徹底解説!地デジ放送を受信できる室内アンテナのおすすめ機種、設置する部屋に最適となる室内用地デジアンテナの選び方とは?

2023年04月02日

今回は、ご家庭にてケーブルとテレビを接続するだけで簡単に地デジ放送が見られる、工事不要の地デジ室内アンテナについて、メリットや屋外用テレビアンテナとの違い、受信可能な条件やおすすめ商品の選び方を解説します。また部屋の中にBS/CSアンテナを設置する方法も記事内でご紹介します。

 

戸建て住宅のマイホームや、マンションなどの集合住宅などで地上デジタル放送(地デジ)や衛星放送(BS放送、CS放送)のテレビ放送をご覧になる方法といえば、現在でもやはりテレビアンテナの設置が主流です。特に地デジ放送の場合、ご自宅に地デジアンテナを設置することで、少なくとも十年以上、大きな問題がなければ数十年にわたって、地デジ放送を無料で視聴し続けることができるという、非常に高いメリットがございます。

 

ただ地デジアンテナを住宅などへ設置する際には、アンテナ本体やブースター、分配器などの各機材。また取り付け工事を担当する業者への工事費用など、ある程度の初期費用が発生してまいります。さらに現在、借家や賃貸住宅など、長期にわたってお住まいになる予定のない住居で暮らしておられる方にとって、テレビアンテナの設置は、コストパフォーマンスが悪くなるケースも考えられます。

そのような場合に、ご自宅での大掛かりな工事が不要で、ご自分でもケーブルを接続するだけで手軽に設置できて地デジ放送を視聴できる。さらに本体価格も低価格など非常にメリットの多いのが、室内に設置できる室内アンテナ、屋内屋外兼用などの地デジアンテナを設置する方法です。

他にも、現在では屋外用の地デジアンテナであるデザインアンテナを屋根裏や天井裏の空間に設置することで、住宅の見た目や外装に影響を与えない他、アンテナ本体も風雨の影響を受けなくなり、寿命が長くなるなどメリットの豊富な工法がございます。

 

ただこれらのアンテナ機種や工法が可能かどうかは、現場の地デジ電波状態や住宅の建材などさまざまな条件によって左右されるため、残念ながらどのようなエリアや現場でも設置、施工が可能というわけでございません。

このコラムをお読みになっている方にも、室内で使える地デジアンテナや屋内へのアンテナ設置工事にご関心をおもちながら、ご自宅での安定した受信が可能であるかどうか、お悩みの方もおられるのではないでしょうか?

 

そこで当コラムでは、屋内に設置できる地デジアンテナから、室内アンテナ、屋内屋外兼用アンテナ、またアンテナの屋内設置工事について、それぞれを用いた地デジ電波の受信が可能となる現場の条件から、amazon、楽天市場などネットショップでも購入できるおすすめの室内用アンテナモデル各種まで、2023年(令和5年)度の最新情報に基づき、徹底的にご紹介してまいります。さらにBS/CSアンテナの室内設置が可能であるかどうか、室内に設置できる条件についてもご説明いたします。

地デジアンテナをはじめ、各種アンテナの室内設置をお考えの方には、当コラムの内容を参考にしていただければ幸いです。

 

地デジ電波は建物の中でも受信できるのか?

ここではまず、室内や屋内にアンテナを設置して地デジ電波を受信できる仕組み、またその条件に付いてご説明いたします。

 

地デジ電波の仕組みと性質とは?

地デジ放送が戸建て住宅などの建物の内部でも受信できる条件についてご説明するためには、まず地デジ放送および、地デジ電波の仕組みから解説する必要がございます。

現在の地デジ放送が、日本国内の各地に数多くの電波塔を設置することにより、日本国内の大半の地域にて地デジの受信を可能としていることは、皆さんもよくご存じのことと思われます。この電波塔は、東京都墨田区に位置する、現在の東京のランドマークでもある東京スカイツリーをはじめ、複数の都道府県などの広範囲をカバーする大規模な送信所。そして地形や距離などにより、その送信所ではカバーできないエリアに地デジ電波を送信する、数多くの大小の中継局から成り立っております。

そもそもテレビ放送に用いられる「電波」とは、電場と磁場の影響により空間を伝播する波長(波)である「電磁波」のうち比較的、周波数が低いものを指します。そして電波の周波数とは、その電波が単位時間(1秒間)に何回の波を描くかを示す数値で「Hz(ヘルツ)」の単位で表します。例えば1秒間に1,000回の波を描く電波は、1,000Hzで「1KHz(キロヘルツ)」と表記されます。

同じように1,000kHzの電波は「1MHz(メガヘルツ)」単位となり、以下1,000倍ごとに「GHz(ギガヘルツ)」「THz(テラヘルツ)」の単位で表されます。日本の電波法による定義では、電磁波の内「3THz以下」のものが電波とされております。ちなみに電磁波は、電波より周波数が高くなるにつれ、順番に赤外線、可視光線、紫外線の光となり、さらに高周波数ではX線、ガンマ線などの放射線となります。

