【すぐ解決】テレビで地デジは映らないのにBSは映る!原因と自分でできる対処法、アンテナ修理依頼のポイントまで完全ガイド

2026年05月04日

2026年(令和8年)現在では、お住まいに地デジアンテナだけでなくBS/CSアンテナも設置して、地デジ放送とBS放送の双方を楽しまれているご家庭も多くなっています。
しかし、ときにBS放送を楽しんでいた後に、チャンネルを地デジ放送に切り替えてみると、地デジ放送だけブロックノイズなどで画面が乱れる、さらにはまったく映らないといった事態になる場合もあります。
そのようなときは、テレビやアンテナが故障したのではないかと、どうしても動揺してしまうものです。

地デジ放送と衛星放送、一方のテレビ放送だけが映らないといったトラブルは、基本的に地デジ放送とBS放送(衛星放送)では、そもそもの放送の仕組みから電波の性質、アンテナなどの受信ルートがまったく異なるために起こるものです。
この記事では、主にBS放送(CS放送)は映るのに地デジ放送が映らないというケースについて、まずはご家庭でもできる基本的な対処法を解説します。
さらに地デジ放送と衛星放送の基本的な仕組みに基づき、地デジだけが映らない原因を特定するための簡単なチェックリストと要因別の対処法、自宅では対応できないケースの判断方法と業者の選び方など、トラブル解決までのあらゆる手順をご紹介します。

本記事はアンテナ工事の専門業者「あさひアンテナ」監修の正確かつ詳しい情報を、専門用語などを避けた一般の方にもわかりやすい形でお届けします。
地デジ放送が映らない場合には、本記事の内容を参考に、原因の特定と適切な対処法をご確認の上、早急にトラブルを解決してください。

 

BSは映るのに地デジが映らないときは:5分で試せるクイック対処法チェックリスト

お住まいで地デジ放送だけ映らないトラブルが発生したときは、すぐにアンテナの専門業者を呼ぶ前に、まずはご自身で試せる簡単な対処法がいくつかあります。
以下は、地デジ放送に限らず、テレビ全般の映りが悪いトラブルや、その他の不具合にも応用できる、基本的な対処法になります。
どれも特別な工具は不要で、すぐにできる方法を5つのステップにまとめました。
テレビ画面のトラブルについては、以下のチェックリストを上から順に試すことで、あっさりと解決するケースも少なくありません。

確認ステップ 対象機器・部位 所要時間の目安 期待できる効果
STEP1. テレビの再起動 テレビ本体 約 2分 軽微なシステムエラーの解消
STEP2. B-CASカードの確認 テレビ本体(背面・側面) 約 1分 カードの接触不良や認識エラーの解消
STEP3. ケーブル接続の確認 テレビ背面、壁の端子 約 2分 配線の抜け・緩み・誤接続の解消
STEP4. チャンネル再スキャン テレビの設定メニュー 約 3分 放送局データや地域設定の更新
STEP5. アンテナレベル確認 テレビの設定メニュー 約 1分 電波の受信強度の把握と原因切り分け

※上記はテレビ画面や本体の不具合に有効な基本の対処法になります。

【STEP1】テレビ本体の再起動(電源プラグの抜き差し)

テレビ画面が正常に映らない時、その他テレビの不具合が生じたときに、もっとも手軽で効果的な対処法は、テレビ本体の再起動です。
現在のテレビも内部基板やソフトウェアで制御される一種のコンピューター機器であるため、パソコンなどと同じく長時間の使用で不具合が生じやすくなります。
そのような場合には、一時的にテレビへの通電を断ち、基板やソフトウェアを休止させて再起動することで、不具合がリセットされることが多くなります。
この場合、単にリモコンを使ってテレビの電源を切るだけでは、待機電力が通電しているため、完全にはリセットされません。
必ず以下の手順に沿って、テレビ本体の主電源を切った上で、コンセントから電源プラグを抜き、機器内から完全に放電させることが重要です。

  • テレビ再起動の正しい手順
    1. テレビ本体の主電源スイッチをオフにする。
    2. コンセントからテレビの電源プラグを抜く。
    3. そのまま数分ほど待機する。
    4. 再度コンセントに電源プラグを差し込む。
    5. テレビの主電源を入れ、地デジ放送が映るか確認する。

この手順は、電源によって機器(ハード)をリセットすることから「ハードリセット(電源リセット)」とも呼ばれます。
テレビのメーカーやモデルを問わず実行でき、内部機器やソフトウェアの一時的な不具合であれば、すぐに解消されることが多くなります。

【STEP2】B-CASカードの抜き差しと清掃

テレビに挿入されているB-CASカードの接触不良によって、地デジ放送が映らなくなるケースがあります。
B-CASカードとは、デジタル放送を視聴するために必要なICカードです。
デジタル放送である現在の地デジ放送・衛星放送(BS/CS)は、コンテンツ著作権を保護するため、映像信号に暗号化がかけられており、ただ受信しただけでは視聴できません。
暗号化を解除する機能を持つB-CASカードをテレビなど受信機器に差し込むことで、はじめてデジタル信号を映像化でき、視聴できるようになるのです。

したがって、B-CASカードがテレビに挿入されていないほか、カードのICチップ部分に汚れが付着したり、挿し込みが甘かったりするとテレビがカードを認識できない場合があります。その結果、テレビ画面にエラーが出て地デジなどのデジタル放送が映らなくなります。

