特定のチャンネルだけアンテナレベルが低い、映りが悪い原因は?テレビが映らない、受信レベルが低い時の対処法を徹底解説
お住まいにていつもご覧になっていたテレビで、他のチャンネルは問題なく映るのに、特定のチャンネルだけが突然、正常に映らなくなったご経験はないでしょうか。
「いつも見ていたチャンネルだけ、急に映らなくなってしまった」
「映らなくなったテレビの画面に『アンテナレベルが低い』と表示されるけど、これはどういう意味?」
特定のチャンネルが視聴できなくなると不便なだけでなく、テレビやアンテナの故障ではないかと、ご不安になることもあるでしょう。
特にそのチャンネルで見たい番組があるときには、大きなストレスを感じるのではないでしょうか。
またテレビ放送の仕組みをご存知の方であれば「電波を正常に受信できなくてすべてのチャンネルが映らなくなるならわかるが、なぜ特定のチャンネルだけが映らないのだろう?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、テレビアンテナや電波の専門知識がない方でも理解できるように、特定のチャンネルだけアンテナレベルが低くなる原因を徹底的に解説します。
本記事はアンテナや受信の仕組みに詳しい、専門の技術系ライターが執筆を担当しています。さらに記事内容はアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」の監修を受けており、プロの業者によるチェックと解説に基づく正確な情報をご提供いたします。
特定のチャンネルが映らない原因を解説するだけでなく、業者を呼ぶ前にご自身で簡単に試せる対処法から、専門家への依頼を判断する基準まで、記事内では問題のすべてを網羅しています。
この記事を最後までお読みいただければ、テレビが正常に映らない場合にも、高額な修理費用への不安が解消され、快適なテレビ視聴環境を取り戻すための具体的な道筋が見えるはずです。
まずは現状を確認!アンテナレベルの調べ方とエラーコードの意味
テレビで一部のチャンネルだけ映りが悪い問題を解決するための第一歩は、あわてずに現状を正しく把握することです。
テレビなど受信機器が受信しているテレビ電波の状態は、テレビ本体の機能により「アンテナレベル」という数値で確認できます。
これは、いわばテレビの電波受信における「健康診断」のようなものです。
このアンテナレベルの具体的な数値を確認することで、問題の深刻度を客観的に判断できます。
主要メーカー別|テレビ画面でアンテナレベルを確認する方法
テレビのリモコンを操作して表示されるアンテナレベル画面の構成、および基準となるレベルの目安は、テレビのメーカーやモデルによって異なります。
ただどのメーカーのアンテナレベル画面も、数値や帯状のメーター、色彩などでテレビまで実際に届いている電波レベルを表し、この数値が基準値を下回るとテレビ画面の映りに問題が出ます。
このアンテナレベル画面を表示させる操作方法も、お使いのテレビのメーカーやモデルによって異なります。ただリモコンで設定画面から項目を選んでゆく基本的な操作は、ほぼ共通します。
ここでは、主要なテレビ機器メーカーの一般的なアンテナレベル確認手順を以下でご紹介します。なお、安定して視聴できるアンテナレベルの目安は、多くのメーカーで「50 以上」とされています。
※上記は各メーカーの主なモデルにおけるアンテナレベル確認方法の一例です。モデルや年式によっては手順が異なる場合もあります。詳しい操作方法は、お使いのテレビの取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。
エラーコード「0020」「E202」は何が違う?受信状態の深刻度を知る
アンテナレベルが低くなると、テレビ機器が映像信号を十分に認識できなくなり、画面にエラーコードが表示されることがあります。
このエラーコードは、テレビがテレビ放送を映し出せない場合に、テレビ自身がその原因を診断して、ユーザーに教えてくれる重要なサインです。
エラーコードの種類はメーカーやモデルを問わずほぼ共通していますので、代表的なエラーコードの意味を以下の一覧で理解しておきましょう。
※上記は表示されることが多い主なエラーコードの種類です。他にも原因に応じたエラーコードが存在します。