そして現在の地デジ電波は、UHF波(極超短波)という300MHzから3GHzの比較的、周波数が高い電波のうち、470MHzから710MHzの周波数帯が使用されております。そのため地デジ受信用のアンテナは「UHFアンテナ」とも呼ばれます。

電波は周波数帯が高いほど波長の幅が短くなり、性質的には低周波数の電波は音の性質に、高周波数では光の性質に近くなります。

具体的にご説明すると、電波は周波数が低くなるほど、波長そのものが広がりやすく物などにぶつかっても向こう側に回りやすくなります。一方で電波に乗せられる情報量は少なくなります。逆に周波数が高くなるほど電波は直進性が高くなり、特定の方向へと送信することに適する半面、物にぶつかると散乱しやすく、向こう側に回る力は弱まります。また電波に乗せられる情報量も多くなります。

現在の地デジ放送に使われるUHF波は、波長の長さは40センチから60センチ程度であり、建物などにぶつかった場合は、ある程度、反対側に回り込むことができます。ただ地上波テレビのアナログ放送時代に使われていた、主にVHF波(超短波:波長の長さ10メートルから1メートル)と、UHF波(波長の長さ1メートルから10センチ)の、波長が1メートル前後の電波に比べると、現在の地デジ電波は回り込む力が弱く、高層建築や山地などの障害物に遮断されやすくなっております。

したがって現在の地デジ放送では、電波を発信する電波塔からの距離や、電波を遮断してしまう山地、障害物などの影響により、日本国内でも地域によって受信できる地デジの電波レベルに高低がございます。

この受信できる電波レベルで、日本国内の各地域をエリア分けしたものが、強・中・弱の「電界地域」です。この電界地域は。電波の強さを表す単位「㏈(デシベル)」において、受信できる電波の強さが「80㏈以上」であるエリアを「強電界地域」「80㏈から60㏈」のエリアを「中電界地域」「60㏈以下」のエリアを「弱電界地域」と定義することが一般的です。

ただ電界地域は、法律が学術的に定義されたものではないため、場合によっては基準となる数値が異なること。また「60㏈」を基準に「強電界地域」「弱電界地域」に二分することもございます、

さらに地デジ電波の強さは常に一定ではなく、雨や雪などの悪天候であれば水分による減衰で弱まる他、一年を通した気候の影響でもおおむね「6㏈」程度の変動が生じます。また強や中の電界地域でも、電波を遮る高層建築物などの影響により、部分的に電波レベルが悪化するケースもございます。したがって電界地域はしっかりと分類できるものではなく、あくまでおおまかな目安となります。

なお、地デジ電波の基礎知識については、以下の各コラム記事でも詳細をご説明しております。

地上デジタル放送の「地デジ電波」基礎知識

地デジアンテナ設置に重要となる「強電界地域」「中電界地域」「弱電界地域」とは

徹底解説!強・中・弱の地デジ電界地域に適したテレビアンテナ工事の選び方、調べ方とは?

地デジの「水平偏波」「垂直偏波」の違いとは?

地デジ電波の強さと品質を示す「dB」「MER」「BER」とは何か?

 

地デジ電波は屋内のアンテナでも受信できるのか?

前述の通り、電波は周波数が低い(波長が長い)と音に、高いと光に似た性質を帯びてまいります。そして極端な高周波数ではない地デジのUHF波は、比較的、薄い壁などに当たった場合、金属など電波を反射、遮断しやすい素材を除けば、透過する際に一定の減衰(電波レベルの低下)は生じるものの、壁を通り抜ける性質もございます。これは屋外で大きな音が鳴った場合、壁に囲まれた室内でも、音は小さくなるものの聞こえるのと同じことと言えます。

そして強電界地域でも電波塔に近いエリアなど、屋外で受信できる電波レベルが非常に強い場所では、音のように壁を透過した地デジ電波でも、強から中電界地域レベルの強度を保てるため、室内に設置した地デジアンテナでも、地デジ放送が受信できることがあるのです。特に一般的な戸建て住宅であれば、屋根材をはじめ、壁面や窓からも透過した電波が屋内に届くことになり、屋内でも十分な電波レベルを期待できます。

ただこの点に関しては、現場一帯の地デジ電波強度だけでなく、気候や天候、また周辺の建築物などによる地デジ電波レベルの変化。さらには住宅ごとの壁面の素材、厚さなどの違いによっても、屋内に届く電波レベルが変わってまいります。そのため強電界地域であっても、すべての住宅、建築物で、屋内での安定した地デジ受信が可能になるとは限りません。その点はご理解ください。

