケースもあるためご注意ください。

テレビの受信レベル(アンテナレベル)を自分で確認・改善する方法

「E201」「E202」などのエラーコードが表示される根本的な原因の多くは、アンテナからテレビまで届く電波の「受信レベル」の問題にあります。
受信レベルとは、実際にテレビが受信している電波の強さを示す数値のことです。
この数値を確認し、適切な状態に保つことが安定したテレビ視聴の鍵となります。

メーカー別|リモコンで簡単!受信レベルの確認手順

受信レベル(アンテナレベル)は、ご家庭のテレビリモコンで簡単に確認できます。
アンテナレベル画面の表示方法、および表示画面の見方は、メーカーやモデルによって操作方法が少し異なりますので、以下の一覧を参考にしてください。

メーカー 主な操作手順
パナソニック(VIERA) リモコンの「メニュー」→「設定する」→「視聴準備」→「テレビ放送受信設定」→「アンタレベル」
シャープ(AQUOS) リモコンの「ホーム」→「設定」→「視聴準備」→「テレビ放送設定」→「アンテナ設定」
ソニー(BRAVIA) リモコンの「ホーム」→「設定」→「放送受信設定」→「アンテナ設定」→「電波・受信状態の確認」
東芝(REGZA) リモコンの「設定」→「放送受信設定」→「地上デジタル設定」→「アンテナレベル」
三菱電機(REAL) リモコンの「メニュー」→「設定」→「チャンネル設定」→「アンテナレベル」

※各メーカーのテレビでも、モデルや年式によってメニューの名称が異なる場合があります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。

テレビ受信レベルの目安は?数値で見る「良い電波」「悪い電波」

テレビに表示される受信レベル(アンテナレベル)の画面では、数値や色のついたバーなどで、テレビに届いている電波の強さが表示されます。
一般的に推奨される数値の目安は、各メーカー、モデルによっても差がありますが、主に以下の通りです。
ここで重要となるのは、テレビに届いている電波は、レベルが弱すぎても強すぎてもいけない、ということです。

評価 地上デジタル放送 BS/CS 放送 状態の説明
良好 60 以上 50 以上 安定して視聴できる理想的なレベルです。
注意 45~60 45~50 視聴は可能ですが、天候によって映像が乱れることがあります。
不足 44 以下 44 以下 信号が弱く、E201 や E202 エラーが表示される可能性が高いです。
過剰 81 以上 信号が強すぎて、かえって映像が乱れる原因になります。

※上記は一般的なテレビにおける受信レベルの目安です。

テレビ受信レベルが低い・不安定になる5つの原因

テレビの受信レベルが基準値を下回ってしまう原因は、主に以下の5つに分類されます。

  1. アンテナの向きのズレ:強風や経年劣化でアンテナの方向が適切な方向からズレてしまい、受信感度が低下している。
  2. 周辺環境の変化:気候や天候の変化、また近隣に高層ビルが建つ、樹木が成長するなどして、アンテナに届く電波が遮られる。
  3. アンテナ・設備の劣化:アンテナ本体やケーブル、分配器などが10年以上の使用で劣化している。
  4. 電波の弱い地域:もともと地デジ電波が届きにくい「弱電界地域」に住んでいる。
  5. ケーブル配線の問題:長いケーブルを使ったり、多くの部屋に分配したりすることで電波が弱まる。

また電波塔の直近に当たる強電界地域で、テレビに届く受信レベルが90を超えても、テレビ側のチューナーが信号を処理できなくなり、テレビ映像が乱れる、映らなくなることがあります。
この場合は、現場の電波レベルに応じて受信性能(素子数・素子数相当)の低い地デジアンテナを使う、または電波を適度に弱めるアッテネーターを設置するか、テレビにアッテネーター機能がある場合は設定をオンにするなどの対処で、受信レベルを正常化できます。

【自分でできる】テレビの受信レベルを上げるための改善策

受信レベルが低くなっている原因を特定できれば、ご自身で改善できることもあります。
ただし、特にアンテナやブースターが屋根の上などの高所に設置されている場合、それらの機器を調整する高所作業は大変危険です。
決してご自身では行わず、専門業者に依頼してください。

