雨の日にBS放送が映らない原因は?E202エラーやテレビ本体の簡単な対処法と風雨でのアンテナトラブル対応を全解説!

2026年06月10日

梅雨で雨が多くなる昨今、今日のようにせっかくの休日に外が雨で、家でBS放送やCS放送の映画やドラマなどを見て過ごそうとお考えになる機会も多いことでしょう。
しかしそんなとき、BSやCSのチャンネルに合わせたところ、雨が激しくなってきた途端にテレビ画面がモザイク状に乱れたり、突然「E202」「受信できません」と表示されてテレビ映像が映らなくなった経験はありませんか。

地デジ放送はいつも通り問題なく映っているのに、BS放送だけが映らなくなると、「テレビが壊れたのでは?」「BSアンテナが故障したのでは?」と不安になってしまうものです。
特に大雨や台風、ゲリラ豪雨の際にだけBS放送が映らない場合は、何から確認すればよいのか分からず、すぐに修理業者を呼ぶべきかどうかで迷う方も多いでしょう。

なお、雨の日に限らずBS放送の映像がモザイク状に乱れる、音声が途切れる、映像が一時停止するなどの症状が出る場合は、「BS 画面が乱れる」場合の原因と対処法もあわせて確認しておくと安心です。

雨の日にBS放送が映らなくなる原因の多くは、テレビやアンテナ本体の故障ではありません。BS放送で使われる電波は、地デジ放送とは性質が大きく異なっており、時に障害物や大粒の雨・雪などの影響を受けやすい特徴があります。
このような大雨、大雪による一時的な受信障害であれば、多くの場合は天候の回復と同時に自然に復旧するケースもあります。

ところがその一方で、雨の日だけBS放送が映らない症状が何度も続く場合は、BS/CSアンテナ角度のズレやケーブル接続部の劣化、防水処理の不備、コンバーターの寿命、ブースターや分配器の不具合などが隠れているケースもあります。
特に長年、使用しているBSアンテナでは、雨水の浸入やサビによって、少しずつ受信性能が悪化している可能性もあります。このアンテナの不具合と雨の影響が重なることで、BS放送が映らないケースも考えられるため、注意が必要です。

本記事では、アンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の監修による正確な情報に基づいて、BS放送が雨の日に映らなくなる原因を、BSアンテナや衛星放送の電波の仕組みから分かりやすく解説します。
さらにBS放送が映らない時の対処として、テレビの再起動、アンテナレベルの確認、ケーブルの抜け・緩みチェックなど、ご自宅で今すぐ安全に試せる応急処置から、BSアンテナの角度調整、防水処理、ケーブル交換、高耐候アンテナへの交換といった根本的な対策まで、順を追ってご紹介します。

お住まいにて「雨が降るたびにBSが映らなくなる」「E202エラーが出て原因が分からない」「修理と交換のどちらがよいのか判断したい」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ本記事を最後までご確認ください。
この記事を一通りお読みいただければ、雨の日のBS放送トラブルに落ち着いて対処できるようになり、天候に左右されにくい快適なテレビ視聴環境を整えるためのヒントが見つかるはずです。

なぜ?雨の日にBSだけ映らなくなる主な原因

結論から申し上げると、BS放送やCS放送(衛星放送)は、地上波デジタル放送(地デジ)に比べて、雨や雪など天候の影響を非常に受けやすいという特徴があります。
そもそも電波には、水分に吸収されやすい性質があります。
そのため地上の電波塔から電波(UHF)を送信する地デジ放送も、雨や雪の影響で受信レベルが低下することがあります。
ただ地デジ放送の電波は波長の幅が数十センチあるため、雨や雪で完全に遮られることはほとんどありません。したがって雨による電波レベルの低下は、アンテナ設置やブースターの使用であらかじめ受信レベルに余裕を持たせることで、事前にカバーできます。

しかしBS放送をはじめとする衛星放送は、宇宙空間で赤道軌道上を周回する人工衛星(地上からは空の一点に止まって見える静止衛星)から直接、地上まで電波を送るという仕組みになっています。
この長距離を送信される電波の性質上、地上の大気の状態、特に雨や風が大きな障壁となってしまうのです。
以下の一覧表は、地デジとBS放送(CS放送含む)の電波の違いをまとめたものです。