B-CASカードをメンテナンスし、接触不良などの不具合を解消する方法は、以下の手順の通りになります。

B-CASカードのメンテナンス手順 注意点・ポイント
1. テレビ本体の主電源を切る 通電したまま抜くとデータ破損の恐れがあります。
2. カードをゆっくり引き抜く カードの場所はテレビの側面や背面などにあります。
3. ICチップ部分を柔らかい布などで拭く 金色の金属部分を中心に、乾いた柔らかい布で優しく拭きます。
4. 正しい向きで挿し直す 矢印の方向を確認し、奥までしっかりと挿し込みます。

※上記はB-CASカードをメンテナンスする基本的な手順です。

ICチップの傷つきや破損を防ぐため、普通のティッシュペーパーなど固く目の粗い素材で拭くことや、水拭きや洗剤の使用は絶対に避けてください。
また4K8Kテレビの一部モデルでは、B-CASカードを使用せず、同じ役割を果たす「ACASチップ」を内蔵している機器もあります。このような機器の場合が、前述したハードリセットが有効な対策になります。

【STEP3】アンテナケーブルの接続確認(抜け・緩み・端子間違い)

室内のアンテナコンセントとテレビを接続するアンテナケーブルの接続不良も、非常に多い原因のひとつです。
部屋の掃除や模様替えの際にケーブルに触れたり、テレビを動かしたりしてケーブル接続がゆるむことがあります。
またテレビにアンテナケーブルを接続する際、地デジとBS/CSの入力端子を間違えて接続しているケースも多く見られます。

  • アンテナケーブル確認のポイント
    • 壁のアンテナコンセント端子:ケーブルが奥までしっかりと差し込まれているか確認します。
    • テレビ背面の端子:ゆるみがないか、ネジ式の場合はしっかり締まっているか確認します。
    • 端子の種類:「地上デジタル入力」「BS/CS入力」に、それぞれのケーブルが正しく接続されているかを確認します。
    • ケーブル本体の劣化:ケーブルの被覆が破れたり、芯線が折れたりしていないか確認します。ケーブルが家具などの下敷きになっていないか、一部分を急角度に折り曲げていないかなども確認してください。

「BS/110度CS入力」の端子に地デジのケーブルをつないでしまう(もしくはその逆)と、当然、地デジや衛星放送は映りません。
ケーブル配線を適切に見直すだけで、テレビが映らない問題があっさりと解決することもあります。

【STEP4】チャンネルの再スキャン(初期スキャン)を実行

テレビのチャンネル設定が正しく行われていないために、地デジ放送が映らなくなる場合があります。
テレビを新しく買った時や、引っ越しなどで受信できる電波塔が変わったときは、受信している電波のチャンネルに合わせて、必ずテレビ側のチャンネル設定(チャンネルスキャン)が必要です。
また、放送局の追加や周波数帯再編などで、送信される電波状況が変わった際にも、チャンネルの再設定が必要になることがあります。

以下、チャンネルの再設定(再スキャン)が必要となる、主なケースの例です。

チャンネル再スキャンが必要なケース 具体的な理由
引っ越しをした場合 地域(電波塔)によって受信できる地デジの放送局や周波数が異なるため。
テレビを新しく購入した場合 初期設定として地域のチャンネル情報をテレビに読み込ませる必要があるため。
放送局の周波数変更があった場合 電波の混信を防ぐための「リパック(周波数変更)」が行われたため。

※上記はテレビのチャンネルスキャンを行う一般的なケースです。

BS放送やCS放送は日本全国ですべて共通したチャンネルの電波ですが、地デジは地域ごとにチャンネル設定が異なります。また衛星放送でもチャンネル追加や周波数帯の変更などがあった場合は、チャンネルスキャンが必要になることがあります。
テレビの設定メニューから「チャンネル設定」や「初期スキャン(再スキャン)」などを実行してください。

【STEP5】アンテナレベル(受信強度)の確認

テレビまで十分なレベルの電波が届いているか、テレビ側で「アンテナレベル」を確認しましょう。
アンテナレベルは、テレビの設定画面から数値や色彩つきのインジケーターなどで確認することができます。
この数値が低い場合、テレビアンテナやケーブルなどに問題があり、テレビまで十分な電波が届いていない可能性が高くなります。

以下、国内の主要なテレビメーカー・モデルでアンテナレベルを確認するための基本的な手順です。

  • 主要メーカー別:アンテナレベルの確認手順例
    • Panasonic(ビエラ):サブメニュー > 視聴オプション > アンテナレベル
    • Sony(ブラビア):ホーム > 設定 > 放送受信設定 > 地上デジタルアンテナレベル
    • Sharp(アクオス):ホーム > アンテナ設定 > 電源・受信強度表示
    • Toshiba(レグザ):サブメニュー(クイック) > アンテナレベル

年式やモデルによっては手順が異なる場合もあるため、詳しくはテレビの取扱説明書やメーカー公式サイトをご確認ください。
多くのテレビでは、安定して視聴するための目安となるアンテナレベルは「50以上」に設定されています。
数値が極端に低い、あるいは「0」になっている場合は、アンテナやケーる設備の大きな故障や近隣の電波障害など、根本的な電波受信のトラブルが疑われます。