エラーコード「0020」や「E201」が表示される場合は、テレビに届く電波が弱まっていることが原因です。この二種類のコードはほぼ同じ意味ですが、「0020」は突発的に電波レベルが低下した際に表示されることが多い、簡易的なコードになります。
一方、「E202」が表示される場合は、テレビにまったく電波が届いていないため、より深刻な問題が発生している可能性が考えられます。
なぜ?特定のチャンネルだけアンテナレベルが低くなる5つの根本原因
お住まいのテレビで、他のチャンネルでは特に問題はないのに、特定のチャンネルだけが正常に映らない場合、「テレビ電波は同じはずなのに、全部のチャンネルなら分かるけど、なぜ特定のチャンネルだけ問題が?」と疑問に思われる方も多いことでしょう。
その原因はひとつではなく、テレビ電波の性質からご家庭の設備、さらには周辺環境まで、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることも考えられます。
この項目では、その代表的な5つの原因を詳しく見ていきましょう。
原因① 電波の特性|チャンネルごとの「周波数」が受信感度を左右する
地デジ放送の場合、電波塔からUHF(極超短波)のうち、470MHzから710MHzまでの周波数帯を使って、テレビの映像信号を送信しています。
より正確には、この周波数帯を6MHzずつ各テレビ局に分配して、その地域の各局のテレビ放送を送信しています。
このテレビ局に分配された周波数帯を「チャンネル(CHANNEL)」といい、テレビのチャンネルの由来にもなっています。
このテレビの各チャンネル(周波数帯)の違いには、受信のしやすさに影響を与える大きな特徴があります。
電波は周波数帯が高くなるほど波長の幅が短くなり、1秒間に描かれる波長の数が多くなります。そもそも電波とは電磁波のうち比較的、周波数帯が低い(おおよそ3THz(テラヘルツ)まで)のものを指します。
そして電波より周波数帯が高い電磁波の主な例が、光になります。したがって電波も周波数帯が高くなるほど波長の数で大容量の情報を乗せられるほか、直進性が強く遠くまで届く一方、障害物に遮られやすいといった性質が出てきます。
たとえばBS/CSの衛星放送には、地デジより周波数帯の高い、SHF(センチメートル波)のうち、12GHz前後の周波数帯が使われています。
そのため衛星放送は、静止衛星から日本全域に安定して大容量の情報を送信できる半面、地上のわずかな障害物にも遮られやすい性質があります。
地デジ電波は上記の通り、UHFの一部周波数帯を利用していますが、各チャンネルに割り当てられた周波数帯の違いにより、わずかな性質の差異は存在します。
地デジのUHFには30センチから60センチほどの波長の幅があり、ビルなどの障害物をある程度、乗り越えて広がる性質を持っています。
ただ同じ地デジ電波のチャンネルでも、割り当てられる周波数帯が高いほど波長の幅が短くなり、障害物を乗り越える性質がやや弱まります。
また同じ地デジ電波の周波数帯でも、周波数帯が高い電波(チャンネル)ほど、電波塔から長距離を送信されるにつれ、電波の減衰(弱まり)の度合いが大きくなります。
さらにアンテナで受信された電波がケーブルを通ってテレビに届くまでの間にも、電波レベルは少しずつ減衰します。このときも、周波数が高い電波ほど減衰量が大きくなる傾向があります。
つまり、同じ電波塔から送られる地デジ電波でも、他のチャンネルより高い周波数帯を割り当てられたチャンネルは、他のチャンネルに比べて空間やケーブルを伝わる際に電波レベルが弱まりやすく、そのチャンネルだけテレビ電波の状態や画面の映りが悪い結果になることが考えられるのです。
もうひとつの要因として、例えばNHKや広域民放と、東京MX、千葉テレビなどの地方チャンネルでは、そもそも送信元である電波塔が異なる場合もあります。
どちらも同じ地デジ電波であるため、一基の地デジアンテナでどちらも受信できますが、この場合、電波塔の位置や距離などの違いから、それぞれのチャンネルで受信できる電波レベルに大きな差が出ることももあります。
このようなチャンネルごとの電波レベルの差異については、
- すべてのチャンネルをバランスよく受信できるよう、地デジアンテナの角度を微調整する。
- ブースター(電波増幅器)を使って各チャンネルのレベルを平均的に増幅する。