項目 地上波デジタル放送 BS放送
送信元 地上の電波塔 宇宙の人工衛星
距離 数km〜数十km 約3万6000km
電波の性質 障害物を回り込みやすい 直進性が高く障害物に弱い
天候の影響 受けにくい 受けやすい(雨や風に弱い)
主なトラブル原因 アンテナの倒壊やケーブルの劣化 降雨減衰やアンテナのわずかなズレ

※上記は地デジ放送、衛星放送(BS放送)別の放送形式と天候の影響をまとめたものです。

雨粒による電波の吸収と散乱(降雨減衰)
BS放送(衛星放送)で、静止衛星から地上までの送信に使用される電波は、マイクロ波に分類されるセンチメートル波(SHF)の中でも、12GHz帯と呼ばれる非常に高い周波数のものです。
この電波は直進性が非常に高く、衛星放送などの長距離送信に適しています。一方で波長の幅があるUHF等の電波に比べ、障害物に遮られやすい性質もあります。
特に衛星放送用の12GHz帯の波長は、幅が約2.5cmで、豪雨などの際の雨粒(雪粒)の大きさと近いため、影響を受けやすくなります。
12GHz帯など波長の短い電波が大きな雨粒や雪粒にぶつかると、エネルギーが吸収されたり、反射により散乱したりして、BSアンテナに届くまでに弱まってしまいます。
その結果、テレビでBS放送が映らないことになるのです。
この現象を「降雨減衰」「降雪減衰」と呼びます。
雨や雪のカーテンに、光のように直進する電波が遮られている状態をイメージすると分かりやすいでしょう。以下、降雨減衰について一覧で解説します。

降雨減衰の仕組み 詳細な影響
電波の吸収 水分子が電波のエネルギーを吸収し、熱に変えてしまう現象です。
電波の散乱(ミー散乱) 電波が雨粒に当たって四方八方に散らばり、アンテナに届かなくなります。
雨量の関係 雨粒が波長の幅に近く大きい(大雨・豪雨)ほど、電波の減衰は激しくなります。

※上記は降雨減衰、降雪減衰の基本的な解説です。

強風によるアンテナの向きのズレ・劣化
強い雨や雪がBS放送に与える影響は、降雨減衰だけではありません。衛星放送を受信するアンテナ本体に影響するケースも多く見られます。
上記した12GHz帯を受信するBSアンテナ(パラボラアンテナ)は、お椀のような形で、静止衛星から直進的に届く微弱な電波を、一点に集めて受信しています。
より正確に解説すると、お椀状のディッシュ(放物面反射器)の内側で12GHz帯をキャッチし、正面の一点に集める形で反射します。電波が集まる一点には一次放射器が固定されており、ここで電波が受信されるのです。
そのため、BSアンテナは極めて高い指向性があります。電波が正確に一次放射器へと集まるように反射させるには、ディッシュの仰角(上下)、方位角(左右)を静止衛星の位置(東経110度)に向けた、正確な角度調整が必要です。
したがって雨に伴う強風でBSアンテナの向きが数度ずれるだけでも、電波の焦点が一次放射器から外れ、電波を受信できなくなります。
また経年劣化によって固定金具が緩んでいると、風の影響をより受けやすくなります。
以下、風雨などの影響で考えられる主なBS放送が映らないアンテナトラブルの一覧です。

アンテナのズレによる影響 状況の説明
左右のズレ 強風でアンテナの向きが変わり、衛星からの電波を捉えられなくなります。
上下のズレ(仰角) 豪雨や雪の重みなどでアンテナがお辞儀するように傾いてしまいます。
金具の劣化・サビ 根本の固定が甘くなり、少しの風でもアンテナが揺れて受信が不安定になります。
コンバーターの故障 BSアンテナの一次放射器には、12GHz帯をテレビ電波に適した周波数帯に変換する電子機器「コンバーター」が内蔵されています。このコンバーターが雨水の浸入などで故障することがあります。
障害物の干渉 庭木の成長により、雨で枝がしなって電波を遮断してしまうケースもあります。

※上記は雨で考えられる主なBSアンテナのトラブルです。

静止衛星から送られる12GHz帯の電波は、雨や雪などのほか障害物にも遮られやすく、静止衛星からBSアンテナまでを結ぶ電波の経路に、建物や木の枝、電線や洗濯物などわずかな障害物があっても遮られてしまい、受信できなくなる場合があります。