なぜ?「BSは映るのに地デジだけ映らない」現象の仕組みを解説

上記の初歩的な対処を試してもトラブルから復旧できない場合、多くの方は、BS放送は特に問題がないのに、なぜ地デジ放送だけが映らないのか疑問に思うでしょう。
「テレビの故障ではないか?」「だけどBS放送は正常に映っているし」と戸惑われることもあるかもしれません。
しかし、地デジ放送と衛星放送(BS/CS)では、そもそもの放送の仕組みや電波の性質、受信するアンテナ設備まで、全般的にまったく異なります。
この違いを理解すれば、地デジ放送だけが映らなくなる理由もご理解いただけます。
この項目では、テレビで地デジ放送だけが映らない場合の原因をご理解いただくべく、地デジ放送と衛星放送の仕組みについてご説明します。

地デジとBS/CSは電波の“出身地”と“通り道”が全く違う

上記の通り、地デジ放送と衛星放送では、テレビ電波が送信される場所も、電波の性質も、電波がアンテナに伝わるまでに通ってくるルートもすべて異なります。
地デジ放送は地上にいくつもある電波塔の先端から周辺エリアに送信され、衛星放送は宇宙空間、赤道軌道上を周回する人工衛星(静止衛星)から送信されます。

以下、地デジ放送と衛星放送の主な違いを一覧にまとめました

項目 地上デジタル放送(地デジ) 衛星放送(BS/CS)
送信元 地上の電波塔(スカイツリーなど) 赤道上空の人工衛星
電波の性質 障害物の影響を受けやすい 宇宙から直線的に届く
電波の周波数帯 UHF帯(比較的低い周波数) SHF帯(非常に高い周波数)
受信しやすい環境 電波塔との間に大きな障害物がないこと 南西の空が開けていること

※上記は地デジ・衛星放送の主な違いになります。

地デジ放送では、映像信号を送信する電波として、波長の幅が40センチから60センチ程度で比較的広がりやすく、ビルなどの障害物を乗り越えることもできるUHF(極超短波)の周波数帯(470MHzから710MHzまで)を使用しています。
UHFは障害物を乗り越えやすい性質から地上波放送に適していますが、電波塔から離れるほど電波レベルが弱まっていきます。そのため地上にいくつもの電波塔を設置し、リレー形式で電波を送信していき、各エリアをカバーする必要があるのです。

そのため地デジ放送(地デジ電波)には、以下のような性質があります。

  • 電波塔からの距離が遠い地域ほど受信できる電波レベルが弱まる。地域ごとの電波レベルの差は「電界地域」という目安で判断され、地域ごとに適した受診性能のアンテナ機種や設置方法で対応する必要がある。
  • 地デジ電波にはある程度は障害物を乗り越える性質もあるが、ビルなどの陰に当たる直近の一帯、家と家の間の狭い空間、山間部などにはその性質も及ばず、十分なレベルの電波が届かないこともある。
  • 地デジ電波は伝わる空間の状態にも影響を受け、一年を通した気候の変化によって多少のレベル変動があるほか、雨や雪などの悪天候では電波が吸収されてレベルが大きく下がる。

このような性質から、地デジ放送は、電波塔からの距離(電界地域)をはじめ、周辺の建物などの障害物や、気候・天候の影響を受けて受信レベルが変動しやすいのです。

ちなみに衛星放送のSHF(センチメートル波)は、空の一点に静止して見える静止衛星から日本全域に送信されています。
SHFは光のように直進性が強いため長距離送信に適しており、日本全域のどこでも、ほぼ安定したレベルで受信できるという特徴があります。
そのため電波の受信レベルは日本のどこでも比較的、安定しやすい半面、アンテナの角度調整が地デジより厳密(詳しくは後述)になる、静止衛星からアンテナを結ぶ直線上の電波の経路にわずかな障害物があっても電波が遮られる、一定以上の豪雨や降雪も細かな障害物と同様になり、受信レベルが急激に低下するなどの特性があります。

地デジ放送と衛星放送ではこのような特性の違いがあるため、周辺環境やアンテナ設備に同じような変化が起きても、BS放送には問題はないのに地デジ放送だけ映らなくなる(もしくはその逆)といった事態が起こり得るのです。

受信アンテナも別物!地デジ用(UHF)とBS/CS用(パラボラ)の役割

上記のように地デジ放送と衛星放送では使用される電波の種類や性質、届く方向がまったく違うため、受信するためのアンテナもそれぞれ専用のものが用意されています。
一基のアンテナで両方の電波を受信することは、アンテナの構造上、不可能なのです。

以下、地デジ用アンテナとBS/CS(衛星放送)用アンテナの違いを解説します。

  • 地デジ用アンテナとBS/CS用アンテナの違い
    • 地デジ用アンテナ(UHFアンテナ):一定の波長の幅を持つUHFを受信するためのアンテナです。主に屋根の上でマストに固定される魚の骨のような形の八木式アンテナや円筒状のユニコーンアンテナ。壁面に取り付ける薄い長方形のデザインアンテナなどがあります。受信面は各アンテナの真正面に当たり、方位角(左右の角度)を近隣の電波塔の方向に向けて調整します。
    • BS/CS用アンテナ(パラボラアンテナ): 静止衛星から直進的に送られるSHFを受信するためのパラボラアンテナです。皿状のディッシュ(放物面反射器)をもち、その内側でSHFを反射させ、正面に固定された一次放射器の一点に集める形で電波を受信します。そのため仰角(上下の角度)と方位角を静止衛星の方向へと、ミリ単位で正確に向ける必要があります。