また屋内に地デジアンテナを設置する場合は、基本的に電波塔など、地デジ電波が届く方向に向いた窓際へと設置することになります。これは一般的な住宅では、窓がもっとも薄い壁になることに加え、光の性質をも兼ね備える地デジ電波は、特に透明な窓ガラスであれば、より透過しやすくなるためです。ただこの場合も、窓ガラスに電波を反射しやすい金属の素材などが混入されている場合は、屋内用の地デジアンテナでは十分な受信が難しくなるため注意が必要です。

なお素子数、動作利得などをはじめとした地デジアンテナの性能については、以下の各コラム記事でも詳しくご説明しております。

UHFテレビアンテナ設置の性能を決める「素子」とは? 地デジアンテナ取り付け工事で高性能になる素子数の選び方を徹底解説

地デジアンテナや無線通信用アンテナの性能を示す利得、動作利得とは何か? 素子数との違いなど地デジアンテナ基礎知識も解説

地デジのテレビアンテナで受信できる方向は指向性で決まる? アプリでアンテナの方向調整に最適な角度を調べる方法も徹底解説!

 

衛星放送は屋内でも受信できるのか?

ご参考までに、衛星放送(BS放送、CS放送)を、アンテナを室内に設置して受信できるかという点についてもご説明いたします。

日本の衛星放送は、地球から約36,000キロ上空の赤道軌道上を周回し、日本の地上からは東経110度の位置に静止して見える静止衛星である、BS放送の放送衛星、CS放送の主な通信衛星から、日本国内の全域に放射する形で、直進的な電波を送信しているテレビ放送です。

衛星放送用の電波は長距離を移動するため、波長の長さは25ミリ程度の、マイクロ波「SHF(センチメートル波)」でも12GHz帯の周波数帯が使用されています。この電波を、地上に設置されたパラボラアンテナであるBS/CSアンテナを、人工衛星の方向へと正確に向け、直進的な電波をアンテナのディッシュ(反射器)に集めて受信することにより、衛星放送を視聴できます。

衛星放送の電波は、日本国内であれば基本的に全域で受信できます。ただ周波数が高く、波長が短い衛星放送のSHF波は、性質が光に近くなるため障害物に遮断されやすく、住宅の屋根や壁面などでは完全に遮断される他、衛星とアンテナとの間に建築物や樹木、その枝葉、洗濯物などの障害物があるだけでも、電波が遮断されて受信できなくなることがございます。

したがって衛星放送の電波を、屋内へのアンテナ設置によって受信することは難しいようにも思えますが、ただ高周波数の電波は性質が光に近いため、透明な一枚板の窓ガラスなどであれば、一定の減衰が生じるものの、窓を透過して屋内まで到達いたします。

そのため、東経110度の方向を向き、その方向に障害物が存在しない、一定の大きさをもつ透明ガラスの窓がある部屋の窓際にBS/CSアンテナを設置することで、室内のアンテナでも衛星放送を受信できるケースがございます。このような用途のため、一般的な屋外設置用のBS/CSアンテナを室内の窓際に立てて使用するための室内用自立スタンドも販売されております。

ただBS/CSアンテナを屋内に設置するには、設置できる窓の位置をはじめ、高周波数の電波を透過しやすい窓ガラスの種類や素材など、制約が多いため、設置の前には、アンテナ工事業者に電波調査などをご依頼になり、室内でも安定した受信が可能であるか、ご確認になることをおすすめいたします。

他にも、BS/CSアンテナには、種類は少ないながら、アウトドア用のボックス型ポータブルタイプも存在します。このようなモデルを室内用BS/CSアンテナに使用することも可能ですが、室内で確実に受信できるとは限らない。新4K8K衛星放送に対応していない。価格も50,000円前後と一般的なBS/CSアンテナの数倍になるなどのデメリットもあるため、導入には注意が必要です。

BS/CSアンテナの室内設置に関しては、詳しくご説明すると長くなるため、ここでは概要のみにとどめます。衛星放送やBS/CSアンテナの基礎知識。また屋内設置の方法など、詳しくは以下の各コラム記事をご参照ください。

衛星放送(BS放送・CS放送)の「テレビ電波」基礎知識

BS/CSアンテナ(衛星放送用アンテナ)の基礎知識

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室内に衛星放送用のBS/CSアンテナを設置してBS放送、CS放送のテレビ番組を観る方法、5大チェックポイント解説!

 

 

屋内に設置できる地デジアンテナとはどのようなものか?

地デジアンテナを室内や住宅内に設置できるパターンとしては、主に「室内アンテナの使用」「屋外屋内兼用アンテナの設置」「地デジアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置」の三通りのパターンがございます。

これら地デジアンテナの屋内設置に共通するメリットとしては、住宅の外見や外装などに影響を与えず、工事などで住宅の外部を加工する必要がない。またアンテナ本体も風雨などに影響されず、経年劣化が進みにくいという点が挙げられます。

以下、それぞれの設置法の特徴やメリット、デメリット。および設置に適したアンテナ機種についてご紹介してまいります。

 

室内アンテナとは?

