葛城市 でテレビアンテナ工事をお考えの方へ
目次
葛城市 でアンテナ工事でお困りの方はお任せ下さい。
奈良県葛城市(かつらぎし)は県の中西部に位置し、西端部で大阪府と接する市です。市の総面積は33.72平方キロメートルで、奈良県にある12市と15町12村の39自治体の中では24番目に広い自治体になります。また奈良県全体の面積、3,690.94平方キロメートルのうち、約0.91パーセントを占めています。2022年(令和4年)5月1日時点での市の人口は37,638人。うち男性が18,093人、女性が19,545人です。また市内には15,341世帯が暮らしています。
当あさひアンテナでは、葛城市全域でのBS/CS、地デジアンテナ設置など、各種アンテナ工事に完全対応しております。弊社のアンテナ職人は豊富な経験に基づき、現場ごとに異なる地デジ、BS/CSなどの受信環境と、気候や地形などの周辺環境を総合的に判断し、高い施工技術による安定した受信性能をはじめ、風雨などの影響による経年劣化や故障リスクも低減する、堅牢なアンテナ設置工事を、業界最安に挑み続ける低価格でご提案いたします。
また弊社では現在の新型コロナウイルスへの感染対策として、
・現場の職人など全従業員にマスクや除菌スプレー、使い捨て手袋やスリッパ。目、鼻、のどを消毒洗浄する医薬品などを配布。
・現場作業の前後など適切なタイミングで、各従業員が作業車や作業着の除菌、また手洗いやうがい、消毒などをこまめに実践。
・弊社の事務所や機材の倉庫などには、24時間除菌装置の設置や頻繁な除菌スプレーの散布を実践。
さらに会社による従業員の体調管理体制として、
・全従業員に「出社前」「昼」「夜」と1日3度の検温を実施し、そのデータを全従業員で共有。
・現場に出た各作業員の1日の行動を分析し、感染リスクの確認。
・もし従業員に37.5度以上の発熱をはじめ体調に異変が出た場合、また感染リスクが生じた場合は、当該従業員だけではなく、その従業員の濃厚接触者にあたる従業員も含め、安全が確認できるまで休むよう指導。
など、業務よりも従業員の体調管理、感染対策を最優先とする体制で、お客様の安全に可能な限りの万全を期することを第一に、弊社の従業員をも守るため、徹底した対策を実践しております。そのためお客様へのご対応も、担当の職人全員、一貫してマスクを装着したままで行っております。たいへん失礼とは存じますが、何卒ご了承ください。
また常にアンテナ工事価格の業界最安値を追求する弊社では、アンテナ工事のご相談についても、
・公式サイト「メールフォーム」や「フリーダイヤル」「LINE」による「無料WEB見積もり」やアンテナ工事のお問い合わせ。
・弊社の職人が現場に出張して、高性能の電波調査器による「地デジ電波調査」や、現場での具体的な「お見積もり」。
まですべて無料で受け付けております。それらの結果にご満足いただけず、実際のアンテナ工事にいたらなかった場合も、
・「相談料」「出張料」「キャンセル料」などの諸費用はすべて「0円」。
となります。弊社ではアンテナ工事の本契約に至り、実際の工事が完了するまでは、お客様からは1円たりとも頂戴いたしません。
奈良県葛城市にて、地デジなどのアンテナ設置から、アンテナ修理、交換まで各種アンテナ工事をお求めのお客様は、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、メールフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)から、または弊社のLINEアカウント(https://line.me/R/ti/p/%40396mlzgh)をご登録いただいてのご相談、お問い合わせなど、どうぞお気軽にご利用ください。
葛城市 の方でアンテナ工事に関するよくある質問
- Q
葛城市での地デジ電波に適した地デジアンテナ機種は何ですか?
- A
葛城市は兵庫県の北西部、西端で大阪市に接する市です。市域は西部に葛城山などの山麓部が伸び、東部は奈良盆地にあたり市街地や農地などが広がっています。
市内での地デジ受信に関しては、まず県内の生駒市と大阪府との境界、生駒山に位置する大阪局からのNHK大阪と各広域民放を全域で受信できる他、同局からの大阪府の地方局、テレビ大阪(TVO)も市内の北部であれば受信可能です。他にも大和郡山市に位置する奈良局からのNHK奈良も市内全域で受信できます。
大阪局の近くに位置する生駒奈良北中継局からのNHK奈良(総合)は市域の北端部で、奈良県の地方局、奈良テレビ放送(TVN)は、西端の一部を除くほぼ全域で受信できます。また高市郡高取町にある高取中継局からのTVNも、東部の一帯で受信できます。
市内のケーブルテレビでは、全域がKCN(近鉄ケーブルネットワーク)の対応エリアになっています。ただ地デジアンテナ設置による地デジの視聴は、アンテナ工事の初期費用のみで月額料金などが不要というメリットがございます。
今日の主な地デジアンテナは、屋根の上などに立てる魚の骨型の八木式アンテナと、平面軽量のデザインアンテナです。
八木式アンテナはアナログテレビ放送の時代から使われる古典的なアンテナ機種で、基本設計の完成度が非常に高く、現在でも高い地デジ電波の受信性能を誇ります。ただ基本的に屋根の上など屋外にアンテナ設置されるため、風雨などにより経年劣化が進みやすいことや、故障の際の修理やメンテナンスなどが専門業者でないと難しいという弱点もございます。