上記のように、地デジアンテナと衛星放送用のBS/CSアンテナでは、設置の条件も変わってきます。
地デジ放送では、現場の電界地域や周辺環境によって受信できる電波レベルが変動しやすいため、現場で受信できるレベルに応じた機種や性能(素子数・素子数相当)、および設置位置の選択が重要になります。
ただ角度調整に関しては、受信感度が高くなる正面側を、近隣の電波塔の方向(または反射波などでもっとも強い電波が届く方向)へと向けるだけで調整できます。
また地デジ電波は高所に当たる電波塔の先端から周辺へと広がっているため、地デジアンテナは高い位置に設置するほど、周辺の障害物に影響されず、角度調整も行いやすくなって受信が安定します。

一方、衛星放送は、東経110度の上空に位置する静止衛星から日本全域に直進的なSHFを送っているため、日本各地で受信できる電波レベルに大きな差はありません(距離による減衰から、日本の中心部と南北の端などで若干のレベル差は出ます)。
そのためBS/CSアンテナを適切に設置すれば受信感度は安定しやすい半面、前述した受信の仕組みからディッシュの角度を仰角、方位角とも静止衛星の方向へとミリ単位で正確に合わせる必要があり、わずかな角度の狂いで受信レベルが大きく低下します。
またSHFは直進性が強い分、障害物に弱く、静止衛星とBS/CSアンテナを結ぶ電波の経路に、山や建物の他、樹木の枝葉や洗濯物などわずかな障害物があっても、電波が遮られて受信レベルが低下します。

もうひとつ、衛星放送のSHFはそのままでは周波数帯が高すぎてケーブルで伝送できないため、BS/CSアンテナでキャッチされた後、アンテナに付属するコンバーターでMHz帯に円環された後、ケーブル配線部へと送信されます。
このコンバーターを作動させるために、BS/CSアンテナでは、テレビなどの受信機器、またはブースターの電源部でBS電源設定を行い、ケーブルを通じてアンテナ側へ給電しないと衛星放送を視聴できません。

このように、アンテナ設備も地デジと衛星放送では、アンテナ本体や受信の仕組みまで全く異なるため、一方のアンテナは無事でも、もう一方のアンテナだけに不具合が出るケースも発生するのです。

傾向として、地デジ放送では電波塔の距離や周辺環境など、現場の条件によって受信レベルは変動しやすいものの、角度調整は電波塔の方向へとおおよそ調整するだけで受信が安定しやすくなります。
一方、衛星放送は適切なアンテナ設置であれば日本全国で受信レベルが安定しやすくなりますが、アンテナの角度調整がミリ単位で狂う、静止衛星の方向にわずかな障害物ができるなどの問題で受信レベルが急激に低下しやすくなります。

このような問題が「BS放送が映るのに地デジが映らない」という現象が起こる、最大の理由なのです。

【状況別に原因を特定】BSは映るのに地デジが映らない8つの原因と直し方

地デジと衛星放送を受信する仕組みが分かったところで、地デジ放送が映らない場合の、具体的な原因の特定に進みましょう。
地デジ放送が映らなくなる原因は、大きく以下の4つのカテゴリに分けられます。
それは「テレビ・配線」「アンテナ」「周辺機器」「外部環境」です。
以下で各カテゴリについて詳しく解説していきますので、ご自身の状況と照らし合わせながら、どの原因に当てはまるかを確認してください。

原因1:テレビ本体の設定ミスや勘違い

これはテレビ機器の故障ではなく、ちょっとした設定ミスが原因のケースです。
特に見落としがちなのが、テレビ本体の「アッテネーター(減衰器)」という機能です。
テレビに届く電波は、弱い場合だけでなく、電波塔の直近などで強すぎる場合にもテレビ画面が乱れる、映らないなどの要因になります。
この場合は、近年のテレビに用意されている「アッテネーター機能」を作動させることで、入力の際に適度に電波レベルを下げ、適切なレベルに調整してくれます。

アンテナレベル画面を確認して受信レベルが高すぎる場合は、テレビのアッテネーター機能をオンにすると、テレビ画面の問題が解消されることが多くなります。
しかし一方で、通常の受信レベルでアッテネーター機能をオンにすると、電波レベルが低下して画面が乱れることにもつながります。

以下、アッテネーター機能を設定する際の基本的なポイントです。

アッテネーター機能の設定ミスと対処法 詳細解説
アッテネーターとは? 強すぎる電波を適切にレベルに弱め、映像の乱れを防ぐテレビ内蔵の機能です。
どんな問題が起きる? 電波が強くない地域でこの機能が「入(ON)」になると、電波が弱まりすぎて映らなくなります。
対処法は? テレビの設定メニューから「地上デジタルアッテネーター」を探し、「切(OFF)」に変更します。

※上記はアッテネーター機能の基本的な注意点です。

アッテネーター機能のオンオフを切り替えるだけで、受信状況が改善することがあります。またアッテネーター機能がないテレビの場合には、外付けのアッテネーターを使用するという対処法もあります。
テレビ本体のアンテナレベルと取扱説明書を確認し、受信レベルに応じた適切な設定になっているかをチェックしてみましょう。