室内アンテナとは、文字通り室内に設置することを前提とした、小型の地デジアンテナのことです。主に卓上型(据え置き型)と、ペーパー型の二種類に分けられます。

卓上型は、文字通り卓上や窓際など、室内でも地デジ電波が届きやすい場所に置くだけで使用できるモデルです。形状もコンパクトであり、デザインもさまざまでスタイリッシュなものが多いのが特徴です。

ペーパー型は、厚さがミリ単位である、薄くやや広いシート状のアンテナ本体を、電波が届く方向の壁面や窓などに貼り付けて使用するタイプのアンテナです。こちらも場所を取らず、壁などを通過する地デジ電波を無駄なく受信できる特徴がございます。

どちらのタイプも、室内の適切な位置に設置し、テレビ、レコーダーなど地デジ受信機器のチューナー端子とケーブルで接続するだけと、設置作業も非常に簡単で、ご自宅で行うことも可能です。アンテナ本体とテレビを直接、接続するだけになるので、アンテナコンセントがない部屋をはじめ、屋外などさまざまな場所にテレビを設置しての地デジ受信も可能となります。

また室内アンテナは価格の安さも特徴であり、地デジを受信するだけのシンプルな室内アンテナであれば1,000円台。ブースター内蔵など高性能のモデルでも10,000円強になります。地デジアンテナを屋外設置する場合の費用は、もっとも廉価な八木式アンテナですら、アンテナ工事業者に依頼した場合の設置工事費用は15,000円程度からになるため、かなり費用を抑えられます。

一方で室内アンテナは、屋外に設置される通常の地デジアンテナに比べると、受信性能が非常に低いというデメリットもございます。そのため基本的には、屋内でも十分な地デジ電波が受信できる強電界地域の中でも、電波塔からの距離や周辺環境など、地デジ電波状態に恵まれた現場でのみ使用できます。

前述のように、強電界地域であっても住宅の建材によっては、屋根や壁面などで地デジ電波が反射、散乱する。また透過する際に大きく減衰するなどで、屋内に十分なレベルの地デジ電波が届かないこともございます。そのような現場で室内アンテナを使用した場合、気候や天候などによる電波レベル低下の影響も受けて、地デジ放送の画面が乱れやすくなる、受信感度が安定しないこともございます。

また受信できる電波レベルの弱さから、室内アンテナは基本的に、一台のアンテナを一台のテレビ、レコーダーなどに接続する形の設置しかできません。屋外に設置される一般的な地デジアンテナの配線では、アンテナ本体から延びる同軸ケーブルを、まず電波レベルを増幅する「ブースター(増幅器)」と呼ばれる機器に接続し、受信した地デジ電波を必要なレベルにまで増幅します。

さらに増幅された地デジ電波レベルを、各部屋へと等分に分配する「分配器」を介することで、一基の屋外用アンテナから、複数への部屋へ、必要なレベルの地デジ電波の送信を実現しております。

しかし室内アンテナでは本体の受信性能の低さから、このような配線はできません。室内アンテナにもブースター内蔵モデルはございますが、これは本体の受信性能の弱さを補完し、一台のテレビなどでの受信に必要な地デジ電波レベルを確保するものにすぎません。またブースターには電波レベルだけでなく、電波に混入するノイズも増幅する性質があるため、室内アンテナを強力な外付けブースターに接続すると、電波の質が著しく落ちてしまい、地デジ放送の視聴に適さなくなります。

なお室内での地デジ電波レベルが低い場合も、ベランダや窓の外などの屋外であれば、電波状態は向上します。しかし室内アンテナは室内での使用を前提とした設計上、防水性能を持たないなど、屋外環境への対策が取られていないものが多く、故障の原因となるため、屋外へ置くことはおすすめできません。

これらの条件から、室内アンテナは、マイホームなどで永続的に地デジ放送を視聴するための、メインの地デジアンテナには適さないのが実態です。ご自宅であれば、アンテナコンセントがない部屋にテレビを設置する場合などの簡易的、予備的なアンテナ。または借家やアパートなどで、屋外へのテレビアンテナ設置が難しい現場での使用に向いております。

地デジの室内アンテナについては、以下の各コラム記事にも詳しい解説がございます。

面倒な工事も不要!2,000円で地デジ放送を楽しめる「室内アンテナ」について!

室内アンテナの機種選びと設置の方法

地デジ放送、衛星放送用のテレビアンテナ室内設置工事に用いる地デジ、BS/CSアンテナ機種の選び方と、必要な費用とは?