デザインアンテナは2010年頃より普及した、外壁などにアンテナ設置される平面薄型、軽量のアンテナ機種です。薄型で本体色も豊富なため、家屋の外観性を損なわず、風雨などの影響も受けにくくなり、経年劣化などを大きく軽減できます。さらに設置位置の低さからメンテナンスなども簡単で現在では一番人気の地デジアンテナ機種です。
また現在のデザインアンテナは、基本モデルの受信性能も八木式アンテナと同等になっています。ただアンテナ取り付け位置が低い分だけ、受信感度もやや低下するケースもございます。アンテナ本体価格やアンテナ設置費用も、八木式アンテナよりやや割高となります。
葛城市では、前述のように全域で地デジ受信が可能です。そのため八木式アンテナ、デザインアンテナのどちらを用いても地デジ受信は可能ですが、現場の地形などの条件によっては、設置できる機種や工法などの条件が生じることもございます。
当あさひアンテナでは、国内の一流メーカー、DXアンテナ社製の高性能、最新アンテナをご用意し、地デジ含む各種アンテナ設置を、アンテナ本体価込みのアンテナ設置工事費用でご提供しております。
八木式アンテナは耐水性、耐風性が高い軽量モデル「UA20」本体込みアンテナ取り付け工事を、税込み基本価格「15,000円」で。デザインアンテナは20素子相当で業界最小クラスの超薄型モデル「UAH201」本体込みアンテナ取付け工事を、税込み基本価格「20,000円」からで施工いたします。
他にも最新鋭の地デジアンテナ機種で、八木式アンテナのデザインアンテナ、双方の長所を兼ね備えるユニコーンアンテナ(ポール型アンテナ)では、同機種を開発したマスプロアンテナ社製「U2CN(ユニコーン)」を、白と黒の二色でご用意しております。その他、高性能アンテナや各種機器のご用意もあり、あらゆる現場でのアンテナ設置に対応いたします。
弊社のアンテナ職人は葛城市での地デジはじめ各種アンテナ設置について、お客様のご要望を最優先に、各現場の電波状態、周辺環境などを踏まえて、経年劣化や故障のリスクを軽減し、受信性能も安定した、お客様にとってもっともお得な地デジアンテナ工事を、業界最安値に挑む低料金でご提案いたします。
さらに弊社では公式サイトのメールフォーム、フリーダイヤル、LINEによる各種アンテナ工事のご相談やweb見積もりから、弊社の職人が現場に出張しての、高性能の電波調査器による地デジ電波調査、また現場でのアンテナ工事のお見積もりまで、すべて無料になっております。
それらの結果にご満足いただけず、アンテナ設置の本契約にいたらなかった場合も、出張料、キャンセル料などの諸費用は1円たりとも頂戴いたしません。現場への出張のご要望も、どうかお気軽にお寄せいただければ幸いです。
奈良県葛城市にて高品質な地デジアンテナ設置を低価格でお求めのお客様は、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)か、メールフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)。またはLINE(QRコード:https://line.me/R/ti/p/%40396mlzgh)まで、お気軽にご相談ください。
- Q
自宅にあるアンテナ設置のみの工事を依頼できますか?
- A
当あさひアンテナでは、あらゆるアンテナ工事を、お客様のご要望を最優先に、柔軟にご対応しております。
前述のように弊社では各種アンテナ設置について、基本的に国産DXアンテナ社製の最新鋭アンテナ本体セットの費用でご提供しておりますが、もちろんお客様が購入された各種アンテナ取り付けのみの工事もお引き受けいたします。
また公式サイトでは、各種アンテナ工事の基本価格と、使用する各種アンテナの機種、型番。各オプション工事や機器の料金体系など、すべて明記し、料金体系についてもお客様にご納得いただけるよう心がけております。
弊社がこのような高性能アンテナを低価格でご提供できる秘密は、メーカーから直接の大量仕入れによる大幅値引きをはじめとする、業者ならではの数々のコスト削減の工夫にございます。その努力をお客様に還元すべく、弊社ではアンテナ工事の業界最安値に挑戦し続けております。
もし相見積もりで他業者のほうが低価格となった場合は、その見積書をご提示ください。施工や機材の品質を含め、まったく同じアンテナ工事を、さらに安くお見積もりいたします。
葛城市では全域で安定して地デジ受信が可能ですが、市内でも各中継局の地デジ電波が入り乱れることや、西寄りのエリアでは地形がやや複雑なこともあり、現場によっては確実な地デジ受信のために条件が生じるケースもございます。
そのため葛城市内での地デジアンテナ設置には、お客様のご要望に応じるべく、現場の環境に応じた最適な機種やアンテナ設置の位置、工法などについて、プロによる的確な判断が必要となります。
したがってお客様がご購入された地デジアンテナでは、性能や工法への適性などから、ご希望の地デジ受信が難しくなることも考えられます。またアンテナの価格とアンテナ設置工費の総額が、弊社の本体価格込み地デジアンテナ工事価格より高額になることも十分に考えられます。
葛城市での各種アンテナ取付け工事については、ご自身でアンテナを購入される前に、当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)、メールフォーム(https//asahi-antenna.jp/contact)、LINE(QRコード:https://line.me/R/ti/p/%40396mlzgh)まで、アンテナ機種や受信のご希望、費用についてなど、ご納得いただけるまでご相談をお寄せいただければ幸いです。
- Q
葛城市でのアンテナ故障では修理費に火災保険を適用できますか?