原因2:地デジのアンテナレベルが不足している

上記のようにアッテネーターが必要な場合とは逆に、テレビのアンテナレベルが極端に低い場合には、テレビに電波が十分に届いていません。
これは、地デジアンテナ自体に何らかのトラブルが発生しているサインです。
ここでは、アンテナレベルの不足を引き起こす主な原因を2つ紹介します。

アンテナの向きや角度がズレている

地デジアンテナは、近くの電波塔(またはもっとも強い電波が届く方角)に向けて、左右の角度を正確に設置する必要があります。
この角度が最適な位置からズレると、電波を十分にキャッチできなくなります。

  • アンテナの向きがズレる主な要因
    • 長年の使用による本体やマストの老朽化。
    • 台風や突風などの強風にあおられた。
    • アンテナに大雪が降り積もり、重みで傾いた。
    • カラスなどの大きな鳥がアンテナに止まった。
    • アンテナを固定しているワイヤーが緩んだ。

前述のように地デジアンテナとBS/CSアンテナでは向けるべき方向が違うため、設置の条件によっては地デジアンテナだけに不具合が出ることがあります。
なお、アンテナが屋根の上などの高所にある場合、その角度調整は非常に危険な作業となるため、必ず専門業者に依頼してください。

アンテナ本体が故障・劣化している

テレビアンテナは基本的に、屋外で常に雨風にさらされているため、年月とともに劣化します。
地デジアンテナの寿命は、一般的なモデルで魚の骨に似た「八木式アンテナ」で、平均して10年から15年程度とされています。
なお近年のモデルである薄い箱型のデザインアンテナ(平面アンテナ)や、円筒形のユニコーンアンテナでは、寿命は15年から20年以上となります。

特に八木式アンテナは受信性能に優れる半面、昔ながらの形状から風雨などの影響で角度のズレや劣化が進みやすく、受信トラブルの原因になります。
地デジアンテナの劣化の目安と、発生する主な症状は以下の一覧の通りです。

アンテナの劣化サインと症状 発生しやすいトラブル
金属部品のサビ サビが進行すると電波の受信効率が著しく低下します。
素子(骨組み)の折れ 強風や飛来物で一部が折れると、正常な受信ができなくなります。
固定金具の腐食 アンテナが倒壊する危険性があり、早急な対処が必要です。

※上記は主なアンテナ劣化のポイントとその症例です。

上記の寿命を超えた長年、同じアンテナを使用していて不具合が生じた場合は、まずは寿命による故障を疑いましょう。
この場合は、新しいアンテナへの交換が必要です。

原因3:ブースター(増幅器)など周辺機器の不具合

アンテナで受信した電波レベルを強くする「ブースター」の故障も考えられます。
ブースターは一般的に、地デジ電波そのものが弱い弱電界地域や、住宅内に三台以上のテレビを設置する場合に、必要な電波レベルを確保するために必須となる機器です。

このブースターも電源で作動する電子機器であり、一般的な屋外用モデルは、アンテナの近くに設置される本体の増幅部と、屋根裏などに設置され、電源コンセントからアンテナケーブルを通じて本体に電源を供給する「電源部」に分かれています。

ブースターにも寿命があり、劣化すると増幅性能が低下して、お住まいでテレビ画面が乱れる原因になります。一般的にブースターは10年程度で交換時期を迎えます。
以下、ブースターの不具合と思われる場合の基本的なチェックポイントです。

  • ブースター不具合時のチェックポイント
    1. 電源の確認:ブースターの電源部にある緑や赤のランプが点灯しているかどうかを確認します。
    2. コンセントの抜け:ブースター電源部のコンセントが抜けていないか確認します。
    3. 分離型の故障:地デジ用とBS用の増幅機能が別々のモデルの場合は、地デジ側だけが故障することもあります。

また、ブースターの先でケーブルに設置される分配器(電波を複数のケーブル(各部屋)に分ける機器)が劣化し、故障しているケースもあります。
ブースター電源部のランプが消えている場合をはじめ、これら機器の劣化と思われる場合は、機器の交換を検討してください。

原因4:悪天候(強風・大雨・大雪)による一時的な受信不良

電波は水分に吸収されやすい性質があるため、大雨や大雪などの悪天候時は、テレビの電波レベルが弱くなります。
これを「降雨減衰(こううげんすい)」「降雪減衰(こうせつげんすい)」と呼びます。

以下、悪天候によるテレビ電波の減衰に対する基本的なポイントの一覧です。

悪天候による受信不良の特徴 対処法とポイント
一時的な現象である 天候が回復すれば、自然に正常な状態に戻ります。
映像にブロックノイズが出る モザイク状の四角い乱れが画面に現れます。
エラーコードが出る場合もある 電波が弱くなりすぎると、受信エラーが表示されます。

※上記は降雨・降雪減衰の主な症例です。

前述の通り、衛星放送の場合は、一定以上の激しい雨や雪で急激に受信レベルが低下するため、この場合は無理にアンテナを触らず、天候の回復を待つのが一番の対処法です。

地デジ放送の場合、雨や雪で大きくレベルが減衰するほか、一年を通した気候の影響でも電波レベルは変動します。
ただ地デジ放送の場合、アンテナの機種や設置位置、またブースターの設置によって余裕のある電波レベルを確保することで、気候や天候の影響を受けても安定した受信レベルを確保できます。
詳しくはアンテナ工事の専門業者などにご確認ください。
また、天候が回復してもテレビ画面の乱れや映らないといった症状が回復しない場合は、強風などの影響でアンテナの角度がズレた可能性が考えられます。