 

おすすめの室内アンテナ

家電量販店やamazon、楽天市場などでも購入できる室内アンテナでも、ランキング上位になることが多いおすすめ商品には、以下の機種が挙げられます。

 

・DXアンテナ社製「US120A/US120AW」

このモデルは、高さ122ミリ、横幅、奥行きとも100ミリと、おおまかには円筒形のような、本体の向きを変えても変化しない丸みのあるシルエットで、上部に長い持ち手がついた手桶のような、省スペース型のスタイリッシュなデザインです。本体色は「US120A」がブラック、「US120AW」がホワイトであり、それ以外は同じ機種になります。

ローノイズブースターを内蔵しており、同社の従来品に比較して、地デジ受信性能が1.6倍に向上しており。さらに本体から延びる1.5メートルのケーブルでテレビなど受信機器に接続するため、テレビなどからやや離れた窓際などにも設置できるため、強電界地域であれば室内での電波レベルがやや弱い現場でも使用できるモデルになります。

なお、楽天市場、Amazonなどによる実売価格は、3,000円台からになります。

以下、メーカー公式サイトによる紹介ページです。

・DXアンテナ「US120A」

・DXアンテナ「US120AW」

 

・DXアンテナ社製「US10KB/US10WB」

こちらは角が欠けた正方形で、やや凸型になったアンテナ本体部を、土台に立てたような形の、やはりスタイリッシュなアンテナです。本体の高さは122ミリ、横幅、奥行きとも100ミリでUS120Aシリーズと同様。やはり「US10KB」がブラック、「US10WB」がホワイトの本体色になる、スタイリッシュでコンパクトなモデルです。

このモデルはブースターを内蔵しておりませんが、アンテナ受信面の角度調整が0度から90度まで可能な他、別売りの木ネジにより壁面への設置もできます。ネットショップなどでの実売価格は2,000円を切るため、強電界地域でも室内での地デジ受信環境に恵まれた現場では、こちらをご利用になるのもよろしいでしょう。

以下は、メーカー公式サイトにおける紹介ページです。

・DXアンテナ「US10KB」

・DXアンテナ「US10WB」

 

屋外屋内兼用アンテナとは?

これもその名の通り、屋外のベランダや壁面などに設置できる他、室内への据え置き設置も可能なタイプの地デジアンテナです。

このような機種は、主にコンパクトサイズのデザインアンテナ(平面アンテナ)の他、屋外と屋内、双方での設置を前提に、コンパクトでスタイリッシュなデザインを重視した機種もございます。

屋外屋内兼用アンテナは、室内アンテナの卓上型に比べるとやや大型になる傾向はございますが、室内でも邪魔にならないサイズとデザインであり、テレビなどへの接続もケーブル一本で簡単と、メリットはおおむね共通します。また価格帯も、モデルにより5,000円から10,000円程度となります。

屋外屋内兼用アンテナは、室内アンテナに比べると地デジ受信性能がやや高く、一般的には「4素子相当」程度のものが多くなります。

「素子(エレメント)」とは屋外用の地デジアンテナにおいては電波を受信するパーツのことで、この素子の数が受信性能を決めます。またデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなど外部から素子が見えない地デジアンテナ機種では「素子数相当」で表されます。

屋外用の地デジアンテナは、強電界地域用では4素子や8素子。中電界地域用では14素子や20素子。弱電界地域用では26素子や、高性能の素子を用いた27素子、30素子などの高性能地デジアンテナ(パラスタックアンテナ)が用いられます。特に20素子(相当)のモデルは、ブースターや配線によって受信性能を調整することで、幅広い受信レベルのエリアで使用できます。

屋外屋内兼用アンテナは、屋外用の地デジアンテナに比べれば受信性能は低くなりますが、強電界地域においては十分な性能をもち、室内アンテナよりも受信レベルが安定することがメリットです。また室内への設置で十分な受信感度を得られない場合は、屋外のベランダなどに設置して、配線を屋内に引き込むことで、安定した受信が可能となる場合もございます。また機種によってはやや大型になるものの、受信性能が高く、中電界地域以下でも条件が良ければ室内で使用できるモデルもございます。

総じて屋外屋内兼用の地デジアンテナは、室内アンテナに比べると本体がやや大型となる反面、受信性能は安定しやすく、また室内で十分な受信が叶わなかった場合には、設置場所を屋外へと変更できる点もメリットと言えます。

 

おすすめの屋外屋内兼用アンテナ

・マスプロ電工社製「スカイウォーリーミニ(SKY WALLIE mini):U2SWLC3、U2SWLC3B」

「スカイウォーリー」とは、日本三大アンテナメーカーのひとつであるマスプロ電工が販売するデザインアンテナ(平面アンテナ)のブランド名です。デザインアンテナとは主に長方形などの平面型をもつ地デジアンテナで、住宅の壁面やベランダなどに設置することにより、住宅のデザイン性を乱さず、風雨などの影響も避けやすいため本体寿命が伸びるなどのメリットを持つアンテナ機種です。

そして「スカイウォーリーミニ」とは、デザインアンテナでも、2023年時点での業界最小を実現したモデルになりますその。その本体サイズは、高さ360ミリ、横幅150ミリ。厚さは上部から中央部までは55ミリ、下部3分の1程度が99ミリと、大判の単行本を二冊並べた程度の大きさになります。重量は約1キロ(ブースター内蔵型は1.1キロ)になります。