  • ブースター(増幅器)の設置・調整
    • アンテナが受信した電波を、その住宅で必要なレベルに増幅させる機器です。受信レベルが全体的に低い場合に有効です。
    • すでに設置されている場合は、ブースターにトラブルが生じていないか確認するか、ブースター利得(増幅度)の調整ダイヤルを少しずつ回して最適なレベルを探します。
  • アッテネーター(減衰器)の設置
    • 前述の通り、電波が強すぎる場合に、信号を適切なレベルまで弱める機器です。
    • アンテナとテレビの間のケーブルに接続するだけで簡単に使用できます。
    • 近年のテレビ機器には、本体にアッテネーター機能が内蔵されているモデルもあります。、設定画面で減衰レベルを選択することにより、テレビに電波が入力される際、強すぎる電波を一定レベル下げてくれます。
  • ケーブルや分配器の交換
    • お住まいのアンテナ配線部にあるケーブルや分配器などが古くて性能の低いもので、衛星放送や4K8K放送が正常に映らない場合、新しい4K8K対応のものに交換すると改善することがあります。
    • 地デジ電波に比べて2K衛星放送、4K8K放送(左旋)の電波は、順に周波数帯が高くなるため、古いケーブル配線部では減衰量も大きくなるためです。
    • この場合は、「4K8K(3224MHz)対応」や「SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)」または「HSマーク(ハイシールドマーク)」が表示されている金メッキプラグやシールド性能の高いケーブル、機器がおすすめです。

アンテナだけじゃない!テレビの受信方法4つの選択肢を徹底比較

本記事ではここまでテレビアンテナを使ったテレビ放送の受信を前提に解説してきましたが、現在では地デジ、BS/CS放送などのテレビ放送を視聴する方法は多様化しています。
ここでは、アンテナの利用を含めて代表的な4種類のテレビ視聴方法を比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
以下の一覧と解説を参考に、ご自身のライフスタイルに合った方法を見つける参考にしてください。

視聴方法 初期費用目安 月額費用目安 メリット デメリット こんな人におすすめ
① アンテナ設置 2万円~8万円 0円 ・ランニングコストが不要
・災害時にも情報を受信しやすい
・天候の影響を受けやすい
・初期費用がかかる
・外観を損ねる場合がある
・長く同じ場所に住む予定の方
・月々の固定費を抑えたい方
② ケーブルテレビ 0円~3万円 3,000円~6,000円 ・天候に左右されず安定
・専門チャンネルが豊富
・アンテナが不要
・月額料金が発生する
・提供エリアが限定される
・ネットとのセット契約が主
・特定の専門チャンネルを視聴したい方
・アンテナを設置したくない方
③ 光回線テレビ 0円~2万円 800円~3,000円 ・アンテナ不要で外観スッキリ
・ネット回線とまとめて契約できる
・映像が安定している
・光回線の契約が必須
・提供エリアが限定される
・これから光回線を契約する方
・通信費と放送視聴料をまとめたい方
④ インターネット配信 0円 0円~2,000円 ・アンテナも工事も不要
・スマホやPCでも視聴可能
・好きな時に見られる番組が多い
・リアルタイム視聴できない番組がある
・安定したネット環境が必須
・リアルタイム視聴にこだわらない方
・テレビ以外の端末でも視聴したい方

※上記はアンテナを使わないテレビのチャンネル、番組コンテンツの主な視聴方法になります。

これってどうなの?テレビ受信に関するQ&A

ここではテレビの受信や画面の不具合に関して、アンテナ工事の専門業者によく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. 引っ越し・新築でテレビを見るための設定手順は?

ご新居にテレビを設置してテレビ放送を視聴するためには、以下の手順で設定を行うのが一般的です。

  1. アンテナ端子の確認:お部屋の壁にあるアンテナコンセント端子の位置と種類を確認します。
  2. ケーブルの接続:アンテナコンセント端子とテレビ(またはレコーダー)の「地上デジタル入力」端子をアンテナケーブルで接続します。
  3. 衛星放送の視聴:お住まいにBS/CSアンテナがあり衛星放送も視聴する場合は、一個のアンテナコンセント端子から送られる電波を分波器で地デジとBS/CSに分けるか、二個の端子からのケーブルを、テレビ側の地デジ・BS/CSの入力へと適切に接続してください。
  4. 電源とB-CASカード:テレビの電源プラグをコンセントに差し込み、専用のスロットにB-CASカードを挿入します。
  5. チャンネルスキャン:テレビの主電源を入れ、リモコンのメニュー画面から「初期設定」や「チャンネル設定」に進み、「チャンネルスキャン(初期スキャン)」を実行します。お住まいの地域で受信可能なチャンネルが自動的に設定されます。前のお住まいで使用されていたテレビの場合は、同じように「再スキャン(再設定)」を行ってください。