- アッテネーター(減衰器)を設置して強すぎるチャンネルの電波を適度に弱める。
などの方法で対処できます。
原因② 宅内の問題|ケーブル抜け・B-CASカード・テレビ設定の不備
上記はやや専門的な原因になりましたが、これらを疑う前に、まずはご自宅の中にある基本的な部分を確認してみましょう。
以下の一覧のように、意外と見落としがちな、初歩的なミスが原因であるケースも少なくありません。
※上記はテレビ画面の乱れや映らないといった問題を招く主な要因になります。
これらの項目は、ご自身でもすぐに確認できるものばかりです。
まずは宅内のテレビ周りの環境をチェックしてみてください。
原因③ 宅外設備の問題|アンテナの向き・劣化やブースターの不調
宅内のテレビ環境に問題が見当たらない場合、原因は屋外の設備にあるかもしれません。
具体的には、アンテナ本体や、電波を増幅する「ブースター」という機器の、以下のような不具合が考えられます。
- アンテナの向きのズレ
- 台風や強風、積雪などの影響で、アンテナの向きがわずかにズレてしまい、受信感度の低下を起こす場合があります。
- 特に指向性の鋭いBS/CSアンテナは、少しのズレでも受信感度が大幅に低下します。
- アンテナの経年劣化
- 主に屋外の高所に設置されているアンテナは、雨風や積雪、紫外線などの厳しい環境にさらされ続けています。
- 機種や周辺環境にもよりますが、一般的なテレビアンテナの寿命は10〜15年程度とされ、アンテナが劣化すると受信性能が低下します。
- ブースターの不具合
- ブースターは前述の通り、電波を適切な強さに増幅する機器ですが、電源がオフになっていたり、故障していたりすると機能しません。
- また、電波が強すぎる地域で増幅率(ゲイン)を上げすぎると、過剰増幅で電波の品質が低下し、かえって映りが悪くなることもあります。
【警告】
テレビアンテナの点検や調整は専門知識が必要なだけでなく、多くの場合、屋根の上など高所での作業となり大変に危険です。
ブースターの適切な調整にも電波レベルの確認など専門知識が必要な上、電源を要する機器であるため、感電のリスクもあります。
このような危険な事故を防ぐため、ご自身でのアンテナや機器の調整作業は絶対に行わず、必ずアンテナ工事の専門業者に依頼してください。
原因④ 周辺環境の変化|障害物・悪天候・700MHz電波障害
ご自宅の設備に一切問題がなくても、外部の環境変化が原因で電波障害が生じて、テレビの映りが悪くなることがあります。
これらはご自身のアンテナ設備などでコントロールすることが難しい問題です。
受信不良を引き起こす主な外的要因は、以下の一覧の通りです。
※上記は主な電波障害の要因です。
地デジ電波の場合、空間を伝わる際に、雨などの悪天候で大きく減衰するほか、一年を通した気候の変化でも、若干のレベル変動が生じます。
これが特に周波数帯の高いチャンネルに影響して、そのチャンネルだけ画面に乱れが生じる、映らないといった問題を引き起こすこともあります。
また特に「700MHz帯電波障害」が疑われる場合は、主要携帯電話事業者の合同による一般社団法人「700MHz利用推進協会」のコールセンター(0120-700-012)に連絡すると、無償で調査や対策工事を行ってくれるケースがあります。
原因⑤【集合住宅向け】共用設備の不具合や大家さんへの相談
マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの場合、原因はご自身の部屋だけにあるとは限りません。
建物全体の共用アンテナやブースターといった「共用設備」に不具合が発生している可能性があります。
もし、ご近所の部屋でも同じように特定のチャンネルが映らないといった症状が出ている場合は、共用設備が原因である可能性が高くなります。
このような場合、ご自身でアンテナ業者を手配するのではなく、まずは建物の管理会社や大家さんに連絡して状況を説明し、対応を依頼するのが正しい手順です。
ご自身で勝手に修理を依頼すると、費用の負担や規約違反などの点でトラブルになる可能性もあるためご注意ください。
【今すぐ試せる】アンテナレベルを上げる簡単対処法7選【チェックリスト】
特定チャンネルの映りが悪くなる原因が多岐にわたることは、ここまでのご説明でご理解いただけたでしょうか?