スカイウォーリーミニには、本体色がウォームホワイトの通常モデル「U2SWLC3」と、ブースター内蔵型の「U2SWLC3B」。そしてそれぞれの本体色がブラックである「BK」の、計4モデルが存在します。

スカイウォーリーミニは、受信性能では3素子から4素子相当であり、強電界地域向けの機種になります。しかし屋外屋内兼用型であるため、屋外では壁面やベランダ、マストなどに固定できて、強靭な素材により対候性も高くなっております。また室内設置では、専用の据置スタンドが付属している他、室内の壁面への固定も可能です。

屋外屋内を含めた設置位置がさまざまに選べる他、ブースター内蔵モデルもあり、もちろん非内蔵モデルでも外付けブースターへの接続が可能です。そのため強電界地域であればほとんどの現場で使用できます。実売価格は、ブースター非内蔵型は5,000円から7,000円台、ブースター内蔵型で9,000円から11,000円台になります。

スカイウォーリーミニのメーカー公式サイト。および同機種やデザインアンテナの解説は、以下の各コラム記事にございます。

メーカー公式サイト(「スカイウォーリー」シリーズ全般)

この最小デザインアンテナがすごい!スカイウォーリーミニ(マスプロ電工)

地デジ用テレビアンテナ一番人気のデザインアンテナとは? 価格から工事費用、料金相場、失敗しない業者の選び方まで徹底解説!

台風対策に最適!地デジ「デザインアンテナ」と「ユニコーンアンテナ」とは?

 

・DXアンテナ社製「US210-P」

このモデルは、やや横長で厚みのない長方形の箱のような本体を、そのまま設置するか、専用のスタンドに固定する形になる、独自の形状をもつ地デジアンテナです。長さを持つ側面の一方が、黒い帯状の受信面を持ち、地デジ電波の方向へと向ける側になり、受信面の側がやや楔上になっております。なお「デザインアンテナ」とは、広義には対候性を含むデザイン性に配慮したテレビアンテナを指すため、本モデルもデザインアンテナに含まれる場合がございます。

本体のみのサイズは高さ57ミリ、横幅307ミリ、奥行き126ミリ。スタンドを含めると高さ97ミリ、奥行きは141ミリになります。

このデザインは、同社の独自名称「フラットスリーブ方式」を採用することで、小型化、軽量化を実現しております。受信性能は4素子から5素子相当。デザインもスマートで、強電界地域であれば屋外のベランダ設置や室内設置にも使用できます。

Amazon、楽天市場などでの実売価格は、5,000円から8,000円前後になります。

以下は、メーカーによる製品の公式ページです。

・DXアンテナ「US210-P」

 

地デジアンテナの屋根裏、天井裏への設置とは?

これは室内アンテナ、屋外屋内兼用アンテナなど、室内での使用を想定した地デジアンテナではなく、通常の屋外用地デジアンテナを、住宅の屋根裏空間、もしくは一階と二階の間などにあたる天井裏空間へと設置する工法です。通常は屋外用の地デジアンテナでも、壁面に設置される平面上の薄型であるデザインアンテナが使用されることがほとんどです。

主に屋根の上に設置される魚の骨に似た形状の古典的な地デジアンテナで、同素子数相当のデザインアンテナに比べて、受信性能がやや高くなる八木式アンテナの場合は、屋根裏空間に設置する場合、設置スペースや搬入口などの条件が厳しくなります。

また八木式アンテナの本体価格や設置工事費は、デザインアンテナなどに比較するとやや割安なものの、屋根裏への設置では専用の固定具などが必要なため、設置費用ではデザインアンテナとほとんど違いがなくなります。

さらに屋根裏などの屋内設置では、受信性能の面でも、八木式アンテナと同素子数相当のデザインアンテナでは、大きな違いはございません。総じて八木式アンテナの屋根裏設置はデザインアンテナに比べ、条件が厳しくなるだけで大きなメリットがないため、使用されることは少なくなります。

他にも2023年現在の地デジアンテナ最新機種として、ポール状のコンパクトな形状を持つユニコーンアンテナがございます。ただこのモデルは最新型であるため、本体価格が他機種より高価なことに加え、受信面積が狭いため、屋根裏などへの設置には適しておりません。

デザインアンテナを屋根裏空間に設置するメリットは、地デジの受信感度が、通常の屋外への地デジアンテナ設置と大差なく、ブースターの設置により、屋内の複数の部屋のアンテナコンセントへと電波を分配できること。それでいて住宅の外観や外装には影響を与えず、アンテナ本体も風雨などの影響を受けないため経年劣化を抑えられて寿命が延びる点。さらに室内などのアンテナ設置空間も不要になる点です。

設置位置は、十分なレベルの地デジ電波が受信できれば、一階と二階の間の天井裏空間などでも問題はございませんが、通常は屋根を通過した地デジ電波により受信レベルが高くなり、スペースも十分であることが多い屋根裏空間が多くなります。