- A
通常の火災保険には「風災保障」が付帯します。これは風雨や雷、雪、雹、隕石、外部からの落下物など、自然災害で家屋が損壊した場合に修理費が補償されるものです。テレビアンテナも住宅の設備に含まれるため、自然災害での損壊には火災保険(風災保障)が適用されるケースが多くなります。
詳しくは保険会社との契約によっても異なりますが、当あさひアンテナではアンテナトラブル時の修理に加え、保険のご相談にも対応しております。
具体的にはアンテナ修理工事に並行して、修理報告書や見積書、施工前後の画像など、保険会社に提出する補償請求書類を、すべて弊社でご用意いたします。また保険会社との交渉については弁護士法の規定があるため、完全な交渉代行はいたしかねますが、弊社の専門スタッフが万全のサポートをいたします。
風災保障の他にも、弊社のアンテナ取付け現場では、施工日より10年間のアフターフォローがございます。保障期間中のアンテナトラブルでは弊社にご一報いただければ、即日工事、夜間工事にも対応で即座に出向き、補償範囲のトラブルには完全無料で責任をもって復旧までご対応いたします。
保証対応については、基本的にアンテナ設置工事が完了した際、お客様にお渡しする、担当職人の署名入り保証書が必要となります。ただ、もしお客様が保証をお求めで、保証書を紛失された場合は、お電話でその旨と、当時のアンテナ工事についてご記憶の範囲でお聞かせください。
弊社の側でもすべてのアンテナ取り付け工事から10年間、全工事の資料をデータベースに保存しております。お客様のお話に該当するアンテナ工事を確認でき次第、保証書がある場合とまったく同じ保証対応をいたします。
奈良県葛城市での突然のアンテナトラブルについては、アンテナ修理から保険のご相談まで、万全の対応で大きな安心をご提供する当あさひアンテナに、すべてお任せください。
葛城市 にお住まいで画面にE201、E202、E203の文字が出ている方
テレビ画面に"E201、E202、E203"と表示され番組が視聴できない
アンテナトラブルの形式として、突然、ご自宅のテレビで地デジのテレビ番組がまったく映らなくなり、画面に「e201」「e202」「e203」などの記号が表示されることがございます。これはテレビやアンテナにトラブルが発生し、テレビが自己診断機能を働かせてエラーコードで原因を示している状態です。最近のテレビはコードと同時にトラブルの原因を文章で表示するものもありますが、電波受信に関するトラブルの場合は、主に前述の三種類のコードが表示されます。なおエラーコードの種類は、トラブルの原因によって他にも数々のものがございます。
「e201」は、テレビ本体に届く電波のレベルが低下しているというエラーコードです。これは主にBS、CS放送で、豪雨や大雪など、悪天候の場合に表示されることが多くなります。BS、CS放送は衛星放送のため、悪天候では、波の乱反射によって電波状態が悪化するという弱点がございます。BSでは悪天候の際に電波を切り替え、画質、音質を落とすことで受信できるようにした「降雨対応放送」に切り替わる場合もあります。悪天候による受信不良は、天候の回復と同時に自然と復旧いたします。地デジ放送では、このコードが表示されることは少ないのですが、周辺の電波状態の悪化やアンテナ機器のトラブルなどにより、ときに表示されることもございます。
「e202」は、テレビ本体ににまったく電波が届いていないというエラーコードです。原因は大風や地震などによるアンテナ角度のずれや倒れるといったトラブル。またアンテナ本体、アンテナ線、ブースター(増幅器)、分配器など、どこかに故障が発生したことも考えられます。また単純にテレビとアンテナ線との接触不良という場合もありますので、このコードが表示されたときは、まずテレビやレコーダーなどの機器と、アンテナ線との接続部分をチェックしてください。
「e203」は、該当する放送局が放送休止しているというエラーコードです。基本的に放送局が、メンテナンスやトラブルなどによって放送を休止していることから発生する不具合です。このコードが表示されたときは、その他のチャンネルを確認して、正しく映っているなら放送局側に原因があると判断できます。ただアンテナ関係の故障でも、このコードが表示される場合がありますのでご注意ください。
これらのエラーコードが表示されたときは、ブロックノイズの際と同じく、まずテレビのリセットや、テレビとアンテナ線の接続部を確認するなどしてください。それでも回復しない場合は、アンテナ関係にトラブルが起こっていると考えられます。
その場合も、やはり当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)にご相談ください。まずお電話口にて、コードの種類やご自宅のアンテナ環境などとお伺いして、ご自宅で可能な対策をご説明いたします。もしお電話で問題が解決しないときは、ご用命いただければ、弊社の職人が最短即日でご自宅へ出向き、現場調査で原因を特定いたします。
当あさひアンテナでは、どのようなご相談であっても、出張費、見積もり費、キャンセル費はすべて無料で対応させていただきます。またトラブルの原因を特定した後は、弊社の職人からお客様に、修理に必要な工事のご説明と見積もり価格を提示いたします。その内容にお客様が納得され、正式にご契約なされた時点ではじめて工事にかからせていただきます。それまでは決して無断で工事を進めることはなく、料金も一切発生いたしません。
さらにアンテナ工事後の保証など、アフターフォローの体制も万全のものを用意してございます。テレビ映りに不具合が発生して、エラーコードからアンテナトラブルだと思われる場合は、まずは当あさひアンテナのフリーダイヤル(0120-540-527)へとお気軽にお電話ください。
葛城市 についてもっと知りたい
これからお引越しを考えている方
葛城市 てどんなところ??