ただ、トラブル解決のため専門業者に連絡する前に、まずご自身でも試せることはたくさんあります。
ここでは、費用をかけずにいますぐ実践できる、テレビ画面トラブルの簡単な対処法を7つのステップでご紹介します。
以下のチェックリストを参考に、一つずつ確認していきましょう。
STEP1:テレビ・レコーダーの再起動(電源リセット)
パソコンやスマートフォンと同じように、テレビやレコーダーもコンピューターで制御されているため、長期使用により内部の基盤やプログラムが一時的に不安定になることがあります。
そのため、まずは、基本の「再起動」を試してみましょう。
以下でご紹介する方法は、電源を断つことで機器(ハード)そのものをいったん休止させ、リセットすることで不具合を解消する「電源リセット(ハードリセット)」と呼ばれる方法です。
この方法は手順も簡単な上、メーカーやモデルを問わず、ほとんどのテレビ機器で対応できます。
- テレビ本体の主電源ボタンを押して、電源を切ります。
- テレビとレコーダーの電源プラグをコンセントから抜きます。
- そのまま2〜3分ほど待ち、機器内部の電気を完全に放電させます。
- 再度、電源プラグをコンセントに差し込み、テレビの電源を入れます。
この簡単な操作だけで、機器システムの一時的なエラーが解消され、テレビの映りが改善することがあります。
STEP2:B-CASカードの抜き差しと清掃
テレビなどデジタル放送受信機器に挿入されている「B-CASカード」は、デジタル放送の著作権を保護するための、映像信号の暗号化を解除するICカードです。
したがってこのB-CASカードの不具合や接触不良は、特定のチャンネルが映らなくなる原因になる場合もあります。
テレビなど機器の側で、挿入されたカードが正しく認識されていない可能性があるため、以下の手順で確認してみましょう。
- テレビの電源を切り、B-CASカードをスロットからゆっくりと引き抜きます。
- カードの裏面にある金色のICチップ部分を、乾いた柔らかい布(メガネ拭きなど)で優しく拭きます。
- カードの向きを間違えないように注意しながら、カチッと音がするまで奥までしっかりと差し込みます。
- テレビの電源を入れ、映りを確認します。
ホコリや汚れによる接触不良であれば、この作業で解決する場合があります。
また最新の4K8Kテレビなどの一部には、B-CASカードを廃止して、内蔵された「ACASチップ」が同様の働きをするモデルもあります。
このようなモデルの場合は、前述の電源リセットを試してください。
STEP3:アンテナケーブルの接続再確認(抜け・緩み・芯線折れ)
見落としがちですが、アンテナケーブルの接続不良は非常に多い原因です。
掃除や模様替えの際に引っ張ってしまったしり、ペットがじゃれるなどして、知らないうちに接続が緩んでいることがあります。
- テレビのアンテナ入力端子
- レコーダーの入出力端子
- 壁にあるアンテナ端子
上記のすべての接続部分をいったん取り外し、あらためて手でしっかりと奥までねじ込んだり、差し込んだりして、緩みがないか確認してください。
また、プラグの根元でケーブルの中心にある「芯線」が折れ曲がっていないかもチェックしましょう。
ケーブルが家具などの下敷きになっている、急角度に折り曲げられている、必要より長すぎるなどの問題も、ケーブルの破損(断線)や送信の不具合、減衰の原因になります。
STEP4:周辺機器を外しテレビとアンテナ端子を直結する
もし室内でテレビのケーブル配線にレコーダーや分配器(電波を複数の機器に分ける装置)を接続している場合、それらの機器が不具合の原因となっている可能性があります。
問題の切り分けを行うために、一度これらの機器を介さず、テレビと壁のアンテナ端子を直接、接続してみましょう。
- 壁のアンテナ端子から出ているケーブルを、テレビの「UHF/VHF」または「地上デジタル入力」端子に直接接続します。
- この状態で、映らなかったチャンネルが映るかを確認します。
もしこの「直結テスト」で映りが改善した場合、取り外したレコーダーや分配器、またはそれらを繋いでいたケーブルに問題がある可能性が高いと判断できます。
STEP5:チャンネルの再スキャン(再設定)
お引っ越しをされて受信できる電波塔が変わった後や、お住まいの地域で放送局の周波数変更があった場合などに有効な方法です。
テレビに登録されているチャンネル情報が、最初に設定した頃の古いままになっている可能性があり、この場合は受信できるチャンネル情報との食い違いにより、一部チャンネルが映らなくなることがあります。
この場合は、チャンネルの再スキャン(再設定)により、最新のチャンネル情報に更新します。
操作方法はメーカーによって異なりますが、一般的にはリモコンの「メニュー」や「設定」ボタンから、「チャンネル設定」→「地上デジタル自動設定」→「再スキャン」といった手順で実行できます。
スキャンには数分かかる場合がありますが、完了後に映りを確認してください。
ここまで試してダメなら専門業者へ!依頼の判断基準と賢い選び方
ここまでご紹介した簡単な対処法をすべて試しても状況が改善しない場合、ご自身での解決は難しいかもしれません。
原因特定と対処のためには、アンテナ本体の故障や向きの調整、ブースターの点検など、専門的な知識と技術、そして安全装備が必要な作業となります。
無理にご自分で何とかしようとせず、プロであるアンテナ工事の専門業者に相談することを強くおすすめします。
地デジのアンテナレベルが下がる要因とは?