設置できる条件は、まずは屋根裏空間などで十分な地デジの受信感度が得られることになります。そのため、屋根などを透過した地デジ電波でも十分なレベルを保つ強電界地域であることが基本となります。

住宅の建材で言えば、屋根材や建材、断熱材などに、電波を遮断しやすい金属素材などが用いられていないこと。さらに屋根の上に、やはり電波を通さない太陽光パネルが設置されていない。冬場に電波を吸収する屋根の上の積雪がないなどの条件も挙げられます。

そのような受信条件が揃った現場で、屋根裏空間にデザインアンテナを設置できるスペース(約1メートル四方の空間)および、作業者とアンテナが出入りできる点検口があれば、屋根裏空間へのアンテナ設置は可能となります。

このアンテナ取り付け作業は、やはりアンテナ工事の専門業者でなければ難しく、その設置費用は、通常のデザインアンテナ設置工費(アンテナ本体と設置具やケーブルなどの基本部材込み)の20,000円から30,000円程度です。また業者によっては、そこに屋根裏設置のための特殊工費が加算されるケースもございます。

地デジアンテナの屋根裏空間などへの設置については、以下のコラム記事にも詳しい解説がございます。

徹底解説!屋根裏や天井裏にテレビアンテナは設置できる?

 

屋根裏空間への設置におすすめのデザインアンテナ

デザインアンテナの屋根裏、天井裏空間への設置に関しては、個人での作業は難しいため、基本的にアンテナ工事の専門業者へ依頼することになります。業者への依頼では、主に業者が用意したアンテナ本体や機材などを使用することになるため、お客様の側では、アンテナモデルに対する選択肢は少なくなります。

ただ一般的なアンテナ工事業者であれば、デザインアンテナの屋根裏設置を含む各工事の料金体系。および工事に使用するアンテナ本体やその他の部材のメーカー、型番などが明記されておりますので、それらをご確認の上、有名メーカーの高品質な機器、部材を使用する業者の中から、工事価格やお好みのアンテナ機器などを含めて、総合的にご選択されることをおすすめいたします。

なお屋根裏空間などでの設置に適したデザインアンテナは、一般的な屋外用の20素子、26素子相当モデルの中でも、屋外設置が行いやすい、比較的、コンパクトな機種になります。アンテナメーカーでは、日本三大アンテナメーカーである「マスプロ電工」「DXアンテナ」「日本アンテナ」や、同じく国内大手メーカー「サン電子」などの製品であれば、品質的にも信頼できます。

具体的なモデル名を挙げると、20素子相当モデルでは、DXアンテナ社製の「UAH201」およびそのブースター内蔵モデル「UAH201B」が、高さ590ミリ、横幅220ミリ、厚さ113ミリと、同素子数モデルでは最小クラスのサイズながら、業界トップクラスの高利得を誇るモデルになります。屋根裏設置の場合はさほど関係はございませんが、本体色もオフホワイト(W)、ブラック(B)、ライトブラウン(L)、ブラックブラウン(C)のカラーバリエーションがあり、さまざまな住宅の色合いにマッチします。

また26素子相当モデルでは、サン電子社製の「WAVEGATE(SDA-26)」シリーズが、高さ600ミリ、横幅223ミリ、厚さ112ミリと、20素子相当モデルと比べてもさほど差のない、同素子数では業界最小サイズで、高い受信性能を誇ります。

メーカー公式サイトにおける各モデルの解説ページは、以下の通りとなります。

・DXアンテナ「UAH201」(ホワイト)

・DXアンテナ「UAH201B」(ホワイト)

・サン電子「WAVEGATE」シリーズ。

 

まとめ

ここでご紹介した室内アンテナ、また屋内屋外兼用など屋内への設置に適したアンテナモデルは、主にAmazon、楽天市場などで人気の高い品から選んだものです。ただ前述の「マスプロ電工」「DXアンテナ」「日本アンテナ」「サン電子」など大手メーカー各社からは、さまざまな特徴を持つ室内向けアンテナ機種が販売されております。

室内に設置できる地デジアンテナをお求めの際には、各メーカーの公式サイトをご確認の上、ご自宅でお求めの条件に適したモデルをお選びになるといいでしょう。また以下のコラム記事でも、室内設置に適したアンテナ機種の選び方をご説明しております。

地デジ放送、衛星放送用のテレビアンテナ室内設置工事に用いる地デジ、BS/CSアンテナ機種の選び方と、必要な費用とは?

・地デジ用室内アンテナの最強モデルとは? おすすめできる高性能機種ランキング5選!