また12GHz帯はそのままでは周波数帯が高すぎてケーブルで送信できないため、アンテナで受信された際、内蔵されるコンバーターで12GHz帯からMHz帯に変換された後、ケーブルへと送られます。
このコンバーターは電源を必要とする電子機器であるため、雨水の浸入などで故障することがあります。家庭用の45型BSアンテナの場合、コンバーターが故障すると、アンテナごと交換することになります。
その他、雪の日には、アンテナに雪がこびりつくことで角度のズレや受信性能の低下、コンバーターの故障などが起こる場合もあります。

なお、この記事ではBS放送を中心に解説していますが、同じく衛星放送であるBS放送とCS放送は使用する静止衛星が違う(BS放送衛星、CS通信衛星)だけで、放送の仕組みや12GHz帯が使われる点などはまったく同じです。
特に主なCS放送である110度CS放送(スカパー)の通信衛星は、BS放送と同じく東経110度(南西)の上空に位置しているため、一基のBS/110度CSアンテナでBS放送とまとめて受信できます。
実際に一般家庭用のBSアンテナは、現在では基本的にBS/CSアンテナになっています。
本記事もBS放送だけでなく、110度CS放送にも共通する内容になっていますので、CS放送が映らない場合の対策にもご利用いただけます。

【今すぐ試せる】雨の日にBSが映らない時の応急処置

現在、強い雨が降っている最中や直後などにBS放送が映らなくて困っている場合は、まずは落ち着いて状況を確認してください。
動揺してテレビを叩いたり、アンテナを確認するため雨で濡れた屋根に上ったりすることは非常に危険です。
まずは室内でも安全にできる基本的な確認作業から始めることが大切です。
以下の手順に沿って、今すぐできる応急処置を試してみてください。

応急処置の手順 目的と効果
1. エラーコードの確認 テレビの画面に表示されている英数字から原因を特定します。
2. 降雨対応放送の確認 画質を下げてでも放送を受信できる機能が作動するか確かめます。
3. アンテナ設備の確認 個別アンテナか共用アンテナかによって対処法を切り分けます。
4. 安全確保と待機 悪天候時は無理をせず、天候の回復を待つのがもっとも安全な対処法です。

※上記はBS放送などテレビが映らない場合の初歩的な対処方法です。

エラーコード「E202」の意味と状態確認
BS放送が映らなくなって、テレビ画面に「E202」というエラーコードが出ている場合は、テレビまでまったく電波が届いていない(もしくは極めて微弱)であることを示しています。
つまりテレビ本体の故障ではなく、アンテナから映像信号が来ていないことを意味します。エラーコードとは、テレビ放送が映らない場合に、テレビ本体がその原因を判断し、持ち主に知らせるための機能です。
大雨が降っている最中に、BS放送で「E202」が出るようであれば、降雨減衰が原因である可能性が極めて高くなります。
まずは雨の勢いが弱まって降雨減衰の影響がなくなるのを待つことが、第一の安全な解決策となります。
以下、受信不良でBS放送などテレビが映らない場合の、主なエラーコードの種類とその意味になります。

主なエラーコード 意味 対処法
E201 アンテナの受信レベルが低下しています。 雨や雪の影響が考えられます。天候の回復を待ちましょう。
E202 テレビに電波がまったく届いていません。 悪天候のほか、ケーブルの抜けやアンテナのズレが疑われます。
E203 現在放送が行われていないチャンネルです。 番組表を確認し、放送中のチャンネルに合わせてください。

※上記は電波の受信に関係するエラーコードです。他にも原因に応じて各種のエラーコードが存在します。

テレビの「降雨対応放送」機能を試す
BS放送には、雨で電波が弱くなった時のための「降雨対応放送」機能があります。
これは、降雨によりBSの受信状況が悪い場合に、弱い電波でも受信できるよう画質や音質を下げた放送を行うことで、BS放送を途切れさせないようにする仕組みです。
多くのテレビでは降雨の際、BS放送が降雨対応放送へと自動的に切り替わりますが、機器によっては手動での設定が必要な場合もあります。
以下の一覧も参考に、お使いのテレビのリモコンを使って、設定画面からテレビの機能を確認してみましょう。

降雨対応放送の確認手順 リモコンの操作例
1. メニュー画面を開く リモコンの「設定」または「メニュー」ボタンを押します。
2. 放送設定を選択する 「放送受信設定」や「アンテナ設定」などの項目を選びます。
3. 降雨対応設定の確認 「降雨対応放送」の項目を「自動」または「入」に設定します。
4. チャンネルの変更 一部のチャンネルでは、サブチャンネルに切り替えることで視聴可能です。

※上記はBS降雨対応放送をオンにするための基本的な手順です。詳しくはテレビの取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。

マンション住まいの方の確認手順(共用アンテナか個別か)
マンションやアパートなど集合住宅にお住まいの場合は、BSアンテナの設置状況によって対処が変わります。
ベランダに自室用のBSアンテナがあるのか、屋上の共用アンテナで受信しているのかを確認しましょう。
マンションなどの共用アンテナの場合は大型アンテナであるため、降雨減衰などの影響は少なくなりますが、BS放送の画面に問題が出た場合は、ご自分ではアンテナに手を出さず、マンションなどの管理会社に連絡し、対処を求めることが適切です。
他の部屋の住人にBS放送の状況を確認してみるのも、原因切り分けの有効な手段です。
以下は集合住宅において、BS放送トラブルの際の対処ポイントを、視聴方法別にまとめたものです。

アンテナのタイプ 確認ポイントと対処法
個別アンテナ(ベランダ等) 自宅のアンテナの向きやケーブルの接続を確認します。
共用アンテナ(屋上等) マンション全体の問題の可能性があります。管理会社へ連絡してください。
ケーブルテレビ(CATV) ケーブルテレビ局の障害の可能性があります。公式サイトの情報を確認します。
光回線テレビ 光回線の通信障害の可能性があります。ルーターの再起動などを試します。

※上記はテレビ視聴方法別の、基本的な受信トラブル時の対処法になります。

天気が回復してもBSが映らない場合のチェックポイント

雨が上がって、天候が回復したにもかかわらず、BS放送が映らないままの状態になるケースも多く見られます。
この場合は一時的な降雨減衰などではなく、BSアンテナ本体に物理的なトラブルが発生している可能性が高くなります。
具体的には上記の通り、BSアンテナの向きがずれてしまったか、コンバーターなどの機器が故障しているなどが考えられます。
以下のチェックポイントを確認し、トラブルの原因をさらに絞り込んでいきましょう。

チェックポイント 確認する内容
テレビ本体のリセット テレビ本体の主電源を切り、電源コンセントも抜いてしばらく置くことで、テレビ本体の不具合を解消する。
アンテナレベル テレビの受信レベルが基準値を満たしているか数値で確認します。
ケーブルの接続 テレビ裏のケーブルが抜けたり、緩んだりしていないか確認します。
B-CASカード カードが正しく挿入されているか、ICチップが汚れていないか確認します。
外観の目視 アンテナが傾いていないか、障害物がないかを地上から安全に確認します。

※上記はBSアンテナトラブルが考えられる場合の主な対処法です。

テレビ本体をリセット(再起動)する
これはBS放送が映らない場合だけでなく、テレビ機器の全体的な動作不良などに対する、基本的な対処法です。
テレビも長時間の使用などで、内部の基板やOSなどに誤動作が生じ、一時的な不具合が生じる場合があります。
このようなときには、テレビ本体の通電を一時的に断ち、内部基板やOSをリセットすることで、不具合を解消できる場合があります。
これをテレビ機器(ハード)のリセットであることから「ハードリセット(電源リセット)」と呼びます。主な手順は以下の通りです。

  • テレビ本体の主電源を切り、電源プラグもコンセントから抜く。
  • その状態で数分程度おいて、内部の電流を完全に放電させる。
  • ふたたびプラグをコンセントに差し込み、主電源を入れて動作を確認する。

この電源リセットは、テレビが映らない場合のほか、リモコンで正しく動かないなど全般的なテレビ不具合に対して、最初に行うべきもっとも基本的な対処法です。

テレビの「アンテナレベル」を確認する
BS放送が正常に映らないときは、テレビのリモコン操作で設定画面を開き、BSの「アンテナレベル(受信強度)」を確認します(CS放送も兼用)。
アンテナレベルとは、アンテナからテレビまで実際に届いている電波(映像信号)の強度を示す画面です。
画面の表示や基準値はメーカーやモデルによって異なりますが、数値とインジケーター、色彩などでアンテナレベルが示されます。基準値もモデルなどによって異なりますが、一般的には数値が50以上あれば正常な状態です。
天気が良いのにBSアンテナレベルの数値が著しく低い場合は、BSアンテナの向きがずれている疑いが考えられます。
または、アンテナ線やブースターなどの周辺機器が故障しており、テレビまで十分な電波が届いていない可能性も考えられます。
以下、テレビ主要メーカー別、アンテナレベルの確認手順の一覧です。

メーカー別の確認手順例 リモコン操作の目安
パナソニック(VIERA) 「サブメニュー」→「視聴オプション」→「アンテナレベル」
ソニー(BRAVIA) 「ホーム」→「設定」→「放送受信設定」→「アンテナレベル」
シャープ(AQUOS) 「ホーム」→「設定」→「視聴準備」→「アンテナレベル」
東芝(REGZA) 「設定」→「初期設定」→「アンテナ設定」→「アンテナレベル」

※上記は各メーカー主要モデルの一般的なアンテナレベル表示手順です。詳しくは本体の取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。地デジとBSで選択肢が異なる場合もあります。

ケーブルの抜けやB-CASカードを確認する
初歩的な問題ではありますが、テレビに接続されているアンテナケーブルの緩みや抜けは意外と多い受信トラブルの原因です。
掃除の際などに、知らない間にケーブルを引っ張ってしまい接続が緩むことがあります。ケーブルが必要より極度に長い、部屋の角などで急角度に折り曲げられている、家具などの下敷きになっているという状態も、断線や送信不良の原因になります。

また、デジタル放送の受信に必要な映像信号の暗号化を解読する「B-CASカード」の不具合や接触不良で画面が映らなくなるケースも少なくありません。
B-CASカードのエラーでは、主に「E100」「E101」「E102」のコードがテレビ画面に表示されます。
一度ケーブルとB-CASカードを抜き差しして、正しく接続し直してみてください。

以下、室内のケーブルやB-CASカードなど、テレビ周りの主なチェックポイントと、基本的な対処法を一覧でご紹介します。

確認する箇所 具体的な作業手順
BS/CSアンテナ入力端子 テレビ背面のケーブルを一度外し、中心の芯線が曲がっていないか確認して締め直します。
分配器・分波器の接続 複数のテレビで視聴している場合、分配器の接続に緩みがないか確認します。
B-CASカード テレビの電源を切り、カードを抜いてICチップの汚れを乾いた布で拭き取り、正しい方向に差し直します。
コンセント周り テレビ本体やブースター用の電源部がコンセントから抜けていないか確認します。

※上記はテレビ周りの機器をチェックする主なポイントです。

また近年の4K8Kテレビでは、B-CASカードを使用せず、同じ機能を持つ「ACASチップ」を内蔵したモデルもあります。
このようなモデルで、上述した「E100」などのエラーコードが出た場合は、最初にご説明したテレビのハードリセットを試してください。

今後、雨の日でもBSが映らないリスクを解決する根本対策

ご説明した通り、「降雨減衰」「降雪減衰」は、BS放送の宿命ともいえる受信不良であり、完全に避けることは難しいものです。
しかし雨が降るたびにBS放送が見られなくなる状況は、お客様にとっては大きなストレスになることでしょう。
快適なBS視聴環境を維持するためには、根本的な対策を行うことが重要です。
ここでは、BS放送でできるだけ降雨の影響を避ける対策として、コストを抑えたい方向けの自力対策と、プロによる対策に分けて解説します。
以下の一覧も参考に、ご自宅の状況や予算に合わせて、最適な方法を選んでみてください。

対策の方向性 具体的な方法 費用目安
自力でできる対策 防水グッズの使用、周辺の庭木の剪定。 数千円程度
プロに頼む対策 ブースターの設置、耐風アンテナへの交換。 数万円程度
受信方法の変更 光回線テレビやケーブルテレビへの切り替え。 月額料金が発生

※上記は一般的なBS降雨・降雪減衰への対策の例です。

自力でできる対策(防水グッズ・周辺環境の整備)
なるべくお金をかけずに自分でBSアンテナの雨対策を行いたい場合は、市販の防水グッズが役立ちます。
アンテナ用の防水カバーを取り付ける、専用の撥水スプレーを塗布するなどの対処です。これにより耐水性が高まることで、BSアンテナが雨や雪により受ける影響を抑えることができます。
ただし、屋根の上などにアンテナがある場合、高所作業は転落の危険があるため、決してご自分では行わないでください。
また、雨で重くなった庭木の枝がBSアンテナの前をふさぐことで電波を遮らないよう、事前の剪定も効果的です。
以下、ご自分でできるBSアンテナ降雨対策の主な一覧です。

自力対策のアイデア 注意点とポイント
撥水スプレーの塗布 雪や雨滴がアンテナの表面に付着しにくくなり、受信低下を和らげます。
防雪カバーの設置 雪の多い地域では、電波の受信には影響を与えず、雪の付着を防ぐBSアンテナ用のカバーを設置することも有効な対策になります。
庭木の剪定・伐採 アンテナが向いている南西方向に伸びている樹木の枝葉は、定期的に刈り込みましょう。
ケーブルの防水処理 屋外のケーブル接続部分に防水テープを巻き、雨水の浸入を防ぎます。
※安全への配慮 これらの作業は、高所での作業は避け、足場の安定した場所から手の届く範囲で行ってください。

※上記の作業は、一般の方でも可能となるBSアンテナ降雨対策の例ですが、高所などで作業に危険が伴う場合は、ご自身での作業は行わないでください。

プロに頼む対策(ブースター設置・耐風アンテナへの交換)
BSアンテナが高所にあるなど、自力での安全な作業が難しい場合や、より確実な対策を求める場合は、アンテナ工事の専門業者への依頼がベストです。
受信レベルが弱い場合は、電波を増幅させる「ブースター」の設置で、受信レベルの底上げが可能です。また、風の抵抗を受けにくい「メッシュタイプの耐風BSアンテナ」への交換も効果的です。
業者を選ぶ際は、見積もりが明瞭で自社施工を行っている会社を選びましょう。
以下、プロに依頼すべき対策の主な一覧です。

プロに依頼できる対策 期待できる効果
ブースターの設置・調整 微弱な電波を増幅させ、雨天時の受信レベル低下を補強します。
耐風BSアンテナへの交換 メッシュ構造で風を逃がし、強風によるBSアンテナの角度ズレを防ぎます。
大型BSアンテナへの交換 通常の45型より大型のBSアンテナを使用することで、降雨・降雪減衰の影響を受けにくくなります。
正確な方向調整 専用の測定器を用いて、もっとも電波を強く受信できる角度に固定します。
配線ケーブルの引き直し 劣化したケーブルを新品に交換し、漏水によるショートを防止します。

※上記は業者に依頼すべき主なBSアンテナの風雨、雪対策の例です。

一般的な家庭用BSアンテナの45型(ディッシュ有効直径が45㎝)より大型の50型~75型のアンテナは、キャッチできる電波の量も多いため、降雨・降雪減衰にも強くなります。
しかしその一方、本体の質量が増し、重さや風の影響による角度のズレが生じやすくなる面もあるため、設置する際には注意が必要です。

また、アンテナの新規設置や交換では、本記事にもご協力いただいた「あさひアンテナ」へのご依頼をおすすめします。
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記事まとめ:雨の日にBSが映らないのは避けられませんがアンテナトラブルは対策も可能!

記事内でも申し上げた通り、衛星放送の電波が強い雨や雪に影響を受けてしまう「降雨減衰」「降雪減衰」は、衛星放送の物理的な性質上、どうしても避けることはできません。
大雨や大雪の日にBS画面が乱れたときは、アンテナなどを無理に直そうとせず天候の回復を待つのがもっとも確実な対処法です。
しかし、BSアンテナの角度ズレや設備の劣化による不具合は、日ごろのメンテナンスなど事前の対策で多くの場合は防止できます。
天候回復後もBS放送が映らない場合は、お早めにアンテナ環境を見直すことをおすすめします。以下、本記事の重要なポイントをまとめた一覧です。

記事の重要ポイント まとめと振り返り
E202エラーの正体 テレビの故障ではなく、電波が届いていないサインです。
まず試すべきこと 降雨対応放送の確認と、ケーブル・B-CASカードの抜き差しです。
マンションの場合 共用アンテナの問題なら、自分で触らず管理会社へ連絡しましょう。
根本的な解決策 アンテナの耐風化やブースター設置で、悪天候に強い環境を作れます。

※上記はBS放送トラブルへの対処ポイントをまとめた一覧です。

もしBSアンテナの風雨対策やトラブルなどで、アンテナ工事業者へのご依頼が必要な場合は、まずは本記事でもご紹介した「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントまで、どのようなことでもご相談になってください。
同社であれば、業界でも最高水準の技術力とサービス、そして最安に挑む料金で、お客様にご満足いただけるアンテナ工事を実現してくれることでしょう。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。