地デジのアンテナレベルが下がる主な原因は、電波塔からの距離や周辺環境にあります。
地デジの電波(UHF帯)は比較的、障害物を回り込みやすい性質がありますが、それでも限界があります。
地デジのアンテナレベルが下がる要因は、主に以下のようなものが挙げられます。
- 電波塔との距離と電界地域
- 電波塔から離れるほど電波は弱くなります(弱電界地域)。
- 前述の通り、同じ電波塔からの地デジ電波でも、周波数帯の高いCHANNELほど、距離によって弱まりやすくなります。
- この場合、受信性能の高いアンテナ(素子数・素子数相当が高いもの)やブースターが必要です。
- 障害物の影響
- 電波塔との間に高層ビルや山などがあると、電波が遮られてしまいます。
- アンテナをより高い位置に設置することで、障害物の影響を避けられる場合があります。
- 地デジアンテナの方向
- 地デジアンテナは、もっとも近い電波塔の方向に正確に向ける必要があります。
- これも前述の通り、地方チャンネルの電波塔など、異なる方向にある複数の電波塔から電波を受信している場合、調整がシビアになることがあります。
これらの要因が複合的に絡み合い、特定のチャンネルだけ電波が弱くなるという現象を引き起こすのです。
衛星放送のアンテナレベルが下がる要因とは?
衛生放送(BS/CS放送)のアンテナレベルが下がる原因は、地デジとは少し異なります。
上記でも少しご説明した通り、衛星放送の電波(12GHz帯)は、地上からは空の同じ位置に見える静止衛星から日本全体に送信されており、非常に直進性が高いのが特徴です。
そのため衛星放送の電波は、日本全域で安定して受信できる半面、障害物に遮られやすいなどの性質があります。
衛星放送の特性と、アンテナレベルが弱まる要因には、主に以下の一覧のような例が挙げられます。
※上記は衛星放送を受信する際の主な注意点になります。
衛星放送の場合、その仕組みからアンテナレベルの低下はすべてのチャンネルに影響するケースが多くなります。
ただ4K8K放送の特定のチャンネルだけが映らない場合は、設備の対応状況を疑う必要があります。
業者依頼を検討すべきサインと費用相場
ご自身での対処が難しいと判断された場合は、次に専門業者への依頼をご検討ください。
以下のチェックリストにひとつでも当てはまる場合は、アンテナ工事のプロへとお任せになるのが安全かつ確実です。
※上記は基本的なチェックポイントになります。
業者に依頼する際の費用は、作業内容によって大きく異なります。
以下に一般的な費用相場をまとめましたので、参考にしてください。
※上記はあくまで一般的な業者における費用の目安です。
また実際の費用は、建物の構造や周辺環境、使用する部材によっても変動します。
そのため必ず複数の業者から見積もりを取り、作業内容と料金を比較検討すること(相見積もり)をおすすめします。
まとめ:原因を正しく特定し、快適なテレビ視聴を取り戻そう
特定のチャンネルだけアンテナレベルが低くなる問題には、さまざまなな原因が考えられます。しかし、正しい手順で考えられる原因をひとつひとつ確認していけば、必ず解決策は見つかります。
最後に、この記事のポイントを振り返ってみましょう。
- まずは現状確認:テレビの機能でアンテナレベルとエラーコードを確認する。
- 原因の切り分け:原因は「電波の特性」「宅内」「宅外」「周辺環境」など多岐にわたる。
- 自分でチェックポイントを試す:再起動、ケーブル接続確認、B-CASカードの抜き差しなど、簡単な対処法から実践する。
- 無理はしない:高所作業や専門的な判断が必要な場合は、迷わず専門業者に相談する。
特定のチャンネルだけテレビが見られない不便な状況は、アンテナやテレビの不具合に対するご不安も含めて、大きなストレスです。
この記事の内容を参考に、ひとつずつ原因を探り、快適な視聴環境を一日も早く取り戻してください。
また、もし専門業者へご相談になる場合は、まずは本記事にもご協力いただいたアンテナ工事の専門業者で、全般的に他業者に劣らない高品質なサービスを提供している「朝にアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウントへとお問い合わせになることを、本記事の筆者からもおすすめいたします。