Q2. NHKの受信料、支払い義務があるのはどんな場合?

NHKの受信料は「放送法第64条」に基づき、NHKの放送を受信できる設備を設置した世帯に支払い義務が発生します。該当する設備は以下の通りです。

支払い義務の対象となる受信設備
・テレビ(チューナー内蔵)
・レコーダー(チューナー内蔵)
・チューナー内蔵パソコン
・ワンセグ機能付きの携帯電話・カーナビ

※上記はNHK受信料の支払い対象となる主な機器です。

実際にテレビを視聴しているかどうかに関わらず、地デジやBS放送のNHKが受信できる、これらの設備を所有しているだけで契約義務が生じます。
契約をせずに放置したり、支払いを滞納したりすると、割増金が請求されたり、法的措置に至る場合もあるため注意が必要です。
一方で、学生や単身赴任者向けの割引制度や、生活保護受給者などを対象とした免除制度も設けられています。
また近年流行している、テレビ放送(電波)を受信するチューナーが内蔵されていない「チューナーレステレビ(スマートモニター)」であれば、受信設備には該当しないため契約義務は発生しません。

Q3. 専門業者に頼んだ方がいいのはどんな時?費用は?

テレビの受信トラブルで、原因がアンテナ設備の不具合である可能性が高い場合に、ご自身での対処が難しい、高所などで作業に危険を伴う場合は、決して無理をせずアンテナ工事の専門業者に依頼してください。
以下、業者に任せるべき主なケースの一例です。

  • 業者に依頼すべきケース
    • 屋根の上など高所でのアンテナ調整や確認が必要な場合。
    • 原因を特定できない複雑なトラブルの場合。
    • ブースターや分配器など、専門的な機器の交換・設置が必要な場合。
    • 台風などでアンテナが倒壊・破損してしまった場合。

なお、業者に各種アンテナ修理を依頼した場合の費用相場は以下の通りです。

作業内容 費用相場
アンテナの方向調整 8,000円~15,000円
ブースターの交換 15,000円~30,000円
アンテナ本体の交換 30,000円~60,000円

※上記はアンテナ工事業者に依頼した場合の平均的な費用相場です。また実際の費用は使用する機材や現場の条件、追加工事の有無などによっても変動します。

Q4. 700MHzの電波障害って何?無料で対策してもらえる?

近年、スマートフォンの普及に伴い、携帯電話で使用する700MHz帯の電波が、テレビのブースターに影響を与えて受信障害を起こすケースが報告されています。
この問題は、主にアナログ放送時代の古いUHFアンテナ、ブースターを使用している住宅で、アンテナが地デジ電波以外の710MHzより高い周波数帯を受信してしまい、ブースターの異常発振を招くことで発生します。
この問題については、民法の規定(原因者負担の原則)に基づき、各携帯電話事業者の合同による一般社団法人「700MHz利用推進協会」という団体が対応しています。
同団体は、携帯電話基地局の近隣など、700MHz帯電波障害の可能性があるエリアに広告やビラによる周知を行っており、協会への電話一本で調査員が訪問し、現場を確認して、必要な場合は適切な対策(フィルターの取り付けなど)を無料で行ってくれます。
心当たりがある場合は一度、同協会に相談してみることをおすすめします。
また該当するエリアでは、同協会の関係者を名乗る者による、有料の工事や機材販売の勧誘といった詐欺の例も報告されているのでご注意ください。本物の同協会は、調査や工事に当たって費用はいっさい請求しません。

Q5. 地デジ放送で受信が安定しないケースとは?