 

当あさひアンテナでは、地デジ、BS/CSアンテナの室内設置や、室内でのご利用に適したアンテナ機種のご紹介をはじめ、各種アンテナ設置および工事に関するご相談を、フリーダイヤル(0120-540-527)。およびメールフォームLINEアカウントにて受け付けております。

弊社では現場に出張しての電波調査、お見積もりも、出張費、キャンセル費を含む完全無料でご対応いたします。そして屋内でのアンテナの設置、使用を含め、現場の条件で可能となる限り、お客様のご要望に沿ったアンテナ工事をご提案いたしております。

実際のアンテナ設置作業については、本文でご紹介した国内大手メーカーの最新鋭アンテナ機種や同軸ケーブル、基本的な設置部材をセットにして、業界最安に挑むアンテナ設置工事価格でご提供いたします。さらに屋根裏設置などを含む取り付け工事の完了後には、業界最長クラスとなる、施工完了日からの「10年保証」もご用意しております。

 

室内アンテナのご利用や屋内へのテレビアンテナ設置をはじめ、各種テレビアンテナ工事に関するご質問、ご相談は、まずは当あさひアンテナへとお寄せいただければ幸いに存じます。

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アンテナ本体 型番

  • デザインアンテナ

    型番:UAH201(最新モデル)
    (同軸ケーブル:白か黒の2色のうち、おすすめは外壁になじむ色)

    工事費込み 25,000円(27,500円税込)

    カラーバリエーションはオフホワイトライトブラウンスーパーブラックブラックブラウンの4色から現場で選択することが可能です。同じUHF20素子相当のデザインアンテナを比較した場合、業界トップクラスの受信性能、高利得を誇る大手DXアンテナ社製。本体の厚みはわずか119mm、サイズは高さ590mm×幅220mmで業界最小クラス。コンパクトサイズのため狭い屋根裏や天井裏などへの取り付けも最適。壁面に取り付けの場合は、極細のビスを6箇所打ち込んで金具を取り付け、金具にガチャンと本体をはめ込みボルトを締めるだけの簡単施工が可能なため建物へのダメージを極力軽減できます。ブースターが必要な場合はUAH201の背面にスッキリ取り付けられる構造になっており、表にブースターが露出しないので外観もキレイに保てます(弊社では電波状況が悪くない限り、なるべくブースターも屋内の、分配器の近くに隠してしております)。修理の場合、ブースター内蔵タイプのデザインアンテナとは異なり、ブースターだけの交換をできるメリットがあります。太陽光発電システムや片流れ屋根で屋根上に屋根馬を立てられず昔ながらの八木アンテナを設置できない住宅にも最適。耐風速(破戒風速)50m/sですが、屋内や外壁など、強風の影響を受けにくい取り付け位置と形状をしているため、災害にも強いアンテナとなっております。当店人気ナンバー1の地デジアンテナでございます。

  • 八木アンテナ

    型番:UA20(最新モデル)
    工事費込み 22,000円(24,200円税込)

    その昔、八木秀次博士が発明した形状(魚の骨のような形状)からマイナーチェンジを繰り返し洗練されたフォルムとなり、中・弱電界エリアにも対応可能な安心のDXアンテナ社製。UHF20素子アンテナの性能で、吹きさらしで障害物の少ない屋根上に設置することが多いため利得が高くなっております。万が一、壁面や屋内でデザインアンテナを取り付けられない物件 にも最適。従来の鉄製の太いワイヤーとは異なり、ステンレス製の丈夫で錆びにくいワイヤー(支線)を採用。アンテナマストから屋根の四隅に向けて4本の支線を張り巡らせ、さらに張り巡らせた支線の途中からも屋根馬に向けて4本の支線をバランスよく張り、合計8本の支線で頑丈に設置しております。サイズは51.8cm×34cm×101.4cmとなっており、VHF(アナログアンテナ)と比較して、大幅なサイズダウンと軽量化がなされています。しかも耐風速(破壊風速)50m/s。地デジ放送が始まる前の時代より、屋根上に設置するアンテナは災害に強くなっていると言えるでしょう。当店で人気ナンバー2の地デジアンテナでございます。

  • 2K4K8K対応 BS/CS110度アンテナ

    型番:BC45AS(最新モデル)
    工事費込み 18,000円(19,800円税込)

    2018年12月1日以降、実用放送開始予定の4K8K衛星放送(NHKのみ4K&8Kを同時配信)に備えてオールマイティーなDXアンテナ社製のBC453をBS放送、CS放送をご覧になりたいすべての方へ提供しております(大規模な集合住宅は例外)。従来の2K専用BS/CS110 度アンテナと同じでサイズで円盤の直径は45センチ。そうでありながら、電送周波数の帯域が広いため、従来のフルハイビジョン(2K放送・約200万画素)からスーパーハイビジョン(4K放送・約800万画素/8K放送・約3,300万画素)まで受信可能です。「大は小を兼ねる」と言えます。2020年のオリンピックに向けて4K8Kの実用放送がますます拡充されるということが総務省より発表され、各メーカーの4K8Kテレビは増産がはじまり、その価格も落ち着いてきました。そのような状況のなか、あさひアンテナにも2K4K8K対応BS/CS110度アンテナの問合せが数多く寄せられております。最新式のアンテナでも、大量仕入れでコストをおさえて仕入れておりますので、低価格を実現できました。