原因5:周辺の電波障害(建物の建設・樹木の成長など)

ご自宅のアンテナ設備などには問題がなくても、お住まいの周辺環境の変化でテレビ電波が遮られることがあります。
地デジ放送の電波は前述の通り、ある程度は広がる性質もありますが、アンテナのすぐ近くにビルなどの障害物があると、アンテナに届く電波が弱まってしまいます。

以下、地デジのテレビ電波状況が悪い、受信障害などの状態を引き起こす主な要因の例です。

  • 電波障害を引き起こす周辺環境の変化
    • 自宅と電波塔の間に、新しい高層マンションやビルが建設された。
    • 近所の大きな樹木が成長し、アンテナの前に覆いかぶさるようになった。
    • 高速道路や高架線が新設された。

これらの環境変化があった場合は、地デジアンテナを、障害物の影響を受けにくい高い位置へと移動させる必要があります。
この場合、ご自身での対応は難しいため、電波調査で適切な移設位置をチェックできる専門業者にご相談ください。

BSは映るのに地デジが映らない時にテレビ画面のエラーコードが示す意味と対処法

テレビが急に映らなくなった時、テレビ画面に「E」から始まる数字が表示されることがあります。
これはエラーコードと呼ばれ、テレビがトラブルの際に自己診断を行い、その原因を教えてくれるサインです。
エラーコードはテレビのメーカーやモデルに関係なくほぼ共通しているため、その意味を知ることで、トラブルへの正しい対処法が見えてきます。

「E202」:信号が届いていません – もっとも多いエラーの原因

地デジ放送がまったく映らないとき、もっとも頻繁に表示されるのが「E202」というエラーコードです。
これは「テレビに電波がまったく届いていない、または極端にレベルが弱い」ことを意味します。考えられる要因は、以下の一覧の通りです。

E202が表示された時の主な原因 試すべき対処法
アンテナケーブルの抜け・緩み テレビ裏や壁の端子にケーブルがしっかり挿さっているか確認する。
地デジとBS端子の接続間違い ケーブルが正しい入力端子に接続されているか確認する。
アンテナの向きズレや故障 アンテナレベルを確認し、数値が低ければ業者に点検を依頼する。

※上記は「E202」が表示される主なケースです。

この場合は、まずは本記事で紹介した「クイック対処法チェックリスト」を再度、確認してください。
そしてケーブル接続に問題がなければ、アンテナ側や室外の配線部に重大なトラブルが起きていると考えられます。

「E201」:アンテナレベルの低下

「E201」は、テレビまである程度の電波は届いているものの、映像信号が弱すぎて、テレビ映像を映し出せない状態を示します。
主にテレビ映像がカクカクしたり、ブロックノイズ・フリーズなどが出たりする状態と同時に起こります。この場合の要因と対策は、以下の通りになります。

  • E201が表示される状況と対策
    • 悪天候時:豪雨や大雪による一時的な電波減衰が原因です。天候の回復を待ちます。または減衰に対応できる受信レベルの余裕を確保できるよう、アンテナやブースターの設置について見直します。
    • 晴天時にも頻発する:アンテナの向きが電波塔から少しズレている、またはアンテナそのものの劣化が始まっています。
    • 配線部の劣化:古いケーブルを使用している場合は、新しいものに交換します。またブースターなど機器の状態も確認が必要です。

テレビのアンテナレベル画面を確認し、安定して視聴できる目安を下回っている場合には、適切な対策が必要です。
「E201」トラブルが頻発する場合には、業者によるアンテナ点検を推奨します。

「E203」:放送休止またはチャンネルが存在しない

テレビ画面に「E203」が表示されている場合は、ご自宅のアンテナやテレビの故障ではありません。
そのチャンネルが現在放送を休止しているか、放送サービスが終了している状態を示します。この場合の主なチェックポイントは、以下の通りです。

E203が表示された時の確認ポイント 具体的な行動
他のチャンネルを確認する 別の地デジチャンネルに変えて、正常に映るか確認します。
番組表(EPG)を確認する テレビの番組表ボタンを押し、放送休止時間帯でないか確認します。
深夜帯や早朝か確認する メンテナンスのために放送を休止していることが多い時間帯です。

※上記は「E203」が表示される場合の主な対処法です。

同じテレビで他のチャンネルが問題なく映るのであれば、機器の異常ではありません。
安心して、テレビ放送が再開されるのを待つか、視聴できるチャンネルをお楽しみください。
ただまれに、テレビ本体の診断ミスで、アンテナなどの不具合によってテレビに電波が届いていない場合も「E203」が表示されることがあるのでご注意ください。

【住まい別】戸建て・マンション・ケーブルテレビでの確認ポイント

お住まいの形態によっても、テレビ電波の受信方法は異なります。
具体的には、戸建て住宅、マンションなどの集合住宅、ケーブルテレビ(CATV)の場合で、それぞれ確認すべきポイントが変わります。
この項目では、それぞれの場合の確認ポイントをご紹介します。
ご自身の住まいに合った対処法を、以下の項目から確かめてください。