地上デジタル放送(地デジ)の受信が不安定になる主な要因は、電波塔を用いた送信の形式や、電波(UHF・極超短波)の性質と、お住まいの受信環境に起因します。
以下、地デジ受信に問題が出る主な要因の例を一覧でご紹介します。

不安定になる要因 解説
電波が弱い(弱電界地域) 放送所の電波塔から距離が遠い、または山間部などで電波が届きにくいケース。高性能なアンテナやブースターが必要です。
電波が遮られる(遮蔽障害) アンテナと電波塔の間に高層ビルや樹木などの障害物があり、電波が直接届かない。この場合は、アンテナの設置場所を高くして受信環境を整えるなどの工夫が必要です。
アンテナ設備の不具合 アンテナの向きのズレ、本体やケーブルの経年劣化など。設置から10年以上経過しているアンテナ設備は点検が推奨されます。
宅内配線の問題 ケーブルが長すぎる、または分配数が多すぎることで電波が減衰する。適切な性能のケーブルやブースターが必要です。

※上記は地デジ放送で考えられる主な受信トラブルの要因です。

Q6. 衛星放送で受信が安定しないケースとは?

BS放送、CS放送などの衛星放送は、宇宙空間で常に空の一点に見える静止衛星から、日本全域に送られるSHF(センチメートル波)でも12GHz帯の電波を、専用のBS/CSアンテナで受信します。
地デジ放送とは電波の性質や放送・受信の仕組みが大きく異なるため、まったく別の原因で受信が不安定になることがあります。

不安定になる要因 解説
アンテナの角度のズレ 衛星放送のBS/CSアンテナは、東経110度の静止衛星に向け、上下左右の角度を数ミリ単位で正確に合わせる必要があります。この角度が強風などでわずかにズレただけで衛星放送は受信できなくなります。
障害物による遮蔽 SHFは直進性が強いため、BS/CSアンテナと静止衛星の間に建物、樹木、さらには洗濯物など、わずかな障害物があるだけでも遮られます。
降雨・降雪減衰 大雨や大雪の際、雨粒や雪がSHFの電波を吸収・散乱させてしまい、一時的に受信レベルが著しく低下します。
4K8K放送の設備未対応 特定の4K8Kチャンネルが映らない場合、アンテナやケーブル、分配器などが4K8K放送用の新しい電波(左旋円偏波)に対応していない可能性があります。すべて対応する機器へと交換してください。

※上記は衛星放送で想定される主な受信トラブルの例です。

まとめ:テレビの受信トラブルは原因の切り分けが解決のカギ

本記事では、テレビの受信トラブルについて、主な対処法を簡単にまとめて解説しました。本コラムの他記事では、各項目について掘り下げた記事もありますので、詳しくお知りになりたい方はそちらもご確認ください。
いずれにせよ、受信の問題でテレビが映らないというトラブルは、まずはあせらずに原因をひとつずつ切り分けていくことが解決への近道です。
本記事の主なポイントを、以下であらためてまとめます。

  1. まずは自分で簡単チェック:テレビの再起動や配線の確認など、基本的な項目から試しましょう。
  2. エラーコードを確認:E202など表示されているコードから、原因を絞り込みます。
  3. 受信レベルをチェック:テレビの機能で受信レベルを確認し、電波が適切に届いているか判断します。
  4. 視聴方法を見直す:アンテナ受信が難しい環境なら、ケーブルテレビや光回線といった別の選択肢も検討しましょう。

もし本記事でご紹介した対処法を試しても問題が改善しない場合や、アンテナの確認などで屋根の上での作業が必要な場合は、決してご自身で無理はなさらないでください。
そのような場合は、アンテナやテレビ電波の専門家に相談することで、プロの技術と専門知識により、安全かつ迅速に問題を解決できます。

もしアンテナ工事の専門家へとご相談になる際は、本記事にもご協力いただいた優良なアンテナ専門業者「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、またはメールフォーム、LINEアカウントへと、まずはどのようなことでもご相談になることをおすすめします。
お客様が快適なテレビライフを取り戻すために、この記事の情報がお役に立てたならば幸いです。

無料見積もり

無料見積もり


LINE見積もりバナー

LINE見積もりバナー


フリーダイヤルバナー

フリーダイヤルバナー

アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。