奈良県葛城市は県の北西部で、西端部にあたる市です。市域は奈良盆地でも、葛城山から二上山に延びる山脈の東側にあたり、西端部の山麓部と、東側に広がる沖積地で構成されています。気候は盆地にあたることから、夏場は湿度が高く、冬は霜が降りるほどに冷え込みます。また一年を通して降水量は少なくなっています。そのため水不足に備えたため池が市内の各地に点在していますが、現在では吉野川分水からの水が供給されているため実際には利用されていません。
市内の主な山には、標高517メートルの金剛山地北部に位置する、雄岳と雌岳を山頂とした双耳峰である二上山。標高658.8メートルの金剛山の一角を担う岩橋山などがあります。
また市内の河川には、市内に伝わる伝説上の女性、中将姫とかかわりが深く、中将川の別名も持つ高田川をはじめ、葛下川、葛城川、太田川、住吉川、鳥居川、東川、安位川、兄川、熊谷川、岩谷川、初田川、小柳川、甘田川、柿本川などがあります。
今日の葛城市の市域は、古代の大和国忍海部郡および葛下群当麻郷にあたります。中世には布施氏が旧新庄町域を中心に一帯を支配します。筒井氏は大和(奈良県)一帯を治めた筒井氏の家臣として、織田信長や豊臣氏に仕えますが、のちに筒井氏の改易によって浪人となり、大坂の陣において豊臣方に味方したことで滅亡にいたります。
江戸時代初期には、関ヶ原の戦いで東軍、徳川方について武功を立てた桑山氏が市域一帯を与えられ、桑山藩を立藩します。小藩であった桑山氏は市内に陣屋を建設し、陣屋町を整備しますが、のちに断絶しており、市域は徳川幕府の天領となります。
明治維新以降、今日の葛城市にいたる経緯としては、1889年(明治22年)4月1日の町村制施行により、今日の市域の南部に葛下郡の新庄村が、北部には同郡の當麻村が発足。1896年(明治29年)3月29日には両村とも所属郡が北葛城郡に変更されます。
1923年(大正12年)8月31日には新庄村が町制を施行して北葛城郡新庄町に、1966年(昭和41年)4月1日には當麻村が町制施行して北葛城郡當麻町となります。また両町ともその前後に周辺の町村と幾度かの区域の編入、合併などを行っています。
そして2004年(平成16年)10月1日に、両町が合併し、現在の葛城市が発足しました。市名は両町が所属していた北葛城郡に由来し、その郡名は古墳時代にこの地を領有していた葛城氏から来ています。
また葛城市の正式な表記は、ここでの表記とは異なり、正字表記では「葛」である字に、下の部分が「ヒ」の略字体を採用しています。
これは市制施行を行った当時のパソコン、ワープロなどの文字コードでは主に「葛」が略字体で表示されており、今後のIT化の発展を見越したものでした。しかしのちにパソコンのOSが進化して文字コードも変わり、現在では正字の「葛」が表示されるようになっています。なお現在、葛城市では「葛」の字体の違いを理由に行政手続を拒絶しないことを明言しています。
今日の葛城市は、経済的に隣接する大和高田市との結びつきが強くなっています。市域の多くは基本的に古くからの農村地帯ながら、近年では大阪市や近隣の主要都市のベッドタウン化も進み、ゆるやかに発展し続けています。
市内には観光名所も多く見られます。また南坂奈良道路葛城ICを中心に大阪方面へのアクセスがより便利になっている他、市内の小中学校の耐震化率が100パーセントになっているなど、子供たちも安全に暮らしやすい環境が整備され、ますます住みやすいエリアへと発展し続けています。
市の名産品には、農作物ではイチゴ(苺)、ウマイナ(うまい菜)、ネギ(葱)、ハンジロキュウリ(半白胡瓜)、朝採りヤサイナス(野菜茄子)などがあります。また花卉ではチューリップ、キク(菊)などが栽培され、中でもニリンギク(二輪菊)は全国1位の生産量を誇っています。他にも三輪そうめんや地酒などの名物も有名です。
市内の葛城山麓で栽培されている桑の葉を100パーセント使用した「桑の葉加工商品シリーズ」は、桑の葉に多量に含まれる成分、DNJ(デオキシノジリマイシン)が、腸内で糖の吸収を和らげてくれる性質があるため、ダイエット中の方、糖尿病の方などの健康をサポートしてくれる商品として、健康志向の方からも注目されています。
このシリーズはラインナップも豊富で、ほんの一例として「桑の葉粉末茶」「桑の葉ドレッシング」「桑の葉かりんとう」「桑の葉ラスク」「桑の葉ハーブソルト」「桑の葉くるみ」「桑の葉大豆」などが開発されており、普段の食事から健康に近づける食材や調味料、おやつとして人気を集めています。
また市内にある「寺口ファーム」というフードコートでは、やはり桑の葉をふんだんに使った「桑の葉茶」や「桑ソフトクリーム」「みどりのたこやき」などがその場で味わえるようになっています。同じくフードコートの「フォレストカフェ」では地元で製造直売の、市内産の野菜やフルーツ、地酒などを用いた本格ジェラートを楽しむことができます。特に人気の商品として、奈良県産の低温殺菌牛乳と地元の酒造メーカーの吟醸酒粕を合わせて作った「お酒の香る大人の味のジェラート」が知られています。
また葛城市は農村地帯であったことから、地元産の農作物や食材を使った郷土料理も豊富に存在します。
主なものとしては、ダイコン(大根)やネギ、ニンジン(人参)、油揚げなどを炒めて作る、栄養満点で田舎料理の代表的な存在「突き大根」。米やコイモ(小芋)をすり潰して形を整え、あんこ、きな粉などをまぶして作ったおやつに近い料理で、食糧不足だった昭和期のご馳走でもあった「どやもち」。サトイモ(里芋)やゴマ(胡麻)と味噌を練ったもので、ゴマの風味とサトイモの甘さが味わい深い懐かしの田舎料理「里芋の胡麻味噌和え」。かつて農家が田植えのあとに調理して食べたことから、雑節のひとつで毎年7月2日頃を指す「半夏生(はんげしょう)」が訛った料理名で、コムギ(小麦)と餅米を練って、黄粉をまぶしたものである「はげっしょ餅」。ズイキ(芋茎)やミョウガ(蘘荷)、カボチャ(南瓜)、ナス(茄子)、インゲンマメ(隠元豆)、サトイモ、ニンジンと7種類の夏野菜を使って味噌などで和え、お盆のお供えや、お客へのおもてなしとして使われる「七色おあえ」。奈良県産のシメジを主役に、ニンジンや油揚げを使い、調味料で味付けをして創る炊き込みご飯の「しめじごはん」。サラダミズナ(サラダ水菜)とニンジンを使い、和辛子をベースにした調味料と混ぜて作る、シャキシャキ食感が特徴の「水菜のからし和え」。ゴボウ(牛蒡)やサトイモ、コンニャク、厚揚げ、ダイコン、ニンジン、干しシイタケ(椎茸)などを使い、コンブ(昆布)とカツオ(鰹)で取った出汁に野菜を入れ、じっくり煮込んで作る、奈良の新鮮な野菜を活かした「のっぺい汁」。高野豆腐やレンコン(蓮根)、ニンジン、干しシイタケ、チリメンジャコ、菜の花など具材に、炊き立てのご飯にお酢と材料をよく混ぜこみ、あらためて金糸玉子や具材で飾りつける、葛城市でも各家庭でさまざまなレシピが存在する「ちらし寿司」などがあります。
葛城市内の名所には、前述の二上山があります。二上山は標高517メートルの雄岳と標高474メートルの雌岳から成り立っており、それぞれ東西に広がる奈良盆地と大阪平野を一望できるハイキングコースには多くの人が訪れます。
市内の寺社には、国宝の本堂(曼荼羅堂)や東堂、西堂、国の重要文化財である金堂、講堂などがあり、市内で有名な中将姫の伝説にも関連する當麻寺(たいまでら)。春ボタン(牡丹)や冬のカンボタン(寒牡丹)の花見で賑わうボタンの名所で、やはり中将姫に関連する染の井や、歌人として名高い与謝野晶子、与謝野鉄幹夫婦の文学碑などがある石光寺(せっこうじ)。置恩寺。大和国に6つある御縣神社のひとつである葛城御県神社(かつらぎみあがたじんじゃ)。「笛吹神社」の通称があり、境内に日露戦争で政府から与えられたロシア製の大砲がある他、近年では人気漫画「鬼滅の刃」の聖地としても知られる葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)。長尾の森でも広大な神域に鎮座する葛下郡の総社で、古来より旅行の安全や交通の安全の神様として信仰される長尾神社(ながおじんじゃ)。博西神社。などがあります。
市内の古墳には、全長およそ60メートルで、ひとつの古墳に3つの異なった形式をもつ横穴式石室をもつことで知られ、銭取塚とも呼ばれて国の史跡にも指定されている新庄二塚古墳。実際の被葬者は明らかではありませんが、宮内庁からは「埴口丘陵(はにぐちのおかのみささぎ)」として第17代履中天皇の皇孫女である飯豊天皇(飯豊青皇女)の陵に治定されている、墳丘長90メートルの前方後円墳である北花内大塚古墳。国の史跡である前方後円墳、屋敷山古墳などがあります。
その他の史跡、名所などには、613年(推古天皇21年)に開通し難波と飛鳥の都を結んだ日本最古の官道で、今日では大阪府堺市と葛城市内の長尾神社付近を結ぶ竹内街道。およびその道筋にあり、竹内集落に一時期、住んでいたといわれる江戸時代の俳人、松尾芭蕉の句碑や、幼少期に旧當麻町に住んでいた国民的小説家、司馬遼太郎さんの色紙などがある綿弓塚。地元の新鮮な野菜や生け花、土産物やオリジナル加工品などが販売されている當麻の家。葛城山の麓で前述の屋敷山古墳の周辺に整備され、フードフェスタなどの人気イベントが開催される屋敷山公園。日本神話の人物で相撲の開祖、相撲の神とされる當麻蹴速を伝承し、市民の文化、心身の向上や観光名所として建造された館で、自由に上がることができる土俵や独自のミニ映画の上映などがある「葛城市相撲館 けはや座」などがあります。
他にも市内の魅力あるスポットとして、こだわりを持って農業に取り組み「好きやから百姓やってます」をキャッチフレーズに、イチゴの直売に力を入れる「寺田農園」。同農園が生産したイチゴのブランド品種、あすかルビーをふんだんに使ったショートケーキ「いちご畑」が人気のスイーツ店「お菓子工房かくれんぼ」。オーダーメイドの家具を作り続けて37年、珍しい形の眼鏡置きを低価格で販売するなど、さまざまな家具作りに情熱を注ぎ続ける「松葉木工」。材料にこだわり添加物を使わず、アレルギー体質の方でも食べられる美味しいパン造りをテーマにしており、豆乳を原材料に、葛城市産のウマイナを絶妙に用いた「ウマイナパン」が人気の「自然派パン工房パンドール」。厳選した麻と絹により、柿渋や草木、ロウケツ染めなどで仕上げる、想いをこめた一点ものの服飾工芸を制作する、創作工房「Atelier想い」などがあります。
市内の祭礼、イベントには、4月14日に行われる、當麻寺のお練り供養があります。これは1976年(昭和51年)には国の無形民俗文化財にも選ばれた仏教行事で、正式名称は聖衆来迎練供養会式(しょうじゅらいごうねりくようえしき)または当麻寺二十五菩薩来迎会といい、その起源は中将姫の伝説と、姫が一夜で織り上げたといわれる当麻曼荼羅に由来して、聖衆(二十五菩薩)の來迎を受けた中将姫が若くして極楽往生を遂げたさまを、再現しようとする法会です。他にも10月中旬には、かつらぎ花火大会が行われます。
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葛城市 の場所
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奈良県葛城市は、県の中西部で、西端部に位置する市です。市域の北側を香芝市に、東側を大和高田市に、南側を御所市に面しており、西側は金剛生駒紀泉国定公園をはさんで、大阪府の南河内郡太子町と河南町に接しています。
葛城市は、西部を葛城山などの山麓に、東部は奈良盆地にあたり住宅地や農地などが広がる市です。金剛生駒紀泉国定公園の区域内にあたるため自然が豊かで、かつての農村地域から、近年では大阪市などのベッドタウンとして発展を続けており、現在では人口の増減率も県内39自治体のうち第3位となっています。交通アクセスの面でも近鉄南大阪線や近鉄御所線、JR和歌山線などで京都府、大阪府と結ばれており、県内や周辺の主要都市への交通が便利です。最寄りの葛城インターチェンジは、大阪・松原ジャンクション(西名阪自動車道)まで約15分の距離で、関西国際空港からも60分程度の距離にあたるなど、大阪近郊の立地に恵まれています。また自然環境の他に、伝説上の人物である中将姫や当麻蹴速、松尾芭蕉や司馬遼太郎さんなどにまつわる史跡も見られ、文化にも恵まれた暮らしやすい環境の市です。
葛城市の市章は、2005年(平成17年)2月19日に制定されたもので、上部に赤い円、下部にほぼ同じ形ながら、上にウサギ(兎)の耳か翼のような広がる形をつけた緑の円を配したものです。ふたつの円で合併前の旧新庄町と旧當麻町を表し、ふたつの円がひとつの市へと生まれ変わったことを象徴しています。また下の緑の円は葛城山系の山並みなど緑豊かな大自然を大切に守っていきたいとの願いを表現しています。さらに上部の赤い円によって全体で花のような形となり、市の花であるキクやボタンなどの花が咲く、うるおいと優しさに満ちた町であることを表現しています。他にも太陽が輝く大空に手を掲げ、包み込むようにも見える造形により、未来永劫に発展を続ける葛城市の将来への願いも表しています。
葛城市の木はイチイガシ(一位樫)とクスノキ(楠、樟)です。
イチイガシはブナ科コナラ属の常緑高木で、日本では本州でも関東より西の太平洋側と四国、九州など。海外では大韓民国の済州島、台湾、中国などに分布しています。大きいものは高さ30メートルに達し、樹皮が剥がれ落ちる特徴があります。葉は倒非針形から広倒非針形で、やや硬くなります。日本では神社に植栽されることが多く、特に奈良公園に多く見られます。
イチイガシの実は、カシ類では例外的にあく抜きをせずとも食べることができます。そのため縄文時代から食用とされ、遺跡などから発見されている他、木材は建築材や器具材などに使われます。
クスノキはクスノキ科ニッケイ属の常緑高木で、クス、ナンジャモンジャなどの別名もあります。こんもりした樹形になり、幹の直径が10メートル以上の巨木になることも珍しくありません。白く淡い黄緑色の小さな花が5月から6月に咲き、10月から11月頃には、青緑から黒紫の小さな丸い果実がつきます。クスノキの木材などを蒸留することで、防虫剤や医薬品に用いられる樟脳が得られます。俗にいう「カンフル剤」も樟脳のことで、かつて強心剤に使われたことに由来します。そのため木全体にも樟脳の芳香があります。このにおいから「臭し(くすし)」や「薬(樟脳)の木」がクスノキの語源という説もあります。
どちらも大地にしっかりと根をおろし、樹勢旺盛にどこまでも強く伸びるイチイガシとクスノキは、葛城市内でも社寺や公園、街路などいたる所に植樹されており、いつまでも発展を続ける街のイメージとも重なり、葛城市をおおらかに見守っています。
市の花は前述の通り、キクとボタンです。
キクはキク科キク属の植物で、狭義にはイエギク(家菊)、栽培ギク(栽培菊)を示します。キクは観賞用としても古くから愛されている花です。日本で観賞用の多年草植物として園芸で発展してきた品種を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼びます。日本では奈良時代の末か平安時代のはじめに中国から導入されたと考えられており、平安時代に入ってから「古今和歌集」などで歌にも詠まれるようになりました。鎌倉時代のはじめには後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み「菊紋」を皇室の家紋としたことから、日本の秋の花として広まりました。また江戸時代には園芸植物として品種改良も進んでいます。
ボタンはボタン科ボタン属の落葉小低木で、その美しさから「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」など多くの別名を持つ花です。ボタンは古来より薬用とされた他、花そのものも愛されてきました。原種は紫紅の花を咲かせますが、現在は品種改良により、色彩は赤や紫、薄紅、黄や白。形状は一重や八重、千重咲き、また大輪など、さまざまな花が存在します。開花の時期も、4月から5月にかけての春牡丹、春と秋の二季咲きになる寒牡丹などがあります。
またボタンの花はさまざまな文化とも関わりが深く、俳句では夏、初夏の季語になっています。多くの俳句や絵画、文学などの題材になっている他、平安貴族社会の衣服、襲(かさね)の色目の組み合わせで「表が白、裏が紅梅」は「牡丹」と呼ばれていました。食べ物では、ボタンが咲く時期の春の彼岸に供えられ、食されるお餅を「牡丹餅(ぼたもち)」といい、同じ品が秋の彼岸には「おはぎ」と呼ばれます。高知県佐川町の地酒には、田中光顕が命名したという「司牡丹」があります。また「牡丹鍋」は猪肉を味噌味で食べる鍋ですが、この名前は薄切りの肉を牡丹の花のように盛り付けることに由来します。
「百獣の王」である獅子と「百花の王」である牡丹の取り合わせはよいものとされ、「獅子に牡丹」「牡丹に唐獅子」と呼ばれます。この「唐獅子牡丹」は、工芸品などの題材になる他、男気の象徴として、往年の仁侠映画では、高倉健さん主演「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」などの「昭和残侠伝」シリーズやその主題歌の歌詞。藤純子さん主演の「緋牡丹博徒」シリーズなどでも有名です。
キクやボタンはその上品な美しさから、古くより市域の人々に愛され続け、現在の葛城市では日本一のニリンギクの生産量を誇っている他、ボタンも詩歌などの題材として親しまれています。
葛城市の鳥はウグイス(鶯)です。ウグイスはスズメ目ウグイス科ウグイス属の鳥です。オオルリ(大瑠璃)、コマドリ(駒鳥)と並ぶ日本三鳴鳥のひとつでもあるウグイスは、体長はスズメ(雀)と同じ程度で、背中がいわゆる「鶯色」と呼ばれるオリーブがかった褐色、腹面は白色の鳥です。春になると聞かれる「ホーホケキョ」という特徴的な鳴き声から「春告鳥」としても知られ、その心地よく響く鳴き声は市内の人々にもやすらぎをもたらしてくれます。古くは竹内街道の「うぐいすの関」という地名にも使われ、詩歌の題材にも多く使われるなど、葛城市を象徴する鳥といえます。
葛城市のマスコットキャラクターは「蓮花ちゃん」です。蓮花ちゃんは、2009年(平成21年)4月15日に、平城遷都1300年祭の公式キャラクター「せんとくん」の恋人候補として設定されたキャラクターです。
外見は古代の巫女のような姿で、頭に市章の飾りをつけた女の子です。デザインは葛城市出身の漫画家、木下聡志さんが手掛けました。そのモチーフは市内の當麻寺の尼僧といわれる伝説上の人物「中将姫」で、一夜で当麻曼荼羅を織り上げた、孝謙天皇の前で琴を演奏して褒美をもらったなどの伝説が、名前の「蓮」の字や特技に反映されています。
当初は名前がないまま、せんとくんに積極的なアピールを行っていましたが、葛城市が愛称の一般公募を行い、国内外より集まった2576件、1378種の案から2009年6月14日に名づけられました。
葛城市出身の蓮花ちゃんは10月1日生まれ、好奇心旺盛で何にでもチャレンジする国際感覚の豊かな女の子です。特技は出会った人を元気一杯にすることで、中将姫も得意とした琴演奏や手編みが大好きです。好きな男の子はせんとくん。また相撲の神とされる古代の力士、当麻蹴速に憧れています。好きな花は気品溢れるボタンやニリンギクで、二上山と竹内街道が特にお気に入りの場所だそうです。
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葛城市 の鉄道路線
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奈良県葛城市の鉄道路線
西日本旅客鉄道(JR西日本)
和歌山線
・大和新庄駅
近畿日本鉄道(近鉄)
南大阪線
・二上神社口駅
・当麻寺駅
・磐城駅
・尺土駅
御所線
・尺土駅
・近鉄新庄駅
・忍海駅
奈良県葛城市のバス路線
路線バス
・奈良交通
・葛城市公共バス・ミニバス
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葛城市 の主要道路
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奈良県葛城市の主要道路
高速道路
・南阪奈道路葛城IC
一般国道
・国道24号(大和高田バイパス)
・国道165号(大和高田バイパス)
・国道166号
・国道168号
都道府県道
・奈良県道30号御所香芝線(山麓線、主要地方道)
・奈良県道160号当麻寺線
・奈良県道254号寺口北花内線
・奈良県道278号橿原新庄線
・奈良県道704号竹内河南線(竹ノ内街道)
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葛城市 出身の芸能人
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奈良県葛城市出身の著名人には、作中での設定は「茨城県當麻町」ながら、市内の旧當麻町をモデルにした町を舞台に、超能力を持つ4兄弟が活躍する「葛本さんちの四兄弟」や「職人男子 神田くん」などの作品がある漫画家で、前述した葛城市のマスコットキャラクター「蓮花ちゃん」をデザインした人物でもある木下聡志さん。三重テレビ放送(MTV)アナウンサーで現在は同局の報道制作部部長を務め、報道番組・ドキュメンタリーの制作や取材を行い、2015年(平成27年)に手掛けたドキュメンタリー番組「戦争で消された巨大地震~昭和東南海地震を語り継ぐ~」にて第23回坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞している平田雅輝さん。1975年(昭和50年)に勲四等旭日小綬章、1990年(平成2年)には勲三等瑞宝章を受章している昭和期の歌人、前川佐美男さん。かつては漫才コンビ「ハリガネロック」の一員であった元お笑い芸人で、現在は「おおうえくにひろ」名義でMCタレントなどを務める大上邦博さん。日本の海軍軍人で、最終階級は海軍大佐。真珠湾攻撃における第1次攻撃隊指揮官として、「ト・ト・ト(全軍突撃せよ)」「トラトラトラ(奇襲ニ成功セリ)」を打電した人物であり、戦後はキリスト教の伝道者として戦争の愚かさを伝えるべく活動した淵田美津雄さんなどがいます。
スポーツ界の葛城市出身者には、大相撲力士に、明治期に小野川部屋、玉垣部屋、雷部屋、八角部屋に所属し、最高位は西小結であった司天龍政吉関。明治から大正期に中立部屋、荒磯部屋に所属し、最高位は西小結。右四つ、吊り、泉川、突っ張りを得意手とした鶴ヶ濱増太郎関。プロ野球界には、広島東洋カープ、九州アジアリーグの火の国サラマンダーズ、千葉ロッテマリーンズの元内野手で、現在は広島東洋カープの一軍内野守備・走塁コーチを務める小窪哲也さん。東北楽天イーグルスの元投手(育成選手)、木村敏靖さんなどがいます。
また葛城市ゆかりの人物には、垂仁天皇の時代に今日の市域に住み、剛力で名を轟かせたという日本神話上の人物で、垂仁天皇が出雲国から呼び寄せた勇士、野見宿禰(のみのすくね)と捔力(すまひ)で対戦し、破れて死んだといわれ、現在では相撲の神とされている当麻蹴速(たいまのけはや、たぎまのけはや、タエマクエハヤ)。やはり伝説上の人物で、藤原鎌足の曾孫、右大臣藤原豊成とその妻、紫の前の娘である奈良時代の女性で、市内の當麻寺に伝わる「当麻曼荼羅」を一晩で織ったといわれ、前述の「蓮花ちゃん」のモデルでもある中将姫がいます。
また紀行文「おくの細道(奥の細道)」で知られる江戸時代前期の俳諧師、松尾芭蕉は、今日の市域を何度か訪れて當麻寺を参詣するなどしており、竹内街道の綿弓塚には1809年(文化6年)に建てられた句碑が残っています。
「竜馬がゆく」「燃えよ剣」「国盗り物語」「坂の上の雲」など多くの歴史小説で知られる国民的小説家、司馬遼太郎さんは。幼少期を母親の実家があった旧當麻町で過ごした他、太平洋戦争から復員する際にも、やはり母親の実家に復員しています。
葛城市 町域別対応エリア
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ア行
- 今在家(イマザイケ)、梅室(ウメムロ)、太田(オオタ)、大屋(オオヤ)、忍海(オシミ)、大畑(オバタケ)
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カ行
- 柿本(カキノモト)、勝根(カツネ)、葛木(カツラギ)、加守(カモリ)、北花内(キタハナウチ)、北道穗(キタミツボ)、木戸(キド)さ行新村(シムラ)、尺土(シャクド)、新在家(シンザイケ)、新庄(シンジョウ)、新町(シンマチ)、染野(ソメノ)
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タ行
- 當麻(タイマ)、竹内(タケノウチ)、寺口(テラグチ)
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ナ行
- 中戸(ナカト)、長尾(ナガオ)、西辻(ニシツジ)、西室(ニシムロ)
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ハ行
- 薑(ハジカミ)、八川(ハチガワ)、林堂(ハヤシドウ)、東室(ヒガシムロ)、疋田(ヒキダ)、兵家(ヒョウゲ)、平岡(ヒラオカ)、笛堂(フエドウ)、笛吹(フエフキ)、辨之庄(ベンノショウ)
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マ行
- 南今市(ミナミイマイチ)、南新町(ミナミシンマチ)、南花内(ミナミハナウチ)、南藤井(ミナミフジイ)、南道穗(ミナミミツボ)
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ヤ行
- 山口(ヤマグチ)、山田(ヤマダ)
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ワ行
- 脇田(ワキダ)