【戸建て】アンテナの目視確認とブースター電源をチェック

戸建て住宅にお住まいの場合は、ご自宅に設置された専用のアンテナで届いているテレビ電波を受信しています。
まずは、安全な地上から屋根の上のアンテナを目視で確認してみましょう。
確認すべきポイントは、主に以下の通りです。

  • 戸建て住宅での確認ポイント
    • アンテナの目視:アンテナがマストごと傾いていたり、折れたりしていないか下から確認します。
    • ブースターの電源:屋根裏や浴室の天井裏にあるブースターのコンセントが抜けていないか、ランプの状態は正常かを確認します。
    • 屋外配線の断線:外壁を這っているケーブルが切れたり劣化したりしていないかを確認します。

ただし、屋根の上や壁面の高所に登っての確認や作業は、転落など事故のリスクが高く、非常に危険です。
地上からの目視で異常を発見した場合や、高所の確認が難しい場合は、決してご自分で対処なさらずに、専門業者を手配してください。

【マンション・アパート】まず管理会社や大家さんに連絡

マンションやアパートなどの集合住宅では、一般的に各棟の屋上にある大型の共同アンテナで電波を受信し、ケーブルで各部屋に送信しています。
そのため、地デジが映らないトラブルが出た場合は、ご自分の部屋にあるテレビや室内配線に問題がなければ、建物全体のアンテナ設備トラブルが疑われます。

この場合の対処法は、以下の一覧の通りになります。

集合住宅での地デジトラブル確認・対応手順 実施内容
1. 近隣の状況確認 隣の部屋や別の階の住人も同じ症状が出ているか確認します。
2. 掲示板の確認 マンションの掲示板に、設備点検や不具合のお知らせがないか見ます。
3. 管理会社へ連絡 自分の部屋の配線に問題がなければ、管理会社や大家さんに連絡します。

※上記は集合住宅でのテレビ受信トラブルに対する基本的な対処法です。

集合住宅の共同設備に不具合がある場合、住民が個人で勝手にアンテナ業者を呼ぶことはできません。規約違反などのトラブルになる恐れもあるためご注意ください。
まずは管理責任者に状況を報告し、建物のメンテナンス業者を手配してもらいましょう。

【ケーブルテレビ】契約会社へ問い合わせる

お住まいのテレビ視聴環境として、ケーブルテレビ(CATV)や光テレビをご契約の場合は、テレビアンテナを使用していません。
ケーブルテレビ局から引かれた専用のケーブルや、インターネット用の光回線を通して、地デジやBSなどの映像信号を受信しています。
そのため、アンテナのような受信環境の悪化や電波障害、アンテナ機材の不具合などによる受信の問題が起こる心配はありません。

ただこれらのテレビ視聴方法でも、専用機材の不具合などにより、テレビ画面が映らなくなるトラブルは起こり得ます。
以下、ケーブルテレビで画面トラブルが起こった場合の対応の手順を解説します。

  • ケーブルテレビ契約時の対応手順
    1. STB(セットトップボックス)の確認:貸与されている専用チューナーの電源を入れ直します。
    2. ケーブルの確認:壁の端子からSTB、STBからテレビへの配線が抜けていないか確認します。
    3. 障害情報の確認:ケーブルテレビ会社の公式サイトで、通信障害が発生していないか確認します。
    4. 会社へ問い合わせ:改善しない場合は、契約しているケーブルテレビ会社に直接電話で問い合わせます。

この場合のトラブルの原因は宅内の機器か、ケーブルテレビ会社側の回線トラブルのどちらかである可能性が高くなります。
特に専用機器の不具合は、契約会社でなければ対応できませんのでご注意ください。

自分で直せない…専門業者に依頼する判断基準と費用相場

ここまででご紹介した、ご自身でできる対処法を試しても直らない場合は、テレビアンテナが故障している可能性が高く、専門業者に頼るタイミングです。
しかし業者に依頼すると言っても「どこに頼めばいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」など、一般の方にはご不安な点も多いことでしょう。
この項目では、アンテナや機材の修理・交換をアンテナ工事の専門業者に依頼すべき判断基準と、具体的な費用の相場、優良な業者の選び方を解説します。

業者依頼を検討すべき3つのケース

アンテナや関連機器は屋根の上など高所に設置されていることが多く、適切な設置には専門知識も必要なため、無理にご自分で対処しようとすると、かえって状況を悪化させたり、転落などの大変な事故を招いたりする恐れもあります。
以下の3つのケースに当てはまる場合は、ご無理はなさらず、速やかに専門業者へ相談してください。

業者に依頼すべきケース リスクと専門業者が必要な理由
1. 高所作業が必要な場合 屋根や外壁での作業は転落により命に係わる事故の危険があります。専門の技術と装備を持つプロに任せましょう。
2. アンテナが破損している場合 部品の交換や新しいアンテナの設置が必要になります。適切に設置するには、やはりプロの判断と技術が必要です。
3. 原因が全く特定できない場合 プロの専門知識と専用の電波測定器などの機材を使用しないと、正確な原因究明は不可能です。

※上記はアンテナ専門業者に依頼すべきケースの主な目安になります。

プロのアンテナ業者は、細かな電波状態や品質の差、またアンテナ不具合の要因など専門知識が豊富で、専用の測定器を使って目に見えない電波状況を数値化します。
安全かつ確実にテレビが映る日常を取り戻すためには、専門家の力を借りましょう。

アンテナ修理・交換にかかる費用の目安は?

アンテナ修理の費用は、実際の作業内容や部品の有無によって大きく異なります。
一般的なアンテナ専門業者に依頼した場合の、作業別の費用相場を以下にまとめました。

  • アンテナ工事・修理の費用相場一覧
    • アンテナの方向調整:約 8,000円 ~ 15,000円
    • 配線の修理・端子交換:約 5,000円 ~ 10,000円
    • ブースターの交換:約 15,000円 ~ 25,000円
    • 地デジアンテナの新規交換:約 30,000円 ~ 50,000円(本体代含む)
    • 古いアンテナの撤去費用:約 5,000円 ~ 10,000円

これらはあくまで目安であり、足場の有無や設置場所の難易度などの条件によっても、料金は変動します。
予期せぬ高額請求を避けるため、作業前には必ず、業者による「無料の現地調査と見積もり」を依頼してください。

失敗しない!信頼できるアンテナ工事業者の選び方

テレビアンテナ工事業者の中には、残念ながらいい加減な説明や手抜き工事などで、不当に高額な料金を請求する悪質な業者も存在します。
そこで安心して依頼でき、確実な施工をしてくれる優良業者を選ぶためのポイントを、以下の一覧でご紹介します。

信頼できる業者の選び方ポイント チェックするべき理由・詳細
1. 料金体系が明確である 見積もり後に追加料金が一切発生しないと明言している業者を選びます。
2. 施工実績と口コミが豊富 長年の実績があり、実際の利用者の良い評価が多い業者を探します。
3. 長期の保証制度がある 施工後に不具合が出た場合、 5年~ 10年の無償保証があるか確認します。
4. 専用測定器で調査を行う 勘に頼らず、電波レベルチェッカーで正確な調査を行うか確認します。
5. 自社施工である 下請けに丸投げせず、自社の熟練スタッフが施工する会社を選びます。

※上記はアンテナ工事の優良業者を選ぶための基本的なポイントです。

たとえば本記事の監修でご協力いただいた「あさひアンテナ」では、これらの条件をすべて高いレベルで満たしています。具体的には、

  • 事前の電波調査とお見積もりは、出張料やキャンセル料など含む完全無料で実施いたします。
  • 他業者との相見積もりや、修理をお急ぎの場合の即日工事にもご対応いたします。
  • 緻密な電波調査により、確実なトラブル原因の特定や、可能な限りお客様のご要望に最適なアンテナ工事をご提案いたします。
  • お見積もり内容は各項目を詳細に記載。またお見積もり後に、見積もり外の工事や料金を決して追加しないことをお約束いたします。
  • お客様のご対応に対しても高品質を追求し、身だしなみや言葉遣いはもちろん、工事や料金についてのご質問にも、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
  • 工事はすべて自社スタッフによる完全自社施工を徹底し、経験豊富なアンテナ職人による高品質な施工を、中間マージンをカットした適正価格でご提供いたします。
  • 工事の完了後には、業界最長クラスの10年保証をご用意し、末永い安心もご提供いたします。

アンテナの修理や取り付けなどの各種工事や、「あさひアンテナ」を含めた複数の社から相見積もりを取り、適正価格をご確認の上で、工事品質や保証の内容も含めて比較になることをおすすめします。
また、価格や工事内容、補償内容に加え、お電話やメールでの対応が丁寧な業者を選ぶと失敗の可能性が低くなります。

まとめ:BSは映るのに地デジが映らない問題の解決ステップをおさらい

本記事では、皆様のお住まいでも起こり得る「BS放送は映るのに地デジ放送が映らない」というテレビ画面のトラブルについて、考えられる原因とご自分でもできる解決方法、そして自分で解決できない場合の、業者への依頼などの対処方法を解説しました。
記事内でもご説明した通り、地デジ放送とBS放送(衛星放送)では、受信する電波の種類やアンテナの仕組みがまったく違うため、どちらか片方だけが映らなくなるのはよくあるケースです。
そのようなときはあせらずに、まずは以下の3つのステップで行動してください。

  • 問題解決までの3ステップ
    1. まずは自分でチェック:テレビの再起動、B-CASカードの確認、ケーブルの接続確認を行います。
    2. 原因を切り分ける:エラーコードを確認し、テレビの設定か、アンテナの不具合か見極めます。
    3. 無理せずプロに相談:高所作業やアンテナの交換が必要な場合には、速やかに専門業者へと手配します。

ご自分でできる対処法を試してもトラブルが解決しない場合は、お住まいのアンテナ設備に限界が来ている可能性が高くなります。
無理に自力で解決しようとせず、信頼できるプロの業者に調査を依頼してください。
その場合は、まずは本記事でもご紹介した「あさひアンテナ」のフリーダイヤル、メールフォーム、LINEアカウント迄お問い合わせになることをおすすめします。

お住まいでの対処、業者への依頼とも、トラブルに対して的確な修理を行うことで、いつものテレビ番組を安心して楽しめる日常がすぐ戻ってくるでしょう。

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アンテナ本体 型番
  • デザインアンテナ

    デザインアンテナUAH201
    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木式アンテナ

    八木式アンテナUA20
    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    2K4K8K対応BS/CS110度アンテナ